- 1◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 11:07:17
- 2◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 11:09:52
主人公は女性です
年齢は…
15+dice1d6=1 (1) 歳
- 3◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 11:11:14
16歳らしいです
高校生ですかね
身長
150+dice1d20=10 (10) cm
- 4◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 11:13:24
身長160cm
体つき
dice1d3=2 (2)
1.華奢でほっそりした体型
2.引き締まって健康的な体型
3.豊満でメリハリのある体型
- 5◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 11:14:27
健康的な体型らしいです
スポーツでもしてるんですかね
見た目の印象
dice1d4=3 (3)
1.可愛らしい
2.凛としている
3.艶やか
4.清楚
- 6◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 11:16:24
髪の長さ
dice1d3=2 (2)
1.ショート
2.ミディアム
3.ロング
- 7◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 11:19:30
髪はミディアムなので色々いじったりもできそう
健康的な見た目だけど、ふとした仕草が色っぽかったりするタイプなんですかね
性格の傾向
どちらかといえばおしゃべりはdice1d2=1 (1) (1.得意 2.不得意)
思っていることが顔にdice1d2=1 (1) (1.出る 2.出ない)
いざという時に押しがdice1d2=2 (2) (1.強い 2.弱い)
世話はdice1d2=2 (2) (1.焼く方 2.焼かれる方)
規則はdice1d2=1 (1) (1.守るもの 2.破るもの)である
- 8二次元好きの匿名さん25/08/17(日) 11:21:11
主人公というよりはヒロイン……?
いや主人公でいいのか - 9◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 11:23:16
真面目で素直で社交的な子らしいです
でも強引な意見には流されがちで、周りからは世話が焼けるタイプと思われていると
家族構成
1.いる
2.いない
父親 dice1d2=1 (1)
母親 dice1d2=1 (1)
兄弟姉妹 dice1d2=2 (2) (1の場合dice1d3=1 (1) 人)
- 10◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 11:26:32
両親そろってて一人っ子
多少のほほんとしてても許される感じで育ったのかもしれないですね
基本真面目なので大事に育てられてそうでもあります
主人公と上葉村の縁
dice1d3=2 (2)
1.全くない
2.親戚が住んでいる
3.知り合いが住んでいる
- 11二次元好きの匿名さん25/08/17(日) 11:27:59
親戚のところに泊まるのかな?
- 12◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 11:29:14
親戚がいるらしいです…
せっかくの夏休みだから遊びにおいでよって誘われた感じでしょうか
dice1d3=2 (2)
1.ものすごく遠い親戚だよ
2.祖父母の代で村を出たよ
3.両親の代で村を出たよ
- 13◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 11:31:02
上葉美村には…
dice1d2=1 (1)
1.主人公一人で行く
2.家族も一緒に行く
- 14◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 11:34:23
一人旅らしいです
16歳の娘を一人で村に行かせることについて両親は…
dice1d3=1 (1)
1.親戚の世話になれるからってさして心配していない
2.親戚から招待されたのは娘一人だけなので自分たちは遠慮した
3.どこか怯えているような…
- 15◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 11:36:17
さして抵抗なく送り出してくれたようです
可愛い子には旅をさせよって感じでしょうか
上葉美村のある場所は…
dice1d2=1 (1)
1.ものすごく山奥
2.絶海の孤島
- 16◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 11:39:13
山奥らしいです
電車やバスがなければ車で迎えに来てもらう感じですかね
主人公の名前
dice1d2=2 (2)
1.筒井夏姫
2.安価
- 17◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 11:40:17
デフォルト名じゃなくて安価になりましたか
では主人公の名前を三つ候補募集してダイスで決めます - 18二次元好きの匿名さん25/08/17(日) 11:53:55
鳴神 音羽(なるかみ おとは)
- 19二次元好きの匿名さん25/08/17(日) 11:58:40
峰山 阪奈(みねやま はんな)
- 20二次元好きの匿名さん25/08/17(日) 12:01:24
榊 樹里(さかき じゅり)
- 21◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 12:04:22
- 22◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 12:08:26
主人公の名前は鳴神 音羽(なるかみ おとは)となりました
音羽さんの趣味は…
dice1d7=2 (2)
1.弓道
2.剣道
3.合気道
4.薙刀
5.和太鼓
6.日本舞踊
7.安価
- 23◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 12:12:41
音羽は剣道をやっているらしいです
どれくらい強いの?
剣道 dice1d100=49 (49)
数字が大きいほど強い
- 24二次元好きの匿名さん25/08/17(日) 12:15:07
剣道家としては並くらいか
とは言え素人とやり合うなら有利取れるだろうけど - 25◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 12:21:46
特に可もなく不可もなく
良くも悪くも真面目に練習してる普通の子なのでしょう
オカルト的なものに関しては…
dice1d4=4 (4)
1.まったく信じていない
2.割と好き。興味がある
3.怖いから近寄りたくない
4.過去に色々経験があったり…
- 26◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 12:23:19
ちょっと離席します
- 27◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 14:20:40
続きやっていきます
オカルト的な事象は音羽にとって決して他人事ではないらしい
dice1d3=1 (1)
1.時々変なものを見たり聞いたり
2.人ならざるものによくちょっかいをかけられる
3.小さい頃からずっと奇妙な夢を…
音羽の持つ霊的な力の強さ
30+dice1d70=47 (47)
- 28◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 14:26:18
まあまあ強い霊力持ち
自分の力に関して音羽は
dice1d3=1 (1)
1.そういうものと受け入れている
2.できればなくなればいいと思うほど厭うている
3.人と違う力があるって良いなとポジティブ
- 29◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 14:28:43
そういうのも自分の一面って感じに受け入れているんでしょうかね
割とメンタルは安定してそうです
上葉美村の出身なのは…
dice1d2=2 (2) (1.父方 2.母方)の
dice1d2=2 (2) (1.祖父 2.祖母)
- 30◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 14:31:06
母方の祖母
その方は…
dice1d2=1 (1)
1.存命
2.他界
自分の実家とは…
dice1d2=2 (2)
1.疎遠
2.そこそこのやり取りはしてた
- 31◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 14:33:28
存命で親戚付き合いもしていたらしい
音羽は祖母から上葉美村について何か聞いているか?
dice1d2=1 (1)
1.はい
2.いいえ
- 32◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 14:36:33
孫に話して聞かせた話
dice1d3=3 (3)
1.自然豊かな場所
2.夏祭りの思い出
3.黒蛇様
- 33◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 14:41:53
音羽は思い出した
祖母の出身地では「黒蛇様」という神が祀られているという
黒蛇様はとても気性が荒く、ちょっとしたことで大暴れをして、そのたびに起きる水害に村人はとても困っていた
ある時…dice1d2=2 (2)
1.黒蛇様が一人の娘を見初めた
2.村の娘が黒蛇様へ嫁ぐと言い出した
- 34◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 14:49:44
心優しい村長の娘が、自分が嫁になるからもう暴れないでほしいと黒蛇様に頼んだという
dice1d2=1 (1)
1.娘は黒蛇様の住まう滝へと身を投げた
2.黒蛇様は娘を迎えに来た
- 35◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 15:06:04
娘の願いを聞いた黒蛇様は、それ以来無闇に暴れることをやめた
村人たちは黒蛇様のための神社を建てて、村の守り神として祀るようになったという
村長の娘のその後
dice1d2=1 (1)
1.嫁いだ後は人ならざる者となり、決して人前に姿を現さなかった
2.その身を蛇へと変じさせて、やがて夫の子も身籠ったという
- 36◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 15:10:27
音羽の感想
dice1d3=2 (2)
1.民話によくある話
2.娘は本当に自分から嫁ぐことを望んだのだろうか…
3.押しかけ嫁に黒蛇様はびっくりしただろうなあ
- 37◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 15:41:40
「鳴神音羽、さん…?」
名前を呼ばれ、ぼんやりと物思いにふけっていた意識が引き戻される
すでに電車とバスを乗り継いだ数時間の旅の後
それでもまだ目的の上葉美村は、歩いてたどり着ける距離ではない
最後の道のりは再従兄弟が車で迎えに来てくれるという話で、うだるような暑さの中、最寄りのバス停にて音羽は待ち合わせをしていたのだった
迎えに来てくれた再従兄弟
18+dice1d10=7 (7) 歳
dice1d3=3 (3)
1.優しそうな人
2.不愛想な人
3.軽薄そうな人
- 38◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 16:21:56
初めて会った再従兄弟、それもわざわざ迎えの車を出してくれた人の悪口は言いたくないと思いつつも、なんとなく彼の軽そうな態度に音羽はあまり良い印象を抱けなかった
「いやー音羽ちゃんに無事に会えて良かったよ。結構待たせたよね。俺ちょっと昨日飲みすぎたせいで寝坊しちゃってさー」
「は、はあ…こちらこそ、その、お手間をおかけしてすみません。今日はよろしくお願いします」
「いやいや全然いいよ。俺も現役女子高生とのドライブ楽しみにしてたし。あ、音羽ちゃんって彼氏いる?」
「……」
音羽には恋人が…
dice1d4=2 (2)
1.いる
2.好きな人ならいる
3.いない
4.今まで恋愛なんてしたことがない
そのことを…
dice1d3=3 (3)
1.正直に言う
2.適当に誤魔化す
3.黙秘権を行使します
- 39◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 16:46:48
親戚たちの上葉美村での立場
dice1d3=1 (1)
1.代々村長を務める家
2.村のそこそこの有力者
3.一般村民
- 40◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 21:43:27
「黙秘権を行使します」
嘘が苦手な音羽に選べる答えはこれしかなかった
「えー隠すことないのに。うーん、俺の見立てだとずばり、音羽ちゃんはdice1d3=2 (2) と思うね」
1.片思いしてる
2.恋人募集中だ
3.処女だ
- 41◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 22:12:07
「はあ、そうなんですか」
「…テンション低いなあ。あ、そういやここまで長旅だっただろうし、お疲れ気味なんだね。ごめんごめん。これからはなるべく黙って運転するから許してよ」
「…お願いします」
もはや反論する気も起きず、音羽はそれだけ言った
実際疲れていたのも事実だったので、助手席を少し倒してなるべく楽な姿勢を探した
dice1d3=2 (2)
1.しばらく外の景色を眺める
2.なんとなく運転席の再従兄弟の横顔を見ていた
3.少し眠ってしまおうか
- 42◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 22:51:19
特別な理由はなかったが、なんとなく再従兄弟の横顔が目に入る
水智零司(みずち れいじ)
それが、この再従兄弟の名前だったはずだ
祖母のdice1d2=1 (1) (1.兄 2.弟)の孫で、25歳
学業はとても優秀だったと聞いていたけれど、想像していた人物像とはだいぶ印象が異なった
顔立ちは端正で、早々に音羽の荷物を取り上げて車まで運ぶ様はとてもスマートでもあったのだけれど…
(この人が私を見る目はなんだか…)
零司が音羽を見る目は…
dice1d3=1 (1)
1.獲物を付け狙う獣の目
2.なんだか空っぽで、ちゃんと自分を見ていないと感じる
3.まるで救いを求めているような目をしている
- 43二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 00:50:08
このレスは削除されています
- 44二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 08:04:51
このレスは削除されています
- 45二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 12:22:27
保守
- 46◆aATpbJGovQ25/08/18(月) 16:33:44
「あちゃー」
しばらく静かだった零司が声を上げたと思うと、ほぼ同時に車が止まった
零司の視線の先をたどれば…
dice1d2=1 (1)
1.蛇が道を這っている
2.蛇が路上でとぐろを巻いている
蛇の体は…
dice1d3=2 (2)
1.ごく普通の色
2.真っ黒
3.銀白色
- 47◆aATpbJGovQ25/08/18(月) 16:53:15
遠目でも異様に真っ黒な体をしているとわかる蛇が、悠々と道を横切っていく
「うちの村ではさ、蛇は神様の化身、または神の使いって扱いなんだ。だから蛇がやろうとしていることを邪魔しちゃ いけない。もちろん傷つけようとするなんて持っての外。これ、うちの絶対のルールだから、ちゃんと覚えておいてね。まあ音羽ちゃんなら大丈夫だろうと思うけどさ」
音羽に話しかけながらも、零司の目はずっと黒い蛇を追っている
少し上擦ったような零司の声には、奇妙な熱すら感じられて…
音羽は思う
その熱の正体はもしかして…
dice1d3=3 (3)
1.崇敬だろうか
2.憎悪だろうか
3.渇望だろうか
- 48◆aATpbJGovQ25/08/18(月) 16:57:39
蛇が通り過ぎるまで、さして時間はかからなかった
黒い蛇は…
dice1d2=2 (2)
1.最後までこちらを意に介することはなかった
2.一瞬だけこちらを見たような…気のせいだろうか
- 49◆aATpbJGovQ25/08/18(月) 21:38:03
蛇の姿が見えなくなると、車は再び動き出す
鬱蒼とした山の中を更に道なりに進むと、ほどなく目的地である上葉美村が姿を現した
山奥だけあって活気があるとは言えないが、敷き詰められた棚田のノスタルジックさと、濃い緑の木々から感じられる自然の豊かさには圧倒されそうになる
何か感じた?
dice1d2=2 (2)
1.はい
2.いいえ
- 50◆aATpbJGovQ25/08/18(月) 22:03:00
そのまま何事もなく水智家に到着した
「お、大きいお屋敷…」
テレビでしか見たことがないような典型的な日本屋敷が目の前にある
途方に暮れたように立ち尽くす音羽に、隣に立つ零司はあははと軽く笑った
往復を考えればかなり長時間の運転だったろうに、彼はさして疲労した様子もない
「広さと古さばかりが取柄なだけの家さ。音羽ちゃんもここの身内みたいなものなんだし、そんなに緊張しないでよ。ほら、リラックスリラックス」
零司は…dice1d2=2 (2)
1.なだめるように音羽の背を軽く数度叩いた
2.音羽の腰に手を回し、強引に体を寄せた
- 51◆aATpbJGovQ25/08/18(月) 22:07:45
音羽 dice1d3=2 (2)
1.意図がわからずひたすら困惑
2.やめてほしいけど、どうしたら…
3.無理!気持ち悪い!!
- 52◆aATpbJGovQ25/08/18(月) 23:04:59
望まぬ接触に衝撃を受けた音羽は、とっさに声も上げられず身を固くするばかりだった
そうこうしているうちに
dice1d2=1 (1)
1.エスカレート
2.零司が囁く
- 53◆aATpbJGovQ25/08/18(月) 23:42:19
激しく抵抗されないことがわかったからだろうか
男の動きは大胆さを増した
音羽の体の線を確かめるように撫でた手は、服の中にまで入り込もうとして…
(どうしよう…どうしよう…)
音羽 dice1d2=1 (1)
1.自分でなんとかしなくちゃ!
2.誰か助けて!!
- 54◆aATpbJGovQ25/08/19(火) 00:02:01
相手を拒絶する
dice1d2=2 (2)
1.言葉で
2.多少手荒な真似をしてでも
- 55◆aATpbJGovQ25/08/19(火) 00:12:42
嫌だ、やめろと訴えたところで、たぶん聞き入れてはもらえないだろう
幸いと言うべきか、零司は音羽が何もできないと思ってかなり油断しているはずだ
音羽は…
dice1d3=1 (1)
1.足払いを仕掛けて、驚いた零司の力が緩んだところでその腕から逃れた
2.足払いで相手を完全に転倒させた
3.2+追撃
- 56◆aATpbJGovQ25/08/19(火) 00:28:28
慣れないことをしたからだろうか
不意をついたはずの音羽の動きは、零司の体勢を少し崩したくらいのものだった
けれど、それで十分
チャンスを逃さず自由になった音羽は、そのまま零司と距離をとる
dice1d2=1 (1)
1.走って逃げよう
2.文句の一つも言ってやりたい
- 57◆aATpbJGovQ25/08/19(火) 00:35:58
そのまま音羽は脱兎のごとく逃走した
深く考えてのことではない
とにかくここから離れたい、その一心だった
進んだ先には…
dice1d3=1 (1)
1.神社
2.滝
3.ここはどこ…?
- 58◆aATpbJGovQ25/08/19(火) 08:57:53
夢中で走って走って、気づいた時には音羽は神社らしき場所へとやってきていた
dice1d2=1 (1)
1.誰かいる
2.誰もいない
- 59◆aATpbJGovQ25/08/19(火) 08:59:29
dice1d2=2 (2)
1.少年
2.青年
- 60二次元好きの匿名さん25/08/19(火) 12:13:24
さて
- 61二次元好きの匿名さん25/08/19(火) 18:48:13
保守
- 62◆aATpbJGovQ25/08/19(火) 20:17:24
一人の青年がこちらに向かって歩いてくる
音羽 dice1d3=1 (1)
1.格好いい人…
2.目立つ人だな…
3.人…かな…?
- 63◆aATpbJGovQ25/08/19(火) 21:04:31
サングラスで目元は隠れているが、青年がとても美麗な姿をしていることはすぐにわかった
dice1d2=1 (1) (1.長い 2.短い)dice1d2=1 (1) (1.褐色の髪 2.金髪 3.銀髪)は艶があって、落日の光を浴びて不思議な輝きを帯びている
華がある、という表現では見合わない気がした
見た目の若さに似合わぬ風格のようなものすら感じられて、音羽はついその存在から目を離せなかった
青年は目の前の音羽を見て…
dice1d3=2 (2)
1.小馬鹿にしたように鼻で笑った
2.気遣うように優しく微笑んだ
3.興味深そうに目を細めた
- 64◆aATpbJGovQ25/08/19(火) 23:36:22
「もうすぐ日が暮れる。女の子が一人で出歩くものじゃないよ」
「あ、あの…私…」
事情を説明
dice1d2=2 (2)
1.する
2.うまく言葉にできそうにない…
- 65◆aATpbJGovQ25/08/20(水) 00:08:45
「…………」
言うべきことはあったはずなのに、なんだか言葉にならなかった
どうして、こんなはずじゃなかったのに、なんで、どうしよう
そんな気持ちばかりがぐるぐると体をめぐっている
「……行くところに困っているなら、私と一緒に来るかい?」
黙ったままの音羽の様子を見かねたのだろうか
青年はそう提案してきた
差し出された手を…
dice1d2=1 (1)
1.取る
2.取らない
- 66二次元好きの匿名さん25/08/20(水) 08:35:40
仲間ゲットかな
- 67◆aATpbJGovQ25/08/20(水) 11:38:29
見知らぬ土地で頼れる相手もいない今、青年が差し出してくれた手は、音羽には地獄に垂らされた一筋の希望のように思えた
dice1d3=3 (3)
1.どこか浮ついた心地のまま、青年の手を取った
2.恐る恐る手を伸ばし、青年の手を取った
3.両者の手が触れる直前…
- 68◆aATpbJGovQ25/08/20(水) 11:41:26
???
dice1d100=8 (8)
感情の激しさ
dice1d100=70 (70)
- 69◆aATpbJGovQ25/08/20(水) 11:47:56
怒りの矛先
dice1d2=1 (1)
1.音羽
2.青年
- 70◆aATpbJGovQ25/08/20(水) 12:14:40
「何してるの」
音羽の手が青年のそれと重なる直前、怒りの籠った声がした
同時に、音羽の手がそれ以上動かなくなる
dice1d3=2 (2) が、ぎちぎちと音をたてんばかりに彼女の手首を掴んでいた
1.音羽より小さな手
2.音羽より大きな手
音羽 dice1d2=1 (1)
1.痛い…
2.痛みが気にならないほどびっくり
- 71◆aATpbJGovQ25/08/20(水) 12:15:37
- 72◆aATpbJGovQ25/08/20(水) 12:22:57
音羽
dice1d100=82 (82)
77-10=67以下で…
- 73二次元好きの匿名さん25/08/20(水) 19:46:53
age
- 74◆aATpbJGovQ25/08/20(水) 20:58:17
混乱に加え、強い痛みが音羽の集中をかき乱す
突如現れたのは、同年代くらいの少年だった
和装をしているが、着物も袴も黒いので神社の人なのかどうかはよくわからない
なぜ彼の怒りが自分に向けられているのかも
「だ…れ……」
なんとか吐き出された音羽の問いに少年が答えた
「僕の名前なら水智霧弥(みずち きりや)。関係性ならあんたの再従兄弟」
「え……」
「あんな“如何にも”なやつに付いていこうとするな、鈍感女。まったく世話の焼ける…」
音羽 dice1d3=3 (3)
1.こ、怖い…
2.よくわからないけど逆らわないでおこう
3.ちょっとわかりにくいけど心配されてた…?
- 75◆aATpbJGovQ25/08/20(水) 21:41:59
面識はないが、親戚を名乗った少年は嘘をついているようには見えない
もしかして彼は、自分を心配してきてくれたのだろうか
怒っている様子も、その感情の大きさの裏返しだとしたら…
「あの…私…」
「君が誰かをそんなに気に掛けるなんて珍しいね、霧弥。音羽のことがそんなに気に入ったのかい?」
青年が小さく笑った声が響いた
どうやらこの青年と霧弥という少年、二人は知り合いらしい
「おまえはさっさとこの女の前から消えろ、瀬尾」
「嫉妬は程々に。私は彼女が困っていたから助け船を出そうとしただけさ」
「要らぬ世話だ。いいから帰れ」
取り付く島もないといった感じの霧弥に、青年はさして気を悪くした様子でもなかった
むしろ面白がっているのかもしれない
最後に音羽に話しかけてきた
「……じゃあね音羽。また困ったことがあったら相談してくれても良いよ」
「え…?」
音羽 dice1d3=3 (3)
1.「お、お願いします…?」
2.「そういえば私、名乗りましたっけ…?」
3.霧弥に口を塞がれてそれ以上喋れなくなる
- 76◆aATpbJGovQ25/08/20(水) 22:04:14
口を塞ぐってどうやって?
dice1d10=3 (3)
1-5.普通に手で物理的に口を覆う
6-9.手で口を覆うというか掴まれる。痛い
10.キスして
- 77◆aATpbJGovQ25/08/20(水) 22:11:45
返答しようとした途端、霧弥の手で口を塞がれる
「あれ相手に言質取らせるな。確実に面倒になる」
と忠告らしきものも添えられて
霧弥のもう片方の手は…
dice1d2=2 (2)
1.音羽の手首を掴んだまま
2.さすがに今ので離した
- 78◆aATpbJGovQ25/08/20(水) 23:12:28
瀬尾と呼ばれた青年は
「手当くらいはするべきだよ」
と霧弥に向かって言うと…
dice1d2=2 (2)
1.瞬きの間にその場から消えていた
2.軽やかな足取りで去っていった
- 79◆aATpbJGovQ25/08/20(水) 23:16:53
「「……」」
場に沈黙が満ちた
霧弥 dice1d2=1 (1)
1.「…もう日が暮れる。付いてこい」
2.「痛かったか…?」
- 80◆aATpbJGovQ25/08/20(水) 23:20:55
音羽 dice1d2=2 (2)
1.黙って付いていく
2.水智家のお屋敷に行くのはちょっと…
- 81◆aATpbJGovQ25/08/21(木) 00:05:46
「あの…私、水智家に行くのはちょっと…」
正確には零司がいる場所に行きたくないのだが、彼の身内であろう霧弥に言うのも気が咎める
もちろん戻らないという選択が難しいこともわかっていた
持ってきた荷物だってあちらに置いたままなのだ
霧弥 dice1d2=1 (1)
1.「…知ってる」
2.「どうしても嫌なのか?」
- 82二次元好きの匿名さん25/08/21(木) 07:33:06
保守る
- 83◆aATpbJGovQ25/08/21(木) 12:09:31
「元からそっちに連れていくつもりはなかった。僕も生活の拠点はあの家じゃなくてこの神社だし。…ここなら零司も近寄らないから、そこは安心していい」
「あの、どうして零司さんとのこと知ってるの…?」
「見えたから」
「あの時あの場に居たの!?」
「それは違うけど」
「え?あれ?ええと、うーん……あなたは神社に住んでるの?」
「蛇覡(へびみこ)はそういうもの。…早く行くぞ」
そうして霧弥はdice1d2=2 (2)
1.さっさと行ってしまう
2.前を歩きながらも時々振りかえって音羽の様子を確認していた
- 84◆aATpbJGovQ25/08/21(木) 12:11:02
案内されたのは神社の敷地内にある…
dice1d2=1 (1)
1.客用の部屋
2.霧弥の部屋
- 85◆aATpbJGovQ25/08/21(木) 12:13:00
夕飯は?
音羽 dice1d2=1 (1)
1.お腹すいたな…
2.食欲ないです…
- 86二次元好きの匿名さん25/08/21(木) 19:52:38
待機
- 87◆aATpbJGovQ25/08/21(木) 22:26:33
二人で一緒にご飯…
dice1d2=1 (1)
1.食べるよ
2.音羽だけ
- 88◆aATpbJGovQ25/08/21(木) 22:39:46
出された食事は
dice1d3=2 (2)
1.肉ばかり
2.野菜ばかり
3.普通の家庭料理
dice1d3=3 (3)
1.とても美味しかった
2.普通に美味しかった
3.あまり食べた気がしなかった
- 89◆aATpbJGovQ25/08/21(木) 22:48:54
食事には肉や魚が使われている様子はなく、味付けも薄めだった
音羽の普段の食事とはかけ離れていて、なんとなく食べた気がしない
「ええと、霧弥さんはいつもこんな感じのものを食べられているんですか?」
霧弥 dice1d2=2 (2)
1.いつもこんなもの
2.祭りの前だけ
- 90◆aATpbJGovQ25/08/21(木) 22:53:28
「いや、今は祭りの前だから…その様子だと、気に入らなかったみたいだな」
霧弥はdice1d2=1 (1)
1.少しおかしそうに笑った
2.少し申し訳なさそうだった
- 91◆aATpbJGovQ25/08/21(木) 23:14:41
「え、いや、その…決して食べられないとかではなくてですね!もちろん食事を出していただいたことは本当に感謝しかなく…」
「あんた本当にわかりやすいな…まあ苦手なものは無理して食べなくていいから、できればもう少し付き合ってくれ」
そう言った霧弥は、どこか上機嫌そうに見えた
もしかしたら彼は、誰かと一緒に食卓を囲むことが普段あまりないのかもしれない、と音羽は感じた
「霧弥さんって、今おいくつですか?」
「僕の年齢?」
霧弥の年齢
13+dice1d3=3 (3) 歳
- 92二次元好きの匿名さん25/08/21(木) 23:15:26
このレスは削除されています
- 93◆aATpbJGovQ25/08/21(木) 23:21:57
「16歳だけど」
「え、同い年だったんですか?」
「実はそう。さて、同い年の再従兄弟に敬語使うの、やめる気になったか?」
音羽 dice1d2=1 (1)
1.なった…
2.な、なるべく頑張ります…
- 94◆aATpbJGovQ25/08/22(金) 00:10:28
「なった…というかごめん。もしかして気を悪くしてた?」
「別に。人から距離を置かれるのには慣れてる」
「だからごめんって…私、こっちの親戚のことは、迎えに来てくれるっていう零司さんのこと、しか…」
名前を出したせいだろう
今まで色々あって忘れていた昼間の出来事を思い出してしまった
嫌な感覚が生々しく蘇る
音羽は…
dice1d2=2 (2)
1.体の震えが止まらなくなった
2.内心己を叱咤して、なんとか表面だけは取り繕った
- 95◆aATpbJGovQ25/08/22(金) 08:24:36
「あの、さ…零司さんって霧弥の…」
「一応、兄に当たるね」
音羽の疑問に、霧弥はさらりと答える
再従兄弟と聞いた時から、予想していなかったとは言わないけれど…
「ねえ音羽。僕のこと、怖くなった?」
霧弥が問うてくる
こちらを見透かすように
音羽 dice1d5=2 (2)
1-3.全然怖くない
4.たぶん怖くない、と思う
5.ちょっとだけ…
- 96二次元好きの匿名さん25/08/22(金) 12:30:17
保守
- 97二次元好きの匿名さん25/08/22(金) 19:24:13
あげ
- 98◆aATpbJGovQ25/08/22(金) 20:28:41
「霧弥のことは全然怖くない」
音羽は迷いなく、はっきりとそう言えた
よくわからないことも多かったけれど、霧弥の態度に嘘はないように見える
信じていい相手に思えた
「……そう」
霧弥はdice1d2=1 (1)
1.少し複雑そうな顔をしていた
2.なんだか照れているように見えた
- 99◆aATpbJGovQ25/08/22(金) 20:46:36
「音羽はもうちょっと警戒心とか危機感を持つべきかもね。そんなあっさり相手を信用するから、すぐ悪いやつに騙されて利用される」
軽く肩をすくめる動作をして、霧弥が言う
音羽 dice1d2=1 (1)
1.「え?そうかな?」(自覚なし)
2.「そ、そうかも…」(一応自覚あり)
- 100◆aATpbJGovQ25/08/22(金) 20:57:15
音羽の様子に「処置なし」と霧弥は重い溜息をついた
「まあ、今夜はここに泊まればいいとして…dice1d2=2 (2) 」
dice1d2=1 (1)
1.いつ村を出る気だ?
2.明日からはどうするつもりだ?
- 101◆aATpbJGovQ25/08/22(金) 21:00:37
- 102◆aATpbJGovQ25/08/22(金) 21:18:11
「いつこの村を出るつもりだ?」
「ええと、予定では夏祭りの終わりまではいるつもりで…」
「……音羽、君は一刻も早くこの村を出た方がいい。せめて祭りが始まる前には…」
「え…」
音羽 dice1d2=1 (1)
1.どうして祭りの前なの…?
2.零司さんのこともあったし、確かに予定の変更は考えるべきだよね…
- 103◆aATpbJGovQ25/08/22(金) 21:53:35
「霧弥はどうして私を、祭りの前に帰そうとしているの?」
霧弥の顔は真剣そのもので、単に面倒がって音羽を帰そうとしているようには見えなかった
きっと何か理由があるはずだと音羽は思う
できればその理由を知りたいとも
「そ、れは…」
霧弥は言いよどむ
霧弥 dice1d5=4 (4)
1-2.言いたくない
3-4.音羽は知らないままでいてほしい
5.死なないでほしいから…
- 104◆aATpbJGovQ25/08/22(金) 22:01:21
「教えたくない。音羽はこんなこと全部、知らないままでいいんだ…」
霧弥はそう言って口を閉ざしてしまう
音羽 dice1d3=1 (1)
1.無理やり聞き出そうとする
2-3.とりあえず引き下がる
- 105◆aATpbJGovQ25/08/22(金) 22:21:02
そのまま部屋を出ていこうとする霧弥の腕を、音羽はとっさに掴んだ
「ねえ待って霧弥!どうして教えてくれないの!?」
「……」
「理由がわからないままじゃ、私だってどうするべきか決められないよ!」
「……音羽、離して」
「ちゃんと理由を教えてくれたら離してあげる」
「……」
霧弥 dice1d5=3 (3)
1-2.振りほどく
3-4.睨みつける
5.???
- 106◆aATpbJGovQ25/08/22(金) 22:34:54
音羽
dice1d100=74 (74)
77以下で…
- 107◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 00:50:10
霧弥は音羽を睨みつける
彼と目が合ったその瞬間、おかしいと音羽は思った
(さっきまではごく普通の色だったはずなのに…)
それなのに今は、燃えるような色をした双眸がそこにある
爬虫類を思わせる縦長の瞳孔が、自分に合わせて絞られるのが見えた
音羽の体は身動き一つできなくなってしまった
まるで、蛇に睨まれた蛙のように…
音羽は…dice1d2=1 (1)
1.気を失った
2.動けず、霧弥の腕を放してしまう
- 108◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 01:17:53
ふと気づくと、音羽は不思議な空間にいた
と同時に、これは夢なのだということも理解する
(こういうの、明晰夢って言うんだっけ…?夢だって自覚のある夢)
ごうごうと飛沫をあげる滝の傍にいるのに全く冷たくない
夜だというのに綺麗な虹がかかっている
夢でしかありえないと思いつつも、夢であるのが少し惜しく感じられるほどには美しい光景でもあった
そこにいたのは…
dice1d2=1 (1)
1.小さな黒蛇
2.黒い大蛇
- 109◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 01:19:50
夢での出来事
dice1d7=5 (5)
1.蛇を助ける
2.蛇を手懐ける
3.蛇に睨まれる
4.蛇に噛まれる
5.蛇に巻き付かれる
6.蛇が体の中に入る
7.安価
- 110◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 01:25:15
小さな黒蛇がやってきて、音羽の体に巻き付いた
音羽 dice1d5=3 (3)
1.楽しい
2.嬉しい
3.気持ちいい
4.怖い
5.痛い
- 111二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 08:10:46
ほう
- 112◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 09:46:00
音羽の感覚
dice1d2=2 (2)
1.鈍い
2.鋭敏
- 113◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 10:43:16
姿勢 dice1d3=3 (3)
1.立っている
2.座っている
3.寝ている
格好 dice1d3=3 (3)
1.白装束
2.肌襦袢
3.裸
- 114二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 10:45:40
これは起きた時に大惨事になってそうな…
- 115◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 12:00:05
生まれたままの姿で横たわる、無防備な音羽
黒蛇は彼女のdice1d2=2 (2) (1.腕 2.足)に巻き付くと、柔い肌をゆっくりと這い上る
冷たそうな見た目の印象に反して、存外蛇の体は淡い熱を帯びていた
つるりとした鱗の肌が何度も何度も触れて擦れて、時々不規則に強く締めつける
そのたびに走る感覚に音羽は息をつめ、どうしようもなく体を震わせた
それは紛れもなく快感だった…
蛇の進む先
dice1d4=1 (1)
1.頭
2.胸
3.下腹部
4.安価
- 116◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 12:20:55
黒蛇は音羽の顔の傍までやってきた
音羽を見つめる黒蛇の緋色の瞳
音羽にはそれが、何かの感情に燃えているように生き生きとして見えた
そこにあるのは…dice1d3=2 (2)
1.情欲だ
2.興味だ
3.どんな感情なのだろうか
- 117◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 12:22:24
蛇の長い舌がちろちろと音羽の唇を舐めた
口を開けろ、と言われた気がした
音羽 dice1d2=1 (1)
1.拒否しようと小さく首を横に振る
2.素直に口を開けた
- 118二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 12:35:55
拒否された蛇さん…
- 119◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 13:15:27
嫌だ、と音羽は思った
こんな風に興味本位に弄んでこようとするような相手には、例え夢でも自ら体を許したくない
本当なら初めては好きな人と…
音羽の好きな相手
dice1d3=3 (3)
1.部活の先輩
2.クラスメイト
3.昔一度会ったきりの、もうろくに顔も覚えていない相手
- 120◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 13:26:40
拒否された黒蛇の様子
dice1d3=1 (1)
1.苛立つ
2.悲しむ
3.訝しむ
- 121◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 13:33:55
顔をそむけた音羽に、黒蛇はひどく気分を害したようだった
緋色の瞳が怪しく光ると、巨大な黒い靄のようなものが黒蛇の体を覆う
それが晴れた時には…
dice1d2=2 (2)
1.巨大な一匹の黒い大蛇がそこにいた
2.周囲は無数の小さな黒蛇で満たされていた
- 122二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 13:36:40
ヒェッ
- 123二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 13:41:24
夢の中で嬲るつもりか?
- 124◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 14:52:01
数多の蛇が一斉に音羽の体に群がった
一見バラバラの存在に見えても、黒蛇たちはすべて一つの意思の元にある
敏感に刺激を感じ取る音羽の肌に隙間なく絡みつき、休むことなくうごめき続ける
ただ一人の女を“その気”にさせるために
それはとても情熱的で、残酷な愛撫だった
その衝撃に音羽は…
dice1d3=3 (3)
1.泣き叫んだ
2.声も出なかった
3.自分の中の何かが変わってしまった気がした
- 125◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 14:57:57
音羽 dice1d3=1 (1)
1.許しを請う
2.自分から求める
3.口を開いて…
- 126二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 15:02:05
音羽ちゃん起きたら色々漏らしちゃってそう
- 127◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 15:05:28
音羽の心はぽきりと折れてしまった
「許して!もうやめて!!全部言うとおりにするから!!」
与えられる拷問のような悦楽に耐えらず、怒らせてしまった黒蛇に許しを請う
黒蛇は…dice1d2=2 (2)
1.すぐにやめてくれた
2.まだ物足らないな…
- 128二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 15:08:20
強欲な蛇…
- 129◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 15:28:44
音羽の言葉を聞いた黒蛇は、一度群れの動きを止めてやる
そして音羽の顔に近寄ると、再びその舌で音羽の唇を舐めた
すぐさま音羽は、蛇の望みどおり自ら口を開く
黒蛇はすっかり素直になった音羽を褒めるように、するりと彼女の頬を撫でてやった
そして黒蛇自身も口を大きく開け、鋭い牙をむき出しにする
少しすると、蛇の牙には大きなしずくが溜まり、やがて重力に耐えられず滴り落ちていく
黒蛇の下にいる音羽の口の中へ…
音羽 dice1d2=2 (2)
1.甘い…
2.苦い…
- 130二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 15:40:25
このレスは削除されています
- 131◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 15:43:02
次々に滴り降りてくる苦い滴に、音羽は顔をしかめた
この滴はきっと毒だ
けれど音羽はこれを飲み下さなければならない
(だって、この黒蛇の目はそうしろと言っているから…)
しばらくして口内にかなりたまったそれを、意を決して嚥下する
すべてちゃんと飲んだと証明するために再び口を開くと
黒蛇はdice1d2=2 (2)
1.上機嫌そうに音羽に自らの体を絡ませた
2.褒めるように音羽の舌と自らの舌を絡ませた。ちょっとだけ甘い…
- 132◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 16:07:03
音羽の舌使い
dice1d2=2 (2)
1.上手
2.下手
ついでに胸の大きさ
dice1d5=3 (3)
1.B 2.C 3.D 4.E 5.安価
- 133◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 17:36:24
かすかにする甘い味に惹かれて、音羽は懸命に舌を動かした
けれど音羽の拙い舌使いは、黒蛇に翻弄されるばかりで
攻防ともいえぬやり取りに夢中になっていたせいで、周囲の状況の変化にも気づくのが遅れた
「え…」
一度は引いたはずの黒蛇の群れが、再び音羽の体に取りついていた
思わず音羽はdice1d2=1 (1)
1.驚愕の視線を目の前の黒蛇に向けるが
2.機嫌を取ろうと媚びるような視線を目の前の黒蛇に向けるが
黒蛇はdice1d2=2 (2)
1.まるで教え込むようにゆっくりと音羽の舌を絡めとった
2.さらに激しく舌を動かして音羽を攻め立てるのだった
- 134◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 17:39:41
黒蛇たちの動きはdice1d2=2 (2)
1.焦らすようにゆっくりだった
2.ひたすらに容赦がなかった
- 135◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 17:49:59
音羽 dice1d3=3 (3)
1.夢なら早く覚めて…
2.誰か、助けて…
3.気持ちいいよう…
音羽の体は…
dice1d2=1 (1)
1.ぐったりとしてもう少しも力が入らない
2.少しずつ自分から足を開いて…
- 136◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 18:34:14
もう何も考えられない
蛇たちから与えられる快楽を、音羽はひたすら享受するしかなかった
胸を包むように這いまわる蛇が少し場所をあけると、その隙間からピンとはみ出た胸の先端
それをあの黒蛇は、まるで音羽に見せつけるようにゆっくり舌でなぞっていく
音羽はまた痺れるような快感に脳を焼かれるとともに…
dice1d2=1 (1)
1.更に苛まれる未来を予感した
2.体の奥底が疼くのを感じた
最後まで、するのだろうか…
dice1d2=1 (1)
1.はい
2.それはまた後日
- 137二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 18:42:00
交尾玉かな?
- 138◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 18:54:18
本番行為の時は…
dice1d3=3 (3)
1.このまま蛇の群れでやります
2.大蛇になります
3.人型になります
- 139◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 20:16:12
人型の時、その姿形に蛇的な要素は…
dice1d2=2 (2)
1.あるよ
2.ほとんどないよ
- 140◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 22:36:27
胸の頂点を入念に弄られることに気を取られていると、蛇たちによって徐々に音羽の両足が開かれていく
音羽はdice1d2=2 (2)
1.気づいた時には更にあられもない恰好になっていた
2.それに気づいても、人形のように好きに動かされるしかなかった
音羽 dice1d2=2 (2)
1.恥ずかしい…
2.いちいち全部気持ち良すぎて羞恥を覚えるどころじゃない
- 141◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 22:47:36
音羽の秘められた場所はあらわにされ、蛇たちは…
時にその細長い体を擦り付け dice1d100=16 (16)
時に繊細な部分を舐め dice1d100=42 (42)
時には自らの細い尾を泥濘に入れては激しく身をよじった dice1d100=79 (79)
(数字が大きいほど頻度が高かった)
- 142◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 23:09:56
すっかり仕上がった音羽の体から、突如蛇たちが離れていった
それに音羽はdice1d3=3 (3)
1.少しほっとしてしまった
2.なんだか嫌な予感がした
3.なんだかちょっとだけ寂しいと思ってしまった
dice1d2=1 (1)
1.正面から
2.後ろから
- 143◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 23:27:22
周囲を取り巻いていた蛇たちがいなくなり、再び無防備になった音羽の腰が掴まれ、強く引き寄せられた
熱くて大きい掌に、転がる音羽を覆える体躯
たぶん男性だということはわかったが、暗いせいだろうか、その顔はよく見えない
音羽 dice1d2=1 (1)
1.それでも、なんだか覚えがあるような気がした
2.この世界にも人はいたんだ
- 144◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 23:28:50
音羽 dice1d100=42 (42)
77以下で…
- 145二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 23:29:19
もしかして初恋の人だったり?
- 146◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 23:43:48
音羽は重くてしかたない両腕を、なんとか気力で持ち上げた
ゆっくりと見えない『彼』の顔へと手を伸ばす
恐怖はなかった
だって音羽は『彼』のことなら全然怖くないのだ
「きり、や…?」
それはほとんど確認のような問いかけ
人影は…
dice1d2=2 (2)
1.話す
2.手を握る
- 147◆aATpbJGovQ25/08/24(日) 00:11:05
彼は、霧弥は、自分へと伸ばされる音羽の手を、自らとりにいった
お互いの指を交互に組み合わせて手を握り、そのまま地面へと押し戻して…
「音羽」
たぶん霧弥はdice1d2=2 (2)
1.笑っていた
2.呆れていた
「力抜いててね」
dice1d2=1 (1) 、音羽は貫かれた
1.まったく痛みを感じられないまま
2.わずかな痛みとともに
- 148二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 01:39:01
どうなるんや……
- 149◆aATpbJGovQ25/08/24(日) 09:34:24
音羽は…
dice1d3=1 (1)
1.状況がよく理解できなかった
2.信じ難かった
3.恍惚とした
- 150◆aATpbJGovQ25/08/24(日) 10:05:01
音羽には最初、何が起きたのかよくわからなかった
誰かの熱が少しの痛みもなく、自分の中を犯していく…
「霧弥…?今、何して…」
「ああもう本当に!魂まで無防備だなんて…こんなの…」
霧弥 dice1d2=2 (2)
1.僕が守ってやるしかないだろう…?
2.いっそ丸呑みにしてやろうか…?
- 151◆aATpbJGovQ25/08/24(日) 10:11:00
音羽 dice1d2=1 (1)
1.お腹すいてるの…?
2.さすがに食べられるのはちょっと…
- 152◆aATpbJGovQ25/08/24(日) 10:16:54
「霧弥…」
音羽 dice1d2=1 (1)
1.私のこと食べたいの…?
2.あんな美味しくない食事食べてるからだよ…
- 153◆aATpbJGovQ25/08/24(日) 10:18:08
霧弥 dice1d2=2 (2)
1.食べたい
2.食べないよ…
- 154◆aATpbJGovQ25/08/24(日) 10:22:32
「音羽のことは食べないよ。でもその代わり…」
霧弥 dice1d2=2 (2)
1.抱きしめてほしい
2.ずっとそばにいてほしい
- 155◆aATpbJGovQ25/08/24(日) 10:23:31
音羽の返事
dice1d3=3 (3)
1.いいよ
2.霧弥の態度次第かな
3.私、好きな人が…
- 156◆aATpbJGovQ25/08/24(日) 10:30:02
「霧弥のためなら色々してあげたいと思う。本当だよ?でも私にはずっと好きな人が…」
音羽の言葉は…
dice1d2=1 (1)
1.続く
2.遮られた
- 157◆aATpbJGovQ25/08/24(日) 11:17:42
「私、小さい頃から色々と変なものを見たり聞いたりして、でもそれが普通の人には見えないこともわかってたから誰にも言えなくて…いつも一人でこっそり泣いてた。その時は旅行先で、隠れて泣いてるところをうっかりその子に見られて。うん正直その時自分が何を言ったかはよく覚えてないなあ…全然うまく言葉にできなくて悔しかったのはしっかり覚えてるけど」
音羽が語るのを霧弥は…
dice1d2=2 (2)
1.静かに聞いている
2.自嘲気味な笑みを浮かべて聞いている
- 158◆aATpbJGovQ25/08/24(日) 11:32:58
「でもその子に言われたことはよく覚えてる。『僕には君がとても綺麗に見えるよ』だって!ませてるよねー。あれたぶんお互い4、5歳くらいだったと思うんだけど。でも自分がおかしいんじゃないか、変な子なんじゃないかって思ってた私にとって、あの子がそう言ってくれた言葉はとても嬉しくて…彼の声も、顔も、もうろくに思い出せやしないんだけど、それでもずっと私は…」
音羽 dice1d2=2 (2)
1.霧弥は、こんな誰かへの思いを抱えたままの私でいいの?
2.だから私じゃ霧弥の望みを叶えてあげられないと思う
- 159◆aATpbJGovQ25/08/24(日) 12:18:59
(あれ…?そういえば、なんだかちょっと…)
音羽 dice1d100=74 (74)
77以下で気づく
- 160二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 12:34:55
気づいたか
- 161◆aATpbJGovQ25/08/24(日) 16:21:42
朧げな記憶の輪郭が、今目の前にいる霧弥の姿と重なる
「ねえ霧弥、もしかして…」
音羽 dice1d2=1 (1)
1.霧弥が『私の好きな人』…?
2.成長してすごく格好良くなった…?
- 162◆aATpbJGovQ25/08/24(日) 16:27:00
霧弥は…
dice1d3=2 (2)
1.黙ってキスをした
2.頬を赤く染めていた
3.心底困ったという顔をした
- 163◆aATpbJGovQ25/08/24(日) 16:50:32
「本当に君は、状況わかってるのかな…?夢の中とはいえ自分の体いいようにされて、無理やり犯されてるんだぞ?それなのに君を滅茶苦茶にした男のことが好きだなんて…ずっと君は僕のことが好きだったなんて、そんなことが…」
霧弥は顔を赤くしたまま言い募る
動揺しているのか妙に早口だ
音羽 dice1d3=2 (2)
1.私は霧弥が好き
2.霧弥も私のことが好きだったの?
3.霧弥だから気持ちよかったんだね
- 164◆aATpbJGovQ25/08/24(日) 17:21:06
「もしかして、霧弥も私のことずっと好きだったの?だから神社で行くところのない私を助けてくれたし、今もこんな…」
音羽は… dice1d3=3 (3)
1.二人の繋がった場所をちらりと見て、今更ながら恥じらった
2.無垢な少女のような笑みで、霧弥の返答を期待して待っている
3.自分の中にある霧弥の熱の大きさを意識して、思わずそれを締め付けてしまう
- 165二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 18:07:35
異類婚姻譚に移行しそうだが なるべく避けるとはいえバッドエンドありの因習村なんだよな
- 166二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 18:08:43
蛇神より村人がヤバいパターンかな
- 167◆aATpbJGovQ25/08/24(日) 20:58:21
霧弥 dice1d3=1 (1)
1.ごめん…
2.頼むから煽るな
3.音羽もだいぶ乱れてたと思うが
- 168◆aATpbJGovQ25/08/24(日) 21:13:19
「それはごめん…一度離れようか」
霧弥は気まずそうに言う
音羽 dice1d3=1 (1)
1.わかった
2.えっとその…霧弥はそれで大丈夫なの…?
3.離れたら寂しい…
- 169◆aATpbJGovQ25/08/24(日) 21:24:38
二人が離れる時にトラブル…
dice1d2=1 (1)
1.あったよ
2.なかったよ
そういえば霧弥って…
dice1d2=2 (2)
1.裸ですね…
2.乱れてるけど服は着てる
- 170◆aATpbJGovQ25/08/24(日) 21:29:00
トラブル
dice1d2=1 (1)
1.音羽がちょっとした刺激で喘いでしまって…
2.霧弥がやっぱり我慢できなくなって…
- 171◆aATpbJGovQ25/08/24(日) 21:52:40
「あうっ!だ、だめぇ…そこ…ひぃ…もっとぉ…やさしっ!!あぁ、そこ、きもちいよおぉ…きりや、たすけ…たすけ、て…わ、たし…もうっ…ひああ!」
霧弥が自身を引き抜こうと少しでも身動きすると、そのたびに音羽の体が敏感に反応してしまう
霧弥 dice1d4=3 (3)
1.新手の拷問か…?
2.今のもいいのか…覚えておこう
3.ちょっとだけならばれないか…いやいやそれは…
4.良い声…
結果 dice1d3=3 (3)
1.なんとか頑張ってさっさと終わらせた
2.ちょっと時間はかかったがなんとか離れられた
3.妙に時間がかかった気がするがたぶん気のせいだろう
- 172◆aATpbJGovQ25/08/24(日) 21:55:47
音羽さん裸でしたが…
dice1d2=1 (1)
1.裸のままでお話
2.どこかから霧弥が服出してくれたのでそれを着た
- 173◆aATpbJGovQ25/08/24(日) 22:55:11
改めて二人はdice1d2=2 (2) 、話をすることにした
1.向かい合って座り
2.隣に並んで座り
もう隠しても無駄だろうし正直に言うけれど、と霧弥は話し出す
「確かに僕は昔、音羽と会ってる。村の掟や仕来りを何も知らないで無邪気に接してくる音羽は、僕の目にはとても綺麗に、眩しく映った。君が感情を揺らすたび、僕は冷えた自分の心を温められて…ずっと君が僕の傍にいてくれればいいのにと思った。でも、綺麗な君が村の色に染まってしまうのは嫌だったから、僕は決してそれを望むまいとも思った」
- 174◆aATpbJGovQ25/08/24(日) 23:18:27
「久しぶりに会った音羽は綺麗なままで、だからやっぱり僕は君をそのまま外の世界に帰してやろうと思ってた。でも、本当は……黒蛇も僕の本音はよくわかっていたんだろうな…」
「うん?ええと、もしかして私勘違いしてた?ここにいた黒蛇って、霧弥じゃないの?」
「そうだけど、そうじゃないとも言える」
ちょっとややこしいのだけれど、と霧弥は苦笑する
「音羽は村で祀られてる黒蛇様の話は知ってる?」
「昔は暴れん坊だったけど、村長の娘をお嫁さんにもらってからは守り神になった、だっけ…?」
「そう。でもその話はかなり脚色されている。黒蛇はただそこに在るだけだ。あれは巨大なエネルギーの塊みたいなものだから、居れば土地が豊かになったり、黒蛇以外が起こす災いを退けるとかの恩恵はあるけどね。あいつがここにいるのは都合が良いから、ただそれだけ。人間を守る存在なんかじゃないんだよ」
音羽 dice1d2=2 (2)
1.都合が良いって?
2.それが霧弥のこととどう繋がるの?
- 175◆aATpbJGovQ25/08/25(月) 00:22:44
「村長の一族は霊的に優れた能力を持っていたんだ。そして自分たちなりに黒蛇に干渉する術を見出した。それが蛇覡(へびみこ)。今の僕の立場だね」
「蛇覡…巫女みたいなもの?」
「強いて言うなら依り代が近いかな。神を依りつかせることができる人間。それを用意することで村長の一族はある時は僅かながらも黒蛇の力を得て振るい、ある時は黒蛇の意向を知り上手く活用することできた。水智家が莫大な財産を築くことができた理由もそこにある」
「ああ、あの大きなお屋敷…」
「もっとも僕の場合は色々特殊で、魂まで黒蛇と深く繋がっていてかなり同一化してる部分もあるから、別の存在とも言い難くなってるんだけど…まあ二重人格みたいなものだと思えばいいよ。もう分けるのは無理ってお墨付きも頂いてるから、どっちも僕で間違ってはいないし」
「ええと、つまり…」
音羽 dice1d3=2 (2)
1.霧弥は黒蛇で黒蛇は霧弥だけど、黒蛇の行動全部が霧弥の思い通りってわけにはいかないってこと?
2.霧弥は私のことを遠ざけたかったけど、傍にいてほしかったのも本当だから勝手に黒蛇が私を夢の世界に呼んだってこと…?
3.霧弥は優しいけど、本当は激しいのも結構好み…?
- 176二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 02:36:51
この漢字初めて見たな
- 177◆aATpbJGovQ25/08/25(月) 08:34:15
音羽の問いに霧弥は頷く
「そんな感じだね。僕の潜在的な望みだけじゃなくて、黒蛇の方も君のことが気になってたみたいで…夢を通して君の魂を自分の領域に招き入れた。ここは夢の延長線上であり、あいつが支配する異界でもある」
霧弥は…
dice1d2=2 (2)
1.音羽を抱き寄せた
2.音羽の顔を覗き込む
「だから、ここであったことを、なかったことには出来ないよ」
そう言った霧弥は、確かに蛇の目をしていた…
- 178二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 10:02:03
このレスは削除されています
- 179◆aATpbJGovQ25/08/25(月) 11:56:21
音羽 dice1d3=1 (1)
1.それなら、夢から覚めても、ここでの出来事はちゃんと覚えていられるんだね
2.できれば色々忘れたいかも…
3.け、結婚式の日取りはいつにしますか!?
- 180◆aATpbJGovQ25/08/25(月) 12:06:12
「もしも忘れちゃったらどうしようって心配だったから、それ聞いて安心したよ。だってその…せっかく好きな人と両思いだってわかったんだし…」
「音羽…」
霧弥 dice1d2=1 (1)
1.本当に君は、こんな僕を受け入れてくれるのか…
2.黙って押し倒す
- 181◆aATpbJGovQ25/08/25(月) 13:21:28
「僕は、まともな優しさなんて知らずに育ったし、村の今後がどうなろうが、正直死ぬほどどうでも良かった冷血漢だ。音羽のことは大事にしたいけど、実はやらしいこともいっぱいしたいし、そういう意味でなら泣き叫ばせたいとすら思ってる。後、すごく嫉妬深い。よそ見されようものなら、ちょっと自分でも何しだすかわからないくらいには。……それでも音羽は嫌じゃない?僕が好きなまま、ずっと一緒にいてくれる?」
音羽 dice1d4=4 (4)
1.ふ、不束者ですが…
2.すれ違いそうになったら話し合おう
3.恋人からの束縛ってちょっとドキドキしちゃうかも…
4.私のことこんなエッチな体にした責任とってね
- 182二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 18:16:21
これはまた…
- 183◆aATpbJGovQ25/08/25(月) 19:36:52
「…霧弥はどうしても私に言わせたいんだね。予防線張って、なんとか私から言質とって安心したいんだ。でもね…」
「音羽…?」
「私だって…私だって不安なんだよ!」
音羽は…
dice1d2=2 (2)
1.怒っていた
2.泣いていた
- 184◆aATpbJGovQ25/08/25(月) 19:39:38
「霧弥は何だか特別な存在みたいだし、私のこと綺麗だっていうのも村の人間じゃないからって理由だった。それなら、村の人間じゃなければいいなら、別に私じゃなくても…それこそ外の女の子なら誰でもいいんじゃないの?嫉妬深いっていうけど、そうなるのって本当に私のこと特別に好きだから?霧弥は成長してすごく格好良くなったし、ちょっと村の外に出たら綺麗な女の子がたくさん寄ってきて、私よりそっちの方がよくなったり…」
「お、音羽…?ちょっと落ち着いて…」
「私にばかり言わせたり選ばせようとするなんて、ずるいよ霧弥は!私はまだ、ちゃんと霧弥から好きって言葉ももらってないのに!!」
「あ、あれ…?伝えてなかったか…?」
「ちゃんと、はっきり、言ってほしいの!それっぽく匂わせるとかじゃなくて!!」
霧弥 dice1d2=1 (1)
1.は…?
2.そ、そうか…
- 185◆aATpbJGovQ25/08/25(月) 20:04:25
「そのピンときてない反応…やっぱり霧弥にとって私はその程度の存在なんだ。私にとってはずっと忘れらない、初恋、だったのに。ファーストキスだって好きな人のために大事にとっておこうって…そんななのにあ、あんな初体験で…零司さんに無理やりされた時と全然違って、ちょっと触られるだけですっごく乱れちゃう自分が信じられなくて、私本当はこんなふしだらな女だったのって愕然として…でも結局全部霧弥になら許せるかなって…今だって私色々我慢してるのに…思い出したら中がキュンってしたりとか…うう…やっぱり好きぃ…霧弥に、触ってほし…ぃ…嫌いにならないで…こんなのちっとも綺麗じゃ…わかってるけど、でも…」
耐えられないとばかりに、音羽は自らの体をかき抱く
赤く染めた頬を涙に濡れさせ、霧弥を見上げる潤んだ瞳はどこか挑発的だった
「霧弥…私、霧弥のせいですごくエッチな体になっちゃったの…こんなの、こんなの…責任とって幸せにしてよ!私一人だけ、ずっとずっと好きでいてよ!そうじゃなきゃ許さないから!!」
そこまで言い切った音羽は…
dice1d3=3 (3)
1.その場で泣き崩れた
2.口を塞がれた
3.抱きしめられた
- 186◆aATpbJGovQ25/08/25(月) 22:49:31
霧弥 dice1d3=3 (3)
1.好きだ…
2.君だけが…
3.綺麗だ
- 187二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 02:37:50
このレスは削除されています
- 188二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 10:32:01
このレスは削除されています
- 189二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 17:17:55
さげ
- 190◆aATpbJGovQ25/08/26(火) 22:25:27
くずおれそうになった音羽を、霧弥が掬うように抱きしめた
「音羽、そんな顔するな」
「ご、ごめっ…私、全然綺麗じゃない…こんなわがままで嫌な女ぁふぇっ…ふぅ…あぁん…ん…な、なんで急にこんなぁあああ!ひいぃっ」
「いいや、昔も今も君は綺麗だ。さっきの情熱的な告白も…正直とても興奮した」
「ちょっ…なっ…ええっ!?」
音羽 dice1d3=2 (2)
1.涼しい顔してるけど不埒な動きをするその手は何!?
2.私すごく身勝手な要求しかしてないよ!?
3.なんか艶のある声ですごいこと言われた!?
- 191◆aATpbJGovQ25/08/26(火) 22:28:39
「音羽の本音を聞けてとても嬉しかった。ありえない想像をして嫉妬に身を焦がす姿は可愛かったし、僕が触れたらすぐ堕ちちゃう体もとても魅力的だ。でも…僕の気持ちを疑うのは頂けない」
そう言った霧弥は少し、苛立っていた時の黒蛇を想起させて…
音羽は…dice1d2=2 (2)
1.反射的に許してほしいと思ってしまい
2.あの時与えられた耐え難い悦楽すらも思い出して
自分を追い詰めてくる霧弥の手に対し、抵抗する気を完全にそがれてしまう
- 192◆aATpbJGovQ25/08/26(火) 22:31:25
「僕が村の外のことをよく知らないと言われれば否定はできないけど、この先どれだけ都合の良い人間が現れようが、音羽に対して抱く思いと同じものは持てないと思う。元々僕は別に孤独が苦になる性質でもないし。音羽だから一緒にいたいんだよ、僕は」
「ゆ、指…あっ…やっ…そこ敏感なのにぃ…あぁんっ…い、いじめないで…わ、たし…まだ、ちゃんと話…ううっ…音立てないでぇ…」
ピチャピチャと淫らな水音が響く
霧弥は音羽に聞かせようと、わざとやっているのだ
「ふふ、本当によく濡れてる…これも音羽が僕のこと大好きだからこうなっちゃうんだよな。可愛い」
音羽 dice1d2=1 (1)
1.快楽に負けてもう目が蕩けている
2.なんとか気力を振り絞り、キッと霧弥を睨む
「そ、そうだよ!霧弥が、触るから…そのせいで私…ああんっ!なか、ナカはだめぇ!!」
「本当に君は迂闊だな…勿論、そういうのも僕相手にやるなら悪い気はしないんだけどね…」
- 193◆aATpbJGovQ25/08/26(火) 22:34:34
「でも僕もちゃんとはっきり言わずにいたのは悪かったよ。僕が言葉足らずだったから、音羽を不安にさせてたんだよね。もう同じ過ちは犯さないから、どうか聞いてくれ。音羽、僕は君が好きだ。唯一の存在として愛してる」
「っ…!!?」
「あ、今すごく締まった。もしかして音羽、今の言葉だけで…」
「ううう…やだぁ…言わないでぇ…だって、嬉しくて…おなかが…奥が勝手にキュンってするのぉ…あああ今そんな動かされたらあぁ!…あ、あ…それ霧弥の、はいってぇっ!……はあっ…あっ…ふぅっ…霧弥好きぃ…好き…私も愛してるの…ひゃぁん!…ううぅ…好きって言われて…ずっと気持ちいいの止まんないの…うれし…しあわせ…」
「…そうだよな。もしも拒絶されたら、嫌われたら、離れていかれたらと、そんなことばかり気にしすぎてた。好きな人を幸せにする。僕に足らなかったのはそういう覚悟だ。音羽はいつも僕に大切なことを教えてくれるね。そういうところも好きだよ」
「ああんっ!またあぁぁ!!……ふえぇん…こんなのダメ…ダメになるぅ…もっとエッチな子になっちゃうよお…」
「ねえ音羽。君がエッチになっちゃった責任は喜んでとるから、これからも僕と気持ちいいこといっぱいしようね。ちなみに蛇の交尾って離れないようにしっかり巻き付いて雌のイイところ刺激し続けながらずーっと、それこそ一日中繋がりっぱなし、なんてこともざらだから。…ふふ、だから音羽もいっぱい愛される覚悟はしててね」
ちゃんと幸せにするから、なんて舌なめずりでもするような甘い声が聞こえた気がした…
音羽は…
dice1d2=2 (2)
1.あまりの衝撃に処理落ちした
2.知らず期待に体を疼かせた
- 194二次元好きの匿名さん25/08/27(水) 04:29:15
このレスは削除されています
- 195◆aATpbJGovQ25/08/27(水) 08:03:35
とりあえず一日目終了!
だいたい村の案内と登場人物紹介くらいで終わるはずだったのにどうしてこうなった…
もうこれで二人はハッピーエンド!(他は知らん)でいい気もしたけど、主人公の祭り参加って前提が残ってるのでもうちょっと続けます
夢は覚めるもの…
起きた時の音羽の状況
dice1d2=2 (2)
1.昨日の服のまま
2.浴衣っぽいものを着てる
- 196◆aATpbJGovQ25/08/27(水) 08:09:29
いつの間にか着替えさせられている
あれ下着って…
dice1d3=1 (1)
1.昨日からのをそのまま
2.荷物に詰めて持ってきた覚えのあるもの
3.つけてないですね…
- 197◆aATpbJGovQ25/08/27(水) 08:14:16
そこはさすがにノータッチでした
体の違和感とか…
dice1d2=2 (2)
1.特になし
2.色々とぐちゃぐちゃに濡れてて…
- 198二次元好きの匿名さん25/08/27(水) 08:15:29
おねしょ状態…
- 199◆aATpbJGovQ25/08/27(水) 08:17:35
ちょっと大変なことになっていたらしい
寝ていた場所
dice1d2=1 (1)
1.案内されていた客室
2.霧弥の部屋
お布団では
dice1d2=1 (1)
1.一人で寝てた
2.一人じゃないな…
- 200二次元好きの匿名さん25/08/27(水) 08:20:10
お布団汚しちゃったか
- 201◆aATpbJGovQ25/08/27(水) 08:24:27
音羽 dice1d2=1 (1)
1.あの夢って、本当にただの夢じゃないよね…?
2.こんなに汚して…恥ずかしいよぉ…
- 202◆aATpbJGovQ25/08/27(水) 08:29:47
夢のことははっきり覚えている
けれどあれは本当に確かにあったことなのだろうか
単なる自分の願望が見せた淫らな夢だったらどうしようと、音羽は不安になった
dice1d2=2 (2)
1.霧弥を探しにいく
2.声をかけられる
- 203◆aATpbJGovQ25/08/27(水) 08:33:51
「音羽?もう起きてる?」
襖の向こうから呼びかけられる
霧弥の声だ
音羽 dice1d2=2 (2)
1.「お、起きてるよ!」
2.自分から襖を開け飛び出す
- 204◆aATpbJGovQ25/08/27(水) 08:43:23
気づいた時には体が勝手に動いていた
「霧弥!」
「音羽!?どうし…」
音羽は霧弥にdice1d2=2 (2)
1.抱きついた
2.縋るような目を向けた
音羽 dice1d2=1 (1)
1.「夢じゃないよね!?」
2.なんだかうまく言葉が出てこない
- 205◆aATpbJGovQ25/08/27(水) 08:56:01
音羽の様子に目を瞬かせた霧弥は…
dice1d2=2 (2)
1.柔らかな笑みを浮かべ
2.どこか夜の気配を感じさせる笑みを浮かべ
dice1d2=1 (1)
1.音羽を抱きしめた
2.音羽に口づけた(dice1d3=3 (3) 1.口に 2.頬に 3.額に)
- 206二次元好きの匿名さん25/08/27(水) 11:34:12
あらら
- 207二次元好きの匿名さん25/08/27(水) 18:58:50
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- 208◆aATpbJGovQ25/08/27(水) 23:18:35
「音羽は本当に心配性だな。言っただろう?なかったことには出来ないって」
霧弥は色香のある声で囁きながら、音羽の背をゆっくりと撫で上げる
音羽 dice1d4=3 (3)
1.安心した
2.ときめいた
3.気持ちいい…
4.もう一度ちゃんと確認したい
- 209二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 01:49:04
このレスは削除されています
- 210二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 08:04:30
このレスは削除されています
- 211二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 09:24:09
このレスは削除されています
- 212◆aATpbJGovQ25/08/28(木) 11:54:28
音羽 dice1d3=3 (3)
1.うっとりとして熱い息を吐く
2.体に電流が走ったみたいにゾクッてして…
3.あっ…濡れちゃっ…
- 213◆aATpbJGovQ25/08/28(木) 11:58:25
えー、音羽さんが夢だけじゃなく現実でも快楽に弱すぎですが…
dice1d3=2 (2)
1.元々素質はあった
2.愛ゆえじゃよ
3.両方
ちなみに霧弥さんが特別何かしたとかは…
dice1d2=1 (1)
1.まあちょっとね…
2.特にしてない
- 214◆aATpbJGovQ25/08/28(木) 12:00:45
霧弥の心境
もっと気持ちよくしてあげたいな… dice1d100=57 (57)
虐めてやりたい… dice1d100=46 (46)
いやいや今は手を出すな(理性) 30+dice1d100=86 (86)
- 215◆aATpbJGovQ25/08/28(木) 12:16:00
「朝食にしようかと思ったんだけど…その前に風呂の方が良さそうだね」
「!?」
音羽 dice1d3=1 (1)
1.え、まさか一緒にお風呂入ったりとか…!?
2.あっ…お布団汚しちゃってるんだった…
3.2+い、今濡れちゃったのもバレてる!?
ちなみに霧弥は
dice1d2=2 (2)
1.服や寝具のことは予想してた
2.今の音羽の状態もお見通し
- 216◆aATpbJGovQ25/08/28(木) 12:36:23
「風呂の場所は一応昨日案内したからわかるよね?音羽の荷物も届けてもらったから着替えはあるだろうし、タオルなんかは脱衣所のところに用意してあるもの自由に使ってくれていいから。僕はまた音羽が落ち着いたころに迎えにくるよ」
「あ…え…」
「焦らなくていいから、ゆっくりしてきて。じゃあまたね」
「う、うん…」
予想と違いあっさり離れていく霧弥に、音羽はただ首を縦に振るしかなかった
音羽 dice1d3=1 (1)
1.ちょっとほっとした
2.ちょっと残念なような…
3.寂しい…
- 217二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 17:16:17
よしよし
- 218◆aATpbJGovQ25/08/28(木) 20:46:50
触れなば落ちんを体現したような反応とは裏腹に、音羽は少し安堵していた
dice1d3=2 (2)
1.現実で一線超えるのはもうちょっと猶予が欲しい
2.霧弥の裸を間近にしたらきっとドキドキしすぎて心臓がもたない
3.明るい日差しの中で自分の体を晒すのはちょっと恥ずかしい
- 219◆aATpbJGovQ25/08/28(木) 20:53:32
夢の世界では音羽は裸だったが、霧弥は服を着た状態であった
自分の肌を見られるのはある意味今更だったが、その逆は…色々平静でいられる自信は音羽にはない
dice1d100=13 (13)
77-50=27以下で…
- 220二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 21:16:47
27以下になりましたね……
- 221◆aATpbJGovQ25/08/28(木) 21:54:46
ゆっくりと手足を伸ばして湯に浸かっている時、音羽はふと気づいてしまった
「あれ?腕が…」
昨日の出来事を思い出す
音羽は神社の前で、霧弥に強い力で腕を掴まれたのだ
(とても痛かったから、たぶんこれは痣になるだろうって覚悟してたのに…)
色々と状況が落ち着かなかったので、特に手当てをした覚えはなかった
けれど今音羽の腕には、痣どころか少しの痛みも痕も残ってはいない
実はそこまで強く掴まれたわけではなく、音羽が大袈裟に痛がってしまっていただけなのだろうか
(ううん、そうじゃない。これはおかしい)
直感的に、そう音羽は判断した
これは明らかに不自然な現象だ
音羽はどうする?
dice1d3=2 (2)
1.しばらく様子を見る
2.霧弥に話をする
3.安価>>221
- 222◆aATpbJGovQ25/08/28(木) 21:58:07
安価ミスってるけどダイス外れたからセーフ…
ちょくちょくやらかすの気を付けます!
音羽は霧弥に話をすることにした
dice1d2=2 (2)
1.相談する
2.確認する
- 223◆aATpbJGovQ25/08/28(木) 22:08:44
確認するのは…
dice1d2=1 (1)
1.すぐにでも
2.朝食後、落ち着いた時に
- 224◆aATpbJGovQ25/08/28(木) 22:20:43
音羽はすぐに行動に移すことにした
さっさと着替えを済ませると、教えられていた霧弥の部屋まで歩いた
「ねえ霧弥、そこにいる?」
「音羽…?どうしたの?僕の方から迎えにいくって…まだ髪も濡れたままじゃないか。ちゃんと乾かさないと風邪ひくよ」
霧弥の手が、音羽がおざなりに首にかけたタオルへと伸ばされる
それで髪を拭いてやろうというのだろう
音羽 dice1d2=2 (2)
1.受け入れる
2.拒否する
- 225◆aATpbJGovQ25/08/28(木) 22:28:34
音羽は霧弥の手を遠ざける
「霧弥、今はそういうのいいから」
「音羽…?」
拒否されるとは思ってもみなかったのだろう
霧弥はdice1d2=2 (2)
1.驚いた顔をした
2.傷ついた顔をした
「私、ちょっと霧弥に確認したいことがある。ちゃんと答えてね」
音羽は問うた
「ねえ霧弥。あなた私に…dice1d2=2 (2) 」
1.何かしたの?
2.何をしたの?
- 226◆aATpbJGovQ25/08/28(木) 22:37:18
音羽の声は確信に満ちていた
霧弥が自分に何かしたのだという事実は、もはや彼女にはわかりきったことなのだろう
それでいて音羽の表情はわかりやすくdice1d5=3 (3) ものだった
1.困っている
2.怒っている
3.呆れている
4.悲しげな
5.不安げな
- 227◆aATpbJGovQ25/08/28(木) 22:59:00
ここまで来たら、音羽にはどんな誤魔化しも通用しないだろう
霧弥はそう悟り…
dice1d3=3 (3)
1.気まずそうに目をそらした
2.妖艶に微笑んだ
3.表情が抜け落ちたようになった
- 228◆aATpbJGovQ25/08/28(木) 23:39:18
「…ああ、そうか。怪我はなるべく早く治った方がいいものだと思っていたけれど、人並みじゃない治癒速度は普通の人間には不気味に見えるんだね。失念してたよ」
霧弥の声はひやりとするほど冷たく響いた
次いでどこか虚ろな瞳が音羽を見据える
「そして僕が君の怪我を治した…とはちょっと違うと感じ取ったから、音羽は僕の答えを聞きたかったんだよね」
「…霧弥は、私に何をしたの…?」
「それは…」
霧弥 dice1d2=1 (1)
1.まだ教えない
2.呪いを…
- 229◆aATpbJGovQ25/08/29(金) 00:23:24
「それはまだ音羽には教えない。そのうちわかるよ」
「…私の気持ちはどうでもいいの?」
「それは違う。でもそうだな…最終的に音羽は許してくれる。そう確信できたから実行できたところはある。あの夢の世界で、君はあまりに無防備な魂を僕に晒し、その奥の奥まで触れさせながら睦みあった。僕の正体を知った上で、だ。それだけ君は僕のことを受け入れているし愛しているんだ。疑り深いこの僕を安心させるほどに」
ねえ音羽、と霧弥は見慣れた笑顔で請う
「どうか僕を許して?」
音羽 dice1d4=4 (4)
1-2.許す
3.条件付きでなら許す
4.許さない
- 230◆aATpbJGovQ25/08/29(金) 00:37:48
音羽は…
dice1d3=1 (1)
1.泣いた
2.怒った
3.静かにキレた
- 231二次元好きの匿名さん25/08/29(金) 07:58:08
age
- 232二次元好きの匿名さん25/08/29(金) 11:25:45
許されなかった
- 233◆aATpbJGovQ25/08/29(金) 12:04:22
音羽はdice1d2=1 (1)
1.盛大に泣き出した
2.ぽろぽろと涙をこぼした
その語気は dice1d2=2 (2)
1.荒い
2.柔らかい
- 234◆aATpbJGovQ25/08/29(金) 17:46:26
「霧弥…愛していれば何でも許せるわけじゃないんだよ…?私はどんな罪にも笑って許しを与えられる聖女様じゃない。ただの普通の人間なの。許してと言われても、何の事情も知らないままじゃ、許したくても許せない」
しとどに頬を濡らしてなお涙を流しながら、音羽の語り口はあくまで穏やかだった
霧弥は…
dice1d3=1 (1)
1.罰が悪そうな顔をした
2.怯えたような顔をした
3.無表情だった
- 235◆aATpbJGovQ25/08/29(金) 17:57:43
まるで叱られた子供のような反応をする霧弥に、音羽は仕方ないなと淡く微笑む
許さないと思いつつも、結局音羽はなんとか彼を許してあげる方法はないかと考えているのだ
「霧弥のすることを何でも笑って許してあげられない私は、霧弥の好きな私じゃないのかな…?」
霧弥 dice1d3=1 (1)
1-2.そんなことない!
3.僕のことを捨てるのか…?
- 236◆aATpbJGovQ25/08/29(金) 19:32:16
「そんなことない!僕が音羽を好きじゃなくなることは絶対にない!」
「私だって霧弥が私に隠し事いっぱいあっても好きだし、嫌いにはなれないよ。…どうしても言いたくない?私に許してもらわなきゃいけないって思ってたってことは、勝手に色々して私に悪いなってちょっとは感じていたんでしょう?今正直に私に言っちゃえば楽になれない?」
霧弥 dice1d2=2 (2)
1.やっぱり今は言いたくない
2.本当は言ってしまった方が…
- 237◆aATpbJGovQ25/08/29(金) 19:55:58
「正直に言うと、本当は音羽に教えてしまった方が僕にとっては都合が良いんだ。でもたぶん、それだと音羽が困るだろうと思うから…」
「困る…?」
「聞かなかった方が良かったって後悔するかもしれないよ。それでも知りたい?」
音羽 dice1d2=1 (1)
1.知りたい
2.それなら今はいいや
- 238◆aATpbJGovQ25/08/29(金) 21:03:50
「それでも私は知りたいよ。霧弥が私にどうなって欲しかったのか、何を望んだのか、ちゃんと知っておきたいから」
「音羽、君は……はあーもう、わかったよ」
降参、と霧弥は両手を挙げた
「僕は君に呪いをかけたんだ」
「呪い…?」
「そう。君を人じゃなくする呪い」
「えっ!?私、人じゃなくなったの!?」
驚く音羽に、霧弥は残念ながら、と肩をすくめる
「早くなってくれると僕は嬉しいけど、正直まだまだかな。怪我の治りが早くなってちょっと死ににくくなったくらい?本当は数十年くらいかけてゆっくりやった方が人間である音羽の心身には優しいかと思ってそういう調整してたんだけど、呪いってかけられた内容を対象者に知られると威力増す性質あるから、これからどんどん変化が進むと思うよ」
音羽 dice1d2=2 (2)
1.あれ?もしかして…
2.あまりの事実に呆然
- 239◆aATpbJGovQ25/08/29(金) 21:25:31
楽しみだね、と霧弥は笑う
「どんな音羽も僕は好きってのは前提としても、僕の番なんだから、音羽はきっと綺麗な雌蛇になると思うんだ。ふふ、きっと可愛いだろうな…これから急速に変わっていく君は色々と大変だろうし戸惑うだろうけど、僕がちゃんと守るし、幸せにする。完全に人でなくなれば寿命の問題もなくなるしね」
再び伸ばした霧弥の手は音羽に拒否されることはなく、霧弥は上機嫌に音羽の涙を拭い、それが終わればまだ湿り気を帯びた彼女の髪を甲斐甲斐しく拭いてやる
音羽 dice1d3=2 (2)
1.まさしく藪をつついて蛇を出してしまった…
2.そんなにずっと私と一緒に居たかったの…?
3.それって…
- 240◆aATpbJGovQ25/08/29(金) 21:39:12
自分が人間でなくなることについて
音羽 dice1d2=1 (1)
1.dice1d2=2 (2) (1.とても 2.少し)怖い
2.あまり抵抗はない
- 241◆aATpbJGovQ25/08/30(土) 00:44:24
遠くない未来、自分は人間ではなくなるのだという
当然というべきか、音羽だってそれは少し怖いと思うのだけれど
別れを遠ざけようとしたのであろう霧弥の行動に、身勝手さ以上にいじらしさを感じてしまった
音羽 dice1d3=3 (3)
1.抱きしめる
2.抱きつく
3.キスをする dice1d3=3 (3) (1.唇に 2.頬に 3.額に)
- 242二次元好きの匿名さん25/08/30(土) 02:23:41
すけべだ……
- 243◆aATpbJGovQ25/08/30(土) 09:14:26
今までの霧弥の言動から、音羽はなんとなく感じていた
おそらく彼は家族関係で恵まれてはこなかったのだろう
頼りがいのある一方、時々小さな子供のようで
音羽は…
dice1d4=1 (1)
1.傍にいてあげたいと思う
2.守ってあげたいと思う
3.幸せにしてあげたいと思う
4.なるべく彼の望みを叶えてあげたいと思う
- 244◆aATpbJGovQ25/08/30(土) 12:06:17
音羽は「ちゃんと傍にいるよ」という気持ちを込めて霧弥の額にキスをした
霧弥は…dice1d3=2 (2)
1.驚く
2.照れる
3.嬉しそう
- 245◆aATpbJGovQ25/08/30(土) 12:39:30
霧弥はわかりやすく頬を赤く染めた
「お、音羽!?君からその…キスしてくれるのはとても嬉しいけど、ちょっと嬉しすぎて…あんまり僕を浮かれさせないでくれると…その、もう怒ってないの…?僕のこと、許してくれる…?」
音羽 dice1d2=1 (1)
1.仕方がないから許してあげる
2.正直に言ってくれたから許してあげる
- 246◆aATpbJGovQ25/08/30(土) 13:01:18
「仕方ないから許すよ。元々すごく怒っていたというよりは、こんないつか絶対わかることを隠そうとしてる霧弥に呆れてたくらいだし。それに、その…私だって霧弥とずっと一緒にいたいって思ってるから…だから…」
「音羽!!」
「ちょっ、霧弥!?」
急に強めに抱きしめられ、思わず音羽は声をあげた
「ずっと一緒だって言ってくれて嬉しい!音羽は本当に僕のことが好きだなあ。ふふ、絶対幸せにするからね!」
「もう、霧弥ったら…」
締め付けはきついけれど痛くはなかった
それがわかって音羽は早々に抵抗を放棄する
音羽と共にある未来を大喜びする霧弥は、とても愛おしく思えたから
「愛してるよ音羽」
そう腕の中に閉じ込めた音羽に優しく囁く蛇は…
dice1d2=2 (2)
1.幸福感に満たされていた
2.”すべて”うまくいったことにほくそ笑んでいた…
- 247二次元好きの匿名さん25/08/30(土) 17:54:55
このレスは削除されています
- 248◆aATpbJGovQ25/08/30(土) 19:32:00
それから再度身支度を整えて二人で朝食をとった
「そういえば、こういうのってまさか全部霧弥が準備したんじゃないよね…?」
「いや、僕の衣食住のことは氏子が持ち回りでやってくれてる。蛇覡の邪魔にならないように、準備だけこっそりしておくので後はご自由にって感じかな。もし神社の中で彼らを見かけても音羽も別に気にしなくていいよ」
「え、でも私が急に押しかけて色々迷惑かけただろうし…」
「礼を言われても向こうも困るだけだと思うよ。彼らは僕の意思に反することを恐れているからね。僕が連れてきた客に何か粗相でもしようものならどうなるか…なんて考えて生きた心地しないんじゃないかな」
「…霧弥ってそんなに怖がられてるの?」
「そりゃこう見えて怖い黒蛇様の化身みたいなものだし。でもまあ、いっそ恐れられるばかりなら僕ももっと気楽に生きられたのかな…」
「……霧弥?」
焦点の合わない瞳で物憂げな顔をする霧弥が心配になり、音羽は彼の名前を呼ぶ
数度の瞬きの後、音羽と目が合うと、霧弥は顔をほころばせる
「ああ、そうだった。僕から音羽にちょっとした提案があるんだけど…」
「提案…?」
「結婚式、しようか?」
音羽 dice1d3=2 (2)
1.はい…?
2.する!
3.ちょっとまだ早くない!?
- 249◆aATpbJGovQ25/08/30(土) 23:01:12
つい身を乗り出して即答した音羽だったが、ふと我に返る
「あ、でも私たち16歳だから、まだ結婚はできないんじゃ…」
「だから式だけ。実際に籍入れたりはできないから、ままごとみたいなものかもしれないけど。折よくと言うべきか、今年の祭りは嫁入り行列があるから、良かったら花嫁役を音羽にやってもらいたいなって」
「嫁入り行列の、花嫁役…?」
「黒蛇様に嫁いだ娘の話は知ってるだろう?要はあれを模したものだね。夏祭りは毎年やるけど、嫁入り行列は夏祭りの夜、13年に一度だけ行われる。花嫁は輿に乗せられて普段は立ち入り禁止の山の神域に入り、一般の村人はそれを見送るだけなんだけど…神域にたどり着いた後は、そこでちゃんと婚礼の儀もやるんだ。もちろん結婚相手は黒蛇様…つまり僕だね。少しは覚えてもらわないといけないこともあるけど、基本的に君は白い花嫁衣裳を着て幸せなお嫁さんとして僕に会いにくればいいだけ。…どうかな?」
音羽 dice1d2=2 (2)
1.やります!
2.もしも私がやらなかったら…
- 250◆aATpbJGovQ25/08/30(土) 23:24:36
「もしも私が引き受けなかったら、別の女の子が花嫁役をやって、霧弥と結婚式するの…?」
「……そうなるかもね」
「霧弥はそれでもいいの…?」
「まあ正直気乗りはしないけど、その時はこれも蛇覡の仕事だからと割り切ってやるだけかな」
「私は…」
音羽 dice1d2=2 (2)
1.霧弥にそんな我慢はさせたくない
2.私以外が霧弥と結婚式を挙げるだなんて許せない!
- 251二次元好きの匿名さん25/08/31(日) 01:52:37
このレスは削除されています
- 252◆aATpbJGovQ25/08/31(日) 09:29:34
dice1d10=1 (1)
1が出たら…
- 253◆aATpbJGovQ25/08/31(日) 10:50:25
「私はそんなの嫌!それが例えお芝居でも、私以外の女を霧弥がお嫁さんにするだなんて…そんなの絶対に許さない!!」
音羽が激情に駆られて叫んだ、その瞬間
自覚もないまま、彼女は自らを覆う殻に、最初の亀裂を入れた
思いを確かめ合ったその時から、そもそも霧弥は音羽を人の日常に帰す気なんてなかった
そのためにならどんな手段も使うつもりでいた
例えばそう、この村の人間が今まで何をしてきたか、心優しい彼女にちゃんと伝わるようにしてあげる、とか…
けれど音羽は、もう戻れなくなるその致命的な一歩を、彼女自身で踏み出した
嫉妬という、霧弥を愛するが故に抑えがたい情念によって
(ああ、本当に…綺麗だ)
今や音羽の目は、爬虫類のような縦長の瞳孔に
その瞳は、輝くようなdice1d3=2 (2) へと変わっていた…
1.赤色
2.金色
3.銀色
- 254二次元好きの匿名さん25/08/31(日) 10:50:51
このレスは削除されています
- 255◆aATpbJGovQ25/08/31(日) 11:18:17
音羽さんが霧弥好きすぎて色々ショートカットしすぎる…
祭りまであと…
2+dice1d3=1 (1) 日
- 256◆aATpbJGovQ25/08/31(日) 12:44:23
祭りまでの3日間
霧弥は dice1d3=3 (3)
1.音羽を自由に行動させてくれる
2.音羽と行動を共にする
3.色々理由をつけて神社から音羽を出さない
- 257二次元好きの匿名さん25/08/31(日) 12:50:07
- 258◆aATpbJGovQ25/08/31(日) 13:03:44
音羽さんは村のこと本当に全然知らないまま終わるかもしれない…
まあ、ある意味それも幸せか…?
霧弥の選択
dice1d2=1 (1)
1.多少不確定要素があっても自分の手で…
2.気に食わないあいつに頭を下げてでも確実に…
- 259◆aATpbJGovQ25/08/31(日) 13:49:12
「花嫁役は私がやる!絶対誰にも譲らない!」
そう力強く宣言する音羽を前にして、霧弥も静かに決心した
必ず自分の手で彼女を幸せにしようと
その邪魔になりえるものはすべて…いらない
「じゃあ祭りまでの3日間、神社で作法とか色々特訓しよう」
「うん!私、霧弥の花嫁として恥ずかしくない振る舞いができるように頑張るね!」
「期待してる。…ああ、これも渡しておくね」
「櫛と簪…?」
その意味を…
音羽 dice1d2=1 (1)
1.知っている
2.知らない
- 260◆aATpbJGovQ25/08/31(日) 15:26:07
音羽はその古い習わしを知っていた
昔、男が櫛や簪を女に贈ることは、求婚を意味したのだ
音羽 dice1d2=2 (2)
1.嬉しい
2.これって…
- 261◆aATpbJGovQ25/08/31(日) 15:31:21
「これって、花嫁役が身に着ける衣裳の一部みたいなもの、かな…?」
「そうだね…」
霧弥 dice1d2=2 (2)
1.花嫁役はこれを身に着けて儀式に臨むんだ
2.少し僕が手を加えてるけど…
- 262二次元好きの匿名さん25/08/31(日) 17:36:10
もしかしてこういうの好きなの?
- 263◆aATpbJGovQ25/08/31(日) 21:25:03
「花嫁役の証として長く受け継がれてきたものだ。物は少し古いけど質は悪くないはずだよ。僕の方でも守りを足しておいたから、できればずっと肌身離さず持っていて」
櫛と簪はどちらも美しい朱塗りのもので、螺鈿細工や蒔絵などで朝顔の意匠が施されている
その蔓はどことなく蛇のように見えなくもない
「……音羽、ちょっと残念そうな顔してるね」
「え?」
「図柄が嫌いってわけじゃなさそうだし……ああ、そうか。音羽、”本物”を贈るのはまた今度ね。それとも音羽は、”薬指にはまる指輪”の方が良いかな?」
「ちょ、ちょっと霧弥!?からかわないで!」
音羽 dice1d2=1 (1)
1.確かに求婚の贈り物って素敵だなとは思ってたけど!
2.私はただ、今までの花嫁って…
- 264◆aATpbJGovQ25/08/31(日) 22:04:46
「色々落ち着いたら贈り物はいくらでもしたいけど…最初に音羽へ贈る装飾品は金色にしようかな」
「金色…?ええと、何かこだわりがあったの…?」
「特には。ああでも、これから一等好きになるかもね。それに、きっと音羽に似合うと思うから」
霧弥はそう、音羽の目を愛おしそうに見つめながら言ったのだった
祭りまでの3日間、二人は…
dice1d4=1 (1)
1.とても健全に過ごしました!
2.ちょっとお触りとかイチャイチャしたりはあった
3.割と本番以外は何でもありだった
4.めくるめく愛欲の日々…
- 265二次元好きの匿名さん25/09/01(月) 01:18:03
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- 266二次元好きの匿名さん25/09/01(月) 08:06:16
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- 267◆aATpbJGovQ25/09/01(月) 08:07:32
祭り当日
音羽への来客
dice1d2=1 (1)
1.あった
2.なかった
- 268◆aATpbJGovQ25/09/01(月) 08:10:19
客は…
dice1d3=3 (3)
1.一人
2.二人
3.三人
- 269二次元好きの匿名さん25/09/01(月) 11:57:02
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- 270◆aATpbJGovQ25/09/01(月) 12:18:08
祭り当日
音羽は氏子たちの手を借りながら、衣装に袖を通していた
薄く白い布を面のように身に着ける氏子たちの表情はよくわからなかったが、その手つきは淀みない
話しかけても世間話のようなものはすげなくかわされるので、音羽は最低限彼らから出される指示に粛々と従うだけだった
花嫁役が着る白無垢は陶器のような柔らかい色合いのもので、光の加減によって
dice1d2=2 (2) がうっすら浮かび上がるように織り込まれている
1.流水文様
2.鱗文様
霧弥から渡された簪は結い上げた髪に挿し、櫛は懐に入れる
それらに触れると音羽は…
dice1d2=2 (2)
1.なんだかほっとした
2.不思議な力を感じた
- 271◆aATpbJGovQ25/09/01(月) 12:45:06
そうやって準備を整えていると、音羽に来客があるという
音羽 dice1d2=1 (1)
1.私、この村ではろくに知り合いなんていないけど…
2.霧弥が私と村の人間をなるべく会わせないようにしてたみたいなのに、どうして…?
やってきたのは中年の男女と、十代半ばくらいの少女の三人だった
なんとなく三人とも面差しが似ているように思える
同時に、この三人の姿に対し、音羽はどこか既視感のようなものを抱いた
誰かに似てる…?
dice1d3=2 (2)
1.霧弥
2.零司
3.両方
- 272二次元好きの匿名さん25/09/01(月) 18:37:18
このレスは削除されています
- 273◆aATpbJGovQ25/09/01(月) 21:29:45
(あ、この人たち三人とも、零司さんに似てるんだ…)
音羽 dice1d3=2 (2)
1.苦手意識を持つ
2.不安になる
3.平静を保つ
- 274◆aATpbJGovQ25/09/01(月) 21:36:31
この人たちは、ほぼ間違いなく零司の血縁だ
それはつまり、霧弥とも血の繋がりがあるということのはずなのだが、音羽はどうにも彼らに対して湧き出す不安をぬぐい切れなかった
「実際に顔を合わせるのがだいぶ遅くなってしまったが、初めまして、鳴神音羽君。私が水智家現当主の水智霜一郎(みずち そういちろう)だ。この上葉美村の村長でもある。今回は祭りの大役を引き受けてくれて感謝する」
dice1d2=1 (1) の男性がそう言って挨拶した
1.朗らかな雰囲気
2.厳めしい顔つき
- 275◆aATpbJGovQ25/09/01(月) 21:37:52
「本来なら君ももっとこの村に馴染みをもって育ってよかったのだろうが、私の父が…君にとっては大伯父にあたる人だが、妹である君のお祖母さんの帰郷を許したのがたった一度きりでね。結局亡くなるまで決してその決定を覆さなかった。まったくあの人も何を考えていたのだか…」
「あなた、その話は程々に…」
dice1d2=1 (1) の女性が、霜一郎の長くなりそう昔話を止めに入った
1.控えめな雰囲気
2.気の強そうな様子
- 276◆aATpbJGovQ25/09/01(月) 21:40:17
「…そうだな雪恵(ゆきえ)。いや、すまない音羽君。息子の霧弥とは仲良くやっているようだね。あの子が誰かに興味を示す、それどころか面倒を見ようとするなどとても珍しいのだよ。霧弥は君のことはすべて自分が整えると言ってきたが、私としても祭りが始まる前に一度ちゃんと君の顔を見ておきたくてね」
「お父様!そんなこと言って、この人が勘違いして調子に乗ったらどうするの!?」
「美雨(みう)、やめなさい」
「お母様は黙ってて!本当に、どうやって霧弥兄さんに取り入ったのかしら…ああ、零司兄さんとも仲良くしていたらしいし、村の外の育ちなだけあってきっととても図太い神経を持った女なのね。本当なら私が……あなたなんて所詮、使い捨ての存在にすぎないんだから!」
美雨と呼ばれた美しい少女は、そう叫び
dice1d2=1 (1) に音羽を強く睨みつけると、不機嫌な様子のままどこかへ行ってしまった
1.見下すよう
2.悔しそう
- 277◆aATpbJGovQ25/09/01(月) 21:42:13
「すまない音羽君。美雨は霧弥を特に慕っていてね。もう15になるというのに、この件に関しては聞き分けなく駄々をこねて困っているのだ」
「美雨もそうですが、零司もこの忙しい時期にどこへいったのか…どうせまた不貞腐れてどこかの家でお酒でも飲んで寝過ごしているんでしょうけど。うちで立派にやってるのは霧弥くらいのものです。だから音羽さん、貴女はどうか…」
雪恵 dice1d3=1 (1)
1.あの子の邪魔はしないでくださいね
2.あの子の役に立ってくださいね
3.あの子のことをお願いしますね
- 278◆aATpbJGovQ25/09/01(月) 21:43:58
雪恵の言葉は妙に重く音羽にのしかかった
お願いされているようで、実際のところ音羽の意思を確認する気など微塵も感じない
この人には、いやこの人たちの目に、果たして自分はちゃんと一人の人間として映っているのだろうか…?
「ご用件はそれだけですか…?」
「いいや、まだある。むしろこちらが本命だ。音羽君、ここに君の名前を書くんだ」
霜一郎がそう言って音羽の前に出したのは、手のひらサイズほどの木の板だ
ただしそれは、明らかに人の形をかたどっていた
音羽 dice1d2=1 (1)
1.これは何だろう…
2.これを見てると何だか気分が悪い…
- 279◆aATpbJGovQ25/09/01(月) 21:51:25
「あの…これは…」
「今回の神事で使う道具だ。かつて黒蛇様に嫁いだ娘は、黒蛇様の元へ行くために滝へと身を投げた。だから婚礼の儀を終えた後、花嫁の代わりにこの人形(ひとがた)を滝に投げ入れるのが習わしとされている。胴の部分に君が自分の名を書き入れることで、これは正しく君の現身となるのだ。はあ…霧弥が君には必要ないといって何故か拒んでいたから、こんな直前に用意することになってしまった。さあ、筆をとって自分の名前を書きなさい」
音羽は…
dice1d2=1 (1)
1.書く
2.書かない
- 280◆aATpbJGovQ25/09/01(月) 22:32:43
何か起こった…?
dice1d2=1 (1)
1.はい
2.いいえ
- 281◆aATpbJGovQ25/09/01(月) 22:49:36
それが神事に必要な物だと言われれば、音羽には特に拒む理由がない
用意された筆をとり、そのまま自分の名前を人形に書こうとする
しかし…
dice1d3=3 (3)
1.書こうとして人形に触れた瞬間
2.名を書いている途中で
3.名を書き終えた瞬間
dice1d3=2 (2)
1.人形が急速に劣化して崩れ消滅した
2.人形が不思議な炎に焼かれて消えた
3.dice1d2=1 (1) +霜一郎の手が…
- 282◆aATpbJGovQ25/09/01(月) 22:52:37
これは…
音羽 dice1d2=2 (2)
1.私が…?
2.霧弥がくれた櫛が…
- 283二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 03:55:47
このレスは削除されています
- 284二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 11:06:09
このレスは削除されています
- 285二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 14:07:25
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- 286◆aATpbJGovQ25/09/02(火) 18:38:48
懐に入れてある櫛がほのかに熱を帯びて、その熱は今、音羽を包み込んでいる
そんな気がした
なるほど、と呟く声が聞こえた
「人形に収まらぬ程の力、か…霧弥が必要ないと言っていたのはやっても無駄という意味か。これはこれで、きっと黒蛇様もお気に召すだろうな。霧弥が自ら動いたのもそういうことだったか…」
そう言った霜一郎の声は…
dice1d2=2 (2)
1.笑っていた
2.ゾッとする程冷たかった
- 287◆aATpbJGovQ25/09/02(火) 19:16:14
「あ、あの…」
神事に必要と言われた人形は消えてしまった
謝るべきかどうかすらよくわからない音羽が声をかけると
「ああ、音羽君。こちらに手違いがあったようだ。君は何も悪くないから、どうか気にしないでくれ」
先ほどまでとは打って変わって明るい声音で霜一郎が答える
「いやはや、今年の祭りは期待できそうだ。ぜひとも音羽君には頑張ってもらいたい」
「こちらをどうぞ。差し入れです。小腹がすいた時にでも召し上がってください」
そう言って雪恵が渡してきた籠には、艶やかな赤い実が一杯に盛られていた
「うちの村の特産品といえばお酒なんですけど、未成年の方にお出しするのはね…こちらもうちの村でしか作っていない特別な果実なので、ぜひ食べてみてくださいな。とても甘いですよ」
「これってトマト…じゃないですよね?何という名前のフルーツなんですか?」
「”ほおずき”ですよ」
音羽はほおずきについて…
dice1d2=2 (2)
1.知ってる
2.知らない
- 288◆aATpbJGovQ25/09/02(火) 21:46:50
「ほおずきって、あの夏によく飾られたりする、赤く膨らんだ花の…?」
名前とぼんやりしたイメージはあるものの、音羽には詳しい知識はない
「あの膨らんだ部分はじつは花じゃなくて、元は花を支えるガクなのよ。花が咲き終わった後、できた実を包むように成長してあんな提灯のように膨らんだ形になるの。だからか、鬼の提灯と書いて鬼灯(ほおずき)と読ませたりするわね。主に観賞用の植物だけど、食用のものもあってね。特にうちの村でできるほおずきの実は、色が真っ赤でとても美しいの」
良かったらお一つどうぞ、と雪恵に促される
音羽は…dice1d2=2 (2)
1.食べる
2.食べない
- 289◆aATpbJGovQ25/09/02(火) 22:16:18
なんとなく、音羽は食べる気にならなかった
ほおずきの実の色がどこか、霧弥の瞳が変化した時の色を思い起こさせたからかもしれない
「ご、ごめんなさい。その…着物を着て帯を締めてるせいか、私、今はあまり食欲がなくて…また後で食べられそうな時に頂きますね。差し入れくださってありがとうございます。皆さんにご迷惑おかけしないように、私頑張りますね」
「そう…それなら後で必ず食べて感想を聞かせてね。村の外の方の意見は貴重だから、ぜひ参考にしたいの」
「は、はあ…」
dice1d2=1 (1) 雪恵に対して、音羽は曖昧な返事をして濁すしかなかった
1.笑顔だがどこか威圧的な
2.どこか苛立ちが透けて見える
- 290二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 00:11:44
結構賢いなこの子
- 291二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 03:08:35
そこまで食わせたいのか
- 292二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 08:19:01
何かあるな絶対
- 293二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 12:04:42
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- 294二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 17:41:02
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- 295◆aATpbJGovQ25/09/03(水) 18:52:01
「さて、ではここらで私たちはお暇しようか。私もこの村の祭祀に携わる家の当主として、色々とやることがあるのでね。音羽君、私と霧弥は、山の神域で万事整えて君が来るのを待っているぞ」
「音羽さん、しっかりお勤めを果たしてね」
そうして霜一郎と雪恵は去っていった
その様子を見て気になることは…
dice1d2=2 (2)
1.あった
2.特になかった
- 296◆aATpbJGovQ25/09/03(水) 19:08:51
(水智家…霧弥の家族、か…)
零司に似ているというよりは、霜一郎と雪恵に零司が似ていると言った方が正しいのだろう
途中でどこかに行ってしまった美雨もそうだが、彼らは皆揃って容姿が整っていた
霧弥だけは少し系統が違うような気はしたが、それでも五人並べば美形家族として圧倒されそうな顔面偏差値だ
(なんだかあまり仲良さそうには見えなかったけど…)
そこでふと、音羽は気づく
dice1d2=1 (1)
1.あれ?どうして…
2.霧弥と結婚したら、あの人たちとも義理の家族になるってこと!?
- 297◆aATpbJGovQ25/09/03(水) 19:20:55
霜一郎と零司が似ているのはわかる、父と息子だからだ
雪恵と美雨が似ているのもわかる、母と娘だからだ
零司と美雨が似ているのもわかる、兄と妹だからだ
(あれ?じゃあどうして…)
どうして霜一郎と雪恵も似ているのだろうか
音羽 dice1d2=2 (2)
1.世の中にはそういうこともあるのかも…となんとか納得しようとする
2.強烈な違和感を覚えて何かあるのかも…?と疑いを持つ
- 298◆aATpbJGovQ25/09/03(水) 20:19:20
あの家族には、やはり何かあるのかもしれない
そんな考えが音羽の頭の片隅に残った
ふと耳を澄ますと、お囃子のような音楽が遠くから聞こえてくる
音羽が出る嫁入り行列は夜に執り行われるが、祭りそのものはもう既に始まっているのだろう
氏子たちからは社殿の外には出ないように言われているが…
音羽 dice1d2=2 (2)
1.中庭くらいならいいかな…
2.衣装汚したらまずいだろうし、部屋の中にいよう
- 299◆aATpbJGovQ25/09/03(水) 20:22:55
廊下から室内に戻ると、雪恵が置いていった赤い実一杯の籠が目に入る
もらったほおずきの実は…
音羽 dice1d2=1 (1)
1.一応食べたことにしておくために、籠の中身を少し抜いて減らしておこう
2.結局お腹空かなくて食べられませんでしたってことでもいいかな…
- 300◆aATpbJGovQ25/09/04(木) 00:14:40
とりあえず自分のハンカチを持ってきて広げる
その上にいくつか赤い実をのせ、丁寧に包んだ後になって、音羽は気づく
(これ、どうしよう…)
一応食べ物なので、粗末にするのはなんだか気が引けたというのもあるが
安易に捨てた後、うっかり見つかろうものなら気まずいなんてものではない
かと言ってこれを食べる気は音羽には一切ないのだ
自分の荷物の中にうまく隠せるだろうか、などと音羽が頭を悩ませていると…
ガタリ、と音がした
今日の風はさほど強くない
そして日の光が透ける障子には、何の影も映っていないのだけれど…
再びガタッという音がすると共に、一枚の障子が僅かに上下するのが見えた
ガタガタ!
ガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタ……
部屋の外に人はいないはずなのに
苛立つように
入れろと言わんばかりに
障子は鳴らされ続ける
音羽は障子を…
dice1d2=2 (2)
1.開けます
2.開けません
- 301二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 06:21:24
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- 302二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 07:55:02
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- 303二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 12:24:14
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- 304二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 18:10:25
保守る
- 305◆aATpbJGovQ25/09/04(木) 20:23:16
こんな明らかに怪現象が起きていて、障子に近づく気にはならなかった
音羽は息を殺して、ただ成り行きを見守った
しばらくすると障子の揺れは止み、やがて…
dice1d3=3 (3)
1.障子が独りでに開いた
2.静かになった
3.後ろから…
- 306◆aATpbJGovQ25/09/04(木) 22:31:37
何故か、後ろから声がした
「無視するなんて悲しいな」
音羽は…dice1d2=2 (2)
1.慌てて振り返る
2.動けなかった
- 307◆aATpbJGovQ25/09/04(木) 22:37:10
dice1d2=2 (2)
1.背中のすぐ後ろに誰かいる
2.片手と胴が誰かの腕によって拘束される
- 308◆aATpbJGovQ25/09/04(木) 22:46:30
音羽
dice1d2=1 (1)
1.怖い
2.怖くない
dice1d2=2 (2)
1.「誰ですか…?」
2.名前を呼んでみる
- 309◆aATpbJGovQ25/09/04(木) 23:02:28
自分を捕まえたのが人ならざるものだとわかったからか
それとも、そもそも霧弥以外の男に触れられるのは耐え難かったのか
音羽の胸のうちは恐怖でいっぱいだった
それでも、なんとか相手の名前を呼ぶ
「瀬尾…さん…?」
自己紹介をし合ったわけではないけれど、確か霧弥は彼をそう呼んでいたはずだ
神社の前で最初に遭遇した美しい青年の声が耳元で囁いてくる
「正解。よくわかったね」
嬉しそうに言う瀬尾は…
dice1d2=1 (1)
1.音羽を放してくれる
2.しかし音羽を捕まえたままだった
- 310◆aATpbJGovQ25/09/04(木) 23:05:33
音羽
dice1d2=1 (1)
1.どうしてここに?
2.今日はサングラスしてないんですね…
- 311◆aATpbJGovQ25/09/04(木) 23:43:54
「あの…瀬尾さんはどうしてここに…?」
「音羽が困っていたみたいだから。霧弥も傍にいないみたいだし」
「ええと、私が困ってるから見かねて来てくださったと…じゃあ、さっきの障子とか後ろから声かけたりは…?」
「そっちの方が面白そうだったから」
「……大変恐縮なのですが、私は普通に正面から声をかけて頂けるとありがたいです」
瀬尾 dice1d2=1 (1)
1.なら次はそうしようか
2.気が向いたらね
- 312二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 07:36:31
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- 313二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 10:08:54
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- 314二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 17:17:36
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- 315二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 20:30:55
保
- 316◆aATpbJGovQ25/09/05(金) 21:33:13
瀬尾は気を悪くした様子もなくニコニコと笑っている
音羽は正直困惑した
「あの、どうして瀬尾さんは、そんなに私に親切にしてくれようとするんですか…?」
当然のことながら、この村に来る以前に面識などない
しかしどうしてか瀬尾は、音羽に積極的に関わろうとしているように思える
瀬尾 dice1d3=3 (3)
1.音羽を気に入ったから
2.霧弥が気に入ってる人間みたいだから
3.求められたら応えたくなる性分なんだ
- 317◆aATpbJGovQ25/09/05(金) 22:38:24
「そもそも私は、というか私たちのようなものは、人に何か望まれたり求められたら、その願いに応えてやりたくなる性分なんだ。もちろんただ働きはしないけど。…ああ、君の声は比較的届きやすいというのはあるね。血筋や個人の資質の他にも…というか一番の原因は霧弥経由で繋がりができているからだ。あの子は私を嫌うが、私の欠片から作られたものと同化している以上、私たちの間には血よりも濃い絆が成立してしまっている」
音羽 dice1d2=2 (2)
1.似てる…
2.目が…
- 318◆aATpbJGovQ25/09/05(金) 22:48:40
サングラスをしていた前回と違い、今日は瀬尾の美麗な顔がはっきりと晒されている
その目は、赤く輝いていた
縦長の瞳孔は、怜悧な印象でありながらどこか愉快そうに細められ…
よく似た、けれど違う熱を宿す瞳を、音羽は知っている
音羽 dice1d2=2 (2)
1.霧弥が気にするかもしれないし、頼りにするのはちょっと…
2.”お義父様”と呼んだ方が…?
- 319◆aATpbJGovQ25/09/05(金) 22:54:44
「ええと、もしや”お義父様”とお呼びした方がよろしいですか…?」
どこまで血縁と同じに扱うべきかはわからないが、たぶん瀬尾はそんな感じの立場なのだろう
そんなふわっとした認識で言った音羽だったが…
瀬尾は…
dice1d3=2 (2)
1.しょっぱい顔
2.爆笑
3.なんか感慨に浸ってる…
- 320◆aATpbJGovQ25/09/05(金) 22:57:13
瀬尾
dice1d2=2 (2)
1.ぜひ頼むよ
2.笑いが止まらなくなりそうだからやめて
- 321二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 00:10:21
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- 322二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 02:48:20
父か……
- 323二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 09:25:11
パパと呼ぼう
- 324二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 12:50:21
保守
- 325◆aATpbJGovQ25/09/06(土) 16:56:18
瀬尾は散々爆笑した後、まだ少し体を震わせながら言う
「面白い試みだけど、霧弥に物凄い顔されそうだし、呼ばれる度にその顔思い出して笑いが止まらなくなりそうだから、その呼び方はやめておこう。一応人間っぽく瀬尾明(せお あきら)って名前を名乗ってるから、瀬尾さんでも、明さんでも、ご自由にどうぞ」
音羽 dice1d4=2 (2)
1.瀬尾さん
2.明さん
3.…さん?
4.安価>>326
- 326◆aATpbJGovQ25/09/06(土) 17:15:27
「ええと、それなら明さんって呼びます」
「承知したよ。それで、音羽は何を困っていたんだい?」
音羽 dice1d3=2 (2)
1.赤い実がどういうものなのか尋ねる
2.赤い実をどうすればいいのか相談する
3.わかってるくせに…
- 327◆aATpbJGovQ25/09/06(土) 19:07:40
音羽は簡単にこれまでの経緯を瀬尾に説明した
そしてほおずきの実を食べたくはないが、食べたようには見せかけたいのだと伝える
「それで、これが問題の実なんですけど…」
「ああ、これか…」
赤い実を一粒摘まみ上げて、瀬尾は言う
「まあ作られる過程はともかく、これ自体の毒性は大して強くないし、今の音羽なら食べてもさして問題はないだろうけどね。流石に酒のつまみにするのはおすすめしないけど」
音羽 dice1d3=3 (3)
1.作られる過程?
2.毒…?
3.お酒は二十歳になってから
- 328◆aATpbJGovQ25/09/06(土) 19:44:16
「飲酒可能年齢は二十歳です。私は16なのでまだ飲めませんよ…」
「霧弥はたまに飲んで…あ、これ言うと怒られるかな。でもたまに私の秘蔵の酒がごっそり減ってるしな…まあ、霧弥はたぶん酒好きだと思うよ。大蛇(おろち)なんて大体大酒呑みだし…あ、祝言では音羽にも酒が出るんじゃないかな」
「婚礼の儀のことですか?確かに三々九度はやるらしいですけど…」
dice1d2=2 (2)
1.中身はお神酒に見立てた水だって…
2.お酒は飲む振りだけすればいいって…
- 329◆aATpbJGovQ25/09/06(土) 21:36:24
「盃にお酒を入れて渡されるけど、飲んだ振りだけしておけばいいって霧弥から聞いてますよ」
「そうできればいいけどね…まあ念のためこっちの実は食べない方が無難かな」
「ええと、この実を食べてお酒を飲むと、そんなにまずいことが起きるんですか…?」
「知りたい?」
音羽 dice1d2=1 (1)
1.知りたい
2.知りたくない
- 330◆aATpbJGovQ25/09/06(土) 22:10:33
「知りたいです。明さん、差し支えなければ教えてください」
「いいよ。君が望むなら教えよう。霧弥は自分から言いたがらないかもしれないしね。まあ端的にいうと、この赤いほおずきの実には毒がある。と言っても、人間が耐えられるくらいに調整されているものだ。人間がこれを食べると、軽い酩酊と共に気分が高揚したり多幸感が生じる。ほんの少量口にするだけなら、心を和らげる薬としても使えるかもね」
音羽 dice1d2=1 (1)
1.その時点でちょっと怖いんですが…
2.そんなものが村の特産だなんて…
- 331◆aATpbJGovQ25/09/06(土) 22:36:43
「もうその時点でちょっと怖いんですが…私はそんなもの食べさせられようとしてたと。もしあの籠の中身全部食べてたらどうなってたんだろう…」
「それだけじゃ今の音羽には大して効果ないと思うけどね。霧弥の毒には耐性持ってるだろう?」
「はい…?」
一体何のことかわからず困惑する音羽を見て、瀬尾はため息をついた
「……あの子はそれも言ってないのか。霧弥に何かよくわからないもの飲まされた記憶はないかい?」
「あっ…夢の、中で…」
音羽 dice1d2=2 (2)
1.黒蛇の牙から滴る苦い液体を飲まされて…
2.苦い毒みたいなもの飲まされた覚えはちゃんとあるけど、ちょっと別口で舐めさせられたり飲まされた記憶も蘇って羞恥で顔が真っ赤
- 332◆aATpbJGovQ25/09/06(土) 22:43:23
瀬尾の反応
dice1d3=2 (2)
1.気づかないふり
2.生温かい眼差し
3.霧弥…君ちょっと暴走しすぎじゃない…?と呆れ
- 333◆aATpbJGovQ25/09/06(土) 23:21:01
「仲睦まじいのは結構なことだけどね…」
「ごごごめんなさい!私のことは気にせず続きをどうぞ!!」
「…要は毒の塊みたいなものなんだ。私も、もちろん霧弥も。長く接しようものなら普通の人間は簡単に死に至る。それは肉体だけでなく精神、魂すらも腐り落ちるような猛毒だ。だから霧弥もほとんど一人で生活していただろう?」
「あ…」
食事を共にとることがあまりなさそうだった印象
整えられてはいるが、家庭的などとはとても言えない生活環境
血の繋がった家族との妙な心理的距離
霧弥は誰とも一緒にいられないのが当たり前だと思って生きてきたのだ
「君の耐性は与えられたものだが、数十年単位で霧弥から離れたりしなければ失われることはないだろう。まあそれよりもっと前に君は人間をやめていそうだけど…私たちが通常発している毒気は、幸か不幸か人間に特化しているものだからね。だから…」
瀬尾 dice1d3=1 (1)
1.その辺は気にせず好きなだけまぐわえばいいと思うよ
2.1+できれば私が見ていない時にしてくれるとありがたいけど
3.1+孫の顔は見せてくれると嬉しい
- 334◆aATpbJGovQ25/09/06(土) 23:34:39
「まっまっま…」
「散々やることやっといて今更何を…あ、現実ではまだなんだっけ。あの子も手が早いのか、へたれなのか。いやあれで案外結婚に夢見てる感じなのか…?」
「そそそそういうのはもういいので!肝心の赤い実の話の続きをですね…」
音羽 dice1d2=1 (1)
1.あ、なんかピンときちゃった…
2.恥ずかしすぎてそれどころじゃない
- 335◆aATpbJGovQ25/09/06(土) 23:59:31
唐突に、一つの仮説が音羽の頭に思い浮かんだ
調整された毒
人間が耐えられるように
音羽にはあまり効かない
毒への耐性
(もしかして、その毒って元は…)
それは、とてもとても恐ろしい推測だった
「……ああ、気づいてしまったか」
瀬尾は音羽を見つめる
随分と酷薄な笑みで
「ねえ音羽。答え合わせをしようか…?」
音羽 dice1d2=1 (1)
1.素直に聞く
2.聞きたくない…
- 336二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 01:52:47
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- 337二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 08:11:15
保守
- 338二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 12:21:47
保
- 339二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 16:49:38
守る
- 340◆aATpbJGovQ25/09/07(日) 20:12:55
「素直な子は好きだよ」
と瀬尾は言う
どうやら機嫌を損ねずに済んだらしかった
「音羽は”骨噛み”という風習を知っているかい?」
音羽 dice1d2=1 (1)
1.知っている
2.知らない
- 341◆aATpbJGovQ25/09/07(日) 20:29:01
瀬尾の問いに、音羽はたぶん知っていると頷く
「確か、昔一部の地域で行われていた習わし、ですよね。火葬した故人の遺骨を、遺族がその…口に含んで噛んだり、食べたりするとか…」
「そう。故人の遺骨を口にすることで、死者への哀惜の念を昇華しようとするものだ。ただ遺族の情からだけでなく、死者が生前持っていた生命力や優れた能力を自分の中に取り込もうとする意味もあったといわれる。古来から人間は、力を持つ者の一部を食べれば、その力を我が物にできると考えていたんだ」
「だからこの村の人たちも食べようとしたんですね…dice1d2=1 (1) (1.黒蛇 2.霧弥)を」
- 342◆aATpbJGovQ25/09/07(日) 21:17:44
正解、と瀬尾は笑う
「この赤い実はそのために試行錯誤した結果生まれたものだ。何せ私たちは人間にとっては存在そのものが猛毒だからね。一族の娘を黒蛇への一時の楔とした水智家だったけれど、彼らは更なる力を欲していた。高い霊力を持ち黒蛇の毒に耐えられる人間を作り出すために近親婚を繰り返し、やがて蛇覡という黒蛇の力と毒をある程度受け止められる器を生み出した。まあ耐えられるとは言っても、だいたい成人を迎えられないような短命な存在なんだけどね。ただ寿命こそ短いけれど回復力は並外れていた。手足の一本や二本は失ってもすぐに再生できるくらいには」
瀬尾の説明はなんとも回りくどかった
音羽は思う
きっと瀬尾は… dice1d2=1 (1)
1.楽しんでいる
2.怒っている
- 343◆aATpbJGovQ25/09/07(日) 22:29:28
彼が楽しんでいるのは音羽の反応か、あるいは人間の愚かさか
音羽は、霧弥が瀬尾を嫌う理由が少しわかった気がした
彼の視点は地に這うものではなく、高みから見下ろすもののそれだからだ
「直接は無理だった。器を作ってそこに溜まったものでも耐えられなかった。だから彼らは力の宿った器の一部を大地にばら撒き、そこに根を張り実った果実を食すことを思いついた。これはなかなかうまくいった。定期的に食し続けることで彼らは美しく健康な強い肉体を得て、霊力も高めることができたんだ。ついでに発見もした。この地を流れる清水で作った酒と合わせると、とても強力な幻覚剤が出来上がる。人間に一度使えば、それまでの価値基準など簡単に破壊してしまえる威力だろうね。こちらは人心掌握や資金調達にも大いに役立った」
「どうして…」
音羽 dice1d2=2 (2)
1.霧弥は…
2.蛇覡たちは…
- 344◆aATpbJGovQ25/09/07(日) 23:01:57
「どうして歴代の蛇覡たちは、そんな立場に甘んじて…彼らは黒蛇の力を少しは扱えるはずじゃないんですか。それを使えばもっと…」
「それを当事者でもない私に訊かれてもね。好きでそうしていたのか、それとも村の外に希望は見いだせなかったのか。小さい頃からそういうものだと教育され続けてそれが当たり前だと納得していたのかもしれないし、はたまた黒蛇の毒気に耐え続けることに精一杯で他のことを考える余裕なんてなかったのかもしれない。霧弥だって、私には多少反抗的な態度は見せるけど、普段はそれこそ出来の良いお人形のように過ごすのがほとんどだったんだよ。例外は音羽に関することくらいだから、当の音羽には想像しがたいかもしれないけどね」
「そんな…」
音羽 dice1d2=2 (2)
1.腑に落ちない
2.確かに霜一郎や雪恵の話からはそんな感じも…
- 345◆aATpbJGovQ25/09/07(日) 23:35:40
思い返してみれば、霜一郎も雪恵も、霧弥が自分たちの思い通りになって当たり前というような態度ではなかったか
音羽は胸が締め付けられるようだった
霧弥はいつも自分が人ではないと、そう扱われて然るべきだという姿勢をとっていたけれど…
それはきっと彼の異質さ以上に、周りがそう思わせてばかりだったからではないだろうか
音羽は…dice1d3=2 (2)
1.泣いた
2.唇を引き結んだ
3.強く拳を握り締めた
- 346◆aATpbJGovQ25/09/08(月) 00:15:44
(私は、霧弥のために何をしてあげられるだろう…)
音羽 dice1d100=58 (58)
77以下で…
- 347◆aATpbJGovQ25/09/08(月) 00:30:17
今のままでは音羽は霧弥に一方的に守られているばかりだ
音羽だって霧弥のことを守りたいのに
(いや、ちょっと違うかも…)
降り注ぐ災厄から霧弥を守る盾になる…なんて形はたぶん、音羽の望みから外れている
身代わりとして傷つくのが嫌だからというわけではない
根本的に、今の何かに雁字搦めに縛られたままな霧弥を見ていたくないからだ
音羽 dice1d3=1 (1)
1.自由になってほしい
2.戒めを外してあげたい
3.霧弥を縛り付けるものは私だけでいい
- 348◆aATpbJGovQ25/09/08(月) 00:42:00
要するに、音羽は霧弥に自由になってほしいのだ
彼の望むように生きてほしいし、そうできるように手助けをしたい
そうして彼の傍で一緒に幸せになりたいのだ
dice1d3=1 (1)
1.楔…
2.彼女の望み…
3.具体的にどうすればいいのかはまだわからないけれど
- 349二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 01:44:48
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- 350二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 07:34:28
保守
- 351二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 09:48:17
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- 352二次元好きの匿名さん25/09/08(月) 17:02:57
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- 353◆aATpbJGovQ25/09/08(月) 21:29:59
音羽が霧弥を”自由にしてあげたい”と思ったその時、ふと先程聞いた言葉が彼女の脳裏に蘇った
瀬尾は確かに言っていた
水智家は一族の娘を黒蛇への一時の”楔”としたと
蛇覡は黒蛇の力を利用するための存在だった
では黒蛇に嫁ぐため滝に身を投げた娘は、どういう存在だったのだろう
無意味な存在なら、わざわざ13年ごとに繰り返しそれを模した神事をする必要があるのだろうか
「明さん、私最初にこの村の伝説を聞いた時から、ずっと疑問だったんです。村長の娘は本当に自分から黒蛇に嫁ぐことを望んだのだろうかって。正直、彼女が幸せそうにも、大切に扱われてるようにも感じられなかったから」
「…それで?」
「これもきっと明さんなら知ってるかなと思うんですけど…」
音羽 dice1d2=1 (1)
1.彼女は今、何をしているんですか?
2.彼女が本当に守りたかったものは何ですか?
- 354◆aATpbJGovQ25/09/08(月) 21:39:47
瀬尾 dice1d3=1 (1)
1.その娘って、何百年も前の人間だよ?
2.だから楔だよ。死んでからずっとね
3.本人に直接会って確かめてみれば?…あ、もう人じゃなかったか
- 355◆aATpbJGovQ25/09/08(月) 22:02:35
「音羽…その娘は何百年も前の人間だよ?それが今どうしているかだなんて、随分と荒唐無稽なことを尋ねるね?」
「そこですっとぼけるのやめませんか…?霧弥は私が人間じゃなくなれば寿命の問題もなくなるからって楽しみにしてましたよ。霧弥自身もそうでしょうけど、人間として生まれても、途中で人間やめればその辺の時間的な制限はあまり関係なくなります。伝説でも人ならざるものになったとありましたし。で、どうなんですか?流石に物理的に楔とやらになってるわけではなさそうかなって思うんですけど」
dice1d3=3 (3) (1.淡々と 2.不機嫌そうに 3.呆れたように)言う音羽に
瀬尾はdice1d3=1 (1)
1.ごめんごめんと軽い調子で謝る
2.つまらなそうにため息をつく
3.未来の義理の娘が冷たい…とおどける
- 356◆aATpbJGovQ25/09/08(月) 22:21:51
「ごめんごめん。ちょっとおふざけが過ぎたね。お詫びに…」
瀬尾 dice1d4=4 (4)
1.楔がどんなものか教えようか
2.花嫁役の真実を教えてあげよう
3.だいたい全部話してあげるから
4.お願いをひとつ無償で叶えてあげよう
- 357◆aATpbJGovQ25/09/08(月) 22:24:41
「え…」
音羽 dice1d4=1 (1)
1.とても嬉しい
2.ちょっと嬉しい
3.あんまり嬉しくない
4.全然嬉しくない
- 358◆aATpbJGovQ25/09/08(月) 22:35:32
瀬尾に願いを叶えてもらえると聞いて、音羽はとても嬉しかった
わかりやすく喜びが彼女の顔に出ていたからだろう
瀬尾は…dice1d4=3 (3)
1.純粋な子はいいね。可愛い
2.素直に喜ばれるのって新鮮だな
3.この子ちょっと正直すぎないかな…
4.ちょっとくらいつまみ食いしても…
- 359◆aATpbJGovQ25/09/08(月) 22:50:05
あまりにも正直すぎる音羽の反応に
瀬尾はdice1d2=2 (2)
1.らしくもなく心配にすらなった
2.呆れて苦笑するしかなかった
お願いは…
音羽 dice1d2=1 (1)
1.今しておく
2.また今度
- 360◆aATpbJGovQ25/09/08(月) 22:53:35
何を願おうか
音羽 dice1d3=3 (3)
1.霧弥を自由にしてあげてほしい
2.いざという時助けてほしい
3.安価
- 361◆aATpbJGovQ25/09/08(月) 22:54:46
ここで安価きちゃったか…
はいでは瀬尾に音羽が願うこと>>362
- 362二次元好きの匿名さん25/09/09(火) 01:28:26
何も願わない
- 363二次元好きの匿名さん25/09/09(火) 01:28:56
2
- 364二次元好きの匿名さん25/09/09(火) 01:29:29
1
- 365◆aATpbJGovQ25/09/09(火) 08:28:48
音羽さんはあえて何も願わないことを選択する、と
その理由は?
dice1d3=1 (1)
1.本当に叶えたい願いは自分で叶えるのが筋だと思うから
2.明さんを全面的に信用するのはちょっと怖い
3.安価>>367
- 366二次元好きの匿名さん25/09/09(火) 09:23:08
おお、かっこいい
- 367二次元好きの匿名さん25/09/09(火) 12:35:27
このレスは削除されています
- 368二次元好きの匿名さん25/09/09(火) 19:07:36
このレスは削除されています
- 369◆aATpbJGovQ25/09/09(火) 22:26:58
「さあ音羽、君の願いを言ってごらん」
そう促す瀬尾に、音羽はdice1d2=2 (2)
1.しばらく静かに考えこんだ後
2.わかりやすく何度か葛藤を繰り返した後
「…明さん、私やっぱり何も願い事はしません」
とdice1d2=2 (2) 言った
1.迷いのない目で思い切りよく
2.しょげた顔をしながらやや名残惜しそうに
- 370◆aATpbJGovQ25/09/09(火) 22:35:52
それを聞いた瀬尾は…
dice1d3=1 (1)
1.驚いているようだ
2.楽しそうだ
3.呆れているようだ
- 371◆aATpbJGovQ25/09/09(火) 23:19:11
「えっ…何も願わないのかい?あれだけ喜んでいたのに?」
「正直なところ、とても残念な気持ちでいっぱいです…それでもやっぱり、本当に叶えたい願いは自分で叶えるのが筋だと思うから。なんだかこう、道理に合わない選択をしたら、いつかそれ相応の報いが待っている気がしちゃって…要は小心者なんですよ、私。何かもう本当にすみません!せっかくの申し出だったのに…」
「……」
瀬尾 dice1d4=4 (4)
1.賢しいのか抜けてるのかよくわからない子だな…
2.真面目だね。それが果たして吉と出るか凶と出るか
3.霧弥は君のそういうところが良かったのかな
4.おもしれー女…
- 372二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 03:35:44
このレスは削除されています
- 373二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 08:00:09
保守
- 374二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 10:53:11
このレスは削除されています
- 375二次元好きの匿名さん25/09/10(水) 17:36:22
このレスは削除されています
- 376◆aATpbJGovQ25/09/10(水) 23:12:15
ちょっと今日は更新難しいのでこれだけ…
おもしれー女って…
瀬尾 dice1d5=1 (1)
1-2.そりゃ見てて面白い珍獣ってことだよ
3-4.自分の信念を大事にできるやつっていいよな
5.恋愛フラグ
瀬尾の口調
dice1d2=2 (2)
1.今更変えるのもなあってことでそのまま
2.…素でもいいか
- 377二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 04:39:38
このレスは削除されています
- 378二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 08:09:24
恋愛になってたらやばかった?
- 379二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 12:24:14
保守
- 380二次元好きの匿名さん25/09/11(木) 17:59:50
素でこうなわけか
- 381◆aATpbJGovQ25/09/11(木) 21:18:23
音羽の選択にあっけにとられた様子の瀬尾だったが、しばらくするとその口の両端を吊り上げ
「……お前、予想よりおもしれー女だな。嫌いじゃないぜ、そういうの。飽きずに観察できるし、何より見てて愉快だ」
そう言いながら行儀が悪く机に腰かけ、片足であぐらをかく
そのまま頬杖をついて音羽を見据えるその顔は、なんとも冷たく残忍なものが滲む微笑みを浮かべていて…
それまでの当たりの柔らかな雰囲気は、完全に打ち捨てられて既にどこにも残ってはいなかった
音羽 dice1d3=1 (1)
1.あ、こっちが素なのか…
2.猫被ってたのか…あれ?本性が蛇ならむしろ脱皮するのはごく普通…?
3.これはこれで似合っているし格好いいかも…?まあ私には霧弥が一番だけどね
- 382◆aATpbJGovQ25/09/11(木) 22:12:11
「明さん、そっちが素なんですね…え、何で今まで演技してたんですか?」
「人間だって仕事する時は愛想よくするもんだろうが。お客様対応されて何が不満だ?」
「あれ営業トークだったんだ…えっじゃあ何で途中でやめたんです?」
「良かったな。客扱いされなくなったぞ」
「それ果たして良いことなのか悪いことなのか、ちょっと不安になるんですが…」
「まあ…」
瀬尾 dice1d2=2 (2)
1.おまえみたいなおもしろ珍獣相手に取り繕うのも馬鹿馬鹿しくなってきたしな
2.霧弥の嫁になって、ひいては俺の身内になるつもりだったんだろう?素直に喜んでおけよ
- 383◆aATpbJGovQ25/09/11(木) 22:56:51
音羽 dice1d3=1 (1)
1.なんかそれ雑に扱うための口実にしてません…?
2.じゃあ一応喜んでおきますね”お義父様”
3.霧弥の嫁…嫁…うう嬉しいけど気恥ずかしい…
- 384◆aATpbJGovQ25/09/11(木) 22:58:59
「細かいことは気にすんなよ。というか、俺は楽出来るからおまえが何にも願わなくても別に構いやしないが…そもそもおまえ、その赤い実の処理に困ってたから俺を呼び込んだんじゃなかったか?」
音羽 dice1d2=2 (2)
1.別に呼んだ覚えはないんですが…
2.あ、うっかりしてた…
「確かに困ってましたけど、それも自分でなんとかします」
音羽は赤い実を…
dice1d2=1 (1)
1.自分で隠し持っていく
2.どこか見つかりにくい場所に置いていく
- 385二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 03:31:05
やばくない?
- 386二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 08:05:08
このレスは削除されています
- 387二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 10:44:27
なにも起きなければいいが
- 388◆aATpbJGovQ25/09/12(金) 12:14:31
「結局自分で管理するのが一番安心できますし、隠して持ち歩こうと思います。はいもうその件はいいので、最初の花嫁のことを聞かせてください」
「おまえこそ色々雑になってねえか…?」
瀬尾は最初の花嫁のことを
dice1d2=2 (2)
1.教えてくれるよ
2.自分で確認してこいって言われます
- 389二次元好きの匿名さん25/09/12(金) 17:47:48
えー
- 390◆aATpbJGovQ25/09/12(金) 19:27:26
「情報なら今まで散々くれてやっただろう。あとは自分で確かめろ。自分でなんとかするのが信条なんだろ?」
「……わかりました。彼女が今もあの場所に留まっているなら、どうせこれから行きますしね」
嫁入り行列の行く山の神域には、娘が身を投げた滝があるということは事前に聞いていた
勿論、そこに行けばなんとかなるなどという保証はないのだけれど、音羽なんとなくそれ程自分の予想は外れてはいないのではないかと思うのだ
霧弥を自由にするための鍵は、きっと最初の花嫁にあるはずだ
「まともに話せるかどうかは知らねえけどな。人間の精神は根本的にそんなに丈夫でも長持ちするもんでもねえし、ましてや人間ごときの呪いの強度じゃ…ま、もし女の記憶がズタボロでも、最低限のことはわかるんじゃねえかな。あの女が何を求めて現世にしがみついているのか、とかな」
「素直に教えてくれない割に、なんか色々と重要そうなこと喋ってくれてませんか…?」
「その方が面白そうだからな」
音羽 dice1d2=2 (2)
1.理由は何にせよ助かります。ありがとうございます
2.基本的に面白いかどうかが基準なんですね…
- 391◆aATpbJGovQ25/09/12(金) 20:58:27
「まあ頑張れよ。簡単に死んだらつまらねえからな」
と言った瀬尾は…dice1d2=2 (2)
1.その場から一瞬で消えた
2.普通に自分の足で歩いて去っていった
瀬尾への印象
音羽 dice1d3=2 (2)
1.面倒な方
2.怖い方
3.お茶目な方
- 392◆aATpbJGovQ25/09/12(金) 21:17:19
会話を重ねても、音羽はどうにも瀬尾に怖さを感じてしまう
理由 dice1d3=3 (3)
1.瀬尾がとても強い力を持っているから
2.一見人らしい振る舞いをできているからこそ怖い
3.うっかり気を許したら食われてしまいそうで…
音羽は dice1d2=2 (2)
1.頑張って己を律し、恐怖に打ち勝たなければ…と自分を叱咤した
2.この先なるべく関わりたくないな…と思ってしまうのだった
- 393◆aATpbJGovQ25/09/12(金) 21:19:33
日もとっぷりと暮れて、いよいよ花嫁役の出番である
音羽 dice1d3=3 (3)
1.緊張する…
2.早く霧弥に会いたい
3.問題が起こらなければいいけれど…
- 394◆aATpbJGovQ25/09/12(金) 21:30:50
なんだか胸騒ぎが止まらない
音羽は懐にしまった櫛に衣装の上から手を当て、ゆっくりを深呼吸をした
氏子たちによって音羽の乗る輿がゆっくりと担ぎ上げられる
乗り心地はお世辞にも良いとは言えないが、なるべく見苦しい姿はさらすまいと音羽は居住まいを正した
例え綿帽子をかぶっていても、輿の周りは松明を持った人たちが何人もいて、花嫁の様子は多少なりとも周りから見られてしまうはずだ
音羽はなるべく笑顔を保ちつつ、慎重に辺りを見回してみた
dice1d2=2 (2)
1.暗くてよく見えない…
2.ぼんやりとだがなんとか人の顔くらいはわかる
- 395◆aATpbJGovQ25/09/12(金) 21:36:36
周囲は近場の人間の顔はなんとかわかる程度には明るかった
その中に見覚えのある顔がいる
水智美雨が、とても険しい表情で音羽を見ている…
音羽 dice1d2=2 (2)
1.そんなに嫌われるようなことした覚えはないけれど…
2.もしかして彼女は…
- 396二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 03:04:29
ほしんー
- 397二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 08:21:59
保守
- 398二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 11:54:04
あげ
- 399◆aATpbJGovQ25/09/13(土) 16:53:28
ふと音羽は、瀬尾から聞いた話を思い出した
水智家は近親婚を繰り返してきた一族だ、と
それはもしかして、現在でも続いている習慣なのではないか…?
初対面のはずなのに向けられたあの激しい敵意
おそらく美雨は dice1d2=1 (1)
1.霧弥に恋をしているのだ…
2.自分こそが霧弥の隣に相応しいと思っているのだ
- 400二次元好きの匿名さん25/09/13(土) 19:04:02
キマシタワー
- 401◆aATpbJGovQ25/09/13(土) 20:12:27
神事の一環として結婚を演じるだけだとわかっても、音羽は霧弥が自分以外の誰かとそういうことをするのが許せなかった
きっと美雨も同じなのではないだろうか
単なる振りだと思おうとしても、音羽という存在が目障りで仕方ないのだ
音羽 dice1d3=2 (2)
1.私の方がずっとずっと霧弥を好き
2.自分の姿と重ねてしまい美雨に少し同情
3.美雨が神事の花嫁役をやらないのは…
- 402◆aATpbJGovQ25/09/13(土) 20:36:16
(もし私が彼女の立場だったら、同じように花嫁役を憎んで苦しんだのかもしれない…)
音羽は美雨に、あったかもしれない自分の姿を重ね、身につまされる思いがした
勿論どれだけ彼女に譲れと言われようが、霧弥の隣に立つことを音羽が諦めることはなかっただろうけれど
実兄に恋する美雨に嫌悪は抱かなかった
祖母の代までとはいえ、音羽にも彼女と同じ血が流れている…
音羽はdice1d2=2 (2)
1.美雨を真っ直ぐ見つめた
2.美雨から目をそらし、自らが進む先だけを見つめた
- 403◆aATpbJGovQ25/09/13(土) 20:45:58
思ったより見物客が集まっているようで、音羽が乗る輿が進むたび、色々なところからざわめきが聞こえてくる
雑踏に対して聞き耳を立てる?
音羽 dice1d2=2 (2)
1.はい
2.やめておこう
- 404◆aATpbJGovQ25/09/13(土) 20:51:43
この後に備えてなるべく気力は消費したくない
音羽はあえて外の雑音を意識しないようにした
音羽が乗る輿は…
dice1d2=2 (2)
1.問題なく目的地に到着できた
2.予定外に止まった
- 405◆aATpbJGovQ25/09/13(土) 20:55:29
前方から
dice1d2=2 (2)
1.言い争う声が…
2.悲鳴が…
- 406◆aATpbJGovQ25/09/13(土) 21:50:54
騒ぎは…
dice1d2=2 (2)
1.そのうち静まり、行列は再び動き出した
2.なんだかこちらに近づいてくるような…
- 407◆aATpbJGovQ25/09/13(土) 21:57:57
突然輿が大きく揺れた
「おやめください!!」
という氏子たちの声が聞こえた気がした
だが、きちんと音羽が状況を把握する間もなく、彼女の体は輿の外へと引きずり出されていた
音羽はdice1d2=2 (2)
1.地面に転がり落ちた
2.何者かに抱えられた
- 408◆aATpbJGovQ25/09/13(土) 21:58:48
dice1d2=1 (1)
1.移動する
2.その場で…
- 409◆aATpbJGovQ25/09/13(土) 22:20:05
音羽を捕まえた何者かはそのまま走り出す
とても人ひとりを抱えているとは思えない身軽さと素早さで
力も強いらしく、音羽は移動の間まったく身動きが取れなかった
やがてどこかにたどり着いただろうか
音羽の体は dice1d2=2 (2)
1.乱暴に落とされた
2.丁寧に降ろされた
- 410◆aATpbJGovQ25/09/13(土) 22:21:19
相手の顔は…
dice1d2=2 (2)
1.見える
2.暗くてよく見えない…
- 411◆aATpbJGovQ25/09/13(土) 22:24:17
夜の山中だ
暗くて相手の姿はよく見えない
dice1d2=2 (2)
1.話しかけられる
2.黙ったまま体に…
- 412◆aATpbJGovQ25/09/13(土) 22:39:31
その何者かは黙って音羽を地面に押し倒し、その上に覆いかぶさると
音羽の体を dice1d2=2 (2)
1.乱暴な手つきで暴こうとする
2.執拗な手つきで嬲ろうとする
音羽 dice1d3=2 (2)
1.この手は…
2.気持ち悪い!!
3.呆然とする
- 413◆aATpbJGovQ25/09/13(土) 23:15:26
繊細な動きをしながらも確かな欲情を感じさせる手が、音羽の体を服の上からなぞる
女の体の柔らかな部分に大胆に触れながら、それでいて少し物足りなくなるような、そんな手つきだ
おそらく音羽の欲を煽って自分から足を開かせようと、あえてそうしているのだろう
優しくするから一緒に気持ち良くなろう、とでも言いたいのかもしれない
しかし音羽はどうされたって気持ち悪くて仕方がなかった
だって相手は霧弥ではないのだから
音羽 dice1d2=1 (1)
1.自分でなんとかしなくちゃ!
2.助けて霧弥!
2の場合 dice1d2=2 (2) (1.声に出す 2.声には出さない)
- 414◆aATpbJGovQ25/09/13(土) 23:22:14
音羽
dice1d10=10 (10)
1,2が出たら…
- 415◆aATpbJGovQ25/09/13(土) 23:30:01
自分を助けられるのは自分しかいない
そう思う音羽だったけれど、彼女自身は目の前の相手に対してあまりにも非力だ
そもそも正攻法で敵う相手でもないだろう
(一体どうすれば…)
音羽は…dice1d3=3 (3)
1.演技して相手の油断を誘う
2.今、右手に何か触れたような…
3.集中して…
- 416◆aATpbJGovQ25/09/13(土) 23:54:40
感情を荒立て、冷静さを失うのが一番良くない
そう考えて音羽は動転しそうになる己の心を叱咤して、気を引き締め直す
そしてどんなきっかけも見逃すまいと精神を集中させると…
(胸のところ、なんだか、熱が…)
胸のあたりにある”何か”に、音羽の全身から熱のようなものが集められ、流れ込んでいく
やがて何かがそこから勢いよく飛び出して、音羽の上にいた誰かを吹き飛ばした
慌てて音羽が身を起こすと、見えない視界の中で激しい物音が響き…
dice1d2=1 (1)
1.少しだけ声が…
2.やがてすっかり静かになった
- 417◆aATpbJGovQ25/09/13(土) 23:57:39
何を言っている?
dice1d2=1 (1)
1.恨み言
2.ただの断末魔の叫び
音羽はその声に…
dice1d2=1 (1)
1.聞き覚えがある
2.わからない
- 418◆aATpbJGovQ25/09/14(日) 00:22:42
「クソクソクソ!!霧弥め!本当ならあいつの持っているものはすべて、全部全部先に生まれた俺のもののはずだったんだ!それをあいつが!!あの化け物め!!どうしてあいつばかり…俺はこんな、努力して…なのに何で!!何で誰も俺を…見てくれ…な…い…………ああ、せめて奪ってやりたかったな」
呪いのような言葉の数々はそれで止まってしまった
音羽にはわかってしまった
あの声は確かに、水智零司のものだった…
「どうして…」
ぽつりとつぶやく音羽の声に、答えが返ることはない
おそらくは永遠に
この場は…
dice1d2=1 (1)
1.音羽一人きりになってしまった
2.何かいる…?
- 419二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 02:48:10
不穏だな
- 420二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 08:25:58
保守
- 421二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 09:37:34
一人きりはヤバイ
- 422◆aATpbJGovQ25/09/14(日) 12:05:51
音羽 dice1d100=67 (67)
77-10=67以下で…
- 423◆aATpbJGovQ25/09/14(日) 12:07:50
dice1d2=2 (2)
1.うごめくもの
2.女の声
- 424◆aATpbJGovQ25/09/14(日) 12:29:28
一人きりになった音羽は途方に暮れた
初めて踏み入れた山に対して、土地勘などあるはずもない
それを明かりの一つもないまま進まなければならないのだ
何の指標もなく歩き回るなんて、いかに無謀かくらいは簡単に想像がつく
(人の声とか聞こえないかな…)
行列に参加していた氏子たちは、突然連れていかれた音羽を探しているはずだ
何でもいいから道しるべになるものが欲しくて、音羽は耳を澄ませた
するとdice1d3=2 (2) 女の声が…
1.優しげな
2.悲しげな
3.恨ましげな
- 425◆aATpbJGovQ25/09/14(日) 12:47:57
内容
dice1d2=1 (1)
1.聞きとれる
2.声が遠すぎてよくわからない…
- 426◆aATpbJGovQ25/09/14(日) 15:03:50
遠くから聞こえてくるようなのに、何故かその声は頭の中によく響いて…
「お願い…お願いよ……お願いします…どうかどうか………だけは……私はどうなっても良い…でも、あの子のことだけは……」
祈るような、けれど嘆くように連ねられる言葉
「あなたのことは私が守ってあげるから……私の可愛い……ああ、でも……どうして、こんな……たくさんたくさん…私と同じ……命を力に……ずっとずっと守るから…小さな私の赤ちゃん…私があなたを…ああそれでも神様、本当は私……私、は……dice1d2=2 (2) 」
1.私の赤ちゃんを返して…
2.どうして私はあの子を抱きしめられないの…
- 427◆aATpbJGovQ25/09/14(日) 15:58:01
音羽 dice1d2=2 (2)
1.あれはもしかして…
2.よくわからないけど、とりあえず声のする方へ行ってみよう
- 428二次元好きの匿名さん25/09/14(日) 17:19:56
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- 429◆aATpbJGovQ25/09/14(日) 20:12:13
夜の山道を進むのは…
dice1d2=1 (1)
1.とても大変
2.意外と簡単にいけた
- 430◆aATpbJGovQ25/09/14(日) 20:25:53
体力には自信がある音羽だったが、暗い中慣れない山道を進むのはさすがに堪えた
今自分の目で確認こそできないが、おそらく衣装はかなり残念なことになっているだろう
(せっかく綺麗に着付けてもらったのに…)
少しはなんとか出来ないかと襟の辺りに触れた時、音羽は気づく
霧弥から渡された櫛がない
音羽 dice1d2=2 (2)
1.どこかで落としたのかな…
2.あの時零司さんに向かって飛んでいったものって…
- 431◆aATpbJGovQ25/09/14(日) 23:01:06
零司がどうなったのかについて、音羽は…
dice1d2=2 (2)
1.あえてあまり深く考えないことにしていたけれど
2.見えなかったこともあり、あまり実感がわかなかったけれど
それでもあの不思議な現象が起きなければ、おそらく音羽はただでは済まなかったのではないだろうかと思うのだ
(さっきのあれは、やっぱり霧弥のおかげで助かったのかな…)
音羽 dice1d2=2 (2)
1.今度は私が霧弥を助ける番だ
2.早く霧弥に会いたい…
- 432◆aATpbJGovQ25/09/14(日) 23:11:32
先の見えない暗闇をずっと進んで気弱になったのか
あるいは自分を守ってくれていると実感させてくれる物が手元からなくなったからだろうか
音羽はどこか心細い気持ちになっていた
霧弥が渡してくれた簪の方はまだ髪に挿されているはずだけれど、鏡もない中では確認も難しく、下手に触れて落としたりするのも怖かった
dice1d2=2 (2)
1.少し休憩しようか
2.頑張って進まないと
- 433◆aATpbJGovQ25/09/14(日) 23:34:02
疲労で重くなる体を、それでも気力で動かして音羽は進む
dice1d2=1 (1)
1.ただ前だけ見て進み、他に意識は向けなかった
2.なんだか山の様子が変わったような…妙な胸騒ぎもするけれど、原因はよくわからなかった
そうしてようやく開けた場所にたどり着く
そこには…dice1d2=2 (2)
1.霧弥を含め、神域で神事の準備をしていた者たちがいた
2.複数人が足を踏み入れられる広さはなかったけれど、眺めはよく、霧弥達の姿が下の方に見えた
- 434二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 03:41:54
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- 435二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 10:58:51
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- 436◆aATpbJGovQ25/09/15(月) 14:36:59
dice1d3=2 (2)
1.貴女は私?
2.貴女が次の…
3.誰でもいいわ。どうか…
- 437◆aATpbJGovQ25/09/15(月) 15:17:01
「貴女が次の生贄…?」
dice1d2=2 (2) がそう言った
1.ひやりと冷たい声
2.温かみのある柔らかな声
慌てて音羽が辺りを見回すと
dice1d2=2 (2)
1.声はすれども姿は見えない
2.白い衣をまとった女らしき姿が宙に浮いていた
- 438◆aATpbJGovQ25/09/15(月) 15:23:44
「生贄って…」
音羽 dice1d2=2 (2)
1.何のこと…?
2.花嫁役のこと…?
- 439◆aATpbJGovQ25/09/15(月) 16:07:11
「そうよ。花嫁と呼ばれる者は生贄。その肉体は黒蛇様の腹を満たし、その魂は私の存在と力を永らえさせる。私と同じように黒蛇様に嫁ぐ肩書を持ち、婚礼の儀式を行い、この場所で死ぬことによって、貴女は私に限りなく等しい存在となる。生贄を得る身としては随分不完全な私も、そうなれば貴女を私の一部として取り込むことができるから。ずっとそうしてきたから、私は今ここにいるの…」
そう告げる女の表情は痛ましげに見えた
女の姿は…
dice1d100=90 (90)
数字が大きいほど異形化している
- 440◆aATpbJGovQ25/09/15(月) 16:16:38
女はdice1d2=2 (2) 異形の姿でありながら、その精神はまだ人の内に留まっているようだった
1.全身が鱗に覆われた
2.液体のように不定形な
- 441◆aATpbJGovQ25/09/15(月) 16:40:42
目の前の彼女こそが、最初の花嫁なのだろう
瀬尾から脅されていたので少々不安だったが、どうやら会話は可能なようだ
音羽 dice1d3=2 (2)
1.どうしてそんなことに…
2.黒蛇の力を抑制するために…?
3.私に何を望むの?
- 442◆aATpbJGovQ25/09/15(月) 17:12:25
「あなたがそんな姿になったのは、黒蛇の力を抑えるため、ですか…?」
「抑えるだなんて…一族の呪術によって人ならざるものになってからも、私の力など黒蛇様に比べたらちっぽけなもの。私の肉体は黒蛇様に食べられた。その繋がりと、私とあの子の繋がりがあってはじめて、あの子を守るためになら私は一時的にかの神の動きを止めることができる」
異形の女は…
dice1d2=1 (1)
1.一族に脅されて役目を引き受けさせられた
2.無理やり儀式を受けさせられて殺された
- 443◆aATpbJGovQ25/09/15(月) 17:34:26
「本心からこうなることを望んだわけじゃない。でも仕方がなかった。あの子を守るためにはこうするしかないと思って私は…それでも、貴女の思い人には申し訳なく思っているの。私がいるせいで彼は…彼だけでなく歴代の蛇覡たちを苦しめることになった。黒蛇様の化身とも言える彼らにも、私の力は及ぶ。彼らが一族から心身を痛めつけられても、逃げることも抗うこともできなかったのは私のせい…」
「そんな…」
「貴女が私のことを嫌うのは当然でしょう。それでもお願いがあります。私はもう…」
異形の女
dice1d2=1 (1)
1.疲れてしまった…
2.こんなことは終わりにしたい
- 444二次元好きの匿名さん25/09/15(月) 18:24:50
なるほどそうか……
- 445◆aATpbJGovQ25/09/15(月) 20:44:33
「私が人としての死を迎えてから、長い長い年月が経ちました。一族は私とあの子を呪具として扱い、代々の当主が継承することとした。私の意識がここまで残るのは、おそらく想定外のこと。誰かの命を啜りながら誰かを苦しめ続ける日々に、いっそ消えてしまいたいと思ったことは何度もあったけれど、それでも私は、未練がましく望んでしまってここまできた。もう一度あの子を、私の子供を、この手に抱きたいと…」
まだ生まれたばかりだった私の赤ちゃん…と女は嘆く
「私が生贄となればあの子は助けると、そう言っていたのに…あの子は生きたまま小さな壺に詰められて、そのままずっと……時々泣き声が聞こえるの。なのにどうして、私はあの子を抱きしめてあげられないの…?」
音羽 dice1d4=1 (1)
1.なんて酷い…
2.なんて哀れな…
3.助けてあげたい
4.勝手なことを…
- 446◆aATpbJGovQ25/09/15(月) 21:36:12
「私はもう耐えられそうにないのです。このまま心まで壊れてあの子のことを忘れてしまうくらいならいっそ…」
「……私は、何をすればいいんですか?」
「水智家当主が持っている小さな壺を、私の子供を、どうか取り返してください。彼は神域に入る際には必ず持ち歩いています。あれさえ肌身離さず持っていれば、黒蛇様から身を守ることができますから。その壺を彼から取り上げて、滝のどこかに投げ入れてもらえれば…」
「わかりました」
音羽は快諾する
母子への同情心からだけでなく、そうすることが霧弥を自由にすることに繋がると信じて
霧弥たちがいる場所までは…
dice1d2=1 (1)
1.女の力で移動させてもらえる
2.道案内してもらえる
- 447◆aATpbJGovQ25/09/15(月) 21:41:06
音羽 dice1d2=1 (1)
1.とりあえず霧弥と合流しよう
2.今なら相手の不意を突けるはず…
- 448◆aATpbJGovQ25/09/15(月) 21:45:18
異形の女の力を借りて、霧弥たちの近くに移動させてもらった音羽は…
dice1d2=1 (1)
1.霧弥へと駆け寄った
2.恐る恐る木々の影から出て、皆の前に姿を現した
- 449◆aATpbJGovQ25/09/15(月) 21:50:10
彼の姿が近くに見えてしまえば、人の目など気にならなかった
「霧弥!!」
音羽は彼の名前を呼んで、急いで彼のいる場所へ向かう
そんな音羽を霧弥は…
dice1d2=2 (2)
1.しっかりと抱きとめた
2.何もせずただ見ているだけだった
- 450◆aATpbJGovQ25/09/15(月) 21:55:47
音羽 dice1d3=3 (3)
1.驚く
2.動揺する
3.そういえば…
- 451◆aATpbJGovQ25/09/15(月) 22:01:06
あまりにも素っ気ない霧弥の様子に、音羽は瀬尾に聞いた話を思い出した
普段の霧弥はまるで人形のようだった、と
音羽 dice1d2=2 (2)
1.他の人間がいるからそんな態度なの…?
2.もしかして、霧弥も何かしようとしてるの…?
- 452◆aATpbJGovQ25/09/15(月) 22:26:44
あれだけ音羽に情を見せていた霧弥が、この短期間でその熱を失ったとは思えない
霧弥は周囲に対し、自分は普段通り従順である、と見せかけようとしているのではないか
そんな考えが音羽の脳裏に浮かんだ
(きっと霧弥も望んでいるんだ。不自由なく私と一緒に生きる未来を)
だったら私は自分に出来ることをしよう、と音羽は決意を新たにするのだった
「これはこれは…音羽君、無事の到着なによりだ。道中でトラブルがあったことは先ほど聞いた。こちらからも捜索隊を出そうとしていたところだったが、自力でたどりつけたようで良かったよ」
水智霜一郎が声をかけてきた
その腰には白い小さな壺が下げられていて…
音羽 dice1d2=1 (1)
1.なんだか嫌な気配を感じる…
2.泣き声…
- 453◆aATpbJGovQ25/09/15(月) 22:39:27
(あれには生きたまま赤子が詰められて…きっともう人とは言えない状態になっている)
それを知っているせいか、音羽はその壺を見ても気分が悪くて仕方がなかった
それを平然と身に着けて利用している、霜一郎のことも
「いやはや災難だったね。疲れているとは思うが、さっそく始めようか。もう儀式を始めないといけない時間なんだ」
「……わかりました。私はそちらに座ればいいですか?」
「そうだね。ちゃんと事前に勉強してあって大変結構。本番もうまくいくよう期待しているよ。…霧弥も早く準備しなさい」
「はい父さん」
父親の言うことに能面のような顔で返事をする霧弥を見て
音羽は dice1d2=1 (1)
1.胸が痛んだ
2.憤りを感じた
- 454◆aATpbJGovQ25/09/15(月) 23:19:34
身を清めるためのお祓いをされた後は、滝を背景に作られた祭壇に向かって霜一郎が祝詞らしきものを長々と唱えた
その後は三献の儀
いわゆる三々九度で、大中小三つの杯に入ったお神酒を、夫婦となるものたちが分け合って飲む…振りをすればいいはずだ
事前に霧弥と打ち合わせた通り、飲む振りをする音羽だったが…
「音羽君、お神酒を飲んでいないのは感心しないな」
杯の中身が減っていないことに目ざとく気づいた霜一郎が口を出してくる
「あの、私は未成年なので飲む振りをするだけでいいと…」
「音羽君、これは神事なのだよ。心を込めてきちんと飲みなさい。それとも誰かに飲ませてもらわないといけないかな。そうだ、霧弥に手伝ってもらおうか?形式上とはいえ夫婦になるのだから、一足早く共同作業というのも悪くないだろう」
「……それを父さんが望むのでしたら」
相変わらず感情が抜け落ちたような表情と声で、霧弥がそう言う
音羽 dice1d2=2 (2)
1.自分で飲む
2.霧弥に飲まされる
- 455◆aATpbJGovQ25/09/15(月) 23:31:35
音羽はdice1d2=2 (2) 黙ってそのままでいた
1.どうするべきか迷って
2.もう霧弥を信じて任せようと思って
すると霜一郎が一つ頷き、それを見た霧弥が音羽の持つ杯に自らの手を添える
霧弥はdice1d2=1 (1) 音羽の口へ杯を触れさせ、大きく傾けた
1.まるで機械のように無慈悲に
2.硬質な表情と裏腹に優しい手つきで
- 456◆aATpbJGovQ25/09/15(月) 23:34:49
音羽は…
dice1d2=1 (1)
1.そのまま為す術もなく酒を飲み込んだ
2.あれ…?
- 457◆aATpbJGovQ25/09/15(月) 23:37:01
音羽 dice1d2=1 (1)
1.美味しい
2.口に合わない…
- 458◆aATpbJGovQ25/09/15(月) 23:42:15
初めて飲んだ酒は存外に美味しく、音羽は驚いて目を瞬かせた
続いて二杯目、三杯目も霧弥の手で音羽の口へと運ばれ
全部飲み干した頃には…
dice1d2=2 (2)
1.もっと飲みたいと思ってしまっていた
2.未成年飲酒の罪悪感ばかり感じていた…
- 459二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 02:41:19
飲み過ぎ注意!
- 460二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 09:46:32
アルハラいくない
- 461二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 12:35:46
保守
- 462二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 17:23:34
ホラー好きだから期待してる
- 463◆aATpbJGovQ25/09/16(火) 19:41:30
(ぜ、全部飲んでしまった…)
遵法精神をしっかりと持ち合わせている音羽は、自ら望んでではないとはいえ、社会の規範に反した事実にしばし呆然とした
元々の彼女の体質なのか、それとも人ではなくなっていく上での変化のうちの一つなのか、随分飲まされても気分は悪くならないのが救いだろうか
音羽の状態
dice1d4=1 (1)
1-2.まったく酔っていない
3.爽快
4.ほろ酔い
- 464◆aATpbJGovQ25/09/16(火) 20:45:24
「ほう…もう効いてきたか。言われた通りにほおずきは食べたようだしな。何、不安に思うことはない。これからもっと気持ち良くなるぞ。何を指示されても快く引き受けるようになるくらいに」
悦に入ったように霜一郎は笑う
どうやら俯いていた音羽を見て、その様子の理由を勘違いしているらしい
すっかり音羽への警戒を解いて近づいてくる霜一郎に、これはチャンスだと音羽は思った
(隙を見てあの壺を奪ってみせる…!)
霜一郎は音羽の正面に立つ
「まったく、人形が作れていればこんな手間をかけずに君を支配することが可能だったのだが…まあいい。君はそれだけ特別な花嫁ということなのだろう。よって趣向を変えよう。いにしえの儀式に近づけるため、神への奉納の前に花嫁にひと手間加えようではないか」
霜一郎は…
dice1d2=1 (1)
1.音羽を押し倒した
2.音羽の襟を無理やり開いて…
- 465◆aATpbJGovQ25/09/16(火) 20:49:49
音羽 dice1d3=1 (1)
1.思わず抵抗
2.動けない…
3.あえてされるがままに
- 466◆aATpbJGovQ25/09/16(火) 21:27:56
何の備えもなく板張りの舞台へと押し倒されて、音羽は息を詰まらせた
しかし霜一郎が何をしようとしているか想像がつき、慌てて腕を振り回し必死に抵抗する
「いやっ!触らないで!!」
「これだから村の外で育った娘は…私は水智家の当主だぞ?その私が手ずから傷物にしてやろうというんだ。初代の花嫁と同じようにな!光栄に思って泣いて喜ぶところだろうが!!」
霜一郎は音羽の頭を鷲掴みにすると、そのまま床に叩きつけた
与えられた痛みと衝撃に音羽は…
dice1d2=1 (1)
1.抵抗をやめてしまう
2.抵抗が小さくなってしまう
- 467二次元好きの匿名さん25/09/16(火) 21:29:00
もしかして酒豪?
- 468◆aATpbJGovQ25/09/16(火) 22:13:13
「う…うう…」
音羽の抵抗は止み、もはや小さくうめくばかりだった
「そうだ。もう痛い思いはしたくないだろう?大人しく私に従うんだ。まったく、零司のやつはこの程度の小娘も御せなかったとは。所詮あれは……まあ、あの人が唯一愛し村から逃がした女の血筋を、私自身の手で汚せる機会が回ってきたことを喜ぶとしようか……音羽君、君が素直に私は身をゆだねるなら優しくしてやろう。なあに、あの薬の効果をもってすれば、例え身持ちの堅い生娘でも、すぐに法悦を得て自ら腰を振るようになる。雪恵が…私の最愛の妹が、父親に犯された時のようにな!」
霜一郎は狂ったように笑いながらそう言った
(この人は…)
dice1d2=2 (2)
1.苦しんでいる
2.八つ当たりをしているだけ
- 469◆aATpbJGovQ25/09/16(火) 22:40:06
同情できる点はいくつかあるのかもしれない
それでも、この人の今やっていることは、ただの八つ当たりだと音羽は思う
(誰かを傷つけることで憂さを晴らして、それで本当に幸せになんてなれるわけないのに…)
音羽はdice1d2=2 (2) を霜一郎に向けた
1.非難する目
2.哀れみの目
- 470◆aATpbJGovQ25/09/16(火) 23:44:17
「…何だその生意気な目は?」
音羽の視線に気づいて、霜一郎はあからさまに機嫌を損ねたようだった
「無知で無力な小娘が、私を憐れむつもりか…?今すぐ従順になるよう薬を追加してやってもいいが…ああ、もっと良い躾け方を思いついたぞ。霧弥、来なさい」
「……はい、父さん」
霧弥は父親の指示の通り、音羽たちから少し離れた場所に立つ
「おまえはそこで、音羽君のことをしっかり見てあげなさい」
「……わかりました」
霧弥の返答は…dice1d2=2 (2)
1.相変わらず温度のないものだった
2.少し上擦っているように感じたのは気のせいだろうか…
- 471◆aATpbJGovQ25/09/17(水) 00:25:16
「な、んで…」
思わず絶句する音羽に、霜一郎は残虐な笑みを浮かべて言う
「君は霧弥に惚れているんだろう?その惚れている男の前で、別の男に犯されながら身も世もなく乱れるだなんて、決して忘れられない、最高に最悪の初体験になる!ああ、保証するとも!!…言っておくが、霧弥は君を助けてなどくれないよ?あれは見た目こそ女に好かれるが、中身は空っぽで自分の意思などない。私が見てろと言えば見ているだけだ。本当は霧弥側も取り乱した方がそれらしいんだが難しいから、そこは少々物足りないかもしれない…」
それはもしかしたら、かつて霜一郎自身が経験したことなのかもしれない
けれどその業をわざわざ自分の子供に負わせようとする気持ちなど、音羽には理解できなかった
「霜一郎さん、あなたは…あなたは自分の子供のことを愛していないんですか!?」
「勿論それなりに愛しているさ。私に従順な限りと条件はつくがね。私の特別は雪恵だけで、他はいくらでも替えがきく道具、というだけの話さ。そして音羽君、君も道具だ。君とて我が一族の呪われた血を引く者なのだから、そうあることはある意味必然。逃れることなどできはしない。さあ、君の運命を受け入れなさい。当主になる前の、かつて私がそうであったように…」
霜一郎が音羽の頬から首をなぞり、そのまま着物の下へと手を滑らせようとした、その時…
「運命を受け入れる、か…」
dice1d2=1 (1) が聞こえた
1.冷たい声
2.蠱惑的な声
- 472二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 03:30:15
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- 473二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 10:18:19
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- 474二次元好きの匿名さん25/09/17(水) 15:34:29
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- 475◆aATpbJGovQ25/09/17(水) 22:11:18
音羽は思わず彼の名前を呼んだ
「き、りや……」
声以上に冷たい表情のまま、霧弥が音羽と霜一郎を見下ろしていた
「…霧弥、まさか私に楯突く気か?ただ器となることを望まれてその通りに育ったおまえが?」
「良い言葉だと思っただけですよ。運命を…人の意思を超えて与えられるものを、素直に受け入れるべきだというのは、とても合理的で心惹かれる考え方です。なにせ既に僕は人ではないので」
そのまま一歩、霧弥が足を踏み出そうとする様子に、霜一郎は明らかに動揺した
「う、動くな!!それ以上近づくことは許さん!!」
腰に下げてあった小さな白い壺を引っ掴み、霧弥に見えるように掲げた
途端、ぴたりと霧弥の歩みが止まり、霜一郎はにやりと笑う
「ハッ…急に何を言い出したかと思えば、やはりおまえは”これ”の前では無力ではないか。霧弥、おまえの運命は私が決めるのだ。久しぶりに折檻してやってもいいが…今はこの娘の処理が先だな。いいからおまえは黙ってそこで見ていろ。良いか、そこから一歩も動くなよ。我々に触れることも、目を逸らすことも許さんぞ。逆らえば後の仕置きは更に酷くなると思え!」
「……」
霧弥は返事をすることなく、ただ静かに立ったままだった
霜一郎は面白くなさそうな顔をしたが、霧弥への対処は後回しにすると決めたからだろう
慎重に壺を床の上に置き、それが自身と霧弥の間の直線上になるように何度か微調整してから、ようやく音羽に向き直った
「待たせたね音羽君。残念ながら私も多忙な身でね、手早く済ませようか。どうせ君は何をされても気持ち良くなってしまうからね」
音羽の着物の裾を乱暴に掴んで広げ、彼女の足に直接触れようと布をかき分ける
霜一郎は随分とdice1d2=1 (1)
1.興奮しているようだった
2.焦燥感に駆られているようだった
- 476◆aATpbJGovQ25/09/17(水) 22:28:26
霜一郎はdice1d3=3 (3) に喜悦を隠し切れないようだった
1.自身の過去の体験を立場を変えて再現すること
2.健康的でありながらどこか色気の漂う若い女の体を前
3.息子の婚姻相手を寝取ること
- 477◆aATpbJGovQ25/09/17(水) 23:13:04
形式上とはいえ、今自分が組み敷くのは息子の妻になる者
それを寝取るという背徳的な快感は、霜一郎を異様に興奮させた
即物的に奪うことは少々勿体ない気もしたが、この小生意気な少女を乱暴に女にしたあげく簡単に使い捨てるというのも、なかなか悪くない考えに思える
途中で薬がもっと効いてくれば、短時間でも女に淫蕩な振る舞いを仕込むのは容易いはずだ
それをおかしな言動をした霧弥に見せつけてやるのも良い
霜一郎はそんな妄想をして、一層邪悪な笑みを深くするのだったが…
ぐらりと、大地が揺れた
dice1d2=1 (1)
1.音羽は動く
2.霧弥が叫んだ
- 478◆aATpbJGovQ25/09/17(水) 23:30:42
突然の揺れに驚き、霜一郎の拘束が緩んだ
それに乗じて音羽は動く
dice1d2=1 (1)
1.丁度良い位置にいる霜一郎の体を、容赦なく思い切り蹴り飛ばした
2.霜一郎の襟を引っ掴み、それを支えにして自分は起き上がる代わりに霜一郎の体を地面に転がす
(あの壺を滝へ!!)
床に置かれた壺を回収すると、音羽は脇目も振らずに走った
- 479◆aATpbJGovQ25/09/17(水) 23:33:58
滝に一番近い場所
祭壇の裏に向かって、音羽は走る
途中でdice1d2=2 (2)
1.霧弥に名前を呼ばれた
2.誰かの声が聞こえたような気がしたけれど…
- 480◆aATpbJGovQ25/09/17(水) 23:37:18
途中で誰かが声をあげた気がしたけれど、一目散に走る音羽にはよくわからなかった
dice1d2=1 (1)
1.背中を掴まれる
2.咄嗟に気づいて回避する
- 481◆aATpbJGovQ25/09/17(水) 23:46:52
進むことばかりに意識を集中させていた音羽は、背後に迫る気配に気づくのが遅れた
「返せ小娘!それは私のものだぞ!!」
霜一郎の手が、音羽の背中を掴む
音羽は…
dice1d2=2 (2)
1.「それは決してあなたのものなんかじゃない!」と言い返す
2.無言で…
- 482◆aATpbJGovQ25/09/17(水) 23:55:15
音羽は無言で…
dice1d2=1 (1)
1.髪に挿されていた簪を引き抜く
2.一番上に羽織っていた打掛を脱ぐ
- 483◆aATpbJGovQ25/09/18(木) 00:21:25
音羽は振り返りながら勢いをつけ、赤い簪の先端を霜一郎の腕へと突き刺した
痛みに霜一郎が思わず手を放し、音羽はその隙に駆け出した
もはや霜一郎に一瞥すらくれない
そのまま滝に一番近づくと、思い切り振りかぶって壺を投げた
ポチャリと水に落ちた白い壺は、あっという間に見えなくなってしまった
ふと気づくと、音羽の前にはあの異形の女が浮かんでいた
白く小さな何かを大事そうに抱えて
dice1d2=2 (2)
1.「ありがとう」と言うと彼女は消えてしまった…
2.幸せそうに微笑みを浮かべながら、彼女の姿は消えていった…
- 484二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 03:27:27
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- 485二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 08:37:00
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- 486二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 12:17:57
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- 487二次元好きの匿名さん25/09/18(木) 15:18:59
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- 488◆aATpbJGovQ25/09/18(木) 20:44:49
音羽は…
dice1d3=3 (3)
1.これからはどうか彼女たちが安らかでありますようにと祈った
2.目的を果たしたことを喜んだ
3.ほっとしたのも束の間…
- 489◆aATpbJGovQ25/09/18(木) 20:59:40
急に悪寒を感じて、音羽は咄嗟に振り返った
見れば憤怒と憎悪に顔を歪めた霜一郎が、すぐそばまで来ていて…
dice1d3=3 (3)
1.捕まる
2.避ける
3.横から…
- 490◆aATpbJGovQ25/09/18(木) 21:01:38
dice1d2=2 (2)
1.霧弥
2.巨大な何か
- 491◆aATpbJGovQ25/09/18(木) 21:11:47
霜一郎が音羽へと触れる前に、横から巨大な何かが霜一郎の体を…
dice1d2=1 (1)
1.口に咥え、高々と持ち上げた
2.丸呑みにした
- 492◆aATpbJGovQ25/09/18(木) 21:29:08
それはとても大きな黒い蛇だった
闇の中でも輝く赤い目は
dice1d2=2 (2)
1.残忍な光を宿していた
2.どこか苛立たし気に見えた
- 493◆aATpbJGovQ25/09/18(木) 21:45:03
霜一郎は…
dice1d2=2 (2)
1.苦痛に泣き叫んで命乞いをしていたが
2.最初の一撃の時点で毒の牙が深く突き刺さり、もはや虫の息だったが
黒蛇は何の躊躇もなくあっさりと獲物を飲み込んだ
- 494◆aATpbJGovQ25/09/18(木) 21:48:28
音羽はその光景を…
dice1d3=2 (2)
1.しっかり見てしまった
2.直視できず、思わず目を背けた
3.突如視界が…
- 495◆aATpbJGovQ25/09/18(木) 23:20:13
音羽が恐る恐る再び目を開けると
dice1d2=1 (1)
1.大蛇がこちらを見ている…
2.目の前に大蛇の顔が…
- 496◆aATpbJGovQ25/09/18(木) 23:26:04
大蛇は
dice1d2=2 (2)
1.音羽を興味深げに観察している
2.何だか妙に熱い眼差しを送っているような…
- 497◆aATpbJGovQ25/09/19(金) 00:03:48
音羽 dice1d3=3 (3)
1.呆然として動けない
2.何か起こりそうで身構える
3.「お、おいで…?」と腕を広げてみる
- 498二次元好きの匿名さん25/09/19(金) 03:58:44
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- 499二次元好きの匿名さん25/09/19(金) 07:59:25
保
- 500二次元好きの匿名さん25/09/19(金) 09:39:14
守
- 501◆aATpbJGovQ25/09/19(金) 12:40:36
大蛇は両手を広げて迎える音羽を見て
dice1d2=1 (1)
1.嬉しそうに
2.どこか怪しげな雰囲気を漂わせながら
ゆっくりと近づいてくる
そうして自らの頭を下げ
dice1d2=1 (1)
1.彼女の腕の中に、懐くように摺り寄せた
2.音羽に触れる直前…
- 502◆aATpbJGovQ25/09/19(金) 12:48:41
さあ撫でろ、と言わんばかりの大蛇の態度に
音羽はdice1d2=2 (2)
1.おっかなびっくりといった感じで、ややぎこちなく触れる
2.自然と優しい手つきで触れて、その触り心地を楽しんだ
音羽 dice1d3=1 (1)
1.あれ?結構可愛い…?
2.すべすべしてて気持ちいい
3.2+夢の中のことを思い出してちょっと変な気分に…
- 503◆aATpbJGovQ25/09/19(金) 13:08:27
威圧的な見た目に反して、音羽の腕の中の大蛇は大人しい
先ほどの危険な光景すら忘れてしまいそうになるほどに
音羽に撫でられるその姿は、まるで褒められて得意げになる子供のようだ
時々、もっとと催促するようにやんわり頭を寄せられるくらいだ
好意的に思われていることは間違いない
こうもわかりやすく懐かれては、音羽にはこの大蛇がどうにも可愛く思えてしまって、つい頬が緩んでしまう
「さっきは私を助けてくれたんだよね。ありがとう」
良い子良い子、と礼を込めて更に撫でてやると、ペロリと蛇の長い舌が伸びてきて顔を舐めるので
唾液まみれになった音羽は
dice1d2=2 (2)
1.つい声を上げて笑ってしまった
2.びっくりして目を瞬かせた
- 504二次元好きの匿名さん25/09/19(金) 18:14:02
セーフ?
- 505◆aATpbJGovQ25/09/19(金) 20:55:34
dice1d2=1 (1)
1.舐め方がエスカレート
2.拭ってくれる手
- 506◆aATpbJGovQ25/09/19(金) 21:06:24
音羽が呆然としている間に
大蛇の舌は更に…
dice1d3=1 (1)
1.音羽の口へ
2.音羽の胸元へ
3.音羽の足へ
- 507◆aATpbJGovQ25/09/19(金) 21:14:18
人間からすれば十分に太くて長い大蛇の舌が
音羽の口へとdice1d2=1 (1) と差し入れられる
1.乱暴に
2.ゆっくりと
音羽 dice1d3=1 (1)
1.苦しい
2.怖い
3.気持ちいい…
- 508◆aATpbJGovQ25/09/19(金) 21:22:24
いきなり大きな異物に口内を占拠され、このままではまともに息をすることすら難しい
音羽はその苦痛にdice1d2=1 (1)
1.小さくうめいた
2.声すら発することができなかった
大蛇は舌を
dice1d3=1 (1)
1.音羽の舌に絡めたり、口内を隅々まで舐める
2.何度も出し入れする
3.音羽の様子がおかしいことに気づいて引っ込める
- 509◆aATpbJGovQ25/09/19(金) 21:58:44
音羽の様子に気づかないのか、或いは気づいてあえて無視しているのか
大蛇は音羽をdice1d3=2 (2) 止めない
1.嬲るのを
2.気持ち良くしようとするのを
3.味わうのを
音羽は
dice1d2=2 (2)
1.なんとか抵抗しようとするが
2.ろくに動けないまま
そのうち彼女は
dice1d2=1 (1)
1.酸欠で意識が遠のいて…
2.徐々におかしな感覚を覚えて…
- 510◆aATpbJGovQ25/09/19(金) 22:05:52
「まったく…」
音羽の体が勢いよく後ろへと引っ張られる
突然息ができるようになって、意識が落ちる寸前だった音羽は…
dice1d3=3 (3)
1.大きく息を吸うと共に激しくむせ込んだ
2.かなりぐったりとしている
3.後ろの存在の名前を呼ぶ
- 511◆aATpbJGovQ25/09/19(金) 22:21:08
「き、りや……」
「僕は以前もうちょっと警戒心を持てと言ったはずなんだけどね。なのに何で音羽は、自分からあいつを誘い込んで調子に乗らせるかな…いや僕としては拒否されても悲しくなるから、今だいぶ複雑な心境なんだけども」
人の姿をした霧弥がそこにいた
彼はなんとも難しそうな顔のまま、音羽を背後から抱きしめる
「だって…」
と音羽は言う
dice1d3=1 (1)
1.あれは霧弥だと思って…
2.あれも霧弥なんだと思って…
3.褒めてあげたかったから…
- 512◆aATpbJGovQ25/09/19(金) 23:22:54
「だってあれは霧弥だと思ったから…きっと私を助けるために変身か何かした姿なのかなって…でも今目の前に大きな黒蛇も霧弥もいるし、私何か間違えたのかな…?」
「うんまあ、あいつを…黒蛇の本体を呼んだのは僕だけども。さっき大きな揺れがあっただろう?あれはあいつが出てきた影響。うーん、何から説明するべきか。前提として、元々僕らは二つの違う存在だ。だから肉体が二つあるのはごく普通のことで、でもこの体だけでなくあっちも僕の体なんだ。二重人格がそれぞれ右手と左手を担当して動かしてる感覚…って表現じゃ、ちょっとわかりにくいかな」
要は音羽の感じたことも決して間違いじゃない、と霧弥は言う
「僕は連綿と続いてきた忌まわしき血のある種の集大成みたいなものというか、人として生まれながら黒蛇の毒に完全な耐性があった。接触しても拒否反応のようなものが一切起こらなかったからか、蛇覡として黒蛇を依りつかせるうちに僕らの魂は癒着と同化を繰り返し、やがて歪ながらも安定した。二つの魂は完全に切り離せなくなり、力どころか存在そのものを共有することになったというわけだ。我ながらよく自分の人格が残ったと思うよ」
「そう、なんだ…」
「ちなみにこの体で変身は一応できるけれど…」
霧弥 dice1d3=3 (3)
1.かなり蛇っぽい人間になれるくらい
2.1+一般的なサイズの蛇くらいにならなれる
3.1+黒蛇本体よりは小さいけど、そこそこ大きな蛇くらいにならなれる
- 513◆aATpbJGovQ25/09/19(金) 23:40:57
「しかしまあ、最後の成長を終えて成体になったは良いが、空腹すぎてかなり苛ついてたくせに…音羽を見るとすぐ飛びつくなんて、我ながら正直過ぎてちょっと嫌になるよ」
そう言って霧弥は大きなため息をつく
「誤解しないでほしいんだけれど、さっきのあいつの行動は決して音羽を苦しめようとしたわけじゃないんだ。ちょっと色々うまく加減ができなかったというか…本当は僕たちの方こそ君にお礼を言いたかった。君は危険をおかしてまで黒蛇を解放してくれたのだから。ありがとう音羽」
「そ、そんな…」
音羽 dice1d2=2 (2)
1.照れる
2.慌てる
- 514◆aATpbJGovQ25/09/19(金) 23:58:38
「私は私にできそうなことしただけで…それも途中霧弥の助けがなかったらどうなっていたかわからないし。というか霧弥も何かしようとしてたんじゃないの?私その邪魔にならなかった?」
「僕は音羽の功績を正当に評価してるつもりだよ。期待に沿えなくて申し訳ないけれど、僕の策は割と博打みたいなものだったからね…霜一郎からすぐに助けてあげられなくてごめん。幸い大きな怪我はないみたいだけど、怖い思いをさせてしまった…」
音羽 dice1d3=2 (2)
1.これくらいなんてことないよ
2.よく頑張ったねっていっぱい褒めて
3.後で霧弥に触ってもらって感触の上書きするから
- 515◆aATpbJGovQ25/09/20(土) 00:14:34
「霧弥は何も悪くないよ。あの壺があるせいで自由に動けなかったし。…でも気になるなら、私のこといっぱい褒めて。よく頑張ったねって。頭を撫でてくれてもいいよ」
「…ありがとう音羽。よく頑張ったね。格好良すぎて正直惚れ直した」
「えへへ…」
音羽は dice1d2=1 (1)
1.とても嬉しそうに笑う
2.段々我慢しきれなくなって泣き出す
- 516◆aATpbJGovQ25/09/20(土) 00:19:23
微笑み合う二人に、割り込むものがいた
「あ…」
黒い大蛇が再び音羽に頭を近づけたのだ
なんとなくだが大蛇は
dice1d2=1 (1)
1.申し訳なさそう
2.拗ねているよう
- 517二次元好きの匿名さん25/09/20(土) 02:29:33
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- 518二次元好きの匿名さん25/09/20(土) 08:24:23
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- 519二次元好きの匿名さん25/09/20(土) 10:46:51
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- 520二次元好きの匿名さん25/09/20(土) 16:36:56
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- 521二次元好きの匿名さん25/09/20(土) 20:00:59
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- 522◆aATpbJGovQ25/09/21(日) 00:28:34
さっきは失敗したと自覚しているのか、大蛇の態度はどこか殊勝だ
dice1d2=1 (1) 思った音羽が大丈夫だよと言いながら触れてやると
1.可哀そうに
2.可愛く
大蛇はdice1d2=1 (1)
1.少し安心したようだった
2.嬉しくなってまた音羽を舐めようとした
- 523二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 03:39:56
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- 524二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 08:21:53
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- 525二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 09:42:44
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- 526◆aATpbJGovQ25/09/21(日) 13:12:51
「音羽、せっかくだから式の続きをしようか」
「へ?」
「あんな形だったけど、一応盃を交わすところまではやってるしね。だから神前での夫婦の誓いもやろうかなって。本来見届ける立場のやつもいるし」
霧弥は悪戯っぽく笑う
音羽 dice1d3=2 (2)
1.やる!
2.こんなひどい格好のままで良いのかな…?
3.どうせなら後日ちゃんと全部やり直した方が良くないかな
- 527◆aATpbJGovQ25/09/21(日) 13:20:53
「構いやしないさ。形式を整えることも大事だけど、こういう儀式でなにより大事なのは気持ちだ。それに目の前にいる大蛇が、今の君の姿を疎んじているように見えるの?」
「確かに、神様本人が気にしないならそれで良いのかも…?。うん、それなら私もやりたいかな」
「僕が誓いの言葉を言い終わったら、音羽も誓いますって言ってね」
「わ、わかった」
「よし、じゃあやろうか」
そうして二人横並びになって、大蛇の方を向いて立つ
「謹んで御前にて申し上げます。今日の佳き日に、私たちは結婚の儀式を行いました。これより後は、夫婦としてお互いを深く愛し、いかなる時も助け合い、共に幸せな家庭を築いていくことを誓います」
「ち、誓います!」
「どうぞ幾久しくお見守りください。……音羽、左手を出して」
「え?」
「新しいお守りなんだけど、いつも嵌めててくれると嬉しいな」
そう言って霧弥が取り出したのは、金色の指輪らしきもので…
音羽 dice1d2=2 (2)
1.嬉しい!
2.私も霧弥に何かあげたい
- 528◆aATpbJGovQ25/09/21(日) 13:48:07
金色の指輪はするりと薬指を通りきると、音羽の指のサイズに合わせて勝手に大きさを変化させた
霧弥がお守りと言っていたが、やはり普通の指輪ではないらしい
自分の指にぴたりと嵌った指輪の輝きを、音羽はしばしうっとりと眺めた
「ず、ずるいよ霧弥。こんな素敵なもの…私だって何か霧弥にあげたかったのに…」
霧弥 dice1d3=1 (1)
1.僕の方の指輪は嵌めてくれないの?
2.僕はもう色々音羽にもらっているからね
3.じゃあ後ほど体で払ってもらおうかな
- 529◆aATpbJGovQ25/09/21(日) 13:54:49
「一応僕用の指輪もあるんだけど、音羽は僕の左手薬指には嵌めてくれないのかな?」
「今すぐやります!」
「これを僕が身に着けていると、もう一方の指輪を身に着けてる音羽の居場所とか色々全部僕に筒抜けになるけど、それでも良いの?」
霧弥がdice1d2=1 (1) 言う
1.さらりとすごいことを
2.意地が悪そうに
音羽 dice1d2=1 (1)
1.……?それの何が悪いの?
2.女に二言は無い!!
- 530◆aATpbJGovQ25/09/21(日) 14:13:47
「お守りって言うくらいだし、私のこと心配してくれてのことでしょう?何か問題あるの…?」
と心底不思議そうに音羽は首をかしげる
「…………うん、わかってた。音羽はそういう子だよね。むしろこれはお守りの追加があって然るべき」
額で手を覆う霧弥は、何だか色々と複雑そうであった
それでも自分の指に音羽が指輪を嵌めると、その顔はわかりやすく綻んだ
嬉しそうな霧弥の様子に、
音羽も dice1d2=1 (1)
1.嬉しくなる
2.頑張って良かったなとしみじみ思うのだ
- 531◆aATpbJGovQ25/09/21(日) 14:27:56
「霧弥、これで儀式は終わり?」
「そうだね。後は神饌でも捧げるべきなんだろうけど、まあその辺は追々やるから。音羽がやれることは全部やったかな」
「そっか。それなら、その…霧弥、私…ちょっとその…」
音羽 dice1d3=2 (2)
1.キス、したいなって…
2.霧弥に触って欲しいかなって…
3.現実の体でも霧弥とちゃんと…
- 532◆aATpbJGovQ25/09/21(日) 14:44:43
「私、霧弥以外の男の人に体を触られて、すごく嫌だったし気持ち悪かった。こんな感覚、いつまでも覚えていたくない。だから、その…霧弥の手で忘れさせてほしいなって、思って…」
音羽は…
dice1d2=2 (2)
1.恥ずかしそうに目を伏せた
2.霧弥の手を取り、自分の胸へと押し付ける
彼女の顔は dice1d3=1 (1)
1.羞恥で真っ赤に染まっていた
2.男を誘う女のものだ
3.希望に縋るようで、心底助けを求めているものだった
- 533◆aATpbJGovQ25/09/21(日) 14:50:22
霧弥 dice1d2=1 (1)
1.今すぐに…
2.後で…
- 534二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 17:03:39
えっちだ……
- 535二次元好きの匿名さん25/09/21(日) 21:26:35
子供には見せられないシーンがこのあと始まる
- 536◆aATpbJGovQ25/09/21(日) 22:00:26
「胸、触られたの?」
「うん…」
「そうか…」
そんなやり取りの後、霧弥は…
dice1d2=2 (2)
1.着物の上から音羽の胸を
2.着物の中に手を潜り込ませて直接音羽の胸を
dice1d2=1 (1)
1.優しく撫でさする
2.痛くない程度の力でだがしっかりと掴む
- 537◆aATpbJGovQ25/09/21(日) 22:13:27
音羽 dice1d4=1 (1)
1.そこは服の上からだけだよと一応弁明
2.気持ち良くてちょっと呼吸が乱れる
3.こっちもしてとばかりに自分から反対側の胸も差し出す
4.あ…濡れちゃ…
- 538◆aATpbJGovQ25/09/21(日) 22:26:00
「そそそこは一応服の上からだけで、直接じゃないから!」
直接触られたのは霧弥が初めてだと、音羽は若干混乱しながらよくわからない弁明をする
「じゃあ今回は直接触れるのはやめようか」
「え…」
「同じ触り方の方が記憶を上書きするには適してるだろう?」
「……」
音羽は dice1d2=2 (2)
1.「やめないで…」と小さな声で懇願
2.引き抜かれそうになる霧弥の手を留めようとする
- 539◆aATpbJGovQ25/09/21(日) 22:29:16
自分の手に取り縋る音羽に
霧弥は dice1d2=1 (1)
1.意地悪そうに言う
2.優しく促す
「どうして欲しいのか、ちゃんと言葉にできるよね?」
- 540◆aATpbJGovQ25/09/21(日) 23:03:42
音羽は絶句した
けれどそのうちdice1d2=1 (1)
1.意を決して
2.我慢できなくなって
自分の着物の衿に手をかけ、胸元をできる限り開き、形の良くそれなりに存在感のある乳房をあらわにした
音羽 dice1d2=1 (1)
1.私のおっぱい、両方ともいっぱい触って、気持ち良くして…?私、本当はずっと、霧弥にそうして欲しかったの…
2.全部、霧弥の好きにして欲しいの。エッチな私をいっぱいいじめてください、私の旦那様
- 541二次元好きの匿名さん25/09/22(月) 01:32:16
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- 542二次元好きの匿名さん25/09/22(月) 08:05:27
保守
- 543二次元好きの匿名さん25/09/22(月) 10:26:20
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- 544二次元好きの匿名さん25/09/22(月) 17:33:26
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- 545◆aATpbJGovQ25/09/22(月) 23:13:51
「…良く出来ました」
と言ってにこやかに音羽を褒める霧弥だったが、その瞳は確かに欲望にぎらついていた…
音羽の腰を抱きつつ、彼女の腕を自分の首の後ろに回させる
平均より大きめの音羽の胸は、彼女が体を鍛えているためか、しっかりと丸みを帯びて盛り上がり、綺麗な谷間を作っていた
霧弥は…
dice1d2=2 (2)
1.その片方を自分の手のひらで包み込み、優しくけれど大胆に揉んでいく
2.その片方を掬うように手で持ち上げながら、親指と人差し指は乳首を挟み刺激する
- 546◆aATpbJGovQ25/09/23(火) 00:03:58
「もうこんなにツンと尖ってる…本当に、僕に触って欲しくてたまらなかったんだ?」
霧弥が触れる前から、音羽の胸の先端はしっかりと芯ができて存在感があった
期待していなかったと言えば嘘になるからこそ、指摘された音羽は恥ずかしくてたまらない
「んっ…あっ…ひぅっ……だってぇ…神事って言われてたから…こ、こういうエッチなのは、儀式が終わるまでダメえぇ……うぅ…な、のかなって…思っ…」
「偉いね音羽。でも、我慢は体に良くないから…ほら!」
「ああん!!それっ…ひあっ…強いぃ…」
霧弥の指に力がこもる
先ほどまでよりもしっかりと乳首が刺激されて、音羽は大きく体を跳ねさせた
しかしそんな彼女の無意識の逃げを許さないとばかりに、霧弥の腕は音羽が離れるのを許さない
「あれ?気持ち良くないの?僕にはそんな風には見えないけど、でも音羽が痛いならやめようか?」
腕の中で息も絶え絶えになっている音羽に、また揶揄うように霧弥が言う
でもきっとここで拒否したら、きっと本当に霧弥はやめてしまうのだ
なんとかそれを避けようと、音羽は必死で言葉を紡ぐ
「……き、気持ちい…良いから…あ…ひあっ…だから…」
音羽 dice1d3=1 (1)
1.もっといっぱい弄って
2.反対側もして
3.私の体、霧弥の好きにして
- 547二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 04:10:48
ムヒョヒョ~
- 548◆aATpbJGovQ25/09/23(火) 10:16:59
「やめないで…クリクリってされるのも、ギュって摘ままれるのも好きだから…お願い、霧弥…もっと…もっといっぱい…私の乳首弄って…ひあああんっ!!」
ねだる音羽の姿が可愛くて、霧弥はつい、キュッと強めにそこを摘まんでしまう
続けてカリカリと爪で優しく引っ掻き続けると、音羽は髪を振り乱して感じ入っていた
「ははっ!そうだよね、音羽。君は僕にされるなら、優しく触ってもちょっと痛いくらい刺激されてもいっぱい感じちゃうもんね。うん、正直に言えたからご褒美」
「あっ…ああん!!」
指で弄るのは続けつつ、もう一方の音羽の胸の先端が霧弥の口に含まれる
dice1d2=1 (1) 、音羽は嬌声を上げつつ霧弥に抱き着いた
1.敏感な部分を舌でちろちろと舐められる感覚に
2.痛くない程度に噛まれながら吸われてしまえば
- 549二次元好きの匿名さん25/09/23(火) 11:01:46
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- 550◆aATpbJGovQ25/09/23(火) 15:12:14
音羽は夢中になって霧弥の頭を掻き抱いた
温かく柔らかな感触に包みこまれた霧弥は、弱点を自ら差し出すようなことをする音羽に、小さく含み笑う
彼女の意図しないおねだりを叶えるために、彼は更に触れる力と頻度を増してやった
「あっ…ああっ…それっ好き…あっあっ…きもちいいのぉ…好き…好き…霧弥、好きぃ…ああん!そんなぁ!…はむはむってしたら、私…ひいっ!!噛んだまま引っ張ったらダメぇええ!!あ…や、やめるのは嫌…つ、続けてよぉ霧弥ぁ……ああん…ペロペロきもちぃ…チュッチュって吸われるのも好きぃ…あ…なに…これ…わたし、なんか変だよぉ…あん!…お胸だけなのに、こんな…あっ…んんっ…」
自分がどんどん昇り詰めて、もはや胸を弄られるだけで達しようしているのがわかったのか、音羽の声は快楽に濡れながらも戸惑いを含んでいた
そんな音羽に霧弥はdice1d2=1 (1) 、とどめをさしてやった
1.慈悲深い愛情をもって
2.嗜虐的な愛情をもって
「あっ…あんっ…ひっ…あ、あああぁぁっ!!」
絶頂を極めた音羽は…
dice1d2=2 (2)
1ややぼんやりとしながらも、快楽の余韻に浸り恍惚とした表情を浮かべている
2.あまりの快楽に耐えられず、そのまま気絶してしまった…
- 551◆aATpbJGovQ25/09/23(火) 15:26:08
「あーあ、胸だけでイっちゃったね…本当に僕のお嫁さんはエッチで可愛いな」
霧弥は気を失った音羽の額に軽く口付けると、彼女の着衣を軽く整える
横抱きにして軽々と持ち上げてみせたところで、霧弥は後ろを振り返る
「じゃあ、後は任せた。僕は音羽を連れて一足早く帰ってる」
黒い大蛇は…
dice1d2=1 (1)
1.承知した
2.不満そう
- 552◆aATpbJGovQ25/09/23(火) 17:05:32
黒蛇は片割れの要望をあっさりと承諾した
もっともそれは望まれたからというより、既に己の空腹を耐えるのが我慢の限界だったから、ではあるが
今夜の村はいつもより人が多く、一等賑やかだ
祭りに参加しようと、遠方に住む村出身者たちもこぞって帰ってきているからだ
年に一度、夏の祭りで出される赤い酒を飲み、自らが既に得た力と肉体を維持するために
ひいては、それを村中の人間が飲んでするバカ騒ぎを楽しむために
今頃ふもとの村の広場では、村人たちが互いの血縁も普段の人間関係も忘れて、手当たり次第に淫蕩に耽っているはずだ
「神への供物にするには少々穢れすぎているかもしれないが、まあ数をそろえたということで手を打とう。何より、手っ取り早く僕らの空腹を満たせる」
霧弥は己を気持ちを宥めるように、軽く唇を舐めた
体は二つあっても、黒蛇の空腹はすなわち自分の空腹だ
「一人も逃がすなよ。それ以外はおまえの好きにすればいい」
そこだけ気を付けてくれれば、片割れが餌を丸呑みにしようが、少しずつ嚙みちぎって食べようが、潰してミンチにしようが、霧弥にとっては至極どうでもいいことだ
どうせ死ぬほど腹を空かせた大蛇は全部平らげて、死体は一つたりとも発見されないのだから - 553◆aATpbJGovQ25/09/23(火) 22:37:47
十数年ごとに美味しく栄養価の高い餌を…霊力の高い娘を捧げられ続けたので、成体になるまではここに在るつもりだった黒蛇
逆に言えば、成長さえ終われば黒蛇にとって村など用済みで、むしろ成長直後の空腹を満たすためにとても手近で都合の良い存在だ
あの壺を持っている水智家当主だけは食い殺すのが難しかっただろうが、それでも時間をかければ人間の身は黒蛇の毒に耐えられない
今年の生贄が、成長に必要な最後の一人であった時点で、既に上葉美村が消失する運命は決まっていたのだ
違ったのは、その最後の一人が花嫁と呼ばれる女ではなく、水智家の血と業に耐えられなかった男になったことくらいだろうか…
(ああ違うな……僕が死ななかった)
霧弥は村の運命も、自らの生死すらどうでもよかった
黒蛇が成体になり自分の意思で動くようになれば、今まで端末のような役割を担っていた霧弥は必要なくなる
抗う意思も持たないままでいれば、今までかろうじて残っていた霧弥としての人格も、黒蛇の成長を機に完全に吸収され、実質的な死を迎える…というのが瀬尾の見立てだった
霧弥は別に、その未来を厭うていた訳でもなく、ただ淡々とその時がやってくるのを待っていたのだけれど… - 554◆aATpbJGovQ25/09/23(火) 22:41:35
でも音羽が現れて、霧弥を好きだと、自分の人としての生を捨てても一緒に生きてくれると言うのだ
最初は、音羽だけは村から生きて逃がすつもりだった。彼女が外の世界で幸せになるならそれでいいと
しかしもうそんな風には霧弥は考えられない。
音羽を幸せにするのは自分で、その邪魔になるものは排除する
生きることを決意した霧弥の指針は、とても明快だった
だから霧弥はこの村のすべてを滅ぼす
黒蛇や蛇覡のことを知る者が生き残れば、後々の懸念材料になる恐れがあるからだ
可能性の一欠けらすらも残す気はない
命が食いつくされた後は、局地的な災害によって村は破壊され尽くし、土に埋もれてしまうのだから - 555◆aATpbJGovQ25/09/24(水) 00:42:49
「全部終わったら、異界の新居で僕たちの可愛いお嫁さんにゆっくり労ってもらおう。一応僕ら新婚の身だしね」
儀式を執り行い神前で夫婦になったと宣言した以上、”こちら”のルールでなら既に霧弥と音羽の婚姻関係は成立している
これから人のルールの届かない場所に行くのならばなおさらだ
大蛇は霧弥の提案に賛成とでも言うように、音羽の頬を優しくぺろりと舐め、そのまま姿を消した
やるべきことをやりに行ったのだ
舐め方が加減できるようになったあたり、黒蛇本体がもう少し音羽と大胆な触れ合いができるようになる日も、遠くはないだろう
(小蛇の群れに攻め立てられて身もだえる音羽はとても扇情的だったけれど、大蛇に巻き付かれてずっと休みなく犯され続ける音羽もきっととても綺麗だろうな…ああでも最初はやっぱり、ちゃんと人の形のまま交わりたい。もう音羽が不安に思ったり我慢したりしなくて済むように、じっくりと時間をかけて愛そう…)
音羽は霧弥に愛されることを望んでいる
だから霧弥が音羽に用意するのは、そういう世界だ
今までの生活への未練など、新たな幸せによってすべて塗り替えられる
身も心も霧弥によって満たされ続ける日々が、これからの音羽の日常になるのだ
蛇の巣へと続く異界への扉が開かれる
何も知らぬまま眠り続ける花嫁を愛おしそうに抱えて、霧弥は幸福な未来へ向けて歩き出した
そのまま音もなく、世界の扉は閉ざされた… - 556二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 03:35:20
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- 557二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 08:55:18
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- 558二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 09:22:16
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- 559二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 12:23:00
後は村壊滅後の新聞やニュースとか音羽たちの後日談とかかな
- 560二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 16:40:41
エピローグも楽しみだ
- 561二次元好きの匿名さん25/09/24(水) 23:17:30
「閉ざされた」で〆だったか?
- 562◆aATpbJGovQ25/09/24(水) 23:37:33
「おー派手にやったな」
血と死の臭いに溢れた大地に、邪神が降り立つ
かつてdice1d2=2 (2) 自分の体の一部から新たな命が芽吹き、独立した個体として無事に成長を果たした
1.争いの中で切り落とされた
2.気まぐれな思いつきで切り離した
彼はその命に一応dice1d2=2 (2) の情のようなものは持っていたので
1.身内として
2.ペットの飼い主程度
祝いの言葉の一つくらいは述べてやろうと思ったのだが、一足遅かったようだ
平らげられるものはすべて平らげて、おそらく今は山の中で最後の仕上げの準備をしているのだろう
「随分手際良いじゃねえか。あれか?嫁さんもらったから早く家に帰りたいってか?若いなあ」
だがしかし、若い夫婦の邪魔しにいくというのもとんだ野暮天だ
そんな著しく美学に欠ける不名誉は彼もご免である。悪魔扱いされるならともかく
- 563◆aATpbJGovQ25/09/25(木) 02:42:35
彼のやったことと言えば、幼体の黒蛇を山に放し「あれを大事にしたら、きっとおまえたちの役に立つだろう」と近くの村の長にお告げをしてみたり、最近なら「次の花嫁に丁度いい娘が村の外にいるだろ?」などとさりげなく霜一郎の耳に入れてやったりしたくらいである
「ああ、じゃあこうするか」
彼の一言と共に、星のよく見えた夜空の雲行きが急速に怪しくなっていった
激しく稲光が舞い、バケツをひっくり返したような勢いの雨が、村だった場所へと降り注いでいく…
「巣立ちと結婚おめでとう。また気が向いたら会おうな」
嵐を置き土産にして邪神は去る
黒い雲に覆われた空へと、巨大な銀白色の蛇のような何かが昇っていったけれど、誰一人としてそれを見た者はいなかった - 564◆aATpbJGovQ25/09/25(木) 02:44:09
後日、とある村が局所的な地震と大雨によって壊滅したことが発表される
遺体の一部らしきものはいくらか見つかったが、遺体らしい遺体はついぞ発見されなかった
そのため当時村にいた者たちのほとんどが行方不明扱いとなったが、周辺の山が崩壊した映像が流れ、村の洪水被害がかなりのものであったという調査結果が知らされると、世間から彼らの生存が絶望視されるのに、さして時間はかからなかった
元々地盤がかなり軟弱な土地であり、今まで大きな被害がなく住んでこられたことの方が奇跡だったのだと、と専門家らしき人間がワイドショーで声高に叫んでいた
一人娘が村に住む親戚のところに遊びに行っていたというある夫婦は
dice1d3=2 (2)
1.どうしてあの時娘を行かせてしまったのかと、後悔と悲嘆に暮れた
2.なんとか遺体だけでも見つけて家に連れて帰ってやりたいと、娘を探し続けている
3.1+夫婦の間に新たに子供が生まれ、徐々に明るい家庭へと戻っていった
- 565二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 02:51:17
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- 566◆aATpbJGovQ25/09/25(木) 08:51:36
あとは音羽たちの後日談をちょっとだけやるつもりです…
- 567二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 12:23:09
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- 568二次元好きの匿名さん25/09/25(木) 16:41:08
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- 569◆aATpbJGovQ25/09/25(木) 22:18:53
音羽が目覚めた時、まず彼女の目に飛び込んできたのは一糸纏わぬ霧弥の姿で
音羽は dice1d3=2 (2)
1.混乱した
2.格好いい…とうっとりした
3.想像よりも逞しい体を前に、心臓が激しく脈打つのを感じた
- 570◆aATpbJGovQ25/09/25(木) 22:20:51
当然というべきか、音羽の方も衣装などはすべて脱がされた状態で、布団に横になっていた
周りを見回しても、世話になった神社の客室に雰囲気は似てはいるが、似ているだけでおそらく別の場所のように思える
「おはよう音羽。良く寝てたね」
そう音羽に声をかける霧弥の笑顔は、爽やかですらあるのに
dice1d2=1 (1)
1.彼の指先は、複数で音羽の大事な部分を抉っていて…
2.そのまま彼の唇は、音羽の秘所に寄せられていき…
次の瞬間、音羽は与えられた法悦に再び意識が飛びそうになった
- 571◆aATpbJGovQ25/09/25(木) 22:22:14
「なっ…な、んで…ふうっ…はぁ…わ、私…」
「肉体での初めてはやっぱり音羽も不安になるだろう?僕も初夜で音羽に痛い思いをしてほしくはないし。ふふ、これでもう大丈夫。よく効く媚薬をたっぷり塗り込んであげたから、ちゃんと最初からいっぱい気持ち良くなれるよ。これでも僕は毒の扱いは得意だからね」
音羽はdice1d3=2 (2)
1.もう気持ち良すぎて怖い…と涙をこぼす
2.体の芯を痺れさせるような心地よい快感に浸って、ぼんやりとしてしまう
3.もっと欲しい…と更に大きな快感が与えられることを期待してしまう
- 572◆aATpbJGovQ25/09/25(木) 22:34:49
霧弥は音羽の膝裏に手を差し入れ、先ほどよりもっと彼女をあられもない姿にしてしまう
ぼんやりとしていた音羽は、その格好に羞恥を感じるよりも霧弥の体温が近づいたことが嬉しくてにこりと笑う
「いいよ、すぐにあげる」
しっかりとほぐれ溢れるほど濡れた秘所に、霧弥が自分の熱く猛ったものを押し当てる
「愛してるよ音羽。必ず幸せにするからね」
「あっ…ん…わ、たしも…愛、して…ひああぁっ!!」
霧弥の綺麗な顔に似合わぬ凶悪な一物が、一息に音羽を貫いた
媚薬の効果だろうか
破瓜の血が流れても、音羽が痛みに苦しむことはない
彼女はdice1d2=2 (2)
1.熱い息をこぼして快楽の涙を流し、ただ感じ入っている
2.自分の下腹部に手を当てて、うっとりと微笑む
- 573◆aATpbJGovQ25/09/25(木) 22:36:19
「はぁ…はぁ…こんな、すごい…あつくておっきい…おなか、気持ちいのでいっぱいなの……あっ…あっ…そこ好き…もっとゴリゴリって…ああん!…はあん…いいの…いい…好き…気持ち良くて、おなかキュンキュンってするのとまんないの…ああん霧弥ぁ…」
音羽の快楽に蕩けた甘い声が響く
霧弥はdice1d2=1 (1)
1.しばらくゆっくり慣らすよう動いていたが、徐々に動きを速めていった
2.箍が外れたように、激しく音羽を攻め立てた
- 574◆aATpbJGovQ25/09/25(木) 23:17:30
「あっ…あっ…霧弥ぁ、そんなにいっぱいしたら私…ふっ…あん…お、おかしくなっちゃうよぉ…」
「なればいいさ。僕たちはもう結婚したんだから。音羽はエッチなこと大好きな可愛い僕の奥さんになってくれて良いんだ、よっ?」
「あああイっちゃ…あ、あ…ふああ気持ちいの止まんないのにいぃ!!パンパンってそんな、いっぱい…!!霧弥ダメぇ!そんなの良すぎるよぉ!!壊れる…!壊れちゃう!赤ちゃんのおへやいじめないでえ!!」
「ああほんとたまんない…音羽、僕は虐めてるんじゃない。これはこれから子作りエッチするための準備なんだよ?」
「ふえぇ…?」
「気持ち良すぎて頭の中すっかりふわふわしてそうだね。可愛いけども。ほら音羽、今から君は僕にいっぱい子種を注がれるんだよ?元気な赤ちゃん産もうね」
「あかちゃ…霧弥とわたしの…?あ、ほし…ほしいの…あかちゃんほしいよ、霧弥ぁいっぱいちょーだい…?」
「…本当に音羽って、僕を調子に乗らせる天才だと思うよ」 - 575◆aATpbJGovQ25/09/25(木) 23:31:48
ふたりはより体を絡ませ合い、行為は更に激しさを増していった
途中で何度も気をやった音羽は半分泣きじゃくっているような状態だったが、自分の与えるものでそんな風になっている音羽は普段とはまた違った美しさがあって、霧弥の興奮は増すばかりだった
絶頂の快感と共に音羽の望むものを彼女の胎に植え付けて、ようやく霧弥はまともに息ができるようになった気がした
当の音羽の方はまだ余韻に震えているようで、霧弥は彼女に優しく口付け、そっと彼女の体を抱き寄せる
「…やっと全部僕のものだ。本当にこの日を待ちわびた。ふふ、音羽も嬉しい?」
音羽 dice1d3=3 (3)
1.霧弥のものになれて嬉しい、と嬌声交じりに返す
2.快楽が過ぎるようで、まともに話ができる状態ではない
3.霧弥だって私のもの
- 576◆aATpbJGovQ25/09/25(木) 23:52:40
突如音羽は、霧弥の頭を掴んで自分の方へ引き寄せる
向き合ったのは、思ったよりもはっきりと意思の輝きのある彼女の目
「私は霧弥のものだけど、霧弥だって私のものだよ。わかった?」
「う、うん…わかった」
「よし!えへへ…ねえ霧弥、大好きだ、よ…」
「ちょっ…音羽!?」
がくん、と意識を失って態勢を崩す音羽を、霧弥は慌てて抱きとめる
どうやら眠気が限界だったようだ
「はあ…参ったな…」
霧弥はぼやいた
今の彼の顔は、どこからどうみても真っ赤に染まっていた
「音羽には一生勝てる気がしない…」
そこにいたのは蛇ではなく、恋が実った幸福を噛みしめる、ただの一人の少年であった… - 577◆aATpbJGovQ25/09/26(金) 00:02:25
人間の思惑も、常識も、時間の制約ですら、もはや彼らを縛ることはない
愛し合うものたちの睦み合いはそのまま
dice1d7=7 (7)
dice1d2=1 (1) (1.日 2.週)ほど続いた
その間に音羽は…
dice1d3=2 (2)
1.霧弥からかなりすごいことをされたり、させられたりしたが、彼女はどこか無垢なまま。これからも情事における霧弥の優位性は揺らがないだろう
2.愛する者に奉仕する術を身に着け、時には霧弥を翻弄することもできるようになった
3.ばっちりエッチ度が増しました…
- 578◆aATpbJGovQ25/09/26(金) 00:03:32
やがて音羽は…
dice1d2=2 (2)
1.腹に子を宿した
2.dice1d5=5 (5) 個の卵を産んだ
生まれた子は…
dice1d2=2 (2)
1.人の姿をしていた
2.蛇の姿をしていた
- 579◆aATpbJGovQ25/09/26(金) 00:04:31
里帰りは…
dice1d3=1 (1)
1.許されなかった
2.一度だけ許され、音羽は両親に感謝と別れを伝えることができた
3.既に自分は人ではないからと、音羽も望まなかった
- 580二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 03:00:47
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- 581二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 09:24:42
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- 582二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 11:15:57
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- 583◆aATpbJGovQ25/09/26(金) 12:14:57
音羽は里帰りについて
dice1d3=3 (3)
1.霧弥が絶対に許さないと言い切ったため、早々に諦めてしまった
2.許さない霧弥と喧嘩になったが、そのうち霧弥側の泣き落としに屈して諦めてしまった
3.一度こっそり帰ろうとしたことがある。あっさり霧弥に見つかって激しくお仕置きされたら心が折れちゃった…
- 584◆aATpbJGovQ25/09/26(金) 12:22:37
お仕置きされちゃった音羽さん…
dice1d2=2 (2)
1.トラウマになって外出を考えることすら本当に無理になっちゃった。それ以外はそれまで通り
2.肉体も精神も霧弥に深く依存するようになり、彼に愛されることだけが彼女の幸せになった
- 585◆aATpbJGovQ25/09/26(金) 12:27:21
生まれた子供たち(蛇)は
dice1d2=2 (2)
1.しばらくするとあっさりと巣立ってどこかへ行ってしまった…
2.人の子供の姿をとるようになり両親と一緒に暮らしている
- 586◆aATpbJGovQ25/09/26(金) 12:47:25
呪いによる変化が進めば音羽さんも蛇に変身できるようになるよ!
音羽本人が呪いのことを意識する機会が多いと変化は早まる
変化の進み具合は
dice1d3=1 (1)
1.割と早めだった(ちょくちょく意識してた)
2.意外とのんびりだった(あ、そういえばそんな呪いあったな…)
3.音羽脱走事件でかっとなった霧弥君が追加で呪いかけたから爆速で進みましたね…
変化後の蛇の大きさ
dice1d3=2 (2)
1.大 2.中 3.小
体色 dice1d4=1 (1)
1.白
2.赤
3.金
4.安価
- 587二次元好きの匿名さん25/09/26(金) 17:59:24
なんてことに……里帰りくらいええやんけ
- 588◆aATpbJGovQ25/09/26(金) 20:01:59
音羽脱走事件
音羽が捕まったのは…
dice1d4=2 (2)
1.外に出てすぐ
2.実家を目前にして
3.人の世界じゃない場所。変な世界で迷子になってました…
4.外に出ようとしたところで捕まったから正確には脱走未遂
金の指輪は…
dice1d2=1 (1)
1.身に着けていた
2.外していた
- 589◆aATpbJGovQ25/09/26(金) 21:17:04
霧弥 dice1d3=2 (2)
1.ここ以外のどこかに行くなんて絶対に許したくなかったけれど、音羽が僕を裏切るはずがないこともわかっていたから、少しくらいは目こぼししようと思ってこっそり見守っていた。でも、実際に僕たちの家以外の場所に帰ろうとする音羽の姿を見たら、咄嗟に彼女を捕まえてそのまま連れ帰らずにはいられなかった
2.音羽はきっとよくわかっていなかったんだね。人であることを捨てる、という意味を。何せ彼女は特別で、人ならざるものと接することがごく当たり前の人間だったのだから。ちょうど家の玄関から出てきた両親を前に「ただいま」と言ったところで、もう彼らには彼女の声も聞こえないし、勿論彼女の姿も見えはしない。窓から見えた仏壇には音羽の笑顔が飾ってあって、彼らの中では娘は既に死んでいるのだと音羽は思い知った。衝撃を受ける音羽を連れ帰るのは簡単だったよ。え?普通の人間に見えるようにする方法は教えなかったのかって?音羽の家族は僕とこどもたちだけ。そうなることに何か不都合があるとでも?
3.音羽が僕を心底愛してくれているのはよくわかっているんだ。でもふとした瞬間に、音羽を僕無しでは生きていけないように作り変えてやりたい衝動に駆られるんだ。だって僕にとっては音羽がそういう存在なのだから。僕が音羽に執着して依存するのと同じくらい、音羽も僕がいないと駄目になってほしくてたまらない。だから音羽が勝手に外に出た時は、ある意味絶好の機会が巡ってきたと思ったんだ。悪いことをした子は、ちゃんと躾け直さないといけないのだから。必死で謝る音羽を無言で連れ帰った時、実は怒っていたんじゃなくてとってもわくわくしていただなんて、音羽には言えないな
- 590◆aATpbJGovQ25/09/26(金) 22:47:23
結果見越してわざと見逃しておいて傷心の子連れ帰るのえげつない…
激しくお仕置きしたって…
霧弥 dice1d3=2 (2)
1.「とても心配したんだ」とひたすら優しい言葉をかけて傷ついた音羽を慰め、「好きだ」「愛してる」って囁きながら、ちょっと彼女の気がおかしくなるまで情熱的にエッチし続けた。見事に音羽は僕のことがもっと大好きになったし、僕がいないと夜も日も明けない体になった。可愛い
2.激しくエッチしながら、勝手に外に出たことを強く責めてあげた。ちょっと虐めたり焦らしたりもしたかな。ごめんなさいと泣きながら謝り続ける音羽は、可哀そうで可愛かった。一通りやった後「それでも僕は音羽が好きだし、僕だけはずっと君の味方で傍にいる」と囁いて甘やかしてあげると、音羽はすっかり僕のことしか見えなくなっていた。鞭の後の飴ってよく効くよね
3.ちょっと音羽を快楽漬けにして、彼女が嫌なこと全部忘れて、気持ち良くしてくれる僕のことだけ考えられるようにしてあげただけだよ。もう生まれ育った場所のことなんか、彼女は全然思い出せないんだ。彼女の家族は僕と僕らの子供だけで、彼女の居場所はここ以外にない。素晴らしいことだよね
- 591◆aATpbJGovQ25/09/26(金) 23:21:16
初日から霧弥の好感度上げすぎてヤンデレ監禁エンドがほぼほぼ既定路線だったとはいえ、音羽さんったらどえらいことになって…
で、音羽さんはどんな形のエッチが好き?
人×人 dice1d100=3 (3)
小蛇の大群×人 dice1d100=30 (30)
大蛇×人 dice1d100=37 (37)
大蛇×蛇 dice1d100=28 (28)
どれも気持ちいいのが前提だけど数字が高いほど好み
- 592◆aATpbJGovQ25/09/26(金) 23:31:58
数値軒並み低めだな
お互いの姿にはあまり特別なこだわりはないのかもしれない
強いて言うなら蛇の霧弥とするのは嫌いじゃないし、体格や数で圧倒される立場も悪い気はしていなさそう
霧弥の方は…
人×人 dice1d100=4 (4)
小蛇の大群×人 dice1d100=46 (46)
大蛇×人 dice1d100=33 (33)
大蛇×蛇 dice1d100=100 (100)
- 593◆aATpbJGovQ25/09/26(金) 23:45:06
霧弥おまえ…
白蛇な音羽見てずっと可愛い可愛いってはしゃいでそうだな…
霧弥 dice1d3=2 (2)
1.実際可愛い
2.失礼な。綺麗だとも言ってるぞ
3.むしろ興奮しすぎて一周回ってスン…ってなってる
- 594二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 01:31:30
性癖歪んでる!?
- 595二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 03:21:21
ある意味ホラーだ
- 596◆aATpbJGovQ25/09/27(土) 08:01:01
音羽は dice1d4=4 (4)
1-2.普段は慣れ親しんだ人の姿でいるよ
3.特別な時だけ蛇になるようにしてるよ
4.あまりにも霧弥が喜ぶので、段々と蛇の姿をとる時間が長くなっていき…
- 597◆aATpbJGovQ25/09/27(土) 08:14:15
おっふ…これは完全にそうなるのも時間の問題か…
そのうち本当の意味で彼らの家は蛇の巣になるのかもしれない
黒蛇本体は…dice1d4=1 (1)
1.よく情事に乱入してくる
2.たまに乱入
3.基本的に霧弥と交代制
4.霧弥が出かけると寂しがって泣く音羽を慰めるために、優しく抱きしめて啼かせ続けてあげるよ
- 598◆aATpbJGovQ25/09/27(土) 08:16:24
dice1d3=1 (1)
1.大蛇のまま
2.大きさは適宜変える
3.人型にもなれるよ
- 599◆aATpbJGovQ25/09/27(土) 08:46:27
実質大蛇が二体…
音羽が潰れない…?
dice1d4=1 (1)
1.よく抱き潰されて気絶してる…
2.音羽の意識がなくても体は気持ち良さそうに反応するから問題ないよ
3.そのうち魔性の雌蛇になって大蛇二体を翻弄するようになるから見てなよ
4.トゲトゲとボコボコのついた大蛇のものでガンガン突かれることにドハマりしてくから大丈夫大丈夫。ほら音羽、蛇のあそこは一体につき二つあるから、まだ三つも残ってるよ。嬉しいね
- 600◆aATpbJGovQ25/09/27(土) 08:50:33
そらそうなるわ
音羽 dice1d3=2 (2)
1.できればひとりずつにして…
2.せめてもうちょっと手加減して…
3.でもすごく愛されてるって実感できるからやめるなんて考えられない…
- 601◆aATpbJGovQ25/09/27(土) 08:58:29
黒蛇たち
dice1d3=2 (2)
1.つい夢中でやっちゃう…やらかしたらしばらくはしおらしい態度で過ごす
2.動けない音羽の世話を甲斐甲斐しく焼いて楽しそう。あんまり反省も後悔もしてない
3.抱き潰されてボロボロになった音羽を見て「綺麗だ…」ってうっとりしてる
- 602◆aATpbJGovQ25/09/27(土) 09:03:00
こやつら…
こどもについては…
dice1d2=2 (2)
1.既に五人(匹?)いるからしばらくはいいかな…
2.数とか気にせず産めるだけどんどん産んでいくよ
- 603◆aATpbJGovQ25/09/27(土) 10:09:29
一回で卵を複数産むならすぐに大家族になりそうだな!
一応親族(?)枠かもしれない瀬尾は…
dice1d3=3 (3)
1.しばらく全然寄りつかないよ。平和だね
2.ちょくちょく遊びにくる
3.そのうち頻繁に顔を出すようになって入り浸りだした…
チビ達からの呼ばれ方
dice1d3=3 (3)
1.瀬尾
2.明さん
3.おじいちゃん!
- 604◆aATpbJGovQ25/09/27(土) 10:18:55
おじいちゃん暇なんか…?
というか誰がおじいちゃん呼び言いだした?
dice1d4=1 (1)
1.霧弥(嫌がらせ)
2.音羽(え?合ってるよね?)
3.気づいたらチビ達が勝手にそう呼んでた
4.瀬尾が自分でそうチビ達に名乗ったので…
なお黒蛇は瀬尾が意図的に分離した存在なので、瀬尾のdice1d8=4 (4) 割くらいの強さ
基本的に多少反抗的な態度はとれても、瀬尾のやることなすことを止めたりはできない
- 605◆aATpbJGovQ25/09/27(土) 10:25:24
おじいちゃん呼び、瀬尾の反応は…
dice1d4=4 (4)
1.時々しょっぱい顔してる…
2.別に気にしてない。好きに呼べ
3.割と嬉しそう。よしよし、おじいちゃんが遊んでやろうな
4.逆に霧弥のことをわざとらしく息子呼びし始めた(嫌がらせ)
- 606二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 10:43:38
性格悪いな
- 607二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 17:27:34
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- 608二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 17:48:33
消えてる?
- 609二次元好きの匿名さん25/09/27(土) 17:57:42
いやスレ主じゃなかったぞ >>607
- 610◆aATpbJGovQ25/09/27(土) 23:16:40
よ、よく似た親子だなー(白目)
音羽と霧弥は…
dice1d2=1 (1)
1.ずっと閉じた世界の中で、家族と仲良く暮らした
2.いつかふたり一緒になら、外の世界にも行ける日がやってくる
- 611◆aATpbJGovQ25/09/27(土) 23:41:46
霧弥さんマジでぶれねえな…
霧弥 dice1d2=2 (2)
1.音羽はずっと僕のことだけ見ていればいいんだ。あ、ちゃんと子供たちのことは許容してるから心配いらないよ
2.どんどん音羽の魅力が上がっていってる気がする…こんな綺麗で可愛くて実は超エッチな子が外に出たら、どれだけいやらしい視線に晒されるか…外出なんて絶対反対!
音羽 dice1d2=2 (2)
1.霧弥が駄目って言うなら仕方ないね…
2.外…?なあにそれ。そんなの知らないし興味もないよ…?
- 612二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 02:28:04
おいおい…
- 613二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 09:54:59
メリー…
- 614二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 12:50:56
これはバッドエンドなんだろうか?
でも本人幸せそうだしなぁ… - 615◆aATpbJGovQ25/09/28(日) 15:40:38
黒蛇様と最後の花嫁は、お互いに望み望まれて結ばれ、夫婦となりました
最後の花嫁は、最初で最後の本当の花嫁となったのです
子宝にも恵まれて、家族もたくさん増えました
黒蛇様の親のような存在である銀色の蛇神様も、彼らの仲を
dice1d2=1 (1)
1.微笑ましく思っているようです
2.興味深そうに観察しているようです
花嫁はその身を白き蛇に変え、黒蛇様とずっと仲睦まじく暮らしましたとさ
めでたしめでたし
- 616◆aATpbJGovQ25/09/28(日) 16:23:33
これにて本編終了!!
読んでくださった皆様、長いことお付き合いくださりありがとうございました!
以下、どうでもいい裏話とか説明し損ねてそうな設定紹介
・あの櫛と簪なんだったの?
花嫁役が身に着ける装飾品
いくつお守りとして機能させてくれるかは霧弥の好感度による
櫛は主に守りの役割、簪は武器として役立つ
材料は昔うっかり黒蛇が落っことした牙だったりするので、簪ブスッ!も実は結構やばい威力がある
櫛くんは音羽の霊力を吸って一時的に蛇の形になり、零司をもしゃもしゃしてそのまま黒蛇本体の元へ還った
最後には櫛も簪も消滅している
花嫁役なんてもういないからね
・ちょいちょい1d77で振ってるの何?
音羽の霊的な力や直感が働くかどうかの判定だった
数値の増減は難易度や音羽のおかれた状況による補正
・最初に瀬尾に着いていったらどうなった?
最初の方なので別にどうにもならない
あれは本当に瀬尾が親切にしてくれるだけ
だってせっかく呼んだ花嫁に勝手に野たれ死なれたらちっとも面白くなさそうだから
交流する時間を持つことで瀬尾との恋愛フラグが建造される可能性はある
・赤い実持っていって問題なかったの?
見つからなければどうということはない
霜一郎にもっと精神的余裕があったら見つかるか判定してた
見つかったら実と酒の追加オーダーが入って、ダイスの判定によっては朦朧とした音羽さんがエロいご奉仕させられたりする - 617◆aATpbJGovQ25/09/28(日) 16:35:36
・主な想定ルートは三つあった
まず前提として、最終的に村が黒蛇によって壊滅させられるのは確定している
主人公と、主人公が交流を深めた相手のみ生き残る可能性がある
だいたい水智家の誰と仲良くなるかでルートが分かれる予定だった
●水智霧弥
黒蛇の器だが、ほとんど黒蛇と同化済み
登場時の最初のダイスによってはもっと人外じみた見た目になっていたが、まさかの一桁だったので見た目はほぼ人間と変わらない
赤い実の肥料にするためにちょくちょく肉体を欠損させられては再生してるので、たぶん生まれた時のままな部分の方が少ないが
言動がやばくなっていっても見苦しく思われにくいように、なるべく主人公の年齢以下にしたかった。最大値で同い年になった…
とりあえず、こいつとある程度仲良くなっておけば主人公は死なない
本人的にはもうすぐ死ぬつもりでいるし、村が滅びるのも当然だろというスタンスだが、村の外から来た人間が死ぬのはちょっとな…とも思っているので、主人公には比較的親切にしてくれるし、なるべく死なないように配慮してくれる
主人公が友好的に接すれば、生き残るに足る好感度は簡単に稼げる
が、霧弥本人には基本的に生き残ろうとする意思がないのであっさり死ぬ
霧弥は死ぬが、その最後の願いだけは黒蛇が聞き届け、村人は全員食い殺される中、主人公だけは見逃される…みたいなのが彼のノーマルエンドである
二人で生き残るためには、主人公は霧弥とかなり親密になり、霧弥の考えを変えさせる必要がある
ただ仲良くなると霧弥は独占欲や嫉妬心を出してくるので、ヤンデレ心中or監禁エンドと隣り合わせ
また、霧弥は自分が忌み嫌われるのが当然であると認識しているため、基本的に主人公から強い恐怖や嫌悪の感情を向けられると、あっさりと身を引いてしまって戻ってこない(この場合でも主人公はちゃんと生き残らせてもらえる)
瀬尾の手を借りると二人とも確実に生き残れるが、その後二人して瀬尾の下僕になる生活が待ってるので、場合によっては死んでた方がマシだったかも…みたいなことになる可能性もある
トゥルーエンドは森とタタラ場で暮らそう的な感じで、それぞれのあるべき場所で暮らしつつ、適度に会いにいって共に生きていくよって感じになる予定だった - 618◆aATpbJGovQ25/09/28(日) 17:02:32
本編の霧弥…
黒蛇は周辺の蛇を操ることもでき、その情報は霧弥にも共有されるのだが、初期から霧弥は音羽を気にしており、かなり早い段階から霧弥の好感度は高めだった
夢の中で音羽が気持ちよさそうだったのでつい手を出したり、やっちゃってからの初恋フラグ回収と音羽からの好き好き攻撃でだいぶやばかったのだが、しまいには音羽に「責任取って幸せにしろ」と言われて完全にその気になった
この時点ですぐ死んじゃう彼の面倒くさい儚さ要素はぶん投げられていた…
起きてからの彼は音羽が後戻りできないようにしようと腹黒く画策しているのだが、もう一発音羽の好意をくらった後は「早く面倒事片付けて音羽と結婚したいな」くらいのテンションだったりする
霜一郎のことは従順な振りして油断させつつ、山の神域で黒蛇本体に遠隔で土砂崩れ起こさせて死亡させた後、死体は成長素材にできればなとか考えてた
予定外に先に零司をもぐもぐできたので、先に黒蛇を成体にして力を増強させることにした
儀式中の霧弥は本体の成長待ちで完了し次第動くつもりだったが、その前に音羽が自分のために頑張ってくれたのでまた彼の好感度はものすごく上がった
もうべた惚れである
霧弥は必要な外堀を埋めつつ、音羽を自分の支配領域に閉じ込める機会を虎視眈々と狙っていた
それを音羽が望まない可能性も考えてはいたが、音羽があまりにも霧弥のことが好きだと言葉でも体でも行動でも示しすぎていたので、怒られることはあっても嫌われることはないなと確信してチャンスが来たら迷いなく実行しにいった
途中で音羽が気絶しなくても結果はほぼ変わらないが、意識がある状態なら霧弥を説得して、連れていかれる前に両親に別れの挨拶くらいはできたかもしれない
主人公から霧弥への好意がかなり大きかったので、ヤンデレ監禁エンドが比較的軟着陸した形となった
ある意味霧弥にとってはこれがハッピーエンドかもしれない
狂気溢れる明るく幸せな家庭を築いていくことだろう
彼が邪神の系譜にふさわしく、凶悪で狡猾で執拗で色を好む猛毒の蛇神であるのも、音羽の示した深い愛という名の毒に頭をやられたただの一人の男でしかないというのも本当のことなのである… - 619◆aATpbJGovQ25/09/28(日) 17:04:20
〇水智零司
霧弥の兄
母親は水智雪恵だが、彼の血縁上の父親は先代当主(表向きは祖父)であり、そのことで両親から疎まれていた
彼は真実を知らないまま、自分が蛇覡になれなかったことが原因だと思い込んでおり、蛇覡であり両親が溺愛している(自分を放置して霧弥を連れていく両親が、零司にはそう見えていた)霧弥に対して劣等感と激しい嫉妬を抱いている
学業や家の仕事などを頑張っていた時期もあったが、それなりの結果を出しても誰にもちゃんと認めてもらえないことで鬱屈し、酒浸りの自堕落な生活を送っている
主人公に接触するのは、花嫁役を利用してどうにか霧弥への嫌がらせができないかと考えているため
ぶっちゃけクズな行動理由だが、悪いことや間違っていることをしている彼を主人公がちゃんと指摘し、怒ったり𠮟ったりなどしつつ真っ向コミュニケーションを続けると、そのうち心を開いてくる
水智家の闇のことは知っていたり知らなかったりするので、推理するためのヒントを引き出したり、探偵役主人公の助手(あるいは下僕…)として働かせることも可能
主人公が零司と信頼関係を築いた上で彼の重い尻を蹴飛ばして発破をかけるなら、彼は村を捨て、外で新たな自分のための人生を生きることを選べるだろう
実は能力的には優秀なので、決意さえできれば主人公を連れて一緒に村から脱出する手はずをきちんと整えてくれる
二人で生き残るならたぶん零司ルートが一番楽
なお、よっぽどのことがない限り、自分を犠牲に主人公を逃がすほどのメンタルは零司にはない
主人公を置いて自分が逃げようとはするけど(なおこの場合主人公は生き残れても零司は死ぬ)
本編では彼が最後の生贄になった - 620◆aATpbJGovQ25/09/28(日) 17:06:03
〇水智美雨
霧弥の妹(ダイス結果によっては姉になる場合もあった)
霧弥に対して恋心を抱いているため、花嫁役になる主人公に対してはかなり棘のある態度をとる
実際のところ、霧弥の毒に美雨は耐えられず、霧弥の方にも一切その気がないので、彼女が霧弥と結ばれることはない
彼女の両親である霜一郎と雪恵は、二人の間に生まれた娘を可愛がり、一族の後継者を産む優秀な母体として美雨を大切にしていた
彼らは当初美雨には零司の子を産ませるつもりで、昔から美雨にもそう言い聞かせて育てていた。だが、零司が度々言いつけに反する行動を取るようになったため、代わりに霜一郎が美雨を孕ませる方向に内々に変更されていることを美雨は知らない
この方針の変更により、美雨は霜一郎を深く愛している雪恵から微妙に冷たくされるようになったため、一見大事にされているように見えても彼女は潜在的な孤独感と人恋しさを抱えている
最初の態度こそ刺々しいが、もし主人公が霧弥となるべく距離をおき、美雨を他の人間より優先した行動をとるなら、実は彼女と仲良くなるのは難しくない
情が深く美しい親友ができることだろう
実は美雨は、近親婚以外の水智家の闇についてほとんど知らないため、彼女と一緒にいると主人公はある意味気楽に村を観光できたり、休暇を満喫できる
ただし霧弥の好感度が上げにくいので、美雨ルートに行くと主人公が生き残れる可能性が激減する
二人で生き残るには、美雨の中で主人公が霧弥より優先したい相手となる必要がある(なおかなり難しい…)
主人公一人だけならば、美雨が体を張って逃がそうとしてくれれば脱出できる。が、運が悪ければ目の前で美雨が黒蛇に食われることになる
本編では見えないところで死んでいる - 621◆aATpbJGovQ25/09/28(日) 17:08:11
特殊ルート:瀬尾明
蛇の姿を持つ邪神さん
お助けキャラ的ポジションだが、あれ実は大体こいつが元凶じゃね?って方
彼にとって霧弥は懐かない猫みたいなものなので、霧弥が多少反抗的な態度をとってもさして問題はないが、主人公はそうじゃないので嫌われる言動を続けているとある時サクッと消されます
ちょっと気に入られるくらいなら、観察対象としてちょくちょく干渉されたり、時には貴重な情報をくれたりもする
村が壊滅する時に主人公を助け出してくれたりはしない
恋愛フラグを複数回建築したり回収したりしていると、瀬尾に恋愛感情を持たれてしまう…
嫉妬のレベルも黒蛇の比じゃないので、主人公と仲良いどころかちょっとでも関わったやつは、老若男女どころか種族問わずに軽率に死んだり消滅したりする
「これでふたりっきりだな?」って言われてときめける主人公なら幸せになれるかもしれない - 622◆aATpbJGovQ25/09/28(日) 17:12:39
<主人公総評>
鳴神音羽
村の外からやってきた、祭りの花嫁役
彼女が村へやってくる経緯の裏には、黒蛇への生贄として彼女に目を付けた村長たちがこっそり手をまわしていたから、という事情がある
性格は真面目で素直で愛情深い
勘は良いが強かなタイプではなく、好きな相手と結ばれたら知らないうちに人間をやめることになっていた
村長一族の親戚なので実は黒蛇に殺される確率が高めだった
なお音羽さんは過去の出会い&初恋フラグを見事に回収したので霧弥の好感度が倍率ドン!したし、体(魂)の関係持った上で「責任とって」と言ったので早々に自分と霧弥の死亡エンドはなくなった
基本的に霧弥の好感度が上がる行動ばかりとっている
おかげで霧弥は音羽の愛情を一切疑うことがない状態に
音羽の愛の大きさと深さは間違いなく霧弥を救ったが、同時に霧弥の欲を助長し、やがて音羽自身を縛り付ける結果を招いたのだった
しかし音羽は霧弥を恨んだりはせず、彼を愛したことだって後悔していない
今の彼女にとっての日常とは、霧弥の傍で彼に愛され続ける日々のことである
言ったでしょう?
私が霧弥のものであるように、霧弥だって私のものだって
私がどこにも行けないように、霧弥だってどこにも行けないの
音羽は白く細長い体躯を、彼女よりももっと大きな黒い体へと巻き付けた
それだけで彼は喜びに震えてますます猛り、より奥を犯し尽くそうと躍起になって彼女を悦ばせる
腕なんてもう彼女には必要なかった
そんなもので囲い込まなくても、愛しい彼はずっと彼女に囚われているのだから
愛で出来た牢獄に閉じ込められたのは、彼女だけではなく…
- 623◆aATpbJGovQ25/09/28(日) 17:30:49
これにて本当に終幕です
想定とはかなり違うけど、一応タイトル通り和風ホラーな話にはなったかと思います
うん、本来こんなエロい表現が乱舞する予定ではなかったんだ…
読むのはいいけど自分で書くエロはかなり難儀しました
強いて後悔をあげるなら、音羽の剣道技能を活用できなかったこと
まあ、その布石はダイス神に選ばれなかったので仕方ない
たぶん音羽さんの一番の武器は愛なのさ…
音羽も霧弥も、彼らなりに幸せに生きていくことでしょう
さて、長くなりましたが、これにてこのスレは完結を宣言させていただきます
ここまでお付き合いくださり本当にありがとうございました - 624二次元好きの匿名さん25/09/28(日) 22:53:51
お疲れ様でした!
途中参加だったけど楽しく拝見させて頂きました - 625二次元好きの匿名さん25/09/29(月) 02:47:24
おつおつ