ここだけおばけが潜む夏休みの町 2

  • 1二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 10:37:16

    ここは某県郊外に位置するもみじ市

    そこそこの人口、そこそこの発展した街中、ちょっと街を外れるとどこまでも広がる田畑のよくある地方都市だ

    そんなありふれた街で、たのしい夏休みが始まった

    君たちは夏休みを楽しむ子どもたちになってもいいし、あいかわらず忙しなく働く大人になってもいい

    あるいは街にひそむおばけになってみてもいい

    さあ、もみじ市の夏を楽しもう



    ・現実改変、時間操作などのチートはNG

    ・直接的な版権ネタはNG、オマージュ程度ならアリ

    ・神様もアリだけどチートにならずあくまでおばけの一種に収まる範囲で

    ・その他マナー等に反する行為

    ・次スレは>>190が立てること

  • 2二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 10:39:24
  • 3二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 10:40:49

    (たておつです!)

  • 4赤い炎犬25/07/26(土) 10:47:52

    (※たておつです!)

  • 5赤い炎犬25/07/26(土) 10:49:34

    【保守】

  • 6二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 10:51:17

    (ほしゅ)

  • 7二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 10:53:13

    ほしゅ

  • 8二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 11:01:41

    保守

  • 9二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 11:10:07

    ほす

  • 10二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 11:15:29

    ほん

  • 11「滴り」25/07/26(土) 11:25:42

    仄かに皮膚から染みでる汗、セミの鳴り止まない声が耳を付く
    カンカンと照り付ける太陽は皮膚をジリジリ焼きながら、
    ただ熱さにその身を震わせる 皆がそう思っている

    「……」
    どこかにある、古びれた小さなトンネル
    近くには錆びた標識、絡み付いた植物、奥のわからない闇
    そこはとても静かで、回りには誰もいない セミすらも

    「……ポチャン」
    静かな風が流れる、水分を含んだとても涼しい風
    奥からは、淡々と水の滴りが、まるで誘うようにならされた

  • 12男の子25/07/26(土) 11:28:24

    >>11

    あつーい…

    あ、あそこ涼しそう…

  • 13赤い炎犬25/07/26(土) 11:30:50

    >>11

    わふぅ!

    【何だか面白そうなのでそっちに向かって走っていく】

  • 14「滴り」25/07/26(土) 11:43:45

    >>12>>13

    「………」

    くらいくらいトンネルの中、そこを突き進む…

    中はまるで冷房がかかっているかのように涼しくて

    皮膚に伝った汗は静かに冷たく、その存在を知らせる


    「…………」

    …入り口の光が、遠く感じられる

    奥の出口は確認できず、まるで無限に続いているかのようだ


    「ポチャン……ポチャン……」

    奥からは、唯一水の滴りが聞こえる

    暗闇から、ただただと 鳴りやまなかった

  • 15赤い炎犬25/07/26(土) 11:45:21

    >>14

    わふぅーん♪

    【ちょっと遠くに冒険する気持ちで、楽しそうにしながら尻尾を振っている】

  • 16男の子25/07/26(土) 11:55:20

    >>14

    涼しい…!

    【ちょっと冒険がてら奥に】

  • 17「滴り」25/07/26(土) 12:23:36

    >>15>>16

    「……」

    貴方たちは奥へ、奥へと暗闇の中を進んでいく…

    トンネルの中には、時折水溜まりがあって…

    古びたチラシ、ちり紙、潰されたタバコ……とゴミが時折落ちている


    「ポチャン……ポチャン……」

    奥から響く、何かが落ちる音が

    …もう出口の光は、豆粒ほどに小さくなっていた

  • 18男の子25/07/26(土) 12:25:34

    >>17

    ? あれ…? なんか音する…

  • 19赤い炎犬25/07/26(土) 12:27:28

    >>17

    わっふわっふぅ!

    【水たまりを避けながら、徐々に徐々に奥へ向かおうとする】

  • 20「滴り」25/07/26(土) 12:40:22

    >>18>>19

    「ポチャン……ポチャン……」

    …段々とゴミが増えていく

    奥に進めば進むほど、水溜まりが大きくなっていく


    「…ポチャン……ポチャン……」

    足を小走りに、奥へ奥へとかけていく…

    その炎はトンネルを照らし、回りが淡い光に包まれて…


    割れた虫かご、お菓子のゴミ、折れた虫取あみ…それが無造作に転がっていて


    水筒、ふやけた帽子、プリント、奥になればなるほど、その数は増す


    自転車の鍵、錆びた自転車、ヘルメット…


    カバン、落ちたネクタイ、薄汚れた財布、


    地面に落ちたtシャツ、女子のスカート、それが数枚ずつ


    札 砕けた塩 ちぎれた縄 折れた石像さま …     


    異質さを感じ初めた

  • 21赤い炎犬25/07/26(土) 12:50:36

    >>20

    !.......................ヴゥッ!

    【異様な雰囲気に気づき、咄嗟に立ち止まって威嚇する】

  • 22男の子25/07/26(土) 12:50:44

    >>20

    …え、なんか…多くない…?

  • 23赤い炎犬25/07/26(土) 12:57:22

    >>22

    グルルルル.......................!

    【いつでも守れるように前に立つ】

  • 24「滴り」25/07/26(土) 17:34:35

    >>21>>22>>23

    「…ポチャン……ポチャン……」

    完全な暗闇の中、辺りには大きな水溜まりが広がっていて

    回りには無数の[人が持っていた物]ばかりが積み重なっていた


    「……ポチャン……ポチャン……」

    段々と近寄ってくる、何かが水溜まりを泳ぎ、静けさの中に異質さを感じさせながら、冷たい息づかいが、肌を突き凍えてしまいそうなほどに強くなる


    「……ポチャンッ…!!」

    水溜まりに波紋が一斉に広がり、辺りの水溜まりがまるで大量の小魚でもいるかのように大量の水しぶきが吹き上がり…


    「…………ポチャン」

    …巨大な物陰が、暗闇から現れた

  • 25男の子25/07/26(土) 17:56:24

    >>24

    なっ…なにあれ…

  • 26「滴リ孵ル」25/07/26(土) 18:10:04

    「ポチャンポチャンポチャン…」

    …真っ黒な皮膚に無数のイボのような瞳、

    巨大な口に…そして三ツ又状の四本足

    大きな透けた腹からは人間の胎児のような物体が浮かんでいて

    …水の音を鳴き声として滴らせた巨大なカエルが


    トンネルの奥に、そこにいた

    >>25

    「……バシャンッ!!!!」

    カエルは口を大きく開き、お腹の中の胎児に繋がっていた

    巨大なヘソノウをカエルの舌のように飛ばし、貴方をとらえようとする!


    「バシャバシャバシャバシャ!!」

    そして水溜まりの中からは腕ほどに大きな

    真っ白なオタマジャクシが溢れ初め、あたり一面を跳ね回る!

  • 27男の子25/07/26(土) 18:15:53

    >>26

    えっ…なにあれ…

    あ…

    【捕まってしまう】

  • 28「滴リ孵ル」25/07/26(土) 18:30:16

    >>27

    「……ググッ…ボシャァッ……」

    孵ル、口へと、または胎盤へとだろうか

    口の中の無機質な赤子は、貴方を見つめながらにこりと笑う

    舌先は冷たく、生気などはない

    酷く孤独で、このトンネルを過ごしてきたのだろう


    「………」

    それは引きずり飲むように、貴方を引きずる

    一度繋がった繋がりは、昔を思い出させる

    遠くどこかへ追いやった揺りかごの思い出

    赤子はきっとそんなものはなかったのだろうが

  • 29男の子25/07/26(土) 18:34:20

    >>28

    …え…あ…

    …大丈夫…?

    【飲まれてはいるが…それでも感じ取れたその悲しみを和らげてあげようと】

  • 30「滴リ孵ル」25/07/26(土) 19:47:13

    >>29

    「……ッ」

    一瞬だけ、それの動きが停止する

    中にいる赤子は片眼を明けながら、貴方を見つめるだろう


    酷く震えたような、果てしない寒さの中に震えるような目で

    …回りのトンネルからは激しく水が滴りトンネルを濡らす


    赤子はまた目を閉じ、蛙は貴方を飲み込もうと、前よりもゆっくりとした動きで引きずり初め…

  • 31男の子25/07/26(土) 19:54:46

    >>30

    【飲み込まれかけても…それが心に響いたんだったらよかったかも、と思いながら】


    【※一応…この子動かすつもりなんですけど…】

  • 32「滴リ孵ル」25/07/26(土) 19:55:36

    >>31

    (相方さんが救ってくれるかなって…すみません)

  • 33男の子25/07/26(土) 19:56:46

    >>32

    【※大丈夫ですよ、なんでも優しくするロールが出来たので】

  • 34赤い炎犬25/07/26(土) 20:05:59

    >>31

    がうっ!

    【貴方の腕を噛みつきながら引っ張り出そうとする!】

  • 35「滴リ孵ル」25/07/26(土) 20:11:50

    >>34>>31

    「…ッバシャンッ!!」

    引っ張られた瞬間、ヘソノウが千切れあたり一面に冷たい真水がばらまかれる

    あなたは水辺に叩きつけられ、全身に肌寒さが襲うだろう


    「………ポチャン…ポチャンポチャン……!!!バシャンッ!!」

    激しい水の音をならしながら、孵ろうとするそれは全身の瞳で

    貴方たちを睨み付け、バダバダと走り初めた!!

  • 36男の子25/07/26(土) 20:16:19

    >>35

    つめたっ…

    あ…

  • 37赤い炎犬25/07/26(土) 20:17:11

    >>35

    ..................................................ga!!!!

    【自分の全身に炎を纏わせると、犬は相手の腹目掛けて突進しようとする!】

  • 38謎のスマホ25/07/26(土) 20:18:35

    >>36

    【謎のスマホが、貴方の身体から出現し、貴方の近くをふわふわと浮いている】

  • 39男の子25/07/26(土) 20:20:04

    >>38

    …?

  • 40謎のスマホ25/07/26(土) 20:24:03

    >>39

    【スマホには、貴方がこれまで手にしたお化け達(※と言っても二体だけだが)の姿が交互に映されている、うち一体は既にここにいる】

  • 41男の子25/07/26(土) 20:24:53

    >>40

    あっ、すごーい

    【少しぼーっとしている】

  • 42謎のスマホ&赤い炎犬25/07/26(土) 20:27:32

    >>41

    【スマホは今ここに呼ばれていないもう一体の方も画面に映し出されている、こっちでも機能は召喚、転送、通話の三つ】

    >>41

    わぅ!

    【遠くから昂ぶりの炎を飛ばして意識をハッキリさせようとする!】

  • 43「滴リ孵ル」25/07/26(土) 20:30:01

    >>15

    >>16

    「ッボンッ!!!」

    カエルの腹に向かって燃え盛る突進が突き刺さるものの…

    「「ッバッシャァァッ!!」」

    とタックルの衝撃からか、口の中から大量の冷水が吐き出され

    炎と火傷がまるで無かったかのように消し去られていく!! 

     

    「……ッッツ!!!」

    中の赤子は悲しそうな目で犬を見つめ初め、

    瞬間タバコの臭いと打撲音、女性の泣き叫ぶ声と男の怒鳴り付けるような断末魔が何度も響き渡ってくる…


    「……っ!!!」

    カエルの目は怒ったかのように目尻を歪ませながら、そのまま飛び上がり、押し潰そうとするだろう

  • 44男の子25/07/26(土) 20:35:36

    >>42

    え。えっと…じゃあ…召喚…?


    >>43

    …だめ!

    【炎犬の方に助に行こうとして】

  • 45謎のスマホ&赤い炎犬25/07/26(土) 20:44:04

    >>43

    【赤い犬は高速で身体を振って付着した水をある程度落としながら、後方に飛び移って回避する!】

    >>44

    【貴方の近くに青い五芒星の陣が展開され、そこから、アマヨビが出てくる!】

    ゲコ............ゲコ............

    >>43

    【蛙はそちらの方を見ると】

    ゲコ.................

    【一際哀しそうな目で、そちらを見つめた後、彼はどこからか、小さな綿を取り出す】

  • 46「滴リ孵ル」25/07/26(土) 20:54:56

    >>45>>44

    「バッシャァァッ!!」

    だんっ!!とカエルが腹で潰そうとした先、

    だがそこにはもう犬はおらず

    そこには身知らずの者がいて


    「…………ザァァッ…ザァァッ」

    目の前に現れたそれに目線を合わせ、

    カエルは静かに無数のイボの瞳で見つめ返し

    よってきた少年に向かってまたヘソノウを飛ばそうとしている

  • 47男の子25/07/26(土) 21:21:07

    >>46

    …お話してあげるからさ……

    【少し悲しそうな表情で】

  • 48雨呼び蛙25/07/26(土) 21:29:31

    >>46

    【蛙は貴方に向かって、綿をふぅっと飛ばす、その途端、綿は雨雲となって貴方の頭上に浮かび、貴方に向かって、雨が降り始めようとする、その雨は、冷たいけれど、同時に暖かくもある雨、優しい、慈しい雨、死者の心を鎮める、優しい雨、それが今、貴方の方に、優しく降り注ごうとしている】

  • 49「滴リ孵ル」25/07/26(土) 21:54:57

    >>47>>48

    「……バシャァ…!!!」

    そのまま今度こそと少年を呑み込もうとしたとき


    『…パラパラ…ザァァァ…』

    カエルに向かって無数の雨が降り注ぎ、静かなトンネルの中を不気味な水滴ではなく、雨音で満たされていく…


    「………」

    孵るそれはしばらく雨に打たれて、動きを止め

    ただ雨雲を見つめる 物騒がしい雨を


    それのヘソノウは貴方をはなし、静かになった

  • 50男の子25/07/26(土) 21:58:09

    >>49

    …あ…とまった…

  • 51「滴リ孵ル」25/07/26(土) 22:21:24

    >>50

    「……バシャ…バシャ…」

    孵るそれは広がった水溜まりの中を歩みながら

    水の中を滴らせる 赤子はぐるぐると回り、静かな音がなる


    「…………」

    ガラクタの中をかぎ分けるように、中から壊れたお地蔵を

    そこから掻き出した


    「…バシャ…バシャ……バシャ…」

    そのお地蔵はイタズラをされたように、バットで崩されていて

    ガラクタに埋まった場所には、無数の落書きがされてあった 


    何があったのか、その赤子は口がないゆえに語ることはない

    だが悲惨なことこどが隠されていたのだろう


    いつかの供養、その供養で収まった眠りは

    いつかの愚行により、歪み…いずれ孵る存在へと変貌したのだろうか

  • 52雨呼び蛙25/07/26(土) 22:22:00

    >>49

    ..........................ゲコ

    【雨雲を貴方に降らせながら、貴方の頭を優しく撫でようとする】

  • 53「滴リ孵ル」25/07/26(土) 22:43:46

    >>52

    「……ポチャン」

    静かになきながら、撫でられる

  • 54「滴リ孵ル」25/07/26(土) 23:40:39

    「……バシャァ…」
    カエルは砕けた供養のお地蔵様を集めながら
    雨の中静かにたたずむ

    「……」
    回りにいたオタマジャクシらも、それを見つめる
    きっとあの世へと導くものがなくなり、ここに閉じ込められたのだろう

    「………」
    カエルそれは、帰り道はない 孵ることもなかった
    ゆえに だからかえる道を導くお地蔵様を直せなかったのだろう

    道印をしめさなければ、それは永遠にここに閉じ込められることになる また理性を無くし生前の苦悩に包まれ人を襲うだろうから

  • 55二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 15:31:26

    実家に一か月、祖母と2人でと聞いた時はげんなりとしたが、意外と良い所じゃないか。いい体験になりそうだ...
    (市全体を自転車で見て回った)

  • 56白猫25/07/27(日) 15:40:12

    ふにゃあ…
    【神社の境内の中で昼寝をしている】

  • 57「六頭の蛇」25/07/27(日) 15:48:27

    「あぁ…熱い、本当に……いやになる」

    【6つの頭を持つ小さな蛇が、ノロノロと朝日に照らされながら歩んでくる】

    >>56

    「…神社か、少し…休んでもよいだろ」

    【小さな蛇はそういいながら、そのまま神社の下へと潜り込もうとしていた】

  • 58男の子25/07/27(日) 16:01:25

    >>56

    【邪魔しないようにしとこ…とお参りを】

  • 59白猫25/07/27(日) 16:07:06

    >>58

    みゃあーん

    【立ち上がり、伸びをすると男の子に近付いて行く】

  • 60「滴リ孵ル」25/07/27(日) 16:07:14

    (あれ?相手さんいなくなった?)

  • 61男の子25/07/27(日) 16:10:07

    >>60

    【※あ…ごめんなさい】


    >>54

    …このお地蔵さん…治せると良いね

    【できると良いな‥‥と】

  • 62「滴リ孵ル」25/07/27(日) 16:29:54

    >>61

    (同じ名前の別人だと思ってたら同一人物だったの!?)

    「ポチャン…」

    カエルはお地蔵様をかき集めながら、ゆっくりと頷いた


    だが、直せることはないだろう カエルには直すすべなど知らないのだから

  • 63男の子25/07/27(日) 16:37:10

    >>62

    うん… 治ると良いね!

  • 64男の子25/07/27(日) 16:48:42

    >>59

    どうしたの?

    【手を伸ばそうとして】

  • 65「トンネル」25/07/27(日) 16:55:32

    >>63

    「ポチャン…」

    カエルがそう一つ呟いた瞬間、

    辺りが暗闇に包まれて_

    ______

    __

    _


    気付けば、貴方たちは小さなトンネルの中にいた


    セミの声が響き、あたりは蒸し暑さに包まれる


    皮膚に伝う冷えた水滴は、汗かあのときの水か


    知るすべはなどはもう無かった


    …向こう側から、まぶしい光源が照らされ、


    壊れた地蔵が、横たわっていた

  • 66男の子25/07/27(日) 17:11:32

    >>65

    …できるだけ治してあげよう…

    【直そうとしてみるけどできなくて】

    【だけどできるだけ近寄せてなるべく、お地蔵さんが治せる人がいたら直してくれるように、そうやってあげる】

  • 67「崩れたお地蔵様」25/07/27(日) 17:25:16

    >>66

    「……がら…がら…」

    崩れた欠片が寄せ集められ、静かな風が響く

    倒れたお地蔵様を立たせ、少しでもましになるように

    いつか孵れる日を、願えるように


    「…ポチャン」

    どこからか、遠くで水滴の音がする


    ……それは、すぐさまセミの鳴き声で


    かきけされていった

  • 68男の子25/07/27(日) 17:30:59

    >>67

    …じゃあまた会おうね …治ってると良いな

    【その場から一旦離れる、また会えるかもしれない】

  • 69二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 17:39:25

    >>62

    (※いえ普通に別人です、時間ないので今日は参加できません)

  • 70白猫25/07/27(日) 17:48:07

    >>64

    にゃ〜!にゃ〜あ!

    【男の子の頭の上を、鳴きながら見つめる】

  • 71男の子25/07/27(日) 17:49:10

    >>70

    ? どうしたの?

  • 72白猫25/07/27(日) 17:54:57

    >>71

    【白猫は、グッと身を屈めるとそのまま男の子の頭の上目掛けてジャンプする】

    ニャア!!

    【白猫は男の子の頭を跳び越えて、向こう側に着地した】

    【着地した白猫の口には半透明の何かが咥えられている】

  • 73男の子25/07/27(日) 18:27:04

    >>72

    おー!

    …?

    それっておばけ…?

  • 74白猫25/07/27(日) 18:30:26

    >>73

    むぐむぐ…ゴクン…みにゃ?

    【白猫は半透明の何かを飲み込むと、男の子の方に首をコテン。と傾げた】

  • 75男の子25/07/27(日) 19:11:24

    >>74

    今さっき飲み込んだのってお化けなの…?

  • 76白猫25/07/27(日) 19:28:08

    >>75

    ん〜…わからないにゃ!

  • 77男の子25/07/27(日) 19:30:30

    >>76

    そっかぁ…


    えっ!?

    【喋った……】

  • 78白猫25/07/27(日) 19:35:11

    >>77

    にゃあ!ミーは喋れるにゃ!さっき食べたやつは美味しくなかったにゃ!

  • 79男の子25/07/27(日) 19:36:07

    >>78

    そうだったんだ…

  • 80白猫25/07/27(日) 19:38:01

    >>79

    にゃ!他の猫は喋らないのかにゃ?

  • 81男の子25/07/27(日) 19:43:06

    >>80

    うーん…最近まで見たことなかったかも

    最近幽霊見えるようになったし

  • 82猫のブローチ25/07/27(日) 19:46:39

    この前の硝子細工屋さん不思議だったなぁ…
    でも…
    【胸元にある猫のブローチをにある】
    いつ見てもこのブローチ、綺麗だなぁ…

  • 83白猫25/07/27(日) 20:07:59

    >>81

    にゃあ…きっとこれから苦労するにゃね

  • 84男の子25/07/27(日) 20:14:26

    >>83

    そうなの…?

  • 85白猫25/07/27(日) 20:17:05

    >>84

    幽霊が見えると見たくないのも見ちゃったりするにゃ

    …中にはすっご〜く怖い幽霊も…

  • 86男の子25/07/27(日) 20:18:03

    >>85

    あー…

    …でもつい最近可哀そうな幽霊さんなら…

  • 87白猫25/07/27(日) 20:23:26

    >>86

    可哀想な幽霊かにゃ?幽霊も大変だにゃぁ…

  • 88男の子25/07/27(日) 20:24:54

    >>87

    うんうん…

  • 89白猫25/07/27(日) 20:28:52

    >>88

    …ミーは猫だからそう言うのほとんど無関係にゃ

    幽霊と違って、割と楽しく生きていけるにゃ

  • 90男の子25/07/27(日) 20:30:51

    >>89

    そっかあ…

    でも話してるところとか見られたりしたら「幽霊だー!」って言われたりしない?

  • 91白猫25/07/27(日) 20:33:16

    >>90

    そうでもないにゃ

    黒猫なら違うかもだけど、ミーは白猫にゃ。あんまり疑われないにゃ

    それに、人間の足でミーに追いつける訳ないにゃ

  • 92男の子25/07/27(日) 20:36:36

    >>91

    確かに猫ってめっちゃ早いもんねー

  • 93白猫25/07/27(日) 20:37:10

    >>92

    そうにゃぁ

    人間じゃ入れないような狭いところも通れるにゃ

    逃げるだけならこっちの方が有利にゃ

  • 94男の子25/07/27(日) 20:41:34

    >>93

    なんかもうするっと隙間に入っちゃうもんね…

  • 95白猫25/07/27(日) 21:04:25

    >>94

    猫はいいにゃ

    お金も稼がなくていいし、猫好きな人ならご飯もくれるにゃ

    でも、猫も大変な時があるにゃ

  • 96男の子25/07/27(日) 21:09:31

    >>95

    そうなの?

  • 97白猫25/07/27(日) 21:11:04

    >>96

    そうにゃ

    たまに猫好きのふりをした酷いのがいるにゃ

    そう言うのに騙されて捕まると、酷い目に遭っちゃうにゃ

  • 98男の子25/07/27(日) 21:12:39

    >>97

    猫好きのふりをした…?

  • 99白猫25/07/27(日) 21:15:55

    >>98

    猫を虐待する奴らにゃ

    あいつらは酷いにゃ。あつらのせいで怪我をした仲間をいっぱい見てきたにゃ

  • 100男の子25/07/27(日) 21:18:52

    >>99

    …そうなんだ…

    ニュースで見たりするけど…可哀想だよね…

  • 101白猫25/07/27(日) 21:20:28

    >>100

    うにゃ…でもいい人もいっぱいいるにゃ!

    ミーの話を怖がらないで聞いてくれる、君みたいないい人がにゃ!

  • 102男の子25/07/27(日) 21:35:54

    >>101

    そういわれると嬉しいなあ…

  • 103白猫25/07/27(日) 21:42:57

    >>102

    にゃ!

    …そう言えば、帰らなくていいのかにゃ?

  • 104男の子25/07/27(日) 21:46:00

    >>103

    ? まだ大丈夫じゃない?

  • 105白猫25/07/27(日) 21:48:17

    >>104

    いやいや…側から見たら、白猫と話してる可哀想な子に見えるにゃよ?君

    ミーは別に疑われても大丈夫だけど、君はやばいんじゃないかにゃ?

  • 106男の子25/07/27(日) 21:49:55

    >>105

    そうかな…? ここら辺ってあんまり人いるのかどうなのか…

  • 107白猫25/07/27(日) 22:00:40

    >>106

    え〜っと…壁に耳あり障子に目あり。だったかにゃ?

    そう言うことわざがあるくらい、人の目はいろんなところにあるのにゃ

  • 108男の子25/07/27(日) 22:03:04

    >>107

    んー…でもこうやってゆっくりするのが好きだから

  • 109白猫25/07/27(日) 22:06:52

    >>108

    にゃ〜

    君がいいのなら別にいいにゃ

  • 110男の子25/07/27(日) 22:07:57

    >>109

    なら良かった〜

  • 111白猫25/07/27(日) 22:11:55

    >>110

    ミーは君みたいな子、嫌いじゃないにゃ

    話していて楽しいにゃ

  • 112男の子25/07/28(月) 08:07:07

    >>111

    そう? えっ嬉しいな…

  • 113白猫25/07/28(月) 10:41:09

    >>112

    にゃあ

    …にゃ!やばいにゃ!そろそろ猫集会に行かにゃきゃ行けない時間にゃ!

    ごめんねにゃ。また会えたらその時もお話ししたいにゃ

    【くるりと後ろを向くとどこかへ駆けて行く】

  • 114二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 12:23:55

    ..........................
    【もみじ市外れの山の上に、大きな紅葉の樹が立っている】

  • 115二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 12:26:34

    このレスは削除されています

  • 116男の子25/07/28(月) 13:43:39

    >>113

    じゃあねー!

  • 117「野花の怪」25/07/28(月) 18:47:41

    >>114

    【小さな色とりどりの小花が、モゾモゾと動いている…】


    「アツイ ヒカラビソッ…ミズガナイ」

    【…頭に当たる部位は花、そこに羽衣のようにまとった葉、そして胴体と腕は茎、足は根でできている…】


    【とても小さな、怪異の集団が現れた】


    「……モミジ?マダナツ、オカシイ?ダケド…」

    「アツイ、ヤスム」

    「ワレモ」「ワレモ」「ワレモ」「サンセイ」「ミズホシイ」

    【怪異立ちは紅葉の大木に近寄り、葉影に入ろうとしていた】

  • 118万寿楓25/07/28(月) 20:39:48

    >>117

    ................................

    【木陰に入ると、さっき貴方達が暮らして、見ていた夏の光景の他に、秋の光景、冬の光景、春の光景が四方に映されている】

  • 119二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 21:57:59

    【蝉が鳴いている】
    【蝉時雨、とは言い得て妙だ。まるで雨のように、夏の風物詩が辺りに降りそそいでいる】

  • 120「野花の怪」25/07/28(月) 21:59:31

    >>118

    「!?」

    【全員が体を硬直させながら、わらわらしはじめ】

    「イジョウジタイ!」「テンキソウソウ?」「フユハダメ!」「フセロッ」

    【とある団体はパニックになったように木のふもとでゴソゴソと走り回り】


    「マテ、ハシルナ ココニイヨウ」「カンサツ、カンサツ」

    【と体格の比較的大きな集団は回りをなだめようとして】


    「キレイ」「ステキ」「ナニコレ?」

    【と頭が芽な個体は府抜けたように光景を見つめていた】

  • 121万寿楓25/07/28(月) 22:30:25

    >>120

    【四季の光景が四方を囲む異様な光景、貴方は、どこから戻りますか?】

  • 122万寿楓25/07/28(月) 22:36:37

    (※今日はもう落ちます、お疲れ様でした)

  • 123二次元好きの匿名さん25/07/29(火) 06:34:25

    【田んぼに風が吹いている】
    【青々とした一面の緑が風に揺れる。まるで水面のようだ】

  • 124白猫25/07/31(木) 16:28:43

    にゃあ〜…猫会議ようやく終わったにゃぁ〜
    …おばあちゃんのところでも行こうかにゃあ

  • 125二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 11:18:10

    【白い砂浜、青い海、照り付ける太陽、沿岸部はまだ、古き良きあの頃を残している】

  • 126男の子25/08/03(日) 22:14:51

    【いろんなオバケにあったなぁ…と思い出していて】
    (燃えてた犬って…あれ大丈夫なのかな? まぁ…オバケだろうし…いっか!)

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