マルクス…神

  • 1二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 07:22:03

    アレェ?共産主義は偶像崇拝禁止でしょォ?
    安易な信仰化はダメダメェ

    ということで資本論について話すんだァ…こんな時間から掲示板に張り付いてるような思想の煮詰まった蛆虫マネモブは聞いてもらおうかァ
    あと意見や反論への返答は全て終わってから対応するかもしれないから焦るなよ後で殺してやるから

  • 2125/08/25(月) 07:24:39

    なぜ今『資本論』なのか…という顔だね…
    しかし​私はカール・マルクスが著した不朽の古典『資本論』について
    その核心的な論理を第一巻から順に体系的に解説することで現代資本主義が直面する諸問題
    例えば格差の拡大や巨大IT企業の寡占
    そして労働のあり方の変容といった現象と『資本論』の分析枠組みとの関連性を語ろうと思っているのだよ…

    あと巷に溢れる『資本論』や共産主義に関する短絡的かつ感情的な誤解に対し客観的かつ学術的な見地から物申すデヤンス
    この多角的なアプローチを通じて『資本論』が単なる19世紀の歴史的文書ではなく現代社会を理解するための強力な分析ツールであることを示唆するのん

  • 3125/08/25(月) 07:27:00

    >>2

    ​『資本論』が執筆された19世紀半ばは産業革命がもたらした未曾有の経済的繁栄の裏で 社会の欺瞞が露呈し始めた時代でもある…

    長時間労働

    低賃金

    女性や子どもの労働力化…そして周期的な恐慌による大量失業が巷に溢れて人々の生活は過酷なものとなっていたんや

    これはもう今からは考えられないくらい過酷 だって当時は労働法の整備もされてないからねっ(グビグビ


    マルクスはこの資本主義社会を「始まりもあれば終わりもある一つの有機体」として歴史的に捉えてその構造と発展法則を解き明かすことに生涯を捧げたのん

  • 4125/08/25(月) 07:28:54

    >>3

    驚くべきことにマルクスが生きた時代の問題意識は今もなお形を変えながらも現代社会の根幹を揺るがす課題として残っているんだァ…

    一部の巨大資本への富の集中

    頻発する経済危機

    そして労働者が自らの仕事から疎外される感覚

    どれも覚えがあるだろぉボクぅ?

    現代の産業資本主義を彷彿とさせるこの類似性は『資本論』が提示した分析枠組みが時代を超えて資本主義の本質を捉える普遍的な洞察を含んでいることを示唆してると言っても過言ではない

  • 5125/08/25(月) 07:31:38

    >>4

    みんな覚えたかァ?ほな​商品と労働価値説について話すでぇ

    ​『資本論』の分析は資本主義社会の富が

    「巨大な商品の集まり」

    として現れるという洞察から始まる


    マルクスはこの商品には二つの側面…すなわち“使用価値”と“交換価値”があることを明らかにしたんや

    使用価値…商品が人間の何らかの欲求を満たす有用性であり…衣服が寒さを防ぎ食料が空腹を満たすといった性質

    (これは商品の固有の性質に由来する)


    交換価値…ある商品が他の商品と交換される際の量的な関係性

    例えば1クォーターの小麦がx量の靴墨やy量の絹と交換されるといった関係性

  • 6二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 07:32:06

    なんじゃあこのタフカテ経済学講義は

  • 7125/08/25(月) 07:33:27

    >>5

    ​マルクスはこの交換価値の源泉を他のいかなる性質とも切り離された“抽象的人間労働”であると結論付けたんや


    ある商品と別の商品が交換される際にそれぞれの商品の持つ多様な使用価値は無視されてただ「労働生産物」という共通の属性のみが比較されると考えた


    “商品の価値”はその生産に社会全体として平均的に必要とされる労働時間(社会的必要労働時間)によって決定されるという「労働価値説」を構築した

    貨幣はこの商品の交換を円滑にするために生まれた媒介物であり 究極的にはこの交換価値を体現する存在として位置付けることができる

  • 8125/08/25(月) 07:35:50

    >>7

    ほな“価値”と“資本”の話をするでェ

    ​単純な商品交換の循環は「商品-貨幣-商品」(W-G-W)という形で表され その目的は使用価値の獲得…すなわち「ある商品を売って別の商品を買う」ことにあるんや


    しかし資本主義社会ではこの循環が「貨幣-商品-貨幣プライム」(G-W-G')へと変容する

    この新たな循環の目的は単なる交換ではなく元の貨幣額(G)以上の貨幣額(G')を手に入れること…すなわち“価値増殖”

    この増殖分、すなわち G' = G + \Delta G における \Delta G こそがいわゆる“剰余価値”や

  • 9二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 07:36:02

    あうっ い…いきなり始まるのかあ

  • 10二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 07:36:28

    >>1

    話が長いだけのバカヤロー 三行で言え

  • 11二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 07:36:35

    >マルクスはこの商品には二つの側面…すなわち“使用価値”と“交換価値”があることを明らかにしたんや

    明らかにしても何も「商品」という言葉を聞いて、その側面がないと思うやつはいないと思うが

    もしかしてマルクス以前は全然見方が異なり、ワシがこう思うことがマルクスの影響を受けてるってこと?

  • 12125/08/25(月) 07:39:48

    >>8

    ​ほな この剰余価値はどこから生まれるのか

    『資本論』の核心は“この増殖の源泉”を流通過程”ではなく“生産過程“”にあることを明らかにした点にあるんや


    この価値増殖を可能にする特殊な商品…つまり生産力を向上するものこそ市場で取引される“労働力”

    労働力はその交換価値が労働者の生活に必要な財貨の価値によって決まる一方でその使用価値は新たな価値を生み出す能力そのものや


    資本家は労働者から労働力という商品を購入し賃金という形でその価値を支払う

    しかし労働者は自らの生活に必要な労働時間(賃金分)を超えて働くことが本来可能や


    この生活に必要な労働時間を超えた「不払労働」すなわち「剰余労働」が新たな価値である「剰余価値」を創出する

    ブラック企業やね


    で この剰余価値の生産こそが資本家の利潤の源泉でありマルクスが「搾取」と呼んだ構造の本質や

  • 13125/08/25(月) 07:41:59

    >>12

    ​資本家は獲得した剰余価値を単に消費するだけでなくそれを新たな資本として再投下しさらなる価値増殖を目指す


    このプロセスが“資本の蓄積”や

    この蓄積は個々の資本家が自らの資本を増大させる「集積」

    効率的な生産を行う大資本が小資本を併合・吸収する「集中」

    という二つの形で進展する


    この資本の集中と集積が進むにつれて社会全体の生産力は飛躍的に向上する一方で成果は少数の資本家によって独占されるようになる

    この結果生産手段を私的に所有する資本家階級と生産手段を持たず自らの労働力を売るしかない労働者階級との間の格差は拡大し社会の根本的な矛盾が深まる

  • 14二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 07:42:03

    ううむ人口論は福祉機能の限界を説いた名著なんだなあ

  • 15125/08/25(月) 07:43:43

    >>13

    ​資本の集積・集中が進むにつれて生産性向上のために機械化が進展する

    これにより労働者は生産過程から排除され「相対的過剰人口」と呼ばれる「産業予備軍」が形成される

    この大量の“失業予備軍”は就業中の労働者の賃金や労働条件を圧迫する力として作用するんや

    富の蓄積と対照的に「労働者の貧困、労働苦、奴隷状態、無知、粗暴、道徳的堕落」が蓄積されるという「貧困化法則」が必然的に引き起こされるとマルクスは論じた

  • 16125/08/25(月) 07:45:11

    >>15

    この「貧困化」は、単なる発展途上国的な飢餓状態を指すものではないで

    これは「社会的貧困」の概念で捉えられる いわば資本主義が発展する中で社会全体の富や文化的水準が向上するにもかかわらず

    労働者の取り分が相対的に減少し社会が提供する「文化的諸欲望」とそれを満たす労働者の手段との間に格差が生まれることを意味している これを19世紀に説いたのがマルクスや

  • 17125/08/25(月) 07:46:33

    >>16

    ここまでは理解したかぁ?

    ほな資本論の2巻に行くでぇ


    ​『資本論』第2巻では資本主義が絶え間ない価値増殖を目指す「運動」であることをその循環プロセスを通じて分析しとる

    資本は“”貨幣資本(G)“”生産資本(P)“”商品資本(W')“という三つの異なる機能形態をとり

    それぞれが連続的な循環を形成する

  • 18125/08/25(月) 07:48:37

    >>16

    上の循環をざっくり説明すると


    “貨幣資本の循環 (G-W…P…W'-G')”→資本家が貨幣で生産要素(労働力Lと生産手段MP)を購入し(G-W)生産過程(P)を経て商品を生産(W')しそれを販売して元の額以上の貨幣(G')として戻ってくるという循環

    ​”生産資本の循環 (P…W'-G'-W…P)”→ 生産過程(P)を起点とする循環で生産された商品が貨幣に転化し再び生産要素に転化して生産過程に戻る再生産のプロセス


    “​商品資本の循環 (W'-G'-W…P…W')”生産された商品(W')を起点とする循環で商品が販売されて貨幣となりそれが再び生産過程を支えるための資本となる過程


    こうなるで

  • 19125/08/25(月) 07:49:39

    >>18

    ​これらの循環は資本主義が単なる生産活動ではなく

    絶えず拡大再生産を続ける運動体であることを理論的に示しとる

    特に商品の販売や貨幣化に時間がかかる「流通期間」の延長は 生産の継続に追加的な資本を必要とさせるといった現代のサプライチェーンやキャッシュフローの問題にも通じるなァ?

  • 20125/08/25(月) 07:51:44

    >>19

    ここまではええなァ ほな第3巻に行くでぇ

    ​『資本論』第3巻の核心概念の一つが“利潤率の傾向的低下の法則”や

    資本家が競争優位を獲得するために生産性を高めようとする=機械設備などの「不変資本」への投資が増加する=労働力という「可変資本」への支出の相対的割合が低下する


    利潤の源泉は可変資本から生み出される剰余価値だから総資本に対する利潤率、剰余価値率は必然的に低下する傾向を持つ

  • 21125/08/25(月) 07:54:53

    >>20

    ​この利潤率の低下は資本家をさらなる競争へと駆り立て、過剰生産と過剰投機を招く

    そして最終的にこの矛盾は”資本主義的生産の諸矛盾の集中的爆発” すなわち”恐慌”として現れるとマルクスは論じたこれももう実際何度も起きとるから説得力あるわなぁ  


    特に信用制度は流通速度を加速させ 金貨幣を必要としないシステムをつくりだすことで この投機を増幅させる「主要な梃子」となると指摘した


    信用制度は資本の非所有者による大規模な投機活動を可能にし結果として「所有の運動および移転は、取引所投機の純然たる結果となる」状況を生み出すんや


    この分析は1929年の世界恐慌の生産過剰と過剰投機や現代の金融危機におけるデリバティブ取引や投機バブルを予言しとるみたいやね

  • 22二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 07:55:32

    あの…ワシ正直タフカテ以外でこの話見たかったと思ってきたのん
    何タフカテで近現代経済の根本的な部分の一面を解説してるんだよえーーーっ

  • 23125/08/25(月) 07:58:17

    >>21

    まあ現代でもマルクスの示唆した問題は全然残ってる

    ​マルクスが分析した資本の集中と集積は現代だとデジタルプラットフォーム企業という形で顕著や

    GAFAに代表される巨大テック企業はその莫大な資本力で市場を寡占・独占して新たな競争環境を生み出している

    この言うなれば“プラットフォーム資本主義”は従来の産業資本主義とは異なる新たな搾取のメカニズムを持つ可能性が指摘されている

    富はもはや生産過程からのみ生まれるのではなく

    「貧しいものから採取され吸い出される」と論じられる


    これはユーザーの無償のデータ提供やプラットフォーム上の個人クリエイターの成果を収奪するといった新しいタイプの搾取として捉えることができる

    これはマルクスが論じた労働力搾取の概念をデータや共有財(コモンウェルス)にまで拡張して解釈できるな 多少無理筋やけどね

  • 24125/08/25(月) 07:59:39

    >>23

    さらにこれらの巨大テック企業はデータとアルゴリズムを用いて労働過程における統制を強化している 

    AIが人間の「知」を剥ぎ取り 過去の蓄積データに基づいて作業を代替することで資本は労働者の側から「知」を奪いその支配をより確実なものにしようとする


    これはマルクスが「資本のもとへの労働の実質的包摂」と呼んだ概念の現代版とも解釈できる

  • 25125/08/25(月) 08:01:23

    >>24

    ちょっと脱線したけど貧困の話に戻すでェ 

    日本をはじめとする先進国では経済成長の一方…  

    所得格差や資産格差が拡大している現状が統計データによって示されているっ

    世界不平等研究所の報告によれば世界トップ10%の富裕層が全体の75.6%の富を所有する一方でボトム50%の貧困層はわずか2%しか所有していない


    これはマルクスが予見した「貧困化法則」が全然現代においても構造的に進行していることの証左や

  • 26二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 08:01:32

    商業科行ったはずなのに労働法以外に特に危機感とかが湧かないアホなワシを殺せ…資本主義が当たり前過ぎてどこからどう疑えばいいのか分からんのじゃ…もしかして全体的な民主政治無しでは資本主義は成立せず 更にはその逆もそうなんじゃないスか?

  • 27125/08/25(月) 08:04:27

    >>25

    ​この貧困化は前も言ったけど“労働者が飢餓状態に陥る”みたいな絶対的・生理的な貧困ではなく「社会的貧困」として現れている 


    社会全体の生産物の量は増加しとるが 労働者の取り分は相対的に減少し文化的・社会的な欲望とそれを満たす手段との間にギャップが生まれる 


    この相対的剥奪感こそが、マルクスが分析した貧困化の現代的な現れであると解釈できるなァ 


    またトーマス・ピケティが『21世紀の資本』で示した「r > g」(資本収益率が経済成長率を上回る)という法則は現代のデータを用いて資本主義が本質的に格差を拡大させるメカニズムを持つことを実証的に再確認するものであり

     マルクスの洞察が現代の経済学でも有効なことにエビデンスを与える

  • 28二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 08:06:39

    >>22

    タフカテ以外だとな…逆にアレなのが引っかかりやすいんだ…

  • 29125/08/25(月) 08:06:54

    >>27

    ​マルクスは資本主義における分業が労働者を生産過程から切り離し

    自らの創造性や技能を発揮できなくさせ

    “自分が機械の部品になったように感じる”状態

    すなわち「労働疎外」を生み出すと指摘した

    ワシラは社会の歯車や言うけどまさにそれや


    加えて​現代社会ではAIやアルゴリズムの導入がこの労働疎外を新たな形で増長している可能性もある

    生産過程がさらに細分化・単純化される中で人間が行う労働はより管理され…創造性を必要としない「クソ仕事」へと変質し…労働者の人間らしい尊厳を損ない死ぬんや


    これはマルクスの哲学的な労働観が現代の仕事のあり方を考える上で依然として重要な問いを投げかけていることを示しているなァ

  • 30125/08/25(月) 08:07:58

    >>29

    こっからは資本論そのものからは離れてジャ.ップありがちな 『資本論』を巡る誤謬の訂正に入るでェ

  • 31125/08/25(月) 08:09:32

    >>30

    誤謬1: 「『資本論』はソ連型共産主義の設計図である」

    この言説はまあ分からんでもないが違う

    マルクスが分析した資本主義の終着点と20世紀に現出した特定の政治体制を同一視する短絡的な誤解や

    しかも、この両者は本質的に異なるもの…!


    マルクスはあくまで資本主義という経済システムの発展法則を分析したのであり 具体的な社会主義国家の運営方法や政治体制を詳細に設計したわけではないんや

    彼の思想が目指したのは階級支配や権力としての政治が消滅する社会や

  • 32125/08/25(月) 08:12:14

    >>31

    一方 旧ソの体制はマルクスの理想とは正反対の“官僚専制体制”であり、“思想・信条の自由”を厳しく抑圧した

    この体制はマルクスの思想を掲げながらも(これは当時のロシアK産党がレーニンにとって取り入りやすい傀儡だったからや)他国への軍事干渉を繰り返す「覇権主義」と「専制主義」によって成り立ってしまった


    この乖離は他の左派からもソ連崩壊の最大の根源をスターリン以来の覇権主義と専制主義に求め「社会主義と無縁な体制として消滅した」と明確に指摘していることからも明らかや

    この歴史的事実は「マルクス=ソ連」という短絡的な図式がいかに単純化され…そして事実に反するものであるかを端的に示す

  • 33二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 08:13:40

    マネモブがこんな長い文書読めるわけないやん…
    せめて画像を交えてやれって思ったね

  • 34二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 08:14:23

    タフカテにこんな教養があるマネモブがいるなんてワタシは聞いてないよッ

  • 35125/08/25(月) 08:14:25

    >>32

    誤謬2: 「資本主義は貧困をなくしたから、マルクスは間違っている」

    ​この批判はマルクスが予見した「貧困化」を発展途上国的な絶対的な飢餓状態として誤って解釈していることに起因する

    しゃあけど前述の通りマルクスが論じたのは“社会的貧困”つまり町中の中流階級以下の労働者たちや!

    この概念は社会全体の富が増大し

    労働者の実質賃金が上昇したとしても 

    社会が提供する豊かさや文化的水準に比べて労働者の取り分が相対的に減少する構造を指しているだけや

  • 36二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 08:15:28

    ワシは二十三号にはなりたくないんです 勘弁してください

  • 37125/08/25(月) 08:16:06

    >>35

    ​実際に現代の統計データ…特にフル・コンタクト資本主義なA国を見れば富裕層と貧困層の間の格差が拡大し続けていることは明らかや

    先進国の一部では実質賃金は上昇しても資本所得と労働所得の間の格差は拡大し続けている


    これはマルクスが分析した“富の蓄積“と”貧困の蓄積”が同時に進行するという対立的構造が現代においても全然有効な社会現象であることを示しとる

  • 38二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 08:17:33

    つまり解釈する方に問題があるということか?なんや宗教みたいやなぁ ですねぇ

  • 39あーっ何言ってるか分かんねーよ25/08/25(月) 08:18:13

    つまり
    ・経営者は労働者に働かせてそのコスト以上で商品を売って資本を増やす
    ・資本を増やすとその資本を元手に投資などをしてさらに資本を集める
    ・このようにして資本が一部の人間に集約され格差が拡大していく
    ・機械が導入されるにつれて薄利多売の傾向が強まり一層競争が激しくなって独占・寡占が形成される
    ・過剰生産して…需要が不足して…唐突に死ぬんや あががっ(恐慌書き文字)
    ということか?
    恐慌は資本主義社会だと定期的に起きることであってこれが恐慌の原因と思えないのは大丈夫か?

  • 40125/08/25(月) 08:18:21

    >>37

    誤謬3: 「労働価値説は現代経済学では否定されている」

    ​現代の主流派経済学は商品の価値の源泉を個人の主観的な「効用」に求める「主観価値説」を採用しとるんで 労働価値説とは異なる価値理論体系を構築している 

    しかしこれは労働価値説が「誤り」であることを意味するわけではないんやで


    マルクスが労働価値説を提示したのは個々の商品の市場価格を厳密に予測するためではなく“資本主義社会全体の価値生産と、その中からどのように剰余価値が生み出されるか”を解明するための「価値法則」としてや

    労働価値説は個々の商品の価格変動を説明する理論ではない

    資本家の利潤の起源が「不払労働」であるという資本主義の根本構造を明らかにするための分析ツールや


    したがって現代経済学の「効用価値説」とマルクス経済学の「労働価値説」は異なる次元で現象を捉えるための方法論であり単純に「どちらかが正しい」と対立させることは適切とは思えんでっ

  • 41二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 08:19:30

    このレスは削除されています

  • 42二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 08:23:47

    暖簾に腕押しという言葉は>>1のためにある

  • 43二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 08:23:57

    確かに資本論を今でも評価する人はいるけど
    資本論が提示した資本主義の欺瞞にマルクスやエンゲルスが提示した解決法が
    あやふやを超えたあやふやな感じがするのは大丈夫か?

  • 44125/08/25(月) 08:24:30

    >>40

    ほな結論言うで


    マルクス『資本論』は19世紀の産業資本主義に着想を得たものやった

    しかしその内容は時代に留まらず 現代社会が直面する構造的な課題を理解するための強力な診断書であると言える


    商品の二重性・剰余価値の生産・資本の集中・利潤率の傾向的低下といった核心概念は

    巨大IT企業の寡占

    格差の拡大

    労働の疎外

    といった現代にもありふれた現象を照らすものや


    『資本論』は資本主義の終焉を告げる単なる予言書ではない

    むしろそれは資本主義が自己の内部に抱える矛盾とその発展がもたらす必然的な帰結を解明した精密な分析書として

    現代社会が抱える問題・課題に建設的に向き合うために


    マルクスが示した分析の視角を現代にも使えるツールとして割り切るべきなんちゃうかな

    そうすることで『資本論』は単なるクソ左派の経典として棚に飾られるのではなく

    正しく学術書として現代の複雑な社会を読み解くための便利アイテムになる


    以上や

  • 45125/08/25(月) 08:25:36

    すまんな 
    一度全部話してから質問とかあったら答えよう思ったけど思ったより長引いてもう仕事や…ほな…

  • 46二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 08:28:08

    >>45

    なにっ また時間があればサンディカリズムやアナーキズムについて解説しろ…鬼龍のように…

  • 47二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 08:29:40

    労働価値説はですねぇ……
    ワシがアホほど頑張ってほじった鼻糞が百万円に化けるんですよ

  • 48125/08/25(月) 08:32:07

    >>11

    一応アダム・スミスからありましたよ!

    ​しゃあけどマルクスの独自性はこの二つの側面を「明らかにした」こと自体ではなく

    その二つの側面がどのようにして資本主義社会を動かす「価値増殖」という本質的なメカニズムに繋がるのかを初めて体系的に解明した点にあるんや

    そんなの当たり前では? と感じるのはまさにマルクスのような思想家が過去の経済観念を乗り越えて私たちが当たり前と考えるようになった概念を確立した影響を受けているからやね

  • 49二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 08:36:10

    マルクス…糞
    上との比較ばかりで庶民の生活が楽になっていくのを気づかないんや

  • 50125/08/25(月) 08:37:46

    >>26 が「危機感が湧かない」と感じるのは資本主義が現代社会に深く根差した前提となっていることの表れかもしれないね

    しかしマルクスはその「当たり前」の背後にあるメカニズムを暴いてそれが格差や疎外を生み出す構造を指摘した


    そして資本主義と民主主義の関係も一見不可分に見えるが歴史的・世界的に見れば両者が対立したり…あるいは独裁政治下で資本主義が発展したりするモデルもお隣とかに存在する…


    ​マネモブが「どこからどう疑えばいいのか分からん」と悩むのは思考停止ではなくむしろ本質的な問いかけの始まりや

    その「当たり前」と感じるもの…例えば「労働力」を切り売りする賃金労働の仕組みや市場経済の「公正さ」といった前提を一度立ち止まって考えてみること

    そこにこそ思考の入り口があるのかもしれへんで

  • 51二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 08:37:53

    >>47

    おいおい産出に必要な平均的な労働時間を問題にしてるんだからその例は外れ値でしかないでしょうが

  • 52二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 08:40:01

    このレスは削除されています

  • 53二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 08:41:13

    >>51

    ふぅん 「ムフッこの品目の生産にはこのくらいの時間がかかるのが相場だからそれ相応の価値をつけようね」ということか

  • 54(アナキストモブのコメント)25/08/25(月) 08:41:16

    マルクスって理論家と著述家と運動者の三面があるから著作を読み解くのが面倒を超えた面倒って聞いたことがあるんだよね ちゃんと原典から読んだ1モブは立派っすね.......思想的には合わないっすけど尊敬してるっすよマジでね

    それはそれとて素人が読むには無理を超えた無理なので初心者向けの本があったら紹介した方がいいと思うっす 忌憚のない意見って奴っす

  • 55二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 08:42:43

    朝からこんなスレを見れて嬉しいのが俺なんだよね。

  • 56125/08/25(月) 08:42:44

    >>43

    ククク酷い言われようだな…まあ事実だからしょうがないけど


    一応マルクスがあやふやにしたのは未来を具体的に描きすぎると逆に危険やろって慎重さからなんやで 少しは同情してくれや


    まあその曖昧さが後世の思想家や政治家たちに都合の良いように解釈される余地を与えてしまったのも確かなんだけどね(グビグビ


    ​結論としてマルクスやエンゲルスは資本主義の矛盾を分析する「診断医」としては非常に優れていたが…


    その後の社会の具体的な「処方箋」を明確に提示する道を選ばなかった


    彼らの思想の核心は社会の発展を歴史法則として捉えることにあり特定の理想郷を提示することではなかったからや

  • 57二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 08:42:45

    こう見ると資本主義の問題点の指摘は割と正鵠を得てるが肝心の解決法は大失敗だったって事なんスかね?

  • 58125/08/25(月) 08:44:18

    よしっこれで途中までの質問には答えたと思うぜ
    これ以上はほんとに張り付くことになるからこれで俺はおしまいだ

    後は好きに使ってくれていいですよ

  • 59二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 08:47:34

    >>49

    マルクス=ニート

    調べてみたら なんじゃあこの駄目人間は

  • 60二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 08:47:51

    皆大体理解したかぁ?ほなツァーリを倒してレボリューションするでぇ

  • 61二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 08:48:06

    内容的にマルクス批判が起こりやすいのって資本論よりも共産.党宣言の内容が猿だったからって要素が大きいんスね

  • 62二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 08:48:29

    労働価値説と効用価値説って対立構造なんスかね
    労働の投入量と需要の両方が価格を左右するように思えるのは俺なんだよね

  • 63二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 09:07:31

    >>47

    水とダイヤモンドのパラドクスっスね

    労働はあくまでも供給に関わる一要素であって価格そのものを決める主体は需要なんだ

  • 64二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 09:43:12

    >>1

    キミ グッドスレと認めるネ

  • 65二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 09:49:41

    >>47

    すみません、労働価値説はマルクス主義関係なくアダムスミスとリカードから続いている生産費理論の系譜なんです

  • 66二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 09:53:23

    >>63

    限界学派だァ限界学派がいるゥ まっ水とダイヤモンドの例はそれで極論だからこそ短期と長期によってそれらを折衷したマーシャルが主流になったし、スラッファに至っては古典派を復活させて需要が介在しないモデルで価格決定モデルを成立させたからバランスは取れてるんだけどね

  • 67二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 10:14:37

    >>43

    共産.党宣言で具体的に書いたら猿扱いされたからしょうがないんだよね

  • 68二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 10:16:29

    マルクス…聞いたことがあります
    資本家が嫌いすぎて独裁を超えた独裁を支持したと…
    バクーニン…聞いたことがあります 独裁や政府が嫌いなくせに良き一般市民による反乱分子の掃討や検閲を支持してたと…
    ひょっとしたら共産主義って独裁主義になりやすいんじゃないっすか?

  • 69二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 10:16:30

    >>59

    お言葉ですが調査には莫大な時間がかかるから仕事してないのは当たり前ですよ

  • 70二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 10:18:54

    >>67

    問題点の粗探しだけはやたら得意だけど解決策が猿な奴っているッスよね

  • 71二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 10:20:02

    >>68

    待てよ マルクスはナポレオンのことはめちゃくちゃ嫌いだったんだぜ ボナパルティズムなんてレッテルもあるしな(ヌッ

  • 72二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 10:23:20

    資本主義に重大な問題がある→ウム…
    私的所有の否定・計画経済・暴力革命の肯定→ちょっと待てよ

  • 73二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 10:23:24

    マル経は資本論帝論とガッチリ体系が定まってるのはいいんだけどね 体系が逆に色々窮屈にしてる気もしますねガチでね
    山盛大権現なり宇野鴻一郎あたりの次に大きな影響力を持つ枠組み出せなかったのが辛いですね忌無意

  • 74二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 10:23:33

    >>71

    それはナポレオンがプロレタリアートじゃなかっただけでプロレタリアートが同じことをしたら絶賛するんだよね絶対

  • 75二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 10:25:27

    マルクス経済…聞いたことがあります
    今はアダムスミスと一緒にゴミ箱に捨てられていると…

  • 76二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 10:25:56

    >>74

    ナポレオン3世の支持層だったルンプロへの批判なんかをみるにそういう問題でもないと思われるが…

  • 77二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 10:27:11

    >>74

    ウム…パリ・コミューンは絶賛してたんだよね 怖くない?

  • 78二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 10:28:16

    アカアニキはどうして100年も前の古書を延々と擦るんだ?

  • 79二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 10:28:29

    まあ気にしないで市場には見えざる神の手が働いてなんかいい感じになるはずですから

  • 80二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 10:29:51

    >>78

    思想史上ここを避けるのも問題だと思われるが…

  • 81二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 10:30:17

    >>78

    マルクスの批判が今も解決されずに刺さっとるからやん…

    まあならマルクスの方針がいいかって言うとそうでもないんやけどなブヘヘ

  • 82二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 10:32:34

    >>76

    それは3世がプロレタリアートじゃないのに支持する奴がアホやからや

    パリ・コミューンは絶賛を超えた絶賛だったんだよね

  • 83二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 10:32:36

    ウム…無神論が広がれば現実にしか利益はなくマルクス主義が広がるのも無理はないのだなァ

  • 84二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 10:36:30

    全ての宗教=阿片
    偉大なる指導者に導かれて初めて人類は幸福を得るんや

  • 85二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 10:39:23

    >>84

    ◇この各地に建てられたレーニン像は…?

  • 86二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 10:39:42

    >>78

    今も手放しで全て正しいって言ってるやつは多分いないんだよね

  • 87二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 10:42:25

    まあ気にしないで マルクスがいなければ労働法とか国民皆保険とかなかったかもしれませんから

  • 88二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 10:44:14

    資本主義の中で資本主義のやり方で資本主義の問題点を解消する社会民主主義の手柄を共産主義者が誇るのは欺瞞だ

  • 89二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 10:46:15

    岸信介が共産主義者なのかって話だよねパパ

  • 90二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 10:49:04

    >>88

    しゃあけどそういった政策の背景に共産主義の存在は否定できないわっ

    共産主義内でも革命を放棄した修正主義もいるし全部が全部資本主義の成果というのもまた違うんじゃねえかなと思ってんだ

  • 91二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 10:50:56

    どの経済学者の話も結局ワシら今を生きる人々がツールとして扱えなきゃ意味ないっスよね忌無意
    まっワシはそんな事考えながら生きられるほど頭は良くないし余裕もないのでスレ主モブみたいなしっかり物事考えられる人に丸投げヤンケシバクヤンケ

  • 92二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 10:52:13

    >>91

    だから今のツールとして説明しとるやろうがいおーっ!?

  • 93二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 10:56:05

    文化的マルクス主義...糞

  • 949125/08/25(月) 10:56:49

    >>92

    すまんワシの書き方が悪かったのん…

    ワシが言いたかったのはこういうスレ主モブが解説してくれたようにツールとして扱うということの意識を広めなきゃダメっスよねってことなんや

  • 95二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 10:59:58

    >>94

    ムフッそれならいいのん…こっちこそ強い言葉でごめんなあっ

  • 96二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 11:01:30

    よく異教徒への闘争を肯定してるイスラム教が非難されてたりするけど共産.党宣言はどうなんだって話だよねパパ

  • 97二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 11:13:00

    >>88

    うむ…それがありならみんなキリスト教のおかげなのかって話になるんだなァ

  • 98二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 11:13:41

    >>96

    取り込むか排除するかの違いじゃねえかと思ってんだ

  • 99二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 11:22:35

    >>96

    金さえ払えば許してくれるイスラム教の方が平和的なんだなァ…

    共産主義は資本主義者許してくれないからね まぁ逆は許してくれるんだけどネ

  • 100二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 11:42:10

    ゲイポルノ人権侵害動画で共産主義を学んだのが俺なんだよね
    その結果…資本主義社会では世界の全てがタクヤの射精に変換できることがわかった

  • 101二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 11:49:33

    >>93

    これでも私は慎重派でね、その用語🟧の国会での発言で初めて聞いたから調べてみたよ

    その結果アカデミックな用語ではなく統○教会で使われている用語であることが分かった

    どうして🟧はいきなり国会の場で統○教会の教義を説きはじめたの?

  • 102二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 11:52:29

    >>101

    教えてくれ、逆に統○教会と関わりがないのに統○教会の教義を国会で開陳する人間がこの世に存在するのか?

  • 103二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 11:54:09

    政権をとったk産党がみんなプロレタリア独裁期を永遠に抜けられずにマルクスが規定した「共産主義社会」にたどり着けないで党組織が腐敗して死ぬかとんでもない独裁国家になりがちなのは大丈夫か?

スレッドは8/25 21:54頃に落ちます

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