【超絶閲覧注意】広「出来ちゃった…」

[1 二次元好きの匿名さん 25/08/11(月) 16:02:20]

前作

【超絶閲覧注意】莉波「弟くんは…」｜あにまん掲示板

ひろちな兼任Pの感情が千奈に向いている事に嫉妬した広がPに自分を見てもらうために頭脳を駆使する…みたいなSS見たくないですか？

用意してあります。なお当店はクモラセマシマシでの提供となっております

[2 二次元好きの匿名さん 25/08/11(月) 16:06:23]

私は篠澤広、アイドル科の一年生。私は、アイドルに向いてない。
でも、ままならないことに挑戦するのは楽しいから、私はアイドルをしている。
私は私の親友の千奈と一緒に、プロデュースを受けている。学園最下位と実技最下位の同時プロデュースに、日々頭を抱えている。
でも、困ってるプロデューサーの顔、好き。

[3 二次元好きの匿名さん 25/08/11(月) 16:14:04]

私は、体力が致命的に無い。アイドルをするには、体力が大きく足りていない。
だからしょっちゅう、レッスンで倒れる。そのたびに、プロデューサーに保健室まで運んでもらっている。
「篠澤さん、またレッスン中に倒れたんですか？」
「うん」
「全く、あなたは本当にどうしようもないアイドルですね」
「ふふ、プロデューサーの私を叱る時の顔、好き」
「ふざけた事を言っていないで、どうやったら最後までレッスンをやりきれるか考えましょう」
「ふふ、プロデューサー、厳しい、鬼、悪魔、そういうところが好き」

[4 二次元好きの匿名さん 25/08/11(月) 16:24:50]

「プロデューサー、デートしよう」
「何を言っているんですか」
「私が初めて、レッスンを最後までやりきったから、そのご褒美」
「その程度でできるものなんですか、そもそも担当アイドルとデートは…」
「担当アイドルにご褒美をあげるのが、プロデューサーの役目でしょ」
「…では、デートではありませんが、俺の買い出しに一緒に来ませんか」
「やった、プロデューサーとデート」
「だからデートではありません」
なんでだろう、私はプロデューサーに、自然と距離を詰めたくなる。
きっと、これは、「恋」だね。

[5 二次元好きの匿名さん 25/08/11(月) 16:37:07]

「千奈、佑芽、私、恋しちゃったかもしれない」
「ええええぇぇぇぇ〜〜〜〜！？！？！？！？広ちゃん、恋しちゃったの！？！？」
「まあ、素敵ですわね！ちなみに、お相手は誰なんですの？」
「ふふ、それは、内緒だよ。でも、絶対あの人も私のこと好きだ、よ」
「うわぁぁぁぁ〜〜〜〜❤️広ちゃんなら絶対幸せになれるよ！」
「実は…私も最近、気になっている人がいるんですわ…」
「ええええぇぇぇぇ〜〜〜〜！？！？！？！？千奈ちゃんも！？！？」
「ふふ、千奈も絶対幸せになれる、よ」

千奈が気になってる人って、誰だろう、もしかしたら…いや、流石に考えすぎだよ、ね？

[6 二次元好きの匿名さん 25/08/11(月) 16:55:00]

ある日、私は信じられない光景を見た。
千奈がプロデューサーとデートしていた。
しかも、すごく楽しそう。あんなに笑顔なプロデューサーは、初めて見た。
やっぱり、千奈の気になってる人って…そんな事…

「千奈、そのアクセサリー、新しく買ったの？」
「実はこれ、先生が買ってくださったものなんですわ！」
「………そうなんだ、似合ってると思う、よ…」
「篠澤さん？元気がないようですけれども…」
「…いや、気のせいじゃないか、な」

[7 二次元好きの匿名さん 25/08/11(月) 17:10:00]

やっぱり…千奈はプロデューサーの事が好きなんだ…しかも、千奈のアクセサリーを買ってたって…完全にカップルじゃん…
千奈は、ズルい。プロデューサーには、もっと私を沢山見てほしい。
作戦を考えよう。
「プロデューサー、この問題、解ける？解けないなら私が教えてあげてもいいよ」
「どうでもいいです。今忙しいので」
「プロデューサー、次やったら、『これ』だよ」
「？何をしているんですか？その体で誘惑されても乗りませんよ」
駄目だ、全然上手くいかない…
どうすれば、プロデューサーは私を、私だけを見てくれるんだろう…

[8 二次元好きの匿名さん 25/08/11(月) 17:20:03]

「そうか、薬を作ればいいんだ。」

私は大学を卒業している、その頭脳を使ってプロデューサーが私に惚れるようになる薬を作ればいいんだ。
「出来ちゃった…」
ついに出来た、飲んだ人が飲ませた人に惚れるようになる薬。これを飲ませれば、きっとプロデューサーは私を見てくれる。
「プロデューサー、お茶を淹れたよ、飲んでみて」
「おお、一人でお茶を淹れられるようになるとは成長しましたね。では遠慮なく」
やった…お茶にはあの薬が入ってる。これできっとプロデューサーは私だけを見てくれる。
ごめん、千奈。私の勝ちだ、よ

[9 二次元好きの匿名さん 25/08/11(月) 17:39:02]

大丈夫？学p生きて戻れるか？

[10 二次元好きの匿名さん 25/08/11(月) 17:41:24]

プロデューサーにあの薬を飲ませてから、プロデューサーは私との距離が近くなった。
「プロデューサー、デートしよ」
「デートですか？わかりました。遊園地とかどうですか？」
「遊園地、いいね」
「まずはジェットコースターに、乗ろう」
「いいですね」
「ふふ、全然怖くなかった…ね…でも、ちょっと休ませて…」
「篠澤さん…手を繋いでもいいですか…」
「もしかしてプロデューサー、お化け怖いの？」
遊園地デートもしたし、このまま行けば、私はプロデューサーと結ばれるはず。

このまま行くと、思ってたんだけど………

[11 二次元好きの匿名さん 25/08/11(月) 17:54:07]

薬を飲ませてしばらくして、プロデューサーの様子が変な気がする。
私のことが好きすぎるあまり、羽目を外してる気がする。
今まで言ってなかった千奈を下げるようなことも言い始めた気がする。
千奈が広い心で受け止めてくれてるけど、親友の悪口は、あまりいい気はしない。
私に対しても、なんか様子がおかしい。
何だろう、そういう目で見られてるような気がする。
いつ襲われてもおかしくないような、そんな気配を感じる。
もしかして、あの薬のせいで、プロデューサーの理性が失われてる？

[12 二次元好きの匿名さん 25/08/11(月) 18:24:52]

「プロデューサー、お帰り。」
いつも通り、プロデューサーを出迎える。
私の提案で、プロデューサーとは半同棲状態になっていた。
最初は普通だったが、プロデューサーの理性がおかしくなってから、添い寝や膝枕のような体の触れ合いが増えた気がする。
やっぱり、あの薬の影響なのかな…効果を弱める薬、作ろうかな…
そう思っていた日、事件は起きた。
プロデューサーが、私を押し倒してきた。
「え？プロデューサー、何を…」
「はぁ…はぁ…篠澤さん…ヤらせろ…」
私は抵抗したけど、理性を失った大学生に勝てる訳がなかった。
最悪な形で、はみ出しを経験してしまった。

[13 二次元好きの匿名さん 25/08/11(月) 18:43:37]

私がプロデューサーとはみ出してしまってから、私の体が変。
そういえば…私、あの時、避妊して無いよね…？
ものすごく嫌な予感がしてきた。
私は急いで薬屋に向かい、妊娠検査薬を買った。
そして、妊娠検査薬を使用し、恐る恐る結果を見た。

「出来ちゃった…」

妊娠検査薬…陽性…
私は、妊娠してしまった。こんなつもりじゃなかったのに…

[14 二次元好きの匿名さん 25/08/11(月) 18:48:11]

タイトル回収

[15 二次元好きの匿名さん 25/08/11(月) 18:56:07]

私が妊娠してしまったことは、千奈にもプロデューサーにも言ってない。
親友やプロデューサーとの関係を終わらせたくないから。
でも、レッスンを控えるようにしたから、みんなに心配されている。
プロデューサーの様子は、まだおかしかった。
私たちは、妊娠の後も、定期的にはみ出している。
プロデューサーを止められるのは、私しかいないから。
『妊娠した』なんて、言えるはずはないから…
私はただ、プロデューサーに私を見て欲しかっただけなのに、なんで、こんなことになっちゃったんだろう…

[16 二次元好きの匿名さん 25/08/11(月) 19:08:30]

プロデューサーは、より深刻な状態になっていた。
最近は歩く時にフラついたりもしているらしい。
私が何とかしないと、そう思った私は、プロデューサーを元に戻すための薬を開発し始めた。
あと少しで薬が完成しそうな中でプロデューサーと出かけたある日のことだった。
プロデューサーは、信号が赤なのに、横断歩道へと歩きだした。
「プロデューサー、危ない！」
でも、もう遅かった。
プロデューサーはタイミング悪くも走ってきたトラックに轢かれ、死んでしまった。
あの時私が薬を作っていなければ、私の妊娠も、プロデューサーの死もなかったのに…どうして…私は…
私は、一晩中泣き続けた。

[17 二次元好きの匿名さん 25/08/11(月) 19:19:55]

あの日以降、私はアイドル活動をしていない。千奈や佑芽とも会っていない。
千奈や佑芽には、「大丈夫、私はいつか必ず初星学園に戻るから」と言っているけど、この後、どうしよう…私、学園に戻れるかな…
私の心は、完全に壊れてしまっていた。
今日は、病院に行く日。私のお腹の中の子供の様子を確認する為に。
私はそこで、ある手術をする必要があることを告げられた。
「ふふ…本当に…ままならないね…」

その手術とは、お腹の中の既に死んでいる子供を取り出す手術だった。

END

[18 二次元好きの匿名さん 25/08/11(月) 19:25:27]

以上です。

自分の発明のせいでPがいなくなるという広にしか出来ない曇らせ方でした。

次回dice1d8=8 (8)

[19 二次元好きの匿名さん 25/08/11(月) 19:27:36]

星南の曇らせ、一番どうしようか迷ってる
とりあえず明日はことねと永遠の愛を誓ってきます

[21 二次元好きの匿名さん 25/08/11(月) 21:08:41]

乙です…

なんて終わり方…