- 1二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 13:41:48
ウスイ「カルデアよ！ 俺は帰ってきた！！」
ぐだ男「なんで？？」
ウスイ「なんでってマスター酷い！ クソ雑魚サーヴァントなんていないほうがいいと！？」
ぐだ男「いやそうじゃなくて……ウスイが一番活躍しそうな夏コミでしょ？ なんで現れなかったの？」
ウスイ「逆にクソ忙しいからカルデアに来る余裕がなかったんだよなあ。ウスイホンの擬人化なので」 - 2二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 13:42:51
- 3二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 13:44:39
ウスイ「夏といえば海。海といえばコミケ。コミケと言えば俺」
ぐだ男「海からコミケに繋がる理屈がわからない」
ウスイ「ヒント、ハワイのサバフェス」
ぐだ男「困った、言い返せない……」
ウスイ「それでマスターよ、俺がいない間に童貞は卒業できたか？」
ぐだ男「してないよ！？」 - 4二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 13:47:34
ぐだ男「ねえねえウスイ。なんか変なカタログがカルデアに出回ってて、作者に「ウスイ」って書いてあるんだけど」
ウスイ「俺のサービスカタログのことか？ 受け身で構えてても新規顧客が増えないから宣伝することにしたんだよ」
ぐだ男「……これ、サービス表なの？」
ウスイ「そうだが？」
ぐだ男「…………巻末にある名状しがたい形状の数々は」
ウスイ「販売してるマジカルちんぽのサンプル画像」
ぐだ男「これが！？」 - 5二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 13:52:40
ぐだ男「ゴン太は解る」
ウスイ「オーソドックスだな」
ぐだ男「極小も需要があるのは知ってる」
ウスイ「処女性大事な方々に人気です」
ぐだ男「触手もまあわかる」
ウスイ「カルデアじゃあ触手に馴染みのある英霊多いから一般性癖よ」
ぐだ男「けど、この……何？ 油圧ハンマー型って」
ウスイ「見ての通りだが？」
ぐだ男「見ての通りすぎて怖いよ！？ こんなの性行為に使ったらけが人出るでしょ！？」
ウスイ「そこまで言うならリクエストした並行世界のマスターのお相手に、意見聞きに行こか？」
テノチティトラン「い、いけませんトラマカスキ！ こんな淫猥な……！ ああ、けど……」ｺﾞｸﾘ
ウスイ「聞いての通り評判は非常によろしいです」
ぐだ男「うわお」 - 6二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 13:58:57
テスカトリポカ「驚いた。カルデアにはこんな胡乱な英霊も存在するのか」
ウスイ「まあポカニキからしたら興味のわかない英霊よね、俺って」
ぐだ男「その割に親しげだね」
ウスイ「色んなカルデア回ったけど、ちょくちょく関わるしね。テノチ挟んで色々と」
テスカトリポカ「ほう……闘争と無縁な存在が、俺とどう関わると？」
ウスイ「薄い本に関してよく聞かれる。銃感連の同人誌とか興味あるっしょ？ 見る側でも作る側でも」
テスカトリポカ「――話を聞こうか」 - 7二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 14:06:08
ぐだ男「カタログ一通り読んでて凄いサービス見つけたんだけど？」
ウスイ「おお。マスターもとうとう童貞卒業か……」
ぐだ男「しないよ！？ 俺が聞きたいのはこれ！」
マシュ「……『英霊妊娠出産サービス』？」
ウスイ「おお、それか！」
ぐだ男「していいの！？ っていうか出来ていいの！？」
ウスイ「そうは言うがマスター。肉体関係を結んだ恋人同時の行き着く先は妊娠出産だぞ？ 極々自然な流れ！」
ぐだ男「そっちじゃなくてサービスの内容！ 「妊娠中もチョメチョメ可能」ってどういう事？？」
マシュ「妊娠中の……！？ ぼ、母体が危ないじゃないですか！！」
ウスイ「マスター、冷静になれ。俺はウスイホンの擬人化だ」
ぐだ男「それは知ってるけど」
ウスイ「ウスイホンで妊婦とアレコレなんて珍しいジャンルじゃない」
マシュ「十分ニッチなジャンルではないでしょうか？」
ウスイ「ニッチかどうかは兎も角、妊婦でチョメチョメしても母子ともに平気な本が多いのは事実！ その事実を拡大解釈して母子を強力に守護するシステムとして組み込んだのだ！」
ぐだ男「……需要あるの？」
ウスイ「割とメジャーよ？」 - 8二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 14:14:42
ウスイ「まあクソ雑魚サーヴァントの守護なんで戦闘には耐えられないけどね」
マシュ「妊婦を戦闘に出すのは可能不可能以前の問題ではないでしょうか」
ぐだ男「並行世界の俺、拗らせてるなあ」
ウスイ「マスターだけじゃないぞ？ ぐっさんとかブリュンヒルデとか夫婦サーヴァントはお得意様だよ。戦闘以外の不測の事態ならなんとかなるし、安全な出産サービスとして人気」
ぐだ男「そっか。サーヴァント同士でも出来るんだ」
ウスイ「一部から反感が多いのも事実だけどね」
マシュ「やはりサーヴァントが戦闘不可能になるのは……」
ウスイ「うんにゃ、その夫婦の子供さんからのクレームが多数」
ぐだ男「あ、そっち！？」
ウスイ「アスラウグちゃんとか頭抱えてたなあ。親の生々しいあれこれなんて知りたくなかったって」 - 9二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 14:23:06
ウスイせんせー！ 前回脅しで暴露するとか言ってた別世界のロリンチとか、どんな感じだったんですかー？
- 10二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 14:25:49
ダンテ「フフ……」
ウスイ「ごめん無理」
ダンテ「フフ……まだ何も言ってない」
ウスイ「だってダンテの俺へのリクエストなんてどの世界でも同じだし。元霊召喚サービスでベアトリーチェ召喚してほしいんじゃろ？」
ダンテ「わかってるのなら話早い……」
ウスイ「いや、だから無理なんやて。俺、英霊としてクソザコナメクジだから、互いの承認がないと召喚できないのよ。抵抗されて」
ダンテ「つまり？」
ウスイ「横恋慕あるいは片思いには役に立ちません」
ダンテ「…………」ｷﾗｷﾗｷﾗｷﾗ
ぐだ男「ダンテ！？ 無言で退去しないで！？！？」 - 11二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 14:31:27
ぐだ男「前はすごいリソース必要なんじゃなかったっけ。サーヴァントの妊娠出産」
ウスイ「あの後俺も成長したのさ。「互いの承認」という条件付きじゃあるがな」
ぐだ男「承認必要なんだ」
ウスイ「でないと既成事実作ろうとするサーヴァントメッチャ多いからね！」 - 12二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 14:38:20
ぐだ男「あれ？ けどウスイって成長しちゃ駄目なんじゃ……黄金比がどうとかって」
ウスイ「ふふふ。とある神へのつてがあってじゃな。その人の強力でなんとかバランス保ったまま進化できた！」
ぐだ男「おお！ すごい！」
ウスイ「戦闘力はクソ雑魚のまんまなんだけど、それで出来ることが増えたのは嬉しいことだ！」
ダ・ヴィンチちゃん「ちなみにどんな神様なんだい？」
ウスイ「オーディン」
ぐ＆マ＆ダ「ああ……」
ウスイ「うんまあ、お察しの通りワルキューレ全員妊娠事件のお詫びみたいな？」 - 13二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 15:55:56
ウスイ「ビショーネちゃんおるじゃろ？ 俺、あの子にシンパシー感じてねえ」
ぐだ男「なんで？」
ウスイ「俺、ありとあらゆる「薄い本」の概念英霊。あの子、ありとあらゆる「逸話のドラゴン」の概念英霊」
マシュ「言われてみれば……」
ウスイ「ちなみに彼女をはじめとしたドラゴン要素の強い英霊は漏れなく産卵性癖がついてくる」
ぐだ男「いきなり話が明後日の方向に飛んでいった」
ウスイ「事これに関して竜としての強弱は関係ない！ ティフォンやメリュ子も漏れなk」
テュフォン「「虚空廻天す竜の杯」！！！！」
メリュジーヌ「「誰も知らぬ、無垢なる鼓動」！！！！」
ウスイ「ｱｰｯ」
ぐだ男「何でウスイは天丼ネタと分かってて繰り返すんだろうね」
マシュ「薄い本の英霊としての本能なのかもしれませんね……」 - 14二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 16:08:56
スカサハ「創作物の中には、私を遥かに凌ぐ猛者もいるのか？」
ウスイ「いるよー。アンタの目で追えないくらい速いのとか、無限に湧き出る雑兵の山とか、ワンパンKOするゴリラとか」
スカサハ「ほほう、そいつを出せるか？」
ウスイ「んにゃ、無理」
スカサハ「魔力や規格の問題ならサポートするが」
ウスイ「そうじゃなくて、実際に出そうにも大抵そういう細かい戦闘はオミットされてるのよ。書いてねぇトコはこっちの世界に引っ張り出しても再現できねぇのさ」
スカサハ「何だつまらん」
ウスイ「ついでに言うと負けたお前は大抵カルデアに牙剥いてマスター殺すから絶対にやらん」
スカサハ「私もしかすると打ち負かした相手に嫁入りするアマゾネスの亜種と思われているのか？」
ウスイ「だってケルトだし」
スカサハ「ぬぅ、ケルトだからか」 - 15二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 16:23:03
ケルトだからね
- 16二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 16:57:11
ぐだ男「師匠がそんな事するようには思えないっていうか、ウスイの召喚した存在に負けるってのが信じられないんだけど」
ウスイ「ああ。完全にそれを言い訳にしてマスターに試練（）与えてただけだぞ」
クーフーリン（術）「そんな事じゃね―かとは思った」
ウスイ「なんだったら俺も竿役も置いてけぼりだったからなあの時は」
スカサハ「なんだつまらん」
ウスイ「もしもしサポセン？」
クーフーリン（術）「うちはワルキューレのサポセン代理であってケルトのサポセンじゃねーよ」 - 17二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 17:10:51
ケルトって負けたら番みたいなとこじゃないのか…
- 18二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 20:16:34
有珠「依頼が――」
ウスイ「無理っす」
有珠「まだ何も言ってないのだけれど」
ウスイ「いやあ。有珠さんの願いとかどの世界でも同じなもんで……草の字と仲良くする夢をご所望でしょ？」
ぐだ男「夢？」
ウスイ「淫 夢の延長線上で好きな内容の夢を見せるサービスです。元はエロなんだけどピュアッピュアなリクエストが多い」
ぐだ男「ウスイのサービスってそんなのばっかだね」
有珠「それで、何が無理なのかしら？ 理由があるなら排除するわ」
ウスイ「怖い怖い。単純な話で、普通にサーヴァントとして現界してる相手との夢は、俺のクソザコスペックが足を引っ張ります。この夢はいわば相手の情報を好き勝手するって事で、俺に秘密裏にそういう事を出来るスペックはなくてどうしても相手の精神に影響が出る――具体的には相手の夢と混線しちゃいます」
有珠「え」
ぐだ男「つまり、有珠が草十郎とそういう夢を見たがったことが解っちゃうって事？」
ウスイ「そういう事。それでもいいなら見せるけれども」
有珠「………………………………………………………………そういう事なら仕方ないわね」
ぐだ男「すっごい熟考した」 - 19二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 21:36:54
ぐだ男「なんでウスイってしょっちゅう顧客の情報漏らすの？ コンプライアンスとかは……」
ウスイ「前にも言ったけど俺そのへんの感覚薄くてなぁ……まあそれだけじゃないんだが。マスター超今更だが俺のクラススキル見てみ」
ぐだ男「……！？ 狂化EX！？」
ウスイ「ぶっ飛んでるっていう意味じゃなくて方向違いって意味でのEXな。このおかげで守秘義務とかそういう堅苦しいのより性癖その他むき出しトークしたい！ って欲求が勝ってしまう」
ぐだ男「なんでウスイにこんなスキルが」
ウスイ「全年齢ならいざ知らず、成人向け同人誌なんてもの狂ってなきゃ書けんだろ」
ぐだ男「曇りなき眼！」 - 20二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 22:35:44
ぐだ男「ウスイの狂化についてアンデルセンとシェイクスピアに聞いてみたんだ」
マシュ「創作サーヴァントの代表格のお二人ですね」
アンデルセン「ウスイに狂化ぁ？ ハッ！ そんな者、ない方がおかしいだろう！」
シェイクスピア「商業作品ならばいざ知らずかの英霊は薄い本の擬人化！ である以上狂化スキルの存在は必然！」
アンデルセン「商業作品ならブレーキを効かせて大衆受けを考えねばならんが……薄い本ならしがらみなど一切なしの本能の赴くまま！ 狂っていなければ始まらんだろうさ！」
ぐだ男「こんな感じで全面的に認めてたよ」
マシュ「薄い本は狂化スキルとセット運用されるものなのでしょうか……！？」 - 21二次元好きの匿名さん25/08/27(水) 01:16:19
スルーズ「貴方は薄い本だけのサーヴァントなのですか？」
ウスイ「同人ゲームならバリバリ許容範囲だから出せるっちゃ出せる」
オルトリンデ「まだ何も言ってないんですが……」
ウスイ「どの世界の(ry」
ヒルド「私達そんなわかりやすい？」
ウスイ「まあサーヴァントってそういうもんだし。ただ同人の恋愛ゲームはなあ……尖ったの多いぞ？」
スルーズ「私達もワルキューレです！ 色ごとに対する免疫はあります！」
1時間後
スルーズ「」
オルトリンデ「」
ヒルド「」
ぐだ男「ｳﾜｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧ！？ ワルキューレのみんなが全滅してるぅ！？ サポセン！ サポセーーーーーーン！？」
ウスイ「だから言ったんだよ……同人ゲームだから性癖も突き抜けて尖ってるんだって」 - 22二次元好きの匿名さん25/08/27(水) 01:41:41
懐かしいのが戻ってきた……
- 23二次元好きの匿名さん25/08/27(水) 01:47:12
スルーズ「ﾊｺ……ﾊｺ……」
オルトリンデ「ﾂﾎﾞ……ﾂﾎﾞ……」
ヒルド「ﾏﾗﾘ……ﾏﾗﾘ……」
ぐだ男「い、一体みんな何を見たの！？」
ウスイ「性癖の深淵、かな」