- 1二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 21:58:56
愛らしい顔立ちにルビーレッドの髪色がよく似合う活発でかっこいいアマテさんは、クラス皆の憧れだ。
すごく美人で絶対モテるのに、恋には興味がない、ってところも私たちをどきどきさせる。
「男の子とか、恋愛とか、ピンとこないんだよね。それよりクラゲ見てるほうがずっと楽しいし」
なんて呟きながらスマホをスクロールするときの、退屈そうな横顔が特に大人っぽくて素敵だった。
それなのに、今日の彼女はやけに熱の入った顔でスマホをいじり続けている。私は友達権限を生かし、さりげなく彼女の後ろに立って……「アマテさん~!」と気楽に肩を組む動きでその画面をのぞき込んだ。
「何そんな熱心に調べて……」
「あっ」
『男の子の家 泊まる 準備』
『おうちデート 喜ばれる 料理』
『肉料理 おすすめ 彼氏が喜ぶ』
………………。
「み、見た?」
ぱっとスマホを伏せる彼女の頬は、まるで林檎のように赤くて。
言葉もなくうなずく私に、彼女は、今まで見せたことのない、可愛くはにかんだ笑みで言うのだ。
「みんなには、内緒にしてね」と……。
みたいな感じで
シュウマチュ前提で、モブ視点でシュウジかマチュもしくは両方に失恋する様子を書くスレです
ネタ、SS、感想、なんでも大歓迎 パラレル時空もOK - 2二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 22:00:31
たておつです~~!!!!
皆様の作品を見て私も何か書きたくなりました - 3二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 22:00:51
前スレ(Part2)
【CP・閲注】シュウマチュに失恋するモブ視点が見たい…見たすぎる… Part2|あにまん掲示板体育の時間、軽やかな動きで走り高跳びの高いバーもひらりと越えていくアマテさんはみんなの憧れだ。「アマテさん今日も最高だったよ!お疲れさま」「ありがと」笑顔も気さくな彼女は時々ちょっと斜に構えたところも…bbs.animanch.com初代スレ
(cp.閲覧注意)見たい…見たすぎる……|あにまん掲示板修学旅行の風呂の時間で同級生は全身キスマークだらけのマチュの裸体を目撃するんだ。同級生達は憧れの彼女が誰かのメスだった事実を突き付けられて、絶望の中でついそれをオカズにオナリまくるんだよね。そして最終…bbs.animanch.com※初代スレ主≠2代目スレ主=3代目(ここ)スレ主
- 4二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 22:02:25
おつです
- 5二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 22:12:21
立て乙
- 6二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 22:29:52
立て乙
もう脳破壊されてる… - 7二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 22:31:56
たておつ!!
- 8二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 22:37:15
シュウ/マチュに密かに思いを寄せる人が多すぎて脳破壊されたモブ子ちゃんがそれを友達モブ子ちゃんに打ち明け、さらにモブ子ちゃんの脳を破壊していく連鎖系脳破壊が起きていそう
- 9二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 22:41:04
やっぱり夏といえば一生引きずる大失恋だよね(邪悪)
- 10二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 22:47:36
10
- 11二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 22:48:51
新スレ記念に前スレ22さんのネタを使わせてもらいます
俺には幼馴染がいた。名前は……本名は今は伏せさせてほしい、理由は後でわかる。
俺はその子のことを「マチュ」と呼んでいた。その子がまだ本名をうまく発音できなくて、舌ったらずに言っていたのをからかい交じりにもじったあだ名だけど、あの子にはなんだか気に入ってくれて、そのまま定着した。
そう、それくらいには、俺とマチュは仲がよかった。
親の仕事に共通点があって、家も近かった。だから子供の頃から機会があれば一緒に遊んだ。
マチュはお嬢様育ちなのに全然お嬢様って感じがしない活発な子で、木登りもかけっこも俺、というか並大抵の男子ではかなわないくらいに上手だった。
そんな彼女に負けるのは、悔しかったけど、でも、同時に、憧れを感じていた。
あいつは特別だって、俺は最初からわかっていたんだ。彼女は、いつもキラキラ輝いていた。
- 12二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 22:49:52
でもそのうちに、彼女が時折ふと冷めたような、寂しがるような、あるいはここにはないものを探しているような目をしていることに気づいた。
あれは小学生の時だったかな。こっそり聞いてみたんだ。なんでそんな退屈そうな顔するんだって。
そうしたら、彼女は小さな声で言った。
「キミにだけ教えるね。誰にも言わないでね」
「もちろん。どうしたんだよ、マチュ」
「私ね……なんだか、周りの全部が、世界が、偽物みたいに思えるの」
それは衝撃的な言葉だった。俺には、幼馴染の勘でわかってしまったから。
いわゆる思春期の、一過性の空想とか、おふざけとかじゃなくて。彼女にとってそれは真剣な悩みで、しかも、ここ最近始まったものじゃないって。
- 13二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 22:51:03
「いつから?」
「……小さい頃から、ずっと。でも、大きくなるほどひどくなる気がする」
もう一度、衝撃を受けた。
俺が強くてかっこよくて、でも可愛い女の子としてひそかに憧れを向けていた幼馴染が、ずっと世界との違和感に苦しんでいたなんて。
「俺がなんとかする」
「え?」
「俺が、マチュの違和感、解決してやる」
見切り発車だけどそう誓ったのは、彼女が違和感を覚えている世界の中に俺も含まれている気がしたからだ。
俺が彼女にとって「偽物」なんて耐えられない。本物になりたい。彼女の、唯一無二に。
「約束する、マチュ」
「ほんと? ……ありがとう、話してよかった」
へへ、と照れ笑いする彼女は、いつもの勝気な感じが薄れて、少しへにゃっと眉を下げた笑い方がとても可愛くて。
本当に気を許した相手にはこんな顔もするんだと、初めてその時気づいた。
もっとこの顔が見たい。
そう心の底から思った。彼女に、本当に笑えるようになってほしいって。
- 14二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 22:52:16
でも、結局。
俺は何もできなかった。
なにせ、彼女が感じている「周り全部が偽物みたいな感じ」を、俺は理解できなかったから。
ただ、彼女がふとした瞬間に見せる横顔に、ここにいないみたいな気配を感じることが増えただけだ。それは小学校から中学校に進む過程で確実に増えていた。
思い返してみれば、幼稚園の時もごくごくたまにああいう顔をしていた。遠くを見るような、今ここに足をつけられなくて困っているような、顔。
気づけば彼女は笑う時間がどんどん減って、代わりに遠くを見るような顔をすることが増えた。それが可愛らしい容姿とギャップがあってかっこいい、と変な人気が出たくらいだ。
それを俺は、見ていることしかできなかった。
やがて高校生になると、彼女は女子校に進学して、俺もめったに会うことはなくなった。
新しい学校での人間関係に忙しくしていると、ますます、彼女のことが理解できなくなっていく。
どうして周りが偽物なんて思えるんだろう。俺たちは間違いなく、ここに生きているのに?
- 15二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 22:53:24
そんなある日、街中で彼女を見かけた。
彼女はいつの間にか髪を真っ赤に染めていた。元が黒髪だからぎょっとするような変化だったけれど、恐ろしいほど似合っていた。本当の髪色が赤で、今まではわざと黒く染めていたんじゃ、と思うほどに。
そして、彼女の隣には藍色の髪の男がいた。
年代は俺と同じくらいで、お嬢様学校の制服を着ている彼女の隣に立つには不似合いな、作業着かストリート系のようなだぼっとした、似合ってはいるけど庶民的な服を着ている。
もしかして彼女は道を聞かれて案内しているんじゃ、って思うくらいにちぐはぐな組み合わせだ。
なのに、マチュは。
まるで内側から光るような、今が楽しくて仕方がないっていう顔で、その男に向けて笑っていた。
幼馴染として一緒に過ごした10年以上の間、一度も見たことがない、心の底からの笑顔だった。
- 16二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 22:54:24
- 17二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 22:55:35
- 18二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 22:56:44
世界への違和感が、あの子をテロへと走らせたんだろうか?
でも、たった一度だけ見かけた、あの藍色の髪の男といる時の彼女は、確かに「ここ」にいる顔をしていた。
ここにいて、ここで生きていて、それを幸せに思っている顔を。
あの男も結局二度と街中で見かけることはなかった。
もしかしたら、あいつがマチュをテロの道に引き込んだんだろうか?
そう考えても、あいつを恨む気持ちになれない。
だってきっと……マチュは、そのほうが、幸せなんだろうから。
故郷から追われて二度と戻ってこれなくても、マチュはきっと、あの男を追いかけていった今のほうが、幸せなんだ。
幼馴染の勘だけど、これが唯一あの子についてわかっている「本当のこと」だと、俺は信じている。
おしまい
- 19二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 23:09:57
良い…
- 20二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 02:32:01
- 21二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 06:23:44
おい前スレ200!
実際ファンクラブの人たちにすぐ広まるから被害も計り知れないだろうな…。 - 22二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 12:14:24
- 23二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 14:02:47
マチュニャアが恋バナしてるのを盗み聞きするモブ子というシチュはどうだろう
なお恋バナの内容は、エッチなことに興味津々なニャアンが「シュウちゃんとはどんな風にシてるの!?」と詰め寄り、顔を真っ赤にしたマチュがしどろもどろになりながらマニアックなプレイを白状する、というもの - 24二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 18:05:29
- 25二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 21:32:01
有名人でもない一般JKの私生活を覗いて抜粋するようなとこだし、もともとおかしいけどな!
- 26二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 22:05:29
アマテさんに焦がれてラブレターを送るクラスメイトちゃん
ただしその手紙にはわざと差出人の名前を書かず、こっそり靴箱に入れている
だって面と向かってフラれるなんて耐えられない、でも思いを秘めきれない、だから手紙に託す
心優しいアマテさんは差出人不明のラブレターを不気味がったり、クラスで話題にして笑ったりすることもなく
クラスメイトちゃんはさらに思いを募らせて二通、三通、と差出人のないラブレターを書き続ける
それをアマテさんが受け取ることで、まるで秘密の恋愛をしているような気がして、それだけでも幸せだった
でもある日、アマテさんが何かの封筒をかばんに入れて、時々大事そうに開いていることに気づく
まさか自分以外にもラブレターを彼女に送った人間がいるんだろうか?
自分のラブレターは捨てられてはいないようだけれどあんなふうに持ち歩いてもらえていない
嫉妬と疑念にかられたクラスメイトちゃんは、体育の時間に隙を見てその封筒をアマテさんのカバンから抜く
けれどそれは手紙ではなく、封筒に大事に入れられた一枚の絵
スケッチブックの一ページに描かれたと思しきアマテさんの絵だった
その絵に描かれたアマテさんは、クラスメイトちゃんが見たことのないような恥じらいと幸福に満ちた笑みを浮かべていて、絵の下には「Shuji.I」のサインがあり……
みたいな感じで遠回りな恋愛ごっこを楽しんでいたらストレート負けするクラスメイトちゃんが見たい - 27二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 22:21:19
- 28どうでしょうか?の人25/08/10(日) 23:52:04
『ラブレター』。それは、好きな相手に贈る告白の手紙。言葉にするのが恥ずかしくて、でもそんな気持ちを抑えきれなくて、そんな想いを字に乗せて相手に届けるための物だ。
私には恋焦がれる相手が居る。アマテ・ユズリハさん。ハイバリーでも特に有名な……良い意味でも悪い意味でも、だが……二年の生徒。私は彼女と同じクラスの同級生である。そして、私はそんな彼女に恋している。
理由なんて単純なもので、格好良くて、素敵で、優しくて、気さくで。そんな本当に至極単純な理由でしかなかったが、本当に好きで好きでしょうがなかった。
でも、私には彼女に近付く勇気も、勿論話し掛ける勇気も無かった。出来ることと言えば『アマテ・ユズリハファンクラブ』に加入して、彼女の動向やらプロフィールやらを眺めては、お付き合いできればななんて妄想をするのが関の山だった。
だが、ある時私の中にほんの少しだけの勇気が湧いて出た。このままじゃあどう足掻いてもアマテさんとの接点は生まれない。ならば、少しだけでも進んでみようと、そう考えた。そして思い付いたのが……ラブレターだった。
- 29どうでしょうか?の人25/08/10(日) 23:58:13
『初めまして。こんな手紙を急に送られて困惑されていることかと思います。私はあなたが好きです。この思いを抑えきれなくてこうして手紙にしたためました。どうか受けとってくれれば嬉しいです』
そんな手紙を、アマテさんの机に仕込んだ。名前は……書かなかった。だって、これを貰ったアマテさんに振られたり、ましてや『迷惑だから』なんて言われでもしたら、私はきっと立ち直れないことが自分でも分かっていたから。
そうして手紙を仕込んだその日、私はアマテさんをじぃッと観察していた。自分の机に見覚えのない手紙が入っていたアマテさんは、取り出したそれを眺めて中身を確認し、一通り読み終えるとそのままカバンへと仕舞った。捨てたり、破いたりはしなかった。それだけでも私は嬉しかったし、満たされる思いがした。この恋心が少しだけでも認められた気がしたのだった。
それから私は、二度、三度と手紙を贈り続けた。
『貴方を見ていると胸がドキドキします』
『格好良くて素敵だと思います』
そんな想いを次々と文字にしてしたため、名無しのラブレターを彼女に贈った。その都度アマテさんは手紙を読み、そしてカバンに仕舞う。それはまるで、秘密の恋愛の様な気がして、他者に先んじていると言う優越感すら感じる日々だった。
- 30どうでしょうか?の人25/08/11(月) 00:03:45
しかし、そんな事を続けてしばらくしたある日……アマテさんが何時ものように私の手紙を読んで仕舞ったカバンの中に……何か、封筒の様なものが見えた。私の物とは違うその封筒はどうやら大事なもののようで、観察していると時折中から紙を取り出しては、ちょっとニヤニヤしているのが見えた。
「くそー……あのエロエロムシめー……こんな物……くそー……でも嬉しい……」
何かをブツブツと呟きながら、それを嬉しそうに見つめている。何だろう、あれ。ひょっとして、私以外にもアマテさんに手紙を出した人が居る?それに、私の手紙はあんな風に読み返すようなことはしなかった。一度読んで、締まって、その後は取り出したのを見たことが無かった。それが堪らなく悔しくて、それ以上にその手紙には何が書いてあるのか気になってしょうがなかった。
だから私は、本当はいけないことだって分かっているのに、体育の授業で皆が教室を離れている時、体調不良を装って教室へと戻り、彼女のカバンを漁った。そして、件の封筒を見つけると、その中身を検めた。
- 31どうでしょうか?の人25/08/11(月) 00:14:28
しかし、それは私の予想を反して、手紙ではなかった。それは一枚の絵。スケッチブックを無造作に破いて渡したのであろう一枚の絵。描かれているのは……
「これ……アマテさんの……」
そう、描かれているのはアマテさんの絵だった。ただの絵ではない。所謂寝顔。穏やかに眠りに落ちているアマテさんの寝顔だった。それも、どうも見る限りは……シーツにくるまれた彼女の上半身が裸の絵だ。それはつまり、この絵をアマテさんに贈った相手は、この状況を見ることが出来ると、そういう事だ。絵の下には「Shuji.I」の文字。Shuji……しゅうじ……シュウジ。これを贈った相手の名前なのだろう。
ガツンと、頭を殴られた感覚がした。私の自己満足みたいなラブレターとはまるで違う、自分の名前を曝け出し、恥ずかしげも無くこんな絵をアマテさんに贈る相手。それはもう、圧倒的にそういう関係の人物だ。これを見て喜んでいたアマテさんも、そういう事なのだ。
私は、その絵をもう一度丁寧に封筒に仕舞い、覗き見たことを知られぬようにアマテさんのカバンへと戻した。敗北感と、嫉妬と、認めたくない現実と、色々なものがごっちゃになって……保健室へ走って、ベッドの中で唯々泣いて。きと、体育の授業が終わったら、アマテさんはまたあの絵を見て嬉しそうにするんだろうなと思って、益々泣くのだった。
で、どうでしょうか?お二方のネタを纏めてみました。
- 32二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 01:36:54
ありがとう、26も27も自分なんだが両方ミックスしてもらえてとても嬉しい
クラスメイトちゃんのラブレターのいじらしい文面からの
サイン入り寝顔裸婦画(シーツあり)のこのギャップが文章になるとさらに引き立ってすごくいい…!!
- 33二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 04:29:33
やはり絵を描けるシュウちゃんらしい脳破壊テクニックだな。
- 34二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 07:03:16
ある同級生ちゃん(もちろんファンクラブ会員)は、自分とアマテさんが同じマンションの同じ階に住んでることに気づく。
それからタイミングを合わせて登下校をいっしょにできるようになるが、少し経つと下校のタイミングが合わなくなってくる。
特に部活とか居残りとかも聞いたことがないのでおかしいなと思った同級生ちゃんは、何も予定がない日を選びアマテさんを尾行。
アマテさんは髪の青く色白な美少年と一緒に街をブラブラしており、「え、放課後デート!?いや、親戚の子を案内してるだけかも…」とかドキドキしてしまう同級生ちゃん。
やがてその経路はどんどん見覚えのある方へ続いて行き…、自分やアマテさんちの部屋があるマンションへ。
「今日はここで…」
「いや…今日お母さんいないからさ…」
怖い言葉が聞こえるも、好奇心に耐えられず尾行の足が止まらない。
階段を登って、アマテさんの部屋のある階、アマテさんの部屋…二人とも入ってゆく。
同級生ちゃんはよせばいいのを、部屋の前まで来て耳をたててしまう。
ああやっぱり…中からはゴソゴソという音に、パンパンという音、アマテさんの喘ぎ声…。
聞くんじゃなかったとか後悔し始めた所で、「気になるならドアを開けて見ればいいじゃないか。」と頭の中に響く声。
…同級生ちゃんはダッシュで部屋に戻り、ベッドへ潜り込んだ。 - 35二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 13:07:43
- 36二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 13:27:57
最近時間があればイヤホンをつけて何かを聞いてはにやけ面をしたり時折奇声を上げてクラスの注目を集めているマチュ。
当然何を聞いているか気になりクラスメイト達が聞くと「クラゲのASMR」という意味不明の返答で俄然興味がわくが聞かせるのを断固拒否するマチュに渋々と引き下がるクラスメイト達。
ある日の放課後、マチュの机に音声プレイヤーを置き忘れているのを見つけるクラスメイト。
チャンスとばかりにプレイヤーを再生するとそれは甘い声で『マチュ』という名の子を「可愛い」「好きだ」という賛美から際どい事を発している男性の音声だった。
予想と大幅に違った内容で困惑するクラスメイト。大急ぎで戻ったきたマチュはプレイヤーを取り戻すと「最近はまっている声優の声」という言い訳と口止めを告げ逃げるように帰っていく。
それを見届け、『マチュ』という呼び名を知らないクラスメイトは一応の納得をする。
後日、偶然マチュと音声と同じ声の男性がじゃれつくのを目撃し全てを察するクラスメイト
というネタを - 37二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 19:19:43
- 38二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 19:33:51
- 39二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 03:30:40
バカな…脳が再生しているだと…!?
- 40二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 06:47:55
- 41二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 08:41:06
- 42二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 17:45:45
- 43二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 23:39:38
マチュって元から人気者だけどよくクラスメイトと出かけてるって感じではなさそうだが
最近アマテさんが全然休日や放課後の遊びに付き合ってくれなくなったな~って話になって
「彼氏でも出来たとか」「まっさか~」と冗談交じりに話してたのに
いざ男と歩いているところを街中で目撃して脳破壊されてしまうクラスメイトとか
定番だけど見てみたい - 44どうでしょうか?の人25/08/13(水) 00:28:02
アダルトショップの店員だって恋をするものだ。それが身分違いの物であっても、濃いくらいは自由であるべきだと私は思う次第なのである。
イズマコロニーでも所謂底辺の高校に通う高生である僕にとって、バイト先なんて言うのは多くは選べるものではなかった。それが稼げるものとなれば尚の事。そうなると普通に『未成年禁制』なバイトを選ばざるを得なくなり、そんな僕が選んだのは上記の通りアダルトショップの店員だった。
やってみて思うのだが、こういう店を訪れるのは所謂美男美女だけではない。見栄でそういうグッズを買う僕と同い年くらい見たいな未成年や、何に使うんだこいつ?というような老人だって買っていく。ほんとに良く分からないものだ。
話しが逸れた。兎に角、そんな他人様には言うことの出来ないアルバイトを生業としている僕だって、人並みに恋なんてやつをしてしまったわけである。お相手は名前も知らない、ハイバリーと言う上級も上級のお嬢様学校の生徒。赤い髪が目立つ、活発な笑顔が可愛い女の子だった。
- 45どうでしょうか?の人25/08/13(水) 00:33:43
- 46どうでしょうか?の人25/08/13(水) 00:43:10
さて、そんな恋心を胸に秘めながら今日も今日とてバイトに勤しむ僕。やって来るのは常連のお客さんばかりで、僕も覚えられてしまう始末。こんな場所で覚えられるなんて不名誉極まりないと思いつつ、愛想笑いで対応していると。
「ねぇマチュ。ゴムなんて要らないよ。生の方が気持ち良いってガンダムが言っている」
「そんなわけあるか!?避妊は絶対!じゃなきゃしてあげないから!」
ちょっとだけ喧しいカップルの来訪らしい。別にこんな客が来ることもある。特に見向きもせず、レジ打ち対応を行うことにした。
「……マチュだって、生が気持ち良いって言っている……」
「ば、この、馬鹿がぁっ!?そう言うことは言わないで!もうちょっとこう、あるでしょ!?」
「僕はマチュに何も包み隠さず伝えたいんだ」
「格好つけてもやっていることが駄目だって言っているでしょ!?」
中々に騒がしいカップルだ。しかしそこそこ長く此処でバイトしている僕には分かる。この二人の声の質、これはめっちゃラブラブな関係だ。このやり取りも別に喧嘩ではなく、ちょっとしたじゃれ合いの類なのだ。あー分析してて嫌になる。さっさと帰って欲しいと思う次第だ。
「ったく……あ、あのー……ごめんなさい……これ、ください……」
「あ、はい、いらっしゃい……ま、せ……」
思わず目を疑った。0.01mmのゴムの箱を持って、真っ赤になってレジを訪れたさっきの喧嘩っプルの女の子の方が……僕の恋する、あのハイバリーの女子だったのだから。
- 47どうでしょうか?の人25/08/13(水) 01:00:44
そんな筈が無い。彼女はハイバリーのお嬢様だ。こんな場所で、あんな風にいちゃつき喧嘩をしながら、こんな物を買う筈が無い。何かの間違いに決まっている。
「……?どうしたのマチュ?やっぱり買うの止めるの?」
僕が動揺から止まっていると、相手らしい青髪の男性が近付いてきた。その容姿は確かにイケメンと呼ぶに相応しいものであったが、格好は別にお金持ちとかのそれではなく、寧ろちょっとみすぼらしい類と言ってよいそれであった。こんな男性が、こんな子の彼氏だと言うのか……?じゃあ、僕は、一体どうして彼女への告白を、想いを、胸に秘めて隠した……?
「いや、買うに決まっているじゃん。あのー?えっと、会計を……?」
「……あ、はい……○○ハイトになります……」
呆然としながら会計対応を行うと、そんな僕の心中など別に知る由もない彼女はゴムの箱を受け取り、そのまま男性と共に店を後にして行った。
「どうせ今日もゴムが無くなって、生ですると思うよ?」
「だーかーらー!絶対に今日は生ではしないんだからね!」
そんな会話をしながら、である。その日、僕の慰めはかつてない程燃え上がった。粉々になった恋心を抱えて、あの子がきっとあのゴムを使ってあの男性とシテ、足りなくなって生でもシテいる……そんな妄想をしながら……
で、どうでしょうか?
- 48二次元好きの匿名さん25/08/13(水) 01:03:42
どうでしょうか?の人、今回もありがとう、すごくよかったです!!
痴話喧嘩しながら一緒にゴム買いにアダルトショップに入ってるのがこなれたカップル感あってすごくいい〜
あと店員くんが身分違いだと勝手に諦めたことを後悔するくだりもすごくいいね…
- 49二次元好きの匿名さん25/08/13(水) 06:03:23
- 50二次元好きの匿名さん25/08/13(水) 07:38:04
更新お疲れ様です
1箱で足りない前例があるのに1箱しか買わないで若干ナマを期待してる感があるマチュがいいですね
そしてこのシュウジは「あ~マチュごめん。失敗して破れちゃった~(棒)」して何個かダメにしてそうw
- 51二次元好きの匿名さん25/08/13(水) 12:47:56
マチュの学校はお嬢様学校だからウブな子が多そうな気がするけどSNSもあるし耳年増の子もいて案外ソッチの話も話題になる、という前提で
クラスでエッチなシーンのある少女漫画を回し読みしてる時にうっかりそれをアマテさんに渡しちゃって
「アマテさんになんてことを!」「いや、でもアマテさんの恥じらい顔を見れるかも…!」と固唾を飲んで見守るクラスメイトたち
ところが当のアマテさんは「あーこういう感じね…」とさらっと読み終えて返してきたので
「やっぱりアマテさんかっこいい!」とクラスメイトたちは憧れを深めるんだ
でもその中の一人だけは聞いちゃったんだ、エッチなシーンを読んだアマテさんがぼそっと
「あ、これまだやってあげたことないな…」と呟いていたのを… - 52二次元好きの匿名さん25/08/13(水) 15:36:45
- 53二次元好きの匿名さん25/08/13(水) 23:04:36
大学卒業記念もかねて同窓会を計画する元アマテファンクラブ。
高校卒業後ジオン軍のパイロットとして所属する事になりめっきり交流が無くなったマチュも参加することを知り盛り上がる会員達
同窓会当日。まだかまだかと待ちかねる会員達の前に身長はあまり変わらないがそれ以外は成長をしたマチュが現れボルテージが上がる同窓会場。
マチュは同じパイロットとなったニャアンとの自撮り写真などを見せ近状報告をする等同窓会を楽しむ。
会員達もマチュの左手に指輪がない事に安堵をしながら同窓会を楽しみながらもどうにか近い関係になれないか画策する。
マチュは慣れない酒で酔い始めて絡み酒をしはじめる。それを喜びながら介抱するとマチュの右手に指輪をしていることに気付く。
ダミーだと願いつつマチュに指輪の事を聞くと『シュウジ』という人物と婚約し親の紹介も済ませているという報告をする。
そこから始まる惚気話と婚約ではなく早く結婚をしたいというマチュの発言にどんどんと地獄の雰囲気になっていく同窓会場。
マチュの酔いが泥酔になりかかる頃に同窓会の事を聞いていたシュウジが現れマチュを回収しに現れる。
会員達は『泥酔した女性を連れ去ろうとする男性』に警戒をあらわにしマチュを近づけさせようとせず
シュウジもマチュが恥ずかしがって自分の写真などを見せていない事を雰囲気で察し、指輪を見せるも中々婚約者と信じてもらえず、『マチュを守る為』の行動をしている会員達に強く出れず何とも言えない攻防戦を繰り広げた。
少しするとマチュがシュウジに気付くとシュウジに抱き着きはじめじゃれあい始める二人を呆然と見る会員達。
マチュはシュウジとの事後と思われる際どい自撮りツーショット写真を見せ項垂れる会員達。それを尻目にシュウジはマチュを連れて同窓会場を後にし、会員達は涙の二次会を開催する。
という前スレ200からのネタを - 54二次元好きの匿名さん25/08/14(木) 07:10:46
オールレンジ攻撃…!?
- 55二次元好きの匿名さん25/08/14(木) 11:05:07
- 56二次元好きの匿名さん25/08/14(木) 12:28:57
大人アマテさんに恋が再燃したところでぺっちゃんこにされるのもいいよね……
- 57二次元好きの匿名さん25/08/14(木) 12:35:20
- 58二次元好きの匿名さん25/08/14(木) 12:57:51
すっごくいい……子供から嫌な予感がしているところからの積み上げがめちゃくちゃ想像捗るわ
- 59二次元好きの匿名さん25/08/14(木) 14:52:29
シュウジが保護者会に出席して周りの人たちと交流を持ってるのを想像すると、ほんとマチュと出会えて、しかもかわいい子どもも持つことができてよかったね……ってしみじみ思う
- 60二次元好きの匿名さん25/08/14(木) 22:53:59
アマテさんファンクラブ(非公式)
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15. 【お知らせ】本サイトを閉鎖します
『君…まだこんなサイト見てるの?』
『わざわざ魚拓までとって…悪い娘だ。』
- 61二次元好きの匿名さん25/08/14(木) 22:56:55
シュウちゃん!?!?!?!?!?
- 62二次元好きの匿名さん25/08/15(金) 00:20:25
姦淫魔扱いされるシュウジで草
- 63二次元好きの匿名さん25/08/15(金) 01:21:42
最後の『本サイトを閉鎖します』で一気にガチトーンになってるのにうっかり笑ってしまった
- 64二次元好きの匿名さん25/08/15(金) 03:02:04
12のあたりからファンサイトの雰囲気がえらいことになって
現実否定派・それでもファンです派・そんなのアマテさんじゃない派・悪いのは男だ派などが入り乱れ
掲示板の雰囲気も荒れまくってファン同士のスタイルの否定が始まってしまい
収集がつかなくなったのちに閉鎖という流れになったんだろうな…
- 65二次元好きの匿名さん25/08/15(金) 10:28:47
たぶん学校内でも問題になったんだろうな…各作品のつながりがあるかはさておき、過去のSSで先生にもファンクラブ会員いるっぽいし。
- 66どうでしょうか?の人25/08/15(金) 10:41:23
ハイバリーは所謂お嬢様学校だ。当然、通うのもそこそこの家の女子であり、そうなれば必然的に生とは皆、お嬢様な気質であるだろうなんて世間からは思われているのかもしれない。しかしながらそれは全くの勘違いである。私を含め女子生徒のほとんどは普通の人間であり、自分が上級だなんて思っているのは恐らく数えるほどしか居ないであろう。
そしてそんな普通の人間であれば、いけない事にだって興味が湧くし、ちょっと過激な雑誌や漫画だって読んでしまう。まぁ校則的にはアウトの分類であろうが、人間と言うのは駄目だと言われればもっとしたくなる性質であり……
「見て見てこれ!あの漫画の新作!ちょー過激じゃない!?」
なんて、友人の一人が見せて来た漫画。私も購読している漫画であるが、どうやら新刊が発行されていたらしい。帰りに買って帰らねばと考えながら、皆でその漫画を覗き込むと……
「うぉっ!?」
そんな声がそこらから湧いた。何時もギリギリを攻めることで話題となっているその漫画なのだが、今回に関してはどうもそのギリギリのラインを軽々と突破していざると言えなかったのだ。何故ならば……
「ひぇ……これ、ヤッテない……?」
「うん……うわ、こんな風に……」
そう、所謂『そっちの描写』に関して、今回の描写は何時ものレベルをはるかに上回っていたのだ。
- 67どうでしょうか?の人25/08/15(金) 10:50:48
思わず鼻血が出そうになる。手で、お口で、胸で……そしてもちろん、直接見えはしないが……恐らくは避妊具なしでの交合……あまりの過激な描写は私たちの想像を掻き立て、ゴクリとつばを飲み込むほど過激なものであった。
「え、エッチすぎじゃない……?これ、発行禁止になったり……?」
「あ、それは大丈夫らしいよ?審査通ったって作者のSNSに投稿あったし」
なら大丈夫……なのか、これは?そう心配してしまうくらいの描写。聞いたことしかない『オーガズム』と呼ばれる部分まで描かれている……あまりにも凄すぎて顔を両手で覆っている子さえ居る程だった。
「おはよー……ん?どしたの皆?」
そんな事をしている私たちの耳に入って来る聞き慣れた憧れの声。アマテ・ユズリハさん。ハイバリーきっての人気者(ファンクラブあり、当然私も加入済み)であり、ガチ勢さえ存在すると言われている彼女が登校してきて、私たちの方へと歩み寄って来たではないか。そう、『過激な漫画』を集団で眺めている私たちの方へ、である。
いや不味い!?こ、こんな漫画、アマテさんに見せるわけにはいかない!彼女はちょっと変わった行動をとる人ではあるが、きっと清廉な人の筈だ。あんな漫画を見せたりしたら……
『お、おぉぉっ!?ちょ、な、何てもん見てんの!?ま、全くもう!』
なんて、顔を真っ赤にして恥ずかしがるに決まっている!早く隠さないと……でも……
((((見たい……アマテさんが、真っ赤になって、恥ずかしがりながら、エッチな漫画を見つめる姿を……))))
見たかった。アマテさんが恥ずかしがる姿が、口ごもる姿が、でも興味津々でそれを眺める姿が……イケない事だと分かっているのに、やはりその欲求は抑えきれなかった。
- 68どうでしょうか?の人25/08/15(金) 10:57:55
「……へー。こんな漫画出てたんだ。結構過激だねー」
しかし、予想に反してアマテさんの態度は普段と大差なかった。興味は示したものの別に赤くなったり動揺したりはしない。至極普通に漫画の過激描写を見て、そんな感想を述べるのみだったのだ。
(か、格好良い……)
そんなアマテさんの姿は、私にとっては眩しく格好良く写った。やっぱりアマテさんはこんな事では動揺したりしないんだ。どんな状況だってさらりと受け入れてしまえる度量がある。流石だ。益々惚れ直してしまう。
「す、凄いねアマテさん……その、恥ずかしくならない?こういうの読んで?」
「んー……まぁちょっとは。でもこれ、漫画だし。大丈夫かな?それよりこれ、先生に見つかったら間違いなく怒られて没収だよ?誰のだか知んないけれど、ちゃんと隠しなね?」
心配の言葉すら掛けながらさらりと読み終えたアマテさんは自席へと戻って行った。その姿にはやっぱり動揺は一切ない。私たちはそれをキラキラした視線で見送るのだった。
……が、そんなアマテさんが、席についてぼそりと呟いた一言。恐らくは私だけしか気が付けなかったその言葉が、どうしても心に残ってしまった……
「んー……そう言えば、口でってしてあげたこと無かったっけ……?気持ち良いのかな?今日、してみてあげようかな……?」
- 69どうでしょうか?の人25/08/15(金) 11:07:03
放課後、アマテさんは早々に下校していった。朝のあのアマテさんの言葉がどうしても気になってしょうがなかった私は、そんな彼女を尾行してしまった。
(口でしたこと無かったとか……そんなこと言っていたけれど、私の勘違いだよね……?私が何か変なことと間違っているだけだよね?)
そんなことを考えながらも、もしかしてと言う考えも振り切れない。もしかしてアマテさん、何かに巻き込まれたり、無理矢理に『そういう事』をさせられているんじゃないの?それなら助けたい。アマテさんを救い出したい。そんな想いで、電車に乗って何処かへと向かうアマテさんをこっそりと尾行し続けた。
やがて辿り着いたのは『ネノクニ』。あまり治安の良くない、難民や非合法な住民が住まう此処で、アマテさんは下車した。慌てて私も下車したが、不安は募る一方だ。やっぱりアマテさん、何かの犯罪に巻き込まれているんだ。どうしよう。軍警に通報?でも何かの勘違いだったりしたら……?そう思うと中々通報に踏み切れず、唯々彼女を尾行することしか出来なかった。
- 70どうでしょうか?の人25/08/15(金) 11:15:46
しかしながら、元々違法建築の多いこのネノクニは入り組んでいて、暫くするとアマテさんを見失ってしまった。必死に探し回るも一度見失ってしまえば見つけ出すのは容易ではなく、オマケに人に聞こうにも怖くて聞き出すことも出来ない。諦めようにもアマテさんのことが心配でそれも出来ず、おどおどしながらも懸命に彼女を探し続けた。
……
「……はぁ……結局見つからなかった……」
一時間ほど彼女を探し回るも、遂に見つけることは出来なかった。これ以上時間を食うと門限を過ぎてしまう。親に怒られてしまうことを恐れた私は諦める他になく、とぼとぼと帰り道を歩いていた。のだが。
『……ちゅ……ま……だめだよ……』
『いいか……じっとし……ほら、こうして……』
とある高架下。特に人通りの少ない、少し薄暗い其処から、少し慌てたような男性の声と、嬉々とした様子の効きなれた女性の声が聞こえた。もしかしてと思いこっそり声の方へ歩を進めると……
「駄目だよマチュ、汚いから……そ、そんな、こと……うぁ……」
「ふふふ、こいつがいつも私をひんひん鳴かせる悪い子だなー?こうしてやる♪んちゅ♪」
信じられない光景だった。高架下の壁に背を預けている男性……青髪の身体の細い作業着姿の男性……の下半身に顔を埋め、ズボンの下がった其処に口を当てているのは、紛れもなく私が探し回っているアマテさんその人であった。男性はアマテさんの頭をがしりと掴み、はぁはぁと呼吸も荒く。アマテさんは少し苦しそうな表情のまま、頭を前後している。どう見ても……『口でしている様子』だった。
(あ、あ、アマテさん!?そんな、何てことを!?きっと無理やりやらされているんだな!そうだ、そうに決まっている!直ぐに通報を!)
- 71どうでしょうか?の人25/08/15(金) 11:22:36
急いで端末を取り出し、軍警察の番号を押そうとして……しかし何故か、私はその光景に見入ってしまい、最後の発進ボタンを押せずにいた。だって、アマテさんの表情は……苦しそうだけれど、決して嫌そうではないのだ。寧ろ何処かそれを自分から行っているかのような、それでいて男性の反応を楽しんでいるかのような、そんな表情に見えたのだから。
「うぁ……だ、でる……まちゅ、かお、はなして……っ!」
「んちゅ、んちゅ……ぷぁ、良いの、出して?私のお口で、ね?」
じゅるるる、なんて下品な音が聞こえきそうなほど。吸い付くように男性の下半身に顔を埋めるアマテさんに、男性が腰を浮かせて
「あ、だめ、で、るっ!」
びくんと、男性が全身を震わせて。アマテさんの頭をさらに強くつかんで、自分の方へ引き寄せた。アマテさんはちょっとだけ驚いて、だけど抵抗はせずにそのまま。やがて、アマテさんの顔が離れると、口の端から白い物が垂れているのが見えた。
「はぁ、はぁ……マチュ、汚いから吐き出して……」
「んぁー……ごくん……すっごいまずい……でも、シュウジのだから、嫌じゃないかな?」
うっとりした様子で一度口を開いて見せつけ、次いで何の躊躇いもなくそれを呑み込んで、シュウジと呼ばれた男性に笑うアマテさん。酷く淫靡なその様子は、私が憧れた格好良くて清廉だと思っていたアマテさんとはあまりにかけ離れていた。
- 72どうでしょうか?の人25/08/15(金) 11:31:49
「……あぁ、もう……ごめん、マチュ……我慢できない……」
「我慢しないで?シュウジ、シよ?」
「まちゅっ!」
そうして、シュウジと呼ばれた男性はアマテさんを覆い隠すように抱き締め、腰を掴んでに彼女の身体を上下に揺すり始める。アマテさんが瞳を見開いた後、彼にしがみついて必死に抱き着いて。
そこから先はもう見ていられなくて、私は必死になって帰り路を走って、電車に乗って、家に辿り着く。ばくんばくんと心臓は高鳴り、吐き気がしそうなくらいだった。
「はぁっ!はぁっ!はぁっ!」
私はきっと夢を見たんだ。そうだ、あれは悪夢だ。心配性な私が見た幻だ。そう思い込もうとして、でももう無理だった。だって。
「……あの時のアマテさんの顔……凄く綺麗だった……」
吐き出された男性の欲望を飲み込んで、笑ったアマテさんの顔が、どうしても忘れられない。格好良いアマテさんじゃなくて、いやらしいアマテさんの顔が、どうしても忘れられない。そうして私は、夢中で帰って来ただろうにも関わらず何故か購入していた『あの漫画』を取り出して、朝に見たそのページを開いた。
『ねぇ?口でしてあげるね?』
『うぁ……駄目だよ……』
件のその場面が、頭の中でアマテさんで入れ替えされて……私はベッドの中に入り込んで、自分を激しく慰める。もう二度と元のように見ることが出来ないだろう憧れが、この漫画のように激しく抱かれている妄想をしながら……誰かの物となったアマテさんを想って慰め続けるのだった。
で、どうでしょうか?
- 73二次元好きの匿名さん25/08/15(金) 11:38:37
- 74二次元好きの匿名さん25/08/15(金) 11:41:18
- 75二次元好きの匿名さん25/08/15(金) 14:13:06
- 76二次元好きの匿名さん25/08/15(金) 23:00:20
しかもこのサイト、水着はともかく下着の話とか書いてるからたぶん盗撮した写真使われてるんだよね…
- 77二次元好きの匿名さん25/08/15(金) 23:04:41
ニャアンはよく出るけど、シャアやシャリア、ララァはどう反応するんだろうか?
- 78二次元好きの匿名さん25/08/15(金) 23:16:51
モブ視点でシュウマチュだとヒゲマンは前スレにあったネタのソドン乗務員関係じゃないと出すの厳しいし
シャア、ララァは出せそうなモブ設定が難しい
やっぱりイズマコロニーないしハイバリー高校関連が中心になっちゃうね
- 79二次元好きの匿名さん25/08/15(金) 23:19:14
ララァがでるやつは場所が場所なだけに、シュウマチュの前提があやうくなる。
- 80二次元好きの匿名さん25/08/16(土) 06:35:17
IFはIFといえ、あそこにマチュがいるということはそういう立場にいるってことだからね…
- 81二次元好きの匿名さん25/08/16(土) 12:12:34
初代スレの修学旅行の電話ネタみたいな雰囲気好きなんだよな
マチュが誰とも交際を隠している秘密の彼氏のことをうっかり知ってしまった…っていうあの秘め事感が - 82二次元好きの匿名さん25/08/16(土) 13:01:29
- 83二次元好きの匿名さん25/08/16(土) 15:10:56
・アマテさんくらい美人で素敵な女の子ならそりゃ彼氏くらいいてもおかしくないでしょ?みんなそこは承知の上で推してたんじゃないの?
↑素敵な女の子=彼氏いるみたいな決めつけやめてください
↑アマテさんは穢れのない存在なんだから男がいるとか絶対嘘だから
↑キモ アマテさんだってふつーの女の子なんだから彼氏いるいないはともかく「穢れのない」はさすがに過剰でしょ
↑男いると恋愛妄想しにくいから……
↑ハ? アマテさんと自分が恋愛する妄想してたんですがおこがましすぎます
↑いや妄想くらい自由でいいだろなんでキレてるの
↑男いる程度で諦めるの?ぬるくない?
みたいな感じのね……ガチ恋勢から軽めのファン層までいて今までは一体感があったのがバラバラになる感じの
- 84二次元好きの匿名さん25/08/16(土) 15:33:00
好きなパターンを言えば>>81さんのパターンも良いですが
初代スレの校門前の待ち合せ(待ち伏せ?)みたいな大人数に一気にバレるパターンが好きです
その後で追及シーンがあればなお良し
そしてファンクラブサイトが阿鼻叫喚に……
- 85二次元好きの匿名さん25/08/16(土) 15:56:42
>>82の追記
12以降少しずつ脱退するやつが出始めて14のあたりになると全盛期からは考えられないくらい過疎が進んでいると勝手に想像してしまった。あと閉鎖後に一部のシュウマチュ気ぶり勢が新しいファンサイトを作ってそう
- 86二次元好きの匿名さん25/08/16(土) 20:35:09
- 87どうでしょうか?の人25/08/16(土) 20:53:54
ハイバリー高校に通う私には同級生にも話していない、とても素敵な秘密がある。疚しいことでも無ければ怪しい事でもない。けれどもとても素敵な秘密なのだ。
……
朝、登校の時間。普通であれば眠気と戦う嫌な時間であるのだが、私にとってそれは特別な時間となっていた。何故ならば……
ガチャ!
「行ってきまーす。お、おはよー、モブ子」
「お、おはようアマテさん!」
扉を開けてすぐ其処で出会う彼女、アマテ・ユズリハさん。ハイバリー高校きっての有名人であり、ファンクラブだって存在する(当然私も加入済みだ)くらいの人気者でもある。そして、私の住まうマンションの同階の住人でもあった。
『モブ子も二年生になったし、お友達との時間も増えるだろう?高校に通いやすくなるように引っ越そう』
そんな両親の提案によって引っ越した先のマンション。同会の住人に引っ越しの挨拶としてタオルの詰め合わせを届けに来た私がドアをノックすると現れたのは……
『はーい……んぁ?あれ、君って……同じクラスの子じゃない?』
目を疑った。ラフな家着姿のアマテさんが現れたのだから。お風呂上りなのかしっとりとした肌とタオルを巻いた頭、そしてほんのり火照った頬。恐らく学校の誰も見たことが無かったであろうその姿を目の当たりにして、動揺するなと言うのが無理な話であろう?
『あ、あ、あの!わわわ、私!今度、此処に引っ越してきて!その、よ、よろしくどうぞ!』
『うん、よろしくね!わざわざありがとう!』
ニッコリと笑う彼女に、私は思わず赤くなった。
- 88どうでしょうか?の人25/08/16(土) 21:02:07
それからというもの、私は時間を合わせてアマテさんと登下校を共にすることが多くなった。勿論毎回ではない。アマテさんだって自分の用事があるだろうし、私だって同様だ。だけどそれでも他の級友に比べればはるかに多くの時間をアマテさんと共に過ごすことが出来る。それは何とも言えない優越感と、アマテさんに近付ける満足感を得るには十分過ぎるものであった。
「あー……今日の体育も面倒だなー……地球に行って、クラゲになって泳いで居たい……」
「あはは。アマテさんはいっつもそれだねー」
アマテさんの夢、地球の海に行くこと。そんな事だって話してもらえた。これもまた誰も聞きだしたことがないだろうことだろう。私にはこうして話してくれる。アマテさんは私を信頼してくれているんだ。嬉しい。そんな気持ちで胸がいっぱいになって行った。
……
「あれ?アマテさんは?」
「え?もう帰ったけれど?どしたのモブ子?」
「う、ううん、何でもない……じゃあね……」
同級生に尋ねて帰ってきた言葉にしょんぼりしながら教室を出る。私が気が付かぬうちにアマテさんは既に下校していたらしい。此処最近、全然下校時間が合わない。ううん、下校だけではない。登校時間だってそうだ。今迄なら余裕を持った時間帯に登校していたアマテさんは、やはりここ最近ギリギリの登校時間となっている。私の登校時間と会わなくなり、一緒に登校することは無くなっていた。
(アマテさん、どうしたんだろう?)
もしかして何かあったのかな?いやでも、アマテさんは部活はしていないし、成績そのものは優秀だから居残りだってない。呼び出しを喰らったと言う話も聞かない。だとすれば一体何なんだろう?気になるけれど、幾ら同級生で同じマンションの住人と言えど其処は他者の事情だ。聞きだすわけにもいかず、モヤモヤしながらも寂しい登下校をする日々が続いていた。
- 89どうでしょうか?の人25/08/16(土) 21:13:05
それから暫く日が経ったが、やはりアマテさんとの登下校の時間が合う事は無い。ギリギリの登校と、すぐさまの下校。それが続いていた。もう気になって仕方がない私は、遂に彼女を尾行することを決意した。
「じゃーねみんなー!」
下校のチャイムと同時にクラスを飛び出していくアマテさん。本当に素早いその動きに慌てて彼女の後を追う。しかし素早い。ちょっと油断すると見失いそうなほどだ。気を付けて尾行しないと。そう考えながら彼女を尾行していると、辿り着いたのは何の変哲もない繁華街。一体何の用があるのだろうか?もしかしてバイトでも始めたのか?でもファンクラブの会報にもそんな情報は無かったし……うーん……?
「お、ハラヘリムシ。ごめん、ちょい遅くなった」
そんな事を考えこんでいると、アマテさんが誰かに声を掛けるのが見えた。それは、青髪の作業着姿の男性。何処か不思議な雰囲気の漂う、所謂イケメンに分類されるだろう男性。
「あ、マチュ。ううん、大丈夫。気にしてないから」
「そ?なら良かった。それじゃ行こうか」
そんな彼にアマテさんが近付いて行くと……徐に腕を組み始めたではないか。そう、アマテさんから、だ。男性の方も特に嫌がる様子もなく、寧ろ嬉しそうに腕を通されたまま歩き始める。まるで、カップルのように。
(え?え?アマテさん、なんで……あれ、誰なの?)
そのまま尾行を続けていると、二人は画材屋やアクセサリーやを物色し、ファストフードで軽食を摂り……やはりカップルそのものの様子で街をぶらつく。私には信じがたい光景であった。
(や、やっぱりカップル……?ううん、そんな筈ない。きっと親戚とかだ!絶対に恋人なんかじゃない!)
- 90どうでしょうか?の人25/08/16(土) 21:21:14
そう考えながらも、嫌な想像というやつはどうしても当たるものだ。やがて街をぶらつき終えた二人は、私もよく知る道を進んでいく。そう、この道は……私とアマテさんの住むマンションへの道だ。
(だ、大丈夫、大丈夫、おかしくない、親戚ならアマテさんと一緒に帰ったっておかしくない、一時的にお泊りしているだけかもだし、おかしくない)
そう必死に思い込みながら、二人に気付かれぬように帰り道を進んでいく。
「今日も楽しかったよマチュ。じゃあ、またね?」
「……あの、さ。今日と明日、お母さん、仕事で留守……家、誰も、居ない」
どくんと、心臓が跳ね上がる。アマテさんの言葉は、私が前に少女漫画で読んだみたいな、女の子が男の子を『そういう事』に誘う仕草そのものだった。違う、そんな筈はない、私の勘違いだ。ちょっとご飯だけでもとか、そんな話に決まっている。
「……良いの?そんなこと言われたら、加減できないよ、僕」
「……良くなかったら、こんな事言わないし……分かってよ……」
そんな会話の後、二人してマンションのエントランスを通り過ぎてエレベーターへ。私は二人と鉢合わせないように階段を全速力で駆け上がり、二人に先んじる。息を切らしつつ陰に隠れていると、二人の乗るエレベーターが到着し……そのまま降りた二人は、アマテさんの部屋の扉を開いて……消えて行った。
うそだ、そんな、こんなのうそだ、ちがう、そんなわけない、わたしはかんちがいしているんだ。
やっちゃいけないと分かっているのに、見つかれば掴まりかねない行為だと分かっているのに、二人が消えた扉にそっと耳を当てた。
- 91どうでしょうか?の人25/08/16(土) 21:28:47
『ちょ、しゅ……せめ……へやま……ま、こんなとこ……だめ……』
『まちゅのここは……じゃないって……こんなにとろとろ……』
『や、はずか……んんんう……』
くぐもった声と共に、何か乾いた者がぶつかり合う音。それを聞いた瞬間、私は自分の部屋へを駆けだしていた。きっとあの扉の先では……ううん、そんな筈が無い、何度も言うが気のせいだ。私の早とちりに決まっている。
(なら、あの扉を開いてみればよかったじゃないか。そうすれば分かったのに)
いやだ、そんな事をして決定的なものを見てしまえば、私は多分もう立ち直れない。このマンションに住んでいることを呪ってしまう。だから確認しない。これは勘違いだと思い込む。そうして自分を護るのだ。
『ちょっとシュウジ……せめて部屋まで……ま、こんな所で、駄目だよ……』
『マチュのここは駄目じゃないって言っている。ほら、こんなにとろとろになっているよ』
『や、恥ずかしい……んんんう♡』
先程かすかに聞こえた声が脳内で保管されてしまう。違う、考えるな、考えては駄目だ。そんな風に必死に妄想を振り払うようにベッドに飛び込んで枕に頭を押し付ける。備考なんてしなければ、聞き耳なんて立てなければよかったと、そんな後悔に包まれながら。
で、どうでしょうか?
- 92二次元好きの匿名さん25/08/17(日) 00:51:06
- 93二次元好きの匿名さん25/08/17(日) 04:50:21
どうでしょうか?の人さん、いつもありがとうございます
このスレでシュウジがユズリハ宅に踏み込む作品は初かな? - 94二次元好きの匿名さん25/08/17(日) 11:12:40
- 95二次元好きの匿名さん25/08/17(日) 17:50:30
モビルスーツのパーツ屋(ちょっとアングラなやつ)を営むモブ男。
扱ってるものがものだけに客のほとんどがおっさんや若い男ばかりなんだけど、あるとき赤い髪の女の子が来店。
珍しいな…とか思いながら見てると、やたらと細かくパーツを吟味してておお…!この子ガチだ!と関心。
女の子からも「〇〇の〇〇タイプってないですか?」「〇〇年型と〇〇年型で違いってあるんすか?」とか造形の深い感じの会話がたくさん出来て、もしかしたら同じ趣味で仲良くなれる…?とか思ってしまう。
だが後日クラバの中継を観てる際、あの女の子にサービスであげたアクセサリーが付けられたモビルスーツと赤いガンダムがいいコンビネーションを見せてて… - 96二次元好きの匿名さん25/08/17(日) 20:51:54
ここの2人、絵に描いたようなおしどり夫婦であると容易に想像できる。
- 97二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 00:27:23
パーツ屋まで脳破壊されるなんて…
- 98二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 02:48:49
勉強も運動もできることで学内でも人気があるため、同じような成績のユズリハさんをライバル視していたライバル子
それぞれのファンの女子たちもお互いをライバル認定していて、テストのたびに競うのをユズリハさんも楽しみにしているようだった
ところが最近のユズリハさんはどうも覇気がない、聞けば好きな男の子(しかもイケメン)が出来たという
このうわさを聞いたモブ子、恋でもユズリハさんには負けないとライバル心を燃やし
他校のカッコイイ男子をうまくその気にさせてお付き合いを成立させ学内の話題を引っさらった
一時はユズリハさんにも「告白ってどうやったの?」と聞かれたりして、彼女にあこがれられている感覚に有頂天になったが
対抗心で始めた恋がうまく行くわけもなく、やがて相手に「最初から俺のことなんて好きじゃなかったんだろ!」と言われ破局
これまでの人生で失敗した経験がほとんどないため、呆然と街をさまよっていると
ユズリハさんと綺麗な顔立ちの男の子が一緒に歩いているのを目撃する
二人はいかにもお互いを思い合っている風で、告白したばかりもしくは告白秒読みのカップルの初々しくも微笑ましい空気を纏いながら寄り添っていた
そんな甘酸っぱい二人の空気を前に、自分が本当に欲しかったのはあの男の子のポジションだったのだと悟るライバル子……みたいなのもいいよね - 99二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 09:39:48
- 100二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 17:01:51
シュウマチュへの失恋がこのスレのポイントだから
シュウマチュの関係がもうセッ〇ス済みですごい爛れてるのも最高なんだけど
まだ視線がかち合うだけでお互い照れてしまうような、そんな微笑ましくて甘酸っぱい関係なのもいいよね
そんな可愛らしい、でもとても強い関係性に太刀打ちできなくて崩れ落ちるモブからしかとれない栄養素がある - 101どうでしょうか?の人25/08/18(月) 21:05:03
ライバルがいることで高め合うことが出来る。実に素晴らしいことだとは思わないだろうか?
ハイバリーに通う私には、所謂『ライバル』と呼ばれる(勝手に呼んでいるだけとも言う)存在が居る。彼女、アマテ・ユズリハさんはこの学校でも随一の人気者、有名人であり、成績優秀、運動神経も良いと言う、同じような成績と運動神経を持つ私にとってはライバルと呼ぶに相応しい存在であった。彼女にはファンクラブがあるが、当然私にも同じようにファンクラブが存在する。何ならファンクラブが代理戦争を起こすくらいには私も彼女も人気者であった。
そして何より嬉しいのが、私が勝手に呼んでいるだけのライバル関係ではあるのだが、当のユズリハさんの方もその関係を楽しんでくれていると言う事実であった。
「くっそー……今回はライバル子ちゃんに後れを取ったかー……次は負けないかんね!」
「いい度胸ですね!次も完ぺきに打ち負かしてあげますよ!」
そんな心地良い関係を築ける彼女は、やはりライバルとして相応しい存在と言えた。
- 102どうでしょうか?の人25/08/18(月) 21:12:39
そんな私であったのだが、此処最近ちょっとした噂を耳にする。何でもユズリハさんが『恋』をしているのだ、と言う噂であった。どうやら気になる男の子が出来て、その人に少しでも近づきたくて頑張っているのだとか。
それを聞いた時、『メラメラとした感情』が膨れ上がった。これはきっと私のライバル心に火が付いたに違いがない。ユズリハさんに負けまいと言う私の心が燃え上がったのだ。其処に良く分からないほんの少しのモヤモヤも存在したのだが、私はそれを見て見ぬ振りした。良く分からない以上は放置しても問題無かろうと、そう考えて。
さて、ユズリハさんに勝つには私も恋人を作るのが最善だ。自慢じゃないが私はユズリハさん同様そこそこ整った顔立ちだと自負している。だから恋人くらいきっとすぐに作れるはずだ。そう考えた私はすぐに行動に移った。
ハイバリーと並ぶくらいの男子校。其処のイケメンで優秀な男の子に近付いてみた。いきなり告白したって成功はしない。少しずつ彼にその気にさせて告白させようと、そう考えて。一週間もする頃にはイケメン君は私に好意を寄せ、すぐに告白に踏み切って来た。初めて明確に、私はユズリハさんに先んじて、男女のお付き合いを成立させたのだ。
- 103二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 21:14:33
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- 104どうでしょうか?の人25/08/18(月) 21:20:01
「ね、ねぇ、ライバル子ちゃん……その、お付き合いしている男性が居るって本当……?」
「ええ、本当ですよ。それがどうしました?」
「うわぁ……す、凄い……どっちから告白したの?どんなお付き合いしているの?もしよかったら教えてくれない……?」
ユズリハさんが私に尊敬のまなざしを向けている。私に様々な質問をしてくる。私は今、明確に彼女の上だ。それは正に私を有頂天にさせるのに十分過ぎるものであった。
だが、程なくしてユズリハさんは……先に起きた『テロリスト事件の容疑者』として指名手配。私は競う相手を失い、急速にやる気を失って言った。それだけではない。元々対抗心やライバル心でお付き合いを始めた相手に、その事実が次第に露呈していき、別れを切り出されてしまったのだ。
「君はきっと、僕を好きなわけじゃない。僕を通して何か別の物を見ている。そんなの、お付き合いしてても面白くないし、悲しいだけだよ」
それが別れの言葉だった。
- 105どうでしょうか?の人25/08/18(月) 21:28:20
これまで失敗らしい失敗を経験してこなかった私には、その別れはあまりにも痛かった。事実だったから。私はあのイケメン君が好きな訳では無く、ただアマテさんへのライバル心でお付き合いしていただけだったから。それを見透かされて、どうしようもない程打ちのめされてしまった。
それからさらに数カ月が過ぎた。心配するファンクラブには申し訳ないが、あれ以来すっかりとやる気を失ってしまった私はそれをどうしても取り戻せなくて、ただただ漫然と過ごす日々を送っていた。ユズリハさんのテロ容疑については大統領が正式に誤報だったことを謝罪、大問題に発展したものの彼女の疑いは晴れ、今は再度この学校へと通っている。勿論休学期間が長くて一年下となったが……流石にそれを競う対象の理由にするほど落ちぶれてもいなかった。
そんな私が何をするわけでもなく街を歩いていると、そのユズリハさんが青髪の男性と歩いているのを見た。ユズリハさんとその男性は見るからに『そういう関係』のような雰囲気なのだが、どうももじもじしていると言うか、一歩足りないと言うか、何とも言えないもどかしい物も同時に感じるような雰囲気だった。
ぴとり
と、歩いている二人の手が不意にくっ付いて……ばばっと二人が慌てたようにその場を飛び退いた。
「ごごご、ごめんマチュ!その、マチュと手を繋ごうとか、そう言うつもりだったようなそうでも無いような!」
「わわわ、私こそごめん!シュウジと手を繋ぎたいとか、そう言うつもりじゃない事も無かったんだけれど!」
何だあれは?コントかな?そう思えるような、でも茶化すと言うよりも微笑ましいと思えるそんなやり取りだった。
- 106どうでしょうか?の人25/08/18(月) 21:35:24
「……お、おかしいね……わ、私たち、その、き、きっす!したのに……こ、こんなのが、恥ずかしいなんて……ね?」
「う、うん……僕だって、君が、その……す、好きだって!言ったはずなのに……こ、こんなにも、恥ずかしいんだ……」
「……お揃いだね……?」
「……お揃いだ……」
「「……ふふふ」」
酷く甘酸っぱい、出来立てのカップルの関係に見えるそれ。それを見て、私はようやっと思い至る。あの時、ユズリハさんに気になる男の子が出来たと聞いた時に浮かんだ『良く分からないほんの少しのモヤモヤ』の正体。
ああ、そうだ。私は、ユズリハさんと対決したかったんじゃない。あの男性のように、彼女の隣で寄り添いたかったんだ。お互いに赤くなって笑い合いたかったんだ。私はきっと……彼女が好きだった。
あまりにも気が付くのが遅かった。あまりにも自覚するのが遅すぎた。もうその場所にはあの青髪の男性が居る。もうそこに私が入り込むことは出来ない。あの、真っ赤になって、でも嬉しそうに笑い合うユズリハさんに寄り添うことは出来ない。
「……綺麗だなぁ……ユズリハさん……」
頬に何か流れるのを感じる。それを拭うことさえ忘れて、私はとっても素敵な笑顔のユズリハさんを目に焼き付け続ける。もう絶対に届かない、私の『好きだっただろう』人の笑顔を……
で、どうでしょうか?
- 107二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 21:37:16
どうでしょうか?の人、ありがとう…!!すごくよかった!!
恋になる前に失恋した感じのライバル子ちゃんの切なさとシュウマチュの甘酸っぱさが最高の対比になってる!! - 108二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 22:54:36
切なすぎる…
- 109二次元好きの匿名さん25/08/19(火) 06:39:22
ニャアンと恋バナしてるのを見かけちゃったクラスメイト
シュウジが手を出してくれないなんてほぼ惚気の愚痴もだけど、どこか遠くを見てるようなアンニュイな雰囲気が魅力的だったアマテさんが子供っぽくすら見える感情豊かな仕草を見せられる友人の存在に脳を二度焼きされてほしい - 110二次元好きの匿名さん25/08/19(火) 12:29:24
アマテさんが錠剤の箱を落としたことに気づいたので、拾ってあげたモブちゃん。
だがアマテさんは箱を拾ってもらうや否や、お礼を言うとそそくさと隠してしまう。
どうやら昼食後に一錠飲むようにしてるらしい。
いつもの4人で相談する。
「エーなにそれ!?」
「未認可の薬?」
「ドーピング?違法ドラッグ?」
「もしかしたら重い病気を隠してるのかも?」
辛うじて拾ったモブちゃんが覚えてた薬のパッケージの名前で検索してみたら、ピル…つまり避妊薬だった。
ピルは1日1錠、毎日同時刻に飲み続けなければならない。
どうりでいつもお弁当食べ終わったあとに…。
…モブちゃんは帰り道、アマテさんが青髪の男の子と喋ってるのを目撃する。
「アレ効いてくる頃だし…今夜は生でいいよ。」 - 111二次元好きの匿名さん25/08/19(火) 19:00:15
- 112どうでしょうか?の人25/08/19(火) 20:23:13
ちょっと違うかもしれませんがこんな感じで……
『アマテ・ユズリハファンクラブ(非公式)掲示板』
最新記事
1. 【ファン座談会】アマテさんの魅力を語り尽くす夜🌙👏
……
・↑だーかーらー!アマテの一番の魅力はあの負けん気の強い性格なんだってば!
・↑分かってないね!アマテさんの魅力は厭世的な所だよ?何処か浮世離れしているようなところが分からないとか勿体ないなー?
・↑まぁまぁ皆さん。要はこう纏めることが出来ませんか?アマテさんとは最高である、と……
・↑天才か……?
・↑↑然り!然り!然り!
・↑↑↑こんな結論を理解できんかったとは……おいは恥ずかしか!
・それでは今回も有意義な夜を過ごせたと言うことで!埋めお願いします。
・乙埋めー!
・アマテさんの夢を見て寝ます!乙でしたー!
- 113どうでしょうか?の人25/08/19(火) 20:28:27
2. 【まとめ】アマテさん語録まとめ📖:心に刺さる名言ベスト10💕
……
・それでは栄えある第一位の発表です!
・wktk!
・はよ!発表はよ!
・第一位は……『宇宙って、自由かな……?』です!いやー、アマテさんの思慮深さと自由への憧れが詰まった素晴らしい言葉だよね!これこそアマテさんって感じです!
・↑まっことその通り!アマテはやっぱり自由を夢見るところが素敵だよね!
・↑うんうん!アマテさんと言えばって感じで納得です。
・↑しかし、第二位の『本物の海で泳ぎたい!』も最高だと思うのです。此方もアマテさらしさが最高に詰まっているかと。
・↑それはそう。
・うむ。この語録発表会も最高であった!では皆さん、乙でしたー!
・乙ー!
・お休みー!
- 114どうでしょうか?の人25/08/19(火) 20:32:56
3.【関心】 アマテさん神対応伝説ランキング10👑
……
・流石はアマテさん!下級生もあの対応にはメロメロだっただろうなー!その下級生羨ましい!
・↑す、すみませんでした……それ、私です……あの、アマテ先輩が先生に喰って掛かってくれた時……その、下品な話なんですが……濡れちゃいましてね……ふふふ……
・↑おいおい、何処の爆発魔ですかね……?
・それではいよいよ第一位!まぁ予想しているとは思われますが……やはりこれ!『難民の女の子を庇って軍警察に金的!』これでしょう!
・↑やっぱこれだよねー!
・↑義憤に満ちたアマテらしい最高の行動!かっこよすぎ!
・つーか、軍警察もちゃんと仕事しろよな。難民にイキっているとか最高にダサくね?
・↑軍警察がかっこよかったことなんて無くない?
・↑事実陳列罪は犯罪だぞ!?
……
- 115どうでしょうか?の人25/08/19(火) 20:36:31
- 116どうでしょうか?の人25/08/19(火) 20:40:40
- 117どうでしょうか?の人25/08/19(火) 20:45:13
13. 【悲報】アマテさん、初体験を暴露…処女じゃなかった…😢🤯
……
・嘘だ信じないぞあれはアマテさんの冗談に決まっている。
・↑落ち着きなって。アマテさんが処女であろうとなかろうと、私たちのアマテさんへの憧れは変わんないでしょ?
・↑何言ってんの。アマテさんの処女は私たちの誰かが奪うって信じていたのに!
・↑は?思い上がりも甚だしいんじゃない?私たちがアマテの隣に立つとか身の程を弁えなって。
・↑負け犬乙。そうやって芋引いているからこうしてアマテが処女を奪われたんだよ。
・↑喧嘩売ってんの?
・このレスは削除されています
・このレスは削除されています
・ちょっと治安がヤバそうなのでこのスレはこれにて落としましょう。皆さんお疲れ様でした。
……
- 118どうでしょうか?の人25/08/19(火) 20:49:38
- 119どうでしょうか?の人25/08/19(火) 21:16:17
15. 【お知らせ】本サイトを閉鎖します
・『アマテ・ユズリハファンクラブ(非公式)掲示板』は、本日をもって閉鎖されます。皆さま、今迄ご利用誠にありがとうございました。
……
「何で、何でなの……?どうしてこんなことに……?」
私は唯、アマテさんに憧れる皆と楽しく過ごしたかった。だからこの掲示板を開設した。そうすれば匿名の仲間たちと集まることが出来たから。皆で同じ話題で盛り上がれたから。それがとても楽しかったから。
だけどそれも終わってしまった。これがアマテさんの卒業なんかでファンクラブが終了とかならもっと清々しく終われた。だけど、現実はどうだ?アマテさんに彼氏が出来て、彼女は『初めてではない』と言う事実だけであっという間に瓦解した。こんな悲しいことがあるだろうか?
「……でも、私は諦めない……そうだ、私にはネットの力がある……あの青髪の男の正体を暴いて、アマテさんを取り戻す……そうだ、私がやるんだ」
もう私一人だけだ。だけどそれでもやる。私の憧れたアマテさんを奪ったあの男だけは何としても排除してやる……!
ぴろん♪
「……ん?メール?」
PCにメールの着信音。誰だ?こんな時間に……?
『君、悪いことしようとしているね?』
……ひっ!?
『サイトを閉鎖してくれたことには感謝するよ。だからこれは慈悲からの警告だ。僕と『彼女』の関係に……ちょっかいを出したらイケナイ。本当に自分を大事にするつもりなら、これで終わりにしようね?』
読み終えると同時に、メールは何かのプログラムによって消去される。だから発信元は特定できない。でも、私には分かる。あれは……あの青髪の男からの警告だった。
「……もう、止めよう……」
あまりにも力の差があり過ぎた。私じゃあきっとあの男性には勝てない。そしてアマテさんを取り戻すことだって、出来やしない……そう考えて、絶望に打ちひしがれて……私は、サイトの消去の最後のボタンを押すのだった……
で、どうでしょうか?ちょっと解釈が違ったりしたらすみません……後、全部のスレは流石に無理でした!
- 120二次元好きの匿名さん25/08/19(火) 21:19:33
よかったです。私が依頼した訳ではないのですがよく出来ていました
- 121二次元好きの匿名さん25/08/19(火) 21:53:08
ニャアンのことを勝手にシュウジのことを諦められない元カノ認定して二人が復縁したらアマテさんはあの男から解放される!二人の仲を取り持ってあげなくちゃ!!ってニャアンをけしかけようとして逆にシュウマチュ強火ニャアンをキレさせるモブいそう
ニャアンは二人が友達として特別に大好きだし、二人がお互いを大好きで幸せそうなのを見て聞いて嬉しい楽しいしてるイメージ - 122二次元好きの匿名さん25/08/19(火) 22:47:24
どうでしょうか?の人、いつもすごい、ありがとう…!
どのスレの中身もああこんな感じだったんだろうなぁって納得だったし想像が膨らみました
最後はごたごたになって終わりになっちゃう感じも素晴らしい…!!
- 123二次元好きの匿名さん25/08/20(水) 06:41:05
ありがとうございます!!
うわぁ…スレの皆がどんどんおかしくなってく…。
こう、有象無象が集まるネット掲示板だからモブちゃん達のあらゆる失恋の反応が見れていいですね。
てか機械に強い&ニュータイプで悪い子察知できるシュウちゃんマジ無敵。
- 124二次元好きの匿名さん25/08/20(水) 14:52:53
- 125二次元好きの匿名さん25/08/20(水) 19:27:22
- 126二次元好きの匿名さん25/08/20(水) 21:21:06
- 127二次元好きの匿名さん25/08/20(水) 21:29:32
シュウジはソフト面も強かったか…両思いでくっついてる上でこんなんされてたら基本気にしないシュウジでもキレるわな
- 128どうでしょうか?の人25/08/20(水) 22:27:32
補完大感謝!しかもクオリティが高すぎる!?こっちが本編なのでは!?どうもありがとうございました!
- 129二次元好きの匿名さん25/08/21(木) 04:41:31
- 130二次元好きの匿名さん25/08/21(木) 12:21:10
- 131二次元好きの匿名さん25/08/21(木) 18:38:13
- 132二次元好きの匿名さん25/08/21(木) 20:14:48
- 133二次元好きの匿名さん25/08/22(金) 04:31:53
- 134二次元好きの匿名さん25/08/22(金) 12:47:09
>>110で1つ書いてみた
同級生が見慣れない薬を所持していたら、あなたはどう思う?
ある日のホームルーム終わり。
帰り支度中、アマテさんがカバンから物を落とした。
拾い上げて見てみると、いくつか錠剤が入った薬のケース。
見慣れない名前で、風邪薬とか頭痛薬みたいなのとは違う雰囲気の薬だ。
拾った旨を伝え手渡す。
「アマテさん、これ落としてるよ。」
「え、マジ!?ありがとっ…それじゃ!」
アマテさんはやや強引にそれを受け取り、カバンへ押し込むとそそくさと教室から出てしまった。
また別な日のお昼休み中。
アマテさんをふと見ると、お弁当を食べ終わった後にあの錠剤を一粒飲んでいた。
あの日からアマテさんが持っていた薬のことが気になって仕方がない。
あの時の慌てようからして、見られたり知られたりすると困る類なのだろうか。
あの薬…いったいなんなんだろう。
- 135二次元好きの匿名さん25/08/22(金) 12:52:12
「…ってことなの。」
「あー、確かにわりと最近見るようになったよね。」
いつもの4人で、集まっている時に話題にしてみる。
どうやら他のみんなもアマテさんが薬を飲んでいるところをみたことがあるようだ。
「にしてもさ、薬を見られて困ることってある?」
「未認可の薬とか…重い病気なのかな?」
「でもさ、アマテが薬に頼る必要ある?」
「たしかにー、アマテさんにそんなイメージ無いよね…」
アマテさんは運動神経が抜群で、いつも溌剌とした人だ。
体育の授業なんか、おもわず見とれてしまうテクニックを見せてくれることも。
薬を飲むような必要に駆られる病気に罹ってるようには見えない。
「ドーピングとか?あ、違法ドラッグ?」
「えー?まさか最近クラゲになりたいとか言い出したのも…?」
「バカ、あの綺麗な顔がドーピングの薬やドラッグを使ってるように見える?」
以前薬物乱用防止講習でも再現ドラマを見たが、薬物を使った人は目が虚ろになったり肌が荒れたりする。
宝石みたいに澄んだ瞳、シルクのような滑らかな肌…ハイバリーの王子様とまで呼ばれたアマテさんには全く以て当てはまらない。
- 136二次元好きの匿名さん25/08/22(金) 12:54:58
「っていうかDちゃん、薬のケース見たの?」
「うん…あ、そうだ。」
とっさにスマホを取り出し、覚えていた薬の名前を検索する。
「えーっと確か…シルフィなんとか…あ、28って数字もついてたな。」
「そっか、薬の名前分かれば効能もわかるもんね。」
「…ヒットした」
「見せて見せて!」
“シルフィウミン錠”
“種類:低容量ピル”
“効能・効果:避妊、月経痛”
“1日1錠、毎日一定の時刻に定められた順に従って28日間連続投与すること。”
低容量ピル…つまり、経口避妊薬。
1日1錠、一定の時刻に飲む。
…アマテさんはお昼を食べたあと、必ずコレを飲んでいた。
私たちは驚愕する他無かった。
だって、アマテさんがコレを飲んでいるということは、“避妊”しなければいけない行為…赤ちゃんがデキてしまうかもしれない行為を日常的にシてるんだってことだから。
「嘘でしょ…アマテさんが…」
「待って待って!ほら!生理痛にも効くって書いてる!」
「じゃあ市販の薬でよくない?」
「それは…ほら!実は案外重いんじゃない?私はフツーだけど、中には痛みがやばすぎてその日学校いけなくなるレベルの娘とかいるらしいし…ね?」
「そっかぁ…」
Aちゃんの説得―半ば強引な言い訳にも聞こえたけど―で自分を納得させた私たちは、その日はお開きにすることになった。
- 137二次元好きの匿名さん25/08/22(金) 12:57:45
- 138二次元好きの匿名さん25/08/22(金) 13:00:06
- 139どうでしょうか?の人25/08/22(金) 13:27:20
- 140どうでしょうか?の人25/08/22(金) 13:48:30
ジャンクパーツ屋なんてむさい仕事だ。日がな一日、暗唱宙域やら不法投棄場を漁って得られるパーツは雀の涙。それを使用可能なレベルまで修理したところで買ってくれる奴が居るかどうかは神のみぞ知る。そしてそれで得られる収入もまた雀の涙。オマケに来店するのはギークボーイやら違法賭博戦闘『クランバトル』の出場者ばかり。つまりはおっさんや
らいかにも『僕はオタクです!』と言った風貌の連中ばかりなのだ。出会いなんて皆無だし、仮にあったところでこんな油塗れの男に好意を寄せてくれる相手なんて居ないだろう。それが俺の感想というやつだった。
しかし、だがしかしだ。此処最近、そんなむさいジャンク屋に似つかわしくない様相の客が来店するようになったのだ。
- 141どうでしょうか?の人25/08/22(金) 13:53:37
「おいーっす!おにーさん、良いパーツ入った?」
「よおいらっしゃい。まぁそれなりかな?見てってくれよ」
宝石を想わせる鮮やかな赤髪の、元気いっぱいな女の子。先程も言った通り、凡そこの店には相応しくない少女である。が、そんな彼女は実際の所、それなり以上にはこう言った類の分野に精通している少女であった。
『うー……ねぇおにーさん。MSの姿勢制御の柔軟性を上げるみたいなデバイスってない?』
『おお……これ、スラスターの燃費が向上するパーツじゃん……でもやっぱたっかー……いや、もう少し頑張れば買えるか……?』
何て俺に質問してきたり、一人でうんうん唸っていたり……要は『こっち側に近い』少女であったのだ。
出会いなんて皆無だと思っていたところにこんな可愛い女の子との出会い。オマケに俺に親しく話しかけてくるくらいには社交性もあり。惚れるなと言うのが無理な話だった。
- 142どうでしょうか?の人25/08/22(金) 14:02:20
「なぁ。お前さ、こんな怪しげなジャンク屋に入って来て、度胸あんな」
「そお?別に普通じゃない?おにーさんも変なことしてくる風じゃないしさ。相談にも乗ってもらったりしたし……へへ、ちょっとは仲良くなったと思っているけれど?」
ほれ見ろ。こんな態度だぞ?あまりにもフレンドリーすぎる。と来れば、是非とも仲良くなりたい。叶うならば……彼氏彼女の間柄に、何て……ま、まぁ、俺はもう20半ばだし、彼女はどうもまだ女子高生だが……数年すればそんな年齢差など気にならなくなる。ならばなおの事、今のうちに仲良くなるべきなのだ。
「そうかそうか。それじゃあそんな常連なお前さんにプレゼントだ。パーツを買ってくれるし、良く来てくれるからな。ほれ」
「お、おわっ?」
ひょいと投げて渡したのは……ちょっとしたMSのアクセサリーパーツの説明書だ。
「其処の棚に置いてある、ハロのMS用ストラップアクセサリーの取り付け方や操作方法の説明書だ。持ってけ」
「え?え?良いの?これ、見るからに良さげなやつじゃん?」
そう、良さげな奴だ。少し前に天然パーマの少年が『買い取ってください』と言って持ってきた、ちょっとだけ旧式のペットロボをアクセサリーパーツに改造した奴。それなりに価値が付くだろう物なのだが……
「ちょっとしたオマケって奴だ。良いから持ってけ。割とデカいから持ち帰りには台車を使って良いぞ。次来るときに返してくれりゃいい」
「……へへ、サンキュー!ありがたく貰っておくね!」
ああ、良い笑顔だ。その笑顔だけであげた意味もあろうと言うものだ。
- 143どうでしょうか?の人25/08/22(金) 14:12:27
それが凡そ一週間前。それから暫く彼女の来店は無かったが……次に来店した時には、思い切って一緒に出掛けないかと誘うつもりだ。ちょっとした穴場のジャンク屋やら、少し違法なデバイス屋を紹介してやってもいいし、何なら普通に出掛けるだけでも良い。兎に角とっかかりを手に入れようと考えてのことだった。
「おい、モブジャンク屋。今日のクラバ、始まるぜ?」
「お、ああ……そういやそうだったな……」
今日はクラバ開催の日だった。最近快進撃の『ポメラニアンズ』にベットしている。是非とも買って欲しいものだ。何やら訳有りクランらしいが、そんなの関係ない。要は買ってくれればそれで良いのだから。
「お、始まった!今日もあのトリコロールが先に仕掛けて、赤いのが後ろから援護しているぜ」
常套パターンだ。ポメラニアンズの二機は何時もそうした連携で攻め込んでくる。これがまた実に息の合った連携なのだ。猪突猛進なトリコロールを赤いのが的確にカバーしている。凡その見立てだが……あれは男女マヴだ。それも、深い仲の、である。
- 144どうでしょうか?の人25/08/22(金) 14:20:58
「……ん?」
そんなクラバの観戦をしていると、トリコロールの腰もとに見覚えのある……見覚えの在り過ぎるものを見つけた。
「……あれ、は……」
見間違うはずもない。俺が買い取ったものだ。俺が改造したものだ。俺がプレゼントしたものだ。俺が……あの子にプレゼントした、ハロのMS用ストラップパーツだった。
「ん?どした?何か見つけたんか?」
「……いや、何でもねーよ……」
そりゃそうだ。あんな風にアングラな嗜好を理解できる女の子、もうお手付きに決まっていた。何の事は無い、俺の独り相撲って奴だった訳だ。はは、笑えるー。
「おお!ポメラニアンズが勝ったぞ!よっしゃ、臨時収入ゲットだぜ!……ほんとにどした?嬉しくねーんか?」
「……いやいや、嬉しいぞ。嬉しい嬉しい。うんうん、嬉しいな」
勝利したトリコロールと赤いのが、まるで人間がするようにハイタッチ。次いで赤いのがトリコロールの腰を、これまた人間がするように抱き寄せながら帰還していく……ハロストラップが見えないように隠しながら、だ。
「……うわー……これ、ひょっとして……俺、嫉妬されてっか……?」
赤いのに乗っているのがどんな奴かは知らないが、今の行動から察するにそれなりに嫉妬深いやつのようだ。俺がプレゼントしたそれを気に入らなくて、見えないようにトリコロールを抱き寄せたのだから。
「……儚い夢だったわー……」
忘れることにしよう。しこたま飲んで、記憶を飛ばすことにしよう。あの赤髪の少女への想いも、胸に秘めた感情も、全部全部忘れることにしよう……でないと……ちょっと、泣いてしまいそうだったから……想った以上に本気の想いだったことに自分で驚きながら、そう考えるのだった……
で、どうでしょうか?
- 145避妊薬書いた者25/08/22(金) 18:25:19
- 146二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 00:40:29
MSに乗りながらでもイチャイチャを見せつけるとは…
- 147二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 09:14:26
保守
- 148二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 11:59:05
失恋といえば男の子かと思いきや、女子校だから女の子の失恋話絶対多いよね。
- 149二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 19:02:53
- 150二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 19:27:43
マチュとシュウジみたいな美男美女だったら待ち合わせの時に別々にナンパされてもおかしくないよね!
我が物顔でアマテさんの肩を抱いてナンパ野郎を睨む男や、それを当然のように受け入れて逆ナン女を追い払うアマテさん
目撃してしまったハイバリーモブの脳焼きを添えて
自分は相手のものと当然のように思って自分をナンパする相手は歯牙にもかけないけど、自分の恋人をナンパする相手は許さない的な独占欲をお互いに持ってるのが透けて見えるのいいと思います - 151二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 23:25:28
- 152二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 08:26:15
保守
- 153二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 12:48:34
好きな人の写真をスマホの待ち受けにすると恋が叶う、なんておまじないがひそかにハイバリーで流行
アマテさんが大好きなファンクラブの面々は「いやこれはおまじないじゃなくて推し活だから!」と言いつつ各々の甘酸っぱい気持ちを胸にアマテさんの写真を待ち受け画面にするが
ふとした時アマテさんの待ち受けが見知らぬ綺麗な顔の少年の写真になっているのに気付き……
というシンプルな失恋もいいと思うんだよ - 154二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 20:43:08
保守
- 155どうでしょうか?の人25/08/24(日) 21:13:45
ハイバリーは所謂お嬢様学校だ。なので、勉学や行事関連にもそれなりの物が求められたりする。
それは例えば学園祭。『自主制作物展示』と言うものがあり、生徒は一年生から三年生まで分け隔てなく、自分で作ったものを展示する必要があるのだ。別にそれは大掛かりなものではなくても良くて、手編みのマフラーだとか、ちょっとした手料理(完成写真で良くて、誤魔化す奴が出てきたりもするのだこれが)だとか、そう言ったものでも良かったりもする。
だが、そんな中でも結構なものを作って来る生徒もいたりする。ちゃんとした工作作品だとか、絵画なんかの類。アマテさんもそんなのを作る一人であった。学園祭の一週間前くらいから美術室に入り浸るようになり、イーゼルに向かって黙々と作業を続けて、それはもう美術の先生が感嘆するような水彩画を描きあげた。
『海に沈むリンゴと、海中を漂うクラゲ』と題されたその作品は、美術の先生曰く『木になる果実と海中に存在する生物を同時に描くと言う斬新さ、アンバランスさが最高に素晴らしい』とのことだった。素人目に見ても本当に良く描けているその作品は、『アマテ・ユズリハファンクラブ(非公式)』(当然私も加入済みだし、美術の先生も加入している)の壁紙になっていたりするのはファンクラブ会員の誰もが知るところであった。
- 156どうでしょうか?の人25/08/24(日) 21:22:34
それがちょうど一年前の学園祭のことだ。あの頃、一年生だった私やアマテさんも今は二年生。今年も学園祭の時期が差し迫り、皆が自主制作物について頭を悩ませる頃となっていた。
「あー……今年は何にしよー……私は去年は料理写真で誤魔化しちゃったから、ちょっと違うやつにしないとな……」
「ふへへ、私はプラモデルにしたんだー!1/144『ガンガル』!塗装までした自信作だよー!」
「えー、もう出来てんだー……私はまだ、毛糸の鍋敷きが作成途中だよー……」
なんて話が飛び交う中、アマテさんは。
「じゃあね皆ー。私、今日も美術室によって帰るから。」
そう言って、放課後の教室をさっさと出て行ってしまう。美術室……つまり、アマテさんは今年も、絵画を提出するつもりなのだと誰もが期待していた。
「またアマテの絵が見れるんだー……楽しみだね!」
「うんうん!アマテさんの絵、すっごく上手いもんね!美術部の顧問が『入部しなさい!』って勧誘に来るくらいだったもん」
文武両道だけではなく、芸術にも長けている……あの活動的なアマテさんのそんなギャップもまた私たちの心を惹いてやまない。なんなら人物画を描いて欲しいくらいだ……それで、モデルは勿論……
「あー……私をモデルに人物画とか描いてくんないかなー……」
「それなー。私もモデルになりたーい!アマテさんに穴が開くほど見つめられたーい!」
そんな妄想も飛び交ったりもしたが、残念なことにアマテさんは今年も人物画は描かない様子でちょっとがっかり……でもやっぱり楽しみだ。どんな絵が飛び出してくるんだろうなぁ……
- 157どうでしょうか?の人25/08/24(日) 21:33:02
そして迎えた学園祭当日。学生は勿論、一般の来客なんかも大勢訪れる。自主制作物展示以外にも、各々のクラスはそれぞれの出し物を企画している。因みに私たちは『メイド喫茶』だ。ありきたり?ノンノン、これは画期的な催しだ。何故かって?それはね……?
「いらっしゃいませご主人様ー……ご注文は何にいたしましょうかー……?」
メッチャ気怠げにそう言って注文を取るその人……そう、アマテさんだ!私たちは合法的に彼女のメイド服姿を拝むべく、談合……ごほんごほん……協力体制を取って組織票……げふんげふん……偶然にも同じ内容を投票し、めでたくメイド喫茶を企画することになったのだ!
「あ、あ、アマテさん!あの、写真、一緒に!」
「え?私と……?あー……良いよ、別に。何か希望のポーズとかある?」
「え、えっと!二人でハートマーク作るやつ、良いですか!?」
「声でか……良いよ、だいじょぶ。こうかな?」
そしてこれがまた大繁盛!実は外部にも会員が居るファンクラブ。其処に『今年のアマテ・ユズリハのクラスの出し物はメイド喫茶』と載せられた結果、他のクラスを凌駕する大繁盛を達成していたのだった。それはもう、午後になる前に用意していた軽食やら何やらが品切れ寸前になるほどに、だ。いやー……凄いね、アマテさん効果!と言う訳で、私たちのクラスは午後から完全自由時間と相成ったわけだ。これも計画の一部だったりもするわけだが。
- 158どうでしょうか?の人25/08/24(日) 21:40:16
さて、午後になり私たちは自主制作物展示の会場へと足を運んだ。目当ては勿論、アマテさんの絵画。今年はどんなのを描いているのか、気になって気になってしょうがなかった。
「……抽象画……?いや、でもこれ……?」
「斬新と言うか……独特と言うか……?」
他の展示物よりも人だかりの多い其処。どうやらアマテさんの絵画に人が集まっているらしい。でもなんだか様子が少し変だな……?なんか、確かに人気は有るんだけれど、何処か困惑も見え隠れしているような……?
「……うぇ?」
果たして、辿り着いた先で見たアマテさんの絵画は……説明不可能なものだった。こう、赤やら黄色やら青やら、色をグチャグチャに乗せただけに見える絵。恐らく抽象画に分類されるだろうが……え?これがアマテさんの作品……?
「素晴らしいわ!この色を乗せただけの作品!躍動感と自由を求める心が表現されているわ!何者にも縛られない!空に飛んでいきたいとさえ見える!」
美術の先生はそう言って絶賛していたが……正直言えば、去年の作品を知っている私たちとしてはやはり困惑を隠しきれずにいた。アマテさんがこれを……描いたのか……?
- 159どうでしょうか?の人25/08/24(日) 21:58:53
「なんかさー、いきなり画風変わり過ぎじゃない?」
「思った。何だろうねあれ?」
やはりクラスの皆も困惑を隠しきれない様子だった。それはそうだろう。確かにあの抽象画も素晴らしいものかもしれないが、それでも去年の水彩画を見ていた私たちとしてはあの方向の作品を見れると思っていたものだから、ちょっとばかり拍子抜けと言うか、残念と言うか……
「んー……あ、あった!やっぱりそうだ!」
「お?どしたの?」
そんな事を考えているとクラスメイトの一人がポチポチ弄っていた端末から顔を上げ、それを皆に向けて見せるように差し出してきた。
「ほらこれ!なんかあの絵、見覚えあると思ったんだ!そしたらさ……これ、似てない?」
差し出された端末を皆でのぞき込めば……それは、今このイズマ・コロニーでそこそこ話題になっていると言うか、問題になっている奴だった。
「『違法グラフィティ』……」
そう、ネノクニやコロニーの外壁で、違法にグラフィティを描く指名手配犯が存在していた。SNSなんかでもそれなりに有名になっているそれ。その内の一つが……
「……本当だ。なんか似ている……」
其処に映されていた良く分からない色を乗せただけに見える奴が、アマテさんの描いたあの作品と同じ雰囲気だったのだ。つまり、アマテさんはこれを参考に……ううん、この作品の制作者に教えられて……?
「私聞いたことあるよ。なんか、青髪の男が描いているんでしょ、これ」
「うんうん、私も聞いた。スプレー缶で絵を描く問題者だとかなんとか」
……なんてことだ。ひょっとしてアマテさんは、その男とやらにそそのかされてしまっているのでは……?だとしたら問題だが、確証もないのにそれを指摘するのもなんだか違うし……ど、どうするべきかな……?
「イヤー、大繁盛だったね。あ、皆お疲れー。後夜祭だけれど、悪いけど私用事あるから出ないねー。それじゃねー」
そんな事を言って、入って来て早々に再び教室を出て行ってしまうアマテさん。もしかして、これからその男に会いに行くのでは……?
「……尾行しよう」「うん」「賛成」
- 160どうでしょうか?の人25/08/24(日) 22:09:23
ルンルンと上機嫌で進むアマテさんを我々クラスメイトは尾行。電車に乗り、やって来たのは予想通りと言うかなんと言うか……ネノクニ。下車したアマテさんを追うように慌てて私たちも下車し、ちょっと治安の悪い其処を慎重にアマテさんの後を追って進む。やがて何処かの高架下へと辿り着いたアマテさんは。
「おーい、ハラヘリムシー。来てやったぞー」
「あ、マチュ」
其処で壁に向かってカラースプレーを吹き付けている男性に声を掛ける。青髪の男性だった。この男が、例の奴か……アマテさんをたぶらかして、許せない……
「ほれ見ろ。私が描いた『キラキラ』の絵。結構注目されたんだぞ」
「へぇー……マチュ、やっぱり絵が上手いよね」
「そ、そうでしょ?見よう見まねで書いてみたけれど……そこそこの出来たと思うんだ……ふへへ」
「うん、凄いと思うよ。そうだ、今度合作で書いてみない?僕とマチュとでさ」
「が、合作?私とシュウジで?」
「そう、合作。嫌かな?僕、マチュと一緒にキラキラを描きたいな……分かっているマチュとなら、もっとキレイに描けるだろうから」
……どうも、思っていた展開と少し違う気がする。こうなんて言うのか……屑男とそれにたぶらかされるアマテさんを想像していたのだが……どうもアマテさんの方から率先して男の画風を真似しているように聞こえたが……
- 161どうでしょうか?の人25/08/24(日) 22:16:49
「で、でも、違法だし……やっぱりちょっと怖いって言うか……」
「別に、壁に描かなくたって良いんだよ。偶にはマチュみたいにキャンパスに描くのだって良い。マチュと一緒だってことに意味があるんだし」
「そ、そう?なら良いかも……シュウジと合作……楽しみかも……」
「僕も。マチュと一緒に作品を作れるの、凄く嬉しいな……ね、マチュ……最近、その絵を描くのに忙しくて、中々時間が取れなかったけれど……終わったってことは、そう言うことで良いの……?」
「……ん。その為に、後夜祭も出ないで来たんだ……すぐに、シュウジと、シたかったから……」
「……イケナイ娘だ……そんな、男を煽る様な言葉……沢山シてあげるからね……」
私たちが呆然としている間に、アマテさんは青髪の男性と共に何処かへと消えてしまった。残されたのは、会話の内容をあらかた理解してしまい、打ちのめされた私たちだけ……なんとも滑稽なことである……
「……皆、私たちも打ち上げしよ……傷心カラオケだよ……」「「「「「さんせー……」」」」」
カラオケはそれはもう盛り上がった。恐らくはこうして歌っている間にも、アマテさんはあの青髪の男性と……何て妄想を吹き飛ばすのに、必死だったのだから……
で、どうでしょうか?
- 162二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 03:14:28
男の影響でガラッと画風が変わるのいいですなぁ正に染められてる感じがして脳破壊が捗るぜ
- 163二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 07:18:57
- 164二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 10:28:11
- 165二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 10:59:06
- 166二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 19:08:52
学生でありながらレビューが秀逸なことで話題であり、イズマコロニーのだいたいの店はピンからキリまで知り尽くしているコンカフェマニアなクラスメイトDちゃん。
だがある店に訪れた際、同級生のアマテさんに遭遇してしまう。
(名前はもちろん源氏名だったが、お決まりの「クラスの皆には内緒ね?」を頂いた。)
あるときはパイスー、あるときはメイド服、あるときは水着…様々な服で接客してくれるのだがもちろん最高の一言。
たくさん通い詰めて、たくさんチェキなどのグッズを買った。
ところがある時を境になかなか指名ができなくなる。
別の白い髪の女の子と楽しみながらアマテさんをみると…なんといつも青い髪の男の子と楽しそうに会話している。
そして3ヶ月くらい経った後、アマテさんは卒業してしまうことに…もちろん店へ行き、お別れイベントを楽しむ同級生ちゃん。
イベントの最後…アマテさんに花束が渡されるのだが、やはりあの男の子。
アマテさんもすごく嬉しそうにしてたし、なんとお店を後にする際にはあの男の子と一緒に腕を組みながらだった。
…Dちゃんはレビューを断念した。 - 167二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 23:41:14
ネタがいっぱい
- 168二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 06:56:42
- 169二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 08:54:42
薬の名前は自作だったんですね
- 170二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 17:13:05
- 171二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 22:36:45
募集中
- 172二次元好きの匿名さん25/08/27(水) 04:22:51
ごめん、この画像の薬全くわからんのだが…
- 173二次元好きの匿名さん25/08/27(水) 12:10:57
保守
- 174どうでしょうか?の人25/08/27(水) 14:50:00
昔、意地悪してしまった女の子が居た。俺はそいつのことが……黒髪のそいつのことが大好きで、子供心に素直になれず意地悪していた。所謂『好きな物ほど』って奴だった。
『こらぁモブ男!またイタズラしやがって!もう許さん!』
『へへーん!クラゲパンツのマチュなんて怖くねーぜ!』
マチュ……アマテ・ユズリハと言う名前の少女の渾名。『マテ・ユ』の部分が訛ってマチュと言ってしまった彼女を皆がそう呼んでいた。そのマチュとのこんなやり取りなんてしょっちゅうで、クラスの皆に呆れられたりしたものだ。それが小学校低学年の頃だった。
中学年頃になると、女の子は少しずつ女の子としての成長を果たしていく。具体的に言えば、マチュは胸が大きく育った。クラスの皆があいつの胸を注目していたし、俺だってそうだった。
『なぁ……マチュってさ、胸でけーよな……』
『お、おう……』
『ちょっと男子!マチュちゃんの事いやらしい目で見ないでよー!』
『み、見ねーよ!あんなクラゲパンツなんて!』
そうは言いつつも、やはりマチュのことがどうしたって気になるのだった。
- 175どうでしょうか?の人25/08/27(水) 14:57:48
高学年を過ぎ中学校へ進む頃には、あいつの胸は同年代の奴のそれを上回るものになっていた。制服越しにもくっきりわかるほどのサイズのそれは、別の小学校から進んできた男子たちは勿論、俺たち同じ小学校の男子からもエロい目で見られていた。
「うー……また胸がおっきくなったー……ブラ、新しいの買ってもらわないと、きついー……」
「うそ、また?アマテさん、胸の成長凄いね……触ってみても良い?」
「んぁ?い、良いけれど……痛くしないでね?」
「勿論……もみもみ……うわ、すご……弾力が私たちのそれとまるで違うわ……」
「わ、私も触りたい!」
「私も私も!」
そんなやり取りの女子たちを見て、前かがみになるやつが大勢いた。かく言う俺も、そんなマチュと女子のやり取りからあいつの胸を想像して、初めての慰めと精通を経験した。
- 176どうでしょうか?の人25/08/27(水) 15:04:29
だが、高校生になるとあいつはハイバリーと言う女子高へと進学してしまった。それっきり、あいつとの交流は一切絶たれた。そもそもとして卒業式の時だって話なんて。
『よ、モブ男。卒業おめでと。元気でね』
『お、おう……元気でな』
何て短くて感情の乗っていないそれだけだ。そもそも意地悪していた俺があいつと仲良く会話した事なんて無いに等しかったのだが、それでも何処か悲しい物を覚えたものだ。しかしどうしてももう結果は覆らず。後はこのまま、恥ずかしくて告げられなかった恋心を隠したまま生きていくしかないと、そう思っていた。
だが、ある時……ちょっと前にあったテロ騒動の復興祈願のお祭りに赴いた俺は、再びあいつを……マチュを見つけたのだった。
「お、おい、マチュじゃねぇの?」
「ん……?あ、もしかして……モブ男?うわー!久しぶりじゃん!元気してたー!?」
俺を認識するや否や、あの頃よりさらに女っぽくなったマチュが近付いて来る。浴衣を着ていた彼女は、豊かになった胸が震える様は高校を卒業して大学生の仲間入りを果たした俺には刺激があまりにも強すぎるものであった。確かこいつ、テロの誤認容疑だとかで一時話題になったはずだが……もうこうして外を出廻って良いくらいになったんだな。良かったと心から思う。
- 177どうでしょうか?の人25/08/27(水) 15:08:09
それにしても、やっぱり可愛くなった。何も胸だけじゃない。全体的に女の子として可愛くなった。笑顔も、仕草も、どれもこれも可愛い。何なら、忘れようとしていた恋心が再び燃え上がるのを自覚するくらいだ。
「……なぁ、一人か?も、もしよかったら、一緒に……」
「おーい、マチュー」
「あ、シュウジー!こっちこっち」
勇気を出してお祭りを一緒に見て回ろうと誘おうとした俺の言葉は、少し遠くから聞こえて来た声によって掻き消されてしまった。声の方を見れば、青髪の男が手を振りながらこっちへ近づいて来るのが分かる。シュウジ、と呼ばれたそいつが、マチュに向けて笑顔を見せ……次いで、俺を認識して歩みを速めるのが見えた。
「マチュ、お待たせ。こいつ、誰?」
「ん?小学校の頃の知り合い。あ、モブ男。こいつ、シュウジ。私の、その……か、彼氏……!」
- 178どうでしょうか?の人25/08/27(水) 15:12:48
ぽんと、頭の中で何か破裂するような感覚。彼氏、と、マチュがそう言った。この、青髪の男を、シュウジと言う男の事を、彼氏だと、確かにそう言った。
「そ、そうなのか……へぇー……マチュに彼氏が……ねぇ?」
「……ねぇ、お前。マチュのこと、マチュって呼ばないでくれないか。それは、僕とニャアンと、何人かだけしか読んじゃ駄目なんだよ」
めっちゃ怖い顔でそう言われて、思わずつばを飲み込む。眼光には殺意さえ感じ取れる鋭さ。ノーを許さないと言わんばかりの断言。これに逆らうことは愚行以外の何物でもないのだろう。
「こーら、シュウジー?小学校の頃の知り合いなんだから、マチュって渾名を知っててもおかしくないでしょー?何?嫉妬でもしてる?なんちゃって……」
「してる。嫉妬してる。マチュって呼び名は、僕たちだけのものだ。他の奴に呼んで欲しくない」
「……お、おおう?は、はっきり言う……照れるね……ふへへ……そ、そう言う訳なの、モブ男。悪いけれど。マチュってのは呼ばないでね?アマテ、で」
「……ああ、分かったよアマテ」
- 179どうでしょうか?の人25/08/27(水) 15:17:56
真っ赤になったマ……アマテを見て……ああ、こいつもう、この男と……と、そんな想像が頭の中を流れた。男の方も、アマテの事を抱き寄せて此方を睨むばかりだ。随分と嫉妬深いやつらしいのに、アマテがそれを嫌がっていないのが二人の中を容易に想像させた。
「それじゃあね、モブ男。久しぶりに会えてよかったよ」
「マチュ、早く行こ。ね、早く」
「こ、こら、腰を引き寄せないの!全く……それじゃあ今度こそ、じゃあね」
最後まで不機嫌な様子を隠そうともしない男に引き寄せられ、二人は雑踏の中へと姿を消していく。
「……マチュ、あいつと親しそうだった。もう絶対に許せない。今日は寝かせない」
「ば、この……そういうことは言うもんじゃ……こら、浴衣の中に手を入れるんじゃ……ん……」
そんな、やはりエロい事を想像させることを話しながら、だ。その日、家に帰った俺は、凄く綺麗でエロく育ったであろうアマテの裸を思い浮かべ、それがあの男に良い様にされているのを想像して……切なさと興奮のままに、自分を慰める他にないのだった……
で、どうでしょうか?
- 180避妊薬書いた者25/08/27(水) 17:13:11
- 181どうでしょうか?の人25/08/27(水) 17:24:45
BSS感が半端ない……お見事すぎる!
- 182二次元好きの匿名さん25/08/27(水) 17:38:36
よかったです
- 183二次元好きの匿名さん25/08/27(水) 19:31:59
これもよかったです
- 184二次元好きの匿名さん25/08/27(水) 19:48:19
- 185二次元好きの匿名さん25/08/27(水) 21:47:41
本編終了後に卒業旅行で地球に行ったクラスメートが旅先でたまたまシュウジと仲よくしてるマチュを発見
テロリスト扱いされてたのを心配してたので声をかけようとするも、シュウジに向ける学校では見たことなかった彼女の笑顔や仕草を目にし指名手配されたあの日を境に「自分の知ってるアマテさん」はもう遠くへ行ってしまったと自覚する
というのはどうでしょう