- 1二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 21:08:08
- 2二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 21:10:06
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- 3二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 21:19:04
"た…助け、て…も、出な…"
「先生!?」
「あら先生、もう根を上げられるのですか?」
"そうは言ってもさナギサ、もう10回戦目だよ"
「そ、それは失礼いたしました。先生のモノが本当に気持ちよくて、夢中になるあまり配慮を怠るなんて」
"お互い様だよ。私も気持ち良さそうにしてるナギサを見てたら、つい無理したくなっちゃったんだから"
「せ、先生……❤️」
見つめ合う二人が口付けを交わそうとする寸前、
「大変恐縮ですがお邪魔します!」
"わっ!?"
「ひ、ヒフミさん!?」
闖入者ヒフミが割って入り、二人を遮るように立ちはだかった。 - 4二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 21:32:19
「いやいやいやいや、ちょっと待ってください」
"待って欲しいのは私たちの方だよ"
「そうですよヒフミさん。ここから先は二人きりの時間なんですから」
たじろぐヒフミだが、引き下がる様子ではない。
「先生は私の恋人であるべき人です!」
「ふふ、大きく出ましたねヒフミさん。その根拠は?」
「私がエデン条約編の主人公格だからです!」
それ故に主人公とヒロインが結ばれるのは必然、ということだろうか。
兎に角凄い自信に満ち溢れている。 - 5二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 21:57:00
「成る程、確かにヒフミさんを主人公とすれば先生は実際ヒロインでしょう」
「でしたら!」
「譲るわけがないでしょう!?あっ❤️このデカマラは一人までなんですからぁ❤️」
一息ついたところで先生がナギサにおっきいのを挿入する。
よく喘ぐ!
ヒフミは思わず眼前の行為に見入ってしまうも、主人公としての自負からけして諦めるつもりがない。
「先生!ちょっとお時間……!」
「ハァーッ!!!」
「グワーッ!!」
決断的なダッシュで近付き、ナギサを突き飛ばして先生と前後しようとするヒフミ。
だがナギサが放つ光線を受け、思い切り吹き飛ばされてしまったのだ! - 6二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 22:14:27
「う、ううっ……どうして……」
ヒフミは不思議でならなかった。
何故ナギサが光線を放ったのか。
ナギサの愛銃から光線が出るなど聞いたことがないし、仮に出来たとして拳銃程度のサイズでペロロジラめいた光線が放てるものだろうか。
"ナギサ……今のは流石にやりすぎだよ。ヒフミ、大丈夫かい?"
「失礼いたしました」
「お構い無く。現に今の私はお邪魔虫な訳ですし、ナギサ様がご不在なら今頃は先生を襲ってズッコンバッコンしてましたから」
"あ、あはは……"
「なんとまあ。ヒフミさんはご乱心なされたのですか」
ナギサが一々先生と前後しながら言うものだから、ヒフミは思わず歯軋りしてしまう。
そして気付いた。
邂逅した時と違い、ナギサの頭上が何やらゴチャついているのを。 - 7二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 22:26:18
よく喘ぐ!とかお前はテロリストか!テロリストだった!
- 8二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 22:27:02
ちょっとNRS発症しかけた
- 9二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 22:27:40
夢日記かな??
- 10二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 22:28:49
>>6 なんか変なのか??
- 11二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 22:28:51
「あの、ナギサ様」
「なんですかあ゛っ❤️」
「くっ!話している時くらいは行為をお止めください!」
「ふふ、勝手に乗り込んできておきながらなんて言い草ですか」
「それはそうです!」
あの蕩けた顔を曇らせてやる!
当てが外れたばかりか先を越されてしまった嫉妬に狂いつつも、ヒフミはナギサに疑問をひとつぶつける。
「その、ナギサ様のヘイローですけど、前にお会いした時から見た目が変わっていませんか?」
「いえ、そのようなことはございませんよ」
その答えを受け、ヒフミはもうひとつ尋ねる。
「ヘイロー増えてませんか?」
「……ええ、増えましたよ」
するとどうだろう。ナギサの肌が血の気をなくしたかのように白くなる。
目もどこか非人間的なものへと変わり、まるで別人にでもなったかのようだ。
「……デカグラマトン!?」
ヒフミの口をついて出たのは、シャーレの当番中目を通していた資料にあった敵性存在。
今のナギサはそれを想起させる姿だった。 - 12二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 22:42:25
「ま、まさかナギサ様!デカグラマトンに『感化』されちゃったんですか!?」
「いえ、そうなりかけましたが助かりました」
「あっそうなんですね」
ごたついて見えていたヘイローがスッキリし、肌色も生気を取り戻した様子のナギサを見てヒフミは安心した。
……いや、それで終わってはいけないのだ。
聞いてしまったら負けなんじゃないかと思いつつ、ヒフミは尋ねるしかない。
「何があったんですか」
「多世界解釈の結果として、所謂バッドエンドを迎えた私とミカさんに出会いました」
「せ、セイア様は」
「いませんでした。つまりはそういうことです」
ヒフミは震撼した。
セイアにもしものことがあった。ただそれだけが理由ではないのだろうが、そこからトリニティが坂を転げ落ちるように終わっていった可能性に。 - 13二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 22:50:35
で、デカマラ!?
- 14二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 22:57:11
「数多の不幸な終わりに手を差しのべる体で、かのデカグラマトンはバッドエンドを迎えた私とミカさんをセフィラの守護天使として迎えました」
「えっと……じゃあお二人は救われたんですか」
「いえ、そうはなりませんでした。こちらと違い存在証明をやり直す必要のなかった彼は絶対者として君臨し、他の世界を侵略しそこに住まうものを教化することに熱心でした。自由意思など認める様子は少しもありませんでしたね」
いやに詳しそうな話し方なのでヒフミが理由を尋ねると、
「同化したからです。そのような終わりを迎えてしまった私……いいえ、私たちと」
「わ、私たち?」
「なにせバッドエンドは数多く、件のデカグラマトンに取り込まれた私の数は億を越えます。ミカさんも同様ですね」
とのことだった。
話の通りであればナギサは未曾有の危機を乗り越え、今は先生と幸せな日々を送っていることになる。 - 15二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 23:07:26
- 16二次元好きの匿名さん25/08/11(月) 23:21:02
あぁそっかだからレーザーも使えるのか他のナギサを取り込んだから…
- 17二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 00:28:31
このレスは削除されています
- 18二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 03:48:57
目からか口からかそれともおっぱいからか
- 19二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 04:07:06
よく分からんがなんか俺も泣けてきた…
- 20二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 11:05:23
バッドエンド。
恐らくヒフミにとっては到底受け入れがたい概念に違いない。
しかしながら彼女が今まさに失恋寸前なことは間違いないし、既に結ばれている一組に割って入ろうとする不届き者なのは疑うべくもない。
(本当なら私が先生と前後してたはずなんです!)
(ふふっ、おあいにくさまですよ)
(心を読まれたばかりかテレパシーめいたことまで!?)
なんと!困難を乗り越えたヒロインというのはそんなに色々出来るものか!
立ち尽くすヒフミの前に、インベイド・ピラーが生成され立ちはだかる!
侵略しているのは明らかにヒフミであるが!
(どうか邪魔をなさらないでください)
(そんな……!ナギサ様、あなたは私の事が好きなのではなかったんですか!?)
(好きですよ?ですが今は恋敵ですから!)
(ですよね!)
ヒフミはすぐさまペロロ人形を作動させては必死にCCゲージを回そうとする!
だが回らない回らない!
(ううっ、いくらペロロ様のお力添えがあっても私一人では……!)
後悔先に立たずである!補習授業部や覆面水着団とまではいかなくとも、せめてアズサとは組んでもよかったはずだった!
だがヒフミは独占欲に勝てなかった……! - 21二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 11:18:58
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- 22二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 11:39:24
「バッ、バッドエンドを乗り越えたのがそんなに偉いですかっ!?」
それは追い込まれた末の負け惜しみであり、本音でもある。
急に重苦しい設定を出すのは反則だろうと!もしかしなくても世界滅亡級の危機を二人で乗り越えただなんて、それもうルート確定じゃないかと!
「お゛お゛っ゛❤️」
「くううっ……!性の悦びを見せつけるなんてっ……!」
「ですからヒフミさんが勝手に乗り込んできたんでしょうに!」
「それでも!」
「ふふ、それでこそですよ『主人公』さん。諦めが悪いのは嫌いじゃありませんし、寧ろ好ましいとさえ思いますね。あなたがそうでなければ私たちはもっと早くに悲しい終わりを迎えていましたし、あの困難に立ち向かうまでに至らなかったでしょうから」
「そんな、私が踏み台!?」
「それは単なる結果ですよ、ヒフミさん」
繰り返すが、一見善玉めいて立ち向かうヒフミは実のところただの闖入者である!
「普通」であれば手を引くのが道理だろう! - 23二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 11:40:28
「いいえ!私は決して引き下がりません!絶対に先生を落としてみせるんです!先生が水着の私に向けていた目線、ちゃんと覚えてます!間違いなく脈はあるんです!」
「先生?」
"ふ、普通のことだよ"
けれどヒフミは引き下がるつもりがないし、先生のビナーは彼女の言を裏付けるように固くなる!
「くっ……!出したばかりなのに先生ときたらすぐ固くして……!」
「……英雄色を好むと言いますから!」
「だからと言ってそう易々と割り入られては困りますよ!」
ナギサの拒絶と同時に、ホドと同様のアームがヒフミを襲う!
「ああっ!」
「ふふ……いい眺めですよヒフミさん」
大部屋の天井近くまで持ち上げられたヒフミがいつぞやのナグサめいて拘束され、二人のよくない目線が向けられる!
"ひ、ヒフミ……!"
「うああっ❤️こんな、ひどいです!私はお二人のオカズじゃありませんっ❤️」
アームがヒフミの鼠径部に食い込み適度な刺激を与える!
おお、ヒフミよ!このまま事を成せず二人に「消費」されてしまうのか!だがそうなっても自業自得な身の上である! - 24二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 11:44:51
なんか壮絶な淫行が繰り広げはじめたんだよね
- 25二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 12:16:04
これも広義にはセッ久バトルに該当するんだろうか…
いやでもヒフミはまだ攻撃すらできてないしなぁ - 26二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 12:18:27
何もよく分からないことしか分からなかった
これがジェリコの古則…? - 27二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 13:00:29
壮絶な話してるのにナギサ様は先生とズッコンバッコンしてるんだよな…
何この絵面…? - 28二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 13:30:26
言うてたどり着きたい楽園かっていう