こんにちは、トレーナーさん

1二次元好きの匿名さん21/09/19(日) 12:51:09

「デジタルさん？」
振り返ると、トレーナーさんがそこにいた。
「トレーナーさん！見てください、あそこのウマ娘ちゃん、お日さまに輝いていて……ウヒョオオオ〜！！ロマンスですね！！あまりにも尊い〜！！」
「キミも輝いてるよ」

そのただ一言が、嬉しかった。呼吸を落ち着けて想いを告げた。
「レース、楽しみにしててくださいね」
そういうと、にっこりと微笑んでくれたトレーナーさんの顔は、空に映えて綺麗だった。
きっとドキドキって、こういうことを言うと思う。

「トレーナーさんは、どんなウマ娘ちゃんが最推しですか？その子の尊み、見逃しませんっ♪」
「キミだよ」

「キミなんだよ」

きっと見せられない顔をしてる。こんなのいつものデジたんじゃない。それでも、春が芽吹いた気がして、幸せが舞い降りた。

「デジタルさん、そういえば作ってみたんだ！」
横断幕。
「これも！」
ハチマキ。うちわ。
「キミの大好きなの、応援したいんだ！」

「ふふっ、ありがとうございます！一緒にウマ娘ちゃん、たっくさん見守りましょうね！」
明日、幸せを願って。