- 1125/08/24(日) 14:21:29
- 2二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 14:22:49
して登場人物は誰だ
誰でも見るけど気になるんでね - 3125/08/24(日) 14:25:40
今回のメインキャラはナタ勢から決めます
1 ムアラニ
2 キィニチ
3 シロネン
4 チャスカ
5 オロルン
6 イアンサ
dise1d6= - 4二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 14:26:14
???
- 5125/08/24(日) 14:27:00
早速やらかしてしまった
dice1d6=6 (6)
- 6二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 14:27:14
diceな
- 7二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 14:27:50
ダイスミスはダイススレあるあるだからセフセフ
- 8125/08/24(日) 14:51:09
8月も盛りのある日。
イアンサは、同じ運動部の後輩、ヴァレサの誘いで彼女の住んでいる街の夏祭りを訪れることになった。
駅を出てしばらく歩くと早速神社が見えてきた。参道の両側には屋台が並び、すでにたくさんの人で賑わっている。
『今ついたぞ。ここの鳥居の近くで待ってればいいか?』
携帯にメッセージを入れるのとほぼ同時に、ヴァレサからのメッセージが入ってきた。
『ごめんなさい、ちょっとお父さん達のお手伝いをしないといけなくちゃったから、30分くらい遅れるかも…先に入っていて大丈夫ですよ』
どうやら彼女の家の仕事の方で、急な用事ができたようだ。
ここで30分待っているというのも何だし、折角なら中で二人分の飲み物でも買っておこう。
『わかった。用事が終わったら、また連絡してくれ。』
イアンサはメッセージに返事をすると、参道に入っていった。
さて…まずはどの屋台にいこうか?
- 9二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 14:52:44
わたあめ
- 10二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 14:53:57
射的
- 11二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 14:54:37
たこ焼き
- 12二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 14:56:20
射的
- 13125/08/24(日) 15:16:46
「おや?イアンサじゃないか」
射的の屋台に並んだ時、不意にイアンサは声をかけられた。
「…マーヴィカ先生!」
「まさかこんなところで君と会えるとはな…今日はどうしたんだ?」
「部活の後輩に誘われてきたんです。先生は…」
「私もこのあたりに住んでいてな、毎年ここの祭りには参加しているんだ。そうだ、折角なら夜の花火大会も見てみるといい。もう少し上ると花火がきれいに見える場所があるんだ」
「そうなんですか?ありがとうございます」
「ああ、折角遠くから来てくれたんだ、楽しんでいってくれ」
話しているうちに、いつの間にか自分の順番が回ってきていたようだ。
イアンサは銃とコルク弾を受け取ると、奥の台に向かって慎重に狙いを定めた。
あたった数
dice1d5=2 (2)
- 14125/08/24(日) 15:26:50
いくつか外してしまったものの、なんとか二つちいさなお菓子の箱を手に入れることができた。
台のてっぺんにおいてある巨大なぬいぐるみは流石に諦めた。そもそも、取れたとして置いておく場所がない。
チャスカだったらあのぬいぐるみも取れるだろうかと考えながら、お菓子をしまってイアンサは射的の店を後にした。
次はどこへ行く?
dice1d30=30 (30)
- 15二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 15:33:05
最大値だと???
安価なら金魚すくい - 16二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 15:35:36
一体なんのダイスなんだ…
安価なら型抜き - 17二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 15:35:51
わたあめ
- 18二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 15:39:15
金魚すくい
- 19125/08/24(日) 15:56:10
ふと顔をあげると、目の前に金魚すくいの屋台が目に入った。
(金魚すくいか…あんまりこういうのはしたことがなかったな)
普段はあまりこういった催しに参加する彼女ではなかったが、祭りの雰囲気に浮かれていたのか、少し興味がわいてきた。腕とポイを店主から受け取って、ポイを水の中に入れようとしたときだった。ひときわ大きく鮮やかな色をした金魚が跳びはね、イアンサが持っていた腕の中に飛び込んだ。 - 20125/08/24(日) 16:07:05
「…えっ?」
突然の出来事に思わずイアンサは声をあげる。だが、どうやら周りにはイアンサが金魚をすくいあげたように見えたらしく、おおっと歓声があがった。
「お嬢ちゃん、なかなかやるじゃないか」
「いや、これは」
「遠慮すんじゃねえよ。そら、そいつは持っていきな」
さっきまで無愛想な顔をしていた屋台の店主もそう言って彼女を褒めるので、結局引くに引けずイアンサは水袋に入った金魚を受け取った。
「うーん…これっていいのか…」
悩むイアンサをよそに、袋の中で炎のように真っ赤な金魚がくるくる泳ぎ回っていた。
次はどこへ行く?
dice1d30=30 (30)
- 21125/08/24(日) 16:08:23
(スレ主はちょっとこの後用事があるので出かけます。再開は夜10時以降になると思います)
- 22二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 16:10:48
2連最大値!?
安価なら輪投げ - 23二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 16:11:55
わたあめ
- 24二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 16:12:14
これは運がいいのか悪いのか
安価ならリンゴ飴 - 25二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 16:13:11
かき氷
- 26125/08/24(日) 22:57:43
肝試しでいうところの肝がまだ出ていない状態で申し訳ない
でももう近くなので大丈夫です - 27125/08/24(日) 23:16:03
かき氷の屋台には、思いの他たくさんのシロップが並んでいた。
「いちご、レモン、ブルーハワイ、抹茶小豆…ケネパベリー?」
いくつか聞いたことのないようなものも混ざっているが、とりあえずここは馴染みのある味をといちご味のものを買った。
「そうだ、せっかくだからもう一つ…」
頼もうとして、ふと気づいた。
「いや…何でもない」
暑さで頭がぼんやりとしていたからだろうか、おかしな勘違いをしていたようだ。
今日は一人で来たんだから、2つも買う必要はないはずなのに…
dice1d40=8 (8)
- 28125/08/24(日) 23:50:56
陶酔度 68
以降、イアンサにとってプラス行動になる行動に-10の補正が入ります - 29125/08/24(日) 23:53:04
一方その頃…
「うーん…またダメだぁ…」
ヴァレサは悩んでいた。というのも、用事を終わらせたのでイアンサに連絡を送ろうとしたものの、なぜかさっきからずっとメッセージの送信に失敗しているのだ。最初は場所が悪いのかとも思ったが、何度試してみても何度も「メッセージの送信に失敗しました」という表示が出るばかりで、そうこうしているうちに神社までついてしまった。
「もしかしたら何かあったんじゃ…」
焦る心のまま、ふと顔を上げて参道の方を見た時だった。人ごみの中を、一瞬小さな影が通り過ぎたのが見えた。もしかすると遊びに来ていた子供を見間違えただけだったのかもしれないが、その姿を見たヴァレサは思わず叫んだ。
「コーチ!」
dice1d100=41 (41) (補正-10)
50以上で届く
- 30二次元好きの匿名さん25/08/24(日) 23:54:59
....まさか初手バッドエンド!?
- 31二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 00:29:16
いつの間にか催眠みたいなのにかかってる.....
なぜだ? - 32二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 00:44:19
このレスは削除されています
- 33125/08/25(月) 00:46:58
(遅筆ですみません)
気づけばずいぶんと参道の奥まで来ていた。しかしまだ屋台は奥の方へ続いている。いったいどれだけの長さがあるのだろうか。
しかし、ここに来るまでも結構な時間がかかったのだ。気になるがこれ以上進むと30分は優に超えてしまうだろう。
…30分?そういえば、なぜ自分はこんなに時間を気にしているのだろう。今日は何かこれ以外の予定があっただろうか?
うん、特になかったはずだ。もっと奥まで進んでみよう。
このままだとまずいので救済ダイス振ります
1か2で救済イベント
dice1d3=3 (3)
- 34二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 00:58:00
まずいのでは?
- 35二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 01:13:41
ここのダイスの女神は中々手厳しいようで…
- 36125/08/25(月) 02:39:45
「…大丈夫か?」
上から降ってきた声に顔を上げると、そこには心配そうな顔でのぞき込むマーヴィカの顔があった。
「顔が赤くなっているぞ。日に当たりすぎたんじゃないか?」
そう言われるとなんだか、身体がほてっているような気がする。急に自分の周りの空気が熱気を帯びたようだった。
「あ…」
「楽しんでくれているのはいいが、それで君がトラブルにあってしまってはいけないからな。まずは日陰に移動して…ああ、そうだ」
そういって、マーヴィカはお茶のペットボトルを差し出した。
「これも飲んでくれ。ゆっくり飲むといい」
「…すみません。」
普段体調管理についてあれだけ口酸っぱく言っている自分がこんなミスをおかすとは。やはりなんだか今日はぼんやりしているようだ。
そう思いながら、イアンサはペットボトルを開けて、お茶を飲もうとした。
3度目の正直 これでダメなら人生を諦めろ
dice1d3=2 (2)
- 37二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 11:02:48
ギリギリセーフか?
- 38125/08/25(月) 14:45:43
「…イアンサコーチ!」
ペットボトルに口をつけようとした瞬間、後ろから叫ぶような声が聞こえた。反射的に後ろを振り返ると、ピンク色の髪の少女が肩で息をしながら立っていた。
「…ヴァレサ?」
「よかったぁ…コーチに何かあったんじゃないかって、わた、私心配で…」
緊張がほぐれたのか、イアンサの顔をみたヴァレサの表情がふにゃっと崩れる。その表情を見た瞬間、ぼんやりとしていた頭が一気に晴れ渡った。
「…悪い!なんでずっと忘れてたんだ…」
「えっ?やっぱり何かあったんですか?」
「いや、もう大丈夫だ。ちょうどヴァレサがくる前に先生が声をかけてくれたんだ」
「…先生?」
ヴァレサはその時はじめてマーヴィカに気づいた。彼女の表情に困惑の色が浮かぶのを見て、イアンサは違和感を感じる。
「ああ、体育のマーヴィカ先生だ。ヴァレサと同じところに住んでるって行ってたから面識があると思ってたんだけど…アタシの勘違いだったか?」
「ふぇ?ううん、そういうことじゃなくて…」
「うちの学校に、マーヴィカ先生なんて人、いないよね…?」 - 39125/08/25(月) 15:28:37
「…やはり、慣れないことはするものではなかったな」
マーヴィカは深くため息をつくと、顔を上げた。逆光で表情はよく見えないのに、瞳だけが炎のように明るく浮かび上がっていた。
「結局のところ、私のように単純な■は、こうする方が性に合っている」
話している間に、マーヴィカの足下に小さな炎が燃え上がった。そのまま炎はすさまじい速度で彼女の身体を這い上がっていく。
異常な光景を目の当たりにして、二人は直感で理解した。逃げなければ。
「…走れ!」
二人が駆け出すのと同時に、背後で何かが勢いよく破裂するような音が聞こえた。
逃走ダイス
二人の合計値が追っ手より大きければ成功、ただし>>28のデバフは継続中なので合計値に-10の補正が入ります
dice2d100=56 6 (62) (-10)
dice1d100=87 (87)
- 40125/08/25(月) 16:08:48
いつの間にか参道には人がいなくなっていた。背後に迫る熱気を感じながら二人は死に物狂いで走った。
(っ、また…)
イアンサの頭を再びあの熱に浮かされたような感覚が襲う。思わず頭を抱えて足が遅くなったその瞬間、背後の炎が大きく燃え上がり、イアンサに向かってふり注いだ。
「コーチ!!」
逃走ダイス2回目
dice2d100=57 86 (143) (-10)
dice1d100=70 (70)
- 41125/08/25(月) 23:48:40
とっさにヴァレサはイアンサの腕を掴んで自分の方へ引っ張った。次の瞬間、さっきまでイアンサがいた場所を炎がのみ込む。
しかし、走り続けたせいかさすがの2人も足が段々と遅くなってきた。対して、背後の炎はまったく衰える様子を見せない。万事休すかと思ったその時、ふとイアンサの耳に、微かな声が聞こえた。
(…!あれは…)
気がつくと目の前に神社の鳥居が迫って来ていた。鳥居の向こうは陽炎がかかったかのようにぼやけていて、声はその向こうから聞こえてくるようだった。
2人は最後の力を込めると、飛ぶようにして鳥居に向かって飛び込んだ。 - 42二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 23:52:20
間に合ったか!?
- 43125/08/26(火) 00:20:15
人々の騒ぐ声に、イアンサははっと我に返る。彼女はヴァレサと待ち合わせをしていた神社の鳥居の前に立っていた。携帯を開くと、ちょうどさっきヴァレサがメッセージを送ってきた時間から30分ほど経とうとしていた。と、神社に向かう人々の中から、見覚えのある人影が飛び出してきた。
「コーチ!すいません、私から約束したのに遅くなっちゃって…」
「気にしないでいいぞ。それより、まずは一旦汗を拭いた方がいいんじゃないのか?顔も赤くなってるし」
かばんからタオルを取り出そうとした時、イアンサの右腕になにかが引っかかるような感覚があった。思わずそちらを見ると、彼女の腕に水だけが入った小さなビニール袋が下がっていた。
「これは…」
「…金魚すくいのふくろ?コーチ、先に中に入ってたんですか?」
「いや、アタシもさっき来たばかりなんだけど…」
少し悩んだ末、袋は中の水を出してゴミ箱に捨てることにした。多分、自分は道に落ちていたこの袋をちゃんと捨てようとして持っていたのだろう。何故だかは分からないが、そう思った方がいいような気がした。
「おまたせ、じゃあ行こうか」
「まずはどの屋台から行きますか?おすすめはフランクフルトに焼きそば、りんご飴に…あっ!ケバブもある!」
「…程々にしておくんだぞー?」
ともすれば屋台の食べ物を全て食べ尽くしそうな後輩に肩をすくめながらも、イアンサは賑やかな屋台を歩き始めた。
賑やかに話しながら歩いている2人を、遠くから1人の女性が見つめていた。彼女はイアンサの姿を見て軽くため息をつくと、身を翻して人込みの中に消えていった。それきり、彼女の姿はどこにも見えなくなった。
終 - 44125/08/26(火) 00:27:23
お疲れ様でした、生還エンドです
普段は文字書きの民ではないしシナリオ回しもやった試しがないので正直だいぶ不安要素が多かったのですが、ひとまず抱えこんでたネタを世に出すことができたので満足です - 45125/08/26(火) 01:27:32
ざっくりした設定のようなもの
・イアンサ
運動部のマネージャー。生徒1人1人へのトレーニング方やアドバイスが的確なので、部活のメンバーからはコーチと呼ばれている。
・ヴァレサ
運動部1年。1年生の中でも記録とエネルギー消費がトップ。もちろんお弁当はドカ弁。
・マーヴィカ
神社に祀られてる神様。お祭りなので下界に降りてきたら自分好みな人間がいたため神隠ししようとした。 - 46二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 01:41:09
逃走ダイスに負けてた場合ってどうなったの?イアンサだけ連れ去られる感じ?
- 47125/08/26(火) 02:08:12