- 1二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 19:24:41
- 2二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 19:26:10
先生のCVは中村悠一だな
- 3二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 19:33:35
さすおに
- 4二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 19:36:34
ナギサ
「キヴォトスに来た時点で連絡していただければよかったのに…」
〝ミカにサプライズしたくてね〟
ナギサ
「それで約束の時間より早く私のところへ訪れたのですね」
「今紅茶をお入れします」
〝いいよいいよ。私が入れるから〟
〝ナギサは座ってて〟
ナギサ
「ありがとうございます」
(ナギサ…昔はナギちゃんと呼んでいただいていましたが、お兄様も立場がありますから) - 5二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 19:39:09
よさナギ
- 6二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 19:51:43
〝……ナギちゃん、今疲れてるでしょ?〟
ナギサ
「…どうしてですか?」
〝目元のくま〟
〝どれだけ上手くお化粧しても、僕は誤魔化せないよ〟
ナギサ
「……考えなければならないことが多すぎて」
「何が、誰が信じられるのか分からないんです」
「周りの全員が私を蹴落とそうとしている」
「気付けばそんなことばかり考えて……」
〝誰も信じられなくなったんだね〟
〝じゃあ、まずは僕がナギちゃんを信じる〟
ナギサ
「お兄様…」
〝…エデン条約〟
〝必ず成し遂げよう。ナギサ〟 - 7二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 19:53:06
どうでもいい理由で連絡しなかったくせにどの口が……
- 8二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 20:17:39
ミカ
「シャーレの先生かぁ…」
「どんな人なんだろう?」
少しだけ期待をして、やめた。
期待したところでもう変わらないから。
ミカ
「ナギちゃんおはよう!…………えっ」
〝久しぶり。ミカ〟
「お兄、ちゃん…なんで……?」
今、一番会いたくない人が目の前にいる。
シャーレの先生はお兄ちゃんだった?
胸の動悸が早まる。
色々な感情が溢れて止まない。
ミカ
「……お兄ちゃんのバカバカバカ!!」
「もしもキヴォトスに来るときは連絡してって言ったじゃん!」
〝ごめんごめん。サプライズだよ〟
ミカ
「……もっと早く会いたかった」ギュッ
〝おいおい泣くことはないだろ〟
ミカ
「ほんっと、バカなんだから…」 - 9二次元好きの匿名さん25/08/25(月) 20:32:09
ミカ
「ごめん、ちょっと席外すね?」
「先にナギちゃんとお兄様で話してて」
そう言って逃げるように外に出た。
お兄ちゃんの顔はまともに見れなかった。
見れる訳もない、あんなことをしておいて今更顔を合わせるなんて出来ない。
ミカ
「こうなるなら、やらなきゃよかったな…」
後悔先にたたず。
今になって誰が許してくれるのだろうか。
ミカ
「お兄ちゃん……」
一番駄目だ。
友達とちょっと喧嘩してちゃって…なんて話じゃ済まない。なにより……
ミカ
「お兄ちゃんに嫌われたくない……」