会長とカフェってさ……

  • 1二次元好きの匿名さん21/09/18(土) 23:50:34

    人気のない夕方のカフェテリアで一緒にコーヒー飲んでそう
    最初は激務のお供として貰い物のコーヒーを飲んでただけんだけど、ある日カフェに「そのコーヒーって……」って話しかけられるわけよ
    そこからカフェにコーヒーのあれこれを教わって、いつしかコーヒーについて談義するのが日課みたいになるわけよ

    普段は会長としての仕事が忙しいだろうし、下手に話しかけて変な注目浴びるのも面倒だからとカフェは会長にわざわざ話しかけたりはしないわけよ
    会長の方もカフェの気遣いと気持ちを汲んで、以前と変わらない様子で過ごすわけよ

  • 2二次元好きの匿名さん21/09/18(土) 23:51:04

    けど生徒会の仕事が片付いて、トレーニングの空き時間である夕方、会長は一人カフェテリアにやってくるわけよ、そんでもって

    「思えば、ここまで気軽に話せる友人も、君やシービーくらいかもしれないな」
    「……トレーナーさんや生徒会の皆さんとは、気軽に話さないんですか?」
    「いや、トレーナー君や生徒会のみんなに引け目があるわけじゃない。ただ……こうして二人だけでコソコソするような、悪友のような相手は少ないと思ってね。」
    「ふふっ、悪友ですか……」
    「少し語弊があったかもしれないな。不快に思ったのなら訂正するが……」
    「……いえ、そのままで良いです、悪友の会長さん」

    みたいな普段しないような砕けた会話を先客のカフェと交わすわけよ
    コーヒーについての話題はもちろん、お互いの毎日の嬉しかった事、悲しかった事、レースの事、周りの人間関係の事……
    相変わらず昼間は過干渉せず、夕日に照らされたテーブルを挟んで、一杯のコーヒーをゆっくり味わいながら、そんな他愛ない会話を楽しむわけよ

  • 3二次元好きの匿名さん21/09/18(土) 23:52:41

    カフェと会長って珍しい
    遠慮なく気が済むまで続けてくれ
    というか続けてくださいお願いします

  • 4二次元好きの匿名さん21/09/18(土) 23:53:19

    需要はある、ここにな

  • 521/09/18(土) 23:55:07

    >>3 >>4

    申し訳ないが文章のストックが切れたのと書きなれないのもあって、続き書くのには時間がかかりそうだ

    クオリティの保証はできないが、一応続きは考えようと思う

  • 6二次元好きの匿名さん21/09/18(土) 23:57:02

    首を長くして保守してるから存分に練ってきて

  • 7二次元好きの匿名さん21/09/19(日) 00:04:02

    性格的にも生息地的にも交流なさそうなキャラ2人がこういう小さいところで接点できるのいいよね…

  • 8二次元好きの匿名さん21/09/19(日) 00:09:22

    >>5

    自分のペースでいいんです…続きを考えてくれてありがとうございます…

    書き手の趣味好みで読んでる人はただ書き手を待ってるだけなので…焦らなくて大丈夫だと思います…

  • 921/09/19(日) 00:45:53

    そんなある日、カフェにいきなり「一緒にコーヒーを買いに行きませんか……?」って誘われるわけよ
    もともと頼まれごとは断れない会長だから、もちろん即座にOKするわけよ
    それから生徒会を中心に、ある話が広まるわけよ
    「なんだか会長の様子が変わった」って
    以前なら自分で済ませてしまっていた仕事をちゃんとエアグルーヴ達に任せてくれるようになった、コーヒーの匂いがするようになってから、会長の所作に余裕が生まれたって

  • 1021/09/19(日) 00:46:34

    いうまでもなくそれはカフェの影響なわけよ
    それまで生徒会長として、絶対の三冠バとしてのプレッシャーを無意識に感じていたのが、対等な友人であるカフェとの時間によって、ほんの少し視野が広がったわけよ
    (この辺は会長の育成ストーリーでも似た流れがあった気がするけど、まあ平行して起こっていた出来事ってことで……)
    カフェとの約束のために、周りに心配をかけさせないために、周りに頼りながらこれまで以上のスピードで仕事をこなして、約束の日になるわけよ

    「……お待たせしてしまってすみません」
    「いや、むしろお互い早すぎだ。まだ約束の時間まで30分もある。今日は1日フリーにしておいた。ゆっくり見て回ろう」
    「ふふっ、そうですね……。ルドルフさんに教えたいコーヒー、まだたくさんありますから」

    ってな具合で、駅前のコーヒー屋さんから街外れの小さな喫茶店まで、1日かけてじっくり2人で見て回るわけよ

  • 1121/09/19(日) 00:47:02

    「……さすがに飲みすぎましたね」
    「ああ。今夜は目が冴えて一睡もできなさそうだ。だが、それもまた一興。こうなる事を見越して、明日の仕事も調整してある」
    「あの、今日はありがとうございました……。その……、すごく楽しかったです」
    「こちらこそありがとう。おかげでこの先の仕事にも精が出せそうだ。君という友人に出会えて、本当によかったよ、カフェ」
    「……わたしもです、ルドルフさん」

    みたいな少しこそばゆいやり取りをしながら、すっかり暗くなった空の下でお互いの部屋へと戻っていくわけよ

    その次の日から、誰も知らないようなコーヒーを会長が愛飲するようになったけど、それはまた別の話ってわけよ

  • 12二次元好きの匿名さん21/09/19(日) 00:47:56

    なんとも表現し難い関係性良い…

  • 1321/09/19(日) 00:50:49

    ホーム画面での会長とテイオーのコーヒーにまつわる会話に着想を得て書いたけど、スレ建てた段階で全然オチ考えてなかったのでえらい苦戦してしまった
    本当は四字熟語をいれた方が会長っぽいんだけど、下手にやると意味が分からなくなるから諦めた
    ともあれ、こんな深夜にお付き合いいただき、ありがとうございました

  • 14二次元好きの匿名さん21/09/19(日) 00:59:45

    後輩も〜さんって呼ぶのに、ですます口調で会長のことだけ「ルドルフ」って呼ぶカフェがいても私はいいと思う

  • 15二次元好きの匿名さん21/09/19(日) 01:03:28

    セントライト記念→菊花賞→有馬記念→日経賞→春天のローテで勝つ共通点がある
    なお、会長のJC

オススメ

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