ローゼンガーテンサーガのベオウルフ

  • 1二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 10:51:11

    酷い下ネタなのにカッコよくこんなんで割と原典に沿っていると聞いて情緒が乱高下する

  • 2二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 11:52:40

    原典も三刀流だったの?

  • 3二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 11:55:48

    困ったことにベオウルフの人物像としては割と合っている
    こことか確かにベオウルフの物語は王亡き後に動乱に包まれるだろうって終わり方だし

  • 4二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 12:02:53

    >>2

    フルンディングとネイリングという剣を使った逸話があり、グレンデル退治の時はフルンディングが使い物にならないから素手でぶち殺した

    だから剣を2本使って最後の武器は自分の肉体なのは逸話そのまんま

  • 5二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 12:08:20

    >>4

    >最後の武器は自分の肉体

    拡大解釈というか物は言いようというか嘘は言ってないというか…

  • 6二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 12:44:32

    フルンディングが「突き刺すもの」という意味で名剣なのに描写が少ない
    そこから正体がち〇こ剣なので描写ができなかったって解釈は天才の所業

  • 7二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 13:05:21

    >>6

    そして原点が思ったよりバイブだから情緒がおかしくなる

  • 8二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 14:04:34

    二次創作的な挿絵や銅版画とか
    中世キリスト教的な倫理観の中で抑圧されたスケベへの思いがわりとダイレクトに反映されてるよね

  • 9二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 14:32:06

    >>7

    思ったよりチ◯コの形しててでダメだった

  • 10二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 14:34:25

    この漫画、フザケてる部分はフザケ倒してるけど英雄の逸話とかそういう部分はかなりちゃんと調べて使ってるから…

  • 11二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 14:42:50

    >>10

    いろんな国の英雄や偉人が出てくるけど「だいたい元ネタの薔薇園伝説と同年代」という拘りっぷりだしな

  • 12二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 15:09:55

    個人的には王時代なのに戦士思考過ぎるのがあまりらしくない
    利他主義、自己犠牲、善なる英雄というのが原典ベオウルフ人物像だと思ってる

  • 13二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 16:08:18

    ローゼンは王より根っからの戦士って人に描かれている
    これ多分元々王様になんてなりたくないから、仕えた王亡き後に王子に譲った
    けど王子が早逝きしてしまい民に請われるまま王になったって来歴を用いているんだと思う
    元々自分のためってより誰かのためって人柄が強い

  • 14二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 16:11:18

    この漫画で早逝を早逝きと書かれたらマジでそういう意味なのか迷うから困る…

  • 15二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 16:24:43

    >>6

    原典でも妙なんだよねフルンティング

    これはローゼンでも触れているけど元の持ち主はウンフェルスでその主人はフローガルス王


    まず凄い名剣であると讃える口上がある

    ベオウルフがグレンデル退治が出来るのかとウンフェルスが喧嘩を売って二人の仲は険悪に

    だけどグレンデルの母親打倒の際にウンフェルスはこの名剣を与えている

    ところが母親には通じずに剣を投げ捨てその場に佇む巨人ヨトゥンの剣でなんとか倒した


    何故ウンフェルスはベオウルフに剣を与えたのか…母親に通じないことを知っていた?

    という説が当然あるんだけど、なら凄い剣の説明を長々と讃えるのがよく分からんとなる

    母親は超常的なヨトゥンの剣でないと倒せない加護で栄光あるフルンティングがここに来て輝きなんて初めてのことだとの説明があるから予想外の事態だったのでは?

    だから貸したウンフェルスどころか下賜した先はフローガルス王だから名誉を傷つけることになるから急遽投げ捨てた

    って話がある

  • 16二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 17:03:45

    >>12

    その辺りは自分も感じたかな

    ベオウルフは争いを好まない、けれど助けを求める誰かがいるならばその力を振るうという他者ありきの善なる英雄ってところはすっごく分かる

    ローゼンのは優しく強い聖王、だが根は熱き戦士なのは意外に思った


    これはローゼンのベオウルフのキャラにおいて

    利他的だからこそ老いても声に応えるため「戦うための強さ」ではなく

    いつしか奮起するための「強さのための戦い」を求める様になったという逆転現象を描くために思う

    元の物語だとその最期っていくら強かろうと理解者が少ない孤独な英雄の死という無情な終わりだからね

    善き王の皮を被った中身は浅ましき老兵なんだって自虐的に敢えてしているまるで包茎ち◯この様に

  • 17二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 17:32:17

    >>10

    伝承は〇〇とは書いてあるが〇〇では無かったとは書かれてない!なので書いてあるには凄い忠実

    あのヤリチンジークがクリームヒルト相手にへにゃちんになるのは確か原作通りなのだ


    ほんとこれでもオウルフモチーフ込みでも日本で一番優遇されて格を保たれきってるんだよね…

  • 18二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 17:53:42

    ディートリッヒ・フォン・ベルンが出て来るのも日本の漫画ではかなり珍しい方
    ドイツ伝承においては由来がヴェローナのテオドリック大王にあるのでゲルマン民族を代表する英雄
    一方でジークフリートはワーグナーのことあって民族アイデンティティに有名で近世だからってこともあるけどそれもシズレクのサガを用いたオペラだしね

  • 19二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 18:57:51

    >>13

    これとか

    上はその仕えた主君であるフグレイク(ヒイェラーク)

    真ん中は王子ヘアルドレード

    下は王になった後の仲間たちの墓標


    と思われる

    ベオウルフはイェーアト族(これは岩波文庫版で英語ではゲータ、ヴェデル)

    先王フレーゼルは母方の祖父なのでベオウルフにとって仕えた王フグレイクは叔父にあたる

    この王様にはモデルがいて記録上はデンマーク最古の王様だけど後のデンマーク王家とは違うらしい

  • 20二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 21:48:06

    >>19

    ほんま勃起という単語がノイズ

  • 21二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 23:16:15

    >>10

    まあだからFateの噛み合わせ微妙に悪いんだよな

    真面目に交渉した上でとんでも解釈捩じ込むのに対して向こうはとんでも解釈した上で真面目に話進めるから

  • 22二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 23:16:54

    回想のSEに「ビクンッ」を使う作品は金輪際ないだろうな

  • 23二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 23:58:53

    この作品は英雄をキャラ単体というより物語全体で見ているって聞いてなるほどって思った
    元ネタを調べて出すのにキャラじゃなくてそのキャラの来歴や人間関係、描いている
    少なくともこの結末はベオウルフの物語を読んでいることが分かる

  • 24二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 00:00:54

    ローゼンは物語に関しては割と真面目に書いてない?
    元ネタの物語を調べた上でそれに沿ったり破綻しないようにストーリーライン出していることは分かるよ

  • 25二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 00:02:27

    >>17

    ケイとかいろいろある逸話をそう解釈したかー、と感心したわ

  • 26二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 00:44:13

    >>24

    ブリュ様の色ボケの呪い&必勝の祝福とかもすごく考えられてて面白かったな

    ブリュ様VSオロチだけなら地上波で放送…でき…うーん…

  • 27二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 01:49:52

    元の物語でも部下たちは恐れをなして逃げる
    そんなドラゴンを前に振るったネイリングが砕け老いを感じて腰が引けてしまう
    だけどウィーラーフだけが果敢に挑みそのブレスを防いだ盾ごと手が焼けても怯まない

    そこに希望を見出し奮起して最後の闘いだと老骨に鞭を打って挑みウィーラーフの剣とベオウルフの短剣でもって相討ち
    後を託すって話は感じる

オススメ

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