【オリキャラ🎲ss】天童アリスのストーカーです、通して下さい【佐藤カガリ】Part13

[1 佐藤カガリ ◆IEd0n050V2 25/07/27(日) 22:28:42]

……あっ、起死回生の一手思いついちゃった。

佐藤カガリ 16歳(2年生)
出身校：百鬼夜行連合学院

身長　130+40 (40)　cm
胸　3 (3)　1.小盛　2.並盛　3.大盛
腹　2 (2)　1.細　2.中　3.中太
尻　2 (2)　1.小さめ　2.やわらか　3.もちっ

髪色：薄い黄色(3・1)　長さ64 (1で肩につかないくらい100で足元)
瞳の色：オレンジ(5・2)
肌の色：85 (1で芸術級スーパー美白、100で健康的こんがり褐色)

(こんばんは　終わりが見えてるのに終わりが見えません！　面白いシーンの作り方について自分の中で新しい発見があったのもあり、まだまだ長くなりそうです　読んでくれる人に記憶力を求める感じの書き方にはならないよう意識してますが、とはいえ長期化するとそういう側面も避けられなくなるので、上手いこと割り切って付き合っていきます)

[2 二次元好きの匿名さん 25/07/27(日) 22:29:48]

たておつ

[3 二次元好きの匿名さん 25/07/27(日) 22:40:15]

たておつです

[5 二次元好きの匿名さん 25/07/27(日) 23:03:37]

カガリちゃんどうするんかね

[6 佐藤カガリ ◆IEd0n050V2 25/07/27(日) 23:09:05]

情報まとめ

天童アリスのストーカー佐藤カガリのまとめ ver2

1スレ目

【オリキャラ🎲】天童アリスのストーカーです、通して下さい｜あにまん掲示板

前スレ

【オリキャラ🎲ss】天童アリスのストーカーです、通して下さい【佐藤カガリ】Part12｜あにまん掲示板

前回のあらすじ

失った記憶を取り戻すため向かったレッドウィンターにて、他者との繋がりを実感し心の支えをまたひとつ取り戻すことができたカガリ　過去の自分がトリニティにいた形跡も僅かながら思い出すことに成功し、とはいえ一旦気にし過ぎないことにして日常に戻る

自らの特異性について新しいことを特異現象捜査部に相談するついで、興味本位に2人を誘ってシャーレまで遊びにいくと、そこでスーパーコンピュータを設営しているチヒロと出会う　凄まじい排熱によって真夏さながらの室温になってしまったシャーレで、まるで当然のことのようにエイミが上裸になると、間の悪いことに先生が帰ってきてしまい……

なんやかんやあって、先生の記憶が本当にちょっと飛んだ　しかも状況を鑑みるとその原因はカガリと見るほかなかった　どうなるカガリ

[7 二次元好きの匿名さん 25/07/27(日) 23:11:43]

乙です

[8 二次元好きの匿名さん 25/07/27(日) 23:14:22]

他人の記憶にがっつり影響出せるのはある意味進歩ではあるんだが

[9 二次元好きの匿名さん 25/07/27(日) 23:16:49]

たておつ
まぁ大事はないようだからセーフ

[10 二次元好きの匿名さん 25/07/27(日) 23:19:04]

エイミが脱ぐのに躊躇いなさすぎる

[11 二次元好きの匿名さん 25/07/28(月) 07:41:04]

どうするかな

[12 二次元好きの匿名さん 25/07/28(月) 16:55:27]

保守

[13 二次元好きの匿名さん 25/07/28(月) 22:29:58]

ちょっとまずそうだけど大丈夫かな

[14 二次元好きの匿名さん 25/07/28(月) 23:48:22]

たておつです！
カガリの特異性が発動したその場に特異現象捜査部メンバーがいたのは不幸中の幸いかな？

[15 二次元好きの匿名さん 25/07/29(火) 08:19:16]

カガリちゃんどうするんだろ

[16 ２次元好きの匿名さん 25/07/29(火) 11:33:06]

初スレから全部読んだけどめっちゃ面白い！！

[17 佐藤カガリ ◆IEd0n050V2 25/07/29(火) 14:59:28]

「ええと……つまり……先生にもわかりやすいように言うなら……」
"う、うん"
「キヴォトスに虚妄のサンクトゥムを落として滅亡を目論んだのとほぼ同じ陣営だって推測していい存在が、カガリさんの脳内に居座って超常的なパワーを横領し始めて、たった今それが暴走して先生の記憶が消されたって、そういうこと？」
「……それはちょっと言い過ぎってことにしてくれません？」
"そ、そうだよ！　それに私、ケイとは一瞬だけ話し……様子を見たことがあるけど、そんなに悪い子ってわけじゃなさそうだったような"
「先生が持ってるその印象って、"箱舟での出来事を踏まえて"のことじゃないの？　個人の考え方なんて時期次第でいくらでも変わるし、私の理解ではカガリさんの中にいるそれってギリギリ最悪ではないくらいの時期なんだけど。だよね？」
い、いやー。お話には応じてくれるし、僕は大丈夫なんじゃないかなと……
「でもカガリ、初対面の時は精神世界の中で殺されかけてたよね」ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ
今その話置いといてもらっていいですかエイミさん。
「……ほんっっっっっとに……あなたねえ、自分がどれだけのことをしたと……」

チヒロさんの指二本でおでこを押されてじりじりと後退する。ひぃん……ごめんなさい……

「その……実際にこうなってからは、それなりに時間が経っているので、今まで何事もなかったという点に免じてくれませんか？　それに、超常パワーについても完全に制御を奪われたわけではなく、4割カガリさん、3割仮称"ケイ"、3割制御不能といった感じだと推測できるので、それほど深刻な事態では」ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ
「……そこは一先ずオッケーってことにしよう。じゃあ次の質問だけど、4割をカガリさんが持ってるって本当にいい状況なの？　この人が悪事を働くって可能性はどう受け止めてるの」ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ
"それは……私が保証すれば納得してくれるかな。危ういところがないわけじゃないけど、悪意とはほとんど縁が無い子だなっていうのは見てて思うよ"ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ
「………………」ｼﾞｬｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
あの、すいません、とりあえず暑いのなんとかしてから話しませんか？？？？？　みんな汗だくだし、エイミさんに至っては手洗い場に頭突っ込んで蛇口の水を直接……
「気付いてくれてありがとう……」ｼﾞｬｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

[18 佐藤カガリ ◆IEd0n050V2 25/07/29(火) 16:53:18]

暑いのをなんとかしようと言っても、すーぱーこんぴゅーたの試運転を済ませてきちんと消費電力のデータを取ってからじゃないとエアコンは付けられないらしく。本来は冷蔵庫と水道を動かすための臨時電源から引っ張って扇風機も回しながら、チヒロさんが仕様について先生に教える声を蝉時雨のように聞き流し、僕はというと技術的なことはわからないので、エイミさんが熱暴走で倒れる前に水風呂を張るという重要ミッションを託され……

「ふう。ようやく落ち着ける……ちょっとぬるくない？」
えー？？　ちゃんと温度設定最低にしましたけど。ほら14℃くらい。
「最初はよかったんだけど。やっぱり体積比が少ないとすぐ温まっちゃうのかな」
……ぬるめのお風呂くらいになってる！！！！
『カガリさーん、ちょっと良い？　本番前だから一応来てほしくて』
あ、はーい！　ごめんエイミさん自分でなんとかしてて……いってくる……　　
「えー……わかった」

裾を濡らしたまま直行……うぐ、やっぱりこっち異様に暑い。ヒマリさんが腿の間に保冷剤を抱きながら扇風機に当たっているのが遠くに見える。

「あ、来たね。ここに立ってて」
はい。ここですか？　えっと僕は何をすればいいんでしょう。
「私が合図したら、さっき先生の記憶消したやつ、このスパコンに向けてやって。出来たらでいいから」
……？？？？？？　わ、わかりました。

[19 佐藤カガリ ◆IEd0n050V2 25/07/29(火) 19:01:28]

これからする「本番」では、実際にシャーレがサイバー攻撃の標的になった場合を想定して、対処の難易度がトップクラスに高い『ランサムウェア』型の被害をシミュレーションする、らしい。

ランサムウェアとは、全部のデータを強制的に『暗号化』させて、戻したければお金を払えと脅すタイプのウイルスのこと。この暗号化っていうのが曲者で、例えるなら100面のルービックキューブをごちゃ混ぜにする感じ……普通じゃとても元に戻せっこない。しかし、有用なアルゴリズムを用いて候補を絞っていき、膨大な試行回数で残りを総当たりすれば、お金を払わなくたって無理やり元の形に戻せるかも。

今回のシミュレーションでは、予め先生から聞いておいた『シャーレ全体のデータ量』と同じ量の文章・画像・映像のデータを用意、丸ごと暗号化して、それら全てをスペックの力押しで実際に復元できるか試す。理論は整ってるから、動かしたら後は待つだけ……

「あ、ちなみにもう復元は始まってるよ」

えっ！？　な、なんか起動ボタンとか押すのではなく？

「一応スマホからも実行できるようにした、本当の有事に備えるなら対応形式は多い方がいいから」

「シャーレでの自家対応に拘る必要はあるのですか？　こんなことをせずとも、シャーレが攻撃を受ければ先生はミレニアムに対応を委託しそうなものですが」

「"攻撃者がミレニアムの内側にいた"ってシナリオを警戒してる。私も部長も、サイバー領域で起きる全てを事前に食い止められるわけじゃないし」

"それって……もしミレニアムとシャーレの間で対立があったら、シャーレの側に立ってくれるって意味？"

「……別に、これが私の立場を分けることになるとは思ってないよ、攻撃じゃなくて防衛の備えだから。それに、攻撃で致命的な結果を残しにくくなるってことは、攻撃者が引き返す余地も広がることを意味するから……大局的には安定が望める。これも安全保障の1つじゃないかな」

すごく難しい話をしながら、チヒロさんは何か予感のようなものを瞳に宿して、僕にちらりと目をやった。……そろそろ？

dice1d100=97 (97)　目安は神秘ステータス(89)

dice1d100=3 (3)　目安は精神力ステータス(85)

(ついでに難しい話成長チャレンジ)

dice1d100=79 (79)　知性ステータス(26)以下で成功

[20 二次元好きの匿名さん 25/07/30(水) 00:04:21]

あらっ

[21 佐藤カガリ ◆IEd0n050V2 25/07/30(水) 04:17:06]

「……詳しい説明は省くけど、最後の段落で一時的にWi-fiと接続しなきゃいけなくて。シミュレーションじゃなく、本当に攻撃される可能性が、ちょっとある」

えーー！？　つまりそれを凌がないと暑いままってことですか？？？？

「そういうこと。一応、今日のことは先生以外誰にも話さないようにしたつもりで……それでも何か良くないことが起こりそうな感じなの。根拠のない勘だけど」

「チーちゃんは勘が鋭いですからね。私に負けず劣らずです」

「3カウント後に通信開始する。用意してて」

さん、にい、いち。……見た感じ、まだ何も起こってない……一応なにかできるように力んではいるけど行き場がない。チヒロさんの端末を見ると、何かの折れ線グラフがチクタクと規則正しく踊っていた。

杞憂だった？　と思ったその瞬間、グラフが急激に右肩上がりの姿勢へ。

「来た……！　カガリさんお願い！」

うおーーーーー！！！！！　結局どういうことかピンと来てませんが！！！！！！

「……やっぱり、ウイルスの動作が止まってる。もしかしてと思ってたけど、本当に電子戦にも効果があるなんて」

あ、あの、これいつまでやってればいいですか？？？？　さっきからずっと押されてるっていうか、入り込まれてるっていうか……

「こっちで確認できる分にも劣勢っぽいね。時間さえ稼いでくれれば大丈夫、すぐ分析を――」

「待ってくださいカガリさん、"押されてる"に"入り込まれてる"？　いつから電子領域での出来事を知覚できるようになったんですか」

わかんないです！！！！！

「……そっか、追跡失敗って性質だから……うーん……カガリさん、このスパコンの中身、私と私の端末からだけ"追跡"できるようにならない？」

しれっと無茶すぎる注文が飛んできた。今まで僕が試した"操作"の中でも最悪の難しさじゃないですか？？？　ま、まあ、やってみるけど……

dice1d100=38 (38)　目安は神秘ステータス(89)

dice1d100=44 (44)　目安は技術ステータス(52)

[22 二次元好きの匿名さん 25/07/30(水) 12:05:46]

ピンチに強い

[23 二次元好きの匿名さん 25/07/30(水) 19:39:44]

相手のPCワケわからん状態になってそう

[24 二次元好きの匿名さん 25/07/31(木) 01:01:52]

攻撃者側に利用されたら極めて厄介なやつでは

[25 二次元好きの匿名さん 25/07/31(木) 08:23:05]

うまくいったかな？

[26 ２次元好きの匿名さん 25/07/31(木) 16:28:11]

保守

[28 二次元好きの匿名さん 25/08/01(金) 08:03:56]

凄いなカガリちゃん

[29 二次元好きの匿名さん 25/08/01(金) 15:33:52]

どうなるかな

[30 ２次元好きの匿名さん 25/08/01(金) 21:53:45]

保守

[31 二次元好きの匿名さん 25/08/02(土) 07:01:35]

大丈夫かな

[33 ２次元好きの匿名さん 25/08/02(土) 22:58:15]

保守〜〜

[34 佐藤カガリ ◆IEd0n050V2 25/08/03(日) 03:50:39]

……どっ、どうですか、今もうやってます、やってます！！！！

「おー……おー、本当に読み込みできるようになった。凄いね、動作だいぶ遅いけど」

「ちょっと、力み過ぎですよカガリさん。顔が真っ赤なのが見るまでもなくわかります」ﾌﾞｫｰｰｰｰｰ

背中のほうから涼しい風が！！！ありがとうヒマリさん！！！

"……しばらく見ない間に、すごく使いこなせるようになったんだね。びっくりしたよ"

「びっくりしたのは私もですよ。ついさっきまで、こんなに発展性を秘めているとは影も形も把握していませんでした」

「私だって本気で出来ると思ってなかったよ、今のはかなり無茶振りのつもりで言った」

"『やってみて！』って言ってみたら、割といろいろ出来ちゃうのかもね。私が知ってるカガリのイメージってそんな感じだし"

「いくらなんでも限度というものがあると思いたいですけど……」

「はいはい、難しい話は涼しくなってから。ありがとねカガリさん、お陰で無事に終わったよ」

もはや空気の一部になっていた機械の稼働音が厳かに止まり、代わって窓から吹いてくる風の音が明らかに感じられた。その事実だけで清涼感がある！　ひとまず、扇風機をヒマリさんに向け直して一緒に浴びよう……

(神秘ステータスの数値が増加)

89 + dice1d3=2 (2)

[35 佐藤カガリ ◆IEd0n050V2 25/08/03(日) 04:17:33]

「さて、この攻撃の出所……調べるのは後でいいか。仕掛けの中身見た感じではただの悪戯っぽいし」
"シャーレって基本的にやられたい放題だからね……シャーレというか、私がそうなのかもしれないけど……"
攻撃の出所……えっ、コタマさんじゃないんですか？
「……コタマ？　なんでそこでコタマが出てくるの」
いや、シャーレに悪戯でハッキング仕掛ける人と言えば、みたいなところありませんか。僕はそう思うんですけど。
「凄まじい言いがかりの掛け方ですね」
"せ、せめて本人に聞いてみない？？"
そう思ったのでこれから電話かけます。…………もしもし？　もしもし、コタマさ――
『なんでわかったんですか？』
"………………"
えぇー……
「当たりましたね、"攻撃者がミレニアムの内側にいた"ってシナリオ」
「説教の内容考える気力も残ってないんだけど」
「おーい。試運転、終わったの？　音が静かになったような」ｽﾀｽﾀ
わ゛ーーーーーーーーッ！！！！エイミさん服！！！！！！！
『うわっびっくりした！！　急に大声出さないでくださいよちょっと』

僕としたことが同じことで二回叫んでしまった。いや、でもやっぱり先生に見られるのはまずいような……
……よくよく考えると、エイミさんって今こっちに先生がいることを承知で歩いてきたような。それってどういうことだ？　え、えー……裸を見るのが初めてではない？　な、なんだその可能性。恐ろしすぎないか？　ちょっと何ぼーっとしてるんですか先生。先生――

「……あら？　この反応、もしかして……」
ええええええまた僕やらかしましたか？？？？　先生ーーーせんせーーーー！！！！　しっかりしてください！！！！！
"だ、大丈夫、記憶は全部残ってる！！！！　ちょっと他の事考えてただけで……"
よかった……あ、あぶない……
"ふふん、大人に同じ手は二度通用しないってこと。私には優秀な秘書もついてるしね！"
……秘書？
"な、なんでもないよ。ただの先生のイマジナリーフレンド"

[36 二次元好きの匿名さん 25/08/03(日) 12:31:39]

さすアロ

[37 ２次元好きの匿名さん 25/08/03(日) 19:36:02]

頑張って追跡すればアロナに接触できるかも？

[38 二次元好きの匿名さん 25/08/03(日) 23:39:57]

記憶飛ばしを食らうと影響が大きいから対策するのも当然か

[39 佐藤カガリ ◆IEd0n050V2 25/08/04(月) 05:05:39]

エアコン、再稼働！　コタマさんが電話越しに詰められてるのを流し聞きながら、みんなで斜め下に並んで冷たい風を浴びる……涼しさが室内に行き渡ったあたりで散り散りになる。いつものシャーレが戻ってきた。

"ところで……ヒマリたちはどうしてシャーレまで？"
「用事ですか？　特にありませんよ。カガリさんに誘われて来ただけです」
ですね。シャーレで具体的に何をするかっていうと何も思い付いてないんですけど……
"大丈夫だよ、好きなだけくつろいで！　ここはそのための場所だからね"
……そう、ただ遊びに来るだけのつもりだったんですよ。なんというか、僕の特異性絡みのことでしか、この2人と話せてない気がして……申し訳ないような寂しいような改めたいような……
「結局さっきもその話になっちゃったね」
まあ、わかってくれる人がそばにいる時に事が起こったって考えたら、ラッキーなのかもしれませんけど。
「――あ、ちょっと待ってもらっていい？　コタマへのお説教は済んだから、次は部長とカガリさんの番」
……えっ！？！！？
「そんな殺生な！　冷静に考えてくださいチーちゃん、今回ばかりは私、何も悪いことしてませんよ！」
「そういうことじゃなくて。先生も居る場だからこそ、話しておきたいことがあるの」

[40 佐藤カガリ ◆IEd0n050V2 25/08/04(月) 05:27:26]

「さっきも言いかけたけど……特異性の制御について。カガリさんがこの力を使って悪事を働くって可能性とは、どう向き合うの？」
"そうだね、ちゃんと話そうか。私はさっき、カガリの内面に関しては私が保証するって言ったけど……"
「まあ、性格の保証には私も加わりますよ。もちろん先生が言っていた通り、危うい部分も無視できませんが」
「……多分だけど、カガリさんの中にどれくらい悪の心があるかは関係がなくて。だって、この人が暴走して問題起こす時って、どちらかと言えば善意が理由だし」
えっ？　………………ソ、ソウデスネ。
「反論できなくなっちゃった」
「仰る通りというか。悪意ならともかく、善意で動かれると止めようがないんですよね」

数秒の間、完全に議論が行き詰った時の沈黙に包まれる。幸いにも数秒で済んだ……それを打破したのは先生だった。

"止めなくてもいいんじゃない？　カガリ自身が良いことだと思ってしたことなら、正面から受け止めてみる価値は絶対にあると思うよ"
先生……！！
「先生のそれは甘やかしすぎだと思いますが。まあ、事後対応でも構わないという見解には賛成です」
「……先生ならそう言うだろうなって思ってたよ。はあ……慣れるまでは胃を痛めながら過ごさなきゃかな」
ご、ごめんなさい。その、なるべく迷惑はかけないようにするので……
「そういう問題じゃないの。上手く言えないけど……カガリさん自身のことが不安っていうか……」
「……チーちゃん、カガリさんのことをかなり気に掛けているんですね。珍しいような、珍しくもないような」
「自分でも変だと思う。深入りしすぎも良くないってわかってるんだけど」
"チヒロはすごく優しいからね。放っておけないのかも"

[41 二次元好きの匿名さん 25/08/04(月) 10:14:33]

レッドウィンターでもそうだったみたいだしなぁ
こればっかりはなぁ

[42 二次元好きの匿名さん 25/08/04(月) 18:41:43]

まあ何とかなるやろ

[43 二次元好きの匿名さん 25/08/04(月) 22:44:05]

一難去って…って感じだな
とにもかくにもオリジンが分らんことには本人にも難しい

[44 二次元好きの匿名さん 25/08/05(火) 02:00:06]

保守

[45 二次元好きの匿名さん 25/08/05(火) 10:24:40]

難しいね

[46 二次元好きの匿名さん 25/08/05(火) 18:29:35]

自在に扱えるようになった分扱いも大変だね