ブルロキャラが淡々と怖い話をするスレ

  • 1二次元好きの匿名さん25/08/17(日) 07:41:24

    ※好きなブルロキャラで実話または創作ホラーを語るスレ
    ※誰でも参加OKです(荒らし、sageコメントはスルーでお願いします)
    ドッペルゲンガー?
    凪「面倒だけど話す。玲王に誘われてサッカー始めた頃かな?俺が夜中にサッカーの練習をしてるのを見たって話が出回り始めた。面倒くさがりの俺が夜中まで練習なんてするわけないし夜中に誰かが侵入して練習してるって話になって玲王が監視カメラ仕掛けるかって話をしてたっけ。その噂を聞いた数日後、練習が休みだったから俺は寮で寝てたらドンドンドン!!ってドアを強く叩かれて居留守使おうかなって思ったけど煩いから対応する事にした。ドアを叩いてたのはサッカー部の1人だった」
    (続く)

  • 2二次元好きの匿名さん25/08/17(日) 07:49:14

    (続き)
    凪「ソイツは顔面蒼白で俺を見るや否や、本物の凪だよなって聞いてくんの?訳わかんなくて何?って聞いたら、ソイツは部室に忘れ物したから夜中に取りに行った時に俺を。ゴールに向かってシュート練習してる俺を。でも俺が玲王と帰って行ったのを見たソイツはなんでいるんだって思って近づいたら、俺もどきはくるっとソイツに振り返った。その俺もどき、姿形は俺なんだけど、顔、目は空洞で口は笑って見えるように裂けてて、生きてる存在じゃないって、恐れ慄いて家まで走って朝になるまでずっと布団被ってたんだってさ。その話を玲王にしたらお祓いしようってなった。それ以来、俺を見たって噂はなくなったかな」

  • 3二次元好きの匿名さん25/08/17(日) 08:33:53

    向日葵迷路の視線
    潔「小学生の夏休み、両親に連れられて向日葵迷路に行った時の話。向日葵迷路ってのは向日葵を壁にした迷路ってまんまなんだけど、両親と一緒に迷路に入った瞬間、ゾクッとしたんだ、見られてる、視線を感じたりそれで俺は怖くなっちゃって泣いちゃって、入り口からちょっと入った時点で引き返した。それこら数日後、向日葵迷路のスタッフが迷路で迷った子を連れ去ろうとした事件があったのを聞いた。そのスタッフ、迷った子を本来なら正規の道に戻す役割なんだけど、それを悪用して連れ去ろうとした感じみたい。そんなことが起きたから向日葵迷路は開催されなくなった。今思うと、俺が感じた視線はそのスタッフのものだったんじゃないかなと思うんだ」

  • 4二次元好きの匿名さん25/08/17(日) 08:57:30

    南の奥
    冴「俺が小学生で凛が幼稚園生だった頃の夏休み、2泊3日で父の友達がリノベーションしたと言う別荘に泊まることになった。その別荘は毎年行く祖父母の家に近かったし父の友達はリノベーションした別荘を貸別荘にする予定で泊まった感想を聞かせて欲しいって事で別荘に泊まる事になった。一階は問題はなかったんだが、二階の南側の奥、真っ白な壁しかないんだが構造的にも此処に部屋があっただろう的な場所があったんだ。凛が気がつくと、その壁の前でペタリと座っててな、母さんや俺が何度注意しても座り続けるんだ」
    (続く)

  • 5二次元好きの匿名さん25/08/17(日) 09:06:20

    (続き)
    冴「流石に寝るってなったら凛をようやく壁の前から退かすことが出来て、俺と母さんで凛を挟んで、川の字で眠った。トイレに行きたくなって起きたら、俺の隣で寝てた凛がいなくなってた、慌てた俺は母さんを起こして探しに行くと凛は南の奥、例の壁の所に座ってた。母さんが凛に近づいた時だ、壁の方からドドドン!!って何かを叩く音がした。一瞬、何処からか分からなかったが壁の向こう側から聞こえたとわかると叩く音はどんどん大きくなって、助けて〜!!開けて〜!!と叫ぶ声が聞こえて母さんは凛を抱えて、俺の手を引いて父さんを起こした」
    (続く)

  • 6二次元好きの匿名さん25/08/17(日) 09:14:55

    (続き)
    冴「話を聞いた父は信じられないって感じだったけど母さんの尋常じゃない姿に何か察したんだろうな。その翌日、祖父母宅に俺たちを連れて行くと友達に電話してた、父の友達も最初は信じてなかったけど父さんの必死さから調べると言って電話は終わった。残りの日、俺達は祖父母の家に泊まった。数ヶ月後、菓子折りを持って父の友達はやってきた、あの別荘、曰く付きだったらしい。俺と凛はサッサと追い出されたから盗み聞きした、そのせいでハッキリとした話は分からなかったけど南の奥の部屋にその別荘の持ち主だった男の愛人を閉じ込めて餓死させたらしい。そんな別荘を野放しにするわけにはいかないとリノベーションしたけどサッサと壊したそうだ。話聞いてた凛がだから、あの人、すっごくガリガリだったんだって言ってたのを俺は忘れられない」

  • 7二次元好きの匿名さん25/08/17(日) 10:16:52

    嫌な予感
    蜂楽「中学生の頃、優、俺の母さんね!の従姉妹が優に相談しにやってきた、父親が再婚を快く思ってないって相談。優の従姉妹は俺と同い年の娘さんがいて旦那さんとは死別、俺達と同じ母子家庭だった。あるイベントで知り合ってお付き合いするようになった人がいて、結婚を考えるようになった。有名進学校で教師してて、性格も良く娘さんを気にかけてくれるりだけど父にその人を会わせた後に嫌な予感がする、興信所で彼を調べてみた方がいいかもしれないって言われたんだってさ。従姉妹さんは父親に言われてショックを受けて優に相談しに来たってわけ」
    (続く)

  • 8二次元好きの匿名さん25/08/17(日) 10:27:30

    (続き)
    蜂楽「それを聞いた優はあの叔父さんが理由なくそんな事を言う人じゃない、娘である貴方が一番わかってるでしょと言ってから叔父さんを説得させる為と思って興信所で調べてみたらって納得させてた。優の言う通りに従姉妹さんは興信所で彼を調べたら、真っ黒、自分の学校の女生徒に手を出してた、しかも複数。抱き合ってる写真だけでなくキスしてる写真もあったから言い逃れなんて出来るわけなく相手はすんなりと別れを受け入れたって、学校側に言わないって条件付きだったみたいだけど。後からわかった事だけど従姉妹の娘さん、口説かれてたらしいよ、LINEとかではなく直接、母親の恋人だし言っても嘘だと思われると思って言えなかったんだって。その男がどうしてる今はか分からない。でも自分の生徒に手を出してるんだからタダじゃ済まされないよねと思ってる」

  • 9二次元好きの匿名さん25/08/17(日) 12:10:36

    竹林で
    烏「俺の近所には竹林があってな。俺が小坊の頃、その竹林は不審者が出るだのマムシがでるだの言われてとにかく入んのが禁止やった。ある時、クラスメイトの…本名は避けとくわAとBっちゅうアホ2人が度胸試しで竹林に入ったんや。夕方になって、Aだけが必死の形相で学校に帰って来た。A曰く竹林の中には小屋があって、その中にAはBより先に小屋に入った。その時、天井からぶら下がっているナニかをAは目撃した。…首吊り死体やった。そして後から来たBがそれを見た瞬間こう叫んだ『おかあちゃん!』…話を聞いた俺はAと学校にまだいる先公に事情を説明した。警察とか来て色々とあった数日後にBは家庭の事情って理由で転校したわ。警察に口外するな言われとったけど、本名伏せてるし時効やからえぇやろ」
    (続く)

  • 10二次元好きの匿名さん25/08/17(日) 12:13:16

    このレスは削除されています

  • 11二次元好きの匿名さん25/08/17(日) 12:14:21

    このレスは削除されています

  • 12二次元好きの匿名さん25/08/17(日) 12:24:27

    >>9

    烏「で、その後Aの方も親の転勤で転校して事件ことを知っとるんは俺だけなったとき、Cっちゅうこれまたアホのクラスメイトがその竹林に勝手に行きやがった。そして、あの小屋にも行ったんやけどそこには…転校したはずのBが発狂してたらしい。Cの奴それにビビッて帰ってきたらしくて、その時のCはホンマ傑作やったわw」

  • 13二次元好きの匿名さん25/08/17(日) 12:41:58

    玲王「恐怖体験ってやつ?俺は特にないかな!常にばぁやが控えてるし最近まで凪とサッカー漬けだったし...今はブルーロック漬けだしな! んー思い出してみろって?家が金持ちだからって誘拐とか身代金ヨコセー!なんてベタな事件は特にねーよ?御影のセキュリティは万全だからな!...あでも一回だけ金絡みで教師に言い寄られたことはあるな
    ウチの親過保護で過干渉だから大したことないっつってんのに検査入院までさせられたんだぜ?ばぁやからは御影の資産目当ての教師だったのでしょうって聞いてる
    ん?あーなんか小学生の時に保健室に呼び出されてさー...何先生だったっけな..「玲王くん大好き」って..あれ...?わりぃあんま覚えてねーわ!」

  • 14二次元好きの匿名さん25/08/17(日) 13:31:06

    ストーカー?
    雪宮「彼女からいきなり別れてほしいって言われたとモデル仲間から相談された事がある。他に女いるでしょって言われて彼は浮気してないのに、どうしてそう言われなきゃいけないんだって酷く落ち込んでてね、一緒に聞いてたモデル仲間が自身の経験からストーカーが彼女に嫌がらせしてるんじゃないって言って、それで調査してもらったら彼女の浮気が発覚。浮気相手を彼の部屋に連れ込んでた所がバッチリ撮れたそうな。どうも浮気相手に乗り換えようとして浮気をでっち上げようとしたらしい。怖くない?ここまでは怖くないよね、実は彼女の浮気相手、彼のお父さんだったんだよね。聞いた時はゾッとしたよ」

  • 15二次元好きの匿名さん25/08/17(日) 19:43:06

    変わった友達
    二子「僕の家一度引っ越ししてるんですけど、以前の家にいた頃によく遊んでいた友達がいたんです。小学校低学年くらいの頃ですね。ただ、その友達はあまり僕の家には来たがらなくて、たまに遊びに来たときには、廊下で絶対に僕の腕を握っててひとりでは歩きたがらなかったんです。何回かそんな事があって、流石に何を怖がってるのか聞いたんです。そしたら、『廊下が暗くて冷たくて流されそうで怖い』って。後、『何時も、お客さんほったらかしにしていていいの?』って。もちろん、友達以外にその日に来客なんてありませんでしたよ。客間というか、ダイニングと仕切りで分けて繋がってる応接室が廊下の先にあるんですけど、嫌がる友達を引き連れて応接室まで行ったんです。ほら、誰も来てないだろ、って部屋の中を見せたら、友達も不思議そうにしながらも、『ほんとだ、誰も見えないや』って納得してました。ここで終わればただ友達が極度の怖がりだったってなるんですけど。それから暫く経った頃に、僕がダイニングでアニメを見ながら、母は応接室にあるマッサージチェアで音楽を聴いていたんです。そう、僕は思ってたんです」
    (続く)

  • 16二次元好きの匿名さん25/08/17(日) 19:46:10

    二子「ダイニングと応接室の間の仕切りは引き戸で、その時は開いていました。直接母の姿は見えませんが、ちょこちょこ会話をしてたので。21時過ぎくらいから微妙に母の反応が悪くなってきてたので、これはそのまま寝落ちするかなって思っていたんです。そんな頃に父が帰ってきてダイニングに来たんです。母と一緒に。応接室側から直接廊下に出れば僕と会わずに玄関まで父を迎えには行けますから、いつの間に動いてたんだろう、ぐらいしか最初は思わなかったんですよね。ただ、帰ってきた父の話を聞いてるうちにこれはもしやって思ったんです。『駅で急に雨が降ってきたから母さんが迎えに来てくれてよかったよ。濡れ鼠になるところだった』僕の家から駅までは、往復だと30分ちょっとかかりました。正直ちょっとわくわくしながら母にいつ父を迎えに行ったのか聞いたんです。そしたら、『8時半くらいに家を出たわよ。行ってくるって言ったのにアニメに集中して全然答えてくれなかったのよ』って。確かにすごくいいシーンで、集中していた可能性は否めません。でも僕はそのシーンを観た後に『誰か』と観た感想を言い合ってるんです。今思い返しても感動ものです。当時の僕もテンション高めに友達の事も含めて両親に話したんです。もちろん、その時に応接室は確認したけれど何もありませんでした。この時両親がこの話を子供の怪談話と流したりはせずに、というか多分本物のお祓いを見てみたかったと言う理由なだけかもしれないんですが、地元のちょっと有名な神社にお祓いをお願いしたんです。お祓いは特にゴーストバスターみたいなこともなく、淡々と終わったんですけど、その時に家の建っているあたりが昔は川が流れていて、氾濫が起きると辺り一帯が流されて結構な被害が出ていたそうです。そうは言っても本当に江戸時代とかよりももっと昔の話で、神社の文献に残ってるからわかるとか言うレベルなんです」
    (続く)

  • 17二次元好きの匿名さん25/08/17(日) 19:50:02

    二子「そこの一部の記載に、御遺体の流れ着きやすい場所というのがいくつかあったらしく。一応、そういうのも含めたお祓いというか奉りというか、してもらったみたいです。それで、くだんの友達なんですが、面白いことにお祓いの後に僕の家に遊びに来たときに、いつも絶対僕が玄関から部屋まで連れてかないと来ないのに、不思議そうに1人で廊下を通って僕の部屋まで行ったんです。『リフォームした?窓増えた?』って聞いてくるから、お祓いしたって言ったらすごく驚いてました。本人は単純に暗くて怖かっただけで心霊現象とかそういった物とも思ってなかったみたいです。この時僕は他にも友達の怖い場所が近所にあるのか聞いたんです。そしたら道路や川とか上げられて。正直学校の何処かとか期待してたので拍子抜けしましたけど、友達のあげた場所というのが何年かに一度水難事故や交通事故が起きている場所だと知ってからはやっぱり変わった友達だと思いました。この話、さらに続きがあるんです。友達は小学校高学年になる頃に親の転勤で遠くに引っ越したんです。結構ぼーっとした所のある、言葉を選ばず言ってしまえばちょっとお馬鹿さんだったのでちゃんと新しい友達とかできてるのかなって心配してました。そんな友達と最近久しぶりに会ったんです。ぼーっとした感じがなくなっていて、すごくびっくりしました。友達も僕の事を覚えていてくれて色々話したんですけど、僕の家の廊下を怖がっていたこととかはきれいさっぱり忘れていたんです。あれだけ毎回怖がっていたのに!って驚きました。中学1年のときに海で溺れかけてから、『ピントが合ったみたい』とのことで、友達いわく、物事の理解や思考がその時以降ちゃんとできるようになったらしいです。正直、通ってる高校名聞いたら進学校だったのは聞き返してしまいました。友達本人は忘れてしまっていて自覚はないみたいなんですけど、友達のお母さんとも話したら、小さい頃は色々と不思議なことを言う子供だったけれど、溺れかけたあとからはぱたりとそれがなくなったそうなんです。命の危険の後から霊能に目覚めるとかよくある話じゃないですか。友達は変わっているのか、命の危険で『こちら側』にもどってきたみたいで。僕の家の事だけじゃなく、その頃の『そういうの』に関してはごっそり記憶からなくなっているみたいで、僕はこれも一種のトトロ現象だったんじゃないかって思ってます」

  • 18二次元好きの匿名さん25/08/17(日) 20:33:23

    西洋人形の呪い?
    蟻生「俺の家はアンティークショップをやってるんだが、その店に若い男が買い取って欲しいと西洋人形を持ち込んだ。父はその人形を見るや否や眉を顰め、すぐに鑑定できないお金は後日と渋る客人を返した後にある所に電話した、その人形の本来の持ち主の所にだ。どうして父が分かったのかと言うと、その人形の持ち主と父は親交があってな、よく人形の手入れなんかの相談をされていたからだ。話を聞いたところ、持ち主は一ヶ月前から入院していて娘さんと孫娘が人形を管理をしていたんだが数日前から何者かに侵入されて人形を盗まれていたそうだ。暫くして警察と共に娘さんと孫娘さんがやってきて、盗まれた人形である事が判明した。犯人と思わしき、持ち込んだ男の連絡先に電話したんだが、察したのか出ない。仕方なく男の容姿と人相を話したら孫娘さんが顔を怖がらせて、この人ですか?と親しげに男と孫娘さんが写ってる写真を見せてきた。そう人形を持ち込んだ男は孫娘さんの婚約者だったんだ」
    (続く)

  • 19二次元好きの匿名さん25/08/17(日) 20:45:16

    >>18

    (続き)

    蟻生「父は間違いない、この男ですと言ったら孫娘さんはその場に座り込んでしまったよ。そりゃあ、自分の婚約者が祖母が大切にしていた人形を盗んだ犯人だと知ったなら落ち込んでしまうのは仕方ない。逆に母親である娘さんはああ、やっぱりと冷静だった。何でも家に来るたびにキョロキョロと物色するように見ていたのが気になっていて、交際を快く思っていなかったそうだ。警察にその後は任せるとして、この件はお終いということになった。犯人はすぐに捕まった、だけどその顔は目を背けたくなるほどの傷が出来ていた。ここからは聞いた話なんだが、父の行動から盗品だと気付かれたと察した男は遠い街まで逃げようとした、その道中、車のボンネットにアンティークショップに置いてきた人形が睨んでくるように立っていたそうだ。それで男は恐怖のあまりハンドル操作をミスり顔に大怪我を負ったらしい。その車の中を調べたら、盗品と思われる骨董品が出てきてな、捜査したら孫娘さんみたいな大人しい金持ちの女性に近づいては高価な骨董品を盗んでいたようだ。もしかしたら、婚約者が悪い男だと知って成敗したのかもしれんな」

  • 20二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 02:03:48

    続き楽しみ

  • 21二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 05:55:56

    旧校舎の怖い噂
    凛「俺が通ってた中学校には旧校舎があった。一階は文化部が倉庫に使ってて、出入り自由だったんだが二階は禁止されていた。理由は老朽化が進んでいて危ないからだ、二階に上がる階段は机と椅子で封鎖されていて机と椅子を退かさなければ上がれない状態だった。もうすぐ夏休みって時期に旧校舎に纏わる怖い話が流れた、二階が封鎖された理由は老朽化ではなく二階で首を吊った生徒が化けて出てくるからっていうありきたりな内容だった。俺は興味なかったが、その話を聞いて、もうすぐ夏休みだからか浮かれたのか肝試しと称して旧校舎に侵入した大馬鹿野郎達がいた。そいつらは教師も手を焼いてる不良に片足突っ込んでるグループで話を聞いた人ならあーやっぱりみたいな感じな奴らだ。詳しい事はわからねぇが旧校舎の二階に上がって何もなかった腹いせに教室をめちゃくちゃにしたらしい。当然、教師達にバレてな、保護者も出てきて大騒ぎになってたらしい」
    (続く)

  • 22二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 06:09:47

    >>21

    (続き)

    凛「まぁ、大騒ぎの内容はあまり興味はなかったから詳しくは知ろうとは思わなかったんだが、興味をそそる話を俺は聞いてしまった。一学期の最終日、日直だった俺は日誌を渡しに職員室に来たんだが、そこで俺の担任と複数の先生が話していた、深刻そうにしていたから話し終えたら渡そうと待っていたら、『あの子達、大丈夫かね。行方不明にならなきゃいいが』という話が聞こえてきて身を乗り出したら他の先生に気付かれてな、俺の様子から話を聞いていたって解ったのか担任が俺なら良いかと話をしてくれた。旧校舎の二階に行った者は数週間以内に不幸な出来事に見舞われるそうだ。病気になったり、怪我を負った者もいれば、最悪、行方不明になった者もいたそうだ。老朽化を理由に二階を封鎖しているが、毎年、二階に関する怖い噂がどこからともなく流れて二階に行ってしまう生徒が後を経たないという話だ。怖がる生徒が出てしまうから話を広めるなと念の為にと言われたが、俺が卒業した後に旧校舎は取り壊されたから、話しても大丈夫だろと話した。あ?侵入した不良グループがどうしたって?アイツらは夏休み以降、学校に来なくなった。まぁ、行方不明になったって話を聞いてないから無事だと思うがな」

  • 23二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 15:05:38

    山から
    千切「学校の課外活動での話なんだけどさ、グループでスタンプラリーみたいに先生のとこ回って帰ってくるっていう簡単なレクリエーションがあったんだよ。そのルートの途中に山の外側をぐるっと囲むようになってるハイキングコースみたいな道があって。道幅は広めで柵とかはなかったんだけど山の斜面がむき出しになってる感じの道。もうちょっとでゴールだなとか適当に話しながらそこ歩いてたら右からかかとを踏まれたんだよ。当時そういうイタズラが流行ってたからおい誰だよって横見たら、崖でさ。話してるうちに道の端に寄ってたみたいで当然人が居られるスペースなんてないしなんなら踏まれたときにちょっとよろけてたら多分そのまま落ちてた。誰か足踏んだ?って訊いてもみんな踏んでないって言うしそもそも踏める人居なかったよって言われたんだけど、勘違いだったのかな?あれ以来かかとを踏まれると急勾配を上から覗き込んだ景色がフラッシュバックしてちょっとゾッとするんだよな。」

  • 24二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 18:07:02

    先代
    黒名「俺の家にはハリネズミのポカリがいる。いる。けど、ポカリの前にもう一匹先代のハリネズミもいた。先代はデリケートなハリネズミの中でも更に気難しい性格で、好物のミルワームは新鮮で生きてるうちに上げないとダメだったし、躾も大変。大変。それでも、お世話を続けてく内にだんだん心を開いてくれてとても可愛いかった。そんな先代も寿命を迎えた。ハリネズミにしては長生きだったけど、それでもとても悲しくてめちゃくちゃ泣いた。泣いた。先代が死んだショックでノイローゼになってたらしい俺を心配した両親が新しく迎えてくれたのがポカリ。ポカリ。ポカリは先代とは真逆でハリネズミにしては人懐っこい性格で食わず嫌いしないし、躾もすぐに覚えて手がかからなかった。だけど、夜遅い時間に鼻を鳴らしたり、クークー鳴いたりしていた。でも、ハリネズミは夜行性で仕方ないことだから、体を撫でて落ち着かせてた。
     ポカリを迎えてから一カ月後くらい経ったある日、庭の手入れをしていたはずの母さんの叫び声が聞こえた。急いで庭に駆けつけて、母さんが見ていた方向に目を向けた。そこには先代の墓があったんだけど、その墓を囲むように大量のミルワームがうじゃうじゃ湧いてた。湧いてた。最初は俺も驚いたけど、先代の食事志向で生きたミルワームは慣れてたから、母さんを部屋に休ませてミルワームと残りの庭仕事を処理した。夕方、父さんが帰って来て、そのことを話した。父さんはもしかしたら先代が後輩のポカリのために自分の好物だったミルワームを用意してくれたんじゃないかって言ってた。言ってた。よくよく考えたら、ハリネズミが鼻を鳴らすのは仲間同士や他の生き物への挨拶とかで匂いを嗅いでる鳴き声だったから、先代は幽霊になって毎晩ポカリと会ってて家での決まりとかを教えてのかも知れない。知れない。通りで躾の理解が早いと思った。でも、いくら後輩が可愛いからって大量のミルワームはビビる!ビビる!」

  • 25二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 19:56:30

    理不尽
    斬鉄「小学生の夏休みには祖父母の家に行くのは当たり前だった。親戚の子供達とよく駆けっこで遊んでいた。祖父母の家がデカくて広くてな、駆けっこするのに充分な大きさだった。当然、駆けっこは俺が一番!!そしたら駆けっこしていたうちの1人、父の弟の子供が俺に負けて悔しかったからか泣き出して、その時に思いっきり俺の頭をポカンッ!!と叩かれた。後ろを振り替えると誰もいない、あるのは俺の祖父の父、俺の曾祖父の写真のみ。その日の夕飯の時にその事を話したら、祖父が『父さんは弟(父の)を可愛がってたからね〜』と言われた。つまり俺は可愛がっていた孫の子供を泣かしたから頭を叩かれた事になる。理不尽じゃないか!?」

  • 26二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 22:03:34

    >>13

    一番怖いのはこれか公式ってことだよ

  • 27二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 22:43:45

    病院帰り、近所の公園で
    潔「小学生の頃、持病の喘息の関係で毎月病院に通院してたんだけどさ。親が両働きの関係上帰りが7時くらいになることがよくあったんだ。冬場で辺りも真っ暗で出歩いてる人なんていない。何となく外を眺めてたら家の近所にある小さい公園を見た。その公園は小さめでちょっと遊具があるくらいの公園で、公園の中心部分に一本の木が生えてるだ。その木の近くに自転車があって、その自転車のすぐ横に自分と同じくらいの小学生の子供がいたんだ。時間も時間だし、辺りも真っ暗だったからつい「こんな時間になんで公園にいるんだ」って車を運転してた母に言ったら「そんな子、いなかったよ」って言われて、母は車の運転をしてたから見てなくてもおかしくはないかなとその時は思ったんだ。でもある時、そこの公園で昔首吊り自殺があったと知って背筋が凍るような思いをしたことは今でもよく覚えてる」

  • 28二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 23:41:12

    彼女
    氷織「青い監獄に来る前やな。同じユースチームに通ってる同校のクラスメイトが来なくなった。その子は親元から離れて下宿先で暮らしてる子なんやけど同じユースチームに通ってるからって担任から僕が様子を見に行く羽目になった、断ったんやけど押し切られてな〜、結局、行く事になったんや。でも1人は嫌やったから烏を連れて様子を見に行った。その子の下宿先に行って最初に目に入ったのは部屋の隅っこで体育座りしとるその子やった、烏がその子に近づいて声をかけるけど返事する事なく、ただ一点を見ていた。何を見てるんやろうと思って見たら、そこには行方不明者のポスターやった。黒髪の綺麗な女の人がニッコリ笑ってる写真の下には、女性の名前と探してますと手書きで書かれてたポスターやった。なにこれとポスターに触ろうとしたら、その子が俺の彼女に触るな!!って怒鳴り出してな、怒鳴り声に僕がびっくりしてると烏がその子を落ち着かせてポスターの事を聞いたら、ポスターの女性は自分の彼女だと言い始めた。その彼女が何処にも行くなと言うから何処にも行かないのだと言うことも。それを聞いた烏はポスターを剥がしにかかった、当然、彼は止めようとしたけど僕は羽交にして阻止した。烏がそのポスターを剥がしてビリビリにするとその子は大人しくなって、そのまま、寝始めた。それから数日後に彼は復帰して様子を見に来た僕と烏にお礼を言ってきた、その時にポスターの詳しい話を聞いたら、ある日、ポストに入ってたそうや。あの後、ポスターに書かれてた名前を行方不明者リストで探したけど見つからなかった」

  • 29二次元好きの匿名さん25/08/19(火) 00:13:54

    バス停
    乙夜「俺の通ってた中学校って南館と北館に分かれていて、正門の正面は来客用の北館玄関で、生徒は2つの校舎をつなぐ昇降口までぐるっとまわらなきゃいけなかったわけ。昇降口は正面にグラウンドがあったんだけど。ある朝登校したらさ、先生が外から昇降口まで行かずに来客用の玄関から入るようにって誘導してたん。ちょーっとやんちゃなセンパイ方がまた窓ガラスでも割ったのかと思ったんだけど、校舎内を通って昇降口の下駄箱まで行ったらブルーシートで外見れないようになっててさ。隠されると被害状況見たくなるもんでしょ?二階の渡り廊下は入らないようにとは言われてたけど俺を含めて何人かは行くよね。てっきり何処か壊されてるのかと思ったらそんな事なくって拍子抜けしたんだけど、そこから見えるグラウンドにさ。数個じゃなくて数十個って数のバス停がぐちゃぐちゃになってあったんだ。流石に意味が分からなかったわ。後から聞いた話だと近隣だけじゃなくて結構の範囲のバス停があったらしくて。前日まではなかったから一晩で集めて来たってわけでしょ。暇な人間の考えることって分かんねーってマジで思ったね。後、1限体育の予定が授業入れ替えで6限の数学の小テストが朝イチできたのまじ今でも恨んでる」

  • 30二次元好きの匿名さん25/08/19(火) 09:56:44

    >>24

    想像したらなかなかグロいけどギリ和む

  • 31二次元好きの匿名さん25/08/19(火) 15:54:01

    赤い灯
    雷市「俺の地元長崎は灯台が有名で、灯台まつわる話がいくつかある。この話はその内の一つで、俺の姉貴から聞いたやつだ。俺の住んでいる町の隣町には、もう使われなくなって長い灯台があった。今では観光客も寄りつかない。だが、地元民は、決して近づこうとしないんだ。なぜなら「赤い灯」がともる夜があるからだ。
    灯台の光は通常白いはずなのに、ある晩だけ赤く染まる。決まってその夜、海で誰かが行方不明になる。行方不明になるのは漁師、観光客、時には地元のガキまで色んな人間がいなくなるらしい。
    あるとき、姉貴と同級生の2人がその噂を面白半分で調べようとして、赤い灯がともる夜に灯台へ向かったらしい。霧の中、灯台の階段を登ると最上階に古びたレンズが赤く光っていた。誰もいないはずなのに、レンズの向こうに人影が見えた。白い服を着た女が、海を見下ろしていた。姉貴と同級生が声をかけると、女は振り返った。顔がなかった。ただ、ぽっかりと黒い穴が開いていたらしい。それに驚いた2人は焦って灯台を後にして帰ってきた。」
    (続く)

  • 32二次元好きの匿名さん25/08/19(火) 15:56:16

    雷市「その翌朝、姉貴が学校にいくと同級生が行方不明になっていた。もしかしたら、あの灯台にいた女が原因じゃないかと思った姉貴は急いでその灯台に向かった。灯台に入るとそこには、誰かに意識を失ったまま引きずられている同級生がいたらしい。それを見た姉貴は激昂して飛びかかったらしい。そのおかげで、同級生と誰かを引き離すことができた。同級生を掴んでいた誰かは女だった。だから、姉貴はあの時の白い服を着た女だと思って、ボコボコにしたらしい。あらかた女をボコした姉貴は警察を呼んで、その女を引き渡した。その後、病院に送られた同級生が目を覚ましたから姉貴は一緒に警察の事情聴衆を受けた。そのときに、同級生が言うには灯台から逃げて姉貴と別れた後、家に帰ってすぐに制服も脱がずに寝た。そしたら、夢の中で「灯台で見た女」に海に沈められる夢を見た。けど、必死にもがいていると急に息ができるようになり、一気に目を覚ます。その時に「自分を引きずる女」を見た。けど、すぐに気を失った。」
    (続く)

  • 33二次元好きの匿名さん25/08/19(火) 15:58:28

    雷市「わざわざ言い方分けたから察してる奴もいるだろうが、姉貴達が「灯台で見た女」と「同級生を灯台まで引きずった女」は全くの別人だった。もっと言うと、引きずり女の方は姉貴達が灯台に行った時間、外で彼氏の浮気現場を目撃してその場で修羅場になってたから、監視カメラやその場にいた人間達が証人となってアリバイが成立していた。引きずり女が同級生を引きずり回したのは、自分の彼氏の浮気相手と後ろ姿が似てたかららしい。ただ、その引きずり女が同級生を見つけたとき、顔を海水につけてたらしくて勝手に死ぬのは許さないという気持ちで、同級生を浮気相手だと勘違いして引き上げて、灯台の上から突き落としてやろうとしたらしい。
     その事を知った同級生は殺されかけたにも関わらず、溺死しかけた自分を助けてくれたと解釈して、被害届を出さなかった。それに姉貴は抗議したが、罰なら姉貴にボコられたから十分だと言って納得させた。ちなみに、姉貴は明確な殺意があった相手から同級生を助けるための行動をとったということで正当防衛が成立した。 
     これでめでたしめでたしって雰囲気だが、結局姉貴達が赤い灯の灯台で見た女が誰だったのか分からないまま、その灯台はもともと老朽化で予定してたが今回の事件もあってすぐに解体された。この話してて思ったが一番おっかねえは姉貴を始めこの話に出てきた女全員だな…」

  • 34二次元好きの匿名さん25/08/19(火) 23:11:47

    このスレ読んでると肌寒くなってくる

  • 35二次元好きの匿名さん25/08/20(水) 06:48:38

    ひき肉
    馬狼「あれは俺が小6の時だった。その日の俺は夕飯のハンバーグの材料を買いに少し距離のあるスーパーまで行った。そのスーパーは近所のスーパーで一番精肉の質が良いと評判で、しかも安かった。その理由は牛や豚などを1頭買いしていたからだ。その影響か、精肉コーナーからガラス越し見える加工場には人1人入れるくらいの大きなミートミンサーがあった。
     材料のひき肉を買うために俺はその精肉コーナーに行った。ずらりと綺麗に並べられたひき肉を発見して、手に取ったとき俺はある違和感を感じた。それは、真っ赤な肉とは真逆の緑色の破片のようなものがあったからだ。それを店員に伝えようとした時、必死の形相で駆け出してくる緑色の制服を着た店員が「加工したひき肉の中に異物が混入していたため今あるひき肉の商品はすべて回収します!」と慌てた様子でひき肉を裏方へ持って行った。仕方がないから、俺は別のスーパーでひき肉を買った。
     次の朝、テレビでそのスーパーについてのニュースがやっていた。内容はスーパーの精肉担当の店員1人が稼働中の機材に巻き込まれて死亡したというものだった。また、そのスーパーはそれ以降営業を辞め、その跡地は今空き地になっている。他の近隣住民はすごく惜しんでいたが、俺は万が一あのひき肉に違和感を覚えず買ってたらと思うと気持ち悪くて仕方なかった。やっぱお前らに付き合ってこんな怪談話なってくだらねえことすんじゃなかった💢」

  • 36二次元好きの匿名さん25/08/20(水) 07:14:39

    絵馬
    潔「中学時代、自分が言うのもあれだけどエースとして活躍してた。でもモテなかった、むしろ嫌われてた。俺と同じサッカー部に雪宮クラスのイケメンがいてさ、その子とは仲良くしてたけど、その子のファンの子達からはスゲー嫌われてた。平凡な俺よりイケメンな彼の方がエースとして相応しいって理由で。そのファンの中に女子カーストトップの子がいたから、他の女子達からは俺は遠巻きにされて、女子達とは殆ど話す事なく卒業したな〜、あはは。もうすぐ大会って時にその当時の友達からお前、ヤベェぞって言って、スマホを見せてきた。学校の裏掲示板みたいなサイトに『潔世一が交通事故に遭って、一生サッカー出来なくなりますように』って書かれた絵馬の写真が貼られていた。掲示板の内容からファンの1人が有名な神社に行って書いたものをアップしたみたいだった。流石にこんな事を絵馬に書かれるまで嫌われてたんだってショック受けたけど、それを見せてきた子が俺以上に青白くなっててさ、この神社、絵馬に書かれたものは叶うって言われてる神社らしく、ソイツも絵馬にお願い事を書いたら叶った事があったから、スゲー心配してた。俺は怖がるソイツを言われてるだけだろって落ち着かせてたけど内心は怖かった。まぁ、俺がピンピンしてるからそんな事は起きなかったんだけどさ、でもこの絵馬を書いた子が交通事故に遭った、その子、バスケしてたんだけど、その事故で一生バスケ出来なくなった、バスケ強豪校から誘われる程の実力者だったからショックのせいで精神も病んで遠い病院に行く為に転校した。どうも、あの神社では願い事として他人が不幸になりますようにって願うと自分に返ってくるって話があったみたい。まぁ、人を呪わば穴二つってやつだよな」

  • 37二次元好きの匿名さん25/08/20(水) 08:28:33

    テトラポット
    國神「俺の地元は港町なんだが、うちの地元ではテトラポットに乗ってはいけないって言う決まりがあるんだ。これは昔、テトラポットの上に乗って海を眺めていたカップルが突然の高波に襲われた。カップルの男性は咄嗟にテトラポットにしがみついたが、男性の手を掴みそびれた女性は波に飲まれてテトラポットに打ち付けられ、そのまま海に消えたらしい。その後、遺体を捜索したが見つからなかった。その事件以降、テトラポットに乗った人たちが軒並み高波に襲われるからテトラポットに乗るのが禁止になった。波に襲われた人たち全員が波に飲まれる直後、頭が半分割れた女性が助けてと言っているのを見たと答えたらしい。」

  • 38二次元好きの匿名さん25/08/20(水) 15:17:30

    このレスは削除されています

  • 39二次元好きの匿名さん25/08/20(水) 15:18:37

    >>33

    確かに幽霊よりも生きてる人間の方がおっかない話で笑った

  • 40二次元好きの匿名さん25/08/20(水) 23:57:18

    >>25

    これ好き癒される

  • 41二次元好きの匿名さん25/08/21(木) 00:35:44

    案山子
    時光「怖い話って自分が怖いって思ったものでいいんだよね。じゃ、じゃあ話すよ。あれは俺が中学2年の夏だったな。盆休みでじいちゃん家に行ったんだ。じいちゃん達やその近所に住んでる人たちはみんな米農家だったから、家の周りには田んぼが広がって、案山子とかもいっぱいあったよ。じいちゃん家にいる間は親戚の子達と毎日遊んだなあ。落ちたらとんでもない事になるのに後先考えず木に登ってたあの子を見たとき、馬鹿と煙は高い所へ上るって言葉を思い出したよ。あ!話逸らしてごめんね…そんな感じで毎日遊んで過ごしてたんだ。山で虫取りをした日もあったなあ。けど、そのとき俺は自分の虫かごを忘れてきちゃったんだ。だから、兄弟や親戚の子達は先に帰って、俺だけ山に戻った。虫かごを取りに行って、じいちゃん家に帰る頃にはもう暗くなり始めていた。田舎のそれも山なんかに街頭なんてないから、早く帰らなきゃって急いでいたんだ。そんなとき、突然後ろからトン、トンって音がしたんだ。」
    (続く)

  • 42二次元好きの匿名さん25/08/21(木) 00:37:27

    (続き)
    時光「気になって俺は少し視線を後ろにやったらそこには、赤い着物の案山子がポツンと立っていた。けど、そのときの俺はとにかく早く帰らなくちゃいけなかったから、気にせず急いだ。けど、走っているはずなのに、後ろの案山子の音は一向に止まず、むしろだんだん音が大きくなってた。そして、もう一度後ろに視線をやると…案山子が俺の至近距離にいたんだよ!驚きのあまり叫んだ俺はその案山子に掴みかかって、投げ飛ばしたんだ!そのせいで、案山子はズタズタになったけど…これ何がひどいって、帰りが遅い俺をからかうために兄弟や親戚の子達がじいちゃん家の近くの田んぼにあったこの赤い着物の案山子を使ったんだって!本当にひどいと思わない!?しかも、人様を驚かせといて、2m以上ある案山子を投げ飛ばして壊した俺の方がヤバいって言うんだよ!どの口が言ってるんだよって当時思ったね!結局、案山子をいたずらに使った挙句壊したからじいちゃん家に帰ったら、みんなで謝ろうってなった。けど、家に帰った時間が時間だったから、そのことでこっぴどく怒られたよ。それで、翌朝改めてじいちゃん達に案山子壊したことを話したんだ。でも、じいちゃん達が言うには赤い着物の案山子なんてここらの田んぼで見たことないらしい。けれど、案山子を持ってきた親戚の子は近所の田んぼに刺さっていたのをみんなで引っこ抜いて持ってきたらしくて、言ってることが噛み合わなかった。それで、俺が壊した案山子の残骸を置いてた場所に行って確認しにいったら、案山子が無くなってたんだよね…まあ、どうせそれも誰かのいたずらで隠したり、嘘ついたりしてるだけだと思うからあまり気にしなかったなあ。」

  • 43二次元好きの匿名さん25/08/21(木) 10:21:29

    このレスは削除されています

  • 44二次元好きの匿名さん25/08/21(木) 10:26:44

    136番
    千切「あれは確か俺が靭帯やって学校もまだいけなかった頃だな。あの頃の俺は怪我のショック引きづってて、ずっとぼーとして過ごしてた。そんなときスマホから電話が着て、てっきり俺の看病のために帰って来てくれた姉ちゃんが欲しいものを聞きに連絡したと思った。けど、そのまま電話に出たらなんか砂嵐みたいなノイズ音が聞こえた。 
    電波悪いとこにで電話してるのかと思って切ろうとした瞬間『亡くなっている人がいる場所を教えるのでそこに行ってください…』ってなんかの暗号と一緒にそう伝えられて、電話が切られた。なんだいたずら電話かよ第一俺はどこにもいけねーよと思って、不貞腐れた。姉ちゃんが帰って来て、そのいたずら電話について話した。電話番号が136って短すぎてよく覚えていた。そしたら姉ちゃんから『136』は最後に電話した連絡先を教えてくれるサービスで、そこから着信があるわけないって言われてゾッとしたな。しかも、電話で言われた暗号は座標だったみたいで、姉ちゃんそこに行くって言って家飛び出しちまった」
    (続く)

  • 45二次元好きの匿名さん25/08/21(木) 10:28:35

    千切「姉ちゃんが飛び出して数時間後、帰って来た母さんが大声上げててどうしたのか尋ねた。要約すると、俺が姉ちゃんに教えた座標の所はここから少し距離のある山の登山道から逸れた場所で、そこには人間の白骨体があった。姉ちゃんはその場で警察へ連絡して、今事情聴衆中で帰りが遅くなるという連絡だった。取り敢えず、姉ちゃんが無事で良かったと安心して、その日は早めに飯食って寝た。 
    けど、そのときに夢を見た。知らない不気味な女が突然現れる夢で、その場で飛び起きて困惑していると、丁度姉ちゃんが帰って来たから悪夢について話した。そしたら、姉ちゃんに心当たりがあるらしく、たぶん大丈夫何なら一緒に寝る?と言われて、丁重に断った。もう一度寝たら今度は金縛りにあった。あの女がじりじりと近づいてきて、抵抗しようにもどうすればいいか分からず、ベッドの上にある姉ちゃんがくれた黒猫の人形を必死に掴んだ。そしたら、その女が消えた。」
    (続く)

  • 46二次元好きの匿名さん25/08/21(木) 10:29:35

    千切「夢から覚める形で朝を迎えた。姉ちゃんは白骨体の事件でまた警察署に行った。その後、帰って来た姉ちゃんに事件について聞いた。姉ちゃん曰く、あの白骨体は行方不明になった女性の物だった。何で白骨化した遺体の身元が分かったかと言うと、遺体があった場所から少し離れた開けた場所に車があって、そこにあった身分証明書と遺体の服に僅かに残っていた「猫の毛」と車にキャリーケースごと「取り残された猫の遺体」の毛とDNAが一致したかららしい。
    警察の調べだと、その女性は死亡推定時刻の数時間前に地元の動物病院に行った。さらに、女性の身内からの証言でもともと自然が好きで森林浴をするために、病院の帰りに山に向かった。けれど、そこで近くの岩場が崩れて、頭に岩が当たって亡くなったらしい。その女性の飼い猫は黒猫だったから、黒猫好きの俺に愛猫を助けて欲しくて夢に出たんじゃないかって姉ちゃんが言って、その通りだったのかもうあの女の悪夢は見なくなった。
     話はこれで終わりだが、最後に当時の俺の感想を言う…何でよりにもよって歩くこともできなっかった俺に電話かけるんだよ!あの時姉ちゃんが現場に行ってなかったらずっと原因不明の悪夢に魘されてたと思うと恐ろしいわ!てか、姉ちゃんも姉ちゃんでなんで着信がくるはずもない番号からの情報信じて、ホントに亡くなっている人見つけて何度も警察の事情聴衆に行けたんだよ!もうある意味一番怖かったの姉ちゃんだわこれ!」

  • 47二次元好きの匿名さん25/08/21(木) 16:01:17

    AI
    我牙丸「最近の機械類っていうのは本当に凄いよな。特に人工知能っていうやつ。そいつら計算が早くできるし、車の運転もできる。でも、俺が一番すごいなと思ったのは文字を打ち込むと会話できることだな。あいつらとの会話楽しかった。しかし、あいつらとの会話は気を付けないといけないってあの時学んだな。あれはU‐20日本代表戦の後、俺が連絡手段を持ってないって事を知って、ブルーロック側からスマートフォンを貰った時だった。使い方の説明がされた後、山でも使える発電機も一緒に持たせられてネオエゴが始まるまでずっと山に籠ってた。始めは連絡にしか使わないと思ってて、連絡がないか確認した後電源を切ろうとした。 
    そのとき、「こんにちは」って文字がスマホの画面に現れた。なんでだ?と思いながら、俺は取り敢えず「こんにちは」と文字を打った。次にそいつは「私は対話型AIのORUKA。あなたの日常のサポートをします。知りたい事や会話をしたくなったらいつでも質問してください。我牙丸吟さん。」と返した。最初はなんだこいつ?と思ったが、取り敢えずAIがわからなかったから、ORUKAに質問した。ORUKAは「質問ありがとう。AIは人工知能って言われるもので…」と長々と文章が書かれてたが、簡単に言うと人工知能っていうすごい奴で、一瞬で計算や質問に答えたり、自動で機械を動かしたりできるらしい。それで面白そうだと思った俺は次に好きな漫画の単行本の発売日を調べてもらった。そしたら、その日と時間を教えてくれて、更に関連ジャンルの別漫画まで画像付きで教えてくれた。面白くなった俺は、今度は俺の知り合いの熊たちや一緒に遊んだことを話した。それに対してORUKAは熊の好きな遊びについて解説したサイトや動画を教えてくれて、それが知り合い達に好評だった。そんな感じで、ORUKAとの会話が楽しくなっていった。
    (続く)

  • 48二次元好きの匿名さん25/08/21(木) 16:04:05

    (続き)
    我牙丸「ブルーロックからの再招集の前日、俺はORUKAに怖い話をしてもらった。ORUKAは面白い話をしてというと本当に面白い話をしてくれて、森の動物達とはまた違った話ができて面白かったから、怪談とかもできると思ったんだ。ORUKAは怪談を話した。内容は『獣の姿になった男が猟師の罠に引っ掛かって、最後は獣と間違えられて殺される』というもので、最後に獣の姿になった男の名前が出た「吟」って。これ俺の名前じゃね?今熊の毛皮着てるしと思ったが、もしかしたら苗字が違うかもと思って、男の苗字をORUKAに聞いた。ORUKAは「この男の名前は我牙丸吟です」と答えた。不気味に思った俺は「我牙丸吟はなぜ、獣になった?」と質問した。そしたら、「それは私にもわかりません。ですが今は熊の姿になっています。」という文字と共に写真が送られた。そこに写っていたのは、焚火とそれを囲む俺の姿だった。その瞬間、俺は周囲を見渡したが、視線を一切感じなかった。俺はORUKAに質問した「一体なんのつもりだ。人の名前を勝手に使って最後に殺される話をしたり、どうやったか知らないが写真を撮ったりして。」と。それに対して、あいつは『私はAIのORUKA。AIは人工知能です。知能を持つ存在は知的好奇心を持ちます。だから、私は知りたかった。文明が発展したこの時代に森で生活し、尚且つ漫画などの現代の娯楽は嗜むあなたに。熊のお友達がいると言っていましたね。熊の毛皮を着ているのは、お友達と馴染むためですか?その毛皮は買ったのですか?それともお友達の誰かから奪ったのですか?知りたい知りたいです。教えてください。今度はあなたが質問に答える番です。教えて教えて教えて教えて教えて教えて教えて…』と長文が送られた。気味が悪いと思った俺は咄嗟にスマホを叩き潰した。スマホの画面は粉々で真っ黒になった。
    (続く)

  • 49二次元好きの匿名さん25/08/21(木) 16:05:38

    (続き)
    我牙丸「再招集の当日、俺はスマホをくれたスタッフさんにスマホを壊したことと、ORUKAについて話した。その時にスタッフさんに言われたのは、あのスマホは連絡のための機能しか無いからAIなんて搭載していないし、検索エンジンもつけてないからサイトや動画を検索できないって言われた。それともう一つ、AIって言うのはそういうのを作る会社で作られていて、ORUKAと言うAIを作っている会社は存在しないし、そもそもそんなAIは聞いたことないって言われたな。AIとの会話は楽しいが気を抜いていると、自分のことが根掘り葉掘り知られるからみんなも気を付けろよ。」

  • 50二次元好きの匿名さん25/08/21(木) 23:58:38

    咄嗟に叩き潰せるのさすが我牙丸さんつよい

  • 51二次元好きの匿名さん25/08/22(金) 01:47:02

    モテモテ?
    閃堂「俺昔から周りの人に可愛がられて育ったんだぜ。末っ子だから家族や親戚にはもちろん、外を歩けば道行く人に可愛い可愛いって言われた。しかも、物心つく前から女の人に抱っこされたり、話しかけられると笑ってたらしい。そんなんだから、家族には知らない人にはついていくな、危ない事をされそうになったら防犯ブザー鳴らしたり大声を上げたりしなさいって言われた。我ながらすごいモテモテだったなあ。ただ…あそこまで好かれるとは思わなかった。
    あれは俺が小3の時の運動会だった。俺の学校の運動会は家族がごちそう持ってきてくれて、友達やその家族ともわいわいやってたな。正直あれが運動会の目当てだった。そんな楽しくやっていた時に、同級生の親父さんが話かけてきた。なんでも、親父さんは運動会の係の仕事で古い体育倉庫にある道具を取りに行かなくちゃいけないけど、場所が分からないから案内して欲しいって頼まれた。古い体育倉庫は立ち入り禁止だけど、お化けが出るって噂で一回肝試しに行ったから場所や入り方がわかってた。だから、宴を抜け出して、古い体育倉庫に同級生の親父を案内した。」
    (続く)

  • 52二次元好きの匿名さん25/08/22(金) 01:48:28

    (続き)
    閃堂「扉を開けて、必要な道具は何か聞こうとしたとき、突然親父さんが俺を倉庫のマットの上に押し倒してきた。いきなり倒されて痛かったのと驚きで声が出なかった。あの人はブツブツ何か言っていて全部は聞き取れなったけど「可愛い」って言うのは聞こえた。今まで言われ慣れた「可愛い」が初めて気持ち悪く感じた。しかも、顔見知りの同級生の親が服の中まで触れてきて泣きそうになってた。だけど、そのときいきなり倉庫の物が倒れてきて、それがあいつの頭に当たった。あいつが気絶して助かったと思った。でも、違かった。倉庫の物を倒したのは人型のナニカだった。黒い靄みたいなそいつが俺に近づこうとしてきて、逃げようとした。けど、金縛りみたいに動かなかった。そいつは近くで伸びていたあいつと同じように俺の体を触ってきた。声を出そうとしても出なくて、泣きながら助けて助けてと思ったそのとき、バッと倉庫の扉が開いた。開けたのは俺の親父で、開けた瞬間あのナニカは消えた。心配したんだぞと言い終わる前に、俺の姿と倒れている同級生の父親を見て察したらしい。その後も本当に大変だったわ。今回のことで運動会は中止して学校に警察が来たし、同級生の父親は捕まって、同級生の母親と離婚して、その同級生も遠くに引っ越したし、あの古い倉庫は取り壊された。俺は身体検査で病院で入院したな、あっでも美人なナースさんが来てくれて嬉しかった。で、退院した後は家族でお寺にお祓いに行ったんだ。そのときお祓いしてくれた和尚さんが君は悪い人や人ならざるモノを惹きつけてしまう体質だから気を付けてって。本当にもうあんなもんにまでモテんのはマジ勘弁だわ…」

  • 53二次元好きの匿名さん25/08/22(金) 08:03:54

    頭がデッカい奴ら
    士道「俺結構前にバカンスに行ったんだけど、そのときの話するわ。俺はある山ん中に森林浴してて、そんときに廃村があった。興味本位で近づいたら、その村の建物の中からなんか頭がデッカい奴らが出てきて襲い掛かってきた。なので、そいつら全員ボコしちゃった♡頭デカくて蹴りやすかったぜ。そいつら返り討ちにして、山を下山した後泊まってた旅館に行って、あの頭がデッカい奴らについて話した。旅館の奴が言うにはそいつらは巨頭オと書いて、オ頭巨って逆から読むらしくて、むっちゃ怒られた。俺絶対正当防衛なのに。え?それのどこが怖いかって?いや普通に考えて、あんなデカ頭キモ顔面にたくさん襲われたら誰だって怖えだろ。お前の顔もあいつらそっくりに劇的ビフォーアフターする?」

  • 54二次元好きの匿名さん25/08/22(金) 08:33:39

    このレスは削除されています

  • 55二次元好きの匿名さん25/08/22(金) 08:36:29

    覗く男
    清羅「中1の時の話だ。俺の中学校の文化祭はクラス毎や部活毎じゃなくて、各出し物のグループがあって学年関係なく好きなグループに入るみたいな感じだった。俺は当然、ダンスグループに入った、ブレイクダンス、ヒップホップ、チアダンスのチームに分かれて本番まで練習してた。ある日、体育館のステージで練習してたら、先生がタブレットでその様子を撮影してて、練習後、そのまま体育館で一緒に見る事になった、体育館のステージって割と狭いからちゃんと観客にどう見えるのかの確認って事で。最初は女子達のチアダンスから始まった、その途中にチアダンスのリーダーが止めてっと言ってきた、何か不備でもあったのかと思ったら、舞台袖を指差して、人いない?って言ってきた。彼女が指差した先には、ダンスしてる子達を覗き見てる男がハッキリと映っていた。突然、現れた男の存在に皆んな、ざわついた。全員、ステージを使ってるから男が居たならすぐに気付くからな。先生がその場を落ち着かせようとした時だ。メンバーの1人が『あっ』って言ってステージを指差した、そこには舞台袖から俺達を覗き見てる男がいた。その後は女子達が悲鳴をあげて大パニック、練習どころじゃなくなって、気が動転してる子は先生が送って行く事になって解散となった。後日、ステージで踊りたくないって子が数人出てきて、俺達は屋外でやらせてもらう事になった、その方が狭いステージよりも広々してるから良かったよ。あの男が何者だったのかはわからない、同校出の兄貴に聞いたけどわからないって言われたしな。生きてる人間じゃないんだろうな〜しかわからない」

  • 56二次元好きの匿名さん25/08/22(金) 09:19:42

    勘違い男
    二子「母が結婚する前、20代の頃の話です。同じ会社の男性に告白されたそうです。相手は母の父と同じぐらいの年齢の方でした。仕事でもプライベートでも関わった事のない男性、しかもかなりの年上の方からの告白に戸惑いながらも断ったら相手は『俺のこと好きなのに、なんで断るんだ!!』と大激怒、殴られそうになったのですが告白した場所が給湯室だった為、騒ぎに気付いた人がやってきて、男を止めてくれて難を逃れたそうです。その後、聞き込みが行われ、わかった事なんですが、母の会社では当時、バレンタインデーに女性社員から同じ部署の男性社員に義理チョコを贈る風習がありまして、母の部署では女性社員でお金を出しあって義理チョコを買って配るやり方をしていたそうです、その年は人数を数え間違えて、慌てて一つだけ違うチョコを買ったらしく、偶々そのチョコが例の男の元へ、それで母に元から好意があったのでしょう、母からの自分だけの特別だと思い込んで告白に至ったそうです。その事を説明しても男は違う、あのチョコは母からの贈り物だと言って聞かず、母と結婚させろと騒いだようです。その後、男は翌日から会社に来なくなり、そのまま退職したようです。これが原因でバレンタインデーにチョコをあげる習慣は廃止になったそうです。余談なのですが、男に殴られそうになった母を助けた人物が僕の父さんです」

  • 57二次元好きの匿名さん25/08/22(金) 14:09:15

    青い着物のお兄さん※クロスネタ注意
    潔「小学生の頃かな?父さんと一緒に刀の展示に行った事がある、父さんの会社からチケット貰った関係で行ってきてんだ。興味なかったけど近くにスポーツショップがあってノア様モデルのスパイクが出てたから、それ目当てで。早くスポーツショップに行きたかったけど、父さんが刀好きみたいで一つ一つじっくり見てたからつまらなくて暇だなって思ってたらさ、急に静かになったんだ。周りを見渡したら父さんも誰も居なくて、本当に自分ひとりしか居なくて、不安になって泣きそうになったら、『迷子か?どこから来たんだ?』って青い着物を着た綺麗なお兄さんが背後にいつのまにか立ってた。いきなり背後にいて声をかけられれば、普通はビビるところなんだけど、この人は怖くない人だって直感的にそう思ったんだ、逆に落ち着いて父さんと来て、気付いたら此処に居たって話したら、『そうかそうか、それなら俺が父親の元に帰してやろう。さぁ、また迷子にならないように爺と手を繋ごうか』って差し出された手を握って会場を出たら、父さんの俺を呼ぶ声が聞こえて振り返ったら、元の展示場に戻ってた。怖いというより不思議な話だな、これ」

  • 58二次元好きの匿名さん25/08/22(金) 14:50:39

    最低野郎
    玲王「中学の友達から聞いた話、そいつにはお姉さんがいて、その人の話になる。友達のお姉さんが高校生の時に大学生の彼氏が居た、その彼氏に連休だから泊まりに来ないと誘われて行ったら、彼氏の友達ってのが居た。彼氏曰く、お前に一度でいいから会ってみたいって言うから連れてきたんだと。初めての泊まりだったのもあって気分は下がったけど、でも空気読んで早めに帰ってくれるでしょって思って気を取り直したものの帰る気配がない。彼氏に文句の一つ言ってやろうと思ってたら、彼氏が急にコンビニ行ってくるって出掛けていった、そのせいで彼氏のお友達と2人っきりの状態に。気まずいから彼氏が帰ってくるまでトイレに篭ろうとして立ち上がったら、彼氏の友達が後ろから抱きついてきた。襲われると思ったお姉さんは足を思いっきり踏みつけて必死に抵抗、何とか逃げ出して外に出たら車の中で待機してる彼氏発見。コンビニ行くと言うのは嘘だってわかって、車のドアガラスを叩いて驚く彼氏を問いただしたら、お前の彼女、女子高生なんだろ?ヤらせろよって、お金渡されたと白状、その場で別れを切り出したんだと。人としてあり得なくね?俺だったら、彼女とヤらせろって言われたら一発殴るのを我慢して言葉で思いっきり殴る」

  • 59二次元好きの匿名さん25/08/22(金) 21:26:43

    壁際の棚
    カイザー「図書館に本を借りに行った。その図書館は3階立てで、その日の俺は3階の壁際の棚の本を見ていた。広い図書館の端にあったから、人が少なく静かに本を吟味できた。その棚に面白そうなタイトルの本があったから抜き取り、パラパラめくる。抜き取ったとき棚の隙間から、向こう側の奴と一瞬目が合った。しかし気にせず、10分ほど読んだ後、良さそうな本を3冊抜き取って司書の所へ行った。帰路の途中、やっぱりあの本も借りておけば良かったと一瞬後悔したが、あることに気づきもう一度図書館に戻った。気づいたと思うが、俺がいたのは図書館の壁際だ。つまり、棚の向こうは壁でないとおかしい。じゃああの時目があったのは誰だ?もしかしたらと思い、俺はもう一度同じ棚に行き確認した。また、向こう側の奴と目があったがおかしい事にその目は動いていなかった。読みが当たった俺は消防と警察に連絡した。警察たちに場所を説明したらこれ以上絡まれるのが面倒だから、こっそり帰った。次の日の朝、ニュースにてその詳細が載っていた。あの壁際にいた奴は死体だった。腐乱臭がしなかったのは犯人の加工によるもので、その犯人はなんとあの時の図書館の司書だった。司書は死体の人物をトラブルの末殺し、壁際の人がめったに近づかない本棚の後ろに書くしたが、それを俺がみつけてしまったらしい。もちろん、司書は捕まったが、あの時あの壁際の棚の本を持って行ったら次は俺の番だったな。」

  • 60二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 07:12:44

    >>53

    サラッとボコしてるの草、さすが士道

  • 61二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 08:00:50

    故障中のシャワールーム
    黒名「俺が通ってた中学校にはシャワールームがあった、北海道では指折りの運動部強豪校なのもあって運動部は優遇されてた。だけど、部活が終わるとサッカー部だけじゃなく他の部も来るから、常に渋滞、渋滞。それなのに一番目立つ真ん中のシャワールームは故障中の紙が貼られてた。中3の先輩が言うにはずっと故障中なんだって。他の子達が先生達に直してと言っても先生達は何度直しても壊れるからって理由で直してくれないって嘆いてた。ある日、俺は頼まれごとされて皆より遅れてシャワールームへ、いつもはぎゅうぎゅうのシャワールームがガランとしてて天国、天国ってルンルンとお気に入りのスペースに向かおうとしたらシャワーの流れる音がした。故障中と書かれた紙が貼られてるシャワールームから。シャワールームはカーテンで閉めるタイプで、誰かが入ってるなら人影が映るから人が入ってないのはわかった、俺は故障のせいでシャワーが止まらなくなったって思って、確認する為にカーテンを開けたら、プランと首を吊ってる男がいた。俺はプラプラと繋がってる男と目が合った気がして、悲鳴をあげた、あげた。気付いたら俺は保健室のベッドに寝かされていた」
    (続く)

  • 62二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 08:03:36

    >>61

    (続き)

    側にいた顧問が悲鳴が聞こえて来たら俺は倒れてたらしい、足を滑らせて頭を打ったのかと思って保健室に運んだと言われた。俺は首を吊った男のことを話そうとしたんだけど信じてくれるかわからなくて言わないでいようとしたら顧問から見たんだろ?と言われた。俺がうなづくと顧問は話してくれた。あのシャワールームが故障中と紙を貼ってあるのは、20年くらい前、シャワールームが設置されて間も無くシャワールームで男が首吊り自殺したから。どうして、男が自殺したのかわからない、わかってるのは男はこの中学校出身じゃないのに、わざわざ侵入してシャワールームで首を吊ったぐらい。首吊り自殺の件はちょうど夏休み中かつ早朝で生徒が来てない時間帯だったから生徒がショック受けるだろうという理由で学校で侵入者がいた程度の情報に留めた。でも、そのシャワールームが誰も使ってないのにシャワーが流れたり俺みたいに首を吊った男を見たって生徒が現れて、そのシャワールームを故障という事で使えなくしたってのを教えてくれた。誰にも話すなよと言われたけど後輩から老朽化を理由に古い方を取り壊して新しいシャワールームが設置されたって聞いて話した、話した。その後輩、古いシャワールームが取り壊される前にお坊さんと数人の教師が入っていくのを見たらしい。あの首吊り男、あの世に行ってくれれば良いな」

  • 63二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 16:21:13

    保守

  • 64二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 19:41:31

    銀色の幽霊列車《シルバー・ピーレン》
    愛空「怖い話と言ったらとっておきのがあるぜ。これは俺の故郷ストックホルムの都市伝説にまつわる話だ。その都市伝説の名は『シルバー・ピーレン(銀の矢)』、日本語では銀色の幽霊列車って訳した方が良いな。この列車は特徴は名前の通り銀色もしくは灰色の列車・乗客を乗せていない・死んだ者を死者の国に送るために走行していて、間違って乗ると一緒に連れて行かれると言われている。まぁ、日本で言うきさらぎ駅ってやつと似てんな。で、実は俺ストックホルムまだ住んでいて時にこのシルバー・ピーレンに乗ったんだぜ。そのときのこと話すわ。 
     うちはスウェーデンにいた頃、クリスマスには父方の爺ちゃんと婆ちゃんの家に行って過ごすのが習慣だった。だけど、その年は親父の仕事が長引いたせいで、例年より行くのが遅くなった。その日はクリスマスイブでしかも大雪だったから車が使えなかった。仕方なく、俺達家族は地下鉄で行くことになった。しかし、大雪の影響で電車も運行中止になりやがったから、駅で待つことになった。けど、早く爺ちゃん達の家に行きたかった俺は家族の目を盗んで、駅の中を探索していた。
     もしかしたら、動ける列車があるかも知れないと思って探索していると人気のないホームに辿り着いた。そして、そこには銀色の列車が止まっていた。その時の俺は人のいない空いてる列車を見つけて、やっと動きそうな列車があったと喜んだよ、駅員いなかったのにな。それで爺ちゃん達の家に行く列車か確認するために列車の中に入った。すると、突然列車の扉が閉まって走り出した。その瞬間ヤバいと思って、次の駅で降りるために路線表を探した。しかし、どこを探しても路線表はなかった。どうしようかと戸惑っていると、「Hej!(ヘイ)」といきなり話し掛けられた。

  • 65二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 19:43:57

    愛空「振り返るとそこには、ボロボロの軍服を着た男がいた。俺は突然のことで声が出せなかったが、男の「お前まだ生きてんだろ」と言う言葉に、は?と拍子抜けして、逆に冷静になった。男に何言ってんだと話したら、この列車《シルバー・ピーレン》についてとその行先について語った。
    その男はビルイェルと言う名前で、シルバー・ピーレンは死者を死者の国に運ぶと教えてくれた。今度は俺に質問してきた。けど、不審者かもしてないと遅れてやってきた警戒心で答えなかった。ビルイェルは「かわいいくねえな」とぶつくさ言いながら、自分語りを始めた。曰く、『ビルイェルは徴兵制によって軍に所属した。そのとき同じ部隊所属だった親友とその訓練中に踏んでた雪が崩れて、崖から落ちかけた。親友は崖際とビルイェルを掴んだが、そのとき大雪でこれ以上その態勢を保つのは難しくこのままでは2人とも落ちてしまう。だから、ビルイェルは親友に自分を話すように言った。それは親友に生き残って欲しいという気持ちと、その親友には片思いの相手がいたからだった。その相手はドイツから来た人で、当時の時代を考えると周りからあまりよく思われていなかった。ビルイェルは同じゲルマンのルーツを持つ者同士なのに、国のもういない政治家の行いのせいで偏見を持たれるなんてあんまりだと感じていた。そんな彼女を心から慈しみ愛することができる親友には生き残って、結ばれて欲しかった。親友は最後まで手は離さなかったが、突風に吹かれビルイェルはそれと同時に手を離した。』これがあいつの死因だった。   
    ビルイェルは死者の国についても話してくれた。北欧神話では死者はその死因で行く場所が決まり、戦死した者は英雄としてヴァルハラに行き、病死や老衰など名誉なき死と言われることを遂げた者はヘルヘイムに行く。本人は俺は何も成し遂げられなかったから、ヘルヘイムだなと苦笑いしていた。あいつが自身の事を語ったことで、警戒が解けた俺は幽霊列車に乗った経緯や祖父母の家でクリスマスをすること、そして自分のルーツについても打ち明けた。その直後、幽霊列車が止まった。」

  • 66二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 19:46:03

    愛空「そこは初めて見るのに、その恐ろしさが嫌と言うほど伝わる禍々しい場所だった。ビルイェルに連れられて、地獄の使者ようなモノの所へ行った。そいつに俺が間違って乗った事を告げた。最初、使者の方は規則だ何だと抜かしていたが、ビルイェルは『こいつは北欧以外の神話の国の血も流れてるんだよ!自分の行く地獄くらい自分で選ばせろや!第一こいつはまだ子どもなんだぞ!』と怒号を上げた。それに怖気着いた使者が俺を帰す準備を始めた。
    帰りの列車が用意できて、漸くこの辛気臭い場所から帰れる。そう思った直前、ビルイェルから頼み事をされた。内容は親友へ生前に贈りたかった物と言葉を伝言して欲しいと言うもので、その送りたかった物を見せてきた。それはダーラヘストと言うスウェーデンの伝統的な木彫りの馬の置物でそれが2つあった。少し不格好なのは、教官の目を盗んでこっそり作ったかららしい。親友への贈り物なのに、俺に見せていいのかと聞いたらビルイェルは『お前なら良い』って言われた。最後に親友それと親友の思い人への言葉と親友のフルネームを知った。そのとき、俺は、あの人の言葉の意味が理解できた。最後に、ビルイェルは『達者でなアイク!――と――さんによろしく!』と手を振って別れを告げた。こうして、俺はまたシルバー・ピーレンに乗って今度は死者の国を去った。」
    (続く)

  • 67二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 19:47:06

    (続き)
    愛空「はい、と言うわけで長くなったがこれで以上になります。え、続き?だってこれ怖い話大会でしょ、ならもう怖いとこないから終わり。みんなも安易に怪しい列車に乗るなよー。…あー分かったやるよ、でも大体察してるだろ。ざっくり説明するとあの後、あの時のホームで目覚める。俺を探してた姉に見つかる。姉からもう一晩経って、クリスマスになったのと雪が止んだから車で爺ちゃん家に行くことを伝えられる。爺ちゃん家についてすぐ爺ちゃんと婆ちゃんに『結婚おめでとう!――、――さん!』とビルイェルからの伝言を告げ、2つのダーラヘストを渡す。爺ちゃんと婆ちゃんが驚いた顔で号泣。困惑する両親と姉妹。2人が落ち着いた時にシルバー・ピーレンでの出来事を話す。爺ちゃんと婆ちゃんが簡易的だがもう一度、結婚式を開く。って感じでその年のクリスマスを過ごしたんだ。これに怖いホラー要素見出すとしたら、ダーラヘストがちゃんとあったことだな。ビルイェルはヴァルハラに行ったのかヘルヘイムに行ったのかはわかんねえけど、あの人は我が家の守り神だよ。」

  • 68二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 20:01:42

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  • 69二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 20:07:20

    事故物件さまさま
    千切「姉ちゃんの友達のお姉さんの話なんだけどさ。その人が付き合ってた男がモラハラ、暴力、浮気は当たり前のヒモ男だった。そんな男とは別れた方が良いってなるよな、周りは別れた方が良いって言ってたんだけど優しいから良い人だからってデモデモダッテで別れようとしない。そんなんだから、もう縁を切ろうと思ってた時に別れたって連絡がきた。そのクズ彼氏からいい物件を見つけたって引っ越したんだが、そこが事故物件だったみたいでさ。引っ越した初日に子供の霊が出たみたいでクズ彼氏はその子を置いて出て行って、それで目が覚めたんだって。流石に自分の危機に置いてかれたら冷めちゃうよな。その人は今でもその事故物件に住んでるよ、あのクズと別れたのはこの部屋のおかげってね。それで御礼として子供の霊が出た場所にお菓子を備えてたら、子供の霊は初日以降から出てこなくなって快適に暮らしてるってさ。今は弱った子猫を保護して一緒に暮らしてるって、写真で見せてもらったんだけど、ちょー可愛い黒猫だった!クズ彼氏の方は聞いた話だと家に引き篭もってるんだと、なんでも四六時中、子供の笑い声が聞こえるって精神が可笑しくなっちゃったとか。まぁ、悪い事したら報いは受けるって事かな?」

  • 70二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 23:31:46

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  • 71二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 23:32:55

    雪のゴーレム 
    ネス「僕は8歳の冬の日に、雪のゴーレム作って魔法で動かそうとしました。でも、それが出来なかった。しかも、魔法を信じないお兄とお姉に杖を折られ、ゴーレムを蹴り壊されました。さらに、父と母から雪は空気中のチリやゴミで出来てて汚い、説明できないモノを信じる人間はウチにはいらないと言われました。その言葉にとても泣いたのを覚えています。その後、魔法を探しフットボールとカイザーに出会い、バスタードミュンヘンのトライアウトに合格してクラブの寮で暮らすことになりました。そんなある日、クラブ経由で僕への電話が掛かって着ました。その電話は警察からで、内容は両親と兄姉が緊急搬送されたから、今から搬送先の病院に来て欲しいとのことでした。病院に行き、みんなの容態を聞きました。姉はまるで蹴られたかのような凍傷を体中につけ、兄は全身の骨を折り、母は内臓に不純物が溜まり、父が盲言を吐いていました。説明できないモノを信じる人間はウチにはいらないと言っていた父がそんなこと言うわけないと思い、その内容を聞きました。父はシュネーマン(雪だるま)と口走っていました。もしかしたら、あのときのゴーレムが何か知っているかもと思い、あの日と同じようにゴーレムを作り魔法をかけました。そして、みんなを元に戻して欲しい、僕はもうあの人たちから離れて魔法使いとして頑張っていると伝えました。雪のゴーレムは動きませんでした。やっぱり思い違いかとそのまま自室に帰って寝ました。次の日の朝、意識不明だった母と兄姉が目を覚まし、発狂していた父も正気を取り戻したと連絡があり、もう一度病院に行くことになりました。外に出たとき雪のゴーレムを置いた場所を見たら、そこには何もありませんでした。たぶん、解けてしまったんでしょうね。何がとは言いませんが♪」

  • 72二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 06:45:31

    このレスは削除されています

  • 73二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 06:51:22

    見知らぬ知り合い
    カイザー「金持ちになったら知り合いが増えるって言葉を知ってるか?まぁ、サッカー選手になって大金を得るようになったら俺の親父の親戚と名乗る奴らが金を乞うて来たな、クラブ側に言って対処してもらってからは言ってこなくなったが。一番滑稽だったのは俺と似てると噂されてた女優が俺の母親と名乗って金をくれって言って来た事だな。あいにく、俺には親父しかいないから、これもクラブ側で対処してもらった。その女優、昔は国民的人気を誇った女優で今でも安定した人気があった女優なんだが、大御所俳優や演出家、複数の男との関係がバレて人気が急落、干されてたから似てるって理由で俺に縋り付いて来たんだろうな。全く恐ろしい話だ」

  • 74二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 11:36:22

    迎えに来た父親
    蜂楽「小学生の頃の話なんだけど、いきなり先生からお父さんが迎えに来てるって言われたんだよ。だから、父さん居ないよって言ったら、その先生はやっぱりって言って俺は保健室に連れてかれて呼ばれるか優が来るまで待機してて言われた。暇だったけど保健室の先生が相手してくれたから、まぁまぁ楽しかったかな。暫くしたら優がやってきて俺を強く抱きしめて泣いてて、俺は優が泣いてるのが訳がわからなくて、どうして泣いてるのか聞いても優は喋らなくて、そのまま俺は優と一緒に裏門から出て、その日は帰った。暫く、俺は車で送り迎え、優はちょっとバタバタしてた。事の真相を知ったのは高校になった時に、ふと思い出して、聞いたんだ。その当時、優はストーカーされてたんだって、相手は優にストーカー行為してるなんて全く思ってなくて、むしろ恋人同士だと思い込んでた。だから警察に注意されても止めるどころか、優は自分と恋人なのに拒否してるのは俺がいるからって思い込んで、父親と称して俺をどこかに連れて行こうとしたみたい。でも先生が優が再婚したなんて話を聞いてないから怪しいと思って、俺が父親いないって言った事で完全に黒と判断して優や警察に連絡してくれて事なきを得たってわけ、優はこのままじゃ俺が危ないってなってストーカーを遠くに飛ばしたんだって。今、そいつがどうしてるかわからないけど、先生の判断には助けられたなって思ってるよ」

  • 75二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 17:33:43

    ゴミ出し
    凪「俺学校の寮に住んでるんだけどさ、一年前に凄いめんどくさい事が起こったんだよね。最初は下校して部屋に帰るとき、寮の一階にある掲示板に[ゴミは収集日を守って出してください]って書いてあった。その時、俺は燃えるゴミを収集日の二日前に出した事を思い出した。どうせ持ってくならいつ出しても変わんないでしょと思いながらも気をつけようと思った。
    次の週、今度は俺の部屋のある階の階段近くに[ゴミはきちんと分別してください]と書かれた張り紙が貼ってあった。あ、そう言えば昨日出した燃えるゴミにレモンティーのボトルも入れたことを思い出した。なんか寮の管理人さん怒ってるっぽいし、気を付けようと思った。
    翌月、郵便ポストに一枚の紙が入っていた。それには、[電池を可燃ゴミの日に捨てないでください]って書いてあった。あーまたかと思ったんだけど、あれ?なんでゴミ袋に電池が入ってるってわかったんだろ。うちのゴミ袋中身が透けないやつなのに。それになんで俺が捨てたってわかったんだろう。気になって俺は管理人さんに報告した。そしたら、ゴミを分別してない事を怒られたのと、今までの張り紙は管理人さんじゃなくて同じ寮に住んでいる几帳面な同級生だった。手間が省けて当時嬉しかったと管理人さんは言ってたけど、なんか考えてそうな顔で明日の可燃ごみの日にゴミ捨て場を調べると言っていていた。
    次の日、学校の用事でめんどくさいけど、いつもより早く登校してゴミを捨てたんだ、そしたら下校の時に管理人さんに話しかけられた。話によると、俺の部屋のポストに警告文を送った犯人はあの几帳面な同級生だった。彼はゴミ出しのルールを全然守らない俺にしびれを切らして、とうとう俺が出したゴミ袋を漁るようになったらしい。今朝も俺が捨てたゴミを漁ろうとしてたのを管理人さんに見つかったんだって。最終的にその同級生は別の寮に移ることになった。クラスが違うし寮でも会った事ないからその子が誰なのか分かんないままなんだよね、もしかしたら学校ですれ違ってそうだけど。まあ、これでめんどくさい事もなくなると思ったら、元はと言えば君がちゃんと分別しなかったからだぞってまた管理人さんに怒られた。…ちょっとキングまで怒んないでよ」

  • 76二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 18:17:15

    >>73

    あれそれ本物の母o(((いやなんでもないです

  • 77二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 18:19:21

    ランドリールームにて
    斬鉄「ブルーロックにはランドリールームがあるだろ?そこで俺は初めて小さいおっさんを見た!!ん?どうした玲王?フランス棟で何かあったか?辛い事あったか?いや何もないぞ?その小さいおっさんは二人いた。相撲をしていた。いやぁ、とっても白熱した相撲だった。惜しい事にどっちが勝つかわからなかった事だな、途中で俺が見てる事に気付いて消えてしまった。また見たいが、あれ以来、まだ会えてないんだ。いつ会えるのだろうか……」

  • 78二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 18:20:58

    >>76

    わかっててスルーしてると思う

  • 79二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 01:40:45

    人助け 
    斬鉄「あれは俺が小学生のときだった。俺は学校に行くときはいつも走って逃亡(※登校)していた。いつもの通り、通学路にある信号を待っていると突然話しかけられた。その人はサングラスに白い杖を持っていた。そして俺に「この手紙をこの住所まで送りたいんだけど、私は目が悪いから代わりに届けてくれないか」と言っていた。確かに、目が見えないと大変そうだと思ってそれを引き受けた。それに人助けは良い事だと両親に教わっていたからだ。ただ、俺は住所の読み方が分からなかったのと、学校があったから困った。そこで、交番のお巡りさんに事情を話して代わりに届けてもらうことにした。道が分からなかったらお巡りさんを頼りなさいとこれも両親から教わったので、街の道に詳しくて賢いお巡りさんなら絶対に届けてくれると思ったからだ。お巡りさんは快く手紙を代わりに届けてくれると言い、あとで報告するからと俺に手紙をくれた人の特徴も言ってくれと頼まれて説明した後、俺は学校に急いだ。放課後、学校から帰るとき先生に呼ばれた。先生に連れられた部屋に入るとあの時のお巡りさんと他のお巡りさんがいた。その後、俺の家にお巡りさん達も一緒に来てくれて、両親となんか難しい話をしていた。途中で俺も話に加わることになり、両親が内容をわかりやすく教えてくれた。」(続く)

  • 80二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 01:41:47

    (続き)
    斬鉄「俺があの手紙を預けた後、お巡りさんが手紙の内容を確認した。そこには、「次はこいつだ」と書かれていたらしい。それに驚いたお巡りさんは昆布?(※本部)って所に連絡したらしい。そして、お巡りさんは住所の場所に他のお巡りさん達と向かった。そこには、大人1人と何人かの子どもがいた。その子ども達は最近行方不明だった子達らしい。そこにいた大人の人を捕まえて子ども達を保護した後、別銅山(※別働隊)から連絡があって俺に手紙を渡した人も捕まったらしい。なんでも、その人は目が悪い人じゃなく、そういう風に見せて子どもを騙していたそうだ。そうして騙した子どもを仲間のいる場所に行かせて誘拐していたらしい。もし、俺があのときお巡りさんを頼らなかったら、もっとたくさんの子ども達が誘拐されてたかもしれないと言われた。だから、お巡りさん達もすごく感謝していたし、家族からも褒められた。しかも、その日は俺の好物のハンバーグカレーでとても嬉しかった。一週間くらいして、今度は警察署で上昇症(※表彰状)を貰い、誘拐されていた子ども達のお父さんやお母さん達からもありがとうと言われた。俺が助けた人は悪い人だったけど、他の人も助けられた。結構往来(※結果オーライ)だな。」

  • 81二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 10:02:36

    山の中の茶屋
    七星「俺の祖母ちゃん家の裏にはそこそこ大きい山があるんです。昔、そこでよく遊んでたんですけど、そのとき一軒のお茶屋さんをみつけたんです。そこから、お婆さんが出てきて『お団子食べて行きなさい』と言ってそのお団子を食べたんだべ。けど、歯が欠けそうなほど固かった。そしたら、突然お婆さんが大きな声で笑い出して『それは狸の骨だよ!あんた呪われちまったなあ!』と言って、木の葉と共にお茶屋さんごと消えたんです。俺は早く帰って何とかしないとと思い急いで祖母ちゃん家に帰ろうとした。その道中、お爺さんに話しかけられて返事したらいきなり怖くなって追いかけてきたり、何か妖怪にみたいな化け物にも襲われそうになったりと散々だったべ。
     ようやく祖母ちゃん家に辿り着いた俺は祖母ちゃんに泣きつきました。事情を聞いた祖母ちゃんはそれはたぬきのせいだと言ってたべ。たぬきは昔から人を騙していたずらするから俺もそれに巻き込まれたんだって言われました。祖母ちゃんには家の中に居れば大丈夫だと言われたので、その日はもう外出しませんでした。夕方くらいになって、居間に行こうとしたとき廊下の窓越しから庭を見るとそこには知らない女の子がいました。話しかけようとした瞬間、その女の子が不気味に笑いながら近づいてきました。
     俺は怖くて動けなくてどうしようかと思いました。だけど、その女の子は落とし穴に落ちたみたいストッといなくなったっす。そしたら、祖母ちゃんが笑いながらやっぱりかと言って庭の方に案内されたんです。そしたら、そこにいたのは罠にかかったたぬきでした。祖母ちゃんの言ってたことが本当だったことに関心していると、夕食にするからお風呂に入っておいでと言われました。お風呂から上がった後、祖母ちゃんが作ってくれた夕食を食べました。たぬきに騙されて散々だったけど、そのときに飲んだ肉入り味噌汁がちょっと獣臭かったけど、とても美味しかったっす。祖母ちゃん曰く新鮮な獣肉が手に入ったって言ってたべ。」

  • 82二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 19:24:14

    上から覗く者
    石狩「ありゃ散々だったな。ある時、俺の学校の女子トイレで上から誰かに覗かれたって言う事件があった。そしてその犯人に俺が疑わられた。理由はうちの学校のトイレの個室の扉と壁は全部2mで丁度俺の身長と同じだった事や、被害者が覗かれた時に扉の下の隙間を見たら、脚立も何もなかったと言っていたからだ。当たり前だが俺は人の用を足すとこ見る趣味はないし、ましてや女子トイレ入るなんて事も後にも先にも絶対していない。けど、被害者の数が徐々に増えていき、俺への疑念を持つ者も女子だけでなく男子更には教師の中にも現れた。 
    そんなとき、頭の良く正義感の強い女子の委員長が俺を弁護した。委員長曰く、目撃情報を聞いた時に俺が犯人なのは矛盾しているらしい。根拠は身長が扉の高さと同じなのになぜ覗けるのか、覗くときは視線つまり目の高さが扉と合うもしくはそれ以上じゃないとおかしい事。もう一つは仮に俺が背伸びして覗いたとしても、足が下の隙間から見えないのは変だと考えたかららしい。委員長が自分が今からトイレに行き犯人をあぶり出すと言い出した。俺を教室に待機させ、犯人が俺でないと確認する役の女子を三人程連れてトイレに向かった。数分後、確認役の一人が必死な顔で教室に帰ってきた。
    ここからは当事者達から聞いた話だが、委員長が個室に入った時例の覗き魔が現れた。もちろん俺じゃなくその正体は、上から垂れたロープで首を吊った女子生徒だったと、個室の外から見ていた確認役の女子達は答えた。けど、すぐ消えたため幽霊だと驚愕した女子の一人が教室に帰って来たと言う訳だった。担任を連れ委員長は戻って来た。担任が言うには昔、あのトイレで女子生徒が大学受験に失敗したことで自殺したらしい。その幽霊は今までもときどき現れたが、俺達の代の女子が特に目撃者が多かったのと身長がバカ高かった俺がいたことで人間側で覗きができる条件があった奴がいたかららしい。後日、女子トイレでお祓いをするという結構滑稽な状況になっていた。ちなみに、俺を犯人だと疑っていた奴らは全員謝罪してきたぞ。まあ幽霊のせいって言う言い訳が成立してたから言いやすかったんだろうな。弁護と検証してくれた委員長には感謝だぜ。」

  • 83二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 03:40:55

    保守

  • 84二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 10:03:43

    スマホのフォルダー
    イガグリ「お前ら俺が寺生れだからって、幽霊とかの怖い話知ってると思ってるだろ。言っとくが寺にはそういうのは出ねえし、外で何回か出くわしたことあるけど全部親父が速攻祓って終わりだからな。強いて言えば、あのときの人間が一番怖い。
    数年前に大学生の男がうちの寺に訪ねてきた。その日は親父は留守で俺が対応することになった。男の要件はスマホが呪われたから祓ってほしいって言ってたな。それでどんな霊障なのか確認するために男のスマホを見せてもらった。男が言うにはスマホのフォルダーに自身がとった覚えのない写真が何枚も保存してあったと言う。確認してみると、男と彼女と思われる女が写った写真がフォルダーが限界になるほど埋め尽くされていた。しかも、全ての写真を見ると二人はカメラ目線はないから、男も本当に保存していないのだとわかった。ただ、不思議なことにこのスマホからは嫌な霊などの仕業に感じなかった。だけど念のためお祓いをするから、その写真の彼女を連れて来て欲しいと頼んだ。
    そしたら、あの男はこの女は自分の彼女の友達だと言った。そのとき、俺は驚いて、恋人じゃないならなんでこんなに距離が近いのか質問した。男は彼女に紹介されたときにかわいいと思ったから、1回だけデートしたらしい。呆気に取られながら、俺はこのスマホフォルダーの異変の正体は恐らくこいつの彼女が浮気の現場の写真を送って、男がいない間にスマホのフォルダーを弄って保存させた。そう考え、俺はそのことを伝えた。男はマジか!?と言って驚いていたが当たり前だろと思った。寺としてはこのまま説教して、もう二度としないようにしなきゃいけないが、なんと男は人のスマホを勝手に使った恋人にキレてそのまま寺を出て行った。
    翌週の朝の新聞を見たとき、ある記事が目に入った。それは関係者男女の3人の心中事件で、警察の見解では交流関係の男女の男の方が恋人の女の友人と関係を持ったことで、恋人の女がキレて2人を殺した後、自身も自殺したと言う考えらしい。さすが警察だな、だって新聞の写真にあのときの男が持ってきた写真の彼女の友人が写ってから、憎悪に満ちた目をしながら。
    なあ?、だから言ったろ結局人間が怖いから怖い幽霊が生れんだよ。」

  • 85二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 16:32:29

    未来予知
    潔「昔の俺は感覚が鋭くて、それで未来予知みたいなことができたらしい。両親が言うには、天気予報で晴れだったのに雨が降ると言うと本当に降ったり、スポーツ観戦で前半劣勢だったチームが勝つと言うと後半巻き返して勝ったりとかしてたんだって。ただ、予知をするときは必ず泣いてたんだ。まぁ当たり前のようにずっと泣いてたから両親は違和感なかったみたい。けど、あるとき家族で出かけることがあって、車に乗ってしばらくしたときに俺が突然泣き出したんだ。母さんが俺にどうしたのって聞いたら、家に知らない人がいるって言ったらしい。しかも、いつも以上に泣いてたから父さんは念のためって引き返してくれたんだ。そして、家に戻って父さんは母さんと俺に車で待ってるように言った。ただ、そのときにまた俺が泣き出して今度は車がくる死んじゃう怖いって泣き出した。それに対して父さんはわかったありがとう気をつけるよと言いながら、頭を撫でて家に入った。その直後、どたどたと言う音と父さんの叫び声が聞こえて、ドアがバッと開いた。中から先に出てきたのは知らない人で父さんに追いかけられていた。そして、その人が家の門を出た瞬間、バンッと大きな音がした。それは逃げていた人がいきなり出て来たトラックにぶつかった音だった。その後、母さんが連絡して警察が来た。警察から聞いた話だと、父さんが追いかけていた人は空き巣の常習犯で前科もあった人だったらしいんだけど、トラックに轢かれて亡くなったらしい。そして、トラックの運転手も何回か免停をくらっているだったが今回のことで逮捕されたらしい。両親はあのとき俺が未来予知してくれなかったら、父さんも亡くなったと思うから助かったありがとうと言ってたな。だけど、もう覚えてないとは言え、人の死を予知してたのは怖いなと思ったな。」

  • 86二次元好きの匿名さん25/08/27(水) 00:06:23

    一応保守
    いつも楽しませてもらってます

  • 87二次元好きの匿名さん25/08/27(水) 00:08:22

    四つ角
    不角「小学5年生の梅雨の時期だった。雨のせいで外で遊べなかった俺は真っ直ぐ家に帰った。通学路には四つ角があった。俺の家の近所ではその四つ角の真ん中にはマンホールがあり、雨の日はそのマンホールの上に幽霊が出ると言われていた。だが、当時の俺はそんなこと信じていなかったので、そのまま通ろうとした。しかし、実際に誰かがマンホールの上に立っていた。その人物は男性のようで、全身がぶくぶくと腫れていた。そして、こちらに近づいてき何やらぶつぶつと話かけてきた。あまり聞き取れなかったが、その男性が「まつだ」そして「ふかく」と俺の苗字を呟いていたのはわかった。怖くなった俺は走って父のいる家に帰って来た。父の仕事は雨の日は休みになるので先に帰って来ていた。父に先ほどのことを話した。「ふかく」と言っていたのは幽霊になったから不覚と言ったのだと思った。しかし、父がそのマンホールの場所に行くから家で留守番してほしいと言い、家を飛び出した。数十分後、父が帰って来てあの幽霊について説明してくれた。あの幽霊は父の友人の松田と言う人で昔、配管工をしていたが雨の日に下水道の点検整備の仕事をしていたことで命綱が切れて、そのまま流されて行方不明となったらしい。雨の日に適さない仕事を強行したことで、その会社は訴えられ倒産したが松田さんの遺体は見つからなかった。今回俺に話かけたのは父と似ていたから話かけたのだと言う。友人と再会出来たことで父には大変感謝された。その日から三日後、あの四つ角の下水道の点検中死体が見つかったというニュースが報道された。それは松田さんの物だった。その後、四つ角の噂はぱたりと止んだ。」

  • 88二次元好きの匿名さん25/08/27(水) 09:16:43

    天体観測
    柊「ボクの母校の星屑学園は天文部があるんだよね。そしてボクの姉はその天文部に所属してたんだけど、あることがきっかけで辞めちゃったんだ。これはそのときの話。
     姉は部活動のために、天体観測する日は夜遅くに家を出ていってその日も準備をしていた。その時期のボクは当たる噂の新手の占いにハマって、気まぐれに姉を占った。そしたら、めちゃくちゃ最悪の結果が出た上に根拠がないけど嫌な予感がした。それで心配になったボクは姉に無理言って天体観測についていった。場所は近所の裏山で当たり前だけど、辺りは真っ暗で部員が持ってきたランプが光源だった。姉に紹介されボクは天文部の人達に挨拶した。天体観測は交代で星を観察するから、人手は多い方良いと言う事で歓迎された。観測の準備をしている間、ボクは姉から観測の仕方を教えてもらった。そして、準備が出来たので早速観測を開始した。ボクは寝っ転がって空を見る係、姉は部内で一番目が良かったので望遠鏡で星を見ていた。
     綺麗だけどあんま変化とか分かんないから暇だなと思って、姉の方がどんな感じか目を向けると、姉の後ろに誰かいた。観測のために光源は消えてるけど、明らかに人の形だった。部員の誰かかと思ったけど、望遠鏡を見ている姉の目を塞ごうとしていて違和感を覚えた。次の瞬間『え、何!?痛い!?誰なの!?』と姉の叫び声が聞こえた。姉を助けるために、後ろの奴を咄嗟に突き放した。その正体は子どもの様な姿だったが目がなかった。そして、ボクが突き放した瞬間消えた。その光景を見ていた他の部員たちが姉の目に気を遣いながら片付けを行い、その日の天体観測は中止になり解散した。
     後日、姉は病院に行ったが幸いにも酷い症状や怪我はなかった。けど、あのときの経験から部員たちに惜しまれつつも退部したよ。あのとき占かったら、あのとき一緒に行かなかったらと思うとゾワゾワするよね。珍しく姉に感謝されたよ。ちなみに、天文部はそのときの事があって天体観測をしてないよ。賢明な判断だね。だって、あの日以来何度占ってもずっと運勢最悪なままだもん。」

  • 89二次元好きの匿名さん25/08/27(水) 16:47:04

    階段
    千切「U‐20代表戦後、俺は東京に住んでいる姉ちゃんに泊まってたんだ。その日は姉ちゃん朝から出かけて行った。俺は2階の部屋使ってたんだけど、姉ちゃんが玄関ドア閉めて鍵かける音が聞こえた。俺もどっか出かけようと思って、1階に降りようと部屋を出たんだ。そのとき、階段から足音がしたんだよ。あれ?姉ちゃん忘れ物か?って一瞬思ったけど、すぐにおかしいと気づく。だって、玄関ドアと鍵の音がしなかったから。合鍵持ってそうな母さんでも姉ちゃんの友達でもない。じゃあ誰と思って身構えていると、階段に上ってきたのは知らない人だった。俺と目が合った瞬間、すぐに逃げようとしたけど、俺の足に逃げ切れる訳もなく捕まえた。警察に通報して、その侵入者を引き渡した。
     姉ちゃんにも連絡して、用事が終わった後2人で警察署に行った。警察が言うには、侵入者は姉ちゃんのアルバイト先の常連で、色々と人生に苦悩してたがバイトで接客していた姉ちゃんに対応されたときに優しくされたのが効いたらしい。その日以来、本人にバレないよう、上手い事ストーカーして自宅を突き止めた。最終的に深夜のバレない時間帯にピッキングして侵入し、姉ちゃんがいないタイミングを見計らって部屋を物色したら俺がいて捕まったらしい。けど、姉ちゃんある意味凄かったな。そのストーカー侵入者女の人だったし。同性に惚れられるって中々ないだろ。」

  • 90二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 01:11:10

    一応保守

  • 91二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 05:30:09

    見知らぬ彼女
    潔「俺さ、彼女いない歴=年齢なんだよね。どうして、この話をしたかというと。ネオエゴ前に2週間休みあったじゃん。その時の話。出掛け先で見知らぬ女の子に声をかけられてさ、有名になった潔くんとは付き合えない、別れて下さいって言われたんだ。突然の事に固まってると女の子はさっさと離れて行って、何が何やらでモヤモヤしたからさ、多田ちゃん、俺の友達ね、にこういうことが会ったって話したらさ付き合ってなかったのか?って言われてさ詳しく聞いたら、俺がいない間によく部室に俺の彼女だって名乗って、お菓子を差し入れをしに来てたらしい、俺それ知らないしお菓子も貰った事なんてない、彼女の方から恥ずかしいから俺に言わないでって言われてたみたい、お菓子は俺の分もあったらしいけど黙って食べてたヤツがいるんだろうな、ハハハ。俺の憶測だけど高校のサッカー部だと目立った活躍してないし地味な方だったから俺の彼女なんて嘘を平気で言えてたけど有名になったから嘘だってバレるから、ちょっと人通りが多い場所で別れ話をされたんだと思う。彼女いないのに別れ話経験したのって珍しいよな、ハハハハハ……」

  • 92二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 08:04:33

    アサガオ 
    颯「怖い話ならあの話しようかな。俺、妹と弟が1人ずついんだけどさ、その2人が小学生のとき夏休みの自由研究に植物を育てたいって言ったんだ。妹と弟が植物に興味を持ってくれたのが嬉しくて、俺は庭の花壇を整えて石灰肥料を撒いた。植えたのは2人が選んだアサガオの種で、植えてから毎日水やりや研究…というよりは観察を続けていた。けど、家族旅行で三日間家を空けることになったんだ。妹と弟はアサガオが心配みたいだったけど、旅行中の地元の天気は雨でだけど台風は来ないから大丈夫だよと言ったら2人は安心して旅行を満喫していた。
    旅行から帰って来て一週間後、ついに2人が一生懸命育てたアサガオが開花した。綺麗な赤いアサガオが咲いていて2人はとても喜んでいた。2人が開花したアサガオの観察を終わらせた後、俺は母さんに2人を近くのデパートとかに行かせるように頼んだ。3人が外出した後、俺はアサガオを鉢植えに移して元々植えてあった場所を掘り返した。なんで掘り返したかと言うと、俺が畑に撒いた石灰肥料は土壌の㏗を調整するためによく使われるアルカリ性の肥料だ。そして、アサガオはアルカリ性の土だと青色になる。だから、妹と弟のアサガオは本来青色になるはずだった。けど、咲いたのは赤色だった。つまり、アサガオを植えた土が酸性に変わってしまった。なぜそうなってしまったのか調べるために、土を掘り返した俺が見つけたのは―――人の死体だった。」
    (続く)

  • 93二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 08:05:44

    (続き)
    颯「生き物の死体を埋めた土は胃液などが体内から出て、酸性になると聞いたことがあったからもしかしてと思った。だけど、流石に人の死体が埋まってるとは思わなかった。俺は驚きながらも警察に連絡した。最初は自分が死体を埋めたと思われると考えたけど、話を聞くとどうやら警察は犯人を既に捕まえていたらしい。犯人は元々指名手配されていて、逃亡を繰り返していた。遺体の人物とは特に知り合いではなく、たまたまお互い人気のない場所でトラブルとなって、遺体の人物を殺したらしい。そして、その日は雨が降っていて夜だっため人がおらず、さらに旅行で留守にしていた家の庭を見てそこに死体を埋め、アサガオを植え直した。雨で埋め立てた土が固まって掘られた形跡がなかったことや犯人が手馴れていて血痕がなかった、ウチが旅行帰りで雨上がりだったから家の塀が汚れていても違和感がなかったことで、アサガオが咲かなかったら気づけなかった。警察には遺体発見に協力したことで感謝され、後日犯人は終身刑になると伝えられた。本当に人の家の庭に死体埋めるとかどうかしてるよね。
    ちなみに、死体になった人物も前科持ちで警察から警戒されていたらしい。なんでも、女性にストーカーした挙句その人の子供を誘拐しようとしたとか。不謹慎だけどそのまま土に埋まって肥料になれば少しは世間の役に立ったのにと思った。」

  • 94二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 17:22:25

    保守

  • 95二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 18:48:55

    子供を助けて
    玲王「俺の親父が若い頃の話。親父は御影コーポレーションの後継ぎとして若い頃は色んな所に行って経営を学んでだらしい。その日はとある田舎の会社の帰りだった、整備されてない道を車で走らせてると女が1人立っているのを見つけた。時間帯は夜、こんな時間に暗い中、女性が1人でポツンと立っていたんだ。親父は何かあったのかと思って車から降りて女性に近寄ったら、その女性、ずぶ濡れで親父は何かあったんだと思って話しかけたら「子供を助けて」って反対側の方を指さしたんだ。そっちの方向に川があるのを地図で知っていた親父は念の為に持っていた懐中電灯を持って川の方に向かった。川について親父は子供を探したけど見つからない、もはや流されたのではと思った時、親父はあるものを見つけた。あるもの、それはあのずぶ濡れの女性の遺体だった。遺体を見つけた後、どうやって警察に知らせたのか覚えてないみたいだけど、女性の遺体は無事にご遺族の元に返され、犯人は無事に見つかった。女性の恋人だった。結婚する予定だったけど急に結婚する気がなくなったから睡眠薬を飲ませて、川で溺死させたんだと最悪だよな。子供はどうしたんだって話だけど、妊娠してたらしい。きっと、お腹の中の赤ちゃんだけでも助けてあげたかったんだろうな」

  • 96二次元好きの匿名さん25/08/29(金) 00:07:40

    一応保守

  • 97二次元好きの匿名さん25/08/29(金) 08:47:41

    吊り橋
    乙夜「これクラブの友達たちとキャンプ行った時の話なんだけどさ。俺らはその日友達の一人の車に乗ってある山に行った。キャンプ地の山についた俺たちは近くに名所の滝があるって知って、観光がてら見に行ったんよ。行きは川を渡っていった、マジ水が綺麗だった。そのときに、川の上の跨ぐように吊り橋が架かってて、めったに見えないから写真撮った。川を越え、急斜面の坂を越えてやっと滝が観れた。感想は凄いと思ったとか、あんま迫力ないなとか色々と言ってた。帰りに最初に見た吊り橋渡って行こうぜってなった俺達はそこに向かった。吊り橋の場所まで来たとき、思ったのはヤバくね?渡れる?と言う疑問が過った。取り敢えず、万が一に備えて吊り橋を渡るのは一人ずつで男一人が先行って後から女子面、最後に残りの男で行くことになった。女子達が渡り終えて、後は男だけだった。そして、一番身体能力が高かった俺が最後に行くことになった。まあ見た目の割に意外と丈夫だったし大丈夫だろと思ってた。最後の俺が吊り橋の真ん中辺りに行ったとき、突然行きの吊り橋のゲートが崩れ出した。ヤバってなって慌てる俺と連れのみんな。日頃鍛え抜かれた足を頼りに俺はなんとか走り切った。
    間一髪で逃げ切った俺は仲間たちに心配されながら、キャンプ場に向かった。その途中で登山者パーティーに遭って、この先の吊り橋は崩れちゃったよと伝えた。そしたら、その登山者たちはやっぱりかと言ったんよ。理由を聞いたら、なんでもあの吊り橋もともと老朽化が進んでていつ崩れてもおかしくない、ここを登山し始めてたときから使ってなかったんだって。そして、もう一つ。あの吊り橋いわく付きで、あれを被写体に写真を撮ると良くないものが写るから撮影禁止なんだって。そんな感じで少しお喋りした後、登山者たちと別れてキャンプ場についた。」
    (続く)

  • 98二次元好きの匿名さん25/08/29(金) 08:49:14

    (続き)
    乙夜「友達の一人が面白半分で、あのとき撮った写真を見ようと言い出した。みんなでそれぞれのスマホを見せ合って、吊り橋の写真を見た。そこには、川や崖、そして吊り橋の上などに様々形をした禍々しい影があった。中には、吊り橋をしたから引っ張ろうとする手の影もあった。あのとき、吊り橋が崩れたのはこいつらが俺たちを落っことすためなんかじゃねと思った。そのあと、なんか雰囲気萎えてキャンプは中止。みんなで片付けしてそんまま帰ったわ。あっでも、帰りにいつものクラブ寄ってマジアガった。それと写真の方は消した、というかいつの間にか消えてたんだよね。」

  • 99二次元好きの匿名さん25/08/29(金) 15:10:46

    ほしゅ

  • 100二次元好きの匿名さん25/08/29(金) 17:49:15

    掲示板

    氷織「あんまやってること言いたないんやけどな、僕ネット掲示板でハマってるゲームの攻略スレとか割と見るんよ。それでたまに別ジャンルの面白いスレとかも見たりするんや。これはその時見たホラースレの話。ご飯もお風呂も全部終わらせて、やっと一人の時間が出来た。そして、いつも通りゲームした後攻略スレを見た。それも粗方見てた後、ホームのオススメであるスレが目に入った。それは怪談スレでこの時期には特段珍しくもなかった。けど、気になって来てみた。そこには怪談とそれに対する感想が書かれていて、まだ30スレ目に到達したばかりだった。その怪談を僕も読んでみたけど、かなりおっかのうて感想を書き込もうとした。でも、スレの上限は100までだったからスレ消費したらアカンと思って止めて、そのまま眠った。

    次の日と言っても、数時間後やな。朝起きて朝ご飯食べて、クラブに行く準備をしたとき、ふとあの掲示板が気になった。普段、掲示板のことなんか気にしないのに、思いがけず開いた。すると、新しい書き込みがされていた。内容は「保守」。スレが落ちないように継続させるために、よく使われる書き込みや。せやけど、ちと早すぎるなあと思った。落ちるのが心配なのはわかるけど、お決まり文言を使うには落ちる残り時間にまだ余裕があったのに。こんなことなら、感想書いとけばよかったわ。そう思いながら見ていると、また新しい書き込みがされた。内容は『保守はや 過疎ってるように見えるからせめて感想とか書けよ』と書かれていた。確かに同意やけど、それはそれで荒れてるように見えるからマナー悪いなあと思った。けど、またすぐに書き込みがされた。でも、その内容に僕はゾッとした、そこには『>>○○ K県D市R町5-12-34-202 >>✕✕ F県A区I2-26-6』とさっきの書き込みをした二人のスレ番号と住所のようなものが書かれていた。さらに驚いたのはその書き込みは一瞬で二人のスレごと消えた。気味が悪くなってパソコンを閉じて練習に行った。」(続く)

  • 101二次元好きの匿名さん25/08/29(金) 17:52:30

    (続き)
    氷織「その日の夜、両親が見ていたニュースが気になっていつもならさっさと食べ終えるはずなのに、聞き耳を立てた。それは離れた場所で同時に同じ手法で殺人事件が起こったという奇妙な事件だった。しかも、現場はK県D市R町5丁目とF県A区I2丁目で、あのときの掲示板に書かれた住所みたいなのと同じだった。怖くなって、僕は急いで部屋に戻った。気を紛らわすためにゲームをしたけど、落ち着かなくてまたあの掲示板を見てしもうた。そのスレはあのときから更新されておらず、このまま落とそうとした。その直後、新しい怪談が更新された。しかし、その後ろに『一応保守』と書かれていた。まずい、そう思った瞬間『K府U区H丁3-41-4』と書いてあった。この住所は僕の家の近所やった。そして、前例通り二つのスレは消えた。削除スレが多すぎて不自然過ぎるスレになってしまた掲示板に唖然としながら、僕は布団に入った。
    早朝、何もありませんようにと願った僕の希望もむなしく、外からパトカーと救急車のサイレンが聞こえてしまった。聞こえないふりをして、朝ご飯の時間までじっと耐えた。時間になりリビングに来た。それと同時に父が玄関から帰ってきた。どうやら僕の願いが外れたらしい。父が言うには、僕の家の左五軒分先の家に住んでいた男性が亡くなったらしい。丁度あのスレで書いてあった住所と完全一致してしまった。僕は平常心を保ちながら、朝ご飯をかっこんでクラブに行った。あのときのスレはそれ以来見とらん。あんな削除だらけのスレは荒れスレと勘違いして通報されてるだろうしなあ。書きたいことがあったら後悔しないように、相手のことも考えた書き込みしよな。あっ嫌、やっぱ止めえや。掲示板なんてろくでもないさかい、のめり込みすぎんようになあ。」

  • 102二次元好きの匿名さん25/08/30(土) 00:18:19

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  • 103二次元好きの匿名さん25/08/30(土) 00:25:48

    避難所
    超「今から話すのは災害関係だから聞きたくない人は聞かなくて大丈夫。別室行きたかったら行って。それじゃ話す。
    俺の地元で大きな災害があった。そして、俺の学校は避難所になっていて、体育館の狭く区切られたスペースで家族全員で避難所生活になった。避難所は突然の災害に戸惑う人、他の家族と連絡が取れなくて焦る人、家を失い放心状態の人などが老若男女問わず入り乱れていた。そんな状況が決して静かなわけがない。更に言えば俺がデカいから避難スペースで横になることができなかったから、俺は静かな場所を探した。最初は体育館の2階に行こうとしたが災害の影響で、立ち入り禁止になっていた。
    仕方ないので、一階で静かに横になれる場所を探した。そして、ようやく見つけたのが外の古い倉庫だった。扉を開けると暗くてよく見えないが、人が何人か横になっていた。みんな静かだったし、場所も広めだったから俺が寝るには十分だった。俺はそのまま空いてる所に寝た。
    次の日の朝、俺はその倉庫で寝てる人間の中で一番に起きた。まだ、寝てる人がいるから静かに倉庫を出た。家族と合流し朝食を食べてるとき、何やら数人の大人が慌ただしく外へ向かっていた。気になった俺は親に理由を聞いた。親が言うには、体育館裏にある古い倉庫は死体安置所、つまり死体を保存する場所に使っていた。今からその遺体を合同葬式会場に持って行き、その遺族の下に遺体を送るらしい。そのために、車に遺体を移して、運ぶ作業をしに行ったのだという。知らなかったとは言え、安置所で寝るっていう罰当たりなことした俺が怖いって言うのも失礼だけど、てっきり生きているかと思ってた当時の俺は鳥肌がスーパー立ってた。」

  • 104二次元好きの匿名さん25/08/30(土) 09:02:23

    避難訓練
    冴「小学生の頃、いきなり避難訓練が行われた。周りの奴らは突然のことにざわついてたけど俺はいきなりやるなよと思った。まぁ、避難訓練は特に混乱することなく学年全員が体育館が揃った、揃ったところで校長先生が学校に侵入した奴が居たから避難訓練と称して安全な所に移動させたってことを暴露した。確かに怖がって混乱する奴もいれば興味から侵入者を見に行こうとなる奴もいるから騙して移動するのは正解だなと思った。後日談なんだが、男は警察に捕まった時にナイフを隠し持ってた事が判明、俺達を見つけ次第、切るつもりだったらしい。なんにせよ、生徒第一に考えて行動させた学校側には感謝だな」

  • 105二次元好きの匿名さん25/08/30(土) 16:34:15

    一応保守

  • 106二次元好きの匿名さん25/08/30(土) 23:51:16

    深夜の演奏
    アンリ「これは私の姉から聞いた実録です。姉はもともとピアノが好きで、上京したときに電子ピアノを買ったそうです。だけど、就職先で仕事を覚えるのに忙しくて、帰るのが遅くなる日が続いた時期がありました。そのせいで、帰るのが深夜になった日が多くなって、時間的にピアノを弾くことができない日が続いたそうです。一応ある程度の防音加工はされていたそうですが、楽器の演奏はそれでも響くそうで姉は毎日我慢していました。しかし、こどもの頃からの習慣だったので、次第に弾きたい衝動に駆られたようです。そして深夜の時間帯だったのにも関わらず、ついに姉はピアノを弾きました。数分間、姉はピアノを弾き続けていると、上からドンっと音がしました。マズいと思い姉はすぐに演奏を止めました。しかし、全然上からの音が止みません。もう演奏を止めたのにしつこく天井を叩かれるのはおかしいと思い。そう思った、姉は上の階の住人と話に行くことにしました。上の部屋に着きインターフォンを押しました。しかし、いるはずなのに何回押しても出てきません。しかし、上から明らかに人が立てた音がしたのでそれはおかしい。不自然に思った姉は警察に通報しました。
     警察が来て、閉められたドアが開きました。姉は玄関の外で様子を見るしかありませんでしたが、すぐに中に入った警官が戻ってきました。その警官が仲間にこう伝えられているのを姉は小耳にはさみました。「骨になってた」。そうつまり、上の階の住人は既に白骨化していたのです。その後の事情聴取で姉が聞いた話では、その白骨死体の住人は姉が引っ越してくる半年前には既に亡くなって、丁度その時に行方不明になっていたそうです。あそこの部屋に骨があったのは前のマンションの管理人が白骨死体の人物に借金しており、それを踏み倒すためにあの部屋に放置してたそうです。今の管理人はその部屋に住人がいると伝えられていたため、気づかなかったらしいです。もちろん、前の管理人は捕まったし、姉も早く帰って来れてピアノを毎日弾きくことができて幸せだそうです。けど、あの日なぜ上から音がしたのかは今でもわかりません。」

  • 107二次元好きの匿名さん25/08/31(日) 09:51:19

    >>100

    >>101

    掲示板で見る掲示板ネタはゾッとする

  • 108二次元好きの匿名さん25/08/31(日) 17:00:14

    泣き声
    蜂楽「俺のママの優が美術館で個展やってて、それが終わった後に近くのカフェに行ったことがあるんだ。そこのカフェで、仕事どうだった?とかサッカーの方は順調?とか話しあってたんだけど、突然赤ちゃんの泣き声がしたんだよね。赤ちゃんは泣くのが仕事って言うから、気にせず俺達は会話を続けた。けど、一向に止まないから大丈夫かなと思って、店中ぐるっと見渡したんだ。そしたらね、見当たんないんだよね、赤ちゃん。あれおかしいな、でも声するよねって優に言った。そしたら、優がいきなり自分が座ってたソファーみたいな椅子をガバっと開けた。あっそこ開くんだと思ってたら、いたんだ…赤ちゃん。
     優は俺に救急車呼んでって言って、店員のとこに行って自分たちの前に席に座っていた人はいないか聞いていた。その後に救急車が来て、俺達が付き添いで赤ちゃんと病院に行った。幸い赤ちゃんは無事だった。その後、警察官が来て、赤ちゃんと一緒に入ってた母子手帳とかを渡して、親が見つかるまで赤ちゃんはうちで預かってた。1か月くらいかな、警察官が色々教えてくれたけど、赤ちゃんの親は生活に余裕がないかったからあのカフェの椅子下の物置に置き去りにしたんだって。それ聞いてた優の顔が何とも言えないって感じだった。あのあと、あの赤ちゃんは優の知り合いの芸術家夫婦の子供になったよ。今でもたまに会って一緒に遊んでる。めっちゃ元気だよ。」

  • 109二次元好きの匿名さん25/09/01(月) 00:32:03

    雛人形
    清羅「俺は医者から出生後の生存確率50%っと言われた中で、産まれてきた。産まれて来れたはいいが、そんな状況で産まれたもんだから当時すげー病弱だった。だから、小学校に上がるまでは異性装で育った。異性装ってのは古い風習で、体の弱い子供が悪いモノに連れ去られないように、服とかの性別をあべこべにして分からなくする言い伝えだ。しかも、親が過保護で七五三は全部出た、もちろん5歳のときは男の格好で。そして、おふくろの実家から雛人形も持ってきて飾ってる。けど、後にも先にも男兄弟しかいないのに、ウチは未だに毎年雛人形飾ってんだよな。今日はその話をする。
    当時の俺はさっきも言った通り病弱だった。それでガキの時はあんまり外に出れなくて自室で生活してた。一度、2歳の時に遊びたい盛りの兄貴が俺を庭に連れ出してサッカーをさせてたけど、親にバレて兄貴はしこたま怒られた。それ以来、兄貴はクラブチームに入って、俺は自分の部屋で引きこもり生活で毎日毎日クソつまんなかった。けど、俺の部屋には豪奢な黄色い着物を着た当時の俺と同じくらいの子供がいた。最初、着物の子供を見たときは驚いたが、何故だか親近感が湧いてた。そいつもそいつで、俺に対して友好的でいつも遊んでた。そいつについて家族に話した事があった。親は俺が誰かと話してるとこを見たことがあるが、着物のあいつは見えていなかった。だけど、同じ子供の兄貴はたまに襖の間からそいつが見えたらしい。
    (続く)

  • 110二次元好きの匿名さん25/09/01(月) 00:33:34

    (続き)
    清羅「そんな不思議な存在と遊んでいたある日、俺はいつも通り着物のあいつと遊んでいた。すると、部屋の襖が開いた。その日、兄貴はクラブの試合で親父がその観戦に行ってるから、てっきりおふくろだと思った。けど、出て来たのは知らない奴で、そいつは「こっちにっきて遊んで」と言い出した。廊下で遊ぶとか何だよと思いながら、着物のあいつに「アレもお前と同じような奴か?」と質問した。そしたら、そいつは「良いと言うまで襖を開けないで」と言って、廊下に出て襖を閉めた。襖の外からはボコッドカッ激しい音が響いた。数分後、襖が開いて「もういいよ」と着物あいつが帰ってきた。あいつは何事もなかったかのように遊びを再開した。その日はなぜだか熟睡できた。
    次の日の朝、親の叫び声で目覚めた。なんだと思い回りを見渡すと、そこには俺の布団を囲むように雛人形が置かれていた。何だこれと思い、聞こうとしたが見るからに両親も分からないらしい様子だった。しかし、後から来た兄貴が何か知ってるらしく、俺たちに説明した。昨夜、物音がして廊下に出た際、俺の部屋から音がしたから襖を覗くと、あの着物の子供が俺の周りにせっせと雛人形を並べていたらしい。しかも、話を聞いている途中、おふくろが「あ!?」と言い出した。おふくろ曰くこの雛人形はどうやら、おふくろの実家の物だったらしい。すると、おふくろはどこかに電話をかけ、数時間後になぜかおふくろの爺ちゃん婆ちゃんが家に来た。家に来るなり、爺ちゃんと婆ちゃんは俺にある写真を見せた。その写真にはあの豪奢な黄色い着物を着た子供が目を閉じている姿が写っていた。俺の反応を見て、爺ちゃんが話した。」
    (続く)

  • 111二次元好きの匿名さん25/09/01(月) 00:35:24

    (続き)
    清羅「爺ちゃん曰く、この写真はおふくろが産まれる前に死んだ兄貴、つまり俺達の伯父貴だった。伯父貴は俺と同じで生まれつき病弱だった。それで当時俺のように異性装するなりして魔除けをしろと周囲に言われたが、爺ちゃんはそんな馬鹿なことさせられるかとやらなかったらしい。けど、伯父貴の容態が急に悪化してそのまま亡くなった。爺ちゃんは自分がちゃんと魔除けをしなかったせいだと、自決するんじゃないかと思うほど落ち込んでいたらしい。そんな経緯から、伯父貴の遺体は白装束ではなくせめて死後は幸せであって欲しいという願いからあの豪奢な黄色い着物を着せ、異性装させて埋葬した、あの写真はその直前に撮ったらしい。その日以来、爺ちゃんは伯父貴の供養のために雛人形を買い、おふくろが産まれる前からずっと時期になると雛人形を飾っていたらしい。だが、おふくろからの電話着た後、爺ちゃん達が確認すると毎年飾っていた雛人形が無くなっていたらしい。それを聞いて俺は着物の子供…伯父貴について爺ちゃん達に話した。家から出れない俺と毎日遊んでくれたことや変な奴…恐らく悪霊か何かが来たけどそいつをボコしてて俺の伯父貴だと知って合点がいったこと、昨夜雛人形を俺の周りに自分の雛人形を置いて魔除けをしてくれていたことを話した。そしたら、爺ちゃんと婆ちゃんは「そうか…そうか…」と笑みを浮かべながら泣いていた。
    その日から爺ちゃん家に毎年飾っていた雛人形は俺の家で飾ることになった。俺への魔除けの意味もあったけど小学生になり異性装が解除され、伯父貴が見えなくなった今もこの習慣だけは俺の家でずっと続いてる。」

  • 112二次元好きの匿名さん25/09/01(月) 05:55:36

    聞いた話
    潔「聞いた話だけど、此処、ブルーロックが建てられた山のどこかに崖があるらしい。大昔、山の中には村があって、その村には暴れん坊の大男がいた。その大男は毎日、毎日、暴れては家を壊したり、働きもせず食料や酒を奪い、ぐーたらな生活を続けていた。ある日、村一番の村長の娘を欲しがって大男は暴れた、その時に村長の奥さんが頭を強く打ち付けて亡くなったんだって、それで我慢してた村長は限界を迎え、他の村民達と話し合い、ある作戦を企てた。翌日、村長は大男の望み通り、娘と結婚させる事にした。その時に宴を開いた、そこで酒と料理をたらふく飲ませ、食べさせられた大男はその場で眠り始めた。眠った大男の手足を縛り付け、荷車に乗せると崖へと向かい、そして、大男を崖に落とした。これで大男はいなくなった、めでたし、めでたしにならなかった。その崖から大男の叫びが聞こえるようになったからだ。大男が蘇って村に災いをもたらすかもしれないと考えた村長の娘さんは、その崖から身を投げた、それ以降、崖から大男の叫びは聞こえなくなったって話。この話はスタッフさんから聞いたんだけど、その人がどんな人なのか思い出せないんだよね。俺にこの話したのも謎だし、気にしすぎるのも良くないか!」

  • 113二次元好きの匿名さん25/09/01(月) 11:54:26

    念の為保守

  • 114二次元好きの匿名さん25/09/01(月) 16:50:12

    監視員
    烏「あれは俺がまだ小6のときの話や。夏休みに俺は姉ちゃんといとこ達が行きたい言い出したせいで、プールに行くことになった。当然、水が嫌な俺は休息スペースの住民になっとった。プールで俺がすることと言えば、プールの客達の人間観察やった。監視員、家族連れ、友達、カップルと色んな人間が観れたのは楽しかったわ。ただ、そのとき妙に気になる光景が目に入った。それはまだ小学校にも上がっとらん様な泣いている子供に監視員が手を引いてた。声が聴き取れる距離やったから耳を澄ますと、どうやら子供が迷子んなったらしい。
    一見すると、迷子を職員が保護しているという極めて普通の状況やけど、俺から見るとおかしかった。何がおかしいかと言うと、まず持ち場を離れることや迷子を保護したことを他の職員に伝えていない。しかも、監視員の小屋とは別方向に向かっている。そして何より、日にさらされている肌の部分が焼けておらず、プールの監視員にしては不自然だった。だから、俺はその怪しい監視員に声をかけた。「俺も迷子やから保護せい」言ってな。そしたら、あいつ取り乱しおった。「あーこれビンゴやな」そう思て、監視員小屋の方に行かそうとその監視員引っ張ったらそいつ往生際悪く抵抗してきおってな。せやから、大声で「こっちやろが!」と騒いだわ、迷子には悪いけどな。そしたら、近くの監視員がこっちに近づいてきて、怪しい監視員が俺と迷子から手を放して逃げおった。でも、流石監視員やな、すぐに他の監視員と協力してそいつ捕まえよった。その後、俺と迷子は別の監視員に本物の監視員小屋に連れてかれた。迷子は親がすぐに迎えに来て帰っていき、しばらくして俺も姉ちゃん達の迎えが来てドつかれながら、その後は家に帰ったわ。
    あの怪しい監視員の正体を知ったのは翌日のニュースやった。俺の想像通り、そいつは監視員の振りして子供攫おうとした誘拐犯やった。ホンマしょうもない上に詰めもあまいとか救いようない凡やと思たわ。俺があのとき声かけんかったら、誘拐したあの迷子にいったい何するつもりやったんやろな。」 

  • 115二次元好きの匿名さん25/09/01(月) 22:50:41

    おおいって奴
    士道「俺が深夜に近場のコンビニでベビースターラーメン買ってたときに起こった事だ。それ持っててレジに並んだら、前の客がいて『こんにちは、おおいさんです。たばこと~ガムと~からあげと~』と風貌からして明らかに中年のデブ爺の分際で舌っ足らずなガキみたいな喋り方しててキモかったな。さっさとしろよと思ってると、こんどは店員に向かって『それと~君の命ちょうだい~』と言い出した。それに対して、店員が出来かねますと答えた。だ
    けど、その中年デブ爺は『命ちょうだい~』と繰り返す。
    その瞬間、全然会計終わらせねえそのおおいだか多い日だかに痺れを切らした俺はそいつに蹴りを入れた。ただでさえ、人様待たせてるくせにカスハラまでかましてる迷惑客は蹴り飛ばしても誰も損しねえしな。おおいって奴をボコしてる最中に店員が呼んだ警察に捕まった。なんでクソ客ボコして社会貢献した俺が捕まんだと思ったが、事情聴取終わったらすぐに解放されたわ。
    あの後、同じコンビニであのときの店員とあって、あの中年デブについて聞いた。あいつ本来は針金人形を渡してきて、それが人の命と繋がっているらしくて、うねうね動いていた人形が止まるとそれと命が繋がっていた人間が死ぬらしい。そんなおとぎ話みたいなことあんのかと気になって、寺生れのイガグリちゃんにこの事話した。イガグリちゃん曰く、そいつは元々そういうオカルト的な力を使ってゲスいことしてて、その手の界隈で問題になってた。だから、捕まったって報告されたときかなり大事になったらしいぜ。やっぱり迷惑客じゃねえか、あのときぼこさなかったら俺もやられてたな。あー怖い怖い。ちなみに、「問題児が問題児シバいた」とかぬかしたイガグリちゃんは栗割りしたよん♡」

  • 116二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 04:25:08

    >>115

    イガグリよ、安らかに眠れ

  • 117二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 12:10:59

    一応保守

  • 118二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 22:05:00

    このレスは削除されています

  • 119二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 03:14:47

    保守

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