ここだけめっちゃフルアーマーなシャーレの生徒Part4

  • 1布留亜マア(ルア)◆7TUz.X5chA25/08/15(金) 09:44:43

    所属: 連邦捜査部S.C.H.A.L.E
    身長:144cm
    覚悟:64 戦闘:95 事務:85 医療:42 運動:98 技術:63
    政治:37 交渉:93 知性:76 慈悲:75 倫理:77 神秘:90

    ちゃんとした重症を負うほどの敗北を知ったルア。
    次こそは負けまいと、頑張っているのであった。
    数値上は95となっているが、そしてどう頑張っても最強格に勝つ事はない。ちょっとギリギリで負ける。
    でも、シルエットでの同士の戦闘なら・・・?

    備考
    初めて戦う相手にはめっぽう強いが、3回ぐらい戦った相手からは動きを読まれ始める。戦闘57はこれが原因、格闘ゲームのように一定の動きを組み合わせて戦うので動き同士の融合もしくは、レパートリーを増やすことが課題である。

    武器の扱い
    AR:69 SR:73 HG:59 SMG:100 MG:100
    SG:100 GL:63 MT:95 FT:100 RG:48 RL:48

  • 2布留亜マア(ルア)◆7TUz.X5chA25/08/15(金) 09:45:46
  • 3布留亜マア(ルア)◆7TUz.X5chA25/08/15(金) 09:46:46
  • 4布留亜マア(ルア)◆7TUz.X5chA25/08/15(金) 09:52:21
  • 5布留亜マア(ルア)◆7TUz.X5chA25/08/15(金) 09:59:25

    〜あらすじ〜
    ついに始まったアリウスとの本格衝突!ミサキがネルにやられて、ツルギとカヨコでヒヨリを追い詰めるも、そこに現れたのは誰も見たこともない兵器を携えてきた大人、そして追いつきつつあるトラック、ゲマトリアの新型の性能とは!?

  • 6布留亜マア(ルア)◆7TUz.X5chA25/08/15(金) 10:11:11

    >>2

    更新しましたので下の方見といてください

  • 7布留亜マア(ルア)◆7TUz.X5chA25/08/15(金) 10:48:54
  • 8布留亜マア(ルア)◆7TUz.X5chA25/08/15(金) 10:50:01

    分かりやすめのやつも作ったんでこっちも見てみてくださいね。

  • 9布留亜マア(ルア)◆7TUz.X5chA25/08/15(金) 11:43:23

    「おいおい、ビームか?あれは!」
    ネルが声を荒げたあと、そのシルエットの使い手が手を上げる。
    「行きなさい、ドラグーン。」
    すると小型のビットとそれより少し大きい大型のビットがそれぞれビーム放ってくる。
    「!?」
    「嘘だろ!?」
    「ギヤァァァァァッ!!」
    「ツルギ!」
    2本のビームがツルギの脛あたりに直撃し、装甲を溶かして足を貫通する。
    「大丈夫か!?」
    貫通した部分からは血が大量に出ていいるがツルギの再生能力と穴の細さも相まってすぐに塞がった。
    「おーい!!」
    ネルが達の後ろから声が聞こえる。
    「ルア!」
    ルアが猛スピードで接近してくる。
    「撤退する!」
    カヨコが通信を使ってルアに伝える。
    「撤退!?」
    「ほぼ2機破壊したし、あっちの新型はビームを使ってくる!」
    「オッケー、当たったらごめんよ!」
    ルアは砲門全て前に向けてあの大人に向けて放った。

  • 10布留亜マア(ルア)◆7TUz.X5chA25/08/15(金) 11:44:43

    少し前に書いたルア(水着です)ご納めください

  • 11布留亜マア(ルア)◆7TUz.X5chA25/08/15(金) 14:46:37

    煙が晴れて状況が見えてくる。
    「おいおいおいおいおい、僕の経験にあんなシールドなんて、みたことないぞ。」
    そこには頂点にビットみたいなのがそれぞれの角にいる三角形のビームシールドが防ぎ切っていた。
    そしてシールド解除すると、そのビットがビームで牙を向けた。
    「危なっ!」
    四方八方からビームを打たれるが4枚の盾で致命傷を避けながらあの大人に接近していく。
    「喰らえ!」
    二連装ライフルで撃つが突如横から別の人物が割り込んできてそれを防いだ。
    (2人目、それも・・・)
    2人目は顔を髪とマスクで隠した多分儚げな少女だ。
    (同型!)
    再び四方八方からビームが迫ってくる。
    「チッ・・・!」
    ロケットランチャーを3発と同時に閃光弾を投げる。
    「「!?」」
    相手の2人は同時に動きを止めて攻撃が一瞬止む。
    「逃げっぞ!!」
    ルア達はもう近くに来ているトレーラーに向かって撤退していく。
    「大人の目から逃れることはできません。」
    その女性の大人は自身のドラグーン(ビット)を大型1つ小型2つを繋げて巨大なビームの剣を2本作った。
    「急げ!急げ!」
    それが猛スピードで回転しながら背中に迫ってくる。
    ドドドォン!
    大砲のような銃声が3回響く。次の瞬間、2つの大型のドラグーンが機能を失い、剣が消えた。
    「早く乗りなさい。」
    「ありがとう、アル社長。」
    カヨコが感謝の言葉をすれ違い様に述べる。そしてネル、ツルギ、カヨコはトレーラーの中に順に帰還していく。
    「あなただけでも!」
    プロヴィデンスを操るベアトリーチェがルアの後ろからビームを放つ。
    「やると思った!」

  • 12布留亜マア(ルア)◆7TUz.X5chA25/08/15(金) 14:49:04

    それをサブアームの盾で防ぐ。
    「落ちろ!」
    ストロムスラッガーを2本連携させてブーメランのように投げる。
    「なっ!?」
    相手の2人はそれを見切れず、ベアトリーチェの顔に直撃する。
    (やはり初心者か・・・)
    そしてそのままトレーラーに入ってアルが煙幕を立てて撤退した。

  • 13布留亜マア(ルア)◆7TUz.X5chA25/08/15(金) 21:57:05

    「ウタハ!あの技術に見覚えは!?」
    「ないよ!ビームを飛ばす技術だって実用化は光の剣以外されてないんだから!」
    ウタハはあの技術に焦っていた。
    (私とて技術者の1人として技術の進歩は嬉しいが、あれは、ヤバい!やに解き放たれたらどのようなブレイクスルーを引き起こすかわかったもんではない!)
    「もし・・・追撃隊が来たらどうする?」
    ツルギがそう問いかける。
    「私と、」
    「私が・・・出ます。」
    「僕も出よう。」
    ムツキとハルカ、そしてルアが名乗りを上げる。
    『今のところ追撃はないわ。』
    アルからそう報告が入る。
    「じゃあこのまま全速力逃げ切るよ!」
    ウタハはアクセルを全開にしてカタコンベに逃げていった。

  • 14布留亜マア(ルア)◆7TUz.X5chA25/08/16(土) 07:56:13

    《1.2.3.GO!》
    「・・・紅茶でしたらもう大丈夫です。」
    ナギサがノックにそう答える。
    「・・・可哀想に、眠れないんですね。」
    「えぇ・・・待ってましたから、あなた達を。」
    「!?」
    ナギサがパチンと、指を鳴らす。
    「Yes my friend」
    床が開いて、そこからペペロミアシルエット改を身につけたヒフミが現れた。

  • 15布留亜マア(ルア)◆7TUz.X5chA25/08/16(土) 14:37:34

    「さぁ、連れていってください。」
    (どういうことですか・・・?ナギサ様はアリウスがトリニティに来てることなんて知らないはずです!それにヒフミさん述べるあの装備・・・シルエット・システムじゃないですか!)
    「ハナコ」
    アズサから声が掛かる。
    「ヒフミとナギサに何があったのかは後で聞けばいい、少なくとも分かることはこちらに従ってくれることだ。」
    その後はアズサが足止めヒフミとハナコでナギサを連れていき、それぞれのポイントについた。

  • 16二次元好きの匿名さん25/08/16(土) 22:25:45

    おぉ

  • 17 布留亜マア(ルア)◆7TUz.X5chA25/08/16(土) 23:01:02

    外から爆音が響き渡る中・・・
    「ヒフミさん、どういうことですか?」
    「ごめんなさい!!」
    ハナコがヒフミに詰め寄り、ヒフミが90度頭を下げる。
    「まず、なんでその装備を持っているのですか?」
    「あとなんで全部知ってることこれまで黙ってたのよ!」
    「アズサちゃんの件を聞く前の日、布留亜ちゃんが昼にいたじゃないですか。」
    「先生の助手さんですね。」
    「その時に布留亜ちゃんが情報を全部引き出しちゃったんです!」
    「あの時に・・・!」
    「はい。」

  • 18二次元好きの匿名さん25/08/17(日) 08:32:53

    保守

  • 19 布留亜マア(ルア)◆7TUz.X5chA25/08/17(日) 08:52:12

    ガスマスクをつけたアリウスの部隊が1人のことを包囲していた。
    「追いつめたぞ。」
    「・・・」
    暗闇の先にある人物は何も答えない。
    「トラップもない、補給もない、仲間も居ない、この三拍子の中でよく戦ったよ!」
    「・・・」
    「なぁ!?白洲アズサ!」
    その人物は動かないし、何も喋らない。
    「なんとか言えよ!」
    銃口を向ける。
    「嘘吐きさんよォ!!」
    そう言われてその人物は動き出した。
    「一つ、訂正してください。」
    その人物は腰についているクライム・アンカーを飛ばした。
    「アズサちゃんは、あなた達の言うような悪い嘘吐きな人ではないです。」
    そしてクルクルと回転して蹴りを入れる。
    「・・・!?」
    「自分の心に正直になれる私の大切な友達です!!」

  • 20 布留亜マア(ルア)◆7TUz.X5chA25/08/17(日) 12:49:24

    「いつ、そして何者だ・・・お前は・・・!?」
    「私は、阿慈谷ヒフミ!いたって普通の女の子です!」
    「お前のような普通があるか!!」
    ヒフミは隊長だと思われる人物を蹴り飛ばしたあと、残りのアリウス生も滑らかに撃破していく。
    「左行ったぞ!」
    「なんだこのキモイ鳥!」
    「ペロロ様です。」
    「ガッ!」
    ダミーバルーンをばら撒き、一人、また一人と気絶させられる。
    「邪魔すぎる!」
    「ここは私の土俵です!」
    アリウスの部隊がヒフミを狙うのに苦戦してる中、間を持ち前の2次元機動でスルスルとすり抜けて打撃を叩き込んでいった。

  • 21 布留亜マア(ルア)◆7TUz.X5chA25/08/17(日) 21:44:27

    「すごい、ヒフミってあんなにアクロバティックな動きができるんだ・・・。」
    「それは特訓してましたからね。」

    〜TAS結成時まで話は戻る〜
    ある日、ナギサがヒフミを招いてお茶会を開いた時だった。
    「私に、シルエットを!?」
    「はい、ヒフミさんなら渡しても大丈夫だと信頼できますので。」
    「いやいやいやいや、他に候補とかいなかったのですか!?私が受け取るには勿体無いです!」
    「理由ならもう一つあります。」
    「え?」
    「あなたがいい感じの実力を持ってるからです。」
    「私そんな強くないですよ!?」
    「そうです、それがいいんです。」
    ティーカップを置いてナギサが話し始める。
    「私がトリニティの実力者にシルエットを渡したらどうなると思いますか?」
    「その人が注目されますね。」
    「では、実力が100の人がツルギさんだとして、私が実力65ぐらいの人にシルエットを渡したらどうなると思いますか?」
    「その人が少し話題になりますね・・・」
    「その後、ツルギさんに渡したとしたら?」
    「強い人の方が話題になる・・・あっ!」
    ナギサが紅茶をまた一口飲んでそれで紅茶が切れる。
    「そういうことです。」
    「でも、それだったら正義実現委員会のイチカさんとかは・・・?」
    「それでは力が集中しすぎてしまいます。」
    若干食い気味にナギサが答える。
    「・・・考えておきます。」

    て感じのやりとりがあったらしい。

  • 22二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 01:24:55

    ペペロミアの花言葉は片思い・・・

  • 23 布留亜マア(ルア)◆7TUz.X5chA25/08/18(月) 10:01:19

    「シルエット使いだと!?」
    「距離をとれ!なるべく背中のバックパックを狙うんだ!」
    「「「「「了解!」」」」」
    アリウス生達がヒフミを取り囲むように陣形を組もうとする。
    「あれまずいんじゃないの!?」
    「いくらシルエットを使っているといえど弱点のバックパックを疲れたら1発だ!」
    「支援しましょう!」
    募集授業部の面々が支援しようとする。
    “いや、その必要は無いと思うよ。”
    「先生!!ヒフミを見捨てる気!?」
    コハルが先生の意見に反論する。
    “いや、ヒフミは強いよ、心も体も。”
    「えぇ、それにペペロミアにとってはいい舞台です。」
    「え?」
    「確か、ヒフミさんの装備は地上戦最速の装備です。」
    ハナコがナギサとの会話でペペロミアのスペックの話を聞いたことを思い出しながら話す。
    「なるほど、でも射程外というものはあるだろう?」
    「じゃあその辺をカバーしてあげよ!そしたらヒフミも楽になるじゃん!」
    「ですね、そうしましょう。」
    “指揮は私が。”
    「では!」
    こうして《ハサミ作戦》(コハル命名)が始まった。

  • 24二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 19:39:23

    保守

  • 25 布留亜マア(ルア)◆7TUz.X5chA25/08/18(月) 20:22:56

    「12345・・・このぐらいなら!」
    取り囲んだアリウス生は即座に集中砲火を開始するも、ヒフミはそれを上にジャンプして避ける。
    「よっと、」
    体育館の天井にクライム・アンカーを射出ある程度巻き取って宙にぶら下がる。
    「ちょい上だ!」
    銃弾が飛んでくる中、体の上下を入れ替えてスラスターレッグとバックパックのスラスタを使い空中ブランコのように移動する。
    「うわわわわわわわわわ!?」
    そしてその進路上には一人のアリウス生がいた。
    ガッシィィィッ!!
    「捕まえました!」
    「しまった!?」
    勢いは衰えることはなく天井近くまで行くとアンカーを引き戻し、回転しながらブランコから跳んだような軌道を描いて落ちていく。
    「やぁっ!」
    アリウス生が下になった瞬間スラスターを下方向に進むように吹かせた。
    ドスン!
    「まず、一人・・・です。」

  • 26 布留亜マア(ルア)◆7TUz.X5chA25/08/18(月) 21:06:32

    するとアリウス生達の後から銃声が聞こえてくる。
    “動揺してるよ!どんどん撃っちゃって!”
    「くっそ!後ろからも・・・桐藤ナギサ!?なんで!?」
    「副隊長!どうしますか!」
    「えぇい!遮蔽物を確保しろ!数で押せば・・・!」
    アリウスの部隊が指示通りに行動を始めたとき反対側からも銃声が聞こえてくる。
    「ナイスですみなさん!」
    ヒフミが一人ずつ中距離からアリウス生をシバいて回っている。
    「シルエット使い・・・!」
    後方にいた隊員達は応戦を始める。
    「当たらなければどうということはありません!」
    姿勢を低くして移動、そのまま中心にスライディングで飛び込んでいき4人の敵に対して前方の敵には飛び上がるついでに膝蹴りをかまし、後ろの敵にはスラスターで一回転してオーバーヘッドシュートのような形で沈め左右の敵に対しては、高い移動力で前に出て両手に銃を持ってノーガードのところに乱射して沈めた。

    (にしても、数が減りませんね。)
    戦っているうちにハナコはそんな違和感を持った。
    「正義実現委員会には連絡しましたか?」
    「ハスミ先輩に伝えました、写真付きで!」
    「ありがとうございます」
    (来るのですね、このタイミングで。)
    ドゴォン!
    体育館の扉が吹き飛ぶ。
    「あれー?ナギちゃんここにいたんだ。」
    「えぇ、全部知りましたから。」

  • 27二次元好きの匿名さん25/08/19(火) 05:20:02

    朝保守

  • 28二次元好きの匿名さん25/08/19(火) 11:56:51

    このレスは削除されています

  • 29布留亜マア(ルア)◆7TUz.X5chA25/08/19(火) 19:58:07

    「これ、ちょっとな〜予定が狂っちゃったな〜・・・」
    「それで、貴方はここで何をしたかったのですか?」
    「そりゃあもちろん、暗殺だよ〜。」
    能天気な声でそう言い放つ。
    “・・・っ!!”
    「わぁ怖いな〜、初めて見たよ先生のそんな顔。」
    “何故、こんなことを・・・!”
    「聞きたい?それはね・・・・・・」
    「「ゲヘナが嫌いだから。」でしょう?」
    ナギサがミカの台詞を言い当てる。彼女達は幼馴染なので互いが言おうとすることも大体わかるのは当然だろう。
    「わかっちゃうんだね。」
    「何年一緒にいたと思っているのですか?」
    「・・・・・・私はあんな角付き共は嫌いなの。心の底から、何よりも!」
    「だから、エデン条約を取り消そうと?そのためにナギサさんを・・・・・・?」
    「えっと・・・・・・誰だっけ?私、顔覚えるの苦手なんだよね・・・・・・」
    「あぁ、思い出した、浦和ハナコじゃん。礼拝堂の授業の時に水着で参加して追い出された、あの。あははっ、懐かしいねぇ。」
    「・・・・・・」
    沈黙が起こり、すぐにミカが口を開く。
    「まぁ、一応答えてあげるとそのとうりかな、だってナギちゃんがエデン条約なんて変なことをしようとするからさぁ。もう一回言うけど、あんな角の生えた奴ら時に平和条約だなんてゾッとしちゃうよー。絶対に後ろから刺してくるじゃんね。」
    「ミカ・・・!」
    「わかってるでしょ?私たちはドロドロした世界に住んでるってこと。ま、そう言うことだから同じくしててくれる?」
    “じゃあやっぱりエデン条約はれっきとした平和条約・・・・・・”
    「うん、あの時は騙してごめんね。」

  • 30布留亜マア(ルア)◆7TUz.X5chA25/08/20(水) 00:32:40

    「でも、必要なことだったから。」
    「っ・・・!」
    ナギサがいろんな感情を含めてミカを見る。
    「アリウスの子達も元はトリニティのだし、なんなら憎悪の面は凄まじいだろうしね。ナギちゃんを失脚させた後は私がトップになるから待遇は安心していいよ。」
    「アリウスを、クーデターの道具にしたと言うのか!聖園ミカ!」
    「“さん”をつけて欲しいな、白洲アズサ。」
    するとアリウス生達が隊列を組み始め、
    「いくよ、」
    ミカも銃を構える。
    “来る!”
    「もう、戻る気はないのですか・・・?」
    先生の号令で補修授業部の面々が武器を構える。
    「ナギch・・・いや、桐藤さん。」
    しかしナギサは「あぁ・・・」と、言葉を溢すことしか出来なかった。

  • 31二次元好きの匿名さん25/08/20(水) 09:23:22

    かなしい

  • 32布留亜マア(ルア)◆7TUz.X5chA25/08/20(水) 09:50:25

    大隊単位によるアリウスの数による銃撃、先生の指揮による小隊単位で潰していく少数精鋭の攻撃。どちらも突出した性能駒がいるにも関わらず、戦況はどちらもダラダラとダメージを負い続けるだけの状況だった。
    「このまま数を減らしていけば私たちが勝てるよ!」
    “油断しないで、コハル。相手は浮いた駒から刺して来るよ。突っ込み過ぎずに戦って。”
    「わかってるわよ!」
    そう言ってコハルは手榴弾を投げてその隊との戦闘を終わらせる。
    「やった!」
    “物資をそっちに送るよ。”
    先生がシッテムの箱を操作して、物資をヒフミ達に転送する。
    prrrrrr・・・・・・
    「なんでしょうか?」
    ナギサに電話にかかって来て、誰かと話し出した。
    「・・・何ですって!?サイサリスが!?」
    天井の上から微かにスラスターの音が聞こえてくる。
    「「!」」
    ヒフミとナギサが一緒に上を向く。
    (早く位置を送らなければ!)
    ドゴォ!
    「・・・」
    「もー!遅いよ!錠前サオリちゃん!」
    仮面をした黒髪ロングのゴツい人形が見えた。

  • 33二次元好きの匿名さん25/08/20(水) 15:32:16

    便利だなぁシッテム

  • 34布留亜マア(ルア)◆7TUz.X5chA25/08/20(水) 22:28:04

    「私と聖園ミカであのシルエット使いを落とす。他は先生を狙え、庇いに行くはずだ。」
    「オッケー☆」
    ミカがダッシュでヒフミに近づく。
    (一人で来た!?)
    「えーい!」
    「やっ!!」
    ヒフミは蹴りを繰り出し、ミカは拳を突き出す。
    ベゴン!
    (痛い!生身の拳の衝撃がアーマーを貫通してきた!?)
    「あー?結構硬いなー。凹ませることしか出来なかったや。」
    ヒフミのスキャナーのアラートが鳴る、真左だ。
    「2号機!」
    「3号機のペペロミアか!」
    スラッガー同士がぶつかり合う。
    「これは私のペロロミアです!」
    少し距離を取った後、反撃とばかりにヒフミは腰のクライムアンカーをサオリに射出する。
    「捕まえました!」
    「アンカー!?」
    即座に巻き取る。
    「てやぁぁぁぁっ!」
    サオリの腹にペロロミアのホイールによる蹴りが脇腹に入った。

  • 35二次元好きの匿名さん25/08/21(木) 07:40:45

    朝保守

  • 36布留亜マア(ルア)◆7TUz.X5chA25/08/21(木) 10:49:17

    「ぐぉぉっ!?」(やはり、スピードが違う!)
    「このまま・・・!」(と、見せかけて・・・)
    ヒフミはダミーシールドバルーンを自分の進路上に投げて作動させる。
    「ペロロ様、お願いします!」
    そしてペロロ様型のバルーンに飛び込んでそれをトランポリン代わりに踏んで方向転換と同時に上へと飛び上がり、クライムアンカーを天井に引っ掛ける。
    (さっき見た構え!)
    「やァッ!」
    ヒフミはスラスター・レッグで加速する。
    (でもそれは正面からのカウンターに弱い!)
    しかしヒフミは体を反転させずそのまま突っ込む。
    (違う!?)
    クライムアンカーを引っ込め、脚を出す。
    「えいやーッ!!」
    「ゴフッ!?」
    ミカを飛び蹴りで轢き倒して、再びクライムアンカーを天井に引っ掛ける。
    「いたた〜・・・」
    ミカが3秒後くらいに起き上がり体勢を整える。
    ドスドスドスッ!
    (ボライデント!離脱しなきゃ・・・)
    ミカがそこから飛び退こうとした時足元に手榴弾が飛んで来て爆発が起き、コケてしまう。
    (ナギちゃん・・・!)
    飛んで来た方向をパッと見ると、覚悟を決めた瞳で自信を見ているナギサがいた。
    ボボボォン!
    爆煙の中を突っ切ったヒフミがミカを捕える。
    (あぁ・・・)
    天井にあたりまで上がりクライムアンカーを引っ込める。
    (これなら、)
    そして地面へと加速を始める。
    (安心かな・・・。)

  • 37布留亜マア(ルア)◆7TUz.X5chA25/08/21(木) 10:50:29

    脳天から地面はへと打ち付けられて捕まえられた体が自由になった瞬間、ミカは大文字になりその状態で気絶した。











    しかしその時の表情は何か安心したようだった。

  • 38二次元好きの匿名さん25/08/21(木) 19:47:03

    やったぜ

  • 39布留亜マア(ルア)◆7TUz.X5chA25/08/21(木) 21:18:13

    (後隙を!)

    自身の拳銃を取り出し狙いを定める。

    (誰もそこからは逃れられない!)

    ベアトリーチェから渡された特殊な貫通弾でサオリはヒフミに向けて発砲4回する。

    「バルーン!」

    ダミーシールドバルーンを自分の目の前に出して遮蔽物代わりにする。


    被弾数dice1d4=4 (4)

  • 40二次元好きの匿名さん25/08/22(金) 06:20:57

    最大数かよ
    あぶねぇ

  • 41布留亜マア(ルア)◆7TUz.X5chA25/08/22(金) 07:34:29

    「あうっ!?」(バルーンのシールドが効かない!?)

    サオリが撃った貫通弾は電磁シールドを食い破り、バルーンをそのまま貫通して最初に3発ヒフミに命中する。

    「うわぁっ!!」

    カシャン!

    最後の4発目がスキャナの表示画面部分に命中してスキャナーのサポートが実質消える。

    (今ならやれる!)

    「っ!」

    そんなことも知らずに高威力アサルトライフルするが、音となんとなくの直感で対応しようと両肩のウェーブアタッカーに手を伸ばした。


    シスフdice1d2=2 (2)

    1.来た

    2.まだ来ない

  • 42二次元好きの匿名さん25/08/22(金) 16:32:40

    来ない
    もうちょっと頑張ってくれ

  • 43布留亜マア(ルア)◆7TUz.X5chA25/08/22(金) 20:16:59

    ヒフミの投げたウェーブアタッカーはサオリが右手に持ってる高威力ARに、サオリの放った弾丸はヒフミの左脚のスラスターにそれぞれ命中した。

    (痛み訳にしてはこっちのやられた武装の部分が大きいです・・・。)

    (脚は削った、代わりに中距離の選択肢が取りづらいが硬さには自信がある。向こうでシャーレの先生と争ってる本隊が勝ってくれたら丸く収まるが、多分そうは行かないだろう。だから私はペペロミアをこの盤面から退かす必要がある。)

    睨み合いのみ状況が続く中、サオリはさらに思考を続ける。

    (アトミック・バズーカの弾頭は残り2発、別で進行中の『骨の屑作戦』で1発使うからこれで自由に使える枠はもうないが・・・どうする?)


    dice1d2=1 (1)

    1.使う

    2.使わない

  • 44二次元好きの匿名さん25/08/22(金) 23:15:07

    おっとぉ・・・?

  • 45布留亜マア(ルア)◆7TUz.X5chA25/08/23(土) 07:40:49

    「聖園ミカを回収して下がれ。『弾頭』を使う。」
    「ここでですか!?いくらシルエットの装甲だとしても耐えられるはずがありません!」
    「こいつは普通のシルエットとは訳が違う、弾頭の熱波を至近距離で食らったとしても耐えれる設計になってる筈だ。」
    「・・・幸運を祈ります!」
    このやり取りの後アリウス生達は前線は維持しつつ撤退の準備を始めた。

  • 46布留亜マア(ルア)◆7TUz.X5chA25/08/23(土) 16:01:07

    「あたって下さい!」
    片膝をつきながら空中にいる高威力ARでサオリを牽制する。
    (やつの体力が切れて来たな、攻撃が単調だ。)
    後ろに背負っていた盾を前に構え、左のラックからツイン・ストロム・トンファーを手に取る。
    「来る!」
    そしてその弾幕の中を大盾を構えてダメージを受けずにヒフミに接近する。
    「はぁっ!!」
    トンファーで叩いて、弾丸を防いでくれた大盾でヒフミを壁に突き飛ばす。
    「あうぅ・・・・・・」(意識が、もう・・・)
    ヒフミは気絶してしまった。


    「後、もうちょっと!」
    「あぁ、油断せず戦おう。」
    “私も出来る限りサポートするから何でもいってね。”
    するとアリウスの後方から信号弾が発射される。
    「撤退ー!撤退しろー!」
    「『人』はもったな!退けー!」
    「巻き込まれるぞ!早くしろ!」
    するとアリウスの軍勢が引いていくではありませんか!
    「逃げてる?私たちの勝ち?」
    「変なタイミングとも言えるし、良いタイミングとも言える・・・深追いは禁物だ。」
    すると先生が駆け出す。
    “ヒフミ!”
    少し先に倒れているヒフミを発見した。
    “ヘイローが無くなってる・・・頑張ったんだね。”
    「そういえばミカさんとサイサリスを見てません。」
    ナギサがあたりを見渡してそういえばいないことに気づく。
    ガコン!
    何かが合体したような音が聞こえた。一同が振り向けばそこには肩のバズーカを構えたサオリが立っており、直後に視界は白い光に包まれた。

  • 47二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 23:01:28

    あれ?これ先生大丈夫?

  • 48二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 08:02:03

    わーお
    エライものが向けられてるぞ

  • 49布留亜マア(ルア)◆7TUz.X5chA25/08/24(日) 11:36:46

    「クックックックックッ・・・貴方の生と時間を代償に『ナニカ』を与えるそのカード、それを今ここで、使うのですね?」
    別の空間、あるいは見えない場所、そこから観測している黒スーツの男がいた。だが、その姿はヒトとしての影は保っているがとても人とは形容しがたいまるで異次元人のような見た目だった。
    「見せてもらいましょう、大人のカードの力を。」


    アズサが目を開ければ、そこには先生がクレジットカードカードを持って立っていた。さらにその前には、何故か水着を来た百合園セイアと見慣れた格好の錠前サオリを含めた6人の生徒が立っている、「これは現実なのか?」と疑うような光景があった。

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