- 1◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 11:07:17
- 2◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 11:09:52
主人公は女性です
年齢は…
15+dice1d6=1 (1) 歳
- 3◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 11:11:14
16歳らしいです
高校生ですかね
身長
150+dice1d20=10 (10) cm
- 4◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 11:13:24
身長160cm
体つき
dice1d3=2 (2)
1.華奢でほっそりした体型
2.引き締まって健康的な体型
3.豊満でメリハリのある体型
- 5◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 11:14:27
健康的な体型らしいです
スポーツでもしてるんですかね
見た目の印象
dice1d4=3 (3)
1.可愛らしい
2.凛としている
3.艶やか
4.清楚
- 6◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 11:16:24
髪の長さ
dice1d3=2 (2)
1.ショート
2.ミディアム
3.ロング
- 7◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 11:19:30
髪はミディアムなので色々いじったりもできそう
健康的な見た目だけど、ふとした仕草が色っぽかったりするタイプなんですかね
性格の傾向
どちらかといえばおしゃべりはdice1d2=1 (1) (1.得意 2.不得意)
思っていることが顔にdice1d2=1 (1) (1.出る 2.出ない)
いざという時に押しがdice1d2=2 (2) (1.強い 2.弱い)
世話はdice1d2=2 (2) (1.焼く方 2.焼かれる方)
規則はdice1d2=1 (1) (1.守るもの 2.破るもの)である
- 8二次元好きの匿名さん25/08/17(日) 11:21:11
主人公というよりはヒロイン……?
いや主人公でいいのか - 9◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 11:23:16
真面目で素直で社交的な子らしいです
でも強引な意見には流されがちで、周りからは世話が焼けるタイプと思われていると
家族構成
1.いる
2.いない
父親 dice1d2=1 (1)
母親 dice1d2=1 (1)
兄弟姉妹 dice1d2=2 (2) (1の場合dice1d3=1 (1) 人)
- 10◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 11:26:32
両親そろってて一人っ子
多少のほほんとしてても許される感じで育ったのかもしれないですね
基本真面目なので大事に育てられてそうでもあります
主人公と上葉村の縁
dice1d3=2 (2)
1.全くない
2.親戚が住んでいる
3.知り合いが住んでいる
- 11二次元好きの匿名さん25/08/17(日) 11:27:59
親戚のところに泊まるのかな?
- 12◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 11:29:14
親戚がいるらしいです…
せっかくの夏休みだから遊びにおいでよって誘われた感じでしょうか
dice1d3=2 (2)
1.ものすごく遠い親戚だよ
2.祖父母の代で村を出たよ
3.両親の代で村を出たよ
- 13◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 11:31:02
上葉美村には…
dice1d2=1 (1)
1.主人公一人で行く
2.家族も一緒に行く
- 14◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 11:34:23
一人旅らしいです
16歳の娘を一人で村に行かせることについて両親は…
dice1d3=1 (1)
1.親戚の世話になれるからってさして心配していない
2.親戚から招待されたのは娘一人だけなので自分たちは遠慮した
3.どこか怯えているような…
- 15◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 11:36:17
さして抵抗なく送り出してくれたようです
可愛い子には旅をさせよって感じでしょうか
上葉美村のある場所は…
dice1d2=1 (1)
1.ものすごく山奥
2.絶海の孤島
- 16◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 11:39:13
山奥らしいです
電車やバスがなければ車で迎えに来てもらう感じですかね
主人公の名前
dice1d2=2 (2)
1.筒井夏姫
2.安価
- 17◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 11:40:17
デフォルト名じゃなくて安価になりましたか
では主人公の名前を三つ候補募集してダイスで決めます - 18二次元好きの匿名さん25/08/17(日) 11:53:55
鳴神 音羽(なるかみ おとは)
- 19二次元好きの匿名さん25/08/17(日) 11:58:40
峰山 阪奈(みねやま はんな)
- 20二次元好きの匿名さん25/08/17(日) 12:01:24
榊 樹里(さかき じゅり)
- 21◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 12:04:22
- 22◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 12:08:26
主人公の名前は鳴神 音羽(なるかみ おとは)となりました
音羽さんの趣味は…
dice1d7=2 (2)
1.弓道
2.剣道
3.合気道
4.薙刀
5.和太鼓
6.日本舞踊
7.安価
- 23◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 12:12:41
音羽は剣道をやっているらしいです
どれくらい強いの?
剣道 dice1d100=49 (49)
数字が大きいほど強い
- 24二次元好きの匿名さん25/08/17(日) 12:15:07
剣道家としては並くらいか
とは言え素人とやり合うなら有利取れるだろうけど - 25◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 12:21:46
特に可もなく不可もなく
良くも悪くも真面目に練習してる普通の子なのでしょう
オカルト的なものに関しては…
dice1d4=4 (4)
1.まったく信じていない
2.割と好き。興味がある
3.怖いから近寄りたくない
4.過去に色々経験があったり…
- 26◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 12:23:19
ちょっと離席します
- 27◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 14:20:40
続きやっていきます
オカルト的な事象は音羽にとって決して他人事ではないらしい
dice1d3=1 (1)
1.時々変なものを見たり聞いたり
2.人ならざるものによくちょっかいをかけられる
3.小さい頃からずっと奇妙な夢を…
音羽の持つ霊的な力の強さ
30+dice1d70=47 (47)
- 28◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 14:26:18
まあまあ強い霊力持ち
自分の力に関して音羽は
dice1d3=1 (1)
1.そういうものと受け入れている
2.できればなくなればいいと思うほど厭うている
3.人と違う力があるって良いなとポジティブ
- 29◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 14:28:43
そういうのも自分の一面って感じに受け入れているんでしょうかね
割とメンタルは安定してそうです
上葉美村の出身なのは…
dice1d2=2 (2) (1.父方 2.母方)の
dice1d2=2 (2) (1.祖父 2.祖母)
- 30◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 14:31:06
母方の祖母
その方は…
dice1d2=1 (1)
1.存命
2.他界
自分の実家とは…
dice1d2=2 (2)
1.疎遠
2.そこそこのやり取りはしてた
- 31◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 14:33:28
存命で親戚付き合いもしていたらしい
音羽は祖母から上葉美村について何か聞いているか?
dice1d2=1 (1)
1.はい
2.いいえ
- 32◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 14:36:33
孫に話して聞かせた話
dice1d3=3 (3)
1.自然豊かな場所
2.夏祭りの思い出
3.黒蛇様
- 33◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 14:41:53
音羽は思い出した
祖母の出身地では「黒蛇様」という神が祀られているという
黒蛇様はとても気性が荒く、ちょっとしたことで大暴れをして、そのたびに起きる水害に村人はとても困っていた
ある時…dice1d2=2 (2)
1.黒蛇様が一人の娘を見初めた
2.村の娘が黒蛇様へ嫁ぐと言い出した
- 34◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 14:49:44
心優しい村長の娘が、自分が嫁になるからもう暴れないでほしいと黒蛇様に頼んだという
dice1d2=1 (1)
1.娘は黒蛇様の住まう滝へと身を投げた
2.黒蛇様は娘を迎えに来た
- 35◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 15:06:04
娘の願いを聞いた黒蛇様は、それ以来無闇に暴れることをやめた
村人たちは黒蛇様のための神社を建てて、村の守り神として祀るようになったという
村長の娘のその後
dice1d2=1 (1)
1.嫁いだ後は人ならざる者となり、決して人前に姿を現さなかった
2.その身を蛇へと変じさせて、やがて夫の子も身籠ったという
- 36◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 15:10:27
音羽の感想
dice1d3=2 (2)
1.民話によくある話
2.娘は本当に自分から嫁ぐことを望んだのだろうか…
3.押しかけ嫁に黒蛇様はびっくりしただろうなあ
- 37◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 15:41:40
「鳴神音羽、さん…?」
名前を呼ばれ、ぼんやりと物思いにふけっていた意識が引き戻される
すでに電車とバスを乗り継いだ数時間の旅の後
それでもまだ目的の上葉美村は、歩いてたどり着ける距離ではない
最後の道のりは再従兄弟が車で迎えに来てくれるという話で、うだるような暑さの中、最寄りのバス停にて音羽は待ち合わせをしていたのだった
迎えに来てくれた再従兄弟
18+dice1d10=7 (7) 歳
dice1d3=3 (3)
1.優しそうな人
2.不愛想な人
3.軽薄そうな人
- 38◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 16:21:56
初めて会った再従兄弟、それもわざわざ迎えの車を出してくれた人の悪口は言いたくないと思いつつも、なんとなく彼の軽そうな態度に音羽はあまり良い印象を抱けなかった
「いやー音羽ちゃんに無事に会えて良かったよ。結構待たせたよね。俺ちょっと昨日飲みすぎたせいで寝坊しちゃってさー」
「は、はあ…こちらこそ、その、お手間をおかけしてすみません。今日はよろしくお願いします」
「いやいや全然いいよ。俺も現役女子高生とのドライブ楽しみにしてたし。あ、音羽ちゃんって彼氏いる?」
「……」
音羽には恋人が…
dice1d4=2 (2)
1.いる
2.好きな人ならいる
3.いない
4.今まで恋愛なんてしたことがない
そのことを…
dice1d3=3 (3)
1.正直に言う
2.適当に誤魔化す
3.黙秘権を行使します
- 39◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 16:46:48
親戚たちの上葉美村での立場
dice1d3=1 (1)
1.代々村長を務める家
2.村のそこそこの有力者
3.一般村民
- 40◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 21:43:27
「黙秘権を行使します」
嘘が苦手な音羽に選べる答えはこれしかなかった
「えー隠すことないのに。うーん、俺の見立てだとずばり、音羽ちゃんはdice1d3=2 (2) と思うね」
1.片思いしてる
2.恋人募集中だ
3.処女だ
- 41◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 22:12:07
「はあ、そうなんですか」
「…テンション低いなあ。あ、そういやここまで長旅だっただろうし、お疲れ気味なんだね。ごめんごめん。これからはなるべく黙って運転するから許してよ」
「…お願いします」
もはや反論する気も起きず、音羽はそれだけ言った
実際疲れていたのも事実だったので、助手席を少し倒してなるべく楽な姿勢を探した
dice1d3=2 (2)
1.しばらく外の景色を眺める
2.なんとなく運転席の再従兄弟の横顔を見ていた
3.少し眠ってしまおうか
- 42◆aATpbJGovQ25/08/17(日) 22:51:19
特別な理由はなかったが、なんとなく再従兄弟の横顔が目に入る
水智零司(みずち れいじ)
それが、この再従兄弟の名前だったはずだ
祖母のdice1d2=1 (1) (1.兄 2.弟)の孫で、25歳
学業はとても優秀だったと聞いていたけれど、想像していた人物像とはだいぶ印象が異なった
顔立ちは端正で、早々に音羽の荷物を取り上げて車まで運ぶ様はとてもスマートでもあったのだけれど…
(この人が私を見る目はなんだか…)
零司が音羽を見る目は…
dice1d3=1 (1)
1.獲物を付け狙う獣の目
2.なんだか空っぽで、ちゃんと自分を見ていないと感じる
3.まるで救いを求めているような目をしている
- 43二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 00:50:08
このレスは削除されています
- 44二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 08:04:51
このレスは削除されています
- 45二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 12:22:27
保守
- 46◆aATpbJGovQ25/08/18(月) 16:33:44
「あちゃー」
しばらく静かだった零司が声を上げたと思うと、ほぼ同時に車が止まった
零司の視線の先をたどれば…
dice1d2=1 (1)
1.蛇が道を這っている
2.蛇が路上でとぐろを巻いている
蛇の体は…
dice1d3=2 (2)
1.ごく普通の色
2.真っ黒
3.銀白色
- 47◆aATpbJGovQ25/08/18(月) 16:53:15
遠目でも異様に真っ黒な体をしているとわかる蛇が、悠々と道を横切っていく
「うちの村ではさ、蛇は神様の化身、または神の使いって扱いなんだ。だから蛇がやろうとしていることを邪魔しちゃ いけない。もちろん傷つけようとするなんて持っての外。これ、うちの絶対のルールだから、ちゃんと覚えておいてね。まあ音羽ちゃんなら大丈夫だろうと思うけどさ」
音羽に話しかけながらも、零司の目はずっと黒い蛇を追っている
少し上擦ったような零司の声には、奇妙な熱すら感じられて…
音羽は思う
その熱の正体はもしかして…
dice1d3=3 (3)
1.崇敬だろうか
2.憎悪だろうか
3.渇望だろうか
- 48◆aATpbJGovQ25/08/18(月) 16:57:39
蛇が通り過ぎるまで、さして時間はかからなかった
黒い蛇は…
dice1d2=2 (2)
1.最後までこちらを意に介することはなかった
2.一瞬だけこちらを見たような…気のせいだろうか
- 49◆aATpbJGovQ25/08/18(月) 21:38:03
蛇の姿が見えなくなると、車は再び動き出す
鬱蒼とした山の中を更に道なりに進むと、ほどなく目的地である上葉美村が姿を現した
山奥だけあって活気があるとは言えないが、敷き詰められた棚田のノスタルジックさと、濃い緑の木々から感じられる自然の豊かさには圧倒されそうになる
何か感じた?
dice1d2=2 (2)
1.はい
2.いいえ
- 50◆aATpbJGovQ25/08/18(月) 22:03:00
そのまま何事もなく水智家に到着した
「お、大きいお屋敷…」
テレビでしか見たことがないような典型的な日本屋敷が目の前にある
途方に暮れたように立ち尽くす音羽に、隣に立つ零司はあははと軽く笑った
往復を考えればかなり長時間の運転だったろうに、彼はさして疲労した様子もない
「広さと古さばかりが取柄なだけの家さ。音羽ちゃんもここの身内みたいなものなんだし、そんなに緊張しないでよ。ほら、リラックスリラックス」
零司は…dice1d2=2 (2)
1.なだめるように音羽の背を軽く数度叩いた
2.音羽の腰に手を回し、強引に体を寄せた
- 51◆aATpbJGovQ25/08/18(月) 22:07:45
音羽 dice1d3=2 (2)
1.意図がわからずひたすら困惑
2.やめてほしいけど、どうしたら…
3.無理!気持ち悪い!!
- 52◆aATpbJGovQ25/08/18(月) 23:04:59
望まぬ接触に衝撃を受けた音羽は、とっさに声も上げられず身を固くするばかりだった
そうこうしているうちに
dice1d2=1 (1)
1.エスカレート
2.零司が囁く
- 53◆aATpbJGovQ25/08/18(月) 23:42:19
激しく抵抗されないことがわかったからだろうか
男の動きは大胆さを増した
音羽の体の線を確かめるように撫でた手は、服の中にまで入り込もうとして…
(どうしよう…どうしよう…)
音羽 dice1d2=1 (1)
1.自分でなんとかしなくちゃ!
2.誰か助けて!!
- 54◆aATpbJGovQ25/08/19(火) 00:02:01
相手を拒絶する
dice1d2=2 (2)
1.言葉で
2.多少手荒な真似をしてでも
- 55◆aATpbJGovQ25/08/19(火) 00:12:42
嫌だ、やめろと訴えたところで、たぶん聞き入れてはもらえないだろう
幸いと言うべきか、零司は音羽が何もできないと思ってかなり油断しているはずだ
音羽は…
dice1d3=1 (1)
1.足払いを仕掛けて、驚いた零司の力が緩んだところでその腕から逃れた
2.足払いで相手を完全に転倒させた
3.2+追撃
- 56◆aATpbJGovQ25/08/19(火) 00:28:28
慣れないことをしたからだろうか
不意をついたはずの音羽の動きは、零司の体勢を少し崩したくらいのものだった
けれど、それで十分
チャンスを逃さず自由になった音羽は、そのまま零司と距離をとる
dice1d2=1 (1)
1.走って逃げよう
2.文句の一つも言ってやりたい
- 57◆aATpbJGovQ25/08/19(火) 00:35:58
そのまま音羽は脱兎のごとく逃走した
深く考えてのことではない
とにかくここから離れたい、その一心だった
進んだ先には…
dice1d3=1 (1)
1.神社
2.滝
3.ここはどこ…?
- 58◆aATpbJGovQ25/08/19(火) 08:57:53
夢中で走って走って、気づいた時には音羽は神社らしき場所へとやってきていた
dice1d2=1 (1)
1.誰かいる
2.誰もいない
- 59◆aATpbJGovQ25/08/19(火) 08:59:29
dice1d2=2 (2)
1.少年
2.青年
- 60二次元好きの匿名さん25/08/19(火) 12:13:24
さて
- 61二次元好きの匿名さん25/08/19(火) 18:48:13
保守
- 62◆aATpbJGovQ25/08/19(火) 20:17:24
一人の青年がこちらに向かって歩いてくる
音羽 dice1d3=1 (1)
1.格好いい人…
2.目立つ人だな…
3.人…かな…?
- 63◆aATpbJGovQ25/08/19(火) 21:04:31
サングラスで目元は隠れているが、青年がとても美麗な姿をしていることはすぐにわかった
dice1d2=1 (1) (1.長い 2.短い)dice1d2=1 (1) (1.褐色の髪 2.金髪 3.銀髪)は艶があって、落日の光を浴びて不思議な輝きを帯びている
華がある、という表現では見合わない気がした
見た目の若さに似合わぬ風格のようなものすら感じられて、音羽はついその存在から目を離せなかった
青年は目の前の音羽を見て…
dice1d3=2 (2)
1.小馬鹿にしたように鼻で笑った
2.気遣うように優しく微笑んだ
3.興味深そうに目を細めた
- 64◆aATpbJGovQ25/08/19(火) 23:36:22
「もうすぐ日が暮れる。女の子が一人で出歩くものじゃないよ」
「あ、あの…私…」
事情を説明
dice1d2=2 (2)
1.する
2.うまく言葉にできそうにない…
- 65◆aATpbJGovQ25/08/20(水) 00:08:45
「…………」
言うべきことはあったはずなのに、なんだか言葉にならなかった
どうして、こんなはずじゃなかったのに、なんで、どうしよう
そんな気持ちばかりがぐるぐると体をめぐっている
「……行くところに困っているなら、私と一緒に来るかい?」
黙ったままの音羽の様子を見かねたのだろうか
青年はそう提案してきた
差し出された手を…
dice1d2=1 (1)
1.取る
2.取らない
- 66二次元好きの匿名さん25/08/20(水) 08:35:40
仲間ゲットかな
- 67◆aATpbJGovQ25/08/20(水) 11:38:29
見知らぬ土地で頼れる相手もいない今、青年が差し出してくれた手は、音羽には地獄に垂らされた一筋の希望のように思えた
dice1d3=3 (3)
1.どこか浮ついた心地のまま、青年の手を取った
2.恐る恐る手を伸ばし、青年の手を取った
3.両者の手が触れる直前…
- 68◆aATpbJGovQ25/08/20(水) 11:41:26
???
dice1d100=8 (8)
感情の激しさ
dice1d100=70 (70)
- 69◆aATpbJGovQ25/08/20(水) 11:47:56
怒りの矛先
dice1d2=1 (1)
1.音羽
2.青年
- 70◆aATpbJGovQ25/08/20(水) 12:14:40
「何してるの」
音羽の手が青年のそれと重なる直前、怒りの籠った声がした
同時に、音羽の手がそれ以上動かなくなる
dice1d3=2 (2) が、ぎちぎちと音をたてんばかりに彼女の手首を掴んでいた
1.音羽より小さな手
2.音羽より大きな手
音羽 dice1d2=1 (1)
1.痛い…
2.痛みが気にならないほどびっくり
- 71◆aATpbJGovQ25/08/20(水) 12:15:37
- 72◆aATpbJGovQ25/08/20(水) 12:22:57
音羽
dice1d100=82 (82)
77-10=67以下で…
- 73二次元好きの匿名さん25/08/20(水) 19:46:53
age
- 74◆aATpbJGovQ25/08/20(水) 20:58:17
混乱に加え、強い痛みが音羽の集中をかき乱す
突如現れたのは、同年代くらいの少年だった
和装をしているが、着物も袴も黒いので神社の人なのかどうかはよくわからない
なぜ彼の怒りが自分に向けられているのかも
「だ…れ……」
なんとか吐き出された音羽の問いに少年が答えた
「僕の名前なら水智霧弥(みずち きりや)。関係性ならあんたの再従兄弟」
「え……」
「あんな“如何にも”なやつに付いていこうとするな、鈍感女。まったく世話の焼ける…」
音羽 dice1d3=3 (3)
1.こ、怖い…
2.よくわからないけど逆らわないでおこう
3.ちょっとわかりにくいけど心配されてた…?
- 75◆aATpbJGovQ25/08/20(水) 21:41:59
面識はないが、親戚を名乗った少年は嘘をついているようには見えない
もしかして彼は、自分を心配してきてくれたのだろうか
怒っている様子も、その感情の大きさの裏返しだとしたら…
「あの…私…」
「君が誰かをそんなに気に掛けるなんて珍しいね、霧弥。音羽のことがそんなに気に入ったのかい?」
青年が小さく笑った声が響いた
どうやらこの青年と霧弥という少年、二人は知り合いらしい
「おまえはさっさとこの女の前から消えろ、瀬尾」
「嫉妬は程々に。私は彼女が困っていたから助け船を出そうとしただけさ」
「要らぬ世話だ。いいから帰れ」
取り付く島もないといった感じの霧弥に、青年はさして気を悪くした様子でもなかった
むしろ面白がっているのかもしれない
最後に音羽に話しかけてきた
「……じゃあね音羽。また困ったことがあったら相談してくれても良いよ」
「え…?」
音羽 dice1d3=3 (3)
1.「お、お願いします…?」
2.「そういえば私、名乗りましたっけ…?」
3.霧弥に口を塞がれてそれ以上喋れなくなる
- 76◆aATpbJGovQ25/08/20(水) 22:04:14
口を塞ぐってどうやって?
dice1d10=3 (3)
1-5.普通に手で物理的に口を覆う
6-9.手で口を覆うというか掴まれる。痛い
10.キスして
- 77◆aATpbJGovQ25/08/20(水) 22:11:45
返答しようとした途端、霧弥の手で口を塞がれる
「あれ相手に言質取らせるな。確実に面倒になる」
と忠告らしきものも添えられて
霧弥のもう片方の手は…
dice1d2=2 (2)
1.音羽の手首を掴んだまま
2.さすがに今ので離した
- 78◆aATpbJGovQ25/08/20(水) 23:12:28
瀬尾と呼ばれた青年は
「手当くらいはするべきだよ」
と霧弥に向かって言うと…
dice1d2=2 (2)
1.瞬きの間にその場から消えていた
2.軽やかな足取りで去っていった
- 79◆aATpbJGovQ25/08/20(水) 23:16:53
「「……」」
場に沈黙が満ちた
霧弥 dice1d2=1 (1)
1.「…もう日が暮れる。付いてこい」
2.「痛かったか…?」
- 80◆aATpbJGovQ25/08/20(水) 23:20:55
音羽 dice1d2=2 (2)
1.黙って付いていく
2.水智家のお屋敷に行くのはちょっと…
- 81◆aATpbJGovQ25/08/21(木) 00:05:46
「あの…私、水智家に行くのはちょっと…」
正確には零司がいる場所に行きたくないのだが、彼の身内であろう霧弥に言うのも気が咎める
もちろん戻らないという選択が難しいこともわかっていた
持ってきた荷物だってあちらに置いたままなのだ
霧弥 dice1d2=1 (1)
1.「…知ってる」
2.「どうしても嫌なのか?」
- 82二次元好きの匿名さん25/08/21(木) 07:33:06
保守る
- 83◆aATpbJGovQ25/08/21(木) 12:09:31
「元からそっちに連れていくつもりはなかった。僕も生活の拠点はあの家じゃなくてこの神社だし。…ここなら零司も近寄らないから、そこは安心していい」
「あの、どうして零司さんとのこと知ってるの…?」
「見えたから」
「あの時あの場に居たの!?」
「それは違うけど」
「え?あれ?ええと、うーん……あなたは神社に住んでるの?」
「蛇覡(へびみこ)はそういうもの。…早く行くぞ」
そうして霧弥はdice1d2=2 (2)
1.さっさと行ってしまう
2.前を歩きながらも時々振りかえって音羽の様子を確認していた
- 84◆aATpbJGovQ25/08/21(木) 12:11:02
案内されたのは神社の敷地内にある…
dice1d2=1 (1)
1.客用の部屋
2.霧弥の部屋
- 85◆aATpbJGovQ25/08/21(木) 12:13:00
夕飯は?
音羽 dice1d2=1 (1)
1.お腹すいたな…
2.食欲ないです…
- 86二次元好きの匿名さん25/08/21(木) 19:52:38
待機
- 87◆aATpbJGovQ25/08/21(木) 22:26:33
二人で一緒にご飯…
dice1d2=1 (1)
1.食べるよ
2.音羽だけ
- 88◆aATpbJGovQ25/08/21(木) 22:39:46
出された食事は
dice1d3=2 (2)
1.肉ばかり
2.野菜ばかり
3.普通の家庭料理
dice1d3=3 (3)
1.とても美味しかった
2.普通に美味しかった
3.あまり食べた気がしなかった
- 89◆aATpbJGovQ25/08/21(木) 22:48:54
食事には肉や魚が使われている様子はなく、味付けも薄めだった
音羽の普段の食事とはかけ離れていて、なんとなく食べた気がしない
「ええと、霧弥さんはいつもこんな感じのものを食べられているんですか?」
霧弥 dice1d2=2 (2)
1.いつもこんなもの
2.祭りの前だけ
- 90◆aATpbJGovQ25/08/21(木) 22:53:28
「いや、今は祭りの前だから…その様子だと、気に入らなかったみたいだな」
霧弥はdice1d2=1 (1)
1.少しおかしそうに笑った
2.少し申し訳なさそうだった
- 91◆aATpbJGovQ25/08/21(木) 23:14:41
「え、いや、その…決して食べられないとかではなくてですね!もちろん食事を出していただいたことは本当に感謝しかなく…」
「あんた本当にわかりやすいな…まあ苦手なものは無理して食べなくていいから、できればもう少し付き合ってくれ」
そう言った霧弥は、どこか上機嫌そうに見えた
もしかしたら彼は、誰かと一緒に食卓を囲むことが普段あまりないのかもしれない、と音羽は感じた
「霧弥さんって、今おいくつですか?」
「僕の年齢?」
霧弥の年齢
13+dice1d3=3 (3) 歳
- 92二次元好きの匿名さん25/08/21(木) 23:15:26
このレスは削除されています
- 93◆aATpbJGovQ25/08/21(木) 23:21:57
「16歳だけど」
「え、同い年だったんですか?」
「実はそう。さて、同い年の再従兄弟に敬語使うの、やめる気になったか?」
音羽 dice1d2=1 (1)
1.なった…
2.な、なるべく頑張ります…
- 94◆aATpbJGovQ25/08/22(金) 00:10:28
「なった…というかごめん。もしかして気を悪くしてた?」
「別に。人から距離を置かれるのには慣れてる」
「だからごめんって…私、こっちの親戚のことは、迎えに来てくれるっていう零司さんのこと、しか…」
名前を出したせいだろう
今まで色々あって忘れていた昼間の出来事を思い出してしまった
嫌な感覚が生々しく蘇る
音羽は…
dice1d2=2 (2)
1.体の震えが止まらなくなった
2.内心己を叱咤して、なんとか表面だけは取り繕った
- 95◆aATpbJGovQ25/08/22(金) 08:24:36
「あの、さ…零司さんって霧弥の…」
「一応、兄に当たるね」
音羽の疑問に、霧弥はさらりと答える
再従兄弟と聞いた時から、予想していなかったとは言わないけれど…
「ねえ音羽。僕のこと、怖くなった?」
霧弥が問うてくる
こちらを見透かすように
音羽 dice1d5=2 (2)
1-3.全然怖くない
4.たぶん怖くない、と思う
5.ちょっとだけ…
- 96二次元好きの匿名さん25/08/22(金) 12:30:17
保守
- 97二次元好きの匿名さん25/08/22(金) 19:24:13
あげ
- 98◆aATpbJGovQ25/08/22(金) 20:28:41
「霧弥のことは全然怖くない」
音羽は迷いなく、はっきりとそう言えた
よくわからないことも多かったけれど、霧弥の態度に嘘はないように見える
信じていい相手に思えた
「……そう」
霧弥はdice1d2=1 (1)
1.少し複雑そうな顔をしていた
2.なんだか照れているように見えた
- 99◆aATpbJGovQ25/08/22(金) 20:46:36
「音羽はもうちょっと警戒心とか危機感を持つべきかもね。そんなあっさり相手を信用するから、すぐ悪いやつに騙されて利用される」
軽く肩をすくめる動作をして、霧弥が言う
音羽 dice1d2=1 (1)
1.「え?そうかな?」(自覚なし)
2.「そ、そうかも…」(一応自覚あり)
- 100◆aATpbJGovQ25/08/22(金) 20:57:15
音羽の様子に「処置なし」と霧弥は重い溜息をついた
「まあ、今夜はここに泊まればいいとして…dice1d2=2 (2) 」
dice1d2=1 (1)
1.いつ村を出る気だ?
2.明日からはどうするつもりだ?
- 101◆aATpbJGovQ25/08/22(金) 21:00:37
- 102◆aATpbJGovQ25/08/22(金) 21:18:11
「いつこの村を出るつもりだ?」
「ええと、予定では夏祭りの終わりまではいるつもりで…」
「……音羽、君は一刻も早くこの村を出た方がいい。せめて祭りが始まる前には…」
「え…」
音羽 dice1d2=1 (1)
1.どうして祭りの前なの…?
2.零司さんのこともあったし、確かに予定の変更は考えるべきだよね…
- 103◆aATpbJGovQ25/08/22(金) 21:53:35
「霧弥はどうして私を、祭りの前に帰そうとしているの?」
霧弥の顔は真剣そのもので、単に面倒がって音羽を帰そうとしているようには見えなかった
きっと何か理由があるはずだと音羽は思う
できればその理由を知りたいとも
「そ、れは…」
霧弥は言いよどむ
霧弥 dice1d5=4 (4)
1-2.言いたくない
3-4.音羽は知らないままでいてほしい
5.死なないでほしいから…
- 104◆aATpbJGovQ25/08/22(金) 22:01:21
「教えたくない。音羽はこんなこと全部、知らないままでいいんだ…」
霧弥はそう言って口を閉ざしてしまう
音羽 dice1d3=1 (1)
1.無理やり聞き出そうとする
2-3.とりあえず引き下がる
- 105◆aATpbJGovQ25/08/22(金) 22:21:02
そのまま部屋を出ていこうとする霧弥の腕を、音羽はとっさに掴んだ
「ねえ待って霧弥!どうして教えてくれないの!?」
「……」
「理由がわからないままじゃ、私だってどうするべきか決められないよ!」
「……音羽、離して」
「ちゃんと理由を教えてくれたら離してあげる」
「……」
霧弥 dice1d5=3 (3)
1-2.振りほどく
3-4.睨みつける
5.???
- 106◆aATpbJGovQ25/08/22(金) 22:34:54
音羽
dice1d100=74 (74)
77以下で…
- 107◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 00:50:10
霧弥は音羽を睨みつける
彼と目が合ったその瞬間、おかしいと音羽は思った
(さっきまではごく普通の色だったはずなのに…)
それなのに今は、燃えるような色をした双眸がそこにある
爬虫類を思わせる縦長の瞳孔が、自分に合わせて絞られるのが見えた
音羽の体は身動き一つできなくなってしまった
まるで、蛇に睨まれた蛙のように…
音羽は…dice1d2=1 (1)
1.気を失った
2.動けず、霧弥の腕を放してしまう
- 108◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 01:17:53
ふと気づくと、音羽は不思議な空間にいた
と同時に、これは夢なのだということも理解する
(こういうの、明晰夢って言うんだっけ…?夢だって自覚のある夢)
ごうごうと飛沫をあげる滝の傍にいるのに全く冷たくない
夜だというのに綺麗な虹がかかっている
夢でしかありえないと思いつつも、夢であるのが少し惜しく感じられるほどには美しい光景でもあった
そこにいたのは…
dice1d2=1 (1)
1.小さな黒蛇
2.黒い大蛇
- 109◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 01:19:50
夢での出来事
dice1d7=5 (5)
1.蛇を助ける
2.蛇を手懐ける
3.蛇に睨まれる
4.蛇に噛まれる
5.蛇に巻き付かれる
6.蛇が体の中に入る
7.安価
- 110◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 01:25:15
小さな黒蛇がやってきて、音羽の体に巻き付いた
音羽 dice1d5=3 (3)
1.楽しい
2.嬉しい
3.気持ちいい
4.怖い
5.痛い
- 111二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 08:10:46
ほう
- 112◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 09:46:00
音羽の感覚
dice1d2=2 (2)
1.鈍い
2.鋭敏
- 113◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 10:43:16
姿勢 dice1d3=3 (3)
1.立っている
2.座っている
3.寝ている
格好 dice1d3=3 (3)
1.白装束
2.肌襦袢
3.裸
- 114二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 10:45:40
これは起きた時に大惨事になってそうな…
- 115◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 12:00:05
生まれたままの姿で横たわる、無防備な音羽
黒蛇は彼女のdice1d2=2 (2) (1.腕 2.足)に巻き付くと、柔い肌をゆっくりと這い上る
冷たそうな見た目の印象に反して、存外蛇の体は淡い熱を帯びていた
つるりとした鱗の肌が何度も何度も触れて擦れて、時々不規則に強く締めつける
そのたびに走る感覚に音羽は息をつめ、どうしようもなく体を震わせた
それは紛れもなく快感だった…
蛇の進む先
dice1d4=1 (1)
1.頭
2.胸
3.下腹部
4.安価
- 116◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 12:20:55
黒蛇は音羽の顔の傍までやってきた
音羽を見つめる黒蛇の緋色の瞳
音羽にはそれが、何かの感情に燃えているように生き生きとして見えた
そこにあるのは…dice1d3=2 (2)
1.情欲だ
2.興味だ
3.どんな感情なのだろうか
- 117◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 12:22:24
蛇の長い舌がちろちろと音羽の唇を舐めた
口を開けろ、と言われた気がした
音羽 dice1d2=1 (1)
1.拒否しようと小さく首を横に振る
2.素直に口を開けた
- 118二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 12:35:55
拒否された蛇さん…
- 119◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 13:15:27
嫌だ、と音羽は思った
こんな風に興味本位に弄んでこようとするような相手には、例え夢でも自ら体を許したくない
本当なら初めては好きな人と…
音羽の好きな相手
dice1d3=3 (3)
1.部活の先輩
2.クラスメイト
3.昔一度会ったきりの、もうろくに顔も覚えていない相手
- 120◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 13:26:40
拒否された黒蛇の様子
dice1d3=1 (1)
1.苛立つ
2.悲しむ
3.訝しむ
- 121◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 13:33:55
顔をそむけた音羽に、黒蛇はひどく気分を害したようだった
緋色の瞳が怪しく光ると、巨大な黒い靄のようなものが黒蛇の体を覆う
それが晴れた時には…
dice1d2=2 (2)
1.巨大な一匹の黒い大蛇がそこにいた
2.周囲は無数の小さな黒蛇で満たされていた
- 122二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 13:36:40
ヒェッ
- 123二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 13:41:24
夢の中で嬲るつもりか?
- 124◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 14:52:01
数多の蛇が一斉に音羽の体に群がった
一見バラバラの存在に見えても、黒蛇たちはすべて一つの意思の元にある
敏感に刺激を感じ取る音羽の肌に隙間なく絡みつき、休むことなくうごめき続ける
ただ一人の女を“その気”にさせるために
それはとても情熱的で、残酷な愛撫だった
その衝撃に音羽は…
dice1d3=3 (3)
1.泣き叫んだ
2.声も出なかった
3.自分の中の何かが変わってしまった気がした
- 125◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 14:57:57
音羽 dice1d3=1 (1)
1.許しを請う
2.自分から求める
3.口を開いて…
- 126二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 15:02:05
音羽ちゃん起きたら色々漏らしちゃってそう
- 127◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 15:05:28
音羽の心はぽきりと折れてしまった
「許して!もうやめて!!全部言うとおりにするから!!」
与えられる拷問のような悦楽に耐えらず、怒らせてしまった黒蛇に許しを請う
黒蛇は…dice1d2=2 (2)
1.すぐにやめてくれた
2.まだ物足らないな…
- 128二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 15:08:20
強欲な蛇…
- 129◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 15:28:44
音羽の言葉を聞いた黒蛇は、一度群れの動きを止めてやる
そして音羽の顔に近寄ると、再びその舌で音羽の唇を舐めた
すぐさま音羽は、蛇の望みどおり自ら口を開く
黒蛇はすっかり素直になった音羽を褒めるように、するりと彼女の頬を撫でてやった
そして黒蛇自身も口を大きく開け、鋭い牙をむき出しにする
少しすると、蛇の牙には大きなしずくが溜まり、やがて重力に耐えられず滴り落ちていく
黒蛇の下にいる音羽の口の中へ…
音羽 dice1d2=2 (2)
1.甘い…
2.苦い…
- 130二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 15:40:25
このレスは削除されています
- 131◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 15:43:02
次々に滴り降りてくる苦い滴に、音羽は顔をしかめた
この滴はきっと毒だ
けれど音羽はこれを飲み下さなければならない
(だって、この黒蛇の目はそうしろと言っているから…)
しばらくして口内にかなりたまったそれを、意を決して嚥下する
すべてちゃんと飲んだと証明するために再び口を開くと
黒蛇はdice1d2=2 (2)
1.上機嫌そうに音羽に自らの体を絡ませた
2.褒めるように音羽の舌と自らの舌を絡ませた。ちょっとだけ甘い…
- 132◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 16:07:03
音羽の舌使い
dice1d2=2 (2)
1.上手
2.下手
ついでに胸の大きさ
dice1d5=3 (3)
1.B 2.C 3.D 4.E 5.安価
- 133◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 17:36:24
かすかにする甘い味に惹かれて、音羽は懸命に舌を動かした
けれど音羽の拙い舌使いは、黒蛇に翻弄されるばかりで
攻防ともいえぬやり取りに夢中になっていたせいで、周囲の状況の変化にも気づくのが遅れた
「え…」
一度は引いたはずの黒蛇の群れが、再び音羽の体に取りついていた
思わず音羽はdice1d2=1 (1)
1.驚愕の視線を目の前の黒蛇に向けるが
2.機嫌を取ろうと媚びるような視線を目の前の黒蛇に向けるが
黒蛇はdice1d2=2 (2)
1.まるで教え込むようにゆっくりと音羽の舌を絡めとった
2.さらに激しく舌を動かして音羽を攻め立てるのだった
- 134◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 17:39:41
黒蛇たちの動きはdice1d2=2 (2)
1.焦らすようにゆっくりだった
2.ひたすらに容赦がなかった
- 135◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 17:49:59
音羽 dice1d3=3 (3)
1.夢なら早く覚めて…
2.誰か、助けて…
3.気持ちいいよう…
音羽の体は…
dice1d2=1 (1)
1.ぐったりとしてもう少しも力が入らない
2.少しずつ自分から足を開いて…
- 136◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 18:34:14
もう何も考えられない
蛇たちから与えられる快楽を、音羽はひたすら享受するしかなかった
胸を包むように這いまわる蛇が少し場所をあけると、その隙間からピンとはみ出た胸の先端
それをあの黒蛇は、まるで音羽に見せつけるようにゆっくり舌でなぞっていく
音羽はまた痺れるような快感に脳を焼かれるとともに…
dice1d2=1 (1)
1.更に苛まれる未来を予感した
2.体の奥底が疼くのを感じた
最後まで、するのだろうか…
dice1d2=1 (1)
1.はい
2.それはまた後日
- 137二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 18:42:00
交尾玉かな?
- 138◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 18:54:18
本番行為の時は…
dice1d3=3 (3)
1.このまま蛇の群れでやります
2.大蛇になります
3.人型になります
- 139◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 20:16:12
人型の時、その姿形に蛇的な要素は…
dice1d2=2 (2)
1.あるよ
2.ほとんどないよ
- 140◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 22:36:27
胸の頂点を入念に弄られることに気を取られていると、蛇たちによって徐々に音羽の両足が開かれていく
音羽はdice1d2=2 (2)
1.気づいた時には更にあられもない恰好になっていた
2.それに気づいても、人形のように好きに動かされるしかなかった
音羽 dice1d2=2 (2)
1.恥ずかしい…
2.いちいち全部気持ち良すぎて羞恥を覚えるどころじゃない
- 141◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 22:47:36
音羽の秘められた場所はあらわにされ、蛇たちは…
時にその細長い体を擦り付け dice1d100=16 (16)
時に繊細な部分を舐め dice1d100=42 (42)
時には自らの細い尾を泥濘に入れては激しく身をよじった dice1d100=79 (79)
(数字が大きいほど頻度が高かった)
- 142◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 23:09:56
すっかり仕上がった音羽の体から、突如蛇たちが離れていった
それに音羽はdice1d3=3 (3)
1.少しほっとしてしまった
2.なんだか嫌な予感がした
3.なんだかちょっとだけ寂しいと思ってしまった
dice1d2=1 (1)
1.正面から
2.後ろから
- 143◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 23:27:22
周囲を取り巻いていた蛇たちがいなくなり、再び無防備になった音羽の腰が掴まれ、強く引き寄せられた
熱くて大きい掌に、転がる音羽を覆える体躯
たぶん男性だということはわかったが、暗いせいだろうか、その顔はよく見えない
音羽 dice1d2=1 (1)
1.それでも、なんだか覚えがあるような気がした
2.この世界にも人はいたんだ
- 144◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 23:28:50
音羽 dice1d100=42 (42)
77以下で…
- 145二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 23:29:19
もしかして初恋の人だったり?
- 146◆aATpbJGovQ25/08/23(土) 23:43:48
音羽は重くてしかたない両腕を、なんとか気力で持ち上げた
ゆっくりと見えない『彼』の顔へと手を伸ばす
恐怖はなかった
だって音羽は『彼』のことなら全然怖くないのだ
「きり、や…?」
それはほとんど確認のような問いかけ
人影は…
dice1d2=2 (2)
1.話す
2.手を握る
- 147◆aATpbJGovQ25/08/24(日) 00:11:05
彼は、霧弥は、自分へと伸ばされる音羽の手を、自らとりにいった
お互いの指を交互に組み合わせて手を握り、そのまま地面へと押し戻して…
「音羽」
たぶん霧弥はdice1d2=2 (2)
1.笑っていた
2.呆れていた
「力抜いててね」
dice1d2=1 (1) 、音羽は貫かれた
1.まったく痛みを感じられないまま
2.わずかな痛みとともに
- 148二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 01:39:01
どうなるんや……
- 149◆aATpbJGovQ25/08/24(日) 09:34:24
音羽は…
dice1d3=1 (1)
1.状況がよく理解できなかった
2.信じ難かった
3.恍惚とした
- 150◆aATpbJGovQ25/08/24(日) 10:05:01
音羽には最初、何が起きたのかよくわからなかった
誰かの熱が少しの痛みもなく、自分の中を犯していく…
「霧弥…?今、何して…」
「ああもう本当に!魂まで無防備だなんて…こんなの…」
霧弥 dice1d2=2 (2)
1.僕が守ってやるしかないだろう…?
2.いっそ丸呑みにしてやろうか…?
- 151◆aATpbJGovQ25/08/24(日) 10:11:00
音羽 dice1d2=1 (1)
1.お腹すいてるの…?
2.さすがに食べられるのはちょっと…
- 152◆aATpbJGovQ25/08/24(日) 10:16:54
「霧弥…」
音羽 dice1d2=1 (1)
1.私のこと食べたいの…?
2.あんな美味しくない食事食べてるからだよ…
- 153◆aATpbJGovQ25/08/24(日) 10:18:08
霧弥 dice1d2=2 (2)
1.食べたい
2.食べないよ…
- 154◆aATpbJGovQ25/08/24(日) 10:22:32
「音羽のことは食べないよ。でもその代わり…」
霧弥 dice1d2=2 (2)
1.抱きしめてほしい
2.ずっとそばにいてほしい
- 155◆aATpbJGovQ25/08/24(日) 10:23:31
音羽の返事
dice1d3=3 (3)
1.いいよ
2.霧弥の態度次第かな
3.私、好きな人が…
- 156◆aATpbJGovQ25/08/24(日) 10:30:02
「霧弥のためなら色々してあげたいと思う。本当だよ?でも私にはずっと好きな人が…」
音羽の言葉は…
dice1d2=1 (1)
1.続く
2.遮られた
- 157◆aATpbJGovQ25/08/24(日) 11:17:42
「私、小さい頃から色々と変なものを見たり聞いたりして、でもそれが普通の人には見えないこともわかってたから誰にも言えなくて…いつも一人でこっそり泣いてた。その時は旅行先で、隠れて泣いてるところをうっかりその子に見られて。うん正直その時自分が何を言ったかはよく覚えてないなあ…全然うまく言葉にできなくて悔しかったのはしっかり覚えてるけど」
音羽が語るのを霧弥は…
dice1d2=2 (2)
1.静かに聞いている
2.自嘲気味な笑みを浮かべて聞いている
- 158◆aATpbJGovQ25/08/24(日) 11:32:58
「でもその子に言われたことはよく覚えてる。『僕には君がとても綺麗に見えるよ』だって!ませてるよねー。あれたぶんお互い4、5歳くらいだったと思うんだけど。でも自分がおかしいんじゃないか、変な子なんじゃないかって思ってた私にとって、あの子がそう言ってくれた言葉はとても嬉しくて…彼の声も、顔も、もうろくに思い出せやしないんだけど、それでもずっと私は…」
音羽 dice1d2=2 (2)
1.霧弥は、こんな誰かへの思いを抱えたままの私でいいの?
2.だから私じゃ霧弥の望みを叶えてあげられないと思う
- 159◆aATpbJGovQ25/08/24(日) 12:18:59
(あれ…?そういえば、なんだかちょっと…)
音羽 dice1d100=74 (74)
77以下で気づく
- 160二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 12:34:55
気づいたか
- 161◆aATpbJGovQ25/08/24(日) 16:21:42
朧げな記憶の輪郭が、今目の前にいる霧弥の姿と重なる
「ねえ霧弥、もしかして…」
音羽 dice1d2=1 (1)
1.霧弥が『私の好きな人』…?
2.成長してすごく格好良くなった…?
- 162◆aATpbJGovQ25/08/24(日) 16:27:00
霧弥は…
dice1d3=2 (2)
1.黙ってキスをした
2.頬を赤く染めていた
3.心底困ったという顔をした
- 163◆aATpbJGovQ25/08/24(日) 16:50:32
「本当に君は、状況わかってるのかな…?夢の中とはいえ自分の体いいようにされて、無理やり犯されてるんだぞ?それなのに君を滅茶苦茶にした男のことが好きだなんて…ずっと君は僕のことが好きだったなんて、そんなことが…」
霧弥は顔を赤くしたまま言い募る
動揺しているのか妙に早口だ
音羽 dice1d3=2 (2)
1.私は霧弥が好き
2.霧弥も私のことが好きだったの?
3.霧弥だから気持ちよかったんだね
- 164◆aATpbJGovQ25/08/24(日) 17:21:06
「もしかして、霧弥も私のことずっと好きだったの?だから神社で行くところのない私を助けてくれたし、今もこんな…」
音羽は… dice1d3=3 (3)
1.二人の繋がった場所をちらりと見て、今更ながら恥じらった
2.無垢な少女のような笑みで、霧弥の返答を期待して待っている
3.自分の中にある霧弥の熱の大きさを意識して、思わずそれを締め付けてしまう
- 165二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 18:07:35
異類婚姻譚に移行しそうだが なるべく避けるとはいえバッドエンドありの因習村なんだよな
- 166二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 18:08:43
蛇神より村人がヤバいパターンかな
- 167◆aATpbJGovQ25/08/24(日) 20:58:21
霧弥 dice1d3=1 (1)
1.ごめん…
2.頼むから煽るな
3.音羽もだいぶ乱れてたと思うが
- 168◆aATpbJGovQ25/08/24(日) 21:13:19
「それはごめん…一度離れようか」
霧弥は気まずそうに言う
音羽 dice1d3=1 (1)
1.わかった
2.えっとその…霧弥はそれで大丈夫なの…?
3.離れたら寂しい…
- 169◆aATpbJGovQ25/08/24(日) 21:24:38
二人が離れる時にトラブル…
dice1d2=1 (1)
1.あったよ
2.なかったよ
そういえば霧弥って…
dice1d2=2 (2)
1.裸ですね…
2.乱れてるけど服は着てる
- 170◆aATpbJGovQ25/08/24(日) 21:29:00
トラブル
dice1d2=1 (1)
1.音羽がちょっとした刺激で喘いでしまって…
2.霧弥がやっぱり我慢できなくなって…
- 171◆aATpbJGovQ25/08/24(日) 21:52:40
「あうっ!だ、だめぇ…そこ…ひぃ…もっとぉ…やさしっ!!あぁ、そこ、きもちいよおぉ…きりや、たすけ…たすけ、て…わ、たし…もうっ…ひああ!」
霧弥が自身を引き抜こうと少しでも身動きすると、そのたびに音羽の体が敏感に反応してしまう
霧弥 dice1d4=3 (3)
1.新手の拷問か…?
2.今のもいいのか…覚えておこう
3.ちょっとだけならばれないか…いやいやそれは…
4.良い声…
結果 dice1d3=3 (3)
1.なんとか頑張ってさっさと終わらせた
2.ちょっと時間はかかったがなんとか離れられた
3.妙に時間がかかった気がするがたぶん気のせいだろう
- 172◆aATpbJGovQ25/08/24(日) 21:55:47
音羽さん裸でしたが…
dice1d2=1 (1)
1.裸のままでお話
2.どこかから霧弥が服出してくれたのでそれを着た
- 173◆aATpbJGovQ25/08/24(日) 22:55:11
改めて二人はdice1d2=2 (2) 、話をすることにした
1.向かい合って座り
2.隣に並んで座り
もう隠しても無駄だろうし正直に言うけれど、と霧弥は話し出す
「確かに僕は昔、音羽と会ってる。村の掟や仕来りを何も知らないで無邪気に接してくる音羽は、僕の目にはとても綺麗に、眩しく映った。君が感情を揺らすたび、僕は冷えた自分の心を温められて…ずっと君が僕の傍にいてくれればいいのにと思った。でも、綺麗な君が村の色に染まってしまうのは嫌だったから、僕は決してそれを望むまいとも思った」
- 174◆aATpbJGovQ25/08/24(日) 23:18:27
「久しぶりに会った音羽は綺麗なままで、だからやっぱり僕は君をそのまま外の世界に帰してやろうと思ってた。でも、本当は……黒蛇も僕の本音はよくわかっていたんだろうな…」
「うん?ええと、もしかして私勘違いしてた?ここにいた黒蛇って、霧弥じゃないの?」
「そうだけど、そうじゃないとも言える」
ちょっとややこしいのだけれど、と霧弥は苦笑する
「音羽は村で祀られてる黒蛇様の話は知ってる?」
「昔は暴れん坊だったけど、村長の娘をお嫁さんにもらってからは守り神になった、だっけ…?」
「そう。でもその話はかなり脚色されている。黒蛇はただそこに在るだけだ。あれは巨大なエネルギーの塊みたいなものだから、居れば土地が豊かになったり、黒蛇以外が起こす災いを退けるとかの恩恵はあるけどね。あいつがここにいるのは都合が良いから、ただそれだけ。人間を守る存在なんかじゃないんだよ」
音羽 dice1d2=2 (2)
1.都合が良いって?
2.それが霧弥のこととどう繋がるの?
- 175◆aATpbJGovQ25/08/25(月) 00:22:44
「村長の一族は霊的に優れた能力を持っていたんだ。そして自分たちなりに黒蛇に干渉する術を見出した。それが蛇覡(へびみこ)。今の僕の立場だね」
「蛇覡…巫女みたいなもの?」
「強いて言うなら依り代が近いかな。神を依りつかせることができる人間。それを用意することで村長の一族はある時は僅かながらも黒蛇の力を得て振るい、ある時は黒蛇の意向を知り上手く活用することできた。水智家が莫大な財産を築くことができた理由もそこにある」
「ああ、あの大きなお屋敷…」
「もっとも僕の場合は色々特殊で、魂まで黒蛇と深く繋がっていてかなり同一化してる部分もあるから、別の存在とも言い難くなってるんだけど…まあ二重人格みたいなものだと思えばいいよ。もう分けるのは無理ってお墨付きも頂いてるから、どっちも僕で間違ってはいないし」
「ええと、つまり…」
音羽 dice1d3=2 (2)
1.霧弥は黒蛇で黒蛇は霧弥だけど、黒蛇の行動全部が霧弥の思い通りってわけにはいかないってこと?
2.霧弥は私のことを遠ざけたかったけど、傍にいてほしかったのも本当だから勝手に黒蛇が私を夢の世界に呼んだってこと…?
3.霧弥は優しいけど、本当は激しいのも結構好み…?
- 176二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 02:36:51
この漢字初めて見たな
- 177◆aATpbJGovQ25/08/25(月) 08:34:15
音羽の問いに霧弥は頷く
「そんな感じだね。僕の潜在的な望みだけじゃなくて、黒蛇の方も君のことが気になってたみたいで…夢を通して君の魂を自分の領域に招き入れた。ここは夢の延長線上であり、あいつが支配する異界でもある」
霧弥は…
dice1d2=2 (2)
1.音羽を抱き寄せた
2.音羽の顔を覗き込む
「だから、ここであったことを、なかったことには出来ないよ」
そう言った霧弥は、確かに蛇の目をしていた…
- 178二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 10:02:03
このレスは削除されています
- 179◆aATpbJGovQ25/08/25(月) 11:56:21
音羽 dice1d3=1 (1)
1.それなら、夢から覚めても、ここでの出来事はちゃんと覚えていられるんだね
2.できれば色々忘れたいかも…
3.け、結婚式の日取りはいつにしますか!?
- 180◆aATpbJGovQ25/08/25(月) 12:06:12
「もしも忘れちゃったらどうしようって心配だったから、それ聞いて安心したよ。だってその…せっかく好きな人と両思いだってわかったんだし…」
「音羽…」
霧弥 dice1d2=1 (1)
1.本当に君は、こんな僕を受け入れてくれるのか…
2.黙って押し倒す
- 181◆aATpbJGovQ25/08/25(月) 13:21:28
「僕は、まともな優しさなんて知らずに育ったし、村の今後がどうなろうが、正直死ぬほどどうでも良かった冷血漢だ。音羽のことは大事にしたいけど、実はやらしいこともいっぱいしたいし、そういう意味でなら泣き叫ばせたいとすら思ってる。後、すごく嫉妬深い。よそ見されようものなら、ちょっと自分でも何しだすかわからないくらいには。……それでも音羽は嫌じゃない?僕が好きなまま、ずっと一緒にいてくれる?」
音羽 dice1d4=4 (4)
1.ふ、不束者ですが…
2.すれ違いそうになったら話し合おう
3.恋人からの束縛ってちょっとドキドキしちゃうかも…
4.私のことこんなエッチな体にした責任とってね
- 182二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 18:16:21
これはまた…
- 183◆aATpbJGovQ25/08/25(月) 19:36:52
「…霧弥はどうしても私に言わせたいんだね。予防線張って、なんとか私から言質とって安心したいんだ。でもね…」
「音羽…?」
「私だって…私だって不安なんだよ!」
音羽は…
dice1d2=2 (2)
1.怒っていた
2.泣いていた
- 184◆aATpbJGovQ25/08/25(月) 19:39:38
「霧弥は何だか特別な存在みたいだし、私のこと綺麗だっていうのも村の人間じゃないからって理由だった。それなら、村の人間じゃなければいいなら、別に私じゃなくても…それこそ外の女の子なら誰でもいいんじゃないの?嫉妬深いっていうけど、そうなるのって本当に私のこと特別に好きだから?霧弥は成長してすごく格好良くなったし、ちょっと村の外に出たら綺麗な女の子がたくさん寄ってきて、私よりそっちの方がよくなったり…」
「お、音羽…?ちょっと落ち着いて…」
「私にばかり言わせたり選ばせようとするなんて、ずるいよ霧弥は!私はまだ、ちゃんと霧弥から好きって言葉ももらってないのに!!」
「あ、あれ…?伝えてなかったか…?」
「ちゃんと、はっきり、言ってほしいの!それっぽく匂わせるとかじゃなくて!!」
霧弥 dice1d2=1 (1)
1.は…?
2.そ、そうか…
- 185◆aATpbJGovQ25/08/25(月) 20:04:25
「そのピンときてない反応…やっぱり霧弥にとって私はその程度の存在なんだ。私にとってはずっと忘れらない、初恋、だったのに。ファーストキスだって好きな人のために大事にとっておこうって…そんななのにあ、あんな初体験で…零司さんに無理やりされた時と全然違って、ちょっと触られるだけですっごく乱れちゃう自分が信じられなくて、私本当はこんなふしだらな女だったのって愕然として…でも結局全部霧弥になら許せるかなって…今だって私色々我慢してるのに…思い出したら中がキュンってしたりとか…うう…やっぱり好きぃ…霧弥に、触ってほし…ぃ…嫌いにならないで…こんなのちっとも綺麗じゃ…わかってるけど、でも…」
耐えられないとばかりに、音羽は自らの体をかき抱く
赤く染めた頬を涙に濡れさせ、霧弥を見上げる潤んだ瞳はどこか挑発的だった
「霧弥…私、霧弥のせいですごくエッチな体になっちゃったの…こんなの、こんなの…責任とって幸せにしてよ!私一人だけ、ずっとずっと好きでいてよ!そうじゃなきゃ許さないから!!」
そこまで言い切った音羽は…
dice1d3=3 (3)
1.その場で泣き崩れた
2.口を塞がれた
3.抱きしめられた
- 186◆aATpbJGovQ25/08/25(月) 22:49:31
霧弥 dice1d3=3 (3)
1.好きだ…
2.君だけが…
3.綺麗だ
- 187二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 02:37:50
このレスは削除されています
- 188二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 10:32:01
このレスは削除されています
- 189二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 17:17:55
さげ
- 190◆aATpbJGovQ25/08/26(火) 22:25:27
くずおれそうになった音羽を、霧弥が掬うように抱きしめた
「音羽、そんな顔するな」
「ご、ごめっ…私、全然綺麗じゃない…こんなわがままで嫌な女ぁふぇっ…ふぅ…あぁん…ん…な、なんで急にこんなぁあああ!ひいぃっ」
「いいや、昔も今も君は綺麗だ。さっきの情熱的な告白も…正直とても興奮した」
「ちょっ…なっ…ええっ!?」
音羽 dice1d3=2 (2)
1.涼しい顔してるけど不埒な動きをするその手は何!?
2.私すごく身勝手な要求しかしてないよ!?
3.なんか艶のある声ですごいこと言われた!?
- 191◆aATpbJGovQ25/08/26(火) 22:28:39
「音羽の本音を聞けてとても嬉しかった。ありえない想像をして嫉妬に身を焦がす姿は可愛かったし、僕が触れたらすぐ堕ちちゃう体もとても魅力的だ。でも…僕の気持ちを疑うのは頂けない」
そう言った霧弥は少し、苛立っていた時の黒蛇を想起させて…
音羽は…dice1d2=2 (2)
1.反射的に許してほしいと思ってしまい
2.あの時与えられた耐え難い悦楽すらも思い出して
自分を追い詰めてくる霧弥の手に対し、抵抗する気を完全にそがれてしまう
- 192◆aATpbJGovQ25/08/26(火) 22:31:25
「僕が村の外のことをよく知らないと言われれば否定はできないけど、この先どれだけ都合の良い人間が現れようが、音羽に対して抱く思いと同じものは持てないと思う。元々僕は別に孤独が苦になる性質でもないし。音羽だから一緒にいたいんだよ、僕は」
「ゆ、指…あっ…やっ…そこ敏感なのにぃ…あぁんっ…い、いじめないで…わ、たし…まだ、ちゃんと話…ううっ…音立てないでぇ…」
ピチャピチャと淫らな水音が響く
霧弥は音羽に聞かせようと、わざとやっているのだ
「ふふ、本当によく濡れてる…これも音羽が僕のこと大好きだからこうなっちゃうんだよな。可愛い」
音羽 dice1d2=1 (1)
1.快楽に負けてもう目が蕩けている
2.なんとか気力を振り絞り、キッと霧弥を睨む
「そ、そうだよ!霧弥が、触るから…そのせいで私…ああんっ!なか、ナカはだめぇ!!」
「本当に君は迂闊だな…勿論、そういうのも僕相手にやるなら悪い気はしないんだけどね…」
- 193◆aATpbJGovQ25/08/26(火) 22:34:34
「でも僕もちゃんとはっきり言わずにいたのは悪かったよ。僕が言葉足らずだったから、音羽を不安にさせてたんだよね。もう同じ過ちは犯さないから、どうか聞いてくれ。音羽、僕は君が好きだ。唯一の存在として愛してる」
「っ…!!?」
「あ、今すごく締まった。もしかして音羽、今の言葉だけで…」
「ううう…やだぁ…言わないでぇ…だって、嬉しくて…おなかが…奥が勝手にキュンってするのぉ…あああ今そんな動かされたらあぁ!…あ、あ…それ霧弥の、はいってぇっ!……はあっ…あっ…ふぅっ…霧弥好きぃ…好き…私も愛してるの…ひゃぁん!…ううぅ…好きって言われて…ずっと気持ちいいの止まんないの…うれし…しあわせ…」
「…そうだよな。もしも拒絶されたら、嫌われたら、離れていかれたらと、そんなことばかり気にしすぎてた。好きな人を幸せにする。僕に足らなかったのはそういう覚悟だ。音羽はいつも僕に大切なことを教えてくれるね。そういうところも好きだよ」
「ああんっ!またあぁぁ!!……ふえぇん…こんなのダメ…ダメになるぅ…もっとエッチな子になっちゃうよお…」
「ねえ音羽。君がエッチになっちゃった責任は喜んでとるから、これからも僕と気持ちいいこといっぱいしようね。ちなみに蛇の交尾って離れないようにしっかり巻き付いて雌のイイところ刺激し続けながらずーっと、それこそ一日中繋がりっぱなし、なんてこともざらだから。…ふふ、だから音羽もいっぱい愛される覚悟はしててね」
ちゃんと幸せにするから、なんて舌なめずりでもするような甘い声が聞こえた気がした…
音羽は…
dice1d2=2 (2)
1.あまりの衝撃に処理落ちした
2.知らず期待に体を疼かせた
- 194二次元好きの匿名さん25/08/27(水) 04:29:15
このレスは削除されています
- 195◆aATpbJGovQ25/08/27(水) 08:03:35
とりあえず一日目終了!
だいたい村の案内と登場人物紹介くらいで終わるはずだったのにどうしてこうなった…
もうこれで二人はハッピーエンド!(他は知らん)でいい気もしたけど、主人公の祭り参加って前提が残ってるのでもうちょっと続けます
夢は覚めるもの…
起きた時の音羽の状況
dice1d2=2 (2)
1.昨日の服のまま
2.浴衣っぽいものを着てる
- 196◆aATpbJGovQ25/08/27(水) 08:09:29
いつの間にか着替えさせられている
あれ下着って…
dice1d3=1 (1)
1.昨日からのをそのまま
2.荷物に詰めて持ってきた覚えのあるもの
3.つけてないですね…
- 197◆aATpbJGovQ25/08/27(水) 08:14:16
そこはさすがにノータッチでした
体の違和感とか…
dice1d2=2 (2)
1.特になし
2.色々とぐちゃぐちゃに濡れてて…
- 198二次元好きの匿名さん25/08/27(水) 08:15:29
おねしょ状態…
- 199◆aATpbJGovQ25/08/27(水) 08:17:35
ちょっと大変なことになっていたらしい
寝ていた場所
dice1d2=1 (1)
1.案内されていた客室
2.霧弥の部屋
お布団では
dice1d2=1 (1)
1.一人で寝てた
2.一人じゃないな…
- 200二次元好きの匿名さん25/08/27(水) 08:20:10
お布団汚しちゃったか
- 201◆aATpbJGovQ25/08/27(水) 08:24:27
音羽 dice1d2=1 (1)
1.あの夢って、本当にただの夢じゃないよね…?
2.こんなに汚して…恥ずかしいよぉ…
- 202◆aATpbJGovQ25/08/27(水) 08:29:47
夢のことははっきり覚えている
けれどあれは本当に確かにあったことなのだろうか
単なる自分の願望が見せた淫らな夢だったらどうしようと、音羽は不安になった
dice1d2=2 (2)
1.霧弥を探しにいく
2.声をかけられる
- 203◆aATpbJGovQ25/08/27(水) 08:33:51
「音羽?もう起きてる?」
襖の向こうから呼びかけられる
霧弥の声だ
音羽 dice1d2=2 (2)
1.「お、起きてるよ!」
2.自分から襖を開け飛び出す
- 204◆aATpbJGovQ25/08/27(水) 08:43:23
気づいた時には体が勝手に動いていた
「霧弥!」
「音羽!?どうし…」
音羽は霧弥にdice1d2=2 (2)
1.抱きついた
2.縋るような目を向けた
音羽 dice1d2=1 (1)
1.「夢じゃないよね!?」
2.なんだかうまく言葉が出てこない
- 205◆aATpbJGovQ25/08/27(水) 08:56:01
音羽の様子に目を瞬かせた霧弥は…
dice1d2=2 (2)
1.柔らかな笑みを浮かべ
2.どこか夜の気配を感じさせる笑みを浮かべ
dice1d2=1 (1)
1.音羽を抱きしめた
2.音羽に口づけた(dice1d3=3 (3) 1.口に 2.頬に 3.額に)
- 206二次元好きの匿名さん25/08/27(水) 11:34:12
あらら
- 207二次元好きの匿名さん25/08/27(水) 18:58:50
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- 208◆aATpbJGovQ25/08/27(水) 23:18:35
「音羽は本当に心配性だな。言っただろう?なかったことには出来ないって」
霧弥は色香のある声で囁きながら、音羽の背をゆっくりと撫で上げる
音羽 dice1d4=3 (3)
1.安心した
2.ときめいた
3.気持ちいい…
4.もう一度ちゃんと確認したい
- 209二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 01:49:04
このレスは削除されています
- 210二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 08:04:30
このレスは削除されています
- 211二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 09:24:09
このレスは削除されています
- 212◆aATpbJGovQ25/08/28(木) 11:54:28
音羽 dice1d3=3 (3)
1.うっとりとして熱い息を吐く
2.体に電流が走ったみたいにゾクッてして…
3.あっ…濡れちゃっ…
- 213◆aATpbJGovQ25/08/28(木) 11:58:25
えー、音羽さんが夢だけじゃなく現実でも快楽に弱すぎですが…
dice1d3=2 (2)
1.元々素質はあった
2.愛ゆえじゃよ
3.両方
ちなみに霧弥さんが特別何かしたとかは…
dice1d2=1 (1)
1.まあちょっとね…
2.特にしてない
- 214◆aATpbJGovQ25/08/28(木) 12:00:45
霧弥の心境
もっと気持ちよくしてあげたいな… dice1d100=57 (57)
虐めてやりたい… dice1d100=46 (46)
いやいや今は手を出すな(理性) 30+dice1d100=86 (86)
- 215◆aATpbJGovQ25/08/28(木) 12:16:00
「朝食にしようかと思ったんだけど…その前に風呂の方が良さそうだね」
「!?」
音羽 dice1d3=1 (1)
1.え、まさか一緒にお風呂入ったりとか…!?
2.あっ…お布団汚しちゃってるんだった…
3.2+い、今濡れちゃったのもバレてる!?
ちなみに霧弥は
dice1d2=2 (2)
1.服や寝具のことは予想してた
2.今の音羽の状態もお見通し
- 216◆aATpbJGovQ25/08/28(木) 12:36:23
「風呂の場所は一応昨日案内したからわかるよね?音羽の荷物も届けてもらったから着替えはあるだろうし、タオルなんかは脱衣所のところに用意してあるもの自由に使ってくれていいから。僕はまた音羽が落ち着いたころに迎えにくるよ」
「あ…え…」
「焦らなくていいから、ゆっくりしてきて。じゃあまたね」
「う、うん…」
予想と違いあっさり離れていく霧弥に、音羽はただ首を縦に振るしかなかった
音羽 dice1d3=1 (1)
1.ちょっとほっとした
2.ちょっと残念なような…
3.寂しい…
- 217二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 17:16:17
よしよし
- 218◆aATpbJGovQ25/08/28(木) 20:46:50
触れなば落ちんを体現したような反応とは裏腹に、音羽は少し安堵していた
dice1d3=2 (2)
1.現実で一線超えるのはもうちょっと猶予が欲しい
2.霧弥の裸を間近にしたらきっとドキドキしすぎて心臓がもたない
3.明るい日差しの中で自分の体を晒すのはちょっと恥ずかしい
- 219◆aATpbJGovQ25/08/28(木) 20:53:32
夢の世界では音羽は裸だったが、霧弥は服を着た状態であった
自分の肌を見られるのはある意味今更だったが、その逆は…色々平静でいられる自信は音羽にはない
dice1d100=13 (13)
77-50=27以下で…
- 220二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 21:16:47
27以下になりましたね……
- 221◆aATpbJGovQ25/08/28(木) 21:54:46
ゆっくりと手足を伸ばして湯に浸かっている時、音羽はふと気づいてしまった
「あれ?腕が…」
昨日の出来事を思い出す
音羽は神社の前で、霧弥に強い力で腕を掴まれたのだ
(とても痛かったから、たぶんこれは痣になるだろうって覚悟してたのに…)
色々と状況が落ち着かなかったので、特に手当てをした覚えはなかった
けれど今音羽の腕には、痣どころか少しの痛みも痕も残ってはいない
実はそこまで強く掴まれたわけではなく、音羽が大袈裟に痛がってしまっていただけなのだろうか
(ううん、そうじゃない。これはおかしい)
直感的に、そう音羽は判断した
これは明らかに不自然な現象だ
音羽はどうする?
dice1d3=2 (2)
1.しばらく様子を見る
2.霧弥に話をする
3.安価>>221
- 222◆aATpbJGovQ25/08/28(木) 21:58:07
安価ミスってるけどダイス外れたからセーフ…
ちょくちょくやらかすの気を付けます!
音羽は霧弥に話をすることにした
dice1d2=2 (2)
1.相談する
2.確認する
- 223◆aATpbJGovQ25/08/28(木) 22:08:44
確認するのは…
dice1d2=1 (1)
1.すぐにでも
2.朝食後、落ち着いた時に
- 224◆aATpbJGovQ25/08/28(木) 22:20:43
音羽はすぐに行動に移すことにした
さっさと着替えを済ませると、教えられていた霧弥の部屋まで歩いた
「ねえ霧弥、そこにいる?」
「音羽…?どうしたの?僕の方から迎えにいくって…まだ髪も濡れたままじゃないか。ちゃんと乾かさないと風邪ひくよ」
霧弥の手が、音羽がおざなりに首にかけたタオルへと伸ばされる
それで髪を拭いてやろうというのだろう
音羽 dice1d2=2 (2)
1.受け入れる
2.拒否する
- 225◆aATpbJGovQ25/08/28(木) 22:28:34
音羽は霧弥の手を遠ざける
「霧弥、今はそういうのいいから」
「音羽…?」
拒否されるとは思ってもみなかったのだろう
霧弥はdice1d2=2 (2)
1.驚いた顔をした
2.傷ついた顔をした
「私、ちょっと霧弥に確認したいことがある。ちゃんと答えてね」
音羽は問うた
「ねえ霧弥。あなた私に…dice1d2=2 (2) 」
1.何かしたの?
2.何をしたの?
- 226◆aATpbJGovQ25/08/28(木) 22:37:18
音羽の声は確信に満ちていた
霧弥が自分に何かしたのだという事実は、もはや彼女にはわかりきったことなのだろう
それでいて音羽の表情はわかりやすくdice1d5=3 (3) ものだった
1.困っている
2.怒っている
3.呆れている
4.悲しげな
5.不安げな
- 227◆aATpbJGovQ25/08/28(木) 22:59:00
ここまで来たら、音羽にはどんな誤魔化しも通用しないだろう
霧弥はそう悟り…
dice1d3=3 (3)
1.気まずそうに目をそらした
2.妖艶に微笑んだ
3.表情が抜け落ちたようになった
- 228◆aATpbJGovQ25/08/28(木) 23:39:18
「…ああ、そうか。怪我はなるべく早く治った方がいいものだと思っていたけれど、人並みじゃない治癒速度は普通の人間には不気味に見えるんだね。失念してたよ」
霧弥の声はひやりとするほど冷たく響いた
次いでどこか虚ろな瞳が音羽を見据える
「そして僕が君の怪我を治した…とはちょっと違うと感じ取ったから、音羽は僕の答えを聞きたかったんだよね」
「…霧弥は、私に何をしたの…?」
「それは…」
霧弥 dice1d2=1 (1)
1.まだ教えない
2.呪いを…
- 229◆aATpbJGovQ25/08/29(金) 00:23:24
「それはまだ音羽には教えない。そのうちわかるよ」
「…私の気持ちはどうでもいいの?」
「それは違う。でもそうだな…最終的に音羽は許してくれる。そう確信できたから実行できたところはある。あの夢の世界で、君はあまりに無防備な魂を僕に晒し、その奥の奥まで触れさせながら睦みあった。僕の正体を知った上で、だ。それだけ君は僕のことを受け入れているし愛しているんだ。疑り深いこの僕を安心させるほどに」
ねえ音羽、と霧弥は見慣れた笑顔で請う
「どうか僕を許して?」
音羽 dice1d4=4 (4)
1-2.許す
3.条件付きでなら許す
4.許さない
- 230◆aATpbJGovQ25/08/29(金) 00:37:48
音羽は…
dice1d3=1 (1)
1.泣いた
2.怒った
3.静かにキレた
- 231二次元好きの匿名さん25/08/29(金) 07:58:08
age
- 232二次元好きの匿名さん25/08/29(金) 11:25:45
許されなかった
- 233◆aATpbJGovQ25/08/29(金) 12:04:22
音羽はdice1d2=1 (1)
1.盛大に泣き出した
2.ぽろぽろと涙をこぼした
その語気は dice1d2=2 (2)
1.荒い
2.柔らかい
- 234◆aATpbJGovQ25/08/29(金) 17:46:26
「霧弥…愛していれば何でも許せるわけじゃないんだよ…?私はどんな罪にも笑って許しを与えられる聖女様じゃない。ただの普通の人間なの。許してと言われても、何の事情も知らないままじゃ、許したくても許せない」
しとどに頬を濡らしてなお涙を流しながら、音羽の語り口はあくまで穏やかだった
霧弥は…
dice1d3=1 (1)
1.罰が悪そうな顔をした
2.怯えたような顔をした
3.無表情だった
- 235◆aATpbJGovQ25/08/29(金) 17:57:43
まるで叱られた子供のような反応をする霧弥に、音羽は仕方ないなと淡く微笑む
許さないと思いつつも、結局音羽はなんとか彼を許してあげる方法はないかと考えているのだ
「霧弥のすることを何でも笑って許してあげられない私は、霧弥の好きな私じゃないのかな…?」
霧弥 dice1d3=1 (1)
1-2.そんなことない!
3.僕のことを捨てるのか…?
- 236◆aATpbJGovQ25/08/29(金) 19:32:16
「そんなことない!僕が音羽を好きじゃなくなることは絶対にない!」
「私だって霧弥が私に隠し事いっぱいあっても好きだし、嫌いにはなれないよ。…どうしても言いたくない?私に許してもらわなきゃいけないって思ってたってことは、勝手に色々して私に悪いなってちょっとは感じていたんでしょう?今正直に私に言っちゃえば楽になれない?」
霧弥 dice1d2=2 (2)
1.やっぱり今は言いたくない
2.本当は言ってしまった方が…
- 237◆aATpbJGovQ25/08/29(金) 19:55:58
「正直に言うと、本当は音羽に教えてしまった方が僕にとっては都合が良いんだ。でもたぶん、それだと音羽が困るだろうと思うから…」
「困る…?」
「聞かなかった方が良かったって後悔するかもしれないよ。それでも知りたい?」
音羽 dice1d2=1 (1)
1.知りたい
2.それなら今はいいや
- 238◆aATpbJGovQ25/08/29(金) 21:03:50
「それでも私は知りたいよ。霧弥が私にどうなって欲しかったのか、何を望んだのか、ちゃんと知っておきたいから」
「音羽、君は……はあーもう、わかったよ」
降参、と霧弥は両手を挙げた
「僕は君に呪いをかけたんだ」
「呪い…?」
「そう。君を人じゃなくする呪い」
「えっ!?私、人じゃなくなったの!?」
驚く音羽に、霧弥は残念ながら、と肩をすくめる
「早くなってくれると僕は嬉しいけど、正直まだまだかな。怪我の治りが早くなってちょっと死ににくくなったくらい?本当は数十年くらいかけてゆっくりやった方が人間である音羽の心身には優しいかと思ってそういう調整してたんだけど、呪いってかけられた内容を対象者に知られると威力増す性質あるから、これからどんどん変化が進むと思うよ」
音羽 dice1d2=2 (2)
1.あれ?もしかして…
2.あまりの事実に呆然
- 239◆aATpbJGovQ25/08/29(金) 21:25:31
楽しみだね、と霧弥は笑う
「どんな音羽も僕は好きってのは前提としても、僕の番なんだから、音羽はきっと綺麗な雌蛇になると思うんだ。ふふ、きっと可愛いだろうな…これから急速に変わっていく君は色々と大変だろうし戸惑うだろうけど、僕がちゃんと守るし、幸せにする。完全に人でなくなれば寿命の問題もなくなるしね」
再び伸ばした霧弥の手は音羽に拒否されることはなく、霧弥は上機嫌に音羽の涙を拭い、それが終わればまだ湿り気を帯びた彼女の髪を甲斐甲斐しく拭いてやる
音羽 dice1d3=2 (2)
1.まさしく藪をつついて蛇を出してしまった…
2.そんなにずっと私と一緒に居たかったの…?
3.それって…
- 240◆aATpbJGovQ25/08/29(金) 21:39:12
自分が人間でなくなることについて
音羽 dice1d2=1 (1)
1.dice1d2=2 (2) (1.とても 2.少し)怖い
2.あまり抵抗はない
- 241◆aATpbJGovQ25/08/30(土) 00:44:24
遠くない未来、自分は人間ではなくなるのだという
当然というべきか、音羽だってそれは少し怖いと思うのだけれど
別れを遠ざけようとしたのであろう霧弥の行動に、身勝手さ以上にいじらしさを感じてしまった
音羽 dice1d3=3 (3)
1.抱きしめる
2.抱きつく
3.キスをする dice1d3=3 (3) (1.唇に 2.頬に 3.額に)
- 242二次元好きの匿名さん25/08/30(土) 02:23:41
すけべだ……
- 243◆aATpbJGovQ25/08/30(土) 09:14:26
今までの霧弥の言動から、音羽はなんとなく感じていた
おそらく彼は家族関係で恵まれてはこなかったのだろう
頼りがいのある一方、時々小さな子供のようで
音羽は…
dice1d4=1 (1)
1.傍にいてあげたいと思う
2.守ってあげたいと思う
3.幸せにしてあげたいと思う
4.なるべく彼の望みを叶えてあげたいと思う
- 244◆aATpbJGovQ25/08/30(土) 12:06:17
音羽は「ちゃんと傍にいるよ」という気持ちを込めて霧弥の額にキスをした
霧弥は…dice1d3=2 (2)
1.驚く
2.照れる
3.嬉しそう
- 245◆aATpbJGovQ25/08/30(土) 12:39:30
霧弥はわかりやすく頬を赤く染めた
「お、音羽!?君からその…キスしてくれるのはとても嬉しいけど、ちょっと嬉しすぎて…あんまり僕を浮かれさせないでくれると…その、もう怒ってないの…?僕のこと、許してくれる…?」
音羽 dice1d2=1 (1)
1.仕方がないから許してあげる
2.正直に言ってくれたから許してあげる
- 246◆aATpbJGovQ25/08/30(土) 13:01:18
「仕方ないから許すよ。元々すごく怒っていたというよりは、こんないつか絶対わかることを隠そうとしてる霧弥に呆れてたくらいだし。それに、その…私だって霧弥とずっと一緒にいたいって思ってるから…だから…」
「音羽!!」
「ちょっ、霧弥!?」
急に強めに抱きしめられ、思わず音羽は声をあげた
「ずっと一緒だって言ってくれて嬉しい!音羽は本当に僕のことが好きだなあ。ふふ、絶対幸せにするからね!」
「もう、霧弥ったら…」
締め付けはきついけれど痛くはなかった
それがわかって音羽は早々に抵抗を放棄する
音羽と共にある未来を大喜びする霧弥は、とても愛おしく思えたから
「愛してるよ音羽」
そう腕の中に閉じ込めた音羽に優しく囁く蛇は…
dice1d2=2 (2)
1.幸福感に満たされていた
2.”すべて”うまくいったことにほくそ笑んでいた…
- 247二次元好きの匿名さん25/08/30(土) 17:54:55
このレスは削除されています
- 248◆aATpbJGovQ25/08/30(土) 19:32:00
それから再度身支度を整えて二人で朝食をとった
「そういえば、こういうのってまさか全部霧弥が準備したんじゃないよね…?」
「いや、僕の衣食住のことは氏子が持ち回りでやってくれてる。蛇覡の邪魔にならないように、準備だけこっそりしておくので後はご自由にって感じかな。もし神社の中で彼らを見かけても音羽も別に気にしなくていいよ」
「え、でも私が急に押しかけて色々迷惑かけただろうし…」
「礼を言われても向こうも困るだけだと思うよ。彼らは僕の意思に反することを恐れているからね。僕が連れてきた客に何か粗相でもしようものならどうなるか…なんて考えて生きた心地しないんじゃないかな」
「…霧弥ってそんなに怖がられてるの?」
「そりゃこう見えて怖い黒蛇様の化身みたいなものだし。でもまあ、いっそ恐れられるばかりなら僕ももっと気楽に生きられたのかな…」
「……霧弥?」
焦点の合わない瞳で物憂げな顔をする霧弥が心配になり、音羽は彼の名前を呼ぶ
数度の瞬きの後、音羽と目が合うと、霧弥は顔をほころばせる
「ああ、そうだった。僕から音羽にちょっとした提案があるんだけど…」
「提案…?」
「結婚式、しようか?」
音羽 dice1d3=2 (2)
1.はい…?
2.する!
3.ちょっとまだ早くない!?
- 249◆aATpbJGovQ25/08/30(土) 23:01:12
つい身を乗り出して即答した音羽だったが、ふと我に返る
「あ、でも私たち16歳だから、まだ結婚はできないんじゃ…」
「だから式だけ。実際に籍入れたりはできないから、ままごとみたいなものかもしれないけど。折よくと言うべきか、今年の祭りは嫁入り行列があるから、良かったら花嫁役を音羽にやってもらいたいなって」
「嫁入り行列の、花嫁役…?」
「黒蛇様に嫁いだ娘の話は知ってるだろう?要はあれを模したものだね。夏祭りは毎年やるけど、嫁入り行列は夏祭りの夜、13年に一度だけ行われる。花嫁は輿に乗せられて普段は立ち入り禁止の山の神域に入り、一般の村人はそれを見送るだけなんだけど…神域にたどり着いた後は、そこでちゃんと婚礼の儀もやるんだ。もちろん結婚相手は黒蛇様…つまり僕だね。少しは覚えてもらわないといけないこともあるけど、基本的に君は白い花嫁衣裳を着て幸せなお嫁さんとして僕に会いにくればいいだけ。…どうかな?」
音羽 dice1d2=2 (2)
1.やります!
2.もしも私がやらなかったら…
- 250◆aATpbJGovQ25/08/30(土) 23:24:36
「もしも私が引き受けなかったら、別の女の子が花嫁役をやって、霧弥と結婚式するの…?」
「……そうなるかもね」
「霧弥はそれでもいいの…?」
「まあ正直気乗りはしないけど、その時はこれも蛇覡の仕事だからと割り切ってやるだけかな」
「私は…」
音羽 dice1d2=2 (2)
1.霧弥にそんな我慢はさせたくない
2.私以外が霧弥と結婚式を挙げるだなんて許せない!
- 251二次元好きの匿名さん25/08/31(日) 01:52:37
このレスは削除されています
- 252◆aATpbJGovQ25/08/31(日) 09:29:34
dice1d10=1 (1)
1が出たら…
- 253◆aATpbJGovQ25/08/31(日) 10:50:25
「私はそんなの嫌!それが例えお芝居でも、私以外の女を霧弥がお嫁さんにするだなんて…そんなの絶対に許さない!!」
音羽が激情に駆られて叫んだ、その瞬間
自覚もないまま、彼女は自らを覆う殻に、最初の亀裂を入れた
思いを確かめ合ったその時から、そもそも霧弥は音羽を人の日常に帰す気なんてなかった
そのためにならどんな手段も使うつもりでいた
例えばそう、この村の人間が今まで何をしてきたか、心優しい彼女にちゃんと伝わるようにしてあげる、とか…
けれど音羽は、もう戻れなくなるその致命的な一歩を、彼女自身で踏み出した
嫉妬という、霧弥を愛するが故に抑えがたい情念によって
(ああ、本当に…綺麗だ)
今や音羽の目は、爬虫類のような縦長の瞳孔に
その瞳は、輝くようなdice1d3=2 (2) へと変わっていた…
1.赤色
2.金色
3.銀色
- 254二次元好きの匿名さん25/08/31(日) 10:50:51
このレスは削除されています
- 255◆aATpbJGovQ25/08/31(日) 11:18:17
音羽さんが霧弥好きすぎて色々ショートカットしすぎる…
祭りまであと…
2+dice1d3=1 (1) 日
- 256◆aATpbJGovQ25/08/31(日) 12:44:23
祭りまでの3日間
霧弥は dice1d3=3 (3)
1.音羽を自由に行動させてくれる
2.音羽と行動を共にする
3.色々理由をつけて神社から音羽を出さない
- 257二次元好きの匿名さん25/08/31(日) 12:50:07
- 258◆aATpbJGovQ25/08/31(日) 13:03:44
音羽さんは村のこと本当に全然知らないまま終わるかもしれない…
まあ、ある意味それも幸せか…?
霧弥の選択
dice1d2=1 (1)
1.多少不確定要素があっても自分の手で…
2.気に食わないあいつに頭を下げてでも確実に…
- 259◆aATpbJGovQ25/08/31(日) 13:49:12
「花嫁役は私がやる!絶対誰にも譲らない!」
そう力強く宣言する音羽を前にして、霧弥も静かに決心した
必ず自分の手で彼女を幸せにしようと
その邪魔になりえるものはすべて…いらない
「じゃあ祭りまでの3日間、神社で作法とか色々特訓しよう」
「うん!私、霧弥の花嫁として恥ずかしくない振る舞いができるように頑張るね!」
「期待してる。…ああ、これも渡しておくね」
「櫛と簪…?」
その意味を…
音羽 dice1d2=1 (1)
1.知っている
2.知らない
- 260◆aATpbJGovQ25/08/31(日) 15:26:07
音羽はその古い習わしを知っていた
昔、男が櫛や簪を女に贈ることは、求婚を意味したのだ
音羽 dice1d2=2 (2)
1.嬉しい
2.これって…
- 261◆aATpbJGovQ25/08/31(日) 15:31:21
「これって、花嫁役が身に着ける衣裳の一部みたいなもの、かな…?」
「そうだね…」
霧弥 dice1d2=2 (2)
1.花嫁役はこれを身に着けて儀式に臨むんだ
2.少し僕が手を加えてるけど…
- 262二次元好きの匿名さん25/08/31(日) 17:36:10
もしかしてこういうの好きなの?
- 263◆aATpbJGovQ25/08/31(日) 21:25:03
「花嫁役の証として長く受け継がれてきたものだ。物は少し古いけど質は悪くないはずだよ。僕の方でも守りを足しておいたから、できればずっと肌身離さず持っていて」
櫛と簪はどちらも美しい朱塗りのもので、螺鈿細工や蒔絵などで朝顔の意匠が施されている
その蔓はどことなく蛇のように見えなくもない
「……音羽、ちょっと残念そうな顔してるね」
「え?」
「図柄が嫌いってわけじゃなさそうだし……ああ、そうか。音羽、”本物”を贈るのはまた今度ね。それとも音羽は、”薬指にはまる指輪”の方が良いかな?」
「ちょ、ちょっと霧弥!?からかわないで!」
音羽 dice1d2=1 (1)
1.確かに求婚の贈り物って素敵だなとは思ってたけど!
2.私はただ、今までの花嫁って…
- 264◆aATpbJGovQ25/08/31(日) 22:04:46
「色々落ち着いたら贈り物はいくらでもしたいけど…最初に音羽へ贈る装飾品は金色にしようかな」
「金色…?ええと、何かこだわりがあったの…?」
「特には。ああでも、これから一等好きになるかもね。それに、きっと音羽に似合うと思うから」
霧弥はそう、音羽の目を愛おしそうに見つめながら言ったのだった
祭りまでの3日間、二人は…
dice1d4=1 (1)
1.とても健全に過ごしました!
2.ちょっとお触りとかイチャイチャしたりはあった
3.割と本番以外は何でもありだった
4.めくるめく愛欲の日々…
- 265二次元好きの匿名さん25/09/01(月) 01:18:03
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- 266二次元好きの匿名さん25/09/01(月) 08:06:16
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- 267◆aATpbJGovQ25/09/01(月) 08:07:32
祭り当日
音羽への来客
dice1d2=1 (1)
1.あった
2.なかった
- 268◆aATpbJGovQ25/09/01(月) 08:10:19
客は…
dice1d3=3 (3)
1.一人
2.二人
3.三人
- 269二次元好きの匿名さん25/09/01(月) 11:57:02
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- 270◆aATpbJGovQ25/09/01(月) 12:18:08
祭り当日
音羽は氏子たちの手を借りながら、衣装に袖を通していた
薄く白い布を面のように身に着ける氏子たちの表情はよくわからなかったが、その手つきは淀みない
話しかけても世間話のようなものはすげなくかわされるので、音羽は最低限彼らから出される指示に粛々と従うだけだった
花嫁役が着る白無垢は陶器のような柔らかい色合いのもので、光の加減によって
dice1d2=2 (2) がうっすら浮かび上がるように織り込まれている
1.流水文様
2.鱗文様
霧弥から渡された簪は結い上げた髪に挿し、櫛は懐に入れる
それらに触れると音羽は…
dice1d2=2 (2)
1.なんだかほっとした
2.不思議な力を感じた
- 271◆aATpbJGovQ25/09/01(月) 12:45:06
そうやって準備を整えていると、音羽に来客があるという
音羽 dice1d2=1 (1)
1.私、この村ではろくに知り合いなんていないけど…
2.霧弥が私と村の人間をなるべく会わせないようにしてたみたいなのに、どうして…?
やってきたのは中年の男女と、十代半ばくらいの少女の三人だった
なんとなく三人とも面差しが似ているように思える
同時に、この三人の姿に対し、音羽はどこか既視感のようなものを抱いた
誰かに似てる…?
dice1d3=2 (2)
1.霧弥
2.零司
3.両方
- 272二次元好きの匿名さん25/09/01(月) 18:37:18
このレスは削除されています
- 273◆aATpbJGovQ25/09/01(月) 21:29:45
(あ、この人たち三人とも、零司さんに似てるんだ…)
音羽 dice1d3=2 (2)
1.苦手意識を持つ
2.不安になる
3.平静を保つ
- 274◆aATpbJGovQ25/09/01(月) 21:36:31
この人たちは、ほぼ間違いなく零司の血縁だ
それはつまり、霧弥とも血の繋がりがあるということのはずなのだが、音羽はどうにも彼らに対して湧き出す不安をぬぐい切れなかった
「実際に顔を合わせるのがだいぶ遅くなってしまったが、初めまして、鳴神音羽君。私が水智家現当主の水智霜一郎(みずち そういちろう)だ。この上葉美村の村長でもある。今回は祭りの大役を引き受けてくれて感謝する」
dice1d2=1 (1) の男性がそう言って挨拶した
1.朗らかな雰囲気
2.厳めしい顔つき
- 275◆aATpbJGovQ25/09/01(月) 21:37:52
「本来なら君ももっとこの村に馴染みをもって育ってよかったのだろうが、私の父が…君にとっては大伯父にあたる人だが、妹である君のお祖母さんの帰郷を許したのがたった一度きりでね。結局亡くなるまで決してその決定を覆さなかった。まったくあの人も何を考えていたのだか…」
「あなた、その話は程々に…」
dice1d2=1 (1) の女性が、霜一郎の長くなりそう昔話を止めに入った
1.控えめな雰囲気
2.気の強そうな様子
- 276◆aATpbJGovQ25/09/01(月) 21:40:17
「…そうだな雪恵(ゆきえ)。いや、すまない音羽君。息子の霧弥とは仲良くやっているようだね。あの子が誰かに興味を示す、それどころか面倒を見ようとするなどとても珍しいのだよ。霧弥は君のことはすべて自分が整えると言ってきたが、私としても祭りが始まる前に一度ちゃんと君の顔を見ておきたくてね」
「お父様!そんなこと言って、この人が勘違いして調子に乗ったらどうするの!?」
「美雨(みう)、やめなさい」
「お母様は黙ってて!本当に、どうやって霧弥兄さんに取り入ったのかしら…ああ、零司兄さんとも仲良くしていたらしいし、村の外の育ちなだけあってきっととても図太い神経を持った女なのね。本当なら私が……あなたなんて所詮、使い捨ての存在にすぎないんだから!」
美雨と呼ばれた美しい少女は、そう叫び
dice1d2=1 (1) に音羽を強く睨みつけると、不機嫌な様子のままどこかへ行ってしまった
1.見下すよう
2.悔しそう
- 277◆aATpbJGovQ25/09/01(月) 21:42:13
「すまない音羽君。美雨は霧弥を特に慕っていてね。もう15になるというのに、この件に関しては聞き分けなく駄々をこねて困っているのだ」
「美雨もそうですが、零司もこの忙しい時期にどこへいったのか…どうせまた不貞腐れてどこかの家でお酒でも飲んで寝過ごしているんでしょうけど。うちで立派にやってるのは霧弥くらいのものです。だから音羽さん、貴女はどうか…」
雪恵 dice1d3=1 (1)
1.あの子の邪魔はしないでくださいね
2.あの子の役に立ってくださいね
3.あの子のことをお願いしますね
- 278◆aATpbJGovQ25/09/01(月) 21:43:58
雪恵の言葉は妙に重く音羽にのしかかった
お願いされているようで、実際のところ音羽の意思を確認する気など微塵も感じない
この人には、いやこの人たちの目に、果たして自分はちゃんと一人の人間として映っているのだろうか…?
「ご用件はそれだけですか…?」
「いいや、まだある。むしろこちらが本命だ。音羽君、ここに君の名前を書くんだ」
霜一郎がそう言って音羽の前に出したのは、手のひらサイズほどの木の板だ
ただしそれは、明らかに人の形をかたどっていた
音羽 dice1d2=1 (1)
1.これは何だろう…
2.これを見てると何だか気分が悪い…
- 279◆aATpbJGovQ25/09/01(月) 21:51:25
「あの…これは…」
「今回の神事で使う道具だ。かつて黒蛇様に嫁いだ娘は、黒蛇様の元へ行くために滝へと身を投げた。だから婚礼の儀を終えた後、花嫁の代わりにこの人形(ひとがた)を滝に投げ入れるのが習わしとされている。胴の部分に君が自分の名を書き入れることで、これは正しく君の現身となるのだ。はあ…霧弥が君には必要ないといって何故か拒んでいたから、こんな直前に用意することになってしまった。さあ、筆をとって自分の名前を書きなさい」
音羽は…
dice1d2=1 (1)
1.書く
2.書かない
- 280◆aATpbJGovQ25/09/01(月) 22:32:43
何か起こった…?
dice1d2=1 (1)
1.はい
2.いいえ
- 281◆aATpbJGovQ25/09/01(月) 22:49:36
それが神事に必要な物だと言われれば、音羽には特に拒む理由がない
用意された筆をとり、そのまま自分の名前を人形に書こうとする
しかし…
dice1d3=3 (3)
1.書こうとして人形に触れた瞬間
2.名を書いている途中で
3.名を書き終えた瞬間
dice1d3=2 (2)
1.人形が急速に劣化して崩れ消滅した
2.人形が不思議な炎に焼かれて消えた
3.dice1d2=1 (1) +霜一郎の手が…
- 282◆aATpbJGovQ25/09/01(月) 22:52:37
これは…
音羽 dice1d2=2 (2)
1.私が…?
2.霧弥がくれた櫛が…
- 283二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 03:55:47
このレスは削除されています
- 284二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 11:06:09
このレスは削除されています
- 285二次元好きの匿名さん25/09/02(火) 14:07:25
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- 286◆aATpbJGovQ25/09/02(火) 18:38:48
懐に入れてある櫛がほのかに熱を帯びて、その熱は今、音羽を包み込んでいる
そんな気がした
なるほど、と呟く声が聞こえた
「人形に収まらぬ程の力、か…霧弥が必要ないと言っていたのはやっても無駄という意味か。これはこれで、きっと黒蛇様もお気に召すだろうな。霧弥が自ら動いたのもそういうことだったか…」
そう言った霜一郎の声は…
dice1d2=2 (2)
1.笑っていた
2.ゾッとする程冷たかった
- 287◆aATpbJGovQ25/09/02(火) 19:16:14
「あ、あの…」
神事に必要と言われた人形は消えてしまった
謝るべきかどうかすらよくわからない音羽が声をかけると
「ああ、音羽君。こちらに手違いがあったようだ。君は何も悪くないから、どうか気にしないでくれ」
先ほどまでとは打って変わって明るい声音で霜一郎が答える
「いやはや、今年の祭りは期待できそうだ。ぜひとも音羽君には頑張ってもらいたい」
「こちらをどうぞ。差し入れです。小腹がすいた時にでも召し上がってください」
そう言って雪恵が渡してきた籠には、艶やかな赤い実が一杯に盛られていた
「うちの村の特産品といえばお酒なんですけど、未成年の方にお出しするのはね…こちらもうちの村でしか作っていない特別な果実なので、ぜひ食べてみてくださいな。とても甘いですよ」
「これってトマト…じゃないですよね?何という名前のフルーツなんですか?」
「”ほおずき”ですよ」
音羽はほおずきについて…
dice1d2=2 (2)
1.知ってる
2.知らない
- 288◆aATpbJGovQ25/09/02(火) 21:46:50
「ほおずきって、あの夏によく飾られたりする、赤く膨らんだ花の…?」
名前とぼんやりしたイメージはあるものの、音羽には詳しい知識はない
「あの膨らんだ部分はじつは花じゃなくて、元は花を支えるガクなのよ。花が咲き終わった後、できた実を包むように成長してあんな提灯のように膨らんだ形になるの。だからか、鬼の提灯と書いて鬼灯(ほおずき)と読ませたりするわね。主に観賞用の植物だけど、食用のものもあってね。特にうちの村でできるほおずきの実は、色が真っ赤でとても美しいの」
良かったらお一つどうぞ、と雪恵に促される
音羽は…dice1d2=2 (2)
1.食べる
2.食べない
- 289◆aATpbJGovQ25/09/02(火) 22:16:18
なんとなく、音羽は食べる気にならなかった
ほおずきの実の色がどこか、霧弥の瞳が変化した時の色を思い起こさせたからかもしれない
「ご、ごめんなさい。その…着物を着て帯を締めてるせいか、私、今はあまり食欲がなくて…また後で食べられそうな時に頂きますね。差し入れくださってありがとうございます。皆さんにご迷惑おかけしないように、私頑張りますね」
「そう…それなら後で必ず食べて感想を聞かせてね。村の外の方の意見は貴重だから、ぜひ参考にしたいの」
「は、はあ…」
dice1d2=1 (1) 雪恵に対して、音羽は曖昧な返事をして濁すしかなかった
1.笑顔だがどこか威圧的な
2.どこか苛立ちが透けて見える
- 290二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 00:11:44
結構賢いなこの子
- 291二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 03:08:35
そこまで食わせたいのか
- 292二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 08:19:01
何かあるな絶対
- 293二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 12:04:42
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- 294二次元好きの匿名さん25/09/03(水) 17:41:02
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- 295◆aATpbJGovQ25/09/03(水) 18:52:01
「さて、ではここらで私たちはお暇しようか。私もこの村の祭祀に携わる家の当主として、色々とやることがあるのでね。音羽君、私と霧弥は、山の神域で万事整えて君が来るのを待っているぞ」
「音羽さん、しっかりお勤めを果たしてね」
そうして霜一郎と雪恵は去っていった
その様子を見て気になることは…
dice1d2=2 (2)
1.あった
2.特になかった
- 296◆aATpbJGovQ25/09/03(水) 19:08:51
(水智家…霧弥の家族、か…)
零司に似ているというよりは、霜一郎と雪恵に零司が似ていると言った方が正しいのだろう
途中でどこかに行ってしまった美雨もそうだが、彼らは皆揃って容姿が整っていた
霧弥だけは少し系統が違うような気はしたが、それでも五人並べば美形家族として圧倒されそうな顔面偏差値だ
(なんだかあまり仲良さそうには見えなかったけど…)
そこでふと、音羽は気づく
dice1d2=1 (1)
1.あれ?どうして…
2.霧弥と結婚したら、あの人たちとも義理の家族になるってこと!?
- 297◆aATpbJGovQ25/09/03(水) 19:20:55
霜一郎と零司が似ているのはわかる、父と息子だからだ
雪恵と美雨が似ているのもわかる、母と娘だからだ
零司と美雨が似ているのもわかる、兄と妹だからだ
(あれ?じゃあどうして…)
どうして霜一郎と雪恵も似ているのだろうか
音羽 dice1d2=2 (2)
1.世の中にはそういうこともあるのかも…となんとか納得しようとする
2.強烈な違和感を覚えて何かあるのかも…?と疑いを持つ
- 298◆aATpbJGovQ25/09/03(水) 20:19:20
あの家族には、やはり何かあるのかもしれない
そんな考えが音羽の頭の片隅に残った
ふと耳を澄ますと、お囃子のような音楽が遠くから聞こえてくる
音羽が出る嫁入り行列は夜に執り行われるが、祭りそのものはもう既に始まっているのだろう
氏子たちからは社殿の外には出ないように言われているが…
音羽 dice1d2=2 (2)
1.中庭くらいならいいかな…
2.衣装汚したらまずいだろうし、部屋の中にいよう
- 299◆aATpbJGovQ25/09/03(水) 20:22:55
廊下から室内に戻ると、雪恵が置いていった赤い実一杯の籠が目に入る
もらったほおずきの実は…
音羽 dice1d2=1 (1)
1.一応食べたことにしておくために、籠の中身を少し抜いて減らしておこう
2.結局お腹空かなくて食べられませんでしたってことでもいいかな…
- 300◆aATpbJGovQ25/09/04(木) 00:14:40
とりあえず自分のハンカチを持ってきて広げる
その上にいくつか赤い実をのせ、丁寧に包んだ後になって、音羽は気づく
(これ、どうしよう…)
一応食べ物なので、粗末にするのはなんだか気が引けたというのもあるが
安易に捨てた後、うっかり見つかろうものなら気まずいなんてものではない
かと言ってこれを食べる気は音羽には一切ないのだ
自分の荷物の中にうまく隠せるだろうか、などと音羽が頭を悩ませていると…
ガタリ、と音がした
今日の風はさほど強くない
そして日の光が透ける障子には、何の影も映っていないのだけれど…
再びガタッという音がすると共に、一枚の障子が僅かに上下するのが見えた
ガタガタ!
ガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタ……
部屋の外に人はいないはずなのに
苛立つように
入れろと言わんばかりに
障子は鳴らされ続ける
音羽は障子を…
dice1d2=2 (2)
1.開けます
2.開けません
- 301二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 06:21:24
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- 302二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 07:55:02
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- 303二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 12:24:14
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- 304二次元好きの匿名さん25/09/04(木) 18:10:25
保守る
- 305◆aATpbJGovQ25/09/04(木) 20:23:16
こんな明らかに怪現象が起きていて、障子に近づく気にはならなかった
音羽は息を殺して、ただ成り行きを見守った
しばらくすると障子の揺れは止み、やがて…
dice1d3=3 (3)
1.障子が独りでに開いた
2.静かになった
3.後ろから…
- 306◆aATpbJGovQ25/09/04(木) 22:31:37
何故か、後ろから声がした
「無視するなんて悲しいな」
音羽は…dice1d2=2 (2)
1.慌てて振り返る
2.動けなかった
- 307◆aATpbJGovQ25/09/04(木) 22:37:10
dice1d2=2 (2)
1.背中のすぐ後ろに誰かいる
2.片手と胴が誰かの腕によって拘束される
- 308◆aATpbJGovQ25/09/04(木) 22:46:30
音羽
dice1d2=1 (1)
1.怖い
2.怖くない
dice1d2=2 (2)
1.「誰ですか…?」
2.名前を呼んでみる
- 309◆aATpbJGovQ25/09/04(木) 23:02:28
自分を捕まえたのが人ならざるものだとわかったからか
それとも、そもそも霧弥以外の男に触れられるのは耐え難かったのか
音羽の胸のうちは恐怖でいっぱいだった
それでも、なんとか相手の名前を呼ぶ
「瀬尾…さん…?」
自己紹介をし合ったわけではないけれど、確か霧弥は彼をそう呼んでいたはずだ
神社の前で最初に遭遇した美しい青年の声が耳元で囁いてくる
「正解。よくわかったね」
嬉しそうに言う瀬尾は…
dice1d2=1 (1)
1.音羽を放してくれる
2.しかし音羽を捕まえたままだった
- 310◆aATpbJGovQ25/09/04(木) 23:05:33
音羽
dice1d2=1 (1)
1.どうしてここに?
2.今日はサングラスしてないんですね…
- 311◆aATpbJGovQ25/09/04(木) 23:43:54
「あの…瀬尾さんはどうしてここに…?」
「音羽が困っていたみたいだから。霧弥も傍にいないみたいだし」
「ええと、私が困ってるから見かねて来てくださったと…じゃあ、さっきの障子とか後ろから声かけたりは…?」
「そっちの方が面白そうだったから」
「……大変恐縮なのですが、私は普通に正面から声をかけて頂けるとありがたいです」
瀬尾 dice1d2=1 (1)
1.なら次はそうしようか
2.気が向いたらね
- 312二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 07:36:31
age
- 313二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 10:08:54
ほしゅ
- 314二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 17:17:36
期待あげ
- 315二次元好きの匿名さん25/09/05(金) 20:30:55
保
- 316◆aATpbJGovQ25/09/05(金) 21:33:13
瀬尾は気を悪くした様子もなくニコニコと笑っている
音羽は正直困惑した
「あの、どうして瀬尾さんは、そんなに私に親切にしてくれようとするんですか…?」
当然のことながら、この村に来る以前に面識などない
しかしどうしてか瀬尾は、音羽に積極的に関わろうとしているように思える
瀬尾 dice1d3=3 (3)
1.音羽を気に入ったから
2.霧弥が気に入ってる人間みたいだから
3.求められたら応えたくなる性分なんだ
- 317◆aATpbJGovQ25/09/05(金) 22:38:24
「そもそも私は、というか私たちのようなものは、人に何か望まれたり求められたら、その願いに応えてやりたくなる性分なんだ。もちろんただ働きはしないけど。…ああ、君の声は比較的届きやすいというのはあるね。血筋や個人の資質の他にも…というか一番の原因は霧弥経由で繋がりができているからだ。あの子は私を嫌うが、私の欠片から作られたものと同化している以上、私たちの間には血よりも濃い絆が成立してしまっている」
音羽 dice1d2=2 (2)
1.似てる…
2.目が…
- 318◆aATpbJGovQ25/09/05(金) 22:48:40
サングラスをしていた前回と違い、今日は瀬尾の美麗な顔がはっきりと晒されている
その目は、赤く輝いていた
縦長の瞳孔は、怜悧な印象でありながらどこか愉快そうに細められ…
よく似た、けれど違う熱を宿す瞳を、音羽は知っている
音羽 dice1d2=2 (2)
1.霧弥が気にするかもしれないし、頼りにするのはちょっと…
2.”お義父様”と呼んだ方が…?
- 319◆aATpbJGovQ25/09/05(金) 22:54:44
「ええと、もしや”お義父様”とお呼びした方がよろしいですか…?」
どこまで血縁と同じに扱うべきかはわからないが、たぶん瀬尾はそんな感じの立場なのだろう
そんなふわっとした認識で言った音羽だったが…
瀬尾は…
dice1d3=2 (2)
1.しょっぱい顔
2.爆笑
3.なんか感慨に浸ってる…
- 320◆aATpbJGovQ25/09/05(金) 22:57:13
瀬尾
dice1d2=2 (2)
1.ぜひ頼むよ
2.笑いが止まらなくなりそうだからやめて
- 321二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 00:10:21
どうする
- 322二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 02:48:20
父か……
- 323二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 09:25:11
パパと呼ぼう
- 324二次元好きの匿名さん25/09/06(土) 12:50:21
保守
- 325◆aATpbJGovQ25/09/06(土) 16:56:18
瀬尾は散々爆笑した後、まだ少し体を震わせながら言う
「面白い試みだけど、霧弥に物凄い顔されそうだし、呼ばれる度にその顔思い出して笑いが止まらなくなりそうだから、その呼び方はやめておこう。一応人間っぽく瀬尾明(せお あきら)って名前を名乗ってるから、瀬尾さんでも、明さんでも、ご自由にどうぞ」
音羽 dice1d4=2 (2)
1.瀬尾さん
2.明さん
3.…さん?
4.安価>>326
- 326◆aATpbJGovQ25/09/06(土) 17:15:27
「ええと、それなら明さんって呼びます」
「承知したよ。それで、音羽は何を困っていたんだい?」
音羽 dice1d3=2 (2)
1.赤い実がどういうものなのか尋ねる
2.赤い実をどうすればいいのか相談する
3.わかってるくせに…
- 327◆aATpbJGovQ25/09/06(土) 19:07:40
音羽は簡単にこれまでの経緯を瀬尾に説明した
そしてほおずきの実を食べたくはないが、食べたようには見せかけたいのだと伝える
「それで、これが問題の実なんですけど…」
「ああ、これか…」
赤い実を一粒摘まみ上げて、瀬尾は言う
「まあ作られる過程はともかく、これ自体の毒性は大して強くないし、今の音羽なら食べてもさして問題はないだろうけどね。流石に酒のつまみにするのはおすすめしないけど」
音羽 dice1d3=3 (3)
1.作られる過程?
2.毒…?
3.お酒は二十歳になってから
- 328◆aATpbJGovQ25/09/06(土) 19:44:16
「飲酒可能年齢は二十歳です。私は16なのでまだ飲めませんよ…」
「霧弥はたまに飲んで…あ、これ言うと怒られるかな。でもたまに私の秘蔵の酒がごっそり減ってるしな…まあ、霧弥はたぶん酒好きだと思うよ。大蛇(おろち)なんて大体大酒呑みだし…あ、祝言では音羽にも酒が出るんじゃないかな」
「婚礼の儀のことですか?確かに三々九度はやるらしいですけど…」
dice1d2=2 (2)
1.中身はお神酒に見立てた水だって…
2.お酒は飲む振りだけすればいいって…
- 329◆aATpbJGovQ25/09/06(土) 21:36:24
「盃にお酒を入れて渡されるけど、飲んだ振りだけしておけばいいって霧弥から聞いてますよ」
「そうできればいいけどね…まあ念のためこっちの実は食べない方が無難かな」
「ええと、この実を食べてお酒を飲むと、そんなにまずいことが起きるんですか…?」
「知りたい?」
音羽 dice1d2=1 (1)
1.知りたい
2.知りたくない
- 330◆aATpbJGovQ25/09/06(土) 22:10:33
「知りたいです。明さん、差し支えなければ教えてください」
「いいよ。君が望むなら教えよう。霧弥は自分から言いたがらないかもしれないしね。まあ端的にいうと、この赤いほおずきの実には毒がある。と言っても、人間が耐えられるくらいに調整されているものだ。人間がこれを食べると、軽い酩酊と共に気分が高揚したり多幸感が生じる。ほんの少量口にするだけなら、心を和らげる薬としても使えるかもね」
音羽 dice1d2=1 (1)
1.その時点でちょっと怖いんですが…
2.そんなものが村の特産だなんて…
- 331◆aATpbJGovQ25/09/06(土) 22:36:43
「もうその時点でちょっと怖いんですが…私はそんなもの食べさせられようとしてたと。もしあの籠の中身全部食べてたらどうなってたんだろう…」
「それだけじゃ今の音羽には大して効果ないと思うけどね。霧弥の毒には耐性持ってるだろう?」
「はい…?」
一体何のことかわからず困惑する音羽を見て、瀬尾はため息をついた
「……あの子はそれも言ってないのか。霧弥に何かよくわからないもの飲まされた記憶はないかい?」
「あっ…夢の、中で…」
音羽 dice1d2=2 (2)
1.黒蛇の牙から滴る苦い液体を飲まされて…
2.苦い毒みたいなもの飲まされた覚えはちゃんとあるけど、ちょっと別口で舐めさせられたり飲まされた記憶も蘇って羞恥で顔が真っ赤
- 332◆aATpbJGovQ25/09/06(土) 22:43:23
瀬尾の反応
dice1d3=2 (2)
1.気づかないふり
2.生温かい眼差し
3.霧弥…君ちょっと暴走しすぎじゃない…?と呆れ
- 333◆aATpbJGovQ25/09/06(土) 23:21:01
「仲睦まじいのは結構なことだけどね…」
「ごごごめんなさい!私のことは気にせず続きをどうぞ!!」
「…要は毒の塊みたいなものなんだ。私も、もちろん霧弥も。長く接しようものなら普通の人間は簡単に死に至る。それは肉体だけでなく精神、魂すらも腐り落ちるような猛毒だ。だから霧弥もほとんど一人で生活していただろう?」
「あ…」
食事を共にとることがあまりなさそうだった印象
整えられてはいるが、家庭的などとはとても言えない生活環境
血の繋がった家族との妙な心理的距離
霧弥は誰とも一緒にいられないのが当たり前だと思って生きてきたのだ
「君の耐性は与えられたものだが、数十年単位で霧弥から離れたりしなければ失われることはないだろう。まあそれよりもっと前に君は人間をやめていそうだけど…私たちが通常発している毒気は、幸か不幸か人間に特化しているものだからね。だから…」
瀬尾 dice1d3=1 (1)
1.その辺は気にせず好きなだけまぐわえばいいと思うよ
2.1+できれば私が見ていない時にしてくれるとありがたいけど
3.1+孫の顔は見せてくれると嬉しい
- 334◆aATpbJGovQ25/09/06(土) 23:34:39
「まっまっま…」
「散々やることやっといて今更何を…あ、現実ではまだなんだっけ。あの子も手が早いのか、へたれなのか。いやあれで案外結婚に夢見てる感じなのか…?」
「そそそそういうのはもういいので!肝心の赤い実の話の続きをですね…」
音羽 dice1d2=1 (1)
1.あ、なんかピンときちゃった…
2.恥ずかしすぎてそれどころじゃない
- 335◆aATpbJGovQ25/09/06(土) 23:59:31
唐突に、一つの仮説が音羽の頭に思い浮かんだ
調整された毒
人間が耐えられるように
音羽にはあまり効かない
毒への耐性
(もしかして、その毒って元は…)
それは、とてもとても恐ろしい推測だった
「……ああ、気づいてしまったか」
瀬尾は音羽を見つめる
随分と酷薄な笑みで
「ねえ音羽。答え合わせをしようか…?」
音羽 dice1d2=1 (1)
1.素直に聞く
2.聞きたくない…
- 336二次元好きの匿名さん25/09/07(日) 01:52:47
よしよし