【CP閲覧注意】【クロス注意】我らが! アルテイシア陛下のために!【GR】【GQ】【エグザベ君】【ニャアン】

  • 1二次元好きの匿名さん25/08/14(木) 21:42:55

    このネタは某スレで、孔明ネタで孔明がこのヒトだったらジオン公国の経済立て直しも楽だよなって話から思いついたモノでございます。たぶんSSスレですが、他の皆様による雑談も期待しております。

  • 2二次元好きの匿名さん25/08/14(木) 21:50:07

    こっちの孔明かぁ……

  • 3二次元好きの匿名さん25/08/14(木) 21:51:35

    覚醒したのは、即位式の完了直後であった。

    (……何があった。超能力『転生(リーンカネーション)』によって、僕は死に瀕した『ビッグ・ファイア(Big Fire)』……『バビル四世(Babel Fourth)』の身体を捨て、『バビル五世(Babel Fifth)』の身体に転生したはず……。それが何故、女の身体になっている。……超能力に欠損は無し、いや基本の超能力はそれどころか種類も増やし強さも増している。身体的にも、これはまるで鍛え上げられた軍人の物の様だ)
    「アルテイシア様、いえ陛下。いかがなさいましたか」
    「……案ずることはありません、ラル。それより後程、『過去の時代』に作った人脈、部下になってくれた者たちが参ります。一部を除きほとんどが表に出る人脈ではありませんが、仲良くしてください」
    「!? ……ははっ!」
    (……ふむ、『アルテイシア』の記憶取得および、人格融合完了。ずいぶんと未来に来たものだな。いや、世界自体が変わっている可能性もある、が。だが、いるのだろう『孔明』に『三つの護衛団』)
    (はっ)
    (十傑集は?)
    (『この世界』では、1人たりとも欠けておりませぬ)
    (そうか)

    アルテイシア・ゾム・ダイクン……否、『ビッグ・ファイア』は、その『透視(クレアボワイヤンス)』能力ではるか宇宙を眺め遣る。この宇宙は、地球圏は『病んで』いた。『彼女』は目を眇める。そして、かすかに感じる苛立ちを飲み込んだ。

  • 4二次元好きの匿名さん25/08/14(木) 21:59:02

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  • 5二次元好きの匿名さん25/08/14(木) 22:04:00

    策士・諸葛亮孔明は、ランバ・ラル将軍らジオン公国重鎮との顔合わせを済ませた後、アルテイシアの執務室に呼ばれた。本来中国名では、名である亮と字である孔明は同時に名乗らない物であるが、この人物は双方同時に名乗っている。

    (孔明、僕の転生がここまで遅れ、しかも異世界へ顕現したのは、『黄帝ライセ(来世)』……否、それに転生した『ヨミ(黄泉)』の仕業か?)
    (然り。ビッグ・ファイア様の『転生(リーンカネーション)』を感知した黄帝ライセが、生命を捨てた超能力行使で妨害を行った模様。なれどあ奴はそれにより、正真正銘の自滅。転生に失敗した模様)
    (……そうか。あの宿敵が、消えたか)
    (まだビッグ・ファイア様の様に、遠き未来に異世界へ転生する可能性や、並行同位体が立ちはだかる可能性もありますが)
    (そうか……)

    アルテイシアは、はるけき過去よりの宿敵を喪失した事に、思う事が無いとは言えなかった。しかし彼女はすぐに思考を切り替える。表のジオン公国、裏のBF団、双方の再建。やらなければならぬ事は、多々あるのだ。

  • 6二次元好きの匿名さん25/08/14(木) 22:29:35

    本編:
    エグザベ君たちの日常が変わるとき

    「今日の所は、特に問題なかった様ですね」
    「中佐、その仮面どうにかならないんですか」
    「どうにもなりません」
    「まあまあコモリ少尉」
    「……!! 2人とも! 『来ます』!!」
    「「!?」」

    「フン、気にするな」
    「「!!」貴様は!」
    (!? 『読む』ことができない!?)
    「騒ぐな。わしはビッグ……否、アルテイシア陛下直属の諜報部隊『十傑集』所属、衝撃のアルベルト。こちらは呼炎灼(コ・エンシャク)だ。……来い。アルテイシア陛下がお呼びだ。そのギャンとか言うMSは、C級エージェント共が警護しておく故、気にするでない」
    「こ、このマスクのやつら、何処から!?」
    「……はぁ。コモリ少尉、ヒゲマン仮面殿。嘘は無いと思います。いえ、彼の実力だったら、こちらを始末しようとすれば」
    「エグザベ君の言う通りでしょうね。……どちらからお伺いすれば?」
    「公王庁舎の通用口から入れ。わしが案内する」
    「「「……」」」

  • 7二次元好きの匿名さん25/08/14(木) 22:56:36

    エグザベ君たち、昇進する

    「眩惑のセルバンテス、お傍に。コールドスリープより、目覚めましてございます。そして……」
    「衝撃のアルベルトが娘。十傑集見習いサニー・ザ・マジシャン、お傍に。コールドスリープより、目覚めましてございます」
    「よく来た。頼りにしている」
    「「ははっ!」
    「……来た様だ」

    「よく来ましたね、ヒゲマ……いえ、ここではシャリア・ブル『大佐』で構わないでしょう。そしてエグザベ・オリベ『中尉』、コモリ・ハーコート『中尉』」
    「「「!?」」」
    「……」
    「お呼びにより、参上いたしました、アルテイシア陛下」
    「「……」」
    「……全員に直答を許可いたします」
    「「「ありがとうございます、陛下」」」
    「これより貴官らを、1階級昇進させます。シャリア・ブル大佐はともあれ、残り2名、特にエグザベ・オリベ中尉は少尉のままでは能力に比して階級が低すぎ、使うに使えませんから。シャリア大佐も、これまでの中佐の階級では中途半端で、充てられる任務が制限されます。そして表に残らぬ働きではありますが、功績も貯まっていますから」

  • 8二次元好きの匿名さん25/08/14(木) 23:48:22

    この陛下、(一部だが)ぶっちゃけたよ……

    「ご無礼な質問を、よろしいでしょうか」
    「なんなりと、どうぞ大佐」
    「アルテイシア陛下は、『アルテイシア陛下』でございますか」
    「ある意味では違いますね。大佐は、前世の記憶と言う物を肯定いたしますか? いえ、この質問は無意味ですね。事実、わたくしがその証明なのですから」
    「「「!!」」」
    「わたくしは即位式直後に、前世の記憶とその能力を受け継ぎ、それがアルテイシア・ソム・ダイクンの能力に加算、一部は乗算され、今のわたくしになっています。十傑集などの者達は、コールドスリープ措置などにより、遠き過去より現在まで眠りについていた、過去のわたしの部下たちです。わたしの覚醒を知り、駆け付けて来てくれたのです」

    「ご安心なさい。わたくしは、アルテイシア・ソム・ダイクンの要素も多分に受け継いでおります。大佐と交わした約定は、覚えておりますし、守る心づもりでおりますよ」
    「安堵、いたしました。他者の心が見えないというのは、難しきこと、ですな。失礼な事とは思っておりましたが、現実問題として、わたしがどれだけソレに頼っていたか分からせられるという物です」
    「なれど……。孔明、当初シャリア・ブル大佐の目算ではわたしが公王位を引退もしくは実権を議会に移譲し、権力から離れられるまで10年という目算でしたが?」
    「……足りませぬ、な」
    「「「!!」」」
    「短い。短すぎる。それは全てが最善の道筋を通った場合の見積もり。だが陛下はジオン公国のみならず、地球圏の安定を求めておられます(そうしなければ、安心して裏に専念できないからでもありますがね)。ですがそれを最短で達成してしまっては、民衆というものは愚かなものです。個々の人間ならばともかく、集団としてはね。アルテイシア陛下の治世に甘え、その勇退、引退など合意せぬでありましょうよ。それを教育し、議会に任せられる様になるのに10年ではとても」
    「そういう事です。シャリア・ブル大佐。貴官との約定、果たせるまでにいましばし時間はかかるやも知れません。納得していただけますでしょうか?」
    「……委細承知いたしました」

  • 9二次元好きの匿名さん25/08/15(金) 03:08:08

    配置換え1

    「ソドン使えて、よかったですね。それとその仮面、似合いません」
    「そうですね、コモリ少尉。そして仮面は似合っています。そう言ってください」
    「あんたら、大佐と中尉に相応しい言動しろ」
    「「申し訳ないですラシット艦長」」

    「エグザベ中尉、操縦系のC3-8ユニット、ダイヤルをコンマ2上げてください」
    「こうかい、整備班長?」
    「そうです。3、2、1、はい終了」
    「いつもありがとう整備班長」
    「いえいえ、こっちも仕事ですから」
    「……エグザベ中尉。ドリンクチューブでもどうだね」
    「ああ、たしか『素晴らしきヒィッツカラルド』さん。ありがとうございます」
    「構わないとも」

    「少し、話をしておこうと思ってね。たぶん間違いなく、わたしの事を君は嫌う類の人物だと思うからね」
    「そんなことは、いえ。……嘘は良く無いですね。たしかに貴方に、嫌な、とまでは言いませんが、何か違う物を感じています。ですがそんなはっきりしない物で、他人を決めつけるのは」
    「あたっているとも」
    「え」
    「君は理屈や論拠がはっきりしていないのに、それに基づいて動く事はあまり善しとはしていないようだね。特に、感覚的なものや勘に流されるのは、緊急事態でそれ以外に判断基準が無くもない場合は、避けるタイプだ」
    「……はい」
    「だがこの場合、君の勘はあたっている。わたしはいわゆる暗部の人間であることは理解できているだろう? 中でも、わたしは必要以上に○しを嗜む人間だ。敵であらば、弱気を嘲笑いその4を楽しむ人間だ。それ故に、誇り高い他の十傑集からは嫌われているとまでは言わないが、疎まれている。もっとも『眩惑のセルバンテス』からは、嫌われているどころか嫌悪され軽視されている世界もある、との警告と忠告を受けたが」

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