【CP閲覧注意】エグザベ君が科特隊に入る話(前スレより名称変更)【エグニャア】

  • 1二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 13:49:33
  • 2二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 13:55:45

    「僕がこのたび科学特別捜査隊日本支部に、パリ本部から出向してまいりました、エグザベ・オリベ隊員25歳です。よろしくお願いいたします」
    「同じく、ニャアン・オリベ隊員19歳です。よろしくお願いいたします」
    「あー、彼らは年齢は6歳差だが、パリ本部付属の科特隊員養成所の同期でだな。卒業時の成績がニャアン隊員がトップ、エグザベ隊員が2位の、ワンツーフィニッシュを決めた俊英だ」
    「「「「おお、それは凄い!」」」」
    「……申し訳ありません、ムラマツキャップ」
    「ん? どうしたニャアン隊員」
    「具体的な訓練成績自体は、エグザベ隊員の方がはるかに上です。ですが彼は自己評価が非常に低く。謙虚と言えばそうなのですが、その自己認識の誤りが問題視される事も多く。そのために最終的な評価で、僅差でわたしがトップになっただけなのです」
    「は、ははは」
    「なに! あー、エグザベ隊員。自分を過信しないのは良いことだが、自信を持たないのは、これはいかん事だ。出来る限り修正するように」
    「了解です」

  • 3二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 14:01:28

    「ところでニャアン隊員。あ、わたし主に通信に携わっている、フジ・アキコです。お二人の苗字なのですが」
    「わかりますよね……。わたしたち、夫婦です」
    「本当は僕だけが日本に出向だったんですが、何か長期に渡りそうだと言う事で。新婚なのにそれは……と、上が気を使ってくれた結果で」
    「なるほど! しかし奥さんの方はまだ19だろ? 流石に若すぎねえか?」
    「ちょ、アラシ隊員! さすがにデリカシーが……」
    「あ、っと。そうだなイデ。わりぃ、エグザベ隊員、ニャアン隊員もよ」
    「いえ、構いませんよ。僕たちはどちらも天涯孤独なもので。だから結婚急いだんです」
    「こんな危ない仕事ですからね。互いの財産の相続とか、死亡保険金とか、その他色々な事を考えると」
    (((((重!!)))))

  • 4二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 14:08:36

    ((ふう、あちらの世界で時間経過して、かつての仲間たちが全員亡くなったのがちょっと心に痛くて、ザギ・イージス使ってちょっと無作為に多元宇宙を旅行に出たけど。M78スペースの過去の近似世界に出るとはね))
    (まあでも、この世界でもウルトラマン殿はベムラーを追ってハヤタ隊員と交通事故起こしたみたいですし。ハヤタ隊員から、『光』の反応が感じ取れました)
    ((ベムラー撃破報告も、パリ本部に届いてるからね。だけど、この世界もが元々のM78スペースと同じ様に行くかどうかはわからない。注意して見守って行く必要、あるだろうな))

  • 5二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 14:34:18

    「ところでキャップ。気になってる事があるんですが。物凄く」
    「なんだイデ、お前もか。いい加減教えてくださいよキャップ」
    「ああ、科特隊ビルの隣に工事現場用の足場組んでシート被せられてる、あの『機材』の事だろう」
    「「ええ、そうです」」
    「僕も実は聞きたかったんですよ」
    「わたしもです」
    「ハヤタもフジ君もか。まあそれについては、新入りの2人に聞いてくれ」

  • 6二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 14:53:03

    「あれは僕らが日本支部に持ち込んだ、パリ本部で開発された新機材です。全高43m、頭頂高40mの対大型怪獣用超重戦闘車両、別名『超大型機動歩兵』」
    「文字通り怪獣と取っ組み合いをするために建造された、巨大人型兵器です。エグザベ隊員用の機体が、SSSP-MS-Proto-01『ギャン』、わたし用の機体がSSSP-MS-Proto-02『ジフレド』です」
    「こちらがその資料です。ただ、Protoの文字が示している様に、あくまで試作品なので……。まともに使用できるかは」
    「……ざっくりと見てみたが、現状のスペックでは先日に地球を襲ったベムラーとは、ちょっと格闘戦をするには力負けしそう、だな」
    「ええ、ハヤタ隊員。ですので、順次開発者である僕らが改良を」
    「え゛!? 君たちが開発を!?」
    「「うわ!? い、イデ隊員!?」

  • 7二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 15:15:05

    「あんな巨大構造物が、どうして崩壊せずに格闘戦をできるんだい!? 骨格構造は!? 装甲強度の維持は!? あと駆動系は!? それに、それらにエネルギーを供給する動力系はどうなっているんだい!?」
    「い、イデ隊員落ち着いてください」
    「貴方と岩本博士には元より、設計仕様書を渡して改良の協力を仰ぐつもりでしたから!」
    「あ、す、すまない。取り乱してしまって」
    「いえ、僕も技術者の端くれとして、お気持ちは重々」
    「何にせよ、巨大な怪獣相手に戦いを挑む以上、こういう装備品が考案されるのは時間の問題でした」
    「そこへ個人で研究を続けていた僕たちが、基礎技術をパリ本部へ持ち込んだんです」
    「そして、怪獣災害が頻発している日本支部で、その実戦に於けるテストと改良を行う計画が立ったんです」
    「なるほどなあ……」

  • 8二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 15:42:15

    「じゃあ僕たちは科学センターに赴いて、岩本博士にご挨拶をして来ます」
    「3時間ほどでこちらに戻る予定です。遅れそうなら電話を」
    「ああ、行って来なさい」

    「はぁ~、あれっていわゆる巨大ロボットですよね? すんげぇもんだなあ。俺も乗れねえもんですかね?」
    「今のところは無理だな。よく考えろ。あれに乗って、一歩歩くだけで、どれだけ操縦席内の操縦者が、上下すると思う。数メートルじゃ済まん。下手するとジャンプとかしたら、数十メートル一瞬で振り回されるぞ。まあ、高Gをやわらげる装置はあるとは思うが。だがしかし、それに耐えて細かい操縦を間違わずにやる。ジェットビートルとは間違いなく比べ物にならんぞアラシ」
    「どひぇ~ハヤタ、俺ぁ警察出身で、飛行機の、ジェットビートルと小型ビートルの免許取るだけでも必死だったってのに。つうと、ハヤタでも無理か」
    「間違いなく、無理だ。まあ数ヶ月訓練すれば、彼らが乗れている以上は乗れる『かもしれん』が。『かもしれん』程度だな」
    「アレが持てる鉄砲、かなりの大砲になるだろうから、ソレを構えさせてブッ放せば、たいがいの怪獣なんぞお陀仏かと思ったんだがな」
    「それは僕も、あの書類見た時から考えてたんですけどね。バカでかい大砲を手持ち形式で造るって言うのは、難しいかもしれませんよぉ~?それよりかは、大型ミサイルの発射器を手持ち形式で造った方がいいかと思ったんですけど、流石にページめくったら次の資料に書いてましたよ」

  • 9二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 16:07:51

    ((凄い人たちだったな))
    (本当に)
    ((一番ヤバいのは、ムラマツキャップだ。あの人の野性の勘と地球人とは思えない格闘能力))
    (イデ隊員と岩本博士も、下手すると理詰めで正体に気付かれかねない)
    ((ハヤタ隊員は、まあ向こうもウルトラマンってある意味の弱みがあるから……))
    (アラシ隊員とフジ隊員は、まあなんとか)
    (((とりあえず、今日の所は宿舎へ帰ろう/りましょう)))

  • 10二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 17:08:47

    第2話:お前ら火星が嫌なら他行きやがれ

    「非常招集ですね!」
    「ムラマツキャップ!」
    「来てくれたか、エグザベ、ニャアン君」
    「ひぃ、ひぃ、ムラマツキャップ!」
    「ま、間に合ったか!?」
    「遅い! イデ! アラシ! 当直してたフジ君はともかく、本部内に部屋がまだ無いから宿舎で寝泊まりしているエグザベとニャアン君がもう到着しているというのに!」
    「「ひ、ひぃ! 申し訳ありません!!」

  • 11二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 17:22:15

    「ハヤタ隊員は?」
    「ハヤタは今、防衛基地に急行して調べてもらっている最中だ。防衛基地では、東京上空に強烈な電波を発する物体が飛来したので警戒中、突如電波を感じなくなったんだ」
    「ムラマツキャップ! ハヤタさんから連絡です! 電波消失地点は北緯35度43分、東経139度30分……。東京のド真ん中です! 更に科特隊パリ本部より入電! 現在その物体に該当する人工衛星を打ち上げている国や民間組織は存在しないとの事です!」
    「人工物の可能性は、消えた、か」

  • 12二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 17:33:20

    「ムラマツキャップ! その地点は、科学センターのある御殿山では!?」
    「何!? フジ君、すぐに確認を! い、いやフジ君は科学センターに連絡を入れてくれ! イデ、お前が電子頭脳で確認をするんだ!」
    「「は、はい!」」

    「科学センター、通信繋がりません!」
    「間違いありません! その地点は科学センターのある御殿山です!」
    「アラシ! 急ぎ科学センターへ向かって調査だ!」
    「了解!」

  • 13二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 17:45:15

    『キャップ、すみません。ホシノ君が科特隊専用車に乗り込んでました』
    「しょうがないなあ。危険の無いように、科特隊本部との通信連絡役をやらせておくんだぞ」
    『はい』
    「ちょ、ちょっと待ってくださいムラマツキャップ! ホシノ君って誰です!」
    「ああ、科特隊日本支部ムラマツ班のマスコット的な小学生でな。かなり優秀なので、見習い的な立場に置いとるんだ」
    「な!? それはOJTにしても行き過ぎでは!?」
    「……OJT?」
    「((この世界のこの時代には、この言葉は一般的じゃないのか))On-the-Job Training、職場で実際の業務を通して行われる実地研修のことです! いくらなんでも小学生を」
    「エグザベさん、あなたがギャンとジフレドのシステム面調整している間にちょっとこの国の文化体系とか調べた。……子供のうちから色々やらせるのは、それもけっこう危険なことをやらせるのは、程度問題もあるけどそこそこ普通のことみたい」
    「えっ……」

  • 14二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 19:14:13

    「ああ、いや。エグザベの言う事もわからんでもない。世界でも、あちらこちらで『子供を危険な目に遭わせてはならない』と主張するところも多いからな。あー、俺も正直悩んでいるところもあるんだ。俺の出身は、ちょうどそういったのの境目だったからな。どっちの言う事も、ある程度、なあ」
    「いえ、文化の違いというなら……。ただ、本当に通信だけやらせるべきです。というか、才能ある上にそういった方面に志願したいなら、さっさと科特隊員養成所に放り込むべきだと……。はぁ……orz」
    「あなた、あまり落ち込まないで」
    「うん」
    『本部基地! 聞こえますか! アラシ隊員によれば、やはり何らかの異常が起きているみたいです! あと、アラシさんからの連絡が途絶えました!』
    「!! ホシノ君! ぜったいに科特隊専用車から離れるんじゃないぞ! 防衛隊に連絡して、あとハヤタたちを応援に送るからな!」

  • 15二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 20:20:09

    「ムラマツキャップ、会議の結果は?」
    「ハヤタ達の報告にあった、科学センターを占拠している宇宙人に対しては、とりあえず対話による解決を試みる事になった。防衛隊からは、いきなり戦術核ミサイル『はげたか』を打ちこむべきだと言う意見も出たのだがね。ハヤタの見解からすれば、おそるべき超常能力を持った宇宙人の様なんだ。科学センターの夜勤の人間を殺傷されたのは口惜しいが、宇宙人と我々とでは完全に常識が異なっている可能性も高い。欲しい物があるなら、それを渡してさっさと地球を去ってもらう事も視野に入れるべきだろう」
    「「「「「了解です」」」」」
    「交渉役は、宇宙語が使えるイデだ」
    「りょ、了解です!」
    「補助と護衛を兼ねて、ハヤタと……そうだな、エグザベに頼む」
    「エグザベ隊員は、わたしと万一に備え、『超大型機動歩兵』で待機すべきでは」
    「それも考えたが、宇宙人との接触に於いて、ハヤタとエグザベの聡明さ、そしてエグザベは我々日本人とは違う発想に期待したいのだ。無論ギャンとかいう機体は、科学センターの外で待機状態にさせる」

  • 16二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 20:28:26

    「アラシ隊員!」
    「君ノ宇宙語ハ、ワカリニクイ」
    「!!」
    「我々ハ、ばるたん星人。我々ハ、コノ生物ノ脳髄ヲ用イテ、君タチト会話シテイル」

    「我々ガ君達ガ地球ト呼ブM二四〇惑星ヘ来タ目的ハ、宇宙船ノ故障ヲ修理スルタメノ部品ヲ求メテ来タノダ。ココ科学せんたーニ来タノハ、壊レタ重力ばらんすヲ修理スルノニ必要ナだいおーどガ存在シタタメダ。我々ノ惑星ハ、狂ッタ科学者ノ核実験デ失ワレタ。宇宙ニ偶然出テイタ我々ハ、新タナ居住デキル惑星ヲ求メ、宇宙ヲ旅シテイタノダ」
    「わたしの友人や警備員や防衛隊の人々の生命を奪ったのは?」
    「生命? 判ラナイ。『せいめい』トハ何カ?」
    「「!?」」
    「……『生命』とは。自然界に存在するある種類の『物体』が、種々の行動を行い、進化するための活動が『生命活動』であり、それを行うためにその『物体』に宿っているエネルギーこそが『生命』だ。そしてそれが宿る『物体』こそが『生命体』だ。僕たちから見れば、お前たちバルタン星人もまた、『生命体』だよ」
    「エグザベ隊員!!」

  • 17二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 20:57:03

    「地球ハ我々ニトッテ住ミヨイ所ニナルダロウ。我々ハ地球ニ住ム事ニスル」
    「君たちがこの地球の風俗、習慣になじみ、地球の法律を守るのならば、それも不可能な事じゃない。君たちは何名いるのか」
    「20億3千万程ダ」
    「な!!」
    「「……」火星に住んだらどうだ?」
    「火星ニハ我々ノ嫌イナ……」
    「どうした、何故黙っている!?」
    「ソレハ言エナイ」
    「くそ、もうちょっとだったのにぃ!」
    「話ハ終……」

  • 18二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 20:58:44

    「待ってくれよ。僕の話も聞いてくれないか? 木星の衛星、イオならばどうだ? 太陽光が足りないとでも言うならば、僕が研究中の人工太陽を提供してもいい。もっとも、君たちバルタンの科学力ならば、人工太陽など容易かもしれないが」
    「「!!」」
    「……否。いおヲ居住可能ニスルヨリモ、地球ヲイタダク労力ノホウガ少ナイ。地球ハ、我々ガモラウ」

    ばぎぃっ! どごおおおぉぉぉっ!!

    「あ、アラシ隊員!? エグザベ隊員!!」
    「彼を殴り倒すのが目的で、話を長引かせたんです。これで連れて帰れます。そして……ハヤタ隊員!」
    「そこだっ!」
    「ば、バルタン星人が姿を隠していたのか! って壁が!? でっかい手が!!」
    「ギャンを無線操縦で、科学センターの壁に貫き手を突き込ませたんです。脱出しますよ!」

  • 19二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 21:14:59

    『ムラマツキャップ。聞こえますか』
    「エグザベか!?」
    『バルタン星人の嫌いな物が、おそらくは判明しました。地球に無くて、火星にある物質。最有力なのは、『スペシウム』です。現在地球に、火星から運び込まれた『スペシウム』は、何処にどれだけありますか?』
    「なんだって!? イデか岩本博士じゃないとわからん! 岩本博士は今大至急こちらに向かっているが……」
    「たた、隊長!」
    「イデ! それにハヤタ! よく戻って来た! イデ、地球に『スペシウム』は何処にどれだけある!?」
    「え、関東中央博物館に未精製のが100kg弱……って、たいへんです!」
    「キャップ! 今バルタン星人と戦っているギャンとジフレドを退かせてください! 防衛軍がキャップに伝えろと! 戦術核『はげたか』を使う気です!」
    「なんだと!? エグザベ! ニャアン君! 退避しろ!」
    『『……了解!!』』

  • 20二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 21:18:42

    「ば、ばかな。『はげたか』が」
    「バルタン星人め! 分身して、『はげたか』に破壊された身体を捨てて再生しやがった! まともな手段じゃ、やつは不死身なのか!?」
    「ギャンとジフレドが、『はげたか』の衝撃でぶっ倒れたままだぞ!」
    「どうしたんだ! イデ、お前わからんか!?」
    「あたりまえでしょうアラシ隊員!? ギャンもジフレドも、操縦席は腹の中! ぶっ倒れたら、20m強の高さから落下したのと同じだけの衝撃が、操縦者に加わるんですよ!?」
    「な、なんてこった!」
    「い、いや。フラフラとだが、立ち上がるぞ!」
    「あれ? ハヤタ、は?」

  • 21二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 21:25:25

    ((ニャアン、そっちはどう?))
    (身体は問題ないし、ジフレドも受け身取らせたから大丈夫。だけど流石に、駆動系がちょっとだけ)
    ((まあこっちもそうだね。まあ、そんなに修理は手間じゃないだろう。それより))
    (うん。これ、ハヤタ隊員、ですね)

    『デュワッ!!』

    ((スペシウム光線が使える以上、勝利は動かないね))
    (お任せしましょう)
    ((これ以上、『人間として』は、出来る事なさそうだ))

  • 22二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 21:30:34

    「やった!!」
    「スペシウム光線ですね、キャップ!」

    「おお、ウルトラマンがバルタン星人の円盤を!」
    「ああ、おお……」

  • 23二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 21:38:27

    「……今回の被害は、科学センター夜勤の科学者たち若干名と警備員、そして防衛隊の兵員十数名」
    「それと、建造物の被害が多少……。科学センターにギャンの貫き手突っ込んだのは不可抗力として」
    「『はげたか』の爆風と放射線による近隣建造物の被害、除染……」
    「僕らのギャンとジフレドも、ちょっとばかり修理が」
    「今回の事を教訓として、次があっては欲しくは無いが、次はもっと上手くやらんとな」
    「可能ならば、せめて人的被害は0に抑えたいですね」

    「あまり暗くなっていても、仕方がない。今日は俺の奢りだ。飲みに行こう!」
    「……わたし、まだ未成年(って事になってます)です」
    「ま、まあソフトドリンク、で?」

    「「「「「「「ははははははははは!」」」」」」」

  • 24二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 21:39:28

    第2話、完結です。これよりちょっと休んで、第3話執筆に入ります。

  • 25二次元好きの匿名さん25/08/04(月) 02:49:22

    第3話:原子爆弾の恐怖

    「いやー前回の怪獣、ネロンガにゃあ参ったぜ」
    「アラシ隊員は、アレの電撃をモロに喰らってましたからね」
    「ほんと、よく命があったもんだよ。科特隊の隊員服さまさまだぜ」
    「いやだけど、エグザベ君とニャアン君の発案には驚きましたよ」
    「いえ、イデ隊員の助けがなければ、あんなに短時間ではギャンの改修工事はできませんでした」
    「ギャンの核融合エンジンから、電力を引っ張って来て、ネロンガを釣る餌にするなんてね。というか、実用型核融合エンジンには本当に驚きましたよ」
    「あなた。エグザベさん」
    「ニャアン?」
    「いえ、皆さんも」
    「「「え?」」」
    「通信機に着信が」
    「「「しまった!」」」

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