『CP・閲注』シャアとどういう関係かだって?③

  • 1二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 20:25:12
  • 2二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 20:34:37

    おつ

  • 3二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 20:54:23

    たておつ

  • 4二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 21:04:26

    乗り遅れた…気になる所で前スレが終わってしまった

  • 5二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 21:17:05

    スレ立てありがとう

  • 6二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 21:17:38

    たておつ

  • 7二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 21:34:58

    ありがとうございます……!!!!

  • 8二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 21:36:28

    保守
    今の時期の夜空で観測できる星は
    いわゆる「夏の大三角」として有名な「こと座のベガ」「わし座のアルタイル」「白鳥座のデネブ」
    また天の川銀河がキレイに観測できるのは七夕の7月ではなく8月~10月頭の夏から初秋にかけてだそう

    シャアが彦星様でアムロが織姫様ですかね長い時をかけてやっと出会えましたねー!
    とかっていうそんなこと言ってる場合じゃない展開になっておりまして

  • 9二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 21:40:26

    スレ立て乙です!
    いやあとんでもない文豪が現れたもんだ...

  • 10二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 21:41:20

    スレ立て乙です
    続きがめちゃくちゃ気になる…

  • 11二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 21:41:58

    この時期で前スレにもあった通り今の新月のタイミングなら作中よく晴れてるみたいだし天の川綺麗に見えそうだ
    時期はいつ頃なんだろうね寒くはなさそうだけど

  • 12二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 21:45:48

    漢字の開き方とか文章の読みやすさもこなれてる感じして読んでて引き込まれる

  • 13二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 21:54:11

    保守はもう大丈夫かな?ご協力いただき感謝

    2025年8月23日、つまり今日って新月だから夜空の観測にはもってこいの日なんだ
    だからシャアも急に今日行くって言い出したんだ
    作者さんそこまで考えてカレンダーと見比べて書いてたりするんだすげえ

  • 14二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 22:24:43

    >>13

    >今日って新月だから夜空の観測にはもってこいの日なんだ

    はぇーすっごい…

  • 15二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 22:27:07

    >>14

    前スレ時点で地味に既に言及されててなんかもうみんなすごいや…

  • 16二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 22:30:46

    立て乙
    そういや『次スレ立てるなら1に元スレ主が名前出してない原作キャラの話題は禁止って書いとく?』って前スレで多数決取ろうと思ってすっかり忘れてた
    この前みたいに鈍感な人と敏感な人とで荒れるの嫌だったからさ…

  • 17二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 22:34:05

    >>16

    どうしようね、気づけば190越えてたから多数決取ろうにも後がなくて

  • 18二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 22:36:13

    なんでNT開花しかけてんのかな…監禁生活のストレスのせいだったりすんのかな…

  • 19二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 22:38:00

    現代設定なんだしただの直感…と思っておくことにする
    後々二人の間で話題に出たらどんな反応になるかな…

  • 20二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 22:40:23

    >>17

    自分としては別に禁止するほどでもないとは思うんだよな、元スレ主のストーリーはもう最後まで決まってるだろうからいちスレ民がアレコレ名前出した所で何も変わらんだろうし

    あと多分この3スレ目で決着付いて終わるんじゃないかなって予測

  • 21二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 22:47:20

    禁止するまでもなくそういう遠慮のないコメントを投稿する前に少し考えてほしいと思うわ
    ダイス要素もあってストーリーが最後まで決まってるかどうかは我々視点では確定してないし作者の中でラインが決まってるからってどんな感想言っても影響ないなんて自分は思えない

  • 22二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 22:49:12

    (あーあまた荒れるぞこの流れ)

  • 23二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 22:49:41

    匿名掲示板なんてそんなもんだよ

  • 24二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 22:51:25

    テムレイの可哀想さにも気付いてあげて下さい!
    行く当てもなく公園に行く父…

  • 25二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 22:52:47

    >>21

    じゃあ今からでも多数決取ればいいんじゃない?〆切のは>>40あたり?

    まあその気になればいくらでも自演出来るだろうけど

  • 26二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 22:53:46

    割とたくさんの人が読んでてノイズになってるからレス同士で指摘もされたんだろうな
    遡って最初から読んでくれた人たちなら流石にもう大丈夫でしょと思うしかない
    そして気にしいの人も多少は流していく精神で行こう

  • 27二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 22:58:45

    それが出来たら良いんだけど出来ない人が来ちゃうのも匿名掲示板だからなぁ

  • 28二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 23:11:48

    記憶がないアムロがシャアにそこまで気を使う義理はないけれど、よく考えたら2年半監禁されてるんだ
    ストックホルム症候群かも知れないけれど、無意識の内の前世アムロの情が出てきてたら…出てきてたら…普通に巴投げして出ていきそうだな、違うな

  • 29二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 23:14:19

    >>28

    自レス

    首輪の事忘れとった、巴投げして一緒に出ていくかな

  • 30二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 23:16:28

    >>29

    前世のメカオタ知識を駆使して首輪解除してから出て行くんじゃないかな

  • 31二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 23:19:31

    基本記憶なし転生設定だったらもう前世の記憶とか思い出したりしない方が好みではあるんだけど、今日の更新で出た第六感的な閃きだけは前世アムロが一瞬だけ一度だけ手を貸したような感じだとしてもいいな…と思った
    嘘です作者さんの文章が好み過ぎるからどんな設定展開でもありがたく拝読します

  • 32二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 23:24:53

    もしもあの時アムロが閃かなかったら、今度は車に乗ったシャアに閃きが訪れてここでアクセル全開、インド人を右に!したのだろうか

  • 33二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 23:39:33

    今一気読みしたけどめちゃくちゃおもしれーよ
    最後まで見届けたい

  • 34二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 23:52:27

    書いてる者ですが立ててくださってありがとうございます
    この2人のお話も恐らく明日で終わります
    読んでいただけたら嬉しいです、本当に自分自身の満足のためだけに書いているのでそれだけで嬉しいです

  • 35二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 23:55:31

    キャンプ場はいざ辿りついてみると壮観だった
    高いところにあるから空が近いのだ
    俺でも名前だけは聞いたことがあるくらい人気の場所だ…
    なかなか予約がとれないらしいとも聞くのだがここを急に貸し切りにするのだからシャアの奴はやはり得体が知れない
    深い森と渓谷に包まれて本当に世界から切り離されたように思える
    ゆるやかな崖に四方包まれていて、それ以上進まないよう規制線代わりのロープが引いてあった
    眺めは最高だ…有名になるだけある

    すでに夜に近くなっていた

    俺はキャンプの準備を完全にシャアに放り投げて一切手伝わなかった
    怒っていたのだ
    いや俺はこんな風にシャアに捕らわれの身になってからほとんど毎日奴に対して怒っているのだが
    この気持ちは今までのそれとは少々種類が違った
    「アムロほら。後でこれで米を炊いてやるからな」
    簡易テントを組み立てた後で火起こしセットに飯盒を備え付けてシャアがことさら明るく言う
    公園から俺の様子が明らかに変わってのに対してずっと気まずそうにしていたからざまあ見ろではある

    火おこしをしようとセットの棒を両手で回してるシャアを三角座りして眺めている
    こういうタイプの男が汗水流して原始時代の真似事をしているのはちょっと面白い
    俺がじっと見ているので集中出来ないのかやがてシャアはあきらめて俺の隣に腰掛けサングラスを外して胸のポケットに仕舞った
    「先ほどの公園でどうしてああいう行動に出たのか聞こうか」
    「貴方は身に覚えがありそうだ」
    「なんの話だ」
    明らかにシャアはギクッとした様子だったが俺の次の言葉を待っている

  • 36二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 23:57:37

    「全部終わりにしようとしてたな…俺が父さんのところに行ったら逃げ出して首輪の仕掛けを発動する気だったろ。なんでだ?」
    更にシャアはギクッとした…顔の横にギクッという文字が見えるようだった
    「…何を」
    「分かったんだよ。何で分かったかは俺も知らない。頭に映像が流れたんだ。俺に言えるのはそれだけだ」
    シャアは俺の両肩を掴んだ
    「アムロ…!それは、かつてお前が持っていた能力だ…!お前はまるで先見のように予測をして動くことが出来た」
    「…それはいつも話してる貴方のアムロの話か?」
    「そうだ!…そうだ、お前はやはり私のアム」
    「もうそいつの話はよせよ!」
    俺は今までないくらいの怒鳴り声をあげた
    シャアも思わず驚いてのけぞる
    俺はシャアの胸を拳で叩いた
    「今は!今ここにいる俺と貴方の話をしてるんだよ!昔の俺の話なんてうんざりだ、知るか!俺は、この俺アムロ・レイが!ここにいるシャア、貴方に2年半振り回されて、ついさっき放り出されようとしてたんだよ!その話をしてるんだ!」
    「あ、アムロやめてくれ髪を引っ張るのは、抜ける」
    「抜けろ!ふざけるなよ!俺は俺でしかないんだよ!聞いてるんだから答えろよ!どうして!俺の人生をここまでめちゃくちゃにしておいて!逃げ出そうとしたんだよ!」

    「このままだとお前を壊してしまうと思ったからだ!」
    奴の耳たぶを引っ張っていた俺の腕ごとシャアは抱きすくめてきて抗えずそのまま横倒しになった
    もがいても抜けられない
    「私は全部最後には壊してしまうんだ、ずっとそうだった!愛する者も大事なものも全てだ!ずっと間違い続けるんだ、それでも止まることが出来ない!壊して壊して消し炭にするまで止まれないんだ、だから!」
    シャアは痛いくらい抱きしめて俺の頭に顔をうずめて涙声になった
    「…お前とのことも、私は間違えた。お前はアムロ・レイだ、強い男だ…だから2年半ずっと壊れなかった。でもこのままだと私はお前を壊してしまう。いつも色々なものをそうしてきたように、だ。だから、終わりにしようと思った…」
    頭頂部があたたかい
    シャアは泣いている
    こいつが取り乱して泣くのはよくあった
    でもこんな風に自分のことを話すのは今までになかった
    俺は喉が詰まって空を見上げた
    いつの間にか夜が深まっていて星々が俺たちを見下ろしていた
    こんな数の星を目にするのは生まれて初めてだった

  • 37二次元好きの匿名さん25/08/23(土) 23:59:50

    「…俺の母さんは俺が小さい時家を出ていったんだ」
    どれくらい時間がたっただろう
    俺はふと口にした
    シャアは未だに俺を両腕両脚で絡めとったままだったがさすがに泣き止んで落ち着いていた
    「…悪い人ではなかった。ちょっと自分の望みを叶えたい欲が強い人だったんだ…今ならそう思えるけど小さい頃は寂しかった。父さんも何だかんだ研究に没頭するとそれにかかりきりになる人だったし…」
    「…何でそんな話をしてくれるんだ?」
    俺は首を振った
    「さぁ?…分からないけど俺の話をしたいと思ったんだ。俺たちお互いの話をしたことなかったなと思ったんだよ。それだけだ」
    目の中に光が溶け込んでしまうような星の海
    きっとシャアの目も今この夜空に注がれてるに違いなかった
    「話をしようシャア。昔のアムロとか昔の貴方とかじゃなくて今の俺たちの」

    それから俺たちは自分たちの22歳と29歳に至るまでの人生を色々と話した

    俺は両親のいない寂しさから機械いじりに精を出し始めたこと
    それでも父さんと同じ人型機械を開発する夢を追っている間は孤独なんて感じなかったこと
    没頭すると周りが見えなくなって寝食も忘れてしまうから大学に寝泊まりすることも多かったこと

    シャアはそういう話にいちいち深い興味を示してうなずいては「さすがだ」「なるほど」「それでこそだ」などと合いの手を入れた
    この人の夢の男じゃない、ただの大学生のアムロ・レイである俺の話を存分に楽しんでいるようだった
    俺は少し意外だった

  • 38二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 00:02:42

    逆にシャアの生い立ちも聞いた
    何とシャアは…世界を股にかける大企業ダイクン・コーポレーションの一社員というだけではなかった
    創設者の一人息子…将来のCEOに最も近い人物であることが分かった
    俺はこいつの莫大な財力や権力にようやく納得がいった
    「社の金を使いこんでいるからバレたら勘当モノだな」
    さらりと言うので怖くなる

    シャアの人生はまさに波乱万丈だった
    偉大な父の死後、親族はシャアを会社のトップに据えようとする一派とハイエナのように会社の利権を奪おうとする一派に分かれて抗争していること
    元々政治など得意じゃないシャアは表舞台に引きずり出されて疲弊する日々であること
    優秀で聡明な妹がいるが彼女をこの抗争から守るために外国の大学に行かせていること

    俺たちは満天の星空に見守られてずっと話をしていた
    奇妙な感じだった
    シャアが焦がれてやまない宇宙の星の下で、でもシャアは宇宙にいた頃の話を一切しなかった
    俺たちは今の俺たちの話だけをした
    今ここにいる俺たちは宇宙を駆けて戦うアムロとシャアじゃなかった
    ただ孤独と寂しさを抱えて何とか生きてきた、ただの22歳と29歳の男だった

  • 39二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 00:05:57

    文章が綺麗だ………なんか、やっと2人で「向かい合って」話ができたって感じがたまらないなぁ、好き
    誰が何と言おうと書く人が全てなんだ…おでたちはその書いてくださる方のおこぼれをいただいている側なんだ………本当にありがとうございます

  • 40二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 00:06:36

    俺はいつの間にかシャアの胸を枕にしていた
    シャアは俺の散り毛を指で弄んでいる
    「…それで分かっただろう?シャア。…今の俺は貴方が夢見るようなアムロ・レイじゃないってことが」
    「…ああ。そうかもしれない。お前は宇宙を駆けたあのアムロとは別人だ」
    俺はそれを聞いて全くもって謎なのだが少しだけ胸の奥が痛んだ
    いいことじゃないか
    こいつの夢物語を終わらせることが出来たなら、俺は今度こそ血なまぐさい方法をとらずに解放されるのかもしれない
    「良かったな…これを機に俺を愛してるなんて世迷言は捨ててだな」
    「いいや」
    シャアはいったんはやや緩めてくれていた両腕を再び俺の体に巻き付かせた
    「改めて分かった。お前の魂は相変わらず強くて鋼のようだ。私を滾らせる」
    「はぁ?」
    「なぜ宇宙で戦わんだけでその評価から免れると思った?そもそもお前はお前である限り私から逃れられはせん」
    「あのさぁ…」
    「愛してるぞアムロ」
    有無を言わせずシャアは言って、とうとう俺に口づけた

    ぐわあああああああ!!!
    こういうレベルの接触は2年半の間で初めてのことだった
    油断してたのもあるが…がっちり抱きすくめられて抵抗など出来なかった
    俺はきっと目を白黒させていたに違いない
    くそう、俺はこれが…これが!
    ファーストキスなんだ!!
    悪いか!奥手なんだよ!!!
    口を離された瞬間に怒鳴ろうと思ってシャアの顔を見たが、あまりに悲しそうに笑っていたので出来なくなる
    「…そんなお前を、壊してしまうのはやはり怖い」

  • 41二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 00:10:06

    この日は夕飯にはありつけなかったがもう胸がいっぱいで食欲はなかった
    そのままシャアが作った簡易テントに移動した
    晩夏とはいえ夜に野ざらしは良くない…虫も寄ってくるし

    眠るという段階になってもシャアは俺を抱きすくめて離さなかった
    「…お前を解放しようと思う」
    狭いテントの中でシャアは俺を後ろから抱きすくめて言う
    「…警察に行くってことか」
    シャアは答えなかった
    「…大丈夫だ。ちゃんと、面会に行ってやるから」
    眠たくて面倒臭くて言ってるわけではなかった
    キスされた恨みは残るものの今や俺は、ちゃんとコイツの面倒を見てやろうという気になっていた
    牢屋に入ったシャアに会いに行ってお菓子の差し入れでもしてやろうと思うそれくらいには、こいつに情を持っていた
    「アムロ…離れたくないんだ。お前を愛してるから」
    「うん…分かったよ何度も言わなくていい…大丈夫だって言ったろ、見捨てないさ…」
    暑苦しくて寝苦しいが、離れることのないシャアに対して俺は不思議な充足感を味わっていた
    シャアと和解出来た気でいたからだった
    「おやすみ…シャア」
    俺は言い意識を微睡ませる
    背後で俺を抱いているシャアが、一晩中眠りに落ちることなかったことなど知らず…

  • 42二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 00:10:31

    工学部男子…男所帯なら女と縁がなくてもしかたないよな…人チーン

    二人が今の互いのこと話せてよかったぜ
    ずっとシャアに今の自分の話をしろ今のアムロの話を聞け~!って思ってたんだ…本当によかった

  • 43二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 00:13:18

    絶妙に不穏なままの終わり方だ
    ラスト1日がどうなるかな…

  • 44二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 00:14:47

    満天の星空、天の川の下で
    過去の誰かじゃなくて今を生きてる人同士としてやっと、やっと出会えたんですかね…

    ここ数日、更新がとても楽しみでした
    楽しませていただいていたので終わってしまうのが残念です
    なんか最後の一行が不穏な感じもしますが明日のお話を楽しみにしております

  • 45二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 00:18:00

    シャア(もしも久しぶりに外に出て開放的な気分になったアムロが凄まじい寝相になって寝てる間に10m以上離れてしまったらと思うと一睡もできん…)
    …なんてことじゃないだろうしシャアお前どうしようっていうんだ めちゃくちゃ気になる終わり方だ
    ひとまずアムロが思いを吐き出せて今夜は穏やかに気持ちになれたならよかったが

  • 46二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 00:23:39

    >>42

    そういや年齢的にはZアムロだけど19歳から監禁されてるから大学でベルトーチカと出会う機会は無かったのかこの今アムロ

  • 47二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 00:30:25

    いつもと違う星空の写真がとても綺麗で印象的
    こんな「宇宙」って感じの星空自分でも見たくなってくる
    つくづくダイスが選びしロケーションがぴったりで凄かったな

  • 48二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 00:39:52

    このお話が終わったらぜひ1スレ目にあった他ルートも、語って欲しいな…こんな才能がこれ一度きりなのはあまりにも勿体なさすぎる

  • 49二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 00:46:02

    >>48

    セフレ編とペット編だったっけね

    どっちも読みたい……

  • 50二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 00:56:46

    ただのセフレ扱いになるとシャアが恋人と思い込む事から始まりそう

  • 51二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 08:42:11

    獄中面会エンドになるのかな?

  • 52二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 13:46:03

    今世のただの二人として話し合えて良かった、感涙

  • 53二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 13:58:28

    シャアのアムロを壊してしまうのが怖いって監禁による精神的なそれもだろうけどアレな意味でめちゃくちゃにしそうでもあるのかな…

  • 54二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 16:17:11

    ファーストキスを奪った自覚もないくせにッ
    あ、ぶったね!にかけた二度もキスした!ネタ来るかな

  • 55二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 16:18:19

    今日で終わりかできればハッピーエンドがみたいな

  • 56二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 17:17:33

    日付が変わる辺りでテントに入ったからまだ眠い
    でも背後のシャアが動き出したので半ば目覚めてしまう
    朝か…?いや昼か?
    シャアは起き上がって俺をじっと見降ろしているようだった
    「…どうした…俺はまだ…無理だ…目が開かない…」
    「いや…違う。いいから眠っていろ」
    シャアの手が俺の頭を撫でた
    優しい手つきだった
    「…うん」
    それがあまりに心地良くてその手が離れて奴がテントから出て行く音を耳に俺は再び眠りに落ちた

    いや!駄目だろ!
    寝落ちかけたのを飛び起きて俺はそのままでテントから転がり出た
    離れたらドカンなんだろうが!
    おかげで昨日は便所まで連れションだった!

    ゆっくりこちらを向いたまま後ろ歩きで遠のいていこうとするシャアに俺はつまづきかけながら駆け寄る
    シャアはこの先進入禁止のロープの手前で止まった
    数歩進むと崖がある
    「ままま待てよおい何してる」
    「それ以上近づくな」
    ずり、とまた後じさりするせいでロープに奴の背が触れた
    飛び降りようとしてるんだなんてことは昨日のピキンがなくたって分かる
    「さらばだアムロ」
    「あんなに言ってもまだ分からないのか!俺を解放するって、こういうやり方は違うって言っただろ!」
    「言っただろうお前を壊してしまうのが怖い。それにこれは罪滅ぼしでもある。一晩考えたが結局これが一番いいんだ。お前の人生から綺麗さっぱりと消えるのが」
    「なにを」
    とまた怒鳴ろうとして俺は気づく

  • 57二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 17:18:34

    「……いや違うな。俺への罪悪感みたいなこと口で言っておきながらその実全然違うんだろ」
    「なんだと」
    「貴方は怖くなったんだ。俺を解放するってことは俺と離れ離れになる。それが怖くて耐えられないんだろ。殊勝なことを言って自分でちゃんと決めておきながら何もかも納得したような顔をしながら土壇場で自分の気持ちを優先して突っ走る。この2年半で分かった気でいたけど今改めて思ったよ、なんて情けない奴!」
    図星だったらしい
    さすがに恥ずかしいのかシャアは顔に赤く血をのぼらせた
    「お前こそ優しいようなことを言うが結局は私から離れていくのだろう!何が面会に来るだ!解放されたお前は私のことなど忘れてしまうに違いない!お前なしで私が生きていけると思うのか!?」
    「勝手に俺を決めつけて絶望して!」
    俺たちは人っこ一人いないキャンプ場でぎゃあぎゃあと怒鳴り合っていた

    昨日は話し合って少しは分かりあえたなんて思ってた
    でもそうじゃなかった
    俺たちは結局こんな風にぶつかり合うしかないんだ
    ぶつかってぶっかってがんじ絡めになるしかないんだ

    シャアはとうとうあと一歩というところまで崖に足をかけた
    「私を一生の傷にするといいアムロ!永遠に忘れられなくさせてやる!」
    「シャア!」
    シャアの体が崖から下へと消える
    考えるより先に動いていた
    俺はシャアの胴体にしがみつく
    その瞬間シャアが目を見開くのが見えた
    俺が何かまともに見えたのはそれが最後だ
    あとはひたすら体中を打ち据えられた
    崖はゆるやかな、しかし人間が降りるには全くふさわしくないゴツゴツした傾斜になっていて俺はシャアと団子になりながら転がり落ちていく
    途中で口の中が切れたのか血の味がした
    絶対打ってはいけないどこかを地面に打って息が止まる
    それでもシャアの体を離さなかった
    少しでも手を緩めたらこいつは遠くへ離れて死んでしまう

  • 58二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 17:22:25

    数秒か数分か意識が飛んでいたらしかった
    俺はシャアの体を下敷きに上に重なるようになっていた
    全身痛くない場所がない
    シャアの顔を見ると失神してるのか目をつむっている…息はしているから死んでない
    奴の額は浅く割れていた
    ぼけっとした頭でこれは痕になるかもななんて思う
    自分の体を顧みると右肩に木の枝が刺さっていた
    抜きながら、これもまた傷が残るかもしれないがどうでもよかった
    「おいシャア。死んでないだろ起きろ」
    頬をぶっ叩くとシャアはうっすら目を開けた
    「…お前も無茶をする」
    「貴方ほどじゃないさ」
    「生き残ったようだ…私たちどちらも」
    疲れ果てて俺はシャアの真横に大の字になった
    身勝手で甘ったれで我儘で…なんて救いようもない奴なんだろう
    でもそんな奴にここまで付き合ってしまう俺自身も、多分もうどこかおかしくなってるのかもしれない

    俺はもう1回シャアを平手打ちしてやるつもりだったが何でか知らないが気づいたらぶん殴るようなキスをしていた
    殴る代わりだから1回きり1秒だけだ
    それでもシャアは口を大きく開けてアホのような顔をして俺を見ていた
    じわじわと後悔が押し寄せてくる…いや、しなきゃよかったこんなこと…
    「アムロ…も、もう1回」
    「するか。2度もキスしただけでありがたいと思ってくれ」
    「だが」
    「生き残ったんだろ俺たちは。なら生き続けたら機会もあるかもな」
    そう言ってやるとシャアの青い目の奥にジワリと広がるものがあった
    そうだよ、先を見ろ
    仕方ないから…俺が手を引いて連れていってやる

    俺たちはボロ雑巾のような体でこれから崖を這い登らないといけないのをいったん忘れてしばらく黙ったまま横並びになって互いの息遣いだけを聞いていた

  • 59二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 17:25:14

    …優しいね、アムロっていう奴は

  • 60二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 17:35:32

    シャア、アムロのいない人生になるくらいならいらないみたいなこと言ってたもんなぁ
    そもそも最初に相手の意思確認する努力怠って段階すっ飛ばした癖によぉ怖がりすぎ他人を信じなさすぎなんだよお前…
    そしてアムロはこういうやつだよね 優しくてどこまでもヒーロー

  • 61二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 18:15:58

    そんな気はしてた
    警察に行くってことか?に返答してなかったもんな

  • 62二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 18:19:43

    前世と同じところに傷が出来たか…

  • 63二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 19:11:47

    ふと開いたスレで傑作を見るとは

  • 64二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 22:15:19

    一瞬◯ぬかと…◯ななくて良かった…

  • 65二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 22:50:26

    殺しあって出来た傷ではなくて
    助けようとして出来た傷なのだということをシャアは忘れるなよ

  • 66二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 22:58:05

    涙が止まらねぇ…

  • 67二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 23:53:45

    数日ぶりに家に帰るな、と俺は社から住み家へつながる連絡通路をあくび混じりに歩いている
    ダイクンコーポレーションが数年まえに新設した『人型機械・通称MS(モビルスーツ)開発部門』主任エンジニアの職はなかなか激務なのだ
    ここ数か月は特に目が回るほどの忙しさで開発室に泊まり込むことも多い

    社の敷地内に俺の自宅は据えられていた
    これは仕方ない
    一族はさすがに自分たちの目が行き届かない場所にシャアを置いておくのを嫌がったしそれだけは俺も受け入れざるを得なかったのだ

    自宅のドアを開けるとあらかじめ今日は帰る、と連絡を入れておいたせいかシャアが迎えてくれた
    備え付けのシュミレータールームでまた操縦訓練をしていたかトレーニングルームで運動でもしていたか汗をかいている
    「おかえりアムロ…5日ぶりだ。食事にするか?シャワーにするか?それとも私か」
    近づいてハグしようとするのをいなして俺は言った
    「シャワーを浴びるのは貴方のほうだろ…汗まみれだろコラやめろ触るんじゃない」
    「朝に私が送った訓練結果は見たか?」
    「ああ…貴方はかなり強いGにも耐えられるようになったみたいだな」
    「そうだろう」
    シャアは得意そうに鼻を鳴らして結局力づくで俺を抱きしめた
    「この調子なら明日にでも実際の機体に乗りこめるぞ」
    「気が早いな。まだ試作機の開発段階だ。でもそうだな、そのうちに運用実験が始まるだろうからそうしたら貴方の出番だ」
    シャアは実に嬉しそうに笑った
    「まかせておけアムロ」

  • 68二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 23:55:12

    要するに、こういうことだ
    あの日キャンプ場からへとへとになりながら帰ってきた俺たちは忌々しい首輪を外すとすぐにダイクン一族の元に足を運んだ
    そして一族は次期経営者最優先候補が2年半に及ぶ監禁事件を引き起こしていたことを知らされることとなったのだ

    本来シャアはスキャンダル隠蔽のため療養という名目で陸の孤島にある鉄格子のついた病院に放り込まれるはずだった
    俺には口止め料という名の莫大な慰謝料が払われるはずだった
    だが俺はそれを断り、ズルいとは思いつつ2年半監禁されていた被害者という立場を使って、一族に色々な条件を飲ませたのだった

    まずシャアによって人生の軌道を大きく変えられた見返りと言いダイクンコーポレーションの社員となること
    それからシャアを病院に入れるのでなく自宅軟禁のような形で俺の監視下に置くこと
    最初一族は抵抗したが俺のことは身内に抱きこむほうが賢明と判断したのか最終的には渋々それらを受け入れた

    こうして俺はダイクンコーポレーションの機器開発チームで働くこととなり、監禁生活から脱したにも関わらずシャアの奴めと相変わらず一緒に暮らすこととなったのだった


    「貴方かなりバンプアップしたな」
    俺は食卓で向かい合ったシャアに何気なく言う
    「当たり前だろうアムロ。もうどれだけ宇宙飛行士と同じ訓練をしてると思ってるんだ…お前がMS開発に着手してからだから…もう2年になるぞ」
    シャアは元々体格が良かったが今やはち切れんばかりの筋肉に覆われたいた

    自分で言うのもなんだがそれなりに優秀なエンジニアであった俺は、ダイクンコーポレーションに宇宙活動用の人型機械開発を認めさせた日の夜、シャアにこう告げた
    「シャア。貴方がその試験運転パイロットになるんだ。だから今日から宇宙に出るための訓練を始めてくれ」
    それを聞いたときのシャアの目が忘れられない
    青い目がいつの日か2人で見たまばゆい星々が宿ったかのように輝いたのだ

  • 69二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 23:56:51

    一緒に暮らし始めた最初、シャアは非常に大人しかった
    俺に対する罪悪感があったというのは本当らしかった
    「アムロ…お前に一生尽くすと誓う…」
    俺の主夫にでもなるつもりなのか部屋の掃除やら料理やらに精を出していた
    どうにも精彩を欠いたままで

    シャアは俺がいないと満たされないらしいというのは一連の色々で嫌というほど分からせられた
    でも同時に俺にはもう一つ分かったことがあった
    俺がいるだけでも駄目なのだ
    シャアは何か野望のようなものが必要なんだ
    その2つがないと壊れてしまう
    それで俺はシャアを宇宙に連れて行くことにしたのだった

    「そうだテム・レイから電話があったぞ」
    シャア手づくりの海鮮パスタを口に頬張っているとそんなことを言われた
    「父さん?なんて言ってた?」
    「そのうち2人で会いに来いと。私は外に出られんからむしろあちらをここにお招きするのが良いと思うのだが」
    「いいよそんな…この家に呼ぶのはさすがにちょっと…恥ずかしいというか何というか…」
    「何を言うアムロ」
    シャアはにやりと笑う
    「伴侶の親だぞ。丁重にもてなさねば」
    「伴侶!?うわっ」
    俺はそう叫ぶがシャアはにやにやしっぱなしだ
    あながち間違いでもなくなってしまっているのが現状なので俺はそれ以上何も言えなくなる

  • 70二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 23:59:23

    監禁同居から同意の同棲に…
    よくぞここまで…

  • 71二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 23:59:39

    訓練を始めてからのシャアは生き生きとしていた
    パイロットとしてのシャアは優秀極まりなく、MSシュミレーターで操縦テストをしては機体の改善点を次々あげていった

    それが起きたのはとある日の夜だった
    その日俺は、ダイクンコーポレーションにMS開発が将来性があり金にもなる事業であると認めさせ開発資金の上乗せに成功して上機嫌だった
    2人でウイスキーを飲みかわし、ふと会話が途切れた
    どうにも気分が浮ついていたのもいけなかった
    キャンプ場でしたのが最後になっていたキスをうっかりしてしまった
    そこでやめておけば良かったのだがシャアはそもそも俺に対して性欲を抱いていたのだし、こうなったら止まらなかった
    かくして俺はその時初めて抱かれ、今に至るまで抱かれ続けてる
    まぁ…その話はいい
    そうそう、父さんは…父さんには考えた末、俺が2年半監禁されていた事実を告げなかった
    シャアが送ったあのふざけた手紙のとおり「男の恋人を作って駆け落ちして2年半連絡も寄こさなかった放蕩息子」ということにして再会を果たしたのだ
    泣きながら「男と一緒になったくらいでお前を見捨てるわけあるか!」と俺を抱きしめる父さんに嘘をついた罪悪感がないわけではなかった
    でも本当のことを告げたらあまりの出来事に父さんは呼吸困難になり脳に酸素がいかなくなって狂ってしまったことだろう
    俺は方便のほうをとった
    はじめ父さんはシャアを息子を手籠めにした悪い男と認識していたがシャアお得意の人当たりの良さに絆されたのか今ではすっかり「息子をよろしくお願いします」の姿勢だ…なかなか頭にくる

    …まぁ、でも俺はまずまず満足ではあった
    四方丸くおさまるならそれが一番だ
    …俺もだいぶ歪んでしまっているのかもしれない
    本当を言えばシャアを病院に放り込んで俺は俺の日常に帰るべきだったのだ
    でもそうはしなかった
    真っ当な人間のままシャアを捨てるより、多少頭がおかしくなってでも奴の側にいることを選んでしまっていた
    笑ってくれ

  • 72二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 00:03:28

    2人分の皿洗いを終えて俺はキッチンの窓から見える夜空を見上げる
    宇宙か
    そこで俺たちを待っているのは一体何なんだろう
    感慨にふけっていると後ろからシャアが抱きしめてきた
    「アムロ。今日は疲れた。少しだけいやらしいことをしてからもう寝てしまおう」
    「いやらしいことをしないで寝たらいいんじゃないか?」
    「いいやするべきだ。何せ明日も激しいシュミレーション訓練をしなければだからな。宇宙に出るためには仕方ないがそれには元気の素になるご褒美が必要だ」
    最近のシャアは夢物語の中の俺の話をめっきりしなくなった
    代わりに俺と追っている夢の話ばかりする

    俺は未だにシャアを許したわけではなかった
    こいつが俺に仕出かしたことを俺は一生許さないだろう
    それでも、許さないままこいつを愛することだってできるはずだ

  • 73二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 00:05:38

    「仕方ない人だな」
    俺はすっかり口癖になったそれを口にしてため息をつく
    シャアは嬉しそうに俺の指に指を絡ませてくる
    俺はもう一度夜空を見上げた
    最近時々思う
    俺と父さんが人類を良き方向に導くだろうと夢想して、今開発している人型機械
    それは本当に人類に平和をもたらしてくれるんだろうか?
    もしかしたら、戦いをもたらしてしまうのでは?
    それでも俺は…俺たちは宇宙に呼ばれるのを拒めない
    実をいうと、俺もテストパイロットとしての訓練を始めていた
    シャア一人を人身御供として宇宙にぶっ飛ばしてもいいのだがやはり俺も一緒に行くべきだろう
    そのうちにシャアにそう教えてやるつもりだ…死ぬほど喜ぶだろう顔が目に浮かぶ
    「アムロ、お前には負けんぞ。お前の予想をはるかに超えて強くなってやる」
    俺はふ、と笑った
    いいさ
    そうだなどこまでも貴方と走り抜けてやる
    俺もシャアの指に指をさらに強く絡める
    「ああ。俺だって貴方に負けるもんか、シャア」

    俺たちは互いをとらえあいながら、今日も永遠の輪のなかにいる
    【了】

  • 74二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 00:10:31

    純愛だ…!!

  • 75二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 00:11:21

    お疲れ様です
    一人と一人のまま両方がダメになるくらいならまともじゃなくても二人で寄り添い生きる道も選ぶ価値あるよね
    どこまでもアムロのしたたかな強さとシャアのよくも悪くもでかい愛がとてもよかった

  • 76二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 00:21:16

    お疲れさまでした…!
    見届けられて良かった…ハッピーエンドで良かった…
    許さないまま愛してくれるアムロさん強くて好き
    シャアは相談を覚えてアムロさんと幸せになって

  • 77二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 00:24:51

    色々心配は残るけど、みんな無事のハッピーエンドで良かった

  • 78二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 00:26:00

    お疲れ様でした!
    アムロさんが男前、包容力が高すぎる…!
    迷子のようなシャアを導いてあげるアムロさんが好きすぎる
    最高のお話ありがとうございました!!

  • 79二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 00:27:30

    >「伴侶!?うわっ」

    随所の本編ネタ(酸素欠乏症とか)ににやにやしつつ二人のハピエンラブラブドリームエピローグにもにやにやさせて貰った


    >まぁ…その話はいい

    そこ本当に真面目にkwskお願いします


    ダイクン家やテムパパとのあれこれももっと見たい!と想像掻き立てられるお話だった

    シャア本当によかったな…

  • 80二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 01:00:06

    て、天才だぁぁ………まさかあにまんでこんな最高な純愛シャアムが見れるなんて思わなかったよ……よくまぁあのダイスからこんな神作をおつくりしてくださった……ありがたや…ありがたや…

  • 81二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 01:44:56

    凄い大作に出会えた…こんなに嬉しいことは無い
    シャアは繊細だなアムロも野望もなければ生きられないとはって思ったけどあんな濃い前世があるならこうなっても仕方ないのかもしれないね
    なんであれ二人でテムパパに再会できたことは嬉しい!完結おめでとうございます!!

  • 82二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 07:24:57

    監禁からよくここまで…
    完結おめでとうござます

  • 83二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 13:25:19

    素晴らしいシャアム本当に本当にありがとうございました
    何度も読み返すね…

  • 84二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 13:48:55

    2年半よく下半身の理性保ったなシャア…

  • 85二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 18:54:26

    今アムロがこの選択をしてくれたことを後悔しないように
    今シャアはいろんなことをしていかなければいけませんね、それこそ時間が許す限り

    最後まで読めて良かったです
    お疲れさまでした

  • 86二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 00:09:46

    もう…ほんと…素晴らしかったです…
    ありがとうございます…!

  • 87二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 07:26:11

    後ろから辿ってみてしまった、これが二人のスタートラインなんや… スタンディングオベーション……

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