- 1二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 11:56:19
- 2二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 12:05:30
「つ、月村さん! 」
「ぽんこつ一号……何? 」
「わ、私のレッスンを見てもらいたいのですが! 」
「珍しいね、そんな事言ってくるなんて。私のペース、知ってるよね」
「ええ、もちろんご存知ですとも。……それでも、無謀だったとしても、私は月村さんにお願いしたいのです! 」
「……何か、理由があるの? 」
「理由は……秘密、ですわ」
「なにそれ。まぁいいや。いいよ、見てあげる。しっかりついてきてよね」
「はい! もちろんですとも!」 - 3二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 12:31:54
「月村さん! こうでしょうか! 」
「あっ惜しい! もっと、こうして」
「こうして……こう、ですわね! 」
「そうそう! ふふっ、出来たじゃん」
「ありがとうございます、月村さん! やっぱり月村さんって、とってもお優しい方なんですのね! 」
「さ、それじゃあ次行くよ」
「はい!よろしくお願いします! 」 - 4二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 12:49:21
「月村さん、今日はありがとうございました」
「……やっぱり倉本ってさ、根性あるよね」
「私、諦めは悪い方なんですのよ」
「そっか。……いい所だね」
「月村さん、改めて今日は本当にありがとうございました。私、何も出来ないばっかりに月村さんのお手を煩わせ……」
「はぁ。そんな卑下しなくてもいいんじゃない? 今の倉本は凄いよ。しっかり、並のアイドル以上にはなってきてる。もっと自信持ってよ」
「月村さん……」
「……さ、さぁ! ほら、早く帰るよ! ばいばい、また明日! 」
「! はい、また明日、ですわ!」 - 5二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 13:12:32
「月村さん! 」
「あれ、倉本。……なんであなたがここにいるの? 」
「私は、本日ここのお仕事をしに参りましたの! 月村さんも? 」
「本当はことねがやるはずだったんだけどね。昨日、熱出しちゃって。だから代わりに私がやることになったの」
「あら、そうなんですのね! 」
「そういえば……さっき、チームの番号札配られたよね。……何番? 」
「ええと、私は……8番でしたわ! 」
「私も、8番……」
「あら! 一緒のチームでしたのね! 」
「あと一人は? 」
「ばぁっ! 」
「きゃっ!? 」
「しっ、篠澤さん!? 」
「最後の一人は、私」 - 6二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 13:40:17
「月村さん、どうしましょう……緊張してきましたわ
わ」
「広、千奈。先に謝っておくよ、ごめん。少し、あなた達を見くびってた。大丈夫だよ千奈。私がついてる。足、引っ張ってもいいよ。だから、好きにやろう」
「手毬……頼もしい、ね」
「ええ、篠澤さんのおっしゃる通りですわ。月村さんと一緒になれて、良かったですわ」
「……ほら、行くよ。千奈、掛け声」
「はい! わかりましたわ! 私達nightmare! 張り切って参りましょう! 」
「おー」
「おー! 」 - 7二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 13:50:42
保守
- 8二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 14:48:23
保守
- 9二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 15:02:49
「月村さん! 篠澤さん! やりましたわ! 」
「大成功……いぇい」
「私達、三人一緒なんだよ? 失敗とかありえないでしょ」
「そうですわね! 」
「停電した時は驚いたけど……ありがとう、広」
「ちゃんとこういうことも見越してたから、ね。どういたしまして」
「また次のお仕事もご一緒できたらいいのですが」
「私はもういい、かな。千奈が心配できただけだし」
「……私はいいから。また、やろうね。広、千奈」
「はい!」 - 10二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 15:12:46
ここからどう曇るのか
- 11二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 15:13:36
手毬…?
- 12二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 15:15:37
「月村さん」
「……急に呼び出して、何? 」
「あの、お伝えしたいことがありまして」
「私に、伝えたいこと? 」
「実は……わた、私! 月村さんの事が、好きだったんでしゅの! 」
「……ぷっ。普通、そこで噛む? 千奈。告白、ってことでいいんだよね」
「は、はいぃ……」
「可愛いね。私、千奈のそういう所好きだよ」
「えっ? 」
「だから……私も千奈が好きだって言ってるんだよ。告白は成功したの」
「嬉しい、ですわ」
「うん。私も、嬉しい」 - 13二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 15:38:29
「月村さん。デート、って楽しいですわね」
「楽しんでもらえてるなら良かったよ。私も、凄く楽しい」
「あ、あのぅ……」
「何? 」
「手を、繋いでみたくて」
「……私今手汗凄いけど、いいの? 」
「は、はい! それでも私、繋いでみたいですわ! 」
「わかったよ。……ほら、これでいい? 」
「はいっ! えへへ、暖かいですわね」
「千奈の手が冷たいだけじゃない? 」
「しばらくこのままでも……大丈夫でしょうか」
「うん、いいよ。千奈の気が済むまで、ずっと離さないから」
「ありがとうございます! 」 - 14二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 21:34:29
「月村さん、クリスマスですわね! 」
「うん、そうだね」
「月村さんは、普段クリスマスは何をしてお過ごしになれてたましたの? 」
「今までは……レッスン、かな。クリスマスなんて何も変わらないいつも通りの日って認識だったから」
「まぁ! でしたら、こういった日にデートというのは初めてですの? 」
「一回だけ、美鈴としたことあるけど……恋人とするのは初めて」
「ふふっ、月村さんの初めてをいただけて嬉しいですわ! 」
「その言い方、ちょっと恥ずかしいんだけど」 - 15二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 21:40:23
- 16二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 21:42:56
- 17二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 23:09:44
「月村さん! 雪ですわ! 」
「綺麗だね」
「はい! 私、今まであまり雪というものは好きではなかったのですけれど……月村さんと一緒にいる時の雪なら、大好きになれそうですわ」
「千奈、雪苦手なんだ」
「えっと……視界が遮られてしまうので。それに、冷たいですし」
「わかる。手、悴んじゃうし……」
「でも今でしたら! 私の手を、月村さんの手が暖めてくださいますもの」
「私、冷え性だけど」
「それでも、暖かいのですわ! 」
「……そっか。千奈の手も、とっても暖かいよ」 - 18二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 02:10:58
てまちなのイチャイチャは脳に効くねぇ…
さて、いつどん底に行くかな(サラダ脳)