すみませんここに来ればカヨコがハルカに甘える概念を見られると聞いたのですが

  • 1二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 10:07:59

    普段は便利屋の頭脳担当として頼りになるカヨコが1年生のハルカに甘えに行くのとても尊いと思うんですよね
    こう、上手く言えませんがハルカを甘やかしに行くよりも甘えに行くってのが……3年が1年に甘えるってのが私はたまらなく好きなんです
    いいよねカヨコが膝枕されてるの、んでそれを慈愛の眼差しで見下ろすハルカ

  • 2二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 10:08:59

    ちょっと書き加えたいんでもう少し続けて貰えます?

  • 3二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 10:10:06

    「ふあぁ……ん-……ハルカ、おいで」
    いつの間にか、カヨコ課長が欠伸をするのが合図になっていました。
    部屋の隅でいつでも動けるよう待機していた私は、カヨコ課長が座っているソファの隣に、お尻を深く置いて座ります。
    「あ、あの……どうぞ」
    「うん、いつもありがとう」
    そう言って私の頭を撫でてくれた後、課長は私の太ももを枕にして寝転がりました。もう数えられないくらいやっているのですが、何度やってもこの瞬間は慣れません。
    私の足を枕に、横向きに寝転がった課長は目を閉じました。
    「おやすみ、ハルカ」
    眠そうな声でそう言うと、数秒も経たないうちにヘイローが消え、寝息を立てはじめました。
    私がカヨコ課長を独り占めしている、この時間……この時間が、私はとても好きです。
    ……少し気持ち悪いかもしれませんが、私の膝の上で眠る課長を見下ろし、綿のように白い肌を、絹のように触り心地の良い白い髪を、私だけが独占できるから……。
    何より、普段あんなに頼りになるカヨコ課長が、私に全幅の信頼を置いてくれているという、この実感がとても好きです。……角が太ももを圧迫して少し痛いですが、この時間を無くしたくはないくらいには、好きです。私の太ももに痣が出来た時に、膝枕を辞めようって言われた時に、思わず辞めないようお願いしたくらいには。
    「おやすみなさい、カヨコ課長」
    私がカヨコ課長の頭を撫でると、気のせいか課長の頬が緩んだような気がしました。



    雑だけど書いたので失礼する

  • 4二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 10:11:35

    失礼するな待ちたまえ

  • 5二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 10:13:03

    アルとムツキが後方両親面で二人を見守っている……

  • 6二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 10:16:19

    いいねもっとくれ

  • 7二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 10:19:29

    キッカケがハルカからだったりするといいなって思ったりする
    お返しにもなりませんけど、て提案で思いのほか落ち着くから癖になっちゃうのいいよね

  • 8二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 10:51:42

    ここ最近寝坊することが多いのでアル様から「カヨコ! ここ最近生活リズム狂っちゃってるからお昼寝禁止よ!」と告げられたカヨコ課長……私が便利屋68に入ってから一番の絶望顔を見たような気がします。
    でも実際、私たちが夜寝ている間も仕事しているところを、夜中に起きた時に目にしたことが多々ありましたし……それに比例するように私の膝で寝る時間も増えていたような気がします。仕事に支障が出ている、という訳ではないようですし(いつも通り滞りなくやれてましたから)、あの時間が無くなるのは私としても寂しいですが、課長の体調を優先させるべきですよね……。
    ですがカヨコ課長は、やっぱり私の膝が恋しいようで。
    「……ねえ、ハルカ」
    「はっ、はい。あの、膝枕以外でしたらなんでも仰ってください」
    「……駄目?」
    ううっ、おねだりしてくる猫ちゃんみたいに見つめられたら……いいや駄目、これは私だけの問題じゃありませんから。カヨコ課長の体調に関わる問題ですから
    「駄目、です。アル様のご命令ですし……何より、昼夜逆転するのは体に悪いですから」
    ここは心を鬼にしてめっ、ってしないといけません。
    ああっ、しょぼんとされてしまいました! ううっ、なんだか私が悪いことをしているみたいに……いや、膝枕をしてあげてるのは私だから、元凶は私なのでしょうか……?
    「すっ、すみません、すみません! でも、夜にはちゃんと寝ないと駄目ですから……!!」
    「それはそうだけどさ。……ん、要するに寝なきゃいいんだよね?」
    「えっ、はい……はい?」

  • 9二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 10:53:30

    私達便利屋68が受ける依頼を吟味するのも、課長の大事なお仕事です。仕事が無い時期ならともかく、依頼がいっぱい来るとなるとアル様でも中々処理しきれないようで……そういう時はカヨコ課長がある程度依頼を絞って、その中からアル様が選ぶ、という形を取ることがあります。
    「これは駄目、はい」
    「は、はい」
    カヨコ課長から渡された依頼……萬年参の運搬依頼、は駄目だったようなので、課長からプリントアウトされた書類を受け取り、ばってんを書いてテーブルに置き直します。そしてカヨコ課長は、自分のお腹に乗っけたノートパソコンで、入ってきた依頼を「受けないフォルダ」の方に移動させました。
    ……私の膝を枕にして、そこで書類の仕分け作業をする。カヨコ課長が導き出した結論がこれだったんですが……正直、作業効率落ちているような……でも、そこまで求められるのは、とても光栄に思えます。
    「これは……駄目だね。はい」
    「はっ、はい」
    カイザーローンの集金車護衛依頼にバツを付けてテーブルに置いていきます。
    今のところ、アル様に見せてもいい依頼は4件、それ以外はリスクが高すぎたり、アル様がちょっと受けづらそうなのばかりで……ちょっとした山みたいになってます。
    いつもこんな量の仕事を処理してくれてたんですね、カヨコ課長……改めて、凄いと思いました。駄目だった仕事もなんで駄目なのか私にはわかりませんでした。……アル様たちを危険な目に遭わせてしまいそうですね、私だけでやったら。

  • 10二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 10:54:40

    「……ハルカ、どうかした? あっ、ごめん。もしかして膝痛くなった?」
    「あっ、いえそうではなくて……いつもこんな量の仕事をしてくれているカヨコ課長、凄いなって思いまして。その、凄くかっこいい、です」
    「ふふっ、ありがとうハルカ」
    カヨコ課長は私の顔を見上げながら、私の頭を撫でてくれました。カヨコ課長の手は太陽みたいに暖かくて、とても気持ちいいです。
    思えば、起きているカヨコ課長を見下ろすのは初めてな気がします。いつも寝ていますから。
    寝ている時のカヨコ課長はお人形さんみたいで綺麗なんですけど……笑っても綺麗ですね、カヨコ課長は。
    「ハルカ、見すぎ」
    「あうっ」
    見惚れていたらデコピンされちゃいました。
    「……私みたいな怖い顔見てても、面白くないでしょ」
    「えっ、あの、課長は可愛いと思いますけど……?」
    なぜか拗ねたようなカヨコ課長にそう言うと、デコピンのお代わりを受けちゃいました。
    なっ、何か失言してしまったのでしょうか……!? あのっ課長! あの仰向けは、仰向けに寝るのは流石に私も恥ずかしく……課長!?


    若干ハルカのキャラが違う気がするけどカヨコから膝枕せがまれまくったので自己肯定感少し上がってるからって脳内補間してくれると嬉しい
    では失礼する

  • 11二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 11:37:06

    「う~ん……なんか面白い番組無いかな~?」
    「見るもの無いなら野球中継でいいんじゃないかしら」
    「もうちょい探させて~」
    お夕飯も終え、しばらく持て余す時間……ムツキ室長がチャンネルを変えて、面白い番組が無いか探していました。
    お風呂も終わってますし、食器の方も少し前の依頼で貰った食洗器ですぐに洗えましたから……寝るには早すぎますし、扱いに中々困る時間ですね。
    私もぼーっとソファの後ろでテレビを見ていると、興味を引いた番組を見つけたのかチャンネルを変える手を止めました。
    ホームビデオ……でしょうか? かなり画質の悪い映像が流れています。こういった個人撮影の映画にエキストラとして出演する、という依頼とかもありましたね……。
    なんて前に受けた依頼を懐かしんでいると──
    「うひゃあっ!?」
    「うわあっ!?」
    「くふふ~」
    突然横から真っ白い顔が出てきてびっくりしたアル様の悲鳴にびっくりして、私もついに声を上げてしまいました。
    どうやら、心霊映像特集をしていたようです。その後すぐにCMに入りました。
    運悪く心霊映像の見せ場を引き当ててしまったようで、それに驚いたアル様の様子をムツキ室長が楽しそうに笑っています。
    「アルちゃんってああいうのに弱いんだ~?」
    「じゃっ、ジャンプスケアに驚いただけよ? べっ別に怖くなんてないんだから!!」
    「んじゃアルちゃん今日は夜一人で寝られるね?」
    「そっ、それは……」
    いつも通り、アル様をからかうムツキ室長。幼馴染だからの気安い関係に私も少し憧れますが、でも私なんかがああなるのは恐れ多くてとても……想像できません。
    いつも通りの活気のある毎日、ですがそんな中でもカヨコ課長はいつも通り、格好よく静かに座っています。

  • 12二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 11:38:20

    「……ハルカ」
    「あっ、はい」
    カヨコ課長が自分の隣をぽんぽんと叩いて私を呼びました。気のせいか、いつもより叩く力が強かったような……。
    とりあえずいつも通り座ると、CMが開けると同時に私の腕に抱き着いてきました。
    「あっ、あの……課長……?」
    「ごめん、ちょっとこうさせて……」
    ……どうやらカヨコ課長、怖いものが苦手だったようです。私の腕に抱き着いて寝るように見えてますが、私の腕を目隠しにしています。
    「カヨコ?」
    「あー、ごめんごめん。カヨコっちこういうの苦手だったかー」
    ムツキ室長が平謝りしてテレビを消しました。
    いつもの反応が良いアル様と違い、カヨコ課長の反応には罪悪感の方が勝ったみたいです。
    ですが私の腕から出てこようとしません。
    「ほんっとごめんカヨコちゃん! まさかここまで苦手だったとは思わなくて!!」
    「カヨコ、大丈夫? 気にしなくていいわよ、人には苦手なもののひとつやふたつあるものなのだから」
    ムツキ室長とアル様に頭を撫でられて慰められているカヨコ室長。
    そこまでやってようやく私の腕から顔を覗かせて、こくんと頷きました。その顔は……少し涙目でした。
    「……あの、カヨコ課長?」
    「今日だけだから」
    あと、その夜、真夏だというのにカヨコ課長に抱き着かれて寝ることになりました。

  • 13二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 11:40:21

    もう逆さにしてもなにも出ないくらい書き切ったので

  • 14二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 13:02:53

    >>13

    よくやった お前のカヨハル概念は生涯忘れることはないだろう

  • 15二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 19:18:26

    あの!みんなのカヨハル概念も見たいんですけど!!あるでしょみんなにも!?

  • 16>>7こういう…ことか…!?25/08/10(日) 01:47:50

    眠い、ここ最近夢見が悪い……というのも、前のアジトで愛用の枕を失ってからというもの、少し寝つきが悪くなったと自覚がある。瞼が重い気がするのでいつもより目に力を入れていたら、いつも以上に怖がられているような気がする。
    「あっ、あの……カヨコ課長」
    「……なに? あっ」
    声をかけられたので振り返ったら、そこには少し怯えた様子のハルカがいた。
    ……怖がらせちゃったか。悪いことしたな。
    「ごっ、ごごごごめんなさい!」
    「違っ、ごめんハルカ! 別に睨むつもりはなかったの。ただ、ちょっと寝不足で」
    「寝不足、ですか……?」
    「ほら、この前ヘルメット団とスケバンの抗争でアジトに流れ爆弾飛んできて駄目になったでしょ? あの時に、私が普段使ってた枕が消し飛んじゃって」
    「それで、眠れなくなっちゃったんですか」
    ハルカの言葉に私は頷く。ハルカの先輩なのに体調管理できてないのは示しがつかないけど、隠していてもしょうがないし。何より怖がらせるくらいなら、私がちょっと恥ずかしい思いをした方がマシだしね。
    でもハルカ、私の答えを聞いたら何か考えている様子……閃いたのか、珍しくハルカが自分からソファに座った。
    「あっ、あの、カヨコ課長」
    「ん、何?」
    「どっ、どうぞ!!」
    どうぞ、って……そう言って自分の膝を叩くハルカ。
    えっ、私先輩だよ? 先輩である私が一番下の後輩に膝枕されるとか恥ずかしい……でも怖がらせちゃったし、なによりハルカが出してくれた提案を無下にするのも悪いし……。
    はあ、仕方ない。ここはハルカの提案に乗ろう。
    「それじゃ、失礼するね」
    「おっ、おかまいなく……!!」
    ハルカの隣に座って、私の頭をハルカの膝に預ける。柔らかいむっちりとした、反発のある肌。ハルカの体温。ちょっと草と土の香り。
    寝不足だから、ってのもあるだろうけど……落ち着く匂い、ってのもあって……瞼が、重く……。

  • 17二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 01:48:58

    「あっ、おはようございます」
    ハルカに揺らされて、私は目を覚ました。
    窓を見るとすっかり夕日が差していて、かなり長い時間寝てしまったみたい……大きく伸びをして、寝起きの欠伸をする。
    ハルカの膝、ちょっと寝心地が良すぎる。前の枕の時よりぐっすり眠れた気がする。
    「おはよう、ハル……カ……」
    欠伸で出た涙を拭って一息つくと、向かい側の席に面白いおもちゃを見つけた子供みたいな笑顔を浮かべたムツキと、微笑ましそうな顔を向けていたアルが……ムツキ!? アルまで!?
    「くふふ~、随分と気持ちよさそうに寝てたね~カヨコちゃん♪」
    「ムツキ、あんまりからかわないの」
    「……二人とも、見た?」
    「そりゃあもう、ばっちりと」
    「ああも気持ちよさそうだったからつい……」
    そう言ってムツキは、私がハルカの膝で寝ている写真を見せてきた。
    こっ、このっ……私にも、恥ずかしいって感情くらいあるんだからね!!
    「消して! 今すぐ!!」
    「あわっ、あわわっ……課長、室長!?」
    「あっはは! 逃げるよアルちゃん!」
    「えっなんで私も!?」
    アルの手を引いて逃げるムツキ。あぁもう、追いかけて消させないと!
    流石に恥ずかしい!!
    「ムツキ待って!! ……ハルカ! 戸締りお願い!!」
    「あっ、はい!」
    「あと……」
    「……はい?」
    「……また、たまにでいいから、お願い」
    真っ赤になった顔をハルカに見られたくないかのように、私はムツキ達の後を追って事務所を出た。



    呼び水で無理矢理絞り出した。これが正真正銘最後

  • 18二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 09:17:20

    いいよね最初は心地よさありつつも恥ずかしさから控えめだったのがそのうちハルカに甘えるのに慣れて自分から膝枕要求するようになるカヨコは

オススメ

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