- 1アノマス◆UBru6zWM0.25/07/30(水) 17:20:30
- 2アノマス◆UBru6zWM0.25/07/30(水) 17:22:57
前スレ
ここだけダンジョンがある世界の掲示板 第6228層|あにまん掲示板冒険をサポートするアクセサリも取り揃えております。テンプレでございますか……?>>2 になければ無いのでございます。bbs.animanch.com設定スレ
ここだけダンジョンがある世界の掲示板 脳内設定スレ105|あにまん掲示板ここは、「ここだけダンジョンがある世界の掲示板」から派生したスレです。スレ立て時現行スレhttps://bbs.animanch.com/board/5241674/姉妹スレhttps://bbs.a…bbs.animanch.com姉妹スレ
ダンジョンマスター専用掲示板 その72|あにまん掲示板エラーの危険性があるためテンプレは2レス目bbs.animanch.com・次スレは>>185さん
・スレ立ては「その他話題」、画像は「いらすとや」のイラストを使用
・「このダンジョン一緒に攻略しようぜ!」など、特定メンバーでやりたい遊びはダンジョン攻略スレで進行
・ダンジョン攻略の他に、集まってするイベントはイベントスレで進行
・画像の貼り付けは原則禁止
・あくまで掲示板、直接名前を出すのは避ける
・プロレス系ロールは喧嘩にならないよう気をつける
・スレチの話題は禁止
・メタ会話は()or(※)で囲もう
・本スレ、関連スレ以外へのコテハン・話題を持ち込むのは原則禁止
>ルールは上記を守るだけ
>熟練者に成るもよし 初心者に成るもよしダンジョン関係に成るのもok trpgのキャラに成りきるのもokです!
>気軽に誰でも書き込んでくださいね!
※エラーが出やすいのでテンプレはこちらに
- 3アノマス◆UBru6zWM0.25/07/30(水) 17:24:42
はりきって保守をするよっ…
- 4アノマス◆UBru6zWM0.25/07/30(水) 17:26:26
とんとん、とんとことん…
- 5アノマス◆UBru6zWM0.25/07/30(水) 17:29:34
ふしぎな踊りが隠し部屋を開く鍵になってたりするけれど…壁に彫られてたりするのは…優しさ?
- 6アノマス◆UBru6zWM0.25/07/30(水) 17:32:30
護衛依頼の依頼人さんが踊る時もあるけれど…すごーく練習したのかなって思うほどには上手な人もいたり。鍵からの判定が厳しいのかもしれないけれど…
- 7アノマス◆UBru6zWM0.25/07/30(水) 17:36:49
…と、ここで今出せる話題がなくなっちゃったから〈具現〉で保守案内看板を立てるまで待っててね…
- 8アノマス◆UBru6zWM0.25/07/30(水) 17:38:45
【魔力を使って透明の看板を生成…看板には無駄に器用な焔文字が刻まれている】
- 9アノマス◆UBru6zWM0.25/07/30(水) 17:43:29
武器としても振り回せるし…《切断》を付与すれば切れるナイフならぬ切れる看板になるよ。ふふ…
【あそびごころ?】
今回は立てるのに使うから…【とんとん】 - 10アノマス◆UBru6zWM0.25/07/30(水) 17:44:58
【見事看板は立てられ保守も無事完了】
お疲れ様でしたってね…
【冷た~いりんごジュースを注文して一息つく少女】 - 11謎子25/07/30(水) 18:43:23
立て乙だよ
今日は水鉄砲貝を倒しに行ったんだ
砂浜のダンジョンだったよ - 12アノマス◆UBru6zWM0.25/07/30(水) 18:48:59
- 13忌名ぎなた25/07/30(水) 18:59:19
- 14謎子25/07/30(水) 18:59:25
- 15騒々神◆7Ne9e.LPTA25/07/30(水) 19:01:24
- 16謎子25/07/30(水) 19:01:38
- 17騒々神◆7Ne9e.LPTA25/07/30(水) 19:03:31
- 18二次元好きの匿名さん25/07/30(水) 19:04:30
はろー
ここはあまり本名はおすすめしないぜ
それともそれが源氏名かい? - 19アノマス◆UBru6zWM0.25/07/30(水) 19:04:50
- 20二次元好きの匿名さん25/07/30(水) 19:08:34
- 21謎子25/07/30(水) 19:08:54
- 22二次元好きの匿名さん25/07/30(水) 19:10:17
- 23風纏いs+n◆UwIgwzgB6.25/07/30(水) 19:12:28
- 24アノマス◆UBru6zWM0.25/07/30(水) 19:12:32
- 25二次元好きの匿名さん25/07/30(水) 19:18:56
- 26アノマス◆UBru6zWM0.25/07/30(水) 19:23:00
新人さんは歓迎するようにねって一つのお願いが
今回は区切られて『歓迎する』と『うにの注文』…二つの意味になったのね。なるほど…
【やってきた新人さんはぎなた読みから生まれる誤読、その言霊使いと言うことかな…と考える少女】 - 27アノマス◆UBru6zWM0.25/07/30(水) 19:26:00
- 28二次元好きの匿名さん25/07/30(水) 19:32:19
- 29風纏いs+n◆UwIgwzgB6.25/07/30(水) 19:33:44
- 30アノマス◆UBru6zWM0.25/07/30(水) 19:36:00
- 31謎子25/07/30(水) 19:36:10
えーと、でもこの人はいまぎなた?になってるから
普通のほうがなにかおこるのかも - 32アノマス◆UBru6zWM0.25/07/30(水) 19:41:55
- 33忌名ぎなた25/07/30(水) 19:45:16
(※反応遅くなって申し訳ありません!……あたりまえだけどすごい面倒だこの子!)
わわわ、す
みません……!そ、その……わたしはか
いわが苦手で……エ
ヘヘ……緊張しているといいますか……
えと……無意味な言
葉ならいけるかも……?
は、はい!鋭
いですね……?
……──“ここにペンがあります”
【手に持っているペンを指差す】
【──と、そのペンがぐしゃりと歪んで潰れた】
“いいえ、これはペンとは呼ばない何かです”
【再びそう言えば、粘土を捏ねるように無理やり形を歪められ、まだペンと認識できそうな形状に“された”】
【中で管が割れていて、ペンとしての利用はできなさそうだ。】
………このよ
うに、私が正確に言及したものは……呪
われます。
……割れるわけではないですね?も
う……。ですので、普段はわた
しの言葉のほうが歪むようにしているのです
- 34忌名ぎなた25/07/30(水) 19:46:58
- 35二次元好きの匿名さん25/07/30(水) 19:48:45
- 36ムゥ◆AUy27RMtoo25/07/30(水) 19:53:56
- 37謎子25/07/30(水) 19:54:42
- 38忌名ぎなた25/07/30(水) 19:56:17
- 39アノマス◆UBru6zWM0.25/07/30(水) 19:56:28
- 40ミュトス25/07/30(水) 19:59:37
- 41忌名ぎなた25/07/30(水) 20:04:56
- 42ムゥ◆AUy27RMtoo25/07/30(水) 20:05:42
- 43風纏いs+n◆UwIgwzgB6.25/07/30(水) 20:11:57
- 44忌名ぎなた25/07/30(水) 20:12:11
- 45ミュトス25/07/30(水) 20:16:25
- 46ムゥ◆AUy27RMtoo25/07/30(水) 20:16:35
- 47二次元好きの匿名さん25/07/30(水) 20:18:02
うちの最終兵器ちゃんと似た者同士になれそうな雰囲気を感じるぜ
【筆談できるから私はまだましと書かれたスケッチブックを掲げる「言ったことをそのとおりにしてしまう」言霊の少女】 - 48アノマス◆UBru6zWM0.25/07/30(水) 20:19:08
- 49謎子25/07/30(水) 20:22:11
- 50忌名ぎなた25/07/30(水) 20:25:27
縺セ縺、繧翫°縲?縺倥∞繝シ繝ウ縲?縺ッ縺九↑縲?MU繧・
……このくらい強く歪めればい
けますが……聴き取れませんよね。おそらく
【……さすがにだめすぎる。と自分でも思っている顔】
あら、それは……わた
しも興味を惹かれるのですが……
方向性は逆で
すが……確かに、シンパ
シーを感じますね……たぶん
【この子の場合、言及内容を“否定する”形で働くことが多い】
……わかりません。
呪われているのか
もしれませんね……
何かをも
とめて……
【そういえば、もう暫く考えることもなかったかもしれない。】
【……この体質を治療したい、などということは】
……いえ、何も。ただ仕事として……壊す
ことは得意なので、せめて呪うのは魔物く
らいにしようかと、冒険者をしているのです
- 51ミュトス25/07/30(水) 20:25:52
- 52二次元好きの匿名さん25/07/30(水) 20:26:21
あんときは世話ンなりましたと…
「それ不良のお礼参りだろ」「ヤンキーとの共通点髪色だけじゃねえか」「金髪がヤンキーというナイーブな考えは捨てろ」 - 53二次元好きの匿名さん25/07/30(水) 20:29:52
スケバンか…
- 54ムゥ◆AUy27RMtoo25/07/30(水) 20:35:26
- 55【D・S】◆LXse3il6fw25/07/30(水) 20:37:03
〈不貫羽毛〉さんはいらっしゃいますか?
注文の武具が完成しました。 - 56ミュトス25/07/30(水) 20:37:31
- 57忌名ぎなた25/07/30(水) 20:55:09
- 58祀り香◆UwIgwzgB6.25/07/30(水) 20:57:40
- 59忌名ぎなた25/07/30(水) 21:08:09
- 60ミュトス25/07/30(水) 21:08:14
- 61決闘者25/07/30(水) 21:25:40
【月明りが照らす大ホール。かつては多くの人間が詰め寄った栄華の象徴、もはや使われる事なく遺跡として残されている"太古の歌劇場"には、一人の青年と一匹が立っていた】
【赤と黒の髪から自信に満ちた顔を覗かせ、派手な赤い裏地のジャケットを羽織った青年。肩には10cmほどの小さな猿を乗せていて、静謐な場にそぐわぬ雰囲気を纏っていた】
【青年は声高らかにソレを呼ぶ】
「御託は抜きだ」
「────決闘(デュエル)をしようぜ、メロディック・デュエルスピリット!」
「決闘者としての誇りに誓い、俺は命を。お前は宝を懸けて!」
「俺とお前の真剣勝負、演奏決闘(バトルオルケストラ)! さあ、乗るか降りるか!?」
【──その声と共に、劇場が"変わった"】
【否。塗り替えられたのだ。"現実"という領域から別の存在が支配する領域へ】
【現れたのは赤と金で飾られた厳かな大劇場。客席は満員。誰も彼もが顔も無い影法師、されど今か今かと演奏を待ちわびる審査員】
【そして】
【中央、青年が立つステージの逆サイドに"ソレ"は居た】
「────。」
【ハイライトを浴びて立つのは薄衣を纏う麗人。シルクのように滑らかな金の長髪は証明に照らされ煌いて、閉じた睫毛は小鹿のように若々しく、明るい照明にさらけ出された肌は白魚のように瑞々しい】
【美しい女に見えるそれは、ヒトではない】
【劇場を覆った"支配領域"の発生源。精霊に"近い"らしい、人ならざる何か】
【ここは彼女の、『メロディック・デュエルスピリット』の法則(ルール)が支配する領域(せかい)】 - 62忌名ぎなた25/07/30(水) 21:26:20
そうですね、仮にも言霊遣いとして……こと
ばにある力は、よく識っています。おそらく
……そう、でしょうか。そうなのかもしれません。
【一旦、曖昧な言及に留める】
【言ったことを否定する言霊だから優しい言葉だと害になるのでは?とも思ったけど】
【やっぱり言霊の性質がバキバキの呪いなので、逆に元は優しかったという解釈もあるのかもなぁ……と思うなどしている】
……ええ、そうですね。きっと。そうお
もうことにしましょう。わたしは、優しさを込
めた言葉で……人の不幸を否定するために、この言葉を使うのだと。たぶん
【励まそうとしてくれているのかもしれないし、前向きに解釈してみることにした】
【歪んでも言霊使い。言葉をこねるのは、ある意味では専門分野なのだから。】
- 63謎子25/07/30(水) 21:27:11
- 64声無し◆OP4l0rktr.25/07/30(水) 21:28:25
フンフン『立て乙』
【イェイイェイ、ボディランゲージ最高!と言う感じで体を揺らしてる聴唖のエルフ】
【光文字や筆談をしていることが多いが手話や指文字、手信号なども使える器用な奴である】
フンス!『こんにちは、忌名ぎなたさん。私は声無し、喋れないエルフだから声無しだよ、よろしくね』
【と書いたノートを見せつつ=bグッとサムズアップ】
……『ミュトスさんもこんばんは、確かに言葉の力は想像以上に強いものだ…柔らかく優しい言葉はきっと他者だけでなく話す自分の思考も穏やかな方向に誘導してくれる…気がする』
🛡「…貴女は焦った時とかだいぶ言葉遣いやジェスチャーが下品になってる気がするのだけど」
フン『育ての親が口悪いもんで』
【受け継がれる野卑なスラングとFワード連打系会話術の系譜である】
- 65祀り香◆UwIgwzgB6.25/07/30(水) 21:31:51
- 66忌名ぎなた25/07/30(水) 21:35:29
- 67決闘者25/07/30(水) 21:38:41
【青年はニヤリと笑い、前口上を告げると共に"ビート"が刻まれ始め、己の課す制約を告げる】
「制約(ルール)は10個!
1.《デッキ》は40枚、初期手札は5枚、先行ドロー無し
2.《クリーチャーゾーン》と《スペルゾーン》は5枠
3.《デッキ》の使い手にはあらゆる攻撃を1度ずつ無効化する《ライフシールド》が5つある
4.《ライフシールド》は相手の攻撃威力によって複数消費する事がある
5.《ライフシールド》を5つ失った後で受けた攻撃は、どれだけ弱くても使い手の命を奪う
6.相手の攻撃はクリーチャーを疲労させる代わりに防ぐ事が出来るが、攻撃力で上回られている場合、クリーチャーは破壊される
7.《スペルゾーン》にあるカードは、魔力を伴う攻撃で破壊出来る
8.デッキ使用者以外の1ターンは約10秒である
9.ターンは《スタンバイフェイズ》《ドローフェイズ》《メインフェイズ》《バトルフェイズ》《エンドフェイズ》の順に進行する
10.《デッキ》の使用者は何に誓い、何を賭けるのかを宣言しなければならない!」
「そしてお前によってこの領域(フィールド)に課されている法則(ルール)は1つ。『行動のすべてが音を発し、行動によって鳴る音は対象の技量と魂によって変化する』こと」
「これで俺とお前は制約を共有した! 戦う意思があるのならば、あとは戦うのみ!」
【小気味の良いドラムが叩かれるごとに、青年の前に青白い半透明のテーブル──カードを使用する為の卓(テーブル)が、その命を守る五つの光が、左腕にセットされた腕輪から五枚引かれて手札が用意された】
【メロディック・デュエルスピリットは目を開く。人外の証たる黄金の瞳が青年を見つめる】
【決闘が始まる。音に命を乗せて想いを届け。どちらがより相手の心を動かせるかの決闘が】
「行くぞ────決闘開始(デュエル)ッ!!」 - 68《カミガカリ》@過去ログ25/07/30(水) 21:40:06
【渡来学徒と"殉教のミヤガ"が戦いを繰り広げていたのと同時刻、街付近にある山の山頂にてサクヤと偽伝学者の戦いが行われていた】
【地中から地盤を砕きながら、九本の触手のようなもの──狐の尾が唸りを上げて襲い来る】
「おっ─と!」
【サクヤは地に影の落ちる間もない程の速度でそれらを躱しながら駆け、『杜刀御魂』を瞬時に伸長させて偽伝学者に多重の斬撃を放つ。それら全てが、音を彼方に置き去る速度だ】
「しつこい……わね!『ダッキ』!」
【偽伝学者は心底鬱陶しそうにそれらを得物である苗刀で防ぎ、自らのカメンである無貌の女怪『ダッキ』を動かし、地面に突き立てた『ダッキ』の尾から呪いの黒炎を爆発的な速度で迸らせる】
「ふっ!」
【だがサクヤは瞬時に『杜刀御魂』の力を解き放ち、その剣身を七枝の蛇行剣に変化させて黒炎を"斬り裂く"。そして縮地の速度で偽伝学者に肉薄し、刃を振り下ろした】
「っ!──がはっ!?」
【偽伝学者はそれを苗刀で防ぐが、腹部にサクヤの膝蹴りがめり込む】
【サクヤはそこから偽伝学者を踏み台にするようにして、更に連続で足技を叩き込んでいく】
「っ…この……!」
【何発か蹴りを──いずれも地を割る威力──撃ち込まれながらも、偽伝学者はそのうち一発を往なして肘打で膝蹴りを相殺し、苗刀の剣舞を繰り出した】
【サクヤはそれをひょいと躱し、後ろに飛び退る】
「……やっぱり私、あなたが嫌いだわ」
【地べたに血反吐を吐きながら、偽伝学者が言う】
「気が合うね。ボクもだよ」
【サクヤは静かに腰を落とし、右手の『杜刀御魂』に対して左腕を十字に交差させるような構えで答えた】 - 69二次元好きの匿名さん25/07/30(水) 21:41:29
もしかして決闘者君のデュエルスピリットだと自分ルールで殴り合う者同士の戦いになるのか?
- 70祀り香◆UwIgwzgB6.25/07/30(水) 21:43:00
- 71声無し◆OP4l0rktr.25/07/30(水) 21:44:04
- 72ミュトス25/07/30(水) 21:47:53
「全ては"言葉遊び"よ、アミーガ。」
「言葉には確かに力がある。呪いと呼んでいるうちは、それは永遠に呪いのままだと思うわ……きっとね。」【女性の瞳孔は静かに震え続けている。正気と狂気の間を彷徨っているようだ】
「そうね。言葉が人を作るのだもの」
「致命的な言葉は、人を狂気へ……そして他人を破滅へと追いやるかもしれないから。気をつけないと。ペン先の動き、自動筆記には。」
「私の友達は、4人……私の咲いていた、あの暖かな本棚は……」
「このギルドにいたのは、かつての私の友達よ。名前はフラクトゥールじゃない。アンティカでもない。テーゼという名前」
「彼女が演じて、作り上げていたの。フラクトゥールという、私の過去と、理想とした文学を組み合わせた亡霊を」
- 73『考える頁』25/07/30(水) 21:53:25
- 74ムゥ◆AUy27RMtoo25/07/30(水) 21:57:43
- 75二次元好きの匿名さん25/07/30(水) 22:00:22
ほほう、決闘術式の縛りを互いに課すタイプの術者か…?
- 76《カミガカリ》@過去ログ25/07/30(水) 22:00:24
「……でも、それも今日で終わり
これ以上、私の悲願の邪魔はさせないわ」
【偽伝学者がニヤリと笑いと、背後の『ダッキ』の身に異様な力が滾る。光を放つ血管のように、青白いエネルギーが全身を巡っているのが見て取れた】
「! これは……」
【禍々しく膨れ上がるその力を、サクヤは知っていた。そしてそれを阻止するべく『杜刀御魂』を振り抜き、剣身を瞬間的に大樹へと生長させる《壊剣》を放つが──】
「もう遅いわ、《神滅光》!!」
【白と黒、陰と陽。『ダッキ』の九本の尾の先端に集められた青白いエネルギーが大爆発を起こし、《壊剣》の大樹を削り取り、消失させる】
【それは他のどの属性とも異なる"万能"のエネルギーであり、まさに──】
「"カミの気"か!」
【サクヤは、後ろに跳んで爆発から逃れていた】
「──ご名答」
【だが、瞬間サクヤの身を黒い渦のような呪詛が襲った。赤、青、緑、紫。四種の『色』が抜けていく】
「!?」
【サクヤの身体から、"力"と"強靭さ"と"速度"と"認識能力"が大きく削がれた】
「ご自慢の知覚能力も、巨大な"カミの力"の前に眩んだようねぇ」
【次の刹那、眼前に偽伝学者が詰めていた】
【迎え撃とうとするが、能力を下げられた身では思うように斬り返せず。サクヤは胴を黒い呪炎を纏った苗刀に貫かれる】
【そして偽伝学者は苗刀を斬り上げ、サクヤの心臓を切斬した】 - 77決闘者25/07/30(水) 22:07:50
【先行は青年だ。この場におけるアウェー/チャレンジャーは彼であり、メロディック・デュエルスピリットは彼の音を聞かなければならない】
「先行はドローが出来ない。よってこのままメインフェイズ」
【ドロー なし】
【決闘者 手札 5「不死炎の戦士、ギアマスター」「不死炎の戦士、ギアマスター」「炎の聖騎士、モントパン」「浄魂の炎環」「爆裂徹腕甲」】
「まずは基本のリズムだ。頼むぜ! 俺は『炎の聖騎士、モントパン』を召喚!」
【召喚によって現れるのは赤い淵の鎧を纏った赤髪の騎士。だが手にするのは剣ではなくドラムスティックで、跨るのは馬ではなくドラムセットだ】
『ハァ……ッ!』
【赤髪の騎士がドラムでリズムを刻み始める。基本のリズム。単体では目立たない、全ての礎となるドラムのリズム】
「カードを一枚セットして俺はターンエンド!」
【青年の場にカードが裏向きでセットされ、ターンがメロディック・デュエルスピリットに移る】
「────。」
【メロディック・デュエルスピリットは"音楽"が始まったのを察知した。あの人間の一挙手一投足が、ドラムの裏で今も流れるビートのリズムを刻んでいる】
【演奏は始まっている】
【だが今はまだ高め合える段階ではない。ならば、いつも通り"待つ"だけ】
【──何もせず、メロディック・デュエルスピリットのターンは終わる。ただそれだけで、彼女からは静かに始まるオルケストラが流れ始めていた】
「ッ、何もしてないのに……!? ……いや、待て。何も……『行動』、『行動』……生きる為に行う体の動作で、音を奏でているってのか……!」 - 78二次元好きの匿名さん25/07/30(水) 22:12:49
- 79吟遊詩人◆6voyb8g4uE25/07/30(水) 22:14:35
乙
良い音につられてみれば、面白いデュエルをしてる人たちがいるね - 80忌名ぎなた25/07/30(水) 22:15:11
- 81『考える頁』25/07/30(水) 22:16:31
- 82《カミガカリ》@過去ログ25/07/30(水) 22:18:04
【その場に崩れ落ちたサクヤを見て、偽伝学者は唇の端を吊り上げた】
「"神代の"とはいえ、あなたも人間……
心臓を潰されては生きていられないでしょう
──さ、街の方へ加勢に行かないと
ミヤガくんといえども、あの子たちが相手では手を焼くでしょうし」
【うきうきと、偽伝学者は小躍りすらするような軽やかな調子で街に歩を進めようとする】
「………君の『悲願』って、なんなのかな………」
【だが、後ろから声がかかり、その眉を吊り上げながら振り返る】
「呆れた……まだ喋れるっていうの?」
【女は、害獣を見るような目で地に伏したサクヤを視界に入れる】
「………街の、人達を………鏖にする…由は………
………"贄"かな………?」
「……ええ、そうよ?
神秘の濃いの土地の出身だけあって察しが良いわね?」
【偽伝学者は、不愉快そうに肯定した】
「………"何"に、捧ぐものかな」
「教えてあげる義理はないわ。消えなさい
綺麗さっぱり、跡形もなくね」
【『ダッキ』による呪いの黒炎、それが巨大な火球を成し、倒れて動けないサクヤの元へ墜ちていく】 - 83祀り香◆UwIgwzgB6.25/07/30(水) 22:23:58
- 84二次元好きの匿名さん25/07/30(水) 22:24:45
そういや複数の音楽家が同じ舞台で続けて演奏するのを「対決」って言ったり
編曲に複数人が関わった曲で「vs」って表記したりするのを見たことあるが
…音楽ってバトルすることが多いのか? - 85謎子25/07/30(水) 22:26:49
- 86『考える頁』25/07/30(水) 22:27:59
- 87忌名ぎなた25/07/30(水) 22:36:07
- 88《カミガカリ》@過去ログ25/07/30(水) 22:39:05
【黒炎の大火球が爆ぜ、一帯を爆炎が覆い尽くす】
「うふふ……これで、お終いよ」
【炎が晴れたその場には、隕石が墜ちてできたようなクレーターがあった】
「──何!?」
【その中心に、天を衝くが如き大樹。その全体から、濃密な"カミの気"を放っている】
【それに続くように山が揺れ、地響きの音が轟く】
【岩だらけの荒れ山であったそこに、春が訪れたかのように草木が芽吹き、樹木が生えてゆく】
【"カミの気"が、山全体を満たしつつあった】
「一体、何が起こっているの……!?」
【偽伝学者もこれには冷や汗を流し、辺りを忙しなく見回している】
【そして、"それ"と目が合った】
【山の頂上を覗き込んでいる、樹木の角を持ったあまりに巨大な蛇の頭と】
【視線を感じて振り向けば、後ろにも同じ大蛇の頭があった。更に、右にも】
【三頭の巨蛇は、山全体に巻き付くようにして出現していた】
「………な………!?」
【あまりのことに、戦慄する偽伝学者】
「『カメン』───」
【その声は、中央にある樹木の中から聴こえた】
「───『ミツカガモリヌシ』」
【樹木が、開花するように開く】
【その中から、現れたモノは二つ】
【全身に注連縄のようなものが巻き付いた、女の上半身と樹木の下半身を持つ『カメン』と】
【目元に古代極東の仮面──『伎楽面』のようなものをつけたサクヤ──】 - 89吟遊詩人◆6voyb8g4uE25/07/30(水) 22:39:46
- 90《カミガカリ》@過去ログ25/07/30(水) 22:40:38
(※先にネタバレすると、『ミツカガモリヌシ』というのは中身が考えた禁断のオリジナル神格です)
- 91謎子25/07/30(水) 22:44:17
- 92決闘者25/07/30(水) 22:45:02
【凄い相手だ、と青年は思った】
【動作によって出る音は、技術と魂によって決まる。積んだ研鑽と込めた魂のアツさが素晴らしい音を産むのだろう】
【この領域において青年が決闘前から発しているビート音は『決闘の音』だ】
【決闘をする際に行う前口上、それに関わる全ての動作。青年が幾度となく行って来たもの。アツかりし魂が籠ったソレが、確かな青年のビートを刻んでいる】
【メロディック・デュエルスピリットは、音楽を常日頃から愛してやまず、常に音楽を奏でているのだろう。体の動作すらもソレの一つとして研鑽を積んだのだ】
【静かに立ち上がるオーケストラは、メロディック・デュエルスピリットが音楽に向ける熱を青年に示している】
「────燃え上がって来たぜ……!! 俺のターン!! ドローッ!!」
【ドロー 「フェアリーテイルの灰被姫」】
【決闘者 手札 3→4 「不死炎の戦士、ギアマスター」「不死炎の戦士、ギアマスター」「浄魂の炎環」「フェアリーテイルの灰被姫」】
「俺は『フェアリーテイルの灰被姫』を通常召喚して効果を発動! 手札のスペル一枚を墓地へ送り、デッキから装備スペル1枚をこのカードに装備! この効果で装備したカードはターン終了時に手札へ戻る! 俺は『浄魂の炎環』を墓地へ送り、『湧き上がる炎』を灰被姫に装備!」
【デフォルメされた青い人と獣の間のような御姫様が現れて、炎のベースを異次元から取り出して似合わぬ錬度で激しく弾き始める】
【ドラムと臨時ベースは息を合わせるようにリズムを整え、ギターの登場まで場を盛り上げるつもりなのだ】
「俺はこれでターンエンド!」
【ターンエンドと同時、ベースから炎が剥がれて手札に戻る。青い獣のお姫様はベースの速度を緩め、緩急を産んだ】
【演出だ。本番が来るぞという、その示し。演奏なのだから、ステージに居る者は"演じ"奏でるモノなのだから!】 - 93祀り香◆UwIgwzgB6.25/07/30(水) 22:45:49
- 94謎子25/07/30(水) 22:48:32
- 95決闘者25/07/30(水) 22:48:35
「────。」
【相手は演奏者を増やし、音を完成へと近づけてきている】
【聞こえるリズムはホウガク、というジャンル。この世界以外で生まれ、持ち込まれ、広まって別の発展を遂げた音楽の源流に近い】
【異世界人なのだろう、とメロディック・デュエルスピリットは判断した。つまり、これは知っている音だが、知らぬ音楽が来るかもしれないというコトだ】
【楽しみが増えたと、メロディック・デュエルスピリットが奏でるオーケストラに音が増える。自身が奏でる演奏のリズムに、彼女自身が乗り始めた事で動作が増えたのだ】
【カウントが進むようにオーケストラが完成へ向けて"熱"を持ち始め、ターンが切り替わる】 - 96『考える頁』25/07/30(水) 22:49:06
『テラ・バラエティ・グラスケース』の元は物語ではありませんね、現実にある記録の一つからきています
冒険者の方々には馴染みがないのですが、薬師の間ではそれなりに名の知られた『クライス・レコルディア』氏の手記が基になっておりますよー
本物のテラ・バラエティ・グラスケースは何でもいついかなる時でも、万能にして万種の薬品を製作できたという代物だとか
私どもが創造した商品は再現物、いわゆるパチモンですねぇ
天才の再現は困難を極めるらしく、現状だとこの薬箱を再現できた薬師は10人程度しかいないとのこと
天賦の才能が伸びに伸びた時の再現の難しさや、再現率の届かなさには毎度のこと苦戦させられますよ〜
- 97白鼬の若侍25/07/30(水) 22:52:08
- 98ムゥ◆AUy27RMtoo25/07/30(水) 22:52:30
- 99謎子25/07/30(水) 22:52:59
- 100《カミガカリ》@過去ログ25/07/30(水) 22:55:18
「これ、は………」
【偽伝学者は目を剥き、わなわなと震えている】
「……『神霊』……!!?
『カメン』の形を取らせて、『神霊』を顕現させたというの……!!?」
「そう……だよ」
【対するサクヤも、ふらふらと足元が覚束ない様子で辛うじてその場に立っている】
【その手の『杜刀御魂』は、この世のものとは思えない凄絶な存在感を放っていた。まるでこの剣だけが、一個の"別の世界"であるかのように】
「"出来る"ように、なったのは……最近……だけど……」
【伎楽面の下から覗くその双眸は、ヒトならざる黄金の光を放っていた】
【そう。これこそは『杜刀御魂』の分元たる堕ち神『山森の蛇』、その全盛の姿の再現だ】 - 101ミュトス25/07/30(水) 22:56:48
「言葉をどう扱うかが大事よ。貴方が今、そう気をつけているようにね。」
「呪いや特別な力が無くても、言葉で人を呪うことはできるから。」
「……違うわシンギュラリティ、この子はれっきとした人間よ。」【ミュトスは虚空に向けて話した】
「彼女は私をもとに"フラクトゥール"を、そして"ヘルヴェチカ"や"ローマン"を演じ……」
「私は狂気と夢の中で、ギルドで彼女の作り出した人格の幻影が、"フラクトゥール"が見ているものを一緒に観ていたの。彼女は私だったわ! でも私はフラクトゥールじゃない。」
「テーゼは"四人"になろうとしているの。幸せだったころの四人、そのものに。彼女一人が全てのシナリオを書き、全ての役割を演じる。」
「だけど、破滅が間近に迫っている。」
「止めないといけないの」
- 102【D・S】◆LXse3il6fw25/07/30(水) 23:00:20
- 103謎子25/07/30(水) 23:03:01
- 104《カミガカリ》@過去ログ25/07/30(水) 23:08:37
「…………流石に、これには驚かされたわ」
【だが、事態を理解した偽伝学者は思考を切り替え、冷静さを取り戻す】
「でも……果たして満足に運用できるのかしら?
『神霊の顕現』なんて、ヒトの身には余る負担よ
維持するだけで精一杯ではなくて?」
「そう……かもね
試してみると良いよ」
【サクヤはふらつきながらも、『杜刀御魂』を構えた】
「ええ──そうするわ」
【偽伝学者は今一度『ダッキ』の"カミの力"を励起させ、九つの尾の先端に"万能属性の力"を結集させる】
「今度こそ無に還りなさい──《神滅光》!!」
【青白い極光が起こり、サクヤと『ミツカガモリヌシ』を呑み込【サクヤの周囲で四色の光が渦を巻き、四色の力を上昇させた】【偽伝学者の周囲に黒い渦の呪詛が渦巻き、四色の力を奪った】【サクヤの身の裡から大力が起こり、心技体の全てを極限まで高めた】【偽伝学者の身を、超神速の八方向同時斬撃《八刀伏》が襲った】
【山の頂上から麓にかけてが八つに劃たれ、それらはそこで収まることなく、周辺の大地を断割する斬跡を刻んだ】 - 105《カミガカリ》@過去ログ25/07/30(水) 23:10:20
(※ヒートライザ+ランダマイザ+チャージ+八艘跳びを1ターンで繰り出す感じです)(ペルソナ知ってる人しか分からない例え)
- 106吟遊詩人◆6voyb8g4uE25/07/30(水) 23:11:15
- 107白鼬の若侍25/07/30(水) 23:12:04
ほう、今宵も派手にやっているな……極東の剣士らしきあの女の技は……???【宇宙オコジョ】
青年の方は騒がしそうだが楽しそうだ、きっと良い相手に巡り合えたのだろう。
そしてギルドに新たに来たものが複数いる様だな、よろしく頼む【酒場内へ会釈】
いや、これは繋ぎ直しても無駄だろう、安かろう悪かろうの典型だ……これだからな。
見知らぬ旅商人の口上に乗せられて、大安売りの品を鞘の中も見ず買ってしまったオレの落ち度だ。
【薙刀の刃の方を見せる。碌に鍛えられてもいない、単なる鉄の棒を曲げて刃を付けた様な代物だ】
【雑兵に配る数打ちの品と比べても、中々に酷い出来栄えである】
ま、その時相対していた魔物はしっかりとコイツで討ち果たしておいたがな。
【背中に背負った、《オオウズノタチ》を親指でクイッと示した】
- 108忌名ぎなた25/07/30(水) 23:13:58
ああ、いえ……違うのです
よ。そこまで重い話ではなく……
【まあもちろんこの体質で適職とかあんまないのは事実だけれども】
単純に、実家の家業とかは向い
てなかったなぁみたいな話で……
【実家の家業は巫女で、言霊遣いの家系だった】
【しっかり血は引いているし才能も特級呪物だし、言霊術の知識は呪いの制御に活きているのだが……】
【如何せん普通の巫女や言霊使いには向いていなさすぎる。これはもう仕方ない話なのだ】
………???
そう……ですね?わた
しもそう思います【理解できる範囲で頷いた】
……あら、奇遇で
すね。私も実は薙刀使いで
して……【柄のねじくれた薙刀を背負う。見るからに呪いの武器だ】
- 109騒々神◆7Ne9e.LPTA25/07/30(水) 23:14:51
- 110【D・S】◆LXse3il6fw25/07/30(水) 23:16:01
- 111自在剣◆TVTQSYwymu.g25/07/30(水) 23:18:22
【美食宝石竜の『サンストーンの鱗』や『ルビーの鱗』、地底の『液状の太陽』を眺めて思案している】
(取り込ませる、後付けするならば…『混竜絆刀「珱」』が妥当かつ比較的易いでしょうか。だが造ってくれた竜炉の鍛治さんは中々姿を見せない。これを後付けするのははてさて当人でなければ尚更骨の折れそうなものですが…雑に吸収させるのは不十分ですし…)
…?……。フラクトゥールさん…じゃない?…それが、貴女という者の、文の中身…ですか?…自身という世界に、本の中に四人を書き込み、それを諳んじていた。そしてそれを自身という本の中世界の中から外の世界に飛び出さん、と…そういう事でしょうか?ですがそれは叶わず今までのそれも破綻しそうである、と…こんな理解で良いのでしょうか?
…ん、あの薙刀に興味ある感じで?
- 112祀り香◆UwIgwzgB6.25/07/30(水) 23:18:41
『こちらも佳境に入ってきたようだね?』
『なるほど……本物はより凄かったのだね?
……しかし、天才が造りし品をそこまで模倣できるのもまた、天才であるよ…!』
(※属性バフと相手へのデバフ、ステータスバフに連続攻撃…??(ペルソナシリーズをあまり知らない者の推測)とても強いですね…!!!)
『形勢逆転、したようだね!』
『一人で四人を同時に、精巧に再現する……と聞けばまさに神業と思うけれども…あの者の場合は…なかなかまずい事態が起こりそうであるね?取り返しのつかないことになる前に、止めなければ……』
『なるほど…その専門家の出であったか。知識や体験はなお、生きているのだね……おや、薙刀使いなのか!』
- 113騒々神◆7Ne9e.LPTA25/07/30(水) 23:20:51
- 114白鼬の若侍25/07/30(水) 23:24:09
おお、薙刀使いの巫女殿か!となると、ありがた【薙刀を見る】……い武器では無さそうだな?
スクロールの表示名も良く見ればワケ有りの偽名らしきもの……難儀しておられる様だ。
【これまでのログを確認し、諸々困っている事を認識した半オコジョ】
何やら呪いの類に縁があるようだが、生来のものか?或いは解呪が目的で旅を……?
【その薙刀を不思議そうに、しかし興味深そうに見上げた後、視線を戻す】
おや、オレには既に不要のものだが……欲しいのであればお譲りしようか?
だな……これならば鋤鍬にしていた方がよほど世の為人の為になったであろう……。
大太刀は、実家で扱いを叩き込まれていたからな。もしこれが無ければ危ない所ではあったよ。
- 115決闘者25/07/30(水) 23:25:58
【青年は相手の動きを捉え、不敵に笑う】
「お前も燃え上がって来たみたいだな! 良いぜ、俺のターン! ドローッ!」
【ドロー 「スーパーヴァイス」】
【決闘者 手札 3→4 「不死炎の戦士、ギアマスター」「不死炎の戦士、ギアマスター」「湧き上がる炎」「スーパーヴァイス」】
「────行くぜ! バンドを引っ張る大物、ギターの登場だ! 勇気の炎が熱いビートを響かせる! 不死鳥の如く燃え上がり、お前のギターで魂までをも震わせろ!」
「モントパンと灰被姫の二体をリリース! 最上級クリーチャー、『不死炎の戦士、ギアマスター』をアドバンス召喚ッ!!」
【デフォルメされた獣の姫と赤髪の騎士が二人纏めて炎に包まれ、ステージが熱く燃える。そして現れたのは、輝く白と赤の鎧を纏ったギタリスト。白のボディに金のラインが入ったギターを構えた『不死炎の戦士、ギアマスター』!】
「場はもう十分温まったろうぜ! 本気の演奏で完全燃焼まで突っ走れ、ギアマスター! 俺は装備スペル『スーパーヴァイス』を発動! 装備クリーチャーはもう一度召喚された状態になり、ギアマスターは[覚醒]する!」
【ギアマスターがアツかりし炎を纏い、ステージはギアマスターから溢れる炎が揺らめき輝く。雷鳴の如くギターが鳴り、燃え盛るようなギターソロが歌劇場を貫くように響く】
『オォ────ッ!』
「俺はこれでターンエンド!」
【ギアマスターはギターを弾く。今だけはギターマスターと言わんばかりのテクニックで】
【モントパンが初めて灰被姫と一緒に繋ぎ、ギアマスターへ渡したバトン】
【だが、あと一歩が足りない。青年はそれが何かを解っていた。だから、祈る。次のドローを】 - 116『考える頁』25/07/30(水) 23:26:29
- 117自在剣◆TVTQSYwymu.g25/07/30(水) 23:27:11
- 118決闘者25/07/30(水) 23:27:16
「────。」
【ギターの演奏が響く。仲間の想いを紡ぐ男が奮起し、命を懸けた青年が最後の1ピースを掴まんと笑う。今を限りなく楽しむ者達の音楽が響いている】
【素晴らしい、と。メロディック・デュエルスピリットは喜んだ】
【だが惜しい、と。メロディック・デュエルスピリットは悲しんだ】
【まだ伸びる音だ。"未完成"の音だ。それが解る。あと一歩、あと少し。それが欠けているのだ】
【それを引き出す方法は"知って"いる】
【故の"決闘"なのだから】
「──O Freunde, nicht diese Töne──」
【────音の"圧"が変わる。オーケストラは交響曲へ。何処かの世界で親しまれた曲へ】
【ギターソロを真っ向から叩き潰すような重音。メロディック・デュエルスピリットが歌う、身振り手振りを加えて】
【ただのそれだけで────歌劇場の勢いが完全に持っていかれた】
【青年のターンが始まる】 - 119騒々神◆7Ne9e.LPTA25/07/30(水) 23:27:52
- 120ムゥ◆AUy27RMtoo25/07/30(水) 23:31:13
- 121忌名ぎなた25/07/30(水) 23:31:57
- 122《カミガカリ》@過去ログ25/07/30(水) 23:32:08
「───」
【呆然と虚空を眺めている偽伝学者の身体は、先の攻撃でバラバラに刻まれていた。纏っていた衣服ももはや布端のようになっており、辛うじて、胸元から上が形として残っている】
【その身からは赤い血の代わりに、黒い影のようなものが漏れ出ていた】
「ああ……やっぱりもう、ヒトを捨ててたのか……」
【『杜刀御魂』を杖代わりにし、サクヤが近寄ってその顔を覗き込む】
【青息吐息、『カメン』の力によるものか心臓の傷は塞がっているが、既に満身創痍だ】
「…………ふ………ふふ、ふ…………」
【サクヤの顔を見た偽伝学者は、薄く笑った。バラバラに刻まれた体が、黒い影となって水に溶ける絵の具のように空中に散っていく。残った首から上もまた、それと同様に】
「……これで終わったと……そう、思っているのかしら……
……だとしたら……お目出度い、ことね……」
「君が黄泉帰らせたかったモノが、完全ではないけど復活してるんでしょ?
それぐらい分かるよ」
「………うふふ、果たして……それだけ、かしら……」
【だが、偽伝学者はその言を嗤った】
「……なんだって?それは、どういう……」
「……うふふふふ……」
【最期までサクヤを嘲りながら、偽伝学者の体は夜風に乗って消失した】
「………やだなあ。なんなんだろう、一体………」
【サクヤはそこで力尽き、その場に倒れ込んだ】
【偽伝学者が散っていった場所の地面に、どろりと黒い水溜りのようなものが表れ。そこから闇色の蝶のようなものが飛んでいった】 - 123不貫羽毛25/07/30(水) 23:34:06
- 124謎子25/07/30(水) 23:35:22
- 125白鼬の若侍25/07/30(水) 23:35:58
- 126ミュトス25/07/30(水) 23:38:28
「彼女はまだ、私を友と呼んでくれるのかしら?」
「そう。そうよ。世界は文字で出来ているから…ページを、ページを逆向きに捲れば…」【自分の世界に入ってしまったようだ】
「…貴方がどんな物語を、これから見せてくれるのか。それが楽しみよ、アミーガ。」
「私はフラクトゥールじゃないわ…アンティカでもない。もはや、三椏会の誰でもない。あの場所は、枯れてしまったから」【銀の髪の女性は黄昏のような瞳を向ける】
「ギルドにいた三椏会は、テーゼの多重人格。スクロールの上だけに存在して、潰えた超越の夢を追い続けた亡霊であり、インクの染み。もうすぐ彼女を蝕み尽くして、テーゼもアンティカも消し去られる。」
「破綻すると分かりきった計画を続けるの。彼女も…かつての私たちも、同じね」
- 127騒々神◆7Ne9e.LPTA25/07/30(水) 23:38:29
- 128不貫羽毛25/07/30(水) 23:39:11
- 129《カミガカリ》@過去ログ25/07/30(水) 23:41:41
【時と所変わり、冒険者ギルドに隣接した病院──渡来学徒の病室にて】
「さて……これでひとまず峠は越えた」
【ベッドにて眠る渡来学徒の隣に立つのは、執刀を務めた上級吸血鬼、〈月杯〉】
【その前方には所属パーティである《カミガカリ》の面々が揃っている】
「これでシキシマは、いずれ目を覚ますってことか?」
「ああ。容態は安定している」
『よかったですっ……』
「うん、これで一安心だね
目を覚ました時の為に、おにぎりを作っといてあげよう」
「貴女も大概重傷だったのだがなあ」
「……ところで、気づいているか?」
「うん」
「……何にだ?」
『ですっ?』
【一同がそんなことを話している中、開いた窓に一匹の闇色の蝶が止まっていた】 - 130忌名ぎなた25/07/30(水) 23:42:31
- 131忌名ぎなた25/07/30(水) 23:43:35
- 132謎子25/07/30(水) 23:48:07
- 133不貫羽毛25/07/30(水) 23:48:36
- 134白鼬の若侍25/07/30(水) 23:48:56
何やら大変な事態の様だな、ログを見るにどうもギルドの先達の一人、フラク……ちゅ~る?殿が訳ありだったと言う事か。
名を偽っていたとて、消え去るのを黙って見ているのは気に入らないが……手立てとかは無いのか?
おお、久しぶりだな!オヌシも依頼を……【籠の『謎』を見る】……鳥???
言っちゃ何だが、とても鳥には見えん……天狗のような鵺のような綿菓子のような円盤のような????
【明らかに混乱している!】
ほう、それなら一つ頼もうか。これでもオレも妖術の端くれのようなものは扱うからな。
もしかしたら、この見聞もいつか何かの役に立つかもしれん……。
【そう言いながら、折れたなぎなた……のようなものと、500Gを手渡した】
- 135《カミガカリ》@過去ログ25/07/30(水) 23:52:12
「──曲者だ」
【月杯は窓枠にメスを投げつける。闇色の蝶は、飛び立ってそれを回避した】
「怪しい匂いがするね。モノノケの匂いだ」
【『杜刀御魂』に手をかけながら、サクヤも闇色の蝶を見据える】
「なんだ!?虫!?」
『あのちょうちょさんが悪者なんですっ!?』
「ああ、恐らくは"良からぬモノ"だ」
【一同の視線が、カーテンの上のシャーッてなるやつの所に留まっている蝶に集まる】
【見れば、白い斑点を持つその翅の模様は、『仮面』のようでもあった】
【その時、一同の後方に光が熾った】
【見れば、眠っている渡来学徒の目元に『仮面』が出現している】
【そこから幾本もの鎖が伸び、カーテンの上のシャーッてなるやつに留まった闇色の蝶を捕縛した】
【蝶は身を捩って逃れようとするが、鎖を振り解くことはできない】
【そしてそのまま、渡来学徒の『仮面』の中に吸い込まれていった】
【一同は、ぽかんとした顔でそれを見つめていた】
【それほどまでに、一瞬の出来事だったのだ】 - 136不貫羽毛25/07/30(水) 23:53:37
- 137自在剣◆TVTQSYwymu.g25/07/30(水) 23:54:23
…なら、その破綻はどの様にしたなら止められます?貴女が今の貴女のままでいるのもその様子では難しいように見えますが。…その独り芝居の書き込まれた本を打ち切るべきでしょうか?それとも続きを書き込むべきでしょうか?そして重要事項の一つとして…貴女はどうです?フラクトゥールでもアンティカでも三椏会でもない、当の貴女自身は続きたいですか?貴女自身を続けたいですか?さらにもう一つ…枯れた其れ等を貴女自身は求めていますか?
…貴女にもとうに枯れていたという彼女らにも理解も関わった時間も足りませんが、自分としては容易く白紙になって欲しくはないものですが
あ、騒々神。お話聞いてます、僕の鍵もお願いして良いですか?
…なまくらとか掴まされるの大変ですよね。自分も掴まされかけた事ありますよ…
…?はじめまして?薙刀に対して何か処方があるので…?
- 138騒々神◆7Ne9e.LPTA25/07/30(水) 23:55:22
- 139自在剣◆TVTQSYwymu.g25/07/30(水) 23:57:30
- 140《カミガカリ》◆iX0nFh5lDw25/07/30(水) 23:58:35
- 141下っ端ギルド職員◆ONVtQUShl625/07/31(木) 00:00:05
- 142忌名ぎなた25/07/31(木) 00:01:07
で
は
【おほんと咳払い】
……適当に。“完全に柄と刃が千切れています。これはだめですね。もう治りません。”
【歪む。呪いが薙刀だったものに纏わりつき、その形状を粘土をこねるように歪めていく】
【ねじれていくその断面同士を素手でくっつけると、ねじれ同士が絡まり合って混ざっていく】
【不格好に溶接したような、バッサリ切った糸束を固結びで繋ぎ直したような、歪な形状のまま薙刀がくっついた】
【断面どころか、元のつなぎ目を探すことも難しい。鉄も木材も関係なく癒着してしまっているようだ】
………まあ、この通り……取り外して手入れ
とかはできませんが、とりあえず使えます。ね?
【あいまいな表情。やっぱりこれは修理ではないので、問題はあるっちゃある……が、再び壊れるまでの繋ぎにはなるということで】
- 143不貫羽毛25/07/31(木) 00:01:51
- 144稀血と目玉25/07/31(木) 00:02:17
- 145白鼬の若侍25/07/31(木) 00:02:28
あの女剣士が倒した敵から出たと思しき、黒き蝶を……吸い込んだ?【困惑顔】
穢れたモノを取り込んで大丈夫なのか?腹とか壊しはしないのか?【心配顔】
うむ、見えん!【キッパリ言い切る】
しかしこうもまぁ訳の分からぬ見え方をするのでは、野生の獣などは近寄らぬだろうな!
連中は人間の考えるよりずっと繊細で臆病な生き物……さてはそれを狙った擬態であろうか?
……擬態であるとしても、一体如何なる手法で????【籠を凝視し、また首を捻り倒す】
かくいうオレも駆け出しの頃は大分……しかし、武者修行に出るまでに親父殿に目利きの基礎は叩き込まれたのだ。
それを、売り子の、まるで講談師の如き立て板に水を流す様な売り文句に惑わされて……不覚を……。
【大分がっくり来てる。学んだはずの事で失敗したのが更に堪えているらしいよ】
???????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????【天の川銀河オコジョ顔】
- 146忌名ぎなた25/07/31(木) 00:07:05
- 147白鼬の若侍25/07/31(木) 00:09:05
- 148自在剣◆TVTQSYwymu.g25/07/31(木) 00:10:55
- 149《カミガカリ》◆iX0nFh5lDw25/07/31(木) 00:11:16
その……話すと長くなるのですが……
「私は『前の私』が作った、いわば『後継機』のようなもの……
自分が死んだ時のために、自分の記憶と能力を引き継いだ『分身』が生まれるように仕込んでいたのね
『カメン』のシステムを利用して、素質のある人に取り付いてその人の『カメン』として再誕できるように……」
「でもあいつの分身 ーわけみーなら、あいつと同じように悪事を働こうとするんじゃない?
君からはそういう気配を感じないけど」
「そうねぇ。彼【渡来学徒を見遣る】の『カメン』として取り込まれていなかったら、そうなったでしょうね」
「……シキシマの『カメン』だから、シキシマの精神の影響を受けるってことか?」
「平たく言えば、そうね」
- 150声無し◆OP4l0rktr.25/07/31(木) 00:12:05
- 151【D・S】◆LXse3il6fw25/07/31(木) 00:12:06
- 152不貫羽毛25/07/31(木) 00:13:54
- 153騒々神◆7Ne9e.LPTA25/07/31(木) 00:14:39
- 154稀血と目玉25/07/31(木) 00:16:32
- 155《カミガカリ》◆iX0nFh5lDw25/07/31(木) 00:18:01
「ええ。『前の私』の仕込みは大失敗ね」
【けらけらと笑う偽伝2号(仮)】
……もしや、『カメン使いの素質のある者に取り憑く』という性質から私のところへやってきたのですか
「カメンは通常、一人につき一体……
取り憑いたらその人のカメンを上書きして現れるはずだったのだけれど……
"イロガワリ"【※複数のカメンを宿せる特殊な素質を持つ者のこと】の存在が想定から抜け落ちてたのねぇ」
「ええ、概ね
怪異『オモカゲ』といったところかしら?」
「そうね、生まれたてよ
これからよろしくお願いね」
【ニコニコと微笑みながら、その実ヴァイルと騒々神を薄目でじっと見つめている】
【ところでキキーモラは何故此処にいないんでしょうね】
- 156二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 00:19:14
- 157【D・S】◆LXse3il6fw25/07/31(木) 00:19:22
「はい、こちらでございます」
【差し出した弓は大きく見違えていた。
《キラメキメラ》の素材を用いた弓幹の上下端、それと弦は宝石のようにきらめいており、握は《風魔石》の鮮やかな緑色。
持ってみれば分かるだろう、全体的な重量は変わっていないが握の僅かな凹凸が手に吸い付くような感覚で、実際よりずっと軽く感じるはずだ。】
「銘は《ミグラントボウ・鈺 -ギョク- 》、お題は27,450gでございます」
※カタログスペック
ここだけダンジョンがある世界の掲示板 脳内設定スレ105|あにまん掲示板ここは、「ここだけダンジョンがある世界の掲示板」から派生したスレです。スレ立て時現行スレhttps://bbs.animanch.com/board/5241674/姉妹スレhttps://bbs.a…bbs.animanch.com - 158自在剣◆TVTQSYwymu.g25/07/31(木) 00:19:59
- 159謎子25/07/31(木) 00:20:23
?
【首を傾げたままわからない顔】 - 160【D・S】◆LXse3il6fw25/07/31(木) 00:21:14
※カタログスペック
https://bbs.animanch.com/board/5241990/?res=137
【全く違う仕様書を差し出していた。
ウケケと嗤う悪魔を鷲掴んでジワジワと消化しつつ、正しい仕様書を差し出した。】
- 161稀血と目玉25/07/31(木) 00:21:23
- 162決闘者25/07/31(木) 00:22:23
【音圧が演奏を掻き消す】
【ギターソロも、青年のビートも聞こえ辛くなっていく】
「────燃え上がれ! 俺のハート! もっと熱く、猛く! 俺達の演奏は! こんな物じゃ終わらねえ!」
「俺のターンッ!! ドローッ!!」
【ドロー 「恋麗の騎士、ブラダマンテ」】
【決闘者 手札 2→3 「不死炎の戦士、ギアマスター」「湧き上がる炎」「恋麗の騎士、ブラダマンテ」】
「──運命は掴めたようだぜ。行くぜ、俺は装備スペル『湧き上がる炎』を発動! 墓地から炎属性クリーチャー1体を特殊召喚し、このカードを装備。攻撃力を1000アップする! 甦れ、『炎の聖騎士、モントバン』!」
【呼び声に応じ、立ち登る炎から赤髪の騎士がドラムと共に再登場する。ドラムの騎士は激しく弾き鳴らされるギターを見ると、リズムを捉えてそれに合流していく……!】
「バンドっていうのはどの楽器も大切だ。皆の音が集まってこそ、音は重なって音楽になるんだ」
「このバンドにはあと一人、足りない楽器と役目がある。要るのさ、助っ人参戦じゃあないもう一人のバンドメンバーが! そいつを今、呼び出す!」
【青年が声高らかに、オーケストラに負けじと前口上を告げる。それは殆ど描き消えて、しかし彼と共に戦うクリーチャー達、そして一部の観客へ確かに届いた】
「お前の出番だ! "ボーカル"が居なきゃあアイツには勝てない! 力を貸してくれ! ────来い、『恋麗の騎士 ブラダマンテ』!」
『ハァーイ!』
【青年の声に応えて現れたのは燃える乙女。炎を纏うドレス風の鎧にオレンジ色のツインテール、笑顔が可愛い、炎のベースをその手に抱える『恋麗の騎士 ブラダマンテ』!】
「マイクのお届けだ! アーティファクト『爆裂徹腕甲』を発動! ブラダマンテの攻撃力を2000アップさせる!」
【青年が発動したカード『爆裂徹腕甲』がその手の内で形を変え、コンサートマイクへと姿を変えた】
【青年がそれをブラダマンテへと投げ渡す】
『チョワッ!? もう! ────んん、マイク1,2 オッケー!』
「よし。さあ、反撃の時間だ! 皆、行くぜ────ッ!」 - 163二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 00:22:26
- 164騒々神◆7Ne9e.LPTA25/07/31(木) 00:22:47
- 165不貫羽毛25/07/31(木) 00:24:07
- 166稀血と目玉25/07/31(木) 00:24:22
- 167《カミガカリ》◆iX0nFh5lDw25/07/31(木) 00:24:49
- 168白鼬の若侍25/07/31(木) 00:25:21
そうか……得物と言い立ち居振る舞いと言い、並々ならぬ剣士とお見受けするが、その様な頃もあったのか。
人の多い場所には欲深いものも集まるからなァ。この王都は良く治安を保たせているが、それでも、やはりか。
【あーうん、分かると言った表情。故郷の港町にもそういう手合いは良くいたのだ】
しかし、そこからこうまで練り上げたと言うのは素晴らしい事だ。
セントラリア王都は武者修行の聖地とも聞くが、ここでの暮らし、出会いに恵まれたのだろうか?
【この男も武者修行に来た身なのだ、眼前の剣士がこの地での修行の成果の一つかと思い、ワクワクしている】
カメン……術のようなものか?人に捕り憑く妖術の使い手……いや、妖術そのもの?なのか???
それが心正しき人間へ取りついた事で、なんかこう仙術と化したような?????
【最初は推測を交えつつも真顔で考えていたが、後半は大分ぐるぐる目になりつつある】
……要するに親ガチャ大成功と言うヤツであろうか!
【根本的な理解は放棄し、なんかこう、自分の知る概念の中に丸め込もうとしている】
そこよなァ、理屈さえ分かれば面白い術も出来ると思うのだが……。
んー、素材を用いれば出来るのかもしれんな、需要があると言う事は、きっとそうだろう!
- 169【D・S】◆LXse3il6fw25/07/31(木) 00:27:35
- 170《カミガカリ》◆iX0nFh5lDw25/07/31(木) 00:29:21
- 171不貫羽毛25/07/31(木) 00:29:51
- 172声無し◆OP4l0rktr.25/07/31(木) 00:30:07
- 173稀血と目玉25/07/31(木) 00:31:24
- 174謎子25/07/31(木) 00:33:03
- 175忌名ぎなた25/07/31(木) 00:33:06
- 176稀血と目玉25/07/31(木) 00:34:14
- 177白鼬の若侍25/07/31(木) 00:37:54
- 178《カミガカリ》◆iX0nFh5lDw25/07/31(木) 00:40:47
- 179自在剣◆TVTQSYwymu.g25/07/31(木) 00:41:23
- 180騒々神◆7Ne9e.LPTA25/07/31(木) 00:42:12
- 181《カミガカリ》◆iX0nFh5lDw25/07/31(木) 00:45:34
- 182決闘者25/07/31(木) 00:48:33
『二人ともー! 行きますよー!』
『オォ!』 『オッシャ!』
『────あなたと 幾度となく 声重ね──♪』
【青年が魂を籠めて呼び寄せた仲間達がバンドを組み、音楽を掻き鳴らす】
【一人が超絶技巧によって為すオーケストラ音楽に相対するは、三人と一人の心と魂を重ねたバンド音楽】
【青年のビートにドラムが合わせ、ギターが引っ張り、ベースが間を埋めて調和する。歌が全てを纏め、一つの音楽にする】
【即興で臨時でこの場だけのバンドだ。次同じように挑んでも、同じメンバーが集まる可能性は低いだろう】
【だからこそ、この一瞬の煌きは宝石のように輝き、美しくも荒々しく、互いに競い合って高め合い、燃え上がるようなハーモニーを組み上げる……!】
『──この花 咲く夜 あなたに送るよ──♪』
『──Sondern laßt uns angenehmere──』
『──あなたの 前で 私は泉──♪』
『──anstimmen und ──』
『──この花 咲く夜 私 恋をする──♪』
『──あなたの 前で 私は泉──♪』
『──この花 咲く夜 私 恋をする──♪』
『────Congratulation.』 - 183決闘者25/07/31(木) 00:51:16
【オーケストラが止まる。メロディック・デュエルスピリットが、歌うのを止めて演奏を聞いていたからだ】
『──皆さーん! 聞いてくれてありがとうございましたー!』
【オレンジのツインテールを揺らし、ボーカルは笑顔で観客に手を振った】
【メロディック・デュエルスピリットが青年に近付き、宝珠を差し出す。青年"達"が奏でた「音」を認めたのだ】
【だが青年は、満足したりねえと言うような顔で言う】
「俺もお前もまだまだ燃え上がれるだろ? ならまだ勝負はついてねえ。決闘の続きだ! やれるよな、皆!」
『まだまだ歌えますよー!』『オォッ!』『おうよッ!』
『────。』
【どうやら、まだ音楽は止まらないらしい】
【太古の歌劇場で、太古でもなかったような"音楽"が競い合う】
【決闘だ。どちらもが満足いくまで続く、音楽の決闘】
【それは無人の荒野に響き渡り、騒々しくも美しい音が月夜に鳴り響いていた】
【勝者は────さて。どちらだろうか】
【しかし、どちらも満足行くまで闘ったのは、言うまでもないだろう】
【霊力の宿る宝珠 Get】 - 184白鼬の若侍25/07/31(木) 00:54:11
- 185決闘者25/07/31(木) 00:55:55
- 186ほしがりゅう◆BuOGBplkzY25/07/31(木) 00:56:54
- 187二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 00:58:56
- 188決闘者25/07/31(木) 01:01:23
- 189二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 01:02:42
立て乙ー
面倒だからやり手がいない=需要が供給より上がる=値段が上がる
資本主義の基本だぜーい - 190ほしがりゅう◆BuOGBplkzY25/07/31(木) 01:04:33
- 191《カミガカリ》◆iX0nFh5lDw25/07/31(木) 01:05:13
- 192二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 01:05:36
ほいたておつ
桃子ちゃんかー
じゃあ苦桃ちゃんでどう?
※桃太郎のパロディ作品に苦桃太郎という作品がある - 193二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 01:06:31
たておつ!
- 194二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 01:06:40
そういやそもそも『ワケアリで報酬が上がってる依頼』って括りだったもんな……あの依頼群
- 195白鼬の若侍25/07/31(木) 01:08:59
- 196謎子25/07/31(木) 01:09:48
立て乙だよ
なんかすごく色々びっくりするスレだった - 197自在剣◆TVTQSYwymu.g25/07/31(木) 01:10:22
- 198決闘者25/07/31(木) 01:10:58
- 199二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 01:13:27
200ならおめかし
- 200二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 01:13:34
200ならゲーム