- 1サラ・デイビス25/08/05(火) 20:56:32
- 2サラ・デイビス25/08/05(火) 20:57:41
- 3サラ・デイビス25/08/05(火) 21:00:03
今回は本編との結びつきメインで書くつもりです
- 4サラ・デイビス25/08/05(火) 21:10:01
次にデイビス達がすること…dice1d3=3 (3)
1 アリウスの調査
2 パヴァーヌ2章
3 転生後の姉との再会
- 5サラ・デイビス25/08/05(火) 21:18:19
(数日後)
来礼阿「…えっと確かこうしてと…」
デイビス「Zzz…」
ユサユサ
来礼阿「サラ!起きて!」
デイビス「……なに…?(ムニャムニャ)」
コロコロ…(閃光弾がデイビスのベットの近くに転がってくる)
デイビス「……何これ?」
ピカッ!
デイビス「うわぁ!?目がー!?」
来礼阿「あはは!やっぱりサラはいい反応するね!」
デイビス「コラ!サラ!今度こそ許さないんだから!」
ドテッ(デイビスがベットから転げ落ちる)
デイビス「痛っ!」
来礼阿「あはは!逃げろー!」
デイビス「コラ!待ちなさいー!」
ダッダッダッ! - 6サラ・デイビス25/08/05(火) 21:26:26
ウィーン
医療モブ「コラ!安静にしててって言ったじゃん!何やってるの!」
デイビス「あっ…えっと…これには深い訳が…」
医療モブ「言い訳はいい!さあ、戻った戻った!」
デイビス「でもサラが…」
医療モブ「サラが…じゃないの!ほら!怪我も治ってないんだし!」
デイビス「…は、はい…」
来礼阿「くふふふふ…」
デイビス「覚えてなさいよ!サラ!」
来礼阿「そうなこと言ってないで早く治すべきなんじゃないの?サ・ラ・さ・ん⭐︎」
デイビス「サラぁぁぁぁ!」
来礼阿「怒った怒った!にっげろー!」
医療モブ「はぁ…(ほんとこの2人は仲がいいわね…)」 - 7サラ・デイビス25/08/05(火) 21:38:30
デイビス「ねえ」
医療モブ「なに?」
デイビス「何すれば抜け出すの見逃してくれる?」
医療モブ「……そんなものはない」
ガシッ!(デイビスがモブの白衣の裾を掴む)
デイビス「お願いー!」
医療モブ「だめなものはだめ!」
デイビス「そこをなんとかー!」
医療モブ「明日で退院なんだから我慢しなさい!」
デイビス「えー!」
医療モブ「ほら!分かったら戻る!」
デイビス「ちぇ…ちょっとぐらいいいのに…」
医療モブ「今何か言ったかな?(ゴゴゴゴゴゴ!)」
デイビス「い、いえ何もアハハハ…(ヒヤアセ)」
医療モブ「よろしい」
医療モブ「そういえば退院したら何するの?」
デイビス「うーん。直したいものがあるからそれの修理かなー」
医療モブ「なるほど」 - 8サラ・デイビス25/08/05(火) 21:51:46
(次の日)
医療モブ「うん。体の状態も良好だし、もう行っていいよー」
デイビス「ありがとう!数日間お世話になりました!」
医療モブ「もう戻ってこないでねー!」
デイビス「う、うん!(なんかいけないことした後みたいな言い方になってるからやめて!それか私は野生動物か何か?)」
来礼阿「いたいたー!」
バッ!(来礼阿がデイビスに飛びつく)
デイビス「うわぁ!?いきなり抱きついてこないでよー!」
来礼阿「えへへ…いいじゃん!」
デイビス「まあ確かに私も嫌ではないけどね?」
来礼阿「やっぱりー!」
スタスタ
来礼阿「ところで向かってるところって…」
デイビス「うん、倉庫だよー」
来礼阿「また熱心なことでー」
デイビス「それが私」
来礼阿「ぶれないねー」
デイビス「ありがとう」
来礼阿「いや褒めてないから」
スタスタ
ガシャン!(デイビスが倉庫のドアを開ける)
デイビス「……鍵が開いてる…」
来礼阿「え?」
チャキッ!(デイビスが銃を取り出す)
デイビス「サラ…ついて来て…」
来礼阿「…分かった」
スタスタ
???「うわぁ!やっぱりB-17だー!懐かしいー!」
スッ(デイビスが銃を構える) - 9サラ・デイビス25/08/05(火) 21:54:30
デイビス「……あなたは…誰?」
???「…このB-17完璧に修理されてるね」
デイビス「……え?」
来礼阿「サラの知り合い?」
デイビス「いや」
???「……今サラって言った?」
デイビス「言ったから?」
???「……もしかしてあなた…サラ・デイビス?」
デイビス「……は?なんで私の名前を知って…」 - 10サラ・デイビス25/08/05(火) 21:55:39
サラの姉の名前>>11
- 11二次元好きの匿名さん25/08/06(水) 01:48:07
ニア
- 12二次元好きの匿名さん25/08/06(水) 07:20:51
保守
- 13二次元好きの匿名さん25/08/06(水) 08:22:43
そういえば終盤現代にワープするのかな
- 14サラ・デイビス25/08/06(水) 10:28:52
ニア「やっぱりー!」
デイビス「…いや、誰?」
ニア「懐かしいね〜軍での活躍が認められて昇進した時にあげた時計大切に使った?」
デイビス「……え?…まさか…姉さん…?」
ニア「うん!1年ぶりだね!サラ!」
来礼阿「え?お姉ちゃん?サラの?え?」
デイビス「(ポロポロ)ほんとに…姉さん…なんだね…?」
ニア「うん!あなたのことが大好きなお姉ちゃんだよー!」
バッ!(デイビスがニアに抱きつく)
ニア「うわぁ!?」
デイビス「(ポロポロ)信じられない…また…会えるなんて!」
ニア「私も嬉しいよー!」
ギュッ(ニアがデイビスを抱き返す)
来礼阿「………」 - 15サラ・デイビス25/08/06(水) 10:35:23
デイビス「(グスッ)…そういえばなんで姉さんは私って分かったの?」
ニア「だってここまで丁寧に機体を修理できてサラって名前。これだけで分かるよ」
デイビス「……やっぱりいまいち姉さんはわからない部分があるよ…」
ニア「そう?」
来礼阿「あの…」
ニア「どうしたのかな?えっと…」
来礼阿「サラです。この場合は来礼阿って呼んでください…」
ニア「おっけー!じゃあ来礼阿ちゃん、どうしたの?」
来礼阿「…なんでトリニティの生徒がミレニアムにいるんですか?」
デイビス「…確かに」
ニア「えっとね、それは…」
dice1d3=3 (3)
1 裁判にサラ達を連れていくため
2 アリウスについての調査
3 不 法 侵 入
- 16二次元好きの匿名さん25/08/06(水) 10:41:03
なんでなんちゃろ
- 17サラ・デイビス25/08/06(水) 10:41:26
ニア「……特にないかな」
来礼阿「……え?」
ニア「ただミレニアムってどんなとこなんだろって思って」
デイビス「……それだけ?」
ニア「うん!逆にそれ以上の理由ってあるのかな?」
デイビス「はぁ…」
来礼阿「あの…じゃあここにいる許可は…」
ニア「持ってる訳ないじゃん」
2人「(アゼン)」
ニア「え?どうしたの2人とも?ここだと不法侵入は普通じゃなかったの?」
デイビス「……確かに…気になる…」
来礼阿「いやだめだからね!?普通に犯罪だよ!?」
デイビス「銃を持ち歩いても大丈夫なのに?」
来礼阿「それとこれは別!っていうかなんでサラはこういう時に考えがおかしくなるの?普通に考えておかしいでしょ!」
2人「へぇ〜そうなんだー」
来礼阿「いや、へぇ〜。じゃないの!しっかりしてよ!」 - 18二次元好きの匿名さん25/08/06(水) 13:18:51
このレスは削除されています
- 19二次元好きの匿名さん25/08/06(水) 14:35:58
このレスは削除されています
- 20サラ・デイビス25/08/06(水) 14:54:03
来礼阿「でも2人が姉妹だってことはよく分かったよ…」
デイビス「なんで?」
来礼阿「当時の偉い立場を捨ててまで前線に行くサラと不法侵入するサラのお姉さん!」
ニア「それがどうしたの?」
来礼阿「……説明するのが難しいけどよく似てる!」
デイビス「う、うん」
ニア「そりゃあ似てるでしょ、姉妹なんだし」
デイビス「そうそう」
来礼阿「だからそういうことじゃなくてー!」
デイビス「そもそも姉さんここにいて大丈夫なの?見つかったら大変だよ?」
ニア「え?私ならもうとっくにここの生徒会みたいな人たちに見つかってるよ?」
デイビス「え?」
ドンドンドン!(倉庫の扉が乱暴に叩かれる)
ユウカ「出て来なさい!あなたがここにいるのは分かってるんだから!」
ニア「ほらね?」
デイビス「どうする?」
来礼阿「今のってユウカ先輩じゃん…(サァ…)」
ニア「ここで一つサラにクイズです!」
デイビス「…は?」
ニア「ここにB-17とその鍵があります!」
デイビス「は?だって鍵は私のポケットに入ってたはずなの…に?」
ガサガサ(デイビスがポケットの中を確認する)
デイビス「……いつ取ったの?」
ニア「さっきサラが抱きついて来たとき」
デイビス「…うん。変わらないね、姉さん」
ニア「ありがとう」
デイビス「いや褒めてないから」 - 21サラ・デイビス25/08/06(水) 16:03:41
サラ達はこの後…dice1d3=2 (2)
1 B-17で脱出
2 応戦する
3 リオに助けられる
- 22サラ・デイビス25/08/06(水) 16:05:27
ニア・デイビスの能力値
戦闘dice1d100=93 (93)
知能dice1d100=3 (3)
医療dice1d100=95 (95)
運動dice1d100=47 (47)
家事dice1d100=15 (15)
技術dice1d100=68 (68)
- 23サラ・デイビス25/08/06(水) 16:08:08
第二次世界大戦時の役割…dice1d3=2 (2)
1 スナイパー
2 コンバットメディク
3 パイロット
- 24二次元好きの匿名さん25/08/06(水) 16:12:20
このレスは削除されています
- 25サラ・デイビス25/08/06(水) 16:13:30
サラ・デイビスの能力値
戦闘 9
知能 90
医療 21
運動 23
家事 41
技術 1
来礼阿サラの能力値
戦闘 98
知能 34
医療 75
運動 47
家事 79
技術 27
戦闘になったので能力値のおさらいです - 26サラ・デイビス25/08/06(水) 16:14:37
- 27サラ・デイビス25/08/06(水) 16:43:27
デイビス「……それよりもいい方法があるよ」
ニア「…それは?」
来礼阿「戦いましょう!」
デイビス「うん」
ニア「私はいいけど…サラは戦えるの?」
デイビス「えっと…まあ…少し…?」
来礼阿「いやサラよわいじゃん」
デイビス「はっきりと言わないでよ!ひどい…」
ニア「やっぱりそうだよね。だってずっと後にいるもん」
来礼阿「やっぱり昔から弱かったんですか?」
ニア「うん。昔犬にタックルされて20分も気絶してたこともあったし」
デイビス「姉さん!それは言わない約束でしょ!」
ニア「あはは!いいじゃん!減るもんじゃないし」
デイビス「…そうだけど!」
ガンガンガン!(ユウカ達が扉をこじ開けようとしている)
ニア「そろそろあの扉も限界かなー」
来礼阿「ですねー」
デイビス「……(絶対に見返してやる!)」
ガーン!(扉が開けられる)
ユウカ「覚悟しなさい!」
ニア「じゃあいきますかー!」
チャッ - 28サラ・デイビス25/08/06(水) 16:44:40
倉庫に入ってきたのは…dice1d3=1 (1)
1 ユウカと数人のセミナーモブ
2 1+C&C
3 2+ゲーム開発部
- 29サラ・デイビス25/08/06(水) 20:42:15
戦闘ダイス
今回はユウカも含めて7人にします。
高い方の勝ちで低い方の負けです。
デイビスdice1d100=39 (39) -20
来礼阿dice1d100=75 (75) +20
ニアdice1d100 +20
ユウカdice1d100=52 (52)
モブ1 dice1d100=73 (73)
モブ2 dice1d100=79 (79)
モブ3 dice1d100=79 (79)
モブ4 dice1d100=59 (59)
モブ5 dice1d100=95 (95)
モブ6 dice1d100=21 (21)
デイビスが1〜2の相手を、ニアが3〜4の相手を、来礼阿がユウカと5〜6の相手をしています
- 30サラ・デイビス25/08/06(水) 20:43:50
ニアのダイスミスったので
dice1d100=84 (84) +20
なおサラ達は5人以上倒すと勝ちです
- 31サラ・デイビス25/08/06(水) 20:52:40
ダダダダダダ!
デイビス「っ!」
ドサッ…
モブ1「こっちは制圧しました!」
ドーン!
モブ3「うわぁ!?」
ニア「みんなまだまだだね〜」
モブ6「あっちに援護にいかないと!」
来礼阿「そういうことは私を倒してから言ってね!」
ダダダダダダ!
モブ6「カハッ!」
ドサッ…
ユウカ「サラ!あなたセミナーでしょ!?なんで不法侵入者の味方をするの?」
来礼阿「だってサラのお姉さんだからですよ、ユウカ先輩」
スッ
ユウカ「なっ!」
来礼阿「油断しちゃだめですよー」
ドガッ!
ユウカ「っ!」
ドサッ…
ニア「ヒュー!強いね〜」
来礼阿「ありがとうございます」
デイビス「いててて…」
来礼阿「サラ大丈夫?」
デイビス「う、うん…でもやっぱりまだ撃たれるのは慣れないかな…」
ニア「相変わらずだな〜サラは」
デイビス「…うるさい」
ニア「ごめんごめん」 - 32サラ・デイビス25/08/06(水) 20:58:00
来礼阿「……で、これからサラのお姉さんは何をするんですか?」
ニア「ニアでいいよー。あともう問題を起こしちゃったし、トリニティに帰ろうかなー」
デイビス「……次は私がそっちに行くよ…」
ニア「お!じゃあ楽しみにしてるねー!」
ガラガラ(ニアが倉庫の窓を開ける)
デイビス「え?ここから?」
ニア「じゃあまたねー!次会う時はトリニティでー!」
フッ(ニアが消える)
来礼阿「消えた…?」
デイビス「……とりあえず私達は後始末をしよっか」
来礼阿「……そうだね」 - 33サラ・デイビス25/08/06(水) 20:59:00
次にサラ達は…>>34
- 34二次元好きの匿名さん25/08/06(水) 22:49:15
リオと一緒に事後処理
反省文提出 - 35サラ・デイビス25/08/07(木) 07:19:47
スタスタ
デイビス「それにしても派手にやったね…」
来礼阿「思った以上にユウカ先輩が強かったからね…」
スタスタ
2人「あっ…」
リオ「…これはどういうことかしら?」
デイビス「えっと…これは…」
リオ「とりあえず言い訳は後で聞くわ。今はこの子達を保健室まで連れていくわよ」
来礼阿「でも私達は3人で倒れてるのは7人ですよ?3往復もしないと…」
リオ「その心配はないわ」
デイビス「と、いいますと?」
ピッ
ウィーン(AMASが7機入ってくる)
リオ「この子達に運ばせればいいのよ」
デイビス「この鉄の塊にですか?」
リオ「………鉄の塊?」
来礼阿「そっか、サラってまだロボットって見たことなかったもんね」
デイビス「……ロボット?なにそれ?」
リオ「…とりあえず7機用意したはずだからこれで大丈夫なはずよ」
デイビス「あ、ありがとうございます…」
来礼阿「ありがとうございます!」
リオ「あと2人とも反省文を書くこと」
デイビス「…へ?」
来礼阿「…何枚ですか…?」
リオ「50枚よ」
デイビス「そ、そんなに…」
リオ「当然の措置よ。停学にならなかっただけましと思いなさい」
来礼阿「は、はい…」
リオ「じゃあまた会長室で待っているわよ」
スタスタ - 36二次元好きの匿名さん25/08/07(木) 07:46:04
この後サラ達は…dice1d3=2 (2)
1 トリニティの裁判に行った
2 アリウスに関しての調査
3 リオからの頼み事
- 37サラ・デイビス25/08/07(木) 08:17:54
デイビス「…行っちゃったね」
来礼阿「うん…」
デイビス「……ねえ」
来礼阿「どうしたの?」
デイビス「…そういえば私達を襲った奴らって何者だったんだろうね…?」
来礼阿「確かに…」
デイビス「トリニティの制服を着てたからそれ絡みの学校なんだと思うけど…」
来礼阿「調べてみる?」
デイビス「うーん…とりあえず反省文書こっか…」
来礼阿「う、うん」 - 38サラ・デイビス25/08/07(木) 08:26:19
(次の日)
来礼阿「じゃあ反省文も書き終わったし、トリニティに行こっか」
デイビス「うん。でも行って大丈夫なのかな…?」
来礼阿「まあ大丈夫でしょ」
デイビス「…まあそうだよね」
来礼阿「じゃあさっそく行こうー!」
デイビス「おー!」
ーーーーーーーーーーーーーー
(トリニティ自治区)
デイビス「でもやっぱりここはすごいね〜!」
来礼阿「まあお金持ちみたいな人しか通えない学校だもん」
デイビス「そういえばそうだったね」
来礼阿「で、来たのはいいけどどうするの?」
デイビス「うーん。そうだね…」
サラ達が情報を集める方法…dice1d3=3 (3)
1 管理センターに行く
2 聞き込み
3 アリウス生「まさかあちら側から来てくれるとは…」
- 39サラ・デイビス25/08/07(木) 08:35:21
スタスタ
デイビス「うーん…どうする?」
来礼阿「とりあえず怪しそうなところに行ってみよー!」
ダッ!
デイビス「あっ!ちょっと待ってー!」
ダッダッダッ
アリウス生「……対象を確認…捕獲に移る…」
スッ
来礼阿「あ!あなたこの前の!」
アリウス生「ちっ!」
デイビス「え?この人がこの前襲って来た奴らの1人?」
来礼阿「うん!確かに覚えてる!」
ジャキッ…(アリウス生が銃を構える)
アリウス生「見つかった!全員でかかれ!」
アリウス生達「おおぉ!」
デイビス「うわぁ!?」
ダダダダダダ!
来礼阿「サラ!危ない!」
デイビス「え?」
(そこにはデイビスに向かってくるRPGのロケットがあった)
ドーン!
ドサッ…
デイビス「サラ!?サラ!」
ユサユサ
来礼阿「……」
デイビス「嘘…」
ジャキッ…(デイビスの頭に銃が向けられる)
アリウス生「ここまでだ。大人しく私達と来てもらうか」
デイビス「……分かった」 - 40サラ・デイビス25/08/07(木) 08:44:23
(カタコンベ内)
スタスタ
アリウス生「さっさと歩け!」
ドガッ!
デイビス「っ!(これから私達はどこに行かされるんだろう…)」
チラッ…(デイビスが拘束されている来礼阿を見る)
デイビス「サラ……」
スタスタ
アリウス生「もう少しだ。ついたらお前らはマダムに会ってもらう」
デイビス「……(マダム…?大人の女性ってこと?)」
スタスタ
アリウス生「ほら、ついたぞ」
デイビス「ここは…」
アリウス生「ようこそ、アリウス自治区へ。歓迎はしないがな」
来礼阿「………サラ」
アリウス生「うるさい!もう少し眠ってろ!」
ドガッ!
来礼阿「カハッ!」
デイビス「サラ!」
アリウス生「さあこっちだ」 - 41サラ・デイビス25/08/07(木) 08:55:40
スタスタ
デイビス「……(ここ教会みたい…)」
アリウス生「マダムはこの先にいる。くれぐれも失礼の無いようにな」
デイビス「……」
アリウス生「ふん…」
キィ…
スタスタ
ベアトリーチェ「待っていましたよ」
デイビス「…あなたは?」
ベアトリーチェ「…あなたに名乗る必要は?」
デイビス「ちっ!」
ベアトリーチェ「少々生意気なですね」
アリウス生「はっ!」
ダダダダダダ!
デイビス「っ!」
ベアトリーチェ「次からはさっきのような口を聞かないことねサラ・クレア・デイビス」
デイビス「どうして…私のフルネームを…!」
ベアトリーチェ「簡単なことですよ。あなたは私が探していた存在なのですから」
デイビス「…なんで…私なんだ?」
ベアトリーチェ「それはあなたが色彩に触れ、この世界にやって来た世に言う”異世界”の人間だからです」
デイビス「……色彩?色のことがどうした!」
ベアトリーチェ「それも知らないとは…つくづく可哀想な存在だこと」
デイビス「なんだと?」 - 42サラ・デイビス25/08/07(木) 08:59:52
ベアトリーチェ「それ以上舐めた口の聞き方をするなよ小娘が」
ジャキッ!
ダダダダダダ!
デイビス「ガハッ!(やばい…意識が…保て…な…)」
ドサッ…
ベアトリーチェ「この程度で気絶しましたか…やっぱりあっちの世界の人間は貧弱ですね」
アリウス生「マダム、こいつをどうしますか?」
ベアトリーチェ「これから実験に使うから牢屋にでも閉じ込めておきなさい」
アリウス生「はい!」
ガシッ(アリウス生がデイビスを掴む)
ズルズル… - 43サラ・デイビス25/08/07(木) 09:00:59
ベアトリーチェの実験の結果デイビスは…>>45
- 44二次元好きの匿名さん25/08/07(木) 10:40:49
ksk
- 45二次元好きの匿名さん25/08/07(木) 15:05:38
- 46二次元好きの匿名さん25/08/07(木) 15:07:47
補足 ヘイローがあるままアメリカ(冷戦期)にワープする
- 47サラ・デイビス25/08/07(木) 19:20:16
(数時間後…)
デイビス「ここは…」
ベアトリーチェ「ようやく起きましたか」
デイビス「お前は!」
ベアトリーチェ「あまり暴れないでください。せっかくの研究対象に傷をつけたくないので」
デイビス「…お前は私で何をするつもりだ?」
ベアトリーチェ「そうですね、あなたはここよりも技術があまり発展していないところから来たのにも関わらずその技術を身につけた…」
デイビス「何が言いたい?」
ベアトリーチェ「単刀直入に言いましょう。あなたにはこれからもう一度色彩に触れ、そこで出会った世界の技術を身につけてもらいます」
デイビス「なっ!?そんなことを私がすると思うか!」
ベアトリーチェ「拒否しますか。ではあなたのお友達はどうなるでしょうね?」
デイビス「……くそ…分かった…」
ベアトリーチェ「分かってもらえたようで幸いです。ではさっそく…」
ブオン…(色彩がデイビスの前に現れる)
ベアトリーチェ「さあ…」
デイビス「……行ってくる」
ベアトリーチェ「くれぐれも逃げようだなんて考えないでくださいね?」
スッ(デイビスが中指を立てる)
デイビス「どっかでくたばってろ」
ズズズ…(デイビスが色彩に取り込まれる) - 48サラ・デイビス25/08/07(木) 19:28:47
こうしてデイビスは再び色彩に触れてしまった。
ドサッ…
デイビス「……ここは…」
そうしてデイビスが目覚めたのは
デイビス「軍事基地…でもどこか見覚えがあるような…」
1960年のアメリカのとある軍事基地だったが…
デイビス「ここってまさか…」
そう!デイビスが前世で機体修理をしていた基地であった!
デイビス「え、えええええええ!」 - 49サラ・デイビス25/08/07(木) 19:48:14
兵士1「おい、いま何か叫び声が聞こえなかったか?」
兵士2「ああ、確かにきこえた。行ってみようぜ!」
上官「おい!お前達持場を離れようとするとはいい度胸だな」
兵士1「げ…」
上官「…まあいい、行ってこい」
兵士1&2「ありがとうございます!」
ダッダッダッダ!
上官「まったく…最近の奴らは…」
ーーーーーーーーーーーーー
デイビス「なんでよりによってここ!?」
ザッザッザ
デイビス「やばい!隠れないと!」
ダッ!(デイビスがコンテナに隠れる) - 50サラ・デイビス25/08/07(木) 19:49:14
兵士1「あれ?確かにここら辺だとおもったんでけどな…」
兵士2「いや、ここで合ってる。多分隠れたな」
デイビス「(いや気づくの早いって!)」
スタスタ(兵士がデイビスの隠れているコンテナの近くに歩いてくる)
兵士1「確かここにいつも俺がサボってる時に使ってる隠れ場所が…」
スタスタ
デイビス「(やばい!終わった…)」
兵士1「よっと、……え?」
デイビス「あっ…」
兵士2「どうした?見つけたか?」
兵士1「あ、ああ。見つけたんだけど…」
兵士2「どれどれ?……は?」
2人の視線の先にはうずくまったデイビスがいた
デイビス「え、えっと…」
兵士1「すげー!本物の天使だ!」
デイビス「へ?」
兵士2「まさか実在するとは…」
デイビス「は?」
兵士1「これは上官に報告だー!」
兵士2「報告は当たり前なんだよ…」
デイビス「え、えっと」
兵士2「あの…とりあえず来てもらえる?」
デイビス「は、はい…(なんで私撃たれなかったの…?)」 - 51サラ・デイビス25/08/07(木) 19:53:07
デイビスが撃たれなかった理由…dice1d3=2 (2)
1 上官の命令
2 兵士たちが緩かったから
3 ヘイローに驚いていてそれどころじゃなかった
- 52サラ・デイビス25/08/07(木) 20:06:47
スタスタ
デイビス「あ、あの…」
兵士2「どうした?」
デイビス「なんで私を撃たなかったんですか…?」
兵士2「それは…」
兵士1「だって叫び声を上げたような奴に銃なんて俺たちは向けないからだよ」
兵士2「…あのな…」
兵士1「ん、どうした?」
兵士2「俺が言おうとしてことを遮って言うなよ…」
兵士1「いいじゃーん!俺たちの仲だろ?」
兵士2「はぁ…お前って奴は…」
デイビス「ふふふ…」
兵士1「どうしたんだい?嬢ちゃん?」
デイビス「平和ですね」
兵士2「ほら、お前が呑気なこと言うからこんなこといわれてるぞ」
兵士1「うるさいなー別にいいだろ?」
デイビス「ふふふ…あの新聞記事は嘘じゃなかったんだ」
兵士1「新聞…?」
スタスタ
兵士2「ほら、そんなこと言ってるうちに上官の部屋についたぞ」
デイビス「ここが…(ここって元々私の部屋だった場所じゃん…)」
コンコンコン
上官「入っていいぞ」
キィ…
兵士1&2「失礼します!」
デイビス「へ…?」 - 53サラ・デイビス25/08/07(木) 20:10:22
上官の正体…dice1d3=3 (3)
1 デイビスの元同期
2 親しかった空軍パイロット
3 デイビスの前線配備を認めた元上官
- 54サラ・デイビス25/08/07(木) 20:22:06
上官「その子がお前達が言っていた叫び声の主か?」
兵士1「はいそうです!」
ジロッ…(上官がデイビスを見る)
上官「……変わった見た目をしているな…」
スッ…(デイビスが上官に敬礼をする)
上官「……は?(なんだかこのつたない敬礼…見覚えがあるぞ…)」
兵士2「どしました?上官?」
上官「……いや…ありえない…彼女は戦死したはずだ!」
デイビス「……いえ、私はたしかにここにいます!」
デイビス「(ポロポロ)お久しぶりです…上官…!」
兵士1&2「……え?は?」
上官「……いや、ありえない!」
上官「……一体どうやって…?」
デイビス「私にもよく分かりません…ですが!確かに私はここに立っています!」
上官「……とりあえずお帰りなさい。サラ・デイビス君」
デイビス「はい!」 - 55二次元好きの匿名さん25/08/08(金) 06:01:12
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- 56サラ・デイビス25/08/08(金) 09:53:08
兵士1「…え?サラ・デイビス…?」
兵士2「あの…伝説の…?」
デイビス「…え?伝説…?」
上官「そうだ。この人こそ大戦での英雄の1人…サラ・デイビスだ!」
デイビス「…え?英雄…?」
兵士2「たった2年で修理監督になった上にパイロットとしての技量もずば抜けていたあの…?」
兵士2「すげ〜!」
デイビス「……どう言うこと!?」
上官「どういうこととは今こいつが言った通りだよ」
デイビス「…え?私英雄なんですか?」
上官「それは当たり前だろう。たった2年で昇格した上にも、パイロットとしてもほぼどんな機体を乗りこなせる。これだけで我々の基地では英雄だよ」
デイビス「でも…」
上官「ほら、誇りなさい!君は我々が誇る人物なのだから」
デイビス「…はい!」 - 57サラ・デイビス25/08/08(金) 10:05:24
兵士1「そういえば聞きたいことがあるんだけど…」
デイビス「はい?」
兵士1「なんでサラさんは戦死したんですか?」
デイビス「え?」
ドン!(上官が机を叩く)
3人「(ビクッ!)」
上官「おい!聞いていいことと悪いことの区別もつかないのか!」
デイビス「いいんですよ」
スッ(デイビスが兵士達の方を向く)
デイビス「私は、1944年フランスのノルマンディで戦死しました。これは知っていますよね?」
兵士2「はい、ですがなんであなたみたいな優秀な人物が前線に投入されたのかは長年謎のままです」
チラッ…(デイビスが上官を見る)
上官「はぁ…」
デイビス「それは私の意思で行ったからですよ」
兵士1&2「へ?」
デイビス「私は当時、傷つたり、途中で力尽きて死んでしまった仲間を数えきれないほど見て来ました」
兵士2「……それで前線に?」
デイビス「はい」
兵士1「やっぱりすごい人だな…」
デイビス「いえ、私は上官に迷惑を結構かけましたよ?」
上官「最初こいつが前線に出たいなんて言い始めた時は正直驚いたよ…」
デイビス「そのあと私を精神病院にぶち込んだのはあなたですけどね」
兵士2「そんな話が…」 - 58サラ・デイビス25/08/08(金) 10:15:22
兵士1「でもこれでここに配属になってからの長年の謎が1つ解けたぞー!」
兵士2「…長年って…お前と俺はまだ配属されてから1年しかたってないぞ?」
兵士1「それでも十分長いだろ!」
兵士2「はいはい」
ワーワー
デイビス「ふふふ…」
上官「どうした?」
デイビス「いや、ただ平和だなって」
上官「…そうだな。もう毎日のように入ってくる負傷兵もいないし、少なくとも今は平和と言えるな」
デイビス「まだ私がこんな時代に生きていたらどんな人生をおくってたんだろうなー」
上官「お前のことだから仕事三昧だろうな」」
デイビス「あ!ひどいー!」
上官「ガハハ、冗談だ」
デイビス「相変わらずですね」
上官「それはどうも」
デイビス「嫌味なんですけど…」
上官「だとしたらお前は嫌味を言うのは下手くそだな。ガハハ!」
デイビス「はぁ…全く…」 - 59サラ・デイビス25/08/08(金) 10:47:06
上官「で、お前はどんな用事でここに戻って来たんだ?」
デイビス「それは…」
チラッ(デイビスが兵士達を見る)
上官「…お前達は下がれ」
兵士1&2「はい!」
スタスタ
バタン!
上官「…で?」
デイビス「ありがとうございます。では本題に入ると…」
上官「ああ」
デイビス「私は現在異世界?のような場所で暮らしていて、そこでここの最新技術が必要なんです…」
上官「…なるほど。それで天使の輪のようなものが頭の上に浮かんでいるわけか…」
デイビス「はい…」 - 60サラ・デイビス25/08/08(金) 10:48:06
スッ(上官が立ち上がる)
スタスタ
ガサガサ
デイビス「…何をしているんですか?」
上官「えっと…ここら辺にあったはず…」
ガサガサ
デイビス「じょ、上官?」
上官「ああ、すまない。ただ必要ならこれを持ってくといい」
ペラッ…(上官があるブループリントを渡す)
デイビス「……これは?」
上官「それは我々が去年運用開始された弾道ミサイルのブループリントだ」
デイビス「弾道…ミサイル…?」
上官「そうだ。我々が開発し、新しく配備されたものだ」
デイビス「なるほど…」
上官「本来は渡すべきではないが、英雄の君にはこれを貰う権利は私はあると思う」
デイビス「……」
上官「だから、受け取ってくれ」
デイビス「…では」
スッ(デイビスがブループリントを受け取る)
上官「あと、今日はもう遅い。ここに泊まっていくといい」
デイビス「はい!」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
(基地のベットにて)
デイビス「(上官も元気そうでよかった…)」
デイビス「これからどうしよう…」
ブオン…(色彩がデイビスの目の前に現れる)
デイビス「これは…思ったより早かったね…」
ズズズ…(デイビスが色彩に取り込まれていく)
デイビス「みんな…元気でね…」
スッ(デイビスと色彩が消える) - 61二次元好きの匿名さん25/08/08(金) 15:29:28
保守
- 62サラ・デイビス25/08/08(金) 19:01:39
サラが現れた場所…>>63
- 63二次元好きの匿名さん25/08/08(金) 19:04:15
ソ連
- 64サラ・デイビス25/08/08(金) 19:29:57
ーーーーーーーーーーーーー
ヒュー(デイビスが空から落ちる)
デイビス「う、うわぁぁぁぁぁぁ!」
ドサッ…
女性「なんだい!?」
デイビス「いてて…」
女性「大丈夫かい?」
デイビス「は、はい…」
ジー(女性がデイビスのヘイローを不思議そうに見つめる)
女性「あなた…」
デイビス「…どうしました?」
女性「変わった見た目をしているわね…」
デイビス「あはは…よく言われます…」
女性「ところであなた大丈夫?かなり高いところから落ちたみたいだけど…」
スッ(デイビスが立ち上がる)
デイビス「よっと…この通りです」
女性「ならよかった(ホッ…)」
デイビス「あの…ところでここってどこですか?」
女性「どこって…ソビエト連邦に決まってるじゃない」
デイビス「え…ええええええええぇ!」 - 65サラ・デイビス25/08/08(金) 19:43:04
ポツポツ…(雪が降ってくる)
デイビス「あっ…」
女性「これは降るわね。今日はうちに泊まっていかないかしら?」
デイビス「いいんですか!?」
女性「いいわよ。さあ中に入りましょ、濡れるわよ?」
デイビス「で、ではお言葉に甘えて…」
キィ…
女性「随分と古い家だけどゆっくりしていってね」
デイビス「あ、ありがとうございます!」
(数時間後)
デイビス「(すごい量の雪…)」
スッ…(女性がデイビスの隣に座る)
女性「ここら辺は初めてかい?」
デイビス「はい…」
女性「そうかい」
デイビス「…ここには1人で住んでいるんですか?」
女性「……今はね」
デイビス「それってどういう…」
女性「私には元々夫と娘がいたのよ」
デイビス「……ごめんなさい…」
女性「いいのよ。もう何年も前だから」
デイビス「……あの…」
女性「なんだい?」
デイビス「そのお二人について聞いてもいいでしょうか…?」
女性「……いいわよ」 - 66サラ・デイビス25/08/08(金) 19:57:50
女性「あなたは15年前に終わった戦争についてはしってるわよね?」
デイビス「はい」
女性「簡単に言うと2人とも戦争で死んだのよ」
デイビス「……なるほど」
女性「詳しく言うと2人ともスターリングラードで死んだわ」
デイビス「…それは…ごめんなさい…」
女性「2人とも元気に“行って来ます”って行って戦地に行ったわ」
女性「(ポロポロ)私は最後まで2人に“お帰りなさい”も言えずにここ、みんなで過ごした思い出が詰まったこの家で帰ってくるはずもない2人を今日も待ってるわ…」
デイビス「……分かりますよ…その気持ち…」
女性「(グスッ)そうかい…」
デイビス「私も姉がいました。戦争で死にましたけど…」
女性「それは…ごめんね」
デイビス「いや、あなたの方が私なんかより辛いと思いますよ…(私は姉さんと再会してる…でもこの人は…)」
女性「……ありがとうね」
ギュッ…(女性がデイビスを抱きしめる)
女性「…あなたを見ていると娘を思い出すわ」
デイビス「……娘さんの名前を聞かせてもらえますか…?」
女性「……サラ…それが彼女の名前よ」
デイビス「………え?」 - 67二次元好きの匿名さん25/08/08(金) 19:59:53
ロシア人なの!!!!!
- 68サラ・デイビス25/08/08(金) 20:01:59
来礼阿は前世の記憶を…dice1d2=1 (1)
1持っている
2 持っていない
- 69サラ・デイビス25/08/08(金) 20:22:12
女性「どうしたのかしら…?」
デイビス「い、いえ…(え?ただ同じ名前なだけ!うん!きっとそう!)」
デイビス「そ、その娘さんはどんな人だったんですか…?」
女性「…いつも元気で誰にでも優しいいい子だったわ。でも…」
デイビス「……でも…?」
女性「よく人を引き摺り回す癖があったわね」
デイビス「あっ…」
女性「そしてあだ名は“クレア”だったわね」
デイビス「……(これ…絶対サラだ…)」
女性「でもあの子は戦場では死ななかったわ」
デイビス「え?」
女性「向かう道中で凍死したわ」
デイビス「……(でも、なんで…?同じ人物だとは思うけど…そしたら飛行機については知ってるはず…)」
スッ(女性が立ち上がる)
女性「今日はもう遅いわ、もう寝た方がいいわ」
デイビス「は、はい…」 - 70サラ・デイビス25/08/08(金) 21:30:25
スッ(デイビスがベットに入る)
デイビス「はぁ…(でもまさかサラが私と同じここの出身だったなんて…でもなんで知らないふりなんてしたんだろう…?)」
デイビス「考えても仕方ないか…おやすみ…」
その頃来礼阿は>>71
- 71二次元好きの匿名さん25/08/08(金) 22:20:40
- 72二次元好きの匿名さん25/08/08(金) 22:23:13
何があった???
- 73サラ・デイビス25/08/08(金) 22:41:16
- 74サラ・デイビス25/08/08(金) 23:02:15
ーーーーーーーーーーー
そのころキヴォトスでは…
ベアトリーチェ「……興味深いですね」
来礼阿「…驚いた?私がサラと同じもともと“あっち”の人間だったことに?」
ベアトリーチェ「ええ、それならあなたの価値も変わってきます」
ガシッ!(アリウス生達が来礼阿を掴む)
来礼阿「なっ!離して!」
アリウス生「暴れるな!これもマダムの命令だ!」
グイグイ!
ベアトリーチェ「…では、あなたにもサラ・デイビスと同じように色彩に触れてもらいます」
来礼阿「いやだ…いやだ!」
グオン…(色彩が来礼阿の目の前に現れる)
来礼阿「……これは…」
ベアトリーチェ「では、また会いましょう。来礼阿サラ。いえ、それがあなたの本名かも分かりませんけどね」
ズズズ…(来礼阿が色彩に取り込まれる)
来礼阿「あっ…」
シュウン…(色彩が消える) - 75サラ・デイビス25/08/08(金) 23:11:59
ーーーーーーーーーーーーー
こうして来礼阿も色彩に触れてしまうのであった!
ヒュー!
ドサッ…
女子高生「きゃぁー!」
来礼阿「……ここは?」
来礼阿が目覚めたのは…
サラリーマン「君!大丈夫かい!?」
来礼阿「は、はい…(この人達…ヘイローがない…)」
警察官「大丈夫ですか!」
来礼阿「は、はい…ところで…ここどこですか?」
警察官「…どこって…ここは渋谷だよ?」
来礼阿「渋…谷…」
警察官「うん。日本の渋谷」
来礼阿「え?日本?」
バッ!
そう!来礼阿は我々が暮らす現代の渋谷に転移されたのであった!
来礼阿「え…えええええええええぇ!」 - 76サラ・デイビス25/08/08(金) 23:13:26
すみません…今日はここまで書くのが限界です…続きは明日の朝になります。
- 77二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 07:27:33
保守
- 78二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 08:09:21
無事に帰れるのかなこれ、、、
- 79二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 10:00:13
このレスは削除されています
- 80サラ・デイビス25/08/09(土) 10:57:16
警察官「ところで…」
来礼阿「……は、はい」
警察官「その頭の上に乗っかってる輪っかはなに…?」
来礼阿「これですか…?ヘイローですけど…」
警察官「へ、ヘイロー…?」
来礼阿「そ、そうですけど…」
警察官「………とりあえず病院にいこうか」
来礼阿「……いやです…(ここで病院に行ったら多分なにかの実験対象にされる…)」
警察官「え?だって足怪我してるよ?」
来礼阿「あっ…(そういえば連れて行かれる時に足を何回も打たれたんだった…)」
警察官「ね?ほら、早くしないと悪化するよ?」
来礼阿「……それでも私は嫌です!」
ダッ!(来礼阿が走り出す)
警察官「あっ!待ちなさい!」
来礼阿「いやです!」
ダッダッダッダ! - 81サラ・デイビス25/08/09(土) 11:00:12
来礼阿は警察に…dice1d2=2 (2)
1捕まった
2捕まらなかった
- 82サラ・デイビス25/08/09(土) 11:08:28
来礼阿「走り…続けないと…!(ハァハァ)」
警察官「待ちなさいー!」
来礼阿「……しつこい…!」
警察官「(ハァハァ)君…ほんとに…人間…?はや…すぎ…」
来礼阿「いいからほっといてよ!」
ダッダッダッダ
警察官「(ハァハァ)こちら…としても…ほっとく…訳にはいかないの!」
来礼阿「(ハァハァ)もう、無理…」
グッ!(来礼阿が路地裏に引っ張られる)
来礼阿「うわぁ!?」
警察官「(ハァハァ)消え…た…?」
来礼阿「……あなたは…?」
来礼阿を路地裏に引っ張った人物>>84
- 83二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 11:22:58
たまたま日本に来ていた雷帝
- 84二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 11:58:45
別世界線でキヴォトスを滅ぼして後悔しているアリス(ケイ付き)魔王覚醒体
- 85サラ・デイビス25/08/09(土) 12:41:35
来礼阿「……アリス…?」
アリス「…はい!アリスです!」
来礼阿「でもどうしてここに…?」
警察官「おーい!でできてくれー!」
来礼阿「……(私は猫か何か?)」
アリス「今は説明している暇はありません」
来礼阿「え?それってどういう…?」
ガシッ!(アリスが来礼阿の服を掴む)
アリス「しっかり掴まっておいてください」
来礼阿「…え?」
ヒュン!
ダッダッダッダ!(アリスがとんでもない速度で走り出す)
来礼阿「うわぁぁぁぁ!落ちるぅぅぅぅ!」
アリス「あと少しです」
来礼阿「す、ストップぅー!」
キキィー!(アリスが止まる)
来礼阿「うぅ…速かった…」
アリス「着きました!ここです」
(そこには渋谷にあるとは思えないほどボロボロな廃ビルがあった)
来礼阿「え?なにここ…」
アリス「アリスの家です」
来礼阿「……は?ここが…アリスの…家…?」
アリス「はい!意外と快適ですよー」
来礼阿「…な、なるほど…?」
アリス「とりあえず中に入ってから話をしましょうか」
来礼阿「う、うん…(どこかいつものアリスと違うような…なんだろう…どこか影があるような…)」
アリス「どうしましたか?アリスの顔に何かついていますか?」
来礼阿「い、いや?なんでもない…」
アリス「……そうですか」 - 86サラ・デイビス25/08/09(土) 18:23:33
スタスタ
ガチャ…
アリス「ここがアリスの部屋です!」
来礼阿「なんだか見覚えがあるような…」
(そこにはゲーム開発部の部室とそっくりな部屋があった)
アリス「そこの椅子に座ってください」
来礼阿「…じゃ、お言葉に甘えて」
スッ(来礼阿が椅子に座る)
アリス「一息ついたことですし、アリスに何が聞きたいですか?」
来礼阿「…まずはなんでアリスがここにいるのかが聞きたいな」
アリス「説明すると長くなりますが、それでもいいですか?」
来礼阿「う、うん」
アリス「分かりました…まずサラには伝えなきゃいけないことがあります」
来礼阿「…それは?」
アリス「キヴォトスは滅亡しています」
来礼阿「…………え?は?それって…」
アリス「その言葉の通りです。キヴォトスはもうこの世には存在しないんです」
来礼阿「……嘘だ…」 - 87サラ・デイビス25/08/09(土) 18:24:49
アリス「いえ、本当です。アリスが滅亡させました。“10年前に”。」
来礼阿「じゃあここは…」
アリス「はい。キヴォトスの外といえます」
来礼阿「……どうやってアリスが…?」
アリス「それはアリスが魔王だからです」
来礼阿「…魔王?」
アリス「はい」
来礼阿「……じゃあみんなは…」
アリス「はい。みんなもういないです」
来礼阿「………」
アリス「ですがアリスは一つ不思議なことがあります」
来礼阿「……それは…?」
アリス「なんで死んだはずのサラがここにいるということです」
来礼阿「……は?私…死んだの…?」 - 88サラ・デイビス25/08/09(土) 18:48:29
アリス「はい」
来礼阿「……アリスは自分が…自分のした事をどう思ってるの…?」
アリス「………後悔しています」
来礼阿「じゃあなんで!」
アリス「それは…それがアリスが生まれた存在意義だったからです」
来礼阿「……え?」
アリス「アリスは元々キヴォトスに終焉を迎えさせるために生まれてきたんです」
来礼阿「………」
アリス「そうですよね…アリスを憎みますよね…」
来礼阿「……うん…正直許せないかな…でも」
スッ(来礼阿が立ち上がる)
アリス「?」
来礼阿「…そのくだらない存在意義に争わなっかたアリスの方が許せないかな」
アリス「………」
来礼阿「ごめんね。アリス。たとえ滅亡していても私はキヴォトスに行くよ」
スタスタ - 89二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 18:49:17
来礼阿ソ連が崩壊したの知ってるのかな
- 90サラ・デイビス25/08/09(土) 18:49:29
アリス「……待ってください」
来礼阿「……どうしたの?」
アリス「もしかしたらの話ですが…サラは別の次元から来ただけなのかもしれません」
来礼阿「……それってどういう…?」
アリス「サラが現れたところには色彩の存在を感知していました」
来礼阿「……」
アリス「色彩についてはよく分かりませんが…あくまでも可能性の話です」
来礼阿「…じゃあキヴォトスは…!」
アリス「はい。滅んでいないかもしれません」
ドサッ(来礼阿が床に座り込む)
来礼阿「……よかった」
アリス「それと…アリスには送り返す方法があるかもしれません」
来礼阿「それは?」
アリス「……教えられません」
来礼阿「……分かった。もしできるならやって欲しいかな」
アリス「分かりました」
スタスタ
スッ…(アリスが来礼阿の肩に手を乗せる)
アリス「準備はいいですか?」
来礼阿「うん」
アリス「…では」
ピカッ!(アリスの体が光る)
アリス「…光よ!」
来礼阿「……ありがとう」
アリス「いえ、もう一度貴方に会えてよかったですよ…サラ」
来礼阿「…うん」
フッ…(来礼阿が消える) - 91二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 20:10:08
どうなるんちゃろ
- 92サラ・デイビス25/08/09(土) 22:13:20
来礼阿がたどり着いた場所…dice1d3=2 (2)
1 セミナー会長室
2 シャーレ
3 デイビスのいる家
- 93二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 23:18:03
安全圏に移動できた
- 94二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 06:57:12
シャーレにいるのは先生?当番生徒?それとも……無人?
- 95サラ・デイビス25/08/10(日) 07:18:53
シャーレには…dice1d4=4 (4)
1 先生がいる
2 先生+アリス
3 ミレニアムが結成した捜索隊
4 無人
- 96サラ・デイビス25/08/10(日) 07:20:00
無人の理由…>>98
- 97二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 07:31:07
丁度出張で当番生徒と一緒に出かけていた
- 98二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 07:55:34
- 99二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 07:56:35
理由は暴走した色彩のせい
- 100二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 08:01:27
魔王覚醒体アリスが来礼阿に一緒について来ていて自分の存在を隠す為捜索隊の情報を先生に知らせてシャーレに誰もいない
- 101サラ・デイビス25/08/10(日) 09:01:37
ーーーーーーーーーーーーー
(シャーレ執務室)
来礼阿「……うーん。ここは…?」
キョロキョロ(来礼阿が執務室を見渡す)
来礼阿「誰もいない…」
ヴーーーーーーー!(A10のマシンガンの銃声が響く)
来礼阿「いまの何!?」
ダッダッダッダ!
ウィーン(来礼阿が外に出る)
来礼阿「……なにこれ…」
そこには数多くの負傷したミレニアムの生徒達と先生がいた
モブ「先生…逃げてください…」
“いや、先生として生徒を置いていくわけには行かないよ”
モブ「…でも!」
ダッダッダッダ!
来礼阿「先生!」
“…え?来礼阿…?”
来礼阿「はいそうです!なにがあったのか説明して…」
バッ!(先生が来礼阿を抱きしめる)
来礼阿「え?ええぇぇ…!」
“よかった…本当に…”
来礼阿「え?どういうことですか…?」
“今までどこに行ってたの?2週間もなにも言わずに”
来礼阿「……え?2週間?」
ヴーーーーーーー!
“危ない!”
バッ!(先生が来礼阿を抱き抱えながらビルの壁の後ろに隠れる)
来礼阿「きゃぁ!?」
”ごめん!大丈夫?“
来礼阿「は、はい!」 - 102サラ・デイビス25/08/10(日) 09:27:36
“……(これからどうしよう…取れる対空手段がない…)”
来礼阿「あの…先生…?」
“どうしたの?”
来礼阿「たぶんなんですけど…あれは多分私が引き寄せちゃった物なんだと思います…」
“え?どういうこと?“
来礼阿「……(あれは色彩?みたいな色をしてる)」
”来礼阿?“
来礼阿「…説明はできませんが…私がなんとかして見せます」
バッ!(来礼阿がビルの影から出る)
”危ない!“
来礼阿「…こい!(多分あれは私が呼び寄せた物…だから私が犠牲になれば!)」 - 103サラ・デイビス25/08/10(日) 09:29:54
ちなみに2人はサラで同じ名前で分かりにくいと指摘をもらったのでこれから別の人物がどっちかを呼ぶときは、苗字、ファーストネームにします。
- 104サラ・デイビス25/08/10(日) 09:53:31
ゴォォォォォ!(A10が来礼阿に向かって飛んでくる)
来礼阿「あっ…(最後にまたデイビスに会いたかったなぁ…)」
ゴォォォォォ!(A10が来礼阿を通り過ぎる)
来礼阿「……え?」
ドクン!
来礼阿「っ!」
”来礼阿!!“
ダッ!(先生が走って来る)
???「保護対象を確認…攻撃の中止をする」
来礼阿「…え?誰…?」
???「また会いましょう。来礼阿サラ」
来礼阿「…え?」
ゴォォォォォ!(A10が飛び去る)
来礼阿「今のは…?」
”大丈夫!?“
来礼阿「は、はい大丈…(あれ…?なんだか…体が…変…)」
ドサッ…
”来礼阿!!“ - 105サラ・デイビス25/08/10(日) 09:54:35
ーーーーーーーーーーーーーー
(数日後、アリウス自治区)
スタスタ
デイビス「……持って帰ってきたぞ」
ベアトリーチェ「……よくやりました」
デイビス「…で、来礼阿は?」
ベアトリーチェ「我々が処分しましたよ」
デイビス「は?」
ベアトリーチェ「取り押さえなさい」
アリウス生「はっ!」
デイビス「なっ!」
ガシッ!
デイビス「約束が違うじゃないか!」
ベアトリーチェ「約束?私がそんなくだらないものを守るとでも?」
デイビス「お前!!」
アリウス生「おい!暴れるな!」
ドガッ!
デイビス「カハッ!」
ドサッ…
アリウス生「こいつをどうしますか?マダム」
ベアトリーチェ「そうですね…アリウス分校について知ってしまったのですから洗脳して私の新しい兵士になってもらいましょうか」
デイビス「ふざ…ける…な…!」
アリウス生「静かにしてろ!」
ドガッ!
ドサッ…
ベアトリーチェ「”あれ“に連れて行きなさい。まだまだこの小娘には利用価値はありますので」
アリウス生「はっ!」
ズルズル…
デイビス「(来礼阿…)」 - 106サラ・デイビス25/08/10(日) 09:55:35
デイビスは洗脳に…dice1d2=2 (2)
1耐えた
2耐えられなかった
- 107サラ・デイビス25/08/10(日) 11:41:34
ーーーーーーーーーーーーーー
(アリウス自治区、古びた病院)
デイビス「ここは…」
サオリ「起きたか」
デイビス「あなたは!アリウススクワットのリーダーの!」
サオリ「ああ、そうだ。お前の様子を見にきた」
デイビス「ありがとうございます」
サオリ「ところで、はやく着替えたらどうだ?お前はいつまでそのミレニアムの制服を着ている」
デイビス「え?す、すみません」
サオリ「…はやくしろ。着替えはここにある」
デイビス「は、はい!(なんだかこの制服、愛着があるような…)」
サオリ「どうした?」
デイビス「い、いえ!」
スッ(デイビスがアリウスの戦闘用服に着替える)
サオリ「…よし。マダムがお前を呼んでいる、早く行け」
デイビス「は、はい!(マダムが私に…?)」
スタスタ
サオリ「……(全て忘れてしまうとは恐ろしいことだな…)」
コンコンコン
ベアトリーチェ「入りなさい」
デイビス「失礼します」
キィ…
デイビス「今日は私なんかにどのようなご用でしょうか?」
ベアトリーチェ「今日はあなたにこれを作って欲しいのです」
ペラッ(ベアトリーチェがデイビスに弾道ミサイルのブループリントを渡す) - 108サラ・デイビス25/08/10(日) 11:42:34
デイビス「これは…」
ベアトリーチェ「どうですか?(技術などはしっかり残しているとはいえ、少し心配ですね…)」
デイビス「はい!多分作れますね」
ベアトリーチェ「それはよかったです。ではさっそっく作ってください」
デイビス「はい!」
スタスタ
バタン
ベアトリーチェ「(多少の不安要素はありましたがうまく行ったようですね)」
スタスタ
デイビス「(なんだかこれ見覚えがあるような…?)」
(だとしたらお前は嫌味を言うのは下手くそだな。ガハハ!)
デイビス「…(今のは…誰…?)」
デイビス「……まあ気にしてても仕方ないか。早く仕事仕事ー」 - 109サラ・デイビス25/08/10(日) 11:50:21
すみません…課題に追われて始めたので更新ペース落ちるかもしれません…ほんとごめんなさい…
- 110二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 12:01:50
- 111二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 12:15:24
- 112二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 12:26:11
ベアおば許せねぇ……今時系列的にメインストーリーのどこら辺なんだろ?
- 113二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 13:09:12
ああたしかに
- 114サラ・デイビス25/08/10(日) 15:48:05
スタスタ
デイビス「ここでいいのかな?」
(そこには建物全体が錆びていて今にも倒壊しそうな倉庫があった)
ガガガガ!(デイビスが倉庫のシャッターを開ける)
デイビス「(ほんとに私こんなところでいつも作業してったっけ…?)」
(まあいいじゃん!早く乗ろー!)
デイビス「(まただ…マダムからこれをもらった時もそうだった…一体誰なの?)」
デイビス「まあ作業できればなんでもいいや」
バサッ!(デイビスがブループリントを広げる)
デイビス「……うん!(これぐらいなら数日あればできそう!)」
デイビス「じゃあ、やりますか!」 - 115サラ・デイビス25/08/10(日) 15:54:04
(数日後)
コンコンコン
ベアトリーチェ「入りなさい」
デイビス「失礼します。マダム」
ベアトリーチェ「デイビスですか。今日はどんな要件で?」
デイビス「マダムに頼まれていたミサイルが完成したので報告にきました」
ベアトリーチェ「そ、そうですか。ご苦労様でした(早いですね…通常なら数週間かかる事を予想していたのですが…)」
デイビス「マダム?どうしましたか?」
ベアトリーチェ「いえ、なんでもありません(やはり敵ならば危険ですが、味方に引き入れれば有能ですね)」
デイビス「それならよかったです」
ベアトリーチェ「デイビス」
デイビス「は、はい!」
ベアトリーチェ「あなたにこれから特別な任務を与えます」
デイビス「それは…?」 - 116サラ・デイビス25/08/10(日) 15:55:16
デイビスへの特別任務は…>>118
- 117二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 16:05:39
いったい何がおきるんだ
- 118二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 16:08:51
核ミサイルの開発、管理
- 119サラ・デイビス25/08/10(日) 16:49:59
ベアトリーチェ「あなたには“核ミサイル”を開発してもらいます」
デイビス「核…ミサイル…?」
ベアトリーチェ「はい」
デイビス「開発って事は私が1から作るんですか…?」
ベアトリーチェ「はい。できますか?」
デイビス「……頑張ってみます」
ベアトリーチェ「それはよかったです。楽しみにしていますよ」
デイビス「は、はい!これで失礼します!」
バタン!
スタスタ
ベアトリーチェ「(そろそろエデン条約の妨害の準備も整う事ですし、デイビスには後ろにいた方がよさそうですね)」
デイビス「(核…か…どういう意味だろう…?)」 - 120サラ・デイビス25/08/10(日) 16:51:07
ーーーーーーーーーーーーー
(トリニティ大聖堂)
来礼阿「(今日でデイビスがいなくなってから1ヶ月か…)」
“あれ?来礼阿がここにいるなんて、どうしたの?”
来礼阿「あ、先生」
“元気だった?”
来礼阿「は、はい。まあ…」
“大丈夫?”
来礼阿「……まだデイビスが見つかってないので…それで…」
“……うん。私もできることはしているつもりなんだけれど…”
来礼阿「……ありがとうございます」
“いや、お礼はデイビスが見つかってから言って欲しいな”
来礼阿「…すみません」
“謝らないで…悪いのは何もできていない私だから”
来礼阿「い、いえ…先生は…」
司会モブ「これより調印式を執り行います!」
“……始まるね”
来礼阿「これでキヴォトスが少しでも平和になるといいんですけどね…」
“そうだね”
来礼阿「平和…(デイビスが泣いて喜んでた時をおもいだすなぁ…)」
司会モブ「では、各学園の代表者!前に!」
ヒュゥゥゥゥゥー!
来礼阿「ん?(何かこっちに向かってきているような…?)」
ドカーン!(ミサイルが着弾する) - 121二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 17:00:27
放射線耐性は低くないとただの範囲でかいサーモバリュック爆弾とかすからソースは↓の150
【🎲、⚓️、一応閲注】元アリウス生徒会長は核でトリニティを焼却する|あにまん掲示板周囲もすなるオリ主といふものを、私もしてみむとて、するなり。初スレのPart2です。色々と拙いところあるかもしれませんがよろしくお願いします。画像は前スレでいただいた主人公のヘイローイメージ。原子のイ…bbs.animanch.com - 122サラ・デイビス25/08/10(日) 17:07:09
確かにその解釈もあり、教えていただいたのはありがたいのですが、私の後の構成案的に違うものになっちゃうかもしれません…でもあくまでも大方のイメージなので採用させてもらうかもしれません。
- 123サラ・デイビス25/08/10(日) 17:41:58
ブン!(来礼阿が爆発で吹き飛ばされる)
来礼阿「え?」
ドサッ…
来礼阿「………なにが…起きたの…?」
(そこには血を流して倒れている数多くの生徒達、瓦礫に埋もれてもがいている生徒がいた。そこはまさにカオスと言っていい空間だった)
来礼阿「これは…ひどい…(これは…これはまるで…!)」
(おい!起きろよ!おい!)
(早く銃を構えろ!敵が来るぞ!)
来礼阿「これは…!う…!(オェ…)」
“来礼阿!!”
来礼阿「(ハァハァ…)せ、先生…?」
“これは…”
来礼阿「……まさに…地獄…です」
“……はやく来礼阿は安全なところに避難してて!”
来礼阿「せ、先生!?」
ダッダッダッダ!
来礼阿「(身体中が痛い…)」
グッ…(来礼阿が立ち上がる)
来礼阿「私も…参加…しないと…」
ダッダッダッダ!
ーーーーーーーーーーー
ダダダダダダ!
正実モブ「あっちから来るよ!」
アリウス生「全員で突撃しろ!」
ダダダダダ!
来礼阿「どこに行っても撃ち合い…これじゃあ昔と変わらないな…」
ダッダッダッダ!
デイビス「(前線にこっそりでできちゃったけど大丈夫かな?)」 - 124サラ・デイビス25/08/10(日) 17:44:53
- 125二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 18:42:21
アカン、色んな意味で
- 126サラ・デイビス25/08/10(日) 19:16:24
ダダダダダダダ!
アリウス生「おいそこ!何ぼさっとしてる!」
デイビス「は、はいぃ!」
アリウス生「いいか?お前は今から敵がまとまっている場所に突撃してもらう!」
デイビス「え…?つまり私囮ってこと…?」
アリウス生「なにか文句があるのか?」
デイビス「い、いえ!」
アリウス生「よし!じゃあ援護してやるから行け!」
デイビス「は、はい!(あれ?なんかこの状態見たことがあるような…)」
ダッ!(デイビスが正実モブたちの前に出る)
デイビス「う、うわぁぁぁぁぁぁぁ!」
ダッダッダッダ!
正実モブ1「て、敵がこっちに走ってくる!」
正実モブ2「と、とりあえず撃って!」
正実モブ1「わ、分かった!」
ダダダダダ!
デイビス「あっ…(私…何やってるんだろう…?)」
ドサッ…
正実モブ1「た、倒した…」
アリウス生「ちっ!一時撤退だ!残りはスクワットと他の部隊がやってくれる!」
ガシッ(アリウス生がデイビスを掴む)
アリウス生「行くぞ!」
ザッザッザ!
正実モブ2「これでとりあえずこっちは大丈夫そうだね…」
ニア「今来たよー!そっちは大丈夫そう?」
正実モブ1「せ、先輩!はい!こっちは今敵が逃げて行きました」
ニア「ん?」
スッ(ニアがデイビスの髪の毛を拾う)
正実モブ2「どうしましたか?」
ニア「これ…」 - 127二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 19:42:42
犠牲者はどんだけいるんだろう
- 128サラ・デイビス25/08/10(日) 21:16:04
(アリウス自治区)
デイビス「(ビクビク)あ、あの…マダム…?」
ベアトリーチェ「今回、なぜあなたは前線にでたのですか?」
デイビス「それは…みんなの力になりたくて…」
バァン!(ベアトリーチェが机を叩く)
デイビス「(ビクッ!)」
ベアトリーチェ「誰かあなたの援護をもとめましたか?いいえ!求めていません!」
デイビス「す、すみません!」
ペコッ(デイビスがベアトリーチェに頭を下げる)
ベアトリーチェ「はぁ…あなたにはこれから1ヶ月間あの倉庫から一歩も出ることを禁止します」
デイビス「……」
ベアトリーチェ「いいですか?」
デイビス「は、はい…」
ベアトリーチェ「分かったならいいです。ちなみに今日は食事を取れると思わないことですね」
デイビス「(ウルッ)は、はい…」
ベアトリーチェ「……もう下がりなさい」
デイビス「(グスッ)失礼しました…」
ベアトリーチェ「(なんでこう問題を起こすのか…つくづく理解し難い小娘だこと)」 - 129二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 21:16:27
頑張れお姉ちゃん、妹の今後の生活は君にかかってる。
- 130サラ・デイビス25/08/10(日) 21:31:33
スタスタ
デイビス「やっちゃった…」
ミサキ「ねえ、あなた」
デイビス「は、はい…?」
ミサキ「やっぱり全ては虚しいって感じた?」
デイビス「…え?」
ミサキ「聞いたよ、大して戦えないのに助けたいって気持ちだけで前線に出たんだってね?」
デイビス「は、はい…」
ミサキ「やっぱり虚しいね。誰かを思う気持ちが自分の首を絞めた」
デイビス「……」
ミサキ「でも、その行動に移せる部分はちょっと羨ましいかな」
デイビス「え?」
アツコ「(スッスッ)」
ミサキ「そうだね。もう行こっか」
アツコ「(コクコク)」
デイビス「あ、あの…」
ミサキ「じゃあまた」
スタスタ
デイビス「(なんだか思った感じと違ったひとだったなぁ…)」
アリウス生「おい」
デイビス「は、はいぃ!」
アリウス生「はやく動け。マダムの命令に逆らう気か?」
デイビス「い、いえ!そんなめっそうもない…」
アリウス生「……それならいい」
ガガガガ!(デイビスが倉庫の扉を開ける)
デイビス「ふぅ…これから1ヶ月ここで生活か…辛そうだなぁ」 - 131サラ・デイビス25/08/10(日) 21:55:26
ーーーーーーーーーーーー
(数日後、ミレニアム来礼阿とデイビスの部屋)
来礼阿「(デイビス…どこにいったの…?)」
コンコンコン
来礼阿「どうぞー」
ガチャ(ニアが部屋に入ってくる)
ニア「やほ、久しぶり〜」
来礼阿「ニアさん!?」
ニア「聞いたよー私の可愛い妹を必死に探してくれてるんだってね?」
来礼阿「は、はい…」
ニア「いやぁー驚いたよ。まさかミレニアムの生徒がトリニティの道端で倒れてるって聞いたときはー」
来礼阿「あはは…結局事態収束まで気絶してましたけどね…」
ニア「それでもあんなに重症だったのによくあそこまでたどり着いたね?」
来礼阿「デイビスのことを見つけるまで死ぬわけにはいかないので」
ニア「まあお互い1回は死んでるしね〜」 - 132サラ・デイビス25/08/10(日) 21:56:30
来礼阿「……で、今日はどんな用でこちらに?」
ニア「……これについて話したくて」
スッ(ニアがデイビスの髪の毛を来礼阿に見せる)
来礼阿「……これは!」
ニア「うん。多分デイビスの髪の毛」
来礼阿「……ということは…!」
ニア「私の考えが正しければ多分デイビスはここ、キヴォトスに戻ってきてる」
ドサッ…(来礼阿が床に座り込む)
来礼阿「(ポロポロ)よかった…ほんとに…」
ニア「……」
来礼阿「私のせいで…死んでなくて…よかった…」
ニア「…ごめんだけどまだ問題があるよ」
来礼阿「(グスッ)それは…?」
ニア「この髪がなんでトリニティに落ちてたのか」
来礼阿「!!」
ニア「それだけで分かるね?」
来礼阿「それって…つまり」
ニア「うん。デイビスはもしかしたら命が危ないかも」 - 133二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 06:04:13
大丈夫かな
- 134サラ・デイビス25/08/11(月) 09:05:46
来礼阿「じゃあどうすれば…?」
ニア「あんまり外部にこの情報も漏らさないように言われてるんだけど…」
来礼阿「それは…?」
ニア「今度アリウス分校を襲撃するの」
来礼阿「え?でも自治区はわからなかったんじゃ…?」
ニア「うん。でも先生のおかげで行き方とかもろもろ分かったみたい」
来礼阿「なるほど…(さすが先生…私には到底できないなぁ…)」
ニア「そこで、私は来礼阿にもきて欲しいの」
来礼阿「いいんですか!?」
ニア「うん。妹の事を必死に探してくれてる、私としたら恩人のようなものだからね」
来礼阿「…ありがとうございます!」
ニア「集合場所はスマホに送っておくから時間通りに来てね」
来礼阿「はい!」
ニア「じゃあまた」
スタスタ
バタン(ニアが部屋を出ていく)
来礼阿「(アリウス襲撃ってことはかなりの激戦になりそう…)」
スッ…(来礼阿が立ち上がる)
来礼阿「私も今回ばっかりは本気で行こう」 - 135二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 09:07:17
このレスは削除されています
- 136二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 10:04:05
このレスは削除されています
- 137サラ・デイビス25/08/11(月) 10:52:10
(アリウス自治区、倉庫)
デイビス「お腹…すい…た…(この前何かを口に入れたの…いつだったっけ…?)」
ズルズル…(デイビスが地面を這っている)
デイビス「み、水…食べ物…なんで…もいい…お願い…」
そこには栄養失調でガリガリに痩せ、髪がストレスによって変色してしまったデイビスがいた。
デイビス「…もう…いっそのこと…」
ガガガガ!(倉庫の扉が開く)
スタスタ(アツコが入ってくる)
デイビス「だ…だれ…?」
スッ(アツコがデイビスに水とパンの入ったトレーを渡す)
デイビス「これ…私に…?」
アツコ「(コクコク)」
デイビス「(ポロポロ)いい…の…?」
アツコ「(コクコク)」
ダッダッダッダ!
アリウス生「ここにいましたか!」
スッ(アツコが立ち上がる)
アリウス生「儀式の準備ができました。こちらへ」
スタスタ
デイビス「ま、待って!」
アツコ「?」
デイビス「あ、ありがとう」
アリウス生「邪魔をするな、命令違反者の分際で」
アツコ「……」
アリウス生「さあ、こちらへ」
スタスタ…
デイビス「(優しい人だなぁ…)」 - 138二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 10:57:55
- 139サラ・デイビス25/08/11(月) 10:59:46
- 140二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 11:04:51
- 141サラ・デイビス25/08/11(月) 11:43:34
- 142二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 13:09:39
なんか別のスレのスレ画同じタッチだと思ったらこれか
- 143二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 20:36:21
保守
- 144サラ・デイビス25/08/11(月) 22:11:39
(トリニティ、カタコンベ入り口前)
イチカ「分かったっす」
ニア「じゃあ頼んだよー!」
正実モブ「了解っす!」
スタスタ
来礼阿「…来ましたよ」
ニア「お、やっぱり来てくれたかー」
来礼阿「当たり前じゃないですか」
イチカ「ニア、その子は誰っすか?」
ニア「私の知り合いだよー!」
イチカ「なるほど…?(ミレニアムの生徒がなんでここに?)」
ニア「…その背中に背負ってるのは…?」
来礼阿「気にしないでください」
ニア「分かった。じゃあこれから作戦を伝えるね」
来礼阿「はい」
ニア「まずこの作戦の最終目標はこのカタコンベに突入してアリウス自治区に辿り着くこと」
来礼阿「はい」
ニア「そこで来礼阿には私たちの大隊がカタコンベを突破する間に敵をできる限り引き付けて欲しいの」
来礼阿「つまり陽動ですか?」
ニア「そゆこと」
来礼阿「それなら…」
ガシャン(来礼阿が背負っていた鉄の箱を下ろす)
ニア「…何する気?」
来礼阿「何って準備ですよ」
ニア「は…はぁ(あれってあんなに重かったんだ…)」 - 145サラ・デイビス25/08/11(月) 22:12:47
来礼阿が持ってきたものは…>>147
- 146二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 23:18:06
ksk
- 147二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 23:18:49
- 148二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 23:34:30
過剰戦力すぎて草
- 149二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 07:45:59
本来飛ばして運ぶ大きさのものを背負ってきたってこと!?
- 150二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 08:11:10
そういえば核ミサイルどうなったんだろエデンで使ったのなら犠牲者はどんだけいるんだろ
- 151サラ・デイビス25/08/12(火) 09:21:04
ピピピ…(来礼阿が箱を操作する)
来礼阿「…よし」
“エンジン状態…良好、スラスター状態…良好、センサー状態…通常、武器状態…良好“
来礼阿「よっと」
ガチャン!(来礼阿がアビ・エシェフに乗り込む)
”パイロット確認…お帰りなさい、来礼阿サラ“
来礼阿「ありがとう」
ニア「こ、これは…?」
来礼阿「これですか?これはデイビスが来る前にリオ会長の実験に付き合ってた時に使ってたパワードスーツのようなものです」
ニア「かなり武装を積んでるね…」
来礼阿「はい。50mmマシンガンを片腕にそれぞれ4丁合計8丁。背中にロケット格納庫。あとある程度なら防げる装甲と、最後に時速120kmまでなら出せる地上ホバースラスターが積んであります」
ニア「……過剰戦力すぎない…?」
来礼阿「いえ、これぐらいないと心配なので」
ニア「……まあ確かに」
イチカ「そろそろ突撃を開始するっすよー!」
ニア「…じゃあ行こっか」
来礼阿「はい」
スタスタ
ガシャンガシャン!
ニア「(っていうかどうやってそんなもの背中に収納してたの?)」 - 152サラ・デイビス25/08/12(火) 09:41:47
(アリウス自治区、倉庫内)
モサモサ…(デイビスがパンを食べる)
デイビス「美味しい…後でお礼言わないとなぁ…」
ヒラッ…(パンの中から紙が落ちてくる)
デイビス「え?いまパンの中から手紙が落ちてきた…?」
ペラッ(デイビスが手紙をめくる)
デイビス「どれどれ……え?」
(こんにちは。もしかしたらこんばんはかもしれないけれど、この手紙を読んでいるってことは私が届けたパンを食べたってことだよね?まあ、そんな前置きはさておき。この紙を残したのはあなたに渡すものがあるからなの)
デイビス「渡したいもの…?」
(それは、トレーの裏に隠してあるから取ってみて)
デイビス「トレーの…裏…?」
スッ(デイビスがトレーを裏返す)
デイビス「これは?なんだろう…?」
ペラッ(デイビスが再び手紙を読み始める)
(それは仮死薬っていうもので、一時的に人を死んだように見せかけるの)
デイビス「……なんでこんなものを?」
(なんでこんなものが必要かって思ったでしょ?それはね、マダムがもうすぐあなたを殺そうとしているからだよ)
デイビス「……マダムが…?」
(あんまり詳しくはわからないけど、あなたが生き延びる為に必要だと思うからここに残していくね)
デイビス「………(確かにマダムは食べ物をくれなかったし、ほんとに私を殺したいのかも)」
デイビス「……飲もうかな…」
スッ(デイビスが薬を拾う) - 153サラ・デイビス25/08/12(火) 10:08:16
(カタコンベ内)
ドーン!
ダダダダダダダダ!
アリウス生1「全員撤退だ!こいつは強すぎる!」
アリウス生2「で、でも…」
アリウス生1「命令が聞けないのか!」
ガシャンガシャン!
アリウス生1「く、来るぞ!」
来礼阿「……そこで喧嘩しないでもらえる?イライラするから」
ウィーン(来礼阿がマシンガンを構える)
ダダダダダダダダ!
アリウス生1「ガハッ!」
ドサッ…
アリウス生2「た、隊長!」
ダッダッダッ!
アリウス生1「お前…は…逃げ…ろ…」
ガクッ(アリウス生1が気絶する)
ウィーン(来礼阿がマシンガンをアリウス生2に向ける)
来礼阿「これで残りはあなただけだよ?」
あたりには数えきれないほどのアリウス生たちが横たわっていた
アリウス生2「………降伏…します…」
来礼阿「懸命な判断だと思うよ」 - 154サラ・デイビス25/08/12(火) 10:09:23
ーーーーーーーーーー
(アリウス自治区内)
ガシャンガシャン!
来礼阿「戻ってきちゃったよ…(デイビスがもし居るとするならどこだろう…?)」
ニア「一回来たことあるの?」
来礼阿「はい、いい思い出は1個もないですけどね」
ニア「なるほど」
スタスタ
ニア「さて、一掃しますか!」
来礼阿「了解」
ドカーン!
アリウス生3「な、なんだ!?」
ニア「こんにちはー!探している人がいるんだけど質問いいかな?」
アリウス生4「は、はぁ?」
アリウス生3「と、とりあず撃てー!」
スッ(来礼阿がニアの前に出る)
ダダダダダダダダ!
カキィンカキィン!
ニア「やっぱりそう簡単にはいかないかぁ…」
来礼阿「逆にこの状態で話し合いってできるんですかね…?」
ニア「まあ答えは今分かったんじゃないの〜?」
アリウス生3「こいつら!」
アリウス生4「装甲が…硬すぎる…!」
来礼阿「それはリオ会長お手製のやつだからねー」 - 155サラ・デイビス25/08/12(火) 10:12:58
ガシャン!(背中のパーツからロケット格納庫が出てくる)
来礼阿「やっぱり大人数相手にはこれかな!」
ダシュダシュダシュ!(ロケットが発射される)
アリウス生4「こ、こっちに来る!」
アリウス生3「避けろ!」
アリウス生4「うわぁぁぁぁ!」
ドカーン!
ニア「……派手にやるね」
来礼阿「…褒め言葉として受け取っておきます」
ニア「じゃあ先を急ごっか」
来礼阿「はい」
ダッダッダッ!
“スラスター展開”
カシュッ!(スラスターが起動する)
ブルォォォォォォ!
来礼阿「(なんだかデイビスの爆撃機の音と似てる音に変わってるような…)」
来礼阿「まさかね…」 - 156二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 19:03:29
大暴れだね
- 157二次元好きの名無し25/08/12(火) 20:05:36
保守
- 158サラ・デイビス25/08/12(火) 22:29:12
ダダダダダダダダ!
アリウス生5「これで…!」
スッ(アリウス生5が来礼阿にバズーカ砲を構える)
ニア「来礼阿、左!」
来礼阿「!」
アリウス生5「これでも…喰らえぇ!」
ダシュ!(アリウス生5がバズーカを撃つ)
来礼阿「あっ(これは…避けれないなぁ…)」
ドカーン!(来礼阿にロケットが直撃する)
来礼阿「くっ…」
“機体損傷率24%マシンガン2丁をパージします”
パシュッ!(来礼阿のアビ・エシェフがマシンガンをパージする)
ニア「大丈夫!?」
ダダダダダダダダ!
アリウス生5「ガハッ!」
ドサッ…
来礼阿「は、はい!」
ニア「それならよかった!中心部まで後少しだよ!」
来礼阿「あの武器…(普通のロケットより威力が強力だったような…?)」
ニア「どうしたの?早くいくよ!」
来礼阿「はい!」
ダッダッダッ!
来礼阿「走りますか(今のでスラスター燃料タンクも半分やられたからなぁ…)」
ガシャンガシャン! - 159サラ・デイビス25/08/12(火) 22:31:22
(アリウス自治区、倉庫内)
サァ…(デイビスが薬を口の中に入れる)
デイビス「(後は水を飲んで…)」
ゴクゴク
デイビス「ふぅ…(これで少し待てば…)」
ザッザッザッ
ガガガガガ(倉庫の扉が開き、ベアトリーチェが入って来る)
デイビス「ま、マダム!?なんでそんなボロボロなんで…」
ベアトリーチェ「黙れ!小娘が!」
デイビス「(ビクッ)」
ベアトリーチェ「お前がミサイルの威力をもっと高くしていれば…!」
スタスタ
グッ(ベアトリーチェがデイビスの首を絞める)
デイビス「ぐっ…あっ…」
ベアトリーチェ「お前がしっかり仕事をやれば…!」
デイビス「や、やめ…」 - 160サラ・デイビス25/08/12(火) 22:32:48
スタスタ
黒服「…最後まで惨めですね」
ベアトリーチェ「黒服!?なぜここに!?」
黒服「まずはその子供を離してはどうですか?」
ベアトリーチェ「ちっ…!」
バサッ!(ベアトリーチェがデイビスを離す)
デイビス「ゴホッゴホッ!」
黒服「ありがとうございます」
ベアトリーチェ「で、お前がここにいる理由は?」
スタスタ(黒服が核ミサイルの近くまで歩く)
黒服「それはこれのためですよ」
ベアトリーチェ「ミサイル?」
黒服「いえ、これは私が調べたところ“あるもの”になるんですよ」
ベアトリーチェ「あるもの…?」
黒服「ええ、私が長年欲しかった技術…」
ガチャ(黒服がミサイルの弾頭を取り外す)
ベアトリーチェ「何をする気だ?」
カチャッ…(黒服が弾頭の非常用起爆装置を点火する)
黒服「そう“対色彩爆弾”の技術ですよ」
ベアトリーチェ「なっ!?」
黒服「さようならですね。ベアトリーチェ」
ドカーン!
ベアトリーチェ「ふざけるなぁぁぁぁぁ!」
シュウン…(ベアトリーチェが暗闇に消える)
黒服「…やっと終わりましたか」
スタスタ
デイビス「ゴホッゴホッ!(やばい…薬で…意…識が!)」
黒服「感謝しますよ。サラ・デイビス」
デイビス「どう…い…たし…まし…て…」
ドサッ…(デイビスが気絶する) - 161二次元好きの匿名さん25/08/13(水) 00:07:26
- 162二次元好きの匿名さん25/08/13(水) 00:20:32
今ここで来礼阿とニアが来たらアリウス生全員とんでもない目に会いそう
- 163二次元好きの匿名さん25/08/13(水) 07:19:41
核って、色彩にきくのかな。キヴォトス人ならまだしも色彩に
- 164サラ・デイビス25/08/13(水) 10:23:51
ダダダダダダダダ!
アリウス生6「ガハッ!」
ドサッ…
ガシャンガシャン!
来礼阿「ねえ、あなた」
アリウス生6「(ハァハァ)…なに?」
来礼阿「サラ・デイビスって名前知ってる?」
アリウス生6「……うん。知ってる」
来礼阿「!」
アリウス生6「確かここからそう遠くない倉庫で何かを作ってたはず…」
来礼阿「……ありがとう」
ガシャンガシャン!
アリウス生6「ねえ」
来礼阿「なに?」
アリウス生6「私たちは…負けたの…?」
来礼阿「…うん」
アリウス生6「……そう」
来礼阿「また会う時があるかもね」
アリウス生6「うん」
ガシャンガシャン!
アリウス生6「(私は…私達はなんの為に戦ってたんだろうなぁ…)」 - 165サラ・デイビス25/08/13(水) 10:25:43
(アリウス自治区、古びた倉庫)
ガガガガ!(来礼阿が倉庫のシャッターを強引に開ける)
来礼阿「デイビス!迎えにきた…よ…」
来礼阿「う…そ…」
ニア「やっと追いついた!どうした…の…?」
2人の視線の先には仮死状態になっているデイビスがいた
ニア「……遅すぎ…た…みた…い…」
来礼阿「……嘘だ…」
ニア「……嘘…じゃな…いよ…」
ガシャン!(来礼阿がアビ・エシェフから降りる)
ダッダッダッ!
バッ!(来礼阿がデイビスを抱き上げる)
来礼阿「(ポロポロ)…返事してよ…デイビス…」
ニア「……(私は…なんて…だめなお姉ちゃん…なんだろう…)」
来礼阿「(ポロポロ)…お願い!返事してよ!…ねえ!」
ユサユサ(来礼阿がデイビスを揺らす) - 166サラ・デイビス25/08/13(水) 10:26:47
スタスタ
スッ(ニアが来礼阿の肩に手を置く)
ニア「私達はね…遅すぎたんだよ…」
来礼阿「(ポロポロ)…いやだ…私は絶対そんなの信じない!」
ニア「…信じなくてもいい…とりあえずこんなとこから出よっか…」
来礼阿「…うん」
ガシャン!(来礼阿がアビ・エシェフに乗り込む)
スタスタ
ガシャンガシャン!
ーーーーーーーーーーーーーーー
(???)
デイビス「…ここは…」
???「いやぁ…まさかこんなことになるなんてね」
デイビス「あなたは…?」 - 167サラ・デイビス25/08/13(水) 10:27:54
デイビスに話しかけている人物…>>169
- 168二次元好きの名無し25/08/13(水) 10:37:10
幼少期仲良くしていた幼なじみ
- 169二次元好きの匿名さん25/08/13(水) 10:37:24
聖女バルバラ
- 170サラ・デイビス25/08/13(水) 15:25:16
バルバラ「そういえばまだ名乗ってなかったね。私の名前はバルバラ。聖女って呼ばれてるよ」
デイビス「バルバラさん…」
バルバラ「さて、自己紹介も終わったことだしさっそく本題に入ろっか」
デイビス「本題…?」
バルバラ「あなたはいまアリウスに来る前のことを思い出せる?」
デイビス「アリウスに来る前…?」
バルバラ「うん」
デイビス「うーん…(アリウスに来る前…)」
デイビス「……思い出せない…」
バルバラ「やっぱりね」
フッ…(バルバラが消える)
デイビス「え?今消え…」
バルバラ「じゃあ見に行こっか」
スッ…(バルバラがデイビスの背後に現れる)
デイビス「何を?」
ピカッ!(デイビスの周りを光が包む)
デイビス「うわぁ!?」 - 171サラ・デイビス25/08/13(水) 15:26:18
ーーーーーーーーーーーーーー
(ミレニアム自治区、ある場所)
デイビス「ここは…?(見覚えがあるような…)」
フッ…(バルバラが現れる)
バルバラ「ここ、見覚えがない?」
デイビス「うーん…」
(「…ここどこ?え?は?」)
デイビス「あの子は…誰…?」
バルバラ「あなただよ」
デイビス「え?」
バルバラ「今はそんな感じになってるけどしばらく前まではあんな感じだったんだよ?」
デイビス「私が…あの子…?」
バルバラ「そろそろ…」
デイビス「?」
ザッザッザッ!
(「いたいたー!」)
バサッ!
(「うわぁ!?」)
デイビス「あの子…見覚えがあるような…」
バルバラ「少しずつ思い出して来たみたいだね。次に行こっか」
デイビス「は、はい」
スタスタ
バルバラ「こっちだよ」
キィ…(バルバラが近くの小屋の中に入る)
デイビス「小屋…?」
スタスタ(デイビスが中に入る) - 172サラ・デイビス25/08/13(水) 15:27:20
(「手荒な真似をして悪かったわね」)
デイビス「この人も見覚えがあるような…」
(「あなたは?」)
(「……ここの学校の……をしている者よ」)
デイビス「いま声が途切れた…?」
バルバラ「やっぱりまだ完璧に思い出せてないものは無理かぁ…」
デイビス「どういうことですか…?」
バルバラ「ううん。こっちの話だよ」
デイビス「は、はぁ…」
バルバラ「じゃあこれからはどんどん行こっか」
デイビス「それってどういう…?」
キィ…(会長室のドアが開く)
バルバラ「これからはあなた1人で行ってみて」
デイビス「え?私1人ですか…?」
バルバラ「私は最後で待ってるよ」
デイビス「あ…ちょっと待って…!」
フッ…(バルバラが消える)
デイビス「……行っちゃった…」
ジィー(デイビスがドアを見つめる) - 173サラ・デイビス25/08/13(水) 15:28:37
デイビス「…行きますか」
スタスタ…
(「見せたほうがはやい」)
(「え?ちょま…」)
ダダダダ!
(「痛ったぁ!」)
スタスタ…
(“今日は2人ともありがとうね”)
(「いえいえ、力になれただけでも嬉しいです」)
(「疲れた…」)
スタスタ…
(「スマホってなんですか?」)
(「まさかあなた…まだスマホ使ってないの?」)
スタスタ…
デイビス「リオ…会…長」
スタスタ…
(「誰が魚だー!」)
(「怒ったー!逃げろー!」)
(「コラ!待てー!)」
ダッダッダッ! - 174サラ・デイビス25/08/13(水) 15:30:03
デイビス「なんだか…懐かしいなぁ…」
スタスタ…
(「…ラ!?なんで泣いて…?」)
(「よかった…本当に…よかった…!」)
デイビス「(ポロポロ)…あれ…?なんで私…泣いて…?」
ガシャン!(B-17のドアが開く)
デイビス「なんだかすごくここが懐かしい…」
スタスタ…
デイビス「ここは…!」
バルバラ「ここがあなたの記憶の中で一番はっきりしているところだね」
(ミレニアムタワー屋上)
バルバラ「そろそろ思い出したかな…?」
デイビス「(この綺麗な夜景…)」
(ありがとう…)
デイビス「来礼阿!」 - 175サラ・デイビス25/08/13(水) 17:52:14
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最近更新頻度が落ちていましたが、問題がもう少しで解決しそうなのでしばらくしたらいつものペースに戻れると思います。
なお続きは今日の夜立てる3スレ目になりますので〜 - 176サラ・デイビス25/08/13(水) 20:39:01