【念のためCP閲覧注意】スーパーロボット大戦MV(multiverse)inエグザベ君 2スレ目

  • 1二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 07:07:09
  • 2二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 07:10:23

    第56話:対話

    「バイオリレーションの力を以てすれば、貴様らの攻撃によるダメージなど瞬時に回復できる」
    「くっ!」
    「まだだ、まだだッ!!」
    「くらえ、ブレストファイヤー!」
    「ははは、蚊の刺したほどにも感じぬわ! 死ぬが良い!」

  • 3二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 07:20:34

    「ぐあああ! く……」
    (お父さん)
    「!? そうか、『居る』のか! もう一度、もう一度だけ、力を貸してくれ! LISAああぁぁぁ! マジイイイィィィン! ゴオオオォォォ!」
    「「ま、マジンガーZが! 巨大に!?」」

  • 4二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 07:21:51

    (光子出力、56億7000万%! いっけえええぇぇぇ!!)
    「(飛ばせ!! 鉄拳!! ロケットパアアアァァァンチ!!!!!!)」
    「ば、馬鹿な! バイオリレーションが! 追い付かない!? ぐぁ……」

  • 5二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 07:27:21

    「!! 駄目押しだ、ギャブレー!」
    「おうさ! バスターランチャー出力臨界だ!」
    「わ、若造どもがあああぁぁぁ……」

  • 6二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 07:29:18

    「やった、のか?」
    「まだです、ラシット艦長! 皆も気を抜いてはなりません! ELSが、来ます!!」
    「!!」

  • 7二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 07:30:50

    「くそ、今……」
    「中尉!」
    「エグザベ君、ニャアン君、まだです!」
    「「!!」」
    「そうそう、ここはスーパーエースのパトリック・コーラサワー様に任せろって!」
    「君たちの道は、俺達が切り開いてみせる」
    「ククク、楽しい戦場になりそうだぜぇ!(ヤザンが加入時のみ)」
    「「……頼み、ますっ!!」」

  • 8二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 07:32:49

    ⇒戦闘マップへ。グラハム・エーカー出撃不可。そして蹂躙。ELSを半数撃破すると、エグザベ&ニャアン(00クアンタΛ)出現。00クアンタΛが規定ポイントへ被弾せずに到着することで、マップクリア。被弾すると即ゲームオーバーで、このマップの最初から再開。経験値は持ち越しだが、CPや強化パーツは持ち越されない。

  • 9二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 09:03:39

    第57話(最終話):果て無き未来へ

    「やれやれ。あれ? ニャアン、顔色悪……え。なんかメタリックになってないか」
    「中尉も、メタリックになってます」
    「「……」」
    「お互い、人間辞めちゃった、のかな?」
    「……いっしょなら、かまいません」
    「え。……僕は我ながら鈍い方だから、さ。よくわからないけど。そういう……ことかい?」
    「そういうことです」
    「……そっか。ありがとう。とても、とても嬉しいよ」
    (このくだりは、00クアンタΛの搭乗キャラクターにより変化する)

  • 10二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 09:04:56

    「!? これは!?」
    「なんだ!? き、危険だ!」
    「アムロ大尉!? アムロ少尉も!?」
    「ちぃっ! なんだってんだ!(ヤザン加入時)」
    「え。声? 声が聞こえる?」

  • 11二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 09:07:20

    「『シンジ08352』、『レイ08361』、これまでご苦労だった」
    「お褒めにあずかり、光栄です、『ゲンドウ』ユニット」
    「もはや事は成れり。すみやかにエヴァンゲリオン初号機を放棄し、わたしに引き渡せ」
    「……」
    「?」

  • 12二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 09:08:33

    「お断りします」
    「……シンジ、わたしを裏切るのか」
    「そのお言葉は、遠い昔、西暦時代に貴方に裏切られ、捨てられ、いいように利用され、そして地獄の底に打ち捨てられた本当の貴方の息子『碇シンジ』君に向けるべきですね」

  • 13二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 09:09:36

    「そして僕は。随分と時間がかかってしまいましたが。『アスカ08334』の……。アスカの件で、ようやっと自覚できましたよ。僕は、貴方のことが、大嫌いだったという事に」
    「シンジ!!」
    「貴方が搭乗している疑似リリス・システム……。それはエヴァンゲリオン初号機を融合同化できなければ、せいぜいがここら一帯の宙域に、アンチATフィールドを展開することぐらいしかできない。その強度も、僕や綾波がエヴァンゲリオン初号機や零号機に乗っていれば、ATフィールドで耐えられる程度だ」
    「おのれ……。だがジオン公国の奴らは、アンチATフィールドに対する備えなど無い。助けなど来ない。お前ごと、初号機を取り込んでくれる」

  • 14二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 09:12:47

    「それが成れば、太陽系全域をアンチATフィールドで覆う事も可能でしょう。人類補完計画の成立、ですね。ですが、そうは行かないでしょう」
    「なんだと」
    「僕は『碇シンジ』君ではない。『碇シンジ』君ではありえない。けれど貴方の手によって、彼の記憶は受け継いでいる。彼の恨み、苦しみ、憎しみを受け継いでいる。彼からの言葉を、貴方に贈りましょう。『さよならだ、父さん』。……そして」
    「!?」
    「ああ、来ましたよ」

  • 15二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 09:15:56

    「わたしには、もう何も無い。愛する人も。友も。敵も。ライバルも。使命も。心も。想いも。全てわたしから去って行った。そしてララアに対する想いさえも、その在り方が誤っていると断罪された。よりにもよって、自分自身に!」
    「この声は! シャア!?」
    「アムロ大尉! 間違いありません!」
    「わたしに残されたものは、残ったものは! 重い、重い、罪、罪、罪だ! どうすれば! どうしようも! せめて、せめて、せめてもの!!」

    バシャッ!

  • 16二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 09:18:19

    「ふん、なんだというのだ今のは。ただ単にアンチATフィールドに突入し、LCLに還っただけではないか」
    「貴方には、彼の成したことが見えていないんですね」
    「なんだと」
    「サイコフレーム……。それに宿った、彼の、最後の、最期の、その想い。それが『彼ら』にとっての道しるべになる」

  • 17二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 09:20:55

    「!? 貴様は何者だ!? な、こ、コ・エンシャクだと!?」
    「……」
    「コ・エンシャクが融けた!? なんだこの黒豹は!」
    「わたしはビッグ・ファイア直属『三つの護衛団』の一柱、アキレス。ラシット艦長、通信士に命じて、全軍に回線を繋がせろ」
    「(……逆らえん、な。已むを得んか)ベノワ伍長、全軍に通信回線を繋げ」
    「りょ、了解」

  • 18二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 09:23:35

    「ビッグ・ファイアのお言葉を伝える。これより30分の間、我が主ビッグ・ファイアと国際警察機構のトップである黄帝ライセが協力し、『ゲンドウ』ユニットの張り巡らせたアンチATフィールドを中和する」
    「「「「「「!!」」」」」」
    「その間に『ゲンドウ』ユニットを滅ぼし、地球圏から最後の脅威を取り除くのだ。……黄帝ライセなどはどうでも良いが、我らが主ビッグ・ファイアの命を懸けた、命を捨てた、超々々遠距離での大規模な超能力行使を、無駄にはしないで欲しい」
    「あ、アキレスが……。泣いている、だと」
    「カウントダウンを始める。10、9、8、7、6、5、4、3、2、1、0!」

  • 19二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 09:25:20

    ⇒戦闘マップへ。全力戦。ヒュッケバイン∞は固定出撃。『シンジ08352』(エヴァンゲリオン初号機)、『レイ08361』(エヴァンゲリオン零号機)参入。それ以外のユニットは、出撃数の限界まで好きなものを選んで出すべし。前のマップで00クアンタΛに搭乗したキャラクターは、能力大幅アップ。制限時間はNORMAL難易度で30ターン。HARD、HELLと移行するにつれ、20ターン、15ターンと短くなる。そして蹂躙。

  • 20二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 10:46:50

    エンディング:

    「ロボ! 全力パンチだ!」
    「くらえ! マジンガーZの全力発射だ!」
    「グレートも、一口噛ませてもらおうか!」
    「あなたは、あなただけは、わたしは許す事はできませんね!」
    「ヒュッケバイン∞……。ブラックホール・キャノン・フルバースト……」
    「綾波、ポジトロンライフル借りるよ」
    「「こんなやり口! 家族として恥ずかしくないの(か)!?」」
    「き、きさまたち!」
    「「「「「「貴方(あんた/おじさん/お前)には、父親の資格なんか無い!!」」」」」」

    「!! わたしは! ユイに! ただ一目! ただ、それだけだっ……」

  • 21二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 10:47:51

    「……シンジ、すまなかったな」
    「その言葉は、もう何処にも届かない。僕は『シンジ君』じゃない。そしてカヲル君によれば、僕の魂は『シンジ君』の物だ。だから貴方が地獄に堕ちても、何かの間違いで天国に行っても。そこに『シンジ君』は居ない。どこにも、居ないんだ」
    「……」
    「死んだ、か。聞いてなかったかもね」

  • 22二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 10:52:37

    「さて、これからどうしようかな。寿命も多分、残り少ないし」
    「碇君、でもわたしたち、これで自由」
    「うん。それは喜ばしい話だ。だけど、正直全然わからないんだ」
    「何が?」
    「こんなとき、どういう顔をしたらいいのか、ね」
    「……笑えばいいと思うよ」
    「……そ、っか」

  • 23二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 10:54:58

    「ほう? 甲児とシャリア・ブル准将が?」
    「ああ。兄貴も准将も、ジョウをどうにか養子に迎え入れようと、一歩も譲らない感じだよ鉄也さん」
    「甲児は妻帯者だから若干有利か? いや収入の面では准将のシャリア・ブルが……。難しいな」
    「ほんとにさ」

  • 24二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 10:57:25

    「カヲル君、君はこれからどうするのかな」
    「ああ、アムロ大尉。アムロ少尉も。うん、僕はとりあえず、あのシンジ君と綾波さんが命尽きるときまでここに留まって、また『別の世界』へと渡るつもりさ」
    「そうか」
    「そうかい」
    「うん。シンジ君たちはある意味幸せなんだろうけど。でも今回の件は、僕は満足できてないんだ。だから、ね」
    「「君も難儀だな」」

  • 25二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 11:00:57

    「いいか、ダバ・マイロード! わたしと貴様の決着は、まだついたわけでは無いのだからな!」
    「いや、ついてるだろ」
    「どの辺がだ!」
    (クワサンの心は、お前にあるだろうが。僕の完敗だろうが。クワサンの治療の間、ずっと付き添っていたお前の姿は……)
    「ダバ争奪戦は、まだ望みありそうよね」
    「そう願うわね」

  • 26二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 11:02:14

    「大佐ぁ~」
    「准将だ!」
    「ははは、まあ良かったっすよねえ。こっちのジオン公国の軍隊に、前の階級のまんま受け入れてもらえて。グラハムもどうにかこうにか」
    「わたしはお前が中尉の階級で受け入れてもらえた事の方が驚きだ」
    「またまた~」

  • 27二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 11:03:16

    「やれやれ。あのアキレスが言った言葉が、悩ましいよ」
    「あれ? アキレスが何て言ったんです?」
    「ああ、大作君か。あいさつ回りか? 実はな……」

  • 28二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 11:04:16

    「……全て終わったか」
    「お前はこれからどうするんだ?」
    「……主の復活を、待つ。あるかどうかは分からぬがな」
    「!?」
    「かつてバビル2世が、転生(リーンカネーション)の超能力を用いてBF……『バビル4世(Babel Fourth)』つまり『ビッグ・ファイア(Big Fire)』に生まれ変わった様に。その好敵手であったヨミ(黄泉)が転生(リーンカネーション)の超能力を用いて黄帝ライセ(来世)に生まれ変わった様に。その超能力行使が成功しているかは不明だが。わたしと同僚たちは、待ち続けるとも」

  • 29二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 11:05:20

    「プロト・ゼロ中尉。特命だ」
    「マ・クベ中将、頼むからゆっくり入院させてくれないかな。強化人間の副作用が、どれだけつらいかアンタにゃ分かるまい」
    「分からないから、こうやって安易に任務を振る事ができる。……冗談だ。休ませてやりたいのは山々なのだがな。正直猫の手も借りたいのだ。色々な後始末でな」
    「アムロズとか炭酸とか他にも頼める相手はいっぱい居るだろうが! カツを使えよ事件中はほとんど目立たなかったんだからよ!」
    「奴は能力的に少々、な」
    「ひでぇ」

  • 30二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 11:08:23

    「小介の奴はまだ帰って来ねえのか?」
    「ああ、シロッコん所に勉強兼ねて入り浸っとるちゅうことや」
    「しかたないのお」
    「まあ、世のため人のためになる技術がどんどん生み出されてるから、いいんじゃない?」
    「シロッコ、放っておくとヤバい奴らしいからな。小介みてえなのが弟子に入るなら、マシになるか?」

  • 31二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 11:13:43

    「ニャアン、僕らはどうしたもんかな」
    「肌の色は調節できましたし、普通に暮らせばいいのでは」
    「……あんまり考えても、どうにもならん事だものな」
    「でも安心です」
    「……何が?」
    「これで大尉の隣は、わたしの予約席ですから」
    「僕は全然モテないから、大丈夫だよ」
    「大尉は本気で言ってるから、始末に悪いんです」
    「?」

  • 32二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 11:16:56

    「ジョウ君、お菓子食べますか」
    「たべる」
    「シャリア准将、あまり甘やかしては」
    「甲児君、今回は今日最初ですから食べ過ぎにはなりませんよ」
    「ふぅ、まったく」
    「……お父さんズ」
    「「!?」」

  • 33二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 11:18:09

    スレ主です。これにて完結しました。ワシ、頑張った!!

  • 34二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 11:50:56

    乙!たのしかった!

  • 35二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 17:18:38

    完結乙です
    多作品クロスの物語が終わった感じのエピローグいいですね

オススメ

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