いつもと様子が違うデジタル

1二次元好きの匿名さん21/09/18(土) 20:17:43

とある葦毛のウマ娘と揉めてから、いつものオタクムーブをしなくなった。
練習後は鬼気迫る表情でとある栗毛のウマ娘のレース映像を見つづけている。

みたいなデジタルどうですか

>>13 >>14

2二次元好きの匿名さん21/09/18(土) 20:18:20

解像度が低い
もっと語れ

3二次元好きの匿名さん21/09/18(土) 20:18:42

レースで勝ちたいと本気で願うデジたんはインフルに効くぞ

4二次元好きの匿名さん21/09/18(土) 20:26:01

真の勇者　アグネスデジタルになるのかぁ。

5二次元好きの匿名さん21/09/18(土) 20:28:09

デジたん「パターン①最後の直線で抜け出した所を並んで叩き合いに持ち込む…ダメだ、競り合えば負ける。
パターン②付かず離れず後方を追走して、同時に仕掛けて末脚勝負…これもダメ、キレは鈍ってきてるけど持続力は健在だからハナ差粘られる。
パターン③いっそ早めに前に出てゴールまで逃げ粘る…ラビット代わりに使われて狙い打ちにされるだけ。
つまり、並ばず、意識されない位置から、末脚のキレを最大限に活かして勝つ。そのためには…」

みたいなことを真剣に考えるデジたん

>>14

6二次元好きの匿名さん21/09/18(土) 20:52:07

「最初はオペラオーさんとドトウさんのレースを間近で見たい一心で出走登録をしました。
今思えば軽率で考えなしでした。そのせいで一人のウマ娘ちゃんが出走できなくなってしまいましたから。

一週間ほど経ったころでしょうか、私が出走枠を奪ったウマ娘ちゃんと顔を合わせる機会がありました。
その葦毛のウマ娘ちゃんは一言も話さないままこちらを険しい顔で見つめてきます。
逃げ出したくなるほどの気迫でしたが私が悪い以上逃げ出すわけにはいきません。

束の間の静寂ののち、彼女は口を開きました。

『テイエムオペラオーに勝ちなさい。そうじゃないと一生許さないから。』

あの約束は一方的なものでした。いや、約束とすらいえないものだったかもしれないです。
それでも私は、あの子との約束を守らないといけないんです。私も同じウマ娘として。」

>>11 >>14 >>24

7二次元好きの匿名さん21/09/18(土) 20:54:01

自分なりに頑張って解像度上げてみた

8二次元好きの匿名さん21/09/18(土) 20:55:37

控えめに言って最の高

9二次元好きの匿名さん21/09/18(土) 21:01:37

ウワーッ！もう最高！抱いて！

10二次元好きの匿名さん21/09/18(土) 21:51:50

シリアスデジたん最高かよ

11二次元好きの匿名さん21/09/19(日) 09:42:15

図書室のパソコンでオペラオーさんのレース映像を見ていた時のことです。

スペシャルウィークさんとグラスワンダーさんに話しかけられました。

ちょうどオペラオーさんが最後に先着を許した有マ記念を見ていたからでしょう。

スペ×グラを間近で見てしまった高ぶりを必死に抑えつつ、この時のレースで感じたことを教えてもらいました。

ただ、あまり有益な情報は得られませんでした。

『2人で競り合っててオペラオーさんとは競り合っていなかったから、あまり彼女のことは意識できていなかった』

らしいです。

スペシャルウィークさんからは秋天のことも教えてもらいました。

『無理に中に入らないで、最後の直線で大外からきれいな芝生を走ってぎゅーんですよ!!』

・・・なるほど??

成果を得られないまま時間だけが過ぎていきました。

トレーニング時間を削るわけにはいかないので退室しようとした時でした。

落ち込む私を励まそうとしたのかスペシャルウィークさんに声をかけてもらえました。

『デジタルちゃんのこと応援してるよ～!!けっぱれ～!!』

ウマ娘ちゃん、しかも少し運命的な何かを感じるスペシャルウィークさんからの応援・・・昇天しそう。

・・・ん?『競り合わない』『大外から直線』・・・もしかして?

スレ主だけど寝て起きたらもう一個思いついたので>>6以外にも投入

>>14 >>24

12二次元好きの匿名さん21/09/19(日) 09:43:48

大外から攻めるのは賢い馬ほど引っかかりやすい
あのシンボリルドルフも引っかかった

13二次元好きの匿名さん21/09/19(日) 10:31:53

>>1

・レース前日のそれぞれの描写

・レース中のデジたんの心情

・レース後の語り合い

・その後の葦毛ちゃん

まだこんなに書くものが残っているぞ。はよ。

14二次元好きの匿名さん21/09/19(日) 10:41:16

15二次元好きの匿名さん21/09/19(日) 12:01:44

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>>16

16二次元好きの匿名さん21/09/19(日) 12:23:27

>>15

噓でしょ!!?（大歓喜）

17二次元好きの匿名さん21/09/19(日) 12:25:54

実装きたこれ！！

18二次元好きの匿名さん21/09/19(日) 12:29:10

ジュエルと昼飯買ってくる!

19二次元好きの匿名さん21/09/19(日) 13:43:54

「天皇賞秋前日の夜、まだ数名のウマ娘ちゃんが練習に励むターフを見下ろしながら私は思いを馳せていました。
オペラオーさんに勝つための作戦も立てた。うまく作戦を実行するための練習もたくさんしました。
それこそウマ娘ちゃんの追っかけをやれていないくらいには。

それでも、いや、だからこそ私は初めてレースに出ることを『怖い』と思ってしまっています。

今まで私は、心のどこかでレースを舐めていたんだと思います。
もちろん、私としては口ではいろいろ言ってはいましたが、レースを走るときは真剣に走っているつもりでした。
それがこのざまですよ。笑ってください。

そう想いを募らせていると私のトレーナーさんが通りがかりました。
私の顔をみてすこし驚いています。信じられないものを見たかのような顔ですね。
それほど私は追い詰められているのでしょうか。

少しばかりの時が過ぎたのち、トレーナーさんはわざと私に聞こえるように独り言をつぶやいて去っていきました。
『信じているよ。』
と・・・。

明日のためにも早く寝ないと、だよね。」

>>24

20二次元好きの匿名さん21/09/19(日) 14:54:46

「私たちが東京競バ場についたころにはすでにいくつかのレースが終わったころでした。
天気は雨、バ場重、決してレース日和とは言えない条件となった天皇賞秋当日。
この雨は私たちに味方してくれる、そう感じれる雨でした。

10Rが終わり、いよいよ私のレースの時がやってきた。
トレーナーは何も言いませんでした。それでも私には言っていることがわかりました。

ターフに足を踏み入れた私を迎え入れてくれたのは鹿毛のウマ娘ちゃんでした。
『やぁやぁ～、安田記念以来だね～。今度も負けないよ・・・っていいたいけど今回はあんたのこと見てる余裕はないかもね～。』
目線の先にはあの二人がいました。この一年以上王道G1の上位を独占しているあの二人が。

その意見に肯定を入れつつ、あの娘との約束のことも思い出しながら二人のことを観察していると、
『・・・デジタルちゃんも今日はいつもと違うね、天気も雨だし今日は大荒れの日かもね～。』
そう言うと、じゃね～と手を振りながら去っていきました。
あのウマ娘さんは相変わらずだしたね。」

天皇賞秋が始まる。

>>24

21二次元好きの匿名さん21/09/19(日) 15:23:58

このレスは削除されています

22二次元好きの匿名さん21/09/19(日) 15:25:13

「レース中のことはよく覚えていません。そのくらい必死でした。
唯一覚えていることは必至な形相のオペラオーさんの小さな横顔、それだけです。

観客席ではトレーナーさんがスペシャルウィークさんと手をつないで大喜びしていました。
その景色を見て初めて自分の勝利を確信しました。

・・・ウイニングライブの途中で正気に戻り昇天て迷惑をかけてしまったことをお詫び申し上げます。
オペラオーさん、ドトウさん、並びに関係者及び応援してくれた皆様、本当に申し訳ありませんでした。

『では皆の諸君!!デジタル君の素晴らしい勝利を祝おうではないか!!乾杯!!』
生き返った私の目の前では祝勝会が開かれていた。・・・オペラオーさんの主導で。」

>>24

23二次元好きの匿名さん21/09/19(日) 16:32:22

数日後

無事に天皇賞に勝利しましたがやるべきことがまだ残っています。
葦毛のウマ娘ちゃんに約束を果たしたという報告をしないといけません。
ひとまず彼女を探しに彼女の担当のトレーナー室に向かいました。

その道中・・・
『デージータールーーーー。ウイニングライブ見たよ～!!君また昂りすぎて気絶したでしょ～』
そう言ってこちらを呼び止めたのはあの時の葦毛のウマ娘ちゃんでした。
あの時のような鬼気迫る表情ではなく、まるで天使のような笑顔です。
推すぞ？

あの時の約束を何とか果たせたことを報告しようとしたら私の言葉を遮るように、
『デジタルが約束を必死に守ろうと努力してたところずっと見てたよ。ありがとう、そしておめでとう!!』
一生推すぞ??

彼女は私に口を開く隙も与えずに話を続けていきました。
『それどころか!!私は天皇賞に出走できなくなった代わりに出たダートの重賞レースで何とスーパーレコードを記録しちゃいました～。ある意味デジタルのおかげとも言えるね。ありがとう。』
孫の代まで推すぞ???

『じゃあ私はこれから記者会見があるからまたゆっくり話そうね～またね～～』
そうして葦毛のウマ娘ちゃんは去っていきました。廊下を走りながら。
一人取り残された私はこう呟き、塵となりました。

『末代まで推しましゅぅ。』

（ひとまず）完