【🎲・⚓・オリキャラ・SS】連邦生徒会の懐刀兼アロナ開発者だった生徒がシャーレに派遣された世界線 1.5

  • 1ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/24(日) 12:26:37

    保守が切れて落ちてしまった……。

    前回のあらすじですが、連邦生徒会長が失踪してから奔走したユウミは、SRTの閉鎖の危機を未然に防ぎ、先生が着任したシャーレに何故か転属されてしまう。
    それから、アビドス高校の救援要請を受け、現地に行くのだが遭難してしまい、偶々通りかかったシロコに救助される。それ以降は、ヘルメット団を撃退したり追撃したり、便利屋68と出会って寝返らせることに成功し、ブラックマーケットでの調査では銀行強盗を行って、合計10億円を盗むことに成功した!
    えっ!? 肝心な証拠書類はどこにあるんですか!?

  • 2ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/24(日) 12:27:53
  • 3ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/24(日) 14:29:15

    保守

  • 4ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/24(日) 14:39:00

    セリカ「はひー、息苦しい。もう脱いでいいわよね?」
    ホシノ「のんびりしてらんないよー。急げ急げ。追手がすぐ来るだろうからー」
    シロコ「ん、こっち」
    セリカ「シロコ先輩……覆面脱がないの? 邪魔じゃない?」
    アル「はぁ、ふぅ……。やったわ、やってやったわ!」
    ムツキ「やっちゃったねー、アルちゃん」
    カヨコ「はぁ……」
    ハルカ「や、やりましたアル様!」
    セリカ「こっちはこっちでなんか盛り上がってるし!」

    闇銀行の封鎖地点を脱してから暫く走り、全員息も絶え絶えな状態で覆面を外して痕跡を残さないように次の地点へと移動する。その間は、銀行強盗成功の達成感からどこか浮足立っているように感じた。

    アヤネ『封鎖地点を突破。ここは安全です』
    セリカ「やった! 成功ね!」
    アヤネ『本当にブラックマーケットの闇銀行を襲っちゃうなんて……』
    ホシノ「……へ? なんじゃこりゃ!? カバンの中に……札束が……!?」
    ユウミ「ひぃん、こっちも札束ばかりじゃん!」

    安全な地点に来てから、詳しく確認したホシノ先輩が声を上げる。私も便利屋のカバンを確認すれば、案の定大量の札束が入ってたんだけど、なんでこんな大金を盗んできたの!?

    アル「ふふ、銀行を襲ったのよ。当然、落ちているお金は貰っていくに決まっているでしょ?」
    カヨコ「はぁ、今回の作戦忘れてるでしょ」
    アル「うっ、お、覚えているわよ!」
    シロコ「目当ての書類はちゃんとある。このお金は銀行の人が勝手に勘違いして入れてただけで……」
    カヨコ「こっちもちゃんと書類は回収してきたよ」
    ホシノ「どれどれ……うへ、軽く10億はあるね。本当に5分で10億稼いじゃったよー」
    ユウミ「流石にこの金額は運ぶのに苦労しそうですが、いいんですかねこれ……」
    セリカ「やったあ! これで学校の借金が返せるじゃない! 何ぼーっとしてるの! 運ぶわよ!」
    シロコ「……」

  • 5ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/24(日) 14:49:15

    アヤネ『ちょっと待ってください! そのお金、使うつもりですか!?』
    セリカ「なんで? 借金を返さなきゃ!」
    ユウミ「そんなことしてしまえば、本当に犯罪だよ。しかも、私の前でそんなこと言えばなおさら」
    セリカ「うっ、犯罪だから何!? このお金はそもそも、私達が汗水流して稼いだお金なんだよ! それがあの闇銀行に流れてったんだよ!」
    ノノミ「私はセリカちゃんの意見に賛成です」
    ユウミ「ノノミ先輩まで……」
    セリカ「これさえあれば、学校の借金を返せるんだよ! しかも、余った部分を学校の復興にだって使えるんだよ!?」

    セリカちゃんの弁で話は進むけど、ホシノ先輩とシロコ先輩は反対意見を示す。それに、私もこの件は見過ごせず、後ろで話を聞いている先生も反対だった。
    それに、このお金を使う必要は無いと思っているし、なんなら元々犯罪行為をしている便利屋に与えて私の依頼に付き合わせるっていう物も考えていた。
    結局、アビドス側は盗んだお金に手を付けないことに決定し、そのお金は報酬として便利屋に渡されることになる。彼女達はかなり喜んでいたようだけど、次の依頼の話を持ち出せば、彼女達はすぐさま了承してくれた。
    なお、この後渡された金額にアルが悲鳴を上げたのはまた別の話。
    その後は、アヤネさん含めた参加メンバーで打ち上げを行ってから解散となった。

  • 6ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/24(日) 16:04:56

    次の日、私は先生と対策委員会のみんなと別れて、一旦D.U.地区に戻ることにする。

    先日の銀行強盗で便利屋の人達が手に入れた資料を見て気になる点が出てきたからだ。なお、便利屋の人達には裏社会からカイザーを探るように追加の依頼を出して調査してもらっている。

    さて、私の方だけど、カイザーと繋がっている証拠はつかめなかったけど、あの闇銀行を潰す材料は手に入れた。ならば、ここからするのは芋ずる式に引っ張り出す強引な作業。私が得意とするところだね。それと、今までの出来事を考えると、カイザーがただアビドスに借金をさせた何かしらの目的があるのは確実にある。それが何かはわからないけど、特定する必要はありそうだね。


    私はD.U.地区に戻った後はサンクトゥムタワーを目指すことにする。が、その前に事前調査などはしておかないといけない。

    ヒフミちゃんも言っていたけど、カイザーは色んな分野や自治区に進出をしている。これは、連邦生徒会も例外ではないはずだよね。だからこそ、久々に感じるサンクトゥムタワーでこっそりと調査をすることにする。

    dice1d100=8 (8) +117 ユウミの調査結果

    dice1d100=43 (43) +40 カヤの隠蔽能力


    事前調査の後は、文化室長に頼み込んで資料室の閲覧の許可を得た。

    ここではアビドスに過去に起きた事件や出来事を探っていく。

    dice1d4=4 (4)

    1.アビドス自治区の殆どがカイザーに売却されている!?

    2.1+カイザーに不明な部分を見つける。これは、SRTが介入するには十分な証拠にはならなそうだけど……。

    3.2+2年前にアビドスの生徒会長が行方不明に?

    4.3+ホシノ先輩が私に重ねているのは、梔子ユメっていう先輩……?

  • 7ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/24(日) 17:02:48

    10スレまで埋まらないとスレが落ちる時間が早くて困りますね……。

  • 8ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/24(日) 17:23:21

    なので、10レスまで埋めます!

  • 9ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/24(日) 18:39:10

    ほす

  • 10二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 19:10:36

    保守だよ、これでひとまず安心!
    そしてユメ先輩の話を認識してしまったか……

  • 11ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/24(日) 23:23:26

    >>10

    保守感謝です!


    さて、忘れていた連邦生徒会でのカイザーの動きをどこまでつかめたか

    dice1d4=1 (1)

    1.2年前にカイザーと当時の防衛室長との癒着が判明した

    2.1+カンナ局長とカイザーが急接近している情報を入手

    3.2+カンナ局長とカイザーを近づけたのがカヤ防衛室長であり彼女自身もカイザーと通じている

    4.3+ん? クーデターの計画書? カヤ防衛室長?(ビキビキ)

  • 12ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/25(月) 00:13:58

    最初に連邦生徒会にカイザーの魔の手が入っていないか調査したけど、以前にカイザーとの癒着が発覚していたのを見つけた。

    当時の防衛室長は懲戒処分になったけど、まだ諦めているとは限らない。だから、用事を済ませたらカヤ防衛室長に面会しようと思う。

    さて、アビドスの過去の資料を調べるかな。


    ………………。

    …………。

    ……。


    これは……。

    ホシノ先輩も辛かったはずだよね……。私も、連邦生徒会長がいなくなって辛いもん……。

    今は、アビドス高校が優先だけど、今回の件が終ったらホシノ先輩と話さないと。

    その為に、SRTを動かさないとね!


    私は、そう決意して文化室の資料室をでることにする。

    あと気になった所として、ファウストが率いる覆面水着団の資料が早速あるんだけど、情報くるの早くない!?


    気を取り直して、カヤ防衛室長に面会を申し出ると、直ぐに許可が下りた。

    明日の空いている時間に対応してくれるらしく、今日残った時間が暇になってしまった。

    うーん、何で時間を潰そう。

    dice1d4=2 (2)

    1.ロマンを求めて!

    2.ロマンを求めて!

    3.ロマンを求めて!

    4.あれ、SRTから連絡?

  • 13ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/25(月) 00:18:35

    やっぱり、ロマン兵器だよね!

    最近、あまりいい作品が作れなかったからストレスが溜まってたんだよ!

    さーて、早速シャーレに戻って作っちゃおう!

    何を造る? dice1d3=2 (2)

    1.RL!

    2.盾!

    3.人型兵器!


    完成度は?

    dice1d100=90 (90) +100(技術の半分)

    101~150:戦闘値+10の物

    151~199:戦闘値+30の物

    200:戦闘値+60の物!?

  • 14ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/25(月) 00:20:58

    完成度190の盾!

    気になる性能は?

    dice1d4=3 (3)

    1.推進機能+身長より30cm巨大な盾

    2.1+ミサイル発射機能

    3.2+ビーム拡散バリア

    4.3+宇宙戦艦主砲展開機能!?

  • 15ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/25(月) 00:22:18

    今日はここまで、次回はカヤとの面会とアビドス便利屋68vsゲヘナ風紀委員会とのバトルです!

  • 16二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 09:30:01

    エライものができてしまった

  • 17ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/25(月) 09:50:06

    ただ、この盾が強すぎるのも困るので、一つ欠点を入れましょう

    dice1d3=2 (2)

    1.燃費が悪い(3R経つと強制パージで通常盾になる)

    2.重量が重い(戦闘時の攻撃判定の出目が最高80までとなる)

    3.自爆装置付き(攻撃判定時に1d100を振り100の出目だと爆発する、2ダメージと盾使用不能)

  • 18ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/25(月) 10:36:24

    カヤ防衛室長との面会の日がやってきた。

    私は必要な書類を集めて、カヤ先輩が待つ防衛室長室まで赴いた。

    ドアをノックすれば、「どうぞ」と声が返ってきて、礼を告げてから入室する。

    さぁ、カヤ先輩から色々ともぎ取らなくては!


    ユウミとカヤの政治バトル!

    ユウミは4回押されれば敗北、カヤはカイザーがバックにいるとはいえ政治クソ雑魚な印象なので2回押されると敗北になります。

    なお、判定方法は1d100+政治値になります。

    1ターン目

    ユウミ:dice1d100=71 (71) +117

    カヤ:dice1d100=32 (32) +60(カイザーボーナス)

  • 19ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/25(月) 10:39:23

    さすが連邦生徒会長にスカウトされた生徒と言った感じですね。


    2ターン目

    ユウミ:dice1d100=21 (21) +117

    カヤ:dice1d100=42 (42) +60(カイザーボーナス)

  • 20ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/25(月) 10:48:03

    惜しい、カヤの出目がもっと大きければ
    と言ったところで早くも政治バトル終了!

  • 21ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/25(月) 18:18:10

    カヤ防衛室長との面会が始まった。
    最初は、ただの世間話や近況などを話し合うだけだった。
    十分話した後、私が先制で仕掛ける。

    ユウミ「ところでカヤ先輩。カイザーから手を引く気はないですか」

    私のこの一言で、一瞬であるがカヤ先輩の眉が動いた。私はその瞬間を見逃さず次の一手に出る。

    ユウミ「ここに、全ての証拠が揃っています。勿論、二年前の前防衛室長の頃からの記録全てが」
    カヤ「ふむ、よく集めましたね。しかし、その証拠が本物かは疑わしいところですね」

    彼女の細い目が少し開き、山羊のような瞳孔が私を見つめる。予想通りの反応だったので、私は一切動揺せずに次の手を打つ。
    私が次に取り出したのは、アオイ先輩から貰った予算一覧の写し。特に、ヴァルキューレの資金の動きを記録した物だ。

    ユウミ「これは、ヴァルキューレに振り分けられた予算一覧です。私、アビドスから帰ってきて気になったんですよ。元SRT生なもので、装備に関しては覚えている部分があるんです」
    カヤ「そうですか。それで?」

    カヤ先輩の表情が少し崩れた。僅かな変化であるが、私は笑顔のまま彼女の表情を見逃さない。
    詰将棋の様に、一手一手と蛇の如く相手の逃げ道を塞いでいく。
    そして、最後の一手を打つ。

    ユウミ「そうそう、知ってますか」
    カヤ「何を、でしょう?」
    ユウミ「実はですね。連邦生徒会長から私に一つ託された権限があるんですよ」
    カヤ「……」
    ユウミ「先ほども言いましたが、私は元SRT生でーー」

    私の言葉の途中で、カヤ先輩が何回か机を突くと。部屋の奥にある扉から武装した生徒が私に銃口を突きつけた。

  • 22ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/25(月) 18:40:33

    ユウミ「先輩、これはどういうつもりですか」
    カヤ「ふん、見てわからないのですか。貴女をこれから不正の容疑で逮捕するんですよ」
    ユウミ「なるほど。知りすぎた私を消す魂胆ですか。単純すぎて笑えますね」

    私が言い切った後に皮肉を込めた笑いをカヤ先輩に向ける。すると、彼女は顔を真っ赤にして睨んできた。

    カヤ「立場をわかっていないようですね! そもそも、私は貴女が気に食わなかったんです。優秀である事は流石超人である連邦生徒会長だとは思いましたが。それ以上に、貴女の事が嫌いでした」

    彼女が言葉を吐くたびに、余裕を得たと思ったのか侮蔑するような表情で私を見る。

    カヤ「貴女も馬鹿ですね。ノコノコと一人で私の所に来てしまうとは、まあおかげで証拠を隠滅できるので助かりました」
    ユウミ「それはどうもです」

    私は変わらずの態度でカヤ先輩に返事をする。
    それが逆鱗に触れたのか、カヤ先輩は拳銃を引き抜いて、私の胸に押し付ける。

    カヤ「分からせる必要があるみたいですね。この無駄な贅肉に、私がいかに超人であるかを教え込んでおきましょうか。連邦生徒会長がスカウトする程武力も持っているんでしょう? 何発耐えれるか試したくなりますね」
    ユウミ「はぁ……、開始」

    カヤ先輩が楽しそうに拳銃をグリグリ押し込んでくるけど、私は茶番を終わりにしようと隠したインカムに合図を送る。
    次の瞬間、部屋の窓を割って2人のSRT生が入ってくる。着地様に手に持った火器で私に銃口を向ける生徒を的確かつ素早く対処していく。私は、カヤ先輩が持つ拳銃を弾きながら、カヤ先輩の両手を背中に回しテーブルに押さえつける。銃声が響いていたのは、ほんの数秒であったが音が消えれば敵対勢力は全て無力化されていた。

    ミヤコ「RABBIT1、クリア」
    サキ「RABBIT2、こっちもクリア」
    ミユ『RABBIT4、バ…バックアップ部隊制圧…』
    モエ『えぇ、もう終わり? ミサイル撃ちたかったなぁ』
    サキ「バカ! サンクトゥムタワーにミサイルを撃ったら大問題だろ!」
    ミヤコ「そうです。今回は極秘ミッションですから、行動を悟られるわけにはいきません」

    RABBIT小隊が雑談を交わしながらも私の安全を確保してくれる。彼女達には私が頼み込んでもしもの時の為に頼んだんだよね。まさかカヤ先輩が強硬手段に出るとは思わなくて、内心驚いて合図が遅れちゃった。

  • 23ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/25(月) 18:57:29

    私はスマホを取り出してリンちゃん先輩に電話する。

    リン「急になんですか。こちらは書類の処理で忙しいので手短に頼みます」
    ユウミ「忙しい時にごめんね。実は、カヤ先輩が不正をしててね。それを本人に尋ねたら襲われちゃって」
    リン「はぁ……。何をしてるんですか……。貴女の事ですから、返り討ちにしたのでしょうが」
    ユウミ「うん。だから、SRTを何人か回して証拠を確保したいんだよね」
    リン「わかりました。と言いましても、元々貴女にSRTを動かす権限があるじゃないですか」

    えっ!? と私は声を漏らす。それが聞こえたのかリンちゃん先輩は溜息を吐いた。

    リン「どうやら、連絡が行っていないようですね。先日、連邦生徒会長が残した資料を発見しました。それが、SRT特殊学園の生徒会長に貴女を任命するという物です」

    私は衝撃の事実に悲鳴に等しい声を上げる。
    ミヤコ達が心配そうに見てくるけど、私は手をあげて大丈夫のサインを送った。
    つまり、私にはシャーレで活動する権限と、SRTを動かす権限があるわけで、巡り巡って先生もSRTを動かすこともできるということになる。ねぇ会長、それちゃんと教えてくださいよ!
    心の中で叫んで、次の一手を口にする。

    ユウミ「では、4部隊ほど私の方に来るように連絡をお願いします」
    リン「はぁ……、わかりました。こちらで細々したものは処理しておきます」
    ユウミ「ありがとうございます」

    通話が終わると、私はRABBIT小隊のみんなに向いて指示を出す。
    RABBIT小隊の方も全員縛り上げたところで、空いている部屋に詰めていた。あと、モエとミユも合流したみたい。

    ユウミ「さぁて、証拠集めの時間だよ!」
    サキ「テーブルにあるのが証拠じゃないのか?」
    ユウミ「チッチッチッ、サキは甘いね。この資料なんだけど、実は」
    サキ「実は?」
    ユウミ「全部出鱈目なんだよ!」
    サキ「は?」

  • 24ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/25(月) 22:21:34

    私はカラクリを話すことにした。といっても簡単な話だけどね。
    キッカケは私がアドビスからD.U.地区に戻って街を歩いていた時なんだけど、偶々通りかかったヴァルキューレ生が持っていた武器をチラリと見た時に違和感を感じたんだよね。本人に話しかけて武器を見せてもらったんだけど、見たこともない武器だった。いや、詳しくは規格を寄せた偽物と言ってもいいかな。
    それで私は疑問を持ったんだよね。アビドスやトリニティの件も考えて、もしかしたら連邦生徒会にもカイザーの手がまわっているんじゃないかって。この疑問は事実だったみたいだけど、証拠に乏しかったし、その後の調査では怪しい点は出て来たものの、追い詰めるには証拠が足りなかった。
    だからこそ、偽物の証拠という名の釣り餌を垂らしてみたんだよね。そこで引っかかったのがカヤ防衛室長で、私を拘束しようとしたのがさっきの出来事だね。

    ミヤコ「ふむ。私達は最悪の時の為のカバーということですね」
    ユウミ「その通り! いやー、まさかカヤ先輩がそうだったなんてビックリしたよ」
    サキ「防衛室長を最初から疑ってる訳ではなかったのか?」
    ユウミ「うん、誰がカイザーと関わってるのかわからなかったからね。もし外れていたら口外しないようにお願いしていたよ」
    サキ「それで一番最初が黒だったのか」
    ユウミ「そういうこと」

    ミユとモエにはカヤ先輩たちを見張ってもらい、私達は防衛室長の部屋を漁る。
    案の定だけど、カイザーとの癒着の証拠が出るわ出るわで、これでSRTを介入させる大義名分は得たね。
    しかし、私はとある資料でゲヘナ学園の風紀委員会宛てに便利屋68の情報を送られているのを見つける。

    ユウミ「これは……」

    それだけじゃないみたい。
    ゲヘナ学園の風紀委員会がアビドスに現地入り? もしかして、彼女らはアビドスの土地がカイザーに売却されているのに気付いている?
    気になることは多いけど、便利屋の人達の様子を見に行った方がいいかも。

    ユウミ「ミヤコちゃん、カヤ先輩たちの移送は始まってる?」
    ミヤコ「はい。CAT小隊が対応中です」
    ユウミ「丁度いいね。他の小隊に信用できるヴァルキューレを連れて、今から送る座標の闇銀行を抑えてもらうよう連絡をお願いしてもいいかな」
    ミヤコ「了解しました」
    サキ「次の作戦か」
    ユウミ「うん、カイザーを速攻で引き摺り出すよ!」

  • 25ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/25(月) 23:02:35

    この後、私とRABBIT小隊はモエが操縦するヘリに乗ってアドビスに急行する。もちろん、私が開発した巨大盾をヘリに吊るしてね。
    真っ直ぐ進んでいるから予想以上に時間を短縮できている感じがする。後少しでアビドスの自治区に入るんだけど……。その道中、私のモモトークにアルからのメッセージが届く。

    アル<マズイことになったわ
    ユウミ<どうしたの?
    アル<アビドスに風紀委員会が部隊を率いていて戦闘中よ
    ユウミ<わかった 今アビドスに向ってるから耐えて!
    アル<了解よ!

    モモトークのメッセージを閉じて、私はアルから送られた地点をモエに伝える。
    便利屋のみんながいると思われる場所の上空にくると、わかりやすい程風紀委員会が包囲しようと動いているのが見えた。迫撃砲の発射も確認した。それと、アビドスのみんなが便利屋に合流したみたい。

    ユウミ「モエ、風紀委員会に悟られない距離の意地をお願い」
    モエ「OK、任せて!」
    ミヤコ「私達も介入しますか?」
    ユウミ「対策委員会と風紀委員会が衝突したら、こっちも介入するよ」
    ミヤコ「了解です。ミユ、スコープで風紀委員会の位置把握をお願いします」
    ミユ「RABBIT4、りょ、了解です……」

    次は、アヤネさんに通信を送って、ライブ映像を送ってもらいながら今の状況を教えてもらう。

    アヤネ『今の状況ですが、ゲヘナの風紀委員会が便利屋に対して迫撃砲を撃ちましたが、その影響で紫関ラーメンが全焼してしまい……』
    ユウミ「えっ、あの人達何してるんですか!?」
    アヤネ『わかりませんが、便利屋を捕まえる為に自治区に侵攻してきたと、そう判断して今戦闘に入りました』
    ユウミ「わかった。私達も救援に入るね」
    アヤネ『私達?』

    私は通信を一時保留にして、ミヤコ達に顔を向ける。

  • 26ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/25(月) 23:26:39

    ユウミ「RABBIT小隊、これから風紀委員会を制圧するよ!」
    ミヤコ「RABBIT1、了解」
    サキ「RABBIT2、了解!」
    モエ「RABBIT3、りょーかい」
    ミユ「RABBIT4、り、了解……」
    ユウミ「私は先に降りてるから、そっちは任せるね!」
    サキ「えっ、おい!」

    私が言い終わると、武装を確認してからヘリから飛び降り、ヘリに吊るされていた盾を回収して急降下する。
    盾に取り付けられている推進機を起動し、減速しながら陣形を組んでいる風紀委員会の中心に衝撃を齎す。

    イオリ「なっ、何が起きたの!?」
    チナツ「あれは……、まずいですね」

    着地した私は周囲を見渡し、後ろにチナツちゃんと彼女の目の前に銀髪ツインテールの少女を発見する。位置を説明するなら、対策委員会と便利屋、風紀委員会部隊、私、風紀委員会部隊とチナツちゃんと銀髪少女の順になるね。

    ユウミ「久しぶりでいいかな。元気にしてた、チナツちゃん」
    イオリ「なに? 知り合いなの?」
    チナツ「イオリ、少し黙っててください」
    イオリ「えっ?」
    ユウミ「現在進行中の戦術策戦に関して、止めてくれないかな」
    イオリ「はぁ!? 急に現れてなに!? あんたも邪魔をするならぶっ飛ばす!」
    チナツ「イオリッ!」

    イオリと呼ばれた子がチナツちゃんの静止を無視して私に挑んでくる。
    今回に関しては、少し怒ってるからちょっとお灸を据えさせてもらうよ!
    そう心で言って私は武器を構えた。

  • 27ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/25(月) 23:33:19

    ここから戦闘に入ります。
    以下は戦闘に参加するメンバーです。
    また、今回の戦闘では、攻撃判定を行う際に全相手チームの判定値を上回った場合、全体攻撃化するルールを取り入れます。

    対策委員会・便利屋・ユウミチーム(名前(HP):戦闘値)
    シロコ(3/3):100
    ノノミ(3/3):90
    セリカ(3/3):90
    アル(3/3):100
    ムツキ(3/3):90
    カヨコ(3/3):90
    ハルカ(3/3):90
    ユウミ(5/5):150

    風紀委員会チーム(名前(HP):戦闘値)
    チナツ(3/3):70
    イオリ(3/3):100
    風紀委員モブA(3/3):60
    風紀委員モブB(3/3):60
    風紀委員モブC(3/3):60
    風紀委員モブD(3/3):60
    風紀委員モブE(3/3):60
    風紀委員モブF(3/3):60

  • 28ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/25(月) 23:35:34

    忘れていましたが、勝利条件は相手の全滅で、敗北条件は味方の全滅です。


    1ターン目


    対策委員会・便利屋・ユウミチーム

    シロコ(3/3):dice1d100=24 (24) +100 攻撃対象:dice1d8=6 (6)

    ノノミ(3/3):dice1d100=63 (63) +90 攻撃対象:dice1d8=1 (1)

    セリカ(3/3):dice1d100=57 (57) +90 攻撃対象:dice1d8=5 (5)

    アル(3/3):dice1d100=74 (74) +100 攻撃対象:dice1d8=6 (6)

    ムツキ(3/3):dice1d100=21 (21) +90 攻撃対象:dice1d8=4 (4)

    カヨコ(3/3):dice1d100=89 (89) +90 攻撃対象:dice1d8=7 (7)

    ハルカ(3/3):dice1d100=32 (32) +90 攻撃対象:dice1d8=3 (3)

    ユウミ(5/5):dice1d100=81 (81) +150 攻撃対象:dice1d8=4 (4)


    風紀委員会チーム

    チナツ(3/3):dice1d100=43 (43) +70 攻撃対象:dice1d8=6 (6)

    イオリ(3/3):dice1d100=49 (49) +100 攻撃対象:dice1d8=4 (4)

    風紀委員モブA(3/3):dice1d100=70 (70) +60 攻撃対象:dice1d8=4 (4)

    風紀委員モブB(3/3):dice1d100=7 (7) +60 攻撃対象:dice1d8=1 (1)

    風紀委員モブC(3/3):dice1d100=17 (17) +60 攻撃対象:dice1d8=4 (4)

    風紀委員モブD(3/3):dice1d100=82 (82) +60 攻撃対象:dice1d8=7 (7)

    風紀委員モブE(3/3):dice1d100=35 (35) +60 攻撃対象:dice1d8=6 (6)

    風紀委員モブF(3/3):dice1d100=83 (83) +60 攻撃対象:dice1d8=2 (2)

  • 29ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/25(月) 23:47:49

    全体攻撃は戦闘値120以上のキャラ限定にした方がいい気がしてきたので、使用可能なのはユウミのみにします。
    そして、以下が命中リザルトと残りHPです。

    ・命中判定
    シロコ→風紀委員モブD:命中
    ノノミ→チナツ:命中
    セリカ→風紀委員モブC:命中
    アル→風紀委員モブD:命中
    ムツキ→風紀委員モブB:命中
    カヨコ→風紀委員モブE:命中
    ハルカ→風紀委員モブA:ハズレ
    ユウミ→風紀委員モブB:全体攻撃!

    チナツ→カヨコ:ハズレ
    イオリ→アル:ハズレ
    風紀委員モブA→アル:ハズレ
    風紀委員モブB→シロコ:ハズレ
    風紀委員モブC→アル:ハズレ
    風紀委員モブD→ハルカ:ハズレ
    風紀委員モブE→カヨコ:ハズレ
    風紀委員モブF→ノノミ:ハズレ

  • 30ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/25(月) 23:48:52

    初っ端チナツが落ちたのと、あと先生とアヤネの指揮と支援を忘れていましたね。
    前回と同じ物にするのであれば、アヤネの回復支援はまだ発動しません。

    ・残りHP
    シロコ(3/3)
    ノノミ(3/3)
    セリカ(3/3)
    アル(3/3)
    ムツキ(3/3)
    カヨコ(3/3)
    ハルカ(3/3)
    ユウミ(5/5)

    風紀委員会チーム
    チナツ(0/3)
    イオリ(2/3)
    風紀委員モブA(2/3)
    風紀委員モブB(1/3)
    風紀委員モブC(1/3)
    風紀委員モブD(0/3)
    風紀委員モブE(1/3)
    風紀委員モブF(2/3)

  • 31ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/25(月) 23:50:20

    2ターン目


    対策委員会・便利屋・ユウミチーム

    シロコ(3/3):dice1d100=32 (32) +100 攻撃対象:dice1d6=2 (2)

    ノノミ(3/3):dice1d100=54 (54) +90 攻撃対象:dice1d6=6 (6)

    セリカ(3/3):dice1d100=91 (91) +90 攻撃対象:dice1d6=4 (4)

    アル(3/3):dice1d100=82 (82) +100 攻撃対象:dice1d6=3 (3)

    ムツキ(3/3):dice1d100=46 (46) +90 攻撃対象:dice1d6=4 (4)

    カヨコ(3/3):dice1d100=83 (83) +90 攻撃対象:dice1d6=5 (5)

    ハルカ(3/3):dice1d100=32 (32) +90 攻撃対象:dice1d6=3 (3)

    ユウミ(5/5):dice1d80=58 (58) +150 攻撃対象:dice1d6=6 (6)


    風紀委員会チーム

    イオリ(2/3):dice1d100=70 (70) +100 攻撃対象:dice1d8=2 (2)

    風紀委員モブA(2/3):dice1d100=29 (29) +60 攻撃対象:dice1d8=3 (3)

    風紀委員モブB(1/3):dice1d100=90 (90) +60 攻撃対象:dice1d8=2 (2)

    風紀委員モブC(1/3):dice1d100=23 (23) +60 攻撃対象:dice1d8=2 (2)

    風紀委員モブE(1/3):dice1d100=41 (41) +60 攻撃対象:dice1d8=3 (3)

    風紀委員モブF(2/3):dice1d100=65 (65) +60 攻撃対象:dice1d8=1 (1)

  • 32ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/26(火) 00:14:36

    ノノミに集中砲火!
    しかし……。

    シロコ→風紀委員モブA:命中
    ノノミ→風紀委員モブF:命中
    セリカ→風紀委員モブC:命中
    アル→風紀委員モブB:命中
    ムツキ→風紀委員モブC:Cは戦闘不能の為Fに命中
    カヨコ→風紀委員モブE:命中
    ハルカ→風紀委員モブB:ハズレ
    ユウミ→風紀委員モブF:全体攻撃!

    イオリ→ノノミ:命中
    風紀委員モブA→セリカ:ハズレ
    風紀委員モブB→ノノミ:命中
    風紀委員モブC→ノノミ:ハズレ
    風紀委員モブE→セリカ:ハズレ
    風紀委員モブF→シロコ:ハズレ

  • 33ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/26(火) 00:17:55

    風紀委員会はイオリ以外が全滅!


    シロコ(3/3)

    ノノミ(1/3)

    セリカ(3/3)

    アル(3/3)

    ムツキ(3/3)

    カヨコ(3/3)

    ハルカ(3/3)

    ユウミ(5/5)


    風紀委員会チーム

    イオリ(1/3)

    風紀委員モブA(0/3)

    風紀委員モブB(0/3)

    風紀委員モブC(0/3)

    風紀委員モブE(0/3)

    風紀委員モブF(0/3)


    3ターン目

    ユウミ:dice1d80=46 (46) +150

    イオリ:dice1d100=10 (10) +100

  • 34ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/26(火) 00:19:11

    戦闘終了
    次回は朝以降にSSの戦闘描写から

  • 35二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 00:42:44

    先生の指揮あり
    アビドス:キヴォトスでも上位の少数精鋭
    便利屋:ヒナがいない風紀委員会全軍と互角
    懐刀:現SRT特殊学園生徒会長

    これを相手する風紀委員会はないていいと思う……

  • 36ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/26(火) 08:30:25

    >>35

    原作の戦力に加えて、ヒナが加わったような物ですからね。

    風紀委員は泣いていいし、ヒナはもっと泣く。


    それと、風紀委員会の部隊がどれくらい崩されたか決めます。

    原作で40、RABBIT小隊の作戦展開で20、ダイスはd40で振ります。

    dice1d40=17 (17) +60

  • 37ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/26(火) 08:35:05

    約8割が崩壊……。
    固定値盛っておいてなんですが、アコこれ反省文だけで済むかな。

  • 38二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 08:54:04

    >>37

    軽くて停学、重いとミカみたいに権限剥奪されて卒業までボランティアだろうな

  • 39ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/26(火) 09:04:45

    銃声が連続で鳴り響く。
    私は盾を強く構えて風紀委員から放たれる弾丸の嵐を受け止める。
    後方でも対策委員会と便利屋が戦っている銃声が聞こえる。

    チナツ「気を付けてください。相手は、連邦生徒会長がスカウトした最高戦力です。ヒナ委員長を相手するつもりでいてください」

    部隊指揮を執りながらチナツちゃんがそういうと一瞬だけ動揺が広がるけど、すぐに収まる。流石、ヒナ委員長に鍛えられた部隊というところかな。今は矛先が此方に向かってるから複雑なんだけど。
    ちなみに、私が受け構えている盾は、私特製のあの盾。通常は手で持って扱うけど、この盾は例外で肩まで長いガントレットの側面に装着される形式にしてある。つまり、私の両手は空いているわけで、通常よりロケットランチャーの精度が高くなるってわけ。
    相手の弾幕が一瞬途切れると、私はその隙を見逃さずロケットランチャーを放つ。
    爆発で部隊の一部が吹き飛び、さらに大きくなった隙に盾の新機能を起動する。

    ユウミ「覚悟してよね。多連装レーザーミサイルバルカン!」
    チナツ「えっ!?」
    イオリ「はぁ!? 何だよそれ!?」

    私の盾の正面と側面から私の前面を覆うようにミサイルの発射口が大量に現れる。この口一つ一つがエネルギーを凝縮したレーザーミサイルであり、しかも強くはないけどホーミング機能まである!
    それを見た風紀委員やチナツ達はギョッとした顔をしてから急いで遮蔽に隠れようとするけど、私のレーザーミサイルは高速だよ。
    彼女達が隠れる暇もなく、レーザーミサイルは降り注ぎ、更にレーザーミサイルは後方にいる風紀委員にまでも襲いかかる。
    チナツちゃんは運が悪い事に流れ弾も連続して当たる事で気絶。イオリはレーザーミサイルが当たったけど、至近弾でまだ立っているね。風紀委員もまだまだ数がいる。

    イオリ「何それ、ズルくないか!?」
    ユウミ「自作兵器だけど、文句ある?」
    イオリ「ズルイに決まってるだろ! そもそも、連邦生徒会に兵器として登録してふんだろうな!?」
    ユウミ「完成した当日にしたよ」

    まあ、正直この盾は重くて私みたいに力が強かったり、そもそも戦闘力が高い人じゃないと扱えないんだけどね。

    ユウミ「問題なさそうだし、もう一射行ってみる?」
    イオリ「まだあるのかよ!」

  • 40ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/26(火) 10:33:27

    私が連続してレーザーミサイルを発射しようとした所で、後方を制圧し終わったのか、アルとノノミ先輩の火力支援が私の頭上と側面を通って飛んでくる。

    セリカ「ユウミ、大丈夫!?」
    ユウミ「うん、無傷だよ。寧ろ、相手が心配になるかも」
    シロコ「ん、あの攻撃はすごかった」

    私の左右にセリカちゃんとシロコ先輩が来る。
    お互いに軽口を言い合いながらも、レーザーミサイルを連射する。
    ここまで来れば最早蹂躙だね。後方の憂いも無いし、対策委員会と便利屋も合わさって、瞬く間に視界で確認できる風紀委員はイオリを除いて全て気絶した。
    私は赤熱して限界になった発射口を閉じて、盾をパージする。
    イオリは、地面に膝を着きながら荒い呼吸で私を睨む。

    ユウミ「もう終わりだよ」
    イオリ「やっぱり反則だろそれ……」
    ユウミ「うんまあ、その通りだとは思うよ。けどね、便利屋を捕まえる為とはいえ、アビドスの自治区まで侵攻するのはやりすぎなんじゃないかな」

    私がイオリにそう話しかけたところで、チナツが目を覚まし、先生が彼女に話しかけにいく。あっちの方は先生に任せて、イオリの方を対処しよう。

    ユウミ「さぁ、かかってきなよ」

    ロケットランチャーを片手に、もう片方の手で手招きをする。わかりやすい挑発にイオリは乗り、突撃してくるんだけど。当然、彼女一人では私に叶うはずもなく、拳骨1発で道路に頭から突き刺さった。

    ユウミ「まったく、なんでゲヘナの風紀委員はこんな事をしたんだろ」
    アコ『それは私が説明します』

    私の疑問に反応するように……実際は対策委員会の誰かの言葉に反応したみたいだけど、ゲヘナ風紀委員会の行政官のアコ先輩がホログラムで現れた。

  • 41ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/26(火) 10:48:31

    ここで、アビドス編一章は終わりなので、好感度周りなどの処理を行います。

    ちなみに、さり気なくカルバノグの兎がRTAで超速解決したように見えますが、一応カルバノグの兎編は別の展開でやるつもりです。

  • 42ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/26(火) 12:09:51

    好感度判定

    他キャラ→ユウミ ユウミ→他キャラ

    ヒフミに対しては銀行強盗を一緒にやったことでで最低保証40

    イオリとアコに対しては出会いが悪い為-20補正

    この後のヒナに関しては誠実な対応をするのは決まってるのでお互いに40の最低保証


    ヒフミ:dice2d100=8 98 (106)


    イオリ:dice2d100=1 16 (17)

    アコ:dice2d100=68 49 (117)

    ヒナ:dice2d100=91 75 (166)

  • 43ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/26(火) 12:20:28

    好感度上昇判定は家でないと大変なので後回しに

    ヒナからの高好感度はこれからの展開的に丁度いいけど、ちょっと高過ぎない!?

    この後何が起きたの!? ヒナ「dice1d4=2 (2)

    1.アコを謹慎処分で済ませる理由をくれたから……

    2.1+オマケにゲヘナに侵蝕しようとするカイザーを叩けるから

    3.2+これで治安も多少は良くなる……

    4.3+平均睡眠時間が5時間になった……。もう彼女に足を向けて寝れない

  • 44ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/26(火) 12:34:37

    ダイスの目を固定すればいいと今更に思った。

    てな訳で好感度上昇判定です。

    好感度より上でd10上昇、以下でその半分上昇です。


    ホシノ:94 61 dice2d100=58 8 (66) dice2d10=10 4 (14)

    シロコ:3 58 dice2d100=38 91 (129) dice2d10=7 2 (9)

    ノノミ:46 40 dice2d100=39 7 (46) dice2d10=10 7 (17)

    セリカ:82 93 dice2d100=7 37 (44) dice2d10=8 10 (18)

    アヤネ:88 9 dice2d100=80 19 (99) dice2d10=10 3 (13)


    アル:49 95 dice2d100=47 60 (107) dice2d10=1 10 (11)

    ムツキ:71 96 dice2d100=47 68 (115) dice2d10=5 1 (6)

    カヨコ:76 13 dice2d100=64 7 (71) dice2d10=7 3 (10)

    ハルカ:46 14 dice2d100=65 20 (85) dice2d10=2 10 (12)


    ヒフミ:8 98 dice2d100=92 54 (146) dice2d10=10 1 (11)

  • 45ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/26(火) 12:44:15

    先生の分を忘れてました。

    先生:59 67 dice2d100=90 79 (169) dice2d10=8 10 (18)


    まとめに上昇分を反映しました。

    ホシノからが99、アルに対してが100になりましたね。

    好感度に関しては、100が上限で以降の好感度上昇判定でd100で100を出した時のみ上限突破して恋が芽生えます。勿論、お互いが100の場合は必要な出目がどちらも50以上必要になる想定です。

  • 46ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/26(火) 18:19:11

    アビドス二章始めます。

    イオリ「アコ……ちゃん……」
    チナツ「アコ行政官……」
    アコ『こんにちは、アビドスの皆様。私はゲヘナ学園所属の行政官、アコと申します』

    風紀委員会の実質ナンバー2。
    噂ではヒナ委員長狂◯者で、常にヒナ委員長のために動くという話を聞いた事があるけど、肝心のヒナ委員長が出てこないことを見るに、彼女は独断で動いているんだね。
    アコ先輩は、アヤネさんと会話を続けているんだけど、カヨコが裏の狙いを指摘する。目的はシャーレの先生で、彼女を確保するのが本当の目的らしい。
    私もカヤ先輩が隠していた資料で見たけど、やっぱり先生を確保するのが目的で、私はカヤ先輩の所で足止めをされていた筈だったと。

    アコ『予想外の展開でしたが、それでも問題ありません。第3包囲部隊、前進』

    アコ先輩が開き直り、片手を上げて命令を下す。しかし、誰も来ない。

    アコ『どうしたのよ。早く来なさい!』
    ミヤコ『こちらRABBIT1、作戦終了。風紀委員会のバックアップ戦力を無力化して待機してます』
    ユウミ「みたいだよ、アコ先輩。ミヤコちゃん、そのまま待機継続でお願い。あと、何部隊か応援呼んでもいいよ」
    ミヤコ『RABBIT1、了解』

    ミヤコとの通信を終えると、アコ先輩に視線を向ける。彼女は、私を忌々しそうに睨みつけるだけだ。

    アコ『よくもやってくれたわね』
    ヒナ『アコ、今何処にいるの?』
    アコ『!?』

    アコ先輩の通信に割り込んだ生徒が現れた。
    うん、この声は間違いなく、風紀委員会のトップであり、ゲヘナの最高戦力。ヒナ委員長で間違いないよ。
    アヤネさんも気付いたのか驚いているのが見える。

  • 47ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/26(火) 18:38:04

    アコ『い、委員長はどうしてこんな時間に……出張中だったのでは……?』
    ヒナ『さっき帰ってきた』

    アコはヒナ委員長との会話で嘘を混ぜながら受け答えするが……。私はいち早く気配に気付いてヒナ委員長が既に近くにいる事を悟る。

    ヒナ「これの何処が不良を制圧する作戦なの?」
    アコ『えっ、そこに便利屋が……いない!?』

    ちなみに、便利屋は私がヒナ委員長の気配に気付いたのと同時にアイコンタクトで逃げたよ。
    そして、みんなの前に姿を現すヒナ委員長。ホログラムと本人2人いる光景は、全員を驚かせるには十分だった。
    この後の展開は分かりきったもので、先ずアコ先輩は停学処分になる可能性が高そうだけど一先ず謹慎となった。
    また、対策委員会との話し合いもちょっと怪しい気配がしたものの、ヒナ委員長がホシノ先輩の名前に反応を示したのと、ホシノ先輩本人が合流することで、ヒナ委員長から正式の謝罪と部隊の迅速な退却が行われた。
    ヒナ委員長が去り際に先生に耳打ちをしてたけど、私もヒナ委員長に用があったから引き止める事にする。

    ユウミ「ヒナ先輩、少しいいですか?」
    ヒナ「なに?」
    ユウミ「これを、今回の件にも関わってる事件の資料です」

    端末を操作して、ヒナ先輩の端末に資料データを送る。その内容は、カイザーの不正やゲヘナに対する不正行為の証拠、また連邦生徒会の防衛室長がカイザーと共謀してアコ行政官を惑わした証拠などなど。

    ヒナ「これは……ありがとう。思ったより酷い事にはならなそう……」
    ユウミ「それはよかったです! 何かあれば私の方へ連絡を下さい。大きな不正などがあればSRT部隊を送れますから」
    ヒナ「……わかった」

    少し晴れた顔で去っていくヒナ先輩を見て、私は対策委員会のみんなの下に戻る事にした。

  • 48ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/27(水) 00:39:09

    ここは便利屋の事務所。

    現在は、アル達が引っ越し準備のためにドタバタしていた。風紀委員会に潜伏場所がバレたから事務所を引き払って引っ越しをするらしい。ちなみに、私はソファで寛ぎながらみんなを眺めてるところだね。


    ユウミ「裏にはカイザーがいたわけだね」


    彼女達の作業を眺めながらカイザーの動きに関しての話をする。

    あの時というか、昨日からカイザーは手を回していたみたいで、風紀委員会を扇動した便利屋の排除と、カヤ先輩を使った私の排除を、同時に行おうと暗躍していたようだね。彼らの誤算は、便利屋と彼女達を助けた対策委員会の戦力が予想以上に高く、おまけにカヤ先輩を使った作戦が即座に潰された点。

    つまり、カイザーの策は失策どころかこちらが反撃する口実を与えてしまった訳さ。


    ユウミ「これで、証拠は殆ど揃えたし、こちらの情報はSRTの先輩方が封殺してくれている。誤算がなければ、此方は相手に噛みつける段階だね」

    アル「よくやるわ。はぁ、まさかあの依頼もカイザーだった時は驚いたけど」

    ムツキ「アルちゃん驚いて白目剥いてたもんねー」

    アル「はぁ……、驚いたけど、最終的に裏切ったのは正解だったわ」

    カヨコ「でも、あの展開はある意味アウトローだったと思うよ」

    アル「そう? そうよね、ふふん思った通りだわ!」

    ハルカ「流石アル様です!」


    それと、今後の動きに関して話していく。

    私の方では、対策委員会がアビドス砂漠に向かうらしいので、それの動向をする。便利屋達にも、アビドス砂漠に赴いてもらう。また、SRTの隠密が得意な先輩の部隊も動かすつもりだよ。

    次回の行動は、先生から伝えてもらったアビドス砂漠にあると言われるカイザー拠点の偵察。三重に広げた網にカイザーが掛かることを祈るばかりだね。


    その後は、便利屋を後にして砂漠に行く準備をすることにする。まだ遭難した時の記憶があるから装備やアイテムはしっかりした物を選びたくなるよ。


    余談だけど、風紀委員の迫撃砲で全壊した柴関ラーメンは便利屋が余った一億円で修理代を出したらしい。

    あと、便利屋の新しい事務所は、私の依頼を優先的に受けてくれるなら無料で提供する契約を提案した。

    アルはそれをdice1d3=2 (2) 1.承諾した。 2.渋々承諾した。 3.アウトローじゃないからと蹴った。

  • 49ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/27(水) 09:39:46

    次の展開を考えながら保守

  • 50ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/27(水) 11:14:09

    便利屋の元事務所からアビドス高校まで移動してから、砂漠での活動の準備を進めておく。

    現在の対策委員会は会議中で、私はリモートで聞いているんだけど、風紀委員会の話もあって内容は予想通りな物だった。まあ、私の情報と擦り合わせが出来るから、偶に口を出すこともあるけど。

    さて、今回の調査では砂漠を渡るわけだから、時間はあまり無いけど、サンドバイクの増産と戦車の改良を行うよ。

    先ずはサンドバイクの増産。これは、事前に私が傘下に収めている企業からパーツの発注を行ったから、2台追加で完成する。

    そして、戦車の改良なのだけど、前に私が作った大きな盾をマウント出来るように、戦車前面にジョイントを増設する。これにより、重い盾の運搬を楽にして、かつ戦車前面の装甲増加と盾の推進機を使った突撃を可能とする。

    あとは、他に何か用意したい所だけど、何を用意するかな。


    dice1d4=1 (1)

    1.対策委員会が所持している車に電子ドーム増設

    2.戦車の主砲にレーザー砲に換装

    3.私のロケットランチャーを強力な物に変更開発

    4.上記全て

  • 51ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/27(水) 11:29:15

    アヤネ「あの……これって?」
    ユウミ「電子ドームだけど? 電子戦をするならいると思って」
    アヤネ「私、そもそも学校でサポートするので乗らないのですが……」
    ユウミ「えっ!?」

    良かれと思って用意したけど、今回は出番が……?

    先生「なら、私が乗るよ。ユウミが乗せてくれた機械ならシッテムの箱と規格が会うし、サポートもしやすくなる」
    アヤネ「なるほど。では、それでお願いします、先生」
    ユウミ「よかった、出番があって」

    と言った所で、現在は砂漠。
    戦車を運転する私を中心に、前方をホシノ先輩、左右をセリカちゃんとシロコ先輩、後方を先生とノノミ先輩で進んでいく。宛ら、機械化兵団の進行の如くな様相に見えるよね。
    道中だけど、ヘルメット団の縄張りに入ったのか、彼女達の襲撃が多く。けど、私達の足の速さで電撃戦を仕掛けてスルスルと進んでいく。途中で、襲ってくる者が生徒から、オートマタとドローン、それに傭兵団と代わり、戦闘も熾烈を増していくけど、最終的には先生が言っていたポイントに到着する。
    そこは、数キロに渡った街とも言える規模の採掘場だった。

    ユウミ「これは……予想以上だよ」
    ホシノ「カイザーPMC」
    アヤネ『えっ、はい! 照合の結果カイザーPMCで間違いありません!』
    セリカ「何処に行っても、カイザー! カイザー! あっちもカイザー! もうウンザリよ!」
    ノノミ「PMCといえば、民間軍事会社のことです」
    セリカ「もしかして軍隊!?」

    セリカの言葉の直後に警報が鳴る。
    それに合わせるように、戦車の駆動音やヘリの駆動音が耳に入る。それにしても、動きが早すぎるね。もしかして、誘われた? だとしたら、マズイ。

    ユウミ「包囲来ます! 先生、指揮任せますよ!」
    先生「任せて」
    ホシノ「うへ、前は任せてよね」

  • 52ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/27(水) 11:40:08

    私のレーザーミサイルで敵前面に穴を空けてから、ホシノ先輩が盾でガードしながら突撃する。両隣のセリカちゃんとシロコ先輩が牽制射撃を行い、ノノミ先輩が敵ヘリコプターを、私は敵戦車を抑える。

    包囲はまだ完成されていないけど、敢えて前に出て相手のインパクトを抑えて逆に此方の攻撃力を上げるのは、流石先生の指揮と言った所だった。

    敵兵器群を無力化して、包囲網を脱した後も敵を警戒しているのだけど、アヤネさんとの通信が不安定になるのに私は気付いた。


    アヤネ『気を……さい……。そ…に…………が…………』

    ユウミ「先生、電子ドームを対電子戦モードに切り替えてください」

    先生「わかった」


    車にいる先生に電子戦をお願いする。

    アロナちゃんもいるから兵器だと思うけど、不測の事態に対処できるなら、と祈る。


    電子戦対決

    先生:dice1d100=86 (86) +100+100(ユウミの技術の半分+スーパーアロナちゃん)

    カイザー:dice1d100=82 (82) +200(施設の強力なバックアップ)

  • 53二次元好きの匿名さん25/08/27(水) 11:49:56

    接戦

  • 54ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/27(水) 12:08:07

    結構拮抗してた!

    先生から指示が飛ぶ。
    私の盾からレーザーミサイルバルカンを発射し、何も無い地点を爆破すると、砂の下から潜伏していたオートマタが吹き飛ぶのが見えた。
    その隙を逃さず、ギリギリ閉じそうだった奇襲の包囲網をギリギリの綱渡りで潜り抜ける。

    アロナ『はぁ……はぁ……。やりました! たった一枚のタブレット端末に敗れた感想を聞きたいほど嬉しいです!』

    先生のサポートを一時的に止めて電子戦に集中していたアロナちゃんが私のタブレット端末で自信満々に喜んでいる。可愛い、撫でたいけど、今は戦闘に集中!

    アヤネ『よかった、通信が回復しました! そちらの状況はどうですか!?』
    ユウミ「敵の奇襲を回避して、最後の包囲網を突破したところ」
    シロコ「ん、危なかった」
    セリカ「本当にしつこかったんだから!」
    ノノミ「まだ油断はできなさそうですよ」
    ホシノ「誰かが前に出てきたねー」

    まだ私たちを狙うオートマタが左右にズレると、一体の恰幅のいいオートマタが現れる。
    あれは確か、カイザー理事の……。

  • 55ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/27(水) 12:10:47

    カイザーPMC理事「侵入者とは聞いていたが……アビドスだったとは」
    セリカ「な、何よあいつ……」
    カイザーPMC理事「まさかここに来るとは思っていなかったが……まあいい。勝手に人の私有地に入り、暴れたことによるそれらの被害額。君たちの学校の借金に加えても良いのだが、まあ、大して額は……予想以上に被害が大きいな……」

    当然だよね。私のレーザーミサイルで土地は穴だらけだし、戦車やヘリを落とした影響もでかい。
    ちなみに、私は戦車の中にいるから、彼に私の顔を見られることはないし、連邦生徒会の制服を見られることもない。
    それに、今は彼の会話を記録させてもらっているよ。何か重要な話をしそうだからね。

    ホシノ「あんたはあの時の……」
    カイザーPMC理事「確か、例のゲマトリアが狙っていた生徒会長……いや、副会長だったか?」

    彼が気になる単語を口にする。ホシノ先輩を狙うゲマトリア。調査の対象にはなりそうだね。
    即座に思考を切り替えてカイザーPMC理事の話に意識を戻す。

    彼は何やらいいアイデアを思いついたらしい。便利屋の名前を口にもした。思ったより彼の口は軽い?
    それから今更自己紹介が始まる。予想通りの存在だったわけだけど。

    アビドスの借金の話に流れ、この土地の話になるが、少し気になるのはここの開発を合法的に行なっていると公言した点だね。
    私が前に資料を探った時はそんな情報は一切出てこなかった。その点を考えると、口で合法と言っているが実際は連邦生徒会に書類を出していないんだろうね。ここも突ける部分になりそう。

    次の話でカイザーの目的について語られる。
    アビドスの砂漠に埋められている宝ね。それが本当に存在するならどんな物になるのか。十中八九戦略兵器とかそんな部類になるだろうね。兵器や兵士が大量にいるのもその証拠にもなる。
    そして……。

  • 56ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/27(水) 12:24:51

    彼が誰かに電話をする。

    何かを進行させろとか言ってたけど。それは一体……。


    カイザーPMC理事「残念なお知らせだ。どうやら、君たちの学校の信用が落ちてしまったそうだよ」

    アヤネ『大変です! 借金の利子が3000%に増えた上に、カイザーに対する被害の賠償として借金にdice1d20=1 (1) 億の上乗せが……それに、1週間以内にdice1d10=6 (6) 億の返済の催促が……』

    セリカ「はぁ!? なにそれ!」

    カイザーPMC理事「くっくっくっ。これで分かったかな。君たちの首にかけられた暇が今、誰の手にあるのか」


    あーぁ、これは決定的証拠だね。

    不正な借金の利子、そして不当な借金の増額。今までギリギリを攻めていたカイザーが自ら黒い方向に足を踏み入れてしまった。私は嬉しくて笑い声を上げるのを必死に抑えてたよ。対策委員会のみんなはそれどころじゃないのが申し訳ないけど。

    けど、これでアビドス高校どころか、アビドス自治区をどうにかする準備は全て整った。あとは、機会を狙うだけだし、先生にも情報共有をしないと。その為には、この状況を脱して逃げる。


    ホシノ先輩の提案もあって、私達は簡単に逃げることができた。

    しかし、あのカイザー理事は何がしたかったんだろうね。あれでは、自分の首を絞めている行為もしているというのに、バレない自信があったからこそああいう行動に出ちゃったのかな。

  • 57ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/27(水) 12:54:03

    今は夜の時間帯。
    私は、戦車の整備をしながら、便利屋とSRTのフェネック小隊の隊長からの報告を受けていた。

    アル「先ずは私から報告させてもらうわ。対策委員会に対処しているカイザーPMCの隙をついて内部に潜入したのだけど、採掘所は巨大な船が入るんじゃないかと思う程の規模で掘られていたわ」
    カヨコ「相手は確信を持って掘ってる感じがしたかな。ユウミの話から考えても、そこにあつらが想像している物が眠っているのは間違いないよ」
    ユウミ「ありがとう。おかげで大体予想がつきそうだよ」

    アル達から渡された写真が壁に立てられたボードに貼り付けられる。その写真には、巨大な重機で採掘される光景や、出土したと思われる残骸が映っていた。残骸はどれもが知らない技術で加工や組み立てが行われた形跡があり、私の興味が惹かれる物でもあった。

  • 58ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/27(水) 12:55:19

    それから、フェネック小隊の隊長の報告も受ける。

    フェネック1「私達が潜入したのは、作戦司令室でした。傭兵の生徒も来ることがある為、人物を吟味して簡単に入ることができ、此方の書類を手に入れてきました」
    ユウミ「これは……、アビドス自治区を支配する計画書ですか?」
    フェネック1「はい。この計画書によると、明日の朝にアビドス自治区は完全に掌握が完了するそうで、住民に対する退避命令という名の軍事行動を行うようです」
    ユウミ「先ほど、先生からホシノ先輩が退学しようとしたと相談がありましたが、なるほどそういうことですか」
    フェネック1「というと?」
    ユウミ「自治区の管理は基本的にその学校の生徒会が行なっています。しかし、アビドスに関しては、ほとんどの自治区がカイザーに買われており、残りの自治区は生徒会がいなくなれば管理者が不在になって権限が宙ぶらりんになるんです。つまり、最後のアビドス生徒会のホシノ先輩がいなくなれば、アビドス自治区は完全にカイザーの物となり、自由に自治区を開発することができる。これは、かなりギリギリでしたね」
    フェネック1「ということは……」
    ユウミ「はい。深夜に仕掛けます。全SRT部隊に通達。各部隊は、事前に指定した地点を制圧して全てを抑えてください。もちろん、ヴァルキューレとの連携も忘れずにお願いします。まだ不正は公表されていませんが、汚名を返上する機会は必要ですからね」

    これで全ての材料が揃った。
    あとは全てを同時に終わらせる。その為に、私はホシノ先輩に会うことにし、装備を整えることにした。

    (次回は、完全オリジナル展開で、カイザーvsSRT&ヴァルキューレと、ユウミvsホシノの予定をしております)

  • 59ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/27(水) 20:15:53

    ちょっと保守

  • 60ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/28(木) 00:11:25

    虫も寝静まる丑三つ時。アビドス校舎を出て暫く歩いた道にホシノ先輩の姿を発見する。
    私はフル装備で物陰から姿を現してホシノ先輩の道に立ち塞がる。

    ユウミ「こんばんは、ホシノ先輩。こんな時間にパトロールですか?」
    ホシノ「うへ、ユウミちゃんかー。まぁ、そんなところかなー」

    ホシノ先輩が笑いながら答えるけど、彼女は嘘をついている。先ほど、先生からホシノ先輩が手紙と退学届を対策委員会の部室で発見されたと、連絡が来たからだね。
    だからこそ、私は先生にお願いされてと言うのもあるけど、ホシノ先輩を止める為にここにいる。

    ユウミ「そうなんですか。けど、ここからカイザーコーポーションの方に行っても無駄ですよ」
    ホシノ「ありゃ、バレてたか。でも、もうこれしかないんだ。私がアイツの提案に乗れば、アビドスの借金は殆ど無くなる」
    ユウミ「その代わりにホシノ先輩がいなくなるんですか。そんなの、貴女の後輩達には辛すぎますよ。昔のホシノ先輩だってそうだったはずです、辛かったんですよね、大事な先輩がいなくなって……」

    私は踏み込むことにする。どう頑張ってもホシノ先輩の決断は揺るがないだろうから、罅を入れさせてもらうよ。
    そして、私がユメ先輩の存在を仄めかせば、ホシノ先輩の目が鋭くなったのを見た。

    ホシノ「そういえば、ユウミちゃんも連邦生徒会の人だったよね。そこまで知ってたんだ」
    ユウミ「知ったのはこの前別れて調べた時ですよ。ホシノ先輩の様子が気になったので、色々調べたら知ってしまったんです」
    ホシノ「そっか。私にとっては、後悔しかない思い出だよ……」
    ユウミ「だからこそ、残って欲しいんです。後輩の為に……、今までだってそうだったでしょう?」
    ホシノ「今は状況が違うんだよ。もう、借金を返すのも難しい状態だし、それに……私は疲れたんだよ。ねぇ、ユウミちゃん……私を止めたいなら、私のヘイローを……」
    ユウミ「壊すわけがないじゃないですか! そんな辛そうな顔をして……誰が貴女を責められるというのですか!」

  • 61ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/28(木) 00:25:05

    私に二年前のアビドスで何が起きたかはわからない。けれど、ホシノ先輩の顔で全てが察せる。

    彼女にとって、とても辛く後悔しかない出来事が起きたのだと。例えホシノ先輩が原因だとしても、私の知るプロフィールのユメ先輩という人は、ホシノ先輩を責めない筈だよ。

    しかし、ホシノ先輩の精神状態は私の想像以上に悪かった。

    ホシノ先輩は、青白い表情で叫ぶ。


    ホシノ「ユウミちゃんに何がわかるのさ。あの時、私がユメ先輩を止められていれば、もし砂嵐の時でも無理矢理探しに行けていれば、もし早く先輩を見つけられていれば……あの時の、ユメ先輩見なくて済んだのに!」

    ユウミ「ホシノ先輩……」


    予想以上に最悪な当時の情報に私は言葉を詰まらせる。

    これは、私が悪かった。少し、ホシノ先輩を揺さぶればいいと考えていたけど、これはもうトラウマを超えた精神的な病気とかそんな状態だよ。

    話の方向性を変えながら、ホシノ先輩を止める方法を少し焦りながら考える。


    ホシノ「ユメ先輩……ごめんなさい。私ではアビドスを救えなかった。だから、後輩に託すことにしたんだ」


    私を見ながら、ホシノ先輩は言葉にする。

    そんなに似てないというのに、私に似ている部分を見て、逃げているんだと思う。思えば、調べた時に出てきたユメ先輩のパーソナルデータは、私に似ている部分があるにはあった。だから、私はユメ先輩を借りることにする。


    ユウミ「ホシノちゃん……。頑張ってたのは見ていたよ。でも、こんなことはしなくていいんだよ。あとは、私に任せて……私が全て終わらせてあげるから」


    ユメ先輩が実際どういう人だったのかは知らない。けど、私が思うユメ先輩を演じて、ホシノ先輩に近付こうとする。これが決まれば、ホシノ先輩はひとまず無力化出来るかもしれない。


    ホシノ先輩は……。

    dice1d4=1 (1)

    1.ユメ先輩を騙るな!(戦闘開始)

    2.騙されるところだった(戦闘開始)

    3.違う、そうじゃない(戦闘開始?)

    4.ユメ先輩……そうだよね(戦闘スキップ)

  • 62ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/28(木) 00:28:06

    ホシノ「ユメ先輩を騙るな!」

    ホシノ先輩が叫んだ瞬間に、咄嗟に構えた盾に衝撃が走る。
    失敗しちゃったようで、ホシノ先輩の目は完全に敵に対する殺意に満ちている。
    一番最悪な状況に辟易しつつ、私も武器を構えることにした。なら、あとは暴力で解決するだけ!

    ユウミ「ひぃん! やっぱり、こうなるんだよねぇ」

    次回はホシノvsユウミの戦闘処理!

  • 63ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/28(木) 08:26:08

    さて、続きを

    戦闘ルールはまとめにある通りのものと、ホシノとのチェイスを加えます。

    チェイスは、攻撃判定毎にホシノが1d100+戦闘値の半分を振り、ユウミの神秘を超えれば1マス進むことができます。マスは全部で5マスあり、最終マスでホシノの判定が成功すれば、この戦闘ではホシノの判定勝利となります。
    また、この戦闘には10ターンの制限時間があり、10ターン目を終えた時点でユウミの判定勝利になります。
    以下に勝利条件をまとめます。

    ホシノ
    ・ユウミのHPを0にする。
    ・5マス目でチェイス判定に勝利する。

    ユウミ
    ・ホシノのHPを0にする。
    ・10ターン目までホシノの勝利条件を満たさないこと。

  • 64ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/28(木) 08:29:23

    1ターン目


    ホシノ(5/5):dice1d100=96 (96) +120


    ユウミ(5/5):dice1d80=15 (15) +150


    チェイス判定

    ホシノ:dice1d100=86 (86) +60 > 119

    盤面:● ◯ ◯ ◯ ◯

  • 65ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/28(木) 08:32:04

    そういえば忘れてましたが、攻撃判定でユウミが勝利していた場合はホシノのチェイス判定に-30の補正がかかります。


    さて、先ずはホシノが先制を入れる。


    2ターン目


    ホシノ(5/5):dice1d100=45 (45) +120


    ユウミ(4/5):dice1d80=47 (47) +150


    チェイス判定

    ホシノ:dice1d100=2 (2) +60 > 119

    盤面:◯ ● ◯ ◯ ◯

  • 66ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/28(木) 08:34:54

    ユウミの反撃によりホシノの足が止まる。


    3ターン目


    ホシノ(4/5):dice1d100=11 (11) +120


    ユウミ(4/5):dice1d80=2 (2) +150


    チェイス判定

    ホシノ:dice1d100=59 (59) +60(ユウミが攻撃判定で勝利した場合-30) > 119

    盤面:◯ ● ◯ ◯ ◯

  • 67ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/28(木) 08:36:28

    ホシノ? ユウミ?

    どちらも手を抜いてるの、傷付けたくない心理が出てるのか?


    4ターン目


    ホシノ(3/5):dice1d100=35 (35) +120


    ユウミ(4/5):dice1d80=23 (23) +150


    チェイス判定

    ホシノ:dice1d100=14 (14) +60(ユウミが攻撃判定で勝利した場合-30) > 119

    盤面:◯ ● ◯ ◯ ◯

  • 68ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/28(木) 08:38:34

    残り時間が半分になりましたね。

    しかし、ユウミの装備で実質最低保証があるとはいえ、お互いの出目が低すぎる。


    5ターン目


    ホシノ(2/5):dice1d100=27 (27) +120


    ユウミ(4/5):dice1d80=7 (7) +150


    チェイス判定

    ホシノ:dice1d100=24 (24) +60(ユウミが攻撃判定で勝利した場合-30) > 119

    盤面:◯ ● ◯ ◯ ◯

  • 69ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/28(木) 08:39:38

    これで最後か?


    6ターン目


    ホシノ(1/5):dice1d100=4 (4) +120


    ユウミ(4/5):dice1d80=50 (50) +150


    チェイス判定

    ホシノ:dice1d100=67 (67) +60(ユウミが攻撃判定で勝利した場合-30) > 119

    盤面:◯ ● ◯ ◯ ◯

  • 70ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/28(木) 08:41:50

    ホシノのHPが0になった為、戦闘終了。
    しかし、ホシノの出目が後輩を攻撃したくないと言ってるような展開でしたね。
    次回は時間が取れたらSS更新からになります。

  • 71ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/28(木) 10:48:10

    私の盾に衝撃が来た瞬間、ホシノ先輩が私の盾を蹴って頭上を取る。
    私が上を見た時には、見たこともない怒りの表情でこちらに銃口を向けるホシノ先輩が一瞬見えた。私の視界は、マズルフラッシュで白く染まり、顔面に激痛が走る。
    幸い、重傷を負うことは無かったけど、耳と目がチカチカして、ホシノ先輩に逃げられてしまう。

    ユウミ「アロナちゃん、追えてる?」
    アロナ『アロナちゃん使いが荒いですね。右68度回転した方向です』

    私は視界と聴覚が治らないまま、ホシノ先輩を追う。
    少しずつ回復する中、私は片目だけを素早く自然治癒させて、ホシノ先輩の後ろ姿を捕捉する。
    最初にレーザーミサイルバルカンで、地形ごとホシノ先輩を吹き飛ばそうとし、ロケットランチャーで狙おうと照準を合わせる。
    しかし、その時のホシノ先輩は悲痛な顔をしており、私の照準を鈍らせた。ホシノ先輩の横を通り過ぎて爆風で私の前に転がり込むものの、何処か足取りも悪く、手に握るショットガンも少し震えていた。

    ユウミ「ホシノ先輩……」
    ホシノ「ごめん、ごめんね。あんなことしちゃって、そういうつもりでは……」
    ユウミ「平気ですよ、このくらい。それよりも、止まってはくれますか?」
    ホシノ「無理だよ。私には、もうこれしかないんだ」
    ユウミ「そうですか……」

    その後また火器を向け合う。
    しかし、ホシノ先輩の攻撃は弱々しく、わざと負ける為にやっているのではと思うほどだった。それ故に、私の攻撃も緩くなってしまい、泥試合の様相を見せてしまうが、私の盾の性能を前では本気を出さないホシノ先輩の敵ではなかった。
    先に体力が尽きたのはホシノ先輩の方だった。私は最初に攻撃を受けた以外にダメージは無く。殆どが一方的な戦いだった。

  • 72ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/28(木) 10:52:35

    ホシノ「どうして、終わらせてくれないんだ。どうして……」


    ホシノ先輩が地面で蹲り、涙を流す。

    私は、装備を全てパージして、ホシノ先輩に駆け寄った。


    ユウミ「全て終わらせてあげます」

    ホシノ「!?」

    ユウミ「けど、終わるのはホシノ先輩ではありません!」

    ホシノ「どういう、こと……?」


    やっと届いた私の言葉にホシノ先輩が聞き返す。


    ユウミ「今、SRTの全部隊がカイザーの検挙で総動員されています」

    ホシノ「えっ!? なんでそんなことになってるの!?」


    私はホシノ先輩に全てを話す。

    対策委員会が表で動いている間に、私は裏で便利屋やSRTを動かしながら情報を集めていたことを、それらを手に入れたことの情報を封鎖していたこと、全てを話す。


    ホシノ「そうなんだ……」

    ユウミ「はい。まだ全て終わっていませんが、これでアビドスは救われると、いえ救ってみせます」

    ホシノ「そう、なんだね」


    ホシノはこの話を聞いて

    dice1d4=1 (1)

    1.安心したように眠った

    2.ホシノ「ありがとう」

    3.号泣した

    4.ホシノ「ユメ先輩、私先に進めそうだよ」(アビドス三章オリジナル展開)

  • 73ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/28(木) 11:05:59

    気が付けば、ホシノ先輩が安心したように眠っていた。

    アロナちゃんに、先生を呼ぶよう頼んで、私はホシノ先輩に膝枕をする。

    暫く、ホシノ先輩の頭を撫でていると、私のインカムにSRT部隊からの通信が飛び込んでくる。


    FOX1『こちらFOX1、カイザーPMC基地の制圧を完了。カイザー理事もいた為拘束をしてます』

    FENNEC1『こちらFENNEC1、採掘場の制圧完了』

    RABBIT1『こちらRABBIT1、指定されたポイントの闇銀行を制圧。重要人物及び重要書類を抑えました』


    私が指定した重要拠点の制圧報告が次々に出てくる。今の報告でアビドス関連の決着はついたも同然だね。

    あとは、他のカイザー拠点だけど、こちらはただの暴力では解決できない。

    アビドス関連は確実な違法行為が確認されたからできた行動だけど、それ以外に関しては相手を裁くのに緊急捜査で速攻を仕掛けるしかなかった。

    さて、結果の程はどうかな?

    dice1d4=4 (4)

    1.証拠を何も得られず撤退

    2.プレジデントの巧みな話術で証拠隠滅!

    3.証拠書類を確保!

    4.3+違法行為を確認!

  • 74二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 11:10:19

    さらばカイザーまた会う日まで

  • 75二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 11:26:08

    カイザー終了!SRT特殊学園の皆さんお疲れっした!!

  • 76二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 12:48:51

    借金とか土地とかどうなるんだろうかこれ

  • 77二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 12:53:46

    カルバノグの兎編はカヤ確保、カイザー壊滅により完全死亡確認及び死体蹴り確認……閉廷!

  • 78ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/28(木) 14:35:34

    >>76

    借金や土地については、一応展開を考えていています。

    この後のSSで描写する予定なので楽しみにしてもらえると。


    >>77

    カルバノグの兎編は超速RTAで終わりましたが、中身がガラッと変わるオリジナル展開になりますが、しっかりとやる予定です。


    以下SS続き

    これは驚いたよ。

    まさか、プレジデントの裏を突けるなんて。

    出てくる証拠にドン引きしながら通信を終わらせ、先生の到着を待った。

    先生が迎えに来てくれたあとは、ホシノ先輩を車に乗せて一緒に校舎に戻ることになる。


    先生「ほとんど任せちゃってごめんね」

    ユウミ「いいんです。私がやりたかったことなので」

    先生「それでもだよ。本当は私が大人として解決するべき問題だったから」

    ユウミ「それでも、私はこれが1番の近道だと思ったので」

    先生「そうかもね。けど、ここからは私に任せて」

    ユウミ「はい。ここからは政治の話です。なので先生もお願いします」


    それからは、校舎に到着するまで無言だった。

    到着したあとは、ホシノ先輩を背負って私が泊まっている教室まで向かおうとした。


    セリカ/アヤネ/シロコ/ノノミ「ホシノ先輩!」

    ユウミ「シーッ!」


    校舎の玄関でホシノ先輩を除いた対策委員会の全員が揃っていた。

    私達を発見したあと、ホシノ先輩に駆け寄ろうとするけど、私は口に指を立てて静かにするようジェスチャーをする。


    ホシノ先輩を私が泊まっていた部屋に置いてから、みんなで対策委員会の部室に移動する。

  • 79ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/28(木) 14:49:27

    セリカ「先生からさっき聞いたんだけど、カイザーはどうなったの?」
    シロコ「ん、気になる」
    ユウミ「簡単に言えば、不正の証拠や違法行為の現場を押さえられたので、会社の解体は確定だね。流石のプレジデントも深夜の強制捜査には対応仕切れなかったみたい」
    セリカ「やったぁ! これで借金も無くなるのよね!?」

    私の報告にセリカちゃん含めた対策委員会全員が喜びの表情をするけど、私は首を振る。

    ユウミ「そうもいかないんだよね。合法的に借りたお金は返さないといけないんだよね」
    セリカ「そんな! カイザーが負わせた借金でしょ! どうにかならないの!?」
    アヤネ「落ち着いて、セリカちゃん」
    ユウミ「方法がないわけじゃないよ。カイザーと行う交渉で慰謝料をふんだくれば合法的に借金の返済は出来ると思う。それと、残る借金は連邦生徒会の預かりになるから、カイザーよりかはかなりマシになると思う」
    ノノミ「ということは……」
    ユウミ「明日……まあもう今日ですが、連邦生徒会の方で査問会が開かれます。その時に代表者が来てくれれば」
    アヤネ「それなら私が」
    ホシノ「私が出るよ」

    いつの間にか起きていたホシノ先輩が部室の扉を開けて、真剣な顔で私たちにそう言葉をかける。みんなは驚きの表情を向けるが、アヤネさんが最初に我に返って言葉を返す。

    アヤネ「それなら、全員で行きましょう。ホシノ先輩、いいですよね」
    ホシノ「うへ、そうだよね。ごめんね、みんな。私と一緒にアビドスを取り戻すの手伝って」

    アヤネさんの言葉に、一瞬呆けた後に我に返ってから頭を下げる。

    シロコ「ん、みんなでアビドスを取り戻す」
    ノノミ「はい♣︎ 全員なら安心です!」
    セリカ「そうよ! ホシノ先輩だけ背負う必要はないのよ!」
    アヤネ「みんなもこう言ってるんです。一緒に、手伝わせてください」
    ホシノ「みんな、ありがどゔ!」

    みんなの言葉に、ホシノ先輩は再び涙を流してみんなに抱きつく。私は、それを部屋の外に出てから暫く眺めることにした。

  • 80ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/28(木) 15:07:16

    一頻り眺めた後、私は手を叩いて注目を集めさせる。

    そうしなければ、みんな寝不足で査問会に出ることになるからね。


    ユウミ「そろそろみんな寝ないとこの後の査問会に支障をきたすよ」

    ホシノ「うへ、そうだよね。みんな、ごめんね。こんな時間までつき合わせちゃって」

    セリカ「大丈夫よ! まだ時間はあるんでしょ?」

    ユウミ「ギリギリだけど、寝る時間くらいは確保するよ」

    シロコ「ん、お言葉に甘える」


    そんなとこで、私達はD.U.地区に向かう時間まで眠ることにし、日が上がって暫くした時間に起きる。

    全員の支度を終えた頃には、校庭からクラクションの音が鳴り、全員で向かえば……。


    ムツキ「やっほー、迎えに来たよー」

    アル「便利屋68、対策委員会のみんなを送るために参上したわ!」


    そこには、人員輸送車両に乗ってきた便利屋がいた。

    代表してアルがかっこよく決めてから、私が話しかける。また、校庭の外には空いたアビドス校舎を守るために傭兵団を雇っている。


    ユウミ「お疲れ様。護衛と要人の輸送よろしくね」

    アル「えぇ、必ず貴女達を守り切ってみせるわ」

    ホシノ「よろしくねー」


    全員の挨拶を終えた後、車両に乗ってD.U.地区に向かうことになった。


    その頃、プレジデントは……。

    dice1d4=1 (1)

    1.用意した手によって逃走(悪手+カイザー消滅ルート)

    2.何も手札を用意できぬまま査問会に出席(カイザー消滅ルート)

    3.逃がせるものは逃してから査問会に出席(カイザー残党残留ルート)

    4.用意した手札をフルに活用しようと査問会に赴く(カイザー生存ルート)

  • 81ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/28(木) 15:09:24

    プレジデント!?
    一番最悪な展開を自ら手繰り寄せてしまったぞ!
    彼らは一体どうなってしまうんだ!

  • 82二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 15:36:09

    プレジデント?あんた破滅願望持ちか、マゾなの?

  • 83ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/28(木) 16:09:55

    私達がD.U.地区に着いた頃には、街中が大騒ぎになっていた。

    私が街の人に話しかければ、その人はある一点を指差す。嫌な予感がして、そちらを見ればサンクトゥムタワーの一部から大きく長い煙が登っていたのが目に入った。

    急いでサンクトゥムタワーに向かい、私が代表して受付に掛け合う。


    連邦生徒会モブ「あっ、ユウミ! 帰ってきてたんだ! 大変だよ、カイザーコーポレーションのプレジデントが脱走したって大騒ぎだよ!」

    ユウミ「そんな!? 先輩、怪我人とかは出たんですか!?」

    連邦生徒会モブ「そこは大丈夫だよ。ただ、プレジデントとその仲間が逃走しちゃったから、査問会がどうなるかはわからないかな」

    ユウミ「わかりました、ありがとうございます」


    話を切り上げてから、私は対策委員会のみんなを連れて、リンちゃん先輩に会いに行く。それと、便利屋にはプレジデントの捜索をお願いし、同時に通信機でSRTの出動命令を出す。


    セリカ「ね、ねぇ。何があったかわかったの?」

    ユウミ「うん、カイザーのプレジデントとその他が逃げたらしい」

    セリカ「はぁ!? 何してるのよ、そいつら!」

    ユウミ「わからないけど、少なくとも査問会は本人不在でやることになりそうだね。本当に悪手な手を使っちゃったよね」

    ホシノ「うへ、こっちが有利ってことだよね」


    リンちゃん先輩のところに来たあとは、対策委員会のみんなを紹介してから、予定通り査問会が開催された。本人不在のため、入手した材料を元にカイザーグループに対する不正や犯罪が挙げられ、それに対する罰則が決められる。

    途中、不正の中にハイランダーやネフティスに対する働きかけもあったようで、ノノミ先輩が驚きの表情をしていたのが印象に残った。

    なお、アビドス自治区に関する話では……。

    dice1d4=4 (4)

    1.先生の頑張りで借金返済完了!

    2.1+残った資金dice1d10=8 (8) 億クレジットをゲット!

    3.2+カイザーが保有していたアビドス自治区返還!

    4.3+カイザーの資産のdice1d20=3 (3) +10%をアビドスの復興支援に!

  • 84ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/28(木) 16:15:11

    先生!? めっちゃ頑張りましたね!?

    借金返済した上に全自治区返還。更に、8億の資産を確保した上で、カイザー総資産の13%をアビドス復興に充てる!

    なお、カイザーグループは解体となり、dice1d30=1 (1) +40%は連邦生徒会の傘下に入れられて、残りが私の傘下企業に加わることになった。ちゃっかりしてるって? チャンスは掴むものだからね。これで、私の兵器開発とか捗るものよ!

  • 85ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/28(木) 16:21:49

    さて、一方その頃なんだけど。

    やってこないホシノをずっと待っていた黒服はカイザーのやらかしにdice1d100=46 (46) 怒ってるよ。


    それと、ユウミの高い神秘にはdice1d100=40 (40) ほどあるよ。(=好感度にもなります)

  • 86ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/28(木) 16:44:19

    査問会が終わり、各々の今後が決まった。
    アビドス廃校対策委員会は、正式な生徒会として認められて、今後の活動は連邦生徒会が後ろ盾となったことで、大手を振ってアビドス復興ができるようになった。
    それから、先生は匿名の呼び出しを受けて、とあるビルへと赴いていた。先生は躊躇なく入り、とあるオフィスへと入室する。
    先に居たのは、黒い体にヒビの入った顔をした黒服の男。ホシノが言っていた通りの存在がそこにいた。

    黒服「お待ちしておりました、先生。貴女とは一度こうして、顔を合わせてお話ししてみたかったのですよ」
    先生「私の方からは話すことは無かったけどね」
    黒服「クククッ、つれないですね。貴女のことは知っています。連邦生徒会長が呼び出した不可解な存在。そして、貴女に従う経歴も全て不明な生徒の存在」
    先生「ユウミが?」
    黒服「えぇ、あのオーパーツ「シッテムの箱」の製作者でありながら、全てを明かせない生徒。そして、連邦捜査部「シャーレ」の先生。貴女達を過小評価する者もいるようですが、私たちは違います」
    先生「……」
    黒服「先ずはハッキリさせておきましょう。私たちは、貴女達と敵対するつもりはありません。寧ろ、私たちは貴女達に協力したい」
    先生「すると思う? アビドスに詐欺まがいなことをやらかした人に対して」
    黒服「そう思ってしまうのも仕方がありませんね。しかし、私たちの計画に於いて、一番の障害になりうるのは貴女達だと考えているのですが」
    先生「あなたたちは、一体何者?」

  • 87ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/28(木) 17:05:31

    黒服「おっと、そういえば自己紹介をしていませんでしたか?」
    先生「していないね」
    黒服「それは失礼しました。私達は貴女と同じ、キヴォトスの外部の者……ですが、あなたとはまた違った領域の存在です。適切な名前がありましたので、今はそれを拝借して使っております。私たちのことは「ゲマトリア」、とお呼びください。そして私のことは「黒服」とでも。この名前が気に入ってましてね」
    先生「それで……?」

    話が進む。
    ゲマトリアが何であるとか、ゲマトリアに協力するかとか、協力は即答で答えるが。アビドスの話、ルールの話などが進み。
    ここぞという所で、黒服は新たな話題を出した。

    黒服「先生。アビドスから手を引く気はないですか?」
    先生「断る」
    黒服「私は元々小鳥遊ホシノさんで実験をする予定だったのですが、予定が狂ってしまいましてね。ミネシスの裏側で観測された恐怖を注入する実験を行うはずだったのですが……。先生の生徒さんに全てご破産にされてしまいました」
    先生「それがどうした」
    黒服「賭けが悪いお願いなのはわかっています。神秘が集まるアビドス砂漠だけでも分けて貰えたらと思うのですが」
    先生「断る」
    黒服「そうですか……。それは残念です。あぁ、そうそう。明朝に逃走したカイザープレジデントですが、私の方で処分しました」
    先生「殺したのか?」ギロリ
    黒服「そんな睨まないでください。ただ、私の実験に付き合ってもらうだけです。命には、ただちに別状はありません」
    先生「ダメな奴じゃないか……」
    黒服「あぁ、やはり駄目ですね。取り付く島もありません。先生の手によりアビドスは完全にカイザーから離れ、オマケにトップが逃亡を計るという始末です。私、泣き寝入りする所だったんですよ」
    先生「知らん。勝手に自滅しただけじゃないのか」
    黒服「実際はそうなんでしょう。勝利を確信した時に隙が生まれて、逆転敗北です。おめでとうございます、先生の勝利です」
    先生「帰っていいか?」
    黒服「えぇ、私からはもう言えることはありません。ただ……」

    黒服から大人のカードについて注意を受ける。
    先生は所持していたことを見破られたことに対しては、あまり驚かなかった。
    その後、先生は帰ることにした。

  • 88ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/28(木) 17:20:58

    査問会から数日が過ぎた。

    先生はアビドスの様子を見に行くと、一人で向かったけど、私はSRTやカイザー関連の書類の始末に追われていた。


    そういえば、アビドスの方なんだけど、何度か復興計画を立てる為の会議が連日行われたそうなんだけど。相変わらずまともでもない案ばかりでアヤネさんが怒らない日が無いらしい。

    ちなみに、会議に一度参加した先生は、サンドバイクによるレースとかどうかな。とか提案して、dice1d100=62 (62) 程盛り上がったらしい。


    それから、カイザーの処理なんだけど、彼らが消えると経済に大打撃を受けるから、経営はそのままに少しずつ崩すことになった。私が総資産の46%を受け取れたのもこれなんだろうね。お陰で、書類が消える気配がないよ……。

    あと、カイザーPMCにゴリアテっていう兵器があると聞いて、一度見に行ったことがある。無骨でかっこいい感じはしたけど、少しロマンが足りないよね。

    だから……。

    dice1d4=4 (4)

    1.砲を増やして火力を増強した!

    2.機動力を確保するために推進機を増設した!

    3.弾幕が足りないから腕部を3倍に増設した!

    4.改造し過ぎて原型がなくなっちゃった!(アビ・エシュフに匹敵!?)

  • 89二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 17:25:37

    >>88

    とんでもない超兵器をサラッと作るんじゃないよ

  • 90ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/28(木) 17:33:14

    なお、アビ・エシュフが生徒の戦闘に+150に対して

    魔改造ゴリアテは、ユウミの盾込みで+140を想定してます。


    ちなみに、弱点はある?

    dice1d3=3 (3)

    1.稼働時間が短い(3ターンまで)

    2.何故かアビドスでしかフルスペックが出せない

    3.搭乗者の安全を考慮していない(ターン毎に1のダメージ)

  • 91ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/28(木) 17:49:08

    先生とホシノ先輩が言っていた黒服やゲマトリアに関しては、何も情報を得られることはできなかった。

    けど、彼等が暗躍していると知っているだけで、何かあった時に対策できるように準備をしていようとは思っているよ。


    と、近況報告はそんなところかな。

    あ、アビドスでサンドバイクレースが流行ってるらしいよ。数多なバイク好きが集まりだしているらしい。あのミレニアムのエンジニア部も参加表明を出しているみたい。

    私は、ゴリアテ改めて>>92 で参加してみようかな。

    そんなことを考えながら、私は休憩に入ることにした。


    アビドス編1〜2章 END

  • 92ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/28(木) 18:23:37

    これにてアビドス編は一旦終了です。
    このあとは、幕間を挟んでから、次の本編へ向かいます。
    それと、魔改造ゴリアテの新たな名前が思いつかないので、安価がありましたら採用したいと思います。

  • 93ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/28(木) 18:46:55

    さて、次回の本編はパヴァーヌ一章ですが。

    それまでの幕間は何をしよう。

    dice1d4=3 (3)

    1.武装開発

    2.SRTの生徒会発足準備

    3.先生とのメモロビ

    4.サンドバイクレース!

  • 94ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/28(木) 18:51:26

    メモロビですか

    湿度はどんなもんですか?

    dice1d100=51 (51) %

  • 95二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 18:51:53

    >>90

    トールギス始龍かな?

    ※トールギスの2倍の性能がある怪物

  • 96ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/28(木) 18:56:31

    >>95

    トールギスは知ってましたが、多分スピンオフ漫画の機体ですかね。

    そのまま使うのはあれなので、始龍で候補に上げさせてもらいます!

  • 97二次元好きの匿名さん25/08/28(木) 18:59:00

    お疲れさまでした。
    流れるように消滅するカイザーで草。

    人命軽視超性能ゴリアテが生まれてる…
    名前は巨人つながりで「ティターン」とかどうです?

    さて湿度そこそこのメモロビとは?

  • 98ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/28(木) 21:33:49

    メモロビ始めます。

  • 99ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/28(木) 21:37:30

    春の暖かい昼頃。私は、ユウミと出かけることになった。
    普段は、シャーレの仕事が多くあまり時間が取れなかったが、ユウミが時間を作ってくれた。
    今回向かう場所は、D.U.地区で人通りが多いショッピングモールである。
    私の前を行くユウミが手を差し出す。

    ユウミ「先生、逸れそうなので一緒に手を繋ぎましょう!」
    先生「うん、いいよ」

    私は一つ頷いてユウミと手をつなぐ。
    暫く歩いていれば、ショッピングモールに着く。

    ユウミ「先生! これとかどうでしょうか? こっちも可愛くないですか?」

    ウィンドウにある服を吟味しながら、ユウミはあれがいいこっちがいいと話し込んでいく。
    こうして見ると、ユウミは女の子なんだなと感じる部分もあり、私はほっとしたような感覚を覚えた。

    ユウミ「先生もこの服とかどうですか? 先生なら、カッコイイと思うのですが」

    ユウミがある一画のマネキンを指さす。
    ふむ、単調な色だけど私には似合いそうだな。そう思って、試着するのだが……。

    ユウミ「先生、この服もどうですか?」

    ユウミが事あるごとに私に服を渡してくる。その全てに付き合い全てを着こなした。

    ユウミ「やっぱり、先生はどれも似合いますね。クール系だからどれも映えるし、可愛い服でもギャップで可愛いし。先生ズルいです!」
    先生「そう言われてもね」

    困ったように頭を書いていれば、それも映えていたのかユウミの後ろから黄色い声が上がる。
    いつの間にか集まったのだろうか、他の生徒が集まってさながら着せ替えショーの様相を醸し出していた。

  • 100ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/28(木) 21:41:58

    ユウミ「むぅ、先生! 他のところに行きましょう! すみませーん! この服全部下さい!」
    先生「ユウミ!? 流石に申し訳ないよ!」

    私が着た服をユウミが全て買おうとするのを止めようとしたが、抵抗虚しく全てユウミの奢りで買わせてしまった……。

    その後は、映画を見たりゲームセンターで遊んだりして、休憩を満喫した。
    空が赤くなってから、私達は帰路についた。
    道中、ユウミは私の腕に抱き着き、機嫌よく歩く。

    ユウミ「今日は楽しかったですね!」
    先生「楽しんでくれてよかった」
    ユウミ「もー、今日は先生を休める為に時間を空けたんですよ。先生は楽しかったですか?」
    先生「うん、楽しかったよ」
    ユウミ「ふふん、よかったです♪」

    機嫌よくユウミが笑うと、私の顔を見つめてくる。

    ユウミ「先生。先生は、この先も生徒を導いていくんですよね」
    先生「そうだね。大人として責任をもって導いていくつもりだよ」
    ユウミ「やっぱりそうですよね。なら、私も手伝います! どんな状況でも、世界が敵に回っても!」
    先生「流石に大げさじゃない?」
    ユウミ「そうですか? そうかもしれませんね。でも、覚えていてください。私は、先生の味方ですから」

    そう言って笑うユウミは、少し美しく感じてしまった。

    ユウミ「さぁ、戻りましょう。仕事が待ってます」
    先生「うっ、少し気が思いやられるね」
    ユウミ「もう。ふふっ、私も手伝いますから」

    その後、私達はシャーレで残った仕事を片付けることにした。

  • 101ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/28(木) 21:43:15

    メモロビなので、お互いに1D10好感度が上昇します。

    先生→ユウミ ユウミ→先生

    dice2d10=9 10 (19)

  • 102ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/28(木) 21:45:01

    あと、アビドス2章での好感度上昇の処理も行います。


    ホシノ:99 63 dice2d100=11 61 (72) dice2d10=8 6 (14)

    シロコ:10 60 dice2d100=85 51 (136) dice2d10=3 4 (7)

    ノノミ:51 43 dice2d100=49 50 (99) dice2d10=4 5 (9)

    セリカ:86 98 dice2d100=32 9 (41) dice2d10=7 5 (12)

    アヤネ:93 12 dice2d100=32 4 (36) dice2d10=6 7 (13)

  • 103ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/28(木) 21:51:14

    まとめに好感度を反映しました。
    これで、ユウミに対する100がホシノ、ワカモ
    ユウミからに対する100が連邦生徒会長、セリカ、スズミ
    にまで増えましたね。

  • 104ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/28(木) 21:53:55

    続きは、パヴァーヌ編を見返してからになります

  • 105ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/28(木) 21:55:41

    それと、魔改造ゴリアテの名前も決定していきましょう。

    dice1d2=2 (2)

    1.始龍

    2.ティターン

  • 106ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/28(木) 22:41:48

    予定のリスケが入ったのでパヴァーヌ編を読みながら更新します。



    シャーレで書類仕事をしている昼下がりの頃。

    いつも通り、アロナちゃんからメールの受信を伝えてもらうのだけど、珍しく気になるメールを持ってきてくれた。

    それは、ファンタジー風には書かれているけど、ミレニアムの生徒会により、ゲーム開発部が廃部の危機に陥っているという内容だった。

    それを先生に伝えて、即座にミレニアムに行くことになる。

    ミレニアムと言えば、セミナー会計のユウカ先輩がいる学校だね。先生にミレニアムのことを教えながら、やがてゲーム開発部と思われる部室に着くんだけど……。


    dice1d4=4 (4)

    1.先生にクリーンヒット!

    2.ユウミにクリーンヒット!

    3.先生にあたりそうだったものをキャッチ!

    4.シールドバッシュ! プラテーションは砕けた!

  • 107ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/28(木) 22:51:33

    プライステーション!?
    無茶しやがって!

  • 108ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/28(木) 22:53:56

    ゲーム開発部から何かが高速で飛来してくる。
    私はそれが先生への攻撃だと思って、盾で飛翔物を殴り弾こうとした。しかし、思った感触や音が鳴ることはなく。寧ろ、機械が粉砕されて粉々になる音が私の耳を打った。

    ユウミ「あれ?」
    先生「あー、これは……」

    先生がこれが何かを知っているんだろうね。かくいう私も知ってると思うよ。

    ミドリ「私のプライステーションはぶ……じ……?」

    ゲーム開発部の扉を開いて一人の少女が飛び出してくる。だけど、私が砕いた残骸を見た彼女は目を潤ませて膝をついてしまった。

    ユウミ「ひぃん! やってしまいましたぁ!」
    ミドリ「酷い……私のプライステーションが……」
    モモイ「ミドリー、どうしたの……って……」

    そして、もう一人の少女が出てくるけど、この二人は双子のようだね。じゃなて! 謝らないと!

    ユウミ「ご、ごめんね。貴女達のゲーム機を壊して……何でもするから、ね!」
    ミドリ「ぐすっ、何でも」
    モモイ「するって言ったよね?」
    ユウミ「は、はい?」
    モモイ「臨時部員確保ー!」
    ミドリ「プライステーションの代わりに働いてもらいますから!」
    ユウミ「えぇ!?」

    そして、私はゲーム開発部の部室に連れ込まれてしまった。先生、助けてー!

  • 109ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/28(木) 22:56:23

    好感度を振りましょう。


    モモイ:dice2d100=40 80 (120)

    ミドリ:dice2d100=54 20 (74)

    ユズ:dice2d100=16 85 (101)

  • 110ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/28(木) 23:15:11

    部室に引き込まれた私と、それについてきた先生はゲーム開発部のシナリオライターのモモイちゃんの説明を聞くことになった。

    彼女の話によると、生徒会の襲撃で廃部の危機だとかの話だったと思うのだけど。


    ユウカ「それは私が説明するわ」

    モモイ/ミドリ「!?」

    ユウミ「あっ、ユウカ先輩おひさですー」

    ユウカ「あら、ユウミじゃない。シャーレ奪還以来ね」

    モモイ「なっ!? 既に生徒会四天王の一人、「冷酷な算術使い」と共謀していたのか!?」

    ユウミ「えっ」

    先生「違うと思うけど……」

    ユウカ「他人を巻き込むわけないじゃない! 寧ろ、巻き込んだのはそっちでしょ。いいわ、この子がどんな悪行を重ねてきたのか説明してあげる」


    ユウカ先輩がモモイちゃんがやらかした事案を丁寧に上げていく。

    えぇっと、学校の敷地に無許可なギャンブル施設を建築、他の部活に襲撃、その他エトセトラ……。あれ、便利屋よりアウトローなことしてない? どうして、そんなことやって停学も廃部としてないの?

    私は物凄く甘い処罰をしているんだろう「冷酷な算術使い」な先輩に視線を向ける。


    ユウカ「うっ、なんかその視線は痛い……。って、それよりも! 例え、シャーレの先生やユウミを、ましてや連邦生徒会長が帰ってきても廃部は決まりよ!」

    モモイ「意義あり! まだ時間はあるはずだから、部員も規定人数に達して、成果もあげてみせる!」

    ミドリ「うん、『テイルズ・サガ・クロニクル』も見直されるような作品を作ってみせる!」


    ちなみに、ユウミはこの作品をdice1d4=3 (3)

    1.知らない

    2.名前は知ってる

    3.史上最悪のク◯ゲーだと知ってる

    4.やり込んだことがある(RTAdice1d10=8 (8) 時間の記録保持者)

  • 111ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/28(木) 23:29:39

    ユウミ「えっ、あのゲームの開発者なの?」
    モモイ「あうん、そうだけど。もしかして、ファンだったり!?」
    ユウミ「ごめんね。ク◯ゲー過ぎて5分で投げちゃった」
    モモイ/ミドリ「……」

    私の言葉にモモイちゃんとミドリちゃんが床に沈む。オマケにロッカーの中に居る子、おそらくユズ先輩も沈んだ。
    私は悪いこと言っちゃったと思って、3人に謝る。

    ユウミ「ごめんね。私が悪かったよ」
    モモイ「じゃあ、一緒にゲームを作って!」
    ユウカ「モモイ〜?」
    モモイ「あいたたたた!? ギブギブ! これ以上は天才的な私の頭脳が頭悪くなっちゃう!」
    ユウカ「あなたの頭は元々空っぽでしょ!」
    モモイ「言ったなぁ! これで本当に馬鹿になったら訴えるんだから!」

    ユウカ先輩がモモイちゃんの側頭部を両拳でグリグリしながら反省を促す。
    その間、私は手持ち無沙汰な先生にTSCの説明をしてあげた。と言っても、ク◯な部分しか教えられる要素しかないので、先生の顔が引き攣るのも無理がない話だったね。
    それから、モモイちゃんとユウカ先輩の話し合いに決着がつき、やっぱり部員を規定数にしてから、結果を出すことを条件としたみたい。
    廃部にすると言いながら、結局は許しちゃうんだからユウカ先輩はやっぱり甘いよね。

    ユウミ「ユウカ先輩」
    ユウカ「なに?」
    ユウミ「私もミレニアムプライスに出ていい?」
    ユウカ「……いいわよ。他の部活にも火を付けられそうだし」
    モモイ「なにー!? やっぱり、ユウミはユウカの刺客だったか!」
    ミドリ「多分違うと思うよ」
    先生「うん、違うからね」

    それから、ユウカは一度去ることになり、モモイの切り札を聞くことになるんだけど。何で廃墟???

  • 112ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/28(木) 23:36:43

    廃墟にやってきた私達だけど。

    dice1d4=2 (2)

    1.うーん、思い出せない……

    2.そういえば、あっちに連邦生徒会長が残したものが……

    3.予想以上に梃子摺るね(ロボットの能力半減)

    4.あっ、出来た(ロボットの制御権確保)

  • 113ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/28(木) 23:47:29

    廃墟に来た私達は、ロボットから身を隠しながら少しずつ進んでいくんだけど、何故ここにG.bibleがあるかや、そもそもG.Bibleが何なのかの説明を受ける。
    けど、結局それが何なのかは正体がわからないよ。
    それに、ここは連邦生徒会長が封鎖していたエリアみたいだし、何か危険なものがありそうなのは確実だよね。
    それより……。

    ユウミ「あっち、多分あっちに何かぎある」
    モモイ「何か知ってるの?」
    ユウミ「連邦生徒会長がここに来た時、私も来てたのを思い出したんだ」
    モモイ「おぉ、ということは」
    ミドリ「G.Bibleの在りどころを知ってる?」
    ユウミ「ごめんね。殆ど覚えてないから、何かは知らないんだ」
    先生「とりあえず進もう。そろそろ、別のロボットが来そうだよ」
    ユウミ「はい、行きましょう。こっちです」

    私はみんなを扇動して安全なルートを歩く。
    私だからできることだけど、私の猫耳とエルフ耳を巧みに利用して、ロボットの詳しい音を細かく拾って回避ルートを構築していく。
    やがてたどり着いたのは、一つの廃工場だった。

    ミドリ「ロボットがこっちに入って来ない。入らないようにルートを設定されているのかな」
    モモイ「それなら、ここが連邦生徒会長が残した何かがある場所ってことだよね!?」
    ユウミ「そうかもしれないけど……何もなさそう?」

    私がそう疑問を口にすると……。

    謎の声「接近を確認」

  • 114ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/29(金) 00:00:27

    ユウミ「あれ?」
    モモイ「えっ!? な、なに!?」
    ミドリ「部屋全体に声が響いてる?」
    先生「アロナ?」
    アロナ『ちっ、違います! 人違いです!』

    私がシッテムの箱を開発していた頃のスーパーアロナちゃんに似た声が部屋全体に響き渡る。

    アロナ?「対象の身元を確認します。才羽モモイ、資格がありません」
    モモイ「え、えぇ!? 何で私のこと知ってるの?」
    アロナ?「対象の身元を確認します。才羽ミドリ、資格がありません」
    ミドリ「私のことも……一体どういう?」
    アロナ?「対象の身元を確認します。……「先生」」
    モモイ「あれ?」

    アロナ?はそこで言葉を止めて機械音がしばらく鳴り響く。そして、静かになったかと思えば。

    アロナ?「資格を確認しました。入室権限を付与します。また、マスターキーの存在を感知、工房のロックを解除」
    ミドリ「えぇっ!?」
    モモイ「どういうこと!? 先生は工場と仲良くなったの!? それに、マスターキーってなに!?」
    ミドリ「とうの先生達も困ってるみたいだけど」

    私も困って声を出そうとするのだけど、何故か足元の感触が無くなっていた。
    そして、一瞬の浮遊感からの下に落下する感覚。
    私達は絶叫しながら下に落ちていった。

  • 115ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/29(金) 00:02:22

    次回、アリスとの邂逅!

  • 116二次元好きの匿名さん25/08/29(金) 01:14:14

    このレスは削除されています

  • 117二次元好きの匿名さん25/08/29(金) 01:16:57

    マスターキー…これ、もしかして先生いなくてもユウミがいれば開いてた可能性?

    開いたのが工房ってことは何か使える部品とかないかな

  • 118二次元好きの匿名さん25/08/29(金) 08:24:20

    パヴァーヌではなかなか役に立ちそう

  • 119ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/29(金) 12:08:27

    ちょっと更新


    落下した衝撃でユウミは……。

    dice1d100=50 (50) 5以下で何かを思い出す?


    先生はdice1d4=2 (2) の股に顔を突っ込んでしまう。(生徒の下敷きになってるのは原作通り)

    1.モモイ

    2.ミドリ

    3.ユウミ

  • 120二次元好きの匿名さん25/08/29(金) 12:13:39

    >>119

    4が当たったら突っ込まなかったって解釈でOK?

  • 121ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/29(金) 12:22:19

    >>120

    全員を入れようと思ったけど、流石に無理があったので削ったのを修正し忘れただけですね!

  • 122ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/29(金) 12:44:34

    ユウミ「いたた、痛くない?」

    ミドリ「うーん……。あれ、お姉ちゃん? 先生達!?」

    モモイ「いやー、流石に死ぬかと思った……」

    ミドリ「お姉ちゃん大丈夫? あれ、先生は?」

    ユウミ「確かに見つからないね」

    先生「ふぉごふぉご」

    ミドリ「ひやぁ!?///」


    先生の声にミドリちゃんが悲鳴をあげる。

    私達が下を見ると、先生が私たちの下敷きになっているのを発見した。けど、先生はなんでミドリちゃんの股に顔を突っ込んでるの!?


    ミドリ「や、先生! それは……誰もいない時に……///」

    モモイ「ちょ、ミドリ!? 先生が咄嗟にクッションになってくれたからって」

    ユウミ「そうですよ! 先生が苦しそうです!」


    私は急いでミドリちゃんの両脇を持って先生から退かせる。


    先生「はぁ……はぁ……。ありがとう、ユウミ」

    ミドリ「あっ、ごめんなさい。ビックリしちゃって、てっきり先生が「そういう趣味」があるのかと……」

    ユウミ「ありません! 無いですよね、先生!?」

    先生「あはは……無いよ」


    この世界の先生はdice1d4=2 (2)

    1.褐色生徒の足を舐める趣味が……

    2.横乳に犬の散歩プレイをする趣味が……

    3.生徒の頭髪の匂いを嗅ぐ趣味が……

    4.原作の変態プレイは網羅できる

  • 123ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/29(金) 12:59:26

    全員起き上がった後に周りを見渡してみる。
    殆どが老朽化などで錆びたり、一部が崩落したりで目ぼしいものは無さそうなんだけど。

    モモイ/ミドリ「えっ!?」

    才羽姉妹が揃って驚きの声を上げたので、彼女達の視線を追う。
    そこには、光が差し込む中に座る全裸の黒髪少女がそこにいた。

    モモイ「女の子?」
    ミドリ「この子、眠ってるのかな?」
    ユウミ「人、なのかな?」
    モモイ「返事がない、ただの死体のようだ」
    ミドリ「不謹慎なことを言わないで!?」
    ユウミ「死体ではないよ。どちらかと言うと、ロボットに近いかも。けど、精巧に作られてて、誰が製作したのか気になるよ」
    モモイ「そう? 確かに言われてみれば、何だかマネキンっぽいね」

    モモイちゃんがそう言って、「どれどれ」と近付こうとする。

    ユウミ「危ないから少し下がっててね」
    モモイ「あっ、ずるい!」

    私がモモイちゃんを止めて、謎の人形少女に手で触れて調べてみる。肌も柔らかく、本物に感じられるのは、舌を巻くほどの精巧さで、それでいてある部分には「AL-1S」と機械であることが分かる刻印もあった。

    ミドリ「流石に裸だと可哀想だから、パンツくらい履かせてあげようよ」
    モモイ「それ私のじゃん!?」
    ミドリ「私のだよ。猫の表情が違うでしょ」
    ユウミ「あはは……、確かにそうかもね」

    ミドリちゃんからパンツを受け取って、履かせようと脚を両方とも通したところで、電子音が鳴り響く。

  • 124ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/29(金) 13:11:58

    モモイ「あれ、この子から音が聞こえた気がしたんだけど」
    AL-1S「状況の変化と接触を確認。休眠状態を解除します」
    ユウミ「起動した?」
    AL-1S「……状況把握、難航。会話を試みます……説明をお願いできますか」

    私はパンツを履かせる途中で動きを止めていた。この状況をどう説明するか? まあ、正直に言うしかないでしょう!

    ユウミ「貴女の名前とか機能とか教えてくれないかな?」
    AL-1S「本機の自我、記憶、目的は消失状態であることを確認。データがありません」
    ユウミ「データがない? 初期化状態なのかな」

    パンツを完全に履かせながら、私は帰ってきた答えに疑問を口にする。
    その後も、才羽姉妹を交えて質問をしていくけど、敵意もなく、また接触許可対象という言葉にも彼女ははっきりと答えることが出来なかった。
    まるで、真っ白な無垢な存在。私はそう感じた。

    モモイ「ふふん、いいこと思いついちゃった!」
    ミドリ「お姉ちゃんが言うと、嫌な予感しかしないんだけど……」
    AL-1S「???」

    考えている私の横でモモイちゃんが提案する。
    一度、部室に連れ帰ろう、と。

  • 125ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/29(金) 13:26:30

    部室に連れ帰った後の彼女は、名前が無いと不便だからとAL-1Sから「アリス」と言う名が与えられた。
    それからのアリスは、ゲームのリモコンを口に入れてみたり、ゲーム機を興味深そうに見たりと、まるで赤ちゃんみたいな反応を示す。
    その事から、本当に赤ちゃんレベルの知能なんだと思わせた。

    モモイ「アリスをゲーム開発部の一員にする!」

    なお、アリスはモモイの勝手の一声でゲーム開発部の一員(不正)となった。
    これ、連邦生徒会に報告しないとだけど、先生に止められたので黙っておくことにする。
    その後、モモイちゃんはヴェリタスへダッシュで向かい、ミドリちゃんの方はというと……。

    ミドリ「このゲーム、やってみようよ」
    アリス「???」
    ユウミ「げっ」

    それは、ク◯ゲーランキング1位に輝いたと言われるゲーム。
    その名も、『テールズ・サガ・クロニクル』だった!

    このゲームを遊んだアリスは……。

    アリス「電産処理系統、および意思表示システムに致命的なエラーが発生……。リブート。勇者よ、進み続けるのだ!」
    ユウミ「あれ、ゲームをやりながら学習を重ねてる? 言葉遣いもよくなってるし、少しゲーム口調なのが気になるけど……」

    ゲームを開始してから3時間くらい、アリスはあろうことか私が5分で投げたゲームを3時間でクリアしたんだよね!

  • 126ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/29(金) 13:30:14

    なお、この時のアリスは、ユウミの事もdice1d4=3 (3)

    1.ゲームでそれどころかじゃなく学習対象にできなかった。

    2.知性の内dice1d20=8 (8) を学習

    3.知性の内dice1d30=9 (9) +20を学習

    4.知性の内dice1d60=25 (25) +50を学習

  • 127ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/29(金) 13:44:38

    それからアリスは他のゲームまで遊び始めるんだけど、いつの間にかロッカーから出てきた生徒がモモイ達に混じってゲーム談議をしていた。たぶん、あの子が部長のユズ先輩だよね。
    アリスの方は、私にも質問を飛ばしたりして、私の答えも含めて学習したおかげか、言葉遣いがだいぶマシになってきていた。さっきも言ったけど、ゲーム用語が偶に入るのがちょっと気になる程度だね。
    そして、私と先生も泊まり込みでアリスの様子を見てたけど、アリスは不眠不休でゲームをやり続けていた。機械だからできる行動だけど、この行動のお陰か、アリスの言葉はすっかりと馴染むような言葉遣いに仕上がっていた。
    次の日。朝日が上る光で私達は起きる。

    アリス「ようやく起きましたか、勇者の仲間達よ」
    ミドリ「え!?」
    ユズ「ふぁ……みんな、おはよう」
    モモイ「おはよう、みんな! アリス、これ」
    アリス「アリスは正体不明な書類を獲得しました!」
    ユウミ「それはミレニアムの学生証かな? 出来たんだね」

    モモイちゃんがアリスに手渡したのは、ミレニアムの在校生だと証明する学生証だった。モモイがどう言う手を使ったのかはわからないけど、上手くやれたならヨシと、アリスに意識を向けた。

    モモイ「次は武器だね! よし、折角だから案内するよ」

    モモイは話題をすぐに次の物へと移して、アリスに必要なものを言う。
    その後流れのまま、私と先生もエンジニア部へと赴くことになった。

  • 128ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/29(金) 13:47:07

    次に行く前に、アリスとエンジニア部の好感度を振ります。


    アリス:dice2d100=18 85 (103)

    ウタハ:dice2d100=75 65 (140)

    ヒビキ:dice2d100=10 90 (100)

    コトリ:dice2d100=2 2 (4)

  • 129ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/29(金) 14:48:46

    それと、ユウミのウタハ度を測ります。

    dice1d60=53 (53) +40(ロマン厨なので最低保証)

  • 130ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/29(金) 14:50:31

    あっ、ふーん
    理解できる同志がいたのでさっきのエンジニア部の好感度判定は最低保証40にしておきましょう!

  • 131ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/29(金) 18:15:34

    エンジニア部、それは様々なハード系の物を作る素晴らしい部活。

    かつて、私が連邦生徒会長にスカウトされる前は、生徒会長とウタハ先輩からスカウトが来ていたことを思い出す。


    ウタハ「ようこそ、エンジニア部へ。おや、ユウミじゃないか。君も来ているとは、そうか君の所属はシャーレだったか」

    ユウミ「お久しぶりです、ウタハ先輩」

    モモイ「二人とも知り合いだったの?」

    ユウミ「うん、前にスカウトを受けたことがあってね」

    ウタハ「ユウミの情熱は本物だからね。是非とも語り合いたい所なんだが」

    ユウミ「申し訳ありません。そうしたいのは山々なのですが、アリスの武器を探しに来たんです」

    ウタハ「そうか、それは残念だ」

    ヒビキ「なら、こっちの拳銃はどうかな」


    ビビキがアリスに一挺の拳銃を渡すが、それを一目見て見抜く。


    ユウミ「プラスチック製で重量が軽くて扱いやすそうだね。しかも、Bluetooth機能付き!」

    ビビキ「流石はユウミ、わかってる」


    私とヒビキがガッシリと握手を交わす横で、才羽姉妹が困惑の声をあげる。


    モモイ「Bluetoothって必要あったのかな?」

    ミドリ「コンビニで出されたら、絶対困惑すると思うよ」


    そんなやり取りをしていたら、アリスが一つの作品に目をつける。当然、私も目敏くどんな物か見破るんだけど……。


    ユウミ「ウタハ先輩、これは素晴らしいです!」

    ウタハ「それは、エンジニア部の下半期の予算70%を使って開発した「宇宙戦艦用レールガン」だね」

    ユウミ/アリス「おぉ!」


    私はウタハ先輩の言葉で目を輝かせる。隣のアリスも同様だね。

    ちなみに、アリスへのロマン影響度はdice1d100=89 (89) (100に近いほどロマン砲を求めるアリス)

  • 132ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/29(金) 18:27:15

    コトリちゃんも集まって、このロマン砲の説明をアリスと一緒に聞く。そんな、ロマンに心を奪われた女達を見てモモイが叫ぶ。


    モモイ「バカだ! 頭の良いバカの集団がいる! アリスもユウミに影響されて、バカの集団に入っちゃった!」

    ミドリ「アリス……」

    先生「えぇ……(困惑)」


    それから、この武器『光の剣:スーパーノヴァ』の名称で盛り上がったりするんだけど。アリスが物凄く欲しそうにヒビキに交渉をし始めた!?

    けど、このレールガン重そうだよ。

    私でもdice1d100=26 (26) +120kgまでしか持てないし……。(220ならレールガンをギリギリ扱えるユウミ!?)


    アリス「この武器を抜く者……此の地の覇者となろう!」


    アリスはそう言ってレールガンを……持ち上げた!?


    ユウミ「す、凄い!」

    ヒビキ「う、嘘……」

    アリス「えぇっと、ボタンは……」


    みんながアリスが持ち上げた光景を唖然と見ている間に、アリスはレールガンを発射するトリガーを引いてしまう。


    ヒビキ「ま、まって!?」

    アリス「光よ!」


    瞬間、視界が白く染まり、晴れた頃にはエンジニア部の部室の天井を貫いて空が覗いているのが見えたのだった。

  • 133ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/29(金) 18:41:15

    その後、レールガンはアリスの物となることになったんだけど、その前に試練をアリスに課すことになった。アリス本人はノリノリでドローンに向かって突っ込んでいった。


    私の方はと言うと、ウタハ先輩にお願いして、新素材開発部から素材を買い取って、この部室で開発作業をしてもいい許可を頂いた。

    理由? それは、あのレールガンに触発されたからだよ! あんな物を見せられたら魂が燃えない人はいないでしょ!?

    そんな訳だから、私専用の新兵器を開発する事になったんだけど。あのレールガンはウタハ先輩達との語り合いで大体の弱点は知れた。

    先ず一点に重量! 宇宙運用を想定していたようだけど、個人が携帯するには重すぎるんだよね。私でもギリギリ持てるくらいで、持てるだけでは反動に耐えられない。

    二点目は予算が掛かりすぎる! 幾ら資金に余裕があったと言っても、量産型するならばそれだけで国家が破産してしまうレベルだよ。

    その点を、奮闘するゲーム開発部を横にウタハ先輩達と熱く議論を交わしながら、新たな作品を設計吟味厳選構築組み立てと製造を行っていく。当然、こう言った設計などは私のロマンの追求の為に何度も行っていたんだよね。だから、可能な限り私やエンジニア部がやりたい事を詰め込んでいく!

    dice1d3=1 (1) 時間後、ゲーム開発部の戦闘が終わる頃には私の試作品が完成していた!


    完成度(エンジニア部の協力により補正+60)

    dice1d100=98 (98) +60(100以上で光の剣を超えた性能)

  • 134ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/29(金) 18:42:18

    と、とんでもねえ物を作りやがった!
    1時間ぽっちでやりやがったぞ、こいつら!

  • 135ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/29(金) 18:46:04

    兵器詳細は家に帰ったら決めます!
    しかし、最近のユウミはロマン砲を見つけたら狙い撃ちしやがる!

  • 136二次元好きの匿名さん25/08/29(金) 19:16:46

    アリスのレールガン以上の物……ダインスレイヴ(鉄血)?

    MSの構造材にも使用されている高硬度レアアロイで製錬された針金のように細い専用弾頭を超高速で発射する。電磁投射砲ではなく火薬で弾体を発射する形式の物もあるが、電磁投射砲を使用するよりも貫通力、射程等は落ちる事になる。

    専用弾頭はその性質上、運動エネルギー弾(KEP)に分類される。元々は厄祭戦時に対モビルアーマー用として開発された兵器。

    もしこれクラスだとしたら……預言者の装甲貫通出来る?

  • 137ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/29(金) 20:09:04

    武器名:>>138 以降安価

    武器種:dice1d3=3 (3) 1.RG 2.LC(レーザーキャノン) 3.T.S.(人型決戦兵器)!?

    弾種:dice1d3=1 (1) 1.実態 2.荷電粒子 3.神秘(武器種が3の場合ヘイローあり)

    武器重量:140-dice2d60=14 48 (62)

    製作費用:光の剣のdice1d80=44 (44) %

    特殊機能:dice1d4=3 (3) 1.大火力支援機能☆ 2.Bluetooth搭載☆ 3.自☆動☆解☆説☆機☆能 4.自☆爆☆機☆能

  • 138ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/29(金) 20:12:37

    武器名:安価来たらダイスか指定で決定
    武器種:T.S.(人型決戦兵器)!?
    弾種:実体弾 武器重量:78㎏
    製作費用:光の剣の44% 特殊機能:自動解説機能

    以上になりました!
    まさか、ダインスレイブタイプになるとは!

  • 139ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/29(金) 20:19:04

    あと、攻撃力も忘れてましたね。

    この兵器の攻撃力は、光の剣のdice2d100=53 40 (93) +100%です。

  • 140ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/29(金) 20:22:21

    預言者の話も出たので、これで装甲を貫けるかも決めておきましょう。

    もし、この武器が預言者に使用された場合、装甲はdice1d4=2 (2) 1.貫けない 2.一歩足りないけど条件次第なら 3.薄い装甲なら 4.貫ける

  • 141ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/29(金) 20:30:43

    装甲と全長を決めておきましょう。

    装甲:dice1d4=2 (2) 1.軽装甲 2.重装甲 3.弾力装甲 4.特殊装甲

    全長:dice2d3=2 1 (3) メートル

  • 142二次元好きの匿名さん25/08/29(金) 23:54:30

    つよつよじゃん

  • 143ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/30(土) 00:58:57

    ウタハ「素晴らしい」

    コトリ「悔しいですが、認めるしかありません!」

    ヒビキ「これは確かに、本当に凄い」

    ユウミ「はい、素晴らしい結果になりました!」

    モモイ「よかったじゃん、アリス!」

    ミドリ「ふぅ、とりあえずよかった」

    アリス「わぁ、わぁ!」


    この場にいた全員が各々に喜びの声をあげる。

    しかし、その反応は二つに分かれていた。そう、ユウミと手伝ったエンジニア部と、ゲーム開発部の二つに!

    ユウミ達は目の前に立つ巨人を見上げ、ゲーム開発部は試練に合格したと言われたことに勘違いしたのだ。後者に関しては、ドローンを全滅させたので実質合格なのだが。


    モモイ「あれっ!? ユウミ達は私達を放っておいて何をしてるの!?」

    ミドリ「本当だね。あれってロボット?」

    アリス「おぉ! 凄いです! 本物のロボットです!」

    ウタハ「なるほど。この素材で作ったワイヤーを筋繊維に見立てて擬似筋肉にしてるんだね」

    ユウミ「はい。アリスを触診した時に思いついて、試してみたら成功しちゃいましたね」

    ヒビキ「強度は合格だし、武装の軽量化も成功してる。文句なしなんじゃないの?」

    コトリ「しかし、荷電粒子を諦めるしかなかったのが悔しいです」


    この話は、モモイがキレるまで続いた。

    なお、そのあとはアリスをユウカに紹介することになるのだが。

    この世界のユウカのロリコン度dice1d100=80 (80) (100に近い程ロリコン)

  • 144二次元好きの匿名さん25/08/30(土) 01:04:34

    あっ(察)……逃げろアリス!!

  • 145ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/30(土) 01:07:53

    ユウカ「ありえないわ!」

    モモイ「ギクッ!? ざ、残念だけど事実だよ!」

    ユウカ「あなたがアリスちゃんね。ふーん……」


    ユウカ先輩はアリスの周りを回って彼女を観察する。その目つきはなんだか……。失礼だから控えておこう。


    ユウカ「ミレニアムの可愛い子なら全員覚えている筈なんだけど。こんなに可愛い子を知らなかったなんて信じられないわ」

    モモイ「ビクッ!?」

    アリス「……dice1d4=1 (1)

    1.妖怪が現れました!

    2.野生のイシヘ◯ジンが現れた!

    3.魔王ユウカが現れました!

    4.ヤバイロリコンです!(ユウミの後ろに隠れる)

  • 146ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/30(土) 01:26:15

    ユウカ「い、今この子、私のこと妖怪って言ったわよね!?」
    モモイ「か、勘違いだよ! 妖精と聞き間違えたんでしょ! もう、アリスは嘘がつけないんだからー」
    ユウカ「くっ、悪役に慣れてるとはいえ、初対面の可愛い子に妖怪扱いされるだなんて……!」
    ユウミ「最初の行動の時点で言われても仕方がないと思いますけど……」

    なお、私のこの言葉はスルーされた。
    あれ、ユウカ先輩ってこんな感じだったかな……。なんと言うか、私の想像が急速に崩れていく気がするんだけど。いや、ミレニアムに来てから今までの出来事を考えれば、辻褄が合いそうなんだけど!?

    そのあと、なんやかんやで認めるかの話になるんだけど、最後にユウカ先輩からアリスへ質問をして、アリスが答えると言う試験がされる事になった。
    ユウカ先輩の質問は、至って普通のやうに思えるんだけど。なにかプライベートな部分も混ざっているような。しかし、アリスはしっかりと受け答えをすることで、ユウカ先輩の猛攻を凌いでいく。
    流石、私の知性を学習しただけはあるかな。けど、流石に答えられない質問もあってゲーム脳で答えてしまったのか、ユウカ先輩に怪しい部分が露呈してしまった。
    結果としてはダメだと思うんだけど。

    ユウカ「怪しい部分もあったけど認めるわ。これで、ゲーム開発部は正式な部活として認められるわよ」
    モモイ/ミドリ「やったー!」
    アリス「パンパカパーン! ゲーム開発部が正式な部活に認定されました!」
    ユウミ「ユウカ先輩……」

    私は見た。ユウカ先輩の口角が上がっているのを。

    ユウカ「今学期までよ」

    結局、部活の存続問題は消えないわけで、私と先生、合流したユズ先輩で再び廃墟に行く事になった。

  • 147ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/30(土) 02:19:43

    廃墟に再びやってきた私は、折角だからと新兵器に登場して暴れる事にした。

    G.Bibleに関しては先生に任せる事にして、彼女らを行かせるために、新武装であるレールキャノンを発射しまくる。

    アリスのレールガンとは違い、この兵器は人形ロボット自体がエネルギー源であり、投射物は規定の物以外でも可能だし、弾頭整形機能も搭載している。つまりだ、この廃墟であれば実質的に弾は無限なのだ!

    さて、彼女達が帰ってくるまでの戦果は?

    dice1d4=3 (3)

    1.アリス達が入った工場周辺のロボットを殲滅

    2.1+周囲の建物に潜むロボットも殲滅

    3.2+ケセドの近くまで攻められる

    4.3+ケセド(白旗信号)


    その後帰ってきたゲーム開発部なんだけど、無事にG.Bibleはゲットした。んだけど……、パスワードを突破するのに鏡というツールが必要で、しかし生徒会の施設にあるから襲撃を仕掛けると。

    いや、頭が痛くなりそうだよ。先生も乗り気だし、エンジニア部も乗ってるし……。でもまあ、ゲーム開発部の進退がかかっているから私は協力する事にした。

    余談だけど、私はヴェリタスが言う鏡という存在を知っている。というのも、シャーレに盗聴器を仕掛けようとした不届者がいたからね。故に、鏡に関しても知っていた。

    ……私がハッキングでパスワードを突破すれば解決するんじゃ? でも、エンジニア部が新兵器を試したそうにしてたから黙っておこう。


    好感度ダイス

    ハレ:dice2d100=60 54 (114)

    コタマ:dice2d100=7 30 (37)

    マキ:dice2d100=88 70 (158)

  • 148二次元好きの匿名さん25/08/30(土) 02:54:38

    何1人で総力戦やってんの???

  • 149二次元好きの匿名さん25/08/30(土) 07:26:07

    >>137

    待て待て待て!下手したら新兵器としてヘイロー開発してた可能性があるのどうかしてんだろ!しかも1時間って!!

    >>72 も、>>80 もそうだったけど分岐ルートもすげえ気になるわ。

  • 150ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/30(土) 11:25:17

    >>149

    >>137 でヘイローが当たった場合、本来存在しない11番目のデカグラマトンと化してました。なお、ユウミ側としての。


    >>72 で4を当てた場合は、ユメ先輩との本当のお別れを覚悟して、テラー化回避兼地下生活者ガチギレルートを用意してましたね。まあ、もう必要なくなりましたが。


    >>80 の場合は、寧ろ1が分岐点に当たる選択肢でしたね。1以外なら原作にあったクーデターとか起こす余地があったんですが、自分から死地に向っちゃったので、カイザーが徹底的に消される未来になりました。

  • 151二次元好きの匿名さん25/08/30(土) 16:28:48

    >>147

    コタマだけ双方低いのは盗聴器のせいかね?

    マキと双方たかいあたり、グラフィティにも興味あったり?

  • 152ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/30(土) 16:50:05

    >>151

    コタマとの好感度が低いのは盗聴器がらみですね

    プロローグで防衛設備が原作より高くなってるので、盗聴が対策されてたりしてます。


    マキとの好感度の高さですが、ユウミはグラフィティの理解度をdice1d60=58 (58) +40(好感度高いボーナス)あります。(100に近い程興味あり)

  • 153二次元好きの匿名さん25/08/30(土) 16:58:04

    >>152

    そりゃまきと仲良くなるわけだ

  • 154ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/30(土) 18:41:34

    廃墟での試運転の結果だけど、予想以上に良いデータが取れた。

    先ず、この新兵器の火器は6つのバレルを円状に配置して、一発発射する毎にバレルの束を回転させるガトリング方式をとっている。どうしても、撃った後の冷却が間に合わないから、こういう形にした感じだね。

    それで、その兵器をそこら辺を歩いているロボットなどに撃ってみたんだけど、まとめて吹き飛んだからデータにするには、相手の耐久不足が問題になったんだよね。

    さらなるデータを求めて掃除しながら奥に向かったら、廃工場の奥からゴリアテ型のロボットがワラワラと出てきたから、「テストの時間だよぉ!」と叫んで撃ち込みまくったんだ。

    ゴリアテ集団との戦闘では、ゴリアテを1機につきdice1d3=3 (3) 発で爆散させることができたよ。

    それらのデータをエンジニア部と盛り上がって解析しながら、改良点を出して反映させていく。

    そういえば、ゲーム開発部とヴェリタス、エンジニア部の生徒会襲撃はいつ始まるんだろうね?


    一方その頃アリスは……。

    ユウミのロマン砲主義によって、原作よりdice1d3=1 (1) 倍の火力で扉を破壊するもセミナーに捕縛されているのであった。(3だった場合はオペレーター室まで被害が!?)


    ちなみに、ユウミが参加するのはdice1d3=3 (3) 1.才羽姉妹 2.マキ&コトリ(ハッキング係) 3.ヒビキ&ウタハ先輩(ユウミ共同製作スーパー雷ちゃん)

  • 155ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/30(土) 18:51:33

    ユウミがウタハチームに参加したことに寄り、ウタハの雷ちゃんがユウミとウタハの共同開発により

    椅子が戦闘機に使われるタイプに変更され、銃身はガトリング4問(爆裂徹甲弾仕様)になり、脚は四脚にかつバーニアによる緊急回避が行えるようになりました。

    なお、AIもアップデートされるので、初期のスペックのdice1d2=2 (2) +1倍のポテンシャルが発揮されます。

  • 156ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/30(土) 18:53:55

    つまり、実質ガトリング4問四脚ACですね!

  • 157ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/30(土) 18:55:00

    問じゃなくて門ですね数え方!

  • 158二次元好きの匿名さん25/08/30(土) 19:41:40

    このレスは削除されています

  • 159二次元好きの匿名さん25/08/30(土) 19:48:32

    なんかバレットライフが爆誕してる…

  • 160二次元好きの匿名さん25/08/31(日) 00:23:01

    どんどん超兵器が産声を上げて行くな……このままオーバードウェポンも出来たりして(震え声)?

  • 161ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/31(日) 01:38:14

    闇に包まれた夜のミレニアム。
    C&Cの一人であるカリン先輩を抑える為、魔改造された『スーパー雷ちゃん』に乗ったウタハ先輩と共に、この私上平ユウミはミレニアムの屋上で待機していた。なお、ウタハ先輩の『スーパー雷ちゃん』は、前レスの通りの性能でかつ、万能な地形に耐えられるよう機動性も確保されている。
    暫く待機していれば、ミレニアムの空に銃声が鳴り響いたのを確認した。

    ウタハ「来たようだね」
    ユウミ「はい。行きましょう」

    才羽姉妹が通る道を事前に知っていれば、スナイパーが潜伏する場所は自ずとわかるんだよね。
    私達が足で向かえば、予想通りにカリン先輩が対物スナイパーライフルで次の射撃を行なおうと照準を合わせているところだった。

    カリン「残念。次は、100%命中させる……」
    ウタハ「それはどうかな?」
    ユウミ「私の計算では、カリン先輩の命中率は0%未満ですよ」
    カリン「誰だ!?」

    カリン先輩の声に応えて、私達はスーパー雷ちゃんの歩を進ませる。気持ちのいい機械音と足を踏みしめる音が私達のテンションを上げさせていく。

    カリン「……は?」

    呆けたカリン先輩に対して、スーパー雷ちゃんの4門ガトリングが火を噴く! 当然、ただのガトリングと舐めることなかれ! このガトリングは、弾薬も特殊で炸裂徹甲弾を使用しているのだ! つまり、建物に対しては貫通したり爆発炎上する仕様! それをガトリングで垂れ流すのだ!

    カリン「なっ、何だそれは!?」

    カリン先輩は急いで遮蔽に隠れるけど、その遮蔽が一瞬で瓦礫になっていく様を青い顔で見ては、次の遮蔽に飛び込んでは更に次の遮蔽に隠れる。
    しかし、ウタハ先輩は3つ目の遮蔽を壊したところで射撃を中止する。勿論、その意図を私も分かっているよ。

    ウタハ「紹介しよう。エンジニア部とユウミによって共同開発された新作、全ての天候に対応可能な四脚歩行型戦闘用の「椅子」、雷の玉座さ」
    ユウミ「はい。私のロマンも詰め込ませていただきました。砲を4門に増設し、私力作のバーニアを脚部やその他至る所に取り付けました。まあ、そのお陰で「スーパー雷ちゃん」が二回りくらい大きくなりましたが」
    ウタハ「仕方がないさ。これもロマンの為」
    ユウミ「はい。いつか、小型化してみましょう!」

  • 162ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/31(日) 01:41:28

    カリン「なんで椅子を歩かせ……いや、それよりもいくら何でも盛り過ぎだろ!」
    ウタハ「この「スーパー雷ちゃん」の魅力を理解してもらえないとは、残念だね……」
    ユウミ「まったくです! 対物ライフルを扱うカリン先輩なら理解してくれると信じていたんですが……」
    カリン「……理解はできないけど、およそ理解はできた。ずっと、気になってはいたんだ。どうしてゲーム開発部が、ミレニアム生徒会のセキュリティを突破して、ここまで来ることができたのか。……あなたたちが、あの「先生」に協力してたのか。やはりヒマリの情報も、私達を混乱させるための罠だった……? ということは……」

    長い間考えていたカリン先輩を待っていると、カリン先輩は納得した顔で私達に銃口を向ける。そして、躊躇なくスーパー雷ちゃんに射撃を行った。
    しかしだ。私とエンジニア部の力作をそう易々と倒される訳がない。スーパー雷ちゃんは、カリン先輩が放った弾丸をバーニアによるクイックブーストで緊急回避し、凶弾を避ける。

    ウタハ「ふむ。ユウミのAIは予想以上のデータを出してくれるな」
    ユウミ「そうでしょう? こういうのは得意ですから」
    カリン「なるほど。当てるのは難しそうだな……。銃を撃つ高機動の椅子か、面白い……。だけど、私を本気で止めるつもりなら、奇襲で来るべきだった。その「椅子」があるとはいえ、正面から挑んでくるなんて……。それは計算ミスだろう、そこのユウミとやら。遮るものも無いこんな広い屋上で、私に正攻法で勝てるとでも思ったのか?」
    ウタハ「……。そうか、君達には彼女の情報がいっていないのか」
    カリン「……この音は!?」

    ウタハ先輩がそう言葉を話した時、空から空襲のような轟音が鳴り響く。
    それは、別の場所にいるヒビキが放った迫撃砲。それに加えて、私が一気に距離を詰めることで、迫撃砲の砲弾を掴んで、衝撃信管が作動しないギリギリの範囲でカリン先輩に投げつければ、カリン先輩を中心に大爆発を起こす。

  • 163ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/31(日) 01:42:58

    カリン「ガハッ!? まさか、曲射砲!? いったいどこから!? それよりも、素手で掴んで投げつけてきた!?」
    ユウミ「このくらいは朝飯前ですよ」
    ウタハ「うちのヒビキがミレニアムタワーの反対側から、ね。それをユウミが、命中しない分を受け取って投げつけるのさ。君がヒビキを狙撃するためには、幾つもの壁や天井を貫通させなきゃいけない。君も同じように、曲射でもしない限りはね。さて、私を目の前にしながら、君にはどちらかができるかな? それに、ユウミは盾の扱いも上手いようだよ」
    ユウミ「3対1ですね。降参しますか?」
    カリン「くっ……!?」
    ウタハ「ユウミ、もう一度言ってあげたらどうだい」
    ユウミ「そうですね。計算通りです♪」

    と私が言った瞬間に遠くで爆発音が響く。あの方向は、コトリとマキちゃんのいたところだね。隔壁で閉じ込めてたはずなんだけど、突破されちゃったかな。

    ユウミ「状況が動いたみたいですね。ウタハ先輩、素早く終わらせますよ」
    ウタハ「仕方がない、か。データ取りは任せたまえ。そちらは頼んだよ」
    ユウミ「はい!」
    カリン「……」

    夜の空に各地の銃声が鳴り響く中。私はカリン先輩に突撃していった。

  • 164ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/31(日) 02:01:26

    私が盾でウタハ先輩をカバーしながら、カリン先輩に対してシールドチャージを行う。

    対するカリン先輩は、対物ライフルで盾を受け流しながら、照準をウタハ先輩に合わせようとする。

    それを、私は引き抜いた拳銃で牽制を入れて撃たせる隙を与えない。

    このタイミングで、ヒビキからの火力支援とスーパー雷ちゃんによる、爆発と大火力弾の嵐が吹き荒れる。私は盾で身を守って被害をガードすることで、カリン先輩にのみ攻撃を集中させるのだ。

    ウタハ先輩のカバー位置に移動しながら、カリン先輩の動きを観察する。

    次の瞬間、煙の中から対物弾が飛来してきて、私の盾の角に命中する。ちなみに、今回はノーマル盾だよ。


    カリン「やっぱり、出鱈目過ぎるだろ」

    ユウミ「おっとと……」


    別の角度から声が聞こえたので、反射的に盾を向けてみると、私の胴の位置に向けて対物弾が放たれていた。その弾は盾に命中するものの、貫通する事なく弾かれる。


    カリン「なんだその盾。幾らなんでも硬過ぎるだろ」

    ユウミ「これでも、一般に売られてる盾なんですよ。私が特殊コーティングで弄ってますが」

    カリン「絶対、そのコーティングが原因だろ」


    会話を交わした後に戦闘が再開され、スーパー雷ちゃんの弾幕の中、カリン先輩はウタハ先輩へのスナイプをdice1d4=1 (1)

    1.決める。

    2.決められず、撤退した。

    3.決められず、アリスのスーパーノヴァを喰らう。

    4.決められず、ユウミのロケットランチャーを喰らう。

  • 165ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/31(日) 02:02:44

    流石スナイパー!
    決めるところは決めますねぇ。
    更新は昼過ぎですかね。

  • 166ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/31(日) 10:35:09

    一方その頃の才羽姉妹の前に出てきたユウカは……。

    才羽姉妹にdice1d4=1 (1) を言い渡す。

    1.「1週間の謹慎よ」

    2.「1週間は私の給仕係よ」

    3.「アリスも一緒に1週間24時間ずっと私のメイドよ」

    4.3+「加えて、私と◯伽の刑も追加よ」周囲ドン引き

  • 167ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/31(日) 18:19:02

    一瞬の出来事だった。

    スーパー雷ちゃんとヒビキの砲撃弾幕でカリン先輩の動きを止めていたんだけど。私が次の攻撃に移そうとしたところで、私の足元から銃弾が飛び出してウタハ先輩の顔面に命中したんだよね。

    その衝撃でウタハ先輩は気絶し、スーパー雷ちゃんも操縦者がいなくなったことで強制停止しちゃった。

    そして、後ろからカリン先輩が階下から飛び上がってくるのをみる。


    ユウミ「まさか、あの弾幕の中で逃げられてたなんて、課題ですね」

    カリン「火力は過剰すぎるほどにあった。だが、それは私にもチャンスを掴める物なだけだ。お陰でその弾幕を利用して床に穴を開けることができた」


    カリン先輩は、私に銃口を向けつつも倒れたウタハ先輩に座る。

    これではウタハ先輩を巻き込んじゃうね。ヒビキの砲撃も止んでしまった。これは、足止めは出来たけど無力化には失敗か……。

    お互いに武器を向けながら、沈黙の時間が流れる。

    この状況を動かしたのは、ミレニアムタワーやその周辺の停電だった。


    カリン「停電?」

    ユウミ「えい!」


    私は隠し持っていた閃光弾を停電に気を取られたカリン先輩に投げる。

    刹那の瞬間、カリン先輩を包む閃光が炸裂し、私は盾で光を防ぐ。

    光が治れば私はカリン先輩に突撃し、まだ目の見えない彼女を盾で吹き飛ばして距離を取らせる。

    私の計算だとそろそらかな。

    そう思った瞬間、ミレニアムタワーの方からアリスのスーパーノヴァdice1d2=2 (2) (1.ノーマル 2.荷電粒子射出版)の光がカリン先輩に至近弾で直撃した。

  • 168ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/31(日) 19:44:00

    さて、ここで私の出番は終了だからあとは顛末を語るだけだね。

    この後の展開はどうなったかな?

    dice1d4=1 (1)

    1.ゲーム開発部と一緒にG.Bibleのロックが解除されるのを待つ

    2.ヴェリタスと一緒に解析

    3.エンジニア部と一緒に兵器談義

    4.リオ会長から連絡?

  • 169ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/31(日) 23:21:31

    その後の話だけど、ゲーム開発部は無事に鏡を手に入れられたみたい。予想以上にエンジニア部と相談して改造したアリスのスーパーノヴァ改が良くて、予定より早く手に入れられたらしいよ。
    なにせ、荷電粒子をビーム状に射出するようになったから、薙ぎ払いも短時間ながら出来るようになって、一瞬だけの火力では無くなったんだよね。

    それで次の日になれば、私と先生はゲーム開発部の様子を見に行っていた。
    部室の中を覗いてみれば、ソワソワしている才羽姉妹とアリス、ユズ先輩を見ることができた。

    モモイ「もし失敗したらどうしよう……!?」
    ミドリ「もしものことは考えたくないけど。シャーレの先生に……」
    アリス「アリスはもうここに……みんなと一緒には、いられないのですか?」
    ユウミ「そんなことはないよ!」
    才羽姉妹「!?」
    アリス「その声は、伝説のボマー!」
    ユウミ「ボ、ボマー!?」
    アリス「はい、アリスは見ていました。遠くで数多の爆発を発生させたユウミの姿を、だから職業はボマーだと判断しました!」

    ゲーム開発部とワイワイしながら待っていると……。

    マキ「ハ〜イ、ゲーム開発部のちびっ子たち! マキちゃんからプレゼントのお届けだよ!」
    ユウミ「あ、マキちゃん。お疲れ様〜」
    マキ「おっ、ユウじゃん! おひさ〜!」

    G.Bibleを届けにきたマキと雑談を交わしながら受け取り……。

    アリス「行きます! G.Bible起動!」

    アリスの手によってG.Bibleが起動されるのだった。

  • 170ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/31(日) 23:25:50

    G.Bibleの中身を見たユウミの反応は……?

    dice1d4=1 (1)

    1.唖然する

    2.呆れる

    3.ゲーム開発部に同情する

    4.ユウミ「私の解析なら何か情報を得られるはず!」dice1d100=69 (69) 90以上で?

  • 171ユウミ ◆MTEvJywNhU25/08/31(日) 23:45:51

    モモイ「お、終わりだぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

    モモイの叫びから始まったゲーム開発部のカオスな状況は2時間も続いた。
    その間の私はまさかの答えに唖然としていたんだけど……。あの生徒会襲撃は何だったんだろう、とか。愛するという情熱は確かに開発する原動力にものるのかな、とか。でも新兵器のテストはできたからいいのかな、とか。色々考えていたんだけど、やっぱりこれには納得できない感情もあったし、ロマンを求める者としては理解できる感情もあった。故の唖然である。

    その後はアリスが立ち上がって語る。
    ゲーム開発部のゲームに対する愛や制作者としての情熱など。私もその言葉には理解できるものもあり、ユズ先輩の声で再び立ち上がったプロジェクトを私は応援する事にしたのだった。
    それから約一週間、私はシャーレでの書類仕事の合間にゲーム開発部の様子を見ては、差し入れを渡したりアドバイスやアリスのデバッグを手伝ったりと、忙しい日々が過ぎる。

    そして、ミレニアムプライス当日の日。
    私と先生はゲーム開発部のみんなと結果発表を待っていた。

    モモイ「緊張するよ〜!」
    ミドリ「お姉ちゃん落ち着いて、慌てても逃げないよ」
    アリス「不思議とアリスも感情が昂ってきます!」
    ユウミ「私もドキドキしてきたよ!」
    先生「こういう時は大人でもいろんな感情が出るものだよね」
    (ピロンッ)

    どんどんとコメントが寄せられていく。ツッコミを入れたいコメントがあるけど、ダウンロード数が2000を超える。

    モモイ「どうしよう。このまま爆発しちゃったら!?」
    ユズ「多分、大丈夫」

    ユズ先輩の言葉の直後に爆発音が響く。

  • 172二次元好きの匿名さん25/09/01(月) 07:48:26

    保守ヨシッ

  • 173ユウミ ◆MTEvJywNhU25/09/01(月) 10:28:33

    >>172

    保守感謝です!


    今回少し長いので早くて昼にはSSが上がる予定です!

    本当だったらダイスをもっと振りたいけど、記憶が曖昧だから本編を読みながらだと中々入れるのは難しいですね。

  • 174ユウミ ◆MTEvJywNhU25/09/01(月) 10:59:13

    (昼頃と言ったな。あれは嘘だ)

    アリス「本当に爆発しました!」
    モモイ「違う! それは私じゃないよ!?」
    ユズ「一体何の!? ゲーム機が爆発!?」
    ユウミ「いえ、多分テロか何かだと思うけど……」

    私は先生をいつでも守れる位置で盾とロケットランチャーを素早く装備して臨戦態勢に入る。

    ミドリ「この音は、46mm砲……カリン先輩の!」

    ミドリの言葉の直後に、私は猫耳とエルフ耳で向かってくる砲弾の音に反応して、その方向に盾を展開する。直後に盾に襲う衝撃と爆音。

    ユズ「ひゃ!?」
    アリス「遠距離攻撃を確認、部室正面に対して11時の方角! 距離、約1km……!」
    ユウミ「先日の意趣返しってわけだね!」

    私は口角を上げながら、迫り来る気配を敏感に感じ取る。

    ユウミ「みんな、武器を手に持って! C&Cが突っ込んでくるよ!」
    モモイ「えぇ!? 前回の仕返し!?」
    アリス「はい! 反撃を開始します!」

    私は先に部室を出て、詳しい状況確認と有利な地形を得るための行動に出る。やっぱり、ドローンが動員されていて有利な場所にでるなら……。

    ユウミ「アリス! スーパーノヴァ改で薙ぎ払い!」
    アリス「はい、行きます! 光よ、薙ぎ払えーーーー!」

    私の指示に前に出てきたアリスがレールガンを斉射する。
    砲口から射出された荷電粒子が壁や柱ごと融解させ、ドローンの隊列を瞬時に爆発させる。

  • 175ユウミ ◆MTEvJywNhU25/09/01(月) 11:06:02

    モモイ「部室が壊れたらどうするつもりだったのさ!」
    ミドリ「ゲーム機はこれ以上壊させない!」

    次に先生の指示によってモモイが前に出て、ミドリが後ろからモモイが前に出る道を抉じ開けていく。

    モモイ「はぁ……はぁ……、もうミレニアムプライスには出してるし、逃げてもいいよね」
    ミドリ「うん、私もそれでいいと思うよ。結果が出るまで逃げよう」
    ユウミ「確かに、戦うよりかはそっちの方が時間も稼げるし安全かも」

    前にいる才羽姉妹を追いかけてそんな会話をする。
    既にドローンの大群は切り抜けており、今は安全な場所にいると思っていたんだけど。

    ネル「逃げ切れると思ったか?」

    その声に反応して、私はミドリの前に割って入る。
    直後、拳銃の弾にしては重い威力の弾丸が私の盾に連続して当たる。

    ミドリ「!?」
    ユウミ「おっも!?」
    アリス「ミドリ!」
    ネル「へぇ、私の弾を受け止めたか……」

    そこには、私より小さい身長でありながらも、重い威力の弾丸を放つ強者がいた。

  • 176ユウミ ◆MTEvJywNhU25/09/01(月) 11:11:32

    ネル「なるほど。どおりで、いちいち良い判断だと思ったぜ。さっきこのチビたちを指揮したのも、ミレニアムの差押品保管庫を襲撃したのも。あんただったか。先生って呼べばいいか?」
    先生「うん」
    ネル「アカネが調査した、例の「先生」とシャーレに転属した謎の人物……噂は大げさじゃなかったみてぇだな」
    ユウミ「それがどうしたんですか? こちらは5人いるんですよ」
    ネル「ハッ! 上等じゃねえか! 先ずはそこの、デコを出してるあんた。あの時は、よくもあたしを騙してくれたな……?」
    ユズ「ひっ……! す、すみません!」
    ユウミ「ユズ先輩……」
    ネル「やるじゃねぇか。褒めてやるぜ」
    ユズ/ユウミ「えっ?」

    どうやら、ネル先輩は怯えたふりしたユズ先輩を評価してるんだけど。それ、素なんです!

    ネル「それと、そこのでけぇ武器を持ったあんた」
    アリス/ユウミ「キョロキョロ」
    ネル「あんた(ユウミ)じゃねぇ! あんた(アリス)だ! C&Cに一発食らわせてくれたらしいじゃねえか?」
    ユウミ「あぁ、私の設計を組み込んだ自信作なんですよ!」
    ネル「あんたには聞いてねぇ! いや、あんたが作った武器なら、あんたも面貸せや」
    アリス「アリス、このパターンは知ってます」
    モモイ「知ってるのか、アリス!?」
    先生「懐かしいネタだね」
    アリス「私にあんなことしたのは、あなたが初めてよ! 告白イベントですね。チビメイド様はアリスとユウミに惚れていると、スチル獲得です」
    ユウミ「プフッ」
    ネル「ふ、ふっざけんなこの野郎! ってか、誰がチビメイド様だ!? ぶっ殺されてぇのか!? あんたも笑うな!」

    ネル先輩がキレた!?
    もしかして、彼女は沸点が低いのでは? 私は直感的にそう思った。

    ネル「はぁ、誤解してるかもしれねぇから一応言っとくが、別にC&Cに一発くらわせた分の復讐ってわけじゃねぇ。あちこちに怪しい部分はあったが、こっちとしては正当な依頼の中での出来事だった。そっちはそっちで、あたしらを相手に目標を達成しただけだ」

    ネル先輩は恨みはないと言うけど、興味があるといい戦闘の意思を伝えてくる。 つまり、戦ってネル先輩を認めさせればいいと。上等じゃん!  私が前に出ようとした瞬間、アリスのスーパーノヴァが光る。

  • 177ユウミ ◆MTEvJywNhU25/09/01(月) 11:27:17

    アリス「魔力充填120%! 光よ、薙ぎ払え!」

    アリスの声と共にレーザーが建物を二つに割るが如く薙ぎ払われる。

    ユウミ「アリス!?」
    カリン「くっ!」
    アスナ「わぉ!」
    アカネ「何という威力……! 校舎の壁をこうも簡単に消し飛ばすほどの……!」
    ユウミ「当然ですよ! アリスのスーパーノヴァ改は私とエンジニア部が開発した新兵器のデータを反映したハイエンドモデルなんですから!」
    アリス「はい、覚醒した光の剣です!」
    モモイ「す、すごい……」
    ミドリ「こんな火力、見たことない……」

    アリスの攻撃に各々が驚きの声を上げるんだけど、私がアリスの前に出て盾を構えると銃弾が当たる音が鳴る。

    ユウミ「アリス」
    アリス「わぁ!?」
    ネル「バッカ野郎! あたしらを殺す気か!?」

    煙の中から怒り心頭なネル先輩が出てくる。
    まあ、薙ぎ払われた壁が全て蒸発する威力だから、言いたい気持ちはわかるんだけどね!

    アリス「も、もう一度、魔力充填……!」
    ネル「させるかよ!」
    ユウミ「行かせません!」

  • 178ユウミ ◆MTEvJywNhU25/09/01(月) 11:33:31

    レールガンのチャージを開始したアリスに対して、ネル先輩が接近を試みるけど、それを私が盾で進路を塞ぎながら、拳銃で牽制射撃を行って行動を阻害していく。しかし、流石はネル先輩。動きが早くてカバーする範囲が広い!

    ネル「てめぇの武器は確かに強い」
    ユウミ「それには同意です。ですが、アリスのスーパーノヴァ改は、発射後に次弾装填までにかかる時間が最低でもコンマ数秒はかかっちゃうんですよね」
    ネル「へぇ、知ってるからこうやって割って入った訳か、おもしれぇ。加えて、至近距離で撃てないだろ? 爆圧に自分も巻き込まれるからな」
    ユウミ「正解です!」
    ネル「そしてこの間合いであたしに勝てる奴なんざ、キヴォトス全体でもそう多くは……いや、一人もいねぇ!」

    ネル先輩が両手に持ったSMGを私の至近距離で、連射連射連射と弾が尽きる勢いで撃ちまくる。私はそれを盾で弾きながら、のし掛かる圧を必死に逸らそうと踏ん張る。

    モモイ「アリス! ユウミ!」
    ネル「思った以上にがっかりだったな。この程度で、あいつらがやられたとは到底……いや、あんたか」

    ネル先輩の目がアリスから私に映る。これは、私をロックオン下に違いない。何故かそう確信できてしまう。
    直後、アリスが前に出てきてネル先輩にスーパーノヴァ改を振るう。

    ミドリ「銃身を、振り回した……!?」
    ネル「はっ! 接近戦としては悪くねぇが」

    ネル先輩が銃をアリスに向けたのに合わせて盾ごと私を割り込ませる。そして降り注ぐ銃弾の雨。

    ネル「相変わらずこの距離じゃ、あたしの方が圧倒的に有利」
    ユウミ「全くその通りですね!」
    アリス「撃とうにも、ユウミが間にいては撃てません! ですが、照準を合わせる必要はありません。行きます」
    ネル「だから無理だって……ん? まさかてめぇ!?」
    アリス「光よ、薙ぎ払え!!」

    後ろでスーパーノヴァ改の作動音を聞き、私は担いだロケットランチャーをネル先輩の足元の前に発射する。
    それをネル先輩は後ろに下がって避けるが、それを追うようにアリスのレーザーが床を手前から奥に走る。当然、ネル先輩からは爆炎で見えなくなっており、煙を割って飛んでくるレーザーを避けるのは至難の業だ。

  • 179ユウミ ◆MTEvJywNhU25/09/01(月) 11:35:38

    ミドリ「アリスちゃん! ユウミ! うっ、煙で視界が……!」

    モモイ「床が完全に崩れて……二人とも見つけた!」


    モモイ達がいた廊下の下では……。

    dice1d4=4 (4)

    1.肉体損傷48%のアリスと軽傷の私

    2.どちらも軽傷

    3.どちらも無傷、軽傷のネル

    4.どちらも無傷、重症のネル

  • 180ユウミ ◆MTEvJywNhU25/09/01(月) 11:37:07

    ネル重症!?
    でも、ネルならこの状態でも動けそうだからなぁ。

  • 181ユウミ ◆MTEvJywNhU25/09/01(月) 12:08:16

    アリスのスーパーノヴァ改の手応えはあったんだけど、まだネル先輩の圧が消えなかったので、アリスの「撤退しましょう……!」の通り逃げることにした。

    逃げ切った後、保健室でしばらく待機してから部室に戻ってきたんだけど、アリスはメイド恐怖症になってしまった。

    モモイが何処からか調達してきたメイド服をアリスに見せる度に、アリスは私の後ろに隠れる。

    どうやら、あの戦いで私がアリスを庇ったことが心の平穏を守る手段になってしまったようで、事あるごとに私の後ろが定位置のような状態なんだよね。

    それで、あの戦いの後始末について何だけど、私とユズ先輩が生徒会に赴いたら、ユウカ曰く「あれは事故だったわよ」らしい。あの校舎のdice1d100=61 (61) %が崩壊したのにね。

    あぁ、そうだった。ネル先輩から伝言を受けてたんだよね。


    ネル「今度、お礼参りしにいくからな」


    だそうだよ。


    ネル先輩のことは置いといて、ミレニアムプライスだよ!

    ゲーム開発部が頑張って作った力作。私はその結果を楽しみにしていたんだよね。クラッカー(45口径)の準備ヨシ! 垂れ幕の準備ヨシ! さぁ、いつでもかかってくるがいい!

    ゲーム開発部、私、先生が司会のコトリが映るテレビを見る。

    結果の方は……。

    dice1d4=3 (3)

    1.受賞ならず……!

    2.受賞ならず……!

    3.受賞ならず……!

    4.1位 ユウミ作「無限軌道阿修羅君」!?

  • 182ユウミ ◆MTEvJywNhU25/09/01(月) 12:29:17

    モモイがディスプレイを壊す。

    そう、順位にTSC2は無かった。その事に、私含めたゲーム開発部は泣き崩れ、ゲーム開発部の解散の現実とアリスとの別れで状況はカオスな事になった。

    しかし、そこにやってきたのが、ミレニアム生徒会一鬼のユウカ先輩!


    ユウカ「みんな、おめでとう!」

    ユウミ「ユウカ先輩!?」

    モモイ「もう来たの!? この鬼! 悪魔!」

    ミドリ「いくらなんでも早すぎるよ!?」

    アリス「うわーん! アリス、涙が止まりません!」

    ユウカ「何を言ってるのよ。結果見てないの?」


    と、ユウカ先輩の登場で更にカオスのことになるんだけど……。

    ユウカ先輩が見せたスマホには、今年新たに設けられた『特別賞』にTSC2が選ばれていた!!

    アリスが操作する端末では、TSC2のダウンロードがdice1d10=8 (8) 万を超え、コメント数もdice1d20=20 (20) ×1000件も増えていた。そう、これでゲーム開発部の廃部の危機は免れたんだよね!?


    モモイ「やったぁぁぁぁぁ!」

    ミドリ「よかった……!」

    ユズ「やった……嬉しい……!」

    アリス「え、えっと……?」

    ユウミ「ここがなくなる必要が無くなったんだよ、アリス!」

    アリス「つまり、アリスはこれからみんなと一緒にいて、いいんですね……?」

    才羽姉妹「うんっ!」

    ユズ「これからも、よろしくね……!」


    ゲーム開発部のみんなが抱き合い喜びを表す。それを私と先生、ユウカ先輩は静かに部室をある事にしたのだった。


    dice1d3=2 (2)

    1.ユウミ「ユウカ先輩?」 ユウカ「なに?」カメラを隠す

    2.ユウカ「いいわねぇ」カメラでゲーム開発部を撮る

    3.ユウミ「ユウカ先輩……?」 ユウカ「こ、これは違うのよ……!?」盗撮がバレて焦る

  • 183二次元好きの匿名さん25/09/01(月) 12:31:26

    まぁ自制出来てるならまだ大丈夫だな

  • 184ユウミ ◆MTEvJywNhU25/09/01(月) 12:38:58

    これにてパヴァーヌ編一章は終わりです!
    次は、振ってなぁキャラの好感度を決めてから、好感度上昇判定。幕間の処理と順番に進めていきます。

    しっかし、やはりミレニアムとの相性はいいですね。
    超兵器がポンポン湧いてくる。

  • 185ユウミ ◆MTEvJywNhU25/09/01(月) 13:01:03

    さて、好感度を振りましょう!


    ネル:dice2d100=53 72 (125) (ネルからはガッツ保障40)

    アスナ:dice2d100=70 58 (128)

    カリン:dice2d100=50 91 (141)

    アカネ:dice2d100=16 54 (70)


    以下覗いてた人達(技術者補正40保障)

    ヒマリ:dice2d100=45 27 (72)

    リオ:dice2d100=26 18 (44)

  • 186ユウミ ◆MTEvJywNhU25/09/01(月) 13:06:31

    続いて交換度上昇!(C&Cは敵側だったのでなし)


    ユウカ:92 13 dice2d100=93 9 (102) dice2d10=9 1 (10)

    モモイ:40 80 dice2d100=12 48 (60) dice2d10=6 7 (13)

    ミドリ:54 20 dice2d100=76 56 (132) dice2d10=6 4 (10)

    ユズ:16 85 dice2d100=99 99 (198) dice2d10=5 10 (15)

    アリス:18 85 dice2d100=100 69 (169) dice2d10=6 4 (10)

    ウタハ:75 65 dice2d100=64 60 (124) dice2d10=2 8 (10)

    ヒビキ:40 90 dice2d100=40 94 (134) dice2d10=10 6 (16)

    コトリ:40 40 dice2d100=65 12 (77) dice2d10=1 3 (4)

    ハレ:60 54 dice2d100=19 26 (45) dice2d10=3 7 (10)

    コタマ:7 30 dice2d100=34 58 (92) dice2d10=7 10 (17)

    マキ:88 70 dice2d100=80 70 (150) dice2d10=3 2 (5)

  • 187ユウミ ◆MTEvJywNhU25/09/01(月) 13:19:23

    >>183

    『まだ』大丈夫ですね!

    2章でどうなるか期待したい?ところ!


    さて、幕間に入りましょう!

    今回は次のエデン条約編まで、dice1d3=3 (3) +1ターンの余裕があります!

  • 188ユウミ ◆MTEvJywNhU25/09/01(月) 13:23:59

    結構余裕がある!

    1ターン目はこれ!


    dice1d4=2 (2)

    1.SRTの様子を見に行こう

    2.ユウカ先輩から依頼?(ロリコン度dice1d100=5 (5) )

    3.サンドバイクレースがあるよ!(アビドスへ)

    4.ワカモ襲来!?

  • 189ユウミ ◆MTEvJywNhU25/09/01(月) 13:28:23

    ユウカ先輩からの依頼だ。

    結構まともな依頼だね。


    ユウカ「ごめんなさい。実は新設する区画のシステムを構築したいんだけど。人手が足りなくて」

    ユウミ「任せてください! すごいのを作っちゃいますよ!」

    ユウカ「お願いね。それと……」

    ノア「生塩ノアです。今回は区画の案内で付き添いをすることになりました。よろしくお願いします」

    ユウミ「よろしくお願いします!」


    好感度

    ノア:dice2d100=34 27 (61)


    そして、仕事のできなんだけど

    dice1d100=81 (81) +100 200に近いほどなんかすげえのができた。

  • 190二次元好きの匿名さん25/09/01(月) 13:40:49

    お次は何だ???

  • 191ユウミ ◆MTEvJywNhU25/09/01(月) 13:53:55

    この区画ってどんな目的の物なのかな!?

    dice1d4=2 (2)

    1.研究目的(リオ、ヒマリ、ヴェリタス、コユキ以外突破できない強固なセキュリティ)

    2.万能生産工場(生産効率dice2d10=8 8 (16) ×100%)

    3.千年課題専門の計算機(エリドゥより10%低い計算能力)

    4.コユキ専用の反省部屋!?(脱走にdice1d10=8 (8) 時間かかる)

  • 192ユウミ ◆MTEvJywNhU25/09/01(月) 14:04:22

    ユウミ「できました! 通常の16倍速く生産できる万能生産工場です!」
    ユウカ「これは……なんといえばいいのかしら?」
    ノア「数時間足らずで予定の生産数をこなしてしまいましたね……」

    どうやら満足いただけたようで、私は上手くできた喜びでユウカ先輩達にどんな機能があるのか案内をしていく。

    ユウミ「こうした能力であれば、先日の生徒会襲撃の時にドローンを生産し続けられれば、数でごり押すこともできます!」
    ユウカ「あぁうん……」
    ノア「ユウカちゃんが何も言えなくなってます。珍しいですね」

    多分喜んでいるでしょう!
    と、ユウカ先輩からの依頼はこんな感じだったよ!

  • 193二次元好きの匿名さん25/09/01(月) 14:06:34

    見てるかカヤ、これがホントの超人だ

  • 194ユウミ ◆MTEvJywNhU25/09/01(月) 14:14:20

    >>193

    超人が直接スカウトした人が無能なわけがないよねぇ!


    カヤ「くっ、そんな現実認められません!」ユウミの胸を見ながら

  • 195二次元好きの匿名さん25/09/01(月) 14:22:18

    >>194

    この世界線のカヤのクーデターの地雷はリンじゃなくてユウミになってそう

  • 196ユウミ ◆MTEvJywNhU25/09/01(月) 14:22:19
  • 197二次元好きの匿名さん25/09/01(月) 17:46:57

    2スレ到達おめでとうございます
    記念にユウミを生成してみました

  • 198ユウミ ◆MTEvJywNhU25/09/01(月) 17:59:46

    >>197

    支援絵感謝です!

オススメ

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています