- 1二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 21:56:19
- 2二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 21:58:00
こう思ったきっかけは扉の塔を読んでいて、あれ……おい五十嵐、絶対に負けられないとか勝ちさえすればいいとか考えてるけど、おまえ最初から最後まで夢子が有利になる様に動いてね?となったこと。
- 3二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 21:59:34
扉の塔はクイズゲームみたいな感じだけど実際は先手有利のゲーム。最適解でやれば中央階段があろうが無かろうがどう足掻いても先手が勝利する。
パターンとしては以下の4つと中央階段を合わせたのがある。
5F→4F→3F→2F→1F 4回
5F→4F → 2F→1F 3回
5F → 3F→2F→1F 3回
5F → 3F →1F 2回
最速で2回(相手の手番も合わせると4回)で5階から1階に降りれる。
そして最速で降りた場合そこから5階に戻るのは中央階段を使える - 4二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 22:01:54
例えば
夢子 ① ③ ⑤☆(中央階段が開く)
5F→3F 3F→1F 1F→5F
最速3ターン、清華のも合わせると5ターンで終わる。
中央階段を使わない場合も先手の夢子が最適解だけを選んだら後手の清華は絶対に勝てない。 - 5二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 22:04:54
逆に言えば原作の夢子が中央扉を開けた時の清華は最初に2階降りて(原作では一階だけ降りていた)、さらに中央扉を開けるなんて事をせずに真っ直ぐ帰るだけで勝っていた。
- 6二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 22:15:25
原作では
夢子 ① 5F (中央扉) ③ 5F (側面扉) ⑤☆? ⑦? ⑨ 1F ⑪☆1F→ 5F
清華 ②* 5F→4F ④ 4F→2F ⑥ 2F→1F ⑧* 1F (中央扉) ⑩ ⑫ ⑭5F
という結果だった。(間違ってたらすまん)
↑分かりづらいが(*)に注目して欲しい(②と⑧)清華は勝敗を分ける大事な場面で常に負ける選択を取っていた。
清華は合理的、理で動くみたいに言われてるけど扉の塔の清華の行動はどう見ても合理だけで動いてるよみたいな感じではなくむしろ逆に感情的で短絡的に感じすらした。 - 7二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 22:23:55
だから逆にこう考えてみることにした、わざと負けたのではと?
そして負ける様に動いていたという視点で扉の塔の清華の行動を考えてみると清華は途端に非常に合理的に動いていた事になった。
②の最初の一手で自分の勝利の確率を著しく下げる、ほぼ負けの詰みの一手を打った。
さらには⑧の中央扉を開ける所、これは万に一つも勝たない為に開けたようにしか見えない。
絶対に負けるぞという強い意思を感じる。
なんで、そんな事をしたのか?頑張って考えてみた。
まず、扉の塔のギャンブルは負けたら清華は会長との関係を、夢子はギャンブルを失う。
さらに負けた方が塔から飛び降りるという誰も得をしないギャンブルである。(夢子と会長は最高に楽しいけど)
勝った時に得るものはなく、強いて言うなら夢子が負けて失うものによって間接的に清華〘(表面意識)以下(表)〙にとっての報酬を得られる。
問題は清華〘(潜在意識)以下(裏)〙にとってはそれが報酬どころか、失いたくないものの可能性があること。
(※この考察では清華は表面上の人格とは別に潜在意識?無意識?とも呼ぶべきものが強く行動に表れる、潜在意識は目的の為に清華の思考を誘導、汚染したりすることがあることを前提としています) - 8二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 22:41:41
扉の塔は清華の会長の一番に成りたいという想いと会長を脅かす夢子への危惧から始まり、最後に初心を思い出した清華が会長の側に居られればそれでいいとなった。清華の本当の願いは会長の側にいる事。……本当にそうか?
五十嵐清華の望みは何んだ?
会長の一番になること?
会長の一番側にいること?
いや、違う、それも合ってはいるだろうけど最初の最初に清華が会長の側にいたいと想った理由は【会長のギ・ャ・ン・ブ・ルを一番そばで見ていたいから】という理由だったはず。
それが今も変わっていないとしたらどうだ?
清華は会長のギャンブルならなんでもいいのか?
それは違うと考えられる、清華は「自分には絶対にできない」会長のギャンブルに惹かれている。(自分には絶対に出来ないならせめてそれが出来る貴方のギャンブルを一番隣で見ていたいみたいな事を確か言ってたはず)
清華は会長のギャンブルなら何でもいいのではなくギャンブルに質を求めている。
そしてその為には会長とそれ相応のギャンブルが出来る相手、その相手と会長、両方にとって相応の掛け金(リスク)が必要。
こう考えてみると清華(裏)にとって夢子がギャンブルをできなくなる(負ける)ことは看過できないことになる、
やっと見つけた会長の脅威になりえる絶好のギャンブル相手が会長とギャンブルをするのを見れなくなってしまう。
がしかし、それで自分が死んでたら元も子もない、会長の至高のギャンブルが見たいのにその為に死んだらギャンブルが見れなくなる。
流石に清華(裏)も自分が死ぬならわざと負けようとはしなかっただろう、なのでこう考えてみた清華(裏)は最初の夢子が中央扉を開いた①ターン目の時点で塔の仕組みと飛び降りても死なない扉がある事に気づいていた。
というのも夢子が中央扉を開いた時点で気づくヒントは出揃っていた。
まず会長の運が良ければ生き残れる発言、側面の扉の数字、床の扉の答えと降りれる階、通れなくなった中央階段。
これらがあればあの時点で気づく事は可能、ただそうすると清華(裏)がとんでもない化け物になるけど。
でもあくまで無意識だから目的の為には文字どうりどんな犠牲も厭わない機械的なところがあり、それが人格にとっては致命的な精神ダメージやコレジャナイ感に繋がっていくと。
こう結果よければ全てよしを地で行く感じ。 - 9二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 22:45:46
さぁ、こう考えると清華(裏)にとって扉の塔のギャンブルは
1.負ければ会長との関係(もう一度接触するなとは言われていない)と塔からのダイブ
2.勝てば夢子と会長のギャンブルを失う
という何も得られないのにどちらを選んでも何かを失うマイナスだけの碌でもないゲームになる。
そしてこの2つの選択の天秤は夢子のギャンブルに傾いた。
以上によって五十嵐清華の潜在意識の勝利条件は蛇喰夢子の勝利ということになった。
つまり扉の塔はギャンブルを楽しむ夢子VS絶対に負けるわけにはいかない清華(表)VS絶対に負ける(勝つ)わけにはいかない清華(裏)による3陣営?の戦いだったのである。
若干、清華(表面意識)が清華(潜在意識)さんの掌の上だった感があるけど
(五十嵐清華の望みについては完全に個人の妄想だよ) - 10二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 22:51:23
ここからは完全におまけというか妄想なんだけど賭ケグルイで五十嵐清華はその生涯でまだ一度もギャンブルと言うものをした事はないんじゃないかと妄想してみる。
例え清華、本人がギャンブルをしたくても全てを知ってしまいそれによりある程度未来の展開も予測出来てしまう。
更に自動的に自らの真の願い・一番の目的を叶える為の最適解を自分が自覚して分かっていなくても息を吸うように自然にとる、とってしまう、その過程でどんな事が起きても自分がそれをしたくないと思っていても。
息を止めることは意識的にしないと出来ないしずっと止めると死ぬのと同じようにそれは当然の事のように生まれた時から起きていることで清華はそれをしている事すら自覚出来ていない、清華が清華である限り無くなることのないもので
そんな清華はギャンブルなんてどれだけ本人が望んでも出来ない。
こう、清華ってギャンブルが嫌いみたいだけど…よく考えるとそれはちょっと可笑しくねってなる。
好きの反対は無関心って言葉があるぐらいだし清華のキャラなら寧ろ関心がないですみたいな感じだと思ってた。
妄に狂気的なまでに勉強しかしてこなかったと言われる清華にギャンブルが嫌いと思うぐらいの関心があったのかって、
それでよく読み返してみると中等部清華が会長のギャンブルが凄い、好きみたいなことを言ってて。五十嵐さてはお前ギャンブル大好きだな?それも人がやってるのを見るだけで大興奮するぐらいには好きだな!?ってなった。
ズバリお前が嫌いなのは自分にとってギャンブルにならないギャンブルだ!!。
もっというと先のわからない、理解できないもの!!
清華が簡単に分かってしまうもの、結末が予測できるもの、退屈が嫌いで、面白いものや分からない事にワクワクする性質である可能性は高いと思う。
それはそれとしてただ単に会長が一番で最終的に会長の楽しめるような結果になるように動いたというのもすごくいい。
こうやって考えて見ると清華も案外会長と同じで自分が理解できない、知らないことが好きなのかもしれない…、この似たもの主従め。 - 11二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 23:27:31
中等部清華が会長とリリカを見抜いてたけどあれロリ会長のどちらが私でしょうか?よりもはるかに難易度が高い気がする。
①双子である事を知らない。
②会長はもちろん副会長とも知人ではない。
③目の前に2人いる訳でもないから比較も出来ない。
寧ろそこからどうやって見破ったの?ってなる。
合理や理の女みたいに扱われてるけど賭ケグルイで一番ファンタジーなのはお前じゃね?ってなる。
なにげに極限まで高まった科学は魔法と見分けがつかないみたいな感じの事してない?
五十嵐「均一?……同一じゃないなら意味ないのでは?」ぐらいの無法を感じる。
扉の塔のあとに目にハイライトが宿ったのもなんかこわい。
普通に受け取るなら会長との絆なんだけど…、
たまに本当に全国模試主席か?って思うぐらいにアホになるのも精神汚染されてる様にしか見えない。
清華って票を買い集めてたときに家畜のプレートをぶら下げてた生徒を見て他はえ?ってなったのにスルーして買ってることになるんだよね。
途中で気づきそうなものなのに……家畜たちは票を売りに来た時、別に家畜である事を隠してたわけでもないし、違和感も感じてないのはちょっとゾッってなる。
金庫の3000億にしてもそう。
さらに夢子がもう会長とはギャンブルできないって確信してたのもよく考えるとなんで?ってなる。できないかも知れない、まだ可能性があるかもとは微塵も考えず、絶対にもう無理みたいな反応なの…あの時点ではまだどうにでも出来そうなものなのに。
会長もなんで夢子がこんなことを?って考えてたから断られた時点でギャンブルが出来なくなったとは選挙のあとも考えてない訳で。 - 12二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 23:39:31
会長と夢子って似てる感じがあるけど、実は清華と夢子の方が根のところと言うか本質的なものが似てたりしてね。
目的の為ならどんな犠牲も厭わないみたいな。
夢子はそれがギャンブルだっただけ。
むしろ夢子の方が自覚や他人を巻き込まない様に配慮してるところがある。
清華が夢子に言った言葉って全部そのまま清華にブーメランしてそう。
特に疫病神とか。
夢子と鈴井の関係はあくまでも対等にを大事にしてて。
会長と清華の関係が主従なの、なにかありそうでいいよね。
今、気づいたけどキラキラネームや個性的な名前が多い賭ケグルイで鈴井涼太と五十嵐清華って2人とも結構普通の名前をしてる。 - 13二次元好きの匿名さん25/08/26(火) 23:58:35
きよかって名前の筈が文字汚くてさやかって読まれた結果さやかになった五十嵐清華さん好き。
こういうラスボスポジの側近キャラにラスボスキャラからもちゃんと矢印向いてるのが珍しくて有り難くて好き。読者の選ぶ好きなコンビでも第一位取ったし。