【念のためCP閲覧注意】エグザベ君がウルトラ変身者に良いと思ったけど思い直してまた思い直した話

  • 1二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 00:27:34

    エグザベ君って、GQ世界の地球圏に何処ぞのウルトラ族やって来た時に合体されたらその善良さとこっそり実は無茶苦茶優秀なところで大活躍しそうと最初は思った。ああ、あと【念のためCP閲覧注意】てのは、最近のウルトラシリーズってヒロインけっこう出るから。というかセブン時代でもアンヌ(略)。エグザベ君が毒牙に掛かる(毒牙に掛ける方じゃないのに注意)パターン面白そうだし。カテゴリが『ロボット関連』なのはエグザベ君だからだけど、特撮ヒーローとで死ぬほど悩んだのはナイショ。

  • 2二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 00:29:07

    だけどエグザベ君クッソ真面目だから、任務放棄して変身するの無理じゃね? とか思ったりして。と言うかウルトラ系変身者って、『行方不明』になるタイミングけっこう悪すぎて、責任追及とかされてクビにならんの何で? って思う事多々あるし。実際作戦上で抜け出したらヤバい感じのときに、まあやむを得ないときはあるけど、そうでもない場合のときも抜け出して変身してるの多々あるし。っていうか脱出TACの場合、数十億円はするであろう機体が無傷なのに脱出して変身すんな。ウルトラマンガイアの我夢はよくやった、偉いぞ。

  • 3二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 00:30:24

    一体化しなくても方法によってはウルトラマンにはなれるぞ、エグザベくんなら光の適性あるだろうし…

  • 4二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 00:31:55

    でもってその後再度思い直した。なんか彼の場合、初代マンのハヤタの『バカを言え! 棚からボタモチ式で勝利が得られるか! ウルトラマンは、我々が力一杯戦った時だけ力を貸してくれるんだ!』とか、セブン最終回のキリヤマ隊長の『(セブンを見)ダン! 行こう! 地球は我々人類が自らの手で守りぬかなければならないのだ!』って言う教えを、きっちり守り抜きそうな気がしまして。だもんで、あんまり変身しないって言うか、主役系ウルトラマンがホイホイ変身して戦って色々失敗したりするのを裏方で(こっそりウルトラな超能力使うのも含めて)サポートして、いざ変身するときも熟考に熟考を重ねてようやく変身したあげく、主役系ウルトラマンの致命的失敗を支えたりしてボロッボロになったりしてでも地味にしぶとく頑張るタイプのサブトラマンが似合いそうって言うか。

  • 5二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 00:32:03

    任務は大切だがそもそも秩序第一の民優先だから天秤にかけて苦悩しながらも変身するエグザベもありえる

  • 6二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 00:32:26

    セブンガーアースガロンなどMSに乗る系なら問題ないぞ
    戦闘不能になったと見せかけてコックピット内で変身すればいい
    隊長の癖に一人抜けして変身するシャアみたいなウルトラマンもいるし大丈夫

  • 7二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 00:34:10

    改行使えスレ主

  • 8二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 00:35:24

    >>7

    すいません。

  • 9二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 00:38:02

    エグザベくんってウルトラマンより仮面ライダーのイメージだわ

  • 10二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 00:39:06

    「極力変身しない」で頑張ってるエグザベ想像しやすい
    エグザベ自身に出来ることがそれなりにあるし自分のやるべきことを把握してやれるだけやってそれでもダメなら…で超法規的な力を頼るのもあり
    直感的な判断もできるし戦闘時はそれを運と割り切って命を委ねることもできるから状況が悪すぎるときはすぐさま変身も選べるかな

  • 11二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 00:40:55

    ギリギリまで頑張って、ギリギリまで踏ん張って、ピンチのピンチのピンチの連続に変身するエグザベくん?

  • 12二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 00:41:44

    >>9

    異星人から地球守ってるよりは悪の組織から怪人が送られてくるから都度対処してるイメージよな

  • 13二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 00:45:57

    仮面ライダーならエグザベくんにはG3-Xだなと思ってしまった

  • 14二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 01:45:33

    というわけで、こんなの考えた。
    考えて、しまった。
    なんか、orzった。

    第1話【コロニー再建の地で】

    「残念だけど、地球がヤバくなったから再建中のサイド4かー。ラグランジュ5ポイントだから、サイド6とも離れてるし、まあ多少気楽かな。色々世話してくれてるヒゲマンは、ありがたいよね」
    「マチュ、ラグランジュ5ポイントって何」
    「わたし理系じゃないから良く覚えてないけど、地球と月との重力の関係で、コロニーとか宇宙基地とか安定した軌道に置ける場所みたい」
    「そうなんだ」

    ゴゴオン!!

    「何!?」
    「建物が! マチュ、危ない!」
    「ニャアン!」

  • 15二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 01:49:08

    『目を覚ましてください』
    「「え」」
    『危急の折に、互いに互いを庇い合えるその友情。素晴らしい』
    「あ、あんたたち何?」
    「この空間は。キラキラとは、ちょっと違う」
    『『わたしたちは、ウルトラ族、宇宙警備隊の新人で、双子の姉妹です』』
    「「え」」
    『貴女たちは今、瀕死の重傷を負っています』
    『わたしたちは、貴女たちと合体する事で、その命を保護しています』
    「「え」」
    『『今後地球圏は、未曽有の危機に見舞われます。どうか、わたしたちと共に、戦ってください』』
    「「え、え、えええぇぇぇー!?」」

  • 16二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 01:53:45

    『え。わたし、『ウルトラウーマン・アッシーミ』なわけ?』
    『えっと。わたし『ウルトラウーマン・クリソス』……』
    『けど、建物壊して暴れてるあの怪獣? 機械と生物が混じったようなの』
    『とりあえず、止めないと。嫌な臭いするし、やっつけちゃっていいんだよね』
    『わけわかんないけど、やったろうじゃん! 殺されかけたし!』
    『わかった』

  • 17二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 01:58:01

    『まずいまずいまずい、光線外れた!』
    『あ、あ、あ……。建物にあたりそうに……。それを護って白いギャンが。ちゅ、中破、あ、エグザベ中尉? え?』
    (何を呆けている! 白いMSのパイロットは無事だ!)
    『『!!』』
    (そんなヒマがあったなら、リカバリーだ! まずは怪獣を!)
    『『わ、わかった!』』

  • 18二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 01:59:30

    (……痛たたた。死ぬかと思ったよ)
    (…………)
    (なんだろう、この『光』は。意志が無いわけじゃない。『彼女たち』を叱咤したのは、僕じゃなくこの『光』の意志だ)
    (…………)
    (おい、何か応えてくれてもいいだろ?)
    (…………)
    (やれやれ。……護ってくれて、ありがとうな)
    (…………)

  • 19二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 02:02:05

    「エグザベ君、災難でしたね。それと、ご苦労さまです」
    「いえ、ご心配お掛けしました大佐」
    「早速ですが、通達です。今回の騒動を受け、上層部はあの化け物を『怪獣』と呼称することに」
    「『怪獣』ですか」
    「そして上層部は『特殊災害対策室』を設立、そのメンバーとして暫定的にですが、わたし直属の部下をまるごとそこに移籍します。無論、君とコモリ中尉のことです」
    「はっ」
    「現状の実働戦力はわたしと君だけなので、すみませんが貧乏くじを引いてもらいます」
    「……了解しました」

  • 20二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 03:38:50

    第4話【翼の騎士】

    「1バンチコロニーと、今再建工事中の8バンチコロニーで怪獣が!」
    「二手に別れるしか、無い! 無いけど!」
    「今まで2人でどうにかこうにかだったのに……」
    「でも、やるしか無い! ニャアン、わたしが1バンチ行く!」
    「わ、わかった! じゃあ8バンチ行く!」

  • 21二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 03:40:52

    「エグザベ君、わたしはノーマルのギャンで1バンチコロニーに出撃します。君は……」
    「了解です! サブフライトシステム装備のギャンで8バンチに」

  • 22二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 03:42:14

    (…………)
    (? 何か言いたいのか?)
    (……何故、お前は)
    (何だ?)
    (…………)
    (また、ダンマリか)

  • 23二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 03:45:06

    『速い! これじゃ光線技は! あっ、ダークグレーのギャンが』
    「ウルトラウーマン・アッシーミ! それは貴女の戦い方では無いでしょう! わたしが足止めをします!」
    『(えっ。光の国の訓練校で習った戦い方は)!! ヒゲマン! わかった!!(えっ、えっ)』
    「そうです。行きなさい」
    『まだ名前の無い光斧!(えっ)』

    ダキュッ!!

    『やった! ありがとヒゲマン!』

  • 24二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 03:46:53

    『こいつ、スピードはほどほどだけど、頑丈さが並じゃない……。光線は外れないけど、あたっても……』
    「うおおおぉぉぉっ!」
    『羽の生えた白いギャン!? エグザベ中尉!?』
    「くぅっ!! これでも!」
    『(すごい……。でも人類の武器じゃ)わたしの光線でもほとんど駄目なのに(わたし1人じゃ)』
    「諦めるな!!」
    (な!? …………)
    『えっ(えっ)』
    「ウルトラウーマン・クリソス、だったな! そうじゃない! こうだ!」

    グギャアアアァァァ!?

    『精密に、的確に、相手の急所を狙って……。そうだ、そうなんだ』

  • 25二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 03:48:58

    『八つ裂き光輪!(えっ。2つの八つ裂き光輪を!? 思念で、ウルトラ念力で軌道を制御して!?)こんなもの、ビットの応用で!』

    ダシュッ!! ザンッ!!

    『やった! 中尉、ありがとう!(いえ、こっちの言葉向こうには)』
    「よし! やったな!」
    (…………お前、は)
    『あ、カラータイマーが。苦しい……。(は、はやく帰って変身解きましょう)』

  • 26二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 03:53:33

    (何故お前は)
    (少しは喋る様になって来たと思ったら、そればかりだな)
    (…………)
    (……僕の舌で、味はわかるんだろう? 何か食べに行こうか)
    (…………)

  • 27二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 03:55:59

    すごい長編が始まってる…!

  • 28二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 04:06:03

    既存のネームドウルトラマンでエグザベくんと組ませて面白そうな奴誰かいないかな……

  • 29二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 04:18:11

    >>28

    スレ主です。この話考え始めてから、既に予定してる奴はいます。

  • 30二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 04:38:05

    第8話【ULTRAMAN】

    「すぴー……。んー、むにゃむにゃ」
    (……お前は)
    「……すー」
    (闇が無い、わけではない。普通に怒る。普通に嘆く。普通に悔やむ。普通に憤る。普通に泣く。なのに、何故お前は。何故ここまで『普通に』いつの間にか、自然に前を向けるのだ。何故我慢をしているのに、内に溜め込まぬ。何故苦しみ憎しみが暴発せぬのだ)
    「すぴー……」
    (3年前に、お前を食い散らし依り代にしようと融合したが……。何故だ、何故お前を我が物にできない。先頃表に出てきて以来、何故お前は己(オレ)を『光』と見る。己は『闇』なのに。そのはずなのに。どこからどう見ても、お前の精神は、お前の肉体は、只の『人』なのに)
    「んー……むにゃむにゃ」
    (そして……。『諦めるな』か……。よりにもよってその言葉……。何故己は、あのときウルトラウーマンどもを叱咤激励など、してしまった。何故だ。何故お前は)

  • 31二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 04:39:09

    「えーっ!?」
    「ニュースだと3ヶ所で!?」
    「どうしよう……」
    「と、とりあえず近い場所から行くしかないよ」
    「できるだけ急いで片付けて、急いで行くしか!」

  • 32二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 04:40:20

    「エグザベ君、近場の2ヶ所にはアッシーミとクリソスが出現した事がわかっています」
    「では一番遠くには、僕がサブフライトシステム装備のギャンで急行、時間稼ぎを!」
    「頼みます。わたしも旧式ですが宇宙艇に牽いてもらって、可能な限り急行しますので」

  • 33二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 04:42:19

    「到着しましたが……。エグザベ君のギャンは……。!? 撃墜されている、だと!? 彼の思念は……。!?」

    BGM:ネクサス -Encounter-

    『やっと着いた! えっ……』
    『え、エグザベ中尉のギャンが! あっ……』
    「く、黒い……」
    『『黒いウルトラマン!?』』
    「……カラータイマーが、無い。胸にY字型の赤い光体が……」

  • 34二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 04:43:29

    「デュワッ!」

    ばぎぃっ!
    グギャアアアァァァ!?

    「瞬間移動!? い、いや高速移動ですか!? そして手から光の鞭を放ち、動きを封じて殴る蹴る……」

    「ダーッ!」

    『腕を十字に組んで、光線を!』
    『怪獣が、爆発しないで光の粒子になって……』

  • 35二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 04:44:30

    「こちらエグザベ中尉です。すいませんシャリア大佐、貴重なサブフライトシステム装備ギャンを……」
    「いえ、いいんですよ。生きていてくれれば。怪我は?」
    「擦り傷だらけですが、重篤な物は」
    「そうですか。いちおう病院には掛かってくださいね(……あの黒いウルトラマン。やはり)」

  • 36二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 04:50:41

    スレ主です。むっちゃヤバい奴ですけど、サブトラマン枠です(笑)

  • 37二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 06:25:35

    起きたらなんか始まってた…
    誰とは判明してないがネクサスから持ってきてるのは趣味がいいなスレ主

  • 38二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 07:10:15

    あの口振り…そして“諦めるな”…

    ザギさん…?

  • 39二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 07:57:37

    第11話【サイコガンダムMkⅢ】

    「まずい事態です、大佐!」
    「どうしました、コモ……!?」
    「あ、今『読み』ましたね」
    「そんな事はどうでもいいです。エグザベ君にもちゃんと聞こえる様に、説明を」
    「頼むよコモリ中尉」

  • 40二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 08:02:42

    「とてつもなく厄介な事象です。地球連邦軍過激派、ティターンズがやらかしました」
    「すさまじくまずい事態だね……」
    「サイコガンダムは覚えてるわよねエグザベ君。ティターンズのバスク少佐は、ムラサメ研にソレの改良を延々と指示していたのよ」
    「まずいよそれ」
    「更にまずい事に、ジオンの諜報部が拾って来た情報だと、ティターンズは怪獣を1匹確保してたらしいのよ」

  • 41二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 08:03:42

    「よりにもよって、その怪獣は電子生命体。今の情報工学の技術じゃ人類には到底生み出せない、電子怪獣よ」
    「まさか、それを」
    「ティターンズはそれを充分制御できると信じ込んで、最新型サイコガンダムに植え付けて、サイコガンダムMkⅢとして完成させた『つもり』だったの」
    「シャリア大佐、僕は頭が痛くなって来たんですけど」
    「安心してくださいエグザベ君。わたしもです」

  • 42二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 08:04:42

    「結局のところ、サイコガンダムMkⅢは『怪獣として』完成し、制御を離れパイロットの強化人間と視察に来ていたバスク少佐を『取り込んで』暴れ出した」
    「シャリア大佐、頭だけじゃなく胃が痛くなって来たんですけど」
    「安心してくださいエグザベ君。わたしもです」
    「もっと安心していい事があるから、エグザベ君も大佐も気を確かにもってね」

  • 43二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 08:06:17

    「前回と、あともうしばらく前の合計2回、わたしたちウルトラウーマンやウルトラマンの力を借りずに怪獣退治できたわよね」
    「うん。まあ相手が総合力はともかく、弱点が明確だったからね」
    「それで実績ができちゃったのがねえ……。地球連邦軍の穏健派閥、ゴップ大将に泣き付かれたわ。そしてアルテイシア陛下のご裁可が下りちゃった」
    「まさか」
    「地球行きよ。MS怪獣サイコガンダムMkⅢ殲滅作戦。とりあえずお2人には作戦立案おねがいします。わたしは何も思いつかないから」

  • 44二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 08:07:19

    「データは?」
    「あるだけ全部、執務室のPCに送られてきてるわ。あと追加情報とかは順次来る予定だし」
    「ティターンズが出し惜しみとかしなかったのかい?」
    「ティターンズの中枢で暴走事故、っていうか、電子怪獣は飼いならされているフリしてたんでしょうけどね。おかげでティターンズは麻痺状態」
    「なるほど」
    (マチュ君たちに、情報流しておくべきでしょうね)

  • 45二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 08:08:22

    「ウルトラウーマンに変身すれば、ロハで地球旅行できるのいいわね」
    「でも長期間滞在するわけにもいかないし。ロハでさっさとサイド4戻ろう?」
    「終わってからね。ヒゲマン、もしかしたら気付いてるかな」
    「気付いてて、秘密にしてくれてるんじゃないかな。心、読めるんでしょ」

  • 46二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 08:09:22

    「あ、ヒゲマンたちが仕事始めた」
    「いろいろ攻撃とかして、進路微修正して、活火山の上を……」
    「なんか色々機材を噴火口の周りに置いてるね」
    「なんの機材なんだろ。あ、『空調機』形態のサイコガンダムMkⅢが、噴火口に落ちた」

  • 47二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 08:10:45

    「やれやれ、お金が掛かりましたね。ミノフスキー粒子発生器を並べて、サイコガンダムMkⅢのミノフスキークラフトの作動バランスを噴火口の上で崩す」
    「バランスが崩れたサイコガンダムMkⅢは噴火口の上で上下反転して、ミノフスキークラフトの勢いのまま噴火口にドボン、ですか。初代ウ○トラマンの科特○みたいな作戦ですね」
    「やめてください、コモリ中尉。君がイメージしているのはスカ○ドンの回でしょう。あれだと○特隊は失敗に次ぐ失敗じゃないですか。エグザベ君が必死になって怪獣の侵攻ルート捻じ曲げたんですから」

  • 48二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 08:11:54

    「「……火口から這い上がってきましたね」」
    「2人とも下がって! うおおおぉぉぉ!!」
    「まずいですね、千日手です。敵の攻撃はあたりませんが、エグザベ君のギャンの攻撃もまったく通用してません。このままでは推進剤が切れます。といいますか、ドロドロに融解してるのに動いてますね。MS怪獣じゃなくて溶岩怪獣ですよ今は」
    「ミノフスキークラフトで空飛ばなくなっただけ、多少は」

  • 49二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 08:12:55

    『あー、もうしょうがない!』
    『行こう!』
    (……来てくれましたか、マチュ君たち。……ウルトラウーマン)
    『うわっちいいいぃぃぃ!?』
    『溶岩きらい!!』
    (えーと、大丈夫でしょうかマチュ君たち)

  • 50二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 08:13:58

    「くそ! こっちだ! こっちに注意を向けろ化け物! うわあああぁぁぁ!!(やられない)」
    『やるじゃんロッカーマン! 名前付いた光斧、シャインアクス!!』
    『中尉、見て下さい! 八つ裂き光輪、出せる数、操れる数、増えたんです! 8つも!』
    「助かりますよ、エグザベ君。これで我々が無力だったなどと言われないで済みます」
    「今後の予算に関わりますからね。あ、推進剤切れて海にギャンが落ちました」
    「心配してあげたらどうですか」
    「ア○シ隊員枠とイデ隊○枠を足して2で割らない人員ですかね」

  • 51二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 08:15:38

    (……お前は養殖物だとか本物ではないとの扱いを受け、何故平然としている)
    (ああ、あんたも勘違いしてるタイプか)
    (何?)
    (僕は自分が養殖物だとか本物じゃないとか思ってはいるけど、卑下してるわけじゃないぞ)
    (!!)
    (努力や運でどうにかなる部分はどうにかしているし、僕が本物じゃなくても養殖物でも、自分にできる事柄にはなんら変わりはないだろう? 本物を褒め称える言葉には使うけど、自分を蔑む言葉じゃないとも思ってるから)
    (な…………!!)
    (!? おいおい、どうした! だいじょうぶか!? なんか動揺してるみたいだが!?)
    (…………)

  • 52二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 08:17:23

    ピンポイントで地雷というか急所を踏み抜いて平然としている男、エグザベ・オリベ(笑)。

  • 53二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 08:31:14

    あの…その人(?)なにしても模造元ばかり求められてアイデンティティも危ういのでお手柔らかに……

  • 54二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 08:32:47

    ザギさんだとしたらかなりピンポイントで痛い事言われてるもんな…
    ノアの“代用品”として造られた存在だから...

  • 55二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 08:46:50

    このヒゲマン、実は最終回にキングと一時的に融合してましたとかやっててもおかしくない

  • 56二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 09:15:20

    なんでエグザべ中尉に昇進してるの?スパロボと同じスレ主?

  • 57二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 09:36:00

    >>56

    スレ主です。まあ、はい。あと中尉ぐらいにしとかないと、色々と。

  • 58二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 09:37:22

    第17話【敵は人間】

    『このままじゃ、あいつ4バンチコロニーに突っ込んじゃう!』
    『なんとか止めなきゃ! だけど……』
    (○してやる○してやる○してやる○してやる○してやる○してやる○してやる!!)
    『だめだ、だめだってば! 正気に戻って!』
    『あなたの子供が亡くなったのは、事故なの!』
    『相手は当事者ではあるけど、犯人じゃないってば! 責任ないんだよ!』

  • 59二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 09:38:23

    「惨い話です。子供を亡くした母親が、恨みをつのらせてそこにちょうど来た怪獣と同化」
    「ひどい……。犯人なんて、いないのに」
    「……」
    「……エグザベ君、体調が悪そうですね。最近、激務が続いていましたし、体調管理の不行き届きを責められませんね」
    「!? !! ……申し訳ありません、医務室とは言いません。自室で休んでもよろしいでしょうか」
    「エグザベ君!? 大佐!?」
    「許可します。よほどの緊急事態が起きない限り、呼び出しませんので」

  • 60二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 09:39:51

    『……もう、駄目だ。この『人』、○す、しか、手が無』
    『待って、マチュ。『わたし』がヤる。わたしの手はもう既に、血で汚r』

    BGM:ネクサス -Appearrance-

    「デュワッ!!」

    『『黒いウルトラマン!!』』

  • 61二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 09:41:54

    「ヘアッ!!」

    BGM:18 ネクサス -Descent-

    『『姿が、変わった!?』』

    (……エグザベ君。何を……)

  • 62二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 09:43:40

    BGM:18 ネクサス -Heroic-

    『光が!』
    『黒いウルトラマンと、怪獣を取り巻いて!』

    『『消え、た』』

    (……遠くから。遠くから、エグザベ君の、深い悲しみが、伝わってくる……)

  • 63二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 09:45:22

    「エグザベ君、もう体調は?」
    「大丈夫です」
    「そうですか。……本当に、ご苦労、様でした」
    「……」

  • 64二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 09:46:46

    (……何故だ。お前は、心の底から泣いただろう。慟哭しただろう。だが、どうしてこんなにすぐに立ち直れる)
    (過去に捕われて動けないままだと、皆タヒんじゃうじゃないか。だから、僕は可能な限り早く、立ち上がる)
    (お前は……。全身の傷口から流した血潮で血みどろになり、血涙を流し、血反吐を吐き、それでも立ち上がるのか)
    (うん。血を吐きながら続ける悲しいマラソンを、死するその日まで走り続ける覚悟はあるつもりだよ)
    (化け物か)
    (ひどいな、ははは)

  • 65二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 09:47:46

    (その様な化け物のお前に、聞きたい事ができた)
    (何だい?)
    (宇宙の平和を守るため、人類……いや、それを含む知的生命体が害悪だと知ってしまったら、お前はどうする。此度の『母親』の様に、知的生命体すべてを切り捨てる判断をするか?)
    (しないんじゃないかなあ)
    (何故だ)
    (極論になるけどさ。そんなこと言うなら、宇宙全てが宇宙の平和にとって害悪だろ?)
    (…………)

  • 66二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 09:48:48

    (いつか宇宙は、それその物の存在を維持できなくなり、冷えて熱的タヒを迎えるって言うじゃないか)
    (…………)
    (そんな意味の無い判断をするよりも、ひとつひとつケースバイケースで考えるよ、僕はね)
    (…………)
    (もっとも、それを他人に押し付ける気もないけど。でも目の前で、人類を滅ぼそうとしているやつがいるなら、全力で止めるけど)
    (…………)

  • 67二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 09:52:01

    もしかしてスレ主さん、セブン好きでシャリアとエグザベ君でMAV組んでクラバに出るスレ立ててた人…?

  • 68二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 09:53:13

    >>67

    スレ主です。なんか皆さんことごとく的中させてくれますねw

  • 69二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 09:55:24

    >>68

    言葉選びに既視感を感じまして…(血を吐きながら続ける悲しいマラソン等)


    これ以上はスレチになりますので黙りますね

    スレ主さんのペースでお話続けて下さいね、楽しみにしています

  • 70二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 10:11:51

    11話に出てたサイコガンダムMkⅢに憑依してた奴ってまさか……
    (予想外れてたらごめんね)

  • 71二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 10:38:44

    >>70

    スレ主です。ごめんなさい、これはハズレでしたw ガイアのクリシスゴースト⇒ミーモスがいちばんイメージに合いますかね。

  • 72二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 10:50:05

    >>71

    あぁ、それだと>>65のセリフにも納得ですね>知的生命体が害悪

  • 73二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 13:06:08

    第20話【溝呂木眞也】

    「あんたら! 抵抗しないおっさんに何やってんの!」
    「やっべ、逃げろ!」
    「ったく、クソガキどもが」
    「大丈夫?」
    「ああ、助かっ……った。ぐっ……」
    「怪我、してんの?」
    「まあ、な」

  • 74二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 13:07:13

    「医者、行く?」
    「いや、金も無いしな。それに……行くわけにはいかん理由も、ある」
    「……後ろ暗い?」
    「ああ」
    「……そ、か。ちょっと待ってて」

  • 75二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 13:08:14

    「これは?」
    「そこのドラッグストアで買って来た、医薬品。たいしたもんじゃないけど」
    「……すまん。礼を言わせてもらう」
    「……名前くらいは教えなさいよ」
    「俺は、シンヤ・ミゾロギ、だ」
    「「ミゾロギさん……」」

  • 76二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 13:10:52

    「……姫屋、千樹、野々宮、孤門、理子……凪。俺が『現界』したこの世界、腐りきってると思ったが……。悪くは、ないのかもしれん」

  • 77二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 13:11:57

    『きゃあああぁぁぁっ!』
    『うあああぁぁぁっ!』
    「……この程度、か。どうやら宇宙警備隊の新人は、年々質が落ちている模様だな」
    『ぐ、あんた、は……。何者、だ』
    『光線が、跳ね返され……。切断系も、バリア、で』
    「最近の新人宇宙警備隊員は、座学も駄目なのか。バルタン星人を知らんとは」
    『(え、嘘。いや手がハサミになってるけど)な、何? 知識と違うの?』
    『(違うわ。こんなマッシヴじゃないはず)強化してあるって、こと?』

  • 78二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 13:12:59

    BGM:ネクサス -Appearrance-

    「ダーッ!!」

    『『く、黒いウルトラマン!!』』
    「こやつは……。データがほぼ無いが、名前だけは……。たしか、ウルトラマンネクサスのアンファンス形態? いや、しかしこの黒い色は?」

    「グアウッ!」
    「ふ、アンファンスではなあっ!」

  • 79二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 13:14:03

    BGM:ネクサス -Descent-

    『『また姿が!』』
    「ほほう、ジュネッス形態か。しかし黒色とは? フン!」
    「ガァッ!!」
    「……だが、妙だな。先ほどのアンファンスといい、想定データを大きく下回っている? 並のウルトラマンと、大差ないではないか」

    (……く、一度この身を微塵に打ち砕かれて消滅しているからな。エネルギーも、何もかも、まったく足りぬ)
    (僕は、僕は諦めない! 何度だって! 立ち上が……え?)

  • 80二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 13:19:35

    『ミゾロギさん!?』
    『来ちゃダメ! 逃げて!』
    「……ぐ、ううう、うおおおあああぁぁぁーーー!!!!」
    (溝呂木眞也!? 馬鹿な! 何故ここに! 何故この世界に!?)

    BGM:魔人降誕

    (俺はあの日、あの瞬間から『現象』と化した。条件が合致するとき、俺は虚無より『現界』し、自動的に戦うだけの存在……。ただの『現象』だ。その条件は、『悪くない』世界であること、そして『ウルトラマン』が敗北しかけていること、『ウルトラマン』が『諦めなかった』こと……)
    「ダーク・メフィスト!?」
    「違う。俺は……この『現象』の名は、『ウルトラマン・メフィスト』だ」

  • 81二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 13:23:03

    「つ、強い。が、勝機は見えたぞ。そこだ!」
    「ぐはっ!!」
    「どうやら腹部に既に致命傷を負っているようだな!」

    (くそ! 立て! 立て! 動け僕の足! よし! まだ立てる! 立てるなら、まだ戦える! ……え?)
    『ミゾロギさん! え?』
    『わたしたちだって! え?』

    「ふ、俺の出番は、ここまでの様だ。『諦めるな』……だった、な」

    (『『光、が』』)

  • 82二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 13:25:41

    『ミゾロギさんが、光、に』
    『光になって、消え……え? 何、このチカラ』
    (!! チカラが! 湧き上がる! メタフィールド展開!!)

    BGM:ネクサス -Heroic-

    「馬鹿な! ここは!? なんだ!? わたしのエネルギーが!?」

  • 83二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 13:26:59

    『うあああぁぁぁ! シャインアクス!!』
    『10連八つ裂き光輪!!』
    (二人とも、下がれ!!)
    『『え……この声』』
    (くらえ!)
    「こ、コア・インパルスだと! ぐあああぁぁぁ……」

  • 84二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 13:33:32

    このレスは削除されています

  • 85二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 13:35:38

    BGM:ネクサス -Disappear-

    『ま、まって! 貴方は! ウルトラマンネクサスは! もしかして!』
    『ちょ、ニャアじゃないクリソス!』
    『あ、消えちゃっ……った』

  • 86二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 13:36:38

    (……溝呂木眞也が、単なる『現象』だとは言え、ウルトラマン、に)
    (知り合い、かい?)
    (あれは……。己(オレ)が闇に堕とした。闇に堕ちた敗北者だったのだ)
    (ふうん)
    (怒らぬのだな)
    (いや、どんな事情があるか全然分からないからさ)
    (…………)

  • 87二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 13:37:38

    (でも、本質はいい人だったみたいだね)
    (……闇に堕ちた者も、ウルトラマンとなれるのか? あやつが放った光が、己はそれを闇に変換しておらぬのに、そのまま、そのまま光のまま、己のチカラとなったのは何故だ?)
    (知らない。だけどさ)
    (…………)
    (あんたの力で変身した僕は、自分を『ウルトラマン』だと思っているよ)
    (!!)

  • 88二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 13:37:58

    近頃のウルトラマンは正体バレに関しちゃかなり無頓着なんだよな
    むしろ積極的に現地人の協力求める場合もある

  • 89二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 13:40:43

    (そろそろ、さ。あんたの名前、聞かせてもらえないかなあ)
    (Dark Zagi……。ダーク・ザギ、だ)

  • 90二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 13:48:15

    >>88

    スレ主です。

    一応各キャラは以下のスタンス。

    ・マチュニャアン

    一般人⇒秘匿

    ヒゲマン⇒自分からは言わないけどたぶん知ってる

    コモリン、エグザベ⇒自分からは言わないし、たぶん知られてないだろ(エグザベ側は気付いてる)


    ・エグザベ

    一般人⇒秘匿

    ヒゲマン⇒確実に知られてるけど口には出さない

    コモリン⇒ぜんぜん気付かれてないし、可能な限り秘匿

    マチュニャアン⇒やべ、気付かれたか?


    ・溝呂木

    どうせただの『現象』だし、もうどうなってもいいや♪

  • 91二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 14:18:05

    これは……「偽物」が自分自身を受け入れて「本物」になる話じゃな?

  • 92二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 14:56:18

    >>88

    ウルトラマンが高次元の救世主(神仏的)存在から、彼らもまたしがらみと苦悩を抱えた隣人ですという扱いに変わっていった影響で物語の描きかたも変わっていったように思う

  • 93二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 15:48:42

    第27話【光の巨人との付き合い方】

    「最近ウルトラマンネクサス、出てこないねー」
    「うん」
    「なんでだろ。もしロッカーマンが正体だったら……」
    「……何か気に入らない事でもしちゃったのかな」
    「ちょ、ニャアン! だいじょうぶだって! 中尉さんだから、きっと忙しい……の……かも」
    (違うと思います)
    (たぶん、光の国の訓練校で、ウルトラマン殿がしてくださった講義の内容に関わる事かと)

  • 94二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 15:49:47

    「アッシーミ!」
    「クリソス……」
    「どゆこと?」
    「というか、ウルトラマンって種族の名前みたいなもんじゃ」
    (ちょっと違います。たしかにウルトラマンとは、わたしたちの様な宇宙警備隊員として働いて、その中でも高尚な精神性を持った敬意を受ける人物を指す、代名詞のような物でもあります)
    (ですが、ここで行っているウルトラマン殿とは、わたしたち光の国の住人達の中で、もっとも最初にウルトラマンと呼ばれた方の事です)
    (彼をウルトラマンと呼んだのは、もともとわたしたちの星であるM78星雲光の国がある多元宇宙の、その宇宙に存在する地球の人たちでした)
    (ウルトラマン殿は、大きな失敗もしましたが、その世界の地球で輝かしい働きをして、ウルトラマンと呼ばれる様になり、それに感銘を受けて我々の種族もウルトラ族と名乗る様に)
    (ええ、素晴らしい方です。大きな失敗もしましたが)
    「「……何やったの」」

  • 95二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 15:50:50

    (えっと)
    (護送中の凶悪怪獣を逃がしちゃって、それを追いかけてたら地球人と交通事故起こして死なせちゃって)
    「「……」」
    (そ、そしてその地球人と合体して命を救って、罪滅ぼしのためとその地球人との友情のために1回死ぬまで地球のために戦って)
    (それで、それで)
    「あー、うん。ドジったはドジったけど、尊敬される高尚なヒトだってのは重々」
    「あー……。うん」

  • 96二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 15:52:26

    (そのウルトラマン殿が特別講師として訓練校で講義をしてくださった内容なのですが。地球人たちの防衛チーム、この世界の『特殊災害対策室』に相当する『科学特捜隊』のお話でした)
    (『科学特捜隊』のメンバーの1人が、気力を無くしてしまったのです。特に大事な、科学兵器開発中枢メンバーの方が。自分たちがどんなに頑張っても、怪獣や宇宙人を倒すのはウルトラマンだ、自分たちには存在意義が無い、と)
    「「あー……」」
    (そしてそれに対する答えなのですが。『バカを言え! 棚からボタモチ式で勝利が得られるか! ウルトラマンは、我々が力一杯戦った時だけ力を貸してくれるんだ!』と)
    (そういう事です。ですがそのメンバーの方がそれに納得するまでに、大きな、それは大きな、犠牲が……)
    「「……」」

  • 97二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 15:53:43

    「わたしたち『ウルトラマン』は、人間たちが手の届かないときに支える存在であって……」
    「人間たちを甘やかす存在であってはいけない……」
    (そうです)
    (その通りです)
    (もっとも、わたしたち個人レベルで言うなら)
    (そこまで徹してもいられない、というところです。どうしても、目の前での被害者を想うと)
    (どうしても、手を出してしまいます)
    「難しいね」
    「難しい……」

  • 98二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 15:54:50

    「つまりウルトラマンネクサスが出て来ないのは」
    「エグザベ中尉だったとして、中尉があくまで『人間として』の働きに重きを置いてる、ってこと」
    「なるほど、あのロッカーマンも深く考えてるんだ」
    「中尉は頭いいよ」

  • 99二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 15:55:59

    「もし、貴方がエグザベ・オリベ中尉ですか?」
    「? はい、どちら様でしょうか」
    「わたしはこういう者です」
    「名刺……。外星人第14号メフィラス星人さん、ですか。貴方の前に13人も?」
    「その大半はあのウルトラウーマンたちの前に太陽系から逃げ去り、残りは彼女たちと『貴方』の前に滅び去っていますね」
    「なるほど」

  • 100二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 15:57:12

    「で?」
    「わたしとしては、地球人類と交易を目論んでいます。『ウルトラマン』である貴方とは、可能であれば協力を、そうでなければ黙認をお願いしたく」
    「……」
    「もっとも、それを妨害しようと言うならば……光の国そしてその周辺国家、光の国を含む共同体のルールで言う過干渉に」
    「情報収集不足、ですね」
    「は?」

  • 101二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 15:58:25

    「『ウルトラマン』は確かに、人間たちを甘やかすべきではないと、思います。人間たちでできる事は、人間たちの手から取り上げてはいけない。でも僕は、貴方の行動はそれを余裕ではるかに超えてしまう案件だと判断しました」
    「ふ、ですがルールでは過干s」
    「僕の中にいるのが『光の国のウルトラマン』だと、誰が言いましたか?」
    「!!」
    「M78星雲光の国、U-40、O-50……大半のウルトラマンは、これらの出身であり、それらのルールに、掟に縛られますね。でもね? 僕の中に居る僕の『友』は、そのどれでもない。そして『友』が言っている。……貴方がた、メフィラス星人は、宇宙随一の詐欺師、だと」

  • 102二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 16:00:42

    (逃げ帰ってくれた。あんたが僕の内から威圧感出してくれて、助かった。ありがとう)
    (居候の代金だと思え)
    (だけど礼を言っておくよ。改めて、ありがとう)
    (フン……。以前、溝呂木により、エネルギーが補充できたので、力がある程度復旧しただけだ)
    (ふふふ)

  • 103二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 16:23:13

    こっちにもいるのか山本耕史……

  • 104二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 17:48:58

    良かった
    ワリカン負けするエグザべ君はいないんだね

  • 105二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 19:26:32

    第34話【戦いの合間に】

    「あ、ロッカーマンとコモリン」
    (……コモリ中尉)
    「ロッカーマンはいい加減よしてくれないか、マチュ君」
    「はいはい、エグザベ中尉殿。今日は何よ」
    「コモリ中尉の発案でね。たまの事だし、君らを誘って遊びに出ようって事だ。シャリア大佐ももろ手を挙げて賛成してくれた」
    (コモリ中尉の……)

  • 106二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 19:27:51

    「と言うわけで、マチュ君はコモリ中尉とだ。ニャアン、車用意して来たんで、乗ってくれ」
    「「え」」
    「何か変?」
    「いやコモリン」
    「んー。昔からマチュって、深い意味で『美味しそう』だと思ってたのよ。で、いいチャンスだから」
    「え゛」
    「冗談よ」
    「じょ、じょうだんですよね、そうですね、あはははガクブルガクブル」
    「冗談よ」
    「その『冗談』って、文脈のどこにかかるの?(滝汗)」
    「ちゃんと『美味しそう』とか『いいチャンス』にかかるから、安心なさい」

  • 107二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 19:29:59

    「いやだって、ニャアンが可哀想だもの。自分で自分の心を分かってないのが見てわかるもの。そろそろ荒療治でもして自覚させないと、取り返しがつかなくなってからじゃ遅いの」
    「……コモリン、ロッカーマンの事好きなのかと思ってた」
    「顔はいいと思ったわよ? でもね? 恋人にするにはなんか性格とか色々真っ平らの安定しすぎてて。と思ってたら、最近『特殊災害対策室』が設立されてからなんだけど、今度は妙におっかない雰囲気が」
    「おっかない?」
    「そうよ? 恋人にしたいタイプの危険な感じ、とかじゃなくてね。なんとなく893とか反社のヒト的な怖さが滲み出て来てね。いえ、人畜無害だからニャアンを連れていかせたわ。だけど、なんというのかしら。人畜無害なまま、ちょうど次元の位相がズレた場所からヤバい雰囲気が出てる感じ? 困ったわね、うまく表現できないわ」
    (……あー、コモリンもウルトラマンネクサスの事、感じ取ってるのか。文字通りの超人相手じゃ、感じ取れるなら怖いかー。でもわたしは怖くないのかな。感じ取れてない? それともアッシーミって格段に弱っちい?)

  • 108二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 19:31:35

    「ニャアン、とりあえずコロニー北端の植林公園地域に行こう。お弁当作って来たから、そこで食べようか」
    「それ、まるで彼女にするみたいじゃないですか」
    「んー、その辺どうなのかな。友達に助言受けたけど、気になるならとことん気にしろ、ただ微妙な関係を打破したいならあえて色々無視して突っ走るのも手だ、って」
    「打破したいんですか」
    「うん」
    「……」
    「正直、このままだと居心地が悪い。だけど君との関係が破綻するのも、自分の心が自分で見えてないからわからないんだが、ただ感覚的にソレは御免だと思う。だから助言に従って、打破する」
    「めんどくさい人ですね」
    「僕もそう思う」
    「のれんに腕押し」

  • 109二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 19:34:27

    「マジで美味しいですね。対抗心と劣等感とが厳しいです」
    「褒められたと思っておこう。助言くれた友人がグルメでね。彼の場合、僕が味見するだけで彼も味がわかるんで。満足行く調理するには、かなり苦労と努力を重ねたよ」
    「そうですか。……え?」
    「どうかしたかい?」
    「……味見すればご友人も味が。え? え? ……あの、それ言ってもよかったんですか」
    「ニャアンにもそういう友達、いるんだろ? 僕は鈍くても、友人が異様なレベルで鋭いからさ。で、このままだと色々アレだから、ぶっちゃける事にした。マチュ君の友達にも、あとで話通しておいて欲しい」
    「……はい。でも、なんかもう頭ぐちゃぐちゃで、わけわかです」

  • 110二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 19:35:42

    「で、今までが真面目じゃ無かったとは言わないけど、真面目に本題に移ろう。ニャアン、僕は自分の気持ちはわからない。でもニャアンがいなくなったら、と考えると物凄い寂寥感に襲われる」
    「せきりょうかん、ってなんですか。学校行ってないんで、習ってません」
    「うん。ひっそりとして寂しくて、満たされない気持ちとか様子だよ」
    「そう、です、か」
    「そういうわけだから、一足飛びに彼氏彼女っていうのは無理でも、とりあえずプライベートで友達になって欲しい。これまで気付いてなかったけど、これまでは仕事上の付き合いだけだったからね。恐ろしいことに」
    「恐ろしいんですか」
    「恐ろしいんだ」
    「わかりました。お友達からで。握手、いいですか」
    「勿論だ」

  • 111二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 19:39:23

    「で、だ。僕の友人と、君の友達、きちんと紹介しとこうと思うんだけど」
    「はい。では、わたしの友達、ウルトラウーマン・クリソス、です」
    (ウルトラウーマン・クリソス、です。よろしくお願いします。そちらはウルトラマン・ネクサスさんですよね)
    (否。ネクサスやネクストは、元はと言えばウルトラマン・ノアの劣化モード、省エネモードと言うべきものだ。そして己(オレ)はノアとある意味同族に近い。……ある意味で、もっともかけ離れた存在だが、な)
    (え゛)
    (それ故に、己の省エネモードがネクサスになるのは理の当然だ。己の本来の名は、ダーク・ザギ)
    (え゛。だーく・ざぎ、って、あの伝説れべるの悪のうるとらまん……。ガクブルガクブル。ぷしゅー)
    「ザギ、あんたあまり脅かさないであげてくれないかな」
    (……簡潔に己の情報を述べただけなのだがな)
    「あわあわ、あわあわ」

  • 112二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 19:45:08

    「直接に、クリソスの恐怖が流れ込んで来たので、ちょっとアレでした」
    「正直ごめん。ザギがそこまで光の国のウルトラマンたちにとって恐怖の存在だったとは」
    (軟弱な……。む?)
    「!!……皆。無粋な輩が『来る』よ。流石にこれは、人類の能力じゃ対処できない。クリソスさんは、ミクロ化は?」
    (ひっ! は、はい、できます)
    「よくわかりますね、中尉」
    「僕の超感覚は、基本ザギのソレに僕のNT能力でちょこっとだけ下駄はかせたものだからね。ザギを褒めてやって。宇宙細菌ダリーか、面倒な奴が……」

  • 113二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 19:46:11

    「面倒な奴と言う割には、あっさり終わりましたね」
    「変なののせいで時間取られたけど、今日は楽しかった」
    「……握手、してください」
    「うん」
    「じゃ、また今度」

  • 114二次元好きの匿名さん25/07/27(日) 20:32:06

    ここのダークザギの声優は加藤厚成氏にやってほしいな

  • 115二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 00:03:20

    このレスは削除されています

  • 116二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 00:08:02

    第40話【特訓、特訓】

    (あう、あう、あう)
    (タヒぬ……。タヒんじゃう……)
    (まったく軟弱な)
    「ザギ、あんたもう少し手心を」
    (否。アッシーミもクリソスも、そしてその宿り主たちも。このままではタヒぬぞ)
    ((「「「!!」」」))
    (もとはと言えば、こやつらが己(オレ)に特訓をして欲しいと申し出て来たのも、ウルトラ族の超感覚で、かすかにではあるがソレを感じ取っていたからだろう)

  • 117二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 00:13:37

    (こやつらは、あまりに未熟者。本来であらば、今後来たるであろう脅威を乗り越えるのは不可能に近い、いや不可能そのものだ。間違いなく、光の国の者達は脅威度の見積もりを誤っていたのであろう。こやつらを充てるべき任務では無い。いや、己がかつて蹂躙した、そして腹立たしく苛立たしい相手ではあるがノアの助けがあったとは言え己に一泡吹かせた、あのウルトラ兄弟ですらも、危ういというレベルの脅威が来襲する。それが己の超感覚によって感じ取れるのだ)
    ((そ、そんな!?))
    (あらためて問うぞ。この特訓、続けるか?)
    ((……!! 続けます! お願いします!!))
    「そんな奴らが来るんだね」
    「わたしたちも、がんばる」

  • 118二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 00:15:47

    (貴様たちの唯一の希望は、貴様たちが双子のウルトラウーマン、姉妹のウルトラウーマンであるという事。本来であらば合体はウルトラホーン無くして行えぬ至難の業。なれど貴様たちであらば。不可能ではなく。そして今の貴様らからは信じがたい恐るべき能力を。短時間ではあるが、得る事が叶うであろう。)
    ((はいっ!))
    (なれど! 会得したからと言えど、おいそれと用いてはならぬ。あらかじめ厳命しておく。此度の脅威に際して、合体を用いるのはただ一度のみ。これは絶対のことだと心得よ。まあそれだけでは不満もあろうから、レオ、アストラ兄弟の兄弟合体光線などの様な貴様たち姉妹による、本来の意味での合体ではない合体技を幾つか会得させてやる。本当に合体が必要なときまでは、それで乗り越えろ)
    ((はいっ!))

  • 119二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 00:17:26

    「けど本当に厳しいな」
    「エグザベ中尉が少尉時代にわたしに施した訓練よりマシかと」
    「そうなの!? ヒゲマンの訓練がかなりヌルかったんだなって感じたから、これ相当にキビシイと思ったんだけど」
    「そ、そんなに厳しかったかな」
    「でも、それでエレメンタリー・スクール(小学校)中退のわたしが、まがりなりにも軍事行動取れるように)
    「そ、そうだったね」

  • 120二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 00:18:27

    (聞いたところによる、ウルトラセブン主導の特訓よりも甘いと思うが)
    「「「え」」」
    (彼奴は変身前の生身の人間状態で、砂浜でジープでレオの変身者を追い回し、轢き殺しそうになったらしい)
    「「え゛」」

  • 121二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 00:19:33

    (更にそれは息子のウルトラマンゼロにも遺伝。あ奴はウルトラマンギンガとウルトラマンビクトリーの変身前の生身の変身者を手錠で繋ぎ、山の上から岩を落とすという、昭和ラ○ダーでもなければやらぬ特訓を)
    「「「待てまてマテ」」」

  • 122二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 00:23:58

    『でも特訓の成果出てるよアッシーミ!!(はい! 身体が軽い! もう何も怖くない!)』
    『(それ死亡フラグだからやめてアッシーミ。でも本当に……)本当に、これまでだったら苦戦必至だった怪獣を、余裕もって戦えてる』
    「気を抜くんじゃない!(気を抜くでない!)今、ギャンで支援射撃する!」
    『『はいっ!(はいっ!)』』

  • 123二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 00:24:58

    (フン、簡単に死なれては、特訓を施してやった己の面目が丸つぶれになる。それ故、死ぬのは許さぬ)
    (随分と、丸くなったもんだなあ)
    (フン、言っておれ)

  • 124二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 06:25:44

    第42話【災いの種、根源、元凶】

    「え……っと、朝倉リクさんに、伊賀栗レイトさん、ですか」
    「よ、ようこそ」
    「君たちが、この世界の地球って言うか地球圏を護ってるウルトラマン……じゃない、ウルトラウーマンか」
    「よろしく。本当は僕は要らないかもってゼロさんは言ってたんですけどね。……でも、今度は本当にヤバいらしいので。ゼロさんとはそこまで長い付き合いじゃないけど、深い付き合いではあるから。そう簡単に、僕は彼に騙されないんですよ。ほんとに、わずかでも、かけらでもゼロさんの力の後押しになればって、無理矢理に付いて来たんです」
    (マユちゃん放って来てるんじゃねえよ)
    「……ヤバい、んでしょう?」
    (!! ……まあ、な)
    「この宇宙だけでなく、僕らの宇宙、までもが。なら父親として、僕は身体を張りますよ」

  • 125二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 06:31:15

    ジード組も来たか、それほどやべーのか次の脅威

  • 126二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 06:32:39

    (ねえ、マチュ、クリソス、アッシーミ。中尉『たち』の事、話しておいた方いいの、かな)
    (ザギさんって、アレでしょ。わたしらの前だと抑えてるけど、実はヤバいヒトの類でしょ)
    (どうしましょうか……)
    (でも隠しておけるかどうか……)
    「? 君たち……」
    「なんか……」
    (お前ら、俺らに何か隠してる事ねえか?)
    ((((ひぅっ! 鋭い!)))
    (「「いや君らがバレバレなだけだから」」)

  • 127二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 06:36:23

    「……隠さなくて、いいよ」
    「「エグザベ中尉!!」」
    「お初にお目に掛かります、ウルトラマンゼロ、そしてウルトラマンジード、伊賀栗レイトさん。僕はエグザベ・オリベ。ジオン公国軍の『特殊災害対策室』で中尉をやってます」
    「あなたは」
    「君は」
    (レイト! リク! 気を付けろ! こいつは……!!)
    「……そして、僕の中には。わが『友』ダーク・ザギが居ます」
    (以後、見知りおけ)
    (((!!)))

  • 128二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 06:38:42

    (ダーク・ザギてめえ! 何を企んでやがる! 今回のベリアル因子まわりの事件もてめえの……!!)
    「(わーーー!! まって! まってください!)ザギさんは、違うよ! 違うってば!」
    「このヒトは、悪いヒトですけど! そうですけど!(でも今回は何も悪い事、してないです! 悪いヒトですけど!)」
    ((「「あとついでに宿主の方は任務ならば殺しも厭わない厳しい軍人ですけど日常では超ポンコツのおひとよしの正義漢ですから」」))
    「君たち、ひどくないかい?」

  • 129二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 06:42:41

    (……ほんとにてめえ、今回の件にはノータッチなんだな?)
    「僕が保証する。それにザギはエネルギー不足だ。ジュネッス形態で本来なら並のウルトラマンの数段上の力量を出せるはずが、現状並のウルトラマン3人前ぐらいの力量しか出せて無い」
    (忸怩たるものがあるな)
    「それに少なくともここ数年、悪事のための暗躍もできる状態じゃない」
    「……わかりました。信じます!」
    (「リク(君)!?」)

  • 130二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 06:45:41

    (あのリク君の善性、物凄く凄いな)
    (己はお前の方が希少性が高いと思うが。己のような化け物を内に秘めていられる、自身もメンタルの化け物だ)
    (ひどいな、ははは)
    (自身を知るのは大事な事だぞ)
    (それブーメラン。まあでも、ウルトラマンゼロと伊賀栗レイト氏の視線は、ちょっと鬱陶しいかな。気にしなければ気にならないけどさ)
    (ならば気にするな)

  • 131二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 06:48:27

    「こいつらが、こいつらが元凶!?」
    「ザギ、あんたは知ってるかい?」
    (こやつらはバンデル星人。遠い過去に、何処かの多元宇宙で滅びたはずだが、どうやらごく少数が生きのびておった模様だな。そして……)
    (へっ、だが戦闘能力はたいした事なさそうじゃねえか。レイト、行くとする……)
    「いや、待ってゼロさん」
    (へ?)
    (そうだな。こいつらは自分自身での戦闘能力こそ他の宇宙人とは比べ物にならぬ雑魚だが。しかし様々な科学の超兵器や怪獣怪物を行使する事に長けている。そ奴らがベリアル因子を用いている事の意味を考えろ)

  • 132二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 06:52:47

    (「な……!!」)
    「ウルトラマンベリアル・アトロシアス!?」
    (落ち着け。あれは『偽者』だ。『複製』だ。『影』だ。……己の前に、なんらかの存在の『模造品』を持ち出すとは。……腹に、据えかねる、が、な)
    『フフフフフ、その通りだ。我らバンデル星人は、周辺時空を観測し、そしてその観測先の時空で発見した、強壮な存在を時空情報よりバックアップコピーを取って、ようやくの事でそれを『シャドウ』として『再現』する事に成功した。自我意識などは無い。ただの『兵器』だ。しかしながら、強さは本物だ、ぞ?』
    『ククククク、これで、これで我らバンデル星人の繁栄を再び!! そしていずれは周辺時空に、周辺多元宇宙に、覇を唱える!』
    「父さんを、父さんをこれ以上、愚弄するなあああぁぁぁ!!」
     融合(You GO)! I GO! Here We GO! ジイイイィィィド!! (ウルトラマン! ウルトラマンベリアル! ウルトラマンジード・プリミティブ!)

    (…………)

  • 133二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 06:59:02

    第43話【模造品の哀歌】

    (……! キコエナ……!! ……ボクガ……!!)
    『ザギさん! ジードさんとゼロさんが!』
    『キサマラハ、ヤツラト先ニ行ケ』
    『え』
    『ダガ、合体ハ温存シロ。マダ、ばんでる星人ニハ切リ札ガ存在スル』
    『『は、はい!』だ、だけどザギさんと中尉は……』
    (ザギ……! コタエ……!!)

  • 134二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 07:00:02

    『己(オレ)ハ『奴』ノ相手ヲスル』
    『『!!』』
    『行ケ。行カネバ、○スゾ』
    『『……はい』』
    (……ギ、タノム、キイテ……!)

  • 135二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 07:08:58

    『ヨリニヨッテ……。己(オレ)ノ前ニ……』
    『シュコー……。フコー……』
    『己ノ前ニソノ姿ヲ……。ヨクゾ晒シテ……』
    『シュコー……。シュー……』
    『己ノ! 己ノ『複製品』ダト! 『模造品』ダト! 『偽者』ダト! 『影』ダト! ソレモ、ソレモアノ孤門一輝トのあトニ無様ニヤラレル直前ノ! ユ、ル、サ、ヌ!!』
    (ザ……キコエナ……!)

  • 136二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 07:23:08

    BGM:殺戮者、復活

    『ガアアアァァァッ!!』
    『シュコー……』
    『ガハアアアァァァッ!!』
    『シュコー……』
    『グバアァッ!!』
    『シュコー……。シュー……』
    (タノ……キイテ……!!)

  • 137二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 07:25:15

    『何故だ』
    (……イ……!)
    『何故己(オレ)は戦っている』
    (……ギ!……ハココニイル!)
    『届かない』
    (……カラナイノカ!……!)
    『飛び立てば闇しか無かった』
    (……クヲ……ミロ!!)
    『振り向けば闇しか無かった』
    (ザギ……! ……!!)
    『光は遥か、遠くに見えなかった』
    (ボクヲ……!! ……ロ!!)

  • 138二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 07:27:30

    (ああ、左目が潰れた)
    (……!! ……ギッ!!)
    (左腕が、吹き飛んだ)
    (ザギ……!! ダメダ……!!)
    (今度こそ、復活はできまい)
    (……カラ! ……ダゾ!!)
    (そもそも、前回何復活できたのかもわからぬ)
    (オマエハ……!! ……チガエルナ!!)
    (こんな、こんな『模造品』に……。これが、己(オレ)の、『模造品』の運命、な、の、か……。己が、己が欲しかったモノは……)
    (ザギイイイィィィ……!! オマエエエエェェェ……!!)

  • 139二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 07:33:07

    (馬鹿野郎、ふざけんな!! 諦めるなあああぁぁぁ!!)
    (!!)

  • 140二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 07:57:15

    第44話【復活の時だ】

    (……それが俺の……ラストミッションなんだ!)
    (真木舜一?)
    (この力は、決して希望を捨てない人々のためにある! それに気づけぬお前が、勝てる筈がない!)
    (姫矢准?)
    (……俺は戦う! 俺は生きる! 生きて、この光を繋ぐ!)
    (千樹憐?)
    (生きるために戦いなさい。たとえ明日が無くても!)
    (西条凪?)
    (絆……NEXUS! ……諦めるな!)
    (孤門一輝? 何故、何故奴らの声が、言葉が響く!? 奴らはノアのデュナミストのはず!)
    (孤門くんと出会えたこと……後悔なんてしてない)
    (斎田リコだと?)
    (それが光を得たお前の、お前の役目だ!)
    (溝呂木眞也までもが?)
    (馬鹿野郎、ふざけんな!! 諦めるなあああぁぁぁ!!)
    (!! エグザベ……オリベ!! 己(オレ)の、本当の、唯一の! デュナミスト!!)

  • 141二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 07:59:03

    (エグザベ・オリベ……。お前は……。怒って? 己(オレ)の……。ために?)
    (あたりまえだ! 僕は今、あんたと重なって存在してる! あんたの苦悩、怒り、嘆き、苦しみ、そして悲しみと哀しみ! ぜんぶ、ぜんぶ! 理解してる! してしまっているんだ!)
    (…………)
    (僕は以前、知らずにあんたを傷つけた! 本物じゃなくても大丈夫だとか、養殖物でも気にしないとか言って! だけど僕はそれについては謝らない! アレはあんたにも必要な事だったし! そしてあんたも謝られたくはないのが、重なって存在してるから理解できるし!)

  • 142二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 08:02:52

    (でもコイツは違う! コイツはあんたの存在全てを、その存在自体をもってして愚弄してる! 馬鹿にしてる! だから怒った! だから憎んだ! だから、だから! だって僕は! あんたの『友』だから!)
    (エグザベ・オリベの怒りが……。伝播して行く。これがNT能力、か。ニャアンとか言う娘が。そしてそいつと融合しているウルトラウーマン・クリソスが。その友であるマチュ……アマテ・ユズリハが。ウルトラウーマン・アッシーミが。エグザベの上司、シャリア・ブル大佐が。同僚たるコモリ・ハーコート中尉が。シャリア・ブルの友人シロウズが。その恋人、ララァ・スンが。ソドン艦長のラシット中佐が。タンギ曹長が。オシロ軍曹が。セファ伍長が。ベノワ伍長が。コワル少尉が。シャリア・ブルの同胞シムス・アル・バハロフ少佐が。アマテ・ユズリハの母タマキ・ユズリハが。もっと、もっとだ。広く、広く、遠く、遠く。直接関係の無い者までもが、じわじわと、しかし着実に、確実に、何故かエグザベ・オリベの怒りに感応していく)

  • 143二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 08:10:23

    (この怒りは……絆だ。この涙は……絆だ。この苦悩は、哀しみは、喜びは!! 湧いて来る力は、光は!! 絆、だッ!!)

    『『NEXUS……。絆……。復活の……。復活の時だあああアアアぁぁぁァァァあああアアアぁぁぁァァァあああぁぁぁぁ!!!!!!』』

  • 144二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 08:12:08

    BGM:ネクサス-New Beginning-

    『『これ、は。翼、が。黒い、ノア・イージ……ス?』』
    (違う)
    『『!?』』
    (それは、ザギ・イージス……。君の、君たちの、翼、だ)

  • 145二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 08:14:30

    『『ノア!? ウルトラマン……ノア!?』』
    (君はもはや、わたしの模造品では無い。ただしく、まさしく、完全なる意味に於いて。良い意味で。君と、わたしの道は、分かたれたのだ)
    『『ウルトラマン・ノア……』』
    (君に祝福を、『ウルトラマン・ザギ』)
    『『!!』』
    (道は分かたれたが、その道はきっと同じ方向に走っていると信じている。追って来る事を、願っている)

  • 146二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 08:18:32

    『『それは違うな。己(オレ)が追うのではない。貴様の方こそ、追う立場にしてみせるぞ!』』
    (それもまた。喜ばしい。新たなる同胞よ。迷惑と思われるかも知れぬが。頼りにさせてもらう)
    ((コイツ、過労死寸前だからな何時も))

  • 147二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 08:21:56

    『『……征くぞ!! もはや!! 己/僕たちに!! 敵は 無いッ!!』』
    『シュコー……』
    ばぎぃっ!
    『とどめだ!』
    『シュー……』
    カッ!!

  • 148二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 08:24:07

    『『あちらも終わった、か。あの光、アッシーミ/クリソスが合体した光だ。あのチカラの前では、相手が己/僕やノアでなければ滅びは免れぬだろうて。ああいやキングやレジェンドも大丈夫か』』

    『『この暗き宇宙、なんと暖かいことか……。素晴らしいな、『生きている』ことは』』

  • 149二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 08:59:39

    EP:【ウルトラ作戦第1号】

    「やれやれ。『特殊災害対策室』が拡張されたのはいいんですが、M78星雲光の国やU-40、O-50に対する渉外まで任務に組み込まれるのは話が違いますね。名称も『外星人及び特定災害生物対処局』ですか。局長つらいです。そしてエグザベ君は同じ局の下ではありますが、直接ウルトラマン系種族との渉外を担当する『ウルトラ渉外部』の部長として異動してしまいましたし、いざ怪獣災害が起こったときに実働戦力としての手助けを乞いにくくて仕方ありません。まあ大抵は連絡を取ればなんとか協力してくれるのはありがたいですが」

  • 150二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 09:00:39

    『シャリア・ブル准将。定時連絡ご苦労。……いつも苦労を強いている。済まないな』
    「は、マ・クベ中将も日々……。っと」
    『定時連絡中によろめくとは。大丈夫かね准将』
    「は、いえ。ははは、一瞬瞼の裏に、翼を備えた銀のウルトラマンが『視え』ましたよ」
    『!? そ、それは確かかね』
    「は? え、ええ。確かに」
    『ウラガン、例のリストにシャリア・ブル准将を追加だ』
    「……何が起こっているのでしょう?」
    『直接会って、君がわたしの思考を読んでいれば、話が早いのだがな』

  • 151二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 09:02:21

    『現在何かの折に、翼ある銀の高貴なウルトラマンを脳裏に、あるいは瞼の裏に『視て』しまう例が続出している』
    「なんと!?」
    『しかも重要な地位に居る者が多い。実はわたしもそうだ。あろうことか、アルテイシア陛下もそうだ。更には我々ジオン公国だけではない。地球連邦であっても、ゴップ大将など幾つかの例が確認されている』
    「それはいったい」
    『先日エグザベ少佐の結婚祝いの席で、彼とその件について笑い話として話したのだがね。貴官も一緒だったが、その際は貴官とは話題にしなかったからな』

  • 152二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 09:03:48

    「副官のニャアン中尉との結婚披露宴でしたね。彼はなんと」
    『エグザベ少佐は一瞬で顔色を蒼白にさせてね。『それは同病相憐れむ、です。過労死の危険があり、しかも倒れるとまずい人物に対し警告を送ってくださっているのかと思われます』とな』
    「……(顔面蒼白)」
    『この件を受け、我々上層部は『翼ある銀の高貴なウルトラマン』を『視た』人物の部署に、他部署に多少の問題を発生させてしまうのは覚悟の上で、緊急の増員を行う事を決めた。更には問題の人物については、増員が成り次第に一定期間の休暇を義務として取得させ、かつ緊急の健康診断を実施する。まあ地球連邦に対しては、あくまで進言しか出来ぬのだがな』

  • 153二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 09:05:11

    「……たしかに、それが急務かと」
    『そしてこの作戦を、『ウルトラ作戦第1号』と呼称し、早急に実施する事を決定した! だがリストから漏れていたシャリア准将をここで確認できたのは、僥倖であった。ジオン公国の一大事だ。急ぐぞ、シャリア准将』
    「はっ!」
    『ただ、だからと言って今倒れられてはかなわん。作戦実施までに、通常業務が多少遅れても構わぬから、少し仕事をセーブするように』
    「はっ……。まあ、仕方ない事態でありますからな」

  • 154二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 09:06:11

    「シャリア准将~」
    「どうしましたコモリ大尉」
    「ちょっとご相談が。夢枕に、ウルトラマンが立ったんです」
    「それは『翼ある銀の高貴な』アレですか!?」
    「あ、いえ違います」
    「……ほっとしましたよ」

  • 155二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 09:07:12

    「いえ高貴そうというか、シルバー族ではありますけど、高貴ではあるんですがそれ以上になんか豪奢な感じがして老人ぽくて目が赤くて」
    「ほうほう」
    「で、夢枕でそのウルトラマンに愚痴っちゃったんです。そろそろお相手が欲しい、って」
    「ふむ、今飲み物を口にしていなくて幸いでしたね。吹き出す危険がありました」
    「そしたら世話してやるから、来いってM78星雲系共通標準規格での宇宙座標を教えられまして。これなんですけど」
    「なるほど、チェックしてみましょうか。ふむ、このコーヒー、美味しいで(ぶふうっ!?)キング星!?」
    「それって凄い星なんですか」
    「えほっげほっ……。エグザベ君に、『ウルトラ渉外部』部長に連絡取ってみますから……。過労死、免れるといいんですがねえ」

  • 156二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 09:11:07

    スレ主です。これにて完結です。今後議論スレに復帰ですかね。

    そしてウルトラマンキングに気に入られたっぽいコモリンの明日はどっちだ。そして紹介されるお相手は、ゼロかZかジードかメビウスか。さもなくば大穴狙いで馬場竜次か。ヒゲマンとノアは過労死を免れるのか。

  • 157二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 09:44:57

    乙でした!
    スレ主結構なスパンで長編SS書いてて凄いな

  • 158二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 10:26:43

    >>157

    スレ主です。ありがとうございます。まあ流石に『本編ネタ』『スパロボネタ』『ウルトラネタ』とやったんで、流石にネタが尽きましたね(苦笑)。

  • 159二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 12:21:59

    乙でした
    これ4クールじゃなく圧縮して2クールにしたら全話分放送リスト作れそうですね

  • 160二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 18:05:59

    エグザベ・オリベ(26)
    備考:
    人材層が薄く、昇進速度の速いジオン公国軍に於いてすらも、26の若さで少佐の地位に就き、『外星人及び特定災害生物対処局』はウルトラ族との連絡役・交渉窓口を一手に司る『ウルトラ渉外部』の部長職をこなす超絶レベルの俊英。特にパイロットとしての能力と、戦闘特化タイプのNTとしては最高峰の力を持っている。ただし当人は自身の能力や偉業を普通レベルであり当たり前のことだと思っている節があり、能力や成果とその自信の無さのギャップに周囲の人間は唖然とする事も多い。近年自身の副官であるニャアン・オリベ中尉(20)と結婚し、その結婚式にはマ・クベ中将すらも参列するなど人脈は太い。
    光の国情報局極秘情報:
    彼はかつて『悪のウルトラマン』と認識されていたダーク・ザギ(現ウルトラマン・ザギ)の変身者であり宿主である。ザギ当人によれば『デュナミスト(適合者)』と呼ばれる特別な人間であるらしい。ザギ自身がかつてと比較にならぬほどにおだやかな性質に変化し、かつウルトラマンキングも現在のザギを擁護していること、そしてザギがシャドウ・ザギを殲滅しUC地球圏世界の平和に貢献した事で、光の国は手出しを控え、軽い監視にとどめている。無論、キング以外のどのウルトラマンを派遣しようともザギの足元にも及ばないという悲しい事実もあるが。
    現在の監視者は、エグザベ少佐の妻であり副官でもあるニャアン・オリベ中尉と同化しているウルトラウーマン・クリソス。もっとも彼女自身がザギと師弟関係にあり、あくまで形式上の監視にとどまっている。

  • 161二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 21:35:05

    >>159

    今ざっと計算したら14話(11話で語られた分含めると16話)分はあったからあと8~9話分埋めればいける?

    最近のウルトラシリーズは2クールだし

  • 162二次元好きの匿名さん25/07/29(火) 02:18:17

    ニャアン・オリベ(20)
    備考:
    かのエグザベ・オリベ少佐の副官にして細君。階級は中尉。元々はサイド2難民。3年前のイオマグヌッソ事件で『事故死』したキシリア閣下の特務兵であり、その後しばし民間に下っていた。18歳の半ばにジオン軍へ再入隊。元々は幼くして難民になりエレメンタリースクール(小学校)中退のため、その後就学不能だったが、再入隊の際に理数系に限り凄まじい学力を発揮。一方で文系科目に於いては惨憺たる有様。なれど外国語の日常会話に限り、多種多様な言語を不自由なく操れる。入隊後スポンジが水を吸うかの様な脅威的学習能力を見せつけ、短時日に少尉任官。後の夫であるエグザベ・オリベ大尉(当時)の副官となる。が、士官学校を卒業していないため、大尉が最終階級になる可能性が高い。自身が20歳、エグザベ少佐が26歳のときに、結婚。その後も引退せずに軍に留まり、夫を公私の区別なく支えている。
    光の国人事局人事情報:
    彼女はM78星雲光の国は宇宙警備隊に所属する新人~若手クラス宇宙警備隊員、ウルトラウーマン・クリソスの変身者。クリソスは地球圏派遣任務完了時に事故があった模様。変身者との同化解除と分離に失敗しており、現状互いの人格の区別がまったく無い状態まで完全同化。これは近年に於いて光の国と宇宙警備隊の一大失態で一大問題だ。だが被害者ニャアン女史がこの件について全く気にしていないと証言。スキャンダル化せず問題が終息。彼女の高度な学力と高い学習能力は、完全同化が原因。なおクリソスはエグザベ・オリベ少佐と同化中のウルトラマン・ザギ監視任務に就いており、同時にその弟子である。
    光の国情報局極秘情報:
    彼女とクリソスとの完全同化は事故ではなく、双方の同意による故意である可能性が浮上。ただしこの件はウルトラマン・ザギ及びその『デュナミスト』エグザベ氏に関する事象で、極めて微妙な問題。結果、調査(捜査?)は打ち切られている。ニャアン・オリベ女史はウルトラ族と同等の寿命と不老を獲得。と言うか彼女自身が既にウルトラ族である。これはウルトラマンジャック氏など初期の地球人との合体により分離不可能となった際によく起きていた事態でもあるが、ジャック氏の同化者たる郷秀樹氏などは本人の希望もありゆるやかな老化を行うにとどめている。

  • 163二次元好きの匿名さん25/07/29(火) 05:32:51

    マチュ・タナカ(失踪時18)
    備考:
    ニャアン伍長(当時・姓無し)のごく親しい友人であり、エグザベ・オリベ大尉(当時)とも親交があった人物。一時シャリア・ブル大佐(当時)の庇護下に居たことが判明している。
    光の国情報局資料保管庫保管資料:
    ウルトラウーマン・クリソスの双子の姉アッシーミの、その変身者であった人物。アッシーミはクリソスと共に地球圏派遣任務に従事。が、任務完了時にクリソスと異なりまっとうに同化解除、分離に成功。だが直後にマチュ・タナカ女史は失踪。事件性が疑われ、クリシス、完全同化中のニャアン女史、ウルトラマン・ザギ、変身者であるエグザベ氏、現地を訪れていたウルトラマン・ゼロと伊賀栗レイト氏、ウルトラマン・ジードに事情聴取が行われるが、何の情報も得られず。余談だが、当時アッシーミとクリソスの実力は対等であった。が、近年アッシーミは別惑星への派遣で通常通りに任務を遂行し、クリソスはザギから直弟子扱いで集中的に訓練や特訓を受けており、現在両者の間には実力的に天地の差がある。アッシーミも順調に成長しているが、クリソスの急成長にはまったくついて行けなかった模様。
    光の国情報局極秘情報:
    彼女は失踪直前、次元移動能力を保有するウルトラマン・ゼロと接触し、交渉(脅迫? 強要?)していた可能性が浮上。が、ゼロ当人が挙動不審だったが表向き否定、更にウルトラマン・ザギが直接に関わっている可能性を鑑み、調査(捜査?)は一旦停止という名の無期限(永遠?)凍結となる。なお調査中に判明した事だが、彼女はサイド6リーアでテロ共同謀議もしくは実行の容疑者として、冤罪(?)を掛けられているアマテ・ユズリハ容疑者であった。もっとも彼女の冤罪の可能性は何処からか不明であるが声高に叫ばれており、論拠もしっかりある模様なのだが、サイド6リーア軍警察サイドが半ば意地になってその方面での捜査や調査と指名手配の解除、そしてアマテ容疑者の信用と名誉の回復を徹底拒否。これによりサイド6とその他勢力との関係は、表面的には良好であるが水面下では深刻な信頼失墜が発生している。東方光の国サイドに於いても、地球圏他勢力とは良好な関係性を保っているが、サイド6リーアに対しては、怪獣災害や侵略宇宙人対策などの公的な支援は通常通りだが、民間の交流などについては他勢力に比して若干ではあるが低い対応になっている。

  • 164二次元好きの匿名さん25/07/29(火) 06:53:34

    >>163

    挙動不審なゼロ師匠……あっ(察し)

  • 165二次元好きの匿名さん25/07/29(火) 07:08:59

    >>163

    『ここがお前の言う『向こう側の世界』で間違いねえ』

    「サンキュ、ゼロさん」

    『いいか? これ表ざたになったら、俺もお前も本気でヤバいんだからな!?』

    「わかってる。直接お別れは言ったけど、あんたからもニャアンに言っておいてくれないかな。『今までありがとう、いろいろゴメン、またね』って」

    『あー、あー、わーったわーった! こいつは換金しやすい貴金属や宝飾品類、それと当座の衣類食糧だ。衣食住の住はさすがに無理だから、てめーでなんとかしろ』

    「こんなこともあろうかと、前の世界でその手の換金とか戸籍偽造とか住処確保とか万一の鯖威張るとか色々練習してたし」

    『最後の、なんか字面違うだろ。んじゃな』

    「うん、『またね』」


    とか。

  • 166二次元好きの匿名さん25/07/29(火) 09:14:03

    とある宇宙酒場で:

    「ここはヒューマノイド型の宇宙人も多いから、地球人に擬態しているわたし達も目立たずに済むな」
    「親父、モロボシ・ダンだったか、その姿は」
    「ああ、だがお前のその姿はあまりというか殆ど見ないな。伊賀栗レイト君の姿を借りるのかと思っていたが」
    「奴はちゃんと生きてる上に、まだ時々会う可能性高いからな。流石に姿借りれねえよ」
    「その姿の彼は」
    「生きてるとは思うが、もう多分会えねえ」
    「そうか」
    「まあでも、奴の心意気はレイトと同じぐらいこの身に焼き付いてるぜ」
    「そのウィッシュ! ポーズを見れば、なんとなく理解はできる」

    「で、相談があるのだろう」
    「ああ、ちょっと女ってもんが怖くなってな。表ざたにできない話もあるから、頼むからここだけの話にして欲しいぜ」
    「女という点で少し『?』と思ったが、真面目な話の様だな。Z以外には話さんと誓おう」
    「Zにこそ話すなよ!! ヤベえだろ色々!!」
    「冗談だ。少しは気がまぎれたか?」
    「まぎれねえよ!!」

  • 167二次元好きの匿名さん25/07/29(火) 09:15:03

    「まったく。女で色々あり過ぎるほどあった親父なら、なんとか答えが得られるかと思って来たんだが」
    「まて、それは心外だぞ」
    「いや、女で色々あり過ぎるほどあったろ、親父は」
    「二度言わんでいい」

    「女って、凄えな。でもって、恐い。合わせて凄え怖い」
    「それは否定しない」
    「ある女がな。それまでウルトラウーマンと合体してソイツとちきゅ……ある惑星とその周辺の平和を護ってたんだがよ」
    「ああ」
    「その女はな。ウルトラマンになったダーク・ザギの『デュナミスト』に惚れてな」
    「ザギの名前出したらバレバレになるぞ」

    「で、ザギは口ではともかくデュナミストに脳焼かれて絶対に放しっこないから。間違いなく、あの男は、ザギと寿命同じくすんだろうよ」
    「なるほどな」
    「で、あの女はそれが予想できて、しかもそれに耐えられねえ。で、突っ走って暴走して、ウルトラウーマンとわざと合体事故起こしやがって」
    「うわぁ」
    「ウルトラウーマン側も、なんだあの恋愛脳は。ダチの恋愛に協力できる自分って、なんてすばらしい! ってのじゃないといいんだが。心から」
    「うわぁ」

  • 168二次元好きの匿名さん25/07/29(火) 09:16:34

    「でもってよ。その女。永遠は流石に遠いが。けど確実に普通のウルトラマンとは寿命が違うザギとそのデュナミスト相手に」
    「うむ」
    「永遠も、ザギの寿命も、まだまだ程遠いが。だけど普通のウルトラマンの寿命っていう、人間からしたらとてつもなく長い、永いソレに、手をかけやがった。永遠への階(きざはし)の第一段階目に、間違いなく足をかけやがった」
    「……」
    「それ見たら、なんかな。怖くなったよ。なんつーの、かな。『こいつらの、この強さに、俺(ウルトラマン)は必要なのか?』って感じでよ」
    「わかるな」

    「けどな、それは女性に限った話じゃない。人間は、人類は、地球人は凄いぞ。置いて行かれないように、お前も、我々も、必死で頑張るしかない、な」
    「そう、か」
    「ウルトr、ハヤタも同じ事を言うと思うぞ。あいつは、地球人に、ハヤタ・シンに惚れこんでるからな」
    「あんたが言うか」
    「お前は、また1つ成長したんだ」

  • 169二次元好きの匿名さん25/07/29(火) 09:17:36

    「そうですね。人間は凄いですよ」
    「「あんた誰」」
    「真木は、立ち上がりました。姫屋も、立ち上がりました。千樹も、立ち上がりました。西条凪は……ちょっと失敗しましたが、厳しさの中にも優しさとか、責任感に使命感とか、まあ他のポイントでプラスして及第点、それに最後にどうにか立ち上がり、孤門に絆を結んだ。孤門は当然と言ってはなんですが、立ち上がりました」
    「「いや、それ誰」」
    「勿論君も、ですよ? タイガ・ノゾム君の姿を借りている、君。人間ではなかったが、君もちゃんと立ち上がった」
    「!! てめえ!!」

    「あ、いねえ」
    「背筋が寒くなったな」
    「まったくだ。何者なんだ」
    「ところで話は戻るが」
    「なんだ親父」
    「女性が発端になって始まったお前の心の問題なのだから、どうせならいっそのこと、女性とお付き合いでもしてみたらどうだ。なんなら両手両脚の指では足りないぐらい紹介するぞ」
    「遠慮しとく。ってえか、親父の知り合いの女っての、重いか、ヤバいか、それこそ怖いか、そんなのばっかじゃねえか」
    「そうか? ……そ、そうか?(滝汗)」
    「あと、それらの女、ちゃんと生きてんのか? 自分と他の種族の寿命、考えてっか?」
    「あ」
    「あ、って何だ、あ、って」


    ちゃんちゃん。

  • 170二次元好きの匿名さん25/07/29(火) 13:35:22

    親父の女性問題で笑った
    確かに色々やられてたな本編で

  • 171二次元好きの匿名さん25/07/29(火) 13:51:42

    >>170

    書き手のスレ主です。ウルトラアイとか盗まれてましたもんね。

    ちなみに書き終わって投稿してから「しまった!」と思ったポイントが実はあります。宇宙の酒場じゃなくて、キャンプでのバーベキューにしとくんでした。「ゾフィーなんかいいよ」ネタを入れ忘れました……orz。


    あと、唐突に入って来て消えた他称スパルタカウンセラーとか他称荒魂様とか他称荒神様とか他称邪神様(これは言い過ぎだと思う)とかについても、感想聞きたいですなw

  • 172二次元好きの匿名さん25/07/29(火) 15:56:08
  • 173二次元好きの匿名さん25/07/29(火) 17:50:55

    ウルトラマン側の知識は昭和勢とゼロを少しだけ
    でも面白かった
    お疲れ様です

  • 174二次元好きの匿名さん25/07/29(火) 21:36:06

    >>172

    新スレ乙です


    ちなみにイッチはここのスレでのラスボスはどの怪獣考えてました?

  • 175二次元好きの匿名さん25/07/29(火) 21:39:50

    >>174

    スレ主です。エグザベ君とザギとのラスボスっていう意味なら、最初からシャドウ・ザギですね。


    でもって、マチュニャアンのウルトラウーマンズのラスボスっていう意味なら、実はシャドウ・破壊天使ゾグ第2形態です。でも主題はザギの「復活の時だあああぁぁぁ(以下略)」なので、表には出ませんでしたが。

  • 176二次元好きの匿名さん25/07/30(水) 04:09:12

    保守ー

  • 177二次元好きの匿名さん25/07/30(水) 13:55:51

    各自の変身アイテムってどうなってんの?

  • 178二次元好きの匿名さん25/07/30(水) 16:03:22

    >>177

    スレ主です。設定表によると、


    マチュ:ペンダントトップ

    ニャアン:ブレスレット

    エグザベ:ウルトラマンジャック方式あるいは闇を失ってからの溝呂木方式


    ですね。

  • 179二次元好きの匿名さん25/07/30(水) 21:45:54

    【"向こう側"へ行ったマチュにありそうなこと】

    向こうに着いたらシュウジがこれ付けてウルトラマンやってる
    でなんだかんだでリングの片方を受け取って二人でウルトラマンやり始める

  • 180二次元好きの匿名さん25/07/30(水) 21:55:06

    エグザベ「え? 光と闇が合わさり最強に見える? 何を馬鹿な」
    ジード・プリミティブ「え゛。いや僕のこの姿は、ウルトラマンと父さん(ベリアル(闇堕ち))との力が合わさって」
    エグザベ「いやだって。ベリアルの力は結局、エネルギー順位的にはかなり高いよ。闇ってのは単純に言って、エネルギー順位が低位っていうか0の状態だから、エネルギー順位が高い光をあてれば、闇は消えるだけだろう。つまり、何処まで行っても闇は光に勝てないのが、宇宙の法則」
    他ウルトラ族「「「「「「おおおー!」」」」」」
    エグザベ「まあだけど、逆もまた真なりで、光は闇に絶対に勝てないけど」
    ウルトラ族多数「「「「「「え゛」」」」」」
    ティガダーク並行同位体他の闇トラマン「「「「おおおー!!」」」」
    エグザベ「宇宙は膨張を続けて、その広大さに対して内包する物質=エネルギーが足りなくなり、最終的には熱的タヒ、暗闇状態による滅びを迎える。まったく光なんてものが無い状態だ」
    ティガダーク並行同位体他の闇トラマン「「「「……いや、なんかそんな勝ち方微妙に嫌なんだけど」」」」
    全員「「「「「「ってか、そういうとこだろノンデリもほどがある」」」」」」
    エグザベ「???」

  • 181二次元好きの匿名さん25/07/30(水) 21:56:20

    >>179

    スレ主です。いいですねえ、物凄くありそうw

  • 182二次元好きの匿名さん25/07/30(水) 22:39:54

    >>180

    エグザベ「まあ、なんだかんだ言ってもね。宇宙における『光』の時代ってのは、ごく短いんだ。文字通り『閃光の様に』って感じかな。無限の時間の中で、たかだか数百億年ぐらいか? 短いからこそ、美しい。素晴らしい。とても貴重な、はかない、そしてかけがえのない物なんだよ」

    本作ニャアン(うっとり)

    本作ザギ様「詩的だな」

    本作ヒゲマン「それが理解できるのは、スケール大きすぎて貴方(ザギ)くらいでしょう」

    その他大勢「「「「「「何にせよ、サラっとそういう事言うの、ズルいぞ」」」」」」

    エグザベ「???」

  • 183二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 06:43:37

    >>182

    こいつまた無意識に嫁の好感度上げてる…

  • 184二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 12:45:47

    >>180

    ウルトラの皆様たちの情緒を搔き乱すな!

  • 185二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 17:53:32

    【"向こう側"へ行ったマチュにありそうなこと その2】

    ある日「ウルトラマンゼロの弟子」を自称するアホの子がブルトンに巻き込まれて迷い込んでくる

  • 186二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 17:58:15

    >>184

    んじゃ、もう少しウルトラのヒトの情緒をw



    (……あれ? 僕とこの彼、もしかして相性悪く無いか?)

    「ちょっと質問いいかな」

    「何かな?」

    「なんかさ、貴方は光も闇も無いとか虚無こそがとか混沌がとか言うけど」

    「フフフ、そうだとも。全てが行きつく先は虚無だとも」

    「いや、それは否定しない。時は早く過ぎるし、光る星は消えるし」

    (あれ?)

    「宇宙は膨張し、最後には熱的タヒを迎えて、全部闇になるよね? それって行きつく先は虚無。だけどその事と、『光』ある時代により良い方向へ頑張ろうって話とは、また別次元のことで、一緒くたに議論するのは何か違うし」

    「いや闇じゃなく虚m」

    「ああ、なるほど。闇とか虚無とかの概念が、貴方は間違えてるんだ」

    「そんなことはn」

    「いや、闇ってのはエネルギー順位がゼロを指すから。貴方はマイナスを闇と捉えてるみたいだけどさ。マイナス方向の力でも、絶対値としてはソレは存在だろう?つまりマイナスは、方向性が違うだけで光だ」

    「え」

    「混沌も同じ。あっちこっちしっちゃかめっちゃかになってるだけで、エネルギー量はあるから、あれも光。というか混沌って、光とか闇とか言う概念とはカテゴリー違うし。光と闇ってのも対立する概念じゃなく、あくまで状態を表す事だろ」

    「あ、あの」

    「貴方がさ。詩を書く作家とか、情緒的な職業の人なら。ここまで突っ込まないけどさ」

    (『詩』とか言われるのは痛いんだけど!?)

    「貴方、科学者とか技術者とかだったって、本当かい? 人を責めるのはあまり好きじゃないけど。でもさ」

    (この彼、『理性の』人だったか(吐血))

  • 187二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 20:11:07

    >>185

    「え、アンタゼロさんの弟子なの!?」

    「左様でございます!俺がウルトラマンゼロの愛弟子、ウルトラマンゼットだ!!」


    後々ゼロと再会した時に変な誤解生むやつ

  • 188二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 21:35:12

    >>187

    「「ウルトラ……ターーーッチ!!」」

    『ウルトラマンAce・アイソトープ!!』

    「あ!? え!? エース兄さん!? え、チガウでございますですか!? 並行同位体!? ナンデ!? なんで!? アイェェェ!?」


    上の方の投稿見て、こんなん思ったw

  • 189二次元好きの匿名さん25/08/01(金) 00:10:07

    >>1

    あー、確かに。あの良い意味でとぼけた善良さはウルトラマンの依代に相応しい。

    MSが防衛隊の戦闘機になる感じか。

  • 190二次元好きの匿名さん25/08/01(金) 09:34:33

    >>172

    【CP閲覧注意】『改造人間 織部』【クロスオーバー】|あにまん掲示板「僕たちは仮面ライダーじゃない」「わたしたちは仮面ライダーになるべき人間でもない」「「僕/わたしたちは……」」『『改造人間 織部』』bbs.animanch.com

    再掲。タイトルに「エグザベ君」や「エグニャア」入れ忘れたんで検索に引っ掛かりにくいのか、人があんまり来なかったみたいだけど、なんとか完結しましたのでご報告。

  • 191二次元好きの匿名さん25/08/01(金) 09:59:12

    改造人間完結乙です。

    エグザベ君は仮面ライダーなら2号(善性タイプ)が似合うと思ったけど
    クウガとか電王とかオーズと通じる雰囲気も感じると思い直した。

  • 192二次元好きの匿名さん25/08/01(金) 11:54:28

    完結乙です


    >>188

    ウルトラマン∀って名前付いてそう

    カラーリングもエースの銀と赤の配色が真逆になってるの

  • 193二次元好きの匿名さん25/08/01(金) 21:12:33

    保守

オススメ

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