- 1二次元好きの匿名さん25/08/06(水) 19:50:50
直義受け専用スレです
感想・考察・妄想・パロ・創作等、直義受けであればなんでもOK!
直義受け以外のBL・NLカップリングは禁止
リバ・直義以外のキャラも受けになるネタや直義受け関連以外の歴史考察はNGです
性行為・カップリングは一行目に注意書き&ワンクッション置いて下さい
女体化・グロネタ・パロ・公式NL前提ネタ等人を選ぶ内容も同様にお願いします
逃げ若以外の足利作品も大歓迎ですがジャンプカテのため基本的に逃げ若中心を各自心がけましょう
逃げ若以外の作品の場合、最初に何の作品か明記してください
直リンクは禁止(テレグラフ等を挟むかhttpのhを抜く)、存命中の人物名とその著作物名は伏せ字等で検索避けをして下さい
ただし当スレ内で作者本人から事前紹介があった同人作品へのリンク・感想は可とします(その旨を一行目に明記して下さい)
このスレの中の妄想や考察を他のスレに持ち出して迷惑を掛けないようお願いします
荒らしは通報・スルーを徹底。スレ主さんは可能であればできるだけ荒らしレスの削除をお願いします
個人の解釈の否定は禁止です
過度なキャラsageも同様ですが、それらを指摘する際は柔らかく丁寧な言葉遣いでして下さい。受け取る相手への配慮をお願いします
次スレは>>190付近で立てられる方が立ててくださるようにお願いします
平和に楽しく直義受けを語りましょう!
前スレ
【腐向け閲覧注意】足利直義受けスレ part96|あにまん掲示板直義受け専用スレです感想・考察・妄想・パロ・創作等、直義受けであればなんでもOK!直義受け以外のBL・NLカップリングは禁止リバ・直義以外のキャラも受けになるネタや直義受け関連以外の歴史考察はNGです…bbs.animanch.com - 2二次元好きの匿名さん25/08/06(水) 19:56:36
テンプレの検索避けについては話し合いを経て今の形に落ち着きました。同じ話の繰り返しになるため検索避けについての議論や蒸し返しはしないで下さい
経緯を知りたい方は過去スレPart54・55を参照
【腐向け閲覧注意】足利直義受けスレ part54|あにまん掲示板直義受け専用スレです感想・考察・妄想・パロ・創作等、直義受けであればなんでもOK!直義受け以外のBL・NLカップリングは禁止リバ・直義以外のキャラも受けになるネタや直義受け関連以外の歴史考察はNGです…bbs.animanch.com【腐向け閲覧注意】足利直義受けスレ part55|あにまん掲示板直義受け専用スレです感想・考察・妄想・パロ・創作等、直義受けであればなんでもOK!直義受け以外のBL・NLカップリングは禁止リバ・直義以外のキャラも受けになるネタや直義受け関連以外の歴史考察はNGです…bbs.animanch.com - 3二次元好きの匿名さん25/08/06(水) 20:00:05
立て乙です!
直義様は今日も可愛い保守 - 4二次元好きの匿名さん25/08/06(水) 20:08:41
立て乙です!
天国から見守ってる直義様を想像
ハラハラしてるかな
それとももう、気持ち穏やかなんだろうか - 5二次元好きの匿名さん25/08/06(水) 20:13:35
立て乙です
直義様には取り急ぎ賽の河原で石積をしている息子と養女に再会して抱き締めてあげてほしい
重能お兄ちゃん辺りが保護してくれてるかもしれないけども - 6二次元好きの匿名さん25/08/06(水) 20:27:45
たておつ
あらためて直義様お疲れ様でした
亡くなる直前まで兄や部下や甥からの愛を感じることができた逃げ若直義は他の南北朝創作より幸せそうで良かったよ - 7二次元好きの匿名さん25/08/06(水) 20:32:30
- 8二次元好きの匿名さん25/08/06(水) 20:33:43
たて乙です
直義様が此岸の争いから離れて彼岸で亡くした家族や部下達と心穏やかに憩われていることをお祈り申し上げます - 9二次元好きの匿名さん25/08/06(水) 20:34:40
乙です
最期の表情見て確信しましたね
転生現パロの尊直の直義は聖母受けだと - 10二次元好きの匿名さん25/08/06(水) 20:38:05
清廉実直で抱きしめたくなるくらい可愛いおっさん聖母かあ(混乱)
- 11二次元好きの匿名さん25/08/06(水) 20:41:45
- 12二次元好きの匿名さん25/08/06(水) 20:45:20
このおっさん抱きしめてえ!といい今週の合掌といい
玄蕃には感謝しかないまじでありがとう - 13二次元好きの匿名さん25/08/06(水) 22:52:13
直義の死に様について
はっきりしない最期だからこそ作品によって色んな解釈が見れて興味深いよね
自分が兄を阻害していた…自分なんか存在しない方がよかった…と自分の存在意義を全否定した極楽直義(一応病死)
兄の企みで高兄弟と対立させられた上に高兄弟も自分も殺されるのだと理解して差し出された毒を飲んだ群像直義
この二大巨頭に比べたら震える左手に兄の愛を見出し自分の死で兄を元に戻せると死を受け入れた逃げ若直義は
すごく前向きかつ一種の満足を持ってしねたんだなあ…ってなった
…極楽はともかく鬼も悪しき神力もないのに無意識の極悪っぷりで逃げ若兄上にも勝る群像兄上は何なんですかね…?
- 14二次元好きの匿名さん25/08/06(水) 23:40:30
本誌ネタ ポメガバース 尊直
──ギィィイイイイ バタァン…
いつもは閂を差して固く閉ざされている扉が開いて、閉じた
この部屋を訪れた兄上の目的は一つ、先月から幽閉している弟の命をその手で終わらせることである
薄い笑いを浮かべた兄上の視線が室内に座している獲物を捉えた
相手は臆した様子もなく強い意思を宿した目で真っ直ぐ見上げてくる
それを見た兄上は勢いよく歩みを進め、相手の顔をガッと捕らえ、そして…
「すりすりすりすりすり!モフモフモフモフ!スーハースーハー!ハァッ!」
「ク、クゥ~ン…」
兄から熱烈な頬ずりとモフりを受けたポメ義が困惑気味に鼻を鳴らす
このポメ義、今朝までは人の姿であったのだが外から漏れ聞こえてくる兵士たちの噂話で
上杉たちが己を救出する動きを見せていると知り、心配のあまりポメ化してしまったのだった
小さなポメ義を抱き締めてフワフワの毛に顔を埋めた兄上が恍惚と呟く
「…ポメ義。やはりお前は今日も可愛い。実は少し気になる報告を受けてここに来たのだが、
こんなにも無力で無垢なお前が我の脅威になるなどあり得ないな。やはりお前は我が守ってやらねばならん存在だとの思いを新たにしたぞ」
「キュッ!?…ク、クゥ~ン…キャンキャンッ!」
それでは困るとポメ義が必死に四肢を突っ張り、吠え立てる
しかしポメ語を解さぬ兄上は「そうかそうか。お前も我の懐で生きたいか~。我とお前は一心同体だものなあ」
とニコニコしながら弟を見つめると、
「ではなポメ義。お前を狙う悪い虫たちは我が追い払ってやるから、お前はいい子にしているのだぞ」
そう言い残して部屋を出ていった
──ギィィイイイイ バタァン…
再び閉ざされた扉の前には、取り残されたポメ義が呆然と佇むのであった…
この後なんとか頑張って直義は人の姿に戻り、無事(?)兄上の手にかかって例の策を発動させます - 15二次元好きの匿名さん25/08/07(木) 00:06:22
TSHパロ
主要人物:直義・上杉憲顕
~1335年1~2月 装束調進と婚約#14~
それはそれとして。と、男は、部屋の中にある、蓋がしまったままの長持ちに近づく。懐にたばさんだ扇をとりだし、開けるように近習に命じた。その中にあるのは、足利の絹織物でできた、『小直衣』である。狩衣に似ているが、親王が着用されるため、着るものも非常にすくない、めずらしい衣装だ。
その生地は、若いものが着る『浮織物』だ。9歳の親王将軍に、ではないことはすぐわかった。大人用の着物だからだ。
直義の表情が、わずかにかたくなる。
いままで避けてきた話。それを、口にしなければならない。だが、甥も妻もその家族もいる、ここでは話せない。口にしたくもない。
なにかをふりきるように、すこし首をふった直義は、「外へまいろう」と、いとこを誘うことにする。
ふたりが訪れたのは、四季をとおして花が絶えることのない、『鎌倉の西方極楽浄土』とよばれる古刹の寺である。
「なむ観世音ぼさつ」
本堂にやってきた直義は、白い手をあわせ、夕闇のなか、みほとけの像を、しずかにみつめる。
あのころと、自分はなんとかわってしまったことだろう。
その切れ長の双眸を、一瞬とじる。
本題は、ここからだった。後ろにいる公家の男に背をむけたまま、そのうすいくちびるを、開く。いとこどの。と呼びかけた。
「刺客を、用意してもらいたい」
それにかえす男の声も、しずかだった。
「標的は、あの『小直衣』をまとわれるおかたですかな」
そうだ。と、直義はうなずく。
「候補は何人かおりますが」
貴人に手をくだす、という大罪をおかす度胸のあるもの。反対にいえば、そのぶん、慎重さに欠け、頭が軽い。ともいえる。刺客を用意するのは、まだ比較的やさしい。だが、その頭の軽さは、口の軽さにつながるだろう。と公家の男は、指摘してくる。
だが、それもすでに考えてあった。直義は、ふりむく。そして、命じた。その瞬間、おのれに、べっとりと墨が塗られるのを感じる。
「今川の郎党に、言いふくめさせよ」
あるじをとにもかくにも、戦場にたつまでに回復させてくださった。と感謝し、崇拝してくる、今川の郎党ならば。と思う。
親王がみぬかれたとおり、いつかその事態はやってくる。しかし、ことがなったあと、それが足利のしわざだ、と言いふらされてもこまるのだ。
「かしこまりました」 - 16二次元好きの匿名さん25/08/07(木) 09:18:38
今日も暑くなりそうですね直義様
直義様もクールビズを取り入れて小袖姿での出勤など検討なさってもよいのではないでしょうか
普段は閨を共にする攻めぐらいしか見られない白小袖一つに身を包んだ直義様の有難い御姿に官僚たちの勤労意欲も爆上がりすること間違いなし
なんか職場の気温が2度ぐらい上がった気もするけど気にしない - 17二次元好きの匿名さん25/08/07(木) 17:16:34
本誌 あの世でわちゃわちゃ
直義様のいっそ満足げな死に様だったので、あの世では先に死んだ庇番やもろちゃんたち、南朝側の人々なんかとわちゃわちゃ現世ウォッチングして欲しい。残された兄上や甥っ子、直義派の悲惨な状況見て、自分のしでかしたことの大きさを実感して焦って欲しい
とりあえず残された方々、直義様への想い曝露とと回想シーンをお願いします - 18二次元好きの匿名さん25/08/07(木) 18:15:13
直冬に対する「父と殺し合いを繰り広げる」というモノローグも忘れずに回収してほしい
1話から登場して、意味深な再登場をした割に擾乱では養父のために挙兵したことしかわからないし、短くでもいいから東寺合戦まで描いてほしい
尊氏「直義は我のために死を選んだ。最後まで我のために生きた弟だった。おまえのことなど眼中にないのだ」
直冬「あなたのために死んだ?つまり、あなたのせいで死んだということか」
こんな感じのやり取りしてお互い内心ぐちゃぐちゃになってほしい~ - 19二次元好きの匿名さん25/08/07(木) 23:03:48
もう生きてる直義様に会えないなんて寂しすぎる…
回想で出てきてくれるといいな - 20二次元好きの匿名さん25/08/07(木) 23:56:02
- 21二次元好きの匿名さん25/08/08(金) 00:57:02
TSHパロ
主要人物:直義・上杉憲顕
~1335年1~2月 装束調進と婚約#15~
冬の夕陽がおちるのははやい。本堂は、すっかりくら闇に包まれてしまう。
「暗きより暗き道にぞ 入りぬべき」
直義は、ぽつりともらす。後ろに立つ男から、その表情はみえなかった。
ーーーーーますます、昏(くら)くて冥(くら)い途へ進んでいくのだろうか。そのたどりつくさきを、わたしはしらない。
直義は、白い手に御燈(みあかし)をささげもち、歩き出した。男は、その隣に並び、連れだって歩く。みほとけに、また、その『お前立ち』となっている、脇侍の十一面観音の立像に、直義は、灯をともしていった。その金色の膚が、灯に照らされてかがやく。
十一面ものお顔をもつ観音さまを、ふたりはみあげた。正面の菩薩面は、衆生を救う穏やかなお顔をしておられた。だが、その左には、『狗牙上出面』(人々を厳しく諭すお顔)、右には『䐜怒面』(人々を怒るお顔)がある。
「おそろしげなお顔をしておられるが、どのような悪鬼羅刹のこころも、お救いくださるという」
御燈を御前においた直義は、しずかにほほ笑む。
ーーーーーすでに鬼となったこの身。兄の覇道をたすけるため。足利の未来のため。父の奥津城(おくつき。墓)のある鎌倉を守るため。というのは、理由にもならない。だが、救われるはずもないのに、それでもなお救いをもとめてしまう。あさましく罪深い身は、どうすれば、救われるのか。
ふたりは本堂をでる。眼下の参道からまっすぐに目をやると、材木座にある光明寺の巨大な山門がみえた。若宮大路を中心して、このふたつの寺はほぼ左右対称の位置にある。東からの光明が、極楽西方浄土を照らし出しているのだ。その東の山の端から、ほそい蛾の眉の月が上っていた。それは救済の月光。
「はるかに照らせ 山の端の月」
公家の男は、優雅に唱和した。
ーーーーーおのれに救いはない。それをもとめたことも、信じたこともない。神もほとけも、しょせんは夢まぼろしだ。弱きひとの心がつくりだしたものだ。と憲顕はおもっている。
だが、真(まこと)にそのようなものがあるのならば。
この年下のいとこには、それ(救済)があるように。と、祈った。
月をみつめながら、髪をおろすことも考えたが。と、直義は漏らす。だが、それでも。と続けた。
「わたしはやはり、『足利直義』としてしか生きられない」 - 22二次元好きの匿名さん25/08/08(金) 10:00:20
クールビズ直義様
小袖一枚で執務なんて破廉恥すぎて風紀が乱れるどころの騒ぎじゃないですよ!モブ部下くんの悶々ムラムラが止まらない!はっ!?兄上の、重々しく振る舞うようにってそういう…
クールビズ用の透けて風通しのいい直垂とかないですか?直垂からうっすら透けて見える小袖に覆われた直義様の肢体も大層風情があり、涼しさを呼び込んでくれそう
おみ足を冷やしていただけるよう氷水を入れた桶を準備した有能モブ部下くん、あわよくば直義様のおみ足に触れたいという下心で溢れてそう
- 23二次元好きの匿名さん25/08/08(金) 11:12:00
庇番も出たし軽音部ネタ書きたいなーとか、死にネタ書きたいなーとか、ただのラブラブ書きたいなーとか、思いつつ、本誌展開とは関係無い話
現代転生というより、とんでも財閥とかのある現代風世界線への転生です。
兄上は漫画に出てくるような過剰とんでも財閥の後継ぎ
師直はその家に代々仕えている家の後継
尊氏×直義前提(歳の差五歳)
尊氏と師直は同い年。
師直やらかす
直義(赤ちゃん・8ヶ月くらい)
尊氏 幼稚園年長
師直 幼稚園年長
茂子 ?歳
小話です
師直やらかす | Writening現代転生というより、とんでも財閥とかのある現代風世界線への転生です。 兄上は漫画に出てくるような過剰とんでも財閥の後継ぎ 師直はその家に代々仕えている家の後継 尊氏×直義前提(歳の差五歳) 尊氏と師…writening.net - 24二次元好きの匿名さん25/08/08(金) 19:57:10
現パロ 甥直
これまで2回登場した基氏くんが直冬くんよりも線が細くておとなしそうで
それでいて叔父上をお慕いする熱い気持ちを内に秘めた子という印象だったので現パロでも叔父上大好きな息子でいてほしい
具体的には幼児期が終わっても直義と手を繋いで歩くことからなかなか卒業できなかったり(直義も嬉しいので人目を気にせず繋いじゃう)
勉強や読書をする時も自分の部屋はあるけど叔父上に見てもらえる所にいたくて、直義のいる部屋に勉強道具を持ち込んでやりがちだったりとかを妄想している
夏休み期間中の直義はほぼ毎日部活がある直冬くんに朝からご飯をもりもり食べさせて送り出した後
自分の仕事の合間に基氏くんの夏休みの宿題を見たり、まだ小さい如意丸くんのお昼寝に添い寝をしている間にうとうとしちゃって
目が覚めたら背中側に基氏くんも引っついて寝ていたり
夕方頃に直冬くんから『駅前で義詮に会いました!今日は家に帰っても一人らしいので夕食はうちに誘ってもいいですか?』
みたいなメッセージが来て「よし。今日は鉄板を出して肉でも焼くか」とか張り切ったりしているといい
夕食の席では義詮くんが隣の直冬くんを見て(よく食べるなコイツ…)みたいな顔をしてる
なお夕食にはなぜか途中から兄上もアポなし参加する
兄上「夕飯美味かったな~直義~♡我お腹いっぱいで動けないから、今夜は泊まっていってもいいか?」
直義「義詮を泊めてもいいか兄上に連絡しようと思っていたのですが、手間が省けましたね」 - 25二次元好きの匿名さん25/08/08(金) 22:02:45
九州からの
確かセリフは「さあ直義京に戻ろう」「ええ」
の時、お、直義かわいい顔〜って思った
こんなコマでも兄上いちいち弟に触れるシーン入れてるのちょい気になる〜って思ったの思い出した
今手元に無いんで調べられないけど、
あの兄上の手って右左どっちだった?
やっぱ意味があったの?! - 26二次元好きの匿名さん25/08/08(金) 22:50:58
師直やらかす レス
ライオ○キングネタ再びに笑いました
手足パタパタして一人遊びをする赤ちゃん直義の描写がとてもキュートでもちこさんが可愛い変身させたくなっちゃう気持ちがわかる…
そしていつものふかふかラグは幸せの象徴
歌で盛り上げようとしてくれたボーイソプラノ時代のショタモロちゃんも可愛いし、
とっさに歌が出るってことは前日に皆でライオ○キングを楽しんで観たんだなと想像できて微笑ましいです
赤ちゃん直義ももう少し大きくなったら皆といろんな作品を楽しむようになるんだろうな
- 27二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 08:11:02
現パロ尊直の夏休み
現パロ尊直は大人気DJと将来有望な政治家で兄弟っていうセンセーショナルなカプだけど、職業も仕事の人間関係も全然違う2人が人目を忍んでバカンスに行くのが見たいです。2人でドタバタと互いのファンから身を隠しながらのバカンスもいいし、実家が極太のため飛行機からホテルから貸切にして思い切り夏を満喫するのもいいな。兄上は果たして弟の水着姿公開をお許しくださるのか? - 28二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 10:16:32
TSHパロ ※憲直
主要人物:直義・上杉憲顕
~1335年1~2月 装束調進と婚約#16~
そして、直義は、よこに並んだ年上のいとこに、しずかだがゆるぎない声で、告げる。
「わたしは、鎌倉を二度と焼かせはせぬ」
ーーーーーそれが、たとえ兄であってもだ。
直義は、やさしくほほ笑む。
東国のものたちが、昨日よりはましな生活を、生きやすさをもとめ、血と謀略と多くの犠牲の果てに、苦心のすえに築き上げてきた武士の都を、また、この地上から失わせはしない。
苦しみの多い浮世で、それでも懸命に生きる、はかなくいとしいものたちのために。
「わたしに、従(つ)いてきてくれ」
そのふかい信頼にみちたまなざしは、幼かった昔とおなじように、凛として、芯のつよいものだった。
憲顕は、こころのうちで苦い敗北感をあじわう。父のつくった『最高傑作』にも抱かなかった感情だった。
ーーーーー生きとしいける衆生への愛。それに、だれが勝てるだろうか。勝てはしない。もはや、この年下のいとこは、おのれの手の届かないところへいってしまった。
だがそれでも、狩衣の大きな袖をひろげ、胸もとに囲い込んだ年下のいとこに、憲顕は、昔からかわらぬ愛をささやく。
「私は、これまでも、これからも、ずっと、相州どののおそばに」
その5日後の1335年1月10日。長門国で、北条氏の生き残りによる反乱がおきた。
それまで、西国は護良親王の抑えがきいていたのだが、殿下ご本人は鎌倉へ流罪になったうえに、親王の配下は処刑され、一気にその重石がとれたためである。
2日2日、伊予国でも、残党が決起した。それは、鍾愛(しょうあい)されている内親王を、みかどが『宝政門院』となされた日と同日であった。
それをきっかけに、西国でも反乱の火の手があがり、それは、猛り狂う龍のように、日の本をのみこんでいったのだ。
おもいもかけぬ、さらなる大動乱の世のはじまりであった。
そのなかで権力を握るのはだれか。どの勢力か。
あとにのこったのは、惨憺(さんたん)たる国土の荒廃と、骸の山だけである。
おわり。
★>>20様。最後は憲直のロマンチックな会話にできたと思います。いかがでしょうか。お盆はしばらくお休みしますが、休みに入る前に、無事おわりにできてほっとしています。次回作からは、いよいよ中先代の乱にむけて、本格的な仕込みをはじめます。お楽しみに!
- 29二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 19:28:42