- 1125/08/03(日) 21:10:34
キラとアスランがオルフェ・ラクスレベルで遺伝子の相性がいい世界線です。
CPはキラアス
前スレ
【閲覧・CP注意】ここだけ読心可能なキラアスpart3|あにまん掲示板キラとアスランがオルフェ・ラクスレベルで遺伝子の相性が良い世界線です。CPはキラアス前々スレhttps://bbs.animanch.com/board/5029422/前スレhttps://bbs.…bbs.animanch.com - 2125/08/03(日) 21:13:30
【あらすじ】
初めて会った瞬間から共鳴空間入りした二人。無垢な触れあいを続ける内に性行為と知らず関係を持つように。
その後のアスラン引っ越しにより離れることになるが、距離制限なく会話可能な二人の交流は続く。
戦場で巡り会ったキラとアスランは、双方の意思に反して敵対することになってしまう。
現在、平和の国オーブにて再会した二人が周囲を巻き込んだ盛大なキラアス劇場を開幕中。
part1
【閲覧・CP注意】ここだけキラアスが|あにまん掲示板dice1d4=@2 (2)@1.とても仲が悪いけど何故かずっと一緒にいる2.オルフェ・ラクスレベルで遺伝子の相性がいい3.互いのことが大大大大大好きな4.重度のヤンデレな世界※タイトル通りCPはキラ…bbs.animanch.compart2
【閲覧・CP注意】ここだけ読心可能なキラアスpart2|あにまん掲示板キラとアスランがオルフェ・ラクスレベルで遺伝子の相性が良く、心で会話が出来る世界線です。CPはキラアス前スレhttps://bbs.animanch.com/board/5029422/bbs.animanch.com - 3125/08/03(日) 21:15:50
【キラ・ヤマト】
引っ越しによりアスランへの執着心が上がって以降、その感情が止まることを知らない独占欲も最高なスーパーコーディネイター。アスランと結婚したい(なお恋愛感情は…?)
連合への好感度は27。デュエル(イザーク)を敵視している。
本編の鬱は全て吹っ飛ばした。
【アスラン・ザラ】
キラがとても大好き。恋心を自覚したら色々恥ずかしくなってきた。どうにかしてあの手この手でキラの気を引きたがっている。負けず劣らず此方も重たい。
とにかくキラが心配、キラを守りたいの一心で動いている。
- 4125/08/03(日) 21:18:40
- 5125/08/03(日) 21:21:04
- 6125/08/03(日) 21:24:21
【ラウ・ル・クルーゼ】
キラアス腕組み後方理解者仮面お兄さん。気ぶり度は91。推し二人の愛を試す(そして気ぶる)ために裏で暗躍中。思いつきでザラ隊を結成したが見事にキラアスを引き当てた。
【ムウ・ラ・フラガ】
連合側の苦労人。連合が好きじゃないキラの言動にどうしたものかと思っていたが、慣れてきた。本編内外で定期的にキラに振り回されて受難中。オーブでは胃に優しい薬や胸焼けの薬を多めに譲ってもらった。
4スレ目です。オーブ編に詰め込みたいことが多すぎて長文だらけで間延びしています(これでも削ったんだ…)
いつも保守やレスなどありがとうございます。励みになっております。
スレ主の性癖祭りのスレですが良ければお付き合い願います。
- 7二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 21:31:25
- 8二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 21:34:08
- 9二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 21:50:47
スレ建ておつです
前スレ最後のラクスお姉ちゃんがキラアスのサポーターとしてとっても心強くて最高でした!
早くラクスのピンクちゃんに2人の結婚式の写真が加わりますように…! - 10二次元好きの匿名さん25/08/03(日) 22:06:08
たて乙でーす!
何かあれば保守りますんで遠慮なくどうぞ!
前スレラストダイスで出てた桃のスイーツ食べてるアスラン見て料理を練習するキラとかいたりするのだろうか… - 11125/08/03(日) 22:09:56
- 12125/08/03(日) 23:50:03
なるほど…料理するキラもいいな、と思ったので本編再開前に小ネタを一つ
部屋でラクスから貰った写真を眺めながら、キラはごろんと寝返りを打った。
テラスかなにかで、すこし眼を輝かせながら桃のタルトを口に運ぶアスラン。リラックスしているのがわかる。
二枚目は、口の端についたタルト生地の屑をナプキンでそっと拭う写真。普段のマナーが完璧なぶん、恥ずかしそうにしている。つい一口には大きく切り分けてしまうくらい美味しかったんだろう。
ラクスが“お気に入り”と言っていたのも頷ける。
「……いいなあ」
僕もアスランとご飯食べたい。昔はずっと同じ食卓を囲んでいたのに。
それにこれ、ラクスの手作りらしい。こうやって喜んで貰えたらとても嬉しいだろう。
「僕も、何か作ってあげたら喜んでくれるかな?」
料理なんてしたことないけど。トールはいつもミリアリアの料理を涙目になりながらも完食していた。“気持ちが一番だから”と言いながら胃薬を手にする姿は理想的な恋人そのもの。
……まあ流石に胃薬を飲ませたくはないので、ちゃんと食べれるものを作りたいが。
「ゼリーくらいなら僕でもいけるかな…」
混ぜて固めるだけならなんとかなりそうである。やっぱり頼れる旦那さんを目指すならば、キッチンくらい立てなくてはならないだろう。
「今度料理作れそうな機会があったら試してみよう」
そしていつかアスランに食べて貰って、この写真のような顔をさせてみせる。来たる新婚生活に向け、キラはまた一つ目標を立てた。
- 13二次元好きの匿名さん25/08/04(月) 07:19:52
キラの学習能力なら自分の料理で喜ぶアスランの笑顔に後押しされてプロ級の腕になりそう
他所で食事に誘われても「キラの料理の方が好きだから」って断るアスランを見て満足そうにする旦那さんが目に浮かぶ〜〜 - 14二次元好きの匿名さん25/08/04(月) 15:12:55
- 15二次元好きの匿名さん25/08/04(月) 19:18:14
保守
- 16二次元好きの匿名さん25/08/04(月) 19:40:17
- 17125/08/04(月) 23:20:05
本編再開します。
「……キラ、手を離してくれ……」
「嫌だよ。どうして?」
「心臓が死ぬ……息も苦しくなってきた」
手にキスという妙に気障な仕草にアスランはオーバーヒート寸前だった。
「そういうことなら尚更離さないよ」
繋いだ手を、指を絡める形に変える。ぴくりと跳ねる指先を捕らえる。自分の言動に敏感に反応を返すアスランに嬉しくなった。
「ねえ、このままもうすこし二人で話そうよ。お友達には、先に帰って貰ってさ」
「いや、それは……」
「アスランはこのまま離れて寂しくないの?」
「そんなわけないだろ」
「アスランが此方に来れないなら、僕がそっちに行くから。ね、少しだけならいいでしょ?ちゃんと帰すから」
「うっ……」
上目遣いでの懇願に、アスランが声を詰まらせた。いまこの場に居るものはアスランを除いて全員の気持ちは一致していた。
絶対、嘘だ。帰すつもりなど毛頭ないに決まっている。
呆然と一連のやりとりを見ていたイザークがようやく我に返る。状況確認は後回し、ここは一旦アスランを連れて撤退しなければ纏めてオーブ軍に確保、最悪アスランが連合のパイロットに攫われて国際問題である。
一同が、この場をなんとかしなくてはと思ったとき…遠くの方から声がした。
「カガリ様ー?どこですかー?」
カガリは顔色を青くした。あの声はエリカ。先に車で行かせたが戻りが遅いから探しに来たのだろう。エリカが彼等の顔を見たら此処の職員ではないのがバレてしまう。
キラとアスランも二人だけの世界からその声で引き戻され…その隙にキラはカガリが、アスランはザラ隊が確保した。
「……こっちは私がなんとかする。お前たちはただのモルゲンレーテの職員。それでいいな?次はないぞ」
「はい」
本来なら不法潜入のザフトなど速攻で捕まえなくてはならないのだが、カガリはアスランに怪我をさせた借りがあるし、何よりキラを敵に回したくない。無論、潜入経路は後で調べて潰す。
「ちょっとカガリ!」
「いいから大人しくしろ!アイツが捕まってもいいのか?」
「イザーク、ディアッカも!下ろせ!自分で歩ける!」
「おまえまたふにゃふにゃじゃん。無理だろ」
「後で全部説明して貰うぞ、アスラン」
一同に生まれた団結力のお陰で、エリカがカガリの元へ来るまでにはなんとかアスラン達はその場を離れ……二人の再会は慌ただしく幕を下ろした。 - 18二次元好きの匿名さん25/08/05(火) 07:23:39
本編のしっとりした別れのシーンが完全にギャグになっちゃって笑っちゃった
隙あらばキラがアスランを確保しようとするのブレなくて好き - 19二次元好きの匿名さん25/08/05(火) 07:49:43
これこのあとに共鳴でじっくりじっとり攻められそう…
- 20二次元好きの匿名さん25/08/05(火) 16:43:11
- 21125/08/05(火) 21:45:54
母艦に帰投後、イザーク達によって洗い浚い白状させられたアスラン。
その結果、アスランは次の戦闘への参加を禁じられた。
“敵に肩入れする隊長の指揮で戦闘はできない”という言葉に、反論する余地がなかった。
「……なるべく、ストライクのパイロットは捕虜にするよう努めてやる」
「イザーク……」
「だが約束はできない。おまえも……今後どうするのかちゃんと考えておけ」
イザークはアスランを部屋へ送り届け、それだけ言って去っていった。
「随分優しい処置だったな、イザーク。戦闘禁止はアスランの為だろ?おまえはもっと怒るかと思ってたぜ」
ディアッカがイザークの顔の傷を見ながら言う。誓いを立ててわざと消さなかったほど、ストライクへ執念を抱いていたはずだ。
「怒りはある。俺達に黙っていたこともな。しかしキラ・ヤマトがどうという以前に、コーディネイターがナチュラルに利用されたというのは気に食わない。それに、一応アイツはクルーゼ隊長やザラ国防委員長閣下には報告していたらしいからな」
「…隊長もなに考えてるか分からねぇけど、特に親父さんに友達を切り捨てられたのは堪えてそうだったからなぁ」
「委員長閣下も色々立場がありお忙しい方だから仕方ないが…あまりアスランとの仲が良くはないようだからな」
「……あのパイロットは旦那とか言ってたけどさ、実際結婚なんてできるのかね。あの“アスラン・ザラ”が」
「現状不可能と言いざるを得ないな。ラクス嬢との婚約や同性であること以上に連合の少尉であることが問題だ。話にもならん」
「だよなぁ。でもあんなアスランは初めて見たぜ。よっぽど好きなんだろうな。ああいうの見ちゃうと諦めろとは言えないだろ」
「なんにせよアスランは待機だ。ストライクを集中的に叩く。パイロットが生きていればいい。無論、此方の生命が最優先だ」
「いっそ、アスランは行動が問題視されて本国へ強制送還予定、こわーい大人に“いろいろ”尋問されちゃうぞ〜とか言ったら向こうから進んで乗り込んでくるんじゃね」
「……母艦ごとアスランを回収されたらどうする気だ。あの様子だとやりかねんだろうが。向こうも此方も罠を張ることくらい想定しているだろう、油断するなよ」
「了解。まあ、まだ日にちが掛かりそうだし、俺達も今日はゆっくり休もうぜ」 - 22二次元好きの匿名さん25/08/05(火) 22:08:48
- 23二次元好きの匿名さん25/08/05(火) 23:15:04
- 24二次元好きの匿名さん25/08/06(水) 08:40:55
結婚の最大の障壁が連合のパイロットであることですよって言われたら瞬時に辞めそう
あとイザークとディアッカが、ラクスも応援側でさらには未来のオーブ代表が法律改正まで視野に入れてると知ったときの反応が気になるw
- 25二次元好きの匿名さん25/08/06(水) 08:45:14
- 26二次元好きの匿名さん25/08/06(水) 14:14:27
イザークもディアッカもまさかキラのアクセルフルスロットルにしたのが婚約者のラクス本人であるなんて思いもしてなさそうだな
- 27二次元好きの匿名さん25/08/06(水) 21:11:44
保守
- 28125/08/06(水) 22:22:22
自室へと送られたアスランは、部屋のベッドにぽすりと倒れ込む。
(まだ身体がふわふわするな…キラが好き勝手するせいだ……)
己の奥深くまで入り込んでくる感覚に、全て持っていかれそうになった。いつもの触れ合いよりも、やはり直接肌に触れているほうが侵食の深さが変わる。正直、あの場でいつものように手足のコントロールを奪われたらどうなっていたかわからない。
(危なかった。もうすこしでこの感情がバレてしまうところだった)
湧き水のようにとめどなく溢れる感情。自分でもうまく処理できていないのだから、まだ知られたくない。嫉妬する醜い自分を見られるのもプライド的に嫌だった。
(しかし結婚が本気だったとはな。旦那…は置いておくとしても、結婚したいというならいっそしてしまって、既成事実とするのもありだろうか)
触れ合ったせいで欲が出てくる。キラの将来を縛りたくないと思いつつも、ずっと自分に視線を留めておけるならそれもよしなどと思い始める。まあ、現実問題として結婚など夢物語のようなものなのだが。
(身体が熱い。どうしてくれるんだ…)
身体を触られるより精神を探られた後に放置されるほうがずっと辛い。自分ではどうにもならない部分が満たされたくなる。アスランは持ち込んだ冷たいドリンクを一気に煽った。今後のことを考えて気を紛らわす。
(……なんにせよ、このままアラスカに行かせる訳にはいかないな。コーディネイターがまともな扱いをされるとは思えない)
宇宙でのアルテミスのこともある。アラスカに行く前にキラを連れ出さなくてはならない。次の戦闘は待機と言われたが、そこでキラを確保できないようなら、今のアスランが取れる行動は…。
生憎、一つくらいしか思い至らない。
(……ひとまず、寝るか)
アスランは部屋の冷房を強めて半ば無理やり眠りにつくことにした。思考がろくに回らないので、浮遊感と火照りは寝て治そうという強硬策だ。
任務がなければ基本的に睡眠欲には従順な節のあるアスランは、二分くらいですやすやと眠りについたのだった。 - 29二次元好きの匿名さん25/08/06(水) 22:30:30
アスランもキラに劣らず湿度の高い激重感情で大変美味しゅうございます。
既成事実はよ作ってしまえ!! - 30125/08/06(水) 23:52:02
アークエンジェルの修理は順調に進み、対価として求められたOS製作も終わりが見えていた。
最後の調整をしながら、キラは先日の再会を思い出していた。
三年ぶりの、アスランの姿を。
なんか、変だな。落ち着かない。
キラは自分の心臓に手を当ててみる。鼓動が早い。
「ねえカガリ」
「ん?なんだよ」
キラは工場をうろうろしていたカガリを呼び止める。
「なんか、アスランのこと考えると妙にドキドキするんだよね」
「惚気なら充分間に合ってるぞ」
「前までなら、むしろアスランと話したり触れたりすると落ち着いたりほっとしたりしたのに。昨日会ってから変なんだよなぁ」
「聞けよ。……恋人ならそういうものなんじゃないのか?」
「え?」
「ん?」
「僕とアスラン、恋人ではない……かな?」
「……悪い、何を言ってるのかよく分からないんだが…」
「でも結婚するんだし、同じようなものだよね」
「まってくれ。理解が追いつかない。人前であれだけのことをしておいて恋人ではない……?そのくせ結婚するだと…?」
「なんなんだろ、これ。悪い感覚ではないけど…」
「私が聞きたい。なんなんだおまえらは」
「やっぱりアスランがなんか可愛いことしてきたから?アスランもなんか変だったよね?」
「知らん!私にはバカップルにしか見えなかったからな!」
「あれくらい普通だよ。うーん……結局よく分からないな。どうやってこの状況を打開したら良いかもわからないし…ひとまずOSの製作、頑張ろう」
キラのOSの出来栄えは……
100ほどとんでもない代物、1ほど本編くらい
dice1d100=76 (76)
スレ主はMS知識に自信がないのでこの辺はふわっといきます
- 31二次元好きの匿名さん25/08/06(水) 23:54:57
充分とんでもない…
いやぁお嫁さんの為に頑張って稼ぐ旦那さんは可愛いね…! - 32二次元好きの匿名さん25/08/07(木) 00:42:20
愛のバフってすごいなあ…
これオーブに侵攻してくる連合大丈夫?
多分想像より遥かにパワーアップしたアストレイ出てくるぞ - 33二次元好きの匿名さん25/08/07(木) 07:51:48
今後の展開によっては「息子さんを僕にください!お義父さん!!」「お前にお義父さんと呼ばれる筋合いなどない!!!」みたいなやり取り見れる??
- 34二次元好きの匿名さん25/08/07(木) 15:27:41
アスランがしようとしてる事…うーむ最悪の手段でないことを祈るけど…
そしてカガリ気持ちはよく分かるぞ〜ここまで来てこれでまだ自覚してないんだよなキラの場合!
ビックリだよな!こっちも忘れるとこだったよ! - 35125/08/07(木) 22:05:17
「本当は少し前に大体出来てたんですけど、つい更に弄っちゃって」
差し出したデータを確認してから、エリカが固まったまま動かないことにキラは首を傾げた。アスランと再会する前にはほぼ完成していたのだが、喜びやら苛立ちやらドキドキやらで変なスイッチが入って今までずっと改良をしていたのである。
「…駄目でした?」
「………」
「新しい量子サブルーチンを構築して、シナプス融合の代謝速度を大幅に向上させ、一般的なナチュラルの神経接合に適合するよう、イオンポンプの分子構造を書き換えたんですけど…」
「…………」
「あと他にも色々……」
「……ひとまず、搭載してみましょうか」
「なにこれ!?本当に同じ機体なの!?」
ブォンッと腕を振り回して感動しているアサギ。
それを見ながら、ムウはちょっと引き気味に話し掛ける。
「俺が乗ってもあれくらい動くってこと?」
「……そうですわ。お試しになられます?」
「僕が軍を辞めるときにはストライクをフラガ大尉用に調整してあげましょうか」
「ありがたいねぇ。とても恐ろしいよ」
この短期間でこれだけのものを作成してくるキラに流石のエリカも驚きであった。コーディネイターだからだけではない有能さを感じる。
「これで、家も島も買えますか?」
「島どころか……下手したら小さな国くらいなら興せるかも」
「国は要らないです。住むのは二人だけでいいので」
「おまえ、本当に愛だけでこんなもの作ったのか……」
「こっそり用意しておいたらアスラン驚くだろうなぁ。褒めてもらえるかな?」
「絶句するんじゃないかと思うぜ」
- 36二次元好きの匿名さん25/08/07(木) 23:57:49
そうですよ、ムウさん。
キラはアスランへの愛オンリーで作り上げたんですよ。
カガリのツッコミww
ラクスが合流したらもっとすごいことになるからカガリファイト〜 - 37二次元好きの匿名さん25/08/08(金) 09:07:21
オーブを早いとこ同性婚OKにしておかないとこんな人材が流出してしまう可能性が…!
- 38二次元好きの匿名さん25/08/08(金) 18:06:41
二人きりの島で、自給自足で生きられる為の設備の開発とかしそう
- 39二次元好きの匿名さん25/08/08(金) 18:08:59
ウズミに対して「同性婚OKにしないと優秀な人材が流出します!!」と掛け合うカガリ…?
- 40125/08/08(金) 22:45:16
オーブ領海外に待機しているザフト、ザラ隊。
隊長なのに待機を命じられたアスランは、ニコルによって気分転換にと連れ出されトビウオの群れを眺めていた。
「凄いですね。こんなに沢山いるなんて」
「知識として知っているのと、実際に見るのでは受け取り方が違うな」
魚が空を飛ぶ。そんな物珍しい光景に二人はつい眺めてしまう。
「悪いな、ニコル。君もイザークに怒られただろう」
「そうでもないですよ。僕はアスランの味方なんですって言い切ったら呆れてました」
「ニコルは、どうしてそこまで助けになってくれるんだ?」
「おや、僕はアスランの友達のつもりだったんですが……違いましたか?」
「えっいやそんなことはない!ないが…俺が言えた義理ではないが色々と軍規違反だろう…?」
「そうですねぇ、アカデミーで会った頃のこと覚えてます?僕はあの時アスランに助けて貰ったんですよ」
「……そう、だったか?」
「まあ、この話はキラさんに会ったときか、もしくは結婚式のスピーチにでもしましょうか。あ、アスラン、あそこ沢山飛んでますよ!」
ニコルの指差す方向には、海から飛び出すトビウオの大群。
プラントにはこんな風に泳いでいるところなど見る事がほとんどない。海も陽の光が差して煌めいている。そういえば、キラは地球の海に来たら新鮮な海鮮を食べたいな〜と言っていたが、オーブでは食べたのだろうか。
結局キラの事を考えているアスランだった。
「……トビウオって食べれるらしいぞ」
「それ見ながら言っちゃいます?でも、正直興味ありますね」
「そういえば、折角地球に降りたというのに現地のものはあまり食べていないな」
「そうなんですよ。ちょっと楽しみにしてたんですけどね。お刺身とか!」
「……生のままはちょっと、怖くないか?」
「だからこそ試してみたいというか……トビウオってどういう食べ方するんですかね?」
「調べておいてやろうか。なにせ、俺は待機だからな」
「拗ねないでください。キラさん連れてこれるように頑張りますから」
「…無理はするなよ。俺も、コックピットの中で待機する。待機場所までは指定されてないからな」 - 41二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 00:12:05
ニコル本当に良い子だなあ…
早くキラと仲良くなってほしい…
あとアスランの待機場所がコックピットか
フラグ立ってる気がするのは気のせいかな? - 42二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 07:47:40
ニコルの結婚スピーチいいな
あとキラアスイメージのピアノ曲も披露してくれそう - 43二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 16:50:30
☆彡
- 44125/08/09(土) 23:57:18
キラ達と共に行きたいというカガリ。
ウズミはカガリに対し、戦争とはどういうものかを学べと告げる。
カガリの脳内には、キラとアスランが浮かぶ。
あれだけ互いに気持ちが向いていたら話は簡単なはずなのに、間に戦争が横たわるせいで非常にややこしいことになっている。
もし、仮に、万が一…どちらかが死ぬようなことがあったら。
(あいつらどうなっちゃうかわからないぞ…)
そう思うと、居ても立ってもいられないのであった。
父の言う恨みの連鎖の先に立たせるようなことがあってはならない。冗談抜きで世界が終わる気がしてしまう。
「お父様…私は、オーブの未来のためにもどうしてもひとつやらねばならないことがあるのです」
「やらねばならないこと?それはなんだ」
「同性同士での婚姻を可能にすることです」
「!?いや、確かに今後どうすべきか決めるべきことではあるが…何故、今そのようなことを言うのだ?」
「オーブが確かにその方向に進むと…その一言をキラに伝えるか伝えないかでアイツの未来が大きく変わりそうな気がするんです」
「彼の未来が?」
「アイツは結婚できないならオーブを出ていくつもりなんです」
「……彼は同性の恋人がいるのか」
「…あー……そうです。それにあれだけの技術力を持つ人間が他国に渡るのはオーブにとって損失ではないですか?エリカがドン引きするようなOSを作るくらいですよ!?」
「うーむ…しかし未決定の方針を軽く口約束するのは…」
「キラは相手のためならなにやらかすかわかりません!正直それが心配だ…」
自分が負わせたあの怪我のせいでキラの“誰にも傷付けられたくない”という想いに火を付けた自覚のあるカガリとしては責任を感じている。
「なにより、希望があればキラは死んだりしないと…私は…。アイツらのバカップル具合には呆れるがそれくらいのほうがよっぽど平和だ…」
(キラ・ヤマトがオーブを…。もし他国に行った先で“出自”が明らかになるような事態になれば…)
ウズミはしばし沈黙し…カガリの肩に手を置いた。
「法を変えるのは簡単なことではないが…それでも覚悟があるなら彼の所に行ってきなさい」
「お父様…!」
「ただし!着いていくのは絶対にならんぞ。おまえは此処に残るんだ」
「はい!では、私はアークエンジェルに向かいます!」
もうすぐ出航の時間だ。カガリは急いでキラの元へと駆けていくのだった。 - 45二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 06:25:43
カガリはよく見てるなぁ…ここのキラがアスランを亡くしたりしたらクルーゼ以上に厄介な存在になりそうだよね
とりあえず同性婚の法改正頑張って…! - 46二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 11:50:52
hosyu
- 47二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 12:55:12
これまでの選択のおかげて割とラブコメ?寄りになってるけど、これ一歩間違えてキラアスどっちかが死んだり大怪我負ったらやばいんだよなあ…
- 48二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 12:58:57
同性婚の法改正してもらって
本家運命みたいなことなるの避けてもらわんとな・・・
クルーゼはきぶってるから心配ないけど
議長が次第ではやばいことにね・・・ - 49二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 19:21:27
アスランのキラを守りたいって気持ちからくる一種の自暴自棄的で自己犠牲的な気質を改善しない限りは、無茶するのは止められない気がする。
現時点のキラはアスランへの気持ちを自覚してないから、ある意味アスランの気持ちを慮れていなくて、今後のダイス次第では色んな意味で怖いんだよな… - 50125/08/10(日) 22:25:25
(領海を出たら、ザフトの攻撃が始まるだろうな)
無事にアラスカにつき、トール達が除隊したらキラも軍を抜けられる。しかしその場合、戦場に出るアスランという問題がまだ残っている。その点を解決する方法が分からない。
(アスランに戦争に関わる意思があるのが一番の壁かな。お母さんのこともあるし、無理もないけど)
戦争なんてなければ、話はもっと単純だったのに。どうにかしてこんなもの終わらせられるなら……。キラが思考を巡らせていると、遠くから勢いよく近付いてくる足音。
「キラーーーッ!!」
「え、うわっ!?カガリ?!」
勢いのまま抱き着いてきたカガリをなんとか踏ん張って受け止めた。男の子の意地である。
「危ない!道中何人か轢き殺してきてない!?」
「キラ!!いいか、オーブはちゃんと法改正に向けて進むからな!平穏無事に帰ってきて結婚する方向で頑張るんだぞ!!」
「え……そりゃもちろんそのつもりだけど」
「攫ってきたり嫉妬してザフトに喧嘩売るのはだめだ」
「………努力するね」
「なにより、いのちだいじに、だ!」
「作戦コマンド?」
わーわーと騒ぐ2人は既にAAお馴染みになりつつあった。通り掛かったトールが話しかけにくる。
「またやってんのかー?あんまりくっついてるとお嫁さんに浮気って言われちゃうぞ〜」
「「それは困る」」
カガリはパッと身体を離した。馬に蹴られたくはない。
「でも本当に気をつけろよ。たぶんおまえ感情を一気に飛び越しすぎるんだ」
「あ、それは思うわ。なんていうか、でかい階段三段跳びにしたから一段目を知らないっていうかさ」
「そう、なのかな…」
「まあそれはある意味で向こうも…なのかもしれないが」
無人島でのアスランを思い出すとそんな気がするカガリだった
「なんの助けにもなってやれなくて悪いな、キラ」
「そんなことないよ。トールは管制頑張ってるし……むしろ戦場に出る人がいると余計気を回すから。僕はアスランにこっちの誰も殺させたくないんだ」
「難儀だよなほんと…でも武器の換装は大丈夫か?」
「大丈夫、いざってときはフラガ大尉が頑張るから」
「…キラって大尉に遠慮ないよな」
「ある意味打ち解けてる…ってことなのか?」
- 51二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 22:40:22
これトールのスカイグラスパー出撃なくなった?
- 52二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 22:40:29
さらっとトール死亡のフラグが折れてる〜〜!
キラ側もアスラン側も友人達は応援してくれてるんだけど戦況的にまだまだ茨の道だねぇ - 53二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 07:38:13
トールナイスぅ
駄目だぞカガリ人の旦那様に思い切り抱きついたら
キラもやられないようにな!アスランは気にするぞ!
次から気をつけよう!
さてアスランはどうしたろうか…早まらんといいけど - 54二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 14:13:43
トールのフラグがさりげなく折れてる代わりにムウさんへの無茶振りが加速してるww
まあムウさん不可能を可能にする男なので大丈夫でしょう。 - 55125/08/11(月) 21:34:34
オーブ艦隊に見送られ、領海を出るアークエンジェル。
ザフトはその動向を確認し、待ち構えていた。
「やーっと出てきたな」
「いいか、まずはストライクを狙え。スカイグラスパーが邪魔をしてきたら一人が引きつけろ」
「「了解」」
「ストライクさえなくなれば足つきなどすぐ落とせる。この戦闘ではあまり構わなくていい」
(アイツはコックピットで“待機”などしているからな……なにかあれば出てきてしまうだろう。早めに片を付けよう)
「機体が……三機だけ?」
アスランがいない。
嫌な予感がして、キラはすぐに話しかけた。
(アスラン)
(キラ…)
(君が出てこないのは……なにか理由があるの)
(どうだかな。そのうち分かるさ)
(キスしたから隠されちゃったの?)
(……当たらずとも遠からずだが、根本的にはそこじゃないな)
(じゃあなに?)
(…悪い、キラ。でもこうでもしないと優しいお前はその艦から離れてくれないだろう?俺たちはアラスカにその艦を行かせる訳にはいかないから、キラが降りるのを待っていられない。……だからオーブに残れと言ったのに)
ちょうどその返答のタイミングで、デュエル達がストライクを目指して向かってくる。
キラは操縦桿を強く握り締めた。
この戦闘でニコルは……
dice1d5=5 (5)
1・2.軽傷
3・4.中傷
5.まさかの捕虜に
(すまないニコル……フリジャス開発の為にちょっと辛い目にあってくれ)
- 56二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 21:45:06
ニコルゥゥゥゥゥ!!!!
まさかの一番選択率の低い捕虜とは - 57二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 03:09:14
ニコルが辛い立場に…ザフト組も心情的に大丈夫だろうか。
ニコルの方は本編ディアッカみたいに、基本放置みたいな扱いならまだマシだろうが…
それはそれとして、キラに恋愛感情というものを自覚させてくれると有難いんだけどな!(キラアス的にも) - 58二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 08:17:24
辛い目とは瞳孔開いたキラにアスランのこと根掘り葉掘り聞かれまくることでは?
結果、捕虜だけどアークエンジェルでの扱いは悪くなさそうだし学生組から「うちのキラがすみません」されそう - 59二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 18:02:34
ニコルはアスランの恋心のことは伝えるのだろうか…
- 60125/08/12(火) 23:57:51
(最後に重傷→捕虜に変更したらまんまと引いてしまった。ちょっと強引ですが捕虜になって貰います)
デュエル、ブリッツ、バスターがストライクを囲う。
(この感じ……もしかして捕まえようとしてるのか?)
攻撃は激しいが、今までと違い明らかに殺そうという意欲を感じられない。
(アスランが言ってたのってそういうこと?僕だってアスランの側に居たいけど……)
連合へデータを届ける云々はどうでもいいが、友人を見捨てるというのはやはり嫌だ。大体、アスランの性格からしてキラにそんなことをさせたと思い詰めるのは目に見えている。
(ああもう!本当にうまくいかないな)
結局のところ、問題は宇宙で戦っていた頃からまったく変わっていないのだ。
キラは無力化させるためにグゥルを狙い、デュエル、バスターを蹴り落として海へと墜落させる。更にブリッツの右腕も切り落とし、乗っていたグゥルを強奪。
(あ、これ凄い便利だな……今までまあまあ強引に飛行してたから…)
イージスが居ないこともあり、そこまではさほど苦も無く進んだのだが……。
運の悪いことに、飛行不可能になったブリッツはアークエンジェルの上に墜落。すぐ側にはスカイグラスパーが迫ってきていて…。
「……仕方ありませんね。ここでやられるわけにはいきません」
ニコルは、機体から降りて降伏することに。
目の前で戦況見ていたアスランは雲行きが怪しくなった段階で出撃。イージスを発進させるが、その前にニコルはアークエンジェルの中に収容されてしまい……
「ニコルッ!!!」
「アスラン突っ込んでいかないで!!あのパイロットは僕がなんとかするから」
キラは取り乱したようにアークエンジェルに進もうとするアスランのグゥルに自分が乗っていたものをぶつけ、その隙にアークエンジェルに帰投するのだった。
(まさかこんなことになるなんて…。危害は加えられないだろうけどなるべく僕が面倒見るようにしないと…。でも、あの人からアスランの話が聞けるかもしれない) - 61二次元好きの匿名さん25/08/13(水) 05:49:41
重傷から捕虜に変更したスレ主ナイス〜
でもこれで気になってたキラとニコルの会話が見れそうで楽しみ - 62二次元好きの匿名さん25/08/13(水) 14:46:21
まあ捕虜になった→そのままアラスカ連れてかれたと聞けばユーリ父さんも色々想像働かせてNJC開発を爆速で進めるだろうからニコルには牢屋生活しててもらうだけということで…
キラがザフトにいる時のアスランの様子を聞きに牢屋に入り浸るようになっちゃうから色々持ち込んでそのうち怒られそうだ - 63125/08/13(水) 23:26:48
- 64二次元好きの匿名さん25/08/14(木) 06:49:04
内容的にダイスはキラのスパダリ度かな?
あ、もしかして8だから…… - 65二次元好きの匿名さん25/08/14(木) 15:41:50
どんなダイス結果になるかワクワクしてしまう〜
- 66125/08/14(木) 22:58:02
アークエンジェルの捕虜となってしまったニコル。
牢屋に入れられ、これからどうしようかと悩んでいると……
「すこし話をしても、いいですか」
鉄格子越しに、一人の少年が現れる。さらりとした茶色の髪と、暗がりでも仄かに灯る紫色の瞳。
間違いなく、あのオーブのモルゲンレーテで会った“キラ・ヤマト”だ。
「構いませんよ。僕も貴方とお話をしてみたかったので」
「…貴方が、ニコル…さん?でいいんですよね」
「はい、ニコル・アマルフィです。僕の事をご存知で?」
「……アスランが、君の名前を呼んでたから。僕はキラ・ヤマトです。オーブでも一度言いましたけど」
キラは辺りに誰も居ないことを確認すると、鉄格子のロックをその場で解錠して中に入ってきた。流石にニコルは驚く。
「えっ、え?入ってきていいんですか?ていうかロック…」
「武器は取り上げられてますよね。それにアスランがニコルはやさしくて良いやつでって君が捕まってから必死なんだ……ちょっと嫉妬しちゃうくらい。アスランがそこまで言う人なら何もしたりしないはずですから」
優しげな笑顔と話し方は、確かにアスランから聞いていたキラの性格通り。故に嫉妬の下りで目が笑ってなかったのはすこし怖かったが。
「あとロックは大丈夫、解錠した形跡は残しませんから」
「……本当に凄い人ですね。コーディネイターでもなかなか此処まで優秀な方はいませんよ」
「そう、ですかね。でもアスランのほうが昔からなんでもできたから…」
「彼は努力家ですからね」
キラはニコルの座るベッドにやってくると、申し訳無さそうに眉を下げた。
「すみません、アークエンジェルに落とすつもりはなかったんですが……」
「謝らないでください。あれは戦闘の中でのことです。僕の技量不足、負けたほうの責任ですから」
パイロットとしての意地もある。キラはそのニコルの気持ちを汲んだのかその話はそこで終わらせた。
- 67125/08/14(木) 22:59:12
「……キラさん、とお呼びしてよろしいでしょうか」
「え?…はい」
「アスランと同い年でしょうから、キラさんの方が歳上です。敬語はいりません。僕は捕虜ですしね」
「…分かった。そうするよ」
「それにイザークには強気で煽ってたじゃないですか。彼はアスランより歳上ですよ」
「……あの人はなんか、油断ならない気がしてつい」
「まあ……父親というか兄というか、ライバルを自称する彼は色々あってアスランに過保護ですからね。でも恋愛感情ではありませんよ」
「そのアスランが甘えてる…みたいな感じが嫌で」
キラは不貞腐れた顔をした。アスラン曰く“自分と違って表情豊かでかわいい”らしいが、この辺りの一面を指しているのかもしれない。
本当に普通の男の子って感じだ。ストライクでここまで足つきを守り抜いたパイロットとは思えない。
「それで、お話とは?」
「大体分かってるとは思うけど……アスランのことだよ」
「何をお聞きになりたいんでしょう」
「全部」
間髪入れずに短く告げたキラの表情は、先程までとはまた違う、彼の一面を引き出していた。
なにもかもを飲み込みそうな深い瞳。
「僕の知らないアスランの今まで全部、なにもかもを知っている限り。しばらくは誰も来ないから、ゆっくり話をしよう」 - 68二次元好きの匿名さん25/08/15(金) 02:27:03
キラがおねだりしまくって下手すりゃ朝まで付き合わされそうであるw
戦闘後で眠くなりそうだけど持ち堪えてくれニコル - 69二次元好きの匿名さん25/08/15(金) 10:30:27
これ無事にアスランがAAと合流したら今度はアスランがトールとかに俺の知らないキラのことを教えてくれってなりそう
- 70二次元好きの匿名さん25/08/15(金) 17:34:41
ニコル、がんばれ…w
- 71二次元好きの匿名さん25/08/16(土) 00:11:55
☆彡
- 72二次元好きの匿名さん25/08/16(土) 07:27:21
ニコルパパ達にとったら内心穏やかではないだろうけど負傷もしてないし、ニコルなら一番AAやヘリオポリス組との交流も平和に進みそう
- 73125/08/16(土) 08:45:37
「そうですね、ではアスランと初めて会った頃の話をしましょうか」
「それって…」
「ええ、アカデミーに入学したときです」
アスランが軍に入ったことをキラはヘリオポリスで再会するまで知らなかった。当然、キラの知りたい空白の期間である。
「クルーゼ隊…今はザラ隊ですね、僕達は全員同期なんです」
ニコルは、懐かしむように語り始めた。
思えば、あの頃はとても仲がいいとは言える集団ではなかったですね。イザークとディアッカは喧嘩腰でしたし、アスランも人付き合いに慣れてない様子でよくぼーっと黙っていて話しかけてもちょっと反応が遅かったり。
そんなとき、僕が先輩に目をつけられてしまって。僕はアカデミーの中でも若い方でしたし、体躯も小さいので舐められやすかったんでしょうね。訓練と称してまあコテンパンにされちゃって……
そしたら、アスランが“自分にも訓練をつけてください”って言い出したんです。そして本当に勝っちゃったんですよね。でも、あの時はアスランも入学したばかりの素人だったから、勝ったはずのアスランの方がボロボロで。そこでなんて言ったと思います?“これじゃ守るには程遠いな、もっと鍛えないと”って一人で勝負の反省始めてそのまま行っちゃったんです。慌てて追い掛けて医務室に押し込みましたよ。
でも、そこでこの人みたいになりたいなって思ったんです。負けたことも悔しかったので自主トレを増やしたりして。まあ、段々と放っておけない人だなとも思い始めるようにもなりましたが…。
「…僕に隠れてそんな無茶をしてたんだ」
「アスランの無茶エピソードには事欠きません。まあ本人の実力でなんとかしちゃってるんですが……キラさんに怒られた方がいい薬になるかもしれませんね」
「……アスランは僕のものなんだから勝手に怪我しちゃだめなんだよ」
「おっと……予想以上に重たいというかだいぶヤンデレしてますね…?」
「他にはどんな話があるの?全部教えてほしいな」
(うーん……ストーカー事件とか、共同シャワールーム使用禁止になった件とか、他にもいっぱいあるけどそれを話すとヤバそうだなぁ)
ニコルはその話達を隠し通せた?
dice1d2=2 (2)
1.出来た
2.無理だった
- 74二次元好きの匿名さん25/08/16(土) 11:25:19
やはり期待を裏切らないダイスの結果よ...
アスランに危害を加えたであろう加害者に同情するわ(キラがなんかやるとの揺るぎない確信) - 75二次元好きの匿名さん25/08/16(土) 20:26:16
やはりというか…
ニコルが頭に思い浮かべた瞬間ピキーンとなったんだろうなあ… - 76125/08/16(土) 23:31:39
ニコルはさりげなく危なそうな話題を逸らして話を続けたが、キラはわずかな躊躇いを見逃さず…結局全て話すことに。
「……この話はもうとっくに解決していて、アスラン本人が吃驚するくらい気にしてない話だということはあらかじめお伝えしておきますよ」
「うん」
「アスランは人から憧れられたり妬まれたり敵視されたりすることが多くて……あまりに入れ込む余りストーカーみたくなった人も居たんですが、最終的にアスランに一本背負いされて伸されてます」
「……その後は?」
「勿論逮捕されました」
「後はアスランに僕達で“共同シャワールーム禁止令”を出したこともあります」
「……嫌な予感しかしない…」
「アスランは妙に“雰囲気”があるといいますか……基本的に軍が男所帯なのもあって邪な目線を集めることがあって。当の本人は自覚ゼロなので、念の為僕達が自室以外でのシャワーを禁止させたんです」
「…………」
「でもこれ、たぶんキラさんのせいもありますよ」
「……どうして?」
「詳しく聞くつもりはまったくありませんが、恐らく既に関係をお持ちですよね?アカデミーの青少年達には…キラさん仕込みの艶が効きすぎたんでしょうね……」
「艶……関係…」
ニコルの話を聞き、キラは考え込んだ。自分のすることで、アスランに影響があるのは嬉しい。だから“触れ合い”の度につい色々試して反応を見ていたが、あれが原因だろうか。
……自分以外にアスランがそんな目で見られるのは嫌だ。想像されるのもだめ。
「ひとまず、情報を集めようかな。あとアスランはお仕置き」
(アスラン…ごめんなさい。キラさんの目が本気です)
見回りが来るぎりぎりまで話をした二人。本当はまだまだ話したいことがあるが、今日のところはお開きとなった。
「話してくれてありがとう。ラクスもだけど、君みたいな人がアスランの側に居てくれたのは幸いかな。凄い羨ましいけど」
「僕もアスランの想いがちゃんと報われそうでホッとしました。…今度はキラさんの話を聞かせて貰えますか?」
「僕の?…分かった。また明日来るね」 - 77二次元好きの匿名さん25/08/17(日) 00:12:17
お仕置き展開キター!!٩( ゚∀ ゚)و
- 78二次元好きの匿名さん25/08/17(日) 09:30:32
ニコルまじいい子!
後々ニコルへの信頼度高めになったら嬉しい
アスランはお仕置き確定してしまったけど内容はどんなものかな、エロいお仕置きかな?エロいお仕置きならいいな(欲望) - 79二次元好きの匿名さん25/08/17(日) 17:38:33
ニコルなら2人が争ったと言われても痴話喧嘩、でしょうか?うーん怪我してないといいですけどとか普通に流しそうでw
- 80125/08/17(日) 23:17:15
キラとニコルが交流していた頃。ニコルが捕らえられた…その事実はザラ隊に暗い影を落としていた。
「クソっ!!」
イザークが拳を壁にぶつける。己の不甲斐なさに腹が立っていた。それは他二人も同様だ。
「相手を捕虜にするどころか、仲間が捕虜にされちまうとはな…」
「……」
アスランは、腕を組んで壁に寄りかかり今後のことを考えていた。ニコルは、キラからの連絡によって無事であり、なにもされてないことは分かっている。割と上手くやっているようで、その事に関しては安堵した。
しかしついに、キラとの戦闘で此方に明確な被害が出てしまった。バルトフェルド隊やモラシム隊の事も報告されてはいたが、アスランが実際に目撃したのはイザークの怪我を除くとこれが初めてだ。
「ニコルのことは……速やかに引き渡しの交渉をしてもらう。勿論、俺たちで奪還することも続ける」
「ストライクは…キラ・ヤマトはどうするつもりだ?」
「キラは俺がなんとかする」
「なんとかとはなんだ!今までもあの一機にどれだけ苦渋を舐めさせられたかは身を持って知っているだろう!」
「ストライクを破壊する。俺にはそれが出来る」
「討伐ではなく……破壊、だと?」
「キラはその時に連れ出す。どうにでもなるさ、父上…ザラ国防委員長はストライクのパイロットがコーディネイターだとは知られたくないからな。裏でこっそり身元を書き換えるか死亡扱いにするくらいはしてくれるだろう。もしくはラクスに協力を頼めばいい」
「…穏健派まで利用するつもりなのか。ザラ国防委員長の子息のお前が…」
「ラクスなら信頼できる。キラのことで協力を願い出たら断らないだろう」 - 81125/08/17(日) 23:19:07
アスランは冷静だった。冷静に……追い詰められていた。誰よりも大切なキラの行動で友人が捕まった。これ以上この膠着状態が進んで、行き着く先はどうなるのか。本当にキラがアラスカで除隊出来るならいいが、なんだかんだとそのまま連合に居る羽目になったら。
それで……仲間がキラの手に掛かることがあるとして。ミゲルの事を思い出す。あの時アスランはキラが生きていることに安堵した。仲間が目の前で死んだのに。なら次も…仲間の死を悲しまずキラの無事だけを喜ぶのか?それとも、キラを恨んでしまうのか?どちらもアスランは望まない。
あんなものさえなければ、キラはもう戦えなくなる。
「アスラン…貴様どうするつもりだ?」
「次の戦闘で、イザークとディアッカは俺に構わなくていい。キラは俺一人じゃないと隙を作らないだろうからな」
キラは面倒臭がりなだけでその気になれば大抵のことはなんとかなる質だが、その優秀さのあまり正攻法では手を付けられなくなった。なら、油断させるしかない。
……組み付いてこのまま自爆するといえば、流石のキラも此方へ来るだろう。アスランは密かに決意を固めていた。
※先のダイスで30以下だったらイージス自爆により機体破壊、30〜60なら痴話喧嘩が白熱して機体破損。それ以外なら本編とは違う流れになる予定でした
アスランへのお仕置きはもうちょっと後に色々落ち着いたあと行われます - 82二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 07:17:40
なるほど、そういうダイスだったんですね!
痴話喧嘩が見たかったけれど、ここはある意味で本編通りの真面目な展開になりそう… - 83二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 12:45:29
キラもだけど、アスランもヤバい方向で暴走してる
キラ、お仕置き前にアスランのメンケアが先かもしれんぞ - 84二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 22:03:56
高いダイス出してた場合の違う展開、後々裏話としてお聞きしたい気持ちが…
- 85二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 22:11:10
冷静に追い詰められてるってのが怖いなあ…
しかも一番相談できるはずのニコルがいなくなったから余計に誰にも相談ないのか… - 86125/08/18(月) 23:34:19
スレ埋める時にでも引かなかったダイスのあれこれ書きます。そんな大したものではないですが。
約束通り翌日もニコルの元へ訪れ、話をするキラ。
“アスラン”という共通の話題があるからか、だいぶ打ち解けてきていた。
「本当は向こうに帰してあげたいんだけど…前科があるせいかバジルール中尉が睨みを効かせてるんだよね」
「ああ、ラクス様の時もキラさんが送って下さったんでしたね」
「悪い人じゃないとは思うんだけど、ガチガチの連合の軍人って感じで僕は少し苦手なんだよね…フラガ少佐くらいなら平気なんだけど」
「ザフト兵並に連合嫌いですよね、キラさん。よくここでパイロットやれてますね」
「これでも最近は連合ってだけで身構えないようにはなったんだよ。色んな人がいるってのも分かったし…でも、あの日のアスランがずっと頭から離れなくて」
「僕も、ユニウスセブンの事件をきっかけに入隊したんです。なにかしたいって思って…」
「アスランもそうなんだろうね。でも、僕は戦場に居てほしくない。傷付けられるのも勿論嫌だけど、なんていうか、アスランの優しさが戦争に殺されてるような…そんな嫌な感じなんだよ」
「……キラさんは、本当にアスランのことを第一に想ってくれているようですが、いったい何時から好きなんですか?」
「いつから…?アスランのことは、初めて会った時から好きだよ。一緒に居る内にもっと好きになっただけ」
「一目惚れ…ってことですか?」
「どうなんだろ。でもこの子は僕のだ、って思ったんだ。あの瞬間から…。この子と出会う為に生まれてきたんだって思うくらいに」
一目惚れというなら、それこそこの間のオーブで会った時が…と考えて、キラはまた心臓がドキドキするのを不思議に思った。 - 87125/08/18(月) 23:35:59
二人が話に花を咲かせていると、トールとミリアリアがトレーを押してやってきた。
「あ、やっぱり此処に居たな。食事を持ってきたぞ」
「ついでに捕虜の見回りも私たちがします〜って代わってきてあげたわよ」
「二人ともありがとう。僕ここで食べるから貰っとくね」
「あいよ。しっかし隠れて牢屋に入るとか度胸が凄いよなキラは」
ニコルはやり取りを眺め、彼等がヘリオポリスから避難してきたキラの友人達だと知った。トールがニコルの視線に気付く。
「えっと…ケバブ苦手だったか?捕虜の食事にはナイフやフォークを付けられないって言うからキラと同じもの持ってきたんだけど……」
「あ、いえ!大丈夫です」
昨日の艦長達にされた取り調べを除くと、これが初めてナチュラルとの会話になるニコルは、些か緊張をしながら食事を受け取った。
「その、あまりキラが迷惑かけるようだったら牢屋から追い出していいから」
「酷くない?」
「どうせ例のお嫁さんのことで質問責めしてるんだろ」
(あ、もうアスランがお嫁さんで浸透してるんだ…)
本人の預かり知らぬところで外堀が埋まっている。敵のパイロットを嫁だと言い張るキラもそれを受け入れてる彼等も凄いなとニコルは思った。ナチュラルとコーディネイターなのに、彼等は当然のように友人なのだ。
隣でもぐもぐとケバブを頬張るキラに倣い、ニコルも齧り付く。初めての食べ物だがとても美味しい。アスランと現地のものが食べたいと話したばかりなのに、まさか敵艦で食べる事になるとは。
「…アスランはキラさんがちゃんとご飯食べてるか気にしてたから、しっかり食べられてるようで良かったです」
「体力つけないとだしね。……たぶんすぐ、アスラン達が来る」
「……これから、どうするつもりなんですか?」
「連合は辞めるよ。でも…問題はそれからなんだ。どうしたらいいんだろうね…」
途方にくれるキラに、ニコルとしても上手い解決方法は見つからず。
二人が食べ終わる頃に、襲撃を知らせるアナウンスが鳴り響くのだった。 - 88二次元好きの匿名さん25/08/19(火) 06:21:02
- 89二次元好きの匿名さん25/08/19(火) 15:56:57
閃光の刻ドキドキするね
自爆はどうなるかな - 90二次元好きの匿名さん25/08/19(火) 16:14:09
- 91125/08/19(火) 23:00:38
- 92125/08/19(火) 23:53:18
ザラ隊の強襲を受けるアークエンジェル。
アスランはキラを引き付けるため、あえてアークエンジェルにスキュラを撃ち込み着艦させ…己は小島へと降り立った。
「アスラン!ニコルが乗ってるってわかってるのに…」
「あれくらいじゃ墜ちないだろう、あの艦は」
アークエンジェルは仲間達に任せる。アスランがやるべきことはここからが本番なのだ。
「……こんなところに連れてきて、どうするの?」
「どうって、俺とお前が乗ってるものはなんだと思ってるんだ」
ストライクのエネルギー切れを誘導し、抵抗できなくなってから組み付く。そうすればキラは脱出せざるを得なくなる。そのままキラを回収して、プラントへ。これがアスランの狙いだ。粘って消耗させれば充分可能性はある。
その為にはまず、キラに意図をバレないようにしつつ戦闘をしなければならない。
「勝負しないか、キラ」
「……勝負?」
「おまえも随分腕を上げたみたいだしな」
「嫌だよ、君と戦う気はない。いきなりどうしてそんなこと言い出すの?」
キラが嫌がるのは想定内。ここで向こうに気を引かれて離脱されては元も子もない。
(なにか……キラの気を引くような事を言わなくては。誘いに乗ってくるような煽り文句でもいい…。ここ最近のキラの言動で使えそうなのは……)
アスランの台詞は……
dice1d3=3 (3)
1.キラが勝ったらなんでも一つ言うこと聞いてやるつもりだったんだがな
2.実はこの間、お前以外の奴に結婚を申し込まれたんだ
3.仕方ない、俺を放ったらかすならまたキラに“内緒”でしなくてはな……色々と
- 93二次元好きの匿名さん25/08/19(火) 23:59:03
2が1番危ないやつな可能性…
3は…下手すればお仕置きの内容がえらいこっちゃになりかねない気がする(心の隅から隅まで覗かれ暴かれ弄られみたいな) - 94二次元好きの匿名さん25/08/20(水) 07:16:09
2もだけど、3はアスランのこと全て知らないと気が済まないキラからしたら“内緒”のことなんて地雷なんじゃ…
- 95二次元好きの匿名さん25/08/20(水) 16:40:30
頭の中で合流後R-18なお仕置き妄想が止まらない〜
- 96125/08/20(水) 23:54:42
(……効くかはわからないが、言ってみるか)
「仕方ない、おまえが嫌なら無理にとは言わないさ。友人が心配だという気持ちもわかる。行けば良い」
「アスラン…?」
「……しかし、俺を放ったらかすならまたキラに“内緒”でしなくてはな……色々と」
音量を拾えるか拾えないかぎりぎりの声でぼそりと呟く。キラは隠し事が嫌いと言っていたので、なにかしら反応してくれればとアスランは思ったのだが…。
「…………」
(駄目か…)
咄嗟の事とは言えもっと上手い事を言うべきだった。こうなったらいっそ今すぐ組み付いて、とアスランが考えたとき、ストライクが一気に距離を詰めてきた。
アスランは咄嗟に後ろに飛び退いたが、すぐに追ってくる。
「……アスラン、僕に内緒のことってなに?なにをする気なの?」
「…キラには関係ないことだ」
「じゃあ誰なら関係あるんだ」
予想以上に食い付いてきたことに驚きつつも、これなら戦闘へ持ち込めるとアスランはサーベルを抜いた。
「さあ?俺をコックピットから引き摺り出してまた心の中でも覗いてみたらどうだ?出来るならな」 - 97二次元好きの匿名さん25/08/20(水) 23:54:55
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- 98二次元好きの匿名さん25/08/21(木) 07:20:18
このドロドロ感もたまらん…
- 99二次元好きの匿名さん25/08/21(木) 15:39:03
大丈夫かな、あまりに煽りすぎて戦闘中に遠隔共鳴してくるなんて事態になりそうで…いやそれもそれで美味しいかも…(欲望に忠実すぎるスレ民)
- 100125/08/21(木) 22:21:56
今までにない、激しい戦闘になった。
キラの攻撃を凌ぎつつ、アスランは機会を待つ。
(前々から思ってたが、戦闘中にキラの反応速度がいきなり上昇するのはなんなんだ…ッ!)
これではキラより先に此方のエネルギーが尽きる。キラは本気でコックピットからアスランを引き摺り出すつもりらしい。気を抜けば心に入り込まれそうだ。少し煽りすぎたかもしれない。
ストライクがイージスの右腕を飛ばした。アスランは歯を食い縛る。
(ここで……負けてたまるか。絶対ストライクを破壊してやる。キラを守るためには、キラより強くなければ意味がない!)
アスランの脳内で、種が弾けた。
ストライクの左腕。イージスの首。双方機体が破損していくなか、アスランはついにストライクへ組み付く。
「やっと…捕まえたぞ、キラ」
イージスで、目一杯ストライクを抱き締める。絶対に離さない。
- 101125/08/21(木) 22:23:21
「コックピットから脱出しろ。今からイージスを自爆させる」
「自爆!?」
「おまえがいつまでもあの艦に居るから悪い。ストライクはここで壊させてもらう」
「まさか、最初からそれが目的で…?」
「嫌なら良いんだぞ、そしたら俺と一緒に死ぬだけだ。キラが脱出しないなら、俺も脱出しない」
勿論、嘘だ。少なくともキラだけは絶対に避難させる。ストライクさえ壊れれば、キラにもう乗る機体はないのだからそれでいい。
「…君と死ぬのはいいよ、むしろ嬉しい」
「……キラ?」
「でもそれは今じゃない。僕らがもっとしわくちゃのおじいちゃんになってからだよ」
「……想像出来ないな、しわしわのキラなんて」
キラの言葉に、アスランはくすりと笑ってしまった。そこまで歳を重ねて共に逝けるとしたらどれほど幸せだろう。
アスランはコックピットから抜け出ると、ストライクへと飛び移る。先程の攻撃で出来たコックピットの裂け目から、キラの驚く顔がヘルメット越しに見える。アスランは自分のヘルメットを外した。
「顔が見たい。外してくれ。一緒に下へ降りよう」
手を差し出すと、キラはその手を掴んで裂け目から脱出し、言われた通りにヘルメットを外した。
「……悪いな、キラ」
「アス……ッ!?」
その一瞬を突き、アスランはキラの顔面にスプレーを浴びせた。途端に気絶したキラを抱えて少し離れた安全な場所へと運ぶ。
「おまえ、俺に直接触れたら身体のコントロールを奪ってストライクに戻る気だっただろう。逆にイージスを破壊して。心を読まなくたって分かるさ、それくらい」
情けない話だが、キラに触れられたら九分九厘良いようにされてしまうだろうから、先手を打たせてもらった。
アスランは睡眠薬を口に含むと、キラに口付けて飲み込ませた。キラはこう見えて妙にタフというか身体が丈夫な点を踏まえ、念の為の予防策だ。これでプラントへ行くまでぐっすり眠っててくれるだろう。
「あれだけは…絶対壊しておきたいからな」
アスランはイージスのコックピットに戻ると、手早くコードを入力し……。
爆発が辺りを包んだ。
- 102二次元好きの匿名さん25/08/21(木) 23:16:01
口移し大変美味しゅうございます。
この戦闘はアスランの策略勝ちかな?
これでキラは無事にプラントに行く展開になるけど、アスランのほうはどうなるか… - 103二次元好きの匿名さん25/08/22(金) 09:12:34
このレスは削除されています
- 104二次元好きの匿名さん25/08/22(金) 09:20:14
- 105二次元好きの匿名さん25/08/22(金) 09:23:18
ストライクが不憫だけど
フリーダム、ジャスティスもらいにいかないといけないし
ここで一度退場させないとルージュ誕生とかのちのちに響くからね・・・ - 106二次元好きの匿名さん25/08/22(金) 18:44:02
そんなんだよね
NJCを動かすにはニコルをどうにかしてニコルパパを動かさないといけないという…
この2機がないと連合の3機相手もかなりしんどい - 107125/08/22(金) 22:11:45
とてもいい…ありがとうございます。
これはアスランが語らなければキラが知ることのないキスだったり。正に“キラに内緒”ってやつですね。
個人の癖で入れたシーンですが刺さったと言って頂けて嬉しいです
- 108125/08/22(金) 22:22:56
アークエンジェルから、ストライクの救命依頼が来たオーブ。その話を聞き、カガリは血の気が引いた。
自身も捜索隊に加わり、キラを探すなか…波打ち際で気絶したアスランを発見するのだった。
意識のないアスランの側に座り、カガリはどうしたものかとため息を吐いた。
状況だけ見れば、アスランが自爆してキラを殺した……としか思えないのだが。
(ありえない。殺し合いをする理由がない)
なんにせよ、アスランが起きたら詳しく話を聞かなくてはならない。
「……ん」
「…!起きたか」
瞼が重たそうに震え、アスランがゆっくりと目を開く。身体の痛みを感じたのか少し顔を顰めた。
「ここ、は…」
「オーブの飛行艇の中だ。久しぶりだな…アスラン、だったな」
「……君は……」
「カガリだ。カガリ・ユラ・アスハ。アークエンジェルから依頼を受けてキラを探しに来たらおまえを見つけた」
「……キラは!?」
「私がそれを聞きたい。おまえ……キラをどうしたんだ」
アスランは寝起きで多少鈍る頭でキラへ声を掛けるが反応はない。“声は届いている”が応答がないという手応えなので、まだ眠っているのだろう。例えるならコール音は鳴っているが電話に出ない感じだ。もっと深刻だとキラが大気圏に突入したときのように圏外になっている感覚がするので、少なくとも死んではいない。アスランは肩の力を抜いた。
「……自爆する前に、離れたところへ運んだ。巻き込まれては居ないはずだ。見つかってないなら……恐らく俺の仲間が回収したんじゃないかと思うが……」
「じゃあアイツは……いまザフトか、プラントにいるかもしれないことか!?」
なんてことだ、とカガリは頭を抱える。生きているのは勿論嬉しいが、これはこれで大問題だ。
「…おまえ、キラを連れて帰ろうとしたのか?」
「ああ、キラをアラスカに連れてかせたくなかった……それに、ストライクさえ無ければもう戦場には出られない」
「その結果がこれか…?」
カガリはアスランの固定された腕を見る。全身打撲に骨折。この程度で済んだのは運が良かったからか、コーディネイターだからか。なんにせよ無謀だ。
「思ったより威力が強かったのか……俺はだいぶ吹き飛ばされたんだな」
「呑気なことを……一歩間違えば死んでいたんだぞ、おまえも……キラも!」
「キラの命を危険に晒すような事はしない」
「そういうことじゃない!」 - 109125/08/22(金) 22:24:50
窓の外を眺めるその姿が夕陽に溶けてしまいそうで、カガリはその胸ぐらを掴んで引っ張った。
「おまえが自爆して…怪我をして…こんな自棄になったやり方で、それでキラが喜ぶのかって言ってるんだ!!」
「怒られはするだろう……それでも俺は、キラを守りたいんだ」
「この……分からず屋が!」
結婚したい、と嬉しそうに語っていたキラ。ぬいぐるみを買って笑っていたキラ。真剣に結婚情報誌を眺めていたキラ。
カガリは短期間の間に、キラがどれだけアスランを想っているのかを散々と見せつけられていたのだ。
「おまえがキラを守りたいというように、キラも同じ事を思っていると何故分からないんだ!!」
「……それは…」
「それをおまえがちゃんと分かってやらなきゃ…アイツが可哀想だろうが…」
カガリは胸元を掴んでいた手を離し、椅子に力なく腰掛けた。
「…悪かったな。怪我してるのに」
「いや…平気だ」
「平気と痛くないは違うだろ」
「それ前も聞いたな……本当に、大丈夫だ」
アスランは俯き、沈黙したカガリの代わりのようにぽつぽつと話し出す。
「……俺の方が依存してるんだと思う」
「え?」
「キラが目に見える言動をするだけで……俺の方がキラに依存しているんだ。ずっとそう気付いていた。子供の頃から…泣き虫で甘ったれでわがままで、ずっと俺を見ててくれる…分かりやすく好意を伝えてくれるキラに俺は救われていた」
「……そうなのか」
「だから絶対に失いたくないと、誰にも奪われたくないと…思ったんだ。キラは穏やかな場所で笑っていて欲しい」
「なら尚更……キラが大切に思うおまえ自身を大切にしてやらなきゃだろ。おまえが居ない世界でアイツが笑っていられるとは私には思えない」
「…そうかもな」
「……もう少し寝てろ。ザフトに連絡をつけてやるから」
カガリはアスランをベッドに寝かせてやる。考え込んでいる様子だったアスランは、不意にハッとしたようにカガリを呼んだ。
「その、キラのことだが…」
「…オーブは見付けられなかった。何処に居るかの確証がある訳でもない、手詰まりだ」
「……すまないな」
「ったく、二人揃って世話が焼ける奴らだ…」
見ている方が胸が痛い。いのちだいじに、はコイツに言うべきだったなと思いながらカガリは部屋を後にした。
- 110二次元好きの匿名さん25/08/22(金) 23:23:24
カガリやAA組はキラのアスランに対するそれが無自覚だっていうのは、まだ気づいてないんだっけ?気づいてるのは、ラクスぐらい?
表向きはキラの方が直球で分かりやすいけど、今はアスランの方が自覚してる分は重くなるよな~
……自覚した後のキラの重さが地殻貫きそうでコワイ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル - 111二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 01:21:57
アスランも頭ハツカネズミ状態で思いがけない行動しがちなので、周囲がちゃんと言ってあげるのは大事だよね
あとアスラン安心せえ
キラも同レベルで依存してるから - 112二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 09:43:37
キラからしたら、(嘘だけど)内緒の何か、無理やり気絶させられた、アスラン自身の怪我でトリプルアウトかな?
- 113二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 18:20:37
本編では希望が垣間見える再会シーンなのにキラが恐ろしいことになりそうな予感…
みんなの前で腰抜かすくらいのディープかますとかで収まればいいけど大丈夫かな、色々抑えられるかなキラ… - 114125/08/23(土) 23:17:59
ザフトから迎えが来るまで此処で出来ることもない。とうに日も落ち、誰も居ない飛行艇の一室でアスランは昔のことを思い出していた。
コペルニクスに居た頃、アスランは手の掛からない子供で居ようとしていた。父がプラントでどういう仕事をしているのかは知っていたし、共に暮らす母が研究者として多忙なことも理解していた。帰宅はいつも遅く、家を空けることも珍しくない。しかしアスランは母も母の仕事のことも尊敬していたから、邪魔をしたくはなかった。
そうして、母が居ないとき、アスランはいつもヤマト家に預けられていた。
「アスラン」
母が急な仕事で家を出なければならないとき、アスランがヤマト家のベルを鳴らすと、キラはいつも真っ先に出迎えてくれた。さっき学校の帰り道で別れたばかりなのに、なんならいつものように心で会話していたのに、まるで何年も会ってなかったかのように抱きしめてくれる。
なにをするでもなく手を握って、隣に座らせてくれる。心身の隅々まで明け渡して、アスランの寂しさをそのまま受け取ってくれる。眠るときは優しいキスをくれる。
それがどれほどアスランを救い、心の中をキラで埋め尽くしたことか。
母が死んだ時もそうだ。開戦され、前にもまして父が多忙になり、母はユニウスセブンからアスランと過ごす為に帰宅すると言った。
その連絡を貰った日に砕けるユニウスセブンを見た。
キラの声が自分を呼び戻してくれなければ、どうなっていたか分からない。
キラがあまりに大きな存在すぎて、アスランは取り零さないようにと必死になる。
(……キラ)
アイツが可哀想だ、と言ったカガリの言葉を思い出す。決してキラがくれる気持ちを軽んじたい訳ではない。しかし結果として自分の行動はそうなるのかもしれなかった。
(キラ)
(……アスラン?)
(っキラ!?いまどこに…)
唐突に戻ってきた返答に、アスランは身体の痛みも忘れて飛び起きる。
(……君に言いたいことがいっぱいある)
(後で全部聞くさ。なあ、いまどこにいるんだ?ザフトの艦内か?)
(ラクスの家だよ)
(……は?)
思いがけない返答に、アスランは固まった。 - 115二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 01:58:33
まあアスランからしても何故そうなった???って状況よな
ラクスお姉ちゃんはラクスお姉ちゃんで何故そんなことに?と首傾げてそう - 116二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 07:21:50
話を聞いたラクスもびっくりだろうな
怪我もしたし、今度お姉ちゃんからもちゃんと叱ってあげて… - 117二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 16:22:44
- 118125/08/24(日) 23:14:54
少し時は遡る。
深い深い睡眠に落ち、意識が覚醒しなかったキラを叩き起こしたのは、まあるくて愛らしく、非常にやかましいロボットだった。
『ミトメタクナーイ!』
「こ、こは…」
光が差し込み、寝起きのキラの眼球を刺激する。異様に重たい瞼をなんとか抉じ開けて視界が入ったのは…
「……ら、くす…?」
「ええ、キラ。お久しぶりですわね」
「…ど、うして……僕、いったい…」
長い桃色の髪の毛を揺らして、ラクスが微笑んでいる。そしてキラの胸の上でポンポンと跳ねて覚醒を促したのはピンクハロだ。
「…おもい」
「駄目ですわよピンクちゃん、そんなとこで跳ねて」
「それもだけど……頭がやたら重いし…痛い」
「かなり強い薬で寝かし付けられたようですわね。アスランも加減が効きませんわ」
「……アスラン!!そうだよ、アスランは!?」
アスランの名を聞いてキラはガバっと身体を起こしたが、目眩がして寝かされていたベッドにふらふらと逆戻りした。
「いけません、寝起きでそんなに動いては」
「……アスランは?ここはどこ?僕はどうして……」
「お話しますから、そのまま寝ていてください。といっても、私としても分からないことはあるのですが…。まず、ここは私の家ですわ。貴方はマルキオ道師が私の元へと運んできたのです」
「…アスランは?僕を気絶させたのはアスランなのに、どうしてそのマルキオって人が…」
「…アスランは、オーブに救助されたと連絡がありました。機体を自爆させてまでストライクを討ったと聞いています」
「ッ!!あの、馬鹿アスラン!!」
とても抑えきれない感情で、キラは叫んだ。意識を失う前、悪いなと微笑んだアスランの顔。あんな淋しそうな顔をさせるくらいなら、キラはそのまま素直に着いて行っても良かったのに。
「そんなことして無事で済む訳がない…ッ」
「落ち着いてください、興奮してはお身体に悪いですわ。アスランは怪我こそしているものの無事だそうです。きっと…大丈夫ですわ」
「……ラクスも心配なんだね」
「…貴方が運ばれてきたとき、本当に驚きましたわ。どうしてこんなことになったのか、お聞きしてもよろしいですか?」
弟と呼ぶくらいラクスにとってアスランはかわいい存在である。ラクスの不安を察して、キラは己の感情の整理も兼ねて顛末を話してやった。 - 119125/08/24(日) 23:20:08
「……そうだったのですね。アスランはそこまで思い詰めて…」
話を聞き、ラクスは静かに呟いた。
「キラ、変わらずアスランのことが大切ですか」
「当たり前だよ。今までも、これからも変わったりしない」
「ふふ、愚問でしたわね。ではこの先もずっと…その調子で離さないであげてくださいね」
「それも当たり前だけど……改めてどうしたの?」
「キラが想像するより遥かに、アスランはキラのことを失いたくないと焦っているのだと思います。必死なんですわ」
「それで自分を勘定から外すのがアスランの悪い癖だよ…」
「ええ、本当に。でも、前にも言いましたでしょう?どうしてアスランが大切なのかを考えて欲しいと。アスランもキラのその気持ちが不明瞭に思えて焦るのです」
「……そっか。不安にさせてるなら、僕がどう思ってるのか……アスランをどうしたいと思ってるのか。言葉に出来ること、全部伝えるよ。最近、少し…前よりも分かった気がするから」
「まあ、ちょっと恐ろしいですわね。でもそうしてあげてくださいな。アスランは失う痛みを知る方ですから」
「そうだね……アスランの為にも、僕は…。僕に、出来ることは……」
「……今は、ゆっくり休んでください。もう一眠りすれば頭もすっきりしますわ」
「うん。そうしたら、アスランと話してみるよ……」
心で会話をするにはまだ頭が重たく、キラは自然と瞼が落ち……。数時間後、アスランの声が届いて起きるまで眠りに付いた。 - 120二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 08:42:14
レノアさんを失ってるから絶対にキラは失いなくなかったんだよね…
でも自分を蔑ろにしやすいのはあかんで - 121二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 17:44:06
ちゃんと話し合いができるといいな
- 122125/08/25(月) 22:28:53
どうしてラクスの所に居るのか。キラから経緯を聞き、驚きつつも無事であったならいいかとホッとするアスランだった。
(よかった、ラクスのところなら安心できるな)
(良くないよ。君、どんな無茶したか分かってるの?)
(……分かってる。おまえが怒るってことも分かった上でやった)
(アスランが思ってる倍は怒ってるよ。でも、君をそこまで不安にさせてたことに気付かなかった自分にも怒ってる)
(キラが悪いんじゃない。頭では分かってるんだ、キラが置かれた状況下で俺の所に来れるわけがないと。だが、捕虜になったニコルのこともあって…また何度も繰り返すんじゃないかと俺が焦ったんだ)
(焦ってすることが危なっかしすぎる。…ニコルのことは大丈夫、僕が居ない間は友達に様子を見ててって頼んでたから。少し話したけどいい子だね、彼は)
(ああ、いつも俺を助けてくれる。キラのことも、ずっと相談に乗ってくれていた。…俺もまた会ったよ、カガリに)
(そっか、オーブに救助されたんだったね…。なにかあったの?)
(怒られたよ、すごく。ちゃんとキラの気持ちも分かってやれって。おまえのことを凄く心配していた。アイツも…良いやつだな)
(うん。カガリもよく僕の話を聞いてくれてたよ。…アスラン、またなにか不安になってる?)
(…いや……カガリに言われた通りだなと反省してるんだ。キラのことをよく理解してるんだな)
(あんまり他人みたいな感じしないんだよね、カガリは。向こうもそんな感じなんじゃないかな。僕とアスランを結婚させてくれるって約束してくれたし)
(……は!?おまえ、国家元首の娘になんて約束させてるんだ?!)
(カガリから言い出したんだよ。その時はまだオーブのお姫様だなんて知らなかったし…) - 123125/08/25(月) 22:31:01
(キラ、結婚っていうのは一生の約束なんだぞ。よく考えて決めなくてはならないことで…)
(一生、だからこそアスランとするんだよ。僕はアスランを他の誰かに渡す気は欠片もないから)
(……おまえはやっぱり分かってない。でも、それでもいいかと思う俺も大概だ)
(僕だってちゃんと考えたよ。ラクスにも、カガリにも、ニコルにも色々聞かれて……僕は、やっぱりアスランが一番大切な人だって思ったんだ。アスランの全部が僕のだって思うのは、そうじゃなきゃ嫌だからだって気付いた)
(……このわがままめ。とっくの昔に全部持っていった癖によく言う。なら、キラも俺のだろう)
(そうだよ。全部君のだ。だから焦ることも不安になる必要もない。僕はアスランだけが特別だよ)
(おまえ、そんな台詞をよくすらすらと……)
(はっきり言わないとアスランまたぐるぐる考えちゃうでしょ。だからこれからはもっと言葉にして伝えることにした。そんな怪我して……どれだけ心配したと思ってるんだ)
(…悪かった。キラも、もう頭は痛くないか?)
(いっぱい寝たからむしろ今はすっきりしてる。でもどんな薬使えばコーディネイターがここまで調子悪くなるのさ。あのスプレーそんなに凄いの?)
(……まあ、軍で使ってるやつだからな)
(ふぅん。まあ、いいよ。怪我も心配だし、アスランこそもう寝た方がいいね。そっちは夜なんでしょ)
(ああ。すぐにザフトの迎えがくる。そしたら、プラントに戻れるか聞いてみるさ。だから、キラはそのままラクスの所に居てくれ)
(わかってる。……大好きだよアスラン)
(っ!!?!)
(おやすみ、ちゃんと休んでね)
「〜〜〜っ寝れるか、馬鹿っ」
人の気も知らないであんなこと言いやがって!
頬を真っ赤に染めたアスランは、顔を押さえて一人悶えていた。 - 124二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 06:03:45
顔のニヨニヨが止まらないんだけどどうしよう…
- 125二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 15:01:16
オーブで再会したら我慢できずにディープキスしそうな勢いですね(ペンライト振る)
- 126125/08/26(火) 21:16:12
キラ不在のAA、独房にて。
「…どうしてディアッカまで此方来ちゃうんですか」
「……悪かったな」
罰が悪そうに顔を背け、ディアッカはベッドに横になった。先の戦闘後、ディアッカが連れてこられたときは本当に驚いた。
「ヘマをしたのは僕もですけどね…トールさんの話じゃキラさんがMIAになったようですが、それはアスランの作戦でしょう?」
「ああ。自分に任せろって言ってたからな…実際見つかってないなら上手いことやったんだろ」
「無茶してないといいですけど…」
「どうだかな。ていうかニコル、やけにこの艦に馴染んでないか…?んだよトールさんって」
「キラさんのお友達ですよ。……あ、噂をすれば」
ニコルの視線の先に、飲み物を持ったトールが此方へ歩いてくるのが見えた。
「そろそろ喉渇くかと思ってさ」
「ありがとうございます」
(俺達捕虜なんだよな…?)
ディアッカがどうにも釈然としない顔で居ると、トールが苦笑した。
「警戒されるのも無理ないけどな。俺もこんなことになる前ならザフト兵とか怖がってたし」
「……今は違うって?」
「そりゃ戦ってる時はすげー怖かったさ。でもキラのお嫁さんの友達なんだろ?ならこうなった以上は仲良くしとかないとキラに悪いしな」
「っぶっふぉ!」
「ちょ、大丈夫ですか?…まあ、気持ちは分かりますよ。僕も最初吃驚しましたからね」
「アイツいつの間に嫁入りしたことになってんだ…」
「俺もキラのことは心配だけど、きっとお嫁さんの所に行ったんだって信じることにしたよ。もうすぐアラスカだし、いっそキラはこのまま戻ってこない方がいいんだろうな。…少佐とかには悪いけどさ」
ムウが艦長に捜索を願い出ていたのを知っているだけに心苦しい。“あんなに毎日惚気ながら頑張ってたのに死んで結婚できないじゃあんまりだろ”と嘆いていた彼は優しい人なのだと思う。しかしイージスのパイロットと駆け落ちをした可能性がある、とはとても言えない。
「……変な艦だな」
「でも、俺はキラの友達だからアイツの希望に添いたいってだけで、此処はやっぱりコーディネイターのこと嫌いな人の方が多いんだ」
「分かってますよ」
「捕虜って返還されるんだろ?もうしばらくの辛抱だよ」
じゃあな〜と去っていくトールを眺め、やっぱりここ変な場所すぎるだろ、とディアッカはぼやくのだった。 - 127125/08/26(火) 22:51:45
キラとの会話で最後に落とされた爆撃に悶々としながら夜を明かしたアスラン。
いまだ部屋で百面相をしていると、カガリとキサカがやってくる。
「ザフトから迎えが来たぞ」
「ああ……色々、世話になったな」
「隈が酷いな…寝れなかったのか?」
「……枕が変わって寝付けなかっただけだ」
「嘘つけ。無人島ですやすや寝こける奴が何を言うんだ」
「あれは疲れてたからだ」
「キラ、機嫌悪かったぞ。僕以外の人の前で容易く寝顔を見せるなんて…って。怖かったんだからな」
「え、それは…すまない……?」
「はぁ…これはキラも苦労するわけだな」
「…キラから結婚だなんて我儘を聞いたみたいだが……君は、いいのか?」
「その話も聞いてるのか。前々から思ってたが戦場でしか会わないだろうにどうやって情報を交換してるんだおまえらは…。私は勿論構わないぞ、オーブの民の幸せを守る義務があるからな」
「そうか…(抱き合っていたが…キラのことが好き、という訳ではないんだな)」
「ぼんやりしてどうしたんだ。そんなんでザフトに戻って大丈夫なのか?」
「大丈夫だ。ちゃんと、キラに会ってくるさ」
「ならいいが…」
カガリはハウメアの護り石を渡す?
dice1d2=1 (1)
1.渡す(あげるのではなく貸す)
2.渡さない
渡さければ特に何もなくアスランはこのままザフトに戻ります。
渡したら軽い会話イベントがあります。
- 128二次元好きの匿名さん25/08/27(水) 07:02:54
トールも良い子…ずっと見たかったトールとニコルの交流も見れて嬉しい…
カガリお姉ちゃんから見ても色々とほっとけないですよね - 129二次元好きの匿名さん25/08/27(水) 16:20:49
大丈夫かな…
貸すだけでもめっちゃ睨んできそうよキラが
何僕のアスランの初めて(ネックレスを付けることをさす)奪ってくれちゃうのさ???みたいな - 130二次元好きの匿名さん25/08/27(水) 17:56:30
- 131125/08/27(水) 22:35:34
「おまえってなんか心配になるんだよな……ほら、これ」
カガリは自分が付けていたペンダントを外し、アスランに手渡した。
「……これは?」
「ハウメア様の護り石だ。御守りとして貸してやる」
「大切なものじゃないのか?今後会うかも分からないのに受け取れない」
「いいから持ってけよ。キラに会うんだろ?キラもオーブの子だからな、きっとこの石が導いてくれるさ」
アスランが躊躇っていると、カガリは半ば強引にその首にペンダントを引っ掛けた。
「これでよし。気を付けて行くんだぞ」
「……こういうところ、本当にキラに似てるな」
「そうか?それに私とおまえは間違いなくまた会うぞ。結婚させてやるって言っただろ?キラがおまえを連れてオーブのブライダルフェアに参加する日もそう遠くないだろうからな」
「ブライダルフェア……俺が……?」
「法改正はこれからだし籍は間に合うか分からないが…それでも結婚式は上げられるからな。そしたら返してくれればいいさ。その頃には、キラからおまえに、此の世でたったひとつの指輪が贈られてもうこれは不要だろうからな」
いたずらっぽく笑うカガリ。妙にノリの良いことに困惑しつつ、アスランは指輪という単語を聞いて左手の薬指に落とされたキスの感触を思い出し、少し体温が上がった。
しかし、アスランも結婚を既成事実と捉えるような大概重たい男である。合法的かつ健全にキラを縛れるのは大変魅力的と言えるし、アスランはキラになら雁字搦めにされるのもやぶさかではない。
ただ結婚式は…キラが旦那さんを名乗ることからちょっと自分の立ち位置に嫌な予感がするのでいったん考えないでおくことにした。
「…好意に甘えて、これは借りておく。キラへの土産話にもなるしな」
「ああ。私も頑張るから……キラのこと、頼んだぞ。くれぐれも無茶はしないようにな!」
そうしてカガリに見送られ、アスランはザフト軍へと戻っていった。
サムシングフォー、いいですね。
何か借りたもの=ハウメアの護り石で一つ達成なので残りは後三つですね。
- 132二次元好きの匿名さん25/08/27(水) 22:38:09
- 133二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 01:09:29
- 134二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 07:51:05
サムシングフォーって聞いたことあるけどなんだっけ?と調べたら欧米の結婚式の慣習なんですね
すごいいいと思います!!
古いものならレノアさんの遺品関連で何かなるといいな…とすみません、勝手に想像してみました… - 135二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 17:40:29
そう言えば大好きって言ってたしこれは自覚してるかな…まさかまだ自覚一歩手前…
- 136125/08/28(木) 22:39:21
- 137125/08/28(木) 22:48:18
すっかり体調も治ったキラ。改めてマルキオ導師に助けてもらったお礼を告げ、クライン邸で穏やかな時を過ごすことに。
(不思議な人だなマルキオ導師って。SEEDを持つもの、ってなに?)
聞いてもよく分からなそうだなと思いながら、キラはその辺を転がっていたハロを捕まえた。
「あらキラ、ハロちゃんと遊んでますの?あれからアスランとは話せまして?」
「うん、話したよ。後はちゃんと会ってからかな、予めお仕置きする予定とか言うとアスラン逃げるから」
「そうですわね。私も直接会ってからきちんと叱りたいと思いますわ」
「そ、そうだね」
アスラン泣いちゃわないかなと思ったのは内緒である。別の意味ではあるがキラも泣かせたいので。
「にしても……ハロ、多くない?」
キラの視界には軽く十を超えるハロが跳ね回っているのが見える。ぴょんぴょん跳ねるのは可愛いが、多すぎる。
「賑やかでしょう。会うたびにくれますのよ」
「アスランらしいけど…」
「けど?」
「羨ましい!僕は三年間もプレゼント貰ってないのに!」
「あらまあ。でもキラにはトリィが居るでしょう?」
「アークエンジェルに置いてきちゃったよ…アラスカに着いてもトールとかがちゃんと連れてくれてると良いんだけど」
いつも肩に止まっているトリィの重さがなく、変な感じだ。こんなに離れたことはないのでなんだか寂しい。
「元気出してくださいな。お茶を入れますわ。お菓子もありますのよ、アスランがお気に入りのものです」
「……あ!そうだ、ラクスにお願いがあるんだけど…」
「お願いですか?なんでしょう」
「僕に料理を教えて!アスランに作ってあげたいから」
「まあ、素敵ですわ!私で良ければ喜んで」
なんて頼れる可愛い旦那様でしょう。アスランは幸せものだとラクスは嬉しく思うのだった。
作れるようになったものは?(下に行くほど料理Lvアップ)
dice1d4=3 (3)
1.カットフルーツ
2.桃のゼリー
3.ピーチパイ
4.桃のタルト(生地もカスタードも手作り)
- 138二次元好きの匿名さん25/08/29(金) 07:42:12
腕を上げてる!
これも愛の力か…
そうだよね、ずっとトリィと一緒だったから寂しいよね - 139二次元好きの匿名さん25/08/29(金) 17:16:10
これは後々アスランもにっこり
でも嫁は嫁で負けじとキラの好物を作ろうとめっちゃ努力しそうw - 140二次元好きの匿名さん25/08/29(金) 17:24:02
映画だとラクスがトリィとの相棒ゲットしてたけど
この世界だとトリィにも
お嫁さん兼アスランとおそろいほしいよねで
トリィと同じ鳥ロボット作られそう…w - 141125/08/29(金) 22:27:56
ザフトからアスランを迎えに来たのはイザークだった。
「この馬鹿が!!」
「出会い頭早々なんだ…」
「無茶をするにも限度があるだろう!」
片手を怪我しているアスランを艦内に引き上げながら、イザークの怒号が飛んだ。
「……おまえまで居なくなるかと思っただろうが」
「イザーク…?」
いつにないイザークの態度に、嫌な予感がした。
そうして重たい口ぶりで告げられたディアッカの件に、アスランは動揺するのだった。
詳しい話は後で聞くから怪我人は寝てろ、と部屋に押し込まれアスランは一人ベッドに横になっていた。ニコルはアークエンジェルに居ると分かっているがディアッカはどうなったか分からない。アスランは、ついキラに話しかけてしまう。
(キラ、いまなにしてるんだ?)
(えっと…お菓子食べてる)
(食べ過ぎるなよ)
(もう、分かってるよ。アスランなにかあったの?)
他愛のないやり取りに少しほっとする。そうして話をしていると、ノック音。
(悪い、人が来た。また後でな)
「どうぞ」
キラとの会話を切り上げ、扉の先に返事をする。入ってきたのはクルーゼで、アスランは慌てて背筋を伸ばした。
「構わんよ、楽にしていてくれ。ご苦労だったな」
「……その、今回のことは…申し訳ありません」
「報告は聞いている。君はよくやってくれたよ。私こそ対応が遅れてすまなかったな」
「……いえ…」
「辛い戦いだっただろうが、彼によって奪われた兵の命も多い。それを討った君の強さは本国でも高く評価されているよ。君にはネビュラ勲章が授与されるそうだ」
「私に、ですか…?」
「私としては残念だが、本日付で国防委員会直属の特務隊への転属通達が来ている」
「特務隊……フェイスに……」
「トップガンだな、アスラン。君は最新鋭機のパイロットとなる。その機体の授与の為にも、即刻本国へ戻って欲しいそうだ」
プラントに戻る。それはキラの元へと向かいたいアスランとしては願ってもない話ではあった。しかし、アスランはキラを討った訳では無い。空虚な称賛だと感じた。
- 142125/08/29(金) 22:31:34
それに、特務隊への転属は父の意向なのだろうか。ストライクのパイロットがキラだと、アスランの友人だと知っていて……与えるものが、勲章。胸が苦しくなった。
クルーゼはアスランの様子を見て、その肩に手を添えた。
「お父上が評議会議長になられたのは聞いてるかね?ザラ議長は戦争の早期解決を願っている」
「……はい」
「私としては、このまま君が彼と行方をくらますのも数ある道筋の一つかなと思わなくもないがね」
「……クルーゼ隊長?」
「なんにせよ、“ストライク”さえ無くなればこれからの戦局も変わるさ」
含みを持たせるような台詞に、アスランは背筋に冷や汗が流れた。クルーゼは時折、なにを考えているのか、なにを知っているのか分からないところがある。
「本当に早く終わらせたいものだな、こんな戦争は。君もまたその為に力を尽くしてくれたまえ。それを望むなら、な」
最後にそう言い、部屋を出ていったクルーゼ。残されたアスランは、戸惑いばかりが心中に渦巻いた。
「やはりアスランのあの様子では“彼”は生きているな。オーブに潜入している者から内密に報告を受けておいて正解だった。あれだけのラブロマンスをするくらいだ、こっそり匿っているのだろうと検討がつく。直に見てみたかったものだな」
クルーゼは、試練をひとつ、またひとつと乗り越えていく二人に大いなる期待をしていた。
きっと己の想像など超える人の可能性を見せてくれるだろう、と。
- 143二次元好きの匿名さん25/08/30(土) 03:07:42
キラアス腕組み後方理解者仮面お兄さんが大変楽しそうなことで…
でも愛と絆で試練を乗り越えていく二人を見て人もまだまだ捨てたもんじゃないと浄化されてくれ - 144二次元好きの匿名さん25/08/30(土) 11:22:09
オーブ潜入中だった人も2人のラブロマンスを見て後方理解者組になってたりして…
- 145二次元好きの匿名さん25/08/30(土) 20:34:45
いい空気吸ってんなこのキラアス腕組み後方理解者仮面お兄さん
- 146125/08/30(土) 22:19:42
クライン邸。オペレーション・スピットブレイクの影響で、マルキオのシャトルも地球に向けて出発できないなか、一同はお茶会をしていた。当然、食しているのはキラが作ったピーチパイである。
「たった数日で、素晴らしい上達ぶりですわ」
「師匠が良いからね」
ふっくらと香ばしく焼き上がったパイ。砂糖少なめのさっぱりした味わい。これでアスランに食べさせてあげられるな、とキラは満足気だ。
「しかしアスランに君のような恋人がいたとはな…」
出来たてのパイを口に運びつつ、シーゲルは呟く。目が合ったキラは、何も言わずにっこりと微笑みを返した。中々ニクい好青年である。
「ごめんなさい、お父様。でも私、アスランのお嫁さんになるよりお姉ちゃんになりたかったんですの」
「まあ、おまえがそう言うならな。元々無理強いをするつもりはなかったことだ。婚約者でなくても、私は彼のことを気に入っているしな」
キラとアスランの馴れ初めなどに話が咲くなか、シーゲルにカナーバから緊急の連絡が入る。
「我々はザラに欺かれた!スピットブレイクの目標はパナマではない、アラスカだ!」
「なんだと!?」
- 147125/08/30(土) 22:22:43
「……アラスカ、って……皆がまだ其処に居るんじゃ…」
「キラ……」
キラの脳内に、トール達友人の顔が次々にと浮かんでくる。除隊すると言ったって、そうすぐに手続きが済んでオーブに帰っているとは思えない。
(アスラン……)
戻るからラクスのところに居てくれ、と言われた。キラとしても、ここまで強引なことをするくらい余裕のないアスランの側から離れたくない。
しかし、通信からは“ザラに欺かれた”と聞こえた。アスランのお父さんだろう。これからもアスランは、その命で戦場に出続けることになる。
バルトフェルドとの会話がキラの脳内に蘇る。
“君にその気がなくても、この戦争はどちらかが滅ばなくては終わらないかもしれない。そのとき君はどうする?”
“正直よく分かりませんが、そんなことになるなら僕は彼にとって一番良い方法を探すと思います”
「ラクス。僕、行くよ」
「戻ってどうなさるのですか?またザフトと、もしくは連合と戦いに?」
「ううん。それじゃ…意味がない。僕はなにと戦わなくちゃいけないのか、少し分かった気がするから」
「アスランのことはどうなさいますの?もし方針を違えることがあれば、また敵対するのですか」
「まさか。僕なんかよりさ、きっとアスランの方が戦争について考えてる。何が正しくてどうすればいいのか、って。でも真面目だし情が深いから悩んでばっかりだ。だから僕はそんなアスランの為に戦うんだ」
優しく、曇りのない目で、キラはラクスに語る。
「アスランは目に見える範囲だけが平和ならそれでいいって思える性格じゃない。このまま戦い続けてザフトが勝っても負けても……その先の平和でアスランが心から笑ってくれなきゃ意味がないんだ。だから僕は行くよ」
「……分かりました。では、キラはまず着替えを。それから、あちらへ連絡をしてください。“ラクス・クラインは平和の歌を歌います”と」
- 148二次元好きの匿名さん25/08/31(日) 02:03:39
やっと会えると思ったキラが地球行っちゃうってことでショックは中々大きそう…頑張れキラ旦那の包容力を見せつけてくれ
- 149二次元好きの匿名さん25/08/31(日) 11:37:04
ラクスお姉ちゃんのフォローもあるんだ多分大丈夫だ
- 150二次元好きの匿名さん25/08/31(日) 20:20:30
でもここから唯一無二の兄弟機であるフリーダムとジャスティスに二人が乗ることになるのは滾る…
この場合恋人機になるのか…?