(🎲・⚓️あり)ここだけマフィアなモブがいる世界線

[1 二次元好きの匿名さん 25/08/19(火) 17:13:57]

（町外れのとある古びた倉庫）
今は深夜、多くの生徒達が眠りについている時間帯
ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ
ヘルメットモブ1「ガハッ！」
ﾄﾞｻｯ…
マフィアモブ「ふぅ…やっと終わったか」
ここに黒いトップハットとトレンチコートをきたギャングのような生徒がいたがいた
マフィアモブ「全く…仕事にしては簡単すぎるな」
ﾊﾟｯ！(部屋の電気がつく)
リーダーモブ「さあ観念しろ！お前は包囲されている！」
マフィアモブ「へぇ？それで？」
ﾁｬｯ！（マフィアモブが武器を構える）
リーダーモブ「正気か！？」
ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ！
リーダーモブ「ガハッ！」
ﾄﾞｻｯ！
ヘルメットモブ「だめだよ？リーダーがそんなのこのこと敵の前に出て来ちゃって」
ヘルメットモブ2「リーダーがやられた！こいつをやれ！」
ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ！
マフィアモブ「おっと」
ｽﾞｻｧ！（マフィアモブが近くのコンテナの影に隠れる）
ヘルメットモブ3「物陰に隠れたぞ！周りこめ！」
マフィアモブ「このコートお気に入りだったんだけどなぁ…」
ヘルメットモブ4「喰らえぇ！」
ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ！
マフィアモブ「全く…そんな適当に撃ってても当たらないぞ？」
ﾊﾞｯ！（マフィアモブがコンテナの陰から出る）
ヘルメットモブ2「なっ！？（自ら遮蔽物から…）」
ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ！

[2 二次元好きの匿名さん 25/08/19(火) 17:15:16]

ヘルメットモブ2「ガハッ！」
ﾄﾞｻｯ…
マフィアモブ「弾は当てなきゃ意味無いんだよ」
ヘルメットモブ3「こいつ！」
ﾀﾞｯ！（ヘルメットモブ3がマフィアモブに近づいてくる）
マフィアモブ「近接戦に持ち込むって魂胆か…面白い！」
ﾀﾞｯ！（マフィアモブがヘルメットモブ3に近づく）
ヘルメットモブ3「うおぉぉぉぉ！」
ﾌﾞﾝ！（ヘルメットモブ3が自分の銃のマフィアモブめがけて振る）
マフィアモブ「甘すぎる…」
ｽｯ…（マフィアモブが綺麗にモブの銃を避ける）
ヘルメットモブ3「へ？（どうやって…？）」
マフィアモブ「近接はこうやるんだよ！」
ﾌﾞﾝ！
ﾄﾞｶﾞｯ！（マフィアモブの銃の銃床がヘルメットモブ3の後頭部に当たる）
ヘルメットモブ3「っ！」
ﾄﾞｻｯ…
ｸﾙｯ（マフィアモブがヘルメットモブ4を見る）
マフィアモブ「さて…残るはお前だけだな？」

ここだけマフィアなモブがいる世界線

[3 二次元好きの匿名さん 25/08/19(火) 17:17:25]

能力

戦闘dice1d100=30 (30) +40

知能dice1d100=38 (38)

医療dice1d100=20 (20)

家事dice1d100=59 (59)

技術dice1d100=5 (5)

[4 二次元好きの匿名さん 25/08/19(火) 17:20:45]

見た目

身長dice1d40=10 (10) +140

髪の色　dice1d7=3 (3)

1黒　2茶　3赤　4緑　5青　6紫　7ピンク

目の色　dice1d7=1 (1)

1黒　2茶　3赤　4緑　5青　6紫　7ピンク

[5 二次元好きの匿名さん 25/08/19(火) 17:37:56]

ヘルメットモブ4「…（こんな奴に…勝てるわけない…）」
ﾀﾞｯ！（ヘルメットモブ4が逃げ出す）
マフィアモブ「…（逃げたか）」
マフィアモブ「さて…」
ｽｯ…（マフィアモブが帽子を被り直す）
ｽﾀｽﾀ（マフィアモブが気絶しているリーダーモブまで歩く）
ｶﾞｯ！（マフィアがリーダーモブを強めに蹴る）
マフィアモブ「起きろ」
ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ…（リーダーモブが目を覚ます）
リーダーモブ「…ここは…？」
マフィアモブ「はぁ…めんどくさいなぁ」
リーダーモブ「…お前は！」
ｸﾞｯ！（マフィアモブがリーダーモブの背中に足を踏みつける）
マフィアモブ「お前さんに聞きたいことがある」
リーダーモブ「なんだ？」

[6 二次元好きの匿名さん 25/08/19(火) 17:39:04]

マフィアモブ「なんで雇った私を襲った？」
リーダーモブ「そんなの…お前には関係…！」
ｸﾞｯ！（マフィアモブがさらに踏みつける力を強くする）
リーダーモブ「グハッ！」
マフィアモブ「で、答えは？」
リーダーモブ「…お前みたいなやつは早めに潰したほうが得だと思ったんだ」
マフィアモブ「へぇ？意外と賢いな」
ｽｯ…（マフィアモブが足を退ける）
リーダーモブ「ゴホゴホ！」
ｽﾀｽﾀ
リーダーモブ「どこへ行くつもりだ！」
マフィアモブ「どこって、帰るんだよ」
リーダーモブ「は？」
マフィアモブ「私はお前らと違って朝早いんだよ」
ｽﾀｽﾀ
マフィアモブ「またなー」
リーダーモブ「…（こいつ…噂通りだな…）」

[7 二次元好きの匿名さん 25/08/19(火) 17:42:42]

所属学園dice1d4=4 (4)

1アビドス

2ミレニアム

3ゲヘナ

4トリニティ

[8 二次元好きの匿名さん 25/08/19(火) 17:44:55]

学年は…dice1d3=3 (3)

所属部活…dice1d5=2 (2)

1ティーパーティ

2正義実現委員会

3補習授業部

4帰宅部

5自分の新部活

[9 二次元好きの匿名さん 25/08/19(火) 18:07:30]

（次の日、正義実現委員室）
マフィアモブ「ふぅ…（コート直さないとなぁ…）」
正実モブ「どうしたの？そんな深いため息なんてついて」
マフィアモブ「え？いや？（コートを直さないといけないなんて言えない…）」
正実モブ「ふぅーん」
イチカ「ほら、早く行くっすよー！」
マフィアモブ&正実モブ「うわぁーい！」
ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯ！
イチカ「相変わらず元気っすねー」
マフィアモブ「はい！」
正実モブ「ところで今日は何をするんですか？」
イチカ「パトロールだけっすよ」
マフィアモブ「わーい！」
イチカ「（相変わらずかわいいっすね）」
マフィアモブ「またお昼のあそこのイタリアン行きたいです！」
正実モブ「私も行きたいー！」
イチカ「いいすっよ』
2人「やったー！」

[10 二次元好きの匿名さん 25/08/19(火) 18:08:36]

（数時間後…）
ｽﾀｽﾀ
マフィアモブ「ついたー！」
正実モブ「あれ？イチカ先輩は？」
マフィアモブ「なんかやるべきことがあるって」
正実モブ「ふぅーん、じゃあ入ろっか！」
マフィアモブ「うん！」
ｶﾗﾝｶﾗﾝ
店主「いらっしゃい、そこの席空いてるよ」
2人「わーい！」
ﾎﾞﾌｯ（2人がソファに座る）
マフィアモブ「なに食べる？」
正実モブ「やっぱりここは…」
マフィアモブ「すみませーん！」
店主「はーい」
ｽﾀｽﾀ
マフィアモブ「えっと私は…」
正実モブ「チョコケーキで！」
マフィアモブ「え！？ケーキ！？」
ｶｷｶｷ
店主「チョコケーキね」
マフィアモブ「…私はシンプルな…（店主…また髪が薄くなってる…）」
店主「？」
マフィアモブ「丸刈りで！」
正実モブ&店主「は？」
マフィアモブ「あっ…」
正実モブ「ぷっ…あはははは！」
店主「……マルガリータね」
マフィアモブ「……はい」

[11 二次元好きの匿名さん 25/08/19(火) 18:10:03]

マフィアモブの名前は…>>12

[12 二次元好きの匿名さん 25/08/19(火) 18:10:55]

エリー

[13 エリー 25/08/19(火) 18:23:57]

正実モブ「ぷくく…」
エリー「まだ笑ってるの？」
正実モブ「だって…くくく」
エリー「もう！」
正実モブ「ごめんごめん」
エリー「はぁ…(私としたことが…）」
正実モブ「そういえば」
エリー「どうしたの？」
正実モブ「聞いた？あの噂」
エリー「噂？」
正実モブ「うん、なんでも最近黒いコートと帽子を身につけて暴れ回ってる子がいるんだって」
エリー「へ、へぇ…」
正実モブ「そろそろ正実の中でも捕まえるべき対象にいれるか議論されてるって話だよ」
エリー「な、なるほどー（この前のでやりすぎたか…？）」
正実モブ「エリー？」
エリー「そ、そうなんだ…頭の片隅に入れておくよ…」
正実モブ「おっけーい！で、最近ね…」
エリー「うん（ここまで有名になるのは嬉しいけど…後々面倒そうだなぁ）」

[14 エリー 25/08/19(火) 18:25:04]

ちなみに今は時系列的に…dice1d3=2 (2)

1先生が来る前

2先生が来た後

3エデン条約開始直前

[15 エリー 25/08/19(火) 22:18:26]

（その日の夜、ブラックマーケット）
ｶﾞｺﾝ！（エリーが自分のトンプソンサブマシンガンをリロードする）
エリー「さて今夜もあそこに行くか（念には念を入れないとな）」
ｽﾀｽﾀ
モブ1「おい、あの格好って…」
モブ2「間違いない…最近噂になってるあいつだ」
エリー「（ここにまで噂が広まってるとは）」
エリー「そのうち自分の部下を持ってもいい頃かな」
ｽﾀｽﾀ
マーケットガード「おい」
エリー「なんの用だ？（めんどくさそうなのに絡まれたな）」
マーケットガード「お前が最近噂になっている奴であってるか？」
エリー「そうだと思うが？」
マーケットガード「それなら良かった、あそこにいる奴らを止めて来てくれないか？我々だと手に負えなくてな」
エリー「分かった（また面倒ごとか…まあここにくれば付きものか）」
マーケットガード「噂通りの実力だといいがな」
エリー「それはどういう意味だ？」
マーケットガード「その通りだが？」
モブ1「あーあ、あいつ終わったな」
モブ2「どういうこと？」
エリー「そうだな」
ﾌｯ…（エリーが一瞬で距離を詰める）
マーケットガード「なっ！？」
エリー「これで満足か？」
マーケットガード「…あ、ああ…（ど、どうやってあの距離を？）」
エリー「ふん…」
モブ2「は？いまなにが…？」
モブ1「あいつ運がいいな…あれだけで済んだなんて」
ｽﾀｽﾀ
エリー「（別に私もこんなことで発砲するほど短気ではないんだがな…）」

[16 エリー 25/08/19(火) 22:31:37]

エリーが遭遇した人物>>17

[17 二次元好きの匿名さん 25/08/20(水) 08:12:32]

アズサ

[18 エリー 25/08/20(水) 10:42:34]

ｽﾀｽﾀ
エリー「おい」
アズサ「なんだ？」
エリー「（なんだこいつ…？ガスマスクをつけててトリニティの制服を着ている…変な奴だな）」
アズサ「（黒のコートと黒の帽子…どこかで聞いたことがあるような…）」
アズサ「なんの用もないなら私は行くぞ、トラップを仕掛ける続きをしなくては」
エリー「はぁ…とりあえず私は忠告をしにきただけだ」
アズサ「忠告？」
エリー「ここはブラックマーケート、戦いたいならどこか別の場所でやってくれ」
アズサ「それは無理だ」
エリー「なんでだ？」
アズサ「私も欲しいものがあってここに来ている」
エリー「じゃあなんでトラップなんて仕掛けているんだ？」
アズサ「それは…チンピラに絡まれて…」
エリー「なるほどな」
ﾁｬｯ（エリーが銃を取り出す）
アズサ「何をする気だ？」
エリー「何って、チンピラ相手なら手伝うだけだ」
アズサ「なんで？」
エリー「あいつらは私も気に食わない。それだけだ」
アズサ「…それなら助かる」
スケバン1「いたぞ！あいつだ！」
スケバン2「さっきはよくも！」
エリー「あいつらかなり怒っているが…何をしたんだ？」
アズサ「喧嘩を売って来たから買っただけだ。ブラックマーケットは物を売り買いするところと聞いたからな」
エリー「（そういうことじゃないと思うが…）」
アズサ「来るぞ！」
エリー「分かっている」
ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ！

[19 エリー 25/08/20(水) 10:49:03]

戦闘ダイス

エリーは1〜2の相手を、アズサは3〜4の相手をしています。2人の勝利条件はどちらとも1人ずつ倒すことです

エリーdice1d100=68 (68)

アズサdice1d100=17 (17)

スケバン1 dice1d100=34 (34)

スケバン2 dice1d100=93 (93)

スケバン3 dice1d100=43 (43)

スケバン4 dice1d100=20 (20)

[20 エリー 25/08/20(水) 19:03:19]

自保守

[21 二次元好きの匿名さん 25/08/21(木) 02:17:58]

エリーが一人やった？

[22 二次元好きの匿名さん 25/08/21(木) 10:43:53]

スケバン2が強すぎる

[23 エリー 25/08/21(木) 19:11:26]

ｽｯ（エリーとアズサが弾丸を避ける）
エリー「（こいつ動きが拙いな…まさか正面からの戦闘は不得意なのか？）」
アズサ「（トラップを張りきれていない…これだと…）」
スケバン1「まずはこいつから！」
ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ！
エリー「ARか（それなら…！）」
ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯ！
ﾊﾞｯ！（エリーが近くにいた商人からブリーフケースを奪い取る）
商人「あっ！おい！」
エリー「借りるぞ！」
スケバン1「そんなもの持ったって！」
ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ！
エリー「私もこれはあまりやらないんだが…！」
ﾌﾞﾝ！（エリーがブリーフケースを投げる）
スケバン1「なっ！？」
ﾊﾞｺﾞｯ！（ブリーフケースがスケバン1の頭部に直撃する）
ﾄﾞｻｯ！
エリー「これで1人…」
スケバン2「く、くそっ！」

[24 エリー 25/08/21(木) 19:12:50]

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ！
エリー「っ！」
ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯ！
モブ1「でさー」
モブ2「なるほど」
エリー「どけ！」
モブ1&2「え？」
ﾄﾞﾝ！（エリーが近くのテーブルをひっくり返す）
モブ2「うわぁ！？」
ｻｯ！
ﾁｭｩﾝﾁｭｩﾝ！
エリー「くそっ！（これだと動けそうにないな…あいつは…）」
ﾁﾗｯ
アズサ「くっ！」
スケバン3「こいつさっきより弱いぞ！今のうちだ！」
ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ！
アズサ「っ！」
スケバン4「撃て撃て！」

[25 エリー 25/08/21(木) 19:14:02]

エリー「（これは一度撤退した方がいいな）」
ｽｯ（エリーがテーブルから身を出す）
スケバン2「逃がすか！」
ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ！
エリー「っ！」
ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯ！
アズサ「（やっぱりここだと…！）」
ｶﾞｼｯ！（エリーがアズサの腕を掴む）」
アズサ「え？」
エリー「離脱する！」
ｸﾞｲｯ！
ﾀﾞｯ！
スケバン2「おい！逃がすな！」
スケバン3「分かってる！」
ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯ！

[26 二次元好きの匿名さん 25/08/22(金) 00:56:18]

戦略的撤退か、妥当な判断だな

[27 エリー 25/08/22(金) 06:40:04]

エリー達は…dice1d2=1 (1)

1 逃げきれた

2 逃げきれなかった

[28 二次元好きの匿名さん 25/08/22(金) 15:02:13]

やったぜ

[29 エリー 25/08/22(金) 21:43:10]

エリー「こっちだ！」
アズサ「分かった！」
ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯ！
スケバン3「待て！」
ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ！
エリー「ちっ！（まくにはこれが一番か)」
ｸﾞｲｯ！（エリーがアズサを路地裏に引っ張る）
アズサ「うわっ！？」
エリー「（ﾋｿﾋｿ）静かにしろ」
アズサ「（ｺｸｺｸ）」
ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯ！
スケバン2「どこに行った！」
スケバン3「くそっ！急に消えて…！」
スケバン4「とりあえず来た道を戻ろう！もしかしたら引き返したのかも！」
ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯ！

[30 エリー 25/08/22(金) 21:44:17]

エリー「行ったか…」
アズサ「とっさの判断にしてはよかった」
ｽｯ（エリーが立ち上がる）
エリー「あの2人にボコされてたあなたには言われたくないな」
アズサ「…これからどうする？」
エリー「こんなことになったし、私は帰るさ」
アズサ「分かった」
エリー「ついてくるなよ？」
アズサ「…分かった」
エリー「なんだその不満そうな顔は？」
アズサ「なんでもない」
エリー「…そうか」
ﾊﾞｻｯ！
ｽﾀｽﾀ
エリー「また会う機会があったら」
アズサ「……」
エリー「はぁ…（これで今日の買い物はお預けか…）」

[31 エリー 25/08/23(土) 07:38:25]

エリーが代わりに向かった場所…>>32

[32 二次元好きの匿名さん 25/08/23(土) 16:41:58]

エンジェル２４

[33 エリー 25/08/23(土) 18:21:40]

ｽﾀｽﾀ
エリー「（そういえばなんでも揃っている店がここら辺にあったと聞いたことがある…）」
エリー「行ってみるか…」
ｽﾀｽﾀ
（シャーレ、エンジェル24）
ｳｨｰﾝ
ｽﾀｽﾀ
ソラ「い、いらっしゃいませ！」
エリー「…（人がいない…それに従業員が1人だけ？）」
ソラ「え、えっと…」
エリー「何か用か？」
ｼﾞｨー（ソラがエリーを見つめる）
ソラ「（この人…顔が見えないし…怪しいし怖い！）」
エリー「何も用がないならほっといてくれ」
ソラ「は、はいぃ！」
ﾀﾞｯ！
エリー「…？（結局あいつは何がしたかったんだ？）」
ｳｨｰﾝ
ソラ「い、いらいっしゃいませ！」
“やあ、今日も頑張ってるね”
ソラ「せ、先生！？」
エリー「…先生？（確か外から来たっていう…）」
“今日は私以外にもお客さんがいるね”
ソラ「それについてなんですけど…」
“どうしたの？”
ソラ「（ﾋｿﾋｿ）あの人怪しい格好してるのにさっきからから裁縫コーナーにずっといるんですよ！」
ｽｯ（エリーが2人の背後に立っている）
エリー「悪かったな、怪しい格好をしてて」
ｷﾞﾛｯ…（エリーがソラを睨む）
ソラ「ひ、ひぃ！」

[34 エリー 25/08/23(土) 18:32:55]

“え、えっと…名前は？”
エリー「…それは言えません」
“なんで？”
エリー「こちらの事情です」
ｽｯ（エリーが裁縫セットをレジに置く）
エリー「会計を頼む」
ソラ「は、はいぃ！」
ﾋﾟｯ
“ところで…なんで裁縫セット？”
ｽｯ（エリーが帽子を指差す）
エリー「この帽子のここを直すためです」
“なるほど…（この帽子…見た感じかなり年季が入ってるなぁ）”
エリー「はい」
ソラ「こ、こちら2200円になります…」
ｽｯ…（エリーが3000円を出す）
エリー「…これで十分なはずだ」
ソラ「はい、えっとお釣りは…」
ｽﾀｽﾀ
ソラ「あっ、ちょっと！」
エリー「釣りはいらない」
ｳｨｰﾝ
ｽﾀｽﾀ
“行っちゃったね”
ソラ「は、はい…」
ｽﾀｽﾀ
エリー「ああは言ったけど…」
ﾁｬﾘﾝ…（エリーが財布を覗く）
エリー「私も金欠なんだよなぁ…」

[35 二次元好きの匿名さん 25/08/24(日) 03:55:03]

保守

[37 エリー 25/08/24(日) 12:55:53]

（トリニティ寮、エリーの部屋）
ｷｨ…
エリー「ただいま」
ﾊﾟﾁｯ（エリーが部屋の電気をつける）
エリー「……（人の気配…やっぱりか）」
エリー「私にはついて来るなと言ったはずだぞ？」
ｽｯ（アズサが現れる）
アズサ「……」
エリー「なぜ私を追いかけてきた？」
アズサ「気になったから」
エリー「はぁ…」
アズサ「トリニティの生徒だったんだな」
エリー「何か不服か？」
アズサ「いや、ただお前みたいな奴は校舎の中で見たことがないから」
エリー「こんなことやってるのはみんなには隠してるからな」
アズサ「なるほど」
エリー「あと」
アズサ「？」
エリー「‘お前“じゃなくてエリーだ」
アズサ「分かった。よろしく、エリー」
エリー「あぁ」
ｽﾀｽﾀ
ｽｯ（エリーがコートと帽子を脱ぐ）
アズサ「そのコートと帽子…かなり年季が入ってるように見えるけど…」
エリー「もともと私のではないから当然だ」
アズサ「じゃあもともとは誰のだったんだ？」
エリー「それは…」

[38 エリー 25/08/24(日) 12:57:53]

コートと帽子の元の持ち主…dice1d3=3 (3)

1 昔所属してたところのボス

2 エリーの母親

3 エリー「…思い出せない…」

[39 エリー 25/08/24(日) 13:04:34]

エリー「…（あれ…？誰のだったっけ？）」
アズサ「エリー？」
エリー「す、すまない。思い出せなくて」
アズサ「思い出せない…？」
エリー「あ、あぁ。誰かからもらったのは思てるんだが、誰だったかが思い出せない…」
アズサ「…もうそれ以上はいい」
エリー「そうだな…」
ﾁﾗｯ（エリーが時計を見る）
エリー「…（もう22時か…）」
アズサ「どうした？」
エリー「もう行ったほうがいい」
アズサ「…そうだな、私はもう行くよ」
ｽﾀｽﾀ
エリー「次は招待するからその時きてくれ」
アズサ「ありがとう」
ﾊﾞﾀﾝ！（アズサが部屋から出る）
エリー「そう言えば他人が私の部屋に入るのは久しぶりだな」
ｽﾀｽﾀ
エリー「さて、明日の用意でもするか」

[40 二次元好きの匿名さん 25/08/24(日) 20:53:32]

保守

[41 二次元好きの匿名さん 25/08/25(月) 02:58:32]

訳有りだねぇ

[42 二次元好きの匿名さん 25/08/25(月) 11:45:24]

保守

[43 エリー 25/08/25(月) 16:42:54]

次の日、トリニティ中央広場）
エリー「はぁ…（今日は休みをもらったのはいいが…）」」
エリー「やることがない…（あっちの活動は基本夜じゃないと目立つからな…）」
ｽﾀｽﾀ
エリー「暇だ…」
スケバン2「おい」
エリー「何か用ですか？（こいつは昨日の…）」
スケバン2「人探しをしてるんだ」
エリー「人探し…？」
スケバン2「そうだ、そこで…」
ﾍﾟﾗｯ（スケバン2がエリーにある写真を見せる）
エリー「…！（こいつ！いつの間に！）」
スケバン2「こいつを見たことがあるか？（今、こいつ確かに反応した…！）」
エリー「あ、あるわけないじゃないですかぁ…」
エリー「で、では私はこれで…」
ｽｯ
ｶﾞｼｯ！（スケバン2がエリーの腕を掴む）
エリー「な、なんでしょうか…？」
スケバン2「…とりあえず来てもらおうか」
エリー「わ、分かりました…」
ｽﾀｽﾀ

[44 エリー 25/08/25(月) 16:47:58]

（とある路地裏）
ｽﾀｽﾀ
スケバン2「ここならいいだろう」
ｽｯ（スケバン2がエリーの腕を離す）
エリー「あ、あの…私、何かしましたか…？（こいつ、多分もう確信してるな）」
ﾍﾟﾗｯ…（スケバン2が再び写真を見せる）
スケバン2「お前、こいつだろ」
エリー「……はぁ…」
スケバン2「その反応ってことは」
エリー「正解だよ」
スケバン2「っ！（ｿﾞﾜｯ）」
エリー「で？私への復讐が目的か？」

[45 エリー 25/08/25(月) 16:49:57]

スケバン2の要件…dice1d3=1 (1)

1 エリーとのタイマン

2 エリーをリンチ

3 スケバン2「…私を部下にしてくれ！」

[46 エリー 25/08/25(月) 23:44:39]

最近忙しすぎ自保守

[47 二次元好きの匿名さん 25/08/26(火) 09:24:08]

河原で殴り合い的な？

[48 エリー 25/08/26(火) 18:29:48]

スケバン2「あ、あぁ！(ここで怯えるな！)」
エリー「…そうか(こいつ…動揺してるな)」
ｶﾞｺﾝ！(エリーが銃のマガジンを入れ替える)
エリー「で？やるんじゃないのか？」
スケバン2「い、いくぞ！(ここでこいつを倒せれば…！)」
エリー「……」
ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯ！
スケバン2「うおぉぉ！」
エリー「(接近戦…この前と変わっている、ということは…！)」
ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ！
ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯ！(スケバン2がエリーのすぐ近くまで到達する)
スケバン2「！(よし！ここで！)」
ｽｯ(スケバン2がソートオフショットガンを取り出す)
エリー「！(やっぱりか！)」
スケバン2「くらぇぇぇ！」
ﾊﾞｧﾝ！
ﾌｯ(エリーがスケバン2の背後に現れる)
エリー「…策としてはいいが…」
スケバン2「！？」
ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ！
スケバン2「グハッ！」
ﾄﾞｻｯ…
エリー「私のことを知らなさすぎだ」
エリー「そこで寝てろ」
スケバン2「く…くそっ…」
ｶﾞｸｯ(スケバン2が意識を失う)
エリー「はぁ…(今日が任務のある日じゃなくてほんとよかった…)」
ﾁﾗｯ(エリーがスケバン2を見る)
エリー「(こいつどうしよう？)」

[49 エリー 25/08/26(火) 23:59:38]

保守

[50 二次元好きの匿名さん 25/08/27(水) 08:33:43]

保守

[51 エリー 25/08/27(水) 11:21:04]

エリーはスケバン2を…dice1d3=3 (3)

1 放置して逃げた

2 正実本部まで連れてく

3 “それって…”

[52 エリー 25/08/27(水) 11:42:42]

エリー「先生！？（やばい…！今のを見られたか…？）」
“（今の動き…それにあの銃…見覚えがあるような…？）”
エリー「な、何かご用でしょうか？（とりあえずしらを切れ！）」
“その銃…”
エリー「あっ…（しまった！銃をしまうのを忘れていた！）」
“君…名前は…？”
エリー「え、エリーです！」
“エリー（…まさかね）”
エリー「は、はい？（バレたか…？）」
“前にあったことあったかな？”
エリー「え、えっと…初対面だと思いますよ…」
“うーん…”
エリー「（とりあえずここを離れないと！）」
エリー「わ、私は行かないと行けない場所があるので！」
ﾀﾞｯ！
“あっ！ちょっと待って！”
ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯ！（エリーが猛スピードで走り去る）
“行っちゃったか…”

[53 エリー 25/08/27(水) 11:43:51]

（トリニティ、商店街）
ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯ！
エリー「危なかったな…」
ｽﾀｽﾀ
アズサ「エリー」
エリー「お、アズサじゃん。どうしたの？」
アズサ「…（なんか喋り方が違う）」
エリー「？」
アズサ「今日は何をしているんだ？」
エリー「今日は暇だから特に何かしてるってわけではないかな」
アズサ「それならちょうどよかった」
エリー「何が？」
アズサ「今日の夜ブラックマーケットに行くから一緒に来てくれないか？」
エリー「いいよ」
アズサ「ありがとう、じゃあここに夜集合でいい？」
エリー「分かった」
アズサ「じゃあまた後で」

[54 エリー 25/08/27(水) 11:45:07]

（その日の夜）
ﾊﾞｻｯ！
エリー「よし…！（しっかりとコートと帽子は直せたみたいだ）」
ｽﾀｽﾀ
アズサ「お待たせ」
エリー「来たか、じゃあ行くか」
アズサ「（やっぱりこっちの方がしっくりくるな…）」
エリー「どうした？早く行くぞ」
アズサ「うん」
（ブラックマーケット内）
ｽﾀｽﾀ
エリー「（そう言えば私も昨日買いそびれたものがあったな）」
アズサ「やっぱり賑わってる」
エリー「それはそうだろ、ブラックマーケットだと大抵のものが手に入るからな」
ｽﾀｽﾀ
アズサ「ここ」
エリー「ここは…」

[55 エリー 25/08/27(水) 11:48:47]

アズサとエリーがたどり着いた店…>>56

[56 二次元好きの匿名さん 25/08/27(水) 21:41:09]

映画フィルムが所狭しと並べられている骨董品屋

[57 エリー 25/08/28(木) 00:47:34]

（ブラックマーケット、
アズサ「どうかした？」
エリー「なんでここ…？」
アズサ「いや、見たい物がここにしか売ってないから」
エリー「はぁ…（よりによってここか…）」
アズサ「早く中に入ろう」
エリー「…そうだな」
ｶﾗﾝｶﾗﾝ
そこにはレジに足を乗せて新聞を読む店主がいた
店主「うちには大したものはないよ」
エリー「はぁ…相変わらずだな、店長」
店長「その声は…」
ﾊﾞｻｯ（店長が新聞を下げる）
エリー「久しぶりだな」
店長「エリーか！久しぶりだな！」
アズサ「…知り合いか？」
エリー「あぁ、昔よくここに通っててな」
ｽｯ（店長が足をレジから下ろす）
店長「懐かしいなー！元気にしてたか？」
エリー「無論だ」
アズサ「…（なんだか羨ましい）」
エリー「どうした？」
アズサ「いや？」

[58 二次元好きの匿名さん 25/08/28(木) 09:27:27]

保守

[59 二次元好きの匿名さん 25/08/28(木) 17:39:41]

早めの保守

[60 エリー 25/08/28(木) 22:29:14]

エリー「そういえば前の店主は？」
店主「あぁ、今は入院してるよ」
エリー「そうか」
店主「さて、今日は何をお探しかな？」
アズサ「そうだな…」
エリー「……（正直私はもうここにはいられないはずなんだがな…）」
アズサ「どうかしたのか？エリー？」
エリー「い、いや…私は外で待っている」
ｽﾀｽﾀ
アズサ「あっ！エリー！」
店主「（どうしたんだろう…？）」
ｶﾗﾝｶﾗﾝ
エリー「ふぅ…（なんでよりによってここなんだろうか？しばらく前なら喜んで入った場所なのに…）」
ｶﾗﾝｶﾗﾝ
アズサ「エリー？」
エリー「アズサ…」
アズサ「何かあったのか？」
エリー「…ちょっとな」
アズサ「…何があったのか教えてくれないか…？」
エリー「……」

[61 エリー 25/08/28(木) 22:34:17]

エリーと店の関係…dice1d3=3 (3)

1 店主にブラックマーケットのあれこれや交渉術を教えてもらった

2 店によく通っていた時に友達になった子が現在行方不明

3 実　家

[62 二次元好きの匿名さん 25/08/29(金) 08:14:36]

草　

[63 二次元好きの匿名さん 25/08/29(金) 16:57:21]

それは気まずいわ

[64 二次元好きの匿名さん 25/08/29(金) 23:27:00]

保守

[65 エリー 25/08/29(金) 23:41:38]

すみません、更新は明日になってしまいます…更新が全然できていなくて本当にすみません…

[66 二次元好きの匿名さん 25/08/29(金) 23:47:05]

多分エリーのこのファッションも実家の古いギャング映画フィルムを見た影響なのかな？

[67 二次元好きの匿名さん 25/08/30(土) 08:25:34]

保守

[68 エリー 25/08/30(土) 12:07:03]

エリー「あの店は私の実家だ」
アズサ「…え？」
エリー「私はあの埃っぽい店の中で育った」
アズサ「詳しく聞いてもいいか…？」
エリー「…構わないが」
ｽｯ
エリー「場所を移そうか」
アズサ「分かった」
ｽﾀｽﾀ
（ブラックマーケット、狭い路地裏）
ｽﾀｽﾀ
エリー「ここでいいだろう」
ｽｯ（エリーが壁に寄りかかる）
アズサ「……」
ｼﾞｨ…（アズサがエリーを見つめる）
エリー「まあそんな顔をするな、今から全部話してやるから。その前に…」
ｽｯ（エリーが注射器を取り出す）

[69 エリー 25/08/30(土) 12:08:18]

アズサ「それは？」
エリー「…これを知らないってことはまだここにそんなに入り浸っていないわけだな」
アズサ「？」
エリー「いいか？これはT.T.K.Yだ」
アズサ「T.T.K.Y…？」
エリー「そうだ、なんの略かは誰も知らないが、世に言う“違法ドラッグ”だな」
アズサ「…そんなものとエリーとどんな関係が？」
エリー「…この話は私がまだ中学生まで遡る」
ｽｯ（エリーが注射器を自分の首元に向ける）
エリー「私の親は両方今もこれの中毒者だ」
アズサ「え？」
エリー「ということは分かるよな？」
ｸﾞｻｯ！（エリーが自分の首に注射器を刺す）
アズサ「エリー！？」
ｸﾞｯ…（エリーが注射器を抜く）
エリー「ゴホゴホ！」
アズサ「…っ！？（早く…救急車…！）」
エリー「あははは…」
アズサ「！？」

[70 エリー 25/08/30(土) 12:09:29]

アズサ「！？」
エリー「…私も中学の時に親にこれを打たれてからこれがないと生きていけなくなった」
ｽｯ（エリーが立ち上がる）
ﾎﾞﾀﾎﾞﾀ…（エリーの首元から血が垂れる）
エリー「でも、これにはメリットもある」
アズサ「え？」
エリー「ここを見な」
ｽｯ（エリーが自分の首元を指差す）
アズサ「信じられない…！（傷口が…塞がってる…！？）」
エリー「…話は戻るが、これを初めて打たれた時に思ったんだ」
アズサ「何を…？」
エリー「”なんでこんなものがそもそもあるんだ？“ってな」
アズサ「確かに…」
エリー「そこから調べてやっと見つけた情報は、とあるギャングがブラックマーケットにこれをばら撒いているということだった」
エリー「そこで私は誓ったんだ」
アズサ「？」
エリー「そいつらを全員潰せば何かが変わるんじゃないかってな」
アズサ「…それでいつもあんなことを…？」
エリー「…ちなみにあの店に入りたくないのはあの糞親ともう顔を合わせたくないからだ」
アズサ「でもあの店長って呼んでた人は…？」
エリー「あの人は昔から私の面倒をよくみてくれていた雇われ店長だ」
アズサ「なるほど」
エリー「あぁ」
アズサ「じゃあその上着と帽子は？」
エリー「前にも話さなかったか？覚えてなくて…」
アズサ「違う、なんで思い出せないの？」
エリー「…それはT.T.K.Yの副作用だな」
アズサ「え？」
エリー「これの副作用はランダムだ」
アズサ「どういうこと？」

[71 エリー 25/08/30(土) 12:10:50]

エリー「私にもよくわからないんだが、時には幻聴が聞こえたり、幻覚が見えたり、記憶喪失になったり、数日間意識を失ったりとさまざまだ」
アズサ「…そんなものほんとに摂取して大丈夫なのか？」
エリー「大丈夫ではないな、例としてたくさんの人がこれのせいで死んでいるしな」
アズサ「エリーはしないでよ…？」
エリー「急にどうした？私はあいつらを全員潰すまで死ぬ予定はないさ」
ｽｯ（エリーが壁に寄りかかるのを止める）
エリー「さ、そろそろいい時間だ、欲しいものを買って帰ろう」
アズサ「う、うん」
ｽﾀｽﾀ
エリー「（これさえなければ…！）」
ﾊﾟｷﾝ！（エリーが注射器を割る）
エリー「ふぅ…」
ｽﾀｽﾀ

[72 エリー 25/08/30(土) 12:12:08]

>>70

すみません誤字りました。

「誓う」じゃなくて「思う」です…すみません…

[73 二次元好きの匿名さん 25/08/30(土) 20:33:22]

保守

[74 二次元好きの匿名さん 25/08/31(日) 06:34:50]

保守

[75 二次元好きの匿名さん 25/08/31(日) 14:54:35]

保守

[76 エリー 25/08/31(日) 16:14:24]

アズサ「……」
エリー「どうした？」
アズサ「さっきのに驚いてる」
エリー「ご、ごめん（無理もないよな…いきなり首に注射器を刺したわけだしな…）」
ｽﾀｽﾀ
マーケットガード「おい」
エリー「はぁ…（またこいつかよ）」
アズサ「知り合いか？」
エリー「…まあ、そうとも言えるな」
マーケットガード「で、この前負けてたことについてはどう説明するんだ？」
エリー「これだからマーケットガードは…」
マーケットガード「なんて言った！」
ﾁｬｯ…（エリーが銃をマーケットガードに突きつける）
マーケットガード「っ！？」
エリー「もっかい言ってみな」
アズサ「…（そういえばエリーの銃をまじまじとみたことなかった）」
マーケットガード「…悪かった」
ｽｯ…（エリーが銃を下ろす）
エリー「いいだろう」
ｽﾀｽﾀ（アズサがエリーに近づいてくる）
エリー「…？」
アズサ「この跡…何？」
エリー「何って、血に決まってるだろ」
アズサ「なるほど…（これで敵を威圧するのもありだな…）」
マーケットガード「（こいつら…おかしい…！）」

[78 エリー 25/08/31(日) 16:26:42]

エリーの愛銃、「prototype-T76」