- 1二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 12:00:07
私はある武士の家系の両親のもと、双子で産まれた。
そして師匠となる男を弟に叩き潰されその才能に嫉妬した。
だがめげることなく私は師匠の下で更なる強さと侍の道を極めようとした。
1人、2人、3人…私の周りには部下が出来た。
そこに鬼がやって来た。仲間と共に闘った。私には勝てる自信があったんだ。
─────だが鬼は強過ぎた。私の部下は次々と殺された。
私自身も鬼との戦いで命を落としたかけた。
そこで再び颯爽と駆けつけた弟が鬼を倒した。私以外に生き残った者は居なかった。
だがそんな事は些事と感じるほどに弟の剣技に嫉妬した。私は妻子を捨てた。私は独りになった。
そこから呼吸を覚え鍛錬を積み重ねても尚日の呼吸を習得できなかった私の悲しみは計り知れない。
その時痛感したのだ。〝頼むから死んでくれ。お前がいると世の断りが狂う〟のだと。
それと同時に理解した。〝どれだけ足掻いても真の天才に敵わない〟〝鬼になることこそが絶対〟なのだと。
鬼になれば奴にも勝てる。奴に勝利すれば全てが手に入る。其処に兄弟の情など不要。
私はそんな弟への途轍も無い強さとその精神性に憧れたのだ。 - 2二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 12:01:42
お前重いんだよ!
- 3二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 12:02:36
勝てましたか?
- 4二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 12:02:42
ちなみに鬼になって勝てましたか?
- 5二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 12:03:10
- 6二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 12:04:25
- 7二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 12:08:02
黙れ!貴様に縁壱の何がわかる!
- 8二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 12:12:59
- 9二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 12:16:50
どっちに対する死体撃ちだよ……
- 10二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 12:18:08
ところで懐にある笛の話なんですが
- 11二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 12:18:18
隙あらばジブン語りとは、お労しや
- 12二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 12:20:02
其処に兄弟の情など不要。
本当にそうか? - 13二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 12:29:59
お労しや……
- 14二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 14:38:09
弛まぬ鍛錬の末に月の呼吸を編み出すとは流石は兄上です
- 15二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 15:49:58
だからってよそ様の弟と子孫の双子の弟を真っ二つにする奴があるか!!!
岩柱も弟だから真っ二つにしような。