- 1二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 15:43:09
- 2二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 15:45:40
- 3二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 16:27:00
「いじめられてると思って仲裁に入ったら実はその子が狼藉を働いた事が原因の喧嘩だった、と。なるほど…純真で、けれど真っ直ぐすぎるあの人の血をしっかりと受け継いでいる。母様はとても喜ばしいですよ。……さて、良いかい?そういう時はまずしっかりと状況を見極めるんだ。難しいかな?ようは普段から周りのお友達をよく見ておくんだ。どんな事をして、どんな子達と関係を持っていて、どんなグループが出来ているか。咄嗟の状況判断とは事前に持っている情報の量で決する物だ。情報が多ければ多いほど君の人生は真っ直ぐであってもぶつかる障害物は少なくなるはずさ。……じゃあ問題です。『子供が喧嘩をした』と学校から連絡を受けて私が迎えに行き、一人家で待つパパはどんな顔を今してると思いますか?ふふ、正解です。じゃあ、母様と一緒にパパを落ち着かせる方策でも帰りがてら一緒に考えましょうか。」
- 4二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 16:35:35
やさしいママとパパをありがとう
- 5二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 16:40:04
多分オルを本当の王さまだと思ってるから
自分はお姫様だと思ってるなこの娘 - 6二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 17:42:52
ジャーニーがお母さんしてる…
いつぞやの牛乳パックオルを思い出すなあ。 - 7二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 17:43:04
「お疲れ様ですあなた。お仕事の方はどうですか?……脚部不安。最近医療関係の書籍を読み漁っている理由はこれでしたか。担当の子はさぞかし不安な旅程を歩いているのでしょうね。…ええ、ウマ娘なら走れなくなる事は死よりも恐ろしい事ですから。ですがきっと大丈夫だと思いますよ、あなたという灯台があるならば。私が旅に出た時に帰るべき場所であったあなたがパートナーとして支えるなら。……いいえ、お礼なんて。伴侶が苦しい時に支えるのが夫婦ですから。ですが、もちろん家庭と仕事を両立して貰わねば困りますよ?ほら、スケジュールをこちらに。…ああ、これはこれは。私の伝手で良いサブを見繕いましょう。医療方面に特化した方には心当たりがありますから心配いりません。…ええ、大丈夫です。ですから今日は休んでください。貴方が疲弊しているとあの子も心配しますから。もう貴方の旅路はとっくに一人旅ではないのですから、旅の荷物は私にも担がせてくれませんか?……ふふ、良い子ですね。」
- 8二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 17:46:08
ドリジャがエプロン付けてブカブカのスリッパでフローリングを鳴らしてほしい
- 9二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 17:49:25
お母さんになってポニーテールにしたり、ジーパンとTシャツでスニーカー履いて子供とお買い物出かけたり、たまにオルと一緒にお出かけしてオルからも「姉上は""凄み""がある本物だからな、凄いのだ。」って謎リスペクトされてたりして欲しい
- 10二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 18:16:16
「オル、君の子供の学校はメールでのお知らせじゃないのかい?……鳩が豆鉄砲を喰らったような顔をしているね。ああ、すまないそんな顔をさせるつもりじゃなかったんだ。機嫌を損ねたなら謝るよ。違う?ならよかった。…いや、ウチの学区はメールで届くからね。生徒の母親の間でもグループLANEがあって、私もそこに枝を張ってダブルチェックに使っているよ。まあ、男の子と女の子の違いもあるだろうし、そう落ち込むこともないさ。たとえばプリントは貰った端からクリアファイルに挟ませて週2回チェックさせたりしたらどうかな。収まりのいい収納場所があるとぐしゃぐしゃでも自然とそこに入れるものさ。あと、急に必要になりそうな物は事前に空きパックを用意しておくといい。連絡を貰えればウチにもいくつかストックしてある。いつでも頼ってくれ。…………オル、その話は反則だろう?むしろその経験があってこそより慎重になったんだ。…あっ、こらオル!」
- 11二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 18:29:11
本当にいけないことをした時はしっかりと叱るとてもいい母親になりそう
- 12二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 18:37:04
ジャーニーがちゃんとお母さんしてる…なんか可愛い
- 13二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 19:00:13
「読書感想文ですか…懐かしいですね。いえ、母様の本は貴女には難しいと思いますが…ふむ。ではこれなどどうでしょう。絵本でタイトルは聞いた事がありますね?ある男が様々な不思議な異国を訪ねるお話です。現実にこのような場所はありませんが、旅をする事の奇想天外さを学べる一冊ですよ。有名なアニメの原案になった話もありますし、評価する大人達からの評価も良いでしょうね。…ええ、良い旅を。」
「ああ、あなた。見ていたんですか?…そうですね、あの本は数々の風刺に彩られています。本を通して歩む旅の中で何を見て何を得るかはあの子次第ですが、願わくば学校で学ぶ以上の何か…世界を見つめる異なる視点を一つでも多く得られる事を。」 - 14二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 20:40:08
この子成長するととんでもないレディキラー(♀)になるんだよな
ジャニトレとジャニの因子的に - 15二次元好きの匿名さん25/07/28(月) 23:43:51
ジャーニーが子供に真面目に叱る時はめっちゃあの""重厚な香り""が出そうだけど、多分この子は叱る時には何がどう不味くてどう良くないのかをよく理解させてくれるだろうから出さないだろうな…
おそらく我が子と愛しい人たちを害するものが出た時に香りが漏れてでしまうけど、ちゃんと大人の対応をして適切に「処理」するんだろう。ジャーニーの周りでは不思議なことが多いが、結果として周りは綺麗になってるので誰も文句なしだろう… - 16二次元好きの匿名さん25/07/29(火) 05:00:53
「この香水ですか?パパと母様の特別な香りですよ。…ふむ。貴女も?…いいえ、今はまだその必要はないでしょう。直接掛けると香りが強くなり過ぎますし、すでに『家族の香り』として私達以外には認識されていると思いますよ?ええ、そうですとも。お友達に言われて初めてそう思ったなら、普段から貴女が母様やパパのような香りを纏っているのでしょう。……ふふ。でもね、一つ覚えておいてほしいんだ。己を定義し切れないうちから特定の認識を他者に与えるのは得策とは言えない。嗅覚…つまり原始的な危機察知を司る領域の感覚に類する事を疎かにすべきではない。自分自身がどういうウマ娘でどういう存在でいたいのか、それを志した時に初めて香りを纏うと良い。……難しかったですかね?つまり、本当に好きな人に本当の自分で接したい時に使う方法、という事です。貴女がもう少し大きくなったら正しいやり方をレクチャーして差し上げましょう。…ああ、でも、貴女がうちの香りをより強く纏いたいと聞いて、パパと母様の『好き』がちゃんと伝わっていて嬉しかったですよ?」
- 17二次元好きの匿名さん25/07/29(火) 07:08:10
母さんと父さんの出会い? 母さんが子どものころにアネゴのレースを見に行ったんだけど、今より背が低かったからコースが見えなかったんだ。そんな私に父さんはよく見える場所を譲ってくれた。それがあの人との出会い。えっ、そこで結婚は決めていないよ。数年後にトレセン学園で偶然再会してたまたま鉄の契約を交わして3年間をふたりで駆け抜けてから、父さんからの情熱的な告白を受けて交際を始めて、私が大学を卒業してから結婚したんだ。運命的で素敵だと思わないかい?
- 18二次元好きの匿名さん25/07/29(火) 15:30:45
「悪い子だ。つまみ食いなんていけませんよ?晩御飯の前にお腹がいっぱいになってしまいますからね。貴女もウマ娘ですから沢山食べたいのは分かりますが、節度というものも大切です。パパを見習うとよいでしょう。あの人はトレーナーらしくしっかりとカロリーを考えて……パパがさっきつまみ食いをしてた?…そうですか、そうですか。ふふ…本当に悪い子だ。ほら、後で呼びますから晩御飯までお部屋で遊んでなさい。 …トレーナーさん?お話があるのですが」
- 19二次元好きの匿名さん25/07/29(火) 15:31:58
神SSをありがとう…
俺にはハートを押すことしかできないが… - 20二次元好きの匿名さん25/07/29(火) 15:58:31
「貴女も背が伸びましたね。パパの血を強く受け継いでるだけはあります。まだまだですが、きっと母様の身長を追い抜く日は遠くないでしょう。 …?どうしましたあなた。感慨深げにこちらを見て。 いつかあなたの身長まで?…大きく出ましたね。…ふふ、ですがそれもまた面白い。どうします?パパは貴女にとても期待していますよ?もちろん母様もです。この柱に刻まれたパパの身長に届くという母様が叶えられなかった夢を、貴女に託すとしましょうか。とてもとても……ええ、本当に楽しみな旅程になりそうです。」
- 21二次元好きの匿名さん25/07/29(火) 16:01:03
お子さんがジャーニーの身長抜いたらそれはそれで常に抱き枕みたいにくっついてそう
- 22二次元好きの匿名さん25/07/29(火) 18:48:37
「ジャーニー?ほら、なんていうかさ。人の成長っていうのは早いものなんだよ。ついこの前ハイハイしてたあの子がもうあんな風になっちゃうんだもんな。正直恥ずかしいけど、君に出会った時の俺の事を思い出すんだ。素直過ぎてバカ正直過ぎて、君から見たらきっと面白いほど幼く見えたんだろうな。だから君が言うところの俺の因子を濃く受け継いだあの子にもそういうイメージを持ってたと思うんだ。でもさ、当たり前だけどあの子は君の子でもあるんだ。俺たちの子だ。だからちょっと成長も早くて早く子供を抜け出そうとしてるんだよ…。なあジャーニー…?だから『明日から母様じゃなくてお母さんって呼ぶ』って言われたくらい早い思春期入りだと思えば…え?いや俺はパパ据え置きなのは、ほら…ね?あッ、いててっ甘噛みしないで」
- 23二次元好きの匿名さん25/07/29(火) 20:38:04
「オル、君はたしか昔子供から『かーちゃん』と呼ばれていたね?今はなんと呼ばれているのかな?威厳を重視するオルのことだ。母上、なんて呼ばせているのかな。それこそ母様とか……『お袋』? …そうか、そういうものか。いや、うん。すまないね。ちょっと動揺しているよ。だが考えれば当然のことだ。昔のような王者然とした振る舞いは落ち着きを得て円熟さを増しているし、かつて感じた威圧感は失せて全てを受け入れる懐の深さを感じる。だからとても親身で気安い呼び方になるのだろうね。オルは表情も彩りが増えて…そう、よく笑うようになった。君の夫と子供が君に与えた物は、本当に豊かで素晴らしい物だったのだね、オル。……ん。そうかな?変わったかな?私も。『母様』よりずっと近しい、か。──いいや、ありがとう。感謝するよ。」