- 1二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 10:41:12
- 2二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 10:43:03
セイレンスって羊水たぷたぷだからいい母体になれほうだよね
- 3二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 10:52:17
問題は卵生なのか胎生なのかだ
- 4125/08/18(月) 10:59:53
とりあえず卵生だろうが卵胎生でこのスレは進みます。
それはそれとして、環境的にセイレンスはソーププレイが好きであってほしい…… - 5二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 11:03:29
戦闘や雑用を妊娠中熟すのは過酷だから穹くんのお嫁さんになって産休育休取って平和な日々を過ごすんだよね
でも穹くんはライコスに攫われて1000年戻れなかったから穹くんは赤ちゃんと顔は合わすことはなく、性別も知らず、戻って来たらセイレンスママしか生きてないんだ
道中で倒したモノが穹くんの子供なのをキュレネとセイレンスママだけが気づくんだよ - 6二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 11:12:17
えっぐいの言うじゃん……下手したらその孫とか曾孫とかも……
- 7125/08/18(月) 12:54:42
二人と天才と部屋で話をして間もなく、戸を叩く音が聞こえる。
「なんだろう?」
「話をする最中でなくて良かったわ」
キュレネと顔を合わせた後、アンカーを懐に仕舞い扉を開けるとそこには先程まで部屋の主だった者がいた。
「良かった、灰色の小魚。ピンクのウミウシもいるか?」
「いるけど、忘れ物?」
穹の問いにセイレンスは首を横に振った。
「カイザーからの指示で客人をもてなすように言われた。二人が良ければの話だが、どうだ?」
カイザーから直々のおもてなし。何か試されているような気もするが、何か情報を聞き出すチャンスのようにも思える。穹とキュレネは顔を見合わせ少し考えた後、それに応じることにした。
「そうか、なら良かった。ならウミウシは運命卿と雲石市場で買い物をしてくると良い。お金はカイザーが出してくれるそうだ」
「キュレネちゃん、あたちたちが案内してあげる。セイアちゃんももしかしたら服を作ってくれるかも」
セイレンスの陰から飛び出したトリビーが手を差し出すと、キュレネはその手を取りその場を出ていく。
その様子を見届けた後、セイレンスは扉を閉めて穹に詰め寄った。
「灰色の小魚、一緒にピュエロスに入ろう。私が身体を流してやる」
セイレンスはそう言うやいなや自分から服を脱ぎ始めた。 - 8二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 13:00:21
えっちなやつだ!!!
- 9二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 13:30:00
セイレンスは無知でも滅茶苦茶知っててもおいしい
- 10二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 15:08:44
ゴシゴシ……ゴシゴシ……
「……」
「ワタシはキミを小魚と呼んでいるが……この背中は大きいな……」
お湯を張りなおした小さなピュエロスに泡の出る入浴剤を混ぜて出来た泡でセイレンスは穹の背中を洗っていた。
穹としてこのおもてなしは想定しておらず、後ろの色気に抵抗するのに手一杯。断るのも出来ない状況なため、ただされるがまま無言を貫いていた。
肩や背中を洗われた後、腕を片腕ずつ洗われていく。
「……こうゆうのしたことあるの?」
「いや、初めてだ。前にカイザーとピュエロスに入った時カイザーが侍女に身体を洗ってもらっていてな。それを見よう見まねでやっている」
「そうなんだ……」
両腕まで洗い終えたところで一旦洗い流し、頭を洗い始めた。
「頭は鱗(毛)よりも付け根を洗うと良いんだったか。それで痒いところはあるか?」
「大丈夫……」
セイレンスが頭を洗い始めてから穹はだまり始めた。何せ彼女の胸が首元に当たるものだからそれが気になって仕方ないのだ。
「上手く出来ただろうか? 目に泡が入ったりしていないか?」
「ん……目を瞑ってるから大丈夫だよ」
頭や耳周りも洗い終え、湯で洗い流す。泡を落とし終えた後でセイレンスは後ろから顔を出した。
「それじゃあ前の方と足を洗うから前を失礼するぞ──」
「あ、いやそれは自分で洗うから!!」
セイレンスの申し出に慌てふためくように断る穹。ゴミを漁り収集するなど狂人じみたことをする彼いえど、人間並みの恥ずかしさは持っている。股間を内股と手で隠し残った手でセイレンスを近づけまいと距離を置くが、対するセイレンスはキョトンとしつつ少し悲しそうな顔をした。
「そうか……実は洗い方に不満があったのか?」
「ああ……いやそうゆうわけじゃなくて……」
他者を洗う上での良し悪しなど穹も知らない。ただ雄としての本能を会ったばかりの彼女に見られたくはない。これを知らせず彼女を傷つけないようにするにはどうすれば良いのやら…… - 11二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 15:10:15
訂正
足✖️ 鰭(足)◯
セイレーンゆえの言い換えの言い回し、気を抜くとミスる…… - 12125/08/18(月) 16:03:44
ゴシゴシ……ゴシゴシ……
「見えないゆえ分からないのだが、どうだろうか?」
「〜〜!」
割り切ってしまえば良かったのか。数秒前の自分の選択に穹は後悔しつつ今の誘惑に抗っていた。
セイレンスを傷つけないように言い繕った結果、セイレンスは穹の後ろから腕を伸ばし胸や腹を洗うことになった。その結果身体が密着され胸の感触を絶えず感じ続けることになる。頭を洗われた時はその重みを感じたが、今度は柔らかさと弾力を背中の全体で。
胸から腹へ、後ろとの境目も忘れずに丁寧に洗われ下へ移動していく。穹はそれを止めることもできずやがて……その時はやってきた。
「ん……これは? 鰭(足)とも違う……なんだ?」
自分にないものを興味深く触るセイレンス。答えようにも答えられない穹は足を閉じようとするが、
「あ、動かないでくれないか? 見えないゆえ上手く洗えていないんだ」
セイレンスに止められ、穹は生殺し状態になった。
ここまで来た以上耐えるしか選択しかないが、正直なところ穹に自信はない。自分の知らないモノを知るために全体を触られた上ここから洗うために手で擦られるのだ。欲求的に言うなら耐えても地獄である。
「コレについて把握できた。キミの言っていた通り見ないようにするからな」
セイレンスの手洗いが始まる。側面と先の方をそれぞれを丁寧に洗われていく。そこからくる刺激に穹はは歯を食いしばって耐えようとするが、
「ん? 先の方から何か汁のようなのが出ているな。安心しろ、コレも洗い流してやる」
セイレンスは当然男への知識がなかった。
ピュエロスに漂う独特の臭い、セイレンスは似たような臭いを思い浮かべつつ手についたモノをその目で見て──興味本位で舐めとった。
「イカのような……少し違うコレは………」
特殊な解放感から我に帰った穹を他所に初めて口にしたモノに興味深々のセイレンス。独特な強い臭いも海の匂いに慣れた彼女にとって興味を妨げる障害にならずむしろ興味を掻き立てる要因になってしまっていた。 - 13二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 17:26:20
後に引けなくなってしまった穹は結局、隠していたことを色々説明することにした。セイレンスがこれほど無知であるとは思わなかったし、これ以上事が進まないためにも必要であると思ったからだ。
穹の説明を受けてセイレンスもようやく先程の行為に関して理解し赤面して顔を隠す。
「先程まで無知であったワタシを恥じたい……番でもない君にこのようなことなど……」
先程の行為に恥を感じていると同時にまたしたいという欲求が芽生える。鰭(手)についたあの匂いがその欲求を掻き立てるのだ。
その欲求を払うように首を振り我に帰る。それよりもまだやるべきことが残っているのだから。
穹は腰布を巻いてセイレンスに足を洗ってもらう。腰布で隠しているものの、セイレンスは横目で気になっているのがよくわかる。
「それじゃあ、鰭(足)の鱗(毛)を剃っていくぞ」
ピュエロスの縁に座って片足を伸ばし、泡で包んでから剃刀で剃っていく。皮膚を切らないよう気をつけて剃って洗い流したら、もう片方の足。
両足ともに洗い終わればこれでおしまい。ハプニングこそあったが洗い終わった穹は心身ともにさっぱりしたように感じた。
「灰色の小魚、良ければ背中を洗ってくれないか? 先程も入った身だが洗い残しがないか気になってしまって……」
彼女からせめてもの贖罪だろうか。前はともかく後ろであるのなら……穹はその要望を受け入れて背中を洗ってあげた。 - 14二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 18:07:00
ピュエロスの温くしっとりとした空気感や無知な細指が身体を伝っていく感触が想起されてまるで自分がそれを受けているかのような錯覚を覚える…
同時に穹の緊張や葛藤、羞恥心も伝わってくる
これが文学か - 15二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 20:06:00
ピュエロスの湯を張り替えて横並びで浸かる二人。
穹の言葉に従いセイレンスは大きめの布を身体に巻いて入る感覚に何か抱擁のようなものを感じた。
「金織が服を着るように言う理由が少しわかった気がする」
水の滴る腕を撫でて眺めながら呟くセイレンス。
その姿は月が浮かぶ夜を思い浮かせる美しさがあるが、その頬は赤みを含んでいるのを穹は気づかなかった。
張り替えた湯で身の芯まで温まっている中、セイレンスが穹にすり寄るように肌を合わせてくる。
「無知ゆえの失礼があったが、キミは喜んでくれただろうか?」
セイレンスなりのもてなし、穹にとって少々刺激が強いモノであったのはあったが心地よかったのは事実である。ピュエロスに入るという経験もオンパロスに来てから何度もあったが今回のようなケースは一度も無かった。
好評であることをセイレンスに伝えると、彼女は微笑むと表情を変えた。
「喜んでくれたのなら良かった……ところで無知ゆえに聞きたいことがあるのだが……」
その表情は会ったばかりの穹が公私を分けたクールなセイレンスではなく、完全な私用の顔なのが分かった。顔が赤いのはピュエロスで高揚していると説明つくが息が荒れているのは流石に無理がある。
「ここが疼いて仕方ないんだ。治める術を知っていないだろうか……」
疼くとセイレンスが示した箇所に穹は頭を抱えるしかなかった。
「なるほど……心は認めずとも身体は番としてお互い認めていたんだな……」
セイレンスに押されて説明をしたは良いものの、彼女はさらに距離を詰めてぐいぐいくる。今はまだ彼女の身体に布を巻いているが、番になろうと胸元の布を下ろし完全に誘ってきている。
「メスは強いオスに惹かれるのは地上も海も変わらない。カイザーの剣であるワタシよりも強いオスともなると救世主である灰色の小魚くらいだろうな」
攻め攻めなセイレンスに対して穹は心中で助けを求めていた。この状況を打破出来るのであればキュレネでもカイザー、もしくは丹恒でも。 - 16二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 20:47:53
発情魚…