【超絶閲覧注意】ことね「ガブッてしたいんです」

  • 1二次元好きの匿名さん25/08/19(火) 16:04:44
  • 2二次元好きの匿名さん25/08/19(火) 16:10:21

    あたし、藤田ことねで〜す。初星学園の1年生。お金持ちを目指して活動してま〜す。
    あたし、最初は落ちこぼれだったけど、プロデューサーと出会って、人生が一気に変わりました。
    お金の問題を解決してくれて、バイトが減って、たくさん休めました。
    そのおかげで、あたしの成績はどんどん上がっています。
    そんなあたしの人生の救世主のプロデューサーのこと、大好きです。

  • 3二次元好きの匿名さん25/08/19(火) 16:19:44

    あたしの成績が上がった理由は、お金の問題が解決しただけじゃありません。
    あたしのプロデューサーが、あたしの事を沢山褒めてくれて、沢山甘やかしてくれるからです。
    毎日あたしの事可愛いって言ってくれるし、「あなたには素晴らしい才能があります」って褒めてくれます。
    最初の頃はそんなに自分に自信なかったけど、今はちょっとだけ、自信がついてきました。
    この間も、あたしが「プロデューサー、なでなでしてほしいんです」って言ったらしてくれたし、プロデューサーってあたしの事好きなんじゃ…

  • 4二次元好きの匿名さん25/08/19(火) 16:36:31

    あたしは、プロデューサーとの距離を少しずつ詰めていってます。
    「プロデューサー、ライブ成功のご褒美に、ぎゅ〜ってしてほしいんです」
    まあ、ハグは流石にダメかナー…
    「いいですよ、今日は頑張りましたからね」
    マジか。自分でもOKとは思わなかったナー。
    やっぱりプロデューサー、あたしの事好きすぎでしょ。
    それに、あたしもプロデューサーに抱きしめられる時、めっちゃドキドキしちゃってた。
    きっとあたし、プロデューサーに恋してるんだ。

  • 5二次元好きの匿名さん25/08/19(火) 16:49:27

    リーリヤ「咲季ちゃんはあの映画見た?」
    咲季「『ヴァンパイア』よね?主人公がヴァンパイアになって、恋人の血を求め続けるようになっちゃう話でしょ?」
    清夏「最終的に恋人もヴァンパイアになっちゃったんだよね〜。夏にぴったりなホラーで面白かったな〜」
    ことね「へぇ〜、そんな映画あったんだ」
    手毬「どうしよう、将来恋人が出来てもその恋人がヴァンパイアだったら」
    ことね「そんなの現実で起きる訳ねーから安心しろよ」
    プロデューサーとなら、お互いヴァンパイアになって依存しあってもいいかもナー…
    って、何考えてるんだろ、あたし。

    人間がヴァンパイアになるなんて、ありえる訳ねーじゃん。

  • 6二次元好きの匿名さん25/08/19(火) 17:01:13

    ある日、あたしの体に異変が起きた。
    昨日までは何ともなかったのに、妙に、頭が痛い、体が熱い。
    測ってみたら、かなり熱があった。
    風邪なんて久々にひいたナー…まあ、今日一日のんびり休めば治るだろ。

    これが風邪だったらよかったんだけどナー…

    翌日、熱は下がったが、頭痛は治らなかった。
    調子が悪い中、あたしは寝ているプロデューサーを見つけた。
    プロデューサー、こんな所で寝てるなんて珍しいナー。
    次の瞬間、あたしはプロデューサーに、今まで感じた事のない感情を持っていた。

  • 7二次元好きの匿名さん25/08/19(火) 17:15:46

    「寝てるプロデューサー、可愛いナー。ちょっと噛みついちゃいたいナー」

    いやいや、噛みつくってどういうこと!?
    歯形を付けたいってこと!?あたし、頭が痛くておかしくなってんのか?
    流石にやめておかないと…
    でも、あたしの体は、衝動を抑えきれなかった
    あたしの口は、勝手に寝ているプロデューサーに噛みついていた。
    何やってるんだろ、あたし。
    大分甘噛みだったおかげで、プロデューサーはまだ寝たままだからよかったけど。
    あれ?なんか、頭痛がちょっと楽になった気がする。なんでだろう。
    これで完全に治ってくれたらいいんだけどナー…

  • 8二次元好きの匿名さん25/08/19(火) 17:30:10

    プロデューサーを噛んだ後も、頭痛は治ることはなかった。
    なんで、急にプロデューサーを噛みたくなったんだろう。
    咲季「ことね、最近あなた変じゃない?風邪が治ってないんじゃないの?」
    ことね「い、いや、そんな事ないって…」
    リーリヤ「さっき、ことねちゃんの目、あの映画でヴァンパイアになった子みたいな目だった気がしました」
    ことね「え?」
    手毬「いやいや、流石に気のせいじゃないの?」
    そういえば、ヴァンパイアになって恋人の血を吸いたくなるっていう映画があるって、咲季が言ってたよナー。
    映画との繋がりが、あたしをより怖がらせた。

  • 9二次元好きの匿名さん25/08/19(火) 17:41:13

    「藤田さん、先日俺に歯形が付いていたんですが、藤田さんは知りませんか?」
    「………し、知りませんよ。誰かのいたずらなんじゃないですか?」
    「そうだといいんですが…まあ、藤田さんに歯形を付けられるなら、ある意味本望ですけどね」
    「〜〜〜〜っ!///」
    プロデューサーの言葉が、あたしを刺激して、興奮させた。あの欲求も、再びやってきた。
    体が、熱くなってきた。制御が効かなくなってきた。
    あたしは自然に、こう言っていた。

    「プロデューサー、あたし、プロデューサーのことを、ガブってしたいんです」

  • 10二次元好きの匿名さん25/08/19(火) 17:54:11

    「え?」
    流石のプロデューサーも驚いていた。そりゃ驚くに決まってるよ。あたしだって驚いてるんだから。
    それに、何となくあたしの中の欲求が分かった。あたし、プロデューサーの血を吸いたいんだ…
    「藤田さん、目の色が変ですよ。しかし、分かりました。藤田さんの望むことなら、何でも受け入れますよ」
    まじか、これもOKなんだ。プロデューサー、あたしの事好きすぎるって…
    それに、今あたしの目の色、変なんだ。まさかあたし、本当にヴァンパイアになっちゃたのか?
    「じゃあ、遠慮なく、行きますね」
    あたしは、プロデューサーに思いっきり噛みついた。そして、プロデューサーの血を吸った。
    快楽なのか苦痛なのかすら分からない、今までに感じたことのない感覚だった。

  • 11二次元好きの匿名さん25/08/19(火) 18:18:03

    血を吸ったことで、あたしの欲求は満たされた。
    「はぁ…はぁ…満足しました…ちょっと…これから…定期的に…こんな感じのこと、しちゃうと思います…」
    「大丈夫です…俺が藤田さんの…全てを受け止めます…むしろ…俺以外の人にしないでください」
    「分かってます…」
    それからあたしは、定期的にプロデューサーの血を吸った。
    最初は1週間に1回程度だったけど、最近はどんどん頻度が増えていった。
    この感じだと、毎日になるのも時間の問題だろう。
    毎日になるだけならよかった。でも、あたしにはもっと邪悪な欲求が生まれていた。

    プロデューサーを、ヴァンパイアにしたい…

  • 12二次元好きの匿名さん25/08/19(火) 18:46:03

    プロデューサーをヴァンパイアにすれば、一緒プロデューサーと依存しあえるナー…
    いやいや、本当に何考えてるんだあたし、何でこんな悪魔みたいな発想が出てくるんだろう。まあ今のあたしは悪魔みたいなものか。
    「プロデューサー、頑張ってるお礼に、お菓子を持ってきました。食べてください」
    「ありがとうございます」
    このお菓子には、あたしの唾液と血が入ってる。これを食べれば、きっとプロデューサーは………
    あたし、本当に悪い子だナーと思ったけど、あたしは全く後悔していなかった
    翌日、プロデューサーにこう言われた。
    「藤田さん、ちょっと噛んでいいですか?」
    そっか、プロデューサーも、あたしと同じになれたんですね。
    これであたしとプロデューサーは永遠に…

  • 13二次元好きの匿名さん25/08/19(火) 18:56:06

    あたしとプロデューサーは定期的にお互いに血を吸いあっていた。
    そんなある日、あたしは以外な人に話しかけられた。
    「藤田ことねさん!?」
    「美鈴?あたしに何か用?」
    「その目、まさか、ヴァンパイアですか?」
    「え?何で分かんの?」
    「私、ヴァンパイアについて調べているんです。藤田ことねさん、ちょっとこの容器に唾液を入れてくれませんか?治る可能性があるかを調べたいんです」
    「分かったけど、治らない可能性もあんの?これ」
    「はい、手遅れになっている場合もあります」
    え?あたし、永遠にこのままかもしれないの?

  • 14二次元好きの匿名さん25/08/19(火) 19:07:11

    「残念ですが、これはもう手遅れです。藤田ことねさん、あなた以外にヴァンパイアになっている人はいますか?」
    「えっと、あたしのプロデューサー…」
    「なら、あなたのプロデューサーと一緒に初星学園を離れてください。このままだと、誰彼構わず血を吸おうとする状態になる可能性があるんです。これ以上被害者を増やさないようにしてください」
    「…………」
    アイドルを目指せないのは残念だけど、プロデューサーとずっと一緒なら、まあ、いいか。
    美鈴に言われた通り、手遅れだった。私の心は完全にヴァンパイアになっていた。
    「プロデューサー、今日もいただきますね」
    「そのあと俺も吸いたいです」
    ヴァンパイア同士の、永遠に依存し続ける生活。これもある意味、幸せなのかナー?

    END

  • 15二次元好きの匿名さん25/08/19(火) 19:10:51

    以上です。

    誰も死んでないのでハッピーエンドですね。

    冗談はさておき、担当を精神崩壊させたり自殺させたりするのが嫌だったんでこういう形になりました。

    ヴァンパイアを見抜くのが美鈴なのはこのスレのリスペクトです。マジの神スレなのでみんな読もう

    【1/3で閲覧注意🎲】まりちゃん…ちゃんと食べてください……|あにまん掲示板美鈴「まりちゃん、ちゃんと食べてください……このdice1d3=@2 (2)@ を……」1.とんかつ2.パサチキとペースト3.お薬bbs.animanch.com
  • 16二次元好きの匿名さん25/08/19(火) 19:11:59

    次回dice1d18=8 (8)

    咲季は一番最後です

    大分終わりが見えてきた

  • 17二次元好きの匿名さん25/08/20(水) 00:05:50

    どうしてこんなえげつないことを……?

オススメ

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています