(CP・閲覧注意)シュウジ「どうしようコンチ…」

1二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 20:34:14

「ボルトが一つ余ったんだけど…」

「え、この後クラバだよね…？」

「さっき『闘えとガンダムが言っている…』とかカッコつけた手前出ないわけにはいかないし、そもそも出て勝たないと5000ハイト払えないじゃないか…！」

「…………いや、落ち着け僕…さっきメンテした所は腰の部分だからメンテナンスハッチを開けて一度確認しよう…きっと見える部分にボルトが入ってない箇所があるはず…！」

2二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 20:36:15

「よし…開けるぞ…！頼む……！」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

ガチャ

「…………うわぁ……ないよぉ……これ絶対奥の方だよぉ…」

「どうしようコンチ…今から再メンテしてたら絶対間に合わないしここまで徹夜だからクソ眠いしそもそもなんで僕はMSを１人でメンテしているんだ…！」

「………………でもよく考えたら宇宙世紀のMSがボルト1本ないだけでどうにかなるわけないよね……」

「そうだよそうそう！別にすぐヅダるわけじゃないし急にジムカスタムするわけじゃないしいけるいける！！」

「あの子には悪いけど、先陣切ってもらって僕は後ろからハンマーぶん投げてればいいじゃないか…！接近戦にならなければどつかれる心配もないし！」

「よし…！なんだがいける気がしてきた！クラバに行くよコンチ！」(徹夜テンション)

3二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 20:38:31

あっ……(初手混乱加速挟撃かのカバーカバーカバー)

4二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 20:39:17

「シュウジどこ！？」

「近くにいるよ」

(ああああああああああああああああっ！)

5二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 20:40:16

以降は無遅刻無欠席なのに初回だけなんか遅かったのってそんな理由…？

6二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 20:42:50

(ヅダったらどうしようの顔)↓

7二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 20:47:39

「や、やってしまった…クラバには勝てたけど、例の箇所を思い切り蹴られてしまった…」

「ついあの子を庇ってしまって…僕は何をやっているんだ…過ぎた事を嘆いてもしょうがない、とりあえず損傷箇所のチェックをするか…」

「さあ、開けるぞ…あ～見たくない…」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

ガチャ

「うわあ…思った通り…閉めて無かったことにしたい…」

「とりあえず手をつけるか…」

「このパーツはダメ…このフレキホースも交換…替えあったかな…」

「…………今日も徹夜確定…か」

8二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 20:49:53

「ねえ…コンチ…今何時…？」

「ああ、ありがとう…すっかり朝だね…おはようコンチ」

「とりあえず目処がたったから今日は終わりにするぞ…！」

「よかった～なんとかなりそうで…あんまり損傷激しいと僕１人じゃどうにもできないからね…」

「………でもそういえば、右足裏のスラスターが咳き込んでたな………ていうかインストーラーデバイスの破損の原因も調べてない…」

「きっとデバイスはCPU周りがジャンク品ばっかりだからな～相性悪かったのかな～」

「はあ…やることたくさん…時間もお金も足りないよ…」

「………ん……？…………お金？」

「そういえば僕、今無一文じゃん！！！」

9二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 20:50:58

デバイス代払って何ハイト残るんだろうね

10二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 20:52:49

「ど、どど、どうしようコンチ！MSの修理どころかご飯もスプレー缶も買えないよ！」

「え？うんうん…あ、そうか…クラバの賞金が出るんだった…忘れてた…よかった～」

「でもデバイスの代金を払わなくてはいけないし、今の僕はクラバに出てお金を稼く必要があるわけだ」

「まあ、こんなボルトみたいなジャンクをちまちま拾うよりはいいかな…」

「…………………………………」

「ボルト余ったままじゃん！！！」

「忘れてた！いや待て！ちゃんと今回は指差呼称しながらやったから間違いはないはず！」

「そうだよねコンチ！？コンチも確認したよね！」

「…………うんうん。やっぱりダブルチェックは大事だよね。」

11二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 20:56:22

「じゃあ、このボルトはどこのやつなんだ…？」

「でもまあ、ボルトの1本2本なくてもいけるでしょ…」(徹夜テンション)

「よーし、話もまとまったし寝るぞ～もう限界だ」

「シュウジ！！！」ﾊﾞｱﾝ!!

「うわあ！！！」

「シュウジ！昨日はありがとう！シュウジのおかげで無事に勝てたよ！」

「ああ、マチュ…おはよう…」

「あ、おはようシュウジ…ご、ごめん昨日のクラバから興奮しっぱなしで、早く話ししたくて、シュウジに会いたくてまた学校早退してきちゃった」

「そうなんだ…流石だね…」

(めっちゃ眠い)

12二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 21:00:12

「でね！でね！」

(そういえば…これからこの子…マチュとMAVを組んでクラバに出るのか…)

「最初相手のザクがババババって鉄砲打ってきてね…！」

(僕としては全然構わないのだけれど…マチュには僕と組むメリットってあるのかな…？)

「あの閃光弾？ってやつずるいよね！全然見えなくなっちゃってさ！」

(それは多分、僕が有名な赤いガンダムに乗っているから…逆を言えばこいつがダメならMAV解消もありえる…)

「それでシュウジが私にキラキラを見せてくれてね！私あんな自由な世界初めて見た！」

(お尋ね者の僕と組んでくれる人なんていないだろうし…じゃあ今、結構ヤバくない？ガンダムの整備状況やボルトが余ったなんて知れたら…！)

13二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 21:02:46

どうして1回戦目、それも快勝直後からこんな追い詰められてるんです……？

14二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 21:03:23

『は？ボルトが余った？ガンダムもボロボロ？何それ…そんなの全然キラキラじゃないよ…！シュウジがそんな不自由な人とは思わなかった…もうシュウジとはMAVを組まない…サヨナラ…一生この穴蔵でボルトの場所探したら？』

(あわわわわわ)ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

「シュウジ！あのキラキラって何！？ってちゃんと聞いてるのシュウジ！？」

「あっ、ああ、ごめん…聞いてるよマチュ」

「あれ？…シュウジ……その手に持ってるのって…」

「うわあああああああああああ！！」ｶﾍﾞﾄﾞｰﾝ

「え、ちょ、何、シュウジ！？///」

(や、やばい…何か言わないと…！)

「マチュ！」

「は、はい」

「僕は………君が欲しい！！！」(MAVとして)

15二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 21:07:04

「ええええええええ！！///」

「で、でも私達…知り合ってまだ２日目だよ…？」

「そんなの関係ない！今の僕には君が必要なんだ！！」(MAVとして)

「しゅ、しゅうじぃ…」ﾄｩﾝｸ…

「僕は君の自由を求める心が好きだ！あの軍警に立ち向かう意志も好きだ！」(MAVとして)

「だから僕と一緒に！キラキラしよう！」(MAVとして)

「…………………………………」

「ま、マチュ？」

(やっぱりダメか……？)

16二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 21:13:35

「シュウジ…私の事好きなの？」(恋人として)

「そうだよ…マチュ」(MAVとして)

「私の事…キラキラにしてくれるの？」(お嫁さんとして)

「もちろんだよ」(MAVとして)

「私もシュウジと同じ気持ちだよ…」

「本当かい？」

「うん…すごい嬉しい…！」

「僕も嬉しいよ…」ﾎｯ

17二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 21:16:39

……アンジャッシュ！

18二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 21:19:49

誤魔化すのに必死でマチュの気持ちに全然向き合えてない…

19二次元好きの匿名さん25/08/12(火) 21:21:29

「シュウジこれ…昨日のクラバのシュウジの取り分…」

「ありがとう…これでデバイス代払えるよ」

「う、うん…今日はとりあえずこれで帰るけど…また明日から毎日来るね…」

「毎日…大丈夫…？」

「だだだだって、私はシュウジの！おおよよよよめ、ま、MAVだし！？」

「まあ…マチュの無理のない範囲でなければいいけど…」

「ありがとうシュウジ…また明日来るから！じゃあね！」

「じゃあねマチュ」

(よかった…なんかよくわからないけどうまくいった…これでクラバを続けられる)