ここだけ悪魔の住む東京　第136章

【裏東京の何処かで】

「……あのクソガキ……何よ、アレは。
　藍里にああ気軽に話し掛けるだけでも許されないのに！よりにもよって、藍里に余計な事を教えて！！挙げ句の果てにデビルマスターで！！！しかも……！！！！」
【女が親指を強く噛みながら、苛立ちを隠そうともせずに声を荒げている】

「……まさか、知っているの？真相を……
ああ。だとしたらダメよ。生かしておけない、一刻も早く始末しないきゃ。私と、藍里の未来のためにっ……！」
【親指を強く噛み過ぎて、血が流れている。それを気にする様子も無く、その場でグルグルと歩き続けている】

【そこへ、ガサガサと音を立てて地面を何かが這いずって来る】

【蟲】
【蟲、蟲、蟲。夥しい量の蟲が、地面も壁も天井も。何もかもを埋め尽くす勢いで蠢きながら女の元に……より正確に言えば、女の親指から垂れた血の元に集まって来た】

「……血が欲しい？ならあげるわ。だから、その分だけ貴方達もより一層励みなさい。私と、藍里を護るために」
【腕を振り抜き親指から滴る血を払うと、それに釣られて蟲達も一斉に後退して行った】

「……はぁ。もっと深刻な相手が現れたわ、残念だけど貴方達へのお仕置きはここでおしまい。……殺しはしない、後遺症も残さないわ。ここで起きた事も全て忘れる。ただ──」
【女が振り返りながら、何か……手術台のようなベッドへと声を掛ける】
【子供が３人、縛り付けられている。……虚な眼で痙攣し、耳元から異形の蟲に触手のような物を差し込まれている】

「──二度と、藍里に関わるな……まあ、言わなくてもそうなるようになるわ」
【狂気的なまでの愛。それに突き動かされ、女は今日も動き続ける。全てはたった一人の愛する者のため】

【……その過程で何をしようが、何がいようが構いもせずに】

96ローブ25/08/24(日) 00:19:13

>>93

個人的にはなんとかその人の助けを借りたいが…

他の人手も必要かもしれない

【考え込む】

>>94

そうか、いや手札があるのは助かる

可能性が0か10なら10の方が良いんだから

>>97 >>99

97朝倉希実25/08/24(日) 00:21:12

>>96

《……そうかい》

力こそ一番なの！

《………脳筋希実》

>>100

98狼JKの大神25/08/24(日) 00:22:13

>>92

ん、あぁ…そうだな

…んじゃ、帰るか　…ヒヒイロカネに

【帰る家はヒヒイロカネ　心は犬】

【身も心も裏東京に、狼は染まりきっていた】

（…これでいい、これでいいんだ）

【帰る夜道…どこか、彼女の内側では混沌が渦巻き始めていた】

（メタ：今日は落ちます　お疲れ様でした～）

>>102

99狐面の剣道青年25/08/24(日) 00:23:08

>>96

因みにですけど婆ちゃんは虎と契約してますね。ちょっとだけ通常の悪魔より強いレベルの虎を

確か属性は「雷」でしたね

あれだったら虎だけでも借りてくるしかないか……

>>100

100ローブ25/08/24(日) 00:25:27

>>97

おうそのパワーにも期待してるぜ

最強の毒＋最強のパワーだ

【期待の感情を貴方に向ける】

>>99

なるほど雷か…そんで虎の悪魔と

そいつあ強そうだ

コンタクトを取るのお願いして良いか？

>>101 >>103

101朝倉希実25/08/24(日) 00:27:31

>>100

ふふ〜ん、のぞみとっても頑張るなの！まずはティアラにまた力を貯めるなの！

それじゃあなの！

【その場から去っていった】

>>104

102斬真25/08/24(日) 00:28:41

>>98

【隣のあるく大神の心中を知ってか知らずか、それを支えるようにそばを歩きながら、ヒヒイロカネに帰っていった】

【メタ:お疲れ様でした〜.】

103狐面の剣道青年25/08/24(日) 00:31:51

>>100

良いですよ……というか俺は今婆ちゃんと二人…

…いや悪魔を合わせると五人暮らしをしてるんでいつでもいけるんですよ

【スマホを取り出し電話をかけて】

もしもし婆ちゃん、ちょっといい？

『なんだい？時雨？まさかまた怪我したんじゃ無いだろうね？』

違うよ、婆ちゃんの悪魔の……タマを借りたいんだけど、いい？

『タマちゃんを……？良いよ良いよ！！タマちゃんもたまには全力で遊びたいだろうしね』

有難う、婆ちゃん

>>104

104ローブ25/08/24(日) 00:33:27

>>101

おお〜気をつけてな〜

【貴方に手を振り見送る】

>>103

【電話が終わったタイミングで話しかける】

それで、どうなった？あの魔物達の事話さなくて大丈夫だったのか？

>>105

105狐面の剣道青年25/08/24(日) 00:37:48

>>104

………嗚呼、大体察してると思うんで大丈夫ですよ

婆ちゃん予知能力があるのかってレベルで察しがいいんで

……そう言う面では勝てませんね、一生

>>106

106ローブ25/08/24(日) 00:41:35

>>105

そこら辺察しが良いのは助かるな

歳のこうってやつか

刀の、お前はこれからどうするんだ？他に強い知り合いにツテがあるってなら俺も協力依頼を手伝うが

>>107

107狐面の剣道青年25/08/24(日) 00:43:42

>>106

………嗚呼、最近はずっと単独で悪魔狩りをしてたので

裏東京にもよく泊まってますし、武器を探しつつ特訓ですかね

>>108

108二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 00:45:01

>>107

………ヒヒイロカネには協力を頼めないのか？ここら辺に近寄れないってあの場所の連中も迷惑だと思うんだが

【そこから協力を得られないかと尋ねる】

>>109 >>110

109ローブ25/08/24(日) 00:46:04

>>108

(自分です)

110狐面の剣道青年25/08/24(日) 00:48:22

>>108

…………いや、まぁ、うん、それはそうなんですけど

【ヒヒイロカネで見た色々とアウトな光景を思い出して】

ちょっと今はお取り込み中らしいので、都合がいい時に言っては見ますけど

>>111

111ローブ25/08/24(日) 00:49:32

>>110

頼むよ

要請に必要があるなら協力する、ってか俺も一緒に頭を下げるよ

声かけてくれ

>>112

112狐面の剣道青年25/08/24(日) 00:51:22

>>111

……………分かりました、どうにか掛け合ってみます

【覚悟を決めるしかねぇ、と思いながら】

アンタのところの連中は、って今大変なんですよね

>>113

113ローブ25/08/24(日) 00:54:47

>>112

ああ、俺以外に長い時間ネストの外に出て生き残れるのは2人ぐらいしか居ないんだ

その2人もネストの防衛と仕事にテンテコ舞だ

俺も素材や食べ物、金の調達と仲間の遺留品探しなんかにずっと駆り出されるって感じの今なんだ

【少し疲れたように言う】

済まない、色々と頼む形になっちまう

>>114

114狐面の剣道青年25/08/24(日) 00:57:32

>>113

………………そうなんですか

【その後に背中に背負っているバックを探って】

………あの、もしよかったらこれ使ってください

【宝石や金が大量に入った袋を手渡す】

俺はそんなに使わないですし日頃の悪魔狩りで結構溜まって重いのでむしろ貰ってください

>>115

115ローブ25/08/24(日) 01:01:29

>>114

なっ！？

【一瞬突き返そうとするもそれだけの余裕が無いと止まる】

分かった、これは受け取らせてもらう

かなり余裕が出来るよ、ありがとう

【頭を下げる】

ただもらいっぱなしで終わる気は無いぞ

貰った分は充分働く、何か困った事があったらよんでくれなんでも引き受けるから！

【感情のブレの少ない貴方にも少しは響くようにかなり強く言い聞かせる】

絶対力になるからな

>>116

116狐面の剣道青年25/08/24(日) 01:04:03

>>115

よかったです、お金は使う人が持ってた方がいいですし

………そうですか

【空虚な笑みを浮かべて】

俺は悪魔狩りに行きますね、それじゃあ

【その場を去っていった】

ここだけ悪魔の住む東京 第136章

ここだけ悪魔の住む東京　第136章