お前達にも教えよう。狛治の〝強さ〟への執着の理由を。

1二次元好きの匿名さん25/08/27(水) 14:20:16

狛治はある病気で父親を亡くしたんだ。
そして師匠となる男に助けられ一命を取り留めた。
それから狛治は師匠の下で更なる強さと正しい道を極めようとした。
1人、2人、3人…狛治の周りには仲間と恋人が出来た。
そこに奴がやって来た。仲間と共に闘った。狛治には勝てる自信があったんだ
─────だが奴は卑怯すぎた。狛治の仲間は次々と毒殺された。
狛治の師匠と恋人までも奴との戦いで命を落とした。狛治は独りになった。
信頼していた連中に先立たれた狛治の悲しみは計り知れない。
その時痛感したんだ。〝信頼など無価値〟だと。
それと同時に理解したのさ。〝強さこそ正義〟〝強さこそ絶対〟なのだと。
勝てば周りがついて来る。勝利すれば全てが手に入る。其処に感情など不要。
俺はそんなジレンの途轍も無い強さへの渇望とその孤独心に惚れたんだ。