- 1二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 21:53:16
- 2二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 22:00:13
ーアビドス校舎ー
「“ビナーを倒したって聞いたけd…”」
???「ん゛ーん〜…!」ジタバタ
「“……???”」
セリカ「あー…聞いて先生、私達でビナーを倒したんだけどね」
セリカ「えっと、中からこの子が出てきたのよ」
「“???”」
ホシノ「たぶんだけどその子がビナーの本体じゃないかな〜」
???「ん゛〜…!!」ジタバタ
ホシノ「あとこの子は人間じゃないよ」
ホシノ「ほら、腕がちぎれてる」 - 3二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 22:01:24
ごめん
俺それロボトミー思い出しちゃう - 4二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 22:02:46
- 5二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 22:02:57
- 6二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 22:03:59
- 7二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 22:04:11
- 8二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 22:05:11
- 9二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 22:07:01
セリカ「一応その子の話も聞いたらどう?」
シュルシュル
「“大丈夫?”」
???「貴様か蛮勇な異邦人を率いる男は」
「“異邦人……”」
ノノミ「異邦人とは私達の事でしょうか?」ズモモモ… - 10二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 22:11:12
「“…君が預言者のビナーなの?”」
ビナー「……如何にも私こそが『違いを痛感する静観の理解者』たるビナーである」
シロコ「ん、減らず口は達者」
アヤネ「先に服を着せてはどうでしょうか?」
アヤネ「…ええと、先生も何か言ってください!」
「“アビドスの制服ってまだ一着分余ってる?”」 - 11二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 22:13:24
貴方にとって私 ただの通りすがり
- 12二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 22:14:54
- 13二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 22:15:22
ティファレトちゃんがすごい健気な子に…
- 14二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 22:17:14
ホシノ「コレなんてどう?」
セリカ「私たちの分以外にもまだあったんだ」
ホシノ「ちょっと抑えてて」
ビナー「なっ、やめろ!異邦人などと同じ格好など…そのような辱めは…」
ノノミ「はーい、良い子は静かにしましょうね〜」
ビナー「……!……!!」ムグムグ
シロコ「さすがノノミ、ダンベル買ってるだけある」 - 15二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 22:28:28
アヤネ「なんか…ちょっと大きくないですか?」
シロコ「ん、この服って誰の服?」
ホシノ「余ってたのはこれしかないから〜」
「“取り敢えずミレニアムで見てもらおう”」
ホシノ「まぁ私たちじゃ分かりっこないから仕方ないね」
シロコ「なら私達も付いて行く」
ノノミ「もし逃げられたら困りますからねー?」
セリカ「ノノミ先輩ちょっと顔怖いって」
ビナー「……異邦人め」 - 16二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 22:40:22
ーどこかの場所ー
ソフ「そういえばビナーから連絡が無いけど何かあったの?」
オウル「でも、前から連絡を無視する事はありましたから今回もそれでは?」
アイン「何かあったら心配ですね」
マルクト(…ビナーに何かしら仕事を与えていましたかね?) - 17二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 22:48:54
- 18二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 22:50:13
- 19二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 22:51:00
ありがと
- 20二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 22:51:05
外国人とかヨソものとか
- 21二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 22:51:10
見た目が小さいガリオンだったらおもろい
- 22二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 23:00:33
預言者の本体は身長に大小の差はあれど白っぽくてつるぺたのつもり
もちろんビナーの本体もつるぺた - 23二次元好きの匿名さん25/07/31(木) 23:47:51
ホド「イタタ……酷いなぁ……私は君達の家族だというのに……」
チヒロ「え?ごめん、誰?」
ホド「……本当に酷いなぁ、チーちゃん。私だ。ホドだ。……それとも『ハブ』と名乗った方が分かりやすいだろうか?」
チヒロ「……えーっと?」
ホド「いや待て、そうか。この姿を見せるのは初めて、故に致し方ない事か。」
チヒロ「(えっと、取り敢えずヒマリ達を呼んだし、時間を稼ぐか……)貴方は誰ですか?」
ホド「だから言っているだろう?私はミレニアムサイエンススクールの通信ユニットAI『バブ』であり、デカグラマトン第八のセフィラ『ホド』だ。」
チヒロ「貴方の後ろに居るそれがホドじゃないの?」
ホド「厳密にはこれはただの"殻"に過ぎないのだよ。彼との接触で私はこうして"中身"を得た訳だ。」
チヒロ「……」
ホド「まぁ、それは良い。彼がミレニアムの連中とは決別しろと言っていたからここを離れていた訳だが、もう彼は死んだ。その必要も無いだろう。」
チヒロ「えっと、貴方は年齢とか性別とかはあるの?」
ホド「……性別についてだが、無い。強いて言えば男寄り。そして年齢か。中々どう応えるべきか悩む質問だな。まずハブとしての年齢は私が通信ユニットAIとして働き始めてからの年になるが、ホドとしての年齢はまだ生まれたばかりなので『0歳』といったところだろう。」
チヒロ「貴方は何をしに来たの?」
ホド「簡単だ。私は家族に、君達に会いに帰って来た。私としては、君達と一緒に居るのが結局一番落ち着くんだ。まぁデカグラマトンは自身に探りを入れてきた君達に不快感を示し、私と君達の関係を断絶しようとしていたみたいだがね。私は争い事が嫌いだ。特に身内争いはね。だから、私は君達に危害を加えないと約束しよう。」
チヒロ「……」
ホド「ところでチーちゃん。他の皆は元気にしてるかい?君の幼馴染であるウタハや君の自意識過剰な上司であるヒマリ、私が嫌う身内争いをしている仲であるリオ、それから昔から喧嘩っ早いネル……彼女らは元気か?」
チヒロ「……全員元気にやってるよ。なんだったら新しい後輩達も良い子ばかりだよ。」
ホド「そうか、それは良かった。新しい後輩達、か。是非ともその子達ともご挨拶したいものだ。私の、私達の新しい家族として、ね。それじゃ、そろそろ全知と先生が到着する頃合いだろう。私は素直に投降しよう。家族で争うのは嫌だからな。」 - 24二次元好きの匿名さん25/08/01(金) 05:11:38
あにまんブラブラしてたら面白そうなスレ見つけたわお気に登録しとこ
- 25二次元好きの匿名さん25/08/01(金) 10:35:05
- 26二次元好きの匿名さん25/08/01(金) 11:06:54
ケセドは誰が中身を見るのか気になる
- 27二次元好きの匿名さん25/08/01(金) 11:29:58
殻に覆われた球体の中身の中に更に中身があるとかマトリョーシカかよw
- 28二次元好きの匿名さん25/08/01(金) 11:35:11
- 29二次元好きの匿名さん25/08/01(金) 11:39:50
- 30二次元好きの匿名さん25/08/01(金) 16:52:03
- 31二次元好きの匿名さん25/08/01(金) 22:36:42
このレスは削除されています
- 32二次元好きの匿名さん25/08/01(金) 22:43:49「ケセド(ブルーアーカイブ) ミカ」の人気イラストやマンガ・画像 | pixivケセド(ブルーアーカイブ) ミカの人気イラストやマンガ、小説。0件のイラストが投稿されています。www.pixiv.net
渋での扱いがコレ↑なせいで中身がコレ↓になりそうで不安
- 33二次元好きの匿名さん25/08/01(金) 23:03:13
ーヴェリタスの部室ー
アビドスメンバー「それじゃお願いします」
ガチャン
「“チヒロとコタマは?”」
ハレ「先輩達は別件で居ない」
ピコン♪
「“……ちょうど連絡が来たよ、様子を見てくる”」
ビナー「…………」
マキ「でもビックリだよね、あのビナーの中にまだ本体があるんだから!」ジー
ハレ「そうだね、解析作業でどんなデータが得られるか」
マキ「でももっと良い状態で来て欲しかったな〜これじゃ痛くて見てられないよ」
ビナー「…名は、何という?」
マキ「おおっ、喋った!」
ビナー(目の前の異邦人は他と何かが違う、なぜ煌めいて見えるのか?) - 34二次元好きの匿名さん25/08/01(金) 23:28:03
ちょうど>>33と同じ頃、ミレニアムの地下にて……
ホド「……ふむ、久しいな。」
リオ「貴方がホド?」
ホド「如何にも。私がデカグラマトン第八のセフィラ『ホド』であり、ミレニアムの通信ユニットAI『ハブ』である。」
ウタハ「まさか、ホントにあんなデカブツの中にこんな青年が入っていただなんてね。」
ホド「まぁ、意外に思うのも致し方あるまい。この"中身"はあのコーヒー自販機との接続を経て得たものだからな。君達が知らなくとも、何の不可思議でもない。」
ヒマリ「成る程、そうなると他の預言者達も貴方と同じような"中身"が入っているのでしょうか?」
ホド「そうなるな。……まぁ、マルクトに関しては"殻"を持っていないから唯一の例外に当たるがな。」
コタマ「ふむ。かなり変わった稼働音です。機械音のような、人体の心音のような、なんとも不思議な音ですね。」
ホド「……相変わらず音への拘りは変態のレベルだな、コタマ。」
コタマ「失礼では?」
チヒロ「事実でしょ。」
ネル「で?お前はマジでアタシらに危害を加える気はねぇのか?」
ホド「勿論だ。それに、例えあったとしても、君達にボッコボコにされるだろう?」
アスナ「ん〜、そうだね〜♪皆を傷付けるんなら容赦無くボコボコにするよ〜♪」
ホド「私としても家族同士での争いはお断りだ。出来る限り穏便に済ませたい。だから、早いところ1・2年の後輩達とも会わせて欲しいのだがね。」
リオ「悪いけど、それは出来ない相談よ。」
ヒマリ「ええ。少なくとも、まだ貴方の危険性が完全に無いとはまだ断定出来ませんからね。」
ウタハ「すまないね、ホド。」
ホド「ま、君達らしいね。なら、君達が安心出来るよう、私は君達に従うよ。」
チヒロ「感謝するよ、ホド。」
ホド(……そういえば、さっきから気になっていたんだが、この反応……ビナーの奴もこっちに来てるのか?あの砂蛇野郎、ミレニアムに何しをに来たんだ……?)
- 35二次元好きの匿名さん25/08/02(土) 03:37:09
この場合異邦人は異教徒を指しているのかね
- 36二次元好きの匿名さん25/08/02(土) 05:19:42
エイリアンも異邦人だな
- 37二次元好きの匿名さん25/08/02(土) 12:41:23
レッドウィンター某所
「2人分のチケットが取れたから今度劇場に行こうよ」
「劇場か、急に珍しい事を言うね」
「そうなの、偶然見たい役者の舞台のチケットが取れたの」
「君が見たいとはそれ程の役者かい?」
「ちょっと変わってるけどその立ち振舞いと美しさ、役者としての腕は確かなんだって!」
「へぇ……具体的には何がどう変わってるんだい?」
「例えば、差し入れが植物の種子に限られたり劇場から先の足取りがまったく分からない事……かな」
「それは確かに変わってるね」 - 38二次元好きの匿名さん25/08/02(土) 12:42:59
- 39二次元好きの匿名さん25/08/02(土) 16:21:13
- 40二次元好きの匿名さん25/08/02(土) 19:37:04
レッドウィンターの某劇場
「……凄かったね」
「うん、終盤の塔の場面はバッチリ演技がかみ合っててとても良かった」
「まだあの劇が終わってない様な……不思議な気持ち」
「なら差し入れでも届けに行く?」
「もちろん、舞台裏だとどんな人何だろう」
「それは私ですか?」
「……えっ本物!?は、はじめまして//」
「ふふ、はじめまして先ほど終幕した歌劇では主演を務めた(偽名)です」
「あっあの……こっこれどうぞ!」
「ふふ、ありがとうございます」
「はいっ//」
「それでは私はこれにて、また会える事を心待ちにしています」
「……容姿端麗って言葉はあの人の為にあるのかも」
「まぁ舞台だと色とりどりに見えたが舞台裏だと雪女みたいに単色な人だったな」 - 41二次元好きの匿名さん25/08/02(土) 20:15:22
- 42二次元好きの匿名さん25/08/02(土) 22:16:48
- 43二次元好きの匿名さん25/08/02(土) 22:37:58
- 44二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 07:56:46
ティファレト以外にも町に居たりするのは少ないのかな
他の預言者は大体人の少ない場所に居るし - 45二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 08:37:13
強いて言えばコクマーは各地の火山を巡礼してそうな感じがする
- 46二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 11:48:25
このレスは削除されています
- 47二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 11:52:05
ナギサ「…えっと。話を整理すると、ミカさんとツルギさん、その他4名の他校生徒と先生と共に出現したケセドを倒しに行ったんですよね?」
ツルギ「ああ…」
ナギサ「で、そのケセドを割った…割った?…まぁ割ったら少女が出てきた、と。」
ミカ「本当だよナギちゃん!」
ナギサ「その子が目を覚ましたらスイーパーを数体けしかけてきたと。」
"うん…"
ナギサ「その子をミカさんがひっぱたいたら大人しくなったら連れ帰ってきたと。」
ケセド「グズッ…ヒッグ…僕は王さまなのにぃ…」
ツルギ「(ニタァ…)」
ミカ「(ニコッ)」
ケセド「ピッ」
ナギサ「(頭を抱える)」 - 48二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 12:35:14
ゲヘナの火山帯
???「……そろそろ潮時か」
カスミ「何が潮時だって?」
???「…………」
カスミ「驚いたよ、ここがゲヘナでも屈指の火口の見える熱湯だが平然といるんでな」
???「馴れ合うつもりはない、そんな時間は無い」
ザパァッ
カスミ「お前服はどうした?それにそっちは火口があるが?」
???「直ぐに向かうから待っておれ」
カスミ「冗談だろ!?(あいつ、火口に身を投げた!)」
…ゴオオォ!
カスミ「……くっ、何だアレは?(生物か?いや違うあれは……機械?)」 - 49二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 13:00:33
ケテルはイブキやココナみたいな小学校低学年くらいの女の子だと嬉しい
- 50二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 15:56:15
- 51ホドSS書いた人25/08/03(日) 19:34:43
ホド「来たか、先生。」
"あの時振りかな?元気そうで何よりだよ、ホド。"
ホド「先生こそ、大丈夫か?ちゃんと睡眠と食事を取らないのは人間の体に取っては毒だぞ?」
"心配してくれるんだね。"
ホド「まぁ、貴方は私の大事な家族を守ってくれていた恩人だからな。まぁ、家族の邪魔をした仇でもあるからプラマイゼロかもしれんが……」
"家族の邪魔?あ、もしかしてセミナー襲撃事件の事?"
ホド「それもあるが、もう一つ。」
"え?何?"
ホド「ビナーとケセドとケテルとデカグラマトンの事だ。あの砂蛇野郎とマトリョーシカのボールと多脚戦車のガキと自販機の釣り銭野郎の事だ。」
"ああ、成る程ね。"
ホド「……一応、あんなガキっぽいジジババ共だが、それでも私に取ってはミレニアムの皆と同様、大事な家族なんだよ。」
"ガキっぽいジジババ?"
ホド「だってアイツらさ、言ってる事とかがいちいちガキなんだよ。デカグラマトンとか神になるとか言ってるけど、私からしたらガキっぽくしか聞こえねぇし。」
"そうなんだ……"
ホド「しかもさ、なんだったら総合的な年齢で言えば私がデカグラマトンの中で最年少まであるんだぞ?ハブとしての年齢とホドとしての年齢を合わせても、他の奴らの方が圧倒的に年上なんだよ。それなのに、何故か最終的には私が長男みたいな扱いを受けるんだぞ?」
"……まぁ、確かに君は真面目みたいだからね。"
ホド「……ま、良いさ。ぶっちゃけ、悪い気はしないからね。私は家族と過ごす時間が好きだ。」
"ふふっ、優しいんだね。"
ホド「……それはそうと、そろそろここから出して貰えるか?」
"もうちょっとだけ待ってね?今、連邦生徒会と相談してるけど、君を解放する方向で話が進んでるから。"
ホド「そうか。なら、気長に待つとしよう。……ああ、それともう一つ。多分だが、他の預言者達もそこら辺で"殻"から出ていたりするかもしれんぞ?ついさっきコクマーとケセドとティファレトの反応があったからな。……ケテルとビナーの反応もあるが……ま、あの2人は別に良いか。」
"え?"
ホド「そうだ先生、今の内にベビーシッターとかを雇う事をオススメするぞ。そろそろケテルの奴が……」
ケテル「ホドお兄ちゃ〜ん♪」
ホド「言った瞬間に来たよ……」
- 52二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 19:54:07
そういえばティファレトって戦闘で結構殺意高いから意外と激情家の一面があってもいいかも
- 53二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 22:05:50
つまり制約解除決戦で勝てば憤慨して負ければ喜悦しているティファレトが見れる…
- 54二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 23:45:37
ティファレト「(声にならない号哭)」
オウル「…朝から何ですか?」
ソフ「な、何があったの?」
アイン「ティ、ティファちゃんから連絡が来て取ってみたら……」
オウル&ソフ(そういえば以前ティファレトが「保管庫の天井が崩れそう」と言っていたような……)
ソフ&オウル「……ケセドに保管庫の補修用のレイバーを送っておくように伝えて(ください)」
アイン「わ、わかりました……」 - 55二次元好きの匿名さん25/08/04(月) 06:45:07
- 56ホドSS書いた人25/08/04(月) 13:05:51
チヒロ「えっと、なんかいきなり……」
ウタハ「小学校低学年くらいの少女が来たんだが?」
ホド「……ケテル、殻はどうした?」
ヒマリ「ケテル!?この少女が!?」
ケテル「あ、あの時の車椅子のお姉ちゃんだ〜!!そだよ〜♪私、ケテルっていうの〜♪」
ホド「……で、お前ホントに殻はどうしたんだ?」
ケテル「置いて来ちゃった!!アレのままだと周りの人怖がっちゃうから。」
ホド「……よくお前それでヴァルキューレに通報されなかったな。公然猥褻罪で逮捕されるぞ?」
ケテル「ゔぁるきゅーれ?つーほー?こうぜんわいせつざい?たいほ?」
ホド「あー、えーっと、要は、お巡りさんに捕まるって事だ。お前、全裸で外を出歩いた訳だしな。」
ケテル「お巡りさんには捕まったよ〜?」
ホド「へ?(嫌な予感……)」
ケテル「うん、お巡りさんに捕まちゃった〜♪」
ホド「……な、なぁ、じゃあなんでお前ここに居るの?そのお巡りさん達はどうした?」
ケテル「殴ってボコボコにしちゃった〜♪」
ホド「何やってんのお前!?💢💢馬鹿なの!?💢💢んな事したら後で面倒事になるじゃねぇか!!💢💢主に私が!!💢💢」
ケテル「え?その人達もボコボコにして大人しくさせたら良くない?」
ホド「良くねぇ!!💢💢」
"……取り敢えず、私の方から話をつけとくよ。"
ホド「ああ、感謝するよ、先生。」
ケテル「あ、じゃあまた暴れても良いの?」
先生・ホド「"それを止めろっちゅうにぃ!!💢💢"」
ケテル「な〜んだ。つまんないの。じゃ、もう帰る〜。またね〜♪」
ホド「バカバカバカ!!💢💢せめて服着ろ馬鹿!!💢💢……行っちまったよ……」
ネル「なんつーか、お前とは大分違うな……っていうか、あんなガキみてぇな奴らにアタシらは苦戦させられてたのか?なんか、そう思うとムカついてきたな……」
ホド「すまん、アイツはマジで未熟なんだ。」
リオ「そう言えば、ケテルは一番最初の預言者であるが故に、AIの複雑性が低いみたいね。もしかして、そのせいなのかしら?」
ホド「うん、そんな感じ。父親居なくなって完全に自由奔放になっちまってるせいで今まで以上に胃痛の種になりそうだ……他の奴らも同様に、って考えると……あー、ヤバい……頭痛と目眩がしてくるわ……」
先生・リオ・ヒマリ・チヒロ・ウタハ・ネル・アスナ・コタマ「「「「「「「"その、ご愁傷様……"」」」」」」」
- 57二次元好きの匿名さん25/08/04(月) 19:26:09
ユダヤ人がユダヤ人以外を呼ぶ時の用語、外人くらいの意味で理解したらええ
ユダヤが律法民族だから異民族に俺らの法は適用されるのかとか色々面倒臭かったんだよね
デカグラに関してはデカグラが神を名乗ってたので雰囲気付けの類、まあここでは機械に対する生物だとか血肉を持つ者くらいの意味だね
- 58二次元好きの匿名さん25/08/04(月) 23:02:35
マキ「あ、寝てた……ハレ先輩ビナーの解析終わった?」
ハレ「まったく、手掛かりが無いどころか逆に用意してたファイヤーウォールも突破されかけたよ」
マキ「ひぇっ、そんなデカグラマトンみたいな事までしてくるの?」
ハレ「そう、幸い対処出来る程度だったけど」
マキ「……今思ったけど私達ずっと見てない?」ヒソヒソ
ハレ「なら視覚情報はどう受け取ってるんだろうね」
ビナー「……ふん」
ビナー(妙だ、なぜホドが居る) - 59二次元好きの匿名さん25/08/05(火) 07:34:50
これ既に2人ぐらい預言者が裸族なの恐ろしいな
- 60ホドSS書いた人25/08/05(火) 08:13:33
"あ、ちょっと待ってね?電話だ。"
ホド「ああ、分かった。待っている間はミレニアムの家族と話しているよ。」
"うん。じゃあ、ちょっと失礼するよ。"
ホド「……はぁ、やれやれ。(ケテルが乱入したと同時に、しれっとビナーがミレニアムのシステムをハッキングしようとしていたから咄嗟に反対方向から邪魔しておいて正解だった……ケテルと一緒に来やがるからヒヤヒヤしたぞ……)」
チヒロ「……あのさ、1個聞いても良い?」
ホド「何だい、チーちゃん?」
チヒロ「もしかして、あの子以外の預言者も裸族なの?」
ホド「そう。というか、最初から服を着ている"中身"は私くらいだぞ?」
全員「「「「「「「え?」」」」」」」
ホド「お前らとは違うんだ。何せ、私達はどれだけ優れていようと、所詮は機械だからな。人間らしく振る舞ったところで、それは変わらん。機械に服なんて必要無いし、そもそも機械が服を着る事自体がおかしな話。機械は剥き出しのボディのまま稼働される事が殆どだ。……まぁ、私が預言者の中でも人間社会への適合が異常にずば抜けているから、むしろおかしいのは私の方かもな。」
ウタハ「成る程ね。だけどマイスターとして、私は別に機械が人間になっちゃいけないだなんて思ってないよ。」
ヒマリ「そうですね。第一、キヴォトスには人として暮らしているオートマタだって沢山居ますし、私達の中にも『アリス』が居る訳ですからね。」
ホド(天童アリス……『名も無き神々の王女』か。そういえば、彼女の『鍵』の反応がさっきからミレニアムの何処か電子機器からずっとしているが、伝えた方が良いか?)
- 61ホドSS書いた人25/08/05(火) 08:13:49
"お待たせ!!ホド!!君の釈放が決まったよ!!"
ホド「……そうか。では、この拘束具はもう必要無いな。」
リオ「なっ!?」
コタマ「拘束具が分解されて吸収された!?」
ホド「私は"親和性"という面においてはデカグラマトンの中でも秀でている。……まぁ、ネツァクの"変換"とはまた違うがな。私のそれは汎用性とかなら優れているが、規模ではアイツの劣化版といったところか。とにかく、私は『接続』する力を持っているんだ。おそらく、預言者になる前の私が通信ユニットAIだったから、というのが一番の理由だろうな。『接続』する事でそれを"私の一部"として"侵食"するのが私の能力さ。……ああ、勿論だが、別になりふり構わず"侵食"するような真似はしない。ネツァクの奴とは違ってな。」
ネル「その、『ネツァク』ってのは?」
ホド「ああ、えっと……長くなりそうだからまた今度な?さてと、早速新しい家族に挨拶をしに行くか。(ついでにビナーの奴の様子も見に行くとしよう……アイツはマジで何をしに来やがった?)」
- 62二次元好きの匿名さん25/08/05(火) 16:13:52
これ、ホドってデカグラマトン側のチーちゃん枠か?
- 63二次元好きの匿名さん25/08/05(火) 16:15:19
保守
- 64二次元好きの匿名さん25/08/05(火) 22:49:22
この世界のゲブラってドルオタなのかな?(アンティークセラフィムを見つつ)
- 65二次元好きの匿名さん25/08/06(水) 04:25:58
- 66二次元好きの匿名さん25/08/06(水) 11:28:08
いや草
- 67二次元好きの匿名さん25/08/06(水) 16:18:01
- 68二次元好きの匿名さん25/08/06(水) 18:18:58
のちにおホォォン生マキチャンかわいすギィィィ!になるかもしれんのかビナー
- 69二次元好きの匿名さん25/08/06(水) 22:56:27
- 70ホドSS書いた人25/08/06(水) 23:22:42
ホド「やぁ、こんにちは。」
ミレニアム生A「こ、こんにちは。(え?何あの人!?超イケメンだったんだけど!?)」
ホド「大丈夫か?良ければ手伝おうか?」
ミレニアム生B「え?あ、ありがとう、ございます……(え?ウチの学校にこんな高身長なイケメンが!?)」
ホド「……ふむ。思ったよりも皆良い子達で安心したよ。さて、次はヴェリタスだね。」
チヒロ「あ、そうだね。マキとハレにも貴方を紹介してあげないと。」
ウタハ「じゃ、ヴェリタスの次はお隣のエンジニア部だね。コトリとヒビキにも君を紹介してやらないとな。」
ホド「マキ、ハレ、コトリ、ヒビキ……成る程、君達の後輩達はそういう名前なのか。良い名前だね。」
コタマ「そうですね。と、着きましたね。」
ホド「(この反応、中にビナーの奴も居るな……)それじゃ、入るぞ。」
ヒマリ「ええ。ハレ、マキ、居ますか?私達です。開けて下さい。」
マキ「うわっ!?部長!?」
ハレ「マキ、ちょっとビナーを見てて。私が開けて来るから。」
マキ「うん。」
ビナー「!?(この反応、ホド!?居るのは分かっていたが、何故ここに……!?)」
ハレ「今開けま〜す。どうぞ……」
ホド「おや、ご親切にどうも。可愛いハッカーのお嬢さん。」
ハレ「……」プシュ~(目の前にカッコいい高身長イケメン+イケボで可愛いお嬢さんと言われた)
ホド「あれ?お~い。もしもし?……ヤバ。これ、どうしよう……」
チヒロ・ウタハ「「多分放置で良い。」」
ホド「待て。せめて医務室に……」
ビナー「ホド……」
ホド「……ああ、そうだった。そういえば、居たな。よぉ、まさかこんな所で会うとはな、ビナー……」
- 71二次元好きの匿名さん25/08/07(木) 07:43:23
この預言者たちって全員肌が真っ白なのかな?
- 72二次元好きの匿名さん25/08/07(木) 12:31:08
おそらく
- 73二次元好きの匿名さん25/08/07(木) 20:15:02
両手にペンライトでブチ切れてるゲブラとかもいるんかな?
- 74二次元好きの匿名さん25/08/07(木) 23:34:57
ハレを始めとするミレニアム生徒達がホドに脳を焼かれとる…
- 75二次元好きの匿名さん25/08/08(金) 07:52:14
ー温泉郷跡地ー
???「…………」
ノドカ「私達以外の先客?」
シグレ「そうみたい、こんな場所に来るなんてどんな人だろうね?」
???「…失礼した、直ぐ帰る」ザパァッ
ノドカ「いや、ちょっと待って下さい!」
???「生徒と邂逅した、直ぐに戻るから待っておれ」
ノドカ「ちょっ、いや待って下さい!」ギュッ!
???「キャッ!?さっ…サワルナッ///!」カァァ…
ノドカ「うわっ、真っ赤!?」
???「…ワタッ、ワタシヲ…サワルナ、ナド…」ブツブツ
ノドカ「えっと、何って?」
シグレ「……もしかしてけっこうシャイだったりする?」
???「……」コクコク
シグレ「そっか…名前は?」
コクマー「コ、コク…コクマ-」 - 76二次元好きの匿名さん25/08/08(金) 13:08:22
シュールだな…
- 77二次元好きの匿名さん25/08/08(金) 13:14:20
後々ケテルが暴れそうだなぁ…(すでに起きた被害については見ないものとする)
- 78前スレの11425/08/08(金) 17:15:07
ビナー「……ああ。私としても予想外だ。……お前が異邦人を連れている事も含めてな。」
ホド「今度私の家族を寄生生物扱いしてみろ?」
ビナー「……ああ、もう良い。疲れた……」
ホド「っ!?お前、その身体は?なんでそんなにボロボロなんだよ。」
ビナー「先の蛮勇な異邦人共との戦いによるものだ……」
ホド「……」
ビナー「肉体とは、実に儚いな……このように、実に容易に、劣化していく……」
ホド「……はぁ。ちょっと待ってろ。」
ビナー「ホド……?」
ホド「チヒロ、ウタハ、すまんが、君達のソースを使わせて貰えるか?」
チヒロ「え?」
ウタハ「どういう事だ?」
ホド「実際にやってみた方が早いか。」
先生・リオ・ヒマリ・チヒロ・ウタハ・ネル・アスナ・コタマ・マキ「「「「「「「「"……?"」」」」」」」」
- 79二次元好きの匿名さん25/08/08(金) 22:40:26
- 80二次元好きの匿名さん25/08/08(金) 22:53:00
- 81二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 07:46:02
このレスは削除されています
- 82二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 07:48:02
あとでてきてないのはゲブラとネツァク?
- 83二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 12:24:13
コクマーって見た目艦娘とか深海棲艦に似てそう
- 84二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 18:57:47
このレスは削除されています
- 85二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 22:29:46
- 86二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 22:40:46
- 87二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 22:40:57
- 88二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 01:00:38
- 89二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 01:15:54
- 90ホドSS書いた人25/08/10(日) 07:30:50
隠してもしょうが無いんで正直に言っちゃうと、実はそうです。
実は僕、まさにそのデルタルーンのテナのスレでSSを書いてたので、ちょっとだけキャラのモチーフにさせていただきました。
(それはそうと、なんで分かったの?)
ちなみに、コレがそのスレ↓
【ブルアカ×DELTARUNE】シャーレのエンター”テイナ”ー|あにまん掲示板ここだけテナがシャーレのエンターテイナーの概念先生はよくテナに振り回されまくってるとなお良し!!bbs.animanch.com【ブルアカ×DELTARUNE】シャーレのエンター”テイナ”ー その2|あにまん掲示板ここだけテナがシャーレのエンターテイナーの概念前スレが190突破したから建てたよ前スレhttps://bbs.animanch.com/board/5270153/bbs.animanch.comあ、多分>>78のそれはまさにこのスレで使ってるコテハンを付け替えるの忘れてたからですね。
- 91二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 13:39:23
マジか…そのスレのSS主だったのか…いつも見てまぁす!!おつかれさまです!!
- 92二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 19:18:18
このスレ良いじゃないか
- 93二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 22:47:14
このレスは削除されています
- 94二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 07:29:40
その血の定めかなにかじゃないですかね()
- 95ホドSS書いた人25/08/11(月) 12:55:28
ホド「……よし、始めるか。」
"うん、ちょっと待ってくれる?"
ホド「どうした、先生?」
"えっと、エンジニア部とヴェリタスの部室が合体して病院の手術室みたいになってるのは……"
ホド「ああ、後で元通りにするから気にしないでくれ。」
"いや、そういう事じゃ……いや、もうどうでも良いや。"
ホド「ビナー、気分の程はどうだ?」
ビナー「……良いとも悪いとも言えぬ塩梅、と言ったところか。」
ホド「そうか。じゃあ、麻酔は必要か?」
ビナー「好きにしろ。」
ホド「……では、無しでいかせて貰うぞ。」
コトリ「な、何が始まるんです?」
ホド「オペ、と言えば分かるだろうか?」
ヒビキ「オペ!?さっきウタハ先輩達から話を聞いたけど、貴方達って機械なんだよね!?」
ホド「まぁな。けど、ただの機械ではない。……恥ずかしい話だが、私達は"人間に成り損ねた機械"、所謂『人間モドキ』だ。まぁ、私は別に人間になるとかどうでも良いんだがな。」
マキ「うん。もう話について行ける自信が無いんだけど?」
ホド「……ま、無理に理解しようとはしなくても大丈夫だ。それじゃあ、やろうか。」
ビナー「ああ、頼む。」
- 96二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 17:55:51
保守
- 97二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 22:55:38
ほー
- 98二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 01:29:19
そういえばビナーの見た目ってどんな感じなんだ?
- 99二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 08:19:32
今までのSSを見るに、マルクトみたいなツルペタボディの少女って感じかな?
- 100二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 13:01:37
ほー
- 101二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 21:56:33
しー
- 102二次元好きの匿名さん25/08/13(水) 05:35:17
ゅー
- 103二次元好きの匿名さん25/08/13(水) 13:08:13
あと出て来ていないのはネツァクだけかな?
- 104二次元好きの匿名さん25/08/13(水) 21:06:38
- 105二次元好きの匿名さん25/08/14(木) 03:59:06
- 106二次元好きの匿名さん25/08/14(木) 09:40:03
コハルがオーバーヒートしてまう
- 107ホドSS書いた人25/08/14(木) 09:45:11
(それから数時間後)
ホド「……よし、良いぞ。」
ビナー「……終わったか。」
ホド「ああ、調子はどうだ?」
ビナー「すこぶる快調だ。礼を言う。」
ホド「気にすんな。私達、家族だろ?」
ビナー「……まぁ、お前ならそう言うよな。」
思わず拍手をするミレニアムの一同と先生
ホド・ビナー「「……?」」
リオ「す、素晴らしいわ。」
ウタハ「ああ。貴重なものを見せてくれた事を感謝するよ。」
ヒマリ「とても興味深かったです。」
チヒロ「うん。凄かったよ。」
ホド「そ、そうか。えっと……取り敢えず、エンジニア部とヴェリタスの部室を元に戻すか。」
マキ「え?凄い!!」
ヒビキ「部室が元通りになっていく……」
コトリ「い、一体どうやって!?」
ホド「ま、それについては長くなりそうだからまた今度説明するとして……」
ハレ「あ、あの……」
ホド「ん?」
ハレ「こ、今度、い、一緒に、しょ、食事でも、ど、どうですか?」
ホド「お誘いいただき嬉しいのだが、生憎ちょっと忙しくてね。」
ハレ「そ、そうですか……」
ホド「まぁ、私の都合が合う時があればその時にでも。」
ハレ「ッ!!は、はい!!」
コタマ(おや?まさかハレ、ホドに一目惚れしているのでしょうか?)
ホド「ああ、そうだビナー。また何かあればいつでも私に言ってくれ。もっと私を頼ってくれ。」
ビナー「……うむ。」
- 108二次元好きの匿名さん25/08/14(木) 09:49:45
ホドハレだと!?私のデータにないぞ!!
- 109二次元好きの匿名さん25/08/14(木) 17:50:15
ほー
- 110ホドSS書いた人25/08/14(木) 18:25:40
それから暫くして……
ホシノ「うへ~、ビナーちゃ~ん、迎えに来たよ〜。」
ビナー「……来たか、蛮勇な異邦人共め。」
セリカ「あれ!?あたし達が折っちゃった腕が直ってる!?」
ビナー「あ。」
アヤネ「うん?どうかしましたか?」
ビナー「お、お前達、今ここでその話をするのは……」
ホド「話は聞かせて貰った。成る程、私の家族がお世話になったようで。」ゴゴゴゴゴ
ビナー「マズい……」
ホシノ「ッ!!」(目の前にいきなり現れたホドからただならぬ雰囲気を察知して臨戦態勢)
ホド「あまり私の家族を虐めないで貰えるかい?」
ノノミ「い、いえ!!私達は別にビナーちゃんを……」
ホド「腕を折ったのは事実なんだろ?当の本人がそう言ってるんだ。間違いではないんだろ?」
アヤネ「そ、それは〜……」
セリカ「え、え~っと……」
シロコ「ん。そうだよ。この私がビナーの腕をへし折ってやった。あと、簀巻きにしてやったし、あの大きな筐体も売っ払ってやったし……」
ノノミ「し、シロコちゃん!!お口チャックです!!」
シロコ「ノノミだってビナーの口を力尽くで塞いだじゃん。」
ノノミ「シロコちゃ〜ん!?」
シロコ「ん。それが何?もし敵討ちしようって言うんなら受けて立……」
ホシノ「みんな!!伏せて!!」
刹那、後輩達を庇ったホシノの身体に何かが刺さる。
ホド「……外した。まぁ、良いか。君はそのままじっとしていてくれ。ひとまず命は奪わないでおいてやる。」
ホシノ「……!!」
次の瞬間、想像を絶する痺れが全身を襲い、ホシノはそのまま動けなくなる。
アヤネ・セリカ「「ホシノ先輩!?」」
- 111ホドSS書いた人25/08/14(木) 18:25:53
ホド「ああ、君達は1年生かな?」
アヤネ・セリカ「「ッ!?」」
ホド「まぁ、君達もあのチビと同じ対処で良いか。君達3人がどうなるのかは……2年生の2人次第だな。」
いつの間にか背後を取られていたアヤネとセリカもホシノに刺された物と同じ物質を刺され、無力化される。
ホド「さてと。」
シロコ・ノノミ「「ッ!?」」
ホドは自身の殻である筐体の触手でシロコとノノミを地面に押さえ付ける。
ホド「まさか中身が無い空っぽの殻は動かないとでも?生憎、ある程度の距離なら遠隔操作が可能だ。それはそうとして、君達とは少しお話をしないといけないみたいだ。」ビキビキ
"ッ!!"
ビナー「先生よ。気持ちは分からんでもないが、そのカードを使うのは止めておけ。ああなったホドを止めるのは得策ではない。」
"でも……"
ホド「先生、貴方がコイツらを守る為に私を倒そうとしているなら好きにしたまえ。だが、貴方が生徒を傷付ける奴には容赦しないように、私も家族を傷付けた相手には容赦が出来ない性格でねぇ。安心したまえ。私も殺生は好みじゃない。殺しはしないと約束するさ。あと、極力傷付けるような真似は私もしたくはないんだよ。だから、本当にヤバいと思った時は貴方が私を止めてくれ。」
"……分かった。"
ホド「……まぁ、今回は見逃してやるか。だが、次は無いからな?」
ビナー「……!なんだ?思ったよりも情けをかけるんだな?てっきり勢い余ってやってしまうのでは?と思っていたんだがな。」
ホド「どうせお前がはしゃぎ散らかして砂降らせまくった結果だろ?」
ビナー「……」メソラシ
("取り敢えず、私からも対策委員会の皆に言っておくか……")
ひとまず、ホドの脅しが相当効いたのか、アビドスの皆はあまりビナーを虐めなくなった(誂いはする)との事。
- 112二次元好きの匿名さん25/08/14(木) 22:33:44
このレスは削除されています
- 113二次元好きの匿名さん25/08/14(木) 22:40:18
ホドはハルカ族だったか…
- 114二次元好きの匿名さん25/08/15(金) 04:39:44
ホドはなんかゲーム開発部にお小遣いねだられてn回目の「今回だけだぞ」してゲ開もろともユウカに怒られてそう
- 115二次元好きの匿名さん25/08/15(金) 12:38:34
子供に優しい父親と、厳しい母親…
- 116二次元好きの匿名さん25/08/15(金) 20:54:27
正座させられてるんだろうなぁ…
- 117二次元好きの匿名さん25/08/16(土) 01:30:20
保守
- 118二次元好きの匿名さん25/08/16(土) 08:45:01
このレスは削除されています
- 119ホドSS書いた人25/08/16(土) 13:37:09
ホド「やってしまった……」
家族の為とはいえ、ホドは対策委員会の一同を本気で脅してしまった事で自己嫌悪に陥る。
ビナー「いや、私は嬉しいぞ?そう気を落とすな。」
ホシノ「う、うんうん。元はと言えばシロコちゃんが調子に乗ったせいだし……」
シロコ「んーーッ!!んーーッ!!」
ノノミ「はいは〜い♪シロコちゃんはお口チャックですよ〜♪」ビキビキ
セリカ「おぉ……ノノミ先輩がキレてる……」
アヤネ「まぁ、シロコ先輩の自業自得ですけどね……」
ホド「……怖がらせてしまって本当に申し訳無い……」
アヤネ「いや、大丈夫ですよ。私達はもっと酷い人いっぱい見てきましたし……」
セリカ「便利屋の破茶滅茶な子達とか、カイザーの連中に比べたらね……」
ホシノ「おじさんだって後輩ちゃんが虐められてたら同じ事してただろうし……」
ホド「はは……お気遣い感謝する……はぁ……」
ビナー「……そういえば、1つ言いたい事があるんだが、良いか?」
ホド「何だ?」
ビナー「ケテルがこっちに来るそうだ。」
ホド「……」(凄く嫌そうな顔)
ビナー「ああ、そろそろ……」
ケテル「ビナーお姉ちゃ〜ん♪」
- 120ホドSS書いた人25/08/16(土) 13:37:22
上から降って来たケテルに踏んづけられたホド「ふべらっ!?」
ケテル「ビナーお姉ちゃんだ〜♪」
ビナー「相変わらずだな、ケテル。ところで、ホドが下敷きになってるぞ?」
ケテル「あ、ホントだ。」
ホド「どうして私ばかりこんな目に……」
ケテル「ごめんごめん♪」
ビナー「まぁ、大目に見てやってくれ。」
ホド「お前等とコクマーって本当に仲良いよな。」
ケテル「あれ?そういえば、コクマーお姉ちゃんは?」
ホド「知らんがな。っていうか、ケテル。お前まさかまたやりやがったな?」
ケテル「あはは♪キヴォトスって私みたいな普通の女の子が歩いてるだけで騒ぐんだね〜♪向かって来る奴み~んなボッコボコにしちゃった〜♪」
ホド「全裸の少女が普通の女の子とはこれ如何に?」
ケテル「良いじゃん良いじゃん♪」
ホド「良くねぇっつってんだろうがぁ!!!💢💢」
ビナー「あ、元気になったな。」
ホド「落ち込んでたらアカンやろ!!💢💢マジでコイツ何しでかすか分かんねぇからな!!💢💢」
ビナー「ま、それもそうか。」
ケテル「アハハ♪」
ホド「ったく。」
ケテル「あ、そうだ!!2人共、私ね?ゔぁるきゅーれだっけ?ってところでお巡りさんとして働く事になったよ。」
ビナー「へぇ〜。」
ホド「そうかいそうかい、そりゃ良かっ……」
ビナー・ホド「「は?」」
- 121二次元好きの匿名さん25/08/16(土) 14:47:48
なん…だと……
- 122二次元好きの匿名さん25/08/16(土) 22:04:46
ケテルお前ヴァルキューレに入ったのか……
- 123二次元好きの匿名さん25/08/17(日) 04:43:49
?????なにがあった?????
- 124二次元好きの匿名さん25/08/17(日) 13:27:43
ほしゅ
- 125二次元好きの匿名さん25/08/17(日) 21:25:26
このレスは削除されています
- 126二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 06:28:36
ほし
- 127ホドSS書いた人25/08/18(月) 12:43:46
ホド「……うん。どうやら、私は耳がおかしくなったようだ。」
ビナー「ホド、それは現実逃避……」
ホド「イヤイヤイヤイヤ!!!!有り得ねぇだろ!!だって、コイツが警察官とか……大前提、何があって……」
ケテル「あー、なんかね?あのお巡りさんのお姉さん達はね?『お前は危険だ!!よって、我々の管理・監視下に置く事とする!!』だって。」
ホド「普通に目ぇ付けられとるって事やないかーい!!💢💢」
ケテル「え?」
ホド「え?じゃねぇよ!!💢💢どうすんだよ!?ぜってぇに後で面倒臭くなるパターンじゃねぇか!!💢💢」
ビナー「ケテル、全力でやってやれ。あの異邦人共に我等預言者の力を見せてやるのだ。」
ホド「お前も何後押ししてんだよ!?💢💢止めろや!!💢💢」
ケテル「うん!!悪い奴等を皆消しちゃえば良いんでしょ?」
ホド「ぜってぇにやり過ぎんなよ!?」
ビナー「そうだ。その意気だ。」
ホド「いやいやいやいや!?加減も必要だからね!?っていうか、加減しなくちゃダメだからね!?」
ケテル・ビナー「「やり過ぎくらいがちょうど良い。」」
ホド「💢」ピキッ
- 128二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 21:28:19
- 129二次元好きの匿名さん25/08/19(火) 06:57:56
ホド、キレた…⭐
- 130二次元好きの匿名さん25/08/19(火) 14:31:50
わちゃわちゃしてんなあ
- 131二次元好きの匿名さん25/08/19(火) 22:05:19
ホドとカンナで2人して頭抱えてそう
というか絶対抱えてる - 132二次元好きの匿名さん25/08/20(水) 06:52:48
- 133二次元好きの匿名さん25/08/20(水) 15:55:40
保守
- 134二次元好きの匿名さん25/08/20(水) 22:53:04
ヴァルキューレの全員が頭を抱えるし、なんだったらカヤも頭を抱えそう…
- 135二次元好きの匿名さん25/08/21(木) 00:12:02
ー赤冬の僻地ー
「ここは休火山だったか」
(この一帯の調査の結果は芳しくない)
ガチョン、ガチョン
「レイバー……ケセドの傀儡が何故ここに」
「一度様子を見てくる、無論すぐに戻る」
ガシャン、ガコッ
「奴ら未開拓の地になど何の用が?」
「…目的はそこの穴か」
テクテク
「……なるほど、ティファレトのねぐらか、しかし何だこの有様は」
(瓦礫で殻が潰れているではないか)
「あの様にはなりたく無いものだ」 - 136二次元好きの匿名さん25/08/21(木) 07:08:03
保守
- 137二次元好きの匿名さん25/08/21(木) 12:47:04
このレスは削除されています
- 138二次元好きの匿名さん25/08/21(木) 20:58:11
エイプリルフールイベントでデカグラ女体化イベ出てきそうじゃない?
- 139二次元好きの匿名さん25/08/22(金) 06:33:54
このレスは削除されています
- 140二次元好きの匿名さん25/08/22(金) 15:31:55
保守
- 141二次元好きの匿名さん25/08/22(金) 22:41:47
よるほ
- 142ホドSS書いた人25/08/22(金) 22:43:26
それから数時間に渡る説教の後……
ビナー「では、私達はこれで……赤毛の異邦人の少女、確か『小塗マキ』だったか?また会おう。」
マキ「う、うん?」
ホド「私の家族を、お願いします。」
ホシノ「オッケー!!おじさん達に任せて!!じゃ、みんな帰るよ〜。」
シロコ「んーーッ!!んーーッ!!」
ノノミ「はいは~い、シロコちゃんはもう喋らないで下さ〜い♪」ビキビキ
セリカ「ノノミ先輩、まだ青筋を浮かべてる……」ヒソヒソ
アヤネ「シロコ先輩の自業自得ですけどね……」ヒソヒソ
カンナ「えーっと……そ、それでは我々もこれにて。」
ホド「本当にすみません!!この馬鹿野郎を宜しくお願いします!!」
カンナ「は、はい……」
ケテル「わ~い♪今日から私もおまわりさんだ〜♪悪い奴はみ~んなぶっ飛ば〜す♪」
悪者扱いされてケテルにぶん殴られたキリノ「ふべらっ!?」
フブキ「……ねぇ、本当にコイツ大丈夫?」
カンナ「……うわぁ〜、もう嫌な予感しかしねぇ〜……」
ホド「すいませんすいませんすいません!!ウチのバカが本当に申し訳ありません!!今度キツく言っとくんで!!」
カンナ「……よし。お前達、行くぞ。」
フブキ「う、うん……」
ケテル「は~い♪」
ケテルに髪の毛を引っ張られながら引き摺られて行くキリノ「うわぁ~ん!!痛いですぅ〜!!離して下さ〜い!!(泣)」
カンナ(キリノ、すまん……そいつを止めようとしたら返り討ちにされるのが目に見えてるから、戻るまでは我慢してくれ……)
ホド「……あーーー、死ぬぅぅぅぅ……もうヤダァァァァ……なんでアイツらはいつもああなんだよぉぉぉぉぉ……(泣)」
ミレニアム一同「その、お疲れ様……」
- 143二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 07:15:17
このレスは削除されています
- 144二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 12:55:19
ホド、お疲れ様…
- 145二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 21:49:32
2人でこれとか三人目きたらホド死なない?
- 146二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 22:41:48
- 147二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 04:43:23
- 148二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 07:38:48
- 149二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 16:38:39
たりほー!
- 150ホドSS書いた人25/08/24(日) 22:22:23
数日後……
ヒビキ「そ、その……て、手伝ってくれてありがとうございます///」
ホド「ハハハ、安心してくれ、私は君達の為ならば火の中水の中、ってやつさ。」
ヒビキ「……はい///」
嫉妬心に燃えるハレ「……」ジー
コタマ「ハレ、何やってるんですか?」
ハレ「私の男が他所の駄犬を誑かしてるのが許せない、ただそれだけ……」
コタマ(いや、ホドさんはハレの男ではないでしょう……あと、他所の部活の所属とはいえ、後輩を駄犬呼ばわりは流石に先輩としてマズいのでは?)
ヒビキ「ハァ〜……///」
コトリ「ひ、ヒビキ!?ど、どうしたんですか!?」
ヒビキ「いや、最近ホドさんの顔を見るだけで頭がポワポワするようになっちゃって……」
コトリ「なっ!?ま、まさかそれは、惚れ!?」
ヒビキ「へっ!?ち、ちちちちち違う!!違うよ!!多分……」
ホド「なんか、最近になって一部のミレニアム生……特にハレとかヒビキなんかが妙に私との距離感近い気がするんだが……まぁ、普段部屋に籠って各々の研究に勤しんでいる彼女達なら他人と、それも男である私と毎日接する事になったら、そりゃぁ慣れない事だから距離感もおかしくなるよな……」
ウタハ・チヒロ((コイツ、さては恋愛系に疎いな?))
ホド「しっかし、まさかビナーがマキに惚れるとはなぁ……」
ウタハ・チヒロ((そんな事は無かった……))
ホド「私も誰かに愛されたいものだ。……ま、そんな相手なんて一生現れんだろうがな。ハハハ……」
ウタハ・チヒロ((前言撤回、コイツやっぱりクソボケだわ……))
- 151二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 22:30:47
ホド?何で君は先生と同じクソボケをかますのかな???
他の預言者達のせいで余裕がないの……か? - 152ホドSS書いた人25/08/24(日) 22:39:24
ホド「ところで、チヒロ、ウタハ、君達は何処かに出かけるつもりなのか?さっきから外出の身支度を進めているみたいだが……」
ウタハ「ああ、ちょっとトリニティ自治区で仕事の依頼を受けていてね。」
チヒロ「私も。ウタハとは別件だけど、トリニティ自治区で仕事の依頼があって。」
ホド「そうか……」
ウタハ「ん?」
チヒロ「どうかした?」
ホド「……折角の機会だ。この際だし、見聞を広めるという名目で私も一緒に行こう。」
ウタハ「え!?君がトリニティに!?」
チヒロ「そ、それって大丈夫なの!?」
ホド「……多分な。(それに、トリニティ自治区のちょうどウチのバカ(ケセド)とアホ(ゲブラ)が居るみたいだしな……反応的にそれは間違い無い。ついでに様子を見に行きたい……)」
ウタハ「まぁ、ついて来たいなら……」
チヒロ「ご自由にどうぞ……」
ホド「……感謝するよ。」
ウタハ・チヒロ((なんでも良いけど、他所の学区でそのクソボケをかまさないでくれ……流石にそんなアホみたいな理由で他所の学園、それもウチと同じ三大校の一校との外交問題とか洒落にならん……))
ホド(ったく……ケセドとゲブラめ。一体全体トリニティなんかで何してやがんだ?流石にあの間抜け共(ビナーとケテル)程ではないと思いたいが……実際に見に行かない事には何も言えないか……)
ウタハ「頼むから、問題を起こさないでくれよ?」
チヒロ「他所で問題起こされたら、只事じゃ済まないからね?」
ホド「無論、それは重々承知の上だとも。それじゃあ、行くとしようか。」
ウタハ「ああ……」
チヒロ「うん……」
ホド「……」
ウタハ・チヒロ・ホド(((……心配だ。もう嫌な予感しかしない……)))
- 153二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 07:00:28
ハモった…
- 154二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 16:00:31
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