- 1イチミカに脳をやられた人25/08/01(金) 09:05:47
落ちてたので立て直しました。
悪い魔女なミカ様と、女慣れしてるのにミカ様にはよわよわちんちんになってしまうふたなりイチカの妄想をするスレです。
以下最初のスレのコピペ。
「ちょっ…ミカ様マズいですって、こんな誰が見てるかわかんないとこで…!」
「むー、見てるのはイチカちゃんでしょ?ナギちゃんはともかく、セイアちゃんの水着姿までいやらしい目で見てさー」
「風評被害っすよ!?そんな誰でも下心で見てるわけじゃ───」
「そうかなぁ。セイアちゃんみたいなつるぺた具合の後輩の子食べてるって噂だよ?」
「……ノーコメントで」
「ほら」
「やっ……違うんすよ!確かに慕ってくる子はいるっすけどあくまで先輩として!」
「でも、一生懸命迫られて断りきれなくてえっちしちゃうんだ?」
「無……くも……ないっすけど、」
「ほらぁ」
「不可抗力じゃないっすか!」 - 2イチミカに脳をやられた人25/08/01(金) 09:07:49
「だけど、悪いおちんちんなのは違いないよね」
「……どうしたら信じてもらえるんすか」
「んー、このバキバキにおっきくなってるのをちゃーんとおとなしくしてたらかな」
「だから抜いてくるって言ってるじゃないっすか……」
「えー?ほんとにそれで我慢できる?」
(くっ……誰の距離が近いせいでこうなってると……!)
「ごめんね、やっぱり美人のナギちゃんとか好みの体型のセイアちゃんとえっちしたいだろうけど……二人には普通に楽しんでほしいから、ね?」
「〜〜〜〜っ!?」
「ふぃもふぃ?いふぃふぁふぁん」
(うわっ、やば、口の中柔らかっ……舌でそんな掃除するみたいに♡咥えてる顔もかわいっ…♡お姫様みたいな見た目しといてなんてことやってるんすかこの人♡あ、やば、やばい、もう射精そう、早すぎっしょ、いやこんな、我慢できるわけ〜〜〜〜〜〜っ♡♡♡)
「んっ!?んむ……っ♡ふふ、射精ちゃったね♡溜まってたのかな、あんまり多くないね?」
「…………ミカ様、その、後でいくらでも罰は受けるんで、」
「罰……?うーん、そうだなぁ……じゃあ、夜まで我慢できる?」
「そりゃあ……ティーパーティーのお三方の安全が第一ですから、どうにかしますって」
「じゃなくって、射精しちゃうのも禁止」
「は……?」
「気持ちよくしてあげるから……って、もー!イチカちゃんてば、想像しちゃったの?」
「それは……だって……反則じゃないすか……」
というわけで元々それなりに後輩の子食ってるftnrイチカが女性上位シチュ(両方女性だろというのはさておき)でミカに責められていつもならもっと保つのに早漏すぎてわーおとか言われたり早漏治療訓練と称してローションガーゼ潮吹きさせられたりなんやかんや挿入しても挿れた途端射精しちゃっていや違うんすよとか言い訳してるやつください
以上コピペ - 3二次元好きの匿名さん25/08/01(金) 09:09:30
おつんちん
- 4二次元好きの匿名さん25/08/01(金) 09:15:37
前スレもお願いします……
- 5イチミカに脳をやられた人25/08/01(金) 09:20:18
- 6二次元好きの匿名さん25/08/01(金) 09:20:59
立て直し助かる
- 7イチミカに脳をやられた人25/08/01(金) 09:34:47
ミカ様相変わらず確定会心だし回避率高いし、やっぱりこの方だけ「神秘」の力で戦ってると言うより「奇跡」を起こす加護か何かで戦ってません?
つまり「イチカちゃん、私赤ちゃん欲しいな♡」って思ったらその日の内に命中するんですね(?) - 8二次元好きの匿名さん25/08/01(金) 09:35:02
イチミカ良いよね…
- 9二次元好きの匿名さん25/08/01(金) 10:19:33
たておつ!
- 10二次元好きの匿名さん25/08/01(金) 11:53:56
10!
- 11二次元好きの匿名さん25/08/01(金) 11:55:45
まさかイチミカじゃなくミカイチだとは……
- 12二次元好きの匿名さん25/08/01(金) 11:55:55
顔に一息吹きかけられるだけで白濁漏らすシチュぷりず
- 13イチミカに脳をやられた人25/08/01(金) 12:38:08
前スレの続き行きます!
「やれやれ、やっと白状したね。じゃあサクラコ、後は頼んだよ」
「お任せ下さい」
私の横を通り過ぎ、ドアから出て行こうとする。
「セイア様、どちらへ?」
「君を呼び付けた癖に対応は私達に押し付けて、自分だけ安全圏でこっちを眺めてるナギサを咎めに。しかし本当に、サクラコに来て貰って良かった。私は性格が良く無いからね、こうして追い詰める事しか出来ない。元々それでも大丈夫じゃないかと思ってたんだが……これ以上は悪質ないじめになってしまう」
言っている言葉が余り理解出来ずにきょとんとしていると、セイア様は溜息を吐く。
「全く、君は自身を俯瞰出来ていないのかい? ……いや、すまない。今の君にそれを問うのは酷だな。訳も分からず大粒の涙を零して立ち尽くしている後輩に、言葉の暴力を浴びせる趣味は無い、と言う事さ」
言われて、目を袖で拭ってみると、びっしょりと濡れてしまった。キャパオーバーどころか、とっくに決壊していたらしい。
「実は、君の事はミカから度々聞かされててね。随分と幸せそうに話すんだ。だから、仲正イチカと言う生徒が、君の自称する様な無責任な遊び人では無い、と言う事を、私は知っていたよ。ナギサはそれでも多少疑っていた様だが。彼女も、ミカが絡むと盲目になってダメだね」
「ミカ様が、私の事を?」
「ああ。君と遊びに行った時に何が楽しかったとか、君の横顔が凛々しいとかね」
「ミカ様がそんな事を?」
「普段ははカッコ良いのに、少し悪戯してやるだけで途端に弱々になってしまって可愛いとかね」
「ミカ様何の話してるんですか?」
「あんなに良いモノを持ってるのに、少し悪戯してやるだけで情け無く出してしま」
「何の話してるんですか!?」
え、何、ミカ様どこまで話してるんですか? めっちゃ恥ずかしいんすけど。
「私達だってうら若い乙女さ。そう言った物にも興味津々なお年頃だと言うだけだ。きっとミカも、君の様な素敵な相手と出会えて、浮かれていたんだろうね。誰彼構わず言い触らしている訳では無さそうだから安心したまえ」
「ミカ様とナギサ様に言い触らしてるのは既に安心出来ないんすけど」
「噂を調べた結果、仲正イチカが身も心も弱々になってしまうのは聖園ミカに対してだけらしい、と伝えたら、とても喜んでいたよ」
「そ……すか」
どんな顔で答えれば良いんです? - 14二次元好きの匿名さん25/08/01(金) 15:46:00
照れてるイチカちゃんかわいい
- 15二次元好きの匿名さん25/08/01(金) 15:57:31
将来夫婦の計画として妊娠を視野に入れてるがための性交をする時、不安と愛情と興奮と歓喜を表現する口許に握りこぶしを添えるポーズしながら「イチカちゃんの赤ちゃん、ください……♡」って恭しく敬語を潤んだ瞳と真っ赤な顔で言ってほしいよね
- 16二次元好きの匿名さん25/08/01(金) 23:17:32
改めて「初めてのデートをしよう」ってなったら
デートが失敗しないかとか自分のコーデ変じゃないかなってドキマギしてるイチカと
自分も多かれ少なかれ緊張してるんだけど、そんなイチカを見て可愛いなぁって思うミカが居るんだね - 17二次元好きの匿名さん25/08/02(土) 08:07:46
保守!
- 18イチミカに脳をやられた人25/08/02(土) 13:00:05
セイア様はそのまま部屋を出て行った。
「イチカさん、こちらへ」
サクラコ様に手を引かれるまま、テーブルの前、先程から空いていた席に着く。サクラコ様は私の向かいの席に収まる。
「何ですかこれ、告解でもするんすか」
「そこまで仰々しい物ではありません。恋愛相談の様に思って頂ければ」
セイア様がこの文章を述べたなら、私はかなり警戒しただろう。しかしこれはサクラコ様の人徳なのか、すんなりと受け入れる事が出来た。もしかしたら疑う余裕が無いだけかも知れないけど。
「先程、イチカさんは噓を吐いていると申し上げましたね。私は、嘘が必ずしも悪だとは思っておりません。問題は目的です。それが人を欺き傷付ける為であれば、許されるべきでは無いでしょう。他方、人を幸せにする為に、人を想うが故に用いる嘘は、許される事があると思います」
「ええかっこしいの自分可愛さっすよ」
「あら、また嘘を吐いていますね」
「……殺しをしない理由、相手に死んで欲しくないからなのか、自分が人殺しになりたくないからなのかって、他人からは分かんないっすよね」
何かもう反論したいが為に反論してる様な気がする。これではただの駄々っ子だ。でも、サクラコ様はそんな私を、宥める様に穏やかに諭して下さる。
「いいえ、ある程度は分かります。本当に善き人と言うのは、善性が滲み出してしまうのです。ご本人に自覚は無い事が殆どですが。因みに、ミカ様も善き人だと、私は思います」
「どうしてミカ様の話が出て来るんすか」
「面白半分で他人に手を出して誑かす様な人では無い、と言う事です」
その時、サクラコ様のスマホから着信音が。「失礼」と確認し、また私に向き直る。
「『覗きは終わったよ、こちらの事は気にしないでくれ』だそうですよ」
「これで満足かい?」
セイアは、険しい表情で紅茶を呷るナギサに問い掛ける。
「はい、ありがとうございます。ミカさんを泣かせたのです、イチカさんにもその位して貰わなければ」
「本当、ミカの事になると君は見境が無くなるな……これをミカが知ったら何て言うか。君が何とかしてくれよ? 私は二度も殺され掛けるのはごめんだからね」
「……骨は拾います」
「逝く時は君も一緒だ」 - 19イチミカに脳をやられた人25/08/02(土) 14:03:18
「時にナギサ。ミカとイチカ、似た者同士だとは思わないかい?」
「根が善人なのに悪人ぶってる所、とかでしょうか」
「中々厳しい事を言うね。それも否定はしないが。私が言いたいのは、思考力はあるのに過程と結論が支離滅裂な所さ。より正確に言えば、感情が先行していて、思考をその理屈付けに使っている、と言った所かな」
セイアは空いている椅子に腰掛けると、呆れた様に溜息を吐く。
「ツルギやハスミによれば、イチカは上手く付き合う為に今の様な性格になったそうだが。直接話してみた限り、自分の人となりが嫌いだと言う感情がまずあり、そこに好感度と言う理屈付けをしたんじゃないかな」
「成程、確かに近しい所はあるかも知れません。案外お似合い、と言う事でしょうか」
「どこか気が合うのかも知れないね。願わくば、何かをぶち壊してしまえ、と言う方向で一致しないと良いのだが。ツルギとミネに本気で止めて貰わないといけなくなる」
ナギサ様(実際はセイア様とサクラコ様)に呼び出されてから数日。取り敢えずミカ様へのモモトークを返信したが、まだ直接お会い出来ていない。と言うかモモトークも一日一回位で、まともに返しているとは言い難い……
今日の仕事、お忍びでやって来た百鬼夜行からの来賓の護衛が終わった。会談の場となった聖堂から帰ろうとした時、いつの間にか土砂降りになっていた事に気付く。
「あー、そう言えば天気予報が何か言ってたっすね……忘れてた」
しょうがない、走って帰るか……と思い軒先から踏み出す瞬間、雨で煙る視界に、見覚えのある色合いが映った。
「えっ……ミカ様!? 何してんすかこんなとこで!」
傘も差さず、聖堂前の石段に腰掛けられた、きらきら輝くピンク髪の後ろ姿。私が見間違える筈が無い。声が聞こえたのか、勢い良くこちらを向かれる。
「あ、イチカちゃん。お疲れー☆」
慌てて駆け寄り、精一杯翼を伸ばしてミカ様を覆う。こっちのがちょっとだけ背が高くて良かったと心から思った。
「びしょ濡れじゃないすか! 傘は!?」
「天気予報見ないで来ちゃった」
「帰るか、どっかで雨宿りとか」
「たまたまさ、今日イチカちゃんがここで任務に就いてるって聞いて、ならここで待ってたら会えるかなーって」
「えっ」
つまり、私がミカ様の連絡やお誘いをガン無視し続けてたから、そのせいでミカ様がびしょ濡れになっている、と? - 20イチミカに脳をやられた人25/08/02(土) 15:04:03
いや、考えるのは後だ、ミカ様が風邪引いちゃう。
「こっからだと……ウチが一番近いっすね。来て下さい、みすぼらしいですけどシャワー位はありますんで」
「え、良いの!? やった♡」
勢いで自分の家に連れ込もうとしているのに後から気付いたが、そんな躊躇いの為にミカ様を雨曝しのまま長時間連れ回す訳には行かないし、何よりやけに楽しそうなので今更駄目だなんて言えない。
よく見れば、体温を奪われ過ぎたのか肩が小刻みに震えている。体温を分ける様に抱き寄せ、羽でミカ様を包んだまま自宅に向けて走り出した。
「どうぞ、狭いとこっすけど。風呂場こっちっす、シャワー浴びちゃって下さい、着替え用意しとくんで。服は……これ材質何だろ……」
「別にドライクリーニングしないといけない様な奴じゃ無いよ? 最近汚れる事多いからさ、それっぽく見えるだけの普通の奴」
「あ、そうなんですね。じゃあ、脱いで置いといて下されば洗濯しとくんで」
「ありがと」
ミカ様を洗面所に案内し、私は代わりの服を探す。残念ながらウチには乾燥機なんて気の利いた物は無いので、乾くまで別の物を着て頂かないといけない。
駄目だ、ミカ様に似合う様な可愛らしい服なんか持ってない……! 仕方無い、取り敢えずスウェットと、私の下着と……私のブラじゃミカ様絶対サイズ合わないな……今から買いに行っても間に合わないし、仕方無い、キャミソールとTシャツで我慢して頂くっす。
ミカ様の服を軽く伸ばし、水を落として洗濯ネットに入れる。下着を見て少しドキドキしたが、この状況で発情は流石にキモいので頭を空っぽにして洗濯機に放り込んだ。
後はお湯を沸かしてお茶の準備して、自分も濡れた制服着替えて、客人用の座布団出して……と、ここまでやった所でとんでもない事に気付くが、ギリギリ間に合わずミカ様が洗面所から出て来てしまった。
「服ありがと、ちょっと借りるね。へー、イチカちゃんの部屋ってこんな感じ……」
ミカ様が絶句なさっている。不味い。ミカ様が私の服に身を包んでいる事への感慨も僅かに感じるが、そんな物よりも全身から噴き出す脂汗の方が余程気になる。
趣味の無い私の部屋にはインテリアらしい物など殆ど無く、片隅にギターが一本立っているだけ。本棚の上には仲間と撮った写真が数枚。そして、机とキャビネットの上には、ミカ様と一緒に撮った写真が所狭しと並んでいる。 - 21イチミカに脳をやられた人25/08/02(土) 15:16:15
- 22二次元好きの匿名さん25/08/02(土) 15:17:41
>ミカ様と一緒に撮った写真が所狭しと並んでいる。
あらやだ~
- 23二次元好きの匿名さん25/08/02(土) 22:04:39
コハルに助けてもらった時のことを嬉しそうに話すミカと自分以外のことを笑顔で語るミカにほんのり嫉妬する一方で今のミカ様がいるのはあの時のコハルのおかげでもあるんだな…と思って感謝もする複雑な心境になるイチカ…
- 24二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 04:34:47
続き期待
- 25イチミカに脳をやられた人25/08/03(日) 04:52:22
「イチカちゃん」
「はい」
「何か、生活必需品以外が全然無いとかさ? 気になる事は多少あるんだけど……」
「……はい」
「私の事好き過ぎない?」
「今日ここで見聞きした事を忘れて頂く事って」
「無理☆」
「っすよねー……」
頭を抱えてしゃがみ込む。やってしまった。こんなの絶対引かれるじゃないか。こんな部屋、「今の自分にはミカ様しかいない」って言っている様なもんじゃないか。
「えーっと、これは、ほら、ミカ様って雑誌の密着受けたりとか、普通にタレント的人気あるじゃないっすか! だから、これはそう言う強火のファンって事で」
「って言うって事は、違うんだよね?」
「……っす」
取り繕うのが下手過ぎる。あーもう終わりっす終わり終わり。
「……って違う違う! ごめんそうじゃ無いよね! イチカちゃんもシャワー浴びて!」
私の後ろ側に回り、ぐいぐいと背中を押される。
「え、私は別に」
「帰って来る時、私の事庇ってびしょびしょだったでしょ。これでイチカちゃんだけ風邪引いたら私申し訳無いし」
「あー……そうっすね、じゃあ今お茶だけ入れるんで、そしたらお風呂頂きます」
ミカ様に座布団へ座って頂き、沸かしてあったお湯で紅茶を入れる。ミカ様がそれに口を付けた所で、洗面所に入った。
洗濯が終わっていたミカ様の服を干し、代わりに私の服をぶち込む。これは洗うの後で良いかな。
シャワーを浴び始めた所で、ミカ様を部屋に一人にしてしまった事が段々心配になって来た。何か変な物置いてなかったかな……いや、そもそも物とかあんま置いてないから大丈夫な筈……不安だ……
頭から温水を浴びながら自分の体を見下ろす。こんな物が無ければもっと綺麗な気持ちでミカ様に憧れの念を抱けたのかな。いや、そもそもこれが無ければミカ様に興味持たれる事すら無かったからお近付きになってないかな。て言うかお近付きになって無いならそもそもミカ様みたいな雲の上の人に憧れたりしない。なら無かった方が良かったな、なんて思えない程にこの感情は私を蝕み過ぎている。これだけ感情に振り回されているが、それでも求める物も焦がれる物も無い時に比べたら遥かに充実しているのだ。
風呂場から出た所で、またミスに気付いた。
「あ……シャツもパンツも向こうのタンスっす……」 - 26二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 10:52:23
これはラッキースケベ?
- 27二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 18:29:18
ほしゅ
- 28イチミカに脳をやられた人25/08/03(日) 19:13:57
ミカ様に持って来て頂く……のは畏れ多過ぎる。かと言ってミカ様にバレずに通過するのは無理だし……流石に全裸で出て行くのも無い。いや、もっと恥ずかしい事全然してるけどそう言うのは、ほら、違うじゃん?
仕方無い、バスタオルで体隠して行くしか……と、諦めてタオルで頭を拭く。
あ、タオルからめっちゃミカ様の匂いする。ヤバ。これ洗わないでおいとこ(不衛生)……ってダメダメ今大きくなったら駄目だから……
……取り敢えず新しいタオル出して全身拭いたけど、どうしても治まらない。ちょっと落ち着くまで待……ってもすぐに戻りそうに無いや……ミカ様がいるのに風呂場戻って処理とかも考えられないし、隠して取りに行くしか無いかぁ……
「あー、ミカ様? すみません、着替えそっち忘れちゃったんで取りに行っても」
「良いよー。て言うか私が持ってこうか?」
「いえ! いえいえ! ダイジョブです! ちょっとお見苦しいですけど……」
「裸なんて見せ慣れてるでしょ?」
「慣れません!」
胴に巻くと凹凸が目立ってしまうので、体の前面だけ隠す様にして洗面所から出る。「わぁ、セクシーだね♡」と聞こえるが気にせずタンスへ。上下バラバラじゃ無いちゃんとしたのが良い、でも気合入り過ぎた奴も違うよな、じゃあ……
「……ねえ、イチカちゃん?」
急に後ろから抱き着かれた。
「えっ、あっはい!」
「イチカちゃん、隠してるけどさ。それ、おっきくなっちゃってるんだよね? さっき使わせて貰ったのと違うバスタオルみたいだし、もしかしてタオルの私の匂いでドキドキしちゃった? イチカちゃん匂いフェチだもんね」
手がさわさわと私の表面をなぞっている。
「お風呂も頂いたし、服も貸して貰ったしさ? 良ければ、お礼させて欲しいなー……?♡」
ヤバい、どうしよう。正直って物凄く嬉しいけど、そんなのダメだと頭の中で五月蠅く何かが騒ぐ。違うんです、そう言う訳じゃ無くて、なんてのも図星で動揺している私には言えなくて、難ならさっき写真を見られた時点で頭八割位まともに働いてなくて。
あ、今日私駄目かも。久々にミカ様とまともに会話したせいか、恥ずかしさか、それとも雨のせいでちょっと熱でもあるのか。セイア様と話してから、感情の制御が出来なくなってるのに。
「どうかな? ……え、あれ、イチカちゃん!? 大丈夫? 何で泣いて、え、ごめん、嫌だった!? - 29二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 20:03:34
どうしてラッキースケベにならないんですか!
ラキスケを楽しめる精神状態ならこうなってない? そっすか…… - 30二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 20:58:57
思春期イチカちゃん、大変ねえ
- 31二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 22:39:51
思春期って言葉で片付けれるレベルかなぁ……?
- 32二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 23:37:33
ミカが惚気るか惚気ないかで言うとティーパーティーの二人が砂糖吐くぐらい惚気てそうではある
- 33イチミカに脳をやられた人25/08/03(日) 23:45:48
「でさ、たまたま正実の子達とすれ違ったんだけど、その時にイチカちゃんがね――」
「(……甘いな。砂糖など入れていない筈なんだが、ガムシロップを注ぎ込んだ様な甘さだ)」
「(確かに甘いですね……ウイさんからコーヒーでも頂いて来ましょうか)」
「(何を飲んでも変わらないだろうよ)」
「ねえ聞いてるー?」
「イチカさんを馬車馬の様に働かせて、どうなったんですか?」
「違うよ?」
「イチカがカイテンブラックだったとは驚きだね」
「違うよ!?」
- 34二次元好きの匿名さん25/08/04(月) 04:52:29
続き期待
- 35イチミカに脳をやられた人25/08/04(月) 05:03:25
「違、違うんす、すみません、ミカ様が悪いとか無くて、全っ、全部私が悪くて。だから、これは違くてっ、ごめんなさい、ごめんなさい……」
「わーどうしよ!? イチカちゃん壊れちゃった! こう言う時ってどうするのが正解なんだっけ!? 抱き締めたり……は逆効果な気がするし、えっとえっと」
その後暫くの事は覚えてないけど、どうやらミカ様は私にお茶を淹れ、タンスからパーカーを引っ張り出して私に羽織らせ、ずっと手を握っていて下さったらしい。その事自体に対する申し訳無さと、私が原因なのに、どうすれば良いか分からないなりに精一杯寄り添おうとして下さったいじらしさを愛おしいと思ってしまっている事への罪悪感とで、余計に涙が出て来る。が、理性は多少戻って来たので、それでも何とか泣き止んだ。
「えっと、ごめんね? 私、察するのとか苦手だからさ。もし嫌じゃ無ければ、何が不快だったか、教えて欲しいな」
幼子をあやす様な、それでいて懇願する様な、様々な感情がないまぜになった言葉。
「いや、分かるよ? 本来なら、私が何かやらかしたんだから、察した上で一旦距離置いた方が良いって事位。でも、最近ね。こないだのバカンスもそうだけど、何かあった時に、ちゃんとお話しして知ろうとしなかったら、何でも無い事でもどんどん拗れてどうにもならなくなっちゃうって、実感する機会が多くってさ」
私の手を握ったまま、滔々とお話になる。ああ、温かいなぁ……
「正直、どうでも良い相手とか出来事だったら、時間が勿体無いって思ってそのままにしちゃうかも知れないけど。私はイチカちゃんとの関係、適当な事して壊しちゃうのは嫌なんだ。護衛とか、部下とか、後輩とか、そう言う形式的な関係じゃ無くて、一人の友達として、ちゃんと向き合いたいの」
私が勝手に失敗して思い悩んでいるだけなのに。こんなに真剣に考えて、まっすぐに伝えて下さってる。
頭の中で、サクラコ様から告げられた言葉を思い出した。
「貴方は、ミカさんにとって善き隣人でありたいのですね。とても素晴らしい心掛けです。ですが、誠意とは状況に対してだけでは無く、人心に対しても向けられる物、そうは思いませんか? イチカさんが考えるミカさんの『最善』は、ミカさんにとっても『最善』でしょうか? ……誰かの幸福を望むならば、慮るだけでは足りない時もある、と言う事です」 - 36二次元好きの匿名さん25/08/04(月) 07:40:38
これは良きかな
- 37二次元好きの匿名さん25/08/04(月) 10:32:45
「壊れちゃった」ってひでえなと思ったけど
言うか言わないかなら言いそう - 38二次元好きの匿名さん25/08/04(月) 16:04:41
良いねぇ良いねぇ
- 39イチミカに脳をやられた人25/08/04(月) 20:08:34
ヤバい追加で2000文字位殴り書いたんですけど違う気がしたのでもう少々お待ちを……
- 40二次元好きの匿名さん25/08/04(月) 21:08:29
>>39 焦らず自分が納得できた時でよろしいので こっちものんびり待ってます
- 41二次元好きの匿名さん25/08/05(火) 00:22:47
期待の保守
- 42二次元好きの匿名さん25/08/05(火) 00:41:20
ここまでイチミカの火力が高いとは思わなかったよ
- 43二次元好きの匿名さん25/08/05(火) 07:36:39
おはようの保守
- 44イチミカに脳をやられた人25/08/05(火) 11:05:11
ミカが狂言回しとして優秀過ぎる上に、イチカは能動的に動かないけど押されたら動き続ける弾み車としての特性が似合い過ぎるせいで、イチカのターンが中々回って来ないのは千年難題の一つとして知られていますが。
- 45二次元好きの匿名さん25/08/05(火) 13:27:52
イチカちゃんの強々ftnrがミカにだけは弱々になるのは千年問題に入りますか?
- 46二次元好きの匿名さん25/08/05(火) 14:19:44
- 47二次元好きの匿名さん25/08/05(火) 19:52:04
成る程…
- 48二次元好きの匿名さん25/08/06(水) 00:49:09
保守
- 49二次元好きの匿名さん25/08/06(水) 07:51:08
あさのほしゅ