- 1二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 19:35:04
- 2二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 19:47:15
そこまで怖くもない在り来りな話だが…
一昔前に夜道をひとりバイクで駆けていた時だ
ふとミラーを見るとそこに白いモヤのようなものが映っていた
汚れかな?と手袋で拭いてみるがモヤは消えない…もちろん後ろには車もバイクも走っていない
不思議に思いながら道を走っているとそのモヤが徐々に人の形に見えてくるんだ
そんなはずはない、そう自分に言い聞かせるようにバイクを走らせる…そして一時停止でバイクを止めて何気なくカーブミラーに目を向けた時の事だ
自分の姿が映る角度に差し掛かった時、確かに見えた
俺の背中にしっかりとしがみつく女の姿が
慌てて振り向いてももちろん女の姿はない…それを認識した瞬間肩と背中にどっしりとした重みを感じた
近くに神社があったことを思い出した俺は無我夢中で神社までバイクを走らせていった
早鐘を打つ心臓に落ち着けと言い聞かせながら神社の駐車場へと入った時だった…
「あ、ここで大丈夫です…ありがとうございます」
そう声が聞こえたかと思うと先程まで感じていた重さがふっと消えたような気がした…
夜の神社で参拝してから家路につき、風呂に入ろうと服を脱いだ時確かに見たんだ
俺の肩に手形のような痣が残っていたのをな…
どうだ、怖くないだろう? - 3二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 19:52:43
- 4二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 20:00:30
- 5二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 20:12:19
俺もトイレ行けなくなった、どうしてくれる
- 6二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 20:19:28
意外と恐怖体験ってあったりするよね
現実は肝試しだとか心霊スポットとかに行ったわけでもないのにふとした瞬間に来たりする - 7二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 20:28:34
>> 「あ、ここで大丈夫です…ありがとうございます」律儀でちょっと笑っちった
- 8二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 20:30:13
クスッときた
- 9二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 20:32:15
これはスレ主が怖い話をしてくれるスレか?
それとも全員で持ち寄って星となのかを怖がらせるスレか? - 10二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 20:33:54
- 11二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 20:34:38
- 12二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 20:39:33
星なのにコトリバコとか聞かせてみたい
- 13二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 20:40:24
トイレの入り口の電気つけたら電気ボタンの真上に手のひら大のGがいたくらいしかない
- 14二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 20:41:43
なんか昔に支部で見た「人類が宇宙に進出してからむしろ心霊現象の報告例が増えた」みたいな締めのホラー漫画がどちゃくそ怖かった思い出
- 15二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 20:44:14
- 16二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 20:53:46
- 17二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 20:59:49
旅は道連れという言葉もあるけれど、まさにそれを経験したことがあるよ
ふと思い立って連休を取ってバイク旅した時の話だけどね…基本的に海沿いをバイクで走らせて九州をぐるりと回る…よくあるバイク旅をやっていたわけだ
別になんてこともない、楽しい一時だと思っていたんだけどね
1日…2日…と時間が経つと毎にどこか体調が優れない気がしてきてね
慣れない長距離を走っていたからだろうと軽く考えていたんだけど…それが分かったのは三日目の夜のことだったんだ
予約していたホテルに泊まって寝ているとどこか息苦しさを感じる…時刻は夜中の二時過ぎ、俗に言う丑三つ時かな
目を開くと月明かりに照らされてなにかが見えたんだ…カーテンの影にしてはもっと暗い…そう、それは長い髪の毛だ
ぞっと背筋に悪寒が走る…暗闇に目が慣れるとはよく言ったものでね
少しずつその輪郭が顕になるとそれが髪の長い女性だと気づいたんだ
けれどどこか悲しそうにしていて、自分に危害を加えるつもりがないように感じた
幽霊に意思が通じると言う与太話にワンチャン賭けて「なにか言いたいことがあるなら」と頭の中で語りかけてみた…面白いことに身体は見事な金縛り状態だったからね
不思議なことに「もっと一緒に走りたい」、そんな声が聞こえた気がしたんだ…
目が覚めるとその体調不良が嘘のように治っていてね
いっそのことやれるだけやってやろうとバイクを走らせたんだ
そうして旅行を終えて家に帰ると不思議なことが起こったんだ…どれだけ掃除しても見つからず、ずっと前に無くしていたと思っていたお気に入りのオイルライターが部屋の隅から出てきたんだ
もしかしたら…これは彼女からの恩返しだったのかもしれないね - 18二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 21:02:14
怖い話ってわけでもないんだが一ついいだろうか?
山奥を探索していた時のことだ。
なぜ、と言われても自分でもよく分からない。
なんとなく気になった。
思い立ったが吉日、というやつかもしれないな。
...すまない、記憶が曖昧なんだ。
とりあえず山の中を歩いていたんだ。
道はあまり整備されていなかったが大の大人でも全然通れるくらいではあった、と思う。
好奇心を満たすため、であったせいかほとんど無我夢中で歩いていたんだが、気がつくと大きな社がある開けた場所に出た。
山奥にあった割には綺麗な状態で感動に近い感情を覚えながらしんと静まり返っている世界を歩き社に向かった。
足音も聞こえないくらい静かなんだ。
風もピタリと止んでおり、音という音が聞こえず、まるでこの空間だけどこか世界から切り取られたような感覚だった。
...ということは後になってから気づいたが。
何か変である、ということは漠然と感じていたが何が変かはこの時は分かっていなかったんだ。
...どうした、三月。
まだ半分も話せてないが...?
...あぁ、そうだ、体験談...というやつだが...まぁ細かいことは気にするな。あまりこういうことを語るのに慣れてないんだ。
...少し待ってろ、すぐに戻る。 - 19二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 21:03:18
「これは俺が幽囚獄にいた頃、うまく寝付けずにいたときの話なんだが……」で恨みつらみ罪人オバケの話をしてくる"無敵"の丹恒先生(本当に怖いのは、肝の据わったナナシビトかもしれませんね)
- 20二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 21:10:48
- 21二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 21:12:36
何か話したいけどエミュができない…
- 22二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 21:14:31
- 23二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 21:21:21
...すまない。気のせいだったようだ。今戻った。
えっと...社に辿り着いたところだな。
社の周りを何気なしに観察していたら少し離れた場所に泉のような場所があったんだ。
近づいてみるとどうやら隠れたその星の名物らしく、ご利益などが近くの看板に書いてあった。
泉は水底が見えるほど綺麗だったが、魚などの水棲生物はいなかったな。
しばらく観察していると水の中に箱のようなものがあるのが見えて、無性に手に取りたい衝動に襲われた。
衝動に負けてそのまま手に取ってみると中は空の木製の箱だった。
思っていた結果と違ったことに少しがっかりしたが気を取り直してあたりの散策を続けようとした時だった。
「いい人ね」
頭の中に直接、というのはこういう事なのか、と思ったのを今でも覚えている。
頭の芯から何かが溢れたように声が聞こえたんだ。
俺はそのまま意識が遠のくのを感じて...気がつけば拠点に横たわっていた。
どうやら俺が倒れていたのを見つけたらしい。
迷惑をかけたな、と思って起き上がろうとしたら、カコン...と物が落ちる音がしたんだ。
まさかと思って音の方を見ると箱が落ちていた。
全身の体温が全て無くなったような心地だった...。
三月、これは過ぎたことの話だ。
周りを見回しても箱はないぞ。
なんならまだまだあるが...。
...どれくらいか?だいぶ巻いても三分の一程あるが...。
長くないか...そうだな、実体験なのもあるがそれ程体験した事柄も長かったからな...
...少し休憩させてもらうか...安心しろ、続きは絶対に話す。
- 24二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 21:24:45
心霊スポット、曰く付きの場所、"いかにも出そう"な雰囲気のある場所……そういうところは見えても不思議ではないし、見てしまった話を聞いたところで、心底震え上がるような事は無いでしよう?
だって、「理由がある」んだもの。肝試しに行ってしまったから。昔に悲惨な出来事があって恨みが土地に残ったから。陰気な雰囲気がそういったものを呼び寄せてしまっているから……
……そう。「理由がない」ことも、あるのよね。
自分の家でも、職場でも、友人と出かけたカフェでも。散歩に出かけた先の、さわやかな草原でも。
明るくて、拓けていて、音がして、人がいて。
そういうとき、目の端に映る影を感じたことはない?
誰のものでもない視線を、感じたことはない?
そういうときって、きっと、どうしようもないのよね。
だって、理由がないんだもの。対処法も……
…………ごめんなさい、張り切りすぎちゃったかしら。 - 25二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 21:35:41
なのと星ちゃんが怖くてお漏らしする姿を見たいものよ…
- 26二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 21:36:11
あまり怖くはない話ですが…
僕は以前とある星の飲食店で昼食をとっていました。そしていざ食事を口にしようとしたところ、いつのまにか、見知らぬ女性が真横に立っていたのです。彼女はただひたすらに僕の食事をものすごい至近距離で見ていました。私がふと周りの視線を気にすると、周りの人も彼女を気にしていましたので、おそらく幽霊の類ではないのでしょう。俺は最初、彼女はあまり裕福ではない方なのでしょうかと考えていましたが、身なりは綺麗にされていましたし、服装もおしゃれなレディでした。そして私は思わず彼女に「何か用でしょうか?」と聞いたところ…、
何も答えずに子供のようにどこかへ走って行ってしまいました。彼女は一体なんだったのでしょうか、
…というのが僕がイドリラ様の美しさを宇宙に広めるための旅をしていた時の経験の一つです。 - 27二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 22:12:55
...話すぞ。
箱に青ざめている俺を見てキョトンとしている人達に「なんでもない」と言って、夕暮れに近い刻だったのも相まって、今日は休もうと思って横になったんだ。
時刻は...おそらく夜頃だろうか。
少し意識が浮上した。目は閉じているが、このまま二度寝はできるような状態だな。
その時、顔全体に何かが触れているような気配がした。
まるで水に浸かっているかのような感覚だった。
とある星では水の中に入る練習として、桶に水を入れて息を止めて顔を浸して、水への恐怖を無くす、というのがあるらしいが、それをしているような気分だった。
何かおかしい、そう直感して目を開けようとした時だった。
...視線を感じたんだ。
目を閉じていてもなんとなしに「覗かれている」と分かった。
両手で顔を固定されてそのまま覗き込まれてる様子が脳裏にありありと浮かんだ。
マズイ、と思って俺は狸寝入りを決め込んだ。
目を開けてはいけないと本能が訴えていた。
そのまましばらくしていると俺は寝ていたらしく、朝日を浴びて起床した。
何故だか分からないがこのままではマズイと思って俺は急いで出発の準備を整えてそのまま拠点を後にした。
もちろん、箱は置いてな。
...そして次の日、俺はヴェルトさんからその星が津波にあったと聞いた。
大きな地震が起きて、大規模な津波が起きたらしい。
...俺は、とんでもないものを呼んだのかもしれないと、何となく思った...だが、あの夢のような、そんな曖昧な空間の中の出来事でこんな事になるとは、到底信じ難い...。
三月?どうした?星も...そんなに怖かったのか?
なら、覗き込まれて次の日、実は準備をしておらず、2日目でも怪奇現象に見舞われたから出発した、というのは話さないでおくべきか。
...?何を怖がっている?
(昨日のリアル実体験をアレンジものです。ご拝読ありがとうございました)
- 28二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 23:53:58
なるほど、ちょっと書いてみました。わかりづらいし下手だしなんか怖くないかもです…
元ネタあります
俺の住んでいる街にはバケモノがいる。それを人前で言うやつはあまりいないが、絶対にいる。
バケモノのせいでみんなビクビクしてて、ずっと怯えてるやつも少なくない。だが、俺は今まで普通に暮らしていた。
その日、俺は今日はいつものルートから少し離れてみよう、と別の通りに行った。いつもの景色でないことを楽しみつつ歩いていた俺は、ある場所で変な物を見たんだ。
門だ。
鉄でできた頑丈そうで大きな門だった。開けようとすると何かが引っかかったことによりガシャっと音がして、鍵がかかっているのがわかった。奥は明るく、人がたくさんいた。でも、話し声の内容は全くわからなかった。耳には入っているはずなのに、まるで水の中から聞いているように上手く聞こえない。
奇妙に思いつつ、その日は家に帰った。
次の日も俺は門のところへ向かった。その日、俺はあることに気づいた。
誰も俺のことに気づいていない。
ゾッとして、その考えを否定しようと何度も何度も門をガシャガシャと揺らした。なのに、誰もそれを気にしたやつはいないし、呼びかけても誰も反応しない。
まるで自分がこの世界にいないような感覚に陥って、逃げるように家に帰った。
その次の日、とても恐ろしいことになった。
誰もいないんだ。家族も、友人も、誰もいない。朝起きて、そのことに気がついてすぐ家を出た。通りにも、どこにも人は1人もいなくて、怖くて俺はあの門のところへ向かった。誰でもいいから人の声が聞きたかった。息を切らして走って、走って、あの門のところへついた。自分以外の人がいることにこんなに安心感を覚えるなんてな…こんな経験はしたくなかったよ。
家に帰りたくなかったが、いつまでもここにいるわけにはいかない。その日は怯えながら家に帰った。
それから何日も経った。だが、一向に家族や友人たちは帰ってこなかった。…おそらく、バケモノに捕まったんだろう。その日も門のところにいると、不意にある噂を思い出だした。「バケモノは人を捕まえると、俺たちに化けて人を騙す」
俺はとぼとぼと家に帰った。
- 29二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 23:54:58
続き
次の日。一睡もできなかった俺は、通りから人の声が聞こえたことに気がついた。いや違う。人じゃない。あんなのは人じゃない!気味の悪い笑い声、変な足音…絶対に人じゃない。きっとバケモノだ。バケモノが人に化けたんだ。そして俺を、俺を、
逃げるように門へ走った。門の近くには俺以外の人はいなかった。ここなら大丈夫なのかもしれない。しゃがみこんで、頭を抱えながらバクバクと鳴る心臓を片手で抑えて門に背を預ける。怖い。俺はどうすればいいんだ?助けて、と一か八かで門の外の人に向けて叫んだが、やっぱり反応はなかった。そして寒さじゃない理由でガタガタと震える中、俺は悟った。
次は俺の番だ、と。
- 30二次元好きの匿名さん25/08/01(金) 01:55:47