[閲覧注意][ss]小生はコトを進めていきましょうか その7

  • 1二次元好きの匿名さん25/07/30(水) 10:48:28

    最近は休むことが多くて申し訳ございません。今後の予定ですがこの章はあにまんで書き続ける予定ですが、もし続編を書く場合はハーメルンかpixivで書こうと思います。ですが、もしかしたらあにまんで継続する可能性もございますのでご了承ください。また荒らしなどの行為はご遠慮くださいますよう心よりお願い申し上げます。今後ともよろしくお願いいたします。

    日曜日は休むことが多いです。こちらの都合上、更新できない日や全く違う時間に更新するかもしれませんが、よろしくお願い申し上げます。

    こんな私のド下手小説ですが見ていただけると嬉しいです。これからもいろいろと迷惑をかけますがよろしくお願いします。

    注意事項、このssは大幅なキャラ変やグロい描写がありますので、苦手な方はブラウザバックを推奨します。基本はIF展開のSSです。何卒宜しくお願い致します。

  • 225/07/30(水) 10:51:19
  • 325/07/30(水) 10:52:34

    本日は夜に投稿いたします。最近は文章も少なく更新できなくて申し訳ございません。
    10までスレを埋めさせていただきます。

  • 425/07/30(水) 10:53:51

    ただ、埋めるだけではなにか味気ないので私か好きなブルアカの絵師さんたちを紹介します。

  • 525/07/30(水) 10:56:09
  • 625/07/30(水) 10:58:49
    ローマンどこかでVをやっている者www.pixiv.net

    Romanさん、トムとジェリーとブルアカを組み合わせた作品を投稿してる方です

  • 725/07/30(水) 11:00:26
  • 825/07/30(水) 11:01:26
  • 925/07/30(水) 11:02:28
  • 1025/07/30(水) 11:03:28
  • 1125/07/30(水) 11:04:29

    素晴らしい作品を投稿する方たちですので是非ご覧になってください。

  • 12二次元好きの匿名さん25/07/30(水) 19:20:46

    保守

  • 13二次元好きの匿名さん25/07/30(水) 20:33:26

    続きありがとうございます^_^
    最後まで楽しみにしてます^_^

  • 14二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 01:41:51

    最後まで期待して保守^_^
    アビドス編のいいところで終わったので続きがどうなるか気になります。
    ただ、体調を崩して続きが書けなくなるのは悲しいので、ご自愛くださいませ。

  • 15二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 02:35:57

    焼け跡の熱気がまだ残る中、彼の声だけが妙に冷たく響いた。
    三人が焼け焦げた瓦礫の山を見渡していると、不意にシロコが低く呟くように口を開いた。

    シロコ「……そういえば、アヤネは?」

    その声は、周囲の静けさに不自然なほどよく響いた。ノノミが顔を曇らせ、首を横に振る。

    ノノミ「それが……さっきから何度も連絡してるけど……返事が、まったくないの。」

    一瞬、重苦しい沈黙が三人の間に広がった。だがシロコはあくまで冷静を装い、淡々と返す。

    シロコ「ん……わかった。」

    だがこの時、誰もがまだ信じていた。アヤネはどこかで無事でいる、そうに違いないと——。
    その希望を木っ端微塵に打ち砕く出来事は、皮肉にも最も静かな形で訪れた。
    セリカが崩れた校舎の一角を黙々と調べている時だった。

    セリカ(誰が……何のために……。こんな酷いこと……私たちが一体、何をしたっていうの?ヘルメット団……?いや、あいつらにこんな大規模な爆発を起こす手段なんてあるわけない……資金も、人も、動きもない。なのに……)

    彼女は思考の海に沈みながら、もう一つの疑念に行き着く。

  • 16二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 02:36:59

    セリカ(……アヤネちゃん。まだ、来ていない。まさか、爆発に気づいていない?そんなわけ……いや、それよりも……なんで、連絡が……)

    嫌な予感が、背筋を氷のように冷たく這い上がっていく。そのとき、ふと視界の隅に異様な地形が映る。

    セリカ「……あれは……?」

    大地が深くえぐられたようなクレーター。直径およそ20メートル、深さは優に5メートルはあった。その中央部へ向かい、セリカは足を進める。引き寄せられるように——いや、導かれるように。
    斜面を降りていく途中、セリカの視線がある一点に釘付けになる。

    セリカ「…………っ……!?」

    地面に焼き付いた“それ”は、最初はただの影のように見えた。だが、目が慣れるにつれて形がはっきりする。“それ”は——人の形をしていた。
    心臓の鼓動が耳の奥で爆音のように響く。呼吸は荒れ、喉の奥が焼ける。思考が崩壊していく。

    セリカ「はっ……はっ……うそ……そんな、はず……」

    震える足で、一歩、また一歩と“それ”に近づく。焦げた鉄と肉の腐臭が鼻を突き、胃の奥がひっくり返るような感覚に襲われながらも、セリカはしゃがみ込んだ。
    その“顔”と思しき部分に手を伸ばす。触れた瞬間、崩れるようにメガネのフレームが砕けた。赤みがかったその破片を見た瞬間、最後の希望が粉々に砕け散った。

  • 17二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 02:37:59

    黒く炭化し、もはや人とすら呼べぬそれは、だが確かに——アヤネだった。

    セリカ「アヤネ……ちゃん……?」

    見間違えようがなかった。壊れてしまったのは遺体だけではない。セリカの心の奥で、何かが静かに、確実に崩れていった。

    ——“死なないでね? アヤネちゃん。”

    脳裏に響いたあの時の声が、今や悪夢のように響く。

    セリカ「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」

    少女の絶叫が、瓦礫に沈んだアビドスの廃墟を引き裂いた。

  • 18二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 10:04:55

    保守

  • 19二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 19:37:39

    保守

  • 20二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 22:59:20

    保守

  • 21二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 23:01:16

    最近このスレのレス数が増える度にジョジョっぽいセリフが頭を巡るようになってしまった…とまぁ応援してますぜ

  • 2225/08/01(金) 02:03:11

    すみません。今日は昼に投稿します

  • 23二次元好きの匿名さん25/08/01(金) 08:26:31

    果たして、セリカがどうなるか、アビドス勢はどうなるか気になるので保守^_^

  • 24二次元好きの匿名さん25/08/01(金) 17:57:46

    保守

  • 25二次元好きの匿名さん25/08/02(土) 02:39:20

    ノノミ・シロコ「!!」

    凄まじい悲鳴が、瓦礫に沈んだアビドスの夜に突き刺さった。
    近くで探索していたノノミとシロコは、そのあまりに異常な叫びに胸を突かれ、即座に駆け出す。
    視界に入ってきたのは、黒く焼け焦げた“何か”を両腕に抱き、地面に崩れ落ちたセリカの姿だった。
    彼女は叫び、泣き、心の奥底から何かを吐き出すように嗚咽していた。

    シロコ「セリカ!!落ち着いて!!」

    シロコが肩を強く揺さぶる。だが、セリカは虚ろな目のまま、何度も何度もその名前を呼び続ける。
    ノノミが震える手でその“何か”に視線を向けた。最初はただの黒い塊——そう思いたかった。
    だが、見えてきた。焦げて張り付いた制服。見慣れたアビドスの生徒服だった。

    ノノミ「……そんな、うそ……アヤネ……ちゃん……?」

    小さな声が、誰にも聞こえないようにこぼれる。だが、絶望は伝染する。
    その名前を聞いたシロコも、ぎこちなく視線を落とす。目の前の“それ”に、かつての仲間の面影を探す。

    シロコ「……アヤネ……?」

    確信へと変わる。それはもう、逃れようのない現実だった。

    シロコ「うわああああああああああああああああああああああああああ!!」

    ノノミ「アヤネちゃああああああああああああああああああああん!!」

    セリカ「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」

  • 26二次元好きの匿名さん25/08/02(土) 02:40:33

    三人の叫びが空に突き刺さり、崩壊していくような音が夜空に反響する。
    だが、その地獄のような光景を、少し離れた廃墟の陰から監督官が静かに見つめていた。
    その姿は、ヴァルキューレの服に身を包んでいる。白色の髪。冷ややかな目。
    変装としてシリコンマスクをしていて監督官となっている白洲アズサだった。

    アズサ(……確認完了。奥空アヤネは死亡。セリカ、シロコ、ノノミは確実に視認し、反応を示した……第一段階、完了。)

    その目には一片の感情もなかった。悲しみも、怒りも、後悔すらも——。

    アズサ「……よし、一人目。順調。」

    小さく、誰にも聞こえない声で呟くと、彼女は無線機に手を伸ばす。

    アズサ(第二段階へ移行。ターゲット反応:想定通り。次は——)

    通信を終えたアズサは、ゆっくりと焼け跡の方を見つめる。
    その視線には、優しさも情けも、もうどこにもなかった。

    アズサ「……さあ、始めようか。」

    その声は、夜よりも冷たく、そして深く深く底知れぬほど黒かった。

    アズサ「終焉に向けての“始まり”を。」

    月光が、少女の影を長く落とした。
    その姿は、もはや“希望”ではなかった——。
    それは、破滅の象徴そのものだった。

    追記
    お昼に投稿すると書きましたのにこんな深夜に投稿して申し訳ございません。

  • 27二次元好きの匿名さん25/08/02(土) 08:45:50

    むしろこんな夜分遅くにわざわざ投稿してくださり誠にありがとうございます^_^
    体調を崩さないようにご自愛くださいませ^_^

  • 28二次元好きの匿名さん25/08/02(土) 17:24:00

    ここから先アズサが何をするのか?
    そしてアビドス勢がどうなるか気になります!
    念のために保守。

  • 29二次元好きの匿名さん25/08/02(土) 22:08:35

    そして捕まったアリウススクワットもどのようになっているか?どんな活躍をするか気になるので保守^_^

  • 30二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 02:34:53

    そういえばアズサはテラー化してましたか?
    もししているならばどんな姿か気になります。そしてどんな感じで活躍するか気になります^_^

  • 31二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 02:41:01

    火災現場での一連の出来事のあと、三人はそれぞれに駆けつけた捜査員に保護された。

    だが、セリカの様子は明らかに異常だった。

    崩れた声でアヤネの名を何度も呼び、虚空に向かって喚き、身を引き裂くように泣き続けた。瞳は焦点を失い、呼吸は浅く早く、周囲の声などもう届いていなかった。

    医師の判断は迅速だった。
    「このままでは、彼女は命を絶つかもしれない」——

    セリカは、アビドス郊外の精神科専門病院へと、強制的に搬送されることとなった。

    ノノミとシロコも、心に深い傷を負ってはいた。だが、かろうじて理性を保ち、自力で立っていられるほどには“壊れていなかった”。
    そのため、二人は簡易的な医療機関でのケアと投薬による短期入院で済むこととなった。

    シロコとノノミは、セリカの搬送先を聞いたとき、ただ小さくうなずいた。
    言葉にならなかった。
    恐ろしくて、哀しくて、どうにもならなかった。

    ——“セリカだけは、本当に壊れてしまった”

    その事実が、ふたりの胸に深く、重くのしかかっていた。

    そして、セリカは閉鎖病棟へと連れていかれた。
    鋼鉄の扉と分厚い窓ガラス。
    外の世界との連絡も遮断され、彼女は完全に隔離された。

  • 32二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 02:45:04

    ――病院・閉鎖病棟――

    セリカはアビドス郊外の精神科専門病院、完全閉鎖病棟に搬送された。
    その途中、何度も絶叫し暴れ、アヤネと先生の名を叫び続けた。
    拘束具はすでに腕も足もがんじがらめ、意識も半ば朦朧としていたが、精神だけは激しく暴れていた。

    病室に入れられるとすぐさま複数の看護師と医師により、
    精神安定剤・麻酔薬・強力な睡眠薬が注射された。

    セリカ「……や、だ……あ……やね……せんせ……たすけ……て……」

    最後のうめき声を残し、まぶたが重く閉じていった。

    看護婦A「……やっと……落ち着いたわ……」
    看護婦B「こんな暴れ方……久々に見たわね。固定は万全にしなきゃ。」

    二人は重く息をつきながら拘束具を確認する。

    そのとき――

    ギィ……
    重々しい音を立てて、病室のドアが開いた。

    看護婦A「……! アズサ様……!」

    白洲アズサが、冷たく静かな足取りで入ってきた。
    その瞳には一切の感情がない。まるで、これがただの『作業』であるかのように

  • 33二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 02:46:04

    アズサ「……黒見セリカは眠らせたか?」

    看護婦A「……は、はい! 指示通りに、薬剤は全て投与しました。……これ以上は……もう、自力では動けません。」

    看護婦B「完全に拘束しています……今はもう反応もほとんど……。」

    アズサは一度だけセリカの顔を見下ろし、
    まるでゴミでも見るような瞳でうっすらと息を吐いた。

    アズサ「……そう。それでいい。」

    そして、後ろを振り返り――
    静かに言葉を紡ぐ。

    アズサ「……だ、そうよ。……遠慮なく“使って”。」

    ギィ……ギィ……
    再び、病室の扉がゆっくりと開いた。

    中へ入ってきたのは、異形の男だった。

    黒いスーツに身を包んだその男の顔は、
    ——顔などというものではなかった。

    漆黒の闇のような表面に、亀裂が走り、内部から淡い青白い光が漏れ出している。
    その中心には、まるで割れたレンズのような光る“眼”が不気味に輝き、
    頭頂からは黒い煙のようなものが細く、ゆっくりと立ち昇っていた。

  • 34二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 02:47:36

    黒服「くっくっくっ……ありがとうございます、白洲アズサさん。」

    その声もまた、どこか変異的で、不気味なこだまを伴っていた。
    アズサは一歩も引かず、まるで“当然”のように言った。

    アズサ「彼からの、ささやかなプレゼントだ。だからこそ丁重に扱ってくれ。」
    黒服の男「……ええ、もちろん。この娘は……とても貴重な“素材”ですから……。」

    ゆっくりとセリカの元に近づく黒服。
    指先がセリカの頬へと伸びる。
    その指先もまた、黒く硬質な何かに覆われていた。
    生きたものの指とは、到底思えない異質な感触。

    黒服「くっくっくっ……見事に壊れていますね……だが……その方が“扱いやすい”。」

    アズサは何も言わず、その様子をただ見ていた。
    感情など一切浮かばせない、冷たい瞳で。
    その間にも、窓の外では雨が激しさを増していた。
    まるで、これから起きることを知っているかのように。

  • 35二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 03:11:10

    夜分遅くの更新、誠にありがとうございます^_^
    大変なようであれば、あまりご無理をなさらず、ご自愛くださいませ。

  • 36二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 11:37:17

    く、黒服!?キヴォトスから離れフェードアウトしたんじゃあ無いのか!?

  • 37二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 15:58:23

    このレスは削除されています

  • 38二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 16:00:11

    このレスは削除されています

  • 3937-38です。25/08/03(日) 16:04:07

    書き間違いがあったので書き直しました。
    このSSの怪物の絵が気に入っているのでアズサであれだれであれ、第2形態みたいにテラーから怪物化になるのをできれば見てみたいです^_^

スレッドは8/4 02:04頃に落ちます

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