- 1二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 23:38:36
ぼくたちは ひかれあう
水滴のように 惑星のように
ぼくたちは 反発しあう
磁石のように 肌の色のように - 2二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 23:51:10
ぼくは ただ きみに
さよならを言う練習をする - 3二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 23:53:51
この世のすべては
あなたを追い詰める為にある - 4二次元好きの匿名さん25/07/26(土) 23:56:18
どいつもこいつも、
ぶっ壊れちまえ - 5二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 00:01:27
一歩踏み出す 二度と戻れぬ
三千世界の 血の海へ - 6二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 00:11:59
罪無きあなたは 太陽のよう
罪深きあなたも 太陽のよう - 7二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 00:15:53
すきだよ
しぬほど - 8二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 00:33:35
軋む軋む 浄罪の塔
光のごとくに 世界を貫く
揺れる揺れる 背骨の塔
堕ちてゆくのは ぼくらか 空か - 9二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 01:27:07
私に翼をくれるなら
私はあなたのために飛ぼう
たとえば この 大地のすべてが
水に沈んでしまうとしても
私に剣をくれるなら
私はあなたのために立ち向かおう
たとえば この 空のすべてが
あなたを光で射抜くとしても - 10二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 01:31:56
もし わたしが雨だったなら
それが永遠に交わることのない
空と大地を繋ぎ留めるように
誰かの心を繋ぎ留めることができただろうか - 11二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 01:38:10
王は駆ける
影を振り切り
鎧を鳴らし
骨を蹴散らし
血肉を啜り
軋みを上げる
心を潰し
独り踏み入る
遙か彼方へ - 12二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 02:33:28
誇りを一つ捨てるたび
我等は獣に一歩近づく
心を一つ殺すたび
我等は獣から一歩遠退く - 13二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 09:47:57
君が明日 蛇となり
人を喰らい 始めるとして
人を喰らった その口で
僕を愛すと 咆えたとして
僕は果して 今日と同じに
君を愛すと 言えるだろうか
※白露本人というよりは彼女と彼女が延命治療してきた魔陰の身達とセットでお考えください - 14二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 10:07:43
ただ執拗に 飾り立てる
切り落とされると知りながら
ただ執拗に 磨き上げる
切り落とされると知りながら
恐ろしいのだ 恐ろしいのだ
切り落とされる その時が
切り落とされた その髪は
死んだあなたに 似てしまう
髪も爪も みな宝物のように
美しく飾り立てるのに
なぜ自らの体から切り離されただけで
汚く不気味なものとなってしまうのだろう
答えは簡単
それらは全て
自らの死した姿に ほかならないからだ - 15二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 14:34:28
血のように赤く
骨のように白く
孤独のように赤く
沈黙のように白く
獣の神経のように赤く
神の心臓のように白く
溶け出す憎悪のように赤く
凍てつく傷歎のように白く
夜を食む影のように赤く
月を射抜く吐息のように
白く輝き 赤く散る - 16二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 15:13:24
降り頻る太陽の鬣が
薄氷に残る足跡を消してゆく
欺かれるを恐れるな
世界はすでに欺きの上にある - 17二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 15:30:43
僕が こんなにも若く
こんなにも未熟であるということが
老いさらばえ
完全無欠である大人達には
どうにも許し難いことのようなのだ - 18二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 15:35:06
散りて二度とは 咲かずとも
炎のごとくに 散るぞ美し - 19二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 15:44:38
そう、何ものも
私の世界を 変えられはしない - 20二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 15:46:45
ああ おれたちは皆
眼をあけたまま
空を飛ぶ夢を見てるんだ