- 11主25/08/19(火) 09:37:59
「(気のせいかもしれない…)」
「(けど…公安に務めて…一緒に同棲し始めて…なんやかんやあって付き合い初めて…)」
「(ちょっと前までは…見てるヤツらがいたら胸焼けするんじゃねぇかってぐらい…甘い日々を送ってたのに…)」
「(なんかそういうこともめっきり減ったな…)」
「やっぱ…歳か?10歳以上離れてるんだ…当たり前だよな」
ナガンは、ふと自分を鏡で見る
数秒自分の姿をじっと見て、ゆっくりと震える手をお腹に当てる
「…いや…いやいやいや、気のせいだよな…」
「そんな短期間でここまで…太るなんて…そんな…ことは」
お腹の肉を軽く手で触ると、余裕で掴めてしまう
「…ア”ッ…」
「いや…待て…まさかこれのせいで…後輩くんは…」
”30越えてその体型はちょっと…キツくないっすか?w”
「…的な事を言われて…振られる!?」
ナガンは体重計に乗り、出た数字を見て固まった
「本格的にまずい…今日からダイエットだ!」 - 21主25/08/19(火) 09:39:12
「でも…どうしてここまで…太…ぽっちゃりになっちまったんだ…」
「…思い当たることは幾つかあるが…」
自分のお腹や二の腕を触ったりして、今の自分の体を把握するナガン
「…太い」
「(そりゃ…AFOのせいで色々体ボロボロになったせいで激しい運動とかあんまりできなくなっちまったし…)」
「(いや…それは言い訳だな…ランニングとかならできたはずだ…)」
ナガンは何故ふくよかな体型になってしまった?
1 幸せ太り
2 ホークスがよくお土産に甘いものを買ってくるから
3 割と仕事が忙しくて、カロリーと塩分が高いものばっかり食べてるから
dice1d3=3 (3)
見た目から分かる?
1 分かる(ぽっちゃり程度)
2 分からない
3 分かるけど…そんな太ってる?変わんなくない…?
dice1d3=1 (1)
ナガンが一番気になってる部分は?
1 腹&胸
2 太もも
3 顔
4 尻
5 全身
dice1d5=1 (1)
- 31主25/08/19(火) 09:46:12
「(最近…あんまろくなモン食べてなかったからか…?)」
「(カップラーメンとかの…食いすぎ…)」
ゴミ袋の中に入った袋麺のゴミやカップ麺のゴミを見て、妙に納得するナガン
「…とりあえず、さっさと仕事行こう…後輩くん先に出ちまったからな」
──────────
外に出て、いつものように少し歩いて近くの駅まで行こうとするが
何となく周りの視線が気になって仕方がないナガン
「(…出所後も色々気になったけど…それとはまた違ったものが…)」
「(…いやでも、このタイミングで気づいてよかった、まだ…世間で言うところの…口が悪いが…デブとは違うよな?)」
「(い、いや、大丈夫…このぐらいの体型なんていくらでも…)」
電車に乗ると、やはり朝という時間帯からか、人が多かった
ナガンはこれも少しの運動だと、思い、吊り革を持ち立つことにしたのだが…
「(…お腹周りがキツイ)」
スーツに少し圧迫される
「(気のせいだよな…頼むから気のせいだと誰か言ってくれ)」
ふと、周りの視線が気になり、ナガンは吊り革を掴まずに立つことににした
「(こんなこと気にして…馬鹿みたいだけど…気になっちまったもんは仕方ねぇだろ…!)」 - 41主25/08/19(火) 09:48:56
「(運動つっても…時間取れねぇんだよな…)」
公安に着き、少し深呼吸をした後に今日の仕事内容を確認するナガンの前にホークスが現れた
「先輩〜!おはようございます〜!」
「朝から元気だな…お前は」
「あれ、もしかして寝不足ですか?俺イビキかいててうるさかったり…?」
「いや、違うから安心して」
「…そうっすか」
「でも、なんか先輩考え事してた顔してたので」
「それは…今日の仕事を…」
「先輩〜なんか俺に隠し事っすか?恋人なんですから隠さないでくださいよ〜?」
「(体重増えたなんて…彼氏に言えるわけねぇだろうが…)」
「(後輩くんも気使ってるだけで…本当は私のこと太ってるって思ってるんだろうな…)」
「いや、本当に無いから大丈夫、それよりもさ、後輩くん…今度デートに…」
「あ、すいません…俺、予定ぎっしりなもので…」
「…そっ…か、しょうがないね、会長だもん、そりゃ色々あるよね」
「マジですいません!頑張って時間取るので!」
「あ、もうこんな時間ですね!では!先輩もお仕事頑張ってください!もちろん無理ない範囲で!」
「…うん」
「(絶対…私から距離置いてるだろ…アレ…)」
「…仕方がない…こうなったら」 - 51主25/08/19(火) 09:51:45
休憩時間、ナガンは目良に声をかけた
「目良さん、ちょっといい?」
「…なんでしょうか、ナガン」
「後輩くんって、どういう女が好きか知ってる?」
いきなりの話題に、疲れ切っている目良は深いため息を着いた…が、そこはさすが目良さん、ちゃんと答えてあげていた
「いつも貴方の話をしているので…貴方以外に好きな女性は居ないんじゃないんですかね」
「え、それ最近も?」
「最近というか…毎日ですね」
少しだけ安心するナガンだったが、もうひとつ疑問が湧いてきた
「あのさ、どういうスタイルの女が好きとかは言ってなかった?」
「…そういう話は聞いた事ないですね」
「ホークスはそういうのはあまり気にしないんじゃないんですかね…私には分かりませんが…」
「悪いけど聞いてきてくれない?」
「もしかして体型で悩んでますか?」
「いや…そんなんじゃ…」
「大丈夫ですよ、ホークスはそんなこと気にする人間じゃないです」
「でも、どうしても気になるなら、聞いてきますね」
「ありがとう、目良さん」
「(これで…ヤな返事が返ってきたら…私立ち直れるかな…)」 - 61主25/08/19(火) 09:52:59
「ホークス、少し時間いいでしょうか?」
「あ、目良さん、どうしましたか?」
「私も結婚などを少し考えていましてね」
「え!?マジですか!?誰と!?」
「冗談です」
ホークスが呆れた顔をすると目良が少し笑う
「で、本題はなんですか?」
「…ホークスが、ナガンを顔やスタイルで選んだ訳じゃないのは知ってますが、実際のところ、どういうスタイルの女性が好みですか?」
「いきなりですね…でも、俺…外見がどうこうってより…やっぱ肝心なのは中身というか…」
「強いて言うなら?」
グイグイ迫ってくる目良に少しビビりつつも、答えるホークス
「そうっすね…強いて言うなら」
1 「スレンダーな人ですかね」
2 「少しぽっちゃりした人ですかね」
3 「…健康的な体型の人ですかね(太いほどいい!なんて言えないな…)」
dice1d3=3 (3)
「でも、俺体型とかマジで気にならないので…あんま参考にしないでくださいね?」
- 71主25/08/19(火) 10:14:05
「(1番困る答え返ってきましたね…ホークスはこういうことははっきり言うはずですが…)」
「それは本当ですか?」
「え、いやいや!嘘ついてなんになるんですか?」
「ちょ、あ、そうそう!用事あったんでした!」
「そうですか…(絶対嘘ついてますね…全く…)」
目良に本心がバレそうになり少し焦るが、何とかその場を切り抜けるホークス
「(最近先輩が俺好みの体型になってきて…嬉しいには嬉しいんだけど…)」
「(先輩だって女性だ、膝枕して柔らかいお肉の感触を味わいたいなんて言ったら、引かれるどころか1発お見舞される…)」
「(だから…最近適当に言い訳作って…先輩から距離を置いて自分の欲を抑えようと俺は必死なんだ…)」
「(なのに先輩は!そんな俺の気持ちも知らないでくっついてきて…!いや、我慢できない俺が…)」
少し前かがみになるホークス
「(でも、先輩も悪いんすよ!?ただでさえ大好きなのにこれ以上大好きになったら抑えが効く気がしない…!)」
「相談…とか…した方がいいのかな」
「(でも、あんま太り過ぎると色々弊害があるし…先輩が体壊したら心配だし…)」
「クソっ…」
「(でも、先輩最近胸大きくなったし…他の職員にヤラシイ目で見られてるかもしれないと思うといやだな…)」
「とりあえず…先輩に缶コーヒーでも差し入れるか」 - 81主25/08/19(火) 10:15:59
「後輩くん、帰ったらすぐ寝ちまうし…あいつの生活真似したら…」
「いや、ダメだ…それこそ不健康まっしぐら…」
「何がダメなんすか?先輩〜♡」
「びっ…くりした…いきなりなんだ後輩くん」
「差し入れの缶コーヒーです…あ…甘いのダメでしたっけ?」
「いや、大丈夫だよ、ありがとう」
缶コーヒーを受け取りそのまま飲み始めるナガンだったが
「(ちょっと待て…こういう甘い缶コーヒー1本って…確か…ご飯1杯分のカロリーがあるって…)」
「どうしました?」
「(休憩時間になると毎回このコーヒー飲んでる後輩くんは、なんで太らないんだ…?)」
「いや…ごめん、やっぱ…いらないや」
「やっぱ無理して飲んでました?すいません…」
ホークスが申し訳無さそうにナガンを見る
その顔につい可愛さを感じてしまい…
「そ、そんな顔すんなよ…やっぱり飲む…」
ナガンは何やってるんだ…と後悔しながらも缶コーヒーを飲んでいた
「(先輩…やっぱ近くで見ると…前よりも…太い…そこがいい!)」
「(先輩の膝枕で寝たい…スーツ越しでもわかるぐらい太ももが…)」
ハッ!となりヤラシイことを考えていた自分の頬をぶっ叩くホークス
「すいません!」
「何が!?」
ホークスはナガンが自分の体型に悩んでることに
1 気づいてる
2 気づいてない
3 気づいてるし、もうちょっと太くていいと思ってる
dice1d3=2 (2)
- 9二次元好きの匿名さん25/08/19(火) 12:05:59
うーん、体型に関するすれ違いかぁ
なんか平和で微笑ましいね - 10二次元好きの匿名さん25/08/19(火) 12:08:54
念のため十まで埋めさせていただきます
- 111主25/08/19(火) 13:21:30
「そういや、飯食いました?」
「あ…今日はまだ…食べてない」
「あー、ご飯炊いてきたので…おにぎりでも作っとけばよかったですね、すいません」
「い、いや!大丈夫!」
少し大きめの声で大丈夫と言われ、少し不思議に思いながらも、やはりナガンの体が心配なのかいくつか提案する
「コンビニでご飯買ってきますよ?」
「お腹…す、空いてないから…」
「せめて、ゼリー飲料ぐらいは飲んでください」
「何か食べて胃が動けば、お腹空きますから」
「(先輩…なんか食べるの嫌がってる…?)」
「(こいつ…人の気も知らないで…)」
「お菓子なら食べられますか?」
お菓子という単語を聞き、無意識に少し表情が柔らかくなるナガン
その一瞬の出来事をホークスは見逃さなかった
「じゃ、最速で買ってくるので待っててくださいね!」
「ちょ、待て!」
猛スピードで行ってしまい、既に姿は見えなくなっていた
「…あいつ個性無くても速いのかよ…どうなってんだよ」
その間にナガンはネットで簡単に出来るダイエット方法を探していた
「1週間で痩せる!」「これをやれば一ヶ月で!」「辛くないダイエット!」
「…嘘クセぇ」 - 121主25/08/19(火) 13:31:44
息も切らさずに帰ってきたホークスになんとなくイラッとするナガン
同じ公安元ヒーローとして、なんとなくスペックが違いすぎるような気がしたのだろう
「(いや…年齢の差だろどう考えても…)」
「(でもなぁ…オールマイトだって、エンデヴァーだって…歳いっててあそこまで戦えてたわけだろ?)」
「(後輩くんの個性「剛翼」私の個性「ライフル」どっちが動くかって言われれば、後輩くんの方だよなぁ…)」
「先輩、選べなかったんで、何個か買ってきましたよ」
「要らないってば…」
「まぁまぁ!座ってください!」
仕方なく椅子に腰かけるナガン
ホークスはコンビニに行ったらしく、サンドイッチと焼き鳥を買ってきていた
美味しそうにそれを頬張るホークス
それを見ていると思わず笑がこぼれるナガン
「ん?俺の顔になんか付いてますか?」
「あはは、可愛いなって思ってさ」
「ん…からかわないでくださいよ」
ホークスは、焼き鳥を食べ終わった後に、買ってきたお菓子とスイーツの中からプリンを出し、スプーンで1口掬うとナガンの方に向けた
「はい、あーん」
「…やめろ、ここ職場だぞ」
「じゃ、俺が食べま───」
ホークスが自分の口元に運ぶ前に食べるナガン
「(大丈夫…一口だけなら…)」
「ははっ、食べたかったなら言ってくださいよまだ食べます?」
「…後輩くんが食べて欲しいなら…食べる」
一つのプリンをぜんぶあーんで食べさせてもらい、ナガンは満足気な顔をしていたが、全部食べ終わって後悔していたようだ
そして、その様子をしっかり職員達に見られていて、「早く結婚しろよ」と思われてたのは別の話だ - 131主25/08/19(火) 13:47:01
休憩時間が終わり、ナガンは仕事に戻った
ナガンは基本デスクワークなので、座りっぱなしだ
「(これも原因だよな…)」
ナガンは、椅子から少し尻を浮かせ、空気椅子で仕事をすることに決めたようだ
「(よし、これならそこそこいけそうだ)」
『火伊那さん…別にあのままでも大丈夫そうなのにね…?』
『彼氏があの会長だからね…気にしちゃうのも仕方ないのよきっと』
『でも…職場で空気椅子…すごいな…色々と…』
『あ、普通に座った…さすがにキツかったか?』
「(空気椅子ごときで…そんな騒ぐなよ…)」
ヒソヒソ話されるのに耐えきれなくなったのか、普通に座って仕事を始めるナガン
『あ、ごめんなさい!火伊那さん!もしかして体型気にしてるのかなって…直接言ったらさすがに悪いかなって…思っちゃって…』
「…気にしなくて…大丈夫」
「あとさ、後輩くん愚痴とか言ってない?私が太ったとか…」
『特に会長から愚痴を言われたことは無いですね…惚気話が多いぐらいですね〜』
『本当に仲がいいんですね』
「ん…」
『でも、会長は多分少しお肉が着いたぐらいで、嫌ったりしませんよ?』
「…それは本人以外分からないだろ…」
『火伊那さんも乙女ですね、応援してます!』
数人の職員がナガンを見て、純粋な笑みを浮かべる
「(…いい人が多すぎるというか…余計なお世話過ぎるな…)」
「(啓悟め…言いふらすなってあれだけ言ったのに)」
「(ホント、私と付き合えてどんだけ嬉しかったんだよ)」 - 141主25/08/19(火) 13:58:15
「(いい加減ちゃんと考えなきゃな)」
夜になり帰宅する時間になった
ホークスはまだ帰らない…いや、帰れないらしくナガン一人で帰ることになったようだ
──────────
電車に揺られながら帰ってきたナガンは、動きやすい服に着替えた後に、外に出た
少し体を伸ばしストレッチをした後に、走り始めた
これでも元公安ヒーロー、体力は落ちたとしてもまだまだ一般人超えだ
「(これからの食生活も考えねぇとな…)」
「(帰ったら…確か後輩くんが買ってた鶏肉が消費期限ギリギリだったはず…湯がいて食おう)」
考え事をしながら走ると案外すぐに何メートルも走れてしまうものだ
「(胸と腹が揺れる…痛てぇ…)」
「(どんだけだらしない体になってんだ私は…!)」
更にスピードを加速させるナガン
「(あれ、そういや目良さんから、聞いてなかったな、後輩くんはどんなスタイルの女が好きか)」
「(もしかして…言えないぐらい私と真逆とかか…?)」
少し足取りが重くなるナガン
「…余計なこと考えるな火伊那」
深呼吸をしながら軽めに歩いた後、また走り始めた
彼氏のために必死で努力しようとする姿は乙女そのものだった
「(頑張れ、レディ・ナガン…あン時に比べりゃ…このぐらい)」
そのまま、1時間ほど走り続けたあと、水分補給をし、来た道を帰って行った - 151主25/08/19(火) 15:28:14
「ただいま」
ホークスの靴があることを確認して、タオルで汗を拭きながら、寝室の方に向かうナガン
「あ、おかえりなさい」
「起きてたんだ」
「いや…先輩いないと、落ち着かなくて…」
「なんだよそれ」
ホークスがナガンに近づき抱きつく
「ちょ、今汗臭いから…!」
「いや…全然大丈夫です…」
「私が大丈夫じゃねぇんだよ!」
「あー…火伊那先輩やっぱ好きです…(抱き心地が前より良い…)」
「おい、啓悟いい加減離せ…マジで!」
力ずくで引き離そうとするが、ホークスも元公安ヒーロー、そう簡単に力を緩めてはくれない
「恥ずかしから離れろ…ホント…」
「嫌です〜♪」
ナガンの体温に安心したのか、少し眠そうな顔になってくるホークス
「…寝ろよ」
「そうさせてもらいます…明日も早いので…」
「けど、先輩、お風呂上がったら俺が寝てても隣で寝てくださいね!」
「はいはい…分かったよ」
「(後輩くんの距離が近い…久々だ)」
「(距離詰めすぎたかな…迷惑かけてないといいけど)」 - 161主25/08/19(火) 15:39:56
「(モヤモヤする…)」
ホークスは既に寝てしまっており、ナガンはゆっくりホークスの隣に寝た
「(後輩くんは私のことどう思ってるんだろ…)」
ゴロンと寝返りをうつホークス
すると、ナガンを後ろから抱きしめる
「(こいつ…ハグ好きだな…)」
溜息をつきながらも、そのままホークスの自由にさせてあげるナガン
なんだかんだ言っても、年下で、自分の元後輩で、彼氏のホークスには甘いのだ
だが…その手はナガンのお腹と胸に向かう
ナガンはその手を止めようとするが、いつもどこか疲れた顔をしているホークスを思い出し、起こす訳にもいかないと思ったナガンは必死に耐える
「(なんで寝てても触ってくんだよ…私は後輩くんの抱き枕じゃ…)」
「…マシュマロ…」
「なっ…馬鹿…!」
お腹と胸を軽く揉まれながらそう言われ、羞恥心がふつふつと湧き上がる
「起きてんのか…?」
ホークスからは返事が無く、スヤスヤ寝息を立てている
「(むっつりスケベ…)」
ホークスがナガンの体型を気にしていないことを
1 なんとなく気づいた
2 気づいてない
dice1d2=1 (1)
- 17二次元好きの匿名さん25/08/19(火) 17:04:32
なんならもっと増えていいよと思ってるからね…
- 18二次元好きの匿名さん25/08/19(火) 17:21:32
らぶらぶで読んでてほっこりする…はやく結婚して…
- 191主25/08/19(火) 17:51:44
「(こいつ…多分私が太ってること気にしてない…)」
「(けどな、こんな歳の私にも乙女心ってのは当然あるんだ…)」
「(…よし、簡単に出来ることからしよう…本当は良くないのはわかってるけど…できる限り何も食わずに過ごそう)」
ナガンも目を閉じ、背中にホークスの体温を感じながら眠りについた
──────────
「先輩まで無理して起きる必要無かったのに」
「いや…まぁ…私だけいっつもスヤスヤ寝てるって言うのも、なんかな」
「別に俺そんなの気にしませんって!」
「それと、先輩朝ごはん食べないんですか?」
「…要らない」
「ダメですよ、朝ごはん食べなきゃ、今日1日頑張る元気が出ませんから!」
「お腹空いてないんだよ…だから、本当に気にしないでくれ」
ホークスはムスッとしながら、ふりかけをかけたご飯を1口ナガンの方に差し出す
「一口だけでいいですから食べてください」
「やだ」
「子供ですか!?ほら…口開けてくださいって!」
「やなもんはやだよ…」
「先輩、強硬手段で口移しって言うのもありますけど?」
「それやったら今日一緒に寝ないからな」
「えっ、嘘やろ!?」
白湯を飲みながら空腹感を紛らわせるナガン
「なんでそう頑ななんですか…一緒に寝ないとか言わんで…」
「ちょっと機嫌悪いだけ…」
「どうしたら機嫌治ります?」
「…治んない」
「そっか〜…治りませんか〜…」
「じゃあ…今度デート行くって言ったら…治ります?」
「…治る」
「よし!スケジュール無理やり詰めて行きましょうか!」