- 1◆KJUu.ZHILp/C25/08/09(土) 22:23:31
- 2◆KJUu.ZHILp/C25/08/09(土) 22:25:22
まず、白黒の碁石がそのまま継国兄弟を指しているのではないかという考察です
囲碁では黒石が先手であるので、黒石=長男である巌勝、白石=縁壱です
また碁石の材質は、黒石→那智黒石、白石→碁石ハマグリが高級品で用いられます
同形状ながら材質面で石と貝で根本的に違う点で、
巌勝と、巌勝に姿は似ても神の寵愛を受けた縁壱と根本的に性質が別の継国兄弟と似ています
また
●那智黒石は試金石として用いられる→無惨に剣士の鬼化の試験に使われた巌勝
○ハマグリは夫婦円満や貞節の象徴
という点も兄弟それぞれの作中描写と一致します - 3◆KJUu.ZHILp/C25/08/09(土) 22:32:42
次に「死に石」についてです
囲碁漫画も読んでない囲碁素人の自分が正確に解説できているか心配な部分です
誤解・不足がありましたらご助力ください
「死に石」は「相手にとられることが確定している石」のことです
「黒死」で「白石に包囲されとられることが確定している黒石」です
簡単なもので下図のような状態で、×地点に白石が置かれると黒石はとられることが確定しているので、黒石は死んでいる状態です
対局では死が確定する状態になった時点でわざわざ取ることはほぼなく、対局終了時までそのままです
++++++l
++○○○○l
+○●●●●l
+○●×●●l
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
細かい解説活死の解説は自分には難しいので、参考にしたサイトを載せておきます
活き石、死に石って何?詰碁とは、石の形をみて最終的にその石の死活がどうなるかを問うものですが、そもそも石の死活つまり活き石や死に石とは何でしょうか?死に石まず死に石について。これは説明は簡単です。活き石でない石のひとまとまりを死に石といいます。つまり、あとは活きtsumego.kikyudo-igo.com - 4◆KJUu.ZHILp/C25/08/09(土) 22:35:29
本編にこじつけると「黒死」の状態は、
白石に囲まれた領域=「縁壱の領域」で、黒石=「巌勝」が死を待つだけの状態
となっていると言えます
これは、縁壱を追って「鬼狩りの世界」あるいは「神に愛された縁壱の領域」を目指した結果あらゆる道が閉ざされ痣で寿命を待つのみとなった巌勝と重なります - 5◆KJUu.ZHILp/C25/08/09(土) 22:36:30
最後に「牟」の字についてはいくつか意味がありますが、目を引くのが「かぶと」の意味です
これがそのまま侍を表すとすると、
「黒死牟」で「縁壱の領域を求め死を待つのみとなった侍」ととれるかもしれません
ほかにも人名に用いる場合は繁栄を求めるといった意味、牛(家畜)を表すといった意味などほかにも考察の組み合わせがあるかと思います
牛の場合、黒死状態の無惨の家畜とも言えるかもしれません
別に漢字も詳しいわけではないので補足訂正等ございましたらご教授ください
一応ここまでが自分の名前に対する考察です - 6◆KJUu.ZHILp/C25/08/09(土) 22:44:52
余談ですが死に石にならないためには石に2つ以上「眼」があることが重要だそうです。
当然眼球のことではありませんが、黒死牟が眼を増やしていることも、黒死から逃れようと悪あがきしてるように見えますね
自分の考察が正しいかどうかはともかく、囲碁という黒死牟の趣味は群れない鬼の中で異彩を放つ趣味です
もちろん武士時代の名残というだけかもしれませんが、もしかしたら他にも設定や描写と関係性が見出せるものかもしれません
長々と読んでくださりありがとうございます
気の向いた方、ご意見ご感想等頂けますと幸いです - 7二次元好きの匿名さん25/08/09(土) 22:55:29
趣味が囲碁なの昔の方だからなのかなと思っていたけれどこの考察見てから考えると結構面白いな……
てかもしそうならワニ先生の作り込みがイカレていらっしゃる…他のキャラもありそう。
素敵な考察ありがとうございます! - 8◆KJUu.ZHILp/C25/08/09(土) 23:24:02
読んでくださってありがとうございます
黒死牟については稀に囲碁由来ではないかと指摘する方がいるようですが、意味まで考察しているものが見つけられなかったので、稚拙ながら吐き出させて頂きました
猗窩座であれだけの意味ですので他のキャラも考察すると面白いものが見つかるやもしれませんね
- 9二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 00:28:06
「黒死」って言われると思い浮かぶのは黒死病だけど黒死牟にあまり病気要素感じないし何故…?と思ってたけど囲碁用語にそういうのがあったんだな
破壊殺が風水用語で全てぶっ壊れるけど死にはしないって知った時と同じ気分