- 1ひつじ25/08/04(月) 23:27:21
【一読推奨】
・復帰や新規、匿名での参加等、気軽にどうぞ
・キャラも匿名も強さや節度等は注意して守りましょう
・何事も、確定ロールは控えてください。
【只今の時系列】
・米軍突入後
【追加されたルール】
・泳者は他泳者の情報
──“名前” “得点” “ルール追加回数” “滞留結界(コロニー)”──を参照できる。
・泳者は他泳者に任意の得点を譲渡することができる。
・泳者は身代わりとして新規泳者を結界外から招き、100点を消費することで死滅回游から離脱できる
・泳者は結界を自由に出入りすることができる。
次スレは>>190の方がお願いします
無理な場合は避難所へ伝えてください。
- 2ひつじ25/08/04(月) 23:29:13
- 3ひつじ25/08/04(月) 23:30:30
- 4ひつじ25/08/04(月) 23:31:47
- 5二次元好きの匿名さん25/08/04(月) 23:42:03
お命頂戴!!
あっ待ってから振ったこのやめてこっちこないで!!! - 6アリスっ子25/08/04(月) 23:58:06
- 7二次元好きの匿名さん25/08/04(月) 23:58:30
うわわっわわ!!皆さん見えますか!?
あれが呪霊って化け物です!!何でも聞いた話だと私たちの負の感情が集まってできた化け物らしいんですって!!
ってそんな解説してる暇なんてないの今は!配信見てる人誰か助けてーー!!!
【そう言いながら大絶叫して結界内を爆走していった】 - 8ひつじ25/08/05(火) 00:02:04
- 9狼執事25/08/05(火) 00:04:06
- 10日比谷透25/08/05(火) 00:08:19
………この人、全然起きないな…。
【自身の奇異な能力である程度の傷は癒えたものの、横たわる人物は一向に目を覚まそうとはしない。ターコイズブルーのメッシュに、自身の身体かそれ以上の大きさの鎌。この人も、呪いに携わる人なのだろうかと思考を巡らせるが、答えが出ることはなく。包帯を巻き替えながら、今日も外を見る。あぁ、晴れているな。】
……腑央さんや芙羽さん、剣崎くんは大丈夫かな…。
【出会った生徒や子供の姿を思い浮かべて、眉が下がる。傷つくことのない今があれば良い、そう切に願う。今も、教師は願っている。】 - 11剣崎司郎25/08/05(火) 00:21:17
>>前スレ199
【だが、まあそんな決意と責任は意味なきものとなった。喉を突き刺し、辻斬りの死は確実なものとなった。放置していれば死ぬのは確かであった
無理な力を引き出した影響か、自分は少し歩いてから意識を手放した。その間に、腑央が殺したようだ
理由はわからない。それをしっかり聞く機会こそ無くて、それについて話すこともできなかった】
【けれど、心優しい少女のことだ。自らは呪術師だと言う少女のことだ。元々は一般人であった自分に背負わせることはできない…そう、思ったからだろう
違うんだ。俺はもう、とっくのとうに罪なんてものを背負っているんだ。もう引き返せない人間なんだ
だから優しい君が、それを背負う必要だなんてなかったはずなんだ】
【罪を背負うのは、俺だけでいいんだ】
【そして、いつかまた出会えれば、俺は彼女に謝らなければならない。少女に罪を背負わせてしまったことを】
【少年は歪んでいた
それは致命的なほどに、自らの本質に刻まれた狂気であった。利他が当たり前であり、利己を学んで身につけてゆく在り方は、生命として欠陥であった】
【少年は正義の味方である
それは魂に刻まれた本能であって、どう足掻こうが変えられるものではない。他者の為という一貫した英雄思考は、もはや呪いと同じであった】
【罪とは彼1人だけで背負うもの。間違っても誰かに背負わせていいものではなかった
この狂った思想は誰にも理解はできないだろう。だが彼は誰1人の理解も求めず、孤独に走り続けるだろう。いつか惨たらしく、命が散る時まで】
- 12泡のクラゲ使い25/08/05(火) 00:28:40
前スレ196
(どっから撃ってきてるか知らないけど、受けた感じ威力にばらつきがない。呪力で強化されてるからか、鬱陶しいこと限りないわね)
(私のことは恐らく見て撃ってるはず。そうでないなら1発目で私のことを死んだと誤認しないし、火傷の子も隠れた程度で追撃を止めるとは思えない。
…『泡折膜』なら姿を隠して狙撃手を探せはする。けど『泡包み』と併用できない以上、あの威力の攻撃を1発喰らえば致命傷に…)
【思考を続ける。自分の手札と相手の用いる手札を考えて戦略を組み立てようとする。
が、まるでそうはさせないというように等間隔で3発、銃声がなる】
っち、考える余裕はなさそうね。良いわ、真っ向から行ってやろうじゃない。
【言い切ると同時に波多はビルの屋上の手すりを飛び越えて宙へ。
空中で不自由な中、無数の反響音を聞く。そして、三方向それぞれ全く違う角度から弾丸が襲いかかってくる】
どれだけあるか知らないけど、あんたのその狙撃ポイント全部叩き落としてやる!!
【着弾寸前、呪力を込めた足でビルの壁を蹴り躱わす。あらぬ方向へ飛ぶ弾丸の前に「鏡」が生み出されすぐさま反射し追撃……するよりもさらに早く、自ら生み出した泡を踏み抜いてその破裂の勢いでさらに方向転換。泡の道をピンボールのように勢いを増し宙を移動し始めた】 - 13剣崎司郎25/08/05(火) 00:31:55
【朧げな幻が散る感覚がする。曖昧だった意識が現実へ浮上してくる感覚がする
きっともうじき、夢から醒めるのだろう
あの地獄へ戻るのだろう。だがそれで良い、地獄ならばこの少年にも明確な役割があるのだから。さあ人を助けよう、それこそが正義の味方であり、お前という人間なのだから】
…んっ…。
【光の中で目を開く。まだどこか眩しいが、それにもすぐ慣れるだろう。朝起きればいつもそうなのだから。軽い欠伸を出しつつも、体を起こして背を伸ばす】
よし、今日も頑張るか
【立ち上がって、少年は前を見据える。どれだけ罪があろうが、どれだけ後悔しようが、どれだけ歪んでいようが、どれだけ狂っていようが
やるべきことは変わらない。未来へ進み続けるんだ。きっとそれが少しでも多くの希望を残せるのだと信じて戦うんだ
剣崎司郎は、正義の味方なのだから】
- 14泡のクラゲ使い25/08/05(火) 00:58:46
【弾丸が飛んでくる風切り音が聞こえる。直撃するよりも早く次の泡を踏み前へ。反響音がなるのを聞き今いる場所から右へ外れて躱す。
空中の弾丸とのドックファイトを繰り広げながら、呪力の流れを追う】
…そこ!『水泡』!
【泡の砲弾でまた一つ狙撃ポイントを潰す。その間も反射による弾丸と絶えず撃ち込まれる弾丸は躱し続ける。止まる暇はない】
(さっき感じた呪力の残滓…至る所から感じる。一体どれだけ設置したっていうのよ!)
【心の中で悪態を吐きながら空中を移動する。潰しても潰してもキリがない。広島中を探し回るのは不可能だ】
(慌てちゃダメ、全部潰す必要はない。数が減りさえすればそれだけ死角も多くなるんだから)
【遠隔狙撃のポイントが少なくなればいかに反射して飛ばすとしても限界は生まれる。呪力は無限でないのが絶対のルール。炙り出せれば一気に詰められる】
- 15アリスっ子25/08/05(火) 13:04:55
- 16狼執事25/08/05(火) 13:38:27
- 17アリスっ子25/08/05(火) 14:13:31
- 18狼執事25/08/05(火) 14:18:49
- 19アリスっ子25/08/05(火) 14:20:02
- 20狼執事25/08/05(火) 14:25:49
- 21ひつじ25/08/05(火) 14:31:07
【一連の双方の様子を、三歩下がった所から呆然と眺める。こうして友好とは築かれるものだな、と。それは学生時代に初めましてをする光景を彷彿とさせる。似たもの同士に見えるから、余計にそう見えるのだろうか?疑問を胸に、どこか嬉しいような、寂しいような眼差しで見つめる。】
(……ご友人様、か。)
【随分と礼儀礼節が骨肉まで染み渡った従者のようだ。女王に仕える彼と違い、また新鮮なものだとも感じる。そういえば、あの時の始まりは殺し合いからだったか、と思い出しつつ。羊のツノを触る。今日は、両方出てきていてよかった。もしも片方が出てきていたら、その時は、もう。】 - 22アリスっ子25/08/05(火) 15:18:35
- 23狼執事25/08/05(火) 15:31:09
- 24ひつじ25/08/05(火) 17:52:58
- 25狼執事25/08/05(火) 17:57:03
- 26アリスっ子25/08/05(火) 19:00:22
- 27狼執事25/08/05(火) 19:10:21
- 28狙撃手25/08/05(火) 21:22:12
……捉えきれない。こいつ何なんだろ?
【少しずつ、しかし確実に「門」を潰されていくのを見てこれまでの楽しさが無くなってきた。これまでの相手は知らず知らずに仕留められていたのにどうしてコイツはやられてくれないんだろと。
これまで非術師や呪術に慣れていない覚醒型ばかり相手にして、本当の呪力戦に慣れていない少女の困惑は積もるばかり】
どうしよっかな、このままじゃ周囲の狙撃ポイントが粗方破壊されちゃうし。
【現状優勢なのは自分。故に選択肢はある。このまま尻尾巻いて逃げれば逃げることは容易だろう。
…だが】
……やだね。何で私が逃げなきゃいけないの?折角こんな力を得たのに、逃げる側なんてもうやだ。
いいよ、勝負がしたいなら受けて立ってあげる。すぐに殺しちゃうから!
- 29泡のクラゲ使い25/08/05(火) 21:41:31
これで……23個目…!
【割れるような音を聞きながら、一息を吐く。ここまで周辺のポイントを片っ端からぶち壊して回った】
はぁ…はぁ…くそ、しんどいわね本当。
【流石に息切れする。泡を使った空中での高速軌道は身体への負担は大きい。さらにその道中に襲ってくる弾丸を受けるたびに使用する術式。確実にスタミナは削られていく】
…ふぅ。けど法則は掴めてきた。あと少しで絞り込める。そうすれば…!?
【一息入れ、再び動こうと言ったところで異変に気がつく。
遠くからこれまでにない呪力の流れを感じる。これまでの狙撃ポイントから感じた呪力と同じで】
【次の瞬間、波多が立っていた空き家が一つの弾丸によって吹き飛ばされていった】
- 30狙撃手25/08/05(火) 22:05:21
- 31泡のクラゲ使い25/08/05(火) 22:34:52
い…ッ…く、っそ。やってくれるじゃない。
【気を抜いた訳じゃない。だが敵の力量を少し侮っていた。直撃することはなかったが倒壊に巻き込まれて地面に叩きつけられた】
受け身、取り損ねたじゃない。そう…これからが本番ってことね。
(今の攻撃で狙撃手の場所はわかった。けど、今の一撃まともに食らったら流石にアウトね。直接撃つ分威力も上がってる)
【片腕を押さえながら、視認出来ぬ狙撃手がいるビルの上層を見据える。ここからそう遠くはないが一息でたどり着ける距離ではない。
クラゲの数は残り2匹、『泡包み』で受け切れるかもわからない。
無事に辿り着ければ勝ち、その前に撃ち落とされたら負けのシンプルな話だ】
……来る!
【銃声が聞こえる。4発だ。真っ直ぐ飛んでくる。否、反響音が聞こえその起動は蛇のように屈折して読めない】
【対してこちらは真っ直ぐ迎え撃つように宙へ飛ぶ。家を吹き飛ばす程威力があるのなら遮蔽物があるのところは却って危険】
『泡包み・盾』!
【泡の盾。普段は周囲に貼る泡を前方の限られた範囲にのみ展開する。その分強度は上がる。が…】
グッ!っそ、これでも受けきれ…ない!
【突き破られて、弾丸が当たる。反射を経由してるからか先ほどの威力はない。そのおかげで弾丸が皮膚を突き破るまでには至らないが、それでも打撲のようなダメージは入る】
- 32泡のクラゲ使い25/08/05(火) 22:52:32
- 33狙撃手25/08/05(火) 23:05:04
なるほどね〜あの式神がダメージを肩代わりしてるんだ?
【その瞬間をスコープ越しで確認する。これまで何度撃っても倒れなかった理由がようやくわかって気分が良い】
で〜も。ダメージの肩代わりにも限界はあるみたいだね?しばらくは動けないでしょ?
やっっと、仕留められた。この勝負私の勝ちだね!
【既に勝利を確信し、弾丸を込めて念入りに狙う。あともう少しで私の負けだった。初めて本当の勝負をしてそれに勝てたことに充実感すら感じるよう】
ふふふ、貴女のことは忘れないであげる。ちゃんと君が守りたかったあの子も同じところに送ってあげるからさ。
……じゃあね。
【銃声がなる。引き金は引かれ、弾丸は真っ直ぐ真っ直ぐ波多水月の元へ送られる。身動きは取ることができないようことを確認して】
【次の瞬間、その建物ごと波多を吹き飛ばし倒壊に巻き込まれていった】
- 34泡のクラゲ使い25/08/05(火) 23:40:23
──もっと力があれば良かったのに。
いつだってそうだった。いつも力がないから大事な時に役に立てない。実力不足に嘆かない日なんて1日もない。
もっと力があったなら、お姉ちゃんや先輩たちみたいに呪霊を祓って人を助けられたのに。
もっと力があったなら、渋谷が大変な時にも役に立てたのに。
もっと力があったなら、お姉ちゃんの仇を取ることもできたのに。
……でも、私にそんな力は無くて。お姉ちゃんのような才能もないから。
目の前で一般人は死んだ。その手を溢れた命が一体いくつあるのだろう。
実力不足で怪我をした。そのせいで渋谷の一大事に駆けつけることもできなくて。
この死滅でも、結界に入った時にはもういっぱいの犠牲者が出ていた。あの火傷の女の子、あの子の腕は酷いものできっともう取り返しもつかない。それだって事前に防げたかもしれなかったのに。
…お姉ちゃんが死んだ時、一緒にいることもできなかった。
- 35泡のクラゲ使い25/08/06(水) 00:01:49
私のお姉ちゃん……波多心海が死んだあの日のことは今でも忘れられない。
お姉ちゃんは私よりも才能があった。色んな人も助けられて優しくて理想だった。
同じ術式を持っていた私もお姉ちゃんにようになりたくて術師になった。
あの日は寒い雪の日だった。
知らせを聞いて急いで向かった時、そこにいたのは三人。一人は当時私の先輩で姉とも友人だった人。その足元で横たわるのは二人の遺体。一人はお姉ちゃんが当時付き合ってた人だった。後から聞いた話だと、お姉ちゃんを殺したのはこの人らしかった。
そしてもう一人は、お姉ちゃんだった。身体の至る所が何かに噛み切られたような跡があって見るも無惨な姿で。
私はその日、非番だった。
本当なら私が行くはずだった任務を、まだ三級だったこともあって変わってもらってお姉ちゃんが行ったから。
簡単な任務だったはずだった。私でもこなせるぐらいの任務だった。私が言っていればお姉ちゃんは死ななかったのに。
…いや、違う。お姉ちゃんはきっと気がついてた。私には才能がないって分かっていた。だから。
力がない私は、その場にいることもできずに。全てが終わった後で結末を呆然と見ることしかできなかったんだ。
- 36泡のクラゲ使い25/08/06(水) 00:14:02
- 37泡のクラゲ使い25/08/06(水) 00:23:33
- 38狙撃手25/08/06(水) 00:32:12
- 39二次元好きの匿名さん25/08/06(水) 00:49:12
う、そ。
【狙撃手の少女が慌てて声が聞こえた方を見る。宙の上だった。そこにいたのは】
……『泡影』
やっと、ここ…まで、たどり着いたわよ。
【『泡折膜』を解除したその姿は、血に濡れ、腹から血を流しながらも泡の道を駆け上がった波多の姿だった】
(なんで!なんでなんでなんで!!なんで生きてるのよこいつ!!どうして上手く行かないのよ!!
ダメダメ、まだ負けてないもん!それにこいつにもうクラゲはない!1発当てれば私の勝ち!)
【動揺しながらも少女は狙撃銃を構える。クラゲを失っており深傷を負った波多水月にはもう銃弾を防ぐ力はない。確かにそれは概ね正しい】
【なれど、それは。弾丸が一撃でも当てられたらの話】
……泡沫術式。
【波多は手をかざす。その光景をまるで時が止まったかのように狙撃手は目で追うことしか出来ず】
───極の番 『うたかた』
【狙撃手の少女の周りに現れた無数の巨大泡群は少女ごと、ビルの上層を爆音とともに吹き飛ばした】
- 40狙撃手25/08/06(水) 01:06:12
──ガッ、ぐ。
【堕ちる。何が起こったのかわからない。視界は真っ白で周囲の音も聞こえない。
瓦礫が見えた、身体の浮遊感も感じる。爆発したみたい。一瞬で全て吹き飛ばされちゃった】
──!────。
【何か聞こえる。聴力が少しずつ戻っていく。何か叫ぶ音と何かを蹴る音がする】
【それがなんなのか、なんとなくわかって空中で銃を構えた。それが見えた時が最後の勝負】
(いつだって、奪われる側だった。もう奪われるのは嫌だ。奪われる前に全部奪ってやるんだ)
──覚悟!
【煙の向こうから女が現れた。崩壊する破片を蹴って進んで向かってくる】
【引き金を引く、手に握られていた最後の1発】
……っち!
【女は泡の足場を咄嗟に作り躱してくる】
(……狙い通り!勝った!)
【女の横を掠める瞬間、事前に設置した反射鏡で向きを変える。そして】
──ぁ。
【女の脇腹へと直撃した】
- 41泡のクラゲ使い25/08/06(水) 01:17:40
……なんで。
【見事最後の一撃を命中したはずの狙撃手から声が漏れる。それは】
なんで、なんで死んでくれないのよ!!!
【弾丸を受けてもなお、波多の動きが止まらなかったからだろう】
ぅぐ…『泡折、膜』かい、じょ。
【何やら声が聞こえる。自らの術式を解除する声。その瞬間現れたのは】
……く、らげ…?
【波多の傍に浮かび、弾ける寸前だった最後のクラゲの姿だった】
(しまっ…た!最後のクラゲが弾けるところを見ていなかった!こいつ私にクラゲがないことを誤認させて…!)
あんた、罪のない人も、弄んで殺したんでしょ?
……往生なさい。
───『水泡』!!
【身体を翻し、正真正銘最後の一撃を狙撃手へとぶつける。少女が血を吐くところを見て】
【町には、倒壊したビルが地面に叩きつけられる音が響き渡った】 - 42泡のクラゲ使い/「狙撃手」25/08/06(水) 01:33:48
【…辺りが静まり返る。破壊音や銃声はもう何も聞こえてこなかった】
……お互い、泡のクッションで即死はしなかったわね。
でも、極の番に『水泡』、あとは落下の衝撃。アンタ、もう、死ぬわよ。
「そ、っか。私、負けた、んだ。悔しいなぁ……泡、綺麗だった……ゴホッ」
【狙撃手の少女の口から血が吐き出される。与えた一撃と受け身を取れなかったことによる落下の衝撃が致命傷となっている】
「け、っきょく。最後まで、奪われるのは、私かぁ…嫌だな…」
……アンタだって奪ったんでしょ、ふざけないで。
「……わ、たしは。奪われたものを、うばいかえし、たかった…だけだもん……やだ……な。死にたく…ない……な………」
【それは純粋な少女の願いだったのだろうか。それとも願望だったのだろうか。波多には知る由もなく。
コガネの5点追加の案内だけが、聞こえてきた】
- 43泡のクラゲ使い25/08/06(水) 01:39:48
- 44泡のクラゲ使い25/08/06(水) 01:47:35
…はぁ……はぁ……、お、ねえちゃん…。
【気力を振り絞り、少し離れた物陰に座り込む。手に握られていたのは愛用しているお手製のシャボン玉の吹き道具】
『お前にこれ渡しておく』
【お姉ちゃんが死んだ数日後、先輩は私を呼び出した。先輩の手に黒いモヤが現れて、その中から取り出されたのはシャボン玉の吹き道具】
『…心海の遺品。自分にはそれは背負えない』
【そう言って、私に渡してきたあと。先輩は高専の術師を辞めた。残っている遺品はこれだけ。普通の、でも大切な遺品】
(……お姉ちゃん、見てて。いつか、必ずお姉ちゃんの仇…とるから………)
【そうして、波多は物陰に倒れ込んだ。限界を迎えて姉の夢を見ながら】
- 45アリスっ子25/08/06(水) 20:52:27
- 46狼執事25/08/06(水) 21:39:48
- 47炎の剣使い25/08/06(水) 21:49:52
【愛知結界のどこか、人の気配のしない場所にて。多くの呪いの気が群がるそこで、けたたましい戦闘音が鳴り響き、何かが焼ける音がする】
これで16。
【猛火を宿す剣を振り払い、呪いを祓う男がそこにはいた。燃え盛る戦場にて、何十体もの呪霊と相対している。けれど戦いは劣勢にあらず、男の表情は灼熱とも言えるようなこの場とは対照的に涼しげなものであった。男が放つ炎は的確に呪いを焼き尽くし、男の握る剣は隙を見せずに呪いを断ち切る
その姿は正に修羅、一切の容赦も見せずに冷酷に敵を排除している】 - 48アリスっ子25/08/06(水) 22:09:14
- 49狼執事25/08/06(水) 22:15:41
- 50アリスっ子25/08/06(水) 22:25:19
- 51べにちゃん25/08/06(水) 22:26:43
んー…と……?
ここ…?
【結界の前に居て】 - 52狼執事25/08/06(水) 22:29:14
- 53二次元好きの匿名さん25/08/06(水) 22:58:32
- 54べにちゃん25/08/06(水) 23:00:32
- 55二次元好きの匿名さん25/08/06(水) 23:05:34
- 56べにちゃん25/08/06(水) 23:10:51
- 57二次元好きの匿名さん25/08/06(水) 23:15:34
- 58べにちゃん25/08/06(水) 23:16:56
- 59二次元好きの匿名さん25/08/06(水) 23:25:55
- 60べにちゃん25/08/06(水) 23:28:19
- 61二次元好きの匿名さん25/08/06(水) 23:35:59
- 62べにちゃん25/08/06(水) 23:38:12
- 63べにちゃん25/08/06(水) 23:51:41
『死滅回遊に………』
えっと参加すれば良いんだよね… うん!参加する!
【その後突如として浮遊感を感じて、辺りを見渡すと空中だった】
えっ…!?
(やばい…このままだと、死んじゃう!)
(何か助かる方法…助かる方法は………)
【地面がギリギリまで迫ってきて】
(───あ! あれしたら助かるかも!!)
【地面とぶつかったときに水の音が周囲に響いて】
…助かった……? - 64べにちゃん25/08/07(木) 10:24:23
ここどこ…?
【見慣れた街の様子も少しはあるけれど、完全にはわからなくて】 - 65?????25/08/07(木) 22:38:22
- 66べにちゃん25/08/07(木) 22:43:17
- 67?????25/08/07(木) 22:47:04
- 68べにちゃん25/08/07(木) 22:49:16
- 69?????25/08/07(木) 22:57:25
- 70べにちゃん25/08/07(木) 23:00:12
- 71怪盗ルビー25/08/07(木) 23:02:26
- 72べにちゃん25/08/07(木) 23:04:29
- 73怪盗ルビー25/08/07(木) 23:07:28
- 74べにちゃん25/08/07(木) 23:11:18
- 75怪盗ルビー25/08/07(木) 23:18:49
いや流石に状況ってモンがあんだろ。
てめえ、一応泳者だろ?さっき空から落ちんの見たからそれは一旦置いとくとして…
【空中で何かを掴んで、それを横に置くようなジェスチャーをする】
この時期に参加するっつーことは、覚醒型でも受肉型でもねえんだろうけどよ。まあ様子を見るに呪術のこともよく知らねえエアプ呪術師ってとこか
コガネから話は聞いてんだろ?つまり今ここはデスゲームの会場、殺し合い場なんだよ!
そこで簡単なドッキリに驚いた挙句、それをやった張本人に普通に名乗るってなんだよ!?てめえはカカポか!?
【ルビーは呆れたように、しかし同時に怒っているように、少し声を荒げながら、貴女に向けてそうツッコミを言い放つ】
- 76べにちゃん25/08/07(木) 23:23:38
- 77怪盗ルビー25/08/07(木) 23:26:48
- 78べにちゃん25/08/07(木) 23:30:22
- 79怪盗ルビー25/08/07(木) 23:32:05
- 80べにちゃん25/08/07(木) 23:39:03
- 81怪盗ルビー25/08/07(木) 23:42:16
- 82べにちゃん25/08/07(木) 23:43:18
- 83怪盗ルビー25/08/07(木) 23:43:53
- 84べにちゃん25/08/07(木) 23:45:57
- 85怪盗ルビー25/08/07(木) 23:49:02
- 86べにちゃん25/08/07(木) 23:53:26
- 87怪盗ルビー25/08/07(木) 23:55:38
- 88べにちゃん25/08/07(木) 23:59:13
- 89怪盗ルビー25/08/08(金) 00:00:23
- 90べにちゃん25/08/08(金) 00:03:13
- 91怪盗ルビー25/08/08(金) 00:06:08
- 92べにちゃん25/08/08(金) 00:07:49
- 93怪盗ルビー25/08/08(金) 00:09:03
- 94べにちゃん25/08/08(金) 00:09:32
- 95二次元好きの匿名さん25/08/08(金) 00:30:23
このレスは削除されています
- 96怪盗ルビー25/08/08(金) 00:31:27
………まあ、気をつけろよ
【ダメだこいつ、マジで大丈夫なのか?】
ああ、それと、幾つか警告だ
これは俺様がこの結界でしばらく過ごしてて知ったことなんだがな…。この結界には数人、かなりの強豪がいる。まあ大半が高専所属っつー国の元で働いてるクソ真面目な連中だからな変なことしねえ限り危害は加えてこねえだろうが、一応教えといてやる
1人は炎を操り、敵対者に一切の容赦をしねえ赤髪の男だ。言動的に悪りい奴だけを狙ってるようだし、高専の術師みてーだから心配はねえかもだが…行いには気をつけとけ
で、もう1人も炎を使ってんだが、こいつはなんか狐の耳とか尻尾が生えてる男装してる女だ。まあこいつも高専側みてーだし、心配はねえだろ
こっちはよく知らねえが、液体だとかを操ってやがる茶髪の男も居たな。最近は見かけねえし、死んだか、どっかの結界に飛ばされたかのどっちかだ
で、最後にヤベー連中を1人と2匹?紹介する
まずは謎の金髪の外国人なんだがな、侍みてーな格好していやがって、めちゃくちゃに暴れやがる奴だ。目と目が合えば攻撃、背中を見たら斬る。バーサーカーだから見かけたら即逃げろ
で、次は喋る猫と喋る兎だ
こいつらはよくわからねえ。無茶苦茶なこと言って、無茶苦茶に暴れる。一応会話できるみてえだし、人間を守ったりしてる姿もあったが、積極的には関わらねえ方がいいだろう。妙な連中だからな
まあ大体こんなもんだ。今言った奴らは強いか危険かのどっちかだから、注意はしとけよ
- 97べにちゃん25/08/08(金) 00:32:09
- 98二次元好きの匿名さん25/08/08(金) 00:34:43
- 99怪盗ルビー25/08/08(金) 00:38:52
- 100べにちゃん25/08/08(金) 05:59:53
- 101怪盗ルビー25/08/08(金) 20:55:09
- 102べにちゃん25/08/08(金) 20:58:32
- 103猫天与25/08/09(土) 03:18:34
(なんか避難所に入れない・・・)
- 104二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 03:20:54
このレスは削除されています
- 105盗賊25/08/09(土) 03:24:05
- 106盗賊25/08/09(土) 03:36:37
- 107臆病少女/悪霊(?)25/08/09(土) 13:42:10
『─の、──大─夫で──?!』
『血も出──じゃ─、──回游──なの─な?』
『─の子、生───…よね?』
『──は、救急──呼ぶ?!110──け?』
『いや──、まずAED──ないの?!あと──車は119ね』
『そもそも──子、人間──?こん──小さ─のに、生きて──』
『脈は──んだし、─間じゃね──』
(何……ゆ、め…?なにか、聞こえる…幻ちょ、う…?確か……結界から出て、あたし…暗い) - 108広瀬琴葉25/08/10(日) 15:17:58
うぉおおおお!?誰か助けてぇーーーー!!
【東京第一結界に助けを求める少女の叫び声が響く。その少女は木の幹にしがみついており、若干涙目である。周囲には大量の野犬が群がっている】
あたし何かしたあ!?なんでこんなに追ってくるのぉ!?うわっ!噛もうとしてくるなー!!
【野犬たちは今にも少女に襲い掛からんと敵意を剥き出しにしていて、少しでも落ちれば噛んでやろうと木の周りで唸り声を上げている】 - 109べにちゃん25/08/10(日) 22:24:23
……ここはー…うーん…
えっと後あそことあそこと…隠れれそうなとこみつかんないなぁ… - 110剣崎司郎25/08/10(日) 23:47:20
- 111剣崎司郎と広瀬琴葉25/08/11(月) 21:51:46
- 112剣崎司郎と広瀬琴葉25/08/13(水) 03:59:36
「ぜえ…ぜえ…」
「はぁ…はぁ…」
【住宅街の一角にて、少年と少女が息を切らしていた。どうやら野犬からは逃げ切ったようである。しかし長いこと走っていたからか、疲れてしまったようではあるが】
「………」「………」
「やったな」「やったね」
【息をある程度整えると、2人は顔を合わせてそうとだけ言うとお互いの拳を合わせる。なにやら逃走の最中に奇妙な友情が築かれたようであった
少年はどこか安心して喜ばしげな表情、少女はどこか満足げで達成感で満たされた表情であった】
- 113二次元好きの匿名さん25/08/13(水) 04:01:30
このレスは削除されています
- 114風鎌鼬25/08/13(水) 21:20:12
- 115臆病少女/悪霊(?)25/08/14(木) 00:03:02
【少女が結界外に出たもののすぐに意識を失い、119番通報され搬送された後の話。】
呪霊と少女、〇と□。 | Writening「……できる処置は全て施しました。負傷箇所こそ多かったですし、それこそ搬送当初はいつ亡くなられてもおかしくはなかったですが……」 「致命傷や後遺症になるような器官や臓器の欠損が0だったのは幸いですね。…writening.net - 116べにちゃん25/08/14(木) 00:24:03
【探索中………】
…うーん 人全然いないしお店もボロボロになってる… - 117剣崎司郎と広瀬琴葉25/08/14(木) 11:26:20
「………で、なんでアンタあんなに犬に囲まれてたんだ?」
「あはは…なんでだろうなあ…なんでか昔からあたし犬に嫌われるんだよね」
【司郎は訝しげに広瀬を見つめながら、そんな風に聞いてみる。というか、この人どこかで見たことあるんだよなーと、思いつつ】
「あ、そうかアンタ、クラスメイトの広瀬か」
「え?クラスメイト…?」
【司郎が思い出したかのように声を出すと、広瀬は素っ頓狂な声を漏らす。どうやら思い当たる様子がないようで頭に疑問符を浮かべる…がしばらくして何かに納得したかのような様子を見せる】
「そうだそうだ思い出した!確か君は女の敵で有名な剣崎司郎だ!!」
「そうそう俺は女の敵の…ってなんだそれ!どんな認識の仕方だ!?」 - 118風鎌鼬25/08/14(木) 21:07:08
- 119風鎌鼬25/08/14(木) 21:09:31
- 120風鎌鼬25/08/14(木) 21:11:36
……はぁ……はぁ……
【身体が重い。とても、身体が重くて辛い。戦いが終わって、アドレナリンが抜けたからか一気に麻痺してた身体の痛みに疲労感がやってきた】
【今どこ歩いてるのかわからない。どこだろここ。拠点に近づいてるのか。遠ざかってるのか。風ノ声も使えない】
っ…ぁ……ま、すさん…さが、さないと……
【見つけないと。彼を。決意したのだから。二人に笑顔のためなら何を犠牲にしても良いって。でもまだ自分は倒れるわけにはいかないのに。身体は言うことを聞かなくて】
……うぁ……
【地面へと倒れ込む。まだ死んではいけない。まだ、何も頑張れてないのに】
……み……ない…さ……ま…す……ん……
【薬袋さんと桝さん。二人の顔が浮かんだところで、僕の意識は完全に途絶えた】
- 121みないちゃん25/08/15(金) 18:17:16
【泡の泳者によって逃がされてから、数刻後。左の指先をぺたりとコンクリート壁につけると、ひんやりと冷気が漂うのを感じた。指頭含め腕ごと巻かれた包帯の下でも、しっかりと感覚を捉えられる事実に、少女は少し驚いていた。】
……さっきまで、全然なかったのに。
【どうしてだろう、と眉を曲げながら、全身へと目を向ける。】
【腹部に肩に両腕に巻かれた包帯を隠すように、以前と同種のシャツを着込んでいる。血だらけとなったシャツは脱ぎ捨てられ、ある程度の負傷跡をアルコールで拭き取って、血が固まるまで待ち続けた。そうして、今に至る。】
【ここに来たるまで、傷はあまりにも増えてしまった。遭遇した泳者や物怪の数も、当に片手を超えている。一人になって、改めて実感した。身に迫る脅威の大きさを。それでも近くにいた人々の温もりを。もう、大分忘れた気もしてしまうけれど。】
………さっきの女の人、大丈夫だったかな。
【思えば、激しい倒壊音と共に地響きが続いていたような。途端に、助けてくれた人の安否が気にかかる。誰かが助けに行ったのか、死んでしまったのか、それとも生きているのか。とは言え、再度そこに向かってもできることは限られているのだろう。】
【思案が続く。後、答えを出した。】
………さっきの道を通って、行くだけ行ってみよう。
【すでに事が終わっているならば、自分もその場から離れて、為すことを為せばいい。自分なりに生きることを諦めずに進めばいい。それだけの話だ。】 - 122開戦25/08/16(土) 23:13:11
…誰ですか?あなた。
【ある女は訝しげに問いかける。】
「あなた、泳者でしょ?」
それで、どうかしましたか。
「お願いだから、死んで?」
………面倒。 - 123みないちゃん25/08/16(土) 23:42:03
【タッタッタッ。靴とコンクリートの地面が擦れる音が木霊する。逡巡した思考の末に通ってきた道を戻れば、倒壊した建物に瓦礫の壁が立ちはだかる。見れば増えていると分かり、自身が立ち去った後に何が行われたのか、少女は容易に察することができた。】
……まさか、あの人死んでるんじゃ……!?
【破裂した水道管から漏れる水や汚水を避け、鼻を摘んで小走りで進む。罅の入る道路の上で、必死に足を動かすと、軈て鉄の匂いが漂うことに気付いた。眉を顰めながら、立ち込める煙を掻き分けていくと、誰かが座り込んでいるのが分かった。】
……! さっきの、……あ、あの、大丈夫ですか!?
【淡い紫と青を混ぜ込んだような、幻想的な髪色の人間を視界に収める。握られた手の中にはシャボン玉の吹き道具。だらりと投げ出された手足を見るや否やサッと近づいて、脈を確認せんと頸動脈に触れた。そこから感じるのは、薄皮越しにとくり、とくりと脈打つ鼓動の音。】
よ、よかった、いきてる……
【一先ずは、安堵の息を吐く。そうして全身を見ると、軽く手当てをしてあることが窺え、重傷でも出血等は抑えられていることが分かった。だからと言って、安全なわけではないのだが。】
【一瞬、苦い顔を浮かべる。どうしよう、と唸り悩むも、そうしていても仕方がないと頭を振り被り、少女は自身よりも少し大きい女性の体を背負う。】
……さっきのところまで行けば、包帯はあるから……、よし。
【人を背負ったことなんてないな。背中に感じる命の重みに、非力な自分であることを少し悔やんだ。もう少し筋力があれば良かったのに。】
【そうして、少しずつ足を進めた。ひょっとしたら足をずるずる引き摺る羽目になった、なんてこともあったかもしれない。それでも彼女を起こさないように、先ほど助けてくれた恩を返すために、できる限りのことをするために、少女は足を動かした。】
- 124二次元好きの匿名さん25/08/17(日) 00:08:34
- 125結末25/08/17(日) 01:53:53
『ねぇ。助けてよ。私先輩よ!!
死んじゃったらどうするのよ!』
傷口から血を垂れ流し青ざめた顔は酷く
醜く歪んでいる。
「…仕方がないですね。」
『本当?ありがt』
ドシュッ
『…?なん。で____』
胸に風穴を開け血を噴き出し倒れ伏す女に。
「…なんでって。ポイントは必要なんですし」
_____5点が追加されました
- 126散花の歩み人25/08/17(日) 02:01:40
あーあ…。
今日は災難です、急に襲われたと思えばこの大怪我……
【なんてことのないように話すが
脇腹に穴が空き小指は切られれば誰だってパニックになるだろう。
結局、この回遊で生きることができる人間の頭は
後天であれ先天であれ欠陥品。
つまるところ、頭のネジが外れているかじゃないのだろうか】 - 127泡のクラゲ使い25/08/17(日) 02:25:31
【少女に連れられる中、時々苦しそうな声も上げつつ身じろぎは取らない。それぐらいの疲労でもあったのだろうか。
術師の身体は思っているよりも華奢であり軽い。と言っても少女にとっては大変であることは変わりないかもしれないが】
……ぅ……
【声が漏れる。意識が戻ったわけではない。微睡の中で何か夢でもみているのか】
……ぉ…ねぇ…ちゃ…ん……
- 128気まぐれ放浪術師25/08/17(日) 21:47:28
- 129散花の歩み人25/08/17(日) 21:49:54
- 130気まぐれ放浪術師25/08/17(日) 22:01:37
- 131散花の歩み人25/08/17(日) 22:04:28
- 132気まぐれ放浪術師25/08/17(日) 22:35:59
- 133散花の歩み人25/08/17(日) 22:44:53
- 134気まぐれ放浪術師25/08/17(日) 23:03:46
- 135散花の歩み人25/08/17(日) 23:19:13
- 136気まぐれ放浪術師25/08/17(日) 23:37:07
- 137散花の歩み人25/08/17(日) 23:43:46
- 138気まぐれ放浪術師25/08/17(日) 23:50:43
- 139散花の歩み人25/08/17(日) 23:53:42
- 140気まぐれ放浪術師25/08/18(月) 00:15:14
- 141散花の歩み人25/08/18(月) 00:17:56
- 142炎の剣使い25/08/18(月) 01:14:22
【愛知結界、1人の長髪の男性が呪霊の亡骸に突き刺さった剣を抜いて、それに付着した紫色の液体を剥がすために血振いを行う
「ふぅ…」と、息を漏らせばその瞬間。背後から殺気を感じ、咄嗟に振り返って烈火の障壁を作り出すやいなや水の刃が火炎に触れて、瞬時に蒸発する】
「…受肉体か」
【長髪の男性…焔陽介が殺気の方向を睨めば、そこには人影があった。それは短髪の少年、しかし幼なげな風貌からはかけ離れた老獪さと純粋な殺意がそこにはあった】
「おお、やはり噂には違わないですね。一目で私の正体を見破るとは。いやはや恐れ入った」
【少年…否、受肉体は年不相応のお世辞の混ざったわざとらしい笑みを浮かべる
焔陽介はそれに対して、僅かながらも明確な忌避感を覚えながらも表情が崩さずにそれを見据える】
「噂か。どこで俺のことを聞いたかは知らないけど、何の用?見た感じだと、そんな悠長に話に来た様子には見えないけど」
「えぇ、その通りですとも。何せここは殺し合いの場、愉しめることを愉しむのが私の主義でして…
知っているでしょうか?いささか調子に乗り過ぎた若者に現実というものを教えるのは存外、愉快なことなのですよ」
「術式開放『水刃』」
【陽介の問いに受肉体が愉しそうに答え、その言葉を紡ぎ終わると共にその表情をどろりと濁った悪意で歪め、術式を解放した瞬間に大量の水の刃が放たれる
その凶刃は陽介を狙い、その肉を切り裂かんと迫る】
「『炎壁』」
【水の刃が己の身を脅かさんと迫る中、陽介は凛とした声でそう呟き、片手を前へと翳して振り払うと、それをなぞるように炎が壁のように前方へ現れ、幾つもの水の刃を阻む】
【やがて、炎が晴れれば術師と受肉体、2つの呪いが対峙し互いに睨み合う
戦の開幕は、こうして静かに行われた】 - 143二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 01:31:46
おーやってる〜
あっちは炎であっちはお水かな?賑やかで楽しいね〜
どうせもうすぐ愛知出ていくし、最後に暇だから見ていこ〜
【同時刻、二人の術師の索敵範囲ギリギリ引っかからないところから観戦する影。
何もするでもなくただただ観戦の構え】 - 144炎の剣使い25/08/18(月) 02:44:16
【戦いが開幕してから数刻の時が過ぎた。そこまでの経緯を手短に語るならば睨み合いはすぐに終わり、水と炎の闘争が繰り広げらた。水の刃が迫り、炎の壁がそれを阻む。ただそれの繰り返し
受肉体の少年は最初こそ防戦一方な陽介を見て余裕そうな笑みを浮かべていたが、今はもはや表情に僅かながらも焦りの色が浮かんでいた
それと対照的に、陽介の表情は涼しかった。その顔に一切の変化はなくまるでその全てが予想通りかのようなものである】
「な、なぜ!?私の術式が通じない!!この水は炎などで消えるほどに弱くないはずだ!!貴様…これはどういうことだ!?」
「さあ?自分で考えたらどうだ。俺の炎が強くて、お前が弱い。それだけで十分だろ」
【状況は変わらない。受肉体が刃を飛ばし、陽介の炎が阻む。ただひたすらに繰り返される防戦中で、陽介は受肉体の姿を見つめる
この防戦の真意は、相手の戦い方を把握すること。どうやら目の前の受肉体は、あまり自分と同格の相手と戦った経験がないようだ
死滅回游の受肉体にしては質が悪いのは、恐らく羂索が参加する泳者用に集めた強者とはまた別の余所者、つまりただの部外者であり小物なのだろう】
「クソッ!クソクソクソ!!なぜ当たらない!!なぜ八つ裂きにできない!?なぜ、なぜだぁ!!」
【受肉体はそう狂ったように、ヤケになったかのように水の刃を大量に放つ。何度も防がれているのになぜ無意味なことを繰り返すのか
どこか呆れたように敵を見据えてる。…動きはもう見切った。どこか違和感もあるが、もはや防御に徹する必要もない
そうして、陽介は呪具の剣を握りしめて受肉体の元へと歩む。それまでで何度も水の刃を放たれても意に介さずに。ただ、刑を執行するために歩く】
「なぜ…なぜなぜ!!………なぜだろうな、なぜ、こうも簡単な策に引っ掛かるとは」
【瞬間、受肉体の纏う雰囲気が一変する。焦りの表情は消え去り、再び顔に浮かぶ表情は歪みきった邪悪な笑み
それに気がついた時、陽介はやっと把握した。自分が今、敵に囲まれていることに】 - 145炎の剣使い25/08/18(月) 02:54:26
【しかし時すでに遅し、物陰から1人の泳者が飛び出してきて頭上から金属バッドを振り下ろそうとしてくる】
「ッ……!!」
【陽介はそれを咄嗟に片手で掴んで防ぎ、呪力強化の影響で上昇した体温で金属バットを溶かし破壊してそのまま熱して液体となった金属を浴びたままの拳でバットの泳者を殴り飛ばす
そうしたら今度は2人の泳者が飛び出して、1人は背中をナイフで狙い、もう1人は首をハサミで狙う
すると陽介は、首狙いの泳者の腕を掴みそのまま持ち上げて背中狙いの泳者と激突させて、そのまま受肉体の方へと投げ捨てる】
【受肉体はそれを軽々しく避けて、陽介へ向けて水刃を放つ。陽介は体勢が体勢なため炎を肉体から噴射することで推進力を得て、ギリギリでそれを避けた】
「…これでも隙を晒さないか。面倒なものだ」
「ごめん親分、投げられちゃった」
「良い、できることをしてくれただけで十分だ」
「………なるほど、仲間か。最初から不意打ちのつもりだったんだな…そうか、それなら納得できる」
【受肉体と背中狙いの泳者が軽く会話を交える中、陽介は思考を廻らせていた。…受肉体ということはある程度の実績や何かしらの能力があるはずだ。それなのに自身は無能なふりをして相手の油断を誘う
随分と卑怯なものだが、それでも呪術における戦いに良い悪いはないのだ。勝てば正義、負ければ悪である世界では、この戦法でも別にいいのである
だが、それでも陽介の余裕は崩れない。この程度なら苦労という苦労もしないだろうと…そう、考える】 - 146二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 18:30:24
び
…
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いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい
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【11月■日 16時分 青森結界にて悴むような夜気をけたたましい怪音が捲り震わせた
結界中心から生じた教会大オルガンのパイプを一挙に倒壊させたような耳管に爪を立てる鈍くも甲高い不協和音の奔流は
約140秒の間夜に沈んだ建物群を圧しのけてその内壁を蹴り、街路樹を撫ぜて葉を落とし
結界内の泳者を騒音障害に陥らせた後
濁った響めきを残して己は知らぬ存ぜぬと言うようにびたりと止んだ
音の発生源であろう一帯では「浅い地割れ」のような痕が建物や道を刮いでいただけ】 - 147炎の剣使い25/08/19(火) 00:07:00
【静寂の中、緊張が走る
周囲を取り囲む4人の泳者たち。それぞれの戦闘能力はそれほど高いとは思えないが、それでも連携が厄介であり堅実にして安定した陣形はなかなか崩せない
確実に勝つための、一切の賭けを廃止した動きは堅牢であり崩すのが難しそうだ
……時が過ぎ、陽介が沈黙を打ち破るように片足を持ち上げるとそれには燃え上がる炎が帯びて…】
「『炎爆脚』」
【それを強く、その足を振り下ろし地面を踏み付ける。瞬間、轟音と共に地面は大きく割れて出来上がった隙間から大量の炎が噴き出て足場を失った泳者たちを焼き尽くさんと襲い掛かる】
【受肉体は地面が砕ける寸前で飛び上がり難を逃れ、バットの泳者は結界のようなものを展開して炎と熱を防ぎ、ハサミの泳者は炎に焼かれながらも寸前でバットの泳者の結界に引き込まれて致命傷は避ける
そんな中、ナイフの泳者は炎を意に介さずに陽介へ向かい一直線で進み、獲物を巨大化させるとその身体を断ち切らんと刃を右から左へ動かす】
「切る!!」
「…ッ霞桜…!」
【流石に我が身を犠牲にするような特攻をするものがいるとは考えていなかった陽介は、咄嗟に自らを育てた家系直伝の剣技にて、その攻撃を逸らす
ナイフの泳者は苦虫を噛み潰したような表情を浮かべて、ある程度炎の収まった焼け焦げた地面へ着地して元のサイズに戻ったナイフを構え直す】
【しかし、攻撃はこれで終わらない。追撃かと言うように2つの方向から水の刃と赤い糸のようなものが即座に訪れる
すると陽介は水の刃へ向けて走り、赤い糸を引きつけると跳躍し水の刃に赤い糸を断ち切らせた】
- 148炎の剣使い25/08/19(火) 23:44:02
【2つの攻撃から逃れ、宙へ浮く陽介。地面へ落ちるまでにはそこまでの時間は掛からない
しかし、その身体は無防備でありそこへ更に迫る赤い糸たちから逃れることはできない】
「…………!」
【その一瞬の隙に一本の糸が腕に巻き付くと、次の瞬間には脚に更に一本。二本、三本、四本、五本…その身体を捕える糸はどんどん増えてゆき…】
【やがて、その身体が見えなくなるほどに糸が覆い大きな赤い玉のようなものに陽介は囚えられてしまった】 - 149炎の剣使い25/08/20(水) 00:37:47
「ふう…やっと囚えることができましたね」
「ここまでやらねーと捕まえられねえとか、今まで殺ってきた奴の中でダントツでヤバかったな」
「まさか現代の術師にこれほどまでの手練れがいるとは思いませんでしたよ
ですがまあ、我々には敵わなかったわけですが」
【受肉体の泳者とバットの泳者は言葉を交わす。バットの泳者は少し冷や汗をかいている。それとは逆に受肉体の泳者は既に勝ったつもりになり笑みを浮かべている】
「ふっ、やっぱりウチの赤い糸は優秀ね!他のみんなは一撃も当てられなかったのにウチなんてあのロン毛を捕まえちゃったんだから!」
「やっぱりお前はいいよなー僕の術式なんてナイフを大きくするだけでろくに役立たないし」
【ハサミの泳者は赤い糸を指で弄びながら己の成果に誇らしげに胸を張る。ナイフの泳者はそれを羨むように自らのナイフをトントンと叩く】
「では、終わらせましょうか」
「おう」「ええ」「うん」
【4人の泳者たちはそれぞれ攻撃の準備を開始する。受肉体の泳者は術式をフル稼働し、巨大な水刃を形成する。バッドの泳者はどこかからか取り出した金属バッドに呪力を込めて、ボールのようなサイズの結界の中に大量の呪力を注ぎ込む。ハサミの泳者はハサミを赤い糸で包み込み、巨大なハサミのような糸を編み出す。ナイフの泳者はナイフを巨大化させて、そこへ呪力を込める】
「術式最大開放!大水刃!!」
「カースドホームラン!!」
「赤糸裁断!!」
「オゥ───ラアッ!!」
【そうして4人全員は、己の最大火力を陽介へ向けて放つ。巨大な水の刃が、莫大な呪いの塊が、赤いハサミの刃が、鋭利なナイフが、その命を刈り取らんと迫る】 - 150炎の剣使い25/08/20(水) 23:19:09
俺は多くの命を奪ってきた
時には動物を、時には植物を、時には虫を、時には呪いを、時には人を
命を奪うのは大抵の場合仕方のない状況故の選択であり、より多くの人を救い、幸せを守るためにはやむをえない犠牲だった
それなら何故
俺はその選択を後悔しているのだろうか
わからなかった
何のために、誰のために、戦ってきたかだなんて明白で、俺はずっと見ず知らずの大量の人々のために戦ってきたのだから
より多くの幸せを守るため、より多くの日常を守るために、ただそれだけのために、ずっと、ずっと、この人生を使い続けた
だから、選択で後悔するだなんてあるはずがないというのに。
その選択で確実に多くを守れるのなら、それで良いはずなのに。
その選択で後悔するだなんて、そんなこと奪った命に対する侮辱なはずなのに。
どうして、こんなにも
なんでこんなにも、俺は…虚しいのだろうか - 151焔 陽介25/08/21(木) 00:21:06
もう、わからない
自分が何のために戦っているのか
なんで生きているのかも、全部、わからない
誰のために?何のために?今までで本当の意味で、一度でも誰かを救えたことなど、あっただろうか
もう、わからない…わからないんだ
だから………いっそ、このまま…
……………ああ、でも
これじゃあ…俺が奪った命が報われないな
やっぱり、ダメだ。ここで楽になるだなんて許されていいはずがない
俺は、まだ死ぬことはできない
呪術師として、まだやるべきことが…残ってる
だから
また───、いつも通りを繰り返そう - 152炎の剣使い25/08/21(木) 22:00:29
【思考の海から戻った陽介は、状況を再確認する。今の自分は外部への呪力放出を阻む効果を持った赤い糸の中に囚われている
それならばどうやって状況を打開すべきか…】
「(簡単だ。外部の炎を使えばいい)」
【陽介の持つ火炎操術の原理は至ってシンプル。操りたい対象の炎に対して自らの呪力を注ぎ込み、その呪力を動かすというもの
呪術的パスがないというわけではないが、それは呪力放出の阻害によって阻むことができることではない。これはあくまでも繋がりによる操作なのだから
先の『炎爆脚』発動で、外部には多くの『火種』を残している。敵に視認できる位置の炎はいち早く消えるように調整してあったが、まだ地中にはかなりの量が残っている】
「(そして、俺の炎は呪力や呪術によって創られたものも焼くことができる)」
【流石に全てを焼くことができるというわけではないのだが、ここは割愛する
しかし大抵の場合、呪力や呪術の質が良くないものは簡単に焼くことができる。ましてや、古来より火に弱いとされる糸ならば相性の良さもあって簡単に焼き尽くすことができるだろう】
【故に】 - 153炎の剣使い25/08/21(木) 22:50:00
【瞬間、轟音が響き立ち昇った烈火が4人の攻撃と赤い糸全てを覆うように焼き尽くし、その激しい熱気は熱風と共に4人の泳者に伝わる】
「俺たちの攻撃が…!?」
「いやそれより、ウチの糸が焼かれッ
【ハサミの泳者が言葉を言い切ることはなかった】
【「どさっ」…不意に、そんな音が聞こえた。それはナイフの泳者の隣から聞こえた。彼の隣には、ハサミの泳者が立っていたはずだ
ナイフの泳者は、その不審な音に対して、反応してしまった。反射的に隣を見てしまった】
『5点が追加されました』
【そこにあったのは倒れ伏したハサミの泳者だったもの。ソレの身体に頭は付いていない。首にあったのは焼き切られたような焦げてしまった切断面のみ
焦げた切断面からは血は流れない。骨や肉は見ることができない。見るも無惨な死体だ
どこからか響くコガネの声が、何が起こったかを指し示していた】
「え、なんで、僕らついさっきまで話してたのに」
【混乱する泳者たちの中で、率先して声を漏らしたナイフの泳者の足元に、何かがぶつかる感覚がする。それは、ハサミの泳者の生首であった。首の切断面は、身体と同じにように焦げていて血は流れていなかった
恐る恐るそれが投げられた方向へ顔を上げると、そこには…】
「ごめんね。その泳者の術式は厄介だったから、いち早く退場してもらったよ」
【赤い糸の中に封じられていたはずの焔陽介が、燃え盛る炎を帯びた剣を片手にそこに立っていた】
【焔陽介の黄色い瞳は、誰を見据えるわけではなく深淵を映していた】 - 154観客25/08/21(木) 22:59:10
んーそろそろ終わりかなー?
【ゆったり足をぶらぶら宙で揺らしながら観戦してる見た目は少女の術師】
にしてもあの術師たちはなってないね〜4対1で仕留められないなんて。
4人でギリギリなのにウダウダ雑談なんかするからだからこーなるんだよ。嵌めるならもっと賢く行かなくちゃ。
【例えば恋人を使うとかね、とか言いつつ。どうせ蹂躙だろうけど、暇だから見届けようと思い観戦続行である】 - 155炎の剣使い25/08/23(土) 00:57:03
【最初に動いたのはナイフの泳者であった。ナイフの泳者はハサミの泳者と仲が最も良かったらしい、なんでも幼馴染の友人とのことだ
だからこそ、こんな終わり方を認められなかったのだろう。瞳から涙を溢しながら、ナイフを両手に陽介へ飛びかかる】
「『炎拳』、『炎柱』」
【だが、感情的に動いた結果、致命的な隙を晒した。飛びかかったナイフの泳者は陽介に炎を纏った拳で腹を殴られ、そのまま拳の炎を広げるように創り出した炎の柱がその身体を焼き尽くす】
「ぁ…か゛あ………」
【ナイフの泳者は全身を焦げるまで焼かれて、そのまま力を失い、地面に倒れ伏す。まだ死んでいないことには驚きだが、時期に命は失われるだろうし動ける状態ではない
陽介は次の獲物へ探すように周囲を見渡そうとし、そんな彼へ背後から水の刃が迫るが、振り返るわけでもなく炎の壁が広がり水刃を離散させる】
「またそれか。
お前には他のやり方がないのか?」
【陽介はゆっくり振り返ると、足元から放出した炎を爆ぜさせ、その衝撃で一気に受肉体の泳者に接近して、頭部を掴んで地面へ叩きつけ、手のひらから大量の炎を放出して顔を炙る
その一連の攻撃のせいか、受肉体の泳者は白目をむいて気絶した】 - 156炎の剣使い25/08/23(土) 23:36:08
【最後に残ったのはバッドの泳者。その男は一連の蹂躙を目の当たりにして戦意を喪って腰を抜かして壁沿いまで下がり、逃げようとしていた
だが背後に壁があることに気づき、立ち上がろうとするが力が入らず、地を張って身体を引き摺るようにその場から逃れようとするが…】
「ひッ…」
【処刑人は、逃すつもりはないようだ。バッドの泳者へ向けて近づく。剣に帯びた炎は相変わらず燃え続けて、光を放っていた】
「待って、待ってくれ!あんた高専の術師だろ!?風の噂に聞いたんだ!死滅回游に巻き込まれたやつを助けてんだろ!?俺は、俺は被害者だ!やりたくもない殺し合いに参加させられて、生き残りたくて、ただそれだけで………!!」
【処刑人は何も言わない、顔色一つも変えずに殺意はブレずに、バッドの泳者へ近寄る】
「話を聞いてくれ!!俺には妻も子供もいるんだ!だから死ぬわけにはいかなかったんだ!親分に従えば安全だったから、だから仕方なかったんだ!!なんでもするから、頼まれたらあんたの気に入らない奴だって殺す!利用価値はあるはずだ!それにただの一般人で、あんたらの庇護対象だろ!?巻き込まれただけの人間だ!!だから…だから………」
【そうやって、必死に命乞いをするバッドの泳者へ向けて、処刑人は、焔陽介は足を止めて、ゆっくり口を開く】
「………お前を生かすつもりはない。
今までに何度か、似たような命乞いはされたけど生かしておいて良いことはなかった」
「それに、呪術に目覚めた時点でもうこっち側だ
目覚めた力で人を呪ったなら、同じように呪われることを覚悟しろ」
【焔陽介は最後の通達かのように吐き捨て、バッドの泳者の顔はみるみる青くなってゆき、どうにかして逃げようとするが、いつのまにか身体を縛っていた炎の鎖のせいで動くことができない
バッドの泳者へ死は刻一刻と迫る…そんな中、1人の泳者が動いた】 - 157炎の剣使い25/08/24(日) 00:05:41
「ぐ、か゛あぁ゛あぁぁ゛ぁ…!!」
【そんな雄叫び、自らにできる精一杯の力を無理にでも引き摺り出して身体を動かし不完全ながら立ち上がる。その身体は疾に焼き尽くされ、指を軽く曲げるだけで激痛が走るような死に体であった
だというのに動けるのは、大切な誰を奪われた怒りが力となり、その復讐を果たさんとする強靭な意志が本能を超えてしまったからだろう】
「ア゛ァア゛アァア゛ア゛ァ゛ァ゛アアア゛!!」
【奴を殺せるなら、自分は死んでもいい。
そんな深い憎しみが、極限まで高められた憤怒、それが無自覚に生み出した自死の縛り。それによる代価で死に体だった身体を支えて、溢れ出す呪力により爆発的に膨れ上がった脚力で地面を蹴って、陽介へ飛びかかる】
「…見え見えだ」
【だが、ここまで呪力を垂れ流して碌に制御もしないのは見切ってほしいと言っているようなものだ
呪力の感知能力を持つ呪術師からすればこのような目に見えた危険など危険に足らない。そうやって陽介は、軽く横へ逸れることで飛びかかりを避けた。飛びかかったナイフの泳者は勢いを殺すことができずに、思いっきり壁へ激突】
【轟音と共に壁が崩れて、ナイフの泳者とバッドの泳者を大量の瓦礫が呑み込んだ。そしてしばらくして、瓦礫の下から鉄の匂いが漂うのと共に血液が流れてくる。この量の血なら、もはや2人の泳者に命はないだろう】 - 158べにちゃん25/08/24(日) 00:43:39
…え〜っと経路確認だけしとこっと
【「ここだから〜ん?」とそこら辺に『ご自由にお取りください』と書いてあったとこから取った地図とにらめっこ中】 - 159炎の剣使い25/08/24(日) 02:09:20
【こうして焔陽介と泳者のグループとの戦いは幕を閉じた。残りは、ただ1人。気絶している受肉体の泳者だけだ
即座にトドメを刺してしまおうと、陽介は受肉体へ近寄るが…突然、それが弾け飛ぶ】
「っ…!?」
【弾け飛んだそれは…"宝石"。
それがつい先ほどまで人の姿だったとは思わせないほどに色とりどりなそれは、宙で離散して、先ほどまで存在していたことすら夢だったのではないだろうかと疑わせるほどに姿を消した】
「これは………」
【そうして陽介が疑問を浮かべ、先ほどまで受肉体が存在していた場所を眺めていると不意に凛とした声がその場に響く】
「おうおう、神様気取りの呪術師サマよ
自分の獲物が奪われたっつーだけでそんなに呆けてていいのかよ」
【上から、1人の女性が降りてくる
黒いマントをはためかせ、深く被ったシルクハットを多少浅くなるように動かし同時に俯いた顔を上げ、サングラスが煌めく】
「お前、何者だ?」
「馬鹿げた正義を潰す大怪盗さ」
【陽介が問うと、大怪盗と名乗った女性は腕を上げ五本指を広げ4つの宝石が挟まった手を見せると…腕を払って宝石を地面へと投げ捨てた
瞬間、それぞれ4つの宝石が陽介へ向けて急成長をするように鋭い結晶を形成し、その身体を狙う】 - 160物語の紡ぎ手25/08/24(日) 15:55:22
【いつものように、これまでの旅路でずっとそうして来たように、歩を進める。】
…呪霊、低級か。
『英雄式神譚・桃』
【道を塞ぐ者がいれば、またいつものように祓って。ただの、術一つ、刀一振りで塵になるような低級相手だ。】
(……なんだ?この呪霊硬いな。『桃』だけで事足りるかと思ったが…)
面白い、『英雄式神譚・金』
【ドゴン。2回目の術式行使でよくやく祓う。不思議な個体もいるものだと感じながら、また歩き出す。そう、私は何一つ変わっていない、何も──】
(そうだ、この違和感は、この不調は。ただの気のせいだ。) - 161二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 12:25:25
えい、やー!あらよっと!
ここまで来たんなら最後まで生き残るっしかないっしょ! - 162二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 07:50:09
- 163二次元好きの匿名さん25/08/29(金) 16:50:56
む? 何かあっちから音が聞こえたような……?