【閲覧注意】分倍河原仁くんへ

  • 1二次元好きの匿名さん25/08/13(水) 22:29:29

    『こんにちは、初めまして仁くん、私はほんの少しだけ人より仁くんのことが大好きで、仁くんの為ならなんでも出来る普通の女の子です、今日は、仁くんに私の気持ちを伝えるためにこの手紙を書きました』
    『好きです、仁くん付き合ってください、人目見た時からずっと好きでした、今もずっとその時の熱を忘れてはいません』

    『お返事待ってます』

    「…なァ、リーダーなんでこんなもん急に渡してきたんだよ…怖ぇよ…素敵だな!」
    「お前宛に来てたんだから渡すのは当然だろ」
    「で?何書いてあったんだ?嫌がらせか?」
    「いや…俺の事好きだって…嫌いだってよ!」
    「ふーん、良かったな」
    「良かねぇよ!」
    「でも、普通の手紙なんだろ?それならいいじゃねぇか、普通のラブレター…ヴィランにはもったいないなw」

    「待て…死柄木…これ、レアシールみたいに薄い紙が後ろに…」

    『仁くん、仁くん、仁くん、これ見つけてくれたんだね!♡嬉しいなぁ♡私のことを知ろうとしてくれて♡ねえ、仁くん♡
    私、あなたが大好きで、大好きで、もうどうしようもないの♡
    呼吸をするたび、心臓があなたの名前でいっぱいになるの♡
    お願い…怖がらないで…これは全部私の愛だから♡好きで好きで苦しくて…♡私だけを見て♡』
    『仁くん、すきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすきすすすす』
    『仁くんを引き裂いて♡私と一つにするから待っててね♡』
    『心臓も、脳も、肺も、胃も、膵臓も…全部全部共有して、完全に1つの仁くんになろうね♡』

    「…し、死柄木!助けてくれ!大丈夫だ!」
    「はぁ…仲間のピンチだ、仕方ない、助けてやる」

  • 2二次元好きの匿名さん25/08/13(水) 22:32:02

    女の子の個性「寄生」とかじゃないよな?

  • 3二次元好きの匿名さん25/08/13(水) 22:37:50

    「まず、なんでここが分かったのかだよな」

    「…黒霧、トガと荼毘とスピナーとミスターを今すぐ」

    「分かりました」

    「つーか、黒霧が逆探知すりゃいいだろ!?」

    「私も探してはみたのですが…」


    「いきなりワープさせんなって何回言ったらわかるんだよクソが」ドサッ

    「仁くん…息が荒いですよ?どうしましたか?」

    「お?手紙?ラブレターか?羨ましいな」

    「死柄木、俺ら全員集めるってよっぽどの事態なんだろ?」

    「あぁ、どうやらトガよりもイカレ野郎がトゥワイスに目をつけたらしい」


    死柄木が皆に手紙を見せた


    「世の中もっといい男いるのに…ある意味可哀想な子だね」

    「失礼だな!ミスター!ほんっっと!その通りだぜ!」

    「ラブレター…つーよりかは…」

    「怪文書だな」

    「ねぇ、仁くん、手紙の他になにか送られてきませんでしたか?」

    「ん?手紙の他に…?」


    1 「特になかったぜ!あった!」

    2 「…無…あれ、なんだこれ」


    dice1d2=1 (1)

  • 4二次元好きの匿名さん25/08/13(水) 22:46:34

    「…そうですか」
    「トガちゃん、なんか心当たりあったり?」
    「そういや、トゥワイスのこと仁くんって呼んでるのもトガだけだな」
    「そんな目で見ないでください、仁くんのことは好きですけど、そういうのじゃないのです」
    「まぁ、疑ってやるなよ、イカレ女が役に立つかもしれねぇ、俺ら野郎よりかはな」
    「すごい珍しく、荼毘がトガの事を…」
    「さっさとこんな面倒事終わらせたいだけだ」
    「全員協力的で良かった、んじゃ…」
    死柄木が次何をするかを言いかけた時に、トゥワイスの足元に手紙が置かれていた
    「…うぉ!?い、意味わかんねぇよ!?なんだ…!?」
    「お盆だから霊が集まってるんじゃない?」
    「そっちの方が怖くねぇな」
    スピナーが手紙を拾い、トゥワイスの方に見せる

    『ねぇ、仁くん…なんで見せちゃったの?』

    最初の1文で、唾を飲み込むトゥワイス

    『乙女のラブレターを晒しちゃうなんて…ホント仁くんって、可愛いね♡そんなに嬉しかったんだ♡でもね、流石の私も恥ずかしいから…次からはそんな事しないでね?♡』
    『でもね!これでヴィラン連合の皆さんが私の愛を認知してくれたってことだから、もう付き合ってるも同然だよね?♡』
    『大好きだよ、今度は見せる前に返事ちゃんと書いてね♡』

    「字、汚ぇなぁ…」
    「荼毘くん!女の子が書いた文章にそんなこと言っちゃダメです!」
    「本当に女かも怪しいけどな」
    「…怖ぇよ…みんなぁ…」

  • 5二次元好きの匿名さん25/08/13(水) 23:08:44

    「先生が居りゃ…もっと簡単に解決するんだけどよ…」
    「ま、地道に探すしかないね」
    「姿が見えないのは…個性か?」
    「雄英の透明のやつとも違うだろうな」
    不気味がって男性陣はほとんど手紙を触らなかったが、トガは興味津々といった様子で、ラブレターを見ていた
    (体液も…髪の毛も…なにかGPSも仕掛けも何も無い…)
    (…仁くんに何がしたいの?)
    「まぁ、こんな気色悪いもん、燃やしときゃいいだろ」
    トガから手紙を半ば半分無理やり奪い取り、そのまま火をつけた
    だが、荼毘は燃やしたあと微妙な顔をした
    「燃えカスも何も出ねぇ…なんだこれ」
    「荼毘が全部燃やしちまったんじゃねぇのか?」
    「…紙程度なら俺の火力でも燃えカス程度は残る」
    「紙自体が…個性?」
    「とりあえず、俺はお前らほど賢くもないし、役に立てる気もしないから…アジトの近くを見てくる」
    「俺もそうさせてもらうよ」
    スピナーとコンプレスは逃げるようにアジトを去った
    「逃げたなアイツら…まぁいいか」
    「俺も行っていいか、めんどくせぇ」
    「ダメだ、トゥワイスは仲間だろ」
    「そうです!仁くんは仲間なのです!あとラブレター燃やしたのは荼毘くんなので仁くんに何があっても守る義務はあると思うのです!」
    「…んどくせぇなぁ」
    (ラブレター…なんで俺に?こんな終わった人間にラブレター…)
    (…相手はきっと、俺なんかよりも可哀想な人間…なんだろうな)
    「仁くん?」
    「あ、あぁ!ごめん!で、どうするんだっけ?」
    「まだなんも進んでねぇよ、とりあえず、次の手紙が来るまで待ってみようぜ」

  • 6二次元好きの匿名さん25/08/13(水) 23:19:57

    だが、待てど暮らせど手紙は届かない
    「仁くん、返事書いてみたらどうです?」
    「なるほど…返事欲しがってたもんな」
    「黒霧!ペンと紙くれ!」

    「んで、なんて書くんだ?」
    「とりあえず…」

    ‪”‬手紙ありがとな!どこの誰だか知らねぇけど!
    悪いけど、その告白に返事は返せねぇ
    俺の事を大好きって言ってくれるのは嬉しいけど、仲間も怖がってんだ
    気持ちだけ受け取っとくぜ‪”‬

    「トゥワイス…お前それ地雷踏み抜きまくってんぞ」
    「嘘だろ!?」
    「この手紙…どうやって差出人に渡しますか?」
    「あー…そこまで考えてなかった…お前らに行かせるのもあれだしな…」
    「とりあえず、リーダー!測らせろ!コピーを行かせる!」
    「…その必要は無いみたいだぜ?トゥワイス」
    トゥワイスが書いた手紙のすぐ横に新しい手紙が置かれていた
    「圧紘くんもびっくりのマジックなのです」
    「怖!おいおい!マジでどうなってんだ!楽しくなってきたぜ!」
    「とりあえず、開けてみろよ」

    可愛い便箋と似つかわしくないほどの荒々しい字で埋め尽くされてきた

    「よ、読めねぇ!」
    「どんだけ興奮しながら書いてんだ…相手…えーと…」

    死柄木が目を細めながら、文章を読み始めた

  • 7二次元好きの匿名さん25/08/13(水) 23:24:10

    手紙読まされるリーダーェ…

  • 8二次元好きの匿名さん25/08/13(水) 23:31:00

    手紙の差出人『私のためにお返事書いてくれたんだ♡うれしい♡』

    手紙の差出人『仁くんはそんな事言わない!!!!!(地雷を踏み抜かれて発狂)』

    文字が荒々しいってことはこうだろ多分

  • 9二次元好きの匿名さん25/08/13(水) 23:33:56

    『仁くん、仁くん、仁くん!嬉しいなぁ!お返事ありがとうね!でもどういう意味かよく分からなかったな…』
    『気持ちだけ受け取るって何?私の気持ちは受け止められないぐらいあるのに?なんでなんでなんで』
    『仁くん…ねぇ、仁くん』
    『そうだね!仁くんは緊張してるだけなんだ♡そういう照れ方も可愛いな〜♡もっと好きになっちゃいそう♡』
    『みんなの前で手紙書いてたからそういう事しか書けなかったんだよね♡大丈夫、心はちゃんと繋がってるから分かるよ♡』
    『大好きだよ、仁くん♡』

    「…読んでてて吐き気が」
    「リーダー無理させて悪いな、大丈夫か?」セナカサスサス
    「いや、お前がいちばん辛いんだから人の心配してんじゃねぇ」
    「にしてもよくこんな気色悪い文章書けるな」
    「でも、これで決定的になりましたね、この子の個性は物を転送させる個性…」
    「それは違うと思います」
    先程からずっと無言だった黒霧が話し始めた
    「物を転送…「ワープゲート」私の個性と少し似ていますが、ならどうして、こちらの状況がわかるんですか?それに、彼の手紙も読んでいない」
    「確かに言われて見りゃ…」
    「あ!いいこと思いつきました!」
    「仁くん、ちょっと手貸してください」
    「え?なん…いってぇぇ!」
    軽くトゥワイスの指先をナイフで切るトガ
    そしてその血を啜りトゥワイスに変身する
    「え…俺…え?トガちゃ…あぁぁ!裂ける!裂けちまう!」
    「あぁ、やべ、荼毘抑えててくれ…」
    「黒霧がやれ、俺は知らねぇよ」
    「トガ何する気だ?」
    「少し見ててください、これは仁くんの為です」

  • 10二次元好きの匿名さん25/08/13(水) 23:42:21

    トゥワイスの姿したトガちゃんでもおんなじような反応になるのかどうかの検証かな?

  • 11二次元好きの匿名さん25/08/13(水) 23:44:07

    トゥワイスに変身したトガは紙とペンで文章を書き始めた

    ‪”‬いや…本当に照れくさくてな、お前を傷つけるつもりは無かったんだ
    俺も好きだって言っても、お前のこと見た事もねぇし、話したこともない
    告白の返事をするのが無責任だって感じちまった
    ごめんな、もう手紙は書かなくていい、俺の中にお前の気持ちはちゃんと刻まれたから‪”‬

    「…これは…どうなるんだ」
    「トゥワイスに変身したトガが、書いた手紙…一見意味があるようには見えないが…」
    「今の私は心以外全部仁くんと同じです、相手がどうでるか…」

    トガがペンを置くと同時にすぐに返信が来た

    『お前誰だよ、仁くんがそんなこと言うわけないだろうが』

    と、1文だけを添えて

    「こっっっわ!?」
    「どうやら、相手の女の子は、仁くんと私の違いが分かるみたいですね…何で判別してるんでしょうか?」
    「トガ、服着ろ…服」
    「あのさ、みんな…確かにこいつは怖いかもしれねぇけどよ…」
    「こんな俺に手紙を送ってくれるヤツなんて…この世にこいつしか居ないんだよ」
    「だから…」
    「ダメです、仁くん…」
    「そうだよなぁ…分かってんだよ俺も…!」
    「けどよ…」
    「悩む必要は無い、トゥワイス、仲間が…俺達が怖がってんだ、お前なら何をするべきかわかるだろ?」
    「…あぁ」

  • 12二次元好きの匿名さん25/08/13(水) 23:47:55

    分かるのかぁ




    書いた奴が誰か分かるのかぁ!!!じゃあもう筆跡で鑑定してるか直接見てるかのどちらかかなぁ!!!怖ェ!!!

  • 13二次元好きの匿名さん25/08/13(水) 23:58:02

    結局文でしか干渉できないなら悍ましいだけの存在でしか無いのでは?

    って思ったけどその場合は最初の手紙の内容が気になるな
    案外そこにタネがあるんだろうか

  • 14二次元好きの匿名さん25/08/14(木) 00:01:42

    (こいつは…トガちゃんに酷いことを言って…仲間を怖がらせた)

    (なら、ガツンと一言言ってやらねぇとな)

    トゥワイスはペンを持ち、また返事を書き始めた


    ‪”‬お前は俺の仲間を傷つけた、いくらお前が俺のことを好きでも、それだけは許されない、許さない

    好きって気持ちは本当なんだろうけどよ…でも、それでも俺の仲間を傷つけるのだけは違うだろ

    もう手紙を書いてくんな、イカレ野郎が‪”‬


    「…殺されても文句は言えねぇぞ?遺言書も一緒に書いとけ」

    「荼毘くん!いちいち不謹慎です!」

    「返事来ないな、流石に反省したか?」

    「これで…終わるといいんだけどな…」


    数分間待ったあと、手紙が届いた

    手紙を見ようとしたが、手紙が濡れておりところどころ、見えなくなっていた

    「…涙か?これ」


    ‪『仁くんの__読んだよ、ごめんね』

    『でもさ__も悪いよね?私のことを壊したんだから、引き裂いたんだから私を__したんだから』

    『1つになろうよ仁くん…きっと暖かいよ?』

    『大好きな気持ちに嘘は無いから…私は__が好きだから』

    『そんな_言わせてるのは__、__だよね?』

    『大丈夫、早くそんなクソヴィ__から解き放ってあげるから』

    『大好きだよ__くん』


    「泣きながら書いた文章にしては、酷すぎるな」

    「…仁くん…どうしますか?」

    1 返事を書く

    2 その場で紙を破り捨てる

    dice1d2=2 (2)

  • 15二次元好きの匿名さん25/08/14(木) 00:07:14

    「仁くんはそんな事言わないでしょ?ね?ね?」みたいな焦りが汗となって垂れたのかもしれない

  • 16二次元好きの匿名さん25/08/14(木) 00:16:10

    そういや最初の手紙は荼毘が燃やした後にトゥワイスがすぐ返事返したから分かんなかったけど何も書かずに物理的な干渉だけした場合ってどうなるんだろ

  • 17二次元好きの匿名さん25/08/14(木) 00:17:11

    っていうかインクと手紙の他に汗(もしくは涙?)が付着してるって地味に重要じゃないかこれ

  • 18二次元好きの匿名さん25/08/14(木) 00:18:12

    トゥワイスの地雷ぶち抜いてて草

  • 19二次元好きの匿名さん25/08/14(木) 00:18:28

    お相手が生きてる人間かもしれない可能性は上がった気がする

  • 20二次元好きの匿名さん25/08/14(木) 00:19:38

    トゥワイスも立派はヴィランなんですがそれは

  • 21二次元好きの匿名さん25/08/14(木) 00:22:28

    「…よし、今回のことはなかったことにしよう、ずっと覚えとくぜ!」

    トゥワイスは、手紙を破いた

    「荼毘でも、死柄木でもいいから跡形もなくしてくれ」

    「…よくわかんねぇ体液が付いてるもん触れるかよ」

    死柄木は直接触れたくないようで、荼毘が燃やした

    「…やっぱり証拠も残らずに燃えるな…なんだこれ」

    「黒霧、スピナーとコンプレスの様子見に行ってくれ」

    「分かりました」

    「涙出せるっつーことは…コンプレスが言ってた人外パターンは無さそうだな…いや、井戸から出てきてびしょ濡れだったり?」

    「なら、今まで来た手紙、全部濡れてますよ」


    (これで…良かったん…だよな?)

    (いや、いいんだ、これで…次手紙が来ても無視だ無視


    トゥワイスは、一抹の不安に駆られながらも、そう心に決めた


    ところが、手紙はトゥワイスが手紙を破った次の日から、送られてきた


    dice1d10=7 (7)

    日間で

    dice1d150=46 (46)


    他のメンバーのところに手紙は?

    1 来た

    2 来てない


    dice1d2=1 (1)

  • 22二次元好きの匿名さん25/08/14(木) 00:24:51

    クソッこいつ制限とかなく書き殴ったぶんだけ手紙出せるタイプか!

  • 23二次元好きの匿名さん25/08/14(木) 00:26:11

    1日に6〜7通ほど送られてくるの怖すぎる

    鉄くささを感じる赤文字で書いてあったりしない?日が経った物から文字がどんどん黒ずんでいったりしないか?


    >>20

    自己レス

    立派『な』でした、誤字失礼

  • 24二次元好きの匿名さん25/08/14(木) 00:27:14

    大体1人に対して1日6、7通かぁ…
    妙にギリギリ肉体的には人間味を感じる数

  • 25二次元好きの匿名さん25/08/14(木) 00:29:52

    向こうからの手紙には涙か汗とか付けられるけど荼毘が手紙燃やしても向こうには特にノーダメなんだよなぁ
    封筒とセットって毒とかカミソリとか同梱されないよね?

  • 26二次元好きの匿名さん25/08/14(木) 00:37:24

    7日間手紙が来たことを隠していたトゥワイスだったが、とうとう限界が来てしまい、みんなに話した

    「なぁ…みんな…俺のとこに手紙が何通も…」

    「何も言ってこねぇから、もう解決したのかと思った」

    死柄木が一通の手紙を見せた

    そこには罵詈雑言や呪詛が書いており、余程恨みが溜まっていることが伺えた

    「まぁ…諦めが悪すぎるな」グシャッ

    「気持ちわりいからすぐ燃やしたけど俺のところにも来た」

    「俺のところにも…逃げても無駄だったのかよ」

    「文章的に相手は女の子だろうね…多分だけど…いやぁ、背後に気をつけてたけど、特に何も無かったんだよねこれが」

    「私のところにも手紙が…一応確認を」

    そんな中トガだけは黙っていた

    「…トガちゃん、もしかしてショック受けてたりするか?いや、当たり前だよな…」

    (…恐らく相手は個性複数持ち…私と同じチウチウするのが条件?ちがう…私は複数人の血を吸っても全員には変身できない…そして、個性も使えない)

    (なら、何…?AFOさんと同じ…?そんなわけない、仁くんが困ってる…助けたいのに…分からない)

    トガは、いつにも増して真剣に考えていた

    「…そうだな…「転送」「監視」つーところか?」

    「いや、その2個じゃ説明つかねぇだろどう考えても」

    「協力者がいるとかか?」

    「こんなイカレ恋愛脳に付き合うやつ居ねぇだろ」

    「でも、なんで何も仕掛けてこないんでしょうか?」

    「私だったら、手紙にカミソリを…それか、自分の血を混ぜたお菓子とか…を」

    「前に経血混ぜたみたいな話を聞いたことあるんだよな」

    「…気持ち悪い想像させんなよ死柄木!最高だな!」

    「でもまぁ…実害は今のところ手紙だけっぽいし…な」

    「とりあえず、みんながいいなら放置か捨ててくれ!ちゃんと持っとけ!」


    1 手紙と一緒になにか送られてくるようになった

    2 手紙オンリー

    dice1d2=2 (2)

  • 27二次元好きの匿名さん25/08/14(木) 00:44:31

    よかった筆だけで勝負してくるタイプの狂人だ

  • 28二次元好きの匿名さん25/08/14(木) 00:59:30

    インクに毒とか寄生虫の卵とか混ぜて来るとかもあるから紙だけでも結構厄介なんだよな

  • 29二次元好きの匿名さん25/08/14(木) 01:01:21

    送り主がトゥワイス以外もどうやって特定してるのか気になる
    まぁ上野の一件があるから顔と名前は割れてるだろうけどさ

  • 30二次元好きの匿名さん25/08/14(木) 01:29:27

    そういやマグ姉っぽい人が出てきてないからエリちゃん救出以降で、かつトガちゃん個性覚醒前か?

  • 31二次元好きの匿名さん25/08/14(木) 01:35:31

    仁くんへ、なんで手紙を読んでくれないのかな?
    私はこんなに好きなのに、愛してるのに、なんで無視するの?
    仁くんは、私のことなんで嫌いになるの?私は大好きなのになんで?
    私が仁くんのことが好きなら、仁くんも私が好き…当たり前だよね?
    なんでそんな当たり前を否定するの?仁くんは私の事好きでしょ?嫌わないで、私には仁くんしかいないの
    お願いだから、手紙を読んで…私を見て
    私と一緒になって

    好きで好きで好きで堪らないの、もう抑えられない
    邪魔するのは、あのクソヴィラン達なの?
    なら、私はあの人達を処分するよ
    仁くんと私の人生に必要ないもの

    仁くん、読んで?私を見て?


    「っ…」
    手紙をグシャッと手で丸める
    いつ見たか分からない手紙の内容が何故だが頭に直接響くような気がしてならない
    トゥワイスはタバコを吸いながら、窓から外を見ていた
    (新手のヒーローサイドからの精神攻撃か?)
    (いや、こんな時間割くことしねぇか…)
    そんな中、ふとトゥワイスのことを見る女性が1人
    その顔はうっとりとしていて、まるで恋人を見るかのような目
    トゥワイスはすぐにこいつが犯人だと気づき、ナイフを投げたが…
    その女性はナイフが刺さるなり、シャボン玉が割れるように消えていった
    (2倍…?いやちげぇ…一体幾つ個性持ってんだコイツは…!)
    (とにかくさっさと報告行かねぇと…殺されるかもしれねぇ!)
    トゥワイスは、すぐに便箋とペンを持ち、アジトに向かった

  • 32二次元好きの匿名さん25/08/14(木) 01:37:22

    クソッどういう個性だこいつ…

  • 33二次元好きの匿名さん25/08/14(木) 01:58:59

    とりあえず犯人が生きている女性なことは分かった
    個性複数持ちってなると脳無か…?

  • 34二次元好きの匿名さん25/08/14(木) 08:38:37

    「は?マジで!?」

    アジトにはミスターと黒霧だけが居た

    「そうなんだよ…マジでなんの個性か分からなくて…」

    「…コピー…?」

    「いや、そんな単純な個性じゃねぇと思う…」

    「今のところ、「転送」「監視」んで…2倍じゃねぇし、見た目からして「影武者」ってところか?」

    「あぁ、あと…「消滅」ってのもあるかもな…手紙消えるし」

    「…おふた方、私も話に入ってもよろしいでしょうか?」

    「いいぜ!だめだ!」

    「神野で、私はAFOに個性強制発動の個性を使われたと聞いています」

    「あぁ、あったな、んなこと」


    「他者を操り強制的に個性を使わせる」


    「そんな個性なのではないでしょうか」

    「じゃあ、黒霧はラブレター野郎の家に個性の数だけ操られてる奴がいるって言うのか?」

    「…あくまで推測の域を出ません」

    「それか、まだ生き残ってた脳無だったりしてな?個性複数持ちってそれしか有り得ねぇだろ」

    「やめろ、ミスター…あんま考えたくねぇ」

    「なんかいつも冷静な黒霧に言われると…納得しちまうな」

    「で、おじさん気になってたんだけどさ、紙とペンってまさか手紙書く気?」

    「あぁ」


    トゥワイスはどんな手紙を書いた


    1 愛の告白のラブレター

    2 募る不安の答えを探す質問の手紙

    3 拒絶する手紙


    dice1d3=3 (3)

  • 35二次元好きの匿名さん25/08/14(木) 10:34:29

    ‪”‬テメェの気持ちなんざ、受け取る気はねぇ
    俺の仲間を傷つける奴は、敵だ
    好きとか言いながら、やってることは全部逆だろ
    俺はお前のことを何とも思ってねぇ
    好きでも嫌いでもない
    ただ、これ以上俺の周りを騒がせるな
    手紙も、お前の存在も、俺には不要だ
    二度と俺達に関わるな‪”‬


    「結構、キツイ言葉ばっかだね…さ、お相手さんはどう出るかな?」
    「ミスターも一緒に見てくれ」
    「ちょうど暇してたからいいよ」
    「黒霧、もし面識のないやつらが来たら…」
    「分かっています」

    そして、手紙の返事が届いた

    『なんでそんな酷いこと言うの?仁くん』
    『私はこんなに好きなのに?なんで?なんで?なんで?』
    『仁くんは、悪いヴィランに操られてるだけなんだよね?私の恋路を邪魔する悪いヴィランのせいなんだよね?』
    『仁くん負けないで!仁くんは強くてかっこいい人だって知ってるから!』
    『ねぇ、仁くん…なんでヴィラン連合を信じるの?死柄木弔含めたメンバーは全員裏切るよ?』
    『私だけ、私だけを信じて、仁くん♡』
    『1つになろう?ね?♡』

    その手紙には血がべっとりと付いていた

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