- 1二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 11:14:16
- 2二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 11:17:10
- 3二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 11:18:20
- 4二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 11:19:24
- 5二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 11:20:28
- 6二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 11:28:50
前スレ主じゃないけど続き読みたくて立てました
真昼間だしおちたらそれまでってことで - 7二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 11:31:51
たておつ!
夢うつつで転移し始めたのほんとどうしよう案件すぎて笑ってしまった 笑い事ではない - 8二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 11:57:48
でも説明チャンスかも!なお聞き入れられるかは
- 9二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 12:20:08
- 10二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 12:48:24
エグザべくんから理性的な部分をとっぱらったらなんか自由気ままになりそうなのちょっとわかる
大事件だが - 11二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 12:58:40
立て乙です
理性カットされた意識レベル低ふにゃふにゃ状態でもこんな所で戦闘はまずいだろと思える善性が眩しいよ
それはそれとして「僕が移動したら解決するよな」で危機意識フェーズ終了して「あれ、色んなところに行けそうだ。旅行してみたかったんだよなわーい」とふわーっと好奇心モードに移行してるのエグザベくんらしくて微笑ましい
Q.目の前で救助対象が格納されてる可能性が高いMAがゼクノヴァに呑まれたのを目撃する灰色の幽霊の心情を20文字以内で述べよ - 12二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 15:09:36
(1/3)
ほう、君たちがジオンのガンダムパイロットか。戦争が終わっても君たちのような若者が戦いに駆り出され、あまつさえ『彼』があのような形で使い潰されんとしているとは、嘆かわしいものだな」
シャリア・ブルの指令により、サイド6のとあるコロニーにあるジャンク屋に、マチュとニャアンは訪れていた。
「(有)キヨカワ屋」と看板を掲げた古びたジャンク屋は、シャリアよりもっと上の『ジオンのお偉いさん』と繋がりがあり、現在二人が追っているEXA−νシステムに関する情報を持っているので接触してほしい、とのことだった。
『と、言うより、キミたち二人が本命みたいなのよね。わざわざ「ジオンのガンダムパイロットを遣いに寄越せ」って指定されてるし』
そう通信機越しにため息をついたのがコモリだった。今のジオンが所有するたった二機のガンダム、ジークアクスとジフレドのパイロットである二人を指名とは明らかに怪しいものだが「信頼できる筋なので大丈夫でしょう、行ってきて下さい」とシャリアに送り出され、今に至る。
「あのー、おじさんがコーゾー・ラ・アルゴールさんですか?」
痩せ型で、眼鏡をかけたやや気難しそうな男は、一人ガレージで山のような機材をいじくり回していた。いくつものディスプレイに映る大量のデータらしきモノは、残念ながらマチュもニャアンも理解の及ばないものだった。
白と青を基調に塗られた非武装の軽キャノンが佇むガレージには、もう一つ、量産型クアックスらしきモビルスーツの残骸が置かれている。コクピット周りの胴体部しか残ってないそれから、ニャアンは猛烈な『イヤなにおい』と『覚えのあるにおい』を感じた。その『覚えのあるにおい』は、今必死の捜索が続けられている人と、信じたくないほど、よく、似ていた。
「ああ、あちらにはその名前で通すようにしていたな。そちらは偽名だ。私の本名はーー」 - 13二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 15:14:03
(2/3)
「トウサン! トウサン!」
「えっちょっ、ハロ!」
不意にぽいん、ぽよん、と、マチュの足元にいた白いハロが飛び出した。軽快に男の足元まで転がり寄ったハロは、飛び跳ねながら男を「トウサン!」と呼び続けている。
「ほう、君のハロか。ウチのとはまた違う調整を施しているようだな。ふむ、手足を外した代わりにスピーカー機能がついているのか」
「トウサン! ガンダム! トウサン!」
「父さん、か。確かに私は『ガンダムのお父さん』だな。ハロ、君は私を知っているようだな。その手のデータをインプットされているのか」
「トウサン! トウサン!」
「……ガンダム、の、お父さん?」
ひょいとハロを抱えて検分する男を、マチュとニャアンはまじまじと見つめる。男に撫でられているハロは、気分が良いのかゆらゆらと揺れていた。
「さて、自己紹介がまだだったな。
私はテム・レイ。元連邦軍の技術士官だ。そしてRX-78ガンダムを開発した生みの親、つまりは「ガンダムのお父さん」だな」
「……え、え、えええええー!?」
「本当に、ガンダムのお父さん……?」
「そうだ。だからこそ私は、こんなものを許す訳にはいかない。
一人の若者を食い潰し、サポートシステムの皮を被ったイオマグヌッソの再現装置にしようとしている、EXA−νシステムなど、絶対にな」
マチュとニャアンは、互いの顔を見合わせ、またテム・レイに視線を戻した。
かつてガンダムを生み出した男の目には、強い義憤の光が灯っていた。 - 14二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 15:18:37
(3/3)
という訳で参戦させてしまいましたテム・レイ氏。正史キャラにもっと参戦してほしかったんだ、すまんね
・この世界線のテム・レイ氏
元連邦軍の技術士官であり、ご存知ガンダムを生み出した「ガンダムのお父さん」。マチュのハロに「トウサン」と呼ばれて懐かれてるのは…なんでですかね……
酸素欠乏症になってないのでバッチリ正気。戦後ガンダム強奪の責任を取らされて軍を追い出された……というのは表向きの話で、実際はサイコガンダム開発を拒絶し連邦軍を出て行った。その後サイド6で「(有)キヨカワ屋」というジャンク屋を立ち上げ、一人息子と共に営んでいる。妻とは離婚した。
「これは回収しないとマズい」と息子が数日かけて持ち帰ってきたEXA−νシステムを搭載した量産型クアックスの残骸を解析し、EXA−νシステムのからくりとその開発意図から真の目的までほぼ看破したことで「こんなものを放っておくことなどできん」とシステムを巡る戦いに参戦。「コーゾー・ラ・アルゴール」の偽名で息子の伝手を使って「ジオンのお偉いさん」と接触し協力を申し出た。
息子と同じ年頃の青年がシステムのコアとして使い潰されてる状況にめちゃくちゃ怒ってる。シスザベくんとレイ親子の仲は良好であり、テム曰く「息子が一人増えたようだ」。この後予備パーツで作った黄色いハロにシスザベくんを移植し連れ歩くようになる。
なお、息子は緑色のハロと一緒に他コロニーに避難している。関わらせたくないテムと父の力になりたい息子で初めて手をあげて二度もぶったレベルの親子喧嘩をしたが、最終的に息子が折れた。ちょっとMS操縦ができる程度でメカニックが本業な息子が、このままパイロットとして戦うことが無い人生を送れるかは、今は誰にも分からない。 - 15二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 15:40:35
テム・レイ氏だ!頼もしい〜
- 16二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 17:15:02
正気のテム氏だ!!MS関連でこれほど頼もしい人材もない
そしてエンディミオンユニットが繋がっているかもしれないハロの「トウサン」はキく…
GQアムロが折れてくれてよかったような期待したいような。まあGQ世界では色んな覚醒イベント未通過だからまだ化け物じみた操縦テクはないもんな多分…多分…? - 17二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 17:28:28
そら正気のテムさんはサイコガンダム絶許だしエグザべシステムなんかもっと絶許だわ…マチュのハロの父さん呼びは視聴者がニヤリとしたくなる良い小ネタだ
そしてどのスレでもおっさん受けが良いエグザべくん、有能で素直で世話を焼きたくなる適度なおとぼけさんとかそらね - 18二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 18:01:15
二度もぶったレベルの親子喧嘩は草
しかし頼もしさは半端ない