- 1二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 22:33:50
- 2二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 22:35:06
佑芽「広ちゃん、どうしたの？」
広「佑芽。実は今プロデューサーの部屋に小型カメラ付きドローンを潜らせているんだけどね」
佑芽「うんうん」
千奈「当たり前みたいに言ってますけど、犯罪ですわ〜！」
佑芽「千奈ちゃんちょっとうるさい」ﾄﾞｺﾞｯ
千奈「がはっ……！？」 - 3二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 22:39:59
佑芽「それで、何を見つけたの？」
広「これを見て。ベッドの下」
千奈「ビニ本がたくさんありますわね」
佑芽「千奈ちゃん！ え、えっちだよ！」
千奈「先生も男性ですもの。多少のことは目をつぶらないと可哀想ですわ」
佑芽「な、なんか大人だ……」
千奈「うふふ。胸だけデカくてもおつむが子供のままでは良妻にはなれませんもの待って腰はさすがにヤバッ……！」ｺﾞｷﾞｨ - 4二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 22:46:06
広「大事なのは本のジャンル。小型化するために画質を犠牲にしたから、はっきりと判別できない」
千奈「花海さんの出番ですわね！」
佑芽「よし、あたしに任せて！」
広「なんて書いてある？」
佑芽「えーと……『俺のメイドがこんなに夜伽に来るわけがない！ 著:桂井リリヤン』だって！」
広「なるほど、つまりプロデューサーは」
千奈「メイドさん萌えですのね！」
佑芽「そうと決まれば早速メイドさんになろうよ！」
千奈「花海さんは品性がないから難しいと思いますわ」
佑芽「ひと足先にメイドさんにしてあげようか？」ﾎﾟｷﾎﾟｷ
千奈「それはメイドじゃなくて冥土ですわ〜！！」 - 5二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 23:02:13
つぎのひ。
学P「おはようございます」ｶﾞﾗﾗｯ
佑芽「おかえりなさいませ、ご主人様っ♪」ミニスカメイド
学P「……」ｽｰ
佑芽「あー！ なんで閉めようとするんですか！」
学P（デジャヴだ……）
学P「えーと、今度は一体なんですか」
広「わたしから説明するね」和装メイド
学P「……なんとなく意図はわかりますが、いきさつは聞いておきましょう」
広「うん」
学P（今日は倉本さんはいないのか）
千奈「あれ、亡くなったはずのひいお爺様とひいお婆様がいらっしゃいますわ」冥土 - 6二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 23:12:10
広「小型ドローンでプロデューサーの部屋をのぞいていたんだけど」
学P「え」
広「そしたらベッドの下に意味深に仕舞われた本を見つけてね」
学P「は？」
広「見たらメイドもののそういう本だったの」
学P「お前マジで」
佑芽「だからみんなでメイドさんになって、プロデューサーさんにご奉仕することにしました♪」
学P「えぇ……」 - 7二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 23:16:31
千奈「というわけでご主人様、なんなりとお申し付けくださいませ！」←広に蘇生してもらった
学P「あれ、いたんですね」
千奈「ずっといましたわ」
佑芽「ご主人様、なにをして欲しいですか？」
広「旦那様のためならなんでもする、よ」
学P（胸の開いたエプロンドレスが眩しいミニスカメイド佑芽さん）
学P（原点にして頂点。クラシカルなロングスカートが可愛らしい倉本さん）
学P（若草色の和装が最高に萌える和装メイド篠澤さん）
学P（うーん、三者三様に性癖に刺さる。たまらん） - 8二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 23:22:04
学P「ちなみにご奉仕とは、どういうことをしてくれるんですか？」
広「お品書きをどうぞ」
学P「周到ですね。拝見します」
・料理を作る（買い出し、片付けまで含む）
・コーヒーを淹れる
・洗濯
・部屋の掃除
学P（めっちゃメイドだ）
学P「とりあえず、コーヒーを一杯」
佑芽「かしこまりました、ご主人様♪」
学P（ていうかメイド喫茶だ） - 9二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 23:26:38
佑芽「これでどうだああああああ！！！」
千奈「は、花海さんがミルを使わずに手のひらの摩擦で豆を挽いておりますわ〜！」
広「わたしはそれを見て引いてる」
千奈「言ってる場合じゃありませんわ〜！！」
学P（楽しそうだな） - 10二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 23:27:15
腐れ縁系補修組好き
千奈が煽り側に行くのめちゃくちゃ笑う - 11二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 23:31:07
佑芽「お待たせしました！ グアテマラです！」
学P「無駄にいい豆使ってますね」
佑芽「お砂糖とミルクはどうしますか？」
学P「ブラックで大丈夫です」
佑芽「…………ミルクも、いらないですか？」ｳﾜﾒﾂﾞｶｲ
学P（こ、この意味深な感じ、まさか……）ｺﾞｸﾘ
学P「じゃ、じゃあ……ミルクを」
佑芽「えへへ……かしこまりました」
学P（やべえ、ワクワクしてきた）ﾄﾞｷﾄﾞｷ
佑芽「千奈ちゃーん！」
千奈「はい、コーヒーフレッシュ、お待たせいたしましたわ！」
学P「クソが」 - 12二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 23:36:20
学P（しかしコーヒーはうまかった）
広「旦那様、なんでもご命令してください」
学P「なんでもと言われても、メニューを見る限り特段今は必要ない……うっ」ﾄﾞｸﾝ
広「ふふ、効いてきたみたい」
学P「ぐっ……体が熱い……！ 篠澤さん、コーヒーに一体何を入れたんですか……！」ﾄﾞｸﾝﾄﾞｸﾝ
広「ふふ、知りたい？」
学P「……は、はい」
千奈「うふふ。花海さん、教えて差し上げてくださいませ」
佑芽「ふっふーん！ お姉ちゃん特性のSSD、ジンジャー味です！」
学P「お前らマジでさ」 - 13二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 23:42:16
学P「ちょ、一回座れ」
佑芽「は、はい」
千奈「ご主人様？」
広「怒ってる？」
学P「怒ってるよ！」
佑芽「うう、ごめんなさい」
千奈「差し支えなければ、なにがお気に召さなかったのか教えてくださいませ！」
広「わたしたちにできることなら直すから」
学P「…………じゃあ言わせていただきますが──」
三人「……」ｺﾞｸﾘ
学P「普通こういうときは、えっちなご奉仕をするのが相場だろうが！！！」ﾊﾞﾝ!
三人「──！！！」ﾊｯ - 14二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 23:43:58
学P「あなたたち俺の部屋のエ◯本を見たんでしょう！？ それで俺がメイド趣味だからメイド服を着ているんでしょう！？ じゃあまずえっちなメイドさんになるのが普通じゃないですか！！」
佑芽「た、たしかに……！」
千奈「盲点でしたわ！」
広「灯台下暗しだ、ね」
学P「このパターンなら絶対最初にそこに行き当たるじゃん！ なにコーヒーって！ なに料理って！」 - 15二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 23:47:07
佑芽「ご、ごめんなさい」
千奈「申し訳ありません」
広「ごめん、ね」
学P「……いえ、俺も熱くなりすぎました。俺のことを思ってやってくださったことですもんね、ありがとうございます」
佑芽「……いや、あたし決めました！」
千奈「花海さん？」
広「佑芽、一体どうしたの？」
佑芽「あたし、ご主人様にえっちなご奉仕します！！」
千奈、広、学P「！！！！？」 - 16二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 23:48:33
日増しに今際への耐性がつく千奈嬢で草
- 17二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 23:50:52
佑芽「あたし、ご主人様に満足してほしいです！ なので、えっちなご奉仕、させていただきます！」
学P「う、佑芽さん……」
千奈「わたくしもいたしますわ！」
広「佑芽、千奈。わたしも、する」
佑芽「み、みんな……！」
学P「三人とも、俺のためにそこまで……！」
佑芽「さあ、みんなでご主人様にえっちなご奉仕、しよう！」
千奈「はい！」
広「うん」
学P「ありがとうございます！」ﾎﾞﾛﾝ - 18二次元好きの匿名さん25/08/18(月) 23:56:14
佑芽「じゃああたしはロリっ娘メイドプレイを！」
千奈「わたくしは経験豊富な年上メイドプレイをしますわ！」
広「わたしは胸でご奉仕する、よ」
学P「キャストミス！！！！」
終わり。 - 19二次元好きの匿名さん25/08/19(火) 00:02:55
オチで草
洗濯板でご奉仕されましても… - 20二次元好きの匿名さん25/08/19(火) 00:20:30
すごく面白い
こういうテイストのSS描いてくれる人珍しいから助かる - 21二次元好きの匿名さん25/08/19(火) 01:01:51
乙です。次回作が楽しみですわ〜