Re:見つけましたよ、杏山カズサ 5

  • 11825/08/16(土) 14:53:22

    ここだけ15年前に行方不明になった杏山カズサを探し続けていたレイサがいる世界。
    なお、カズサには30分程度道に迷ってたぐらいの認識しかない。

  • 21825/08/16(土) 14:54:31


    (保守ありがとうございました!)
    (お盆明けてようやっと落ち着きそうです)

  • 31825/08/16(土) 14:55:50
  • 4二次元好きの匿名さん25/08/16(土) 14:56:20

    まってた

  • 51825/08/16(土) 14:57:00

    -登場人物-
    ■栗村アイリ SUGAR RUSH 30才
     バンド活動を提案した元凶。ほんとの初期の初期はきちんと、路上やライブハウスなどを使った、普通のコピバンだった。のちに出会ったカヨコに聴かされた耽美系のバンドにハマり、遅い中二病を発症した。チョコミントは今も好き。旅は一粒で二度おいしい。
    ■伊原木ヨシミ SUGAR RUSH 31才
     バンドの方向性を変えた元凶。客が数人しかいないコピバン続ける意味が見いだせなくイライラして、銃声を楽器として用いたところ歓声(悲鳴)があがったので、勘違いした。甘いものは今も好きだけど、あくまで普通の人よりちょっと好き程度に落ち着いてる。楽器が神聖なものだと思ったことは一度もない。
    ■柚鳥ナツ SUGAR RUSH 30才
     バンドをテロリストに変貌させた元凶。楽器として火器を使うなんて音楽を舐めるな! とステージに乗り込んできた大人とケンカになり、ヨシミと一緒になって暴れ、ライブハウスを全壊させた。クロノスとネットニュースに取り上げられ、知名度稼ぎに使えると気づいたナツの行動は、早かった。音楽の趣味はカヨコ譲り。スイーツは気分で買う程度。Good Job.
    ■杏山カズサ SUGAR RUSH 16才
     15年間消えていました。

  • 61825/08/16(土) 14:58:28

    -登場人物-
    ■宇沢レイサ S.C.H.A.L.Eトリニティ支部 31才 
     学生時代の(ほぼ)3年間は、杏山カズサを探すついでに自警団任務をきちんとこなしていた。他校の自治区にまで遠征して問題を起こしたこともしばしば。卒業するまではスイーツ部とは今まで通り、ときどき情報交換に会う程度。大きな会場でリズムギターが欲しい時はたびたび拉致されるので、練習は欠かさない。
    ■エリナ S.C.H.A.L.Eトリニティ支部 23才
     トリニティ支部正規職員。レイサの子飼い。トリニティの支援を受けているが、あくまで独立自治区を宣言しているアリウス出身。神学を修めるためにトリニティのシスターフッドに部活動のみ参加。経典の解釈について誰彼構わず論戦を挑み、らちが明かなければ正式に武力決闘を申し込む辻斬り御免タイプ”だった”。一つ上の元シスターフッドの長と仲が良い


    ■和泉元エイミ S.C.H.A.L.Eミレニアム支部 31才
     特異現象捜査部としての活動が終わった後、セミナー主導の案件をこなすミレニアム内の便利屋みたいな立ち位置だった。おかげで顔が広い。卒業後やることもないし、とS.C.H.A.L.Eに入った。後輩の面倒を見るのは好き。ミレニアムは卒業後にキヴォトスに帰ってくる元生徒の比率が他自治区と比べ圧倒的に高い。部活動の顧問として活動しているものもいる。ヒマリも元気にどこかでサイバーテロしてるし、ときおりエイミの端末をハックして連絡を取り合っている。

  • 71825/08/16(土) 14:59:45

    -登場人物-

    ■小鳥遊ホシノ S.C.H.A.L.Eアビドス支部 32才
     自分自身すっからかんになるまでアビドスのために奔走し、借金返済の目途を付け、未来の土台を作ったうえで卒業。燃え尽き症候群でもう戻ってくるつもりはなかったが、後年後輩たちに捕えられ、支部長として縛られる。カズサ捜索に参加するだけでいくらか助成金が出ると聞き、顔も知らないけどアビドスとして参加を表明した。七生徒の一人。
    ■黒見セリカ 柴関 31才
     ホシノが提案し、二年の先輩たちが進めていた百鬼夜行との姉妹校提携計画を引き継ぎ、アヤネと一緒にインフラを整え、本格的に制度として施行させた七生徒の一人。去年、柴関の大将に打診され店を引き継ぐ。店を譲ったのは騙されやすい性格のセリカのため。SUGAR RUSHとの付き合いが一番深い。太ったことは気にしていない。
    ■シロコ*テラー S.C.H.A.L.Eアビドス支部 33才
     こっちの世界のシロコが卒業すると同時に学籍を外れた。ホシノを連れ戻すと言って卒業して行ったシロコやアヤネ達を待ちながら、百鬼夜行との折衝、後輩たちの面倒を一人で回す。なので、こっちの世界のシロコよりも数年分顔が広いため、外部折衝を任されることが多い。七生徒の一人。

  • 81825/08/16(土) 15:02:06

    ■先生 S.C.H.A.L.E連邦捜査部 40代中ごろ
     まともに杏山カズサの捜索活動ができたのは半年ほど。以降、実際に動いていたのはほぼ黒服。彼の研究成果と予想を聞いてるうちにカズサは見つからないのでは、という諦めに侵されていったが、適度に希望を与えられるのであきらめきれないジレンマに苦しめられた。レイサと連絡を取るたびに胃痛がしている。が、一途に一人に尽くしたレイサは一番信頼している職員でもある。
    ■狐坂ワカモ S.C.H.A.L.E連邦捜査部 34才
     先生に条件を付け、先生も条件を飲んでようやく卒業。結局3年留年した。やり方が洒落にならなくなったSUGAR RUSHを見かねてこっそり接触し、あくまで”キヴォトスの日常よりちょっと派手”程度の穏やかなテロの仕方を叩きこむ。MXSTREAMには「SUGAR RUSH VS ワカモ」の煽動対決が残っている。トリニティスクエアと大聖堂を半壊させた暴動の末、勝者はワカモだった。

  • 91825/08/16(土) 15:03:37

    -登場人物-

    ■栗浜アケミ キヴォトス乙女連合 34才
     杏山カズサ捜索をレイサに頼まれ、勝負を仕掛けて負けた。なので出来る限りのことをと、それまでなあなあなつながりだったスケバンを組織化し、全自治区に拠点を持つ巨大組織を一代で築く。その資金源はお酒と不動産と輸送関係。たばこ事業は実入りが良くないと思っていた矢先、アビドス抗争が勃発したため、手を引く。
    ■タミコ キヴォトス乙女連合 16才
     中学時代にやりたい放題していたら「学校に来るな」と言われ、ふてくされていたところをスケバン組織の勧誘を受ける。トリニティスケバンの汚れ仕事とまで言われたSUGAR RUSHの世話役。少年漫画や王道ストーリーの映画が好き。24時間勤務でもSUGAR RUSHたちはほとんど帰って来ないし、実は楽な仕事なのでは? と思っているが、無給なことを忘れている。SUGAR RUSHがレコーディングに戻り、頑張った自分へのご褒美に街場まで散歩しにきていたとき、カズサを見つけた。

  • 101825/08/16(土) 15:05:39

    -登場人物-

    ■陸八魔アル 便利屋68 31才
     社長。メンバーは増やしも減らしもせず、4人のままで行くことにした。学生時代と違い、今では正式に法人登録されている会社の社長。会社運営のためには学歴が必要と思い、必死に勉強して首席で卒業した。カヨコと共に、便利屋のゲヘナ卒業組。世間的にはちょっと割高だしわがままだけど、筋さえ通っていればなんでもしてくれるまさに『便利屋』として重宝されている。最大取引先はゲヘナ風紀委員会。
    ■鬼方カヨコ 便利屋68 33才
     課長。全身パンキッシュファッション。ワイルドハントに面白いバンドが居なくなったと思ってたところにSUGAR RUSHのゲリラライブを見て心奪われ、以降、密かなファン。ライブには必ず居るし、グッズは全部持ってる。が、ナツたちの音楽センスは、偶然を装って出会ったカヨコに育てられている。本人はプレイヤーではなくリスナーであることに誇りを持っている。ワカモと仲が悪い。
    ■浅黄ムツキ 便利屋68 32才
     室長。ハルカと共にゲヘナ退学組。社員雇って会社大きくしようかな、とぼやいたアルを丸め込み、このままの体勢で細々とやっていくことにさせた。その代わり煽動術がワカモ級になり、より大規模行動が出来るようになった。暴力と言うより言葉でいじめるのが好き。休日はだいたいハルカと一緒に過ごす。
    ■伊草ハルカ 便利屋68 31才
     平社員。出世は意味がないと感じたので断った。昔の出来事がきっかけでアル達を呼び捨てにすることを強制させられている。本人はようやく慣れて来た。アルへのクソデカ感情は変わらないが、母性側に寄って来たことは自覚している。カヨコに次ぐ音楽好き。ハルカの休日にムツキが合わせるが、たまには一人の時間が欲しいと思っている。まんざらではないとはいえ。

  • 111825/08/16(土) 15:12:49

    >>(https://bbs.animanch.com/board/5357363/?res=98



    『というわけでして、カイザー社は皆様をサポートすることに決定いたしました!』


    『やったー。聞いてるよねせんせー? 連邦生徒会の子も聞いてるかなー?』


     ホシノさんとやらがカメラに話しかけるようにへらへら手を振る。似合ってないスーツ姿。着られている感がものすっごい。ノノミって人と対比するともはやギャグの領域。ただし。ケンカしても勝てなさそうなのは、ホシノさんの方だ。さっきの苛立った時の一瞬。顔も声も、別人みたいに変わった。こういうタイプは経験上、ヤバイ。


     小虫が入り込んだちかちかする蛍光灯の下。昨夜、”これから”を話し合った重厚な座卓の上に並ぶ晩御飯。規則正しく、健康的な生活だ。朝食べて、昼食べて、夜食べて。外食もいいけれど、やっぱりこういう、手作りの食べ物っていうのは、体の調子を整える。


     楽器の調整をしていたみんなを尻目に、ネットで調べたボイトレのため、一日中このあたりを駆け回って、腹筋して。なぜか吊るされていたサンドバッグを叩き、温泉で汗を流し。最高の疲労感で煮物を頬張りながら見るテレビでは、特番として組まれたS.C.H.A.L.E支部の会見中継。


     食べさせるために摘まんだご飯。宇沢の目はテレビにくぎ付け。みんなも箸が止まっている。ハルカさんだけはもそもそと箸と口を動かして。どこかにこにこした顔で、テレビを見ている。


    『明日までに返答がなかったら、うちらちょーっと”お話”しに行くから。お茶の準備しといてね』


    「――ハルカさん! 今すぐタツミさん家に連れてってください!」


    「あー……タツミさんはもうお休みされてますので、明日ですね」


    「まだ20時ですよ!? アルさんたちに急いでもらわないとぉ!」


     そのかわり4時には起きてらっしゃいますので、とお味噌汁をすすったハルカさんは、しゃりしゃりと。小口のネギを噛んだ。

  • 121825/08/16(土) 15:17:31

     スマホの代わりの緊急連絡手段。そして、定期連絡の手段。

     旅館の坂の下に住む農家のタツミさんとやらの固定電話を貸してもらうという、ひどくアナログな方法だった。外に出て行った便利屋の方々も、宿泊先や潜伏先の近くの建物で固定電話を借りて、タツミさん家に電話を入れる。セキュリティ的な意味と、流動的に動くために。次の連絡先は都度教えてもらうことになっていたのだが。

     つまりは、こちらから連絡を取る手段は、ない。

     例外として今日の宿泊場所は昨日のうちに宿泊場所を共有されていた。だから、連絡を取ろうと思えば取れるのだけど……。家主がお休みしているなら、もう。そりゃしょーがない。セキュリティ云々で他人の電話って、とも思った。――朝方、ご挨拶に伺って。疑いは晴れた。気難しいひとと言うのは、どこか信頼できるものだ。

    「ガチで動くとマズいんですよアビドスの支部は! ハルカさんもご存じの通りです、荒事が好……得意な連中なんですから!」

    「レイサうっさい」

     ぽりぽりときゅうりの糠漬けをかじりながらヨシミが眉をしかめている。

    「いいじゃない。ハロウィーンの前夜祭みたいなもんよ」

    「ハロウィーン自体前夜祭なんですが!? テスト受け……てませんでしたねそう言えば!!」

    「おうよー。わたしたちは低学歴バンドマンさ。なら今年からハロウィーンには前夜祭があるとしようかー? 世の理に打ち勝ったわたしたちに、人の定めた理を変えることなど容易い!」

    「いいねそれ。きっと未来の人が言うんだよ。『このお祭りっていつから始まったの? 前夜祭の前夜祭っておかしくない?』『ふっふっふ……。むかしSUGAR RUSHという化け物バンドが居てだね……』!」

    「アイリ、それ採用。どうせなら派手に動いてもらいましょう。目くらましにもなるわ。レイサももうニートなんだし、S.C.H.A.L.Eの倫理がどうとか全部捨てちゃいなさいよ、かったるい」

    「まだ辞表出してませんけど!!」

     あれは勢いで言ったことだと思って「ほんとに辞めんの? S.C.H.A.L.E」と聞いた。宇沢に食べさせるつもりで摘まんだお米を自分の口へ。まだほくほくのジャガイモの煮物と一緒に噛む。

  • 131825/08/16(土) 15:20:30

     私の質問に「うぬぬ」と目を瞑った宇沢は。

    「……次の仕事が決まったら」

    「カッコ悪……」

    「んあー!!」

    「なら私たちは後押しをしてしんぜよう。辞めざるを得ないような、ド派手な騒ぎを起こして、ね。今回は、顔を出してもらうからそのつもりでよろしく」

    「いよいよですか……。リクルートスーツなんて持ってませんよぉ」

     卒業前に先生に土下座した、とか言っていた宇沢の就活はそれこそフツーじゃない。S.C.H.A.L.Eで働いていたっていうカードも使えなくなるだろうし、むしろいろんなところから煙たがられる顔になるんじゃなかろうか。なんせ、これから起こる――起こすことに、しっかり関与を見せびらかす、とナツは言うんだから。

     と考えて。

     笑ってしまった。

    「笑いごとじゃないんですけどー? まったく。杏山カズサもそのうち理解するんでしょうね。毎日毎日スーツ着て面接に行ってお祈りされる、メンタル崩壊行事を」

    「違う違う。てか宇沢だって就活してないんだからお相子じゃん」

    「確かに!」

     あ、と開いた口にご飯を突っ込み、冷ました煮物も次いで突っ込む。詰め込み過ぎてぱんっぱんになった頬っぺたと、あぐあぐと咀嚼する宇沢を見ていた。「ぅんぅふ?」。「なんでも」。

  • 141825/08/16(土) 15:22:25

     違うんだよ宇沢。私が笑ったのはさ。

     いろんなヤツに煙たがられちゃう、なにかに一所懸命な宇沢ってさ。良く知ってる宇沢だなって思ったからだよ。

     私はその第一人者だったはずだったけど。いつのまにか。というか、あの路地で見つけてもらって以来すっかり頼り切ってる。顔を見るたび、声を聞くたび「またか」なんて思ってた頃が――私からすれば一ヵ月ぐらい前の話――懐かしい。なんて、思ったりもしている。

    「んじゃ、いっしょに就活しよっか」

     復学の望みは薄いみたいだし。スケバンやヘルメット団……はまだ居るかわかんないけど、もうそういうのに身をやつしたくはない。
     
     初めて同士。一緒に、新品のリクルートスーツ着てさ。カフェで愚痴りながら。履歴書書こうよ。

     口に詰め込んだものをなんとか飲み込んだ宇沢に、ストローを差した麦茶を飲ませる。けほんけほん、と咳をしてひとごこち着いて、言う。

    「ん”んっ。私が先に決まっちゃったら辛いですよ? 『なんで私だけ』ってなりますよ?」

    「なんであんたが先に決まる前提なんだよ。こちとら将来有望な」

     ひとつ。一拍。
     
    「16才だが?」

  • 151825/08/16(土) 15:26:03

     言った。吐き出した。

     私とみんなの間にある。決して無視できない、戻ることはない、どうしようもない。大きな亀裂を。ちゃんと。私の口で。絶望を、風景に変えるつもりで。

     このまま。もやもやしたまま終わらないために。

    「あー! 言いましたね。言いましたね!? ”あの”SUGAR RUSHが探し求めていた杏山カズサですよ? しかもこれから表に立つんです。まともな仕事が見つかるとでも思ってるんですか!?」

    「引く手あまたじゃん。話題性抜群。しかも若い」

    「ナツさん!!」

    「……むー」

    「なに――痛った! 痛い! 蹴るな――アイリ! 締めるな味噌汁零れるか――うぎゅっ!」

    「そのセリフはみんなに効くの理解しなさいバカズサ!」

    「ぐ、ぐずぐる”な――」

     がちゃん。

     軽快で軽率なコッキング音。金属音。その音で、みんなの動きは止まる。

    「はい。お食事中は暴れないでください」

     片手で。重そうなショットガンを構え。銃口をこちらに向けたハルカさんが、にこにことほほ笑んでいた。

  • 1618(よるまでほ)25/08/16(土) 15:27:07

     テレビでは、S.C.H.A.L.Eの業務停止に混乱する学生たちはどうすればいいのか、という質問に移っていた。本部への攻撃的な意思の質問はいつのまにか終わっている。あくまでS.C.H.A.L.Eで、というのが問題なだけで、暴力沙汰自体は日常だから、当然と言えば当然なのかもしれないが。
     
    『個人的な相談はもちろん受け付けるよー。行政的なものは本部まで行ってもらうことになるから、そこだけ留意してね』

    『もし人出が必要なようでしたら、わたくし共は人材派遣サービスも行っておりますので、是非♧ お近くの”十六夜ホーボーマッチング”窓口、もしくは専用アプリから! 隙間時間にちょこっとバイトしたい方も登録お待ちしております。学籍・学歴の有無は問いませんよー☆』

     使い込まれたショットガンの銃口に冷や汗をかきつつ、各々の席に戻っていく。かちゃりかちゃりと。各々が箸を取る音。

     ……私は悪くないのに。

     味噌汁をすする。赤だしの、ちょっとしょっぱい味噌汁を。

     人材派遣でバイト、か。

     考えたことなかったけど、最悪。しばらくそれで糊口をしのぐのも、いいかもしれない。べつに社員がどうとか興味ないし。考えたこともなかった。生きていければそれでいい。というか、あんまりお金に困ったことがない。トリニティ自治区は部費が沢山出るっていうので有名だし。他の自治区がいくら出てるのか知らないけど。

     宇沢を見た。

    「ごはん食べていけるならなんでも良いです」

     言わずとも伝わった。

     というかノノミさんとこで雇ってもらえばいいですね。と、S.C.H.A.L.Eそのものにはなんの感慨も持たないように宇沢は言い。「お味噌汁飲みたいです」なんてねだってくるのだった。

  • 17二次元好きの匿名さん25/08/16(土) 22:38:19

    立て直しおつ!
    すまんね落としちゃって

スレッドは8/17 08:38頃に落ちます

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