- 1スレ主25/08/10(日) 14:12:08
- 2スレ主25/08/10(日) 14:13:37
というわけでもしゴジュウジャーvsキングオージャーがあったらこんな話がいいな~~~~!!!!というスレ主の妄想を形にするスレです。
キャラの口調や特徴が掴みきれていないためこのキャラはもうちょっとこういう感じの口調だよ、などの指摘がありましたらお寄せください。
書きたいところしか書いていません。なんでも許してください。
荒らし/特定のキャラクターを貶める発言は御遠慮ください。 - 3二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 14:15:24
- 4二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 14:16:40
🐺「ギラ?……苗字は?」
🟥「……いえ。」
🐺「…お前、まさかノーワンワールドから来たとか言わねえよな?」
🟥「…ノーワン…ワールド?…なんですかそれ?」
🐺「……」
🦄「ちょっと失礼。」
角乃が右手を伸ばし、そっとギラの肩に触れる。
🟥『(…ノーワンワールドってなんだ?…何も思い出せない…僕は一体誰で、どうしてここに…?)』
角乃に聞こえてきたギラの心の声に裏表はない。テーブルに二人分のテガソードオムライスをサーブした竜儀が視線で問うが、角乃は首を横に振った。 - 5二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 14:17:09
自分が「邪悪な王」であることだけ覚えててほしい
- 6二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 14:17:50
🦄「……。」
🦅「自分の名前以外のことは、ほんとになーんにも覚えてない感じっこか…」
🟥「…あの、これは…?」
🦖「テガソード様オムライスです」
🟥「テガソード…?」
🐺「まあ食ってみろよ、うめぇぞ」
🦖「お前は早くツケを払え、遠野」
🟥「…ありがとうございます。いただきます。」
🦖「召し上がれ。…………――。……おい遠野、食べ方がはしたないぞ」
🐺「いーだろ別に。ここんとこパンの耳しか食ってなかったから腹減ってんだよ」
わんぱくにテガソードオムライスにがっついた吠の頬にケチャップが付着し、暴神が指摘しようとしたところをそっとペーパーナフキンで吠の頬を拭ったのはギラだった。
🐺「ぐむ。…なんだよ」
🟥「誰も取らないから、ゆっくり食べるといいよ」
🐺「………おう…」
🦖「……――。」
🦁「……?」
なかなか面倒見がいいらしいギラに気恥しさを感じたのか、今度はゆっくりと匙を進める吠。その様子を見守っていた禽次郎が何かを思いついたらしく、竜儀に向き直る。
🦅「…竜てゃ、まだ上には空き部屋があったよな?ギラちが何も覚えてないなら行くところないだろうし、そこに居てもらうっていうのはどうだ?」
🟥「“ギラち”……?えっと、でも僕、お金なくて」
🦄「じゃあこの店で働くのを家賃にしたらいいじゃない!禽じいが学校でいない時とか竜儀も人手が足りなくて困ってたし」
🦖「勝手に言うな一河。私の一存で決められることでは…」 - 7二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 14:19:01
というかユニバース大戦のこと考えたらギラ以外にも他の戦隊メンバーも実はどこかで生き残ってたり…というのはありそうではある
- 8二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 14:21:54
この場合堤なつめはどうなるんだ?
- 9二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 14:24:11
なつめ(現クワガタオージャー)との出会いは一大イベントになるかな
そもそも顔見た段階で何か引っかかるものはありそうだけど(ブンキン後なら) - 10二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 14:25:20
モノホンのギラが物語終盤で現れる流れかな
- 11二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 14:30:28
?『……おのれ、邪悪の王め…まんまとテガソードのもとへ逃げおおせよって…』
?『…まあよい…やつは今、孤軍の身。世界をまたいだ代償に記憶もなくし、“剣”は我が体内に封印した…。もはや打つ手などあるまい!』
?『先の大戦で強大な力をばらまいたあれが目覚めている以上、我が計画に支障はない…いくらテガソードといえど、“あの力”の前には為す術もない!』
?『深淵なる厄災の一角として……この《暗黒のレボエス》が、世界に闇をもたらしてやろう…!!』 - 12スレ主25/08/10(日) 14:31:39
(※今更ですが、オリキャラ注意です。注意書きに書き忘れていました、申し訳。)
- 13二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 14:40:21
ギラと関係ある王様ならクワガタオージャーの他にキョウリュウレッドも良さそうだな
禽次郎から借りる形で - 14二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 14:43:28
🦖「……………」
🦁「竜儀、なにか気になることでもあった?」
🦖「…なぜそう思う?」
🦁「ギラくんの手元をじっと見て、難しそうな顔をしてたからね」
🦖「……少しな。…先程テガソード様オムライスをサーブした時…」
🦁「ああ。彼、結構面倒見がよかったね。弟か妹がいたのかな」
🦖「…それもあるが、あの所作。」
🦁「所作?」
🦖「食事の作法が綺麗すぎる。……彼は案外…俺と同じような生まれの人間かもしれない」
🦁「なるほどね。…とりあえず、気にかけとくよ」 - 15二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 14:45:56
>>3、キングオージャー不在の間にカリウスの同族にチキューがしれっと滅ぼされてる、みたいな展開になるんか?
- 16二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 14:46:36
- 17二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 15:16:20
そんなこんなで、記憶喪失の青年『ギラ』と交流を深めるゴジュウジャー。なんとかギラの記憶が戻る糸口がみつからないものかと様々な手を使い奮闘したゴジュウジャーだったが、どれもめざましい効果は認められなかった。
🟥「いらっしゃいませ。空いている席へどうぞ。」
記憶が無くとも人当たりと面倒見が良い好青年のギラがテガソードの里に住み込みで働き始め、数週間が経った頃。
🦖「ギラ。今の手伝いは禽次郎さんで足りてるから、遠野と一緒に買い出しを頼む。」
🟥「はい!」
🐺「バイト代は出すんだよな?」
🦖「…お釣りで何か好きなものを買え」
🐺「乗った!行くぞギラ!」
🟥「あ、ちょ、ちょっと待って吠!まだエプロン外せてないからー!」
~おつかいパート・略~ - 18二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 15:25:59
🟥「美味しそうな野菜が沢山だ…ほんとにすごいね、吠の嗅覚」
🐺「おう。…………(スンスン……)――!
…いけ好かねぇ匂いにも、すぐ気づいちまうんだがな…」
🟥「え?」
ギラが聞き返そうとしたその瞬間、目の前から恐怖に逃げ惑う人々が大挙して押し寄せる。その向こうから歩みを進めるのは、アーイーを率いるファイヤキャンドルだった。
🕯「……や〜っと見つけたぜェ。……――やれ、お前らァ!」
🔔「キーン!」
🐺「くっ…エンゲージ!」
『クラップユアハンズ!』
『――ゴジュウウルフ!』
アーイーたちの携えたシャンバーンの銃口が一斉に二人へ向けられる。吠咄嗟にギラの腕を掴んで建物の影へ隠れるが、その隙に距離を詰めたアーイーたちが容赦なく二人へ襲いかかった。ゴジュウウルフへ変身し迎え撃つ吠だったが、ギラを庇いながらの立ち回りは難しい。 - 19二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 15:27:04
🐺「ギラ!俺のことはいいから、逃げろ!」
🟥「くっ……うわあっ!?」
🔔「キーン!」「コーン!」「カーン!」
🕯「逃がすな、追え!!」
ギラの逃げ道を守ろうと立ち塞がったゴジュウウルフの横をすり抜けて、ギラを追いかけるアーイーたち。
🐺「…!?……てめえ…丸腰の相手を狙うなんざ、見損なったぜ!!」
怒鳴るゴジュウウルフに、ファイヤキャンドルは目を見開き、苦々しい顔をした。
🕯「ゴジュウウルフ!今はそんなこと言ってる場合じゃあねえ!!あいつは―――!」
「…神の助けが必要か?」
『――ゴジュウポーラー!』
ファイヤキャンドルの言葉を遮って金アーイーに一撃を見舞ったのは、ゴジュウポーラーに変身した熊手真白だった。
🐻❄️「今のうちにそいつを連れて逃げな、二代目!」
🐺「おう!ギラ、行くぞ!」
🟥「あっ………ありがとうございます!!」
バタバタとテガソードの里まで逃げ帰る二人の背中を、ビルの上から誰かが見つめていた。 - 20二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 16:13:46
💐「女王!戦う力も持ちあわせていない者を複数人で襲うなど、いくらなんでも…!!」
✋🔫『……あれは、この世界の人間ではない…。“厄災”の一角によって送り込まれた、危険因子…』
🎂「今は記憶を落っことして、自分がどこの誰かさえ覚えてないみたいだけど~!」
🔪「寧ろ!記憶が無い今のうちに、消しておかなければならないのだよ」
💐「そんな…」
✋🔫『…厄災は近いうち、再び来る……我らも、備えねばならぬ……』 - 21二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 16:50:40
もう既に面白いな…
- 22二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 16:52:55
これは俺たちがよく知ってるキングオージャーの世界のギラなのかそれともよく似た道を辿ったゴジュウジャー世界のギラなのかどっちなのか
- 23二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 16:53:32
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- 24二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 16:54:37
このレスは削除されています
- 25二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 16:55:16
このレスは削除されています
- 26二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 18:02:34
このレスは削除されています
- 27二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 22:15:18
🦁「奴らに狙われた?ギラくんが?」
🐺「ギラが丸腰でも、お構い無しって感じだった」
🦖「…やはり、失われた記憶に何かがあるのかもしれんな」
🟥「そうなんでしょうか…」
🦅「記憶は戻らないままなのか?」
🟥「うん。時々何か思い出せそうな気はするんだけど、結局何も…」
🦄「それってどういう時?」
🟥「…えっと…お客さんと話してる時…?」
🦄「もうちょっと詳しく!何か特徴的なキーワードとか、そういうのないの?」
🟥「うーん…………なんだろう」
考え込むゴジュウジャーだったが、そこに場違いなほど明るい声が割って入った。店の客から期限切れ寸前だからと貰ったチケットで遊園地に遊びに行っていた飯島親子である。 - 28二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 22:17:32
様々なお土産を買い込んで来たらしい佐織が土産を配るのを他所にカウンター席に座っている吠とギラに碧が駆け寄ってくる。
碧「吠!これ、おみやげ!」
🐺「……なんだこれ?」
じゃらっと音を立てて差し出されたビニール袋の中には、色とりどりの透き通った石が詰められていた。天然石発掘体験のアトラクションか何かで集めたのだろう、大小様々な大きさのものが見受けられる。
碧「いっぱい見つけたから、好きなの一個えらんで!」
🟥「いいの?ありがとう!」
🐺「こんなに集めたのか。…すげぇな」
ギラは碧と目線を合わせて笑顔を見せ、くしゃくしゃと頭を撫でる。
🐺「…あっ、おい!」
🐻❄️「これはいい色だな。先程の手助け料として貰ってやってもいい」
その声の方を向くと、いつの間にやら店に来ていた真白が取り出したらしい、透き通った琥珀色の石が視界に入る。
🟥「……――ッ!?」
瞬間、頭を貫いた痛みにギラは思わず顔を顰めた。 - 29二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 22:20:04
『……ギ██…お█████……!!』
『…タ████!!██え██!!』
『…██ちは██に、お████い█…!』
『…██が███る……!███████を██て…!!』
『……████ん█…█ラ…!!███んの、██の█はヤツの██に……!!』
「おい。」
ジリジリと頭に残留する痛みと共に響き渡る声に呻くギラだったが、額をつついた指先の感触に目を開ける。
🐻❄️「……お前を“直す”のは、骨が折れそうだな」
🟥「え?」
🐻❄️「神は用を思い出した。世直し出張所はまたの機会にしてやる」
何やら真剣な顔になった真白は、そう言い残してテガソードの里を出ていった。
🐺「…さっきの石見て、なんか思い出したのか?」
🟥「思い出した、っていうより…声が聞こえた。誰の声で、なんて言ってるかはわからなかったけど…」 - 30二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 22:22:09
「~~~だああっ!!どうすんだよ、ほとんど伝わってねーぞ!!」
「…今は信じて、声をかけ続けるしかない。」
「きっかけさえあれば、声は届くとわかった。これは大きな進歩だ」
「あのような危険な輩(ともがら)が対抗手段のないギラ殿を狙っている今、指輪を持つ戦士の方たちに頼るしかありますまい…」
「ただ…あの白い戦士は、なにかに気づいたような顔をしていた。それが吉と出るか凶と出るか…」 - 31二次元好きの匿名さん25/08/10(日) 23:56:26
ほしゅ
- 32二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 01:48:37
ほしゅ